JPH11182201A - 作動装置 - Google Patents
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- JPH11182201A JPH11182201A JP10998998A JP10998998A JPH11182201A JP H11182201 A JPH11182201 A JP H11182201A JP 10998998 A JP10998998 A JP 10998998A JP 10998998 A JP10998998 A JP 10998998A JP H11182201 A JPH11182201 A JP H11182201A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C1/00—Rotary-piston machines or engines
- F01C1/30—Rotary-piston machines or engines having the characteristics covered by two or more groups F01C1/02, F01C1/08, F01C1/22, F01C1/24 or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members
- F01C1/36—Rotary-piston machines or engines having the characteristics covered by two or more groups F01C1/02, F01C1/08, F01C1/22, F01C1/24 or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having both the movements defined in sub-groups F01C1/22 and F01C1/24
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Supercharger (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 効率的な力伝達が可能で、排気ガスも清浄
な、構成が簡単でコンパクトなエンジン、圧縮機、過給
機等の作動装置を提供する。 【解決手段】 過給機のように機能する圧縮機あるい
は送風機の如き作動装置は、主軸100と、それぞれが
ロータ軸104の上に載置された一対のロータ103と
を有している。前記主軸100とロータ軸104は適当
な歯車により連結されている。主軸100は各ロータ1
03を収容するための対向された半径方向切除部あるい
は凹部155を一対有している。主軸100が回転する
とき、ロータ103は、主軸100とともに回転し、各
凹部155内で歯車によって決まった位置に保持され、
エンジンでの空気/燃料混合気のような流体のチャージ
が、1つあるいはそれ以上の入口ポート160を通して
吸入され、圧縮され、出口ポート161を通して排出さ
れる。他の実施の形態では、前記作動装置は、エンジン
あるいはポンプ等として使用可能である。
な、構成が簡単でコンパクトなエンジン、圧縮機、過給
機等の作動装置を提供する。 【解決手段】 過給機のように機能する圧縮機あるい
は送風機の如き作動装置は、主軸100と、それぞれが
ロータ軸104の上に載置された一対のロータ103と
を有している。前記主軸100とロータ軸104は適当
な歯車により連結されている。主軸100は各ロータ1
03を収容するための対向された半径方向切除部あるい
は凹部155を一対有している。主軸100が回転する
とき、ロータ103は、主軸100とともに回転し、各
凹部155内で歯車によって決まった位置に保持され、
エンジンでの空気/燃料混合気のような流体のチャージ
が、1つあるいはそれ以上の入口ポート160を通して
吸入され、圧縮され、出口ポート161を通して排出さ
れる。他の実施の形態では、前記作動装置は、エンジン
あるいはポンプ等として使用可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送風機あるいは圧
縮機のような作動装置に関し、特に、過給機として作動
するときに、この技術分野の当業者により好ましく思わ
れるものであり、ポンプ、圧縮機、モータ、エンジン等
のようにどのような仕事でもこなす装置として適用でき
る。
縮機のような作動装置に関し、特に、過給機として作動
するときに、この技術分野の当業者により好ましく思わ
れるものであり、ポンプ、圧縮機、モータ、エンジン等
のようにどのような仕事でもこなす装置として適用でき
る。
【0002】しかし、この「作動装置」という言葉は、
本明細書の記載の単純化と平易化のために、本明細書を
通じて使用されたものであり、この言葉には、あらゆる
タイプの仕事をこなす装置が含まれていると理解される
べきである。
本明細書の記載の単純化と平易化のために、本明細書を
通じて使用されたものであり、この言葉には、あらゆる
タイプの仕事をこなす装置が含まれていると理解される
べきである。
【0003】
【従来の技術】現在、作業用の出力を作り出すための多
数の提案がなされているが、その多くは、もうけ主義的
な進歩発展には成功したが、いずれもほとんど実際には
実現可能ではないことが判明している。前記提案の到達
したもうけ主義的製品は、すべて大き過ぎるかあるいは
小さ過ぎ、それらの性能やコスト、構成の複雑さという
種々の欠点がある。多くのエンジンは、アメリカ合衆国
等多数の国の司法当局が要求する厳格な清浄な空気の要
求を満足しないような排気ガスの放出に酷く苦しみ、も
っぱら清浄な空気の規制のために、電気的な動力のエン
ジンに指向する傾向がある。電気的な動力装置が、特に
輸送目的のために使われる時、固有の不利があるにもか
かわらず、この傾向は存在している。
数の提案がなされているが、その多くは、もうけ主義的
な進歩発展には成功したが、いずれもほとんど実際には
実現可能ではないことが判明している。前記提案の到達
したもうけ主義的製品は、すべて大き過ぎるかあるいは
小さ過ぎ、それらの性能やコスト、構成の複雑さという
種々の欠点がある。多くのエンジンは、アメリカ合衆国
等多数の国の司法当局が要求する厳格な清浄な空気の要
求を満足しないような排気ガスの放出に酷く苦しみ、も
っぱら清浄な空気の規制のために、電気的な動力のエン
ジンに指向する傾向がある。電気的な動力装置が、特に
輸送目的のために使われる時、固有の不利があるにもか
かわらず、この傾向は存在している。
【0004】さらに、多くのエンジンは、オットーエン
ジンに基づいており、過去に満足のいく動力装置である
ことが立証されても、十分清浄な排気ガスを放出する点
について、またピストンからクランク軸に効率的に力伝
達することについては、難しさがあり、種々の不利で苦
しんでいる。
ジンに基づいており、過去に満足のいく動力装置である
ことが立証されても、十分清浄な排気ガスを放出する点
について、またピストンからクランク軸に効率的に力伝
達することについては、難しさがあり、種々の不利で苦
しんでいる。
【0005】自動車用エンジンの過給機の場合には、一
般に大きくて、非能率的であった。過給機として用いら
れたルーツタイプのポンプでは、1リットルの空気の変
換に2.5リットルのシリンダが必要となる。
般に大きくて、非能率的であった。過給機として用いら
れたルーツタイプのポンプでは、1リットルの空気の変
換に2.5リットルのシリンダが必要となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、現時
