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JPH11205627A - 水平偏向装置、自動周波数制御装置および映像信号受信装置 - Google Patents

水平偏向装置、自動周波数制御装置および映像信号受信装置

Info

Publication number
JPH11205627A
JPH11205627A JP10007882A JP788298A JPH11205627A JP H11205627 A JPH11205627 A JP H11205627A JP 10007882 A JP10007882 A JP 10007882A JP 788298 A JP788298 A JP 788298A JP H11205627 A JPH11205627 A JP H11205627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
horizontal
horizontal deflection
control signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP10007882A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Takahashi
新司 高橋
Takaari Nagamine
孝有 長峰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10007882A priority Critical patent/JPH11205627A/ja
Priority to CA002259032A priority patent/CA2259032A1/en
Priority to US09/232,695 priority patent/US6195134B1/en
Publication of JPH11205627A publication Critical patent/JPH11205627A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N3/00Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
    • H04N3/10Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
    • H04N3/16Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by deflecting electron beam in cathode-ray tube, e.g. scanning corrections
    • H04N3/27Circuits special to multi-standard receivers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/04Synchronising
    • H04N5/12Devices in which the synchronising signals are only operative if a phase difference occurs between synchronising and synchronised scanning devices, e.g. flywheel synchronising
    • H04N5/126Devices in which the synchronising signals are only operative if a phase difference occurs between synchronising and synchronised scanning devices, e.g. flywheel synchronising whereby the synchronisation signal indirectly commands a frequency generator
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/46Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for receiving on more than one standard at will
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/66Transforming electric information into light information
    • H04N5/68Circuit details for cathode-ray display tubes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単かつ小規模な回路構成で、放電などによ
る回路の破損を防止できる水平偏向装置を提供する。 【解決手段】 水平偏向回路57cでは、AFC回路5
1が、コンピュータ50から周波数を示す制御信号S1
0bを入力する。この制御信号S10bは、AFC回路
51から制御信号S51として偏向系回路112に出力
される。AFC回路51は水平同期パルス信号S11を
生成する。偏向系回路112は、制御信号S51を用い
て電圧制御を行いながら、水平偏向信号S7aを生成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、水平偏向回路、自
動周波数制御(AFC:Automatic Frequency Control)
装置および映像信号受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】先ず、一般的なカラーテレビ受信機の構
成について説明する。図12は、一般的なカラーテレビ
受信機の構成図である。図12に示すように、カラーテ
レビ受信機は、アンテナ2、選局部3、映像受信部4、
音声受信部5、スピーカ6、同期偏向部7、色信号再生
部8およびカラー受像管9を有する。このようなカラー
テレビ受信機では、選局部3において、アンテナ2で受
信されたテレビ信号の中から希望する受信チャンネルの
信号が取り出され、この信号から中間周波信号S3が生
成される。
【0003】中間周波信号S3は、映像受信部4におい
て、増幅されると共に、音声中間周波信号S4aと映像
中間周波信号S4bとに分離され、音声周波信号S4a
は音声受信部5に出力される。そして、音声受信部5に
おいて、音声周波信号S4aが検波され、テレビ音声信
号が取り出され、このテレビ音声信号に応じた音声がス
ピーカ6から出力される。一方、映像受信部4におい
て、映像中間周波信号S4bが検波され、複合映像信号
S4cが取り出される。複合映像信号S4cは、増幅さ
れた後に、複合映像信号S4dとして、同期偏向部7お
よび色信号再生部8に出力される。また、複合映像信号
S4cは、トラップ回路や遅延回路を経て、輝度信号S
4eとして色信号再生部8に出力される。
【0004】色信号再生部8では、複合映像信号S4d
および輝度信号S4eから、色信号を取り出し、R
(赤),G(緑),B(青)の3原色信号を生成し、カ
ラー受像管9に出力する。
【0005】また、同期偏向部7は、図13に示すよう
に、同期回路7a、垂直偏向回路7bおよび水平偏向回
路7cを有する。同期回路7aにおいて、複合映像信号
S4dから垂直同期信号S7a1および水平同期信号S
7a2が取り出され、これらが、それぞれ垂直偏向回路
7bおよび水平偏向回路7cに出力される。そして、垂
直偏向回路7bにおいて、垂直偏向信号S7aが生成さ
れ、この垂直偏向信号S7aが垂直偏向コイル9bに出
力される。これにより、カラー受像管9において、垂直
偏向コイル9bからの磁界によって、カソードから出射
された電子ビームが、蛍光面に達する前に、垂直方向に
偏向される。また、水平偏向回路7cにおいて、水平偏
向信号S7bが生成され、この水平偏向信号S7bが水
平偏向コイル9aに出力される。これにより、カラー受
像管9において、水平偏向コイル9aからの磁界によっ
て、カソードから出射された電子ビームが蛍光面に達す
る前に水平方向に偏向される。
【0006】ところで、例えば31k〜60kHzなど
の所定の範囲の周波数の同期信号を持つテレビ信号を受
