JPH11198603A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
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- JPH11198603A JPH11198603A JP10004907A JP490798A JPH11198603A JP H11198603 A JPH11198603 A JP H11198603A JP 10004907 A JP10004907 A JP 10004907A JP 490798 A JP490798 A JP 490798A JP H11198603 A JPH11198603 A JP H11198603A
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Abstract
ナーのないチューブレス空気入りタイヤをうること。 【解決手段】 ケースコード列を内部に有するケースコ
ード被覆ゴム層をもつチューブレスタイヤにおいて、ケ
ースコード被覆ゴム層用ゴム組成物が、50〜90重量
%のジエン系ゴムおよび50〜10重量%のハロゲン化
ブチルゴムまたはイソブチレン/p−メチルスチレン共
重合体臭素化物からなるゴム成分100重量部、粘着付
与剤1〜10重量部、およびアミン−ケトン系老化防止
剤を含み、かつ可塑剤を含まない組成物であり、ビード
部の巻き上げ端部における加硫後のケースコード相互間
の距離が、0.1mm以上であるインナーライナーのな
いチューブレス空気入りタイヤ。
Description
に優れたインナーライナーのないチューブレス空気入り
タイヤに関する。
いてタイヤの軽量化が求められ、かつタイヤの製造工程
の簡素化も望まれており、低空気透過性のブチルゴムや
イソブチレン/p−メチルスチレン共重合体の臭素化物
などを配合したゴム組成物でタイヤのケースコード被覆
ゴム層を作製し、インナーライナーを省くことが提案さ
れている。
不飽和ゴムであるジエン系ゴムとの接着性に劣ることか
ら、ケースコード被覆ゴム層とサイドウォールなどのジ
エン系ゴムを主成分とする他のタイヤ部材とのあいだの
接着性、さらにケースコードとの接着性にも劣り、えら
れるタイヤの耐久性に問題があった。
号明細書においては、ケースコード被覆ゴム層用ゴム組
成物として、50〜90重量%のジエン系ゴムおよび5
0〜10重量%のハロゲン化ブチルゴムまたはイソブチ
レン/p−メチルスチレン共重合体臭素化物からなるゴ
ム成分100重量部および粘着付与剤1〜10重量部か
らなるゴム組成物を用いることによって、ケースコード
被覆ゴム層とケースコードおよびジエン系ゴムを主成分
とする他のタイヤ部材との接着性に優れ、かつ耐久性の
あるインナーライナーのない軽量なチューブレス空気入
りタイヤを達成しようとしている。
面から耐久性を向上させることについては触れていな
い。
という観点から、たとえば特開平8−113007号お
よび特開平8−157648号公報においては、特にビ
ード部分の巻き上げ端部の耐久性を向上させるためにカ
ーカスの厚さを特定の厚さにすることが開示されてい
る。しかし、カーカス自体の厚さを増大させれば、結果
として、えられるタイヤ全体の重量も増大することにな
る。
系の老化防止剤が用いられており、、えられるゴム組成
物の屈曲疲労性が経時的に低下するという問題があり、
軽量化および耐久性の両方を充分に満たすタイヤはえら
れていないのが現状である。
は、特にビード部の耐久性に優れ、軽量でかつ耐久性の
あるインナーライナーのないチューブレス空気入りタイ
ヤをうることにある。
列を内部に有するケースコード被覆ゴム層をもつチュー
ブレスタイヤにおいて、ケースコード被覆ゴム層用ゴム
組成物が、50〜90重量%のジエン系ゴムおよび50
〜10重量%のハロゲン化ブチルゴムまたはイソブチレ
ン/p−メチルスチレン共重合体の臭素化物からなるゴ
ム成分100重量部、粘着付与剤1〜10重量部、およ
びアミン−ケトン系老化防止剤を含み、かつ可塑剤を含
まない組成物であり、ビード部のプライ巻き上げ端部に
おける加硫後のケースコード相互間の距離が、0.1m
m以上であるインナーライナーのないチューブレス空気
入りタイヤに関する。 このばあい、ケースコード被覆
ゴム層がケースコード列からタイヤ内側部分のケースコ
ード被覆内側ゴム層とケースコード列からタイヤ外側部
分のケースコード被覆外側ゴム層とからなり、前記内側
ゴム層が、50〜90重量%のジエン系ゴムおよび50
〜10重量%のハロゲン化ブチルゴムまたはイソブチレ
ン/p−メチルスチレン共重合体の臭素化物からなるゴ
