JPH11221286A - 医療用チューブ - Google Patents
医療用チューブInfo
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- JPH11221286A JPH11221286A JP4064014A JP6401492A JPH11221286A JP H11221286 A JPH11221286 A JP H11221286A JP 4064014 A JP4064014 A JP 4064014A JP 6401492 A JP6401492 A JP 6401492A JP H11221286 A JPH11221286 A JP H11221286A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/0021—Catheters; Hollow probes characterised by the form of the tubing
- A61M25/0023—Catheters; Hollow probes characterised by the form of the tubing by the form of the lumen, e.g. cross-section, variable diameter
-
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- A61M25/0054—Catheters; Hollow probes characterised by structural features with regions for increasing flexibility
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- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 医療用チューブを断面偏平形とする。
【効果】 プッシュアビリティー,トラックアビリティ
ー,クロスアビリティーのいずれにおいても優れ、血管
等の複雑に屈曲する脈管にも容易に挿入することができ
る医療用チューブが得られる。
ー,クロスアビリティーのいずれにおいても優れ、血管
等の複雑に屈曲する脈管にも容易に挿入することができ
る医療用チューブが得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脈管に生じた病変の検
査,診断,治療等に使用する医療用チューブに関する。
査,診断,治療等に使用する医療用チューブに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、医療の分野においては、消化管,
血管等の体管腔(脈管)に生じた病変を検査,診断,治
療するに際しては、外科的方法,すなわち病変部を直接
切り開く方法はなるべく採らずに、医療用チューブを用
い、該医療用チューブを管腔内に挿入して病変部に到達
させる方法が多く採用されるようになっている。
血管等の体管腔(脈管)に生じた病変を検査,診断,治
療するに際しては、外科的方法,すなわち病変部を直接
切り開く方法はなるべく採らずに、医療用チューブを用
い、該医療用チューブを管腔内に挿入して病変部に到達
させる方法が多く採用されるようになっている。
【0003】たとえば、医療用チューブを用いて、病変
部へ薬剤を注入したり、先端部にシェーバー等の器具が
取り付けられた医療用チューブによって病変部の切除,
胆石の除去を行ったり、あるいは医療用チューブ内に受
像用光学レンズと導光用光ファイバーを収容してなる内
視鏡によって消化管内等を観察することは、既に一般的
な治療,診断行為として定着している。
部へ薬剤を注入したり、先端部にシェーバー等の器具が
取り付けられた医療用チューブによって病変部の切除,
胆石の除去を行ったり、あるいは医療用チューブ内に受
像用光学レンズと導光用光ファイバーを収容してなる内
視鏡によって消化管内等を観察することは、既に一般的
な治療,診断行為として定着している。
【0004】また、最近では、循環器系等の診断,治
療,すなわち、造影剤の注入,血圧測定,血管内壁にア
テロームが蓄積することによって起こる血管狭窄の治療
等においてもこのような医療用チューブが使用されるよ
うになっている。特に、血管狭窄の治療は、従来、バイ
パス手術と称される大掛かりな手術によって行われ、術
技が困難であるとともに患者自身に苦痛を強いるもので
あったが、医療用チューブを用いることにより、比較的
簡易な術技で人体にほとんど傷をつけずに治療を行うこ
とができる。
療,すなわち、造影剤の注入,血圧測定,血管内壁にア
テロームが蓄積することによって起こる血管狭窄の治療
等においてもこのような医療用チューブが使用されるよ
うになっている。特に、血管狭窄の治療は、従来、バイ
パス手術と称される大掛かりな手術によって行われ、術
