JPH11193878A - ステムエクステンション形バルブ - Google Patents
ステムエクステンション形バルブInfo
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- JPH11193878A JPH11193878A JP9368288A JP36828897A JPH11193878A JP H11193878 A JPH11193878 A JP H11193878A JP 9368288 A JP9368288 A JP 9368288A JP 36828897 A JP36828897 A JP 36828897A JP H11193878 A JPH11193878 A JP H11193878A
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- Japan
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- stem
- extension
- yoke
- sealant
- seal portion
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ステムエクステンション形バルブにおいて、
通常ステムエクステンション部の下端に設けられるステ
ムシール部において漏れが生じても、これを外部に漏ら
さず環境汚染を防止するうえに、ステムシール部のシー
ル材を取替えるときに、伸長ステムが飛び出さないよう
にする。 【解決手段】 ステムエクステンション部2の上方に設
けた第2のステムシール部6の下方において、ステム4
の一部4aをその上部のヨーク部(下部ヨークフランジ
10)の内径Dよりも大きい外径dに形成した。
通常ステムエクステンション部の下端に設けられるステ
ムシール部において漏れが生じても、これを外部に漏ら
さず環境汚染を防止するうえに、ステムシール部のシー
ル材を取替えるときに、伸長ステムが飛び出さないよう
にする。 【解決手段】 ステムエクステンション部2の上方に設
けた第2のステムシール部6の下方において、ステム4
の一部4aをその上部のヨーク部(下部ヨークフランジ
10)の内径Dよりも大きい外径dに形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バルブ本体を埋設
したり、或はその他の同様の条件で設置されるステムエ
クステンション形バルブに関する。
したり、或はその他の同様の条件で設置されるステムエ
クステンション形バルブに関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の埋設用のステムエクステ
ンション形のボールバルブの一例を示す一部断面正面図
であって、31はエクステンション部であり、筒形の伸
長ヨーク部32の中に伸長ステム33を有している。
ンション形のボールバルブの一例を示す一部断面正面図
であって、31はエクステンション部であり、筒形の伸
長ヨーク部32の中に伸長ステム33を有している。
【0003】このバルブ30のステムシール部34は、
エクステンション部31の下端のボデー35の上部にあ
って、Oリング36及び37によってシールするように
なっており、使用中にこれらのOリング36、37が損
傷したりして、このステムシール部34から漏れを生ず
るようになった場合に、これを止めたり補修したりする
方法がない。
エクステンション部31の下端のボデー35の上部にあ
って、Oリング36及び37によってシールするように
なっており、使用中にこれらのOリング36、37が損
傷したりして、このステムシール部34から漏れを生ず
るようになった場合に、これを止めたり補修したりする
方法がない。
【0004】図10は、従来の埋設用のステムエクステ
ンション形バルブの他の例を示す外観側面図であって、
このバルブ40には、シート部にシーラントを注入する
シーラント注入装置41の他に、ステムエクステンショ
ン部の下端のボデー上部のステムシール部にシーラント
を注入するシーラント注入装置42が設けてあり、この
ボデー上部のステムシール部のシール材が損傷したりし
て、このステムシール部から漏れを生ずるようになった
場合に、このステムシール部にシーラントを注入して、
応急的に漏れを止めることができるようになっている。
ンション形バルブの他の例を示す外観側面図であって、
このバルブ40には、シート部にシーラントを注入する
シーラント注入装置41の他に、ステムエクステンショ
ン部の下端のボデー上部のステムシール部にシーラント
を注入するシーラント注入装置42が設けてあり、この
ボデー上部のステムシール部のシール材が損傷したりし
て、このステムシール部から漏れを生ずるようになった
場合に、このステムシール部にシーラントを注入して、
応急的に漏れを止めることができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の図10に示した
従来例のバルブ40のシーラント注入装置41及び42
は、細いシーラント注入管43がバルブ40の外側に露
出していて、バルブ40の輸送中又は埋設して配管に設
置する作業中に損傷したり、接続部が緩んだりしてシー
ラントの注入に不都合が生じるおそれがあった。更に、
シーラント注入装置41及び42や、シーラントを注入
するステムシール部の保守点検を行い難い等の課題があ
った。
従来例のバルブ40のシーラント注入装置41及び42
は、細いシーラント注入管43がバルブ40の外側に露
出していて、バルブ40の輸送中又は埋設して配管に設
置する作業中に損傷したり、接続部が緩んだりしてシー