点での作動装置や同様な作動方法における問題点に打ち
勝ちあるいは少なくとも取り除いた上記定義した作動装
置及び/又はその作動方法あるいは有用な選択を公に少
なくとも提供することである。
点での作動装置や同様な作動方法における問題点に打ち
勝ちあるいは少なくとも取り除いた上記定義した作動装
置及び/又はその作動方法あるいは有用な選択を公に少
なくとも提供することである。
【0007】本発明のさらなる目的は、下記の記載から
明らかになるであろう。
明らかになるであろう。
【0008】
【発明の概要】本発明の1つの実施の形態によれば、ハ
ウジングと、このハウジング内の軸線の回りを回転する
ように設けられた軸と、この軸に対し第2の軸線の回り
を作動するように設けられた少なくと1つのロータとを
有し、当該ロータは、当該ロータが前記ハウジングの中
で前記軸とともに作動するとき、少なくともチャージさ
れた流体の一部を受け入れる少なくとも1つの凹部を有
し、またこのロータは、前記ハウジングの内面及び軸と
係合するように設けられ、かつ前記流体チャージの少な
くともの一部が吸入されかつ圧縮されるチャンバを前記
凹部で区画形成する作動装置を提供する。
ウジングと、このハウジング内の軸線の回りを回転する
ように設けられた軸と、この軸に対し第2の軸線の回り
を作動するように設けられた少なくと1つのロータとを
有し、当該ロータは、当該ロータが前記ハウジングの中
で前記軸とともに作動するとき、少なくともチャージさ
れた流体の一部を受け入れる少なくとも1つの凹部を有
し、またこのロータは、前記ハウジングの内面及び軸と
係合するように設けられ、かつ前記流体チャージの少な
くともの一部が吸入されかつ圧縮されるチャンバを前記
凹部で区画形成する作動装置を提供する。
【0009】本発明の他の実施の形態によれば、1つの
サイクルで流体のチャージを受け入れ、そして次のサイ
クルで前記ハウジングの排気側に移送するように設けら
れた他の凹部を備えた上記パラグラフに記載された作動
装置である。
サイクルで流体のチャージを受け入れ、そして次のサイ
クルで前記ハウジングの排気側に移送するように設けら
れた他の凹部を備えた上記パラグラフに記載された作動
装置である。
【0010】本発明の他の実施の形態によれば、圧縮
機、ポンプあるいは過給機として使用される前記両パラ
グラフのいずれかに記載された作動装置である。
機、ポンプあるいは過給機として使用される前記両パラ
グラフのいずれかに記載された作動装置である。
【0011】本発明の他の実施の形態によれば、ハウジ
ングと、このハウジング内の軸線の回りを回転するよう
に軸が設けられ、少なくと1つのロータが設けられかつ
このロータが前記軸に第2の軸線の回りを回動するよう
に設けられ、当該ロータが前記ハウジングの中で前記軸
で回動するとき、少なくともチャージされた流体の一部
を受け入れるように少なくとも1つの凹部が設けられ、
またこのロータが前記ハウジングの内面及び軸と係合す
るように設けられ、かつ前記流体チャージの少なくとも
の一部が吸入されかつ圧縮されるチャンバを前記凹部で
区画形成する作動装置の作動方法を提供することであ
る。
ングと、このハウジング内の軸線の回りを回転するよう
に軸が設けられ、少なくと1つのロータが設けられかつ
このロータが前記軸に第2の軸線の回りを回動するよう
に設けられ、当該ロータが前記ハウジングの中で前記軸
で回動するとき、少なくともチャージされた流体の一部
を受け入れるように少なくとも1つの凹部が設けられ、
またこのロータが前記ハウジングの内面及び軸と係合す
るように設けられ、かつ前記流体チャージの少なくとも
の一部が吸入されかつ圧縮されるチャンバを前記凹部で
区画形成する作動装置の作動方法を提供することであ
る。
【0012】本発明のさらに他の実施の形態によれば、
前記流体のチャージが吸入されあるいは排出される位置
あるいはこれに隣接して形成された、ハウジングの内面
の突出部の提供をさらに有している直上のパラグラフに
記載の方法である。
前記流体のチャージが吸入されあるいは排出される位置
あるいはこれに隣接して形成された、ハウジングの内面
の突出部の提供をさらに有している直上のパラグラフに
記載の方法である。
【0013】本発明のさらに他の実施の形態によれば、
前記各ロータと一対の前記凹部の1つが、前記吸入流体
の一部を形成するように排出流体の一部として提供し、
また排出流体の一部を吸入流体の一部として提供する直
上の複数のパラグラフのいずれかに記載の方法である。
前記各ロータと一対の前記凹部の1つが、前記吸入流体
の一部を形成するように排出流体の一部として提供し、
また排出流体の一部を吸入流体の一部として提供する直
上の複数のパラグラフのいずれかに記載の方法である。
【0014】本発明のさらに他の実施の形態によれば、
特に、添付図画に関するもののみに限定されることな
く、以下に記載される作動装置(ここで定義している)
及び/又は作動装置(ここで定義している)の作動方法
である。
特に、添付図画に関するもののみに限定されることな
く、以下に記載される作動装置(ここで定義している)
及び/又は作動装置(ここで定義している)の作動方法
である。
【0015】本発明のさらなる実施の形態は、次のその
実施の形態の例示により与えられる下記の記載から、ま
た添付図画で作られる意味から明らかにされる全ての新
規な点が考慮されるべきである。
実施の形態の例示により与えられる下記の記載から、ま
た添付図画で作られる意味から明らかにされる全ての新
規な点が考慮されるべきである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明は、はじめに2ストローク
のロータリエンジンに利用したものを特に参照して述べ
る。しかしながら、前に述べた通り、これは例示であ
り、また、本発明を、ポンプ、圧縮機等のような他の作
業を行なう装置に、特定の目的に適するように適正に種
々の変更し具体化することができることは、この技術分
野の当業者にとっては容易なことは明らかである。ポン
プあるいは圧縮機として利用すると好ましい実施の形態
は、図16から20に述べられている。
のロータリエンジンに利用したものを特に参照して述べ
る。しかしながら、前に述べた通り、これは例示であ
り、また、本発明を、ポンプ、圧縮機等のような他の作
業を行なう装置に、特定の目的に適するように適正に種
々の変更し具体化することができることは、この技術分
野の当業者にとっては容易なことは明らかである。ポン
プあるいは圧縮機として利用すると好ましい実施の形態
は、図16から20に述べられている。
【0017】添付図画の図1から15を参照するが、ま
ず、特に、図1,2及び3において、概して矢印50に
よって参照されたエンジンは、主ハウジング5と端部ハ
ウジング27を有している。主軸1は、主軸の端部2の
間で前記主ハウジング5を通して伸延し、主軸の軸受6
に支持されている。本実施の形態では、1対のロータピ
ストン3(他の実施の形態では1あるいは2以上のロー
タピストン3が使用される)が、主軸1に対して完全に
反対側にあるそれぞれのロータ軸4に設けられ、かつ軸
受7で支持されている。シール8と9がそれぞれ主軸1
とロータ軸4に設けられている。主軸1には、歯車10
が設けられ、この歯車10は、本実施の形態ではタイミ
ング平歯車12を介してロータ軸歯車11に連結されて
いる。歯車カバーシール15が設けられた歯車カバー1
4は、歯車カバースタッド13により位置決め固定され
ている。歯車の潤滑は、オイルがオイル入口16を通し
て提供され、それからオイル出口管17より排出され、
そして濾過されて戻される。オイルは、主軸受の潤滑を
