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JPH11202998A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

Info

Publication number
JPH11202998A
JPH11202998A JP260398A JP260398A JPH11202998A JP H11202998 A JPH11202998 A JP H11202998A JP 260398 A JP260398 A JP 260398A JP 260398 A JP260398 A JP 260398A JP H11202998 A JPH11202998 A JP H11202998A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
coordinate
key input
keyboard
coordinate data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP260398A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Nagao
尚幸 長尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagano Fujitsu Component Ltd
Original Assignee
Nagano Fujitsu Component Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nagano Fujitsu Component Ltd filed Critical Nagano Fujitsu Component Ltd
Priority to JP260398A priority Critical patent/JPH11202998A/ja
Priority to US09/121,846 priority patent/US6532003B2/en
Publication of JPH11202998A publication Critical patent/JPH11202998A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/038Control and interface arrangements therefor, e.g. drivers or device-embedded control circuitry
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/045Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means using resistive elements, e.g. a single continuous surface or two parallel surfaces put in contact

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、キー入力操作中の座標検出装置への
誤接触により生成される座標データを検出し、不必要な
座標データを無効化する制御を実行し、更に該座標デー
タ以外のキー入力データを有効なデータとして処理可能
な情報処理装置を提供することを目的とする。 【解決手段】座標入力パネルへの接触により接触点の座
標データを出力する座標検出装置と、キー入力データを
出力するキーボードとを有し、該データに対応する所定
の処理を実行可能な情報処理装置において、キー入力操
作中の該座標検出装置への誤接触により生成される座標
データを検出し、該座標データ以外のキー入力データを
有効なデータとして制御可能な制御手段を有する構成と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座標入力パネルへ
の接触により接触点の座標データを出力する座標検出装
置と、キー入力データを出力するキーボードとを有し、
該データに対応する所定の処理を実行可能な情報処理装
置に関する。近年、屋外や車中などテーブルのない場所
で使用されることの多い携帯型パソコンやワープロ等の
情報処理装置において、操作領域を必要としないマウス
以外のポインティングデバイスとして、座標検出装置が
用いられている。その中でも座標入力パネルを用いた電
圧検出型の座標検出装置は、グラフィカルなユーザイン
タフェースに容易に適合できるとともに操作性に優れ寿
命が長く、更に構成が簡単で安価なことから、現在は携
帯型のパソコン等に対して情報を入力する手段として注
目されている。
【0002】しかし、その座標検出装置が携帯型パソコ
ン等の情報処理装置に内蔵されたときの配置位置は、座
標検出装置の使用頻度が高いことから、キーボードの最
も手前になる。従って、その情報に位置するキーボード
を操作する際に、誤って座標入力パネルに接触すること
があり、かかる誤接触に伴って、キー入力位置のずれ、
及び無効である座標データを処理する等の問題が生じて
おり、条件によっては重大な障害につながる可能性があ
る。
【0003】そこで、座標検出装置からの不必要な情報
を無効化する制御を実行可能な情報処理装置の開発が要
望されている。
【0004】
【従来の技術】座標検出装置からの座標データ、及びキ
ーボードからのキー入力データに対応する所定の処理を
実行する従来の情報処理装置を図面に基づいて説明す
る。図10は、従来の情報処理装置の原理構成を示す。
図10において、従来の情報処理装置は、ハードウェア
層とソフトウェア層から構成され、ハードウェア層にて
受信するユーザの操作により生成されるデータ、例え
ば、座標データ、及びキー入力データ等を、ソフトウェ
ア層にて解析し、該データに対応する所定の処理を実行
する。
【0005】上記、従来の情報処理装置を構成するハー
ドウェア層は、座標入力パネルへの接触により座標デー