ラントの注入に不都合が生じるおそれがあった。更に、
シーラント注入装置41及び42や、シーラントを注入
するステムシール部の保守点検を行い難い等の課題があ
った。
【0006】また、本発明者は、上記課題を解決すべ
く、シーラントを供給することができるステムシール部
をステムエクステンション部の上部に設けたが、この場
合、ステムシール部の保守点検やシール材の取替え等を
行なう際に、伸長ステムがバルブ内部の流体圧力によっ
て押し出されることを想定して、これらのより安全性を
企図して開発したものである。
く、シーラントを供給することができるステムシール部
をステムエクステンション部の上部に設けたが、この場
合、ステムシール部の保守点検やシール材の取替え等を
行なう際に、伸長ステムがバルブ内部の流体圧力によっ
て押し出されることを想定して、これらのより安全性を
企図して開発したものである。
【0007】本発明は、上記の実情に鑑み、ボデー上部
のステムシール部に漏れが生じても確実にシールがで
き、又シーラントによる緊急蘇生も可能で、かつステム
シール部の保守点検並びにそのシール材の取替えを安全
に行なうことができるエクステンション形バルブを提供
することを目的としたものである。
のステムシール部に漏れが生じても確実にシールがで
き、又シーラントによる緊急蘇生も可能で、かつステム
シール部の保守点検並びにそのシール材の取替えを安全
に行なうことができるエクステンション形バルブを提供
することを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、筒形の伸長ヨークの中に伸長ステムを有
するステムエクステンション部の下端のボデー上部に第
1のステムシール部を設けると共に、このステムエクス
テンション部の上部にシーラントを供給することができ
る第2のステムシール部を設け、この第2のステムシー
ル部におけるステムの一部を、ステムを挿入するヨーク
部の内径よりも大きい外径に形成した。
め、本発明は、筒形の伸長ヨークの中に伸長ステムを有
するステムエクステンション部の下端のボデー上部に第
1のステムシール部を設けると共に、このステムエクス
テンション部の上部にシーラントを供給することができ
る第2のステムシール部を設け、この第2のステムシー
ル部におけるステムの一部を、ステムを挿入するヨーク
部の内径よりも大きい外径に形成した。
【0009】これにより、第1のステムシール部でシー
ル材が損傷したりして漏れを生じても、第2のステムシ
ール部でシールして漏れを防止することができる。更
に、第2のステムシール部のシール材が損傷して漏れを
生じても、シーラントの注入によってシール性を応急蘇
生させることができる。しかも、その位置がエクステン
ション部の上部であるのでシール材の交換が容易にでき
る。
ル材が損傷したりして漏れを生じても、第2のステムシ
ール部でシールして漏れを防止することができる。更
に、第2のステムシール部のシール材が損傷して漏れを
生じても、シーラントの注入によってシール性を応急蘇
生させることができる。しかも、その位置がエクステン
ション部の上部であるのでシール材の交換が容易にでき
る。
【0010】更に、第2のステムシール部の損傷したO
リング等のシール材を取替えるために、この第2のステ
ムシール部の上方を分解したときに、ステムがバルブ内
部の流体の圧力によって押されても、ヨーク部の内径よ
りも大きい外径を有するステムの一部がヨーク部に当接
して、押し出されることがない。
リング等のシール材を取替えるために、この第2のステ
ムシール部の上方を分解したときに、ステムがバルブ内
部の流体の圧力によって押されても、ヨーク部の内径よ
りも大きい外径を有するステムの一部がヨーク部に当接
して、押し出されることがない。
【0011】また、ステムの一部をヨーク部の内径より
も大きい外径に形成する代わりに、ステムを挿入するヨ
ーク部の内径よりも大きい外径の環状のスペーサをステ
ムに設けてもよい。この場合、ステムを加工するための
素材、特に丸棒材が小径になり材料費や加工費を軽減す
ることができる。
も大きい外径に形成する代わりに、ステムを挿入するヨ
ーク部の内径よりも大きい外径の環状のスペーサをステ
ムに設けてもよい。この場合、ステムを加工するための
素材、特に丸棒材が小径になり材料費や加工費を軽減す
ることができる。
【0012】このため、従来のバルブのようにバルブ内
部の流体の圧力を大気圧にまで下げなくても、分解時に
ステムが内圧によって飛び出して作業員に危害を及ぼし
たり、建物や器物を損傷したりすることがない。また、
シール材の交換作業が容易かつ安全である。更に、内圧
によってステムが上方に押されたときにステムの大径部
又はスペーサがヨーク部に当接するので、この部分で漏
れを止める作用もして、シール材交換時の漏れを少なく
することができる。
部の流体の圧力を大気圧にまで下げなくても、分解時に
ステムが内圧によって飛び出して作業員に危害を及ぼし
たり、建物や器物を損傷したりすることがない。また、
シール材の交換作業が容易かつ安全である。更に、内圧
によってステムが上方に押されたときにステムの大径部
又はスペーサがヨーク部に当接するので、この部分で漏
れを止める作用もして、シール材交換時の漏れを少なく
することができる。
【0013】そして、上記の第2のステムシール部を、
ヨーク部内に挿入したステムとヨーク部との間に設けた
断面長方形の環状空間に、断面T字形の環状のOリング
ホルダをその断面形状の脚部を下向きにして挿入し、こ
の脚部とステムとの間及びこの脚部とヨーク部との間に
環状小空間をそれぞれ設け、各環状小空間にOリングを