技が困難であるとともに患者自身に苦痛を強いるもので
あったが、医療用チューブを用いることにより、比較的
簡易な術技で人体にほとんど傷をつけずに治療を行うこ
とができる。
【0005】たとえば、先端部にシェーバーが取り付け
られた医療用チューブによってアテロームを切除する,
あるいはレーザ光導光用光ファイバーが収容された医療
用チューブを用いてアテロームを蒸散する方法が知られ
ている。さらには、血管内に挿入した医療用チューブ内
に細い風船のついたバルーンカテーテルを挿入してアテ
ローム部に到達させ、バルーンカテーテルを膨張させる
ことによって狭窄した血管内腔を押し広げる方法も提案
されている。
られた医療用チューブによってアテロームを切除する,
あるいはレーザ光導光用光ファイバーが収容された医療
用チューブを用いてアテロームを蒸散する方法が知られ
ている。さらには、血管内に挿入した医療用チューブ内
に細い風船のついたバルーンカテーテルを挿入してアテ
ローム部に到達させ、バルーンカテーテルを膨張させる
ことによって狭窄した血管内腔を押し広げる方法も提案
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記検査,
診断,治療において使用される医療用チューブとして
は、こしが強く押し込み可能であること(プッシュアビ
リティー,push−ability)、術者の手元で
の操作が先端部にまで伝わり、先端部の角度が自由に変
えられること(トラックアビリティー,track−a
bility),脈管内を円滑に通過できること(クロ
スアビリティー,cross−ability)が必要
である。特に、血管等の複雑に屈曲している脈管に挿入
する場合には、上記性能が厳しく要求される。
診断,治療において使用される医療用チューブとして
は、こしが強く押し込み可能であること(プッシュアビ
リティー,push−ability)、術者の手元で
の操作が先端部にまで伝わり、先端部の角度が自由に変
えられること(トラックアビリティー,track−a
bility),脈管内を円滑に通過できること(クロ
スアビリティー,cross−ability)が必要
である。特に、血管等の複雑に屈曲している脈管に挿入
する場合には、上記性能が厳しく要求される。
【0007】ここで、従来より使用されている医療用チ
ューブは一般には断面略円形であって、このような断面
略円形のチューブにおいて、こしを強くするには、チュ
ーブを肉厚にする,チューブ自体を太くする必要があ
る。
ューブは一般には断面略円形であって、このような断面
略円形のチューブにおいて、こしを強くするには、チュ
ーブを肉厚にする,チューブ自体を太くする必要があ
る。
【0008】ところが、断面略円形のチューブを単に肉
厚にしたり、チューブ自体を太くすると、しなやかさが
不足し、操作がし難くなる。また管内の通過も円滑性が
なくなり、特に病変部を有する狭窄な部分では通過が困
難となる。通過性は、チューブを細くすることによって
向上するが、チューブを細くすると、今度は、こしが弱
くなるとともに復元力が弱くなり、プッシュアビリティ
ー,トラックアビリティーが劣化する。
厚にしたり、チューブ自体を太くすると、しなやかさが
不足し、操作がし難くなる。また管内の通過も円滑性が
なくなり、特に病変部を有する狭窄な部分では通過が困
難となる。通過性は、チューブを細くすることによって
向上するが、チューブを細くすると、今度は、こしが弱
くなるとともに復元力が弱くなり、プッシュアビリティ
ー,トラックアビリティーが劣化する。
【0009】このように断面略円形のチューブでは、プ
ッシュアビリティー,トラックアビリティー,クロスア
ビリティーの両立が困難であり、十分満足のいく性能が
得られない。また、チューブにワイヤーメッシュを入れ
てプッシュアビリティーを向上させる、チューブの回り
にコーティング剤を塗布する,挿入に際してガイドワイ
ヤーをチューブに先行させ、ワイヤー内を通過するよう
にして脈管内に挿入する等の方法も提案されているが、
これらの手段は二次的なものであり、チューブ本来の性
能を向上させることはできない。
ッシュアビリティー,トラックアビリティー,クロスア
ビリティーの両立が困難であり、十分満足のいく性能が
得られない。また、チューブにワイヤーメッシュを入れ
てプッシュアビリティーを向上させる、チューブの回り
にコーティング剤を塗布する,挿入に際してガイドワイ
ヤーをチューブに先行させ、ワイヤー内を通過するよう
にして脈管内に挿入する等の方法も提案されているが、
これらの手段は二次的なものであり、チューブ本来の性
能を向上させることはできない。
【0010】そこで、本発明はこのような従来の実情に
鑑みて提案されたものであり、プッシュアビリティー,
トラックアビリティー,クロスアビリティーのいずれに
おいても優れる医療用チューブを提供することを目的と
する。
鑑みて提案されたものであり、プッシュアビリティー,