信および表示可能なマルチスキャン機能を持つカラーテ
レビ受信機がある。このようなマルチスキャン機能を持
つカラーテレビ受信機の同期偏向部は、受信したテレビ
信号に含まれる同期信号の周波数を検出し、その検出結
果に基づいて内部の電子回路を制御する必要がある。従
って、マルチスキャン機能を持つカラーテレビ受信機
と、マルチスキャン機能を持たないカラーテレビ受信機
とでは、同期偏向部の構成は異なる。
【0007】図14は、従来のマルチスキャン機能を持
つカラーテレビ受信機の水平偏向回路7cの構成図であ
る。図14に示すように、水平偏向回路7cは、コンピ
ュータ10、AFC回路11および偏向系回路12を有
する。コンピュータ10は、入力した水平同期信号S7
a2の周波数を検出し、この検出した周波数を示す独立
した制御信号S10aおよび10bを、それぞれ偏向系
回路12およびAFC回路11に出力する。コンピュー
タ10では、制御信号S10aと制御信号S10bとを
同期させて出力している。ここで、制御信号S10a
は、後述するような偏向系回路12の回路構成の特徴か
ら、各ビットがそれぞれ偏向系回路12に内蔵されてい
る対応する1個のスイッチのオン/オフを制御するよう
になっている。すなわち、制御信号S10aは、偏向系
回路12においてデコードは行われない。これに対し
て、制御信号S10bは、AFC回路11の他に画面の
明暗、色合いおよび画像の輪郭調整を行う制御回路など
複数の回路が接続されたシリアルバスを介して、AFC
回路11に出力される。そのため、制御信号S10b
は、水平同期信号S7a2の周波数の他に、当該制御信
号S10bの出力先の回路を特定するデータなどを含ん
でいる。制御信号S10bは、AFC回路11において
デコードされた後に使用される。
【0008】図15は、AFC回路11の構成図であ
る。図15に示すように、AFC回路11は、レジスタ
21、電流源22、発振回路23および配線群24を有
する。レジスタ21は、例えば、8ビットのレジスタで
あり、コンピュータ10から周波数を示す8ビットの制
御信号10bを入力し、この制御信号S10bの各ビッ
トのデータf0 〜f7 を記憶する。レジスタ21は、こ
の記憶した制御信号S10bを8ビットの配線群24を
介して制御信号S21として、電流源22に出力する。
ここで、配線群24は、レジスタ21の各ビットとスイ
ッチ26a〜26hとをそれぞれ接続している。
【0009】電流源22は、定電流源25a〜25hお
よびスイッチ26a〜26hを有する。定電流源25
a,25b,25c,25d,25e,25f,25
g,25hは、それぞれ定電流I,2I,4I,8I,
16I,32I,64I,128Iを出力する。スイッ
チ26a,26b,26c,26d,26e,26f,
26g,26hは、一端が発振回路23に接続され、他
端が、それぞれ定電流源25a,25b,25c,25
d,25e,25f,25g,25hに接続されてい
る。スイッチ26a,26b,26c,26d,26
e,26f,26g,26hは、例えば、それぞれ制御
信号10bに含まれる1ビットのデータf0 ,f1 ,f
2 ,f3 ,f4 ,f5 ,f6 ,f7 がハイレベル、すな
わち「1」のときにオンになり、ローレベル、すなわち
「0」のときにオフになる。電流源22は、スイッチ2
6a〜26hのうちオンになっているスイッチに対応す
る定電流源25a〜25hから出力される定電流の総和
に相当する電流iを、発振回路23に出力する。電流源
22では、定電流2I,4I,8I,16I,32I,
64I,128Iは、基準定電流Iの2のべき乗になっ
ていることから、コンピュータ10は、水平同期パルス
信号S11の周波数にデジタル値が比例した制御信号S
10bを生成すればよい。
【0010】発振回路23は、電流源22からの電流i
によって、内蔵する電圧制御発振回路(VCO)から出
力される発振信号の周波数を制御し、この発振信号を水
平同期信号S7aにロックさせてタイミング信号を生成
する。そして、発振回路23は、偏向系回路12からの
フライバックパルス信号に相当する比較信号S12と、
タイミング信号とを用いて水平同期パルス信号S11を
生成する。
【0011】図16は、偏向系回路12の構成図であ
る。図16に示すように、偏向系回路12は、図17
(A)に示す水平同期パルス信号S11に応じた水平偏
向信号(フライバックパルス)S7aをトランジスタT
2 のコクレタに発生し、この図17(B)に示す水平
偏向信号S7aをカラー受像管9の水平偏向コイル9a
に出力する。このとき、制御信号S10aに応じたコン
トローラ33の制御によって、コイルL3 の端部34の
電位が制御され、水平同期パルス信号S11の周波数に
係わらず水平偏向信号S7aのピーク電圧が一定に保た
れる。
【0012】具体的には、コントローラ33によって、
制御信号S10aが示す周波数が高い場合にはコイルL
3 の端部34に高い電位を印加し、制御信号S10aが
示す周波数が低い場合にはコイルL3 の端部34に低い
電位を印加する。すなわち、受信したテレビ信号の周波
数の変動に応じて、トランジスタTr2 のコレクタに生
じる水平偏向信号S7aのピーク電圧が変動する。従っ
て、水平偏向信号S7aのピーク電圧の変動を補正する
ようにコイルL3 の端部34に印加する電位を変動し、
水平偏向信号S7aのピーク電圧を一定に保持する。
【0013】また、固定した所定の周波数の同期信号を
持つ映像信号を受信および表示できるポイントスキャン
機能を持つカラーテレビ受信機がある。このようなポイ
ントスキャン機能を持つカラーテレビ受像機のAFC回
路は、例えば、図18に示すように、予め決められた8
個の固定の周波数に対応する水平同期パルス信号S11
を得るための定電流I0 〜I7 をそれぞれ出力する定電
流源125a〜125fを持ち、8ビットのうち1ビッ
トのみがハイレベルとなる制御信号S21を生成する。
そして、制御信号S21に基づいて、スイッチ126a
〜126hのうち、制御信号S21のハイレベルのビッ
トに対応する1個のスイッチのみをオンにして、定電流
源124a〜125fの何れか1個の定電流源からの電
流iを発振回路23に出力する。図18に示すAFC回
路を用いた場合には、定電流I0 〜I7 のうち定電流I
7 が最大の定電流であるときに、発振回路23および偏
向系回路12は、電流iが定電流i7 以下であるという
前提で設計されている。
【0014】このようなポイントスキャン機能を図14
に示す水平偏向回路7cで実現するには、予め決められ
た固定の周波数に対応する水平同期パルス信号S11を
得るために、図18に示す定電流源125a〜125h
から出力される定電流に相当する電流iを図15の電流
源22で生成する必要がある。従って、例えば図18に
示す定電流源125aから出力される定電流に相当する
電流iを得るために、コンピュータ10において、図1
5に示すスイッチ26a〜26hのオン/オフ状態を計
算して8ビットの制御信号S10bを生成する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のマルチスキャン機能を備えたカラーテレビ受信
機では、図14に示すように、コンピュータ10から制
御信号S10aおよび10bが、それぞれ個別に偏向系
回路12およびAFC回路11に出力されるため、放電
などで、コンピュータ10が暴走した場合、制御信号1
0aと制御信号S10bとの同期が外れることがある。
このような場合に、図16に示すコントローラ33によ
るコイルL3 の端部34の電圧制御と、トランジスタT
1 のベースに印加される水平同期パルス信号S11と
のタイミングがずれ、トランジスタTr2 のコレクタ・
ベース間の電圧が、設計時に考慮した以上に高くなり、
トランジスタTr2 が破壊されることがある。
【0016】従来の水平偏向回路7cでは、このように
コンピュータ10が暴走したときでも、内部の電子回路
が破壊されないように、種々のプロテクト回路が設けら
れている。例えば、水平同期パルス信号S11とコイル
3 の端部34の電位とを常に監視して両者の関係が正
常に保たれているか否かを判断し、両者の関係に異常が
生じた場合に、トランジスタTr2 のベースおよびコイ
ルL3 の端部34に強制的に所定の電位を印加するプロ
テクト回路が設けられている。
【0017】このようなプロテクト回路を水平偏向回路
7cに組み込むためには、水平偏向回路7cの設計段階
で、コンピュータ10が暴走した場合に回路上の破壊さ
