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JPH11204954A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

Info

Publication number
JPH11204954A
JPH11204954A JP390198A JP390198A JPH11204954A JP H11204954 A JPH11204954 A JP H11204954A JP 390198 A JP390198 A JP 390198A JP 390198 A JP390198 A JP 390198A JP H11204954 A JPH11204954 A JP H11204954A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting leg
mounting
electronic device
side plate
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP390198A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Saito
義雄 齋藤
Kiminori Terajima
公則 寺島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP390198A priority Critical patent/JPH11204954A/ja
Publication of JPH11204954A publication Critical patent/JPH11204954A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マザー基板等に配設する電子機器の取付強度
を向上することができ、且つ枠体の取付脚の機械的強度
を向上することができる電子機器を提供する。 【解決手段】 半田付け可能な金属からなる枠体1と、
該枠体1の側板1aに突出して形成された取付脚1bと
を備え、該取付脚1bの半田付け面1eと直交する方向
に貫通孔を有する突起部1dを設ける。また、前記突起
部1dが前記枠体1の側板1aと接続された前記取付脚
1bの根元部A上に位置した状態で、前記取付脚1bと
前記枠体1の側板1aとに跨るように形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の電子機器の枠体の斜視図、
図6は従来の電子機器の要部拡大図、図7は従来の電子
機器をマザー基板に取り付けた場合の要部拡大図、図8
は図7の8−8線における断面図である。従来の電子機
器の枠体11は、金属板よりなる4つの側板11aを備
え、そのうちの相対向する2つの側板11aには、各側
板11aの一部が延長して枠体11の下方へ突出した取
付脚11bが、各側板11aに2つずつ設けられてい
る。これらの取付脚11bの先端部分は、取付脚11b
と側板11aとの接続部である根元部Aよりも幅狭に構
成され、段差状となった肩部11cが設けられている。
そして、取付脚11bが側板11aと接続している根元
部A上の取付脚11bと側板11aとに跨る位置には、
取付脚11bの幅よりも外径が小さい孔11dが設けら
れている。
【0003】また、プリント配線が施された回路基板1
2上には、回路部品等(図示せず)が搭載されて電気回
路が構成され、枠体11の内部に適宜方法で固着されて
いる。また、端子13の一端は回路基板12に構成され
ている電気回路と電気的に接続され、その他端は枠体1
1の外部へ突出している。
【0004】前記従来の電子機器は、図7、図8のよう
にテレビジョン受像機等のマザー基板14に電子機器を
配設して使用されるものである。この電子機器の配設工
程では、まず、取付脚11bの形状と対応してマザー基
板14に設けられた取付孔14aに、取付脚11bの先
端の一部が挿入されて、肩部11cがマザー基板14上
に係止される。次に、取付脚11bの半田付け面11e
に溶融された半田15が流し込まれ、取付脚11bがマ
ザー基板14上に設けられた半田付けランド16に半田
付けされる。そして、取付脚11bに設けられた孔11
dの存在により、溶融された半田15が取付脚11bの
半田付け面11eの裏側にも回り込み、電子機器がマザ
ー基板14上に確実に半田付けされて固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電子機器は取付脚11bの孔11dの周辺部におい
ては、肉部が少ないために取付脚11bの機械的強度が
弱く、電子機器の運搬時等に衝突や落下等が原因となる
衝撃が取付脚11b部分に対して与えられると、側板1
1aとそれに一体化された取付脚11bとの接続部であ
る根元部Aに沿って折れ曲がる恐れがある。そして、取
付脚11bが折れ曲がると、電子機器を配設するマザー
基板14に設けられた取付孔14aに、取付脚11bの
先端部分を挿入することができなくなる。
【0006】また、孔11dの存在により、取付脚11
bと、それに半田付けされる半田15との接触面積(半
田付け面積)が減少し、電子機器のマザー基板への取付
強度が弱くなる。
【0007】本発明が解決しようとする課題は、マザー
基板等に配設する電子機器の取付強度を向上することが
でき、且つ枠体の取付脚の機械的強度を向上することが
できる電子機器を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の解決手段として、本発明の電子機器は、半田付
け可能な金属からなる枠体と、該枠体の側板に突出して
形成された取付脚とを備え、該取付脚の半田付け面と直
交する方向に貫通孔を有する突起部を設けた構成とし
た。
【0009】また、第2の解決手段として、本発明の電
子機器は、前記突起部が前記枠体の側板と接続された前
記取付脚の根元部上に位置した状態で、前記取付脚と前
記枠体の側板とに跨るように形成された構成とした。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の電子機器の実施
の形態について説明する。図1は本発明の電子機器の実
施の形態に係る斜視図、図2は本発明の電子機器の要部
拡大図、図3は本発明の電子機器をマザー基板に取り付
けた場合の要部拡大図、図4は図3の4−4線における
断面図である。本発明の電子機器の枠体1は、半田付け
可能な金属板よりなる4つの側板1aを備え、そのうち
の相対向する2つの側板1aには、各側板1aの一部が
延長して枠体1の下方へ突出した取付脚1bが、各側板
1aに2つずつ設けられている。これらの取付脚1bの
先端部分は、取付脚1bと側板1aとの接続部である根
元部Aよりも幅狭に構成され、段差状となった肩部1c
が設けられている。
【0011】そして、取付脚1bが側板1aと接続して
いる根元部A上の取付脚1bと側板1aとに跨る位置に
は、取付脚1bと直交するように取付脚1bの幅よりも