トラックアビリティー,クロスアビリティーのいずれに
おいても優れる医療用チューブを提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明の医療用チューブは、断面が偏平形状であ
ることを特徴とするものである。
めに、本発明の医療用チューブは、断面が偏平形状であ
ることを特徴とするものである。
【0012】
【作用】医療用チューブは、脈管内に生じた病変部の検
査,診断,治療に使用されるものであり、病変部を有す
る脈管内に挿入されて先端部が病変部に到達し、術者の
手元での操作が先端部に伝達されることにより、医療効
果を発揮する。したがって、このような医療用チューブ
によってより的確な医療処置を行うには、医療用チュー
ブとしては、こしが強く脈管内挿入時において押し込み
可能であること、術者の手元での操作が先端部にまで伝
わり、先端部の角度が自由に変えられること,脈管内を
円滑に通過できること,すなわちプッシュアビリティ
ー,トラックアビリティー,クロスアビリティーが必要
となる。
査,診断,治療に使用されるものであり、病変部を有す
る脈管内に挿入されて先端部が病変部に到達し、術者の
手元での操作が先端部に伝達されることにより、医療効
果を発揮する。したがって、このような医療用チューブ
によってより的確な医療処置を行うには、医療用チュー
ブとしては、こしが強く脈管内挿入時において押し込み
可能であること、術者の手元での操作が先端部にまで伝
わり、先端部の角度が自由に変えられること,脈管内を
円滑に通過できること,すなわちプッシュアビリティ
ー,トラックアビリティー,クロスアビリティーが必要
となる。
【0013】偏平形状の医療用チューブは、こしが強
く、大きな強度を有するとともに柔軟性に優れ、術者手
元での操作が先端部に的確に伝達される。また、病変部
を有する脈管内でも円滑に通過する。すなわち、プッシ
ュアビリティー,トラックアビリティー,クロスアビリ
ティーのいずれにおいても優れている。
く、大きな強度を有するとともに柔軟性に優れ、術者手
元での操作が先端部に的確に伝達される。また、病変部
を有する脈管内でも円滑に通過する。すなわち、プッシ
ュアビリティー,トラックアビリティー,クロスアビリ
ティーのいずれにおいても優れている。
【0014】
【実施例】以下、本発明を心臓カテーテルに適用した実
施例について説明する。
施例について説明する。
【0015】心臓カテーテル1は、例えば静脈あるいは
動脈から心臓の心房あるいは心室に挿入し、心臓の機能
を検査するために使用されるものであり、本実施例にお
いては、図1および図2に示すように、断面偏平形状
(本例では断面略楕円形状)の柔らかいプラスチック製
のチューブとされている。そして、所定の長さを有する
とともに中央部に造影剤等を注入するための断面略円形
のセンター孔2を有している。また先端部3はテーパ状
とされ、挿入が容易となるとともに血管に損傷を与えな
いようになっている。
動脈から心臓の心房あるいは心室に挿入し、心臓の機能
を検査するために使用されるものであり、本実施例にお
いては、図1および図2に示すように、断面偏平形状
(本例では断面略楕円形状)の柔らかいプラスチック製
のチューブとされている。そして、所定の長さを有する
とともに中央部に造影剤等を注入するための断面略円形
のセンター孔2を有している。また先端部3はテーパ状
とされ、挿入が容易となるとともに血管に損傷を与えな
いようになっている。
【0016】このような形状の心臓カテーテル1では、
外形形状が楕円形状であるのに対してセンター孔の形状
が円形であるため、楕円の長軸方向(図2中、X軸方
向)に肉厚部4が形成されてコシが強くなるとともに復
元力が得られ、前述のプッシュアビリティーを確保する
ことができる。また、短軸方向(図2中、Y軸方向)が
肉薄部5とされることによってしなやかさが得られる。
すなわち、前記短軸方向(Y軸方向)に選択的に屈曲さ
れることから、挿入方向を制御することによって術者手
元での操作を先端部3に伝えることができ、トラックア
ビリティー及びクロスアビリティーも確保することがで
きる。
外形形状が楕円形状であるのに対してセンター孔の形状
が円形であるため、楕円の長軸方向(図2中、X軸方
向)に肉厚部4が形成されてコシが強くなるとともに復
元力が得られ、前述のプッシュアビリティーを確保する
ことができる。また、短軸方向(図2中、Y軸方向)が
肉薄部5とされることによってしなやかさが得られる。
すなわち、前記短軸方向(Y軸方向)に選択的に屈曲さ
れることから、挿入方向を制御することによって術者手
元での操作を先端部3に伝えることができ、トラックア
ビリティー及びクロスアビリティーも確保することがで
きる。
【0017】さらに、図3に示すように、病変部32を
有する血管31は、通常、管腔断面形状が偏平形状に近
い形となっている。したがって、断面が真円形のチュー
ブの場合には、挿入が困難であるが、断面が偏平形状の