ム成分100重量部、粘着付与剤1〜10重量部および
アミン−ケトン系老化防止剤を含み、かつ可塑剤を含ま
ないゴム組成物からなるのが好ましい。
64592号明細書に記載の発明をさらに改良したもの
である。
スコード列を内部に有するケースコード被覆ゴム層をも
つ空気入りチューブレスタイヤにおいて、ケースコード
被覆ゴム層用ゴム組成物(以下、単に「ゴム組成物A」
ともいう)が、50〜90重量%のジエン系ゴムおよび
50〜10重量%のイソブチレン/p−メチルスチレン
共重合体の臭素化物からなるゴム成分100重量部、粘
着付与剤1〜10重量部、およびアミン−ケトン系老化
防止剤を含み、かつ可塑剤を含まないことにある。特に
本発明者らは、老化防止剤としてアミン−ケトン系老化
防止剤を用いることによって、ゴム組成物Aの屈曲疲労
性の経時的低下を防ぎうることを見出した。
上げ端部における加硫後のケースコード相互間の距離を
0.1mm以上としたことにある。本発明者らは、ビー
ド部の巻き上げ端部における加硫後のケースコード相互
間の距離を前記範囲にすることにより、より耐久性に優
れたインナーライナーのないチューブレス空気入りタイ
ヤを提供しうることを見出した。
性、粘着性、柔軟性などを向上させるために、ミネラル
オイル、アロマオイルなどの鉱物油系軟化剤、植物系軟
化剤、フタル酸誘導体など可塑剤を混合するが、前記可
塑剤の量がふえるにしたがってゴム組成物はジエン系ゴ
ムを主成分とする他のタイヤ部材やケースコードとの接
着性に劣るという問題がある。そのため、本発明におけ
るケースコード被覆ゴム層用ゴム組成物には可塑剤を用
いない。
Aが、イソブチレン/p−メチルスチレン共重合体の臭
素化物を含むことにより低空気透過性を有し、特に粘着
付与剤を特定量含むことにより、可塑剤を含まなくとも
加工性を維持することができ、かつジエン系ゴムを主成
分とするサイドウォール(SW)層などの他のタイヤ部
材およびケースコードとの接着性にも優れる。
るジエン系ゴムは、従来からタイヤの分野でとくにケー
スコード被覆ゴム層を用いられているものであればよ
く、たとえば天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、ブタ
ジエンゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、アク
リロニトリルブタジエンゴムなどがあげられ、これらを
単独でまたは任意に組み合わせて用いることができる
が、えられるゴム組成物の強度を上げるという点から主
として天然ゴムを用いるのが好ましい。
空気透過性をうるためにイソブチレン/p−メチルスチ
レン共重合体の臭素化物を含む。
重合体臭素化物としては、特に制限はないが、イソブチ
レン含有量が、接着性という点から89〜97重量%、
好ましくは89〜95重量%、特に好ましくは89〜9
3重量%であるのがよい。本発明において用いることの
できるイソブチレン/p−メチルスチレン共重合体の臭
素化物のうち、市販されているものとしては、たとえば
エクソン化学社製のEXXPRO 90−10、EXX
PRO 89−4、EXXPRO 93−5などがあげ
られる。
分の配合割合としては、低空気透過性およびジエン系ゴ
ムを主成分とする他のタイヤ部材やケースコードとの接
着性の両立という点から、ジエン系ゴム50〜90重量
%、イソブチレン/p−メチルスチレン共重合体の臭素
化物50〜10重量%、さらにジエン系ゴムを主成分と
する他のタイヤ部材やケースコードとの接着性をあげ、
えられるタイヤの耐久性をあげるという点から好ましく
はジエン系ゴム70〜90重量%、イソブチレン/p−
メチルスチレン共重合体の臭素化物30〜10重量%、
さらに、軽量化と低空気透過性の両立という点からとく
に好ましくはジエン系ゴム71〜80重量%、イソブチ
レン/p−メチルスチレン共重合体の臭素化物29〜2
0重量%である。
は、ジエン系ゴムを主成分とする他のタイヤ部材および
ケースコードとの接着性を向上させ、また、タイヤ成形
時の粘着性を向上させ、さらに優れた低空気透過性を付
与するために、粘着付与剤を含む。
用いられているものであればよく、たとえばクマロン樹
脂、フェノール樹脂、テルペン樹脂、石油系炭化水素樹
脂、ロジン誘導体などがあげられ、これらを単独でまた
は任意に組合せて用いてもよいが、粘着性がよいという
点から好ましくはフェノール樹脂、テルペン樹脂、石油
系炭化水素樹脂、さらに、経済性という点からとくに好
ましくは石油系炭化水素樹脂を用いる。
与剤のうち、市販のものとしては、たとえば丸善石油化
学(株)製のマルカレッツT100A(石油系炭化水素
樹脂)、エクソン化学社製のエスコレッツ1102(石
油系炭化水素樹脂)などがあげられる。
合割合としては、前記ゴム成分100重量部に対して1
〜10重量部であればよいが、粘着性という点から好ま
しくは3〜10重量%、さらに、接着性という点からと
くに好ましくは3〜8重量%である。
してアミン−ケトン系老化防止剤を用いることによっ
て、本発明のタイヤにおけるカーカスを構成するゴム組
成物Aの屈曲疲労性の経時的低下を防ぎうることを見出
した。これは、アミン−ケトン系老化防止剤が初期から
すぐれた耐屈曲疲労性を有し、他のアミン系の老化防止
剤と異なり、ハロゲン化ブチルゴムやイソブチレン/p
−メチルスチレン共重合体の臭素化物を経時的に硬化さ
せる傾向が小さいという理由によるものと考えられる。
かかるアミン−ケトン系老化防止剤としては、たとえば
6−エトキシ−1,2−ジヒドロ−2,2,4−トリメ
チルキノリン、ジフェニルアミンとアセトンとの反応生
成物、アニリンとアセトンの反応生成物の2,2,4−
トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン重合体などがあ
げられるが、耐屈曲疲労性が良いという点から、6−エ
トキシ−1,2−ジヒドロ−2,2,4−トリメチルキ
ノリン、ジフェニルアミンとアセトンとの反応生成物、
2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン重
合体であるのが特に好ましい。
系老化防止剤の配合割合としては、本発明の効果を損な
わない範囲であればよいが、耐屈曲疲労性向上に効果が
あるという点から、前記ゴム成分100重量部に対して
0.5重量部以上であるのが好ましく、加硫を早くしす
ぎないという点から10重量部以下であるのが好まし
い。
成分、粘着付与剤およびアミン−ケトン系老化防止剤以
外の成分としてカーボンブラック、シリカなどの充填
剤、イオウなどの加硫剤、ステアリン酸、亜鉛華などの
加硫助剤、N−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾリ
ルスルフェンアミド(NS)、ジベンゾチアジルスルフ
ィド(DM)などの加硫促進剤、アルキルフェノールジ
スルフィド、2,5−ジメルカプト−1,3,4−チア
ジアゾール、2−ジ−n−ブチルアミノ−4,6−ジメ
ルカプト−S−トリアジンなどの配合剤を、えられるケ
ースコード被覆ゴム層の低空気透過性および他のタイヤ
部材やケースコードとの接着性を損なわない範囲で適宜
配合してもよい。
は、HAFグレードのものをゴム成分100重量部に対
して、えられるゴム組成物の硬度を上げすぎないという
点から65重量部以下配合すればよいが、低空気透過性
をあげるという点から好ましくは35〜65重量部配合
するのがよい。
ースコードとしては、従来からタイヤの分野で用いられ
ているものであればよく、たとえばレーヨン、ナイロ
ン、テトロン(ポリエステル)、ケブラーなどの有機系
繊維、ガラス繊維、スチールワイヤーなどがあげられる
が、ゴム組成物Aとの接着性、えられるタイヤの耐久
性、軽量化という点から好ましくは有機系繊維を用いる
のがよく、なかでもポリエステルを用いるのがとくに好
ましい。
スコード被覆ゴム層をうる方法としては従来からの方法
でよいが、たとえばゴム組成物Aからえた2枚のゴムシ
ートのあいだにコードをはさみ、ロールにより押し出し
て被覆(ゴム引き)することによりえられる。他は従来
のタイヤ製造における方法および条件により本発明のイ
ンナーライナーのないチューブレスタイヤをうることが
できる。
主成分とするタイヤ部材としては、サイドウォール部の
ほか、たとえばトレッド部およびベルトなどがあげられ
る。これらジエン系ゴムを主成分とするタイヤ部材を構
成するゴム成分としては、ジエン系ゴムを主成分とする
従来からのものであれば特に制限はないが、ジエン系ゴ
ムとしてはたとえば天然ゴム、スチレンブタジエンゴ
ム、ブタジエンゴムなどのジエン系ゴムがあげられ、ま
た、EPDM、ブチルゴムなどを含んでいても構わな
い。
気入りタイヤにおけるビード部の巻き上げ端部付近の概
略説明図を示す。図1において、Aはタイヤ外側、Bは
タイヤ内側、1はケースコード、2はケースコード被覆
ゴム層、3はビードであり、Lはビード部の巻き上げ部
分における加硫後のケースコード相互間の距離を示す。
ビード部の巻き上げ部分は、前記ケースコード列を内部
に有するケースコード被覆ゴム層からなるカーカスがビ
ードコアの回りをタイヤ軸内側から折り返されてなって
いる。
部における加硫後のケースコード相互間の距離Lを0.
1mm以上にすればよいが、0.1〜50mmであるの
が好ましく、さらなる耐久性の向上という点から、0.
25〜50mmであるのが特に好ましい。これにより、
えられるタイヤにおけるビード部分の巻き上げ端部の耐
久性を向上させ、軽量化との両立を図っている。
き上げ端部における加硫後のケースコード相互間の距離
Lを前記範囲にするために、図2に示すようにビード部
の巻き上げ端部において、カーカスとカーカスとのあい
だにゴムシート5を挿入する。これは、ビード部の巻き
上げ端部におけるケースコード相互間の距離Lを厚くす
るためにケースコード被覆ゴム層そのものの厚さを増大
させると、えられるタイヤの重量も結果として増大して
しまうため、最小限必要な部分の厚さだけを増大させる
ためである。
ースコード被覆ゴム層の厚さを、1〜2mm、好ましく
は、1.1〜1.6mmの範囲にして、ビード部の巻き
上げ端部における加硫後のケースコード相互間の距離L
が前記範囲となるように挿入するゴムシートの厚さを適
宜選択する。
ム組成物(以下、「ゴム組成物B」という。)は、特に
ジエン系のタイヤ用のゴムであればよいが、硬度が同じ
であるという理由から、ケースコード被覆外側ゴム層用
ゴム組成物を用いるのが好ましく、寸法は、所望するタ
イヤの構造に応じて適宜選択すればよい。
端部においてケースとケースとのあいだに挿入する方法
としては、成形時に貼り付けるか、または、ケース(ト
ップ反)の両端に予めアッセンブル(貼り付け)するこ
とにより行なえばよい。
ドエイペックを調整したり、ケースの巻き上げ端部の幅
を短かくしてもよい。なお、ビードエイペックは従来の
ものでよい。
構成とすることにより、ケースコード被覆ゴム層そのも
のに低空気透過性を付与し、かつジエン系ゴムを主成分
とするトレッドゴムやサイドウォールゴムなどの他のタ
イヤ部材およびケースコードとの接着性を充分なものに
することができる。これにより、軽量で耐久性のあるイ
ンナーライナーのないチューブレス空気入りタイヤをう
ることができる。
て説明する。
ように、ケースコード被覆ゴム層用ゴム組成物からなる
2枚のゴムシートにコードをはさみ、ロールにより押し
出してゴム引きして作製する。したがって図3の概略断
面図に示すように、ケースコード被覆ゴム層1は、ケー
スコード4と、ケースコード列からタイヤ内側Bの部分
のケースコード被覆内側ゴム層(以下、「内側ゴム層」
ともいう)2およびケースコード列からタイヤ外側Aの
部分のケースコード被覆外側ゴム層(以下、「外側ゴム
層」ともいう)3の2つのゴム層からなるともいえる。
つまり、本発明の第2の実施の形態は、ケースコード被
覆内側ゴム層用ゴム組成物が前記ゴム組成物Aからなる
インナーライナーのないチューブレス空気入りタイヤで
ある。
1に示す2層からなるケースコード被覆ゴム層におい
て、ケースコード被覆内側ゴム層に低空気透過性および
コードに対する接着性を付与すべく、前記ゴム組成物A
を用いる。
(以下、「外側ゴム層」ともいう)を構成するゴム組成
物(以下、「ゴム組成物C」という)は、前記内側ゴム
層を構成するゴム組成物A、コードおよびジエン系ゴム
を主成分とする他のタイヤ部材(たとえば、サイドウォ
ール部)に対して良好な接着性を有するものである。し
たがって前記ゴム組成物Cは、前記ゴム組成物Aと同じ
構成であってよいが、ゴム組成物Aよりもイソブチレン
/p−メチルスチレン共重合体の臭素化物の含有量は少
なくてよい。
およびジエン系ゴムを主成分とする他のタイヤ部材との
接着性という点、ならびに低空気透過性は内側ゴム層が
有しているという点から、ゴム成分がジエン系ゴムから
なる従来からのケースコード被覆用ゴム組成物であって
よい。前記ゴム組成物Cは、好ましくは天然ゴムおよび
SBRからなるゴム成分、カーボンブラックならびに可
塑剤からなり、さらに必要に応じてイオウなどの加硫
剤、ステアリン酸、亜鉛華などの加硫助剤、加硫促進剤
などを含んでいてもよい。
てタイヤを作製するばあい、ジエン系ゴムを主成分とす
る他のタイヤ部材との接着性の点から、図2の概略断面
図に示すように、ケースコード被覆内側ゴム層2がビー
ド6から巻き上がった部分のタイヤ外側部分に、ケース
コード被覆外側ゴム層3を構成するものと同じゴム組成
物からなる層(ビード部外側ゴム層)を設けてもよい。
も、前記第1の実施の形態と同様の方法で、ビード部の
巻き上げ端部におけるケースコード相互間の距離Lを前
記範囲とするのが好ましい。
構成とすることにより、ケースコード被覆内側ゴム層に
低空気透過性を付与することができる。これにより軽量
で耐久性のあるインナーライナーのないチューブレス空
気入りタイヤをうることができる。
本発明はこれらのみに限定されるものではない。
示す。
ム層用のゴム組成物Aとして表2に示す配合割合のゴム
組成物A−1〜A−14を、まずバンバリーミキサーを
用いてゴム成分、カーボンブラック、ステアリン酸およ
びアミン−ケトン系老化防止剤を混練し、えられた混練
物にロールを用いてイオウ、N−tert−ブチル−2
−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(NS)、亜鉛華
を混練するという方法で製造した。
ラックを45重量部、粘着付与剤を5重量部、ステアリ
ン酸を2重量部、不溶性イオウを3.75重量部、NS
を1重量部および亜鉛華を5重量部配合した。
て比較ゴム組成物A−1〜A−4を製造した。
Pa(100kgf/cm2 )、加硫温度170℃、加
硫時間12分間の条件で加硫してえた加硫後のゴム組成
物Aの空気透過性を評価するため、ASTM D−14
34−75Mの試験方法にしたがい、東洋精機(株)製
のガス透過率測定装置M−C1を用いて空気透過係数を
測定した。値が小さいほうが低空気透過性である。結果
を表2に示す。
E×2(直径0.66mm))をケースコード被覆ゴム
層用ゴム組成物Aとしてのゴム組成物Aでゴム引きし、
テキスタイルコード入りゴムシート(ケースコード被覆
ゴム層)をえた。えられたゴムシート2枚を内部のコー
ドの向きが互いに直角になるようにして重ね、あいだに
マイラーシートを挿入して150℃で30分間、9.8
MPaの圧力で加硫接着した。えられた接着強度測定用
サンプルについて、引張試験器を用いて、テストスピー
ド50mm/minで剥離試験を行ない、接着(剥離)
強度(N/25mm)を測定した。結果を接着性1とし
て表2に示す。300N/25mm以上であれば問題は
ない。
ゴム組成物Aとの接着性の評価 ケースコード被覆ゴム層用ゴム組成物Aから、練りゴム
の段階でロールを用いて厚さ2mmのシートとし、切断
して厚さ2mm、幅80mm、長さ150mmのゴムシ
ートAをえた。
タイヤ部材としてケースコード被覆ゴム層が接触しうる
サイドウォール用ゴム組成物を選び、天然ゴム40重量
部、ブタジエンゴム60重量部、カーボンブラック(東
海カーボン(株)製のシーストSO:FEF)60重量
部、ステアリン酸2重量部、亜鉛華2.5重量部、イオ
ウ1.5重量部、NS 1重量部からなるSW用ゴム組
成物を前記ゴム組成物Aと同様にしてえ、ゴムシートA
と同様にしてSW用ゴムシートをえた。ついで、ゴムシ
ートAとSW用ゴムシートを、加硫圧2MPa、加硫温
度170℃、加硫時間12分間の条件で加硫接着し、え
られた接着強度測定用サンプルについて前記と同様にし
て接着強度(kgf/25mm)を測定した。結果を接
着性2として表2に示す。50kgf/25mm以上で
あれば問題はない。さらに100kgf/25mm以上
であると特に好ましい。
ム組成物Aおよびケースコード被覆外側ゴム層用ゴム組
成物と、コードとの接着性の評価 以下に示す組成のケースコード被覆外側ゴム層用ゴム組
成物(以下、「外側用ゴム組成物」という)からなるゴ
ムシート(以下、「外側用ゴムシート」という)を、前
記ゴムシートAと同様にしてえた。
0重量部 カーボンブラック(HAF N330):45重量部 可塑剤(ミネラルオイル):10重量部 ステアリン酸:2重量部 亜鉛華:5重量部 不溶性イオウ:4重量部 NS:1重量部
テル糸(1670DTE×2(直径0.66mm))
を、ケースコード被覆内側ゴム層用ゴム組成物としての
ゴム組成物A−1〜A−8と前記外側用ゴムシートでは
さんでゴム引きし、テキスタイルコード入りゴムシート
(ケースコード被覆ゴム層)Aをえた。えられたゴムシ
ート2枚を内部のコードの向きが互いに直角になるよう
にし、かつ外側ゴム層と内側ゴム層が交互になるように
して重ね、あいだにマイラーシートを挿入して150℃
で30分間、9.8MPaの圧力で加硫接着した。えら
れた接着強度測定用サンプルについて、引張試験器を用
いて、テストスピード50mm/minで剥離試験を行
ない、接着強度(N/25mm)を測定した。結果を接
着性3として表2に示す。強度が高いほど良好である
が、300N/25mm以上であれば問題はない。
プ法にもとづいてゴムの透湿性を測定して、1mm厚の
値に換算し、後述するケースコード被覆外側用ゴムシー
トのばあいを100とし、相対値として表わした。結果
を表2に示す。値が小さいほど透湿性が低く、えられる
タイヤの内部に存在する水分が外部に抜けていく際、ケ
ースコードの加水分解やケースコードを被覆するゴムの
劣化によるブレーカ間の剥離を防止することができると
いう利点がある。
びゴムシートAと同様にして比較ゴム組成物Aおよび比
較ゴムシートAをえ、前記〜の評価を行なった。結
果を表2に示す。
3に示す配合割合にかえたほかは、ゴム組成物Aおよび
ゴムシートAと同様にして比較ゴム組成物Aおよび比較
ゴムシートAをえ、前記〜の評価を行なった。結果
を表3に示す。 比較製造例5〜8 表3に示す配合割合にかえたほかは、ゴム組成物Aおよ
びゴムシートAと同様にして比較ゴム組成物Aおよび比
較ゴムシートAをえ、前記〜の評価を行なった。結
果を表3に示す。
ルゴムの配合比が50/50〜90/10のときのみ、
空気透過係数が35XE−11以下で、接着性1および
接着性3が300N/25mm以上、かつ接着性2が5
0kgf/25mm以上で良好であることがわかった。
さらにブチルゴムを使用しているので空気透過係数が低
いものは、透湿性も低くなり良好であるということがわ
かる。
ム層用ゴム組成物Aとしてゴム組成物A−1、3および
5を用い、インナーライナーを設けなかったほかは従来
の方法で205/65R15のサイズを有する本発明に
よるインナーライナーのないチューブレスタイヤ(タイ
ヤ1〜3)を作製した。
前、以下同様。)、ケースコード被覆ゴム層の厚さ(加
硫前、以下同様。)を表4に示す厚さとし、厚さ0.5
mm、幅2cmの、前述したゴム組成物についての評価
において用いたケースコード被覆外側ゴム層用ゴム組
成物からなる挿入ゴムシートを挿入することにより、ビ
ード部の巻き上げ端部におけるケースコード相互間の距
離L(加硫後、以下同様。)が0.3mmになるように
した。
ッドクラウン下におけるケースコードよりタイヤ内側の
ゴムの厚さをいう。
側ゴム層用ゴム組成物Aとしてゴム組成物A−1、3お
よび5を用い、ケースコード被覆外側ゴム層用ゴム組成
物として、前記製造例の評価で用いた外側用ゴム組成
物を用いたほかは、実施例1と同様にして、本発明によ
るインナーライナーのないチューブレスタイヤ(タイヤ
4〜6)を作製した。
コード被覆ゴム層の厚さおよびビード部の巻き上げ端部
におけるケースコード相互間の距離Lを表4に示す。
ム層用ゴム組成物Aとしてゴム組成物A−1、3、5、
6または7を用い、コード下ゲージの厚さ、ケースコー
ド被覆ゴム層の厚さを表4に示す厚さとし、ケースの幅
を短くし、巻き上げ端がビードエーペックの先より下に
くるようにしてケースコード相互間の距離Lが5mmに
なるようにしたたほかは実施例14と同様にして、本発
明によるインナーライナーのないチューブレスタイヤ
(タイヤ7〜11)を作製した。
定し、さらに以下の評価を行なった。結果を表4に示
す。なお、タイヤの重量は後述する比較タイヤ1の重量
を100として指数で示した。値が小さいほど軽量であ
る。
fの条件で測定し、比較タイヤ1のばあいを100とし
て指数で示した。値が小さいほど転がり抵抗が小さい。
にして3カ月後の内圧の低下率を測定して、比較タイヤ
1のばあいを100として指数で示した。値が大きいほ
ど低下率が小さい。
内圧190kPa、加重646kgという条件で室内で
のドラム耐久テストを行なった。20,000km走行
後にも異常がなかったばあいを○、異常があったばあい
は×とし、その異常が起こったときの走行距離を示し
た。
近年タイヤの耐摩耗性の向上およびリサイクル(リトレ
ッド)などを考慮するとさらに長い走行距離を走る必要
性が出てくる。そこで耐久性1で完走したタイヤについ
て同条件でさらにドラム耐久試験を続け、40000k
m完走したものを○とし、異常があったばあいは×と
し、その異常が起こったときの走行距離を示した。
65 R15 SP65iを作製した。当該比較タイヤ
1はケースコード被覆ゴムとして前述したゴム組成物の
評価において用いたケースコード被覆外側ゴム層用ゴ
ム組成物を用い、インナーライナーをもつこと以外は実
施の形態1と同様の構造を有する。当該比較タイヤ1の
コード下ゲージの厚さ、ケースコード被覆ゴム層の厚さ
およびケースコード相互間の距離L、ならびに前記評価
の結果を表4に示す。
成物1または2を用いたほかは実施例1と同様にしてチ
ューブレスタイヤ(比較タイヤ2〜3)を作製した。比
較タイヤ2〜3のコード下ゲージの厚さ、ケースコード
被覆ゴム層の厚さおよびケースコード相互間の距離L、
ならびに前記評価の結果を表4に示す。 比較例4〜6 ケースコード被覆内側ゴム層用ゴム組成物としてゴム組
成物A−1、3、5を用い、ケースコード被覆ゴム層の
厚さを表4のようにしてタイヤを試作し、加硫後のタイ
ヤのケースコード相互間の距離Lを0.05mmにした
ほかは、実施例7と同様にして本発明の第2の実施の形
態と同じ形態をもつチューブレスタイヤ(比較タイヤ4
〜6)を作製した。比較タイヤ4〜6のコード下ゲージ
の厚さ、ケースコード被覆ゴム層の厚さおよびケースコ
ード相互間の距離L、ならびに前記評価の結果を表4に
示す。
用いて比較例2、3と同様にしてタイヤを作製した。ケ
ースコード被覆ゴム層の厚さおよびケースコード相互間
の距離L、ならびに前記評価の結果を表4に示す。
物A−8、10および12を用いたほかは、実施例1〜
3と同様の方法でチューブレスタイヤ(タイヤ)10〜
12を作製した。
コード被覆ゴム層の厚さおよびビード部の巻き上げ端部
におけるケースコード相互間の距離L、ならびに前記評
価の結果を表5に示す。
組成物A−8、10および12を用い、ケースコード被
覆外側ゴム層用ゴム組成物として、前記製造例の評価
で用いた外側用ゴム組成物を用いたほかは、実施例4〜
6と同様にして、本発明によるインナーライナーのない
チューブレスタイヤ(タイヤ13〜15)を作製した。
このときのコード下ゲージの厚さ、ケースコード被覆ゴ
ム層の厚さおよびビード部の巻き上げ端部におけるケー
スコード相互間の距離L、ならびに前記評価の結果を表
5に示す。
組成物A−8、10、12、13または14を用いたほ
かは、実施例7と同様にして、本発明によるインナーラ
イナーのないチューブレスタイヤ(タイヤ18〜22)
を作製した。コード下ゲージの厚さ、ケースコード被覆
ゴム層の厚さおよびケースコード相互間の距離L、なら
びに前記評価の結果を表5に示す 比較例9〜10 ケースコード被覆ゴム層用ゴム組成物として比較ゴム組
成物A−5または6を用いたほかは実施例10と同様に
してチューブレスタイヤ(比較タイヤ9〜10)を作製
した。比較タイヤ9〜10のコード下ゲージの厚さ、ケ
ースコード被覆ゴム層の厚さおよびケースコード相互間
の距離L、ならびに前記評価の結果を表5に示す。
組成物A−8、10、12を用い、ケースコード被覆ゴ
ム層の厚さを表4のようにしてタイヤを試作し、加硫後
のタイヤのケースコード相互間の距離Lを0.05mm
にしたほかは、実施例15と同様にして本発明の第2の
実施の形態と同じ形態をもつチューブレスタイヤ(比較
タイヤ11〜13)を作製した。比較タイヤ11〜13
のコード下ゲージの厚さ、ケースコード被覆ゴム層の厚
さおよびケースコード相互間の距離L、ならびに前記評
価の結果を表5に示す。
用いてタイヤを作製した。コード下ゲージの厚さ、ケー
スコード被覆ゴム層の厚さおよびケースコード相互間の
距離L、ならびに前記評価の結果を表5に示す。
配合比を50/50〜90/10にし、ケースコード相
互間の距離を0.1mm以上にして、かつ老化防止剤を
アミン−ケトン系にすることにより、軽量で転がり抵抗
が低く、かつ高い耐久性のあるタイヤをうることができ
るのがわかる。
久性1の評価の際にクラックが発生し、比較例7、8、
14および15については耐久性2の評価の際にクラッ
クが発生した。この結果より、これらの比較タイヤに用
いた比較ゴム組成物1、3、4、5、7および8は耐屈
強疲労性に劣ることがわかる。
層とジエン系ゴムを主成分とする他のタイヤ部材との接
着性にすぐれ、より軽量で、かつ耐久性に優れたインナ
ーライナーのないチューブレスタイヤをうることができ
る。
ビード部の巻き上げ端部付近の概略説明図である。
ートを挿入した様子を示す概略説明図である。
実施の形態におけるケースコード被覆ゴム層付近の概略
断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ケースコード列を内部に有するケースコ
ード被覆ゴム層をもつチューブレスタイヤにおいて、ケ
ースコード被覆ゴム層用ゴム組成物が、50〜90重量
%のジエン系ゴムおよび50〜10重量%のハロゲン化
ブチルゴムまたはイソブチレン/p−メチルスチレン共
重合体の臭素化物からなるゴム成分100重量部、粘着
付与剤1〜10重量部、およびアミン−ケトン系老化防
止剤を含み、かつ可塑剤を含まない組成物であり、ビー
ド部の巻き上げ端部における加硫後のケースコード相互
間の距離が、0.1mm以上であるインナーライナーの
ないチューブレス空気入りタイヤ。 - 【請求項2】 ケースコード被覆ゴム層がケースコード
列からタイヤ内側部分のケースコード被覆内側ゴム層と
ケースコード列からタイヤ外側部分のケースコード被覆
外側ゴム層とからなり、前記内側ゴム層が、50〜90
重量%のジエン系ゴムおよび50〜10重量%のハロゲ
ン化ブチルゴムまたはイソブチレン/p−メチルスチレ
ン共重合体臭素化物からなるゴム成分100重量部、粘
着付与剤1〜10重量部およびアミン−ケトン系老化防
止剤を含み、かつ可塑剤を含まないゴム組成物からなる
請求項1記載のインナーライナーのないチューブレス空
気入りタイヤ。
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- 1998-01-13 JP JP00490798A patent/JP3320004B2/ja not_active Expired - Fee Related
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