JPH11220684A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
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- JPH11220684A JPH11220684A JP10018902A JP1890298A JPH11220684A JP H11220684 A JPH11220684 A JP H11220684A JP 10018902 A JP10018902 A JP 10018902A JP 1890298 A JP1890298 A JP 1890298A JP H11220684 A JPH11220684 A JP H11220684A
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- Japan
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- recording
- image
- data
- signal processing
- lens cover
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- Withdrawn
Links
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Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザの意図とは異なる記録結果が得られて
しまうような不都合が防止できるようにすることと、消
費電力の低減を図ることを目的とする。 【解決手段】 記録に際して、レンズカバーが装着され
ていないと判別された場合には画像音声記録モードを設
定して記録を行い、レンズカバーが装着されていると判
別された場合には音声データのみを記録する音声記録モ
ードを設定して記録を行う。音声記録モード時には、カ
メラブロック及び画像信号処理系の機能回路部への電源
供給を停止することで、節電を図るようにされる。
しまうような不都合が防止できるようにすることと、消
費電力の低減を図ることを目的とする。 【解決手段】 記録に際して、レンズカバーが装着され
ていないと判別された場合には画像音声記録モードを設
定して記録を行い、レンズカバーが装着されていると判
別された場合には音声データのみを記録する音声記録モ
ードを設定して記録を行う。音声記録モード時には、カ
メラブロック及び画像信号処理系の機能回路部への電源
供給を停止することで、節電を図るようにされる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば撮像画像及
び音声を記録することのできる記録装置に関するもので
ある。
び音声を記録することのできる記録装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】現在、カメラ等の撮像装置と、映像及び
音声の記録再生が可能なビデオデッキが一体化された可
搬型のビデオカメラが広く普及している。このようなビ
デオカメラでは、ユーザがカメラにより撮影した画像
と、このときマイクロフォンなどにより収音した音声と
を同時に記録する画像音声記録(或いは画像のみをする
画像記録)は、もちろんのこと、例えば、上記マイクロ
フォン或いは外部音声入力端子から入力した音声のみを
録音する音声記録も行わせるように構成することが可能
である。
音声の記録再生が可能なビデオデッキが一体化された可
搬型のビデオカメラが広く普及している。このようなビ
デオカメラでは、ユーザがカメラにより撮影した画像
と、このときマイクロフォンなどにより収音した音声と
を同時に記録する画像音声記録(或いは画像のみをする
画像記録)は、もちろんのこと、例えば、上記マイクロ
フォン或いは外部音声入力端子から入力した音声のみを
録音する音声記録も行わせるように構成することが可能
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上記のように
画像音声記録を行う画像音声記録モードと、音声のみを
入力して記録する音声記録モードとの切換がユーザの操
作により任意に可能なビデオカメラを構成することを考
えてみると、次のような不都合が生じることが想定され
る。
画像音声記録を行う画像音声記録モードと、音声のみを
入力して記録する音声記録モードとの切換がユーザの操
作により任意に可能なビデオカメラを構成することを考
えてみると、次のような不都合が生じることが想定され
る。
【0004】上記のような記録モードの切り替え機能
は、例えば録画を開始する前の段階でユーザに操作させ
るようにすることが一般には考えられるが、このような
操作は、ユーザにしてみればつい忘れがちになることが
多い。
は、例えば録画を開始する前の段階でユーザに操作させ
るようにすることが一般には考えられるが、このような
操作は、ユーザにしてみればつい忘れがちになることが
多い。
【0005】このため、例えばユーザは撮像画像と共に
音声を記録するつもりでいたのにも関わらず、画像音声
記録モードに設定することを忘れて、音声記録モードと
なっていたまま記録を行ってしまったため、結果的に撮
像画像は記録されずに音声のみが記録されてしまってい
たというような事態が起こることが考えられる。このよ
うな場合、ユーザが記録時に撮影していた被写体は、そ
の後二度と得られないことも充分に考えられることか
ら、ユーザにとってその失敗はかなり手痛いものとなる
ことがある。
音声を記録するつもりでいたのにも関わらず、画像音声
記録モードに設定することを忘れて、音声記録モードと
なっていたまま記録を行ってしまったため、結果的に撮
像画像は記録されずに音声のみが記録されてしまってい
たというような事態が起こることが考えられる。このよ
うな場合、ユーザが記録時に撮影していた被写体は、そ
の後二度と得られないことも充分に考えられることか
ら、ユーザにとってその失敗はかなり手痛いものとなる
ことがある。
【0006】また、これとは逆に、ユーザは音声のみを
記録するつもりでいたのだが、画像音声記録モードのま
まとされていた場合には、結果的に、音声だけでなく、
ユーザにとっては不要だった撮像画像まで記録されてし
まうことになる。この場合には、音声の記録は行われる
ことでユーザが必要としていた情報の損失はないのであ
るが、音声データに比較して相当にデータレートの大き
い画像データが記録されることになるため、それだけ記
録媒体の記録容量を無駄に消費することになってしま
い、経済性が悪くなる。
記録するつもりでいたのだが、画像音声記録モードのま
まとされていた場合には、結果的に、音声だけでなく、
ユーザにとっては不要だった撮像画像まで記録されてし
まうことになる。この場合には、音声の記録は行われる
ことでユーザが必要としていた情報の損失はないのであ
るが、音声データに比較して相当にデータレートの大き
い画像データが記録されることになるため、それだけ記
録媒体の記録容量を無駄に消費することになってしま
い、経済性が悪くなる。
【0007】また、経済性の観点からいえば、特にビデ
オカメラなどは携帯性を考慮してバッテリにより駆動可
能な構成を採るものがほとんどであることから、できる
だけ、電力消費量が少なくなるようにして、動作時間が
できるだけ延長されるようにすることが好ましい。
オカメラなどは携帯性を考慮してバッテリにより駆動可
能な構成を採るものがほとんどであることから、できる
だけ、電力消費量が少なくなるようにして、動作時間が
できるだけ延長されるようにすることが好ましい。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記し
た課題を考慮して、例えば画像音声記録モードと、音声
記録モードとが用意されている記録装置において、記録
モードの設定操作を忘れたまま記録を行ってしまったこ
となどよって、ユーザの意図とは異なる記録結果が得ら
れてしまうような不都合が防止できるようにすることを
目的とする。また、上記目的を実現した上で、消費電力
の低減を図ることを目的とする。
た課題を考慮して、例えば画像音声記録モードと、音声
記録モードとが用意されている記録装置において、記録
モードの設定操作を忘れたまま記録を行ってしまったこ
となどよって、ユーザの意図とは異なる記録結果が得ら
れてしまうような不都合が防止できるようにすることを
目的とする。また、上記目的を実現した上で、消費電力
の低減を図ることを目的とする。
【0009】このため、撮像画像光を得るためのレンズ
手段を備えた光学系と、少なくとも上記撮像画像光に基
づいて画像信号を得ると共に、この画像信号を所定種類
の記録媒体に記録するための所要の画像信号処理を実行
することのできる第1の信号処理手段と、入力された音
声信号を上記記録媒体に記録するための所要の音声信号
処理を実行することのできる第2の信号処理手段と、第
1の信号処理手段から供給された画像信号及び第2の信
号処理手段から供給された音声信号を上記記録媒体に対
して記録することのできる記録手段と、レンズ手段に対
して物理的に着脱可能に設けられるレンズカバーが装着
されているか否かを検出するレンズカバー検出手段と、
記録時に際して、レンズカバー検出手段によりレンズカ
バーが装着されていると判別された場合には、第1の信
号処理手段から供給された画像信号を記録手段により記
録する動作を禁止し、第2の信号処理手段から供給され
た音声信号を記録手段により記録する動作を許可するこ
とのできる記録制御手段とを備えて記録装置を構成する
こととした。また、記録制御手段については、記録時に
際して、レンズカバー検出手段によりレンズカバーが装
着されていないと判別された場合には、第1の信号処理
手段から供給された画像信号を記録手段により記録する
動作と、第2の信号処理手段から供給された音声信号を
記録手段により記録する動作とのうち、少なくとも第1
の信号処理手段から供給された画像信号を記録手段によ
り記録する動作を許可するようにも構成することとし
た。
手段を備えた光学系と、少なくとも上記撮像画像光に基
づいて画像信号を得ると共に、この画像信号を所定種類
の記録媒体に記録するための所要の画像信号処理を実行
することのできる第1の信号処理手段と、入力された音
声信号を上記記録媒体に記録するための所要の音声信号
処理を実行することのできる第2の信号処理手段と、第
1の信号処理手段から供給された画像信号及び第2の信
号処理手段から供給された音声信号を上記記録媒体に対
して記録することのできる記録手段と、レンズ手段に対
して物理的に着脱可能に設けられるレンズカバーが装着
されているか否かを検出するレンズカバー検出手段と、
記録時に際して、レンズカバー検出手段によりレンズカ
バーが装着されていると判別された場合には、第1の信
号処理手段から供給された画像信号を記録手段により記
録する動作を禁止し、第2の信号処理手段から供給され
た音声信号を記録手段により記録する動作を許可するこ
とのできる記録制御手段とを備えて記録装置を構成する
こととした。また、記録制御手段については、記録時に
際して、レンズカバー検出手段によりレンズカバーが装
着されていないと判別された場合には、第1の信号処理
手段から供給された画像信号を記録手段により記録する
動作と、第2の信号処理手段から供給された音声信号を
記録手段により記録する動作とのうち、少なくとも第1
の信号処理手段から供給された画像信号を記録手段によ
り記録する動作を許可するようにも構成することとし
た。
【0010】一般に、ビデオカメラ等のカメラと記録装
置とが一体化されたような機器には、筐体に表出したカ
メラのレンズを保護することを考慮して、レンズにかぶ
せるレンズカバーが添え付けられている。この場合、一
般にユーザがレンズカバーをレンズに対して装着してい
るときとは、カメラによる撮像画像を記録する必要のな
いときであり、装着していないときはカメラによる撮像
画像を記録する必要のあるときだと考えることができ
る。
置とが一体化されたような機器には、筐体に表出したカ
メラのレンズを保護することを考慮して、レンズにかぶ
せるレンズカバーが添え付けられている。この場合、一
般にユーザがレンズカバーをレンズに対して装着してい
るときとは、カメラによる撮像画像を記録する必要のな
いときであり、装着していないときはカメラによる撮像
画像を記録する必要のあるときだと考えることができ
る。
【0011】そこで本発明として上記のように構成すれ
ば、レンズカバーが装着されているときは、ユーザが画
像信号の記録を意図していないとして、画像信号を記録
せずに音声信号のみを記録するように動作させることが
可能となる。また、これとは逆に、レンズカバーが装着
されているときは、ユーザが画像信号の記録を意図して
いるとして、少なくとも画像信号を記録するように動作
させることが可能となる。
ば、レンズカバーが装着されているときは、ユーザが画
像信号の記録を意図していないとして、画像信号を記録
せずに音声信号のみを記録するように動作させることが
可能となる。また、これとは逆に、レンズカバーが装着
されているときは、ユーザが画像信号の記録を意図して
いるとして、少なくとも画像信号を記録するように動作
させることが可能となる。
【0012】そして、上記のように構成したうえで、画
像信号を記録せずに音声信号のみを記録するときには、
画像信号処理系(第1の信号処理手段)を形成する所要
の機能回路部に対する動作電源の供給を停止する、或い
は、動作クロックを停止するように制御することで、音
声記録には無関係な機能回路部の動作が停止されて、こ
こでの電力消費が抑えられることになる。
像信号を記録せずに音声信号のみを記録するときには、
画像信号処理系(第1の信号処理手段)を形成する所要
の機能回路部に対する動作電源の供給を停止する、或い
は、動作クロックを停止するように制御することで、音
声記録には無関係な機能回路部の動作が停止されて、こ
こでの電力消費が抑えられることになる。
【0013】また、撮像画像に基づいて得られる画像信
号に基づいて、レンズカバーが装着された状態に得られ
るとされる特定の条件を満たす画像信号の状態が得られ
るか否かを検出することにより、レンズカバーが装着さ
れているか否かを検出するように構成さすることで、レ
ンズカバーの装着状態を検出するのに、例えば物理的な
スペースを必要とするスイッチ等の機構を設ける必要が
無くなる。
号に基づいて、レンズカバーが装着された状態に得られ
るとされる特定の条件を満たす画像信号の状態が得られ
るか否かを検出することにより、レンズカバーが装着さ
れているか否かを検出するように構成さすることで、レ
ンズカバーの装着状態を検出するのに、例えば物理的な
スペースを必要とするスイッチ等の機構を設ける必要が
無くなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の記録
装置について説明していく。本実施の形態の記録装置と
しては、カメラ装置部と画像(静止画又は動画)及び音
声の記録再生が可能な記録再生装置部とが一体化された
可搬型のビデオカメラに搭載されている場合を例にあげ
る。また、本例のビデオカメラに搭載される記録再生装
置部は、光磁気ディスクの一種として知られている、い
わゆるミニディスクに対応してデータを記録再生する構
成を採るものとされる。説明は次の順序で行う。 1.ディスクフォーマット 2.ビデオカメラの外観構成 3.ビデオカメラの内部構成 4.メディアドライブ部の構成 5.本実施の形態に対応するディスク構造例 6.本実施の形態の記録動作 (6−1.概要) (6−2.第1例) (6−3.第2例) (6−4.第3例)
装置について説明していく。本実施の形態の記録装置と
しては、カメラ装置部と画像(静止画又は動画)及び音
声の記録再生が可能な記録再生装置部とが一体化された
可搬型のビデオカメラに搭載されている場合を例にあげ
る。また、本例のビデオカメラに搭載される記録再生装
置部は、光磁気ディスクの一種として知られている、い
わゆるミニディスクに対応してデータを記録再生する構
成を採るものとされる。説明は次の順序で行う。 1.ディスクフォーマット 2.ビデオカメラの外観構成 3.ビデオカメラの内部構成 4.メディアドライブ部の構成 5.本実施の形態に対応するディスク構造例 6.本実施の形態の記録動作 (6−1.概要) (6−2.第1例) (6−3.第2例) (6−4.第3例)
【0015】1.ディスクフォーマット 本例のビデオカメラに搭載される記録再生装置部は、ミ
ニディスク(光磁気ディスク)に対応してデータの記録
/再生を行う、MDデータといわれるフォーマットに対
応しているものとされる。このMDデータフォーマット
としては、MD−DATA1とMD−DATA2といわ
れる2種類のフォーマットが開発されているが、本例の
ビデオカメラは、MD−DATA1よりも高密度記録が
可能とされるMD−DATA2のフォーマットに対応し
て記録再生を行うものとされている。そこで、先ずMD
−DATA2のディスクフォーマットについて説明す
る。
ニディスク(光磁気ディスク)に対応してデータの記録
/再生を行う、MDデータといわれるフォーマットに対
応しているものとされる。このMDデータフォーマット
としては、MD−DATA1とMD−DATA2といわ
れる2種類のフォーマットが開発されているが、本例の
ビデオカメラは、MD−DATA1よりも高密度記録が
可能とされるMD−DATA2のフォーマットに対応し
て記録再生を行うものとされている。そこで、先ずMD
−DATA2のディスクフォーマットについて説明す
る。
【0016】図1及び図2は、MD−DATA2として
のディスクのトラック構造例を概念的に示している。図
2(a)(b)は、それぞれ図1の破線Aで括った部分
を拡大して示す断面図及び平面図である。これらの図に
示すように、ディスク面に対してはウォブル(蛇行)が
与えられたウォブルドグルーブWGと、ウォブルが与え
られていないノンウォブルドグルーブNWGとの2種類
のグルーブ(溝)が予め形成される。そして、これらウ
ォブルドグルーブWGとノンウォブルドグルーブNWG
は、その間にランドLdを形成するようにしてディスク
上において2重のスパイラル状に存在する。
のディスクのトラック構造例を概念的に示している。図
2(a)(b)は、それぞれ図1の破線Aで括った部分
を拡大して示す断面図及び平面図である。これらの図に
示すように、ディスク面に対してはウォブル(蛇行)が
与えられたウォブルドグルーブWGと、ウォブルが与え
られていないノンウォブルドグルーブNWGとの2種類
のグルーブ(溝)が予め形成される。そして、これらウ
ォブルドグルーブWGとノンウォブルドグルーブNWG
は、その間にランドLdを形成するようにしてディスク
上において2重のスパイラル状に存在する。
【0017】MD−DATA2フォーマットでは、ラン
ドLdがトラックとして利用されるのであるが、上記の
ようにしてウォブルドグルーブWGとノンウォブルドグ
ルーブNWGが形成されることから、トラックとしても
トラックTr・A,Tr・Bの2つのトラックがそれぞ
れ独立して、2重のスパイラル(ダブルスパイラル)状
に形成されることになる。トラックTr・Aは、ディス
ク外周側にウォブルドグルーブWGが位置し、ディスク
内周側にノンウォブルドグルーブNWGが位置するトラ
ックとなる。これに対してトラックTr・Bは、ディス
ク内周側にウォブルドグルーブWGが位置し、ディスク
外周側にノンウォブルドグルーブNWGが位置するトラ
ックとなる。つまり、トラックTr・Aに対してはディ
スク外周側の片側のみにウォブルが形成され、トラック
Tr・Bとしてはディスク内周側の片側のみにウォブル
が形成されるようにしたものとみることができる。この
場合、トラックピッチは、互いに隣接するトラックTr
・AとトラックTr・Bの各センター間の距離となり、
図2(b)に示すようにトラックピッチは0.95μm
とされている。
ドLdがトラックとして利用されるのであるが、上記の
ようにしてウォブルドグルーブWGとノンウォブルドグ
ルーブNWGが形成されることから、トラックとしても
トラックTr・A,Tr・Bの2つのトラックがそれぞ
れ独立して、2重のスパイラル(ダブルスパイラル)状
に形成されることになる。トラックTr・Aは、ディス
ク外周側にウォブルドグルーブWGが位置し、ディスク
内周側にノンウォブルドグルーブNWGが位置するトラ
ックとなる。これに対してトラックTr・Bは、ディス