れる恐れがある箇所を事前に把握する必要がある。しか
しながら、コンピュータ10が暴走した場合に破壊され
る回路上の箇所を知ることは容易ではないという問題が
ある。例えば、プロテクト回路を組み込むことで、プロ
テクト回路を組み込まなかった場合には破壊されない箇
所が破壊される可能性もある。また、プロテクト回路を
組み込むことで、水平偏向回路7cの回路構成が複雑化
および大規模化してしまうという問題がある。
【0018】また、前述したように、ポイントスキャン
機能を、図14に示す水平偏向回路7cで実現するに
は、受信するテレビ信号の同期信号が持つ周波数が固定
であるにも係わらず、コンピュータ10において、図1
5に示すスイッチ26a〜27hのオン/オフ状態を計
算する必要があり、処理が煩雑であるという問題があ
る。さらに、ポイントスキャン機能で動作しているとき
に、コンピュータ10における制御信号S10aの計算
に誤りが生じた場合に、ポイントスキャンの周波数とし
てはあり得ない周波数の水平同期パルス信号S11が生
成されてしまう恐れがあり、その結果、偏向系回路12
に損傷を与えてしまうことがあるという問題がある。す
なわち、ポイントスキャン動作では、前述したように、
コンピュータ10において生成される制御信号S10b
は、8ビットのうち1ビットのみがハイレベルになる
が、コンピュータ10が誤動作して8ビットのうち2以
上のビットがハイレベルになった場合には、電流iの電
流値が設計範囲を越してしまい、発振回路23や後段の
偏向系回路12が破壊されることがある。
【0019】本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み
てなされ、簡単かつ小規模な回路構成で、放電などによ
る回路の破損を防止できる水平偏向装置、自動周波数制
御装置および映像信号受信装置を提供することを目的と
する。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明の
水平偏向装置は、映像信号から抽出された水平同期信号
に基づいて、電子ビームを水平方向に偏向する磁界を発
生する水平偏向コイルに供給する水平偏向信号を生成す
る水平偏向回路であって、前記水平同期信号の周波数を
検出し、当該検出した周波数に応じた制御信号を生成す
る演算手段と、前記制御信号に基づいて生成された電流
を生成する電流発生回路と、前記電流に応じた発振周波
数を持つ発振信号を生成する発振信号生成回路と、前記
発振信号と前記水平同期信号と水平偏向信号に応じた比
較信号とに基づいて水平同期パルス信号を生成する水平
同期パルス信号生成回路とを有する自動周波数制御手段
と、水平偏向信号を、前記自動周波数制御手段から入力
した前記制御信号に基づいてピーク電圧を一定に保つよ
うに制御を行いながら、前記水平同期パルス信号に基づ
いて生成する水平偏向信号生成手段とを有する。
【0021】また、本発明の水平偏向装置は、好ましく
は、前記自動周波数制御手段は、前記演算手段から前記
制御信号を入力して記憶する記憶回路を有し、当該記憶
回路に記憶した制御信号を前記水平偏向信号生成手段に
出力する。
【0022】本発明の水平偏向装置では、自動周波数制
御手段における水平同期パルス信号の生成と、水平偏向
信号生成手段における水平同期パルス信号のピーク電圧
の制御とが、演算手段が出力した同じ制御信号を用いて
行われるため、例えば、演算手段が暴走した場合でも、
自動周波数制御手段と水平偏向信号生成手段との間の同
期は保たれる。
【0023】また、本発明の自動周波数制御装置は、映
像信号から抽出された水平同期信号に基づいて、電子ビ
ームを水平方向に偏向する磁界を発生する水平偏向コイ
ルに供給する水平偏向信号を水平偏向信号生成手段にお
いて生成するために用いられる水平同期パルス信号を生
成する自動周波数制御装置であって、検出された前記水
平同期信号の周波数に応じた制御信号を入力して記憶
し、当該記憶した制御信号を前記水平偏向信号生成手段
に出力する記憶回路と、前記制御信号に応じた電流を生
成する電流生成回路と、前記電流に応じた発振周波数を
持つ発振信号を生成する発振信号生成回路と、前記発振
信号と前記水平同期信号と水平偏向信号に応じた比較信
号とに基づいて水平同期パルス信号を生成する水平同期
パルス信号生成回路とを有する。
【0024】また、本発明の映像信号受信装置は、受信
した映像信号から水平同期信号を抽出し、水平偏向装置
において前記水平同期信号から水平偏向信号を生成し、
当該水平偏向信号に応じて水平偏向コイルから磁界を発
生させて、カソードから出射された電子ビームを偏向し
て蛍光面に指向する映像信号受信装置であって、前記水
平偏向装置は、前記水平同期信号の周波数を検出し、当
該検出した周波数に応じた制御信号を生成する演算手段
と、前記制御信号に基づいて生成された電流を生成する
電流発生回路と、前記電流に応じた発振周波数を持つ発
振信号を生成する発振信号生成回路と、前記発振信号と
前記水平同期信号と水平偏向信号に応じた比較信号とに
基づいて水平同期パルス信号を生成する水平同期パルス
信号生成回路とを有する自動周波数制御手段と、水平偏
向信号を、前記自動周波数制御手段から入力した前記制
御信号に基づいてピーク電圧を一定に保つように制御を
行いながら、前記水平同期パルス信号に基づいて生成す
る水平偏向信号生成手段とを有する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係わる
カラーテレビ受像機について説明する。本実施形態のカ
ラーテレビ受像機および同期偏向部は、それぞれ前述し
た図12および図13に示す構成を有する。但し、本実
施形態のカラーテレビ受像機は、マルチスキャン機能お
よびポイントスキャン機能の双方の機能を備え、水平偏
向回路に特徴を有する。以下、主に、水平偏向回路の構
成を説明する。
【0026】第1実施形態 図1は、本実施形態の水平偏向回路57cの構成図であ
る。図1に示すように、水平偏向回路57cは、例え
ば、偏向系回路112、コンピュータ50およびAFC
回路51を有する。ここで、偏向系回路112は、制御
信号S51を、コンピュータ50からではなく、AFC
回路51から入力する。コンピュータ50は、入力した
水平同期信号S7aの周波数を検出し、当該検出した周
波数に基づいて8ビットの制御信号S10bを生成し、
この制御信号S10bをAFC回路51に出力する。コ
ンピュータ50は、マルチスキャン動作およびポイント
スキャン動作の何れの場合にも、検出した水平同期信号
S7aの周波数に対応する周波数を、256(=28
段階の周波数の中から選択する。そして、コンピュータ
50は、当該選択した周波数を示す8ビットの制御信号
S10bを計算して生成し、この制御信号S10bをA
FC回路51に出力する。
【0027】AFC回路51 AFC回路51は、コンピュータ50から入力した制御
信号S10b、水平同期信号S7a2および偏向系回路
112からの比較信号S12に基づいて、水平同期パル
ス信号S11を生成する。AFC回路51では、水平同
期信号S7aの周波数が高く、雑音の影響による同期の
乱れが起こり易いことから、この雑音の影響を軽減する
ために、偏向系回路112からの比較信号S12を利用
して水平同期パルス信号S11の周波数の安定度を向上
させている。また、AFC回路51は、コンピュータ5
0から入力した制御信号S10bを、制御信号S51と
して偏向系回路112に出力する。
【0028】図2は、図1に示すAFC回路51の構成
図である。図2に示すように、AFC回路51は、レジ
スタ21、電流源22、発振回路23および配線群54
を有する。ここで、レジスタ21、電流源22および発
振回路23は、図15を用いて説明したものを同じであ
る。
【0029】AFC回路51では、レジスタ21からの
配線群54が、電流源22および偏向系回路112に接
続され、レジスタ21に記憶されている制御信号S10
bが配線群54を介して制御信号S51として、電流源
22および偏向系回路112に出力されていることを特
徴とする。具体的には、レジスタ21の0〜7ビット目
の記憶領域の出力端子が、配線群54の配線540 〜5
7 を介して、電流源22のスイッチ26a〜26hに
それぞれ接続されている。また、レジスタ21の0〜7
ビット目の記憶領域の出力端子が、配線群54の配線5
0 〜547 を介して、偏向系回路112に接続されて
いる。レジスタ21は、例えば、所定の内部クロック信
号S320をトリガーとして、記憶している制御信号を
