JPH11203790A - 記録媒体情報読取装置 - Google Patents
記録媒体情報読取装置Info
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- JPH11203790A JPH11203790A JP10012109A JP1210998A JPH11203790A JP H11203790 A JPH11203790 A JP H11203790A JP 10012109 A JP10012109 A JP 10012109A JP 1210998 A JP1210998 A JP 1210998A JP H11203790 A JPH11203790 A JP H11203790A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B27/00—Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
- G11B27/10—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
- G11B27/11—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information not detectable on the record carrier
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/00007—Time or data compression or expansion
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/10527—Audio or video recording; Data buffering arrangements
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B27/00—Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
- G11B27/10—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
- G11B27/102—Programmed access in sequence to addressed parts of tracks of operating record carriers
- G11B27/105—Programmed access in sequence to addressed parts of tracks of operating record carriers of operating discs
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B27/00—Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
- G11B27/10—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
- G11B27/19—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier
- G11B27/22—Means responsive to presence or absence of recorded information signals
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Multimedia (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録媒体から任意の複数の圧縮情報片が有す
る圧縮情報を読取り復調する際に、使用者が各圧縮情報
片に対応する各圧縮情報のつなぎ目において無音状態を
認識することなく、連続して復調することのできる記録
媒体情報読取装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 1又は複数の圧縮情報片が記録された記
録媒体から任意の圧縮情報片が有する圧縮情報を読取る
読取手段と、読取手段の記録媒体上の読取位置を制御す
る読取位置制御手段と、読取手段から読取られた圧縮情
報を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された圧縮情
報を読出し、復調する復調手段とを備えた記録媒体情報
読取装置において、読取位置制御手段は、読取手段が記
録媒体に記録されている複数の圧縮情報片のうちの1の
圧縮情報片が有する圧縮情報の読取り位置が所定の位置
に達したことを検出した際、1の圧縮情報片とは異なる
圧縮情報片が有する圧縮情報の読取りを開始すべく、読
取手段を移動させることを特徴とする。
る圧縮情報を読取り復調する際に、使用者が各圧縮情報
片に対応する各圧縮情報のつなぎ目において無音状態を
認識することなく、連続して復調することのできる記録
媒体情報読取装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 1又は複数の圧縮情報片が記録された記
録媒体から任意の圧縮情報片が有する圧縮情報を読取る
読取手段と、読取手段の記録媒体上の読取位置を制御す
る読取位置制御手段と、読取手段から読取られた圧縮情
報を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された圧縮情
報を読出し、復調する復調手段とを備えた記録媒体情報
読取装置において、読取位置制御手段は、読取手段が記
録媒体に記録されている複数の圧縮情報片のうちの1の
圧縮情報片が有する圧縮情報の読取り位置が所定の位置
に達したことを検出した際、1の圧縮情報片とは異なる
圧縮情報片が有する圧縮情報の読取りを開始すべく、読
取手段を移動させることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MD(Mini
Disc)等の情報記録媒体に記録されている圧縮情報
を、読取り復調する記録媒体情報読取装置に関する。
Disc)等の情報記録媒体に記録されている圧縮情報
を、読取り復調する記録媒体情報読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の記録媒体情報読取装
置の一例としてMDプレーヤがある。その、MDプレー
ヤのシステム構成を示すブロック図を図7に示す。同図
において、再生に用いられる記録媒体としてのMD10
1には、例えば、圧縮されたデジタルオーディオデータ
(以下圧縮情報という)が1又は複数の情報片単位(以
下、圧縮情報片という。例えば、圧縮情報が音楽であれ
ば曲単位)で、圧縮情報片の記録位置を表すアドレス等
の制御情報と共に螺旋状に記録されている。また、ディ
スク内周側に設けられている情報エリアには、各圧縮情
報片のスタートアドレス、エンドアドレス、各圧縮情報
片のデータ領域に対応する圧縮情報片番号データ等の各
圧縮情報片に関する固有のデータ(TOC情報)が所定
の記録フォーマットに従って記録されている。
置の一例としてMDプレーヤがある。その、MDプレー
ヤのシステム構成を示すブロック図を図7に示す。同図
において、再生に用いられる記録媒体としてのMD10
1には、例えば、圧縮されたデジタルオーディオデータ
(以下圧縮情報という)が1又は複数の情報片単位(以
下、圧縮情報片という。例えば、圧縮情報が音楽であれ
ば曲単位)で、圧縮情報片の記録位置を表すアドレス等
の制御情報と共に螺旋状に記録されている。また、ディ
スク内周側に設けられている情報エリアには、各圧縮情
報片のスタートアドレス、エンドアドレス、各圧縮情報
片のデータ領域に対応する圧縮情報片番号データ等の各
圧縮情報片に関する固有のデータ(TOC情報)が所定
の記録フォーマットに従って記録されている。
【0003】このようなMD101から情報を再生また
は記録するMDプレーヤ200は、装着されたMD10
1を回転駆動させるためのスピンドルモータ(SPD
L)1と、回転駆動されるMD101に対してレーザ光
を照射することにより反射して得られる情報をRF(R
adio Frequency)信号として読取る読取
手段としてのピックアップ2を備え、さらには、RFア
ンプ3と、デジタル信号処理部4と、アドレスデコーダ
5と、メモリコントローラ6と、DRAM7と、システ
ムコントローラ8と、音声圧縮デコーダ9と、D/A変
換部(D/A)10と、サーボコントローラ11と、ピ
ックアップキャリッジ(CRG)12と、MD101に
記録された各圧縮情報片のうち任意の圧縮情報片が有す
る圧縮情報を選択し、それらの再生順を指定し、再生開
始指令等を行うための表示・キー入力部13とから構成
される。
は記録するMDプレーヤ200は、装着されたMD10
1を回転駆動させるためのスピンドルモータ(SPD
L)1と、回転駆動されるMD101に対してレーザ光
を照射することにより反射して得られる情報をRF(R
adio Frequency)信号として読取る読取
手段としてのピックアップ2を備え、さらには、RFア
ンプ3と、デジタル信号処理部4と、アドレスデコーダ
5と、メモリコントローラ6と、DRAM7と、システ
ムコントローラ8と、音声圧縮デコーダ9と、D/A変
換部(D/A)10と、サーボコントローラ11と、ピ
ックアップキャリッジ(CRG)12と、MD101に
記録された各圧縮情報片のうち任意の圧縮情報片が有す
る圧縮情報を選択し、それらの再生順を指定し、再生開
始指令等を行うための表示・キー入力部13とから構成
される。
【0004】前記構成に基づく従来のMDプレーヤ20
0がMD101に記録された各情報を読取り再生する場
合は、以下に説明する動作を行う。表示・キー入力部1
3の動作指令により、システムコントローラ8がサーボ
コントローラ11を制御することにより、ピックアップ
2のフォーカスを合焦した後、スピンドルモータ1を駆
動制御してMD101を所定の制御速度に回転させると
共に、CRG12を駆動制御してピックアップ2を上記
動作指令に基づく情報の読取位置に移動させる。
0がMD101に記録された各情報を読取り再生する場
合は、以下に説明する動作を行う。表示・キー入力部1
3の動作指令により、システムコントローラ8がサーボ
コントローラ11を制御することにより、ピックアップ
2のフォーカスを合焦した後、スピンドルモータ1を駆
動制御してMD101を所定の制御速度に回転させると
共に、CRG12を駆動制御してピックアップ2を上記
動作指令に基づく情報の読取位置に移動させる。
【0005】読取位置に移動したピックアップ2は、回
転中のMD101の情報記録面に対してレーザ光を照射
し、その反射光を再びピックアップ2が受光して電気信
号に変換しRF(Radio Frequency)信号としてRFアン
プ3に出力する。RFアンプ3は、このRF信号をデジ
タル信号処理部4及びアドレスデコーダ5に供給すると
共に、RF信号に基づいて生成されるピックアップ2の
読取りエラー信号をサーボコントローラ11に供給す
る。
転中のMD101の情報記録面に対してレーザ光を照射
し、その反射光を再びピックアップ2が受光して電気信
号に変換しRF(Radio Frequency)信号としてRFアン
プ3に出力する。RFアンプ3は、このRF信号をデジ
タル信号処理部4及びアドレスデコーダ5に供給すると
共に、RF信号に基づいて生成されるピックアップ2の
読取りエラー信号をサーボコントローラ11に供給す
る。
【0006】アドレスデコーダ5は、供給されるRF信
号に基づいてピックアップ2の現在読取位置を示すアド
レスデータを逐次復調し、これをデジタル信号処理部4
に供給する。デジタル信号処理部4は、RFアンプ3か
ら順次供給されるRF信号を増幅し所定のスライスレベ
ルを用いて2値化処理して2値化信号を生成し、さらに
この2値化信号をEFM復調した後ACIRCによる誤
り訂正処理を行うことにより圧縮情報片に復元し、アド
レスデコーダ5から同時に並行して供給されるアドレス
データと共にメモリコントローラ6に順次供給する。
号に基づいてピックアップ2の現在読取位置を示すアド
レスデータを逐次復調し、これをデジタル信号処理部4
に供給する。デジタル信号処理部4は、RFアンプ3か