心臓カテーテル1は、短軸方向が血管31の最狭部方向
となるように操作することにより、このような病変部3
2を有する血管31内にも円滑に挿入することができ
る。
有する血管31は、通常、管腔断面形状が偏平形状に近
い形となっている。したがって、断面が真円形のチュー
ブの場合には、挿入が困難であるが、断面が偏平形状の
心臓カテーテル1は、短軸方向が血管31の最狭部方向
となるように操作することにより、このような病変部3
2を有する血管31内にも円滑に挿入することができ
る。
【0018】なお、上記心臓カテーテル1においては図
4に示すように、用途に応じて空気孔やリード線等が挿
通されるリード孔等の孔部41をX軸方向の肉厚部4に
形成するようにしてもよい。この場合、孔部41をセン
ター孔2を中心に長軸上に配列すると、術者手元での操
作がチューブ全体に均一に伝わるようになり、操作性が
向上する。
4に示すように、用途に応じて空気孔やリード線等が挿
通されるリード孔等の孔部41をX軸方向の肉厚部4に
形成するようにしてもよい。この場合、孔部41をセン
ター孔2を中心に長軸上に配列すると、術者手元での操
作がチューブ全体に均一に伝わるようになり、操作性が
向上する。
【0019】このような心臓カテーテル1によって、例
えば心臓に造影剤を供給するには、心臓カテーテル1を
たとえばソケイ部や肘部の血管から挿入する。このと
き、上記心臓カテーテル1は、術者の手元の操作によ
り、血管内を円滑に通過して容易に心臓部にまで到達す
る。そして、心臓部にまで到達したところで、医療用チ
ューブに造影剤を注入する。これにより、心臓の目的部
位に造影剤が供給されることとなる。
えば心臓に造影剤を供給するには、心臓カテーテル1を
たとえばソケイ部や肘部の血管から挿入する。このと
き、上記心臓カテーテル1は、術者の手元の操作によ
り、血管内を円滑に通過して容易に心臓部にまで到達す
る。そして、心臓部にまで到達したところで、医療用チ
ューブに造影剤を注入する。これにより、心臓の目的部
位に造影剤が供給されることとなる。
【0020】以上、本発明を適用した実施例について説
明したが、本発明は心臓カテーテルに限らず、バルーン
カテーテル,内視鏡チューブ等,各種医療用チューブに
適用することが可能である。
明したが、本発明は心臓カテーテルに限らず、バルーン
カテーテル,内視鏡チューブ等,各種医療用チューブに
適用することが可能である。
【0021】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の医療用チューブは断面が偏平形状であるので、プッ
シュアビリティー,トラックアビリティー,クロスアビ
リティーのいずれにおいても優れている。したがって、
本発明によれば、血管等の複雑に屈曲する脈管にも容易
に挿入させることができ、応用範囲の広い医療用チュー
ブを得ることができる。
明の医療用チューブは断面が偏平形状であるので、プッ
シュアビリティー,トラックアビリティー,クロスアビ
リティーのいずれにおいても優れている。したがって、
本発明によれば、血管等の複雑に屈曲する脈管にも容易
に挿入させることができ、応用範囲の広い医療用チュー
ブを得ることができる。
【図1】本発明の医療用チューブの一例を示す透視図で
ある。
ある。
【図2】本発明の医療用チューブの一例を示す断面図で
ある。
ある。
【図3】病変を有する脈管内に挿入された医療用チュー
ブの様子を示す断面図である。
ブの様子を示す断面図である。
【図4】本発明の医療用チューブの他の例を示す断面図
である。
である。
1・・・心臓カテーテル 2・・・センター孔
Claims (1)
- 【請求項1】 断面が偏平形状であることを特徴とする
医療用チューブ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4064014A JPH11221286A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 医療用チューブ |
PCT/JP1993/000318 WO1993018813A1 (en) | 1992-03-19 | 1993-03-17 | Medical tube |
AU37668/93A AU3766893A (en) | 1992-03-19 | 1993-03-17 | Medical tube |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4064014A JPH11221286A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 医療用チューブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11221286A true JPH11221286A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=13245897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4064014A Pending JPH11221286A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 医療用チューブ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11221286A (ja) |