装着し、これらのOリングの下方にシーラントを注入す
るための注入孔をヨーク部に設けて構成するとよい。
ヨーク部内に挿入したステムとヨーク部との間に設けた
断面長方形の環状空間に、断面T字形の環状のOリング
ホルダをその断面形状の脚部を下向きにして挿入し、こ
の脚部とステムとの間及びこの脚部とヨーク部との間に
環状小空間をそれぞれ設け、各環状小空間にOリングを
装着し、これらのOリングの下方にシーラントを注入す
るための注入孔をヨーク部に設けて構成するとよい。
【0014】この場合、Oリングホルダの脚部とステム
との間及びこの脚部とヨーク部との間に設けられた環状
小空間のそれぞれにOリングを装着したので、シール性
が極めて良好になる。また、ヨーク部に注入孔を設け
て、これからOリングの下方にシーラントを注入するよ
うにしたので、これらのOリングが損傷して漏れを生じ
ても、この注入孔からシーラントを注入することによっ
て、これらのOリングのシール性を応急蘇生させること
ができる。
との間及びこの脚部とヨーク部との間に設けられた環状
小空間のそれぞれにOリングを装着したので、シール性
が極めて良好になる。また、ヨーク部に注入孔を設け
て、これからOリングの下方にシーラントを注入するよ
うにしたので、これらのOリングが損傷して漏れを生じ
ても、この注入孔からシーラントを注入することによっ
て、これらのOリングのシール性を応急蘇生させること
ができる。
【0015】そして、上記のOリングホルダの脚部を、
上記の環状小空間の両方又はそのいずれか一方を上方が
狭くなるように形成するとよい。この場合、内圧によっ
て上方に押し出されたOリングが、くさび効果によって
優れたシール性を発揮する。
上記の環状小空間の両方又はそのいずれか一方を上方が
狭くなるように形成するとよい。この場合、内圧によっ
て上方に押し出されたOリングが、くさび効果によって
優れたシール性を発揮する。
【0016】また、上記ヨーク部の内径よりも大きい外
径のステムの一部又はスペーサの上面に、上記のOリン
グホルダの脚部の内径側に突出する環状突起を設けても
よい。この場合、注入されたシーラントがステム側のO
リングの下側にも有効に作用するようになる。
径のステムの一部又はスペーサの上面に、上記のOリン
グホルダの脚部の内径側に突出する環状突起を設けても
よい。この場合、注入されたシーラントがステム側のO
リングの下側にも有効に作用するようになる。
【0017】更に、上記ヨーク部の内径よりも大きい外
径のステムの一部又はスペーサを、ヨーク部の内径を一
部拡径して内部に挿入し、このステムの一部又はスペー
サの外周面とヨーク部の内径拡径部分の内周面との接触
空間をシーラントが漏れ難い程度に狭くするとよく、こ
れにより注入したシーラントが伸長ヨークの中に押し出
される量を最少にして、シーラントがOリング等のシー
ル材に有効に作用するようにし、シーラントの消費量を
少なくすることができる。
径のステムの一部又はスペーサを、ヨーク部の内径を一
部拡径して内部に挿入し、このステムの一部又はスペー
サの外周面とヨーク部の内径拡径部分の内周面との接触
空間をシーラントが漏れ難い程度に狭くするとよく、こ
れにより注入したシーラントが伸長ヨークの中に押し出
される量を最少にして、シーラントがOリング等のシー
ル材に有効に作用するようにし、シーラントの消費量を
少なくすることができる。
【0018】また、上記ヨーク部の内径よりも大きい外
径のステムの一部又はスペーサと、ヨーク部との間にシ
ール材を介在させ、伸長ヨークの中に押し出されるシー
ラントの量をほとんど皆無にして、消費量を少なくする
こともできる。
径のステムの一部又はスペーサと、ヨーク部との間にシ
ール材を介在させ、伸長ヨークの中に押し出されるシー
ラントの量をほとんど皆無にして、消費量を少なくする
こともできる。
【0019】上述したように、本発明のステムエクステ
ンション形バルブは、第1のステムシール部が損傷して
も、第2のステムシール部がバックアップし、この第2
のステムシール部は、シーラントで補完することがで
き、更にバルブ圧力を完全に大気圧まで下げなくても、
ステムを飛び出させないでシール材の取替えができ、バ
ルブ内の流体が大気中に放散して環境汚染を起こすこと
を確実に防ぐことができ、また、可燃性流体の場合、爆
発等の危険性を回避できる。
ンション形バルブは、第1のステムシール部が損傷して
も、第2のステムシール部がバックアップし、この第2
のステムシール部は、シーラントで補完することがで
き、更にバルブ圧力を完全に大気圧まで下げなくても、
ステムを飛び出させないでシール材の取替えができ、バ
ルブ内の流体が大気中に放散して環境汚染を起こすこと
を確実に防ぐことができ、また、可燃性流体の場合、爆
発等の危険性を回避できる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のステムエクステ
ンション形バルブの一実施形態を示す一部断面正面図で
あって、1はステムエクステンション形バルブ、2はス
テムエクステンション部であり、3は筒形の伸長ヨー
ク、4は伸長ステムである。また、5は第1のステムシ
ール部、6は第2のステムシール部であり、第1のステ
ムシール部5は、ステムエクステンション部2の下端の
ボデー7の上部に設けられていて、Oリング8,9によ
ってシールする構造になっている。
ンション形バルブの一実施形態を示す一部断面正面図で
あって、1はステムエクステンション形バルブ、2はス
テムエクステンション部であり、3は筒形の伸長ヨー
ク、4は伸長ステムである。また、5は第1のステムシ
ール部、6は第2のステムシール部であり、第1のステ
