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JPH11185286A - 光学ピックアップ及び光ディスク装置 - Google Patents

光学ピックアップ及び光ディスク装置

Info

Publication number
JPH11185286A
JPH11185286A JP9355365A JP35536597A JPH11185286A JP H11185286 A JPH11185286 A JP H11185286A JP 9355365 A JP9355365 A JP 9355365A JP 35536597 A JP35536597 A JP 35536597A JP H11185286 A JPH11185286 A JP H11185286A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
block
light
biaxial
standardized
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9355365A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Mochizuki
勉 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP9355365A priority Critical patent/JPH11185286A/ja
Publication of JPH11185286A publication Critical patent/JPH11185286A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種類の光ディスクに対応するめに、組立
上の基本部品である基準ベースを共通化して、生産設備
等を共通化することにより製造コストを低減できるよう
にした、光学ピックアップ及び光ディスク装置を提供す
ること。 【解決手段】 光ビームを出射する光源と、上記光源か
ら出射された光ビームを回転駆動される光ディスクの信
号記録面上に合焦するように照射する光集束手段30a
と、上記光集束手段を二軸方向に駆動調整する二軸アク
チュエータ30bと、上記光ディスクの信号記録面から
の戻り光ビームを受光する光検出器とを含んでおり、上
記光集束手段及び二軸アクチュエータが、二軸ブロック
30として規格化されてユニット化されていて、上記光
源及び光検出器を含む光学系が、光学ブロック40とし
て規格化されてユニット化されており、上記規格化され
た二軸ブロック及び光学ブロックが、基準ベース21に
対して装着される構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学式記録媒体、
例えばコンパクトディスク(CD),CD−ROMや光
磁気ディスク等(以下「光ディスク」という)の情報の
記録及び再生用の光学ピックアップ及び光ディスク装置
に関し、特にディスクフォーマットの異なる複数種類の
光ディスクの再生が可能であるようにした光学ピックア
ップ及び光ディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクには、例えばCD,C
D−RやMD,MO等、さらには高密度記録光ディスク
等の複数種類のフォーマットが存在するため、特定の光
ディスクの記録または再生を行なうためには、それぞれ
専用の光学ピックアップが必要であり、個々の種類の光
学ピックアップのために、それぞれ製造設備が必要にな
る。従って、製造コストが高くなってしまうという問題
があった。
【0003】このため、複数種類の光ディスクを再生す
るための光学ピックアップも知られているが、例えば複
数種類の光ディスク、例えばコンパクトディスク(C
D)及び高密度光ディスクを再生するための光学ピック
アップにおいては、全波長領域CD−Rの再生に関して
も対応するためには、例えば650nm及び780nm
という二つの波長領域の光源を備えた二波長光学ピック
アップが必要とされている。このような二波長光学ピッ
クアップは、例えば図7に示すように構成されている。
【0004】図7において、光学ピックアップ1は、実
際には二組の光学ピックアップから構成されており、図
示の場合、CD等の第一の種類の光ディスクD1の再生
用の第一の光学ピックアップ2は、例えば受発光素子
3,立上げミラー2a,対物レンズ2bから構成されて
おり、また高密度光ディスク等の第二の種類の光ディス
クD2の再生用の第二の光学ピックアップ4は、半導体
レーザ素子4a,グレーティング4b,ビームスプリッ