ク内周側にウォブルドグルーブWGが位置し、ディスク
外周側にノンウォブルドグルーブNWGが位置するトラ
ックとなる。つまり、トラックTr・Aに対してはディ
スク外周側の片側のみにウォブルが形成され、トラック
Tr・Bとしてはディスク内周側の片側のみにウォブル
が形成されるようにしたものとみることができる。この
場合、トラックピッチは、互いに隣接するトラックTr
・AとトラックTr・Bの各センター間の距離となり、
図2(b)に示すようにトラックピッチは0.95μm
とされている。
【0018】ここで、ウォブルドグルーブWGとしての
グルーブに形成されたウォブルは、ディスク上の物理ア
ドレスがFM変調+バイフェーズ変調によりエンコード
された信号に基づいて形成されているものである。この
ため、記録再生時においてウォブルドグルーブWGに与
えられたウォブリングから得られる再生情報を復調処理
することで、ディスク上の物理アドレスを抽出すること
が可能となる。また、ウォブルドグルーブWGとしての
アドレス情報は、トラックTr・A,Tr・Bに対して
共通に有効なものとされる。つまり、ウォブルドグルー
ブWGを挟んで内周に位置するトラックTr・Aと、外
周に位置するトラックTr・Bは、そのウォブルドグル
ーブWGに与えられたウォブリングによるアドレス情報
を共有するようにされる。なお、このようなアドレッシ
ング方式はインターレースアドレッシング方式ともいわ
れる。このインターレースアドレッシング方式を採用す
ることで、例えば、隣接するウォブル間のクロストーク
を抑制した上でトラックピッチを小さくすることが可能
となるものである。また、グルーブに対してウォブルを
形成することでアドレスを記録する方式については、A
DIP(Adress In Pregroove) 方式ともいう。
グルーブに形成されたウォブルは、ディスク上の物理ア
ドレスがFM変調+バイフェーズ変調によりエンコード
された信号に基づいて形成されているものである。この
ため、記録再生時においてウォブルドグルーブWGに与
えられたウォブリングから得られる再生情報を復調処理
することで、ディスク上の物理アドレスを抽出すること
が可能となる。また、ウォブルドグルーブWGとしての
アドレス情報は、トラックTr・A,Tr・Bに対して
共通に有効なものとされる。つまり、ウォブルドグルー
ブWGを挟んで内周に位置するトラックTr・Aと、外
周に位置するトラックTr・Bは、そのウォブルドグル
ーブWGに与えられたウォブリングによるアドレス情報
を共有するようにされる。なお、このようなアドレッシ
ング方式はインターレースアドレッシング方式ともいわ
れる。このインターレースアドレッシング方式を採用す
ることで、例えば、隣接するウォブル間のクロストーク
を抑制した上でトラックピッチを小さくすることが可能
となるものである。また、グルーブに対してウォブルを
形成することでアドレスを記録する方式については、A
DIP(Adress In Pregroove) 方式ともいう。
【0019】また、上記のようにして同一のアドレス情
報を共有するトラックTr・A,Tr・Bの何れをトレ
ースしているのかという識別は次のようにして行うこと
ができる。例えば3ビーム方式を応用し、メインビーム
がトラック(ランドLd)をトレースしている状態で
は、残る2つのサイドビームは、上記メインビームがト
レースしているトラックの両サイドに位置するグルーブ
をトレースしているようにすることが考えられる。
報を共有するトラックTr・A,Tr・Bの何れをトレ
ースしているのかという識別は次のようにして行うこと
ができる。例えば3ビーム方式を応用し、メインビーム
がトラック(ランドLd)をトレースしている状態で
は、残る2つのサイドビームは、上記メインビームがト
レースしているトラックの両サイドに位置するグルーブ
をトレースしているようにすることが考えられる。
【0020】図2(b)には、具体例として、メインビ
ームスポットSPmがトラックTr・Aをトレースして
いる状態が示されている。この場合には、2つのサイド
ビームスポットSPs1,SPs2のうち、内周側のサ
イドビームスポットSPs1はノンウォブルドグルーブ
NWGをトレースし、外周側のサイドビームスポットS
Ps2はウォブルドグルーブWGをトレースすることに
なる。これに対して、図示しないが、メインビームスポ
ットSPmがトラックTr・Bをトレースしている状態
であれば、サイドビームスポットSPs1がウォブルド
グルーブWGをトレースし、サイドビームスポットSP
s2がノンウォブルドグルーブNWGをトレースするこ
とになる。このように、メインビームスポットSPm
が、トラックTr・Aをトレースする場合とトラックT
r・Bをトレースする場合とでは、サイドビームスポッ
トSPs1,SPs2がトレースすべきグルーブとして
は、必然的にウォブルドグルーブWGとノンウォブルド
グルーブNWGとで入れ替わることになる。
ームスポットSPmがトラックTr・Aをトレースして
いる状態が示されている。この場合には、2つのサイド
ビームスポットSPs1,SPs2のうち、内周側のサ
イドビームスポットSPs1はノンウォブルドグルーブ
NWGをトレースし、外周側のサイドビームスポットS
Ps2はウォブルドグルーブWGをトレースすることに
なる。これに対して、図示しないが、メインビームスポ
ットSPmがトラックTr・Bをトレースしている状態
であれば、サイドビームスポットSPs1がウォブルド
グルーブWGをトレースし、サイドビームスポットSP
s2がノンウォブルドグルーブNWGをトレースするこ
とになる。このように、メインビームスポットSPm
が、トラックTr・Aをトレースする場合とトラックT
r・Bをトレースする場合とでは、サイドビームスポッ
トSPs1,SPs2がトレースすべきグルーブとして
は、必然的にウォブルドグルーブWGとノンウォブルド
グルーブNWGとで入れ替わることになる。
【0021】サイドビームスポットSPs1,SPs2
の反射によりフォトディテクタにて得られる検出信号と
しては、ウォブルドグルーブWGとノンウォブルドグル
ーブNWGの何れをトレースしているのかで異なる波形
が得られることから、上記検出信号に基づいて、例え
ば、現在サイドビームスポットSPs1,SPs2のう
ち、どちらがウォブルドグルーブWG(あるいはノンウ
ォブルドグルーブNWG)をトレースしているのかを判
別することにより、メインビームがトラックTr・A,
Tr・Bのどちらをトレースしているのかが識別できる
ことになる。
の反射によりフォトディテクタにて得られる検出信号と
しては、ウォブルドグルーブWGとノンウォブルドグル
ーブNWGの何れをトレースしているのかで異なる波形
が得られることから、上記検出信号に基づいて、例え
ば、現在サイドビームスポットSPs1,SPs2のう
ち、どちらがウォブルドグルーブWG(あるいはノンウ
ォブルドグルーブNWG)をトレースしているのかを判
別することにより、メインビームがトラックTr・A,
Tr・Bのどちらをトレースしているのかが識別できる
ことになる。
【0022】図3は、上記のようなトラック構造を有す
るMD−DATA2フォーマットのの主要スペックをM
D−DATA1フォーマットと比較して示す図である。
先ず、MD−DATA1フォーマットとしては、トラッ
クピッチは1.6μm、ピット長は0.59μm/bi
tとなる。また、レーザ波長λ=780nmとされ、光
学ヘッドの開口率NA=0.45とされる。記録方式と
しては、グルーブ記録方式を採っている。つまり、グル
ーブをトラックとして記録再生に用いるようにしてい
る。アドレス方式としては、シングルスパイラルによる
グルーブ(トラック)を形成したうえで、このグルーブ
の両側に対してアドレス情報としてのウォブルを形成し
たウォブルドグルーブを利用する方式を採るようにされ
ている。
るMD−DATA2フォーマットのの主要スペックをM
D−DATA1フォーマットと比較して示す図である。
先ず、MD−DATA1フォーマットとしては、トラッ
クピッチは1.6μm、ピット長は0.59μm/bi
tとなる。また、レーザ波長λ=780nmとされ、光
学ヘッドの開口率NA=0.45とされる。記録方式と
しては、グルーブ記録方式を採っている。つまり、グル
ーブをトラックとして記録再生に用いるようにしてい
る。アドレス方式としては、シングルスパイラルによる
グルーブ(トラック)を形成したうえで、このグルーブ
の両側に対してアドレス情報としてのウォブルを形成し
たウォブルドグルーブを利用する方式を採るようにされ
ている。
【0023】記録データの変調方式としてはEFM(8
−14変換)方式を採用している。また、誤り訂正方式
としてはACIRC(Advanced Cross Interleave Reed-
Solomon Code) が採用され、データインターリーブには
畳み込み型を採用している。このため、データの冗長度
としては46.3%となる。
−14変換)方式を採用している。また、誤り訂正方式
としてはACIRC(Advanced Cross Interleave Reed-
Solomon Code) が採用され、データインターリーブには
畳み込み型を採用している。このため、データの冗長度
としては46.3%となる。
【0024】また、MD−DATA1フォーマットで
は、ディスク駆動方式としてCLV(Constant Linear V
erocity)が採用されており、CLVの線速度としては、
1.2m/sとされる。そして、記録再生時の標準のデ
ータレートとしては、133kB/sとされ、記録容量
としては、140MBとなる。
は、ディスク駆動方式としてCLV(Constant Linear V
erocity)が採用されており、CLVの線速度としては、
1.2m/sとされる。そして、記録再生時の標準のデ
ータレートとしては、133kB/sとされ、記録容量
としては、140MBとなる。
【0025】これに対して、本例のビデオカメラが対応
できるMD−DATA2フォーマットとしては、トラッ
クピッチは0.95μm、ピット長は0.39μm/b
itとされ、共にMD−DATA1フォーマットよりも
短くなっていることが分かる。そして、例えば上記ピッ
ト長を実現するために、レーザ波長λ=650nm、光
学ヘッドの開口率NA=0.52として、合焦位置での
ビームスポット径を絞ると共に光学系としての帯域を拡
げている。
できるMD−DATA2フォーマットとしては、トラッ
クピッチは0.95μm、ピット長は0.39μm/b
itとされ、共にMD−DATA1フォーマットよりも
短くなっていることが分かる。そして、例えば上記ピッ
ト長を実現するために、レーザ波長λ=650nm、光
学ヘッドの開口率NA=0.52として、合焦位置での
ビームスポット径を絞ると共に光学系としての帯域を拡
げている。
【0026】記録方式としては、図1及び図2により説
明したように、ランド記録方式が採用され、アドレス方
式としてはインターレースアドレッシング方式が採用さ
れる。また、記録データの変調方式としては、高密度記
録に適合するとされるRLL(1,7)方式(RLL;
Run Length Limited)が採用され、誤り訂正方式として
はRS−PC方式、データインターリーブにはブロック
完結型が採用される。そして、上記各方式を採用した結
果、データの冗長度としては、19.7%にまで抑制す
ることが可能となっている。
明したように、ランド記録方式が採用され、アドレス方
式としてはインターレースアドレッシング方式が採用さ
れる。また、記録データの変調方式としては、高密度記
録に適合するとされるRLL(1,7)方式(RLL;
Run Length Limited)が採用され、誤り訂正方式として
はRS−PC方式、データインターリーブにはブロック
完結型が採用される。そして、上記各方式を採用した結
果、データの冗長度としては、19.7%にまで抑制す
ることが可能となっている。
【0027】MD−DATA2フォーマットにおいて
も、ディスク駆動方式としてはCLVが採用されるので
あるが、その線速度としては2.0m/sとされ、記録
再生時の標準のデータレートとしては589kB/sと
される。そして、記録容量としては650MBを得るこ
とができ、MD−DATA1フォーマットと比較した場
合には、4倍強の高密度記録化が実現されたことにな
る。例えば、MD−DATA2フォーマットにより動画
像の記録を行うとして、動画像データについてMPEG
2による圧縮符号化を施した場合には、符号化データの
ビットレートにも依るが、時間にして15分〜17分の
動画を記録することが可能とされる。また、音声信号デ
ータのみを記録するとして、音声データについてATR
AC(Adaptve Transform Acoustic Coding) 2による圧
縮処理を施した場合には、時間にして10時間程度の記
録を行うことができる。
も、ディスク駆動方式としてはCLVが採用されるので
あるが、その線速度としては2.0m/sとされ、記録
再生時の標準のデータレートとしては589kB/sと
される。そして、記録容量としては650MBを得るこ
とができ、MD−DATA1フォーマットと比較した場
合には、4倍強の高密度記録化が実現されたことにな
る。例えば、MD−DATA2フォーマットにより動画
像の記録を行うとして、動画像データについてMPEG
2による圧縮符号化を施した場合には、符号化データの
ビットレートにも依るが、時間にして15分〜17分の
動画を記録することが可能とされる。また、音声信号デ
ータのみを記録するとして、音声データについてATR
AC(Adaptve Transform Acoustic Coding) 2による圧
縮処理を施した場合には、時間にして10時間程度の記
録を行うことができる。
【0028】2.ビデオカメラの外観構成 図6(a)(b)(c)は、本例のビデオカメラの外観
例を示す側面図、平面図及び背面図である。これらの図
に示すように、本例のビデオカメラの本体200には、
撮影を行うための撮像レンズや絞りなどを備えたカメラ
レンズ201が表出するようにして設けられ、また、例
えば、本体200の上面部においては、撮影時において
外部の音声を収音するための左右一対のマイクロフォン
202が設けられている。つまり、このビデオカメラで
は、カメラレンズ201により撮影した画像の録画と、
マイクロフォン202により収音したステレオ音声の録
音を行うことが可能とされている。
例を示す側面図、平面図及び背面図である。これらの図
に示すように、本例のビデオカメラの本体200には、
撮影を行うための撮像レンズや絞りなどを備えたカメラ
レンズ201が表出するようにして設けられ、また、例
えば、本体200の上面部においては、撮影時において
外部の音声を収音するための左右一対のマイクロフォン
202が設けられている。つまり、このビデオカメラで
は、カメラレンズ201により撮影した画像の録画と、
マイクロフォン202により収音したステレオ音声の録
音を行うことが可能とされている。
【0029】また、図6(a)においては、カメラレン
ズ201に対して装着されるレンズカバーLCが示され
ている。このレンズカバーLCは、例えば、ユーザが本
例のビデオカメラにより撮影を行わないような場合に、
カメラレンズ201にゴミや傷が付着しないように保護
することを目的として装着するものであり、一般にはビ
デオカメラのアクセサリの1つとして付属されているも
のである。但し、本実施の形態においては、後述するよ
うにして、レンズカバーLCがカメラレンズ201に対
して装着されているか否かによって、「画像音声記録モ
ード」と音声記録モードとの切換が行われるようにされ
る。
ズ201に対して装着されるレンズカバーLCが示され
ている。このレンズカバーLCは、例えば、ユーザが本
例のビデオカメラにより撮影を行わないような場合に、
カメラレンズ201にゴミや傷が付着しないように保護
することを目的として装着するものであり、一般にはビ
デオカメラのアクセサリの1つとして付属されているも
のである。但し、本実施の形態においては、後述するよ
うにして、レンズカバーLCがカメラレンズ201に対
して装着されているか否かによって、「画像音声記録モ
ード」と音声記録モードとの切換が行われるようにされ
る。
【0030】また、本体200の側面側には、表示部6
A、スピーカ205、インジケータ206が備えられて
いる。表示部6Aは、撮影画像、及び内部の記録再生装
置により再生された画像等を表示出力する部位とされ
る。なお、表示部6Aとして実際に採用する表示デバイ
スとしては、ここでは特に限定されるものではないが、
例えば液晶ディスプレイ等が用いられればよい。また、
表示部6Aには、機器の動作に応じて所要のメッセージ
をユーザに知らせるための文字やキャラクタ等によるメ
ッセージ表示等も行われるものとされる。スピーカ20
5からは録音した音声の再生時に、その再生音声が出力
される他、例えばビープ音等による所要のメッセージ音
声の出力等も行われる。またインジケータ206は、例
えば記録動作中に発光され、ユーザーにビデオカメラが
記録動作中であることを示す。
A、スピーカ205、インジケータ206が備えられて
いる。表示部6Aは、撮影画像、及び内部の記録再生装
置により再生された画像等を表示出力する部位とされ
る。なお、表示部6Aとして実際に採用する表示デバイ
スとしては、ここでは特に限定されるものではないが、
例えば液晶ディスプレイ等が用いられればよい。また、
表示部6Aには、機器の動作に応じて所要のメッセージ
をユーザに知らせるための文字やキャラクタ等によるメ
ッセージ表示等も行われるものとされる。スピーカ20
5からは録音した音声の再生時に、その再生音声が出力
される他、例えばビープ音等による所要のメッセージ音
声の出力等も行われる。またインジケータ206は、例
えば記録動作中に発光され、ユーザーにビデオカメラが
記録動作中であることを示す。
【0031】本体200の背面側には、ビューファイン
ダ204が設けられており、記録動作中及びスタンバイ
中において、カメラレンズ201から取り込まれる画像
及びキャラクタ画像等が表示される。ユーザーはこのビ
ューファインダ204をみながら撮影を行うことができ
る。さらにディスクスロット203、ビデオ出力端子T
1、ヘッドフォン/ライン端子T2、I/F端子T3が
設けられる。ディスクスロット203は、本例のビデオ
カメラが対応する記録媒体としてのディスクが挿入、あ
るいは排出されるためのスロット部分とされる。ビデオ
出力端子T1は、外部の映像機器に対して再生画像信号
等を出力する端子、ヘッドフォン/ライン端子T2は外
部の音声機器やヘッドホンに対して再生音声信号を出力
する端子である。I/F端子T3は、例えば外部のデー
タ機器とデータ伝送を行うためのインターフェイスの入
出力端子とされる。
ダ204が設けられており、記録動作中及びスタンバイ
中において、カメラレンズ201から取り込まれる画像
及びキャラクタ画像等が表示される。ユーザーはこのビ
ューファインダ204をみながら撮影を行うことができ
る。さらにディスクスロット203、ビデオ出力端子T
1、ヘッドフォン/ライン端子T2、I/F端子T3が
設けられる。ディスクスロット203は、本例のビデオ
カメラが対応する記録媒体としてのディスクが挿入、あ
るいは排出されるためのスロット部分とされる。ビデオ
出力端子T1は、外部の映像機器に対して再生画像信号
等を出力する端子、ヘッドフォン/ライン端子T2は外
部の音声機器やヘッドホンに対して再生音声信号を出力
する端子である。I/F端子T3は、例えば外部のデー
タ機器とデータ伝送を行うためのインターフェイスの入
出力端子とされる。
【0032】さらに、本体200の各部には、次に説明
するようなユーザー操作のための各種の操作子が設けら
れる。メインダイヤル300は、ビデオカメラのオン/
オフ、記録動作、再生動作を設定する操作子である。メ
インダイヤルが図示するように「OFF」の位置にある
ときは電源オフとされており、「STBY」の位置に回
動されることで、電源オンとなって記録動作のスタンバ
イ状態となる。また、「PB」の位置に回動されること
で、電源オンとなって再生動作のスタンバイ状態とな
る。
するようなユーザー操作のための各種の操作子が設けら
れる。メインダイヤル300は、ビデオカメラのオン/
オフ、記録動作、再生動作を設定する操作子である。メ
インダイヤルが図示するように「OFF」の位置にある
ときは電源オフとされており、「STBY」の位置に回