ムシール部5は、ステムエクステンション部2の下端の
ボデー7の上部に設けられていて、Oリング8,9によ
ってシールする構造になっている。
【0021】また、伸長ヨーク3の上部に設けられるヨ
ーク部は、下部ヨークフランジ10に上部ヨークフラン
ジ25を重ねて形成され、上部ヨークフランジ25の内
径は伸長ステム4の挿入部分と同等に形成され、下部ヨ
ークフランジ10の内径は上部ヨークフランジ部25の
内径よりも大きく形成されている。更に、伸長ステム4
の一部4aの外径dは、ヨーク部の内径、即ち下部ヨー
クフランジ10の内径Dよりも大きく形成されている。
ーク部は、下部ヨークフランジ10に上部ヨークフラン
ジ25を重ねて形成され、上部ヨークフランジ25の内
径は伸長ステム4の挿入部分と同等に形成され、下部ヨ
ークフランジ10の内径は上部ヨークフランジ部25の
内径よりも大きく形成されている。更に、伸長ステム4
の一部4aの外径dは、ヨーク部の内径、即ち下部ヨー
クフランジ10の内径Dよりも大きく形成されている。
【0022】第2のステムシール部6は、図2に拡大し
て示すように、伸長ステム4とヨーク部(上部ヨークフ
ランジ25及び下部ヨークフランジ10)とで形成され
る断面長方形の環状空間11に、断面T字形の環状のO
リングホルダ12を、その断面形状の脚部12aを下向
きにして挿入し、更に、このOリングホルダの上端面上
に、伸長ステム4の上方へのスラスト力を支えるための
スラストベアリング20を挿入し、更に、このスラスト
ベアリング20の上端面に環状のシム21を挿入してい
る。
て示すように、伸長ステム4とヨーク部(上部ヨークフ
ランジ25及び下部ヨークフランジ10)とで形成され
る断面長方形の環状空間11に、断面T字形の環状のO
リングホルダ12を、その断面形状の脚部12aを下向
きにして挿入し、更に、このOリングホルダの上端面上
に、伸長ステム4の上方へのスラスト力を支えるための
スラストベアリング20を挿入し、更に、このスラスト
ベアリング20の上端面に環状のシム21を挿入してい
る。
【0023】また、第2ステムシール部6の下方におい
て、下部ヨークフランジ10の内径の下方を拡径して伸
長ステム4の一部4aを挿入するようにしている。ただ
し、この下部ヨークフランジ10の拡径段部と伸長ステ
ム4の一部4aとの間には、図2に示すように隙間Hを
設けている。なお、この隙間Hは、シム21の厚さによ
って適宜調整することができる。また、18,19はO
リング15,16のバックアップリングである。ここ
で、下部ヨークフランジ10の下部内径を拡径せず、伸
長ステム4の一部4a又は伸長ステム4の段部4b(図
3参照)が、下部ヨークフランジ10の下端面に当接す
るようにしても良い。この場合、伸長ステム4の一部4
a又は段部4bよりも上方に下部ヨークフランジ10の
内周面との間をシールするシール材を設けたり、また、
伸長ステム4の一部4a又は段部4bの上面と下部ヨー
クフランジ10の下端面との間にシール材を介在させ、
シーラントが伸長ヨーク3の中に押し出されないように
すればよい。
て、下部ヨークフランジ10の内径の下方を拡径して伸
長ステム4の一部4aを挿入するようにしている。ただ
し、この下部ヨークフランジ10の拡径段部と伸長ステ
ム4の一部4aとの間には、図2に示すように隙間Hを
設けている。なお、この隙間Hは、シム21の厚さによ
って適宜調整することができる。また、18,19はO
リング15,16のバックアップリングである。ここ
で、下部ヨークフランジ10の下部内径を拡径せず、伸
長ステム4の一部4a又は伸長ステム4の段部4b(図
3参照)が、下部ヨークフランジ10の下端面に当接す
るようにしても良い。この場合、伸長ステム4の一部4
a又は段部4bよりも上方に下部ヨークフランジ10の
内周面との間をシールするシール材を設けたり、また、
伸長ステム4の一部4a又は段部4bの上面と下部ヨー
クフランジ10の下端面との間にシール材を介在させ、
シーラントが伸長ヨーク3の中に押し出されないように
すればよい。
【0024】脚部12aと伸長ステム4との間及びこの
脚部12aと下部ヨークフランジ10との間の環状小空
間13,14にOリング15,16が装着され、これら
のOリング15,16の下方にシーラントを注入するた
めの注入孔10aが下部ヨークフランジ10に形成され
ている。なお、脚部12aには、この脚部12aの外周
側の環状小空間14から内周側の環状小空間13へシー
ラントを注入するための通路(切欠き溝)12bが形成
されている。
脚部12aと下部ヨークフランジ10との間の環状小空
間13,14にOリング15,16が装着され、これら
のOリング15,16の下方にシーラントを注入するた
めの注入孔10aが下部ヨークフランジ10に形成され
ている。なお、脚部12aには、この脚部12aの外周
側の環状小空間14から内周側の環状小空間13へシー
ラントを注入するための通路(切欠き溝)12bが形成
されている。
【0025】更に、環状空間11より下方における伸長
ステム4の一部4aの外周面と、下部ヨークフランジ1
0の拡径した内周面との接触隙間wをシーラントが漏れ
難い程度に狭く形成している。また、図1において、1
7はシーラントを注入するためのシーラントフィッティ
ングであり、注入孔10aにシーラントを注入する。
ステム4の一部4aの外周面と、下部ヨークフランジ1
0の拡径した内周面との接触隙間wをシーラントが漏れ
難い程度に狭く形成している。また、図1において、1
7はシーラントを注入するためのシーラントフィッティ
ングであり、注入孔10aにシーラントを注入する。
【0026】図3は、本発明のステムエクステンション