外径が小さい貫通孔を有する突起部1dが設けられてい
る。
【0012】また、プリント配線が施された回路基板2
上には、回路部品等(図示せず)が搭載されて電気回路
が構成され、枠体1の内部に適宜方法で固着されてい
る。また、端子3の一端は回路基板2に構成されている
電気回路と電気的に接続され、その他端は枠体1の外部
へ突出している。
【0013】本発明の電子機器においても、テレビジョ
ン受像機等のマザー基板4上に配設する工程では、取付
脚1bの形状と対応してマザー基板4に設けられた取付
孔4aに、取付脚1bの先端の一部が挿入されて、肩部
1cがマザー基板4上に係止され、取付脚1bの半田付
け面1eに溶融された半田5が流し込まれ、取付脚1b
がマザー基板4上に設けられた半田付けランド6に半田
付けされる。そして、取付脚1bに設けられた貫通孔を
有する突起部1dの存在により、溶融された半田5が取
付脚1bの半田付け面1eの裏側にも回り込み、電子機
器がマザー基板4上に確実に半田付けされて固定され
る。
【0014】この突起部1dの内部には貫通孔が存在す
るものの、取付脚1bと直交する方向に配設される補強
リブとしての役割を果たす。この突起部1dが側板1a
と、それに一体化された取付脚1bとの接続部である根
元部A上に取付脚1bと側板1aとに跨るように設けら
れているため、電子機器の運搬時等に衝突や落下等が原
因となる衝撃が取付脚1b部分に対して与えられた場合
にも、取付脚1bと側板1aとの根元部Aにおいて折れ
曲がりのない、機械的強度が高い取付脚1bとすること
ができる。折れ曲がりのない取付脚1bは、電子機器を
配設するマザー基板4に設けられた取付孔4aに確実に
挿入することができる。
【0015】また、突起部1dの存在により、取付脚1
bと、それに半田付けされる半田5との接触面積(半田
付け面積)が増大する。そのため、電子機器のマザー基
板4への取付強度が強くなる。
【0016】本実施の形態に示したように、突起部1d
が根元部A上の取付脚1bと側板1aとに跨るような位
置に形成されていなくとも、取付脚1bの半田付け面と
直交する方向に設けられていれば、取付脚1bの機械的
強度を向上させることができる。
【0017】取付脚1bの形状は先端の一部が幅狭であ
り段差状の肩部1cが設けられているが、このような形
状を有する取付脚1bに限られるものではない。また、
前記突起部1dは、図示した円筒状のもの以外に、断面
が三角や四角、楕円等の筒状の突起部1dとすることも
可能である。さらに、取付脚1bをマザー基板4に設け
られた取付孔4aへ挿入した状態において、突起部1d
とマザー基板4との間に若干の隙間を設けておくこと
で、電子機器のマザー基板4への半田付けによる取付工
程において、取付脚1bの裏側への半田5の回り込みを
更に向上させることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているた
め、以下に記すような優れた効果を奏する。本発明の電
子機器によれば、突起部が取付脚と直交するように設け
られているため取付脚の機械的強度が向上し、また、電
子機器をマザー基板上に配設するために行われる半田付
け工程において、取付脚と半田との接触面積が増大し、
電子機器のマザー基板への取付強度が強くなる。この突
起部を取付脚の根元部上に、取付脚と側板とに跨るよう
に設けることにより、取付脚に対して衝撃が加わっても
根元部において折れ曲がりが生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器の実施の形態に係る斜視図で
ある。
【図2】本発明の電子機器の要部拡大図である。
【図3】本発明の電子機器をマザー基板に取り付けた場
合の要部拡大図である。
【図4】図3の4−4線における断面図である。
【図5】従来の電子機器の枠体の斜視図である。
【図6】従来の電子機器の要部拡大図である。
【図7】従来の電子機器をマザー基板に取り付けた場合
の要部拡大図である。
【図8】図7の8−8線における断面図である。
【符号の説明】
1 枠体 1a 側板 1b 取付脚 1c 肩部 1d 突起部 1e 半田付け面 2 回路基板 3 端子 4 マザー基板 4a 取付孔 5 半田 6 半田付けランド A 根元部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半田付け可能な金属からなる枠体と、該
    枠体の側板に突出して形成された取付脚とを備え、該取
    付脚の半田付け面と直交する方向に貫通孔を有する突起
    部を設けてなることを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記突起部が前記枠体の側板と接続され
    た前記取付脚の根元部上に位置した状態で、前記取付脚
    と前記枠体の側板とに跨るように形成されてなることを
    特徴とする請求項1に記載の電子機器。
JP390198A 1998-01-12 1998-01-12 電子機器 Withdrawn JPH11204954A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP390198A JPH11204954A (ja) 1998-01-12 1998-01-12 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP390198A JPH11204954A (ja) 1998-01-12 1998-01-12 電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11204954A true JPH11204954A (ja) 1999-07-30

Family

ID=11570104

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP390198A Withdrawn JPH11204954A (ja) 1998-01-12 1998-01-12 電子機器

Country Status (1)

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JP (1) JPH11204954A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001203489A (ja) * 2000-01-18 2001-07-27 Oki Electric Ind Co Ltd シールドケースの実装構造
JP2010219217A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Alps Electric Co Ltd 電子回路ユニット

Cited By (3)

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050809

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20050902