ら順次供給されるRF信号を増幅し所定のスライスレベ
ルを用いて2値化処理して2値化信号を生成し、さらに
この2値化信号をEFM復調した後ACIRCによる誤
り訂正処理を行うことにより圧縮情報片に復元し、アド
レスデコーダ5から同時に並行して供給されるアドレス
データと共にメモリコントローラ6に順次供給する。
【0007】メモリコントローラ6は、システムコント
ローラ8の制御のもとで、各圧縮情報片をそれぞれのア
ドレスデータに対応づけて、記憶手段としてのDRAM
7に順次転送し所定容量分を上限としてそれぞれ順次書
込み記憶させると共に、すでにDRAM7に書込まれて
記憶されている各圧縮情報片を古い記憶分から順次引き
出して音声情報伸長回路9に転送する。
ローラ8の制御のもとで、各圧縮情報片をそれぞれのア
ドレスデータに対応づけて、記憶手段としてのDRAM
7に順次転送し所定容量分を上限としてそれぞれ順次書
込み記憶させると共に、すでにDRAM7に書込まれて
記憶されている各圧縮情報片を古い記憶分から順次引き
出して音声情報伸長回路9に転送する。
【0008】ここで、圧縮情報片をDRAM7に転送す
るメモリコントローラ6の転送速度は、DRAM7に記
憶された圧縮情報片を音声情報伸長回路9に転送する転
送速度よりも速く設定されているので、DRAM7に
は、メモリコントローラ6から転送されるデータが、所
定容量分を上限として次第に蓄積されることとなる。こ
のように、DRAM7は、ピックアップ2によって読取
られたデータを一時的に蓄えるバッファメモリとしての
役割を有する。
るメモリコントローラ6の転送速度は、DRAM7に記
憶された圧縮情報片を音声情報伸長回路9に転送する転
送速度よりも速く設定されているので、DRAM7に
は、メモリコントローラ6から転送されるデータが、所
定容量分を上限として次第に蓄積されることとなる。こ
のように、DRAM7は、ピックアップ2によって読取
られたデータを一時的に蓄えるバッファメモリとしての
役割を有する。
【0009】音声情報伸長回路9は、ピックアップ2に
よって読取られたデータがメモリコントローラ6によっ
てDRAM7に一旦書込まれて蓄積された後、順次読出
されて供給される圧縮情報片を伸長してデジタルオーデ
ィオデータに復調しD/A変換部10に供給する。D/
A変換部10は、このデジタルオーディオデータをアナ
ログオーディオ信号に変換し、出力端子(OUT)から
出力する。
よって読取られたデータがメモリコントローラ6によっ
てDRAM7に一旦書込まれて蓄積された後、順次読出
されて供給される圧縮情報片を伸長してデジタルオーデ
ィオデータに復調しD/A変換部10に供給する。D/
A変換部10は、このデジタルオーディオデータをアナ
ログオーディオ信号に変換し、出力端子(OUT)から
出力する。
【0010】一方、サーボコントローラ11はRFアン
プ3から供給されるピックアップ2の読取りエラー信号
に基づき、読取中のピックアップ2のフォーカス制御、
トラッキング制御、及び、スピンドルモータ1の回転制
御を逐次行うことで、ピックアップ2がMD101に記
録された各情報を正確に読取るように制御する。
プ3から供給されるピックアップ2の読取りエラー信号
に基づき、読取中のピックアップ2のフォーカス制御、
トラッキング制御、及び、スピンドルモータ1の回転制
御を逐次行うことで、ピックアップ2がMD101に記
録された各情報を正確に読取るように制御する。
【0011】また、MDプレーヤは、MD101の各圧
縮情報片の読取りに先立ち、ディスク内周側の情報エリ
アの各圧縮情報片に関する固有のデータをそれぞれ読取
ってシステムコントローラ8内のメモリに予め記憶する
ことができるので、任意の圧縮情報片をその冒頭のアド
レス位置まで直接アクセスしてそこから読取ることが可
能である。
縮情報片の読取りに先立ち、ディスク内周側の情報エリ
アの各圧縮情報片に関する固有のデータをそれぞれ読取
ってシステムコントローラ8内のメモリに予め記憶する
ことができるので、任意の圧縮情報片をその冒頭のアド
レス位置まで直接アクセスしてそこから読取ることが可
能である。
【0012】これは、使用者が表示・キー入力部13を
用いて希望する圧縮情報片の直接再生指定をした場合
に、システムコントローラ8が、ピックアップ2の現在
の読取位置を読取中のRF信号に基づくアドレスデータ
によって検出し、これと各圧縮情報片に関する固有のデ
ータ中の該当する圧縮情報片のスタートアドレスとを比
較して、比較結果に基づいてサーボコントローラ11を
制御して、ピックアップ2を適宜移動させることによ
り、ピックアップ2の情報読取位置を、指定された圧縮
情報片のスタートアドレスまで適宜移動(サーチ、ジャ
ンプ、早送り(トレース)等)させて、該当する圧縮情
報片を読取ることにより行われる。
用いて希望する圧縮情報片の直接再生指定をした場合
に、システムコントローラ8が、ピックアップ2の現在
の読取位置を読取中のRF信号に基づくアドレスデータ
によって検出し、これと各圧縮情報片に関する固有のデ
ータ中の該当する圧縮情報片のスタートアドレスとを比
較して、比較結果に基づいてサーボコントローラ11を
制御して、ピックアップ2を適宜移動させることによ
り、ピックアップ2の情報読取位置を、指定された圧縮
情報片のスタートアドレスまで適宜移動(サーチ、ジャ
ンプ、早送り(トレース)等)させて、該当する圧縮情
報片を読取ることにより行われる。
【0013】また、MDプレーヤにおいては、MD10
1に記録された複数の圧縮情報片の中から任意の1ない
し複数の圧縮情報片を選択して希望する順番に読取るこ
とができる。この場合を説明すると、先ず使用者が、表
示・キー入力部13によって複数の圧縮情報片を選択し
て希望する順番に再生指定すると、指定番号が圧縮情報
片番号データとして、その指定順序でシステムコントロ
ーラ8内のメモリに記憶される。
1に記録された複数の圧縮情報片の中から任意の1ない
し複数の圧縮情報片を選択して希望する順番に読取るこ
とができる。この場合を説明すると、先ず使用者が、表
示・キー入力部13によって複数の圧縮情報片を選択し
て希望する順番に再生指定すると、指定番号が圧縮情報
片番号データとして、その指定順序でシステムコントロ
ーラ8内のメモリに記憶される。
【0014】次に、システムコントローラ8は、サーボ
コントローラ11を制御して、システムコントローラ8
内のメモリに記憶された圧縮情報片番号データの記憶順
に従って、各圧縮情報片のスタートアドレスまでピック
アップ2を順次移動させて、各圧縮情報片の読取りを順
次行う。
コントローラ11を制御して、システムコントローラ8
内のメモリに記憶された圧縮情報片番号データの記憶順
に従って、各圧縮情報片のスタートアドレスまでピック
アップ2を順次移動させて、各圧縮情報片の読取りを順
次行う。
【0015】以上のようにして読取られた各オーディオ
データは、先述したように、一旦DRAM7に記憶され
た後に音声情報伸長回路9において伸長処理されること
により、デジタルオーディオデータに復調され、しかる
後に、D/A変換部10においてアナログオーディオ信
号に変換されて出力端子(OUT)から出力される。ア
ナログオーディオ信号は、その後、図示せぬ増幅器を介
してスピーカ等に供給されることにより再生音に変換さ
れる。
データは、先述したように、一旦DRAM7に記憶され
た後に音声情報伸長回路9において伸長処理されること
により、デジタルオーディオデータに復調され、しかる
後に、D/A変換部10においてアナログオーディオ信
号に変換されて出力端子(OUT)から出力される。ア
ナログオーディオ信号は、その後、図示せぬ増幅器を介
してスピーカ等に供給されることにより再生音に変換さ
れる。
【0016】なお、ピックアップ2は、上述したように
MD101の情報記録面を移動する期間はMD101の
記録情報を反射光によって連続して情報を読取ることが
できないが、その間はシステムコントローラ8がメモリ
コントローラ6を制御して、DRAM7へのデータの書
き込み、記憶を中断させ、ピックアップ2が読取りを再
開した場合に、その再開時から読取ったデータを、DR
AM7に中断前に記憶したデータに連続して記憶させる
ようにデータの書き込み記憶を制御するので、ピックア
ップ2の移動に要する時間が、DRAM7の記憶容量分
の圧縮情報片を音声情報伸長回路9に転送するのに要す
る時間よりも短いならば、再生中の出力端子(OUT)
からはアナログオーディオ信号が途切れることなく出力
され、結果としてピックアップ2の移動に起因する再生
音の途切れは発生しない。
MD101の情報記録面を移動する期間はMD101の
記録情報を反射光によって連続して情報を読取ることが
できないが、その間はシステムコントローラ8がメモリ
コントローラ6を制御して、DRAM7へのデータの書
き込み、記憶を中断させ、ピックアップ2が読取りを再
開した場合に、その再開時から読取ったデータを、DR
AM7に中断前に記憶したデータに連続して記憶させる
ようにデータの書き込み記憶を制御するので、ピックア
ップ2の移動に要する時間が、DRAM7の記憶容量分
の圧縮情報片を音声情報伸長回路9に転送するのに要す
る時間よりも短いならば、再生中の出力端子(OUT)
からはアナログオーディオ信号が途切れることなく出力
され、結果としてピックアップ2の移動に起因する再生
音の途切れは発生しない。
【0017】また、ピックアップ2によって順次読取ら
れる圧縮情報片は、それぞれアドレスデータと対応づけ
られてDRAM7に逐次書込まれて記憶されるので、圧
縮情報片の読取中に外部からの振動や機械的衝撃等がピ
ックアップ2に加わり読取中のアドレス位置から外れた
場合でも、システムコントローラ8は、ピックアップ2
が外れたアドレスを検出し記憶することで、サーボコン
トローラ11を制御してピックアップ2を再度外れたア
ドレス位置に復帰させることができるので、以降のアド
レスの読取りを続行することができる。
れる圧縮情報片は、それぞれアドレスデータと対応づけ
られてDRAM7に逐次書込まれて記憶されるので、圧
縮情報片の読取中に外部からの振動や機械的衝撃等がピ
ックアップ2に加わり読取中のアドレス位置から外れた
場合でも、システムコントローラ8は、ピックアップ2
が外れたアドレスを検出し記憶することで、サーボコン
トローラ11を制御してピックアップ2を再度外れたア
ドレス位置に復帰させることができるので、以降のアド
レスの読取りを続行することができる。
【0018】この場合においても、システムコントロー
ラ8が、メモリコントローラ6を制御して、ピックアッ
プ2が読取り中のアドレスから外れた時点でDRAM7
へのデータの書込を中断させ、ピックアップ2が読取り
再開した場合に、その再開時から読取ったデータを、D
RAM7に中断前に記憶したデータに連続して記憶させ
るようにデータの書き込み記憶を制御するので、ピック
アップ2の移動に要する時間が、DRAM7の記憶容量
分の圧縮情報片を音声情報伸長回路9に転送するのに要
する時間よりも短いならば、再生中の出力端子(OU
T)からはアナログオーディオ信号が途切れることなく
出力され、結果としてピックアップ2の移動に起因する
再生音の途切れは発生しない。
ラ8が、メモリコントローラ6を制御して、ピックアッ
プ2が読取り中のアドレスから外れた時点でDRAM7
へのデータの書込を中断させ、ピックアップ2が読取り
再開した場合に、その再開時から読取ったデータを、D
RAM7に中断前に記憶したデータに連続して記憶させ
るようにデータの書き込み記憶を制御するので、ピック
アップ2の移動に要する時間が、DRAM7の記憶容量
分の圧縮情報片を音声情報伸長回路9に転送するのに要
する時間よりも短いならば、再生中の出力端子(OU
T)からはアナログオーディオ信号が途切れることなく
出力され、結果としてピックアップ2の移動に起因する
再生音の途切れは発生しない。
【0019】このように従来のMDプレーヤ200で代
表される記録媒体情報読取装置においては、ピックアッ
プ2が圧縮情報を読取り欠落する期間が、DRAM7に
書込まれて記憶された圧縮情報片の音声圧縮デコーダ9
への転送期間よりも短い期間であるならば、ピックアッ
プ2の読取り欠落に起因した再生音の途切れは発生しな
い。
表される記録媒体情報読取装置においては、ピックアッ
プ2が圧縮情報を読取り欠落する期間が、DRAM7に
書込まれて記憶された圧縮情報片の音声圧縮デコーダ9