形バルブの他の実施形態の第2のステムシール部を示す
部分縦断面図であって、22は環状のスペーサであり、
このスペーサ22を伸長ステム4に挿入し、環状空間1
1の下端部において、伸長ステム4の段部4bに係止さ
せて、図1及び図2に示した実施形態における伸長ステ
ム4の一部4aに代えて、このスペーサ22の一部22
aを、下部ヨークフランジ10の内径Dよりも大きい外
径dに形成してある。
形バルブの他の実施形態の第2のステムシール部を示す
部分縦断面図であって、22は環状のスペーサであり、
このスペーサ22を伸長ステム4に挿入し、環状空間1
1の下端部において、伸長ステム4の段部4bに係止さ
せて、図1及び図2に示した実施形態における伸長ステ
ム4の一部4aに代えて、このスペーサ22の一部22
aを、下部ヨークフランジ10の内径Dよりも大きい外
径dに形成してある。
【0027】また、このスペーサ22の一部22aは、
下部ヨークフランジ10の拡径段部との間に、図に示す
ような隙間Hが設けられるように形成され、かつ、スペ
ーサ22の外周面と下部ヨークフランジ10の内径拡径
部分の内周面との接触隙間wをシーラントが漏れ難い程
度に狭くなるように形成してある。その他の構造や部品
は、図2に示した実施形態と同様である。
下部ヨークフランジ10の拡径段部との間に、図に示す
ような隙間Hが設けられるように形成され、かつ、スペ
ーサ22の外周面と下部ヨークフランジ10の内径拡径
部分の内周面との接触隙間wをシーラントが漏れ難い程
度に狭くなるように形成してある。その他の構造や部品
は、図2に示した実施形態と同様である。
【0028】図4は、図3に示した第2のステムシール
部6に改良を加えた場合を示す部分縦断面図であって、
Oリングホルダ12の脚部12aが、その内側及び外側
の環状小空間13,14の上方が狭くなるように形成さ
れている。また、スペーサ22の上面に、Oリングホル
ダ12の脚部12aの内径側に突出する環状突起22b
が設けてある。その他の構造は、図3に示した実施形態
と同様である。
部6に改良を加えた場合を示す部分縦断面図であって、
Oリングホルダ12の脚部12aが、その内側及び外側
の環状小空間13,14の上方が狭くなるように形成さ
れている。また、スペーサ22の上面に、Oリングホル
ダ12の脚部12aの内径側に突出する環状突起22b
が設けてある。その他の構造は、図3に示した実施形態
と同様である。
【0029】図5に示す他の実施形態では、図4に示す
実施形態でスペーサ22の一部22aの外周面と下部ヨ
ークフランジ10の拡径部分の内周面との接触隙間wを
極めて狭くしているのに代えて、スペーサ22の外周面
に環状溝22cを形成し、これにシール材23を装着
し、接触隙間をシールしている。
実施形態でスペーサ22の一部22aの外周面と下部ヨ
ークフランジ10の拡径部分の内周面との接触隙間wを
極めて狭くしているのに代えて、スペーサ22の外周面
に環状溝22cを形成し、これにシール材23を装着
し、接触隙間をシールしている。
【0030】図6に示す他の実施形態では、図5に示し
た実施形態のスペーサ22と伸長ステム4とを一体にし
た構造になっており、伸長ステム4に図5に示す環状突
起22bに相当する段部4cと、環状溝22cに相当す
る環状溝4dを形成し、この環状溝4dにシール材23
を装着している。
た実施形態のスペーサ22と伸長ステム4とを一体にし
た構造になっており、伸長ステム4に図5に示す環状突
起22bに相当する段部4cと、環状溝22cに相当す
る環状溝4dを形成し、この環状溝4dにシール材23
を装着している。
【0031】図7に示す他の実施形態では、図4に示し
た実施形態のスラストベアリング20をスペーサ22と
伸長ステム4の段部4bとの間に装着している。また、
図8に示す他の実施形態では、図4に示した実施形態の
スラストベアリング20の代わりに、スペーサ22の一
部22aと下部ヨークフランジ部10の拡径段部との間
に、隙間Hを埋めるようにしてスラストベアリング24
を装着している。
た実施形態のスラストベアリング20をスペーサ22と
伸長ステム4の段部4bとの間に装着している。また、
図8に示す他の実施形態では、図4に示した実施形態の
スラストベアリング20の代わりに、スペーサ22の一
部22aと下部ヨークフランジ部10の拡径段部との間
に、隙間Hを埋めるようにしてスラストベアリング24
を装着している。
【0032】次に、図1乃至図8に示した各実施形態に
ついて、その作用を説明する。本発明のステムエクステ
ンション形バルブ1は、ステムエクステンション部2の
下端のボデー7の上部に第1のステムシール部5を設け
ると共に、このステムエクステンション部2の上部にシ
ーラントを供給することができる第2のステムシール部
6を設けたので、第1のステムシール部5でシール材
(Oリング8,9)が損傷して漏れを生じても、第2の
ステムシール部6でシールして漏れを防止することがで
きる。更に、第2のステムシール部6のシール材(Oリ
ング15,16)が損傷して漏れを生じても、シーラン
トの注入によってシール性を応急蘇生させることができ
る。
ついて、その作用を説明する。本発明のステムエクステ
ンション形バルブ1は、ステムエクステンション部2の
下端のボデー7の上部に第1のステムシール部5を設け
ると共に、このステムエクステンション部2の上部にシ
ーラントを供給することができる第2のステムシール部
6を設けたので、第1のステムシール部5でシール材
(Oリング8,9)が損傷して漏れを生じても、第2の
ステムシール部6でシールして漏れを防止することがで
きる。更に、第2のステムシール部6のシール材(Oリ