18で行ない、パイプ20で歯車の潤滑を19で行なう
が、この潤滑のために設けられたパイプ20は、オイル
分離チャンバ21に向けられ、ロータのオイル分離穴2
3を利用してロータ軸受の潤滑を22で行なう。ロータ
の分離ガス穴24は、分離穴23及びシール9を通過す
るガスやあらゆるオイルを集めて逃がすことを許容す
る。オイル収集溝25は、ここでオイルがオイル戻し2
6によって回収されるオイル受皿を提供する。
ず、特に、図1,2及び3において、概して矢印50に
よって参照されたエンジンは、主ハウジング5と端部ハ
ウジング27を有している。主軸1は、主軸の端部2の
間で前記主ハウジング5を通して伸延し、主軸の軸受6
に支持されている。本実施の形態では、1対のロータピ
ストン3(他の実施の形態では1あるいは2以上のロー
タピストン3が使用される)が、主軸1に対して完全に
反対側にあるそれぞれのロータ軸4に設けられ、かつ軸
受7で支持されている。シール8と9がそれぞれ主軸1
とロータ軸4に設けられている。主軸1には、歯車10
が設けられ、この歯車10は、本実施の形態ではタイミ
ング平歯車12を介してロータ軸歯車11に連結されて
いる。歯車カバーシール15が設けられた歯車カバー1
4は、歯車カバースタッド13により位置決め固定され
ている。歯車の潤滑は、オイルがオイル入口16を通し
て提供され、それからオイル出口管17より排出され、
そして濾過されて戻される。オイルは、主軸受の潤滑を
18で行ない、パイプ20で歯車の潤滑を19で行なう
が、この潤滑のために設けられたパイプ20は、オイル
分離チャンバ21に向けられ、ロータのオイル分離穴2
3を利用してロータ軸受の潤滑を22で行なう。ロータ
の分離ガス穴24は、分離穴23及びシール9を通過す
るガスやあらゆるオイルを集めて逃がすことを許容す
る。オイル収集溝25は、ここでオイルがオイル戻し2
6によって回収されるオイル受皿を提供する。
【0018】特に、本実施の形態では、エンジン50
は、出口ポート29に隣接して位置する吸入ポート28
を有している。開口30は、端部ハウジング27を通し
てガスバイパス出口を提供する。
は、出口ポート29に隣接して位置する吸入ポート28
を有している。開口30は、端部ハウジング27を通し
てガスバイパス出口を提供する。
【0019】したがって、本実施の形態の主軸1は、そ
れぞれのロータピストン3を収容するためにその中に一
対の対向する半径方向の切除部あるいは凹部を有してお
り、このロータピストン3は、予め定められたクリアラ
ンスをもって主軸1と共に回転することができるが、こ
の主軸1とロータピストン3全ては、主ハウジング5の
中の区画形成されたチャンバの中で作動する。
れぞれのロータピストン3を収容するためにその中に一
対の対向する半径方向の切除部あるいは凹部を有してお
り、このロータピストン3は、予め定められたクリアラ
ンスをもって主軸1と共に回転することができるが、こ
の主軸1とロータピストン3全ては、主ハウジング5の
中の区画形成されたチャンバの中で作動する。
【0020】主軸1は、端部ハウジング27で軸受6に
より支持された主軸の端部2を有し、この軸受6は、潤
滑溝18によって潤滑されかつ冷却される。
より支持された主軸の端部2を有し、この軸受6は、潤
滑溝18によって潤滑されかつ冷却される。
【0021】ロータピストン3は、ピストン軸4により
回転されるように支持され、該ピストン軸には軸受7が
設けられ、また主軸の端部2によって支持されている。
回転されるように支持され、該ピストン軸には軸受7が
設けられ、また主軸の端部2によって支持されている。
【0022】ロータピストンの軸受7は、オイルによっ
て潤滑されかつ冷却されているが、このオイルは、潤滑
パイプ20を通り、遠心作用により送られ、遠心分離チ
ャンバ21内を回わり、ロータ分離穴23を通過する。
シール9は、セラミックあるいは他の材料で作られてお
り、オイル流れがチャンバを形成するための分離穴23
から遠心分離されるように、オイルを制御することがで
きるが、このチャンバには、ハウジング5内にガスとと
もに吹出されたどの様なオイルの浸出も分離ガス穴24
を通して集められる。本実施の形態では、歯車のための
オイル潤滑は、主軸の歯車10から得られ、そしてすべ
ての他の歯車に広げられ、最終的に歯車カバー14に集
められる。すべてのオイルは、オイル収集溝25あるい
は油受皿に集められ、オイル戻し26に集められ、そし
てオイルを吸い上げるオイル吸入管17へと引き出さ
れ、オイル入口16を通して歯車ボックスに入る。
て潤滑されかつ冷却されているが、このオイルは、潤滑
パイプ20を通り、遠心作用により送られ、遠心分離チ
ャンバ21内を回わり、ロータ分離穴23を通過する。
シール9は、セラミックあるいは他の材料で作られてお
り、オイル流れがチャンバを形成するための分離穴23
から遠心分離されるように、オイルを制御することがで
きるが、このチャンバには、ハウジング5内にガスとと
もに吹出されたどの様なオイルの浸出も分離ガス穴24
を通して集められる。本実施の形態では、歯車のための
オイル潤滑は、主軸の歯車10から得られ、そしてすべ
ての他の歯車に広げられ、最終的に歯車カバー14に集
められる。すべてのオイルは、オイル収集溝25あるい
は油受皿に集められ、オイル戻し26に集められ、そし
てオイルを吸い上げるオイル吸入管17へと引き出さ
れ、オイル入口16を通して歯車ボックスに入る。
【0023】エンジンの吸入が、真空をオイル戻し26
を通してオイルをオイル受けに走らせこともできるが、
もし必要なら、別の真空ポンプを設けることもできる。
を通してオイルをオイル受けに走らせこともできるが、
もし必要なら、別の真空ポンプを設けることもできる。
【0024】エンジン50には、点火プラグ43と燃料
噴射器44が設けられている。勿論、他の実施の形態と
して複数のスパークプラグと燃料噴射器を使用すること
も可能である。本実施の形態では、エンジン50は、冷
却ダクト46を通して液冷却される。
噴射器44が設けられている。勿論、他の実施の形態と
して複数のスパークプラグと燃料噴射器を使用すること
も可能である。本実施の形態では、エンジン50は、冷
却ダクト46を通して液冷却される。
【0025】本実施の形態のエンジン50は、好ましい
ことに、開口されたピストンであって、シリンダーの各
回転に対して1度ではなく2度点火するという2ストロ
ークエンジンとして稼働する。このエンジンの代案とし
ては、要求される場合には、各シリンダーの回数と同数
点火することもできる。特に、ここの下記する点から理
解されるように、エンジン50が積極的な吸入で回転
し、そして排気ガスがロータピストン3によってエンジ
ン50から掃き出されることから、吸入と排気のための
回転は不必要である。
ことに、開口されたピストンであって、シリンダーの各
回転に対して1度ではなく2度点火するという2ストロ
ークエンジンとして稼働する。このエンジンの代案とし
ては、要求される場合には、各シリンダーの回数と同数
点火することもできる。特に、ここの下記する点から理
解されるように、エンジン50が積極的な吸入で回転
し、そして排気ガスがロータピストン3によってエンジ
ン50から掃き出されることから、吸入と排気のための
回転は不必要である。
【0026】最も重要なことは、本発明は、この技術分
野での当業者によって理解されている非往復動エンジン
50を提供することであり、このエンジン50は、主軸
1が通常のクランクシャフトに置換されかつ通常のコン
ロッドとシリンダーが除かれたオットーエンジンとして
考えられることである。また、このエンジン50の主軸
1は、エンジンの全長にわたって伸延されているが、こ
の主軸1は、いずれかの端部から駆動あるいは被駆動さ