タを生成する座標検出装置301と、テンキーの押下に
よりキー入力データを生成するキーボード302と、座
標検出装置301及びキーボード302からの前記デー
タをソフトウェア層に通知するI/Oコントローラー3
03から構成される。
【0006】一方、ソフトウェア層は、ハードウェア層
からの座標データをオペレーティングシステム306、
及びアプリケーション307に対応する有効なデータに
変換するマウスドライバ304と、ハードウェア層から
のキー入力データをオペレーティングシステム306、
及びアプリケーション307に対応する有効なデータに
変換するキーボードドライバ305から構成される。
【0007】上記のように構成される従来の情報処理装
置において、ユーザが座標入力パネルに接触すると、座
標検出装置301は、図11に示すような電圧を検出
し、座標入力パネルへの接触、非接触を認識する。更に
座標検出装置301は、ユーザの操作に合わせてリアル
タイムに座標データを生成し、その座標データをI/O
コントローラー303を介してマウスドライバ304に
通知する。マウスドライバ304からの有効な座標デー
タに基づいて、オペレーティングシステム306及びア
プリケーション307は、例えば、カーソルを動作させ
る等の動作を制御する。
【0008】また、従来の座標処理装置において、ユー
ザが、例えば、図11(b)に示すように座標入力パネ
ルに接触すると、座標検出装置301は、所定の時間経
過を確認後、その接触をマウスボタンのクリックに相当
するコマンドデータ入力として認識する。更にユーザ
が、例えば、図11(c)に示すように座標入力パネル
に接触すると、座標検出装置301は、所定の時間経過
を確認後、その接触をマウスボタンのダブルクリックに
相当するコマンドデータ入力として認識する。
【0009】座標検出装置301は、そのコマンドデー
タをI/Oコントローラー303を介してマウスドライ
バ304に通知する。マウスドライバ304からの有効
なコマンドデータに基づいて、オペレーティングシステ
ム306、及びアプリケーション307は、例えば、プ
ログラムの実行、メニューの選択等の動作を制御する。
【0010】一方、従来の情報処理装置において、ユー
ザがキーボード302を押下すると、キーボード302
は、キー入力データをI/Oコントローラー303を介
してキーボードドライバ305に通知する。キーボード
ドライバ305からの有効なキー入力データに基づい
て、オペレーティングシステム306、及びアプリケー
ション307は、例えば、文字等の入力、プログラムの
実行等の動作を制御する。
【0011】このように、従来の情報処理装置は、座標
検出装置301からの座標データ、及びキーボード30
2からのキー入力データに対応する所定の処理を、並列
的に実行している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
情報処理装置は、キー入力操作中にユーザが誤って座標
入力パネルに接触した場合、自動的に接触点の座標デー
タを生成し、該座標データに対応する所定の処理を実行
してしまう場合がある。即ち、座標入力パネルへの接触
の正誤判断は、ハードウェアから認識できない。
【0013】そのため、キー入力操作中に、画面上のキ
ー入力位置のずれ、即ち、カーソル位置のずれ、及び無
関係のプログラムの処理が実行される等の問題が生じて
おり、場合によっては重大な障害になる可能性がある。
本発明は、キー入力操作中の座標検出装置への誤接触に
より生成される座標データを検出し、不必要な座標デー
タを無効化する制御を実行し、更に該座標データ以外の
キー入力データを有効なデータとして処理可能な情報処
理装置を提供する。
【0014】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するため、本発明の情報処理装置は、請求項1に記載の
ように、座標入力パネルへの接触により接触点の座標デ
ータを出力する座標検出装置(後述する実施例の座標検
出装置1、座標検出装置21、座標検出装置31、座標
検出装置41に相当)と、キー入力データを出力するキ
ーボード(後述する実施例のキーボード2、キーボード
22、キーボード32、キーボード42に相当)とを有
し、該データに対応する所定の処理を実行可能な情報処
理装置において、キー入力操作中の該座標検出装置への
誤接触により生成される座標データを検出し、該座標デ
ータ以外のキー入力データを有効なデータとして制御可
能な制御手段(後述する実施例の制御部8、制御部2
8、制御部38、制御部48に相当)を有する構成とす
る。
【0015】請求項1記載の情報処理装置は、キー入力
操作中にユーザが誤って座標入力パネルに接触し、自動
的に接触点の座標データを生成した場合でも、制御手段
にて誤接触により生成される座標データを検出可能なた
め、該座標データに対応する所定の処理が実行されな
い。即ち、本発明の情報処理装置は、キー入力操作中の
座標入力パネルへの接触が認識可能となる。
【0016】そのため、本発明の情報処理装置は、従来
の情報処理装置のような、例えば、キー入力操作中に、
画面上のキー入力位置のずれ、即ち、カーソル位置のず
れ、及び無関係のプログラムの処理が実行される等の問
題がなくなる。また、請求項1記載の情報処理装置にお
いて、前記制御手段は、請求項2に記載のように、前記
キーボードからのキー入力データ、及び前記座標検出装
置からの座標データを共に受信する受信手段(後述する
実施例の受信バッファー12に相当)と、該キーボード
のキー打鍵間隔時間(後述する実施例のキー打鍵間隔時
間に相当)、及び該座標検出装置の接触時間(後述する
実施例の発生時間に相当)を監視する時間監視手段(後
述する実施例の時間計測部13に相当)と、該時間監視
手段にて監視された時間に基づいて、キー入力操作中の
前記座標検出装置からの座標データが有効な座標データ
かどうかを判定する判定手段(後述する実施例のデータ
識別部14に相当)とを有し、情報処理装置は、該判定
手段にて有効な座標データとして判定された場合に限
り、該座標データに対応する処理を実行することを特徴
とする。
【0017】請求項2記載の情報処理装置は、例えば、
キー入力操作中にユーザが誤って座標入力パネルに接触
した場合、該受信手段にて、キーボードからのキー入力
データ、及び座標検出装置からの座標データの両方を受
信する。ここで、該時間監視手段は、キーボードのキー
打鍵間隔時間、及び該座標検出装置の接触時間を計測す
る。尚、該座標検出装置の接触時間とは、ユーザが座標
入力パネルを実際に触れている時間Taをいい、従来の
情報処理装置は、例えば、図4(c)のように、Ta≧
T2(予め設定された接触、非接触を判定するための時
間)であり、且つTaの前後に時間T1、T3を満たす
間隔が認められた場合、座標データに対応する処理を実
行していた。また、キーボードのキー打鍵間隔時間と
は、キー入力データの前回の受信時刻と最新の受信時刻
との差Tb(以後、打鍵間隔という)をいう。
【0018】上記、キーボードのキー打鍵間隔時間T
b、及び該座標検出装置の接触時間Taの計測結果に基
づいて、判定手段は、キー入力操作中の座標検出装置か
らの座標データが有効な座標データかどうかを判定す
る。従って、本発明の情報処理装置は、受信手段、時間
監視手段、及び判定手段を有することにより、キー入力
操作中の該座標検出装置への誤接触により生成される座
標データが検出可能となり、判定手段にて有効な座標デ
ータとして判定された場合に限り、該座標データに対応
する処理を実行する。
【0019】また、座標検出装置からの座標データ、及
びキーボードからのキー入力データに対応する所定の処
理を情報処理装置に行わせるためのプログラムを記憶し
た記憶媒体は、請求項3に記載のように、キー入力操作
中の該座標検出装置への誤接触により生成される座標デ
ータを検出し、該座標データ以外のキー入力データを有
効なデータとして制御可能な制御ステップ(後述する実
施例のステップ1からステップ16に相当)を含むプロ
グラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
とする。
【0020】請求項3記載のプログラムを有する情報処
理装置は、キー入力操作中にユーザが誤って座標入力パ
ネルに接触し、自動的に接触点の座標データを生成した
場合でも、制御ステップにて誤接触により生成される座
標データを検出可能なため、該座標データに対応する所
定の処理が実行されない。即ち、本発明の情報処理装置
は、キー入力操作中の座標入力パネルへの接触が認識可
能となる。
【0021】そのため、本発明のプログラムを有する情
報処理装置は、従来の情報処理装置のような、例えば、
キー入力操作中に、画面上のキー入力位置のずれ、即
ち、カーソル位置のずれ、及び無関係のプログラムの処
理が実行される等の問題がなくなる。また、請求項3記
載のプログラムを記憶した記憶媒体において、前記制御
ステップは、請求項4に記載のように、前記キーボード
からのキー入力データ、及び前記座標検出装置からの座
標データを共に受信させる受信ステップ(後述する実施
例のステップ1に相当)と、該キーボードのキー打鍵間
隔時間、及び該座標検出装置の接触時間を監視させる時
間監視ステップ(後述する実施例のステップ9、ステッ
プ11に相当)と、該時間監視ステップにて監視された
時間に基づいて、キー入力操作中の前記座標検出装置か
らの座標データが有効な座標データかどうかを判定させ
る判定ステップ(後述する実施例のステップ3、ステッ
プ8に相当)とを含むプログラムとする。
【0022】請求項2記載のプログラムを有する情報処
理装置は、例えば、キー入力操作中にユーザが誤って座
標入力パネルに接触した場合、該受信ステップにて、キ
ーボードからのキー入力データ、及び座標検出装置から
の座標データの両方を受信する。ここで、情報処理装置
は、該時間監視ステップにて、キーボードのキー打鍵間
隔時間Tb、及び該座標検出装置の接触時間Taを計測
する。尚、該座標検出装置の接触時間、及びキーボード
のキー打鍵間隔時間は、上述と同様のため説明を省略す
る。
【0023】上記、キーボードのキー打鍵間隔時間T
b、及び該座標検出装置の接触時間Taの計測結果に基
づいて、情報処理装置は、判定ステップにてキー入力操
作中の座標検出装置からの座標データが有効な座標デー
タかどうかを判定する。従って、本発明の情報処理装置
は、受信ステップ、時間監視ステップ、及び判定ステッ
プを含むプログラムにより、キー入力操作中の該座標検
出装置への誤接触により生成される座標データが検出可
能となり、更に判定ステップにて有効な座標データとし
て判定された場合に限り、該座標データに対応する処理
を実行する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の情報処理装置の実
施例を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の情報
処理装置の第一の実施例を示す。図1において、情報処
理装置は、ハードウェア層とソフトウェア層から構成さ
れ、ハードウェア層にて受信するユーザの操作により生
成されるデータ、例えば、座標データ、及びキー入力デ
ータ等を、ソフトウェア層にて解析し、該データに対応
する所定の処理を実行する。
【0025】上記、本発明の情報処理装置を構成するハ
ードウェア層は、座標入力パネルへの接触により接触点
の座標データを生成する座標検出装置1と、テンキーの
押下によりキー入力データを生成するキーボード2と、
座標検出装置1からの座標データ、及びキーボード2か
らのキー入力データをソフトウェア層に通知するI/O
コントローラー3から構成される。
【0026】一方、ソフトウェア層は、ハードウェア層
からの座標データをオペレーティングシステム6、及び
アプリケーション7に対応する有効な座標データに変換
するマウスドライバ4と、ハードウェア層からのキー入
力データをオペレーティングシステム6、及びアプリケ
ーション7に対応する有効なキー入力データに変換する
キーボードドライバ5と、各ドライバー(マウスドライ
バ4、キーボードドライバ5に相当)からの座標デー
タ、及びキー入力データを受信し、座標検出装置1から
の不必要な座標データを無効化する制御を実行する制御
部8から構成される。
【0027】また、本発明の情報処理装置を構成する制
御部8は、座標検出装置1からの不必要な座標データを
無効化する制御として、例えば、キー入力操作中の該座
標検出装置1への誤接触により生成される座標データを
検出し、該座標データ以外のキー入力データを有効なデ
ータとして制御する。このような制御を可能にするため
に、上記制御部8は、例えば、図2に示すように、下層
通信部11と受信バッファー12と時間計測部13とデ
ータ識別部14とデータ作成部15とコマンド応答部1
6と上層通信部17から構成され、制御部8を構成する
各部は、それぞれ次の機能を有する。
【0028】下層通信部11は、制御部8の下層部であ
るマウスドライバー4及びキーボードドライバー5と、
制御部8との通信を制御する機能を有する。受信バッフ
ァー12は、座標検出装置1からの座標データ、及びキ
ーボード2からのキー入力データを共に受信する機能を
有する。時間計測部13は、受信バッファー12にて受
信した座標データ、及びキー入力データに基づいて、キ
ーボード2のキー打鍵間隔時間、及び座標検出装置1の
発生時間を計測する機能を有する。尚、各時間の詳細に
ついては後述する。
【0029】データ識別部14は、時間計測部13にて
計測したキー打鍵間隔時間、及び発生時間に基づいて、
キー入力操作中の前記座標検出装置からの座標データが
有効な座標データかどうかを判定する機能を有する。
尚、判定基準については後述する。データ作成部15
は、キー入力データ、及びデータ識別部14にて有効と
判定された座標データに基づいて、送信データを生成す
る機能を有する。
【0030】コマンド応答部16は、座標検出装置1及
びキーボード2からのコマンドを認識し、コマンドデー
タを生成する機能を有する。上層通信部17は、制御部
8の上層部であるオペレーティングシステム6及びアプ
リケーション7と、制御部8との通信を制御する機能を
有する。上記に示すような構成及び機能を有することに
より、制御部8は、キー入力操作中にユーザが誤って座
標入力パネルに接触し、自動的に接触点の座標データを
生成した場合でも、本発明の情報処理装置は、制御部8
にて誤接触により生成される座標データを検出可能なた
め、該座標データに対応する所定の処理が実行されな
い。即ち、本発明の情報処理装置は、キー入力操作中の
座標入力パネルへの接触が認識可能となる。
【0031】ここで、本発明の情報処理装置において使
用されている座標検出装置1の構成、機能、及び処理動
作を簡単に説明する。座標検出装置1は、例えば、図8
に示すように、情報処理装置等のユーザがコードレスペ
ン及び指等により触れるための接触面を有する座標入力
パネル66と、座標入力パネル66に電圧を印加するた
めの駆動回路54と、駆動回路54を制御する座標制御
部51と、座標入力パネル66からの接触点の電圧を検
出する電圧検出部53と、電圧検出部53にて検出され
る電圧値に対応する座標データを記憶する記憶部52か
ら構成され、情報処理装置のユーザが座標入力パネル6
6の接触面をコードレスペン及び指等で触れることによ
って、カーソル等のボタンに対応するコマンド及び座標
入力パネル66上を動作する接触点の座標を示す座標デ
ータを出力する。
【0032】図8の座標検出装置1において、座標入力
パネル66は、隙間を介して対向した2枚の導体膜6
0、61を有し、その導体膜60、61はそれぞれ周縁
部に沿って形成された中央部の入力範囲64、65を挟
んで相対する1対の電極を有している。また、隙間を介
して対向する導体膜60、61は、それぞれに形成され
た電極62と電極63とが互いに直行するように配置さ
れ、例えば、Y軸に平行な導体膜61上の電極63はX
座標、またX軸に平行な導体膜60上の電極62はY座
標の検出に利用される。
【0033】駆動部54は、導体膜60上の電極62間
に電圧を印加するトランジスタ55、56と、導体膜6
1上の電極63間に電圧を印加するトランジスタ57、
58を有し、トランジスタ55、56及びトランジスタ
57、58を一組ずつ交互にONにすることによって、
導体膜60及び導体膜61に電圧を印加している。ま
た、駆動部54は、更に抵抗Rとトランジスタ59で構
成される導体膜60と導体膜61との接触、非接触を検
知する回路を有する。
【0034】座標制御部51は、電圧検出部53からの
接触点のX座標及びY座標に対応する電圧値に基づい
て、該電圧値に対応する座標データ及びコマンドを記憶
部52から検索し、該座標データ及びコマンドを前記I
/Oコントローラー3に対して送出している。また、座
標制御部51は、導体膜60及び導体膜61に交互に駆
動電圧を印加するようにトランジスタ55、56、5
7、58を制御する。
【0035】上記のように構成される座標検出装置1に
おいて、座標データ及びコマンドをI/Oコントローラ
ー3に対して出力する処理動作を図9に基づいて簡単に
説明する。座標入力パネル66に接触していない状態で
(S21、NO)、例えば、ユーザが座標入力パネル6
6を押下すると、押下された接触点で2枚の導体膜6
0、61が接触し、最初に電極62に電圧が印加される
と、その電圧は接触点で分圧され、X座標を示す電圧V
1が電極63を介して出力される。次に、電極63に電
圧が印加されると、その電圧は接触点で分圧され、Y座
標を示す電圧V2が電極62を介して出力される。この
時、電圧検出部53がX座標を示す電圧V1、Y座標を
示す電圧V2をそれぞれ検出する(S21、YES)。
【0036】座標制御部51は、電圧検出部53からの
X座標及びY座標に対応する電圧値に基づいて、該電圧
値に対応する座標データを記憶部52から検索し、生成
する(S22)。続いて、座標制御部51は、再度、電
圧検出部53からのX座標及びY座標に対応する電圧値
を確認することによって、継続して接触されていること
を確認する(S23)。
【0037】継続して接触されていない場合(S23、
NO)、座標制御部51は、先に生成した座標データを