ング15,16)が損傷して漏れを生じても、シーラン
トの注入によってシール性を応急蘇生させることができ
る。
【0033】第2のステムシール部6を、図2乃至図8
に示したように、断面T字形の環状のOリングホルダ1
2の脚部12aの内側及び外側の環状小空間13,14
にOリング15,16を装着したので、シール性が極め
て確実である。また、注入孔10aからOリング15,
16の下方にシーラントを注入するようにしたので、こ
れらのOリング15,16が損傷して漏れを生じても、
注入したシーラントによってこれらのOリング15,1
6のシール性を応急蘇生させることができる。
に示したように、断面T字形の環状のOリングホルダ1
2の脚部12aの内側及び外側の環状小空間13,14
にOリング15,16を装着したので、シール性が極め
て確実である。また、注入孔10aからOリング15,
16の下方にシーラントを注入するようにしたので、こ
れらのOリング15,16が損傷して漏れを生じても、
注入したシーラントによってこれらのOリング15,1
6のシール性を応急蘇生させることができる。
【0034】また、環状小空間13,14の両方又は何
れか一方を図4乃至図8に示したように、上方が狭くな
るように形成することによって、内圧によって上方に押
されたOリング15,16が、くさび効果によって優れ
たシール性を発揮することができる。
れか一方を図4乃至図8に示したように、上方が狭くな
るように形成することによって、内圧によって上方に押
されたOリング15,16が、くさび効果によって優れ
たシール性を発揮することができる。
【0035】本発明のバルブにおいて特に重要な作用
は、第2のステムシール部6の図1、図2及び図6に示
した実施形態では伸長ステム4の一部4aを、図3乃至
図5、図7及び図8に示した実施形態ではスペーサ22
の一部22aを、下部ヨークフランジ部10の内径Dよ
りも大きい外径dに形成したことによる作用であって、
第2のステムシール部6の損傷したOリング15,16
を取り替えるために、ヨーク部及び第2のステムシール
部6より上方部分を分解したときに、伸長ステム4の一
部4a又はスペーサ22の一部22aの大きい外径dの
部分が、下部ヨークフランジ10の段部に当接されて、
伸長ステム4がバルブ内部の流体の圧力に押されても、
押し出されることがない。
は、第2のステムシール部6の図1、図2及び図6に示
した実施形態では伸長ステム4の一部4aを、図3乃至
図5、図7及び図8に示した実施形態ではスペーサ22
の一部22aを、下部ヨークフランジ部10の内径Dよ
りも大きい外径dに形成したことによる作用であって、
第2のステムシール部6の損傷したOリング15,16
を取り替えるために、ヨーク部及び第2のステムシール
部6より上方部分を分解したときに、伸長ステム4の一
部4a又はスペーサ22の一部22aの大きい外径dの
部分が、下部ヨークフランジ10の段部に当接されて、
伸長ステム4がバルブ内部の流体の圧力に押されても、
押し出されることがない。
【0036】このため、図1乃至図8に示したような本
発明のバルブにおいては、従来のバルブにおけるよう
に、バルブ内部の流体の圧力を大気圧にまで下げなくて
も、分解時に伸長ステム4が内圧によって飛び出して作
業員に危害を及ぼしたり、建物や器物を損傷したりする
ことがない。また、シール材であるOリング15,16
の交換が容易である。
発明のバルブにおいては、従来のバルブにおけるよう
に、バルブ内部の流体の圧力を大気圧にまで下げなくて
も、分解時に伸長ステム4が内圧によって飛び出して作
業員に危害を及ぼしたり、建物や器物を損傷したりする
ことがない。また、シール材であるOリング15,16
の交換が容易である。
【0037】更に、内圧によって伸長ステム4が上方に
押し出されたときに、伸長ステム4又はスペーサ22の
大径部4a,22aが、下部ヨークフランジ10の段部
に、図に示した隙間Hを詰めて当接するので、この部分
で漏れを止める作用もして、シール材であるOリング1
5,16の交換時の漏れを少なくすることができる。
押し出されたときに、伸長ステム4又はスペーサ22の
大径部4a,22aが、下部ヨークフランジ10の段部
に、図に示した隙間Hを詰めて当接するので、この部分
で漏れを止める作用もして、シール材であるOリング1
5,16の交換時の漏れを少なくすることができる。
【0038】スペーサ22をステム22に挿入して、こ
のステム22の一部22aを伸長ステム4の一部4aに
代えることによって、伸長ステム4の一部4aを下部ヨ
ークフランジ10の内径よりも大きく形成する必要がな
くなり、伸長ステム4を加工するための素材、特に丸棒
材を小径になり、材料費や加工費が軽減される。
のステム22の一部22aを伸長ステム4の一部4aに
代えることによって、伸長ステム4の一部4aを下部ヨ
ークフランジ10の内径よりも大きく形成する必要がな
くなり、伸長ステム4を加工するための素材、特に丸棒
材を小径になり、材料費や加工費が軽減される。
【0039】図4、図5、図7及び図8に示したよう
に、スペーサ22の上面に環状突起22bを、又図6に
示したように、伸長ステム4に段部4cを、Oリングホ
ルダ12の脚部12aの内径側に突出するように設ける
ことによって、注入されたシーラントが伸長ステム4側
のOリング15の下側にも有効に作用するようになる。
に、スペーサ22の上面に環状突起22bを、又図6に
示したように、伸長ステム4に段部4cを、Oリングホ
ルダ12の脚部12aの内径側に突出するように設ける
ことによって、注入されたシーラントが伸長ステム4側
のOリング15の下側にも有効に作用するようになる。
【0040】図2における伸長ステム4の一部4aと下