制御信号S51として配線群54に出力すると共に、制
御信号S10bを順次に記憶する。
【0030】発振回路23について詳細に説明する。図
3は発振回路23の構成図、図4は発振回路23内の各
信号のタイミングチャートである。図3に示すように、
発振回路23は、モジュール40および41を有する。
モジュール40は、位相比較器41、カウンタ42およ
び電圧制御発振器43によってループを形成している。
モジュール40では、位相比較器41において、図4
(A)に示す水平同期信号S7aとカウンタ42からの
カウント信号S43aとが位相比較され、その位相比較
信号S41が電圧制御発振器43に出力される。そし
て、電圧制御発振器43において、図2に示す電流源2
2からの電流iと位相比較信号S41とに基づいて、N
(Nは整数)倍に分周された図4(B)に示す発振信号
S43が生成される。この発振信号S43は、カウンタ
42において、1/N倍に分周されてカウント信号S4
2aとして位相比較器41に出力される。そして、電圧
制御発振器43が水平同期信号S7aにロックすると、
カウンタ42において、水平同期信号S7aにロックさ
せるカウント信号S42a、図4(C)に示すタイミン
グ信号S42bおよび図4(E)に示すスロープ信号S
42cが生成される。
【0031】モジュール41は、位相調整器45、位相
比較器46およびフィルタ47を有する。位相比較器4
1および位相比較器46は、図1に示す偏向系回路11
2を含んだループを形成している。位相比較器41で
は、位相比較器46において、カウンタ42からのタイ
ミング信号S42bと、偏向系回路112からの比較信
号S12との位相が比較され、図4(E)に示す位相比
較信号S47が生成される。ここで、比較信号S12
は、図5に示す水平偏向コイル9aの所定箇所に発生す
る信号に相当するフライバックパルス信号であり、映像
信号のセンターが画面のどの位置にあるかを示してい
る。また、位相調整器45において、図4(E)および
(F)に示すように、カウンタ42からのスロープ信号
S42cを位相比較信号S47でスライスして水平同期
パルス信号S11が生成される。ここで、比較信号S1
2の位相は水平同期パルス信号S11の立ち上がりで決
まるため、位相調整器45による水平同期パルス信号S
11の位相の制御によって、比較信号S12の位相が制
御される。
【0032】図5は、偏向系回路112の構成図であ
る。図5に示すように、偏向系回路112は、水平ドラ
イブ回路30および水平出力回路31を有する。水平ド
ライブ回路30は、図2に示す発振回路23と水平出力
回路31との間に位置し、水平出力回路31のトランジ
スタTr2 に、発振周波数に影響を与えないように、十
分なベース電流を流す機能を有する。水平ドライブ回路
30は、例えば、エミッタ接地のトランジスタTr1
有し、トランジスタTr1 のベースに、発振回路25か
らの図17(A)に示す水平同期パルス信号S11が印
加される。トランジスタTr1 のコレクタは、水平出力
回路31のトランス32に接続されている。具体的に
は、トランジスタTr1のコレクタは、トランス32の
1次コイルL1 の一端に接続されており、1次コイルL
1 の他端には抵抗Rを介して所定の電位が印加されてい
る。また、トランス32の2次コイルL2 の一端は接地
されており、他端はトランジスタTr2 のベースに接続
されている。
【0033】水平ドライブ回路30では、水平同期パル
ス信号S11に応じて、トランジスタTr1 がオンにな
ると、抵抗Rおよび1次コイルL1 に電流が流れ、トラ
ンス32に起電力が発生し、トランジスタTr2 がオン
になる。一方、トランジスタTr1 がオフになると、ト
ランス32に逆起電力が発生し、トランジスタTr2
オフになる。
【0034】水平出力回路31は、トランス32、トラ
ンジスタTr2 、ダンパーダイオードD、コンデンサ
C、コイルL3 およびコントローラ133を有する。水
平出力回路31は、トランジスタTr2 のスイッチング
動作を利用して、ダンパーダイオードDおよび共振用の
コンデンサCによって、図17(B)に示す水平偏向信
号(フライバックパルス信号)S7aを生成し、これを
水平偏向コイル9aに印加する。
【0035】コントローラ133は、コンピュータ10
からの制御信号S51に基づいて、コイルL3 の端部3
4の電位Bをコントロールする。具体的には、コントロ
ーラ133は、制御信号S51が示す周波数が高くなる
と、コイルL3 の端部34に印加する電位を低くし、制
御信号S10aが示す周波数が低くなると、コイルL3
の端部34に印加する電位を低くする。これにより、図
17(B)に示す水平偏向信号S7aに含まれるパルス
のピーク電圧Vが一定に保たれる。すなわち、受信した
テレビ信号の周波数の変動に応じて、トランジスタTr
2 のコレクタに生じる水平偏向信号S7aのピーク電圧
Vが変動する。従って、水平偏向信号S7aのピーク電
圧Vの変動を補正するようにコイルL3 の端部34に印
加する電位を変動し、水平偏向信号S7aのピーク電圧
を一定に保持する。また、水平偏向コイル9aの所定の
位置に生じる比較信号S12は、図1に示すAFC回路
51に出力される。
【0036】以下、水平偏向回路57cの動作について
説明する。図1に示す水平偏向回路57cでは、例え
ば、放電などの影響で、コンピュータ50が暴走した場
合に、当該暴走に応じた制御信号S10bがAFC回路
51に出力される。この制御信号S10bは、図2に示
すレジスタ21に記憶された後に、配線群54を介し
て、制御信号S51として、電流源22および偏向系回
路112に出力される。電流源22では、制御信号S5
1に基づいて、スイッチ26a〜26hのオン/オフが
制御され、当該オン/オフ状態に応じた電流iが発振回
路23に出力される。そして、発振回路23において、
電流i、水平同期信号S7a2および比較信号S12に
基づいて水平同期パルス信号S11が生成され、この水
平同期パルス信号S11が図5に示すトランジスタTr
2 のベースに印加される。
【0037】一方、偏向系回路112のコントローラ1
33において、制御信号S51に基づいて、コイルL3
の端部34の電位Bが制御される。このとき、図2に示
すAFC回路51における水平同期パルス信号11の生
成と、図5に示すコントローラ133によるコイルL3
の端部34に印加する電位Bの制御は共に、制御信号S
51に基づいて行われることから、図5に示すトランジ
スタTr2 のコレクタ/エミッタ間の電圧は設計された
範囲に収まり、定格を越えることはない。そのため、コ
ンピュータ10が暴走した場合でも、トランジスタTr
2 が破壊されることはない。
【0038】以上説明したように、水平偏向回路57c
によれば、コンピュータ10が暴走したときに、偏向系
回路112が破壊されることはない。また、水平偏向回
路57cによれは、特別なプロテクト回路を設けていな
いため、回路を簡単かつ小規模にできる。また、水平偏
向回路57cによれば、コンピュータ50は、AFC回
路51にのみ制御信号S10bを出力し、偏向系回路1
12の制御を行わないため、コンピュータ50に用いら
れるソフトウェアを簡単にできる。また、水平偏向回路
57cによれば、図2に示すように、マルチスキャン動
作用の電流源22を用いてポイントスキャン動作を行う
ため、マルチスキャン用とポイントスキャン用とで別個
に電流源を設けた場合に比べて、回路を簡単かつ小規模
にできる。また、上述した水平偏向回路57cによれ
ば、図2に示す電流源22は、マルチスキャン動作でも
使用されることから、発振回路23および図1に示す偏
向系回路112は、図2に示すスイッチ26a〜26h
の全てがオンになったときの電流iによっても破壊され
るないように設計されている。そのため、ポイントスキ
ャン動作において、コンピュータ50における制御信号
S10bの生成に誤りが生じ、制御信号S10bの複数
のビットがハイレベルになった場合でも、発振回路23
および図1に示す偏向系回路112が破壊されることは
ない。
【0039】さらに、水平偏向回路57cによれば、マ
ルチスキャン動作時に、8ビットの制御信号S51によ
って256段階の周波数を表現し、偏向系回路112の
コントローラ133において、制御信号S51をデコー
ドして周波数を認識していることから、AFC回路51
と偏向系回路112との間に、制御信号S51の伝送用
として8本の配線を設ければよく、256本の配線を設
ける場合に比べて配線数を大幅に削減できる。