動されることで、電源オンとなって記録動作のスタンバ
イ状態となる。また、「PB」の位置に回動されること
で、電源オンとなって再生動作のスタンバイ状態とな
る。
【0033】レリーズキー301は、記録スタンバイ状
態にある際において、記録開始や記録シャッタの操作子
として機能する。
態にある際において、記録開始や記録シャッタの操作子
として機能する。
【0034】ズームキー304は、画像撮影に関しての
ズーム状態(テレ側〜ワイド側)を操作する操作子であ
る。イジェクトキー305は、ディスクスロット203
内に装填されているディスクを排出させるための操作子
である。再生/一時停止キー306、停止キー307、
サーチキー308,309は、ディスクに対する再生時
の各種操作のために用意されている。
ズーム状態(テレ側〜ワイド側)を操作する操作子であ
る。イジェクトキー305は、ディスクスロット203
内に装填されているディスクを排出させるための操作子
である。再生/一時停止キー306、停止キー307、
サーチキー308,309は、ディスクに対する再生時
の各種操作のために用意されている。
【0035】なお、図6に示すビデオカメラの外観はあ
くまでも一例であって、実際に本例のビデオカメラに要
求される使用条件等に応じて適宜変更されて構わないも
のである。もちろん操作子の種類や操作方式、さらに外
部機器との接続端子類などは各種多様に考えられる。
くまでも一例であって、実際に本例のビデオカメラに要
求される使用条件等に応じて適宜変更されて構わないも
のである。もちろん操作子の種類や操作方式、さらに外
部機器との接続端子類などは各種多様に考えられる。
【0036】3.ビデオカメラの内部構成 図4は、本例のビデオカメラの内部構成例を示すブロッ
ク図である。この図に示すレンズブロック1において
は、例えば実際には撮像レンズや絞りなどを備えて構成
される光学系11が備えられている。上記図6に示した
カメラレンズ201は、この光学系11に含まれる。ま
た、このレンズブロック1には、光学系11に対してオ
ートフォーカス動作を行わせるためのフォーカスモータ
や、上記ズームキー304の操作に基づくズームレンズ
の移動を行うためのズームモータなどが、モータ部12
として備えられる。
ク図である。この図に示すレンズブロック1において
は、例えば実際には撮像レンズや絞りなどを備えて構成
される光学系11が備えられている。上記図6に示した
カメラレンズ201は、この光学系11に含まれる。ま
た、このレンズブロック1には、光学系11に対してオ
ートフォーカス動作を行わせるためのフォーカスモータ
や、上記ズームキー304の操作に基づくズームレンズ
の移動を行うためのズームモータなどが、モータ部12
として備えられる。
【0037】また、本実施の形態のレンズブロック1に
対しては、レンズカバー検出器13が設けられる。この
レンズカバー検出器13は、図6に示したレンズカバー
LCがカメラレンズ201に対して装着されているか否
かを示す検出信号を、当該ビデオカメラのマスターコン
トローラとして機能するビデオコントローラ38に対し
て供給するものである。ビデオコントローラ38では、
上記レンズカバー検出器13から供給される検出信号に
基づき、記録モードを「画像音声記録モード」とするか
「音声記録モード」とするのかを決定するが、これにつ
いては後述する。なお、上記レンズカバー検出器13と
しては、例えばレンズカバーLCがカメラレンズ201
に対して脱着されるのに応じて、導通/非導通の状態が
得られるようにしてスイッチ等の機構を設けることが考
えられる。
対しては、レンズカバー検出器13が設けられる。この
レンズカバー検出器13は、図6に示したレンズカバー
LCがカメラレンズ201に対して装着されているか否
かを示す検出信号を、当該ビデオカメラのマスターコン
トローラとして機能するビデオコントローラ38に対し
て供給するものである。ビデオコントローラ38では、
上記レンズカバー検出器13から供給される検出信号に
基づき、記録モードを「画像音声記録モード」とするか
「音声記録モード」とするのかを決定するが、これにつ
いては後述する。なお、上記レンズカバー検出器13と
しては、例えばレンズカバーLCがカメラレンズ201
に対して脱着されるのに応じて、導通/非導通の状態が
得られるようにしてスイッチ等の機構を設けることが考
えられる。
【0038】カメラブロック2には、主としてレンズブ
ロック1により撮影した画像光をデジタル画像信号に変
換するための回路部が備えられる。このカメラブロック
2のCCD(Charge Coupled Device) 21に対しては、
光学系11を透過した被写体の光画像が与えられる。C
CD21においては上記光画像について光電変換を行う
ことで撮像信号を生成し、サンプルホールド/AGC(A
utomatic Gain Control)回路22に供給する。サンプル
ホールド/AGC回路22では、CCD21から出力さ
れた撮像信号についてゲイン調整を行うと共に、サンプ
ルホールド処理を施すことによって波形整形を行う。サ
ンプルホールド/AGC回路2の出力は、ビデオA/D
コンバータ23に供給されることで、デジタルとしての
画像信号データに変換される。
ロック1により撮影した画像光をデジタル画像信号に変
換するための回路部が備えられる。このカメラブロック
2のCCD(Charge Coupled Device) 21に対しては、
光学系11を透過した被写体の光画像が与えられる。C
CD21においては上記光画像について光電変換を行う
ことで撮像信号を生成し、サンプルホールド/AGC(A
utomatic Gain Control)回路22に供給する。サンプル
ホールド/AGC回路22では、CCD21から出力さ
れた撮像信号についてゲイン調整を行うと共に、サンプ
ルホールド処理を施すことによって波形整形を行う。サ
ンプルホールド/AGC回路2の出力は、ビデオA/D
コンバータ23に供給されることで、デジタルとしての
画像信号データに変換される。
【0039】上記CCD21、サンプルホールド/AG
C回路22、ビデオA/Dコンバータ23における信号
処理タイミングは、タイミングジェネレータ24にて生
成されるタイミング信号により制御される。タイミング
ジェネレータ24では、後述するデータ処理/システム
コントロール回路31(ビデオ信号処理回部3内)にて
信号処理に利用されるクロックを入力し、このクロック
に基づいて所要のタイミング信号を生成するようにされ
る。これにより、カメラブロック2における信号処理タ
イミングを、ビデオ信号処理部3における処理タイミン
グと同期させるようにしている。カメラコントローラ2
5は、カメラブロック2内に備えられる上記各機能回路
部が適正に動作するように所要の制御を実行すると共
に、レンズブロック1に対してオートフォーカス、自動
露出調整、絞り調整、ズームなどのための制御を行うも
のとされる。例えばオートフォーカス制御であれば、カ
メラコントローラ25は、所定のオートフォーカス制御
方式に従って得られるフォーカス制御情報に基づいて、
フォーカスモータの回転角を制御する。これにより、撮
像レンズはジャストピント状態となるように駆動される
ことになる。
C回路22、ビデオA/Dコンバータ23における信号
処理タイミングは、タイミングジェネレータ24にて生
成されるタイミング信号により制御される。タイミング
ジェネレータ24では、後述するデータ処理/システム
コントロール回路31(ビデオ信号処理回部3内)にて
信号処理に利用されるクロックを入力し、このクロック
に基づいて所要のタイミング信号を生成するようにされ
る。これにより、カメラブロック2における信号処理タ
イミングを、ビデオ信号処理部3における処理タイミン
グと同期させるようにしている。カメラコントローラ2
5は、カメラブロック2内に備えられる上記各機能回路
部が適正に動作するように所要の制御を実行すると共
に、レンズブロック1に対してオートフォーカス、自動
露出調整、絞り調整、ズームなどのための制御を行うも
のとされる。例えばオートフォーカス制御であれば、カ
メラコントローラ25は、所定のオートフォーカス制御
方式に従って得られるフォーカス制御情報に基づいて、
フォーカスモータの回転角を制御する。これにより、撮
像レンズはジャストピント状態となるように駆動される
ことになる。
【0040】ビデオ信号処理部3は、記録時において
は、カメラブロック2から供給されたデジタル画像信
号、及びマイクロフォン202により集音したことで得
られるデジタル音声信号について圧縮処理を施し、これ
ら圧縮データをユーザ記録データとして後段のメディア
ドライブ部4に供給する。さらにカメラブロック2から
供給されたデジタル画像信号とキャラクタ画像により生
成した画像をビューファインダドライブ部207に供給
し、ビューファインダ204に表示させる。また、再生
時においては、メディアドライブ部4から供給されるユ
ーザ再生データ(ディスク51からの読み出しデー
タ)、つまり圧縮処理された画像信号データ及び音声信
号データについて復調処理を施し、これらを再生画像信
号、再生音声信号として出力する。
は、カメラブロック2から供給されたデジタル画像信
号、及びマイクロフォン202により集音したことで得
られるデジタル音声信号について圧縮処理を施し、これ
ら圧縮データをユーザ記録データとして後段のメディア
ドライブ部4に供給する。さらにカメラブロック2から
供給されたデジタル画像信号とキャラクタ画像により生
成した画像をビューファインダドライブ部207に供給
し、ビューファインダ204に表示させる。また、再生
時においては、メディアドライブ部4から供給されるユ
ーザ再生データ(ディスク51からの読み出しデー
タ)、つまり圧縮処理された画像信号データ及び音声信
号データについて復調処理を施し、これらを再生画像信
号、再生音声信号として出力する。
【0041】なお本例において、画像信号データ(画像
データ)の圧縮/伸張処理方式としては、動画像につい
てはMPEG(Moving Picture Experts Group)2を採用
し、静止画像についてはJPEG(Joint Photographic
Coding Experts Group) を採用しているものとする。ま
た、音声信号デーのタ圧縮/伸張処理方式には、ATR
AC(Adaptve Transform Acoustic Coding) 2を採用す
るものとする。
データ)の圧縮/伸張処理方式としては、動画像につい
てはMPEG(Moving Picture Experts Group)2を採用
し、静止画像についてはJPEG(Joint Photographic
Coding Experts Group) を採用しているものとする。ま
た、音声信号デーのタ圧縮/伸張処理方式には、ATR
AC(Adaptve Transform Acoustic Coding) 2を採用す
るものとする。
【0042】ビデオ信号処理部3のデータ処理/システ
ムコントロール回路31は、主として、当該ビデオ信号
処理部3における画像信号データ及び音声信号データの
圧縮/伸張処理に関する制御処理と、ビデオ信号処理部
3を経由するデータの入出力を司るための処理を実行す
る。また、ビューファインダ204や表示部6Aに対し
て表示すべき表示画像データの生成、及び表示出力のた
めの信号処理も実行する。また、データ処理/システム
コントロール回路31を含むビデオ信号処理部3全体に
ついての制御処理は、ビデオコントローラ38が実行す
るようにされる。このビデオコントローラ38は、例え
ばマイクロコンピュータ等を備えて構成され、カメラブ
ロック2のカメラコントローラ25、及び後述するメデ
ィアドライブ部4のドライバコントローラ46と、例え
ば図示しないバスライン等を介して相互通信可能とされ
ている。
ムコントロール回路31は、主として、当該ビデオ信号
処理部3における画像信号データ及び音声信号データの
圧縮/伸張処理に関する制御処理と、ビデオ信号処理部
3を経由するデータの入出力を司るための処理を実行す
る。また、ビューファインダ204や表示部6Aに対し
て表示すべき表示画像データの生成、及び表示出力のた
めの信号処理も実行する。また、データ処理/システム
コントロール回路31を含むビデオ信号処理部3全体に
ついての制御処理は、ビデオコントローラ38が実行す
るようにされる。このビデオコントローラ38は、例え
ばマイクロコンピュータ等を備えて構成され、カメラブ
ロック2のカメラコントローラ25、及び後述するメデ
ィアドライブ部4のドライバコントローラ46と、例え
ば図示しないバスライン等を介して相互通信可能とされ
ている。
【0043】ビデオ信号処理部3における記録時の基本
的な動作として、データ処理/システムコントロール回
路31には、カメラブロック2のビデオA/Dコンバー
タ23から供給された画像信号データが入力される。デ
ータ処理/システムコントロール回路31では、入力さ
れた画像信号データを例えば動き検出回路35に供給す
る。動き検出回路35では、例えばメモリ36を作業領
域として利用しながら入力された画像信号データについ
て動き補償等の画像処理を施した後、MPEG2ビデオ
信号処理回路33に供給する。
的な動作として、データ処理/システムコントロール回
路31には、カメラブロック2のビデオA/Dコンバー
タ23から供給された画像信号データが入力される。デ
ータ処理/システムコントロール回路31では、入力さ
れた画像信号データを例えば動き検出回路35に供給す
る。動き検出回路35では、例えばメモリ36を作業領
域として利用しながら入力された画像信号データについ
て動き補償等の画像処理を施した後、MPEG2ビデオ
信号処理回路33に供給する。
【0044】MPEG2ビデオ信号処理回路33におい
ては、例えばメモリ34を作業領域として利用しなが
ら、入力された画像信号データについてMPEG2のフ
ォーマットに従って圧縮処理を施し、動画像としての圧
縮データのビットストリーム(MPEG2ビットストリ
ーム)を出力するようにされる。また、MPEG2ビデ
オ信号処理回路33では、例えば動画像としての画像信
号データから静止画としての画像データを抽出してこれ
に圧縮処理を施す際には、JPEGのフォーマットに従
って静止画としての圧縮画像データを生成するように構
成されている。なお、JPEGは採用せずに、MPEG
2のフォーマットによる圧縮画像データとして、正規の
画像データとされるIピクチャ(Intra Picture) を静止
画の画像データとして扱うことも考えられる。MPEG
2ビデオ信号処理回路33により圧縮符号化された画像
信号データ(圧縮画像データ)は、例えば、バッファメ
モリ32に対して所定の転送レートにより書き込まれて
一時保持される。なおMPEG2のフォーマットにおい
ては、周知のようにいわゆる符号化ビットレート(デー
タレート)として、一定速度(CBR;Constant Bit R
ate)と、可変速度(VBR;Variable Bit Rate)の両者
がサポートされており、ビデオ信号処理部3ではこれら
に対応できるものとしている。
ては、例えばメモリ34を作業領域として利用しなが
ら、入力された画像信号データについてMPEG2のフ
ォーマットに従って圧縮処理を施し、動画像としての圧
縮データのビットストリーム(MPEG2ビットストリ
ーム)を出力するようにされる。また、MPEG2ビデ
オ信号処理回路33では、例えば動画像としての画像信
号データから静止画としての画像データを抽出してこれ
に圧縮処理を施す際には、JPEGのフォーマットに従
って静止画としての圧縮画像データを生成するように構
成されている。なお、JPEGは採用せずに、MPEG
2のフォーマットによる圧縮画像データとして、正規の
画像データとされるIピクチャ(Intra Picture) を静止
画の画像データとして扱うことも考えられる。MPEG
2ビデオ信号処理回路33により圧縮符号化された画像
信号データ(圧縮画像データ)は、例えば、バッファメ
モリ32に対して所定の転送レートにより書き込まれて
一時保持される。なおMPEG2のフォーマットにおい
ては、周知のようにいわゆる符号化ビットレート(デー
タレート)として、一定速度(CBR;Constant Bit R
ate)と、可変速度(VBR;Variable Bit Rate)の両者
がサポートされており、ビデオ信号処理部3ではこれら
に対応できるものとしている。
【0045】例えばVBRによる画像圧縮処理を行う場
合には、例えば、動き検出回路35において、画像デー
タをマクロブロック単位により前後数十〜数百フレーム
内の範囲で動き検出を行って、動きありとされればこの
検出結果を動きベクトル情報としてMPEG2ビデオ信
号処理回路33に伝送する。MPEG2ビデオ信号処理
回路33では、圧縮符号化後の画像データをある所要の
データレートするように、上記動きベクトル情報をはじ
めとする所要の情報を利用しながら、マクロブロックご
との量子化係数を決定していくようにされる。
合には、例えば、動き検出回路35において、画像デー
タをマクロブロック単位により前後数十〜数百フレーム
内の範囲で動き検出を行って、動きありとされればこの
検出結果を動きベクトル情報としてMPEG2ビデオ信
号処理回路33に伝送する。MPEG2ビデオ信号処理
回路33では、圧縮符号化後の画像データをある所要の
データレートするように、上記動きベクトル情報をはじ
めとする所要の情報を利用しながら、マクロブロックご
との量子化係数を決定していくようにされる。
【0046】音声圧縮エンコーダ/デコーダ37には、
A/Dコンバータ64(表示/画像/音声入出力部6
内)を介して、例えばマイクロフォン202により集音
された音声がデジタルによる音声信号データとして入力
される。音声圧縮エンコーダ/デコーダ37では、前述
のようにATRAC2のフォーマットに従って入力され
た音声信号データに対する圧縮処理を施す。この圧縮音
声信号データもまた、データ処理/システムコントロー
ル回路31によってバッファメモリ32に対して所定の
転送レートによる書き込みが行われ、ここで一時保持さ
れる。
A/Dコンバータ64(表示/画像/音声入出力部6
内)を介して、例えばマイクロフォン202により集音
された音声がデジタルによる音声信号データとして入力
される。音声圧縮エンコーダ/デコーダ37では、前述
のようにATRAC2のフォーマットに従って入力され
た音声信号データに対する圧縮処理を施す。この圧縮音
声信号データもまた、データ処理/システムコントロー
ル回路31によってバッファメモリ32に対して所定の
転送レートによる書き込みが行われ、ここで一時保持さ
れる。
【0047】上記のようにして、バッファメモリ32に
は、圧縮画像データ及び圧縮音声信号データが蓄積可能
とされる。バッファメモリ32は、主として、カメラブ
ロック2あるいは表示/画像/音声入出力部6とバッフ
ァメモリ32間のデータ転送レートと、バッファメモリ
32とメディアドライブ部4間のデータ転送レートの速
度差を吸収するための機能を有する。バッファメモリ3
2に蓄積された圧縮画像データ及び圧縮音声信号データ
は、記録時であれば、順次所定タイミングで読み出しが
行われて、メディアドライブ部4のMD−DATA2エ
ンコーダ/デコーダ41に伝送される。ただし、例えば
再生時においてバッファメモリ32に蓄積されたデータ
の読み出しと、この読み出したデータをメディアドライ
ブ部4からデッキ部5を介してディスク51に記録する
までの動作は、間欠的に行われても構わない。このよう
なバッファメモリ32に対するデータの書き込み及び読
み出し制御は、例えば、データ処理/システムコントロ
ール回路31によって実行される。
は、圧縮画像データ及び圧縮音声信号データが蓄積可能
とされる。バッファメモリ32は、主として、カメラブ
ロック2あるいは表示/画像/音声入出力部6とバッフ
ァメモリ32間のデータ転送レートと、バッファメモリ
32とメディアドライブ部4間のデータ転送レートの速
度差を吸収するための機能を有する。バッファメモリ3
2に蓄積された圧縮画像データ及び圧縮音声信号データ
は、記録時であれば、順次所定タイミングで読み出しが
行われて、メディアドライブ部4のMD−DATA2エ
ンコーダ/デコーダ41に伝送される。ただし、例えば
再生時においてバッファメモリ32に蓄積されたデータ
の読み出しと、この読み出したデータをメディアドライ
ブ部4からデッキ部5を介してディスク51に記録する
までの動作は、間欠的に行われても構わない。このよう
なバッファメモリ32に対するデータの書き込み及び読
み出し制御は、例えば、データ処理/システムコントロ
ール回路31によって実行される。
【0048】ビデオ信号処理部3における再生時の動作
としては、概略的に次のようになる。再生時には、ディ
スク51から読み出され、MD−DATA2エンコーダ
/デコーダ41(メディアドライブ部4内)の処理によ
りMD−DATA2フォーマットに従ってデコードされ
た圧縮画像データ、圧縮音声信号データ(ユーザ再生デ
ータ)が、データ処理/システムコントロール回路31
に伝送されてくる。データ処理/システムコントロール
回路31では、例えば入力した圧縮画像データ及び圧縮
音声信号データを、一旦バッファメモリ32に蓄積させ
る。そして、例えば再生時間軸の整合が得られるように
された所要のタイミング及び転送レートで、バッファメ
モリ32から圧縮画像データ及び圧縮音声信号データの
読み出しを行い、圧縮画像データについてはMPEG2
ビデオ信号処理回路33に供給し、圧縮音声信号データ
については音声圧縮エンコーダ/デコーダ37に供給す
る。
としては、概略的に次のようになる。再生時には、ディ
スク51から読み出され、MD−DATA2エンコーダ
/デコーダ41(メディアドライブ部4内)の処理によ
りMD−DATA2フォーマットに従ってデコードされ
た圧縮画像データ、圧縮音声信号データ(ユーザ再生デ
ータ)が、データ処理/システムコントロール回路31
に伝送されてくる。データ処理/システムコントロール
回路31では、例えば入力した圧縮画像データ及び圧縮
音声信号データを、一旦バッファメモリ32に蓄積させ
る。そして、例えば再生時間軸の整合が得られるように
された所要のタイミング及び転送レートで、バッファメ
モリ32から圧縮画像データ及び圧縮音声信号データの
読み出しを行い、圧縮画像データについてはMPEG2
ビデオ信号処理回路33に供給し、圧縮音声信号データ
については音声圧縮エンコーダ/デコーダ37に供給す
る。
【0049】MPEG2ビデオ信号処理回路33では、
入力された圧縮画像データについて伸張処理を施して、
データ処理/システムコントロール回路31に伝送す
る。データ処理/システムコントロール回路31では、
この伸張処理された画像信号データを、ビデオD/Aコ
ンバータ61(表示/画像/音声入出力部6内)に供給
する。音声圧縮エンコーダ/デコーダ37では、入力さ
れた圧縮音声信号データについて伸張処理を施して、D
/Aコンバータ65(表示/画像/音声入出力部6内)
に供給する。
入力された圧縮画像データについて伸張処理を施して、
データ処理/システムコントロール回路31に伝送す
る。データ処理/システムコントロール回路31では、
この伸張処理された画像信号データを、ビデオD/Aコ
ンバータ61(表示/画像/音声入出力部6内)に供給
する。音声圧縮エンコーダ/デコーダ37では、入力さ
れた圧縮音声信号データについて伸張処理を施して、D
/Aコンバータ65(表示/画像/音声入出力部6内)
に供給する。
【0050】表示/画像/音声入出力部6においては、
ビデオD/Aコンバータ61に入力された画像信号デー
タは、ここでアナログ画像信号に変換され、表示コント
ローラ62及びコンポジット信号処理回路63に対して
分岐して入力される。表示コントローラ62では、入力
された画像信号に基づいて表示部6Aを駆動する。これ
により、表示部6Aにおいて再生画像の表示が行われ
る。また、表示部6Aにおいては、ディスク51から再
生して得られる画像の表示だけでなく、当然のこととし
て、レンズブロック1及びカメラブロック2からなるカ
メラ部位により撮影して得られた撮像画像も、ほぼリア
ルタイムで表示出力させることが可能である。また、再
生画像及び撮像画像の他、前述のように、機器の動作に
応じて所要のメッセージをユーザに知らせるための文字
やキャラクタ等によるメッセージ表示も行われるものと
される。このようなメッセージ表示は、例えばビデオコ
ントローラ38の制御によって、所要の文字やキャラク
タ等が所定の位置に表示されるように、データ処理/シ
ステムコントロール回路31において、ビデオD/Aコ
ンバータ61に出力すべき画像信号データに対して、所
要の文字やキャラクタ等の画像信号データを合成する処
理を実行するようにすればよい。このため、データ処理
/システムコントロール回路31は、オンスクリーンデ
ィスプレイ機能を含む信号処理回路を備える。
ビデオD/Aコンバータ61に入力された画像信号デー
タは、ここでアナログ画像信号に変換され、表示コント
ローラ62及びコンポジット信号処理回路63に対して
分岐して入力される。表示コントローラ62では、入力
された画像信号に基づいて表示部6Aを駆動する。これ
により、表示部6Aにおいて再生画像の表示が行われ
る。また、表示部6Aにおいては、ディスク51から再
生して得られる画像の表示だけでなく、当然のこととし
て、レンズブロック1及びカメラブロック2からなるカ
メラ部位により撮影して得られた撮像画像も、ほぼリア
ルタイムで表示出力させることが可能である。また、再
生画像及び撮像画像の他、前述のように、機器の動作に
応じて所要のメッセージをユーザに知らせるための文字
やキャラクタ等によるメッセージ表示も行われるものと
される。このようなメッセージ表示は、例えばビデオコ
ントローラ38の制御によって、所要の文字やキャラク
タ等が所定の位置に表示されるように、データ処理/シ
ステムコントロール回路31において、ビデオD/Aコ
ンバータ61に出力すべき画像信号データに対して、所
要の文字やキャラクタ等の画像信号データを合成する処
理を実行するようにすればよい。このため、データ処理
/システムコントロール回路31は、オンスクリーンデ
ィスプレイ機能を含む信号処理回路を備える。
【0051】コンポジット信号処理回路63では、ビデ
オD/Aコンバータ61から供給されたアナログ画像信
号についてコンポジット信号に変換して、ビデオ出力端
子T1に出力する。例えば、ビデオ出力端子T1を介し
て、外部モニタ装置等と接続を行えば、当該ビデオカメ
ラで再生した画像を外部モニタ装置により表示させるこ
とが可能となる。
オD/Aコンバータ61から供給されたアナログ画像信
号についてコンポジット信号に変換して、ビデオ出力端
子T1に出力する。例えば、ビデオ出力端子T1を介し
て、外部モニタ装置等と接続を行えば、当該ビデオカメ
ラで再生した画像を外部モニタ装置により表示させるこ
とが可能となる。
【0052】また、表示/画像/音声入出力部6におい
て、音声圧縮エンコーダ/デコーダ37からD/Aコン
バータ65に入力された音声信号データは、ここでアナ
ログ音声信号に変換され、ヘッドフォン/ライン端子T
2に対して出力される。また、D/Aコンバータ65か
ら出力されたアナログ音声信号は、アンプ66を介して
スピーカSPに対しても分岐して出力され、これによ
り、スピーカSPからは、再生音声等が出力されること
になる。
て、音声圧縮エンコーダ/デコーダ37からD/Aコン
バータ65に入力された音声信号データは、ここでアナ
ログ音声信号に変換され、ヘッドフォン/ライン端子T
2に対して出力される。また、D/Aコンバータ65か
ら出力されたアナログ音声信号は、アンプ66を介して
スピーカSPに対しても分岐して出力され、これによ
り、スピーカSPからは、再生音声等が出力されること
になる。
【0053】メディアドライブ部4では、主として、記
録時にはMD−DATA2フォーマットに従って記録デ
ータをディスク記録に適合するようにエンコードしてデ
ッキ部5に伝送し、再生時においては、デッキ部5にお
いてディスク51から読み出されたデータについてデコ
ード処理を施すことで再生データを得て、ビデオ信号処
理部3に対して伝送する。
録時にはMD−DATA2フォーマットに従って記録デ
ータをディスク記録に適合するようにエンコードしてデ
ッキ部5に伝送し、再生時においては、デッキ部5にお
いてディスク51から読み出されたデータについてデコ
ード処理を施すことで再生データを得て、ビデオ信号処
理部3に対して伝送する。
【0054】このメディアドライブ部4のMD−DAT
A2エンコーダ/デコーダ41は、記録時においては、
データ処理/システムコントロール回路31から記録デ
ータ(圧縮画像データ+圧縮音声信号データ)が入力さ
れ、この記録データについて、MD−DATA2フォー
マットに従った所定のエンコード処理を施し、このエン
コードされたデータを一時バッファメモリ42に蓄積す
る。そして、所要のタイミングで読み出しを行いながら
デッキ部5に伝送する。
A2エンコーダ/デコーダ41は、記録時においては、
データ処理/システムコントロール回路31から記録デ
ータ(圧縮画像データ+圧縮音声信号データ)が入力さ
れ、この記録データについて、MD−DATA2フォー
マットに従った所定のエンコード処理を施し、このエン
コードされたデータを一時バッファメモリ42に蓄積す
る。そして、所要のタイミングで読み出しを行いながら
デッキ部5に伝送する。
【0055】再生時においては、ディスク51から読み
出され、RF信号処理回路44、二値化回路43を介し
て入力されたデジタル再生信号について、MD−DAT
A2フォーマットに従ったデコード処理を施して、再生
データとしてビデオ信号処理部3のデータ処理/システ
ムコントロール回路31に対して伝送する。なお、この
際においても、必要があれば再生データを一旦バッファ
メモリ42に蓄積し、ここから所要のタイミングで読み
出したデータをデータ処理/システムコントロール回路
31に伝送出力するようにされる。このような、バッフ
ァメモリ42に対する書き込み/読み出し制御はドライ
バコントローラ46が実行するものとされる。なお、例
えばディスク51の再生時において、外乱等によってサ
ーボ等が外れて、ディスクからの信号の読み出しが不可
となったような場合でも、バッファメモリ42に対して
読み出しデータが蓄積されている期間内にディスクに対
する再生動作を復帰させるようにすれば、再生データと
しての時系列的連続性を維持することが可能となる。
出され、RF信号処理回路44、二値化回路43を介し
て入力されたデジタル再生信号について、MD−DAT
A2フォーマットに従ったデコード処理を施して、再生
データとしてビデオ信号処理部3のデータ処理/システ
ムコントロール回路31に対して伝送する。なお、この
際においても、必要があれば再生データを一旦バッファ
メモリ42に蓄積し、ここから所要のタイミングで読み
出したデータをデータ処理/システムコントロール回路
31に伝送出力するようにされる。このような、バッフ
ァメモリ42に対する書き込み/読み出し制御はドライ
バコントローラ46が実行するものとされる。なお、例
えばディスク51の再生時において、外乱等によってサ
ーボ等が外れて、ディスクからの信号の読み出しが不可
となったような場合でも、バッファメモリ42に対して
読み出しデータが蓄積されている期間内にディスクに対
する再生動作を復帰させるようにすれば、再生データと
しての時系列的連続性を維持することが可能となる。
【0056】RF信号処理回路44には、ディスク51
からの読み出し信号について所要の処理を施すことで、
例えば、再生データとしてのRF信号、デッキ部5に対
するサーボ制御のためのフォーカスエラー信号、トラッ
キングエラー信号等のサーボ制御信号を生成する。RF
信号は、上記のように二値化回路43により2値化さ
れ、デジタル信号データとしてMD−DATA2エンコ
ーダ/デコーダ41に入力される。また、生成された各
種サーボ制御信号はサーボ回路45に供給される。サー
ボ回路45では、入力したサーボ制御信号に基づいて、
デッキ部5における所要のサーボ制御を実行する。
からの読み出し信号について所要の処理を施すことで、
例えば、再生データとしてのRF信号、デッキ部5に対
するサーボ制御のためのフォーカスエラー信号、トラッ
キングエラー信号等のサーボ制御信号を生成する。RF
信号は、上記のように二値化回路43により2値化さ
れ、デジタル信号データとしてMD−DATA2エンコ
ーダ/デコーダ41に入力される。また、生成された各
種サーボ制御信号はサーボ回路45に供給される。サー
ボ回路45では、入力したサーボ制御信号に基づいて、
デッキ部5における所要のサーボ制御を実行する。
【0057】なお、本例においては、MD−DATA1
フォーマットに対応するエンコーダ/デコーダ47を備
えており、ビデオ信号処理部3から供給された記録デー
タを、MD−DATA1フォーマットに従ってエンコー
ドしてディスク51に記録すること、或いは、ディスク
51からの読み出しデータがMD−DATA1フォーマ
ットに従ってエンコードされているものについては、そ
のデコード処理を行って、ビデオ信号処理部3に伝送出
力することも可能とされている。つまり本例のビデオカ
メラとしては、MD−DATA2フォーマットとMD−
DATA1フォーマットとについて互換性が得られるよ
うに構成されている。ドライバコントローラ46は、メ
ディアドライブ部4を総括的に制御するための機能回路
部とされる。
フォーマットに対応するエンコーダ/デコーダ47を備
えており、ビデオ信号処理部3から供給された記録デー
タを、MD−DATA1フォーマットに従ってエンコー
ドしてディスク51に記録すること、或いは、ディスク
51からの読み出しデータがMD−DATA1フォーマ
ットに従ってエンコードされているものについては、そ
のデコード処理を行って、ビデオ信号処理部3に伝送出
力することも可能とされている。つまり本例のビデオカ
メラとしては、MD−DATA2フォーマットとMD−
DATA1フォーマットとについて互換性が得られるよ
うに構成されている。ドライバコントローラ46は、メ
ディアドライブ部4を総括的に制御するための機能回路
部とされる。
【0058】デッキ部5は、ディスク51を駆動するた
めの機構からなる部位とされる。ここでは図示しない
が、デッキ部5においては、装填されるべきディスク5
1が着脱可能とされ、ユーザの作業によって交換が可能
なようにされた機構(ディスクスロット203(図6参
照))を有しているものとされる。また、ここでのディ
スク51は、MD−DATA2フォーマット、あるいは
MD−DATA1フォーマットに対応する光磁気ディス
クであることが前提となる。
めの機構からなる部位とされる。ここでは図示しない
が、デッキ部5においては、装填されるべきディスク5
1が着脱可能とされ、ユーザの作業によって交換が可能
なようにされた機構(ディスクスロット203(図6参
照))を有しているものとされる。また、ここでのディ
スク51は、MD−DATA2フォーマット、あるいは
MD−DATA1フォーマットに対応する光磁気ディス
クであることが前提となる。
【0059】デッキ部5においては、装填されたディス
ク51をCLVにより回転駆動するスピンドルモータ5
2によって、CLVにより回転駆動される。このディス
ク51に対しては記録/再生時に光学ヘッド53によっ
てレーザ光が照射される。光学ヘッド53は、記録時に
は記録トラックをキュリー温度まで加熱するための高レ
ベルのレーザ出力を行ない、また再生時には磁気カー効
果により反射光からデータを検出するための比較的低レ
ベルのレーザ出力を行なう。このため、光学ヘッド53
には、ここでは詳しい図示は省略するがレーザ出力手段
としてのレーザダイオード、偏光ビームスプリッタや対
物レンズ等からなる光学系、及び反射光を検出するため
のディテクタが搭載されている。光学ヘッド53に備え
られる対物レンズとしては、例えば2軸機構によってデ
ィスク半径方向及びディスクに接離する方向に変位可能
に保持されている。
ク51をCLVにより回転駆動するスピンドルモータ5
2によって、CLVにより回転駆動される。このディス
ク51に対しては記録/再生時に光学ヘッド53によっ
てレーザ光が照射される。光学ヘッド53は、記録時に
は記録トラックをキュリー温度まで加熱するための高レ
ベルのレーザ出力を行ない、また再生時には磁気カー効
果により反射光からデータを検出するための比較的低レ
ベルのレーザ出力を行なう。このため、光学ヘッド53
には、ここでは詳しい図示は省略するがレーザ出力手段
としてのレーザダイオード、偏光ビームスプリッタや対
物レンズ等からなる光学系、及び反射光を検出するため
のディテクタが搭載されている。光学ヘッド53に備え
られる対物レンズとしては、例えば2軸機構によってデ
ィスク半径方向及びディスクに接離する方向に変位可能
に保持されている。
【0060】また、ディスク51を挟んで光学ヘッド5
3と対向する位置には磁気ヘッド54が配置されてい
る。磁気ヘッド54は記録データによって変調された磁
界をディスク51に印加する動作を行なう。また、図示
しないが、デッキ部5においては、スレッドモータ55
により駆動されるスレッド機構が備えられている。この
スレッド機構が駆動されることにより、上記光学ヘッド
53全体及び磁気ヘッド54はディスク半径方向に移動
可能とされている。
3と対向する位置には磁気ヘッド54が配置されてい
る。磁気ヘッド54は記録データによって変調された磁
界をディスク51に印加する動作を行なう。また、図示
しないが、デッキ部5においては、スレッドモータ55
により駆動されるスレッド機構が備えられている。この
スレッド機構が駆動されることにより、上記光学ヘッド
53全体及び磁気ヘッド54はディスク半径方向に移動
可能とされている。
【0061】操作部7は図6に示した各操作子300,
301,及び304〜309等に相当し、これらの操作
子によるユーザの各種操作情報は例えばビデオコントロ
ーラ38に供給される。ビデオコントローラ38は、ユ
ーザー操作に応じた必要な動作が各部において実行され
るようにするための操作情報、制御情報をカメラコント
ローラ25、ドライバコントローラ46に対して供給す
る。
301,及び304〜309等に相当し、これらの操作
子によるユーザの各種操作情報は例えばビデオコントロ
ーラ38に供給される。ビデオコントローラ38は、ユ
ーザー操作に応じた必要な動作が各部において実行され
るようにするための操作情報、制御情報をカメラコント
ローラ25、ドライバコントローラ46に対して供給す
る。
【0062】外部インターフェイス8は、当該ビデオカ
メラと外部機器とでデータを相互伝送可能とするために
設けられており、例えば図のようにI/F端子T3とビ
デオ信号処理部間に対して設けられる。なお、外部イン
ターフェイス8としてはここでは特に限定されるもので
はないが、例えばIEEE1394等が採用されればよ
い。例えば、外部のデジタル画像機器と本例のビデオカ
メラをI/F端子T3を介して接続した場合、ビデオカ
メラで撮影した画像(音声)を外部デジタル画像機器に
録画したりすることが可能となる。また、外部デジタル
画像機器にて再生した画像(音声)データ等を、外部イ
ンターフェイス8を介して取り込むことにより、MD−
DATA2(或いはMD−DATA1)フォーマットに
従ってディスク51に記録するといったことも可能とな
る。
メラと外部機器とでデータを相互伝送可能とするために
設けられており、例えば図のようにI/F端子T3とビ
デオ信号処理部間に対して設けられる。なお、外部イン
ターフェイス8としてはここでは特に限定されるもので
はないが、例えばIEEE1394等が採用されればよ
い。例えば、外部のデジタル画像機器と本例のビデオカ
メラをI/F端子T3を介して接続した場合、ビデオカ
メラで撮影した画像(音声)を外部デジタル画像機器に
録画したりすることが可能となる。また、外部デジタル
画像機器にて再生した画像(音声)データ等を、外部イ
ンターフェイス8を介して取り込むことにより、MD−
DATA2(或いはMD−DATA1)フォーマットに
従ってディスク51に記録するといったことも可能とな
る。
【0063】電源ブロック9は、内蔵のバッテリにより
得られる直流電源あるいは商用交流電源から生成した直
流電源を利用して、各機能回路部に対して所要のレベル
の電源電圧を供給する。電源ブロック9によるメイン電
源のオン/オフは、上述したメインダイヤル300の操
作に応じてビデオコントローラ38が制御する。
得られる直流電源あるいは商用交流電源から生成した直
流電源を利用して、各機能回路部に対して所要のレベル
の電源電圧を供給する。電源ブロック9によるメイン電
源のオン/オフは、上述したメインダイヤル300の操
作に応じてビデオコントローラ38が制御する。
【0064】また、後述する本実施の形態の第1例に対
応する構成として、電源ブロック9において、カメラブ
ロック2及びビデオ信号処理部3における所要の機能回
路部に対して動作電源を供給するための電源ラインは、
ビデオコントローラ38の制御によって、「音声録画モ
ード」による録画時には遮断される。また記録動作中は
ビデオコントローラ38はインジケータ206の発光動
作を実行させる。
応する構成として、電源ブロック9において、カメラブ
ロック2及びビデオ信号処理部3における所要の機能回
路部に対して動作電源を供給するための電源ラインは、
ビデオコントローラ38の制御によって、「音声録画モ
ード」による録画時には遮断される。また記録動作中は
ビデオコントローラ38はインジケータ206の発光動
作を実行させる。
【0065】4.メディアドライブ部の構成 続いて、図4に示したメディアドライブ部4の構成とし
て、MD−DATA2に対応する機能回路部を抽出した
詳細な構成について、図5のブロック図を参照して説明
する。なお、図5においては、メディアドライブ部4と
共にデッキ部5を示しているが、デッキ部5の内部構成
については図4により説明したため、ここでは、図4と
同一符号を付して説明を省略する。また、図5に示すメ
ディアドライブ部4において図4のブロックに相当する
範囲に同一符号を付している。
て、MD−DATA2に対応する機能回路部を抽出した
詳細な構成について、図5のブロック図を参照して説明
する。なお、図5においては、メディアドライブ部4と
共にデッキ部5を示しているが、デッキ部5の内部構成
については図4により説明したため、ここでは、図4と
同一符号を付して説明を省略する。また、図5に示すメ
ディアドライブ部4において図4のブロックに相当する
範囲に同一符号を付している。
【0066】光学ヘッド53のディスク51に対するデ
ータ読み出し動作によりに検出された情報(フォトディ
テクタによりレーザ反射光を検出して得られる光電流)
は、RF信号処理回路44内のRFアンプ101に供給
される。RFアンプ101では入力された検出情報か
ら、再生信号としての再生RF信号を生成し、二値化回
路43に供給する。二値化回路43は、入力された再生
RF信号について二値化を行うことにより、デジタル信
号化された再生RF信号(二値化RF信号)を得る。こ
の二値化RF信号はMD−DATA2エンコーダ/デコ
ーダ41に供給され、まずAGC/クランプ回路103
を介してゲイン調整、クランプ処理等が行われた後、イ
コライザ/PLL回路104に入力される。イコライザ
/PLL回路104では、入力された二値化RF信号に
ついてイコライジング処理を施してビタビデコーダ10
5に出力する。また、イコライジング処理後の二値化R
F信号をPLL回路に入力することにより、二値化RF
信号(RLL(1,7)符号列)に同期したクロックC
LKを抽出する。
ータ読み出し動作によりに検出された情報(フォトディ
テクタによりレーザ反射光を検出して得られる光電流)
は、RF信号処理回路44内のRFアンプ101に供給
される。RFアンプ101では入力された検出情報か
ら、再生信号としての再生RF信号を生成し、二値化回
路43に供給する。二値化回路43は、入力された再生
RF信号について二値化を行うことにより、デジタル信
号化された再生RF信号(二値化RF信号)を得る。こ
の二値化RF信号はMD−DATA2エンコーダ/デコ
ーダ41に供給され、まずAGC/クランプ回路103
を介してゲイン調整、クランプ処理等が行われた後、イ
コライザ/PLL回路104に入力される。イコライザ
/PLL回路104では、入力された二値化RF信号に
ついてイコライジング処理を施してビタビデコーダ10
5に出力する。また、イコライジング処理後の二値化R
F信号をPLL回路に入力することにより、二値化RF
信号(RLL(1,7)符号列)に同期したクロックC
LKを抽出する。
【0067】クロックCLKの周波数は現在のディスク
回転速度に対応する。このため、CLVプロセッサ11
1では、イコライザ/PLL回路104からクロックC
LKを入力し、所定のCLV速度(図3参照)に対応す
る基準値と比較することにより誤差情報を得て、この誤
差情報をスピンドルエラー信号SPEを生成するための
信号成分として利用する。また、クロックCLKは、例
えばRLL(1,7)復調回路106をはじめとする、
所要の信号処理回路系における処理のためのクロックと
して利用される。
回転速度に対応する。このため、CLVプロセッサ11
1では、イコライザ/PLL回路104からクロックC
LKを入力し、所定のCLV速度(図3参照)に対応す
る基準値と比較することにより誤差情報を得て、この誤
差情報をスピンドルエラー信号SPEを生成するための
信号成分として利用する。また、クロックCLKは、例
えばRLL(1,7)復調回路106をはじめとする、
所要の信号処理回路系における処理のためのクロックと
して利用される。
【0068】ビタビデコーダ105は、イコライザ/P
LL回路104から入力された二値化RF信号につい
て、いわゆるビタビ復号法に従った復号処理を行う。こ
れにより、RLL(1,7)符号列としての再生データ
が得られることになる。この再生データはRLL(1,
7)復調回路106に入力され、ここでRLL(1,
7)復調が施されたデータストリームとされる。
LL回路104から入力された二値化RF信号につい
て、いわゆるビタビ復号法に従った復号処理を行う。こ
れにより、RLL(1,7)符号列としての再生データ
が得られることになる。この再生データはRLL(1,
7)復調回路106に入力され、ここでRLL(1,
7)復調が施されたデータストリームとされる。
【0069】RLL(1,7)復調回路106における
復調処理により得られたデータストリームは、データバ
ス114を介してバッファメモリ42に対して書き込み
が行われ、バッファメモリ42上で展開される。このよ
うにしてバッファメモリ42上に展開されたデータスト
リームに対しては、先ず、ECC処理回路116によ
り、RS−PC方式に従って誤り訂正ブロック単位によ
るエラー訂正処理が施され、更に、デスクランブル/E
DCデコード回路117により、デスクランブル処理
と、EDCデコード処理(エラー検出処理)が施され
る。これまでの処理が施されたデータが再生データDA
TApとされる。この再生データDATApは、転送ク
ロック発生回路121にて発生された転送クロックに従
った転送レートで、例えばデスクランブル/EDCデコ
ード回路117からビデオ信号処理部3のデータ処理/
システムコントロール回路31に対して伝送されること
になる。
復調処理により得られたデータストリームは、データバ
ス114を介してバッファメモリ42に対して書き込み
が行われ、バッファメモリ42上で展開される。このよ
うにしてバッファメモリ42上に展開されたデータスト
リームに対しては、先ず、ECC処理回路116によ
り、RS−PC方式に従って誤り訂正ブロック単位によ
るエラー訂正処理が施され、更に、デスクランブル/E
DCデコード回路117により、デスクランブル処理
と、EDCデコード処理(エラー検出処理)が施され
る。これまでの処理が施されたデータが再生データDA
TApとされる。この再生データDATApは、転送ク
ロック発生回路121にて発生された転送クロックに従
った転送レートで、例えばデスクランブル/EDCデコ
ード回路117からビデオ信号処理部3のデータ処理/
システムコントロール回路31に対して伝送されること
になる。
【0070】転送クロック発生回路121は、例えば、
クリスタル系のクロックをメディアドライブ部4とビデ
オ信号処理部3間のデータ伝送や、メディアドライブ部
4内における機能回路部間でのデータ伝送を行う際に、
適宜適正とされる周波数の転送クロック(データ転送レ
ート)を発生するための部位とされる。また、当該ビデ
オカメラの動作状態に応じて、メディアドライブ部4及
びビデオ信号処理部3の各機能回路部に供給すべき所要
の周波数の動作クロックを発生する。
クリスタル系のクロックをメディアドライブ部4とビデ
オ信号処理部3間のデータ伝送や、メディアドライブ部
4内における機能回路部間でのデータ伝送を行う際に、
適宜適正とされる周波数の転送クロック(データ転送レ
ート)を発生するための部位とされる。また、当該ビデ
オカメラの動作状態に応じて、メディアドライブ部4及
びビデオ信号処理部3の各機能回路部に供給すべき所要
の周波数の動作クロックを発生する。
【0071】光学ヘッド53によりディスク51から読
み出された検出情報(光電流)は、マトリクスアンプ1
07に対しても供給される。マトリクスアンプ107で
は、入力された検出情報について所要の演算処理を施す
ことにより、トラッキングエラー信号TE、フォーカス
エラー信号FE、グルーブ情報(ディスク51にウォブ
ルドグルーブWGとして記録されている絶対アドレス情
報)GFM等を抽出しサーボ回路45に供給する。即ち
抽出されたトラッキングエラー信号TE、フォーカスエ
ラー信号FEはサーボプロセッサ112に供給され、グ
ルーブ情報GFMはADIPバンドパスフィルタ108
に供給される。
み出された検出情報(光電流)は、マトリクスアンプ1
07に対しても供給される。マトリクスアンプ107で
は、入力された検出情報について所要の演算処理を施す
ことにより、トラッキングエラー信号TE、フォーカス
エラー信号FE、グルーブ情報(ディスク51にウォブ
ルドグルーブWGとして記録されている絶対アドレス情
報)GFM等を抽出しサーボ回路45に供給する。即ち
抽出されたトラッキングエラー信号TE、フォーカスエ
ラー信号FEはサーボプロセッサ112に供給され、グ
ルーブ情報GFMはADIPバンドパスフィルタ108
に供給される。
【0072】ADIPバンドパスフィルタ108により
帯域制限されたグルーブ情報GFMは、A/Bトラック
検出回路109、ADIPデコーダ110、及びCLV
プロセッサ111に対して供給される。A/Bトラック
検出回路109では、例えば図2(b)にて説明した方
式などに基づいて、入力されたグルーブ情報GFMか
ら、現在トレースしているトラックがトラックTR・
A,TR・Bの何れとされているのかについて判別を行
い、このトラック判別情報をドライバコントローラ46
に出力する。また、ADIPデコーダ110では、入力
されたグルーブ情報GFMをデコードしてディスク上の
絶対アドレス情報であるADIP信号を抽出し、ドライ
バコントローラ46に出力する。ドライバコントローラ
46では、上記トラック判別情報及びADIP信号に基
づいて、所要の制御処理を実行する。
帯域制限されたグルーブ情報GFMは、A/Bトラック
検出回路109、ADIPデコーダ110、及びCLV
プロセッサ111に対して供給される。A/Bトラック
検出回路109では、例えば図2(b)にて説明した方
式などに基づいて、入力されたグルーブ情報GFMか
ら、現在トレースしているトラックがトラックTR・
A,TR・Bの何れとされているのかについて判別を行
い、このトラック判別情報をドライバコントローラ46
に出力する。また、ADIPデコーダ110では、入力
されたグルーブ情報GFMをデコードしてディスク上の
絶対アドレス情報であるADIP信号を抽出し、ドライ
バコントローラ46に出力する。ドライバコントローラ
46では、上記トラック判別情報及びADIP信号に基
づいて、所要の制御処理を実行する。
【0073】CLVプロセッサ111には、イコライザ
/PLL回路104からクロックCLKと、ADIPバ
ンドパスフィルタ108を介したグルーブ情報GFMが
入力される。CLVプロセッサ111では、例えばグル
ーブ情報GFMに対するクロックCLKとの位相誤差を
積分して得られる誤差信号に基づき、CLVサーボ制御
のためのスピンドルエラー信号SPEを生成し、サーボ
プロセッサ112に対して出力する。なお、CLVプロ
セッサ111が実行すべき所要の動作はドライバコント
ローラ46によって制御される。
/PLL回路104からクロックCLKと、ADIPバ
ンドパスフィルタ108を介したグルーブ情報GFMが
入力される。CLVプロセッサ111では、例えばグル
ーブ情報GFMに対するクロックCLKとの位相誤差を
積分して得られる誤差信号に基づき、CLVサーボ制御
のためのスピンドルエラー信号SPEを生成し、サーボ
プロセッサ112に対して出力する。なお、CLVプロ
セッサ111が実行すべき所要の動作はドライバコント
ローラ46によって制御される。
【0074】サーボプロセッサ112は、上記のように
して入力されたトラッキングエラー信号TE、フォーカ
スエラー信号FE、スピンドルエラー信号SPE、ドラ
イバコントローラ46からのトラックジャンプ指令、ア
クセス指令等に基づいて各種サーボ制御信号(トラッキ
ング制御信号、フォーカス制御信号、スレッド制御信
号、スピンドル制御信号等)を生成し、サーボドライバ
113に対して出力する。サーボドライバ113では、
サーボプロセッサ112から供給されたサーボ制御信号
に基づいて所要のサーボドライブ信号を生成する。ここ
でのサーボドライブ信号としては、二軸機構を駆動する
二軸ドライブ信号(フォーカス方向、トラッキング方向
の2種)、スレッド機構を駆動するスレッドモータ駆動
信号、スピンドルモータ52を駆動するスピンドルモー
タ駆動信号となる。このようなサーボドライブ信号がデ
ッキ部5に対して供給されることで、ディスク51に対
するフォーカス制御、トラッキング制御、及びスピンド
ルモータ52に対するCLV制御が行われることにな
る。
して入力されたトラッキングエラー信号TE、フォーカ
スエラー信号FE、スピンドルエラー信号SPE、ドラ
イバコントローラ46からのトラックジャンプ指令、ア
クセス指令等に基づいて各種サーボ制御信号(トラッキ
ング制御信号、フォーカス制御信号、スレッド制御信
号、スピンドル制御信号等)を生成し、サーボドライバ
113に対して出力する。サーボドライバ113では、
サーボプロセッサ112から供給されたサーボ制御信号
に基づいて所要のサーボドライブ信号を生成する。ここ
でのサーボドライブ信号としては、二軸機構を駆動する
二軸ドライブ信号(フォーカス方向、トラッキング方向
の2種)、スレッド機構を駆動するスレッドモータ駆動
信号、スピンドルモータ52を駆動するスピンドルモー
タ駆動信号となる。このようなサーボドライブ信号がデ
ッキ部5に対して供給されることで、ディスク51に対
するフォーカス制御、トラッキング制御、及びスピンド
ルモータ52に対するCLV制御が行われることにな
る。
【0075】ディスク51に対して記録動作が実行され
る際には、例えば、ビデオ信号処理部3のデータ処理/
システムコントロール回路31からスクランブル/ED
Cエンコード回路115に対して記録データDATAr
が入力されることになる。このユーザ記録データDAT
Arは、例えば転送クロック発生回路121にて発生さ
れた転送クロックに同期して入力される。
る際には、例えば、ビデオ信号処理部3のデータ処理/
システムコントロール回路31からスクランブル/ED
Cエンコード回路115に対して記録データDATAr
が入力されることになる。このユーザ記録データDAT
Arは、例えば転送クロック発生回路121にて発生さ
れた転送クロックに同期して入力される。
【0076】スクランブル/EDCエンコード回路11
5では、例えば記録データDATArをバッファメモリ
42に書き込んで展開し、データスクランブル処理、E
DCエンコード処理(所定方式によるエラー検出符号の
付加処理)を施す。この処理の後、例えばECC処理回
路116によって、バッファメモリ42に展開させてい
る記録データDATArに対してRS−PC方式による
エラー訂正符号を付加するようにされる。ここまでの処
理が施された記録データDATArは、バッファメモリ
42から読み出されて、データバス114を介してRL
L(1,7)変調回路118に供給される。
5では、例えば記録データDATArをバッファメモリ
42に書き込んで展開し、データスクランブル処理、E
DCエンコード処理(所定方式によるエラー検出符号の
付加処理)を施す。この処理の後、例えばECC処理回
路116によって、バッファメモリ42に展開させてい
る記録データDATArに対してRS−PC方式による
エラー訂正符号を付加するようにされる。ここまでの処
理が施された記録データDATArは、バッファメモリ
42から読み出されて、データバス114を介してRL
L(1,7)変調回路118に供給される。
【0077】RLL(1,7)変調回路118では、入
力された記録データDATArについてRLL(1,
7)変調処理を施し、このRLL(1,7)符号列とし
ての記録データを磁気ヘッド駆動回路119に出力す
る。
力された記録データDATArについてRLL(1,
7)変調処理を施し、このRLL(1,7)符号列とし
ての記録データを磁気ヘッド駆動回路119に出力す
る。
【0078】ところで、MD−DATA2フォーマット
では、ディスクに対する記録方式として、いわゆるレー
ザストローブ磁界変調方式を採用している。レーザスト
ローブ磁界変調方式とは、記録データにより変調した磁
界をディスク記録面に印加すると共に、ディスクに照射
すべきレーザ光を記録データに同期してパルス発光させ
る記録方式をいう。このようなレーザストローブ磁界変
調方式では、ディスクに記録されるピットエッジの形成
過程が磁界の反転速度等の過渡特性に依存せず、レーザ
パルスの照射タイミングによって決定される。このた
め、例えば単純磁界変調方式(レーザ光をディスクに対
して定常的に照射すると共に記録データにより変調した
磁界をディスク記録面に印加するようにした方式)と比
較して、レーザストローブ磁界変調方式では、記録ピッ
トのジッタをきわめて小さくすることが容易に可能とさ
れる。つまり、レーザストローブ磁界変調方式は、高密
度記録化に有利な記録方式とされるものである。
では、ディスクに対する記録方式として、いわゆるレー
ザストローブ磁界変調方式を採用している。レーザスト
ローブ磁界変調方式とは、記録データにより変調した磁
界をディスク記録面に印加すると共に、ディスクに照射
すべきレーザ光を記録データに同期してパルス発光させ
る記録方式をいう。このようなレーザストローブ磁界変
調方式では、ディスクに記録されるピットエッジの形成
過程が磁界の反転速度等の過渡特性に依存せず、レーザ
パルスの照射タイミングによって決定される。このた
め、例えば単純磁界変調方式(レーザ光をディスクに対
して定常的に照射すると共に記録データにより変調した
磁界をディスク記録面に印加するようにした方式)と比
較して、レーザストローブ磁界変調方式では、記録ピッ
トのジッタをきわめて小さくすることが容易に可能とさ
れる。つまり、レーザストローブ磁界変調方式は、高密
度記録化に有利な記録方式とされるものである。
【0079】メディアドライブ部4の磁気ヘッド駆動回
路119では、入力された記録データにより変調した磁
界が磁気ヘッド54からディスク51に印加されるよう
に動作する。また、RLL(1,7)変調回路118か
らレーザドライバ120に対しては、記録データに同期
したクロックを出力する。レーザドライバ120は、入
力されたクロックに基づいて、磁気ヘッド54により磁
界として発生される記録データに同期させたレーザパル
スがディスクに対して照射されるように、光学ヘッド5
3のレーザダイオードを駆動する。この際、レーザダイ
オードから発光出力されるレーザパルスとしては、記録
に適合する所要のレーザパワーに基づくものとなる。こ
のようにして、本例のメディアドライブ部4により上記
レーザストローブ磁界変調方式としての記録動作が可能
とされる。
路119では、入力された記録データにより変調した磁
界が磁気ヘッド54からディスク51に印加されるよう
に動作する。また、RLL(1,7)変調回路118か
らレーザドライバ120に対しては、記録データに同期
したクロックを出力する。レーザドライバ120は、入
力されたクロックに基づいて、磁気ヘッド54により磁
界として発生される記録データに同期させたレーザパル
スがディスクに対して照射されるように、光学ヘッド5
3のレーザダイオードを駆動する。この際、レーザダイ
オードから発光出力されるレーザパルスとしては、記録
に適合する所要のレーザパワーに基づくものとなる。こ
のようにして、本例のメディアドライブ部4により上記
レーザストローブ磁界変調方式としての記録動作が可能
とされる。
【0080】5.本実施の形態に対応するディスク構造
例 次に、本実施の形態に対応するディスク51の構造例に
ついて説明する。図7は、本実施の形態に対応するとさ
れるディスク51のエリア構造例を概念的に示してい
る。なお、この図に示すディスク51の物理フォーマッ
トについては、先に図1及び図2により説明した通りで
ある。
例 次に、本実施の形態に対応するディスク51の構造例に
ついて説明する。図7は、本実施の形態に対応するとさ
れるディスク51のエリア構造例を概念的に示してい
る。なお、この図に示すディスク51の物理フォーマッ
トについては、先に図1及び図2により説明した通りで
ある。
【0081】図7に示すように、ディスク51として光
磁気記録再生が可能とされる光磁気記録領域において
は、先ずその最内周における所定サイズの区間に対して
管理エリアが設けられる。この管理エリアは、例えばU
−TOC(ユーザTOC)といわれる、ディスクに記録
されたデータの記録再生の管理のために必要とされる所
要の管理情報が主として記録される。例えば本例の場合
であれば、ディスクに記録されたデータとしてファイル
単位で記録再生が行われるための管理情報等をはじめと
する各種所要のデータがU−TOCとして格納される。
なお、管理エリアにおけるU−TOCの内容は、例え
ば、これまでディスクに記録されたファイルの履歴や、
ファイルの削除等の編集処理結果に従って逐次書き換え
が行われるものとされる。
磁気記録再生が可能とされる光磁気記録領域において
は、先ずその最内周における所定サイズの区間に対して
管理エリアが設けられる。この管理エリアは、例えばU
−TOC(ユーザTOC)といわれる、ディスクに記録
されたデータの記録再生の管理のために必要とされる所
要の管理情報が主として記録される。例えば本例の場合
であれば、ディスクに記録されたデータとしてファイル
単位で記録再生が行われるための管理情報等をはじめと
する各種所要のデータがU−TOCとして格納される。
なお、管理エリアにおけるU−TOCの内容は、例え
ば、これまでディスクに記録されたファイルの履歴や、
ファイルの削除等の編集処理結果に従って逐次書き換え
が行われるものとされる。
【0082】上記管理エリアの外周側に対しては、デー
タエリアが設けられる。このデータエリアに対して、例
えばユーザが録画した画像データ(音声データも含む)
等が記録される。また、データエリアに記録されるデー
タとしては、ファイル単位で管理される形態で記録され
るものとする。また、ファイルごとにおけるデータの記
録再生は、上記のようにして、管理エリアに格納される
U−TOCに基づいて管理されるものとする。
タエリアが設けられる。このデータエリアに対して、例
えばユーザが録画した画像データ(音声データも含む)
等が記録される。また、データエリアに記録されるデー
タとしては、ファイル単位で管理される形態で記録され
るものとする。また、ファイルごとにおけるデータの記
録再生は、上記のようにして、管理エリアに格納される
U−TOCに基づいて管理されるものとする。
【0083】この管理エリアのU−TOCは、例えば、
ディスク装填時において読み出されて、例えば、メディ
アドライブ部4のバッファメモリ42(又はバッファメ
モリ32)の所定領域に保持される。そして、データ記
録時や編集時においては、その記録結果や編集結果に応
じてバッファメモリに保持されているU−TOCについ
て書き換えを行うようにし、その後、所定の機会、タイ
ミングでもって、バッファメモリに保持されているU−
TOCの内容に基づいて、ディスク51のU−TOCを
書き換える(更新する)ようにされる
ディスク装填時において読み出されて、例えば、メディ
アドライブ部4のバッファメモリ42(又はバッファメ
モリ32)の所定領域に保持される。そして、データ記
録時や編集時においては、その記録結果や編集結果に応
じてバッファメモリに保持されているU−TOCについ
て書き換えを行うようにし、その後、所定の機会、タイ
ミングでもって、バッファメモリに保持されているU−
TOCの内容に基づいて、ディスク51のU−TOCを
書き換える(更新する)ようにされる
【0084】なお、この図に示すディスク構造例はあく
までも一例であって、ディスク半径方向における各エリ
アの物理的位置関係は、実際の使用条件等に応じて変更
されて構わない。また、必要があれば他の所定種類のデ
ータを格納すべきエリアが追加的に設けられても構わな
いものである。
までも一例であって、ディスク半径方向における各エリ
アの物理的位置関係は、実際の使用条件等に応じて変更
されて構わない。また、必要があれば他の所定種類のデ
ータを格納すべきエリアが追加的に設けられても構わな
いものである。
【0085】6.本実施の形態の記録動作 (6−1.概要)上記構成によるビデオカメラでは、デ
ィスクにデータを記録するための記録モードとして、
「画像音声記録モード」と「音声記録モード」とが設定
可能とされている。「画像音声記録モード」は、レンズ
ブロック1にて撮影された撮像画像と、マイクロフォン
202により収音された音声(或いは外部インターフェ
イス8を介して得られた音声信号データでもよい)を、
同時にディスク51に記録する動作モードであり、「音
声記録モード」は、マイクロフォン202により収音さ
れた音声、又は外部インターフェイス8を介して入力し
た音声信号データのみをディスク51に記録するモード
とされる。
ィスクにデータを記録するための記録モードとして、
「画像音声記録モード」と「音声記録モード」とが設定
可能とされている。「画像音声記録モード」は、レンズ
ブロック1にて撮影された撮像画像と、マイクロフォン
202により収音された音声(或いは外部インターフェ
イス8を介して得られた音声信号データでもよい)を、
同時にディスク51に記録する動作モードであり、「音
声記録モード」は、マイクロフォン202により収音さ
れた音声、又は外部インターフェイス8を介して入力し
た音声信号データのみをディスク51に記録するモード
とされる。
【0086】そして、本実施の形態では、上記「画像音
声記録モード」と「音声記録モード」の切り換えにあた
って、特にこれらのモードを切り換えるためのキーを設
けることはせず、レンズカバーLCがカメラレンズ20
1に対して装着されているか、或いは装着されていない
かを判別することによって、記録モードの切換を行うよ
うにされる。
声記録モード」と「音声記録モード」の切り換えにあた
って、特にこれらのモードを切り換えるためのキーを設
けることはせず、レンズカバーLCがカメラレンズ20
1に対して装着されているか、或いは装着されていない
かを判別することによって、記録モードの切換を行うよ
うにされる。
【0087】つまり、ユーザがカメラレンズ201に対
してレンズカバーLCを装着している場合とは、ビデオ
カメラを使用しない場合か、或いは使用中であれば少な
くともビデオカメラによる撮像画像を記録する必要のな
いときである。これ対して、カメラレンズ201に対し
てレンズカバーLCを装着していない場合とは、少なく
ともビデオカメラにより撮影した画像を表示部6Aによ
りモニタする或いは録画するなどのために撮像画像が必
要とされるときである。従って、レンズカバーLCを装
着している状態で、ユーザが記録開始のための操作(つ
まりレリーズキー301の操作)を行った場合とは、ユ
ーザは音声のみを記録するつもりでいるわけであり、逆
に、レンズカバーLCを装着していない態で記録開始の
ための操作を行った場合には、撮像画像と音声を記録す
る、いわゆる通常の「録画」を行うつもりでいることに
なる。
してレンズカバーLCを装着している場合とは、ビデオ
カメラを使用しない場合か、或いは使用中であれば少な
くともビデオカメラによる撮像画像を記録する必要のな
いときである。これ対して、カメラレンズ201に対し
てレンズカバーLCを装着していない場合とは、少なく
ともビデオカメラにより撮影した画像を表示部6Aによ
りモニタする或いは録画するなどのために撮像画像が必
要とされるときである。従って、レンズカバーLCを装
着している状態で、ユーザが記録開始のための操作(つ
まりレリーズキー301の操作)を行った場合とは、ユ
ーザは音声のみを記録するつもりでいるわけであり、逆
に、レンズカバーLCを装着していない態で記録開始の
ための操作を行った場合には、撮像画像と音声を記録す
る、いわゆる通常の「録画」を行うつもりでいることに
なる。
【0088】そこで、本実施の形態においては、ディス
ク51に対するデータの記録にあたり、カメラレンズ2
01に対してレンズカバーLCが装着されていない場合
には、「画像音声記録モード」を設定してデータ記録を
行い、レンズカバーLCが装着されている場合には、
「音声記録モード」を設定してデータ記録を行うように
される。これにより、例えば、スイッチの切り換えによ
り記録モードを設定する場合にありがちな事故として、
音声のみの記録を行うつもりであったのに、「画像音声
記録モード」により画像まで記録を行ってしまったり、
逆にユーザ自身は「画像音声記録モード」のつもりで記
録を行っていたのに、実際には「音声記録モード」とな
っていたがために、画像の記録をし損なってしまったと
いうようなことは、防止されることになる。仮に、本実
施の形態において、レンズカバーLCをカメラレンズ2
01に装着したままの状態(即ち「音声記録モードが設
定される状態」)で、ユーザが撮像画像と音声を記録す
るつもりで記録開始操作を行ったとしても、このときに
は、撮影時にユーザが必ず覗くビューファインダ204
や、モニタ画像が表示される表示部6A等には、レンズ
カバーLCが装着されていることで例えば真っ暗の画像
が表示されるため、ユーザは、すぐにレンズカバーLC
を外して記録のし直し行うようにすれば、以降は適正に
「画像音声記録モードによる記録が行われることにな
る。
ク51に対するデータの記録にあたり、カメラレンズ2
01に対してレンズカバーLCが装着されていない場合
には、「画像音声記録モード」を設定してデータ記録を
行い、レンズカバーLCが装着されている場合には、
「音声記録モード」を設定してデータ記録を行うように
される。これにより、例えば、スイッチの切り換えによ
り記録モードを設定する場合にありがちな事故として、
音声のみの記録を行うつもりであったのに、「画像音声
記録モード」により画像まで記録を行ってしまったり、
逆にユーザ自身は「画像音声記録モード」のつもりで記
録を行っていたのに、実際には「音声記録モード」とな
っていたがために、画像の記録をし損なってしまったと
いうようなことは、防止されることになる。仮に、本実
施の形態において、レンズカバーLCをカメラレンズ2
01に装着したままの状態(即ち「音声記録モードが設
定される状態」)で、ユーザが撮像画像と音声を記録す
るつもりで記録開始操作を行ったとしても、このときに
は、撮影時にユーザが必ず覗くビューファインダ204
や、モニタ画像が表示される表示部6A等には、レンズ
カバーLCが装着されていることで例えば真っ暗の画像
が表示されるため、ユーザは、すぐにレンズカバーLC
を外して記録のし直し行うようにすれば、以降は適正に
「画像音声記録モードによる記録が行われることにな
る。
【0089】更に、「音声記録モード」の場合には、画
像信号処理系の動作は実質的必要ないことを考えて、
「音声記録モード」時には動作させる必要のないカメラ
ブロック2内及びビデオ信号処理部3における画像信号
処理系を形成する所要の機能回路部については、その動
作を停止させるようにする。これにより、「音声記録モ
ード」時においては、画像信号処理系の機能回路部にお
ける電力消費が無くなる、或いは著しく低減されて、そ
れだけ電力消費量を少なくなり、例えばバッテリにより
駆動している場合であれば、それだけ長時間動作させる
ことが可能になる。
像信号処理系の動作は実質的必要ないことを考えて、
「音声記録モード」時には動作させる必要のないカメラ
ブロック2内及びビデオ信号処理部3における画像信号
処理系を形成する所要の機能回路部については、その動
作を停止させるようにする。これにより、「音声記録モ
ード」時においては、画像信号処理系の機能回路部にお
ける電力消費が無くなる、或いは著しく低減されて、そ
れだけ電力消費量を少なくなり、例えばバッテリにより
駆動している場合であれば、それだけ長時間動作させる
ことが可能になる。
【0090】そこで、以降、上記した本実施の形態とし
ての記録モードに切り換え及びこれに対応する記録動作
について、順次、第1例、第2例、そして第3例ごとに
説明していくこととする。
ての記録モードに切り換え及びこれに対応する記録動作
について、順次、第1例、第2例、そして第3例ごとに
説明していくこととする。
【0091】(6−2.第1例)第1例としての記録モ
ードの切り換え及び記録動作について、図8のフローチ
ャートを参照して説明する。この第1例としては、レン
ズカバーLCの装着の有無を検出するのにレンズカバー
検出器13(図4参照)を利用するものとされる。ま
た、図8に示す処理動作は、例えばビデオコントローラ
38がマスターコントローラとして機能した上で、カメ
ラコントローラ25,データ処理/システムコントロー
ル回路31,ドライバコントローラ4が、それぞれ、カ
メラブロック2,ビデオ信号処理部3,メディアドライ
ブ部4内部の各機能回路部に対する制御を実行すること
で実現される。
ードの切り換え及び記録動作について、図8のフローチ
ャートを参照して説明する。この第1例としては、レン
ズカバーLCの装着の有無を検出するのにレンズカバー
検出器13(図4参照)を利用するものとされる。ま
た、図8に示す処理動作は、例えばビデオコントローラ
38がマスターコントローラとして機能した上で、カメ
ラコントローラ25,データ処理/システムコントロー
ル回路31,ドライバコントローラ4が、それぞれ、カ
メラブロック2,ビデオ信号処理部3,メディアドライ
ブ部4内部の各機能回路部に対する制御を実行すること
で実現される。
【0092】図8に示す処理においては、先ず、ステッ
プS101において記録開始のための操作(レリーズキ
ー301の操作)を待機しており、ここで記録開始のた
めの操作が行われたことが判別されると、ステップS1
02に進む。ステップS102では、ビデオコントロー
ラ38が、レンズカバー検出器13から供給される検出
信号に基づいて、現在レンズカバーLCが装着されてい
る状態にあるか否かを判別する。そして、レンズカバー
LCが装着されていると判別したのであればステップS
103に進んで「音声記録モード」を設定し、装着され
ていないと判別したのであればステップS107に進ん
で「画像音声記録モード」を設定する。
プS101において記録開始のための操作(レリーズキ
ー301の操作)を待機しており、ここで記録開始のた
めの操作が行われたことが判別されると、ステップS1
02に進む。ステップS102では、ビデオコントロー
ラ38が、レンズカバー検出器13から供給される検出
信号に基づいて、現在レンズカバーLCが装着されてい
る状態にあるか否かを判別する。そして、レンズカバー
LCが装着されていると判別したのであればステップS
103に進んで「音声記録モード」を設定し、装着され
ていないと判別したのであればステップS107に進ん
で「画像音声記録モード」を設定する。
【0093】ステップS103により「音声記録モー
ド」を設定した後は、ステップS104に進んで、カメ
ラブロック2、及びビデオ信号処理部3内における画像
信号処理系に対する電源の供給を停止させる。この電源
供給の停止のためには、例えばビデオコントローラ38
が電源ブロック9に対して制御を行うことで、電源供給
を停止すべき機能回路部への電源ラインを遮断するよう
に構成すればよい。
ド」を設定した後は、ステップS104に進んで、カメ
ラブロック2、及びビデオ信号処理部3内における画像
信号処理系に対する電源の供給を停止させる。この電源
供給の停止のためには、例えばビデオコントローラ38
が電源ブロック9に対して制御を行うことで、電源供給
を停止すべき機能回路部への電源ラインを遮断するよう
に構成すればよい。
【0094】また、図4に示した構成において、上記ス
テップS104の処理により停止させることのできる機
能回路部としては、具体的には次のように挙げられる。
この場合、撮像画像を得る必要がないことから、カメラ
ブロック2内の全ての機能回路部(CCD21、サンプ
ルホールド/AGC回路22、ビデオA/Dコンバータ
23、タイミングジェネレータ24、カメラコントロー
ラ25)に対する電源供給は停止させて構わない。
テップS104の処理により停止させることのできる機
能回路部としては、具体的には次のように挙げられる。
この場合、撮像画像を得る必要がないことから、カメラ
ブロック2内の全ての機能回路部(CCD21、サンプ
ルホールド/AGC回路22、ビデオA/Dコンバータ
23、タイミングジェネレータ24、カメラコントロー
ラ25)に対する電源供給は停止させて構わない。
【0095】また、ビデオ信号処理部3においては、画
像データの圧縮処理に関する、動き検出回路35、メモ
リ36、MPEG2ビデオ信号処理回路33、及びメモ
リ34対する電源供給を停止させることになる。但しデ
ータ処理/システムコントローラ31、バッファメモリ
32、音声圧縮エンコーダ/デコーダ37については、
音声信号処理及びこれに関する動作制御に必要であるこ
とから電源供給停止の対象にはならない。同様に、ビデ
オコントローラ38もマスターコントローラとして機能
する以上、電源供給停止の対象にはならない。
像データの圧縮処理に関する、動き検出回路35、メモ
リ36、MPEG2ビデオ信号処理回路33、及びメモ
リ34対する電源供給を停止させることになる。但しデ
ータ処理/システムコントローラ31、バッファメモリ
32、音声圧縮エンコーダ/デコーダ37については、
音声信号処理及びこれに関する動作制御に必要であるこ
とから電源供給停止の対象にはならない。同様に、ビデ
オコントローラ38もマスターコントローラとして機能
する以上、電源供給停止の対象にはならない。
【0096】そして、「音声記録モード」時において、
表示部6Aに対して特に表示を行わないとする構成を採
るのであれば、表示/画像/音声入出力部6におけるビ
デオD/Aコンバータ61、及び表示コントローラ62
も電源供給停止の対象とすることができる。
表示部6Aに対して特に表示を行わないとする構成を採
るのであれば、表示/画像/音声入出力部6におけるビ
デオD/Aコンバータ61、及び表示コントローラ62
も電源供給停止の対象とすることができる。
【0097】上記のようにして所要の機能回路部に対す
る電源供給停止を実行した後は、ステップS105にお
いて音声データをディスク51に記録するための制御処
理が開始され、この制御処理はステップS106におい
て記録終了操作(レリーズキー301の再度操作)があ
ったと判別されるまで実行される。
る電源供給停止を実行した後は、ステップS105にお
いて音声データをディスク51に記録するための制御処
理が開始され、この制御処理はステップS106におい
て記録終了操作(レリーズキー301の再度操作)があ
ったと判別されるまで実行される。
【0098】これに対して、ステップS107により
「画像音声記録モード」を設定した後は、ステップS1
08に進むことで、画像データと音声データをディスク
51に記録するための制御処理が開始される。つまり、
ビデオ信号処理部3において、カメラレンズ1により撮
影された撮像信号の圧縮処理を施し、同様に、例えばマ
イクロフォン202により収音された音声信号について
も圧縮処理を施す。そして、これら圧縮処理により得ら
れた圧縮動画像データと圧縮音声データを、例えばデー
タ処理/システムコントローラ31の制御によってバッ
ファメモリ32上で、所定フォーマットに従った時系列
的な画像音声データとして形成する。そして、この画像
音声データをメディアドライブ部4を介してMD−DA
TA2フォーマットに従ってエンコードした後にディス
ク51に対して記録することになる。なお、前述のステ
ップS105においては、上記記録動作として音声信号
についてのみの圧縮符号化、MD−DATA2フォーマ
ットに依るエンコード処理と、これに続くディスク51
への記録動作が行われることになる。
「画像音声記録モード」を設定した後は、ステップS1
08に進むことで、画像データと音声データをディスク
51に記録するための制御処理が開始される。つまり、
ビデオ信号処理部3において、カメラレンズ1により撮
影された撮像信号の圧縮処理を施し、同様に、例えばマ
イクロフォン202により収音された音声信号について
も圧縮処理を施す。そして、これら圧縮処理により得ら
れた圧縮動画像データと圧縮音声データを、例えばデー
タ処理/システムコントローラ31の制御によってバッ
ファメモリ32上で、所定フォーマットに従った時系列
的な画像音声データとして形成する。そして、この画像
音声データをメディアドライブ部4を介してMD−DA
TA2フォーマットに従ってエンコードした後にディス
ク51に対して記録することになる。なお、前述のステ
ップS105においては、上記記録動作として音声信号
についてのみの圧縮符号化、MD−DATA2フォーマ
ットに依るエンコード処理と、これに続くディスク51
への記録動作が行われることになる。
【0099】上記ステップS108による画像音声デー
タの記録動作は、ステップS109において記録終了操
作があったと判別されるまで実行される。
タの記録動作は、ステップS109において記録終了操
作があったと判別されるまで実行される。
【0100】ステップS106又はステップS109に
おいて記録終了動作があったと判別された場合には、ス
テップS110に進み、記録終了動作を実行する。ここ
でいう記録終了動作とは、音声記録モードであれば圧縮
音声データの記録を終了させ、画像音声記録モードであ
れば圧縮音声画像データの記録動作を終了させる。そし
て、これまでの記録結果に応じて、図7に示したディス
ク51の管理エリアに記録されるU−TOCのデータ内
容について書き換えを行うようにされる。
おいて記録終了動作があったと判別された場合には、ス
テップS110に進み、記録終了動作を実行する。ここ
でいう記録終了動作とは、音声記録モードであれば圧縮
音声データの記録を終了させ、画像音声記録モードであ
れば圧縮音声画像データの記録動作を終了させる。そし
て、これまでの記録結果に応じて、図7に示したディス
ク51の管理エリアに記録されるU−TOCのデータ内
容について書き換えを行うようにされる。
【0101】なお、上記処理動作では、記録開始時にお
いて設定された記録モードによって、記録終了動作が行
われるまでの以降の記録動作が行われることとしたが、
例えば、フローチャートなどによる図示、説明は省略す
るものの、記録動作の最中において、レンズカバーLC
が外されたり、或いは装着されたときにこれを判別して
記録モードを切り換える動作が実現されるような処理動
作とすることも可能である。
いて設定された記録モードによって、記録終了動作が行
われるまでの以降の記録動作が行われることとしたが、
例えば、フローチャートなどによる図示、説明は省略す
るものの、記録動作の最中において、レンズカバーLC
が外されたり、或いは装着されたときにこれを判別して
記録モードを切り換える動作が実現されるような処理動
作とすることも可能である。
【0102】(6−3.第2例)続いて、本実施の形態
の記録モードの切り換え動作及び記録動作として、第2
例について説明する。例えば第1例においては、「音声
記録モード」時において、カメラブロック2及び画像信
号処理系の動作を停止させるために、電源供給を停止し
たのであるが、第2例では、これに代えて、カメラブロ
ック2及び画像信号処理系の各機能回路部に対する動作
クロックを停止させるようにする点が異なる。
の記録モードの切り換え動作及び記録動作として、第2
例について説明する。例えば第1例においては、「音声
記録モード」時において、カメラブロック2及び画像信
号処理系の動作を停止させるために、電源供給を停止し
たのであるが、第2例では、これに代えて、カメラブロ
ック2及び画像信号処理系の各機能回路部に対する動作
クロックを停止させるようにする点が異なる。
【0103】従って、第2例としての記録モードの切り
換え設定、及び設定された記録モードに基づく記録動作
を実現するための処理動作は、図9のフローチャートに
示すものとなる。図9のフローチャートと、先の第1例
に対応する処理動作として図8に示したフローチャート
とは、ステップS104とステップS204における処
理内容のみが異なる。つまり、第2例においては、ステ
ップS204において、カメラブロック2、及びビデオ
信号処理部3内において画像信号処理系を形成する機能
回路部に対するクロックの供給を停止する。ここで、ク
ロックの供給を停止すべき機能回路部としては、先に図
8のステップS104において説明したものと同様とさ
れればよい。
換え設定、及び設定された記録モードに基づく記録動作
を実現するための処理動作は、図9のフローチャートに
示すものとなる。図9のフローチャートと、先の第1例
に対応する処理動作として図8に示したフローチャート
とは、ステップS104とステップS204における処
理内容のみが異なる。つまり、第2例においては、ステ
ップS204において、カメラブロック2、及びビデオ
信号処理部3内において画像信号処理系を形成する機能
回路部に対するクロックの供給を停止する。ここで、ク
ロックの供給を停止すべき機能回路部としては、先に図
8のステップS104において説明したものと同様とさ
れればよい。
【0104】前述したように、図5のMD−DATA2
エンコーダ/デコーダに備えられるとされる転送クロッ
ク発生回路121は、当該ビデオカメラの動作状態に応
じて、メディアドライブ部4及びビデオ信号処理部3の
各機能回路部に供給すべき所要の周波数の動作クロック
を発生すための回路部位でもあると説明した。従って、
ステップS204において所要の機能回路部に対するク
ロックを停止させるには、例えばビデオコントローラ3
8或いはドライバコントローラ46の制御によって、ク
ロックの供給を停止すべき機能回路部に対して転送クロ
ック発生回路121から接続されているクロック伝送ラ
インを遮断するように構成すればよい。又は、転送クロ
ック発生回路121において、クロック発生回路が、所
定の機能回路部ごとに独立的に設けられているような構
成を採る場合には、このクロック発生回路におけるクロ
ック発生動作自体を停止させるようにすることも考えら
れる。このようにして所要の機能回路部の動作を停止さ
せることによっても、動作電源の消費は抑えられ、低消
費電力化を図ることができる。
エンコーダ/デコーダに備えられるとされる転送クロッ
ク発生回路121は、当該ビデオカメラの動作状態に応
じて、メディアドライブ部4及びビデオ信号処理部3の
各機能回路部に供給すべき所要の周波数の動作クロック
を発生すための回路部位でもあると説明した。従って、
ステップS204において所要の機能回路部に対するク
ロックを停止させるには、例えばビデオコントローラ3
8或いはドライバコントローラ46の制御によって、ク
ロックの供給を停止すべき機能回路部に対して転送クロ
ック発生回路121から接続されているクロック伝送ラ
インを遮断するように構成すればよい。又は、転送クロ
ック発生回路121において、クロック発生回路が、所
定の機能回路部ごとに独立的に設けられているような構
成を採る場合には、このクロック発生回路におけるクロ
ック発生動作自体を停止させるようにすることも考えら
れる。このようにして所要の機能回路部の動作を停止さ
せることによっても、動作電源の消費は抑えられ、低消
費電力化を図ることができる。
【0105】なお、上記のようにクロックを停止するの
ではなく、ステップS204の()内に記述したように
クロックが低速化されるように制御しても構わない。こ
の場合にも、クロックが低速化された機能回路部は、ほ
ぼ動作が停止したのに準ずる状態となり、通常のクロッ
ク周波数により動作する場合よりも、相当の消費電力の
低減が図られる。
ではなく、ステップS204の()内に記述したように
クロックが低速化されるように制御しても構わない。こ
の場合にも、クロックが低速化された機能回路部は、ほ
ぼ動作が停止したのに準ずる状態となり、通常のクロッ
ク周波数により動作する場合よりも、相当の消費電力の
低減が図られる。
【0106】なお、図9においてステップS204以外
の処理ステップは、図8におけるステップS104以外
の各処理ステップと同様の処理となることからここでは
説明を省略する。
の処理ステップは、図8におけるステップS104以外
の各処理ステップと同様の処理となることからここでは
説明を省略する。
【0107】(6−4.第3例)続いて、第3例につい
て説明する。上記第1例及び第2例においては、レンズ
カバーLCがカメラレンズ201に対して装着されてい
るか否かについて、例えばメカ的なスイッチ等により構
成されるレンズカバー検出器13を使用するものとして
説明したが、第3例においては、レンズカバーLCがカ
メラレンズ201に対して装着されているか否かを、内
部の画像信号処理回路系を利用して検出するように構成
するものである。
て説明する。上記第1例及び第2例においては、レンズ
カバーLCがカメラレンズ201に対して装着されてい
るか否かについて、例えばメカ的なスイッチ等により構
成されるレンズカバー検出器13を使用するものとして
説明したが、第3例においては、レンズカバーLCがカ
メラレンズ201に対して装着されているか否かを、内
部の画像信号処理回路系を利用して検出するように構成
するものである。
【0108】つまり、レンズカバーLCが装着されたま
まの状態で撮影を行えば、撮像画像としては、当然のこ
ととして、ほぼ真っ暗で動きも無い状態の画像が得られ
ることになる。そこで、第3例としては、このような、
レンズカバーLCが装着された状態に対応して固有とな
る画像状態が得られるか否かを判別することで、レンズ
カバーLCの装着の有無を検出することができることに
なる。
まの状態で撮影を行えば、撮像画像としては、当然のこ
ととして、ほぼ真っ暗で動きも無い状態の画像が得られ
ることになる。そこで、第3例としては、このような、
レンズカバーLCが装着された状態に対応して固有とな
る画像状態が得られるか否かを判別することで、レンズ
カバーLCの装着の有無を検出することができることに
なる。
【0109】そこで、上記のようなレンズカバーLCの
装着の有無を検出するための処理動作の一例を図10の
フローチャートに示す。この図に示す処理動作は、先の
第1例又は第2例におけるレンズカバーの装着の有無を
判別するステップS102又はステップS202として
の処理動作となる。また、この図に示す処理は、主とし
てデータ処理/システムコントロール回路31の制御に
より実現される。
装着の有無を検出するための処理動作の一例を図10の
フローチャートに示す。この図に示す処理動作は、先の
第1例又は第2例におけるレンズカバーの装着の有無を
判別するステップS102又はステップS202として
の処理動作となる。また、この図に示す処理は、主とし
てデータ処理/システムコントロール回路31の制御に
より実現される。
【0110】図10に示す処理においては、先ず、ステ
ップS301において、動き検出回路35、及びMPE
G2ビデオ信号処理回路33との動作により行われる画
像データの圧縮処理について、データ処理/システムコ
ントロール回路31が監視を開始する。そして、上記画
像データ圧縮処理の監視動作として、ステップS302
に示すように、現在、動き検出回路35による検出結果
として「動き有り」の検出結果が得られたか否かを判別
する。ここで、「動き有り」の検出結果が得られなけれ
ば、ステップS307に進むが、「動き有り」の検出結
果が得られればステップS303に進む。
ップS301において、動き検出回路35、及びMPE
G2ビデオ信号処理回路33との動作により行われる画
像データの圧縮処理について、データ処理/システムコ
ントロール回路31が監視を開始する。そして、上記画
像データ圧縮処理の監視動作として、ステップS302
に示すように、現在、動き検出回路35による検出結果
として「動き有り」の検出結果が得られたか否かを判別
する。ここで、「動き有り」の検出結果が得られなけれ
ば、ステップS307に進むが、「動き有り」の検出結
果が得られればステップS303に進む。
【0111】ステップS303では、上記ステップS3
02に続く画像データ圧縮処理の監視動作として、例え
ばMPEG2ビデオ信号処理回路33に伝送されてくる
撮像画像の画像データについての輝度レベルを識別す
る。そして、識別した輝度レベルが、例えばレンズカバ
ーLCを装着したときに得られる撮像画像の明度に対応
するとされる所定レベル以下であるか否かを判別し、こ
こで画像データの輝度レベルが所定レベルより大きけれ
ば、ステップS307に進むが、所定レベル以内であれ
ばステップS304に進む。
02に続く画像データ圧縮処理の監視動作として、例え
ばMPEG2ビデオ信号処理回路33に伝送されてくる
撮像画像の画像データについての輝度レベルを識別す
る。そして、識別した輝度レベルが、例えばレンズカバ
ーLCを装着したときに得られる撮像画像の明度に対応
するとされる所定レベル以下であるか否かを判別し、こ
こで画像データの輝度レベルが所定レベルより大きけれ
ば、ステップS307に進むが、所定レベル以内であれ
ばステップS304に進む。
【0112】ステップS304では、上記ステップS3
02及びS303の処理が一定時間経過するまで待機す
る。但し、この一定時間内にステップS302において
動き有りと検出される、又は、ステップS303におい
て画像データの輝度レベルが所定レベルより大きいと判
別された場合には、ステップS307に進む。
02及びS303の処理が一定時間経過するまで待機す
る。但し、この一定時間内にステップS302において
動き有りと検出される、又は、ステップS303におい
て画像データの輝度レベルが所定レベルより大きいと判
別された場合には、ステップS307に進む。
【0113】これまでの処理(ステップS301〜S3
04)は次のようなことを意味する。カメラレンズ20
1に対してレンズカバーLCが装着されている状態でカ
メラレンズ201により撮影した画像状態を考えてみた
場合、1つには画像の明るさ(輝度)が著しく低く、見
た目にはほとんど真っ暗であることが挙げられる。ま
た、これに伴って、時間経過に従った画像の動きもほぼ
全くないことにもなる。これに対して、レンズカバーL
Cを外して撮影される画像は、それなりの輝度を有して
いると共に、カメラを固定して静物を撮影しているとき
以外は、通常は画像に何らかの動きが得られるはずであ
る。
04)は次のようなことを意味する。カメラレンズ20
1に対してレンズカバーLCが装着されている状態でカ
メラレンズ201により撮影した画像状態を考えてみた
場合、1つには画像の明るさ(輝度)が著しく低く、見
た目にはほとんど真っ暗であることが挙げられる。ま
た、これに伴って、時間経過に従った画像の動きもほぼ
全くないことにもなる。これに対して、レンズカバーL
Cを外して撮影される画像は、それなりの輝度を有して
いると共に、カメラを固定して静物を撮影しているとき
以外は、通常は画像に何らかの動きが得られるはずであ
る。
【0114】従って、例えば長くて数秒の一定時間を越
えて、画像の動き成分が検出されず、かつ、画像の輝度
もほ簿真っ暗に相当するような所定レベル以下で或る状
態が継続した場合には、レンズカバーLCが装着されて
いると判断してよいことになる。一方、一定時間内にお
いて、画像において動きが得られたり、あるいは画像の
輝度が上記所定レベル以上になるような状態が得られた
場合には、レンズカバーLCが装着されていないと判断
してよいことになる。
えて、画像の動き成分が検出されず、かつ、画像の輝度
もほ簿真っ暗に相当するような所定レベル以下で或る状
態が継続した場合には、レンズカバーLCが装着されて
いると判断してよいことになる。一方、一定時間内にお
いて、画像において動きが得られたり、あるいは画像の
輝度が上記所定レベル以上になるような状態が得られた
場合には、レンズカバーLCが装着されていないと判断
してよいことになる。
【0115】そこで、ステップS304で待機される一
定時間内において、ステップS302或いはステップS
303において画像の輝度が所定レベルより大きいとい
うことが判別された場合には、ステップS307に進ん
で、レンズカバーが装着されていないとの判断結果を下
すようにされる。そして、続くステップS308に示す
ように、以降進むべき処理ステップとして、図8のステ
ップS107(或いは図9のステップS207)に進む
ようにされる。つまり、「画像音声記録モード」による
記録を行うことになる。
定時間内において、ステップS302或いはステップS
303において画像の輝度が所定レベルより大きいとい
うことが判別された場合には、ステップS307に進ん
で、レンズカバーが装着されていないとの判断結果を下
すようにされる。そして、続くステップS308に示す
ように、以降進むべき処理ステップとして、図8のステ
ップS107(或いは図9のステップS207)に進む
ようにされる。つまり、「画像音声記録モード」による
記録を行うことになる。
【0116】一方、ステップS304において一定時間
が経過したことが判別された場合、つまり、画像につい
て動き無しと検出され、かつ、画像の輝度が所定レベル
以下である状態が一定時間以上継続した場合には、ステ
ップS305に進んでレンズカバーLCが装着されてい
ると判断し、続くステップS306に示すように、図8
のステップS103(或いは図9のステップS203)
に進む。これにより、「音声記録モード」による記録が
行われることになる。
が経過したことが判別された場合、つまり、画像につい
て動き無しと検出され、かつ、画像の輝度が所定レベル
以下である状態が一定時間以上継続した場合には、ステ
ップS305に進んでレンズカバーLCが装着されてい
ると判断し、続くステップS306に示すように、図8
のステップS103(或いは図9のステップS203)
に進む。これにより、「音声記録モード」による記録が
行われることになる。
【0117】なお、上記した実施の形態では、レンズカ
バーLCの装着の有無により記録モードを切り換えるよ
うに構成したことで、特に、記録モード切換のための操
作子は設けなかったが、これまで説明した実施の形態に
よる記録モードの切り換え動作が可能なことを前提とし
て、記録モードの切り換えを行うための操作子を設ける
ようにしても構わない。この場合には、例えば、記録モ
ード切り換え操作子の設定よりも、レンズカバーLCの
装着の有無に基づく記録モード切り換え動作の方を優先
させたり、或いは、記録モード切り換え操作子に依る切
り換え操作と、レンズカバーLCの装着の有無に基づく
切り換え操作との何れか一方を有効にし、他方を無効に
するようにユーザが設定可能にするように構成すること
が考えられる。
バーLCの装着の有無により記録モードを切り換えるよ
うに構成したことで、特に、記録モード切換のための操
作子は設けなかったが、これまで説明した実施の形態に
よる記録モードの切り換え動作が可能なことを前提とし
て、記録モードの切り換えを行うための操作子を設ける
ようにしても構わない。この場合には、例えば、記録モ
ード切り換え操作子の設定よりも、レンズカバーLCの
装着の有無に基づく記録モード切り換え動作の方を優先
させたり、或いは、記録モード切り換え操作子に依る切
り換え操作と、レンズカバーLCの装着の有無に基づく
切り換え操作との何れか一方を有効にし、他方を無効に
するようにユーザが設定可能にするように構成すること
が考えられる。
【0118】また、上記実施の形態は、ディスクに対応
して記録再生を行う記録再生装置を備えたビデオカメラ
を例としたが、これに限定されるものではなく、例え
ば、テープメディア等の他の種類の記録媒体に対応した
ビデオデッキを備えたビデオカメラ等にも適用が可能で
ある。また、上記実施の形態では、動画像としての撮像
画像と音声を記録可能な構成を採る場合に対応して説明
したが、例えば、本実施の形態のビデオカメラは、スチ
ルカメラのようにして撮像画像としての静止画データを
記録することも可能であり、例えば、画像音声記録モー
ドとしては、撮像画像としての圧縮静止画データと、こ
のときに前後して収音された音声を圧縮音声信号データ
として、同時に記録する動作が得られるようにすること
も可能である。
して記録再生を行う記録再生装置を備えたビデオカメラ
を例としたが、これに限定されるものではなく、例え
ば、テープメディア等の他の種類の記録媒体に対応した
ビデオデッキを備えたビデオカメラ等にも適用が可能で
ある。また、上記実施の形態では、動画像としての撮像
画像と音声を記録可能な構成を採る場合に対応して説明
したが、例えば、本実施の形態のビデオカメラは、スチ
ルカメラのようにして撮像画像としての静止画データを
記録することも可能であり、例えば、画像音声記録モー
ドとしては、撮像画像としての圧縮静止画データと、こ
のときに前後して収音された音声を圧縮音声信号データ
として、同時に記録する動作が得られるようにすること
も可能である。
【0119】また、本発明としての録画モード切り換え
及びこれに応じた記録動作は、少なくとも撮像装置を備
えてさえいれば、例えば再生機能は有さない記録のみを
専用に行うような記録装置に対して適用されても構わな
いものである。
及びこれに応じた記録動作は、少なくとも撮像装置を備
えてさえいれば、例えば再生機能は有さない記録のみを
専用に行うような記録装置に対して適用されても構わな
いものである。
【0120】更に、動画像データを圧縮するために本実
施の形態では、MPEG2方式を採用するものとして説
明したが、例えば他の動画像データの圧縮符号化が可能
な方式が採用されて構わない。また、静止画データ及び
音声データについての圧縮方式も、本実施の形態として
例示したもの(JPEG,ATRAC2等)に限定され
る必要も特にない。
施の形態では、MPEG2方式を採用するものとして説
明したが、例えば他の動画像データの圧縮符号化が可能
な方式が採用されて構わない。また、静止画データ及び
音声データについての圧縮方式も、本実施の形態として
例示したもの(JPEG,ATRAC2等)に限定され
る必要も特にない。
【0121】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、例えばビ
デオカメラなどの撮像画像を録画することのできるよう
な記録装置を備えた機器において、記録時に際して、レ
ンズカバーが装着されているときには、自動的に画像の
記録を禁止して音声のみを記録するように「音声記録モ
ード」が設定される。これにより、例えば、従来のよう
に、ユーザは音声のみを記録するつもりであるのに、
「画像音声記録モード」が設定されていることによっ
て、実際には画像及び音声が記録されてしまうような誤
操作を防ぐことができる。この際には、音声データに対
して相当にデータ量の多い画像データを記録しないよう
にされることで、ディスクの記録容量をそれとは気づか
ずに無駄に消費してしまうような事故も防がれることに
なる。
デオカメラなどの撮像画像を録画することのできるよう
な記録装置を備えた機器において、記録時に際して、レ
ンズカバーが装着されているときには、自動的に画像の
記録を禁止して音声のみを記録するように「音声記録モ
ード」が設定される。これにより、例えば、従来のよう
に、ユーザは音声のみを記録するつもりであるのに、
「画像音声記録モード」が設定されていることによっ
て、実際には画像及び音声が記録されてしまうような誤
操作を防ぐことができる。この際には、音声データに対
して相当にデータ量の多い画像データを記録しないよう
にされることで、ディスクの記録容量をそれとは気づか
ずに無駄に消費してしまうような事故も防がれることに
なる。
【0122】また、これとは反対に、レンズカバーが装
着されているときには、少なくとも画像の記録を許可す
るようにする、即ち、実際には画像/音声を記録する、
いわゆる一般の録画が行われるように「画像音声記録モ
ード」が設定される構成も採ることで、ユーザは画像及
び音声を記録するつもりなのに、「音声記録モード」が
設定されていることによって実際には音声だけが記録さ
れてしまう誤操作が防がれることになり、例えば、ユー
ザが撮影した画像を記録し損なうような事故を未然に避
けることができる。
着されているときには、少なくとも画像の記録を許可す
るようにする、即ち、実際には画像/音声を記録する、
いわゆる一般の録画が行われるように「画像音声記録モ
ード」が設定される構成も採ることで、ユーザは画像及
び音声を記録するつもりなのに、「音声記録モード」が
設定されていることによって実際には音声だけが記録さ
れてしまう誤操作が防がれることになり、例えば、ユー
ザが撮影した画像を記録し損なうような事故を未然に避
けることができる。
【0123】また、レンズカバーが装着されているとき
に対応する「音声記録モード」時には、画像信号処理系
に対する動作電源の供給を停止する。あるいは、画像信
号処理系に対する動作クロックを停止することで、音声
記録モードによる記録動作時における電力消費を低減さ
せることが可能となる。特にビデオカメラなどは携帯性
を考慮してバッテリ駆動が可能とされているのが通常で
あることから、上記のようにして節電対策が採られれ
ば、それだけバッテリーによる長時間動作が可能とな
る。
に対応する「音声記録モード」時には、画像信号処理系
に対する動作電源の供給を停止する。あるいは、画像信
号処理系に対する動作クロックを停止することで、音声
記録モードによる記録動作時における電力消費を低減さ
せることが可能となる。特にビデオカメラなどは携帯性
を考慮してバッテリ駆動が可能とされているのが通常で
あることから、上記のようにして節電対策が採られれ
ば、それだけバッテリーによる長時間動作が可能とな
る。
【0124】また、レンズカバーが装着されているか否
かを検出するのにあたって、例えば内部の画像信号処理
系を形成する回路部の機能を利用して、入力された撮像
画像信号の状態を監視するようにすれば、例えば、レン
ズカバーが装着される部位に対して、例えばメカスイッ
チなどの機構を設ける必要がなくなり、それだけ機器の
小型化や、本体各部位の配置の自由度を拡張することが
可能となる。
かを検出するのにあたって、例えば内部の画像信号処理
系を形成する回路部の機能を利用して、入力された撮像
画像信号の状態を監視するようにすれば、例えば、レン
ズカバーが装着される部位に対して、例えばメカスイッ
チなどの機構を設ける必要がなくなり、それだけ機器の
小型化や、本体各部位の配置の自由度を拡張することが
可能となる。
【図1】本発明の実施の形態のビデオカメラに対応する
ディスクのトラック構造を示す説明図である。
ディスクのトラック構造を示す説明図である。
【図2】実施の形態のビデオカメラに対応するディスク
のトラック部分を拡大して示す説明図である。
のトラック部分を拡大して示す説明図である。
【図3】実施の形態のビデオカメラに対応するディスク
の仕様を示す説明図である。
の仕様を示す説明図である。
【図4】実施の形態のビデオカメラの内部構成のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図5】実施の形態のビデオカメラのメディアドライブ
部の内部構成のブロック図である。
部の内部構成のブロック図である。
【図6】実施の形態のビデオカメラの側面図、平面図、
及び背面図である。
及び背面図である。
【図7】実施の形態に対応するディスク構造例を示す概
念図である。
念図である。
【図8】第1例としての記録モード設定及び録画動作を
実現するためのフローチャートである。
実現するためのフローチャートである。
【図9】第2例としての記録モード設定及び録画動作を
実現するためのフローチャートである。
実現するためのフローチャートである。
【図10】第3例としての記録モード設定及び録画動作
を実現するためのフローチャートである。
を実現するためのフローチャートである。
1 レンズブロック、2 カメラブロック、3 ビデオ
信号処理部、4 メディアドライブ部、5 デッキ部、
6 表示/画像/音声入出力部、6A 表示部、7 操
作部、8 外部インターフェイス、9 電源ブロック、
11 光学系、12 モータ部、13 レンズカバー検
出器、22 サンプルホールド/AGC回路、23 A
/Dコンバータ、24 タイミングジェネレータ、25
カメラコントローラ、31 データ処理/システムコ
ントロール回路、32 バッファメモリ、33 ビデオ
信号処理回路、34 メモリ、35 動き検出回路、3
6メモリ、37 音声圧縮エンコーダ/デコーダ、38
ビデオコントローラ、41 MD−DATA2エンコ
ーダ/デコーダ、42 バッファメモリ、43二値化回
路、44 RF信号処理回路、45 サーボ回路、46
ドライバコントローラ、51 ディスク、52 スピ
ンドルモータ、53 光学ヘッド、54磁気ヘッド、5
5 スレッドモータ、61 ビデオD/Aコンバータ、
62表示コントローラ、63 コンポジット信号処理回
路、64 A/Dコンバータ、65 D/Aコンバー
タ、66 アンプ、101 RFアンプ、103 AG
C/クランプ回路、104 イコライザ/PLL回路、
105 ビタビデコーダ、106 RLL(1,7)復
調回路、107 マトリクスアンプ、108 ADIP
バンドパスフィルタ、109 A/Bトラック検出回
路、110 ADIPデコーダ、111 CLVプロセ
ッサ、112 サーボプロセッサ、113サーボドライ
バ、114 データバス、115 スクランブル/ED
Cエンコード回路、116 ECC処理回路、117
デスクランブル/EDCデコード回路、118 RLL
(1,7)変調回路、119 磁気ヘッド駆動回路、1
20レーザドライバ、121 転送クロック発生回路、
201 カメラレンズ、202マイクロフォン、203
ディスクスロット、204 ビューファインダ、20
5 スピーカ、300 メインダイヤル、301 レリ
ーズキー、304ズームキー、305 イジェクトキ
ー、306 再生キー、307 停止キー、308,3
09 サーチキー、LC レンズカバー、Ld ラン
ド、NWG ノンウォブルドグルーブ、WG ウォブル
ドグルーブ、Tr・A,Tr・B トラック
信号処理部、4 メディアドライブ部、5 デッキ部、
6 表示/画像/音声入出力部、6A 表示部、7 操
作部、8 外部インターフェイス、9 電源ブロック、
11 光学系、12 モータ部、13 レンズカバー検
出器、22 サンプルホールド/AGC回路、23 A
/Dコンバータ、24 タイミングジェネレータ、25
カメラコントローラ、31 データ処理/システムコ
ントロール回路、32 バッファメモリ、33 ビデオ
信号処理回路、34 メモリ、35 動き検出回路、3
6メモリ、37 音声圧縮エンコーダ/デコーダ、38
ビデオコントローラ、41 MD−DATA2エンコ
ーダ/デコーダ、42 バッファメモリ、43二値化回
路、44 RF信号処理回路、45 サーボ回路、46
ドライバコントローラ、51 ディスク、52 スピ
ンドルモータ、53 光学ヘッド、54磁気ヘッド、5
5 スレッドモータ、61 ビデオD/Aコンバータ、
62表示コントローラ、63 コンポジット信号処理回
路、64 A/Dコンバータ、65 D/Aコンバー
タ、66 アンプ、101 RFアンプ、103 AG
C/クランプ回路、104 イコライザ/PLL回路、
105 ビタビデコーダ、106 RLL(1,7)復
調回路、107 マトリクスアンプ、108 ADIP
バンドパスフィルタ、109 A/Bトラック検出回
路、110 ADIPデコーダ、111 CLVプロセ
ッサ、112 サーボプロセッサ、113サーボドライ
バ、114 データバス、115 スクランブル/ED
Cエンコード回路、116 ECC処理回路、117
デスクランブル/EDCデコード回路、118 RLL
(1,7)変調回路、119 磁気ヘッド駆動回路、1
20レーザドライバ、121 転送クロック発生回路、
201 カメラレンズ、202マイクロフォン、203
ディスクスロット、204 ビューファインダ、20
5 スピーカ、300 メインダイヤル、301 レリ
ーズキー、304ズームキー、305 イジェクトキ
ー、306 再生キー、307 停止キー、308,3
09 サーチキー、LC レンズカバー、Ld ラン
ド、NWG ノンウォブルドグルーブ、WG ウォブル
ドグルーブ、Tr・A,Tr・B トラック
Claims (5)
- 【請求項1】 撮像画像光を得るためのレンズ手段を備
えた光学系と、 少なくとも上記撮像画像光に基づいて画像信号を得ると
共に、この画像信号を所定種類の記録媒体に記録するた
めの所要の画像信号処理を実行することのできる第1の
信号処理手段と、 入力された音声信号を上記記録媒体に記録するための所
要の音声信号処理を実行することのできる第2の信号処
理手段と、 上記第1の信号処理手段から供給された画像信号及び第
2の信号処理手段から供給された音声信号を上記記録媒
体に対して記録することのできる記録手段と、 上記レンズ手段に対して物理的に着脱可能に設けられる
レンズカバーが装着されているか否かを検出するレンズ
カバー検出手段と、 記録時に際して、上記レンズカバー検出手段によりレン
ズカバーが装着されていると判別された場合には、上記
第1の信号処理手段から供給された画像信号を上記記録
手段により記録する動作を禁止し、上記第2の信号処理
手段から供給された音声信号を上記記録手段により記録
する動作を許可することのできる記録制御手段と、 を備えていることを特徴とする記録装置。 - 【請求項2】 上記記録制御手段は、 記録時に際して、上記レンズカバー検出手段によりレン
ズカバーが装着されていないと判別された場合には、上
記第1の信号処理手段から供給された画像信号を上記記
録手段により記録する動作と、上記第2の信号処理手段
から供給された音声信号を上記記録手段により記録する
動作とのうち、少なくとも上記第1の信号処理手段から
供給された画像信号を上記記録手段により記録する動作
を許可するように構成されていることを特徴とする請求
項1に記載の記録装置。 - 【請求項3】 上記記録制御手段は、 上記第1の信号処理手段から供給された画像信号を上記
記録手段により記録する動作を禁止するために、上記第
1の信号処理手段を形成する所要の機能回路部に対する
動作電源の供給を停止するように制御することを特徴と
する請求項1に記載の記録装置。 - 【請求項4】 上記記録制御手段は、 上記第1の信号処理手段から供給された画像信号を上記
記録手段により記録する動作を禁止するために、上記第
1の信号処理手段を形成する所要の機能回路部に対する
動作クロックを停止するように制御することを特徴とす
る請求項1に記載の記録装置。 - 【請求項5】 上記レンズカバー検出手段は、 上記撮像画像光に基づいて得られる画像信号に基づい
て、レンズカバーが装着された状態に得られるとされる
特定の条件を満たす画像信号の状態が得られるか否かを
検出することにより、レンズカバーが装着されているか
否かを検出するように構成されていることを特徴とする
請求項1に記載の記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10018902A JPH11220684A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10018902A JPH11220684A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11220684A true JPH11220684A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=11984530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10018902A Withdrawn JPH11220684A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11220684A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030002929A (ko) * | 2001-07-02 | 2003-01-09 | 주식회사 아이앤씨 | 디지털 비디오 카메라의 음성정보 기록방법 |
US7684680B2 (en) | 1999-08-20 | 2010-03-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Apparatus for recording signals on disk recording medium |
US7764320B1 (en) * | 2002-12-02 | 2010-07-27 | Symbol Technologies, Inc. | Portable imaging system for multimode camera with different focal length lens and fixed or moveable image sensors |
US8004603B2 (en) | 2002-02-15 | 2011-08-23 | Nikon Corporation | Camera with an interrupting unit, and camera with an inhibiting unit |
KR101203151B1 (ko) | 2005-09-22 | 2012-11-21 | 삼성전자주식회사 | 효율적으로 동영상을 촬영하기 위한 디지털 영상 처리장치의 제어 방법 |
JP2014175714A (ja) * | 2013-03-06 | 2014-09-22 | Panasonic Corp | 撮像装置及び映像データ切替方法 |
US10999504B1 (en) * | 2019-11-25 | 2021-05-04 | Gopro, Inc. | Lens cover-based image capture device operation |
-
1998
- 1998-01-30 JP JP10018902A patent/JPH11220684A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7684680B2 (en) | 1999-08-20 | 2010-03-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Apparatus for recording signals on disk recording medium |
KR20030002929A (ko) * | 2001-07-02 | 2003-01-09 | 주식회사 아이앤씨 | 디지털 비디오 카메라의 음성정보 기록방법 |
US8004603B2 (en) | 2002-02-15 | 2011-08-23 | Nikon Corporation | Camera with an interrupting unit, and camera with an inhibiting unit |
US8009230B2 (en) | 2002-02-15 | 2011-08-30 | Nikon Corporation | Camera with an interrupting unit, and camera with an inhibiting unit |
US7764320B1 (en) * | 2002-12-02 | 2010-07-27 | Symbol Technologies, Inc. | Portable imaging system for multimode camera with different focal length lens and fixed or moveable image sensors |
KR101203151B1 (ko) | 2005-09-22 | 2012-11-21 | 삼성전자주식회사 | 효율적으로 동영상을 촬영하기 위한 디지털 영상 처리장치의 제어 방법 |
JP2014175714A (ja) * | 2013-03-06 | 2014-09-22 | Panasonic Corp | 撮像装置及び映像データ切替方法 |
US10999504B1 (en) * | 2019-11-25 | 2021-05-04 | Gopro, Inc. | Lens cover-based image capture device operation |
US11539885B2 (en) | 2019-11-25 | 2022-12-27 | Gopro, Inc. | Lens cover-based image capture device operation |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050405 |