れるようになっていることも好ましい点である。加え
て、望ましい実施の形態におけるエンジン50の潤滑の
簡潔な記載から明らかなように、ロータピストン3が主
軸1あるいはハウジング5の内面と接触することを要し
ない実質的にオイルレスエンジンであり、ここでは、所
定のクリアランスをもって作動されることをせず、エン
ジンを通して流体を流すことによって、構成する部分の
間の効率的なシールを提供している。ここでのクリアラ
ンスは、本実施の形態の冷却ダクト46を通る液冷却の
ようなエンジン50の適切な冷却によって適正に維持さ
れる。
野での当業者によって理解されている非往復動エンジン
50を提供することであり、このエンジン50は、主軸
1が通常のクランクシャフトに置換されかつ通常のコン
ロッドとシリンダーが除かれたオットーエンジンとして
考えられることである。また、このエンジン50の主軸
1は、エンジンの全長にわたって伸延されているが、こ
の主軸1は、いずれかの端部から駆動あるいは被駆動さ
れるようになっていることも好ましい点である。加え
て、望ましい実施の形態におけるエンジン50の潤滑の
簡潔な記載から明らかなように、ロータピストン3が主
軸1あるいはハウジング5の内面と接触することを要し
ない実質的にオイルレスエンジンであり、ここでは、所
定のクリアランスをもって作動されることをせず、エン
ジンを通して流体を流すことによって、構成する部分の
間の効率的なシールを提供している。ここでのクリアラ
ンスは、本実施の形態の冷却ダクト46を通る液冷却の
ようなエンジン50の適切な冷却によって適正に維持さ
れる。
【0027】本発明のエンジン50では、あらゆる往復
動を避け、機械損失を最小にしている。加えて、好まし
い実施の形態では、ロータピストン3に要求されるピス
トンリングはなく、摩擦損失も最小にしている。
動を避け、機械損失を最小にしている。加えて、好まし
い実施の形態では、ロータピストン3に要求されるピス
トンリングはなく、摩擦損失も最小にしている。
【0028】さらに、特に下記する点から理解されるよ
うに、各シリンダーの2度の点火ストロークが各回転中
に行なわれるので、この実施の形態では点火により21
0°の回転が排気前に達成されことからすれば、図示実
施の形態のエンジンでは、点火からの各回転中に、42
0°というパワーを発揮することができる。
うに、各シリンダーの2度の点火ストロークが各回転中
に行なわれるので、この実施の形態では点火により21
0°の回転が排気前に達成されことからすれば、図示実
施の形態のエンジンでは、点火からの各回転中に、42
0°というパワーを発揮することができる。
【0029】前記エンジン50は、仕事あるいは爆発行
程の大部分の間、主軸1の主軸線と背中合わせとなるよ
うな直角位置を維持してシリンダーの圧力を受け入れる
ことができることも、この技術分野の当業者によっても
好まれるであろう。この点に関し、中心軸線と背中合わ
せとなる各ロータピストン3のトップからの角度がなく
なろうとすると、ロータピストン3は、ロータピストン
3の側面が非カバー状態あるいは露呈されるようにな
り、圧力を機械仕事に変換するのための好ましい角度を
持続し、圧力を受け入れることを可能にする。
程の大部分の間、主軸1の主軸線と背中合わせとなるよ
うな直角位置を維持してシリンダーの圧力を受け入れる
ことができることも、この技術分野の当業者によっても
好まれるであろう。この点に関し、中心軸線と背中合わ
せとなる各ロータピストン3のトップからの角度がなく
なろうとすると、ロータピストン3は、ロータピストン
3の側面が非カバー状態あるいは露呈されるようにな
り、圧力を機械仕事に変換するのための好ましい角度を
持続し、圧力を受け入れることを可能にする。
【0030】図4から15において、図中の陰部分は、
エンジンサイクルの結果として生じる空気、燃料/空気
あるいは排気ガスのチャージ状態を非常に図式的に示す
ように意図されている。
エンジンサイクルの結果として生じる空気、燃料/空気
あるいは排気ガスのチャージ状態を非常に図式的に示す
ように意図されている。
【0031】図4では、一対のロータピストン3が、主
軸1の周りの各ロータ軸4に取り付けられ、かつ主軸1
とロータピストン3が主ハウジング5の中で回転し得る
ように設けられている状態を非常に図式的に示してい
る。ロータピストン3は、それぞれロータピストン3の
反対側に凹部あるいは扇状切欠き51、52が設けられ
ている。ロータピストン3の夫々は、その位置を水平に
持続し、凹部あるいはチャンバ55が、主軸1の両側面
とハウジング5の内面に設けられ、かつ所定のクリアラ
ンスでもって係合するように、歯車により支持されてい
る。
軸1の周りの各ロータ軸4に取り付けられ、かつ主軸1
とロータピストン3が主ハウジング5の中で回転し得る
ように設けられている状態を非常に図式的に示してい
る。ロータピストン3は、それぞれロータピストン3の
反対側に凹部あるいは扇状切欠き51、52が設けられ
ている。ロータピストン3の夫々は、その位置を水平に
持続し、凹部あるいはチャンバ55が、主軸1の両側面
とハウジング5の内面に設けられ、かつ所定のクリアラ
ンスでもって係合するように、歯車により支持されてい
る。
【0032】図4において、エンジン50のサイクルの
始めに、空気のチャージ31が、陰で示されているよう
に、底部のロータピストン3の凹部51と主ハウジング
5の内面とにより区画されたチャンバに吸入ポート28
を通して吸入される。吸入ポート28の近傍あるいは吸
入ポート28と排気ポート29の間には、主ハウジング
5の壁の突出部54があり、この突出部54は、空気の
チャージ31が吸入されるチャンバの区画を助け、サイ
クルの吸入部と排気部との間の境界ポイントを提供する
ように機能する。図5において、再び陰で示されている
空気のチャージ32は、主軸1が回転するにともない、
容積が増加し、この場合では90°の位置を通り、かつ
ロータピストン3がシリンダー47を通って動くとき、
吸入されたチャージ32がロータピストン3の後ろのシ
ールを提供する。
始めに、空気のチャージ31が、陰で示されているよう
に、底部のロータピストン3の凹部51と主ハウジング
5の内面とにより区画されたチャンバに吸入ポート28
を通して吸入される。吸入ポート28の近傍あるいは吸
入ポート28と排気ポート29の間には、主ハウジング
5の壁の突出部54があり、この突出部54は、空気の
チャージ31が吸入されるチャンバの区画を助け、サイ
クルの吸入部と排気部との間の境界ポイントを提供する
ように機能する。図5において、再び陰で示されている
空気のチャージ32は、主軸1が回転するにともない、
容積が増加し、この場合では90°の位置を通り、かつ
ロータピストン3がシリンダー47を通って動くとき、
吸入されたチャージ32がロータピストン3の後ろのシ
ールを提供する。
【0033】図6において、ロータピストン3がハウジ
ング5のトップに近付くように移動すると、主軸1とと
もにロータピストン3は、新鮮なエアポケット33を作
る。このエアポケット33は、図7で示されるように、
燃料噴射器44が燃料噴射35するときに、吸入された
空気のチャージの残りが残留するようにエンジンシリン
ダー47から封鎖される。この場合、ハウジング5のト
ップには、点火プラグ43に隣接してハウジング5の内
壁に他の突出部53が示されている。この突出部53
は、エンジンの吸入側と排気側との間の変り目を区画形
成する。
ング5のトップに近付くように移動すると、主軸1とと
もにロータピストン3は、新鮮なエアポケット33を作
る。このエアポケット33は、図7で示されるように、
燃料噴射器44が燃料噴射35するときに、吸入された