部ヨークフランジ10との隙間w、又図3及び図5にお
けるスペーサ22の一部22aと下部ヨークフランジ1
0との隙間wを、シーラントが漏れ難い程度に狭くした
ことによって、注入したシーラントが伸長ヨーク3の中
に押し出される量を最少にして、シーラントがOリング
15,16に有効に作用するようにし、シーラントの消
費量を少なくする。
部ヨークフランジ10との隙間w、又図3及び図5にお
けるスペーサ22の一部22aと下部ヨークフランジ1
0との隙間wを、シーラントが漏れ難い程度に狭くした
ことによって、注入したシーラントが伸長ヨーク3の中
に押し出される量を最少にして、シーラントがOリング
15,16に有効に作用するようにし、シーラントの消
費量を少なくする。
【0041】また、図5に示したようにスペーサ22の
環状溝22cに、又は図6に示したように伸長ステム4
の環状溝4dにシール材23を装着すると、伸長ヨーク
3の中に押し出されるシーラントの量をほとんど皆無に
することができ、シーラントの消費量を少なくする。
環状溝22cに、又は図6に示したように伸長ステム4
の環状溝4dにシール材23を装着すると、伸長ヨーク
3の中に押し出されるシーラントの量をほとんど皆無に
することができ、シーラントの消費量を少なくする。
【0042】図7に示した実施形態では、スラストベア
リング20をOリング15,16よりも下方に装着した
ので、Oリング15,16を交換するときにこのスラス
トベアリング20を取り外す必要がなく、再組立て時に
入れ忘れるおそれがない。
リング20をOリング15,16よりも下方に装着した
ので、Oリング15,16を交換するときにこのスラス
トベアリング20を取り外す必要がなく、再組立て時に
入れ忘れるおそれがない。
【0043】また、図8に示した実施形態では、図3及
び図4に示した隙間Hにスラストベアリング24を装着
したので、Oリングホルダ11及びスラストベアリング
20にスラスト力が掛からず、Oリング15,16の交
換のために上方の部品を取り外したときに、伸長ステム
4が上方に移動しないので交換作業が容易である。
び図4に示した隙間Hにスラストベアリング24を装着
したので、Oリングホルダ11及びスラストベアリング
20にスラスト力が掛からず、Oリング15,16の交
換のために上方の部品を取り外したときに、伸長ステム
4が上方に移動しないので交換作業が容易である。
【0044】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明
は、次のような効果を奏する。まず、ステムエクステン
ション部の下端のボデー上部の第1のステムシール部に
おいて漏れを生じ、シーラントの注入によっても止めら
れなくても、第2のステムシール部で止めることができ
る。
は、次のような効果を奏する。まず、ステムエクステン
ション部の下端のボデー上部の第1のステムシール部に
おいて漏れを生じ、シーラントの注入によっても止めら
れなくても、第2のステムシール部で止めることができ
る。
【0045】また、第2のステムシール部のシール材
(Oリング)のシール効果を上昇させ、また、シーラン
トを効果的に注入することもできて、確実なシールが得
られる。更に、注入したシーラントが伸長ステム内に押
し出されるのを最少又は皆無にし、シーラントの消費量
を軽減することができる。
(Oリング)のシール効果を上昇させ、また、シーラン
トを効果的に注入することもできて、確実なシールが得
られる。更に、注入したシーラントが伸長ステム内に押
し出されるのを最少又は皆無にし、シーラントの消費量
を軽減することができる。
【0046】更に、この第2のステムシール部は、バル
ブ圧力を完全に大気圧にまで下げなくても分解時に伸長
ステムが飛び出さないので、伸長ステムの飛び出しによ
って、作業員に危害を及ぼしたり、建物や器物を損傷し
たりすることがなく、シール材を交換することができ
る。このため、バルブ内の流体が大気中に放散して、環
境汚染を起こすことを確実に防ぐことができると共に、
可燃性流体の場合は、爆発等の危険性を確実に回避する
ことができる。
ブ圧力を完全に大気圧にまで下げなくても分解時に伸長
ステムが飛び出さないので、伸長ステムの飛び出しによ
って、作業員に危害を及ぼしたり、建物や器物を損傷し
たりすることがなく、シール材を交換することができ
る。このため、バルブ内の流体が大気中に放散して、環
境汚染を起こすことを確実に防ぐことができると共に、
可燃性流体の場合は、爆発等の危険性を確実に回避する
ことができる。
【図1】本発明のステムエクステンション形バルブの一
実施形態を示す一部断面正面図である。
実施形態を示す一部断面正面図である。
【図2】図1に示した第2のステムシール部の拡大図で
ある。
ある。
【図3】本発明のステムエクステンション形バルブの第
2のステムシール部の他の実施形態を示す部分断面図で
ある。
2のステムシール部の他の実施形態を示す部分断面図で
ある。
【図4】図3に示した第2のステムシール部に改良を加
えた場合を示す部分断面図である。
えた場合を示す部分断面図である。
【図5】図4に示した第2のステムシール部の一部を変
更した実施形態を示す部分断面図である。
更した実施形態を示す部分断面図である。
【図6】本発明のステムエクステンション形バルブの第
2のステムシール部のその他の実施形態を示す部分断面
図である。
2のステムシール部のその他の実施形態を示す部分断面
図である。
【図7】図4に示した第2のステムシール部の一部を変
更した実施形態を示す部分断面図である。
更した実施形態を示す部分断面図である。
【図8】図4に示した第2のステムシール部の一部を変