クリアし(S24)、再度の接触まで待機する。一方、
継続して接触されている場合(S23、YES)、座標
制御部51は、カーソル等のボタンに対応するコマンド
及び座標入力パネル66上を動作する接触点の座標を示
す座標データ(マウスデータ)から構成されるスイッチ
データを生成し(S25)、スイッチデータを前記I/
Oコントローラー3に対して送出している。
【0038】上記、座標入力パネル66への接触により
接触点の座標データ及びコマンドを出力する座標検出装
置1を有する図1の情報処理装置において、座標検出装
置1からの不必要な座標データを無効化する制御とし
て、例えば、キー入力操作中の該座標検出装置1への誤
接触により生成される座標データを検出し、該座標デー
タ以外のキー入力データを有効なデータとして制御する
処理動作を、図2の制御部8、及び図3のフローチャー
トに基づいて説明する。
【0039】例えば、制御部8に対して図4(a)に示
すような入力があった場合、受信バッファー12は、キ
ーボード2からのキー入力データ(文字データ等)を格
納する(S1)(S2、YES)。ここで、時間計測部
13は、受信バッファー12にて受信したキー入力デー
タに基づいて、キーボード2のキー打鍵間隔時間を計測
する(S3)。尚、キー打鍵間隔時間とは、キー入力デ
ータの前回の受信時刻と最新の受信時刻との差Tb(以
後、打鍵間隔という)をいう。
【0040】また、これまでのキーボード2の打鍵間隔
の最大値Tmaxを記憶しておき、Tbが最大値Tma
xを超えなければ、その時はキーボード2においてキー
入力操作中であることを示す。また、打鍵間隔の最大値
Tmaxには、所定のリミット値があり、該リミット値
を超える打鍵間隔は、最大値Tmaxとして記憶されな
い。従って、ユーザの打鍵速度により、最大値Tmax
はリミット値を超えない範囲で変化する。
【0041】キー打鍵間隔時間Tbを計測後、データ作
成部15は、送出データとしてのキー入力データを生成
し(S4)、そのデータを上層のオペレーティングシス
テム6及びアプリケーション7に送信する(S5)。図
3のように一連のキー入力操作がある場合は(S6、Y
ES)、制御部8はステップ1からステップ6の処理を
繰り返し実行する。
【0042】また、制御部8によるステップ1からステ
ップ6の処理終了後、例えば、図4(a)に示すような
座標入力装置1からの座標データの入力があった場合、
受信バッファー12は、その座標データ(マウスデー
タ)を格納する(S1)(S2、NO)(S7、YE
S)。ここで、時間計測部13は、受信バッファー12
にて受信した座標データに基づいて、座標検出装置1の
発生時間を計測する(S8)。尚、座標検出装置1の発
生時間とは、ユーザが座標入力パネルを実際に触れてい
る時間Ta(図4、(a)参照)をいい、従来の情報処
理装置では、例えば、図4(c)のように、Ta≧T2
(予め設定された接触を認識できる最小の時間をいう)
であり、且つTaの前後に時間T1、T3(座標入力パ
ネルへの接触、非接触を判定するためのセットアップタ
イム、及びホールドタイムをいう)を満たす間隔が認め
られた場合、座標データに対応する処理を実行してい
た。また、図4(a)のTaは、図4(c)を満たして
いるものとする。
【0043】本発明の情報処理装置は、データ識別部1
4が、キーボード2のキー打鍵間隔時間Tb、及び座標
検出装置1の発生時間Taの計測結果に基づいて、キー
入力操作中の座標検出装置1からの座標データが有効な
座標データかどうかを判定する。例えば、図4(a)の
場合、発生時間Taが、図4(c)を満たし、且つキー
打鍵間隔時間Tbが先に説明した最大値Tmaxを超え
ているため(キーボード2においてキー入力操作中以外
を示す)(S9、YES)、データ識別部14は、座標
検出装置1からの座標データが有効な座標データと判定
する。
【0044】データ識別部14にて有効な座標データで
あることが判定されると、データ作成部15は、送出デ
ータとしての座標データを生成し(S10)、そのデー
タを上層のオペレーティングシステム6及びアプリケー
ション7に送信する(S5)。尚、例えば、キーボード
2からのデータがコマンドの場合、受信バッファー12
は、その座標データ(マウスデータ)を格納し(S1)
(S2、NO)(S7、NO)(S12、YES)、そ
のデータはコマンド応答として(S13)、そのまま上
層のオペレーティングシステム6及びアプリケーション
7に送信される(S5)。
【0045】また、例えば、座標検出装置1からのデー
タがコマンドの場合、受信バッファー12は、その座標
データ(マウスデータ)を格納し(S1)(S2、N
O)(S7、NO)(S12、NO)(S14、YE
S)、そのデータはコマンド応答として(S15)、そ
のまま上層のオペレーティングシステム6及びアプリケ
ーション7に送信される(S5)。
【0046】また、受信バッファに格納されたデータが
上記のいずれでもない場合(S1)(S2、NO)(S
7、NO)(S12、NO)(S14、NO)、本発明
の情報処理装置はエラー処理を実行する(S16)。一
方、制御部8に対して図4(b)に示すような入力があ
った場合、即ち、キーボード2においてキー入力操作中
に座標入力パネルへの接触があった場合の制御部8の処
理を説明する。
【0047】例えば、図4(b)の場合、受
信バッファー12は、キーボード2からのキー入力デー
タ(文字データ等)と、座標入力装置1からの座標デー
タの両方を格納する(S1)(S2、YES)(S7、
YES)。ここで、時間計測部13は、受信バッファー
12にて受信したキー入力データに基づいて、キーボー
ド2のキー打鍵間隔時間、及び座標入力装置1の発生時
間を計測する(S3)(S8)。
【0048】キー打鍵間隔時間を計測後、データ作成部
15は、送出データとしてのキー入力データを生成し
(S4)、そのデータを上層のオペレーティングシステ
ム6及びアプリケーション7に送信する(S5)。更に
本発明の情報処理装置は、データ識別部14が、キーボ
ード2のキー打鍵間隔時間Tb、及び座標検出装置1の
発生時間Taの計測結果に基づいて、キー入力操作中の
座標検出装置1からの座標データが有効な座標データか
どうかを判定する。尚、図4(b)は、全
て図4(c)を満たしているものとする。
【0049】図4(b)の場合、発生時間T
aは、図4(c)を満たしているが、キー打鍵間隔時間
Tbが打鍵間隔の最大値Tmaxの時間を超えておらず
(キーボード2においてキー入力操作中を示す)(S
9、NO)、更にリミット値も超えておらず(S11、
NO)、データ識別部14は、座標検出装置1からの座
標データが無効な座標データと判定する。即ち、データ
識別部14は、座標検出装置1からの座標データが誤接
触により生成された座標データであると判定する。この
場合、その座標データは送信されない。
【0050】従って、制御部8に対して図4(b)に示
すような入力があった場合、有効な座標データは、キー
打鍵間隔時間Tbが打鍵間隔の最大値Tmaxの時間を
超えているのみとなり、該座標データは、上層のオペ
レーティングシステム6及びアプリケーション7に送信
される(S5)。このように、本発明の情報処理装置
は、キー入力操作中の該座標検出装置1への誤接触によ
り生成される座標データが検出可能となり、データ識別
部14にて有効な座標データとして判定された場合に限
り、該座標データに対応する処理を上層のオペレーティ
ングシステム6及びアプリケーション7にて実行する。
【0051】図5は、本発明の情報処理装置の第二の実
施例を示す。図5において、情報処理装置は、図1と同
様にハードウェア層とソフトウェア層から構成され、ハ
ードウェア層にて受信するユーザの操作により生成され
るデータ、例えば、座標データ、及びキー入力データ等
を解析し、ソフトウェア層にて該データに対応する所定
の処理を実行する。
【0052】上記、本実施例の情報処理装置を構成する
ハードウェア層は、座標入力パネルへの接触により接触
点の座標データを生成する座標検出装置21と、テンキ
ーの押下によりキー入力データを生成するキーボード2
2と、座標検出装置21からの座標データ、及びキーボ
ード22からのキー入力データを受信し、座標検出装置
21からの不必要な座標データを無効化する制御を実行
する制御部28と、制御部28からの座標データ、及び
キー入力データをソフトウェア層に通知するI/Oコン
トローラー23から構成される。
【0053】一方、ソフトウェア層は、ハードウェア層
からの座標データをオペレーティングシステム26、及
びアプリケーション27に対応する有効な座標データに
変換するマウスドライバー24と、ハードウェア層から
のキー入力データをオペレーティングシステム26、及
びアプリケーション27に対応する有効なキー入力デー
タに変換するキーボードドライバー25から構成され
る。
【0054】また、本実施例の情報処理装置を構成する
制御部28は、座標検出装置21からの不必要な座標デ
ータを無効化する制御として、例えば、キー入力操作中
の該座標検出装置21への誤接触により生成される座標
データを検出し、該座標データ以外のキー入力データを
有効なデータとして制御する。このような制御を可能に
するための上記制御部28は、例えば、図1において説
明した制御部8の構成及び機能と同様のため、説明を省
略する。
【0055】また、図5の情報処理装置が、座標検出装
置21からの不必要な座標データを無効化する制御とし
て、例えば、キー入力操作中の該座標検出装置21への
誤接触により生成される座標データを検出し、該座標デ
ータ以外のキー入力データを有効なデータとして制御す
る処理動作も、図3のフローチャートと同様のため説明
を省略する。
【0056】従って、本実施例の情報処理装置も、図1
の実施例と同様に、キー入力操作中の該座標検出装置2
1への誤接触により生成される座標データが検出可能と
なり、データ識別部14にて有効な座標データとして判
定された場合に限り、該座標データに対応する処理を上
層のオペレーティングシステム26及びアプリケーショ
ン27にて実行する。
【0057】図6は、本発明の情報処理装置として、第
一の実施例を改良した第三の実施例を示す。図6におい
て、情報処理装置は、図1の第一の実施例と同様にハー
ドウェア層とソフトウェア層から構成され、ハードウェ
ア層にて受信するユーザの操作により生成されるデー
タ、例えば、座標データ、及びキー入力データ等を、ソ
フトウェア層にて解析し、該データに対応する所定の処
理を実行する。
【0058】上記、本実施例の情報処理装置を構成する
ハードウェア層は、座標入力パネルへの接触により接触
点の座標データを生成する座標検出装置31と、テンキ
ーの押下によりキー入力データを生成するキーボード3
2と、座標検出装置31からの座標データ、及びキーボ
ード2からのキー入力データをソフトウェア層に通知す
るI/Oコントローラー33から構成され、それぞれ図
1の座標検出装置1、キーボード2、I/Oコントロー
ラー3に対応する。
【0059】一方、ソフトウェア層は、図1のマウスド
ライバー4とキーボードドライバー5と制御部8を合体
した制御部38から構成され、制御部38は、ハードウ
ェア層からの座標データ及びキー入力データを、オペレ
ーティングシステム36、及びアプリケーション37に
対応する有効な座標データ及びキー入力データに変換す
る。
【0060】更に、本発明の情報処理装置を構成する制
御部38は、座標検出装置31からの不必要な座標デー
タを無効化する制御として、例えば、キー入力操作中の
該座標検出装置31への誤接触により生成される座標デ
ータを検出し、該座標データ以外のキー入力データを有
効なデータとして制御する。このような制御を可能にす
るための上記制御部38は、例えば、図1において説明
した制御部8の構成及び機能と同様のため、説明を省略
する。
【0061】また、図6の情報処理装置が、座標検出装
置31からの不必要な座標データを無効化する制御とし
て、例えば、キー入力操作中の該座標検出装置31への
誤接触により生成される座標データを検出し、該座標デ
ータ以外のキー入力データを有効なデータとして制御す
る処理動作も、図3のフローチャートと同様のため説明
を省略する。
【0062】本実施例の情報処理装置は、図1の実施例
と同様の効果が得られ、更に、次の点が相違する。図1
の実施例における情報処理装置は、制御部8を動作させ
るプログラムに不具合が発生し、実行継続が不可能にな
った場合でも、標準ドライバーであるマウスドライバー
4及びキーボードドライバー5が動作し続けるため、装
置全体に係わる不具合が発生しないメリットがある。
【0063】一方、図6の実施例における情報処理装置
は、図1でいうマウスドライバー4、キーボードドライ
バー5、及び制御部8が合体する構成をとるため、制御
部38にて動作の集中管理が可能となるメリットがあ
る。図7は、本発明の情報処理装置として、第二の実施
例を改良した第四の実施例を示す。
【0064】図7において、情報処理装置は、図5と同
様にハードウェア層とソフトウェア層から構成され、ハ
ードウェア層にて受信するユーザの操作により生成され
るデータ、例えば、座標データ、及びキー入力データ等
を解析し、ソフトウェア層にて該データに対応する所定
の処理を実行する。上記、本実施例の情報処理装置を構
成するハードウェア層は、座標入力パネルへの接触によ
り接触点の座標データを生成する座標検出装置41と、
テンキーの押下によりキー入力データを生成するキーボ
ード42と、図5のI/Oコントローラー23と制御部
28を合体した制御部48から構成され、制御部48
は、座標検出装置41からの座標データ、及びキーボー
ド42からのキー入力データを受信し、座標検出装置4
1からの不必要な座標データを無効化する制御を実行
し、更に有効な座標データ、及びキー入力データをソフ
トウェア層に通知する。
【0065】一方、ソフトウェア層は、ハードウェア層
からの座標データをオペレーティングシステム46、及
びアプリケーション47に対応する有効な座標データに
変換するマウスドライバー44と、ハードウェア層から
のキー入力データをオペレーティングシステム46、及
びアプリケーション47に対応する有効なキー入力デー
タに変換するキーボードドライバー45から構成され、
それぞれ図5のマウスドライバー24、キーボードドラ
イバー25に対応する。
【0066】また、本実施例の情報処理装置を構成する
制御部48は、座標検出装置41からの不必要な座標デ
ータを無効化する制御として、例えば、キー入力操作中
の該座標検出装置41への誤接触により生成される座標
データを検出し、該座標データ以外のキー入力データを
有効なデータとして制御する。このような制御を可能に
するための上記制御部48は、例えば、図1において説
明した制御部8の構成及び機能と同様のため、説明を省
略する。
【0067】また、図7の情報処理装置が、座標検出装
置41からの不必要な座標データを無効化する制御とし
て、例えば、キー入力操作中の該座標検出装置41への
誤接触により生成される座標データを検出し、該座標デ
ータ以外のキー入力データを有効なデータとして制御す
る処理動作も、図3のフローチャートと同様のため説明
を省略する。
【0068】本実施例の情報処理装置は、図5の実施例
と同様の効果が得られ、更に、次の点が相違する。図5
の実施例における情報処理装置は、制御部28を動作さ
せるプログラムに不具合が発生し、実行継続が不可能に
なった場合でも、標準I/OコントローラーであるI/
Oコントローラー23が動作し続けるため、装置全体に
係わる不具合が発生しないメリットがある。
【0069】一方、図7の実施例における情報処理装置
は、図5でいうI/Oコントローラー23、及び制御部
28が合体する構成をとるため、制御部38にて動作の
集中管理が可能となるメリットがある。図12は、本発
明の情報処理装置の全体構成を示す。本発明の情報処理
装置は、例えば、図12のように、CPUを含む制御ユ
ニット401とメモリユニット402と表示ユニット4
03と入力ユニット404とCD−ROMドライブユニ
ット405とディスクユニット406から構成され、更
にこれらの各ユニットは、システムバスAを介して接続
され、例えば、キー入力操作中の座標検出装置への誤接
触により生成される座標データを検出し、該座標データ
以外のキー入力データを有効なデータとして制御する処
理を実行する。
【0070】上記、情報処理装置を構成する制御ユニッ
ト401は、例えば、キー入力操作中の座標検出装置へ
の誤接触により生成される座標データを検出し、該座標
データ以外のキー入力データを有効なデータとして制御
するプログラムを実行する。尚、制御ユニット401は
図1、図5、図6、図7の各制御部に対応する。メモリ
ユニット402は、RAM、ROM等のメモリを含み、
制御ユニット401が実行すべきプログラム、処理の過
程で得られた必要なデータ等を記憶する。
【0071】表示ユニット403は、CRTやLCD
(液晶表示パネル)等で構成され、各種画面を表示す
る。入力ユニット404は、図1、図5、図6、図7の
各座標検出装置、各キーボード等で構成される。CD−
ROM500には、キー入力操作中の座標検出装置への
誤接触により生成される座標データを検出し、該座標デ
ータ以外のキー入力データを有効なデータとして制御す
るプログラムが格納されている。
【0072】CD−ROMドライブユニット405にセ
ットされたCD−ROM500からプログラムがディス
クユニット406にインストールされる。そして、情報
処理装置を立ち上げるときにディスクユニット406か
ら読み出されたプログラムがメモリユニット402に格
納される。この状態で、制御ユニット401(CPU)
は、キー入力操作中の座標検出装置への誤接触により生
成される座標データを検出し、該座標データ以外のキー
入力データを有効なデータとして制御する処理を実行す
る。
【0073】尚、CD−ROM500にて、前記処理を
記述したプログラムを提供しているが、このプログラム
の記憶媒体は、これに限定されることなく、システムを
構成するコンピュータに応じて、フロッピーディスク等
の磁気ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ等の他の
記憶媒体を用いることも可能である。
【0074】
【発明の効果】上述の如く、本発明の情報処理装置によ
れば、キー入力操作中にユーザが誤って座標入力パネル
に接触し、自動的に接触点の座標データを生成した場合
でも、制御手段にて誤接触により生成される座標データ
を検出可能なため、該座標データに対応する所定の処理
が実行されない。即ち、本発明の情報処理装置は、キー
入力操作中の座標入力パネルへの接触が認識可能とな
る。
【0075】そのため、本発明の情報処理装置は、従来
の情報処理装置のような、例えば、キー入力操作中に、
画面上のキー入力位置のずれ、即ち、カーソル位置のず
れ、及び無関係のプログラムの処理が実行される等の問
題がなくなる。従って、本発明によれば、キー入力操作
中の座標検出装置への誤接触により生成される座標デー
タを検出し、不必要な座標データを無効化する制御を実
行し、更に該座標データ以外のキー入力データを有効な
データとして処理可能な情報処理装置を提供することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施例である。
【図2】本発明の制御部の構成である。
【図3】本発明の制御部のフローチャートである。
【図4】時間計測部の監視タイミングである。
【図5】第二の実施例である。
【図6】第三の実施例である。
【図7】第四の実施例である。
【図8】従来の座標検出装置である。
【図9】座標検出装置のフローチャートである。
【図10】従来の情報処理装置である。
【図11】情報処理装置の操作である。
【図12】情報処理装置の全体構成である。
【符号の説明】
1 座標検出部 2 キーボード 3 I/Oコントローラー 4 マウスドライバー 5 キーボードドライバー 6 オペレーティングシステム 7 アプリケーション 8 制御部 11 下層通信部 12 受信バッファー 13 時間計測部 14 データ識別部 15 データ作成部 16 コマンド応答部 17 上層通信部 21 座標検出部 22 キーボード 23 I/Oコントローラー 24 マウスドライバー 25 キーボードドライバー 26 オペレーティングシステム 27 アプリケーション 28 制御部 31 座標検出部 32 キーボード 33 I/Oコントローラー 36 オペレーティングシステム 37 アプリケーション 38 制御部 41 座標検出部 42 キーボード 44 マウスドライバー 45 キーボードドライバー 46 オペレーティングシステム 47 アプリケーション 48 制御部 51 座標制御部 52 記憶部 53 電圧検出部 54 駆動部 55 トランジスタ 56 トランジスタ 57 トランジスタ 58 トランジスタ 59 トランジスタ 60 抵抗膜 61 抵抗膜 62 電極 63 電極 64 入力範囲 65 入力範囲 66 座標入力パネル 301 座標検出部 302 キーボード 303 I/Oコントローラー 304 マウスドライバー 305 キーボードドライバー 306 オペレーティングシステム 307 アプリケーション 401 制御ユニット 402 メモリユニット 403 表示ユニット 404 入力ユニット 405 CDROMドライブユニット 406 ディスクユニット 500 CD−ROM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】座標入力パネルへの接触により接触点の座
    標データを出力する座標検出装置と、キー入力データを
    出力するキーボードとを有し、該データに対応する所定
    の処理を実行可能な情報処理装置において、 キー入力操作中の該座標検出装置への誤接触により生成
    される座標データを検出し、該座標データ以外のキー入
    力データを有効なデータとして制御可能な制御手段を有
    することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の情報処理装置において、 前記制御手段は、前記キーボードからのキー入力デー
    タ、及び前記座標検出装置からの座標データを共に受信
    する受信手段と、 該キーボードのキー打鍵間隔時間、及び該座標検出装置
    の接触時間を監視する時間監視手段と、 該時間監視手段にて監視された時間に基づいて、キー入
    力操作中の前記座標検出装置からの座標データが有効な
    座標データかどうかを判定する判定手段とを有し、 該判定手段にて有効な座標データとして判定された場合
    に限り、該座標データに対応する処理を実行することを
    特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】座標検出装置からの座標データ、及びキー
    ボードからのキー入力データに対応する所定の処理を情
    報処理装置に行わせるためのプログラムを記憶した記憶
    媒体において、 キー入力操作中の該座標検出装置への誤接触により生成
    される座標データを検出し、該座標データ以外のキー入
    力データを有効なデータとして制御可能な制御ステップ
    を含むプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能
    な記憶媒体。
  4. 【請求項4】請求項3記載のプログラムを記憶した記憶
    媒体において、 前記制御ステップは、前記キーボードからのキー入力デ
    ータ、及び前記座標検出装置からの座標データを共に受
    信させる受信ステップと、 該キーボードのキー打鍵間隔時間、及び該座標検出装置
    の接触時間を監視させる時間監視ステップと、 該時間監視ステップにて監視された時間に基づいて、キ
    ー入力操作中の前記座標検出装置からの座標データが有
    効な座標データかどうかを判定させる判定ステップとを
    含むプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な
    記憶媒体。
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