空気のチャージの残りが残留するようにエンジンシリン
ダー47から封鎖される。この場合、ハウジング5のト
ップには、点火プラグ43に隣接してハウジング5の内
壁に他の突出部53が示されている。この突出部53
は、エンジンの吸入側と排気側との間の変り目を区画形
成する。
【0034】図8では、新鮮な空気のチャージ33がエ
ンジン50の排気側に移され、そして燃料/空気のチャ
ージ36が、他のロータピストン3の前でチャージ36
を押すように圧縮された状態が示されている。図9で
は、燃料/空気のチャージ37がさらに圧縮される一
方、前記新鮮な空気のチャージ33が他のロータピスト
ン3の前で動かされ続ける。図10では、さらに新鮮な
空気のチャージ33が、上方のロータピストン3によっ
て作られる一方、圧縮された燃料/空気のチャージが点
火プラグ43によって着火される状態が示されている。
図10に示されるように、着火が元の新鮮なエアポケッ
ト33で起こると同時に出口ポート29を通って排出さ
れる。したがって、エンジン50は、エンジンの吸入側
と排気側の間に新鮮な空気の移送が達成され、そしてこ
れにより排出される新鮮な空気による貢献を可能にして
いることは好ましいことである。これは、排気ガスの排
出に含まれる望ましくない構成物質、関連比率を低減す
ることになる。
ンジン50の排気側に移され、そして燃料/空気のチャ
ージ36が、他のロータピストン3の前でチャージ36
を押すように圧縮された状態が示されている。図9で
は、燃料/空気のチャージ37がさらに圧縮される一
方、前記新鮮な空気のチャージ33が他のロータピスト
ン3の前で動かされ続ける。図10では、さらに新鮮な
空気のチャージ33が、上方のロータピストン3によっ
て作られる一方、圧縮された燃料/空気のチャージが点
火プラグ43によって着火される状態が示されている。
図10に示されるように、着火が元の新鮮なエアポケッ
ト33で起こると同時に出口ポート29を通って排出さ
れる。したがって、エンジン50は、エンジンの吸入側
と排気側の間に新鮮な空気の移送が達成され、そしてこ
れにより排出される新鮮な空気による貢献を可能にして
いることは好ましいことである。これは、排気ガスの排
出に含まれる望ましくない構成物質、関連比率を低減す
ることになる。
【0035】また、排気ガス中の一酸化炭素と炭化水素
と接触する新鮮な空気が、酸化を引き起こし、望ましく
ない汚染物をかなり減少させることになる。
と接触する新鮮な空気が、酸化を引き起こし、望ましく
ない汚染物をかなり減少させることになる。
【0036】図11では、着火されたチャージ39が、
第2の新鮮な空気のチャージ33と一緒に膨張して右手
のシリンダー空間47を通って移動する状態が示されて
いる。好ましい燃焼室の設計の目的は、シリンダー内で
空気と燃料が完全にミックスされる状態を作ることであ
り、そのとき、チャージの燃焼が最も短時間で完了し、
かつ可能な限り完全に燃焼するように、高い乱流状態が
生じるようにすることである。乱流の開始は、吸入ポー
トが完全に封鎖された後であり、圧縮工程が開始の時点
であり、かつ圧縮された排出ガスのポケットが、粘性を
断ち切り熱伝達率と燃料のミックス性をスピードアップ
するような相互作用を起こすように作用する渦が作られ
ている吸入チャージの中に出るときに、始まる。図11
に見られるように、圧縮が継続し、そして着火点に到達
すると、火炎面は、突出部53によって破られるが、突
出部53は燃焼工程の間中燃焼室が通過することにな
る。これにより乱流と、端部混合気の過熱を妨げる火炎
面のトラベルの速度を増大する。新鮮な空気のチャージ
33が、すべての工程に存在し、エンジン50の冷却を
助けることは、好ましい。
第2の新鮮な空気のチャージ33と一緒に膨張して右手
のシリンダー空間47を通って移動する状態が示されて
いる。好ましい燃焼室の設計の目的は、シリンダー内で
空気と燃料が完全にミックスされる状態を作ることであ
り、そのとき、チャージの燃焼が最も短時間で完了し、
かつ可能な限り完全に燃焼するように、高い乱流状態が
生じるようにすることである。乱流の開始は、吸入ポー
トが完全に封鎖された後であり、圧縮工程が開始の時点
であり、かつ圧縮された排出ガスのポケットが、粘性を
断ち切り熱伝達率と燃料のミックス性をスピードアップ
するような相互作用を起こすように作用する渦が作られ
ている吸入チャージの中に出るときに、始まる。図11
に見られるように、圧縮が継続し、そして着火点に到達
すると、火炎面は、突出部53によって破られるが、突
出部53は燃焼工程の間中燃焼室が通過することにな
る。これにより乱流と、端部混合気の過熱を妨げる火炎
面のトラベルの速度を増大する。新鮮な空気のチャージ
33が、すべての工程に存在し、エンジン50の冷却を
助けることは、好ましい。
【0037】図12は、爆発行程の一部としてのチャー
ジ40が示され、今ロータピストン3が90°の位置に
あるが、その後、図13に示された位置で、低部のロー
タピストン3のトップが排気ガス41のポケットを形成
し、そしてロータピストン3は、図14に示されるよう
に、エンジンの吸入側に移動される。図15に示される
ように、排出ガス42の残りが、ロータピストン3によ
って排気ポート29を通じて掃き出される。排出ガスの
ポケット41は、吸入ポート28が高価な吸入空気に取
って代わらないように閉じられた後、吸入側に移動さ
れ、チャージ41が次の点火チャージに含まれるように
戻され、再び望ましくない排気ガスの排出を減少させる
一因になることは好ましい。さらに、この排気ガスチャ
ージ41は、エンジン50の熱効率を改善するために吸
入チャージにその熱エネルギーを分配することもでき
る。エンジンより大気中に放出されると害がある3つの
汚染物質は、CO、HC及びNOxである。化学的に正
しい混合気が燃焼室に吸入されると、燃焼により生じる
一酸化炭素や炭化水素生成物は、かなり減少するが、人
に迷惑をかける窒素酸化物は増加する。およそ20:1
に混合気を稀薄化することは、NOxの発生を低減する
が、燃焼を不安定にする。エンジンを通して戻される排
気ガスをリサイクルすることによって、正規組成値は、
NOxの発生を減らすと同時に、COとHCの減少も維
持し得る。
ジ40が示され、今ロータピストン3が90°の位置に
あるが、その後、図13に示された位置で、低部のロー
タピストン3のトップが排気ガス41のポケットを形成
し、そしてロータピストン3は、図14に示されるよう
に、エンジンの吸入側に移動される。図15に示される
ように、排出ガス42の残りが、ロータピストン3によ
って排気ポート29を通じて掃き出される。排出ガスの
ポケット41は、吸入ポート28が高価な吸入空気に取
って代わらないように閉じられた後、吸入側に移動さ
れ、チャージ41が次の点火チャージに含まれるように
戻され、再び望ましくない排気ガスの排出を減少させる
一因になることは好ましい。さらに、この排気ガスチャ
ージ41は、エンジン50の熱効率を改善するために吸
入チャージにその熱エネルギーを分配することもでき
る。エンジンより大気中に放出されると害がある3つの
汚染物質は、CO、HC及びNOxである。化学的に正
しい混合気が燃焼室に吸入されると、燃焼により生じる
一酸化炭素や炭化水素生成物は、かなり減少するが、人
に迷惑をかける窒素酸化物は増加する。およそ20:1
に混合気を稀薄化することは、NOxの発生を低減する
が、燃焼を不安定にする。エンジンを通して戻される排
気ガスをリサイクルすることによって、正規組成値は、
NOxの発生を減らすと同時に、COとHCの減少も維
持し得る。
【0038】エンジン50を通じて排気ガスをリサイク
ルすることは、殆どの他のエンジンでも同様であるが、
スロットルを広く開いた状態にセットしている間に、全
ての吸入チャージとは置き代わらないことになり、リサ
イクルされた排気ガスは常にスロットルのセットに比例
する。テストをすると、排気ガスの15%あるいはそれ
以上のリサイクルでNOxが88%まで低減できるが分
かった。
ルすることは、殆どの他のエンジンでも同様であるが、
スロットルを広く開いた状態にセットしている間に、全
ての吸入チャージとは置き代わらないことになり、リサ
イクルされた排気ガスは常にスロットルのセットに比例
する。テストをすると、排気ガスの15%あるいはそれ
以上のリサイクルでNOxが88%まで低減できるが分
かった。
【0039】前述した本実施の形態では、一対のロータ
ピストン3が示されているが、本出願人により予測され
得る種々の実施の形態では、1つあるいは2以上のロー
タピストン3を使用できると考える。
ピストン3が示されているが、本出願人により予測され
得る種々の実施の形態では、1つあるいは2以上のロー
タピストン3を使用できると考える。
【0040】図16から20において、本発明の他の実
施の形態は、ポンプあるいは圧縮機として作動し、特
に、エンジンのための過給機としての使用に適してい
る。
施の形態は、ポンプあるいは圧縮機として作動し、特
に、エンジンのための過給機としての使用に適してい
る。
【0041】周知のように、過給機は、大気圧より高圧
で空気あるいは燃料のチャージを供給するように種々の
タイプのエンジンで使われている。
で空気あるいは燃料のチャージを供給するように種々の
タイプのエンジンで使われている。
【0042】現在の好ましいタイプの過給機では、置き
換える容積のおよそ2.5倍の容積のシリンダーが供給
するためには必要となる。これに対し、本発明は、結果
として回転毎に置き換えられる量より少ない量のシリン
ダーあるいはチャンバを有しており、好ましい実施の形
態では、従来の同じ大きさのポンプあるいは過給機より
も少なくとも3倍以上の空気あるいは流体の量を置き換
えることができる。これは、勿論、本発明のポンプある
いは圧縮機が、実質的により小さいサイズのものであり
得ることを意味し、それ故、スペースが重んじられる、
特に自動車エンジンルームのようなものに対し進歩的利
点を有するものとして提供できる。例えば、本発明に係
る過給機は、典型的な自動車のオルタネータより小さく
なり得ると考える。
換える容積のおよそ2.5倍の容積のシリンダーが供給
するためには必要となる。これに対し、本発明は、結果
として回転毎に置き換えられる量より少ない量のシリン
ダーあるいはチャンバを有しており、好ましい実施の形
態では、従来の同じ大きさのポンプあるいは過給機より
も少なくとも3倍以上の空気あるいは流体の量を置き換
えることができる。これは、勿論、本発明のポンプある
いは圧縮機が、実質的により小さいサイズのものであり
得ることを意味し、それ故、スペースが重んじられる、
特に自動車エンジンルームのようなものに対し進歩的利
点を有するものとして提供できる。例えば、本発明に係
る過給機は、典型的な自動車のオルタネータより小さく
なり得ると考える。
【0043】まず、添付図面の図16には、本発明の1
つの実施の形態によるポンプあるいは圧縮機が非常に図
式的に示され、主軸100は、1つのハウジング150
を通って伸延し、一対のロータピストン103は、それ
ぞれのロータ軸104に載置されている。各ロータピス
トン103は、主軸100に形成された、それぞれが対
向する半径方向の切除部あるいは凹部155内に設けら
れ、主軸100が回転するとき、適切な実用的なクリア
ランスで、凹部155の面とハウジング150の面の両
方に係合した状態で実質的に水平位置に支持されてい
る。
つの実施の形態によるポンプあるいは圧縮機が非常に図
式的に示され、主軸100は、1つのハウジング150
を通って伸延し、一対のロータピストン103は、それ
ぞれのロータ軸104に載置されている。各ロータピス
トン103は、主軸100に形成された、それぞれが対
向する半径方向の切除部あるいは凹部155内に設けら
れ、主軸100が回転するとき、適切な実用的なクリア
ランスで、凹部155の面とハウジング150の面の両
方に係合した状態で実質的に水平位置に支持されてい
る。
【0044】図16は、主軸100に対するロータピス
トン103の位置を、主軸100の半回転分だけ、図式
的に示している。この図は、図16の左から右へかつ上
から下へ連続するように記載されている。各ロータピス
トン103は、一番上の左側の図において示された初期
位置から主軸100に対して動くとき、1あるいはそれ
以上の吸入ポート160を通って吸入されるハウジング
150の各側にある流体の量が、先行するロータピスト
ン103の側の前に掃き出され、1あるいはそれ以上の
排気ポート161を通して排出される。主軸100が完
全に回転すると、ハウジング150の両側で各ロータピ
ストン103によって掃き出されるという結果になる。
従って、ポンプあるいは圧縮機は、半分の回転でその容
量を排出し、1回転で2倍の容量を排出する。
トン103の位置を、主軸100の半回転分だけ、図式
的に示している。この図は、図16の左から右へかつ上
から下へ連続するように記載されている。各ロータピス
トン103は、一番上の左側の図において示された初期
位置から主軸100に対して動くとき、1あるいはそれ
以上の吸入ポート160を通って吸入されるハウジング
150の各側にある流体の量が、先行するロータピスト
ン103の側の前に掃き出され、1あるいはそれ以上の
排気ポート161を通して排出される。主軸100が完
全に回転すると、ハウジング150の両側で各ロータピ
ストン103によって掃き出されるという結果になる。
従って、ポンプあるいは圧縮機は、半分の回転でその容
量を排出し、1回転で2倍の容量を排出する。
【0045】図17では、本発明のある特定の実施の形
態が分解図で図式的に表わされているが、ここでは、ロ
ータピストン103が主軸100とともにかつハウジン
グ150の中で回転するように置れている。1セットの
排気ポート161が設けられており、反対側に吸入ポー
ト160があり、出口パイプ200と入口パイプ201
がハウジング150のいずれかの側面に設けられてい
る。また、前カバー202が空気流ポート203、20
4とともに設けられている。フロント側軸組立体205
は、各ロータ軸104のための軸受206を有し、かつ
中心軸100と前記フロント側軸組立体がボルト止めさ
れるように適切なボルト穴207が設けられている。
態が分解図で図式的に表わされているが、ここでは、ロ
ータピストン103が主軸100とともにかつハウジン
グ150の中で回転するように置れている。1セットの
排気ポート161が設けられており、反対側に吸入ポー
ト160があり、出口パイプ200と入口パイプ201
がハウジング150のいずれかの側面に設けられてい
る。また、前カバー202が空気流ポート203、20
4とともに設けられている。フロント側軸組立体205
は、各ロータ軸104のための軸受206を有し、かつ
中心軸100と前記フロント側軸組立体がボルト止めさ
れるように適切なボルト穴207が設けられている。
【0046】図17の下方の角部には、フロントマニホ
ールド208が図示されている。
ールド208が図示されている。
【0047】図18には、前部と側面横断面図が示され
ている。この図は、入口パイプ201及び出口パイプ2
00を有するフロントマニホールド208と、歯車組立
体210の周り設けられたバックマニホールド209
と、各ロータ103及びメイン歯車212と連結された
ロータ歯車211とを示している。空気シールが矢印2
13によって概して示すエリアで適切に提供される。
ている。この図は、入口パイプ201及び出口パイプ2
00を有するフロントマニホールド208と、歯車組立
体210の周り設けられたバックマニホールド209
と、各ロータ103及びメイン歯車212と連結された
ロータ歯車211とを示している。空気シールが矢印2
13によって概して示すエリアで適切に提供される。
【0048】特に、図19と20に示されているよう
に、ロータ歯車211が回転している平歯車214と固
定のメイン歯車212に噛合している。本実施の形態や
前述の実施の形態において、ロータと主軸を歯車連結す
ることは、単にロータの位置を維持するドライブ機構と
してのみの使用ではないことが理解されるであろう。従
って、この歯車連結は、図16で特に示されるように、
ロータ103が、主軸100が回転しているように、ハ
ウジング150に対して水平に固定された状態を維持す
ることを保証する。主軸受215は、リヤーシャフト組
立体216のために設けられ、また217のような専用
の軸受が他の歯車と結合する軸のために設けられてい
る。図19において、主軸受215は、実際の位置から
は変位した位置に示されているが、駆動軸217を有す
るフロントシャフト組立205に設けられている。
に、ロータ歯車211が回転している平歯車214と固
定のメイン歯車212に噛合している。本実施の形態や
前述の実施の形態において、ロータと主軸を歯車連結す
ることは、単にロータの位置を維持するドライブ機構と
してのみの使用ではないことが理解されるであろう。従
って、この歯車連結は、図16で特に示されるように、
ロータ103が、主軸100が回転しているように、ハ
ウジング150に対して水平に固定された状態を維持す
ることを保証する。主軸受215は、リヤーシャフト組
立体216のために設けられ、また217のような専用
の軸受が他の歯車と結合する軸のために設けられてい
る。図19において、主軸受215は、実際の位置から
は変位した位置に示されているが、駆動軸217を有す
るフロントシャフト組立205に設けられている。
【0049】流体流れ経路の出入口のダクトを、例え
ば、種々のタイプや大きさのエンジンを受け入れるよう
に、適切に設けることもできる。特に、ダクトやポート
が、V6あるいはV8のような特定のタイプのエンジン
のどこに必要とされるかは、そのとき、ハウジング15
0の内部ダクトやフロントやバックのマニホールト20
8、209のダクトをそれ相応に設ければよい。
ば、種々のタイプや大きさのエンジンを受け入れるよう
に、適切に設けることもできる。特に、ダクトやポート
が、V6あるいはV8のような特定のタイプのエンジン
のどこに必要とされるかは、そのとき、ハウジング15
0の内部ダクトやフロントやバックのマニホールト20
8、209のダクトをそれ相応に設ければよい。
【0050】本発明における特定な部品や完成品として
使用されている前述した記載の意味は、公知の均等物を
含んでおり、このような均等物は、ここでは、個々の説
明に含まれている。
使用されている前述した記載の意味は、公知の均等物を
含んでおり、このような均等物は、ここでは、個々の説
明に含まれている。
【0051】本発明は、好ましい実施の形態を参照し例
示する方法により述べられているが、変形あるいは改良
は、添付の特許請求の範囲で定義された本発明の範囲あ
るいは精神から逸脱すること行なうことができると、理
解されるべきである。
示する方法により述べられているが、変形あるいは改良
は、添付の特許請求の範囲で定義された本発明の範囲あ
るいは精神から逸脱すること行なうことができると、理
解されるべきである。
【0052】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、凹部を
有する主軸と、この主軸の周りで水平状態で回転するロ
ータとを有し、主軸の凹部とロータの凹部との嵌合離間
により内部の流体を圧縮するようにしたので、効率的な
力伝達が可能な、構成が簡単でコンパクトなエンジン、
圧縮機、過給機等の作動装置を得ることができる。
有する主軸と、この主軸の周りで水平状態で回転するロ
ータとを有し、主軸の凹部とロータの凹部との嵌合離間
により内部の流体を圧縮するようにしたので、効率的な
力伝達が可能な、構成が簡単でコンパクトなエンジン、
圧縮機、過給機等の作動装置を得ることができる。
【0053】また、エンジンとして使用したときには、
燃焼ガスの一部を再度吸入側に導くようにしたので、再
燃焼ができ、排気ガスもより清浄なものとなる。
燃焼ガスの一部を再度吸入側に導くようにしたので、再
燃焼ができ、排気ガスもより清浄なものとなる。
【図1】 本発明の一実施の形態に係るエンジンとして
機能する作動装置の図式的断面図である。
機能する作動装置の図式的断面図である。
【図2】 図1のエンジンの図式的端面図である。
【図3】 歯車が用いられた本発明の一実施の形態に係
るエンジンの図式的端面図である。
るエンジンの図式的端面図である。
【図4】 本発明の一実施の形態に係るエンジンの作動
状態を非常に図式的に示す断面図である。
状態を非常に図式的に示す断面図である。
【図5】 本発明の一実施の形態に係るエンジンの作動
状態を非常に図式的に示す断面図である。
状態を非常に図式的に示す断面図である。
【図6】 本発明の一実施の形態に係るエンジンの作動
状態を非常に図式的に示す断面図である。
状態を非常に図式的に示す断面図である。
【図7】 本発明の一実施の形態に係るエンジンの作動
状態を非常に図式的に示す断面図である。
状態を非常に図式的に示す断面図である。
【図8】 本発明の一実施の形態に係るエンジンの作動
状態を非常に図式的に示す断面図である。
状態を非常に図式的に示す断面図である。
【図9】 本発明の一実施の形態に係るエンジンの作動
状態を非常に図式的に示す断面図である。
状態を非常に図式的に示す断面図である。
【図10】 本発明の一実施の形態に係るエンジンの作
動状態を非常に図式的に示す断面図である。
動状態を非常に図式的に示す断面図である。
【図11】 本発明の一実施の形態に係るエンジンの作
動状態を非常に図式的に示す断面図である。
動状態を非常に図式的に示す断面図である。
【図12】 本発明の一実施の形態に係るエンジンの作
動状態を非常に図式的に示す断面図である。
動状態を非常に図式的に示す断面図である。
【図13】 本発明の一実施の形態に係るエンジンの作
動状態を非常に図式的に示す断面図である。
動状態を非常に図式的に示す断面図である。
【図14】 本発明の一実施の形態に係るエンジンの作
動状態を非常に図式的に示す断面図である。
動状態を非常に図式的に示す断面図である。
【図15】 本発明の一実施の形態に係るエンジンの作
動状態を非常に図式的に示す断面図である。
動状態を非常に図式的に示す断面図である。
【図16】 本発明の一実施の形態に係るポンプあるい
は圧縮機の作動状態を非常に図式的に示す断面図であ
る。
は圧縮機の作動状態を非常に図式的に示す断面図であ
る。
【図17】 図16のポンプあるいは圧縮機の図式的分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図18】 図16と17のポンプあるいは圧縮機の図
式的な前面図と断面図である。
式的な前面図と断面図である。
【図19】 図16から18のポンプあるいは圧縮機の
側面からみた図式的な分解図である。
側面からみた図式的な分解図である。
【図20】 図19の歯車を組立た状態を示す図式的な
正面図である。
正面図である。