AU (1) | AU3766893A (ja) |
WO (1) | WO1993018813A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014049776A1 (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-03 | テルモ株式会社 | カテーテル |
WO2019103147A1 (ja) * | 2017-11-24 | 2019-05-31 | 有限会社Ptmc研究所 | 人工血管搬送装置 |
Families Citing this family (13)
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---|---|---|---|---|
US5743875A (en) * | 1991-05-15 | 1998-04-28 | Advanced Cardiovascular Systems, Inc. | Catheter shaft with an oblong transverse cross-section |
DE69534065T2 (de) * | 1994-12-27 | 2005-09-15 | Advanced Cardiovascular Systems, Inc., Santa Clara | Katheter mit verstärktem länglichem querschnitt |
NL1005219C2 (nl) * | 1997-02-07 | 1998-08-10 | Cordis Europ | Katheter met onrond basislichaam. |
US7118551B1 (en) | 1999-12-22 | 2006-10-10 | Advanced Cardiovascular Systems, Inc. | Non-metal reinforcing mandrel |
US7387629B2 (en) * | 2003-01-21 | 2008-06-17 | St. Jude Medical, Atrial Fibrillation Division, Inc. | Catheter design that facilitates positioning at tissue to be diagnosed or treated |
US9199064B2 (en) * | 2008-12-18 | 2015-12-01 | Invatec S.P.A. | Catheter guide |
US20120041411A1 (en) * | 2010-04-19 | 2012-02-16 | Micrus Endovascular Llc | Low profile guiding catheter for neurovascular applications |
GB2485563B (en) * | 2010-11-18 | 2013-01-30 | Cook Medical Technologies Llc | Introducer assembly and sheath therefor |
JP6342189B2 (ja) * | 2014-03-20 | 2018-06-13 | テルモ株式会社 | カテーテル |
CN114028666A (zh) | 2015-03-31 | 2022-02-11 | 费雪派克医疗保健有限公司 | 用于将气体供应至气道的用户接口和系统 |
CN114569856A (zh) | 2016-08-11 | 2022-06-03 | 费雪派克医疗保健有限公司 | 可塌缩导管、患者接口和头戴具连接器 |
CA3143595A1 (en) * | 2019-11-20 | 2021-05-27 | Ian S MIDDLETON | An actively deflectable urinary catheter |
US11311664B1 (en) | 2021-04-12 | 2022-04-26 | Denicia Dread Rankin | Shapeable intravenous tubing |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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