タ4c,コリメータレンズ4d,立上げミラー4e,対
物レンズ4f,マルチレンズ4g及び光検出器5から構
成されている。
【0005】先づ、第一の光学ピックアップ2に関し
て、対物レンズ2bは、凸レンズであって、受発光素子
3からの光ビームを、回転駆動される光ディスクD1の
信号記録面の所望のトラック上に結像させる。さらに、
対物レンズ2bは、図示しない二軸アクチュエータによ
って、二軸方向即ちフォーカシング方向及びトラッキン
グ方向に移動可能に支持されている。また、受発光素子
3は、CD用として公知の構成のものであって、発光素
子と受光素子を一体の光学ブロックとして、半導体パッ
ケージに封入したものである。
【0006】このような構成の第一の光学ピックアップ
1によれば、受発光素子3の発光素子から出射した光ビ
ームは、立上げミラー2a及び対物レンズ2bを介し
て、第一の種類の光ディスクD1の信号記録面上のある
一点に結像される。光ディスクD1の信号記録面で反射
された戻り光ビームは、再び対物レンズ2b,立上げミ
ラー2aを介して、受発光素子3の受光素子に入射す
る。これにより、受発光素子3の受光素子から出力され
る検出信号に基づいて、光ディスクD1の信号記録面に
記録された情報の再生が行なわれると共に、フォーカス
エラー信号及びトラッキングエラー信号が検出される。
【0007】これに対して、第二の光学ピックアップ4
については、グレーティング4bは、回折格子であっ
て、半導体レーザ素子4aから入射する光ビームを、0
次光であるメインビームと、プラスマイナス1次光であ
るサイドビームに分割するものである。ビームスプリッ
タ4cは、その反射面が光軸に対して45度傾斜した状
態で配設されており、半導体レーザ素子4aから出射し
た光ビームと光ディスクD2の信号記録面からの戻り光
を分離する。即ち、半導体レーザ素子4aからの光ビー
ムは、ビームスプリッタ4cの反射面で反射され、光デ
ィスクD2からの戻り光は、ビームスプリッタ4cを透
過する。
【0008】対物レンズ4fは、凸レンズであって、ビ
ームスプリッタ4cで反射され且つコリメータレンズ4
dで平行光に変換された光ビームを、回転駆動される光
ディスクD2の信号記録面の所望のトラック上に結像さ
せる。さらに、対物レンズ4fは、図示しない二軸アク
チュエータによって、二軸方向即ちフォーカシング方向
及びトラッキング方向に移動可能に支持されている。光
検出器5は、ビームスプリッタ4cを透過しマルチレン
ズ4gを介して入射する戻り光ビームに対して、それぞ
れ受光部を有するように構成されている。
【0009】このような構成の光学ピックアップ4によ
れば、半導体レーザ素子4aから出射した光ビームは、
グレーティング4bによりメインビーム及び二つのサイ
ドビームに分割された後、ビームスプリッタ4cの反射
面で反射され、コリメータレンズ4dにより平行光に変
換された後、立上げミラー4e及び対物レンズ4fを介
して、第二の種類の光ディスクD2の信号記録面上のあ
る一点に結像される。光ディスクD2の信号記録面で反
射された戻り光ビームは、再び対物レンズ4f,立上げ
ミラー4eを介して、ビームスプリッタ4cに入射す
る。ここで、戻り光ビームは、ビームスプリッタ4cを
透過して、マルチレンズ4gを介して、光検出器5の受
光部に入射する。これにより、光検出器5の各受光部か
ら出力される検出信号に基づいて、光ディスクD2の信
号記録面に記録された情報の再生が行なわれると共に、
フォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号が検
出される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の二波長光学ピックアップ1は、各種類の光デ
ィスク同時に対応しようとして、それぞれ専用の光学ピ
ックアップ2,4が組み込まれることにより、構成され
ていることから、光源を含む光学系と対物レンズ及びこ
の対物レンズを二軸方向に駆動する二軸アクチュエータ
が二重に備えられることになる。従って、部品点数が多
くなると共に、全体の大きさ,重量が増大してしまうと
いう問題があった。
【0011】さらに、上述した光学ピックアップ1にお
いては、個々の専用の光学ピックアップ2,4は、それ
ぞれ第一及び第二の種類の光ディスクのフォーマットに
対応して設計されており、他の異なるフォーマットの光
ディスクに対応することは不可能である。従って、他の
異なるフォーマットの光ディスクの記録または再生を行
なうためには、光学ピックアップ1全体を新たに設計し
直す必要がある。また、全ての部品を各フォーマットに
対応して設計すると、これを製造するための製造設備も
複雑化し、これらを原因として、設計コスト及び製造コ
ストが高くなってしまう。特に、光学ピックアップの多
くの光学部品は、個別に光学ベースに対して固定される
ようになっているので、そのベースの構造は複雑とな
り、上記フォーマットに対応して光学部品の種類や数が
変わると、光学ベースを新たに設計する必要があり、ま
たその製造工程も変わってしまうという問題があった。
【0012】本発明は、以上の点に鑑み、複数種類の光
ディスクに対応するめに、組立上の基本部品である基準
ベースを共通化して、生産設備等を共通化することによ
り製造コストを低減できるようにした、光学ピックアッ
プ及び光ディスク装置を提供することを目的としてい
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、光ビームを出射する光源と、上記光源から出射さ
れた光ビームを回転駆動される光ディスクの信号記録面
上に合焦するように照射する光集束手段と、上記光集束
手段を二軸方向に駆動調整する二軸アクチュエータと、
上記光ディスクの信号記録面からの戻り光ビームを受光
する光検出器とを含んでおり、上記光集束手段及び二軸
アクチュエータが、二軸ブロックとして規格化されてユ
ニット化されていて、上記光源及び光検出器を含む光学
系が、光学ブロックとして規格化されてユニット化され
ており、上記規格化された二軸ブロック及び光学ブロッ
クが、基準ベースに対して装着される構成とした、光学
ピックアップにより、達成される。
【0014】上記構成によれば、光学ピックアップの構
成要素を二軸ブロック及び光学ブロックとして二つの要
素に分け、それぞれ規格されてユニット化され、これら
の二軸ブロック及び光学ブロックが、光学ピックアップ
の基準ベースに対して装着される構成となっていると共
に、複数種類の光ディスクにそれぞれ対応するように設
計された複数の二軸ブロック及び光学ブロックが用意さ
れている。
【0015】これにより、複雑で数の覆い個別構成要素
からなる光学ピックアップを、基準ベースの一方と他方
とから取り付ける二つのユニットにまとめているので、
これを取り付けるための基準ベースを、種々のユニット
に適合するように共通化させることが容易となる。さら
に、各ユニットを規格化することで、共通基準ベースの
形状を決定する上で、対応が容易となり、光学ピックア
ップの基本部品である基準ベースを容易に共通化するこ
とができる。
【0016】このようにして、前以て用意された複数個
の二軸ブロック及び光学ブロックのうち、記録または再
生しようとする光ディスクの種類に対応した二軸ブロッ
ク及び光学ブロックが、光学ピックアップの共通の基準
ベースに取り付けることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図1乃至図6を参照しながら、詳細に説明する。尚、
以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例である
から、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、
本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定
する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもの
ではない。
【0018】図1は、本発明による光学ピックアップの
一実施形態を組み込んだ光ディスク装置の構成を示して
いる。図1において、光ディスク装置10は、光ディス
ク再生用の光ディスク装置であって、光ディスク11を
回転駆動する駆動手段としてのスピンドルモータ12
と、回転する光ディスク11の信号記録面に対して光ビ
ームを照射して信号を記録し、この信号記録面からの戻
り光ビームにより記録信号を再生する光学ピックアップ
20及びこれらを制御する制御部13を備えている。こ
こで、制御部13は、光ディスクコントローラ14,信
号復調器15,誤り訂正回路16,インターフェイス1
7,ヘッドアクセス制御部18及びサーボ回路19を備
えている。
【0019】光ディスクコントローラ14は、スピンド
ルモータ12を所定の回転数で駆動制御する。信号復調
器15は、光学ピックアップ20からの記録信号を復調
して誤り訂正し、インターフェイス17を介して外部コ
ンピュータ等に送出する。これにより、外部コンピュー
タ等は、光ディスク11に記録された信号を再生信号と
して受け取ることができるようになっている。
【0020】ヘッドアクセス制御部18は、光学ピック
アップ20を例えば光ディスク11上の所定の記録トラ
ックまでトラックジャンプ等により移動させる。サーボ
回路19は、この移動された所定位置において、光学ピ
ックアップ20の二軸アクチュエータに保持されている
対物レンズをフォーカシング方向及びトラッキング方向
に移動させる。
【0021】図2は、上記光ディスク装置10に組み込
まれた光学ピックアップの好適な実施形態を示してい
る。図2において、光学ピックアップ20は、基準ベー
ス21と、この基準ベース21に対して装着される二軸
ブロック30及び光学ブロック40と、から構成されて
いる。
【0022】上記二軸ブロック30は、光学ピックアッ
プ20を構成する各光学要素のうち、光集束手段として
の対物レンズ30aと、この対物レンズを二軸方向に駆
動するための二軸アクチュエータ30bと、から構成さ
れている。また、上記二軸ブロック30は、図3に示す
ように、複数種類の光ディスクに対応して設計された複
数個(図示の場合、3個)の二軸ブロック31,32,
33が用意されている。ここで、第一の種類の光ディス
クに対応した第一の二軸ブロック31は、例えば、図7
に示した光学ピックアップ2における対物レンズ21b
と、その二軸アクチュエータ(図示せず)を含んでい
る。
【0023】また、第二の種類の光ディスクに対応した
第二の二軸ブロック32は、例えば、図7に示した光学
ピックアップ4における対物レンズ4fと、その二軸ア
クチュエータ(図示せず)を含んでいる。さらに、第三
の二軸ブロック33は、第三の種類の光ディスクに対応
して設計されている。尚、各二軸ブロック31,32,
33は、それぞれ基準ベース21への取付部(図示せ
ず)が規格化されており、この取付部によって基準ベー
ス21に取り付けられたとき、基準ベース21に対して
それぞれ所定の光学位置に配設されるようになってい
る。
【0024】上記光学ブロック40は、光学ピックアッ
プ20を構成する各光学要素のうち、光源及び光検出器
を含む光学素子から構成されている。また、上記光学ブ
ロック40は、図3に示すように、複数種類の光ディス
クに対応して設計された複数個(図示の場合、3個)の
光学ブロック41,42,43が用意されている。ここ
で、第一の種類の光ディスクに対応した第一の光学ブロ
ック41は、例えば、図7に示した光学ピックアップ2
における受発光素子3及び立上げミラー2aを含んでい
る。また、第二の種類の光ディスクに対応した第二の光
学ブロック42は、例えば、図7に示した光学ピックア
ップ4における半導体レーザ素子4a,グレーティング
4b,ビームスプリッタ4c,コリメータレンズ4d,
立上げミラー4e,マルチレンズ4g及び光検出器5を
含んでいる。さらに、第三の光学ブロック43は、第三
の種類の光ディスクに対応して設計されている。尚、各
光学ブロック41,42,43は、それぞれ基準ベース
21への取付部(図示せず)が規格化されており、この
取付部によって基準ベース21に取り付けられたとき、
基準ベース21に対してそれぞれ所定の光学位置に配設
されるようになっている。
【0025】本発明実施形態による光学ピックアップ2
0は、以上のように構成されており、先づ第一の種類の
光ディスクD1(例えば,高密度記録光ディスク)の再
生を行なう場合について説明する。この場合、光学ピッ
クアップ20は、図4に示すように、その基準ベース2
1に対して、第一の種類の光ディスクD1に対応した第
一の二軸ブロック31及び第一の光学ブロック41が取
り付けられている。ここで、光ディスク装置10のスピ
ンドルモータ12が回転することにより、光ディスクD
1が回転駆動される。そして、光学ピックアップ20が
ガイドに沿って光ディスクD1の半径方向に移動される
ことにより、対物レンズ30aの光軸が、光ディスクD
1の所望のトラック位置まで移動されて、アクセスが行
なわれる。
【0026】これにより、光学ピックアップ20にて、
光学ブロック41内の光源からの光ビームが光ディスク
D1に向かって出射し、二軸ブロック31の対物レンズ
を介して、光ディスクD1の信号記録面に照射される。
【0027】光ディスクD1からの戻り光は、再び対物
レンズを介して、光学ブロック41内に入射し、受発光
素子の光検出部に入射することになる。これにより、こ
の光検出器の検出信号に基づいて、光ディスクD1の記
録信号が再生される。その際、光検出器からの検出信号
に基づいて、信号復調器15により、トラッキングエラ
ー信号及びフォーカスエラー信号が検出され、光ディス
クドライブコントローラ14を介して、サーボ回路19
が、二軸アクチュエータを駆動制御し、フォーカシング
及びトラッキングが行なわれる。
【0028】次に、第二の種類の光ディスクD2(例え
ばCD−ROMやCD−R)を再生する場合には、光学
ピックアップ20は、図5に示すように、その基準ベー
ス21に対して、第二の種類の光ディスクD2に対応し
た第二の二軸ブロック32及び第二の光学ブロック42
が取り付けられる。これにより、同様にして、光ディス
クD2の再生が行なわれると共に、二軸ブロック32の
二軸アクチュエータにより、フォーカシング及びトラッ
キングが行なわれる。
【0029】さらに、第三の種類の光ディスクD3を再
生する場合には、光学ピックアップ20は、図6に示す
ように、その基準ベース21に対して、第三の種類の光
ディスクD3に対応した第三の二軸ブロック33及び第
三の光学ブロック43が取り付けられる。これにより、
同様にして、光ディスクD3の再生が行なわれると共
に、二軸ブロック33の二軸アクチュエータにより、フ
ォーカシング及びトラッキングが行なわれる。
【0030】上記のように、本実施形態による光学ピッ
クアップ20によれば、複数種類の光ディスクに対し
て、それぞれ設計された二軸ブロック30及び光学ブロ
ック40が基準ベースに取り付けられることにより、当
該種類の光ディスクに最適な光源及び対物レンズを含む
光学系が使用されることになり、当該光ディスクの再生
が正確に行われることになる。そして、光学ピックアッ
プの多数の複雑な構成部品を、基準ベースに対して上か
ら取り付けられる二軸ブロックと、基準ベースの下から
取り付けられる光学ブロックの二つの要素のまとめ、し
かもこれらを規格化したので、共通して使用できる基準
ベースを容易に構成することができる。これにより、異
なる種類の光ディスクのための光学ピックアップに関し
て、部品の共通化が図られることになり、部品コストが
低減されると共に、製造設備の共通化,開発時間の短縮
化が可能となり、製造コストが低減されることになる。
【0031】上記実施形態においては、三種類の光ディ
スクに対応して、三つの二軸ブロック31,32,33
及び三つの光学ブロック41,42,43が用意されて
いるが、四種類以上の光ディスクにそれぞれ対応して設
計された四つ以上の二軸ブロック及び光学ブロックが用
意されていて、一つの種類の光ディスクに対応した二軸
ブロック及び光学ブロックが択一的に基準ベースに取り
付けられるようにしてもよいことは明らかである。この
場合、二軸ブロックの対物レンズは、それぞれ異なる種
類の光ディスクに対応して設計されると共に、光学ブロ
ックの光源は、それぞれ異なる種類の光ディスクの記録
または再生に適した波長の光ビームを出射するように構
成される。
【0032】また、上述した実施形態においては、光デ
ィスクを再生するための光ディスク装置について説明し
たが、これに限らず、書込型光ディスクや光磁気ディス
ク等の光ディスクの記録及び再生を行なう光ディスク装
置及び光学ピックアップにおいても、本発明を適用でき
ることは明らかである。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、複
数種類の光ディスクに対応するめに、組立上の基本部品
である基準ベースを共通化して、生産設備等を共通化す
ることにより製造コストを低減できるようにした、光学
ピックアップ及び光ディスク装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光学ピックアップの一実施形態を
組み込んだ光ディスク装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の光ディスク装置における光学ピックアッ
プの一実施形態の構成を示す概略側面図である。
【図3】図2の光学ピックアップに取り付けられるべき
二軸ブロック及び光学ブロックを示す概略図である。
【図4】図2の光学ピックアップにおける第一の種類の
光ディスクの再生時の組合せを示す概略側面図である。
【図5】図2の光学ピックアップにおける第二の種類の
光ディスクの再生時の組合せを示す概略側面図である。
【図6】図2の光学ピックアップにおける第三の種類の
光ディスクの再生時の組合せを示す概略側面図である。
【図7】従来の光学ピックアップの一例を示す概略図で
ある。
【符号の説明】 10・・・光ディスク装置、11・・・光ディスク、1
2・・・スピンドルモータ、14・・・光ディスクドラ
イブコントローラ、15・・・信号復調器、16・・・
誤り訂正回路、17・・・インターフェイス、18・・
・ヘッドアクセス制御部、20・・・光学ピックアッ
プ、21・・・基準ベース、30,31,32,33・
・・二軸ブロック、30a・・・対物レンズ、30b・
・・二軸アクチュエータ、40,41,42,43・・
・光学ブロック。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを出射する光源と、 上記光源から出射された光ビームを回転駆動される光デ
    ィスクの信号記録面上に合焦するように照射する光集束
    手段と、 上記光集束手段を二軸方向に駆動調整する二軸アクチュ
    エータと、 上記光ディスクの信号記録面からの戻り光ビームを受光
    する光検出器とを含んでおり、 上記光集束手段及び二軸アクチュエータが、二軸ブロッ
    クとして規格化されてユニット化されていて、 上記光源及び光検出器を含む光学系が、光学ブロックと
    して規格化されてユニット化されており、 上記規格化された二軸ブロック及び光学ブロックが、基
    準ベースに対して装着される構成としたことを特徴とす
    る光学ピックアップ。
  2. 【請求項2】 上記各二軸ブロック及び光学ブロック
    が、特定の種類の光ディスクにそれぞれ対応して設計さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の光学ピック
    アップ。
  3. 【請求項3】 複数種類の光ディスクに対応してそれぞ
    れ設計された複数の二軸ブロック及び光学ブロックが用
    意されていて、 記録または再生しようとする光ディスクに対応した二軸
    ブロック及び光学ブロックが選択され、基準ベースに取
    り付けられることを特徴とする請求項2に記載の光学ピ
    ックアップ。
  4. 【請求項4】 光ディスクを回転駆動する駆動手段と、 回転する光ディスクに対して光源から光集束手段を介し
    て光を照射し、光ディスクからの信号記録面からの戻り
    光を光集束手段を介して光検出器により検出する光学ピ
    ックアップと、 対物レンズを二軸方向に移動可能に支持する二軸アクチ
    ュエータと、 光検出器からの検出信号に基づいて、再生信号を生成す
    る信号処理回路と、 光検出器からの検出信号に基づいて、上記光集束手段を
    二軸方向に移動させるサーボ回路とを含んでおり、 上記光集束手段及び二軸アクチュエータが、二軸ブロッ
    クとして規格化されてユニット化されていて、 上記光源及び光検出器を含む光学系が、光学ブロックと
    して規格化されてユニット化されており、 上記規格化された二軸ブロック及び光学ブロックが、基
    準ベースに対して装着される構成としたことを特徴とす
    る、光ディスク装置。
JP9355365A 1997-12-24 1997-12-24 光学ピックアップ及び光ディスク装置 Pending JPH11185286A (ja)

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JP9355365A JPH11185286A (ja) 1997-12-24 1997-12-24 光学ピックアップ及び光ディスク装置

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JP9355365A JPH11185286A (ja) 1997-12-24 1997-12-24 光学ピックアップ及び光ディスク装置

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JPH11185286A true JPH11185286A (ja) 1999-07-09

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ID=18443512

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JP9355365A Pending JPH11185286A (ja) 1997-12-24 1997-12-24 光学ピックアップ及び光ディスク装置

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JP (1) JPH11185286A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100611963B1 (ko) * 1999-11-25 2006-08-11 삼성전자주식회사 피드포워드 학습 제어 입력을 이용한 듀얼-스테이지 서보시스템

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100611963B1 (ko) * 1999-11-25 2006-08-11 삼성전자주식회사 피드포워드 학습 제어 입력을 이용한 듀얼-스테이지 서보시스템

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