【0040】第2実施形態 前述したように、第1実施形態の水平偏向回路57cで
は、ポイントスキャン動作のときに、図1に示すコンピ
ュータ50において、AFC回路51の電流源22が予
め決められた固定の周波数に対応する電流を出力するよ
うに、8ビットの制御信号S10bを計算して生成し
た。これに対して、本実施形態の水平偏向回路は、ポイ
ントスキャン動作時に、コンピュータにおいて、8ビッ
トのそれぞれのビットが予め決められた周波数を示し、
検出された周波数に対応する1ビットのみがハイレベル
となった制御信号を生成する。そして、AFC回路にお
いて、この制御信号をデコードして電流源を制御する。
【0041】図6は、本実施形態の水平偏向回路67の
構成図である。図6に示すように、水平偏向回路67
は、例えば、偏向系回路112、コンピュータ68およ
びAFC回路61を有する。ここで、偏向系回路112
は、前述した図1に示す水平偏向回路57cの偏向系回
路112と同じである。但し、AFC回路61およびコ
ンピュータ68は、図1および図2に示すAFC回路5
1およびコンピュータ50とは異なる。
【0042】コンピュータ68は、マルチスキャン動作
時に、水平同期信号S7aの周波数を検出し、256
(=28 )段階の周波数のうち、当該検出された周波数
に対応する一の周波数を示す8ビットの制御信号S68
を計算し、この制御信号S68をAFC回路61に出力
する。制御信号S68は、AFC回路61において、マ
ルチスキャン動作のときは、そのまま電流源22の制御
に用いられる。また、コンピュータ68は、ポイントス
キャン動作のときに、水平同期信号S7aの固定の周波
数を検出し、8ビットのうち、当該検出した固定の周波
数を示す1ビットのみをハイレベルにした制御信号S6
8を生成し、この制御信号S68をAFC回路61に出
力する。
【0043】AFC回路61は、コンピュータ68から
入力した制御信号S68を、制御信号S61として偏向
系回路112に出力する。また、AFC回路61は、制
御信号S68、M(Multi-Scan)/P(Point-Scan)切換信
号S72および比較信号S12から水平同期パルス信号
S69を生成し、この水平同期パルス信号S69を偏向
系回路112に出力する。
【0044】図7は、図6に示すAFC回路61の構成
図である。図7に示すように、AFC回路61は、レジ
スタ21、電流源22、発振回路23、デコーダ62お
よび配線群64を有する。レジスタ21、電流源22お
よび発振回路23は、図15を用いて前述したものと同
じである。配線群64は、配線640 〜647 からな
り、レジスタ21の0〜7ビット目の記憶領域の出力端
子が、配線640 〜647 を介して、デコーダ62に接
続されている。また、レジスタ21の0〜7ビット目の
記憶領域の出力端子が、配線640 〜647 を介して、
偏向系回路112に接続されている。
【0045】以下、デコーダ62について説明する。デ
コーダ62は、例えば、ユーザによる入力手段の操作に
応じて生成されたM/P切換信号S72に基づいて、レ
ジスタ21からの8ビットの制御信号S61に応じた8
ビットの制御信号S62を生成し、この制御信号S62
を電流源22に出力する。
【0046】図8は、図7に示すデコーダ62の論理回
路図である。図8に示すように、デコーダ62は、NO
T回路70、入力端子710 〜717 、NOR回路72
0 〜727 、NOR回路730 〜737 、NOR回路7
0〜747 、出力端子750 〜757 、デコード用配
線群80および切換信号入力端子81を有する。デコー
ド用配線群80は、デコード用配線800 〜807 で構
成される。
【0047】デコーダ62では、切換信号入力端子81
は、NOT回路70の入力端子と、NOR回路730
737 の入力端子と接続されている。切換信号入力端子
81には、図示しない操作手段からM/P切換信号S7
2が印加される。また、NOT回路70の出力端子は、
NOR回路720 〜727 の一方の入力端子に接続され
ている。入力端子710 〜717 は、それぞれ図7に示
す配線640 〜647 に接続されている。また、入力端
子710 〜717 は、それぞれNOR回路720 〜72
7 の他方の入力端子に接続されている。
【0048】デコード用配線800 は、入力端子7
7 、NOR回路730 の入力端子、NOR回路732
の入力端子、NOR回路733 の入力端子、NOR回路
734 の入力端子、NOR回路735 の入力端子、NO
R回路736 の入力端子およびNOR回路737 の入力
端子に接続されている。デコード用配線801 は、入力
端子716 、NOR回路732 の入力端子、NOR回路
734 およびNOR回路737 の入力端子に接続されて
いる。デコード用配線802 は、入力端子715 、NO
R回路730 の入力端子、NOR回路733 の入力端
子、NOR回路734 およびNOR回路735 に接続さ
れている。
【0049】デコード用配線803 は、入力端子7
4 、NOR回路730 の入力端子、NOR回路731
の入力端子、NOR回路734 の入力端子およびNOR
回路735 の入力端子に接続されている。デコード用配
線804 は、入力端子713 およびNOR回路733
入力端子に接続されている。デコード用配線805 は、
入力端子712 およびNOR回路732 に接続されてい
る。デコード用配線806 は、入力端子711 、NOR
回路733 の入力端子、NOR回路734 の入力端子お
よびNOR回路737 の入力端子に接続されている。デ
コード用配線807 は、入力端子710 に接続されてい
る。
【0050】NOR回路730 〜737 の出力端子は、
それぞれNOR回路740 〜747の一方の入力端子に
接続れている。また、NOR回路720 〜727 の出力
端子は、NOR回路740 〜747 の他方の入力端子に
接続されている。NOR回路740 〜747 の出力端子
は、それぞれ出力端子750 〜757 に接続されてい
る。
【0051】以下、デコーダ62の動作について説明す
る。デコーダ62は、M/P切換信号S72に応じて、
マルチスキャン動作およびポイントスキャン動作の何れ
か一方を行う。具体的には、デコーダ62は、M/P切
換信号S72がハイレベル「1」のときにマルチスキャ
ン動作を行い、M/P切換信号S72がローレベル
「0」のときにポイントスキャン動作を行う。マルチスキャン動作 マルチスキャン動作を行う場合には、M/P切換信号S
72がハイレベルになる。M/P切換信号S72がハイ
レベルになると、図8に示すNOR回路730 〜737
における切換信号入力端子81に接続された入力端子が
ハイレベルになり、データf0 〜f7 のレベルとは無関
係に、NOR回路730 〜737 の出力端子はローレベ
ルになる。そのため、M/P切換信号S72がハイレベ
ルのときには、図8に示す論理回路は、図9に示す論理
回路と等価になる。以下、図9を参照しながら、デコー
ダ62のマルチスキャン動作について説明する。図9に
示す論理回路では、NOR回路720 〜727 における
NOT回路70の出力端子と接続されている入力端子が
ローレベルであるため、データf0 〜f7 がハイレベル
のときに、それぞれNOR回路720 〜727 の出力端
子はローレベルになり、データf0 〜f7 がローレベル
のときに、それぞれNOR回路720 〜727 の出力端
子はハイレベルになる。
【0052】また、NOR回路740 〜747 の一方の
入力端子はローレベルであることから、NOR回路72
0 〜727 の出力端子がハイレベルのときにそれぞれN
OR回路740 〜747 の出力端子はローレベルにな
り、NOR回路720 〜727の出力端子がローレベル
のときにそれぞれNOR回路740 〜747 の出力端子
はハイレベルになる。そのため、図9に示すデコーダ6
2では、データf0 〜f7 とデータg0 〜g7 とは、そ
れぞれレベルが同じになる。従って、図9に示すデコー
ダ62は、入力端子710 〜717 から入力した制御信
号S61を、そのまま制御信号S62として電流源22
に出力する。
【0053】ポイントスキャン動作 ポイントスキャン動作を行う場合には、M/P切換信号
S72がローレベルになる。M/P切換信号S72がロ
ーレベルになると、図8に示すNOR回路720 〜72
7 のNOT回路70に接続された入力端子がハイレベル
になり、NOR回路720 〜727 の出力端子がローレ