更した他の実施形態を示す部分断面図である。
更した他の実施形態を示す部分断面図である。
【図9】従来の埋設用のステムエクステンション形のボ
ールバルブの一例を示す一部断面正面図である。
ールバルブの一例を示す一部断面正面図である。
【図10】従来の埋設用のステムエクステンション形バ
ルブの他の例を示す外観側面図である。
ルブの他の例を示す外観側面図である。
1 ステムエクステンション形バルブ 2 ステムエクステンション部 3 伸長ヨーク 4 伸長ステム(ステム) 4c 段部(環状突起) 5 第1のステムシール部 6 第2のステムシール部 7 ボデー 10 下部ヨークフランジ(ヨーク部) 10a 注入孔 11 環状空間 12 Oリングホルダ 12a 脚部 13、14 環状小空間 15、16 Oリング 22 スペーサ 22b 環状突起 23 シール材 25 上部ヨークフランジ
Claims (4)
- 【請求項1】 筒形の伸長ヨークの中に伸長ステムを有
するステムエクステンション部の下端のボデー上部に第
1のステムシール部を設けると共に、このステムエクス
テンション部の上部にシーラントを供給することができ
る第2のステムシール部を設け、この第2のステムシー
ル部におけるステムの一部を、ステムを挿入するヨーク
部の内径よりも大きい外径に形成したことを特徴とする
ステムエクステンション形バルブ。 - 【請求項2】 筒形の伸長ヨークの中に伸長ステムを有
するステムエクステンション部の下端のボデー上部に第
1のステムシール部を設けると共に、このステムエクス
テンション部の上部にシーラントを供給することができ
る第2のステムシール部を設け、この第2のステムシー
ル部におけるステムに、ステムを挿入するヨーク部の内
径よりも大きい外径の環状のスペーサを設けたことを特
徴とするステムエクステンション形バルブ。 - 【請求項3】 上記の第2のステムシール部を、ヨーク
部内に挿入したステムとヨーク部との間に設けた断面長
方形の環状空間に、断面T字形の環状のOリングホルダ
を断面形状の脚部を下向きにして挿入し、この脚部とス
テムとの間及びこの脚部とヨーク部との間に環状小空間
をそれぞれ設け、各環状小空間にOリングを装着し、こ
れらのOリングの下方にシーラントを注入するための注
入孔をヨーク部に設けて構成した請求項1又は2記載の
ステムエクステンション形バルブ。 - 【請求項4】 上記ヨーク部の内径よりも大きい外径の
ステムの一部又はスペーサと、ヨーク部との間にシール
材を介在させたことを特徴とする請求項1乃至3の何れ
か1項に記載のステムエクステンション形バルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9368288A JPH11193878A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | ステムエクステンション形バルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9368288A JPH11193878A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | ステムエクステンション形バルブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11193878A true JPH11193878A (ja) | 1999-07-21 |
Family
ID=18491443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9368288A Pending JPH11193878A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | ステムエクステンション形バルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11193878A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004150595A (ja) * | 2002-10-31 | 2004-05-27 | Sekisui Chem Co Ltd | ロングスピンドルバタフライ弁 |
JP2009127726A (ja) * | 2007-11-22 | 2009-06-11 | Kitz Corp | ボールバルブ |
JP2011157921A (ja) * | 2010-02-03 | 2011-08-18 | Mitsubishi Electric Corp | 2シリンダロータリ圧縮機 |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP9368288A patent/JPH11193878A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004150595A (ja) * | 2002-10-31 | 2004-05-27 | Sekisui Chem Co Ltd | ロングスピンドルバタフライ弁 |
JP2009127726A (ja) * | 2007-11-22 | 2009-06-11 | Kitz Corp | ボールバルブ |
JP2011157921A (ja) * | 2010-02-03 | 2011-08-18 | Mitsubishi Electric Corp | 2シリンダロータリ圧縮機 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |