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JPH11213666A - 出力回路および同期型半導体記憶装置 - Google Patents

出力回路および同期型半導体記憶装置

Info

Publication number
JPH11213666A
JPH11213666A JP10019372A JP1937298A JPH11213666A JP H11213666 A JPH11213666 A JP H11213666A JP 10019372 A JP10019372 A JP 10019372A JP 1937298 A JP1937298 A JP 1937298A JP H11213666 A JPH11213666 A JP H11213666A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
signal
data
clock signal
control signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10019372A
Other languages
English (en)
Inventor
Aiko Nishino
愛子 西野
Hisashi Iwamoto
久 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Priority to JP10019372A priority Critical patent/JPH11213666A/ja
Priority to US09/120,031 priority patent/US6052329A/en
Publication of JPH11213666A publication Critical patent/JPH11213666A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/22Read-write [R-W] timing or clocking circuits; Read-write [R-W] control signal generators or management 
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1051Data output circuits, e.g. read-out amplifiers, data output buffers, data output registers, data output level conversion circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1072Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers for memories with random access ports synchronised on clock signal pulse trains, e.g. synchronous memories, self timed memories

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インバリッドデータの出力を抑え、的確なタ
イミングでデータを出力することが可能な出力回路およ
び同期型半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 本発明の同期型半導体記憶装置は、デー
タ入出力端子DQのそれぞれに対応して設けられる複数
の出力バッファ18と、複数のデータ転送用ラッチ回路
17と、複数の出力制御信号用ラッチ回路16とを含
む。データ転送用ラッチ回路17は、内部クロック信号
に応答して、メモリセルから読出したデータを対応する
出力バッファ18に転送する。出力制御信号用ラッチ回
路16は、内部クロック信号に同期して出力制御信号を
発生し、対応する出力バッファ18に出力する。これに
より、各出力バッファ毎に出力タイミングの制御が可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロック信号に応
答して動作する出力回路および同期型半導体記憶装置に
関し、特に、外部に的確なタイミングでデータを転送す
ることが可能な出力回路および同期型半導体記憶装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高速MPUのための主記憶とし
て、クロック信号に同期して動作するシンクロナスDR
AM(以下、同期型半導体記憶装置と記す)が使われて
いる。
【0003】従来の同期型半導体記憶装置について、図
24を用いて説明する。図24は、従来の同期型半導体
記憶装置900の主要部の構成を示す図である。図24
に示すように従来の同期型半導体記憶装置900は、メ
モリセルアレイ3、I/O制御部58、出力部50およ
びCLKO発生回路10を含む。
【0004】メモリセルアレイ3は、行および列方向に
配置される複数のメモリセルMと、各行に対応して配置
される複数のワード線WLと、各列に対応して配置され
る複数のビット線BLとを含む。
【0005】CLKO発生回路10は、外部の図示しな
いコントローラから伝送される外部クロック信号(以
下、外部クロック信号ext.CLKと称す)に応答し
て、後述する出力部50の動作を制御する出力用クロッ
クCLKOを出力する。CLKO発生回路10は、たと
えばDLL回路もしくはPLL回路で構成される。
【0006】I/O制御部58は、外部から受ける入力
データをメモリセルアレイ3に伝送し、またメモリセル
アレイ3から読出されたデータを出力部50に伝送す
る。また。さらに、I/O制御部58は、出力部50の
出力動作を制御する出力制御信号OEMを発生する。出
力部50は、出力制御信号OEMに応答して、読出され
たデータに対応する出力データをデータ入出力端子DQ
0、…、DQi(iは、2以上の整数)に伝達する。
【0007】図25(A)〜図25(E)は、図24に
示すI/O制御部8の動作を説明するためのタイミング
チャートである。図25(A)〜図25(E)に示すよ
うに、I/O制御部58は、外部から取込んだリードコ
マンドREAD(読出命令)に応答して、システムクロ
ックである外部クロック信号ext.CLK(または、
これに対応する内部信号であるクロック信号)に同期し
たHレベルの制御信号OEMFを発生する。そして、こ
の制御信号OEMFを出力用クロック信号CLKOに同
期させることにより、Hレベルの活性状態にある出力制
御信号OEMを発生する。以下に説明する連続読出動作
モードにおいては、出力制御信号OEMは、連続して読
出される有効データ長(バースト長BL)の期間、Hレ
ベルを保持する。
【0008】次に、図24に示す従来の出力部50につ
いて説明する。従来の出力部50の構成については、例
えば、「データ出力バッファ(特開平7−262777
号公報)」にその内容が開示されている。
【0009】ここで、従来の出力部50の構成の一例に
ついて図26を用いて説明する。図26は、従来の出力
部50の主要部の構成の一例を示す図であり、併せてI
/O制御部58に含まれるOEM発生回路52との関係
を示している。
【0010】図26に示すように、従来の出力部50
は、複数の出力バッファを含む。図26においては、代
表的に出力バッファ56.0、56.1、…、56.1
5が記載されている(以下、総称的に出力バッファ56
と記す)。複数の出力バッファ56のそれぞれは、対応
するデータ入出力端子DQ0、DQ1、…、DQ15に
接続されている(以下、総称的にデータ入出力端子DQ
と記す)。
【0011】出力部50はさらに、複数の読出データ転
送用のラッチ回路を含んでいる。図26においては、読
出データ転送用のラッチ回路として、ラッチ回路54.
0、54.1、…、54.15が代表的に記載されてい
る(以下、総称的にデータ転送用ラッチ回路54と称
す)。
【0012】データ転送用ラッチ回路54およびI/O
制御部58に含まれるOEM発生回路52は、ともにエ
ッジトリガのラッチ回路であり、入力ノードinで受け
る信号を入力ノードckで受ける信号の立下がりエッジ
で取込み、また取込んだ信号を、入力ノードckで受け
る信号の立上がりエッジで出力する。OEM発生回路5
2は、制御信号OEMFを出力用クロック信号CLKO
で同期させることにより、出力制御信号OEMを発生す
る。
【0013】出力部50には、データ線a1を介して、
読出データRD(0)、RD(1)、…、RD(15)
が入力される。データ転送用ラッチ回路54のそれぞれ
は、対応する読出データRD(0)、RD(1)、…、
RD(15)を入力に受け、出力用クロック信号CLK
Oの立上がりタイミングに応答して、対応するデータD
ATA(0)、DATA(1)、…、DATA(15)
を出力する(以下、総称的にデータDATAと称す)。
【0014】出力バッファ56のそれぞれは、対応する
データ転送用ラッチ回路54から対応するデータDAT
Aを受け、出力制御信号OEMに基づき、対応するデー
タ入出力端子DQにデータDOUTを伝達する(図26
においては、DOUT(0)、DOUT(1)、…、D
OUT(15)と記す)。
【0015】ここで、従来の同期型半導体記憶装置90
0における連続読出動作、連続書込動作について、タイ
ミングチャートである図27(A)〜図27(F)を用
いて簡単に説明する。図27(A)〜図27(F)は、
従来の同期型半導体記憶装置900における高速アクセ
スの仕様を満たすための各種信号の関係を示す標準的な
タイミングチャートである。
【0016】図27(A)〜図27(F)では、8つの
データ入出力端子(総称的にデータ入出力端子DQと称
す)のそれぞれが受ける連続した8ビットのデータ(8
×8の合計64ビット)を、メモリセルに書込むための
書込動作と、メモリセルから読出したデータを連続した
8ビットのデータ(8×8の合計64ビット)として8
つのデータ入出力端子DQのそれぞれから出力するため
の読出動作とについてのタイミングチャートがそれぞれ
示されている。
【0017】図27(A)〜図27(F)に示すよう
に、従来の同期型半導体記憶装置は、たとえばシステム
クロックである外部クロック信号ext.CLKの立上
がりエッジで外部制御信号(たとえば、外部ロウアドレ
スストローブ信号/RAS等)やアドレス信号ADDを
取込む。アドレス信号ADDは、行アドレス信号Xと列
アドレス信号Yとが時分割的に多重化されて与えられ
る。
【0018】外部クロック信号ext.CLKの立上が
りエッジにおいて、外部ロウアドレスストローブ信号/
RASが活性状態(Lレベル)、外部コラムアドレスス
トローブ信号/CASが非活性状態(Hレベル)であ
り、さらに外部ライトイネーブル信号/WEが非活性状
態(Hレベル)であれば、その時点のアドレス信号AD
Dが行アドレス信号(図27におけるXa)として取込
まれる。
【0019】外部クロック信号ext.CLKの立上が
りエッジにおいて、外部コラムアドレスストローブ信号
/CASが活性状態(Lレベル)になると、その時点で
のアドレス信号ADDが列アドレス信号(図27におけ
るYb)として取込まれる。この取込まれた行アドレス
信号Xaおよび列アドレス信号Ybに従って、同期型半
導体記憶装置のメモリアレイにおける行および列の選択
動作が実施される。
【0020】外部コラムアドレスストローブ信号/CA
SがLレベルに立下がってから所定のクロック期間(図
27においては3クロックサイクル)が経過した後、最
初の8ビットデータ(図27においては、q0)が出力
される。内部コラムアドレスストローブ信号/CASが
Lレベルに立下がった後最初のデータが出力されるまで
の期間をカスレイテンシと呼ぶ。図27においては3ク
ロックサイクル後にデータが出力されるので、カスレイ
テンシが3である。以降、外部クロック信号ext.C
LKの立上がりに応答して、データの出力(q1、…、
q7)を行ない8クロックサイクルで8×8の合計64
ビットのデータが出力される。
【0021】すなわち、連続読出動作においては、1ビ
ット目のデータアクセスタイム(外部クロック信号ex
t.CLKが立上がってから実際にデータDOUTが出
力されるまでの時間)は,出力制御信号OEMと出力用
クロック信号CLKOとで決まり、2ビット目以降のデ
ータアクセスタイムは出力用クロックCLKOのみで決
まる。
【0022】書込動作においては、読出動作と同様に行
アドレス信号(図27においてXc)の取込み、および
列アドレス信号(図27においてはYd)の取込みが行
なわれ、これらに応答して行および列の選択動作が実施
される。そして、選択された行および列に対応するメモ
リセルに対して、外部から与えられるデータ(図27に
おいては、d0、…、d7の中のうちのd0)が最初の
書込データとして取込まれる。このように従来の同期型
半導体記憶装置900は、連続読出動作、および連続書
込動作により、高速アクセスを実現している。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の同期
型半導体記憶装置900では、以下に示すようにデータ
の出力タイミングにずれが生じるため、出力データを受
ける外部のコントローラにおいてデータの取込み異常が
発生するという問題があった。この問題点を、タイミン
グチャートである図28(A)〜図28(D)および図
29(A)〜図29(D)をさらに用いて簡単に説明す
る。
【0024】図28(A)〜図28(D)および図29
(A)〜図29(D)は、従来の同期型半導体記憶装置
900におけるデータ出力タイミングの問題点を説明す
るためのタイミングチャートである。
【0025】まず第1に、データ転送用ラッチ回路54
は対応する出力バッファ56の直前に配置され、一方、
出力制御信号OEMを発生するOEM発生回路52が、
各出力バッファ56から離れた場所に配置されている。
したがって、データ転送用ラッチ回路54の出力が対応
する出力バッファ56に到達するタイミングと、出力制
御信号OEMが対応する出力バッファ56に到達するタ
イミングとにずれが生じてしまう。
【0026】出力制御信号OEMが、データDATAよ
りも早く出力バッファ56に到達した場合(図28
(A)〜図28(D)参照)は、インバリッドなデータ
が出力されることになる(図28(D)における斜線部
分参照)。
【0027】第2に、連続読出動作においては、1ビッ
ト目のデータアクセスタイムは出力制御信号OEMと出
力用クロック信号CLKOとで決定されるのに対して、
2ビット目以降のデータアクセスタイムが出力用クロッ
クCLKOのみで決定される。
【0028】したがって、データDATAが、出力制御
信号OEMよりも早く出力バッファ56に到達した場合
(図29(A)〜図29(D)参照)は、1ビット目の
データアクセスタイムと2ビット目以降のデータアクセ
スタイムとに差が生じてしまう。
【0029】第3に、出力バッファ56毎に出力制御信
号OEMの到達タイミングが異なるため、データ入出力
端子DQ毎でアクセスタイム差(スキュー)が生じてし
まう。
【0030】これらの結果、外部のコントローラは、適
切なタイミングでデータを受取ることができず、正常な
動作が保証されない。
【0031】それゆえ、本発明は上記に示した問題点を
解決するためになされたものであり、その目的はデータ
の出力タイミングにずれの生じない出力回路を提供する
ことにある。
【0032】さらに本発明の目的は、データの出力タイ
ミングにずれの生じない出力回路を備える同期型半導体
記憶装置を提供することにある。
【0033】さらに本発明の他の目的は、各データ入出
力端子間のスキューを抑え、的確なデータ転送を可能と
する同期型半導体記憶装置を提供することである。
【0034】さらに、本発明の目的は、データの出力タ
イミングを外部クロック信号に依存せず、微調整するこ
とが可能となる同期型半導体記憶装置を提供することに
ある。
【0035】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る同期型半
導体記憶装置は、一連のパルス列からなる外部クロック
信号に同期して外部から与えられる外部信号を取込む取
込手段と、外部クロック信号に同期した内部クロック信
号を発生する内部クロック信号発生手段と、複数のメモ
リセルと、複数のデータ出力端子と、複数のメモリセル
から外部信号に基づく読出命令に応答して、データを読
出す読出手段と、複数のデータ出力端子のそれぞれに対
応して設けられ、読出したデータに対応する出力データ
を対応するデータ出力端子に伝達する複数の出力手段
と、複数の出力手段のそれぞれに対応して設けられ、内
部クロック信号に応答して読出手段によって読出された
データを対応する出力手段に転送する複数のデータ転送
手段と、読出命令に応答して、制御信号を発生する制御
手段と、複数の出力手段のそれぞれに対応して設けら
れ、制御信号と内部クロック信号とに応答して対応する
出力手段の伝達動作をイネーブル状態にする出力制御信
号を発生し、発生した出力制御信号を対応する出力手段
に出力する複数の出力制御信号発生手段とを備える。
【0036】請求項2に係る同期型半導体記憶装置は、
請求項1に係る同期型半導体記憶装置であって、複数の
出力手段のそれぞれは、対応するデータ転送手段の出力
を受けるための信号配線の長さが、対応する出力制御信
号発生手段の出力を受けるための信号配線の長さと実質
的に均等である。
【0037】請求項3に係る同期型半導体記憶装置は、
請求項1に係る同期型半導体記憶装置であって、複数の
データ転送手段のそれぞれの出力を対応する出力手段に
供給するための信号配線の長さおよび複数の出力制御信
号発生手段のそれぞれの出力を対応する出力手段に供給
するための信号配線の長さは、互いに実質的に均等であ
る。
【0038】請求項4に係る同期型半導体記憶装置は、
請求項2に係る同期型半導体記憶装置であって、内部ク
ロック信号発生手段から複数の出力制御信号発生手段の
それぞれに内部クロック信号を供給するための信号配線
の長さおよび内部クロック信号発生手段から複数のデー
タ転送手段のそれぞれに内部クロック信号を供給するた
めの信号配線の長さは、互いに実質的に均等である。
【0039】請求項5に係る同期型半導体記憶装置は、
請求項3に係る同期型半導体記憶装置であって、内部ク
ロック信号発生手段から複数の出力制御信号発生手段の
それぞれに内部クロック信号を供給するための信号配線
の長さおよび内部クロック信号発生手段から複数のデー
タ転送手段のそれぞれに内部クロック信号を供給するた
めの信号配線の長さは、互いに実質的に均等である。
【0040】請求項6に係る出力回路は、一連のパルス
列からなるクロック信号に同期して入力データをラッチ
して出力するデータラッチ手段と、複数のデータラッチ
手段のそれぞれに対応して設けられ、データラッチ手段
の出力を受けて対応する出力データを生成して出力する
複数の出力手段と、複数の出力手段の出力動作を制御す
る制御信号を発生する制御手段と、複数の出力手段のそ
れぞれに対応して設けられ、制御信号とクロック信号と
に応答して対応する出力手段の出力動作をイネーブル状
態にする出力制御信号を発生し、発生した出力制御信号
を対応する出力手段に出力する複数の出力制御信号発生
手段とを備える。
【0041】請求項7に係る出力回路は、請求項6に係
る出力回路であって、複数の出力手段のそれぞれは、対
応するデータラッチ手段の出力を受けるための信号配線
の長さが、対応する出力制御信号発生手段の出力を受け
るための信号配線の長さと実質的に均等である。
【0042】請求項8に係る出力回路は、請求項6に係
る出力回路であって、複数のデータラッチ手段のそれぞ
れの出力を対応する出力手段に供給するための信号配線
の長さおよび複数の出力制御信号発生手段のそれぞれの
出力を対応する出力手段に供給するための信号配線の長
さは、互いに実質的に均等である。
【0043】請求項9に係る同期型半導体記憶装置は、
読出命令に応答して外部のコントローラに出力データを
出力する同期型半導体記憶装置であって、一連のパルス
列からなる外部クロック信号に同期して外部から与えら
れる外部信号を取込む取込手段と、外部クロック信号に
同期した内部クロック信号を発生する内部クロック信号
発生手段と、複数のメモリセルと、複数のメモリセルか
ら外部信号に基づく読出命令に応答して、データを読出
す読出手段と、読出命令に応答して、内部クロック信号
に同期するコントローラに出力データの受取を指示する
ための同期信号部分と、同期信号の先頭に位置しコント
ローラにスタンバイを指示するために少なくとも1クロ
ック期間一定レベルの活性状態を保持するスタンバイ信
号部分とを含むデータ転送制御信号を生成して、コント
ローラに出力する転送制御手段と、内部クロック信号に
同期させて読出したデータに対応する出力データをコン
トローラに出力する出力手段とを備える。
【0044】請求項10に係る同期型半導体記憶装置
は、請求項9に係る同期型半導体記憶装置であって、読
出命令に応答して、第1の制御信号を発生する第1の制
御信号発生手段と、第1の制御信号と内部クロック信号
とに応答して出力手段の出力動作をイネーブル状態にす
る出力制御信号を生成して、出力手段に出力する出力制
御信号発生手段と、読出命令に応答して、スタンバイ信
号の活性状態の開始タイミングを決定する第2の制御信
号を発生する第2の制御信号発生手段とをさらに備え、
転送制御手段は、内部クロック信号と第1の制御信号と
に応答して、同期信号を、発生する同期信号発生手段
と、内部クロック信号の位相を調整してクロック信号を
出力する調整手段と、第2の制御信号を調整手段から出
力されるクロック信号に同期させることにより、スタン
バイ信号の活性状態の開始タイミングを調整するスタン
バイ信号発生手段とを含む。
【0045】請求項11に係る同期型半導体記憶装置
は、請求項10に係る同期型半導体記憶装置であって、
内部クロック信号は、外部クロック信号の逓倍の周波数
の第1の内部クロック信号を含み、出力手段は、第1の
内部クロック信号に同期して、出力データを出力し、同
期信号は、第1の内部クロック信号に同期した信号であ
って、調整手段は、第1の内部クロック信号の位相を調
整する。
【0046】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]本発明の実施の
形態1における同期型半導体記憶装置100の全体構成
について図1を用いて説明する。
【0047】図1は、本発明の実施の形態1における同
期型半導体記憶装置100の全体構成の一例を示す概略
ブロック図である。従来の同期型半導体記憶装置900
と同じ構成要素には、同じ符号および記号を付しその説
明を省略する。図1に示す同期型半導体記憶装置100
は、入力バッファ1、出力部2、メモリセルアレイ3お
よび周辺回路4を含む。
【0048】入力バッファ1は、チップ外部から、アド
レス信号ADD、入力データDIN、外部クロック信号
ext.CLKおよび外部制御信号(外部チップセレク
ト信号/CS、外部ロウアドレスストローブ信号/RA
S、外部コラムアドレスストローブ信号/CAS、外部
ライトイネーブル信号/WE等の信号)を受けて、これ
らの電圧レベルを内部電位レベルに変換して周辺回路4
に出力する。なお、外部クロック信号ext.CLKに
対しては、クロック信号CLKを出力する。
【0049】メモリセルアレイ3は、上述したように、
行および列方向に配置される複数のメモリセルMと、各
行に対応して配置される複数のワード線WLと、各列に
対応して配置される複数のビット線BLとを含む。
【0050】周辺回路4は、行デコーダ5、列デコーダ
6、コマンドデコーダ7、モードレジスタ12、I/O
制御部8およびCLK発生回路9を含む。
【0051】行デコーダ5は、入力バッファ1からアド
レス信号ADDに応答して出力される行アドレス信号を
受けて、対応するワード線WLを選択状態にする。列デ
コーダ6は、入力バッファ1からアドレス信号ADDに
応答して出力される列アドレス信号を受けて、対応する
ビット線BLを選択状態にする。これにより、選択され
たワード線WLおよび選択されたビット線BLの交点に
あたるメモリセルMが選択状態となる。
【0052】読出動作もしくは書込動作においては、コ
マンドデコーダ7からI/O制御部8へ制御コマンドが
送られ、これに応答して、選択されたメモリセルへのデ
ータの書込あるいはメモリセルから読出したデータのチ
ップ外部への出力が行なわれる。書込動作においては、
I/O制御部8は、I/O線a2を介して入力データD
INに対応するデータを入力バッファ1から受ける。ま
た、読出動作においては、I/O制御部8は、選択され
たメモリセルから読出されたデータを、I/O線a1を
介して、出力部2に伝送する。出力部2は、出力制御信
号OEMに応答して、読出されたデータに対応する出力
データをデータ入出力端子DQ0、…、DQi(iは、
2以上の整数)に伝達する。
【0053】図1に示すコマンドデコーダ7について説
明する。コマンドデコーダ7は、外部制御信号に対応す
る内部制御信号を入力バッファ1から受けて、これらに
応答して周辺回路4を動作させる制御コマンドを出力す
る。
【0054】図2(A)〜図2(F)は、図1に示すコ
マンドデコーダ7の動作の一例を説明するためのタイミ
ングチャートである。図2(A)〜図2(F)に示すよ
うに、コマンドデコーダ7は、クロック信号CLK(ま
たは、外部クロック信号ext.CLK)の立上がりタ
イミングにおいて、外部ロウアドレスストローブ信号/
RASおよび外部ライトイネーブル信号/WEがHレベ
ルの状態であり、外部チップセレクト信号/CSおよび
外部コラムアドレスストローブ信号/CASがLレベル
の状態であると、コマンドデコーダ7は、メモリセルア
レイ3の読出動作を制御するリードコマンドREAD
(1ショットパルス)を発生する。
【0055】次に、図1に示すCLK発生回路9につい
て図3を用いて説明する。図3は、図1に示すCLK発
生回路9の主要部の構成の一例を示す概略ブロック図で
ある。図3に示すようにCLK発生回路9は、CLKO
発生回路10と内部CLK発生回路11とを含む。
【0056】CLKO発生回路10は、クロック信号C
LKを受けて、出力部2の動作を制御する出力用クロッ
ク信号CLKOを発生する。内部CLK発生回路11
は、クロック信号CLKを受けて、I/O制御部8を初
めとする周辺回路4の内部の動作を制御する内部クロッ
ク信号int.CLKを発生する。CLKO発生回路1
0および内部CLK発生回路11は、たとえばDLL回
路もしくはPLL回路で構成される。
【0057】図1に示すモードレジスタ12は、入力バ
ッファ1から受ける信号に応答して、モードを設定す
る。具体的には、外部に連続して出力される有効データ
数を示すバースト長BL、リードコマンドREADが与
えられてから実際にデータの出力が開始されるまでのク
ロック数を示すカスレイテンシCSLが出力される。
【0058】次に、図1に示すI/O制御部8について
図4を用いて説明する。図4は、図1に示すI/O制御
部8の主要部の構成の一例を示す概略ブロック図であ
る。図4に示すように、I/O制御部8は、OEMF発
生回路13を含む。
【0059】OEMF発生回路13は クロック信号C
LK、内部クロック信号int.CLKおよびリードコ
マンドREADに応答して、後述する出力部2の出力動
作を制御するための制御信号OEMFを発生する。
【0060】OEMF発生回路13の具体的構成および