ベルになる。その結果、NOR回路740 〜747 にお
けるそれぞれNOR回路720 〜727 の出力端子に接
続された入力端子はローレベルになる。そのため、M/
P切換信号S72がローレベルのときには、図8に示す
論理回路は、図10に示す論理回路と等価になる。
【0054】以下、図10を参照しながら、デコーダ6
2のポイントスキャン動作について説明する。ポイント
スキャンのときには、図6に示すコンピュータ68から
AFC回路61に、8ビットのうち1ビットのみがハイ
レベルの制御信号S68がAFC回路61に出力され
る。そして、制御信号S68と同じ8ビットの制御信号
S61を構成する各々1ビットのデータf0 〜f7 が、
それぞれ図10に示す入力端子710 〜717 に出力さ
れる。
【0055】NOR回路730 は、データf4 ,f5
7 の全てがローレベルのときに出力端子がハイレベル
となり、出力端子750 から出力されるデータg0 がロ
ーレベルになる。NOR回路731 は、データf4 がロ
ーレベルのときに出力端子がハイレベルとなり、出力端
子751 から出力されるデータg0 がローレベルにな
る。NOR回路732 は、データf2 ,f6 ,f7 の全
てがローレベルのときに出力端子がハイレベルとなり、
出力端子752 から出力されるデータg1 がローレベル
になる。
【0056】NOR回路733 は、データf1 ,f3
5 ,f7 の全てがローレベルのときに出力端子がハイ
レベルとなり、出力端子753 から出力されるデータg
3 がローレベルになる。NOR回路734 は、データf
1 ,f4 ,f5 ,f6 ,f7 の全てがローレベルのとき
に出力端子がハイレベルとなり、出力端子754 から出
力されるデータg4 がローレベルになる。
【0057】NOR回路735 は、データf4 ,f5
7 の全てがローレベルのときに出力端子がハイレベル
となり、出力端子755 から出力されるデータg5 がロ
ーレベルになる。NOR回路736 は、データf7 がロ
ーレベルのときに出力端子がハイレベルとなり、出力端
子756 から出力されるデータg6 がローレベルにな
る。NOR回路737 は、データf1 ,f6 ,f7 の全
てがローレベルのときに出力端子がハイレベルとなり、
出力端子757 から出力されるデータg7 がローレベル
になる。
【0058】ここで、制御信号S61のデータf0 〜f
7 と、制御信号S62のデータg0〜g7 とは、図11
(A)〜(H)に示すような関係がある。具体的には、
図11(A)に示すように、制御信号S61のデータf
0 のみがハイレベルのとき、および、全てのデータf0
〜f7 がローレベルのときには、制御信号S62のデー
タg0 〜g7 は全てローレベルになる。これにより、図
7に示すスイッチ26a〜26hは全てオフになり、電
流源22から発振回路23に、電流iは流れない。
【0059】また、図11(B)に示すように、制御信
号S61のデータf1 のみがハイレベルのときには、制
御信号S62のデータg3 ,g4 ,g7 がハイレベルに
なる。これにより、図7に示すスイッチ26d,26
e,26hがオンになり、電流源22から発振回路23
に、電流値が152I(=8I+16I+128I)の
電流iが出力される。また、図11(C)に示すよう
に、制御信号S61のデータf2 のみがハイレベルのと
きには、制御信号S62のデータg2 のみがハイレベル
になる。これにより、図7に示すスイッチ26cのみが
オンになり、電流源22から発振回路23に、電流値が
4Iの電流iが出力される。
【0060】また、図11(D)に示すように、制御信
号S61のデータf3 のみがハイレベルときには、制御
信号S62のデータg3 のみハイレベルになる。これに
より、図7に示すスイッチ26dのみがオンになり、電
流源22から発振回路23に、電流値が8Iの電流iが
出力される。また、図11(E)に示すように、制御信
号S61のデータf4 のみがのときには、制御信号S6
2のデータg0 ,g1 ,g4 ,g5 がハイレベルにな
る。これにより、図7に示すスイッチ26a,26b,
26e,26fがオンになり、電流源22から発振回路
23に、電流値が51I(=I+2I+16I+32
I)の電流iが出力される。
【0061】また、図11(F)に示すように、制御信
号S61のデータf5 のみがハイレベルのときには、制
御信号S62のデータg0 ,g3 ,g4 ,g5 がハイレ
ベルになる。これにより、図7に示すスイッチ26a,
26d,26e,26fのみがオンになり、電流源22
から発振回路23に、電流値が57I(I+8I+16
I+32I)の電流iが出力される。また、図11
(G)に示すように、制御信号S61のデータf6 のみ
がハイレベルのときには、制御信号S62のデータ
3 ,g4 ,g7 がハイレベルになる。これにより、図
7に示すスイッチ26d,26e,26hがオンにな
り、電流源22から発振回路23に、電流値が152I
(=8I+16I+128I)の電流iが出力される。
【0062】また、図11(H)に示すように、制御信
号S61のデータf7 のみがハイレベルのときには、制
御信号S62のデータg0 ,g2 ,g3 ,g4 ,g5
6,g7 がハイレベルになる。これにより、図7に示
すスイッチ26a,26c,26d,26e,26f,
26g,26hがオンになり、電流源22から発振回路
23に、電流値が253I(=I+4I+8I+16I
+32I+64I+128I)の電流iが出力される。
【0063】このように、デコーダ62では、ポイント
スキャン動作時に、図11に示すように、通常のポイン
トスキャン動作で用いられる1ビットのみをハイレベル
にしたデータf0 〜f7 からなる8ビットの制御信号S
61が、当該ポイントスキャンの周波数に対応した電流
を電流源22において発生するために必要なデータg0
〜g7 からなる8ビットの制御信号S61にデコードさ
れる。
【0064】次に、水平偏向回路67の全体の動作につ
いて説明する。マルチスキャン動作 マルチスキャン動作では、図6に示すM/P切換信号S
72がハイレベルに設定される。また、図6に示すコン
ピュータ68において、水平同期信号S7aの周波数が
検出され、256(=28 )段階の周波数のうち、当該
検出された周波数に対応する1個の周波数を示す8ビッ
トの制御信号S68が計算され、この制御信号S68が
AFC回路61に出力される。この制御信号S68は、
図7に示すレジスタ21に記憶された後に、制御信号S
61として、図5および図6に示す偏向系回路112の
コントローラ133と、図7に示すデコーダ62とに出
力される。そして、図5に示すコントローラ133によ
って、コイルL3 の端部34の電位が制御される。ま
た、図7、図8および図9に示すデコーダ62におい
て、制御信号S61が、そのまま制御信号S62として
電流源22に出力され、当該制御信号S62によるスイ
ッチ26a〜26hのオン/オフ状態に応じた電流iが
発振回路23に出力される。そして、発振回路23にお
いて、電流i、水平同期信号S7aおよび比較信号S1
2に応じた発振周波数を持つ水平同期パルス信号S69
が生成され、この水平同期パルス信号S69が図5に示
すトランジスタTr1 のベースに印加される。これによ
り、偏向系回路112において、水平同期パルス信号S
69およびコイルL3 の端部34の電位に応じた水平偏
向信号S7aが生成され、この水平偏向信号S7aがカ
ラー受像管9の水平偏向コイル9aに出力される。
【0065】ポイントスキャン動作 ポイントスキャン動作では、図6に示すM/P切換信号
S72がローレベルに設定される。また、図6に示すコ
ンピュータ68において、水平同期信号S7aの周波数
が検出され、8ビットのうち、当該検出した固定の周波
数を示す1ビットのみをハイレベルにした制御信号S6
8が生成され、この制御信号S68がAFC回路61に
出力される。この制御信号S68は、図7に示すレジス
タ21に記憶された後に、制御信号S61として、図5
および図6に示す偏向系回路112のコントローラ13
3と、図7に示すデコーダ62とに出力される。そし
て、図5に示すコントローラ133によって、コイルL
3 の端部34の電位が制御される。また、図7、図8お
よび図10に示すデコーダ62において、図11(A)
〜(H)に示すパターンでデコードされ、デコード結果
である制御信号S62が、電流源22に出力され、当該
制御信号S62によるスイッチ26a〜26hのオン/
オフ状態に応じた電流iが発振回路23に出力される。
そして、発振回路23において、電流i、水平同期信号
S7aおよび比較信号S12に応じた発振周波数を持つ
水平同期パルス信号S69が生成され、この水平同期パ
ルス信号S69が図5に示すトランジスタTr1 のベー
スに印加される。これにより、偏向系回路112におい
て、水平同期パルス信号S69およびコイルL3 の端部
34の電位に応じた水平偏向信号S7aが生成され、こ
の水平偏向信号S7aがカラー受像管9の水平偏向コイ
ル9aに出力される。
【0066】上述した水平偏向回路67の動作におい
て、マルチスキャン動作およびポイントスキャン動作の
何れの場合でも、図5に示すコントローラ133による
コイルL3 の端部34の電位の制御と、AFC回路61
によるトランジスタTr1 のベースに印加する水平同期
パルス信号S69の生成とは共に、制御信号S68に基
づいて行われる。そのため、例えば、コンピュータ68
が暴走しても、図5に示すトランジスタTr2 のコレク
タ/エミッタ間の電圧は設計された範囲に収まり、定格
を越えることはない。その結果、コンピュータ68が暴
走した場合でも、トランジスタTr2 が破壊されること
はない。
【0067】以上説明したように、水平偏向回路67に
よれば、ポイントスキャン動作時に、コンピュータ68
において、ポイントスキャン動作において、一般的なポ
イントスキャン動作で行われるように、予め決められた
相互に異なる固定の周波数をそぞれ示す複数のビットの
うち、要求される周波数に対応する単数のビットのみを
ハイレベルにした制御信号S68が生成される。そのた
め、コンピュータ68において、制御信号S68を生成
するための処理を簡単にでき、ソフトウェアの開発が容
易になる。すなわち、水平同期回路67によれば、前述
した図1に示すコンピュータ50のように、ポイントス
キャン動作のときに、予め定められたポイントスキャン
の周波数に対応する電流を図2に示す電流源22で生成
するために必要なスイッチ26a〜26hのオン/オフ
の組み合わせを計算する必要がない。
【0068】また、水平偏向回路67によれば、図7に
示すように、マルチスキャン動作用の電流源22を用い
てポイントスキャン動作を行うため、マルチスキャン用
とポイントスキャン用とで別個に電流源を設けた場合に
比べて、回路を簡単かつ小規模にできる。また、上述し
た水平偏向回路67によれば、図7に示す電流源22
は、マルチスキャン動作でも使用されることから、発振
回路23および図6に示す偏向系回路112は、図7に
示すスイッチ26a〜26hの全てがオンになったとき
の電流iによっても破壊されないように設計される。そ
のため、ポイントスキャン動作において、コンピュータ
68における制御信号S68の生成に誤りが生じ、制御
信号S68の複数のビットがハイレベルになった場合で
も、発振回路23および図6に示す偏向系回路112が
破壊されることはない。
【0069】また、水平偏向回路67によれば、図6に
示す偏向系回路112の制御と図7に示す電流源22の
制御とが共に、制御信号S61に基づいて行われること
から、コンピュータ10が暴走したときでも、図5に示
すコントローラ133によるコイルL3 の端部34の電
位制御と、図7に示す発振回路23の水平同期パルス信
号S69との同期を保持できる。その結果、図5に示す
偏向系回路112のトランジスタTr2 のベース/コレ
クタ間に定格以上の電圧が印加されることを防止でき、
偏向系回路112を適切に保護できる。また、水平偏向
回路67によれは、特別なプロテクト回路を設けていな
いため、回路を簡単かつ小規模にできる。また、水平偏
向回路67によれば、コンピュータ68は、AFC回路
61にのみ制御信号S68を出力し、偏向系回路112
の制御を行わないため、コンピュータ68における処理
をさらに簡単にできる。また、水平偏向回路67によれ
ば、マルチスキャン動作時に、8ビットの制御信号S6
1によって256段階の周波数を表現し、偏向系回路1
12のコントローラ133において、制御信号S61を
デコードして周波数を認識していることから、AFC回
路61と偏向系回路112との間に、制御信号S61の
伝送用として8本の配線を設ければよく、256本の配
線を設ける場合に比べて配線数を大幅に削減できる。
【0070】本発明は上述した実施形態には限定されな
い。例えば、上述した図1に示す水平偏向回路57cで
は、コンピュータ50がマルチスキャン用の制御信号S
10bを出力する場合を例示したが、水平偏向回路57
cをポイントスキャン用にのみ用いる場合には、コンピ
ュータ50に、8ビットのうち1ビットのみがハイレベ
ルになるポイントスキャン用の制御信号S10bを生成
させてもよい。この場合には、図2に示す電流源22と
して、図18に示すような、ポイントスキャン用に予め
決められた8個の固定の周波数に対応する定電流I0
7 を出力する定電流源125a〜125hが用いられ
る。
【0071】また、上述した実施形態では、コンピュー
タ50,68が出力する制御信号S10b,S68とし
て8ビットのものを例示したが、制御信号S10b,S
68のビット数は特に限定されず、例えば、2ビット、
4ビット、16ビットあるいは32ビットなどでもよ
い。
【0072】また、上述した実施形態では、図2および
図7に示すように、電流源22として、基準定電流値I
に対して、2のべき乗の電流値の定電流を出力する複数
の定電流源を有するものを例示した、これらの定電流源
の電流値は任意である。
【0073】また、図2および図7に示す発振回路23
の構成は、図3に示すものには限定されない。また、図
1および図6に示す偏向系回路112の構成は、図5に
示すものには限定されない。
【0074】また、図8に示すデコーダ62は、デコー
ド用配線800 〜807 と、NOR回路730 〜737
の入力端子との接続形態を変更することで、ポイントス
キャン動作における複数の固定した周波数を変更でき
る。また、図8に示すデコーダ62は、NOR回路を用
いて構成したが、デコーダ62を例えばNAND回路
や、OR回路およびNOT回路を用いて構成してもよ
い。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の水平偏向
装置、自動周波数制御装置および水平偏向装置によれ
ば、自動周波数制御手段における水平同期パルス信号の
生成と、水平偏向信号生成手段における水平同期パルス
信号のピーク電圧の制御とを、同じ制御信号を用いて行
うことができ、例えば、制御信号を生成する演算手段が
暴走した場合でも、自動周波数制御手段と水平偏向信号
生成手段との間の同期を保つことができる。その結果、
水平偏向信号生成手段を、設計時に想定した範囲で常に
動作させることができ、水平偏向信号生成手段が破壊さ
れることを防止できる。また、本発明の水平偏向装置、
自動周波数制御装置および水平偏向装置によれば、小規
模かつ簡単な構成で、水平偏向信号生成手段が破壊され
ることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施形態の水平偏向回路
の構成図である。
【図2】図2は、図1に示すAFC回路の構成図であ
る。
【図3】図3は、図2に示す発振回路の構成図である。
【図4】図4は、図3に示す発振回路内の各信号のタイ
ミングチャートである。
【図5】図5は、図1に示す偏向系回路の構成図であ
る。
【図6】図6は、本発明の第2実施形態の水平偏向回路
の構成図である。
【図7】図7は、図6に示すAFC回路の構成図であ
る。
【図8】図8は、図7に示すデコーダの論理回路図であ
る。
【図9】図9は、図8に示すデコーダのマルチスキャン
動作時の等価回路である。
【図10】図10は、図8に示すデコーダのポイントス
キャン動作時の等価回路である。
【図11】図11は、図8に示すデコーダのポイントス
キャン動作時における、制御信号S61と制御信号S6
2との対応を示す図である。
【図12】図12は、一般的なカラーテレビ受信機の構
成図である。
【図13】図13は、図12に示す同期偏向部の構成図
である。
【図14】図14は、図13に示す従来の水平偏向回路
の構成図である。
【図15】図15は、図14に示すAFC回路の構成図
である。
【図16】図16は、図15に示す発振回路の構成図で
ある。
【図17】図17は、図16に示す発振回路の水平同期
パルス信号および水平偏向信号の波形図である。
【図18】図18は、ポイントスキャン動作を行う水平
偏向回路のAFC回路の構成図である。
【符号の説明】 9…カラー受像管、9a…水平偏向コイル、112…偏
向系回路、21…レジスタ、22…電流源、23…発振
回路、33…コントローラ、50,68…コンピュー
タ、51,61…AFC回路、62…デコーダ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号から抽出された水平同期信号に基
    づいて、電子ビームを水平方向に偏向する磁界を発生す
    る水平偏向コイルに供給する水平偏向信号を生成する水
    平偏向回路において、 前記水平同期信号の周波数を検出し、当該検出した周波
    数に応じた制御信号を生成する演算手段と、 前記制御信号に基づいて生成された電流を生成する電流
    発生回路と、前記電流に応じた発振周波数を持つ発振信
    号を生成する発振信号生成回路と、前記発振信号と前記
    水平同期信号と水平偏向信号に応じた比較信号とに基づ
    いて水平同期パルス信号を生成する水平同期パルス信号
    生成回路とを有する自動周波数制御手段と、 水平偏向信号を、前記自動周波数制御手段から入力した
    前記制御信号に基づいてピーク電圧を一定に保つように
    制御を行いながら、前記水平同期パルス信号に基づいて
    生成する水平偏向信号生成手段とを有する水平偏向装
    置。
  2. 【請求項2】前記自動周波数制御手段は、前記演算手段
    から前記制御信号を入力して記憶する記憶回路を有し、 当該記憶回路に記憶した制御信号を前記水平偏向信号生
    成手段に出力する請求項1に記載の水平偏向装置。
  3. 【請求項3】前記自動周波数制御手段の電流生成回路
    は、 前記制御信号のビット数に対応する数の複数の定電流源
    と、 前記複数の定電流源のそれぞれに対応して設けられ、前
    記制御信号の対応するビットの値に応じて接続状態およ
    び非接続状態の何れか一方になる複数のスイッチとを有
    し、 前記複数のスイッチのうち接続状態のスイッチから、当
    該接続状態のスイッチに対応して設けられた前記定電流
    源が出力する定電流の総和に相当する電流を生成するを
    有する請求項1に記載の水平偏向装置。
  4. 【請求項4】前記複数の定電流源は、それぞれ基準定電
    流の相互に異なる2のべき乗倍の定電流を出力する請求
    項3に記載の水平偏向装置。
  5. 【請求項5】前記複数のスイッチは、それぞれ対応する
    制御信号のビットが、第1のレベルのときに接続状態と
    なり、第2のレベルのときに非接続状態となり、 前記演算手段は、予め決められた周波数の範囲内で前記
    検出した周波数を示すように、各ビットを第1のレベル
    および第2のレベルの何れか一方にした複数のビットか
    らなる前記制御信号を生成する請求項4に記載の水平偏
    向装置。
  6. 【請求項6】前記複数の定電流源は、相互に異なる周波
    数の水平同期信号に応じた発振周波数の発振信号を生成
    するための定電流を出力する請求項3に記載の水平偏向
    装置。
  7. 【請求項7】前記複数のスイッチは、それぞれ対応する
    制御信号のビットが、第1のレベルのときに接続状態と
    なり、第2のレベルのときに非接続状態となり、 前記演算手段は、予め決められた相互に異なる固定の周
    波数を複数のビットがそれぞれ示し、前記検出した周波
    数に対応する1ビットのみを第1のレベルにした前記制
    御信号を生成する請求項6に記載の水平偏向装置。
  8. 【請求項8】前記自動周波数制御手段は、 前記制御信号に基づいて生成された電流に応じた発振周
    波数の発振信号を、前記水平同期信号にロックさせる第
    1のモジュールと、 前記ロックされた状態での前記発振信号の位相と前記比
    較信号の位相との比較結果に基づいて前記発振信号の位
    相を調整して前記水平同期パルス信号を生成する第2の
    モジュールとをさらに有する請求項1に記載の水平偏向
    装置。
  9. 【請求項9】前記水平偏向信号生成手段は、前記制御信
    号に基づいて、前記水平偏向信号のピーク電圧が一定に
    なるように、前記水平偏向信号が発生する部分に印加す
    る電位を制御する制御回路を有する請求項1に記載の水
    平偏向装置。
  10. 【請求項10】前記水平偏向信号生成手段は、 ベースに前記水平同期パルス信号が印加されたエミッタ
    接地の第1のトランジスタと、 コレクタに前記水平偏向信号が発生するエミッタ接地の
    第2のトランジスタと、 前記第1のトランジスタのコレクタに接続された1次コ
    イルと、前記第2のトランジスタのベースに接続された
    2次コイルとを備えたトランスとを有し、 前記制御回路は、前記制御信号に基づいて、前記水平偏
    向信号のピーク電圧が一定になるように、前記第2のト
    ランジスタのコレクタに印加する電位を制御する請求項
    9に記載の水平偏向装置。
  11. 【請求項11】映像信号から抽出された水平同期信号に
    基づいて、電子ビームを水平方向に偏向する磁界を発生
    する水平偏向コイルに供給する水平偏向信号を水平偏向
    信号生成手段において生成するために用いられる水平同
    期パルス信号を生成する自動周波数制御装置において、 検出された前記水平同期信号の周波数に応じた制御信号
    を入力して記憶し、当該記憶した制御信号を前記水平偏
    向信号生成手段に出力する記憶回路と、 前記制御信号に応じた電流を生成する電流生成回路と、 前記電流に応じた発振周波数を持つ発振信号を生成する
    発振信号生成回路と、 前記発振信号と前記水平同期信号と水平偏向信号に応じ
    た比較信号とに基づいて水平同期パルス信号を生成する
    水平同期パルス信号生成回路とを有する自動周波数制御
    装置。
  12. 【請求項12】前記電流発生回路は、 前記制御信号のビット数に対応する数の複数の定電流源
    と、 前記複数の定電流源のそれぞれに対応して設けられ、前
    記制御信号の対応するビットの値に応じて接続状態およ
    び非接続状態の何れか一方になる複数のスイッチとを有
    し、 前記複数のスイッチのうち接続状態のスイッチから、当
    該接続状態のスイッチに対応して設けられた前記定電流
    源が出力する定電流の総和に相当する電流を生成するを
    有する請求項11に記載の自動周波数制御装置。
  13. 【請求項13】受信した映像信号から水平同期信号を抽
    出し、水平偏向装置において前記水平同期信号から水平
    偏向信号を生成し、当該水平偏向信号に応じて水平偏向
    コイルから磁界を発生させて、カソードから出射された
    電子ビームを偏向して蛍光面に指向する映像信号受信装
    置において、 前記水平偏向装置は、 前記水平同期信号の周波数を検出し、当該検出した周波
    数に応じた制御信号を生成する演算手段と、 前記制御信号に基づいて生成された電流を生成する電流
    発生回路と、前記電流に応じた発振周波数を持つ発振信
    号を生成する発振信号生成回路と、前記発振信号と前記
    水平同期信号と水平偏向信号に応じた比較信号とに基づ
    いて水平同期パルス信号を生成する水平同期パルス信号
    生成回路とを有する自動周波数制御手段と、 水平偏向信号を、前記自動周波数制御手段から入力した
    前記制御信号に基づいてピーク電圧を一定に保つように
    制御を行いながら、前記水平同期パルス信号に基づいて
    生成する水平偏向信号生成手段とを有する映像信号受信
    装置。
  14. 【請求項14】前記電流発生回路は、 前記制御信号のビット数に対応する数の複数の定電流源
    と、 前記複数の定電流源のそれぞれに対応して設けられ、前
    記制御信号の対応するビットの値に応じて接続状態およ
    び非接続状態の何れか一方になる複数のスイッチとを有
    し、 前記複数のスイッチのうち接続状態のスイッチから、当
    該接続状態のスイッチに対応して設けられた前記定電流
    源が出力する定電流の総和に相当する電流を生成するを
    有する請求項13に記載の映像信号受信装置。
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