への転送期間よりも短い期間であるならば、ピックアッ
プ2の読取り欠落に起因した再生音の途切れは発生しな
い。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】MDプレーヤ等の記録
媒体情報読取装置は、上述したように、外部からの振動
や衝撃が多少あっても安定して情報の再生を行うことが
できることから、近年、車載用としても需要が増大しつ
つある。
媒体情報読取装置は、上述したように、外部からの振動
や衝撃が多少あっても安定して情報の再生を行うことが
できることから、近年、車載用としても需要が増大しつ
つある。
【0021】ところが、一般にMDに記録されている各
曲は、曲間に無音再生期間が設けられ(これは通常各曲
の冒頭の数秒が無音再生されるように記録されてい
る。)、さらに曲の終了する部分では再生音のレベルが
次第に下がるフェードアウト記録されたものが多いの
で、例えば、従来のMDプレーヤ200を自動車等に搭
載して走行中にMDを再生すると、道路事情によって
は、走行中の暗騒音レベルが停止時に比べ相当高くなる
場合があり、再生中の曲の終了する部分(フェードアウ
ト部分)にさしかかると相当期間再生音がマスキングさ
れ、使用者が再生音を聞きとることができなくなる。そ
の結果、使用者は次曲の始まりまでは実質上無音状態と
認識したまま音楽の待機状態を強いられる。
曲は、曲間に無音再生期間が設けられ(これは通常各曲
の冒頭の数秒が無音再生されるように記録されてい
る。)、さらに曲の終了する部分では再生音のレベルが
次第に下がるフェードアウト記録されたものが多いの
で、例えば、従来のMDプレーヤ200を自動車等に搭
載して走行中にMDを再生すると、道路事情によって
は、走行中の暗騒音レベルが停止時に比べ相当高くなる
場合があり、再生中の曲の終了する部分(フェードアウ
ト部分)にさしかかると相当期間再生音がマスキングさ
れ、使用者が再生音を聞きとることができなくなる。そ
の結果、使用者は次曲の始まりまでは実質上無音状態と
認識したまま音楽の待機状態を強いられる。
【0022】また、曲によっては、始まりの部分におけ
る再生音のレベルが次第に上がるフェードイン記録され
たものがあり、再生中にそのような曲が次曲として続い
た場合には、その分さらに実質上無音状態と認識する時
間が長くなり、使用者は音楽の待機状態を長時間強いら
れる。このようなことについては、上述の自動車での再
生に限らず、リスニングルームでMDを再生する場合で
あっても同様である。
る再生音のレベルが次第に上がるフェードイン記録され
たものがあり、再生中にそのような曲が次曲として続い
た場合には、その分さらに実質上無音状態と認識する時
間が長くなり、使用者は音楽の待機状態を長時間強いら
れる。このようなことについては、上述の自動車での再
生に限らず、リスニングルームでMDを再生する場合で
あっても同様である。
【0023】本発明は上述の問題点に鑑みなされたもの
であり、記録媒体から任意の複数の圧縮情報片が有する
圧縮情報を読取り復調する際に、使用者が各圧縮情報の
つなぎ目において無音状態を認識することなく、連続し
て復調することのできる記録媒体情報読取装置を提供す
ることを目的とする。
であり、記録媒体から任意の複数の圧縮情報片が有する
圧縮情報を読取り復調する際に、使用者が各圧縮情報の
つなぎ目において無音状態を認識することなく、連続し
て復調することのできる記録媒体情報読取装置を提供す
ることを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
1又は複数の圧縮情報片が記録された記録媒体から任意
の圧縮情報片が有する圧縮情報を読取る読取手段と、読
取手段の記録媒体上の読取位置を制御する読取位置制御
手段と、読取手段から読取られた圧縮情報を記憶する記
憶手段と、記憶手段に記憶された圧縮情報を読出し、復
調する復調手段とを備えた記録媒体情報読取装置におい
て、読取位置制御手段は、読取手段が記録媒体に記録さ
れている複数の圧縮情報片のうちの1の圧縮情報片が有
する圧縮情報の読取り位置が所定の位置に達したことを
検出した際、1の圧縮情報片とは異なる圧縮情報片が有
する圧縮情報の読取りを開始すべく、読取手段を移動さ
せることを特徴とする。
1又は複数の圧縮情報片が記録された記録媒体から任意
の圧縮情報片が有する圧縮情報を読取る読取手段と、読
取手段の記録媒体上の読取位置を制御する読取位置制御
手段と、読取手段から読取られた圧縮情報を記憶する記
憶手段と、記憶手段に記憶された圧縮情報を読出し、復
調する復調手段とを備えた記録媒体情報読取装置におい
て、読取位置制御手段は、読取手段が記録媒体に記録さ
れている複数の圧縮情報片のうちの1の圧縮情報片が有
する圧縮情報の読取り位置が所定の位置に達したことを
検出した際、1の圧縮情報片とは異なる圧縮情報片が有
する圧縮情報の読取りを開始すべく、読取手段を移動さ
せることを特徴とする。
【0025】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の記録媒体情報読取装置において、記憶手段は、読取手
段から読取られた1の圧縮情報片が有する圧縮情報及び
1の圧縮情報片とは異なる圧縮情報片が有する圧縮情報
を、連続して記憶することを特徴とする。
の記録媒体情報読取装置において、記憶手段は、読取手
段から読取られた1の圧縮情報片が有する圧縮情報及び
1の圧縮情報片とは異なる圧縮情報片が有する圧縮情報
を、連続して記憶することを特徴とする。
【0026】また請求項3記載の発明は、請求項1又は
請求項2記載の記録媒体情報読取装置において、読取手
段が記録媒体に記録されている複数の圧縮情報片のうち
の1の圧縮情報片から前記1の圧縮情報片とは異なる圧
縮情報片へ移動している期間に読取られた圧縮情報の記
憶手段への書き込みは中断されていることを特徴として
いる。
請求項2記載の記録媒体情報読取装置において、読取手
段が記録媒体に記録されている複数の圧縮情報片のうち
の1の圧縮情報片から前記1の圧縮情報片とは異なる圧
縮情報片へ移動している期間に読取られた圧縮情報の記
憶手段への書き込みは中断されていることを特徴として
いる。
【0027】また請求項4記載の発明は、請求項2又は
請求項3記載の記録媒体情報読取装置において、音量制
御手段をさらに有し、音量制御手段は、記憶手段が連続
して記憶する1の圧縮情報片が有する圧縮情報及び1の
圧縮情報片とは異なる圧縮情報片が有する圧縮情報のそ
れぞれの所定部分に対して、音量が変化するように働く
ことを特徴とする。
請求項3記載の記録媒体情報読取装置において、音量制
御手段をさらに有し、音量制御手段は、記憶手段が連続
して記憶する1の圧縮情報片が有する圧縮情報及び1の
圧縮情報片とは異なる圧縮情報片が有する圧縮情報のそ
れぞれの所定部分に対して、音量が変化するように働く
ことを特徴とする。
【0028】
【作用】本発明は以上のように構成したので、1又は複
数の圧縮情報片が記録された記録媒体から再生順が指定
された各圧縮情報片を再生する場合にこの機能を用いる
ことにより、記憶手段(DRAM)には、各圧縮情報片
の冒頭部分の無音区間(曲間に相当する区間)やフェー
ドイン記録された冒頭部分やフェードアウト記録された
末尾部分の再生音が聞き取りにくい、又は聞こえない区
間が除かれ、さらに先行する圧縮情報片が有する圧縮情
報の末尾と次に後続する圧縮情報片が有する圧縮情報の
冒頭とが連結(リンク)して連続記憶されるので、これ
らを音声圧縮デコーダに古い記憶分から順次転送して復
調することにより、先行する圧縮情報片が有する圧縮情
報の末尾と次に後続する圧縮情報片が有する圧縮情報の
冒頭とが連結(リンク)して連続一体的に復調される。
数の圧縮情報片が記録された記録媒体から再生順が指定
された各圧縮情報片を再生する場合にこの機能を用いる
ことにより、記憶手段(DRAM)には、各圧縮情報片
の冒頭部分の無音区間(曲間に相当する区間)やフェー
ドイン記録された冒頭部分やフェードアウト記録された
末尾部分の再生音が聞き取りにくい、又は聞こえない区
間が除かれ、さらに先行する圧縮情報片が有する圧縮情
報の末尾と次に後続する圧縮情報片が有する圧縮情報の
冒頭とが連結(リンク)して連続記憶されるので、これ
らを音声圧縮デコーダに古い記憶分から順次転送して復
調することにより、先行する圧縮情報片が有する圧縮情
報の末尾と次に後続する圧縮情報片が有する圧縮情報の
冒頭とが連結(リンク)して連続一体的に復調される。
【0029】また、音声圧縮デコーダに古い記憶分から
順次転送してデジタルオーディオデータに復調した後、
音量制御手段によってそれぞれの所定部分を音量制御す
ることにより、先行する圧縮情報片が有する圧縮情報の
末尾と次に後続する圧縮情報片が有する圧縮情報の冒頭
とが使用者が再生音を知覚できる音量範囲においてフェ
ードイン及びフェードアウトするように音量制御された
状態で連結(リンク)して連続一体的に復調される。し
たがって、出力端子(OUT)からは各情報片に対応す
るアナログオーディオ信号がとぎれることなく再生順に
出力される。この結果、使用者が各圧縮情報のつなぎ目
において無音状態を認識することがない。
順次転送してデジタルオーディオデータに復調した後、
音量制御手段によってそれぞれの所定部分を音量制御す
ることにより、先行する圧縮情報片が有する圧縮情報の
末尾と次に後続する圧縮情報片が有する圧縮情報の冒頭
とが使用者が再生音を知覚できる音量範囲においてフェ
ードイン及びフェードアウトするように音量制御された
状態で連結(リンク)して連続一体的に復調される。し
たがって、出力端子(OUT)からは各情報片に対応す
るアナログオーディオ信号がとぎれることなく再生順に
出力される。この結果、使用者が各圧縮情報のつなぎ目
において無音状態を認識することがない。
【0030】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な各実施形態
について図をもとに説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
おける記録媒体情報読取装置としてのMDプレーヤ10
0のシステム構成を示すブロック図であり、先に説明し
た図7の従来のMDプレーヤ200におけるMDの各圧
縮情報片を復調する機能に加え、以下に示すリンク機能
を有する。
について図をもとに説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
おける記録媒体情報読取装置としてのMDプレーヤ10
0のシステム構成を示すブロック図であり、先に説明し
た図7の従来のMDプレーヤ200におけるMDの各圧
縮情報片を復調する機能に加え、以下に示すリンク機能
を有する。
【0031】リンク機能とは、システムコントローラ1
5の制御のもとでメモリコントローラ6が、再生指定順
にしたがって供給される各圧縮情報片が有する圧縮情報
をそれぞれ末尾(又は、冒頭及び末尾)の所定区間を除
いて記憶手段(DRAM7)に転送して各圧縮情報が連
続するように記憶させ、該記憶手段(DRAM7)に記
憶された情報を順次読み出す機能である。MDの各圧縮
情報片の再生時にこの機能を用いることにより、記憶手
段には、各圧縮情報片の冒頭部分の無音区間(曲間に相
当する区間)やフェードイン記録された冒頭部分やフェ
ードアウト記録された末尾部分の再生音が聞き取りにく
い、又は聞こえない区間が除かれて記憶されるので、こ
れらを順次読み出し音声圧縮デコーダ9に古い記憶分か
ら順次転送して復調することにより、先行する圧縮情報
片が有する圧縮情報の末尾と次に後続する圧縮情報片が
有する圧縮情報の冒頭とが連結(リンク)して連続一体
的に復調される。
5の制御のもとでメモリコントローラ6が、再生指定順
にしたがって供給される各圧縮情報片が有する圧縮情報
をそれぞれ末尾(又は、冒頭及び末尾)の所定区間を除
いて記憶手段(DRAM7)に転送して各圧縮情報が連
続するように記憶させ、該記憶手段(DRAM7)に記
憶された情報を順次読み出す機能である。MDの各圧縮
情報片の再生時にこの機能を用いることにより、記憶手
段には、各圧縮情報片の冒頭部分の無音区間(曲間に相
当する区間)やフェードイン記録された冒頭部分やフェ
ードアウト記録された末尾部分の再生音が聞き取りにく
い、又は聞こえない区間が除かれて記憶されるので、こ
れらを順次読み出し音声圧縮デコーダ9に古い記憶分か