その動作について、回路図である図5およびタイミング
チャートである図6(A)〜図6(F)を用いて説明す
る。図5は、図4に示すOEMF発生回路13の具体的
構成の一例を示す図であり、図6(A)〜図6(F)
は、図5に示すOEMF発生回路13の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【0061】図5に示すように、OEMF発生回路13
は、BLRST発生回路14、ラッチ回路15、インバ
ータ回路I1ならびにNAND回路N1およびN2を含
む。
【0062】BLRST発生回路14は、図示しないカ
ウンタを含み、クロック信号CLKに基づき、連続して
読出される有効データの長さ(すなわち、バースト長B
L)をカウントしてバーストレングスリセット信号BL
RSTを出力する(図6(C)参照)。
【0063】インバータ回路I1は、リードコマンドR
EADを反転した反転リードコマンドZREADを出力
する。NAND回路N1およびN2は、フリップフロッ
プ回路を構成する。NAND回路N1は、反転リードコ
マンドZREADとNAND回路N2の出力とを入力に
受ける。NAND回路N2は、バーストレングスリセッ
ト信号BLRSTとNAND回路N1の出力とを入力に
受ける。これにより、NAND回路N1の出力ノードか
ら、バースト長BLに相当する期間、Hレベルを保持す
る制御信号OEMFAが発生する(図6(D)参照)。
【0064】ラッチ回路15は、エッジトリガのラッチ
回路であり、入力した制御信号OEMFAを内部クロッ
ク信号int.CLKに同期させることにより、制御信
号OEMFを発生する。制御信号OEMFは、出力制御
信号OEMの活性期間を決定する。
【0065】図7は、図5に示すエッジトリガのラッチ
回路15の具体的構成の一例を示す回路図である。図7
に示すラッチ回路15は、インバータ回路I2、I3、
I4およびI5、ゲート回路G1およびG2ならびにト
ランスファゲートTG1を含む。
【0066】インバータ回路I2は、ノードckで受け
る信号Cを反転した反転信号ZCを出力する。ゲート回
路G1は、信号CがLレベル(反転信号ZCがHレベ
ル)の状態において、入力ノードinで受ける信号を反
転して出力する。
【0067】インバータ回路I3の入力ノードは、ゲー
ト回路G1およびG2の出力ノードと接続される。ゲー
ト回路G2は、信号CがHレベル(反転信号ZCがLレ
ベル)の状態において、インバータ回路I3の出力信号
を反転して出力する。インバータ回路I3およびゲート
回路G2はラッチ回路を構成する。インバータ回路I3
は、入力する信号を反転して出力する。インバータ回路
I4は、インバータ回路I3の出力信号を反転して出力
する。
【0068】トランスミッションゲートTG1は、信号
CがHレベル(反転信号ZCがLレベル)の状態におい
て、インバータ回路I4の出力信号をインバータ回路I
5に出力する。
【0069】インバータ回路I5の入力ノードは、トラ
ンスミッションゲートTG1およびゲート回路G3の出
力ノードと接続される。ゲート回路G3は、信号CがL
レベル(反転信号ZCがHレベル)の状態において、イ
ンバータ回路I5の出力信号を反転して出力する。イン
バータ回路I5およびゲート回路G3はラッチ回路を構
成する。インバータ回路I5は、入力する信号を反転し
て出力ノードoutに出力する。
【0070】上述したOEMF発生回路回路13におけ
るラッチ回路15は、入力ノードinに制御信号OEM
FAを、入力ノードckに内部クロック信号int.C
LKをそれぞれ受け、出力ノードoutから制御信号O
EMFを出力する。
【0071】次に、図1に示す出力部2の具体的構成に
ついて、図8を用いて説明する。図8は、図1に示す出
力部2の具体的構成の一例を示すブロック図である。図
8に示すように、出力部2は、データ入出力端子DQの
それぞれに対応して、複数の出力バッファを含む。図2
においては、データ入出力端子DQ0、DQ1、…、D
Q15に対して、出力バッファ18.0、18.1、
…、18.15が代表的に記載されている(以下、総称
的に出力バッファ18と称す)。
【0072】図8に示す出力部2はさらに、複数の読出
データ転送用のラッチ回路と複数の出力制御信号発生用
のラッチ回路とを含んでいる。図2においては、読出デ
ータ転送用のラッチ回路として、ラッチ回路17.0、
17.1、…、17.15が代表的に記載されている
(以下、総称的にデータ転送用ラッチ回路17と称
す)。また、出力制御信号発生用のラッチ回路として、
ラッチ回路16.0、16.1、…、16.15が代表
的に記載されている(以下、総称的に出力制御信号用ラ
ッチ回路16と称す)。出力制御信号用ラッチ回路16
およびデータ転送用ラッチ回路17のそれぞれの具体的
構成は、図7で説明したラッチ回路15と同じである。
【0073】データ転送用ラッチ回路17のそれぞれ
は、対応する出力バッファ18の直前に配置される。出
力制御信号用ラッチ回路16のそれぞれは、対応する出
力バッファ18の直前に配置される。
【0074】出力部2には、データ線a1を介して、読
出データRD(0)、RD(1)、…、RD(15)が
入力される。データ転送用ラッチ回路17のそれぞれ
は、対応する読出データRD(0)、RD(1)、…、
RD(15)を入力に受け、出力用クロック信号CLK
Oの立上がりタイミングに応答して、データDATA
(0)、DATA(1)、…、DATA(15)をそれ
ぞれ出力する(以下、総称的にデータDATAと称
す)。出力制御信号用ラッチ回路16のそれぞれは、制
御信号OEMFを入力に受け、出力用クロック信号CL
KOの立上がりタイミングに同期して出力制御信号OE
Mを発生する。
【0075】出力バッファ18のそれぞれは、対応する
データ転送用ラッチ回路17から受けるデータDATA
を、対応する出力制御信号用ラッチ回路16から受ける
出力制御信号OEMに応答して、出力データDOUT
(0)、DOUT(1)、…、DOUT(15)を対応
するデータ入出力端子DQに伝送する(以下、総称的に
出力データDOUTと称す)。
【0076】ここで、出力バッファ18の構成につい
て、出力バッファ18.0を代表例として図9を用いて
説明する。図9は、図8に示す出力バッファ18の具体
的構成の一例を示す回路図である。図9に示す出力バッ
ファ18.0は、NAND回路N3およびN4、インバ
ータ回路I6、I7およびI8ならびにNチャネル形M
OSトランジスタT1およびT2を含む。
【0077】NAND回路N3は、出力制御信号OEM
およびデータDATA(0)を入力に受ける。インバー
タ回路I6は、データDATA(0)を反転する。NA
ND回路N4は、出力制御信号OEMとインバータ回路
I6の出力とを入力に受ける。インバータ回路I7は、
NAND回路N3の出力を反転する。インバータ回路I
8は、NAND回路N4の出力を反転する。
【0078】トランジスタT1およびT2は、電源電圧
と接地電位との間に直列に接続される。トランジスタT
1のゲート電極は、インバータ回路I7の出力を受け
る。トランジスタT2のゲート電極は、インバータ回路
I8の出力を受ける。トランジスタT1とトランジスタ
T2との接続ノードは、データ入出力端子DQ0に接続
される。なお、その他の出力バッファ18の構成も、図
9に示す出力バッファ18.0と同様である。
【0079】次に、本発明の実施の形態1における同期
型半導体記憶装置100の動作について、タイミングチ
ャートである図10(A)〜図10(D)を用いて説明
する。図10(A)〜図10(D)は、本発明の実施の
形態1における同期型半導体記憶装置100の動作を説
明するためのタイミングチャートであり、バースト長B
Lが4の場合を示している。
【0080】図8および図10(A)〜10(D)を参
照して、出力バッファ18のそれぞれに入力されるデー
タDATAは、出力用クロック信号CLKOに同期して
発生する。また、出力バッファ18のそれぞれを制御す
る出力制御信号OEMは、出力用クロック信号CLKO
に同期して立上がり、バースト長BL期間Hレベルの状
態を保持する。
【0081】出力バッファ18のそれぞれは、直前に配
置されるデータ転送用ラッチ回路17からデータDAT
Aを、同じく直前に配置される出力制御信号用ラッチ回
路16から出力制御信号OEMを受ける。したがって、
出力バッファ18のそれぞれは、信号配線に遅延の影響
を受けることなく、1クロック毎に対応する出力データ
DOUTを出力することが可能となる。
【0082】特に、出力バッファ18のそれぞれについ
て、対応するデータDATAを受ける信号配線a3(図
8におけるa3(0)、…、a3(15))の長さを、
対応する出力制御信号OEMを受ける信号配線a4(図
8におけるa4(0)、…、a4(15))の長さと実
質的に均等にする(a3(0)=a4(0)、a3
(1)=a4(1)、…、a3(15)=a4(1
5))。
【0083】これにより、出力バッファ18のそれぞれ
は、同一タイミングで、対応するデータDATAと出力
制御信号OEMとを受けることが保証される。この結
果、インバリッドデータの出力を防止できる。
【0084】さらに、信号配線a3および信号配線a4
のすべてを、実質的に均等にする(a3(0)=a3
(1)…=a3(15)=a4(0)=a4(1)=…
=a4(15))。
【0085】これにより、データ入出力端子DQ毎のス
キューを抑えることが可能となる。さらに、出力用クロ
ック信号CLKOの発生位置(図3に示すCLKO発生
回路10の出力ノード)から各データ転送用ラッチ回路
17および各出力制御信号用ラッチ回路16に至るまで
の信号配線の長さを、全て実質的に均等とする。これに
より、データ入出力端子毎のスキューが無くなり、さら
に正確なタイミングでデータが出力される。この結果、
外部装置は、同期型半導体記憶装置100から、正確に
データを受取ることが可能となる。
【0086】[実施の形態2]次に、本発明の実施の形
態2における同期型半導体記憶装置について、図11を
用いて説明する。
【0087】図11は、本発明の実施の形態2における
同期型半導体記憶装置200と外部のコントローラ30
0との関係を示す図である。同期型半導体記憶装置20
0は、コントローラ300から受けるシステムクロック
(外部クロック信号ext.CLK)に同期して動作す
る。ここで、同期型半導体記憶装置200は、従来の同
期型半導体記憶装置900に対して2倍のデータ転送が
可能なDDR型(Double Data Rate )の
同期型半導体記憶装置とする。
【0088】同期型半導体記憶装置200は、出力デー
タDOUTとデータの受取を指示するデータストローブ
信号QSとをコントローラ300に伝送する。データス
トロローブ信号QSは、通常動作では、ハイインピーダ
ンス状態とする。
【0089】データストローブ信号QSは、スタンバイ
を指示する信号部分とデータの受取を指示する同期信号
部分との組み合わせにより構成されるデータ転送用の制
御信号である。
【0090】コントローラ300は、少なくとも1クロ
ックの間Lレベルを保持するデータストローブ信号QS
(スタンバイを指示する信号部分)を受けると、これに
応答してデータの受取準備を開始する。コントローラ3
00は、さらに同期信号を受けると、これに応答して同
期型半導体記憶装置200から出力されるデータDOU
Tを取込む。これにより、システムクロックと出力デー
タDOUTとの位相差が生じた場合であっても、コント
ローラ300は、確実に出力データDOUTを受取るこ
とが可能となる。
【0091】図11に示す同期型半導体記憶装置200
の全体構成の一例について図12を用いて説明する。図
12は、図11に示す同期型半導体記憶装置200の全
体構成の一例を示す概略ブロック図であり、図1に示す
同期型半導体記憶装置100と同じ構成要素には、同じ
符号および同じ記号を付しその説明を省略する。
【0092】図12に示す同期型半導体記憶装置200
は、入力バッファ1、出力部22、メモリセルアレイ3
および周辺回路24を含む。
【0093】周辺回路24は、行デコーダ5、列デコー
ダ6、コマンドデコーダ7、モードレジスタ12、I/
O制御部28およびCLK発生回路29を含む。
【0094】ここで、CLK発生回路29について図1
3、および図14を用いて説明する。
【0095】図13は、図11に示すCLK発生回路2
9の構成の一例を示すブロック図であり、図14(A)
〜図14(C)は、図13に示すCLK発生回路29の
動作を説明するためのタイミングチャートである。
【0096】図13に示すように、CLK発生回路29
は、内部CLK発生回路21およびCLKO発生回路2
0を含む。内部CLK発生回路21は、クロック信号C
LK(または、外部クロック信号ext.CLK)に対
して逓倍の内部クロック信号int.CLKを発生する
(図14(A)および図14(C)参照)。CLKO発
生回路11は、クロック信号CLKに対して逓倍の出力
用クロック信号CLKOを発生する(図14(A)およ
び図14(B)参照)。
【0097】図12に示す出力部22は、この出力用ク
ロック信号CLKOに応答して、通常の2倍の速度でデ
ータを外部に出力する。
【0098】次に、図12に示すI/O制御部28につ
いて図15を用いて説明する。図15は、図12に示す
I/O制御部28の具体的構成の一例を示すブロック図
である。図15に示すI/O制御部28は、OEMF発
生回路13およびOEMQSF発生回路30を含む。O
EMF発生回路13は、上述したように、制御信号OE
MFを出力する。
【0099】図16(A)〜図16(B)は、図15に
示すOEMQSF発生回路30の動作を説明するための
タイミングチャートである。図16(A)〜図16
(B)に示すように、OEMQSF発生回路30は、リ
ードコマンドREADに応答して、クロック信号CLK
に同期した制御信号OEMQSFを発生する。制御信号
OEMQSFは、バースト長に対応して、一定期間Hレ
ベルを保持する。制御信号OEMQSFは、データスト
ローブ信号QSの活性期間(ハイインピーダンス状態で
ない期間)を決定する。後述する出力部22は、制御信
号OEMQSFを受けて、データストローブ信号QSを
発生する。
【0100】次に、図12に示す出力部22の構成につ
いて図17を用いて説明する。図17は、図12に示す
出力部22の構成の具体的構成の一例を示すブロック図
である。図17に示すように、出力部22は、データ入
出力端子DQのそれぞれに対応する複数の出力バッファ
26(図17においては、データ入出力端子DQ0、D
Q1、…、DQ15に対して、出力バッファ26.0、
26.1、…、26.15が代表的に記載されてい
る)、複数のデータ転送用ラッチ回路24(図17にお
いては、データ転送用ラッチ回路24.0、24.1、
…、24.15が代表的に記載されている)、QS発生
回路40および出力制御信号用ラッチ回路16.0を含
む。
【0101】データ転送用ラッチ回路24は、エッジト
リガのラッチ回路であり、その構成は、図7のラッチ回
路15と同様である。データ転送用ラッチ回路24のそ
れぞれは、対応する読出データRD(0)、RD
(1)、…、RD(15)を入力に受け、出力用クロッ
ク信号CLKOの立上がりタイミングに応答して、対応
するデータDATA(0)、DATA(1)、…、DA
TA(15)を出力する(以下、総称的にデータDAT
Aと称す)。
【0102】出力制御信号用ラッチ回路16.0は、図
8において説明したように、制御信号OEMFを受け、
出力用クロック信号CLKOの立上がりタイミングに同
期して出力制御信号OEMを発生する。なお、実施の形
態1で説明したように、出力バッファ26のそれぞれに
対して出力制御信号用ラッチ回路16を設けるように構
成してもよい。
【0103】出力バッファ26のそれぞれは、対応する
データ転送用ラッチ回路24から対応するデータDAT
Aを受け、出力制御信号OEMに基づき、対応するデー
タ入出力端子DQにデータDOUTを伝達する(図17
においては、DOUT(0)、DOUT(1)、…、D
OUT(15)と記す)。出力バッファ26の構成は、
図9に示す出力バッファ18.0と同様である。
【0104】図17に示すQS発生回路40は、出力用
クロック信号CLKO、制御信号OEMFおよび制御信
号OEMQSFを入力に受けて、データストローブ信号
QSを発生して、外部接続ピンDSQに伝達する。
【0105】ここで、図17に示すQS発生回路40の
構成について、図18を用いて説明する。
【0106】図18は、図17に示すQS発生回路40
の具体的構成の一例を示すブロック図であり、併せてO
EMF発生回路13との関係が記載されている。図18
に示すように、QS発生回路40は、遅延回路41、ラ
ッチ回路42、1/2クロックシフタ43、QST発生
回路44および出力バッファ45を含む。
【0107】図18に示す1/2クロックシフタ43の
構成について、図19を用いて説明する。
【0108】図19は、図18に示す1/2クロックシ
フタ43の具体的構成の一例を示す回路図である。図1
9に示す1/2クロックシフタ43は、インバータ回路
I14およびI15、ならびにゲート回路G4およびG
5を含む。
【0109】インバータ回路I14は、出力用クロック
信号CLKOを反転した反転信号ZCLKOを出力す
る。ゲート回路G4は、出力用クロック信号CLKOが
Lレベル(反転信号ZCLKOがHレベル)の状態にお
いて、制御信号OEMFを反転して出力する。
【0110】インバータ回路I15の入力ノードは、ゲ
ート回路G4およびG5の出力ノードと接続される。ゲ
ート回路G5は、出力用クロック信号CLKOがHレベ
ル(反転信号ZCLKOがLレベル)の状態において、
インバータ回路I15の出力信号を反転して出力する。
インバータ回路I15およびゲート回路G5はラッチ回
路を構成する。インバータ回路I15の出力ノードか
ら、制御信号OEMFDが出力される。
【0111】次に、図18に示すQST発生回路44の
構成について、図20を用いて説明する。
【0112】図20は、図18に示すQST発生回路4
4の具体的構成の一例を示す回路図である。図20に示
すQST発生回路44は、インバータ回路I16、I1
7、I18、I19およびI20、ゲート回路G6、G
7およびG8、トランスファゲートTG2、ならびにN
AND回路N5を含む。
【0113】インバータ回路I16は、出力用クロック
信号CLKOを反転した反転信号ZCLKOを出力す
る。ゲート回路G6は、出力用クロック信号CLKOが
Lレベル(反転信号ZCLKOがHレベル)の状態にお
いて、後述するインバータ回路I19の出力信号を反転
して出力する。
【0114】インバータ回路I17の入力ノードは、ゲ
ート回路G6およびG7の出力ノードと接続される。ゲ
ート回路G7は、出力用クロック信号CLKOがHレベ
ル(反転信号ZCLKOがLレベル)の状態において、
インバータ回路I17の出力信号を反転して出力する。
インバータ回路I17およびゲート回路G7はラッチ回
路を構成する。インバータ回路I17は、入力信号を反
転して出力する。
【0115】NAND回路N5は、制御信号OEMFD
とインバータ回路I17の出力信号とを入力に受ける。
インバータ回路I18は、NAND回路N5の出力信号
を反転して出力する。
【0116】トランスミッションゲートTG2は、出力
用クロック信号CLKOがHレベル(反転信号ZCLK
OがLレベル)の状態において、インバータ回路I18
の出力信号をインバータ回路I19に出力する。
【0117】インバータ回路I19の入力ノードは、ト
ランスミッションゲートTG2およびゲート回路G8の
出力ノードと接続される。ゲート回路G8は、出力用ク
ロック信号CLKOがLレベル(反転信号ZCLKOが
Hレベル)の状態において、インバータ回路I19の出
力信号を反転して出力する。インバータ回路I19およ
びゲート回路G8はラッチ回路を構成する。インバータ
回路I20は、インバータ回路I19の出力信号を反転
して、QST信号として出力する。
【0118】図18に示す遅延回路41は、直列に接続
された複数のインバータ回路を含む(図18において
は、代表的にインバータ回路I10、I11、I12お
よびI13が記載されている)。遅延回路41は、出力
用クロック信号CLKOを入力に受けて、これをd0期
間だけ遅延させてクロック信号CLKODを出力する。
すなわち、遅延回路41は、出力用クロック信号CLK
Oの位相を調整する。
【0119】図18に示すラッチ回路42は、図7で示
したラッチ回路17と同様の構成である。ラッチ回路4
2は、入力に受ける制御信号OEMQSFを、遅延回路
41から出力されるクロック信号CLKODに同期させ
ることにより、QS用出力制御信号OEMQSを発生す
る。
【0120】出力バッファ45は、入力に受けるQS用
出力制御信号OEMQSおよびQST信号に応答して、
データストローブ信号QSを発生する。
【0121】ここで、図18に示すQS発生回路40の
動作について、タイミングチャートである図21(A)
〜図21(J)を用いて説明する。
【0122】図21(A)〜図21(J)は、図18に
示すQS発生回路40の動作を説明するためのタイミン
グチャートである。図21(A)〜図21(J)では、
バースト長を4、カスレイテンシCSLを1.5とす
る。また、入力信号が入ってから出力バッファにデータ
が出力されるまでの時間(約6ns)を考慮して、tA
C(外部クロック信号ext.CLKの立上がりエッジ
からデータが外部に出力されるまでの時間)を±1ns
以内とするため、出力用クロック信号CLKOは、外部
クロック信号ext.CLKよりも6ns(=dt)戻
したタイミング、すなわち(外部クロック信号ext.
CLKのn周期−dt)nsだけ遅らせたタイミング
(ただし、nは1以上の整数)としている。
【0123】OEMF発生回路13は、上述したよう
に、リードコマンドREADに応答して活性化し、バー
スト長BL期間だけHレベルを保持する制御信号OEM
FA(図21(A)〜図21(D)参照)を発生し、さ
らにこれを内部クロック信号int.CLKに同期させ
ることにより、制御信号OEMFを発生する(図21
(F))。
【0124】1/2クロックシフタ43は、入力に受け
る制御信号OEMFを、出力用クロック信号CLKOの
立下がりエッジでラッチして出力する(図21(H)参
照)。
【0125】QST発生回路44は、1/2クロックシ
フタ43の出力する制御信号OEMFDを入力に受け
る。QST発生回路44は、制御信号OEMFDがLレ
ベルである期間は、LレベルのQST信号を発生し、制
御信号OEMFDがHレベルになると、出力用クロック
信号CLKOの立上がりエッジでQST信号を変化させ
る(図21(G)〜図21(I)参照)。インバータ回
路を複数段(但し、奇数段)接続することにより、QS
T信号は、パルス列からなる信号となる。QST信号
は、データストローブ信号QSの同期信号部分を構成す
る。
【0126】出力バッファ45は、入力に受けるQS用
出力制御信号OEMQSおよびQST信号に応答して、
データストローブ信号QSを発生する(図21(J)参
照)。
【0127】次に、本発明の実施の形態2における同期
型半導体記憶装置200の動作の一例について、タイミ
ングチャートである図22(A)〜図22(I)を用い
て説明する。
【0128】図22(A)〜図22(I)は、本発明の
実施の形態2における同期型半導体記憶装置200の動
作を説明するためのタイミングチャートの一例であり、
外部クロック信号ext.CLK(クロック信号CL
K)が83MHz(=12ns)の場合を示している。
外部クロック信号ext.CLKまたはクロック信号C
LKの周期をTと記す。
【0129】バースト長を4、カスレイテンシCSLを
1.5とする。また、出力用クロック信号CLKOは、
外部クロック信号ext.CLKを6ns(=dt)戻
したタイミング、すなわち(T−dt)nsだけ遅れて
いるものとする。この場合、クロック信号CLKの立上
がりタイミングが出力用クロック信号CLKOの立上が
りタイミングと一致する(図22(A)〜図22(B)
参照)。
【0130】時刻t1でリードコマンドREADが発生
すると、制御信号OEMQSFが、これに応答してHレ
ベルの活性状態になる(図22(D)参照)。
【0131】カスレイテンシCSLが1.5であること
から、QST信号は、リードコマンドREADが与えら
れた時点(時刻t1)からクロック信号CLK(また
は、外部クロック信号ext.CLK)を基準に1.5
クロック後に、同期信号(QST信号)が発生する(時
刻t5)。
【0132】たとえば、制御信号OEMQSFを、出力
用クロック信号CLKOに同期させることにより(図2
2(E)参照)QS用出力制御信号OEMQSを発生さ
せると、出力用クロック信号CLK0に対して少なくと
も1クロック遅れた時点(時刻t4)でQS用出力制御
信号OEMQSが活性状態になる(図22(E)参
照)。このため、データストローブ信号QSは、時刻t
4(>t1+0.5T)でLレベルに設定される。この
ため、データストローブ信号QSは、1クロック分のL
レベル状態(スタンバイを指定)を確保することができ
ない。
【0133】これに対して、同期型半導体記憶装置20
0では、出力用クロック信号CLKOをd0期間遅延さ
せたクロック信号CLKODを用いる。制御信号OEM
QSFをクロック信号CLKOD(図22(C)参照)
に同期させることにより(図22(F)参照)QS用出
力制御信号OEMQSを発生させると、出力用クロック
信号CLK0に対して0.5クロック遅れた時点(時刻
t2)でQS用出力制御信号OEMQSがLレベルの活
性状態になる。
【0134】したがって、クロック信号CLKODを用
いた場合、データストローブ信号QSは、時刻t3(<
t1+0.5T)でLレベルに設定される。これによ
り、データストローブ信号QSは、所定のタイミングで
Lレベルになった後、少なくとも1クロック分(=t5
−t3)のLレベルの状態を保持することができる。さ
らに、同期信号部分は、出力データDOUTの出力タイ
ミングと同期することになる。
【0135】図23(A)〜図23(I)は、本発明の
実施の形態2における出力部22の動作を説明するため
のタイミングチャートの他の一例であり、外部クロック
信号ext.CLK(クロック信号CLK)が50MH
z(=20ns)の場合を示している。なお、バースト
長を4、カスレイテンシCSLを1.5とする。また、
出力用クロック信号CLKOは、外部クロック信号ex
t.CLKを6ns(=dt)戻したタイミング、すな
わち(T−dt)nsだけ遅れているものとする。
【0136】時刻t1でリードコマンドREADが発生
すると、制御信号OEMFQSFが、これに応答してH
レベルの活性状態になる(図23(D)参照)。
【0137】カスレイテンシCSLが1.5であること
から、QST信号は、リードコマンドREADが与えら
れた時点(時刻t1)から外部クロック信号ext.C
LKを基準に1.5クロック後に、同期信号(QST信
号)が発生する(時刻t3)。
【0138】クロック信号CLKOD(図23(C)参
照)を用いて、制御信号OEMQSFをクロック信号C
LKODに同期させることにより(図23(E)参
照)、QS用出力制御信号OEMQSを発生させると、
データストローブ信号QSは、所定のタイミングでLレ
ベルになった後、少なくとも1クロック分のLレベルの
状態を保持することができる。さらに、同期信号部分
は、出力データDOUTの出力タイミングと同期するこ
とになる。
【0139】なお、この場合は、制御信号OEMQSF
を出力用クロック信号CLKOに同期させることにより
(図23(E)参照)、QS用出力制御信号OEMQS
を発生させた場合であっても、データストローブ信号Q
Sは、少なくとも1クロック分のLレベルの状態を確保
することができる。
【0140】このように、出力用クロック信号CLKO
の位相を調整することにより、外部クロック信号ex
t.CLKの周波数に依存せずに、外部クロック信号e
xt.CLKとデータストローブ信号QSの活性開始タ
イミング(スタンバイを指定するタイミング)との関係
が一定になる。
【0141】これにより、図11に示す外部のコントロ
ーラ300は、リードコマンドREAD発生後、所望の
クロックサイクル後に、Lレベルのデータストローブ信
号QSを受けてデータ受取の準備を行なうことが可能と
なる。さらに、コントローラ300は、所望のタイミン
グで、データストローブ信号QSの同期信号の部分に応
答して、同期型半導体記憶装置200の出力データDO
UTを正確に受取ることが可能となる。
【0142】なお、DDR型の同期型半導体記憶装置2
00のみならず、通常の同期型半導体記憶装置において
も、動作速度が高速化することにより、外部クロック信
号ext.CLKと出力用クロック信号CLKOとのず
れが生じるものと考えられる。したがって、この場合で
あっても、出力用クロック信号CLKOの位相を調整す
ることにより、所望のデータストローブ信号QSを発生
することにより、コントローラへのデータ転送を正常化
することが可能となる。
【0143】
【発明の効果】このように、請求項1に係る同期型半導
体記憶装置によれば、メモリセルから読出したデータを
データ出力端子に伝達する複数の出力バッファに対し
て、メモリセルから読出したデータを対応する出力バッ
ファに転送する複数のデータ転送手段と、対応する出力
バッファを動作させる出力制御信号を発生する複数の出
力制御信号発生手段とを設けることにより、個別に出力
バッファの動作を制御することが可能となる。この結
果、外部装置は、当該同期型半導体記憶装置から正確に
データを取込むことができることになる。
【0144】請求項2に係る同期型半導体記憶装置は、
請求項1に係る同期型半導体記憶装置であって、さら
に、各出力バッファにおいて、対応するデータ転送手段
からデータを受けるための信号配線の長さを、対応する
出力制御信号発生手段から出力制御信号を受けるための
信号配線の長さと実質的に均等とすることにより、デー
タの転送タイミングと制御信号の転送タイミングのずれ
を防止し、インバリットデータの出力を防止することが
できる。
【0145】請求項3に係る同期型半導体記憶装置は、
請求項1に係る同期型半導体記憶装置であって、さら
に、複数のデータ転送手段の出力を対応する出力バッフ
ァに供給するための信号配線のすべてを、複数の出力制
御信号発生手段の出力を対応する出力バッファに供給す
るための信号配線の長さと実質的に均等とすることによ
り、データ入出力端子同士のアクセスタイム差をなくす
ことができる。
【0146】請求項4または請求項5に係る同期型半導
体記憶装置は、請求項2または請求項3に係る同期型半
導体記憶装置であって、内部クロック信号に同期して動
作する複数のデータ転送手段および複数の出力制御信号
発生手段に対して、複数のデータ転送手段に内部クロッ
ク信号を供給するための信号配線の長さを、複数の出力
制御信号発生手段に内部クロック信号を供給するための
信号配線の長さと実質的に均等とすることにより、さら
に出力バッファ毎に所望のタイミングでデータの出力を
可能とし、また出力バッファ間において、同一のタイミ
ングでデータの出力を可能とする。
【0147】請求項6に係る出力回路によれば、データ
をラッチして転送する複数のデータラッチ手段と、転送
されたデータに応答してデータを出力する複数の出力手
段と、複数の出力手段の動作を制御する出力制御信号を
発生する複数の出力制御信号発生手段とを備え、1の出
力手段に対して、1のデータラッチ手段と1の出力制御
信号発生手段とを備えることにより、個別に出力手段の
動作を制御することが可能となる。
【0148】請求項7に係る出力回路は、請求項6に係
る出力回路であって、さらに、各出力手段において、対
応するデータラッチ手段からデータを受けるための信号
配線の長さを、対応する出力制御信号発生手段から出力
制御信号を受けるための信号配線の長さと実質的に均等
とすることにより、データの転送タイミングと制御信号
の転送タイミングのずれを防止し、インバリットデータ
の出力を防止することが可能となる。
【0149】請求項8に係る出力回路は、請求項6に係
る出力回路であって、さらに、複数のデータラッチ手段
の出力を対応する出力手段に供給するための信号配線の
すべてを、複数の出力制御信号発生手段の出力を対応す
る出力手段に供給するための信号配線の長さと実質的に
均等とすることにより、同一のタイミングで複数の出力
手段のそれぞれからデータを出力することが可能とな
る。
【0150】請求項9に係る同期型半導体記憶装置によ
れば、外部のコントローラに対して、データを伝達する
とともに、データの出力タイミングに合わせて、データ
を受取る準備を指定する少なくとも1クロック期間一定
のレベルの活性状態を保持するスタンバイ信号とデータ
の受取タイミングを指定する同期信号とから構成される
データ転送制御信号(データストローブ信号)を発生す
ることにより、外部のコントローラ側は、同期型半導体
記憶装置の内部で発生する内部クロック信号の遅延等に
よる影響によらず、正確に出力されたデータを受取るこ
とが可能となる。
【0151】請求項10に係る同期型半導体記憶装置
は、請求項9に係る同期型半導体記憶装置であって、同
期信号を出力制御信号の活性期間に発生するとともに、
内部クロック信号の位相を調整する手段を用いて、スタ
ンバイ信号の活性タイミングを位相を調整した内部クロ
ック信号で調整する。これにより、所望のタイミングで
データ転送制御信号を活性状態にすることが可能とな
る。この結果、動作速度が高速になり、外部クロック信
号と内部クロック信号とのずれが顕著になった場合であ
っても、一定のタイミングでデータと当該データを受取
るためのデータ転送制御信号とを外部のコントローラは
受取ることが可能となる。
【0152】請求項11に係る同期型半導体記憶装置
は、請求項10に係る同期型半導体記憶装置であって、
特にデータ転送レイトが2倍(DDR型の同期型半導体
記憶装置)となる場合であっても、一定のタイミングで
データと当該データを受取るためのデータ転送制御信号
とを外部のコントローラは受取ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における同期型半導体
記憶装置100の全体構成を示す概略ブロック図であ
る。
【図2】 図1に示すコマンドデコーダ7の動作の一例
を説明するためのタイミングチャートである。
【図3】 図1に示すCLK発生回路9の主要部の構成
の一例を示す概略ブロック図である。
【図4】 図1に示すI/O制御部8の主要部の構成の
一例を示す概略ブロック図である。
【図5】 図4に示すOEMF発生回路13の具体的構
成の一例を示す図である。
【図6】 図5に示すOEMF発生回路13の動作を示
すタイミングチャートである。
【図7】 図6に示すエッジトリガのラッチ回路15の
具体的構成の一例を示す回路図である。
【図8】 図1に示す出力部2の具体的構成の一例を示
すブロック図である。
【図9】 図8に示す出力バッファ18の具体的構成の
一例を示す回路図である。
【図10】 本発明の実施の形態1における同期型半導
体記憶装置100の動作を説明するためのタイミングチ
ャートである。
【図11】 本発明の実施の形態2における同期型半導
体記憶装置200と外部のコントローラ300との関係
を示す図である。
【図12】 図11に示す同期型半導体記憶装置200
の全体構成の一例を示す概略ブロック図である。
【図13】 図11に示すCLK発生回路29の構成の
一例を示すブロック図である。
【図14】 図13に示すCLK発生回路29の動作を
説明するためのタイミングチャートである。
【図15】 図12に示すI/O制御部28の具体的構
成の一例を示すブロック図である。
【図16】 図15に示すOEMQSF発生回路30の
動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図17】 図12に示す出力部22の構成の具体的構
成の一例を示すブロック図である。
【図18】 図17に示すQS発生回路40の具体的構
成の一例を示すブロック図である。
【図19】 図18に示す1/2クロックシフタ43の
具体的構成の一例を示す回路図である。
【図20】 図18に示すQST発生回路44の具体的
構成の一例を示す回路図である。
【図21】 図18に示すQS発生回路40の動作を説
明するためのタイミングチャートである。
【図22】 本発明の実施の形態2における同期型半導
体記憶装置200の動作を説明するためのタイミングチ
ャートの一例である。
【図23】 本発明の実施の形態2における同期型半導
体記憶装置200の動作を説明するためのタイミングチ
ャートの他の一例である。
【図24】 従来の同期型半導体記憶装置900の主要
部の構成を示す図である。
【図25】 図24に示すI/O制御部8の動作を説明
するためのタイミングチャートである。
【図26】 従来の出力部50の主要部の構成の一例を
示す図である。
【図27】 従来の同期型半導体記憶装置900におけ
る高速アクセスの仕様を満たすための各種信号の関係を
示す標準的なタイミングチャートである。
【図28】 従来の同期型半導体記憶装置900におけ
るデータ出力タイミングの問題点を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図29】 従来の同期型半導体記憶装置900におけ
るデータ出力タイミングの問題点を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【符号の説明】
1 入力バッファ、2, 22, 50 出力部、3 メモ
リセルアレイ、4 周辺回路、5 行デコーダ、6 列
デコーダ、7 コマンドデコーダ、8,28I/O制御
部、9,29 CLK発生回路、10,20 CLKO
発生回路、11,21 内部CLK発生回路、13 O
EMF発生回路、14 BLRST発生回路、15,1
6,17,24,42,54,52 ラッチ回路、1
8,26,45,56 出力バッファ、30 OEMQ
SF発生回路、40 QS発生回路、41 遅延回路、
43 1/2クロックシフタ、44 QST発生回路、
300 コントローラ、100, 200,900 同期
型半導体記憶装置。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一連のパルス列からなる外部クロック信
    号に同期して外部から与えられる外部信号を取込む取込
    手段と、 前記外部クロック信号に同期した内部クロック信号を発
    生する内部クロック信号発生手段と、 複数のメモリセルと、 複数のデータ出力端子と、 前記複数のメモリセルから前記外部信号に基づく読出命
    令に応答して、データを読出す読出手段と、 前記複数のデータ出力端子のそれぞれに対応して設けら
    れ、前記読出したデータに対応する出力データを対応す
    る前記データ出力端子に伝達する複数の出力手段と、 前記複数の出力手段のそれぞれに対応して設けられ、前
    記内部クロック信号に応答して前記読出手段によって読
    出されたデータを対応する前記出力手段に転送する複数
    のデータ転送手段と、 前記読出命令に応答して、制御信号を発生する制御手段
    と、 前記複数の出力手段のそれぞれに対応して設けられ、前
    記制御信号と前記内部クロック信号とに応答して対応す
    る前記出力手段の伝達動作をイネーブル状態にする出力
    制御信号を発生し、発生した前記出力制御信号を対応す
    る前記出力手段に出力する複数の出力制御信号発生手段
    とを備える、同期型半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の出力手段のそれぞれは、対応
    する前記データ転送手段の出力を受けるための信号配線
    の長さが、対応する前記出力制御信号発生手段の出力を
    受けるための信号配線の長さと実質的に均等である、請
    求項1記載の同期型半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のデータ転送手段のそれぞれの
    出力を対応する前記出力手段に供給するための信号配線
    の長さおよび前記複数の出力制御信号発生手段のそれぞ
    れの出力を対応する前記出力手段に供給するための信号
    配線の長さは、互いに実質的に均等である、請求項1記
    載の同期型半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記内部クロック信号発生手段から前記
    複数の出力制御信号発生手段のそれぞれに前記内部クロ
    ック信号を供給するための信号配線の長さおよび前記内
    部クロック信号発生手段から前記複数のデータ転送手段
    のそれぞれに前記内部クロック信号を供給するための信
    号配線の長さは、互いに実質的に均等である、請求項2
    記載の同期型半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記内部クロック信号発生手段から前記
    複数の出力制御信号発生手段のそれぞれに前記内部クロ
    ック信号を供給するための信号配線の長さおよび前記内
    部クロック信号発生手段から前記複数のデータ転送手段
    のそれぞれに前記内部クロック信号を供給するための信
    号配線の長さは、互いに実質的に均等である、請求項3
    記載の同期型半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 一連のパルス列からなるクロック信号に
    同期して入力データをラッチして出力するデータラッチ
    手段と、 前記複数のデータラッチ手段のそれぞれに対応して設け
    られ、前記データラッチ手段の出力を受けて対応する出
    力データを生成して出力する複数の出力手段と、 前記複数の出力手段の出力動作を制御する制御信号を発
    生する制御手段と、 前記複数の出力手段のそれぞれに対応して設けられ、前
    記制御信号と前記クロック信号とに応答して対応する前
    記出力手段の出力動作をイネーブル状態にする出力制御
    信号を発生し、発生した前記出力制御信号を対応する前
    記出力手段に出力する複数の出力制御信号発生手段とを
    備える、出力回路。
  7. 【請求項7】 前記複数の出力手段のそれぞれは、対応
    する前記データラッチ手段の出力を受けるための信号配
    線の長さが、対応する前記出力制御信号発生手段の出力
    を受けるための信号配線の長さと実質的に均等である、
    請求項6記載の出力回路。
  8. 【請求項8】 前記複数のデータラッチ手段のそれぞれ
    の出力を対応する前記出力手段に供給するための信号配
    線の長さおよび前記複数の出力制御信号発生手段のそれ
    ぞれの出力を対応する前記出力手段に供給するための信
    号配線の長さは、互いに実質的に均等である、請求項6
    記載の出力回路。
  9. 【請求項9】 読出命令に応答して外部のコントローラ
    に出力データを出力する同期型半導体記憶装置であっ
    て、 一連のパルス列からなる外部クロック信号に同期して外
    部から与えられる外部信号を取込む取込手段と、 前記外部クロック信号に同期した内部クロック信号を発
    生する内部クロック信号発生手段と、 複数のメモリセルと、 前記複数のメモリセルから前記外部信号に基づく読出命
    令に応答して、データを読出す読出手段と、 前記読出命令に応答して、前記内部クロック信号に同期
    する前記コントローラに前記出力データの受取を指示す
    るための同期信号部分と、前記同期信号の先頭に位置し
    前記コントローラにスタンバイを指示するために少なく
    とも1クロック期間一定レベルの活性状態を保持するス
    タンバイ信号部分とを含むデータ転送制御信号を生成し
    て、前記コントローラに出力する転送制御手段と、 前記内部クロック信号に同期させて前記読出したデータ
    に対応する前記出力データを前記コントローラに出力す
    る出力手段とを備える、同期型半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記読出命令に応答して、第1の制御
    信号を発生する第1の制御信号発生手段と、 前記第1の制御信号と前記内部クロック信号とに応答し
    て前記出力手段の出力動作をイネーブル状態にする出力
    制御信号を生成して、前記出力手段に出力する出力制御
    信号発生手段と、 前記読出命令に応答して、前記スタンバイ信号の活性状
    態の開始タイミングを決定する第2の制御信号を発生す
    る第2の制御信号発生手段とをさらに備え、 前記転送制御手段は、 前記内部クロック信号と前記第1の制御信号とに応答し
    て、前記同期信号を発生する同期信号発生手段と、 前記内部クロック信号の位相を調整してクロック信号を
    出力する調整手段と、 前記第2の制御信号を前記調整手段から出力されるクロ
    ック信号に同期させることにより、前記スタンバイ信号
    の活性状態の開始タイミングを調整するスタンバイ信号
    発生手段とを含む、請求項9記載の同期型半導体記憶装
    置。
  11. 【請求項11】 前記内部クロック信号は、前記外部ク
    ロック信号の逓倍の周波数の第1の内部クロック信号を
    含み、 前記出力手段は、前記第1の内部クロック信号に同期し
    て、前記出力データを出力し、 前記同期信号は、前記第1の内部クロック信号に同期し
    た信号であって、 前記調整手段は、前記第1の内部クロック信号の位相を
    調整する、請求項10記載の同期型半導体記憶装置。
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