ら順次転送して復調することにより、先行する圧縮情報
片が有する圧縮情報の末尾と次に後続する圧縮情報片が
有する圧縮情報の冒頭とが連結(リンク)して連続一体
的に復調される。
【0032】以下、図1のブロック中のリンク機能に関
わる各部の構成について説明する。尚、図1のブロック
図は、先に述べた図7のブロック中の表示・キー入力部
13及びシステムコントローラ8を、表示・キー入力部
16及びシステムコントローラ15に置換えて構成した
ものであり、図7のブロックと同等のその他の部分につ
いては同一符号を付してあり、ここではその詳細な説明
は省略する。
わる各部の構成について説明する。尚、図1のブロック
図は、先に述べた図7のブロック中の表示・キー入力部
13及びシステムコントローラ8を、表示・キー入力部
16及びシステムコントローラ15に置換えて構成した
ものであり、図7のブロックと同等のその他の部分につ
いては同一符号を付してあり、ここではその詳細な説明
は省略する。
【0033】図1において、表示・キー入力部16は、
図7における表示・キー入力部13の構成に加えて、リ
ンク機能の動作指令を行うためのモード選択キーも有し
ている。また、システムコントローラ15は、図7にお
けるシステムコントローラ8が行う制御動作に加え、表
示・キー入力部16からのリンク機能の動作指令に応じ
てメモリコントローラ6を制御させて、上述したリンク
機能に関する制御動作を行う。
図7における表示・キー入力部13の構成に加えて、リ
ンク機能の動作指令を行うためのモード選択キーも有し
ている。また、システムコントローラ15は、図7にお
けるシステムコントローラ8が行う制御動作に加え、表
示・キー入力部16からのリンク機能の動作指令に応じ
てメモリコントローラ6を制御させて、上述したリンク
機能に関する制御動作を行う。
【0034】図2は、MD101に記録されている圧縮
情報片の圧縮情報を、リンク機能を動作させてDRAM
7に記憶させた状態を示す模式図であり、DRAM7が
記憶する時間の流れに沿って表されている。同図におい
て(イ)はMD101に記録されている圧縮情報片の圧
縮情報を模式化しており、リンク機能を動作させない場
合(即ち、従来のMDプレーヤ200の通常再生の場
合)には、この状態のまま各圧縮情報がDRAM7に記
憶される。また、(ロ)はリンク機能を動作させる場合
において、各圧縮情報がDRAM7に記憶される状態を
示したものである。
情報片の圧縮情報を、リンク機能を動作させてDRAM
7に記憶させた状態を示す模式図であり、DRAM7が
記憶する時間の流れに沿って表されている。同図におい
て(イ)はMD101に記録されている圧縮情報片の圧
縮情報を模式化しており、リンク機能を動作させない場
合(即ち、従来のMDプレーヤ200の通常再生の場
合)には、この状態のまま各圧縮情報がDRAM7に記
憶される。また、(ロ)はリンク機能を動作させる場合
において、各圧縮情報がDRAM7に記憶される状態を
示したものである。
【0035】同図からわかるようにリンク機能を動作さ
せる場合は、1番目の圧縮情報片T(1)のうちのt
(1)b以降の圧縮情報と、2番目の圧縮情報片T
(2)のうちのt(2)a以前の圧縮情報(図の斜線
部)が除かれて、DRAM7に連続して転送され記憶さ
れる。また、2番目と3番目の圧縮情報片T(2),T
(3)も同様に、2番目の圧縮情報片T(2)のうちの
t(2)b以降の圧縮情報と、3番目の圧縮情報片T
(3)のうちのt(3)a以前の圧縮情報(図の斜線
部)が除かれて、DRAM7に連続して転送され記憶さ
れる。なお、4番目以降にも圧縮情報片が連続して存在
する場合は、上記と同様の処理を行い、各圧縮情報片の
冒頭部分と末尾部分がそれぞれ除かれてDRAM7に連
続して転送され記憶される。
せる場合は、1番目の圧縮情報片T(1)のうちのt
(1)b以降の圧縮情報と、2番目の圧縮情報片T
(2)のうちのt(2)a以前の圧縮情報(図の斜線
部)が除かれて、DRAM7に連続して転送され記憶さ
れる。また、2番目と3番目の圧縮情報片T(2),T
(3)も同様に、2番目の圧縮情報片T(2)のうちの
t(2)b以降の圧縮情報と、3番目の圧縮情報片T
(3)のうちのt(3)a以前の圧縮情報(図の斜線
部)が除かれて、DRAM7に連続して転送され記憶さ
れる。なお、4番目以降にも圧縮情報片が連続して存在
する場合は、上記と同様の処理を行い、各圧縮情報片の
冒頭部分と末尾部分がそれぞれ除かれてDRAM7に連
続して転送され記憶される。
【0036】次に、図1のMDプレーヤ100において
リンク機能が動作する場合の制御動作について図3をも
とに説明する。図3は、主にリンク機能動作時における
圧縮情報のDRAM7への書込みについてのシステムコ
ントローラ15の制御動作を示すフローチャートであ
る。使用者は先ず、表示・キー入力部16を用いてMD
101の希望する各圧縮情報片の再生順の指定を行う。
指定された再生順序はシステムコントローラ15内のメ
モリに記憶される。この際に使用者による再生順序の指
定がなされない場合においては、ディスクに記憶されて
いる情報(TOC情報)に基づき所定の順序で再生され
ることとなる。使用者により、リンク機能のモード指定
を伴う再生開始(スタート)指令がなされると、以下に
説明するDRAMへの書き込み動作が開始される。
リンク機能が動作する場合の制御動作について図3をも
とに説明する。図3は、主にリンク機能動作時における
圧縮情報のDRAM7への書込みについてのシステムコ
ントローラ15の制御動作を示すフローチャートであ
る。使用者は先ず、表示・キー入力部16を用いてMD
101の希望する各圧縮情報片の再生順の指定を行う。
指定された再生順序はシステムコントローラ15内のメ
モリに記憶される。この際に使用者による再生順序の指
定がなされない場合においては、ディスクに記憶されて
いる情報(TOC情報)に基づき所定の順序で再生され
ることとなる。使用者により、リンク機能のモード指定
を伴う再生開始(スタート)指令がなされると、以下に
説明するDRAMへの書き込み動作が開始される。
【0037】先ず、曲番(圧縮情報片番号)Nに数値1
が代入される(ステップS1)ことにより、MDより1
番目の圧縮情報片の圧縮情報の読み取り、及び圧縮情報
のDRAM7への書き込みがなされる(ステップ2)。
このDRAM7への圧縮情報の書き込みは、システムコ
ントローラ15が、サーボコントローラ11を制御し
て、ピックアップ2を1番目として再生指定された圧縮
情報片の読取り開始位置(冒頭又は、冒頭から所定時間
再生経過後に相当するアドレス位置(図2におけるt
(1)a))にピックアップ2を移動させて圧縮情報の
読取りを開始させた後、メモリコントローラ6を制御し
て、デジタル信号処理部4に順次供給される圧縮情報片
のアドレスデータを逐次検出すると共に、読取られた圧
縮情報をDRAM7に順次転送して行われる。
が代入される(ステップS1)ことにより、MDより1
番目の圧縮情報片の圧縮情報の読み取り、及び圧縮情報
のDRAM7への書き込みがなされる(ステップ2)。
このDRAM7への圧縮情報の書き込みは、システムコ
ントローラ15が、サーボコントローラ11を制御し
て、ピックアップ2を1番目として再生指定された圧縮
情報片の読取り開始位置(冒頭又は、冒頭から所定時間
再生経過後に相当するアドレス位置(図2におけるt
(1)a))にピックアップ2を移動させて圧縮情報の
読取りを開始させた後、メモリコントローラ6を制御し
て、デジタル信号処理部4に順次供給される圧縮情報片
のアドレスデータを逐次検出すると共に、読取られた圧
縮情報をDRAM7に順次転送して行われる。
【0038】次に、システムコントローラ15は、1番
目の圧縮情報片の読取位置が末尾までの時間よりも所定
時間短い時間に相当するアドレス位置(t(1)b)に
到達したか否かを監視する。これは、1番目の圧縮情報
片から検出されるアドレスデータと、予め記憶していた
当該圧縮情報片の末尾から所定時間以前に相当するアド
レスとを逐次比較することにより行われる。なお、アド
レスデータ(t(N)a,t(N)b)はシステムコン
トローラ15により、各圧縮情報片の冒頭及び末尾から
所定区間に対応する位置として予め算出、記憶されてい
る。
目の圧縮情報片の読取位置が末尾までの時間よりも所定
時間短い時間に相当するアドレス位置(t(1)b)に
到達したか否かを監視する。これは、1番目の圧縮情報
片から検出されるアドレスデータと、予め記憶していた
当該圧縮情報片の末尾から所定時間以前に相当するアド
レスとを逐次比較することにより行われる。なお、アド
レスデータ(t(N)a,t(N)b)はシステムコン
トローラ15により、各圧縮情報片の冒頭及び末尾から
所定区間に対応する位置として予め算出、記憶されてい
る。
【0039】また、先の図2に示されているt(N)a
は、圧縮情報片の冒頭から所定時間再生経過後に相当す
るアドレスであり、冒頭のアドレスからこのアドレスま
での区間は、例えば無音区間(曲間に相当する部分)や
フェードイン部分の再生音のレベルが所定レベルに満た
ない部分を含んでいる。また、t(N)bは、末尾から
所定時間以前に相当するアドレスであり、このアドレス
から末尾のアドレスまでの区間は、例えばフェードアウ
ト部分の再生音のレベルが所定レベルに満たない部分、
あるいは無音区間の部分を含んでいる。
は、圧縮情報片の冒頭から所定時間再生経過後に相当す
るアドレスであり、冒頭のアドレスからこのアドレスま
での区間は、例えば無音区間(曲間に相当する部分)や
フェードイン部分の再生音のレベルが所定レベルに満た
ない部分を含んでいる。また、t(N)bは、末尾から
所定時間以前に相当するアドレスであり、このアドレス
から末尾のアドレスまでの区間は、例えばフェードアウ
ト部分の再生音のレベルが所定レベルに満たない部分、
あるいは無音区間の部分を含んでいる。
【0040】1番目の圧縮情報片の読取経過時間が末尾
までの時間よりも所定時間短い時間に相当するアドレス
位置(t(1)b)まで到達していないと判断される場
合は、ステップ2に戻って、1番目の圧縮情報片の読
取、及び圧縮情報のDRAM7への書き込みが継続して
なされる。そして、1番目の圧縮情報片の読取位置が
(t(1)b)まで到達したと判断された場合は、サー
ボコントローラ11を制御しMD101からの圧縮情報
の読取を中断させて、且つメモリコントローラ6を制御
しDRAM7へのデータの書込も中断させる。これによ
り、DRAM7には当該圧縮情報片の末尾(又は、冒頭
及び末尾)の所定区間(図2における斜線部分)を除い
た部分の圧縮情報が記憶されたこととなる。
までの時間よりも所定時間短い時間に相当するアドレス
位置(t(1)b)まで到達していないと判断される場
合は、ステップ2に戻って、1番目の圧縮情報片の読
取、及び圧縮情報のDRAM7への書き込みが継続して
なされる。そして、1番目の圧縮情報片の読取位置が
(t(1)b)まで到達したと判断された場合は、サー
ボコントローラ11を制御しMD101からの圧縮情報
の読取を中断させて、且つメモリコントローラ6を制御
しDRAM7へのデータの書込も中断させる。これによ
り、DRAM7には当該圧縮情報片の末尾(又は、冒頭
及び末尾)の所定区間(図2における斜線部分)を除い
た部分の圧縮情報が記憶されたこととなる。
【0041】次に、システムコントローラ15は、ステ
ップS4に移行して、次に読取るべく圧縮情報片が有る
か否かを判断する。継続して読取る圧縮情報片が存在し
ない場合は、ステップ8へ移行してDRAM7への書き
込み動作を終了させる。継続して読取る圧縮情報片が存
在すると判断された場合は、サーボコントローラ11を
制御してピックアップ2を次に指定された圧縮情報片の
読取り開始位置、すなわち、2番目の圧縮情報片の読取
り開始位置(t(2)a)への移動を開始(ステップ
5)した後、ステップ6へ移行する。なお、この2番目
の圧縮情報片の読取り開始位置(t(2)a)は、この
2番目の圧縮情報片の冒頭から所定時間再生経過後に相
当するアドレス位置である。
ップS4に移行して、次に読取るべく圧縮情報片が有る
か否かを判断する。継続して読取る圧縮情報片が存在し
ない場合は、ステップ8へ移行してDRAM7への書き
込み動作を終了させる。継続して読取る圧縮情報片が存
在すると判断された場合は、サーボコントローラ11を
制御してピックアップ2を次に指定された圧縮情報片の
読取り開始位置、すなわち、2番目の圧縮情報片の読取
り開始位置(t(2)a)への移動を開始(ステップ
5)した後、ステップ6へ移行する。なお、この2番目
の圧縮情報片の読取り開始位置(t(2)a)は、この
2番目の圧縮情報片の冒頭から所定時間再生経過後に相
当するアドレス位置である。
【0042】ステップ6では、2番目の圧縮情報片の読
取り開始位置(t(2)a)への移動が完了したか否か
を判断し、完了していないと判断された場合は、ステッ
プ5へ移行して、2番目の圧縮情報片の読取り開始位置
(t(2)a)への移動を継続する。そして、2番目の
圧縮情報片の読取り開始位置(t(2)a)への移動が
完了したと判断された場合は、ステップ7に移行し、N
=N+1(N=1+1)の処理が行われ2番目の圧縮情
報片に対して、再び圧職情報片の情報の読み取りの開
始、及びDRAM7への圧縮情報の書き込みが再開され
る(ステップ2)。
取り開始位置(t(2)a)への移動が完了したか否か
を判断し、完了していないと判断された場合は、ステッ
プ5へ移行して、2番目の圧縮情報片の読取り開始位置
(t(2)a)への移動を継続する。そして、2番目の
圧縮情報片の読取り開始位置(t(2)a)への移動が
完了したと判断された場合は、ステップ7に移行し、N
=N+1(N=1+1)の処理が行われ2番目の圧縮情
報片に対して、再び圧職情報片の情報の読み取りの開
始、及びDRAM7への圧縮情報の書き込みが再開され
る(ステップ2)。
【0043】このステップS2において読み取られた2
番目の圧縮情報片は、動作メモリコントローラ6の制御
により、その冒頭部分が先のステップおいてDRAM7
に記憶された1番目の圧縮情報の末尾に連続して記憶さ
れるようになされている。これにより、DRAM7に転
送され記憶される圧縮情報は、MD101に記憶されて
いる1番目の圧縮情報片の末尾部分の圧縮情報、MD1
01に記憶されている2番目の圧縮情報片の冒頭部分の
圧縮情報、ならびにピックアップが(t(1)b)から
(t(2)a)まで移動している期間に読取られた情報
は、DRAM7には記憶されないこととなる。
番目の圧縮情報片は、動作メモリコントローラ6の制御
により、その冒頭部分が先のステップおいてDRAM7
に記憶された1番目の圧縮情報の末尾に連続して記憶さ
れるようになされている。これにより、DRAM7に転
送され記憶される圧縮情報は、MD101に記憶されて
いる1番目の圧縮情報片の末尾部分の圧縮情報、MD1
01に記憶されている2番目の圧縮情報片の冒頭部分の
圧縮情報、ならびにピックアップが(t(1)b)から
(t(2)a)まで移動している期間に読取られた情報
は、DRAM7には記憶されないこととなる。
【0044】以降はこれらの動作をステップ4で次に読
取る情報が無いと判断されるまで繰り返されることとな
る。再生指定された各圧縮情報片の冒頭及び末尾の所定
区間を除いた各圧縮情報の部分が順次DRAM7に連続
して記憶されていく。
取る情報が無いと判断されるまで繰り返されることとな
る。再生指定された各圧縮情報片の冒頭及び末尾の所定
区間を除いた各圧縮情報の部分が順次DRAM7に連続
して記憶されていく。
【0045】本実施形態におけるリンク機能におけるD
RAMへの書き込み制御は上述のように動作するので、
再生順が指定された各圧縮情報片の再生時にこの機能を
用いることにより、DRAM7には、各圧縮情報片の冒
頭部分の無音区間(曲間に相当する区間)やフェードイ
ン記録された冒頭部分やフェードアウト記録された末尾
部分の再生音が聞き取りにくい、又は聞こえない区間が
除かれ、さらに先行する圧縮情報片が有する圧縮情報の
末尾と次に後続する圧縮情報片が有する圧縮情報の冒頭
とが連結(リンク)して連続記憶される。そしてこれら
を順次読み出し音声圧縮デコーダ9に古い記憶分から順
次転送して復調することにより、先行する圧縮情報片が
有する圧縮情報の末尾と次に後続する圧縮情報片が有す
る圧縮情報の冒頭とが連続一体的に復調される。したが
って、出力端子(OUT) からは各圧縮情報片に対応するア
ナログオーディオ信号がとぎれることなく再生順に出力
される。この結果、使用者が各圧縮情報片に対応する各
圧縮情報のつなぎ目において無音状態を認識することが
ない。
RAMへの書き込み制御は上述のように動作するので、
再生順が指定された各圧縮情報片の再生時にこの機能を
用いることにより、DRAM7には、各圧縮情報片の冒
頭部分の無音区間(曲間に相当する区間)やフェードイ
ン記録された冒頭部分やフェードアウト記録された末尾
部分の再生音が聞き取りにくい、又は聞こえない区間が
除かれ、さらに先行する圧縮情報片が有する圧縮情報の
末尾と次に後続する圧縮情報片が有する圧縮情報の冒頭
とが連結(リンク)して連続記憶される。そしてこれら
を順次読み出し音声圧縮デコーダ9に古い記憶分から順
次転送して復調することにより、先行する圧縮情報片が
有する圧縮情報の末尾と次に後続する圧縮情報片が有す
る圧縮情報の冒頭とが連続一体的に復調される。したが
って、出力端子(OUT) からは各圧縮情報片に対応するア
ナログオーディオ信号がとぎれることなく再生順に出力
される。この結果、使用者が各圧縮情報片に対応する各
圧縮情報のつなぎ目において無音状態を認識することが
ない。
【0046】(第2の実施形態)図4は、本発明の第2
の実施形態における記録媒体情報読取装置としてのMD
プレーヤ300のシステム構成を示すブロック図であ
り、上述した第1の実施形態におけるMDプレーヤ20
0の各構成に加えて音量制御手段としてのDSP14を
備えて構成される。尚、MDプレーヤ200と同一の構
成については同一符号を付してある。このDSP14
は、リンク機能を伴う各圧縮情報片の再生時において、
音声圧縮デコーダ9によって伸長された各圧縮情報片が
有する圧縮情報に対応するデジタルオーディオデータが
DSP14に順次供給される場合に、各デジタルオーデ
ィオデータのそれぞれの所定部分に対して、システムコ
ントローラ17の制御のもとで時間領域にて音量制御を
行うデジタルアッテネータとしての役目を担っている。
の実施形態における記録媒体情報読取装置としてのMD
プレーヤ300のシステム構成を示すブロック図であ
り、上述した第1の実施形態におけるMDプレーヤ20
0の各構成に加えて音量制御手段としてのDSP14を
備えて構成される。尚、MDプレーヤ200と同一の構
成については同一符号を付してある。このDSP14
は、リンク機能を伴う各圧縮情報片の再生時において、
音声圧縮デコーダ9によって伸長された各圧縮情報片が
有する圧縮情報に対応するデジタルオーディオデータが
DSP14に順次供給される場合に、各デジタルオーデ
ィオデータのそれぞれの所定部分に対して、システムコ
ントローラ17の制御のもとで時間領域にて音量制御を
行うデジタルアッテネータとしての役目を担っている。
【0047】より具体的には、システムコントローラ1
7の制御のもとで、メモリコントローラ6が、DRAM
7に一旦連続して記憶される各圧縮情報片が有する各圧
縮情報を古い記憶分から順次引き出して音声圧縮デコー
ダ9に転送し、音声圧縮デコーダ9がこれを伸長して連
続するデジタルオーディオデータに復調してD/A変換
部10に供給する場合に、DSP14が各圧縮情報に対
応する各デジタルオーディオデータの所定部分、即ち、
末尾(又は、冒頭及び末尾)の所定区間に対して音量制
御を行う。
7の制御のもとで、メモリコントローラ6が、DRAM
7に一旦連続して記憶される各圧縮情報片が有する各圧
縮情報を古い記憶分から順次引き出して音声圧縮デコー
ダ9に転送し、音声圧縮デコーダ9がこれを伸長して連
続するデジタルオーディオデータに復調してD/A変換
部10に供給する場合に、DSP14が各圧縮情報に対
応する各デジタルオーディオデータの所定部分、即ち、
末尾(又は、冒頭及び末尾)の所定区間に対して音量制
御を行う。
【0048】この音量制御は、DSP14が供給された
デジタルオーディオデータに対し、各圧縮情報片が有す
る各圧縮情報の冒頭から所定部分までの区間に対応する
デジタルオーディオデータに対しては、その後D/A変
換部10においてアナログオーディオ信号に変換されて
出力端子(OUT)から出力される場合にフェードイン
により出力されるようにデジタル処理することによりな
され、また、各圧縮情報片が有する各圧縮情報の所定部
分から末尾までの区間のデジタルオーディオデータに対
しては、その後D/A変換部10においてアナログオー
ディオ信号に変換されて出力端子(OUT)から出力さ
れる場合にフェードアウトにより出力されるようにデジ
タル処理することによりなされる。
デジタルオーディオデータに対し、各圧縮情報片が有す
る各圧縮情報の冒頭から所定部分までの区間に対応する
デジタルオーディオデータに対しては、その後D/A変
換部10においてアナログオーディオ信号に変換されて
出力端子(OUT)から出力される場合にフェードイン
により出力されるようにデジタル処理することによりな
され、また、各圧縮情報片が有する各圧縮情報の所定部
分から末尾までの区間のデジタルオーディオデータに対
しては、その後D/A変換部10においてアナログオー
ディオ信号に変換されて出力端子(OUT)から出力さ
れる場合にフェードアウトにより出力されるようにデジ
タル処理することによりなされる。
【0049】図5は、本発明の第2の実施形態における
記録媒体情報読取装置としてのMDプレーヤ300が、
リンク機能を伴う各圧縮情報片の再生時にDSP14に
よる音量制御が行われて出力端子から出力されるアナロ
グオーディオ信号を時間の流れに沿って表した模式図で
ある。ここでは、記憶手段(DRAM7)に転送されて
記憶される先行する圧縮情報片(1曲目)が有する圧縮
情報と、次に後続する圧縮情報片(2曲目)が有する圧
縮情報と、それぞれの各圧縮情報が音声圧縮デコーダ9
によって伸長されて復調された場合のデジタルオーディ
オデータとの対比で示している。
記録媒体情報読取装置としてのMDプレーヤ300が、
リンク機能を伴う各圧縮情報片の再生時にDSP14に
よる音量制御が行われて出力端子から出力されるアナロ
グオーディオ信号を時間の流れに沿って表した模式図で
ある。ここでは、記憶手段(DRAM7)に転送されて
記憶される先行する圧縮情報片(1曲目)が有する圧縮
情報と、次に後続する圧縮情報片(2曲目)が有する圧
縮情報と、それぞれの各圧縮情報が音声圧縮デコーダ9
によって伸長されて復調された場合のデジタルオーディ
オデータとの対比で示している。
【0050】図5中(ロ)は、DRAM7に転送されて
記憶されている圧縮情報片を示し、前述の図2の(ロ)
に対応するものである。また(ハ)は、先行する圧縮情
報片(1曲目)が有する圧縮情報と次に後続する圧縮情
報片(2曲目)が有する圧縮情報が音声圧縮デコーダ9
によって伸長されて復調されたデジタルオーディオデー
タを示す。そして(ニ)は、前記(ハ)のデジタルオー
ディオデータをDSP14によって音量制御した後、D
/A変換部10にて変換処理して得られるアナログオー
ディオ信号を示している。
記憶されている圧縮情報片を示し、前述の図2の(ロ)
に対応するものである。また(ハ)は、先行する圧縮情
報片(1曲目)が有する圧縮情報と次に後続する圧縮情
報片(2曲目)が有する圧縮情報が音声圧縮デコーダ9
によって伸長されて復調されたデジタルオーディオデー
タを示す。そして(ニ)は、前記(ハ)のデジタルオー
ディオデータをDSP14によって音量制御した後、D
/A変換部10にて変換処理して得られるアナログオー
ディオ信号を示している。
【0051】同図からわかるように、先行する圧縮情報
片(1曲目)の圧縮情報と次に後続する圧縮情報片(2
曲目)の圧縮情報に対応するデジタルオーディオデータ
は、DSP14によってそれぞれの冒頭からの再生時間
がt(N)xまでの期間に相当するアナログオーディオ
信号の出力レベルのアッテネート量が−CdBから0d
Bまで変化してフェードインするように音量制御され、
t(N)yから末尾までの期間に相当するアナログオー
ディオ信号の出力レベルのアッテネート量が0dBから
−CdBまで変化してフェードアウトするように音量制
御される。ここでCは、例えばMDプレーヤを自動車等
に搭載して道路事情の悪い場所での走行中にMDを通常
の音量で再生する場合に使用者が辛うじて再生音を知覚
することのできる程度の減衰量に対応する値である。
片(1曲目)の圧縮情報と次に後続する圧縮情報片(2
曲目)の圧縮情報に対応するデジタルオーディオデータ
は、DSP14によってそれぞれの冒頭からの再生時間
がt(N)xまでの期間に相当するアナログオーディオ
信号の出力レベルのアッテネート量が−CdBから0d
Bまで変化してフェードインするように音量制御され、
t(N)yから末尾までの期間に相当するアナログオー
ディオ信号の出力レベルのアッテネート量が0dBから
−CdBまで変化してフェードアウトするように音量制
御される。ここでCは、例えばMDプレーヤを自動車等
に搭載して道路事情の悪い場所での走行中にMDを通常
の音量で再生する場合に使用者が辛うじて再生音を知覚
することのできる程度の減衰量に対応する値である。
【0052】したがって、出力端子(OUT) からは各情報
片に対応するアナログオーディオ信号がフェードアウト
状態に続いて途切れることなくフェードイン状態で再生
順に出力される。この結果、使用者が各圧縮情報片に対
応する各圧縮情報のつなぎ目において無音状態を認識す
ることがない。又、フェードイン開始時とフェードアウ
ト終了時のアッテネート量を略同じ量とすることによ
り、曲が変わる際の音楽の急激な変化を防止することが
できる。
片に対応するアナログオーディオ信号がフェードアウト
状態に続いて途切れることなくフェードイン状態で再生
順に出力される。この結果、使用者が各圧縮情報片に対
応する各圧縮情報のつなぎ目において無音状態を認識す
ることがない。又、フェードイン開始時とフェードアウ
ト終了時のアッテネート量を略同じ量とすることによ
り、曲が変わる際の音楽の急激な変化を防止することが
できる。
【0053】次に、図4のMDプレーヤにおいてリンク
機能が動作すると共にDSP14による音量制御が行わ
れる場合の、DRAM7からの圧縮情報の読み出し制御
ならびにDSP14による音量制御動作について図6に
示すフローチャートをもとに説明する。
機能が動作すると共にDSP14による音量制御が行わ
れる場合の、DRAM7からの圧縮情報の読み出し制御
ならびにDSP14による音量制御動作について図6に
示すフローチャートをもとに説明する。
【0054】図6において、先ず、システムコントロー
ラ17は曲番(圧縮情報片番号)Nに1を代入する(ス
テップ11)ことにより、リンク機能の動作によりDR
AM7に記憶された1番目の圧縮情報片に対応する圧縮
情報を順次読み出して、音声圧縮デコーダ9に転送を開
始する。これらの圧縮情報は、音声圧縮デコーダ9によ
り伸長されてデジタルオーディオデータに復調されDS
P14に順次供給される。そして、システムコントロー
ラ17はDSP14を制御して、このデジタルオーディ
オデータのフェードイン処理を開始させる(ステップ1
2)。この際、システムコントローラ17は、音声圧縮
デコーダ9に順次供給される各圧縮情報に対応するアド
レスを逐次検出することにより、圧縮情報の読み出し進
行状況を監視する。
ラ17は曲番(圧縮情報片番号)Nに1を代入する(ス
テップ11)ことにより、リンク機能の動作によりDR
AM7に記憶された1番目の圧縮情報片に対応する圧縮
情報を順次読み出して、音声圧縮デコーダ9に転送を開
始する。これらの圧縮情報は、音声圧縮デコーダ9によ
り伸長されてデジタルオーディオデータに復調されDS
P14に順次供給される。そして、システムコントロー
ラ17はDSP14を制御して、このデジタルオーディ
オデータのフェードイン処理を開始させる(ステップ1
2)。この際、システムコントローラ17は、音声圧縮
デコーダ9に順次供給される各圧縮情報に対応するアド
レスを逐次検出することにより、圧縮情報の読み出し進
行状況を監視する。
【0055】次に、システムコントローラ17は、読み
出し中の圧縮情報に対応するアドレスがt(N)xに達
したか否かを判断し(ステップS13)、t(N)xに
達していない場合は、DSP14におけるフェードイン
処理が継続して行われる。そして、t(N)xに達した
と判断された場合は、システムコントローラ17がDS
P14におけるフェードイン処理を停止させる(ステッ
プS14)。これまでの処理により、1番目の圧縮情報
片の冒頭部分においては、DSP14によりフェードイ
ン処理がなされてD/A変換部10にデジタルオーディ
オデータが供給されることとなる。
出し中の圧縮情報に対応するアドレスがt(N)xに達
したか否かを判断し(ステップS13)、t(N)xに
達していない場合は、DSP14におけるフェードイン
処理が継続して行われる。そして、t(N)xに達した
と判断された場合は、システムコントローラ17がDS
P14におけるフェードイン処理を停止させる(ステッ
プS14)。これまでの処理により、1番目の圧縮情報
片の冒頭部分においては、DSP14によりフェードイ
ン処理がなされてD/A変換部10にデジタルオーディ
オデータが供給されることとなる。
【0056】次いで、システムコントローラ17は、読
み出し中の圧縮情報に対応するアドレスがt(N)yに
達したか否かを判断し(ステップS15)、t(N)y
に達していない場合は、DSP14の減衰量を0の状態
に維持し、DSP14に供給されるデジタルオーディオ
データを減衰させることなく通過させてD/A変換部1
0に供給するように制御する。そして、t(N)yに達
したと判断された場合は、DSP14によるフェードア
ウトを開始する(ステップS16)。
み出し中の圧縮情報に対応するアドレスがt(N)yに
達したか否かを判断し(ステップS15)、t(N)y
に達していない場合は、DSP14の減衰量を0の状態
に維持し、DSP14に供給されるデジタルオーディオ
データを減衰させることなく通過させてD/A変換部1
0に供給するように制御する。そして、t(N)yに達
したと判断された場合は、DSP14によるフェードア
ウトを開始する(ステップS16)。
【0057】次いで、システムコントローラ17は、読
み出し中の圧縮情報片に続く(N+1)番目すなわち2
番目の圧縮情報片がDRAM7に書き込まれているか否
かを判断する(ステップS17)。そして2番目の圧縮
情報片がDRAM7に書き込まれていると判断された場
合は、次いで、システムコントローラ17は、DRAM
7内の圧縮情報の読み出し位置が2番目の圧縮情報片に
到達したか否かを判断する(ステップS18)。読み出
し位置が2番目の圧縮情報片に到達していないと判断さ
れた場合は、システムコントローラ17は、DSP14
におけるフェードアウト処理を継続して行わせる。そし
て、読み出し位置が2番目の圧縮情報片に到達したと判
断された場合は、システムコントローラ17は、DSP
14におけるフェードアウト処理を停止させる(ステッ
プS19)。これにより、1番目の圧縮情報片の末尾部
分においては、DSP14によりフェードアウト処理が
なされてD/A変換部10にデジタルオーディオデータ
が供給されることとなる。システムコントローラ17は
N=N+1の処理を行い(ステップS20)、再びステ
ップS12に移行し、N=N+1番目すなわち2番目の
圧縮情報片に対して、同様の処理を行う。
み出し中の圧縮情報片に続く(N+1)番目すなわち2
番目の圧縮情報片がDRAM7に書き込まれているか否
かを判断する(ステップS17)。そして2番目の圧縮
情報片がDRAM7に書き込まれていると判断された場
合は、次いで、システムコントローラ17は、DRAM
7内の圧縮情報の読み出し位置が2番目の圧縮情報片に
到達したか否かを判断する(ステップS18)。読み出
し位置が2番目の圧縮情報片に到達していないと判断さ
れた場合は、システムコントローラ17は、DSP14
におけるフェードアウト処理を継続して行わせる。そし
て、読み出し位置が2番目の圧縮情報片に到達したと判
断された場合は、システムコントローラ17は、DSP
14におけるフェードアウト処理を停止させる(ステッ
プS19)。これにより、1番目の圧縮情報片の末尾部
分においては、DSP14によりフェードアウト処理が
なされてD/A変換部10にデジタルオーディオデータ
が供給されることとなる。システムコントローラ17は
N=N+1の処理を行い(ステップS20)、再びステ
ップS12に移行し、N=N+1番目すなわち2番目の
圧縮情報片に対して、同様の処理を行う。
【0058】また、ステップ17においてシステムコン
トローラ17は、2番目の圧縮情報片がDRAM7に書
き込まれていないと判断された場合は、1 番目の圧縮情
報片の読み出しが終了したか否かを判断し(ステップS
21)、読み出しが終了していないと判断された場合
は、DSP14における1 番目の圧縮情報片に対するフ
ェードアウト処理が継続して行われる。そして、読み出
しが終了したと判断された場合は、フェードアウト処理
を停止し、一連の処理を終了させる。
トローラ17は、2番目の圧縮情報片がDRAM7に書
き込まれていないと判断された場合は、1 番目の圧縮情
報片の読み出しが終了したか否かを判断し(ステップS
21)、読み出しが終了していないと判断された場合
は、DSP14における1 番目の圧縮情報片に対するフ
ェードアウト処理が継続して行われる。そして、読み出
しが終了したと判断された場合は、フェードアウト処理
を停止し、一連の処理を終了させる。
【0059】ステップS12からステップ14に行われ
るフェードイン処理は、読み出されているt(N)xま
での圧縮情報片に対してDSP14を制御して、供給さ
れているデジタルオーディオデータの再生音の減衰量が
−CdBから0dBまで変化するように制御される。一
方、ステップ16からステップ19(又は、ステップ2
1)に行われるフェードアウト処理は、t(N)yから
その圧縮情報片の終了まで、供給中されているデジタル
オーディオデータの再生音の減衰量が0dBから−Cd
Bまで変化するようになされている。
るフェードイン処理は、読み出されているt(N)xま
での圧縮情報片に対してDSP14を制御して、供給さ
れているデジタルオーディオデータの再生音の減衰量が
−CdBから0dBまで変化するように制御される。一
方、ステップ16からステップ19(又は、ステップ2
1)に行われるフェードアウト処理は、t(N)yから
その圧縮情報片の終了まで、供給中されているデジタル
オーディオデータの再生音の減衰量が0dBから−Cd
Bまで変化するようになされている。
【0060】以上のような制御により、D/A変換部1
0に供給される1 番目の圧縮情報片が有する圧縮情報に
対応するデジタルオーディオデータの冒頭の所定部分が
−CdBから0dBまで音量制御され、末尾の所定部分
が0dBから−CdBまで音量制御される。そして、こ
れに連続して供給される2番目の圧縮情報片が有する圧
縮情報に対応するデジタルオーディオデータの冒頭の所
定部分が−CdBから0dBまで音量制御されることと
なる。
0に供給される1 番目の圧縮情報片が有する圧縮情報に
対応するデジタルオーディオデータの冒頭の所定部分が
−CdBから0dBまで音量制御され、末尾の所定部分
が0dBから−CdBまで音量制御される。そして、こ
れに連続して供給される2番目の圧縮情報片が有する圧
縮情報に対応するデジタルオーディオデータの冒頭の所
定部分が−CdBから0dBまで音量制御されることと
なる。
【0061】本実施形態におけるリンク機能動作時にお
けるDSP14の音量制御はこのように動作するので、
再生順が指定された各圧縮情報片の再生時にこの機能を
用いることにより、DRAM7には、各圧縮情報片の冒
頭部分の無音区間(曲間に相当する区間)やフェードイ
ン記録された冒頭部分やフェードアウト記録された末尾
部分の再生音が聞き取りにくい、又は聞こえない区間が
除かれる。さらに先行する圧縮情報片が有する圧縮情報
の末尾と次に後続する圧縮情報片が有する圧縮情報の冒
頭とが連結(リンク)して連続記憶され、これらを音声
圧縮デコーダ9に古い記憶分から順次転送してデジタル
オーディオデータに復調した後音量制御手段によってそ
れぞれの所定部分を音量制御することにより、先行する
圧縮情報片が有する圧縮情報の末尾と次に後続する圧縮
情報片が有する圧縮情報の冒頭とが使用者が再生音を知
覚できる音量範囲においてフェードイン及びフェードア
ウトするように音量制御された状態で連結(リンク)し
て連続一体的に復調される。したがって、出力端子(OU
T) からは各情報片に対応するアナログオーディオ信号
がとぎれることなく再生順に出力される。この結果、使
用者が各圧縮情報片に対応する各圧縮情報のつなぎ目に
おいて無音状態を認識することがない。
けるDSP14の音量制御はこのように動作するので、
再生順が指定された各圧縮情報片の再生時にこの機能を
用いることにより、DRAM7には、各圧縮情報片の冒
頭部分の無音区間(曲間に相当する区間)やフェードイ
ン記録された冒頭部分やフェードアウト記録された末尾
部分の再生音が聞き取りにくい、又は聞こえない区間が
除かれる。さらに先行する圧縮情報片が有する圧縮情報
の末尾と次に後続する圧縮情報片が有する圧縮情報の冒
頭とが連結(リンク)して連続記憶され、これらを音声
圧縮デコーダ9に古い記憶分から順次転送してデジタル
オーディオデータに復調した後音量制御手段によってそ
れぞれの所定部分を音量制御することにより、先行する
圧縮情報片が有する圧縮情報の末尾と次に後続する圧縮
情報片が有する圧縮情報の冒頭とが使用者が再生音を知
覚できる音量範囲においてフェードイン及びフェードア
ウトするように音量制御された状態で連結(リンク)し
て連続一体的に復調される。したがって、出力端子(OU
T) からは各情報片に対応するアナログオーディオ信号
がとぎれることなく再生順に出力される。この結果、使
用者が各圧縮情報片に対応する各圧縮情報のつなぎ目に
おいて無音状態を認識することがない。
【0062】なお、上述した各実施形態におけるリンク
機能では、再生指定された圧縮情報片の冒頭及び末尾の
双方の所定区間を除いて記憶手段(DRAM7)に転送
して各圧縮情報が連続するように記憶させるようにした
が、これに限らず、先行する圧縮情報片と次に後続する
圧縮情報片に対し、それぞれ冒頭又は末尾のいずれか一
方の所定区間を除いて記憶手段(DRAM7)に転送し
て各圧縮情報が連続するように記憶させるようにしても
良い。
機能では、再生指定された圧縮情報片の冒頭及び末尾の
双方の所定区間を除いて記憶手段(DRAM7)に転送
して各圧縮情報が連続するように記憶させるようにした
が、これに限らず、先行する圧縮情報片と次に後続する
圧縮情報片に対し、それぞれ冒頭又は末尾のいずれか一
方の所定区間を除いて記憶手段(DRAM7)に転送し
て各圧縮情報が連続するように記憶させるようにしても
良い。
【0063】また、上述した第2の実施形態においてD
SP14が行う音量制御動作では、音声圧縮デコーダ9
に順次供給される各圧縮情報に対応するアドレスを逐次
検出し、検出中の圧縮情報に対応するアドレスが当該圧
縮情報の末尾から所定区間さかのぼったデータ位置にお
けるアドレスに達した場合に、DSP14の音量制御を
行うようにしたが、実際には、音声圧縮デコーダ9にお
ける伸長処理等の遅れがわずかながら生じるので、その
処理時間を考慮の上、DSP14の音量制御のタイミン
グをその分遅らせるようにすれば音量制御の精度がより
向上する。
SP14が行う音量制御動作では、音声圧縮デコーダ9
に順次供給される各圧縮情報に対応するアドレスを逐次
検出し、検出中の圧縮情報に対応するアドレスが当該圧
縮情報の末尾から所定区間さかのぼったデータ位置にお
けるアドレスに達した場合に、DSP14の音量制御を
行うようにしたが、実際には、音声圧縮デコーダ9にお
ける伸長処理等の遅れがわずかながら生じるので、その
処理時間を考慮の上、DSP14の音量制御のタイミン
グをその分遅らせるようにすれば音量制御の精度がより
向上する。
【0064】また、第2の実施形態においてDSP14
が行う音量制御動作では、システムコントローラ15
は、各圧縮情報片に対応するデジタルオーディオデータ
の冒頭の所定部分及び末尾の所定部分に対し再生音の減
衰量がそれぞれ0dBから−CdBまで変化するように
制御したが、これに限らず、各圧縮情報片に対応するデ
ジタルオーディオデータに対し、適宜、冒頭の所定部分
又は末尾の所定部分に対し上記制御を行うようにしても
良い。
が行う音量制御動作では、システムコントローラ15
は、各圧縮情報片に対応するデジタルオーディオデータ
の冒頭の所定部分及び末尾の所定部分に対し再生音の減
衰量がそれぞれ0dBから−CdBまで変化するように
制御したが、これに限らず、各圧縮情報片に対応するデ
ジタルオーディオデータに対し、適宜、冒頭の所定部分
又は末尾の所定部分に対し上記制御を行うようにしても
良い。
【0065】また、DSP14が制御する最大減衰量
(−CdB)は、必ずしも予め固定された値である必要
はなく、使用者が適宜MD又はMDの各圧縮情報片に対
応してその値を指定できるようにしても良い。
(−CdB)は、必ずしも予め固定された値である必要
はなく、使用者が適宜MD又はMDの各圧縮情報片に対
応してその値を指定できるようにしても良い。
【0066】また、DSP14が、各圧縮情報片に対応
するデジタルオーディオデータの冒頭又は末尾の所定部
分に対し音量制御する場合に、得られるフェードイン又
はフェードアウトの傾斜は、必ずしも時間に1次比例し
た減衰量で推移する必要はなく、任意のカーブ特性を有
していても良いし、適宜使用者が希望するカーブ特性を
選択又は設定するようにしても良い。更には、オーディ
オデータの冒頭をフェードインすると、曲頭の音楽が欠
け聴感上違和感を感じることがあるが、前曲のオーディ
オデータの末尾をフェードアウトでカットすることで、
曲間に相当する無音区間の再生を省略可能であるなら
ば、次曲の冒頭をフェードインではなく、カットインで
再生しても良い。
するデジタルオーディオデータの冒頭又は末尾の所定部
分に対し音量制御する場合に、得られるフェードイン又
はフェードアウトの傾斜は、必ずしも時間に1次比例し
た減衰量で推移する必要はなく、任意のカーブ特性を有
していても良いし、適宜使用者が希望するカーブ特性を
選択又は設定するようにしても良い。更には、オーディ
オデータの冒頭をフェードインすると、曲頭の音楽が欠
け聴感上違和感を感じることがあるが、前曲のオーディ
オデータの末尾をフェードアウトでカットすることで、
曲間に相当する無音区間の再生を省略可能であるなら
ば、次曲の冒頭をフェードインではなく、カットインで
再生しても良い。
【0067】また、上述した各実施形態では、記録媒体
をMDとし、記録媒体情報読取装置をMDプレーヤとし
て説明したが、本発明はこれに限らない。即ち、記録媒
体情報読取装置は、1又は複数の圧縮情報片が記録され
た記録媒体を読取る装置であれば良い。また、圧縮伸長
回路を有さない装置であっても、十分な容量を持つ外部
記憶回路(メモリ)を有していれば、本発明は実現可能
である。
をMDとし、記録媒体情報読取装置をMDプレーヤとし
て説明したが、本発明はこれに限らない。即ち、記録媒
体情報読取装置は、1又は複数の圧縮情報片が記録され
た記録媒体を読取る装置であれば良い。また、圧縮伸長
回路を有さない装置であっても、十分な容量を持つ外部
記憶回路(メモリ)を有していれば、本発明は実現可能
である。
【0068】
【発明の効果】本発明は読取手段が記録媒体に記録され
ている複数の圧縮情報片のうちの1の圧縮情報片が有す
る圧縮情報の読取り位置が所定の位置に達したことを検
出した際、前記1の圧縮情報片とは異なる圧縮情報片が
有する圧縮情報の読取りを開始すべく、読取手段を移動
させるように構成したため、1又は複数の圧縮情報片が
記録された記録媒体から再生順が指定された各圧縮情報
片を再生する場合にこの構成を用いることにより、DR
AMには、各圧縮情報片の冒頭部分の無音区間(曲間に
相当する区間)やフェードイン記録された冒頭部分やフ
ェードアウト記録された末尾部分の再生音が聞き取りに
くい、又は聞こえない区間が除かれ、さらに先行する圧
縮情報片が有する圧縮情報の末尾と次に後続する圧縮情
報片が有する圧縮情報の冒頭とが連結(リンク)して連
続記憶されるので、これらを音声圧縮デコーダに古い記
憶分から順次転送して復調することにより、先行する圧
縮情報片が有する圧縮情報の末尾と次に後続する圧縮情
報片が有する圧縮情報の冒頭とが連続一体的に復調され
る。
ている複数の圧縮情報片のうちの1の圧縮情報片が有す
る圧縮情報の読取り位置が所定の位置に達したことを検
出した際、前記1の圧縮情報片とは異なる圧縮情報片が
有する圧縮情報の読取りを開始すべく、読取手段を移動
させるように構成したため、1又は複数の圧縮情報片が
記録された記録媒体から再生順が指定された各圧縮情報
片を再生する場合にこの構成を用いることにより、DR
AMには、各圧縮情報片の冒頭部分の無音区間(曲間に
相当する区間)やフェードイン記録された冒頭部分やフ
ェードアウト記録された末尾部分の再生音が聞き取りに
くい、又は聞こえない区間が除かれ、さらに先行する圧
縮情報片が有する圧縮情報の末尾と次に後続する圧縮情
報片が有する圧縮情報の冒頭とが連結(リンク)して連
続記憶されるので、これらを音声圧縮デコーダに古い記
憶分から順次転送して復調することにより、先行する圧
縮情報片が有する圧縮情報の末尾と次に後続する圧縮情
報片が有する圧縮情報の冒頭とが連続一体的に復調され
る。
【0069】また、音声圧縮デコーダに古い記憶分から
順次転送してデジタルオーディオデータに復調した後、
音量制御手段によってそれぞれの所定部分を音量制御す
ることにより、先行する圧縮情報片が有する圧縮情報の
末尾と次に後続する圧縮情報片が有する圧縮情報の冒頭
とが使用者が再生音を知覚できる音量範囲においてフェ
ードイン及びフェードアウトするように音量制御された
状態で連結(リンク)して連続一体的に復調される。し
たがって、出力端子(OUT)からは各情報片に対応す
るアナログオーディオ信号がとぎれることなく再生順に
出力される。この結果、使用者が各圧縮情報片に対応す
る各圧縮情報のつなぎ目において無音状態を認識するこ
とがない。
順次転送してデジタルオーディオデータに復調した後、
音量制御手段によってそれぞれの所定部分を音量制御す
ることにより、先行する圧縮情報片が有する圧縮情報の
末尾と次に後続する圧縮情報片が有する圧縮情報の冒頭
とが使用者が再生音を知覚できる音量範囲においてフェ
ードイン及びフェードアウトするように音量制御された
状態で連結(リンク)して連続一体的に復調される。し
たがって、出力端子(OUT)からは各情報片に対応す
るアナログオーディオ信号がとぎれることなく再生順に
出力される。この結果、使用者が各圧縮情報片に対応す
る各圧縮情報のつなぎ目において無音状態を認識するこ
とがない。
【図1】本発明の第1の実施形態における記録媒体情報
読取装置のシステム構成を示すブロック図である。
読取装置のシステム構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における記録媒体情報
読取装置の記憶手段(DRAM7)に転送されて記憶さ
れる圧縮情報をDRAM7が記憶する時間の流れに沿っ
て表した模式図である。
読取装置の記憶手段(DRAM7)に転送されて記憶さ
れる圧縮情報をDRAM7が記憶する時間の流れに沿っ
て表した模式図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における記録媒体情報
読取装置のリンク機能動作時における圧縮情報のDRA
Mへの書込みについての制御動作を示すフローチャート
である。
読取装置のリンク機能動作時における圧縮情報のDRA
Mへの書込みについての制御動作を示すフローチャート
である。
【図4】本発明の第2の実施形態における記録媒体情報
読取装置のシステム構成を示すブロック図である。
読取装置のシステム構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施形態における記録媒体情報
読取装置が、リンク機能を伴う各圧縮情報片の再生時に
出力端子から出力されるアナログオーディオ信号を時間
の流れに沿って表した模式図である。
読取装置が、リンク機能を伴う各圧縮情報片の再生時に
出力端子から出力されるアナログオーディオ信号を時間
の流れに沿って表した模式図である。
【図6】本発明の第2の実施形態における記録媒体情報
読取装置において、リンク機能が動作すると共にDSP
による音量制御が行われる場合において、DRAMから
読出された圧縮情報に対する制御動作を示すフローチャ
ートである。
読取装置において、リンク機能が動作すると共にDSP
による音量制御が行われる場合において、DRAMから
読出された圧縮情報に対する制御動作を示すフローチャ
ートである。
【図7】従来における記録媒体情報読取装置としてのM
Dプレーヤのシステム構成を示すブロック図である。
Dプレーヤのシステム構成を示すブロック図である。
1・・・・・スピンドルモータ 2・・・・・ピックアップ 3・・・・・RFアンプ 4・・・・・デジタル信号処理部 5・・・・・アドレスデコーダ 6・・・・・メモリコントローラ 7・・・・・DRAM 8・・・・・システムコントローラ 9・・・・・音声圧縮デコーダ 10・・・・D/A変換部 11・・・・サーボコントローラ 12・・・・ピックアップキャリッジ(CRG) 13・・・・表示・キー入力部 14・・・・DSP 15・・・・システムコントローラ 16・・・・表示・キー入力部 17・・・・システムコントローラ
Claims (4)
- 【請求項1】 情報が圧縮された1又は複数の圧縮情報
片が記録された記録媒体から任意の圧縮情報片が有する
圧縮情報を読取る読取手段と、 前記読取手段の記録媒体上の読取位置を制御する読取位
置制御手段と、 前記読取手段から読取られた圧縮情報を記憶する記憶手
段と、 前記記憶手段に記憶された圧縮情報を読出し、復調する
復調手段とを備えた記録媒体情報読取装置において、 前記読取位置制御手段は、前記読取手段が記録媒体に記
録されている複数の圧縮情報片のうちの1の圧縮情報片
が有する圧縮情報の読取り位置が所定の位置に達したこ
とを検出した際、前記1の圧縮情報片とは異なる圧縮情
報片が有する圧縮情報の読取りを開始すべく、前記読取
手段を移動させることを特徴とする記録媒体情報読取装
置。 - 【請求項2】 前記記憶手段は、前記読取手段から読取
られた、前記1の圧縮情報片が有する圧縮情報及び前記
1の圧縮情報片とは異なる圧縮情報片が有する圧縮情報
を、連続して記憶することを特徴とする請求項1記載の
記録媒体情報読取装置。 - 【請求項3】 前記読取手段が記録媒体に記録されてい
る複数の圧縮情報片のうちの1の圧縮情報片から前記1
の圧縮情報片とは異なる圧縮情報片へ移動している期間
に読取られた圧縮情報の前記記憶手段への書き込みは中
断されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記
載の記録媒体情報読取装置。 - 【請求項4】 音量制御手段をさらに有し、前記音量制
御手段は、前記記憶手段が連続して記憶する前記1の圧
縮情報片が有する圧縮情報及び前記1の圧縮情報片とは
異なる圧縮情報片が有する圧縮情報のそれぞれの所定部
分に対して、音量が変化するように働くことを特徴とす
る請求項2又は請求項3記載の記録媒体情報読取装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10012109A JPH11203790A (ja) | 1998-01-06 | 1998-01-06 | 記録媒体情報読取装置 |
EP99100014A EP0929068B1 (en) | 1998-01-06 | 1999-01-04 | Apparatus for reproducing a plurality of information pieces |
DE69919236T DE69919236T2 (de) | 1998-01-06 | 1999-01-04 | Gerät zur Wiedergabe einer Vielzahl von Informationsstücken |
US09/225,354 US6807450B1 (en) | 1998-01-06 | 1999-01-05 | Method of and apparatus for reproducing a plurality of information pieces |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10012109A JPH11203790A (ja) | 1998-01-06 | 1998-01-06 | 記録媒体情報読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11203790A true JPH11203790A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11796406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10012109A Pending JPH11203790A (ja) | 1998-01-06 | 1998-01-06 | 記録媒体情報読取装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6807450B1 (ja) |
EP (1) | EP0929068B1 (ja) |
JP (1) | JPH11203790A (ja) |
DE (1) | DE69919236T2 (ja) |
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KR100508350B1 (ko) * | 1997-07-09 | 2005-08-17 | 어드밴스드 오디오 디바이스즈, 엘엘씨 | 광 저장 장치 |
JP4595150B2 (ja) * | 1999-12-20 | 2010-12-08 | ソニー株式会社 | 符号化装置および方法、復号装置および方法、並びにプログラム格納媒体 |
WO2003005242A1 (en) * | 2001-03-23 | 2003-01-16 | Kent Ridge Digital Labs | Method and system of representing musical information in a digital representation for use in content-based multimedia information retrieval |
US7386357B2 (en) * | 2002-09-30 | 2008-06-10 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | System and method for generating an audio thumbnail of an audio track |
JP2006519452A (ja) * | 2003-02-26 | 2006-08-24 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | オ―ディオフィンガプリンティングにおけるデジタルサイレンスの処理 |
WO2004097832A2 (en) * | 2003-04-24 | 2004-11-11 | Thomson Licensing S.A. | Creation of playlists using audio identification |
US7596234B2 (en) * | 2003-06-26 | 2009-09-29 | Microsoft Corporation | Method and apparatus for playback of audio files |
US7522967B2 (en) * | 2003-07-01 | 2009-04-21 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Audio summary based audio processing |
US20060059535A1 (en) * | 2004-09-14 | 2006-03-16 | D Avello Robert F | Method and apparatus for playing content |
US10587667B2 (en) * | 2014-12-30 | 2020-03-10 | Spotify Ab | Location-based tagging and retrieving of media content |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3723667A (en) * | 1972-01-03 | 1973-03-27 | Pkm Corp | Apparatus for speech compression |
JP2672849B2 (ja) * | 1988-12-29 | 1997-11-05 | シャープ株式会社 | ディスク記録再生装置 |
JPH05145885A (ja) * | 1991-11-22 | 1993-06-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 記録再生装置 |
US5587978A (en) * | 1992-04-16 | 1996-12-24 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Record/reproduction apparatus for recording/reproducing multi-channel signals in different areas of a recording medium |
DE69434692T2 (de) * | 1993-01-06 | 2007-03-29 | Sony Corp. | Aufzeichnungsmethode für Aufzeichnungsmedium |
JP3517907B2 (ja) * | 1993-10-08 | 2004-04-12 | ソニー株式会社 | ディスク記録装置 |
US5563866A (en) * | 1993-11-15 | 1996-10-08 | Sony Corporation | Sound editor for editing audio signals by relating new cuts to time-based windows |
TW332961B (en) * | 1996-02-09 | 1998-06-01 | Sony Co Ltd | Recording media |
JP3707124B2 (ja) * | 1996-02-22 | 2005-10-19 | ソニー株式会社 | ディスク記録システム及び編集方法 |
US5995470A (en) * | 1996-04-11 | 1999-11-30 | Sony Corporation | Method of recording and reproducing information signals and apparatus for editing the same |
JPH10106237A (ja) * | 1996-09-25 | 1998-04-24 | Sony Corp | 編集装置 |
-
1998
- 1998-01-06 JP JP10012109A patent/JPH11203790A/ja active Pending
-
1999
- 1999-01-04 EP EP99100014A patent/EP0929068B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-01-04 DE DE69919236T patent/DE69919236T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1999-01-05 US US09/225,354 patent/US6807450B1/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
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EP0929068B1 (en) | 2004-08-11 |
DE69919236T2 (de) | 2005-09-08 |
US6807450B1 (en) | 2004-10-19 |
EP0929068A2 (en) | 1999-07-14 |
EP0929068A3 (en) | 1999-10-06 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051125 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060206 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060228 |