1…主軸(軸)、 3…ロータピストン(ロータ)、 5…主ハウジング(ハウジング)、 27…端部ハウジング(ハウジング)、 28…吸入ポート(入口)、 29…排気ポート(出口)、 43…点火プラグ(点火手段)、 51,52,155…凹部、 53,54…突出部、 55…チャンバ、 150…ハウジング(ハウジング)、 103…ロータピストン、 211…ロータ歯車、 212…メイン歯車。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 598052702 Unit1/10 Ben Lomond Crescent Pakuranga Auckland New Zealan d (72)発明者 ロジャー ジョン スミス ニュー・ジーランド国 オークランド パ パクラ アールディ 1 ノーマンバイ ロード 61
Claims (11)
- 【請求項1】 ハウジングと、このハウジング内の軸線
の回りを回転するように設けられた軸と、この軸に対し
第2の軸線の回りを作動するように設けられた少なくと
1つのロータとを有し、当該ロータは、当該ロータが前
記ハウジングの中で前記軸とともに作動するとき、少な
くともチャージされた流体の一部を受け入れる少なくと
も1つの凹部を有し、またこのロータは、前記ハウジン
グの内面及び軸と係合するように設けられ、かつ前記流
体チャージの少なくともの一部が吸入されかつ圧縮され
るチャンバを前記凹部で区画形成する作動装置。 - 【請求項2】 1つのサイクルで流体のチャージを受け
入れ、そして次のサイクルで前記ハウジングの排気側に
移送するように設けられた他の凹部を備えた少なくとも
1つのロータを有する請求項1に記載の作動装置。 - 【請求項3】 前記軸は、少なくとも1つの凹部を有
し、この凹部内で前記少なくとも1つのロータが当該凹
部に対して移動し得る請求項2に記載の作動装置。 - 【請求項4】 前記軸は、断面円形であり、当該軸の円
周方向に位置された1つあるいはそれ以上の凹部を有
し、かつ第2の軸線が前記軸の周方向にあるいは隣接し
て位置されている請求項3に記載の作動装置。 - 【請求項5】 前記ハウジングの内面は、1つあるいは
それ以上の入口と1つあるいはそれ以上の出口の間に位
置している少なくとも1つの内方に向かう突出部あるい
はブレードを有している請求項4に記載の作動装置。 - 【請求項6】 前記ハウジングは、1つの点火手段に隣
接しかつ当該点火手段前に位置するように置かれた他の
内方に向かう突出部を有し、エンジン作動時に当該他の
突出部により火炎面が乱されるようにした請求項5に記
載の作動装置。 - 【請求項7】 前記凹部に対して移動する各ロータは、
前記流体のチャージをハウジングの反対側との間で前記
軸の回転で移送されかつ位置されるポケット形成するよ
うにした請求項2に記載の作動装置。 - 【請求項8】 前記少なくとも1つのロータと前記軸
は、各ポジションを同期させるようにかつハウジングに
関して要求される配置に前記ロータを保持するように歯
車連結した請求項1に記載の作動装置。 - 【請求項9】 前記作動装置は、圧縮機、ポンプあるい
は過給機として使用され、かつ少なくとも一対のロータ
が前記軸の完全に反対の各凹部に設けられている請求項
1に記載の作動装置。 - 【請求項10】 ハウジングと、このハウジング内の軸
線の回りを回転するように軸が設けられ、少なくと1つ
のロータが設けられかつこのロータが前記軸に第2の軸
線の回りを回動するように設けられ、当該ロータが前記
ハウジングの中で前記軸で回動するとき、少なくともチ
ャージされた流体の一部を受け入れるように少なくとも
1つの凹部が設けられ、またこのロータが前記ハウジン
グの内面及び軸と係合するように設けられ、かつ前記流
体チャージの少なくともの一部が吸入されかつ圧縮され
るチャンバを前記凹部で区画形成する作動装置の作動方
法。 - 【請求項11】 前記各ロータと一対の前記凹部の1つ
が、前記吸入流体の一部を形成するように排出流体の一
部として提供し、また排出流体の一部を吸入流体の一部
として提供するようにした請求項10に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NZ32927497 | 1997-11-27 | ||
NZ329274 | 1997-11-27 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11182201A true JPH11182201A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=19926539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10998998A Pending JPH11182201A (ja) | 1997-11-27 | 1998-04-20 | 作動装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1034374A4 (ja) |
JP (1) | JPH11182201A (ja) |
AU (1) | AU737023B2 (ja) |
TW (1) | TW362127B (ja) |
WO (1) | WO1999028629A1 (ja) |
ZA (1) | ZA9810871B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4521785B1 (ja) * | 2009-07-30 | 2010-08-11 | 清 野口 | 回転ピストン機械 |
JP5065532B1 (ja) * | 2012-02-10 | 2012-11-07 | 泰朗 横山 | 3サイクル気体燃料エンジン |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103452846B (zh) * | 2013-10-08 | 2016-08-03 | 李锦上 | 塞杆压缩机 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3363606A (en) * | 1965-11-04 | 1968-01-16 | James E. Robertson | Single-rotor type internal combustion engine |
FR1489283A (fr) * | 1966-08-04 | 1967-07-21 | Perfectionnements aux machines à pistons tournants | |
GB1362686A (en) * | 1972-10-20 | 1974-08-07 | Cheshire Software Ltd | Rotary piston machines |
US4741308A (en) * | 1986-08-15 | 1988-05-03 | Ballinger Michael S | Rotary internal combustion engine and method of operation |
-
1998
- 1998-04-10 TW TW087105494A patent/TW362127B/zh active
- 1998-04-20 JP JP10998998A patent/JPH11182201A/ja active Pending
- 1998-11-25 WO PCT/NZ1998/000175 patent/WO1999028629A1/en not_active Application Discontinuation
- 1998-11-25 EP EP98961704A patent/EP1034374A4/en not_active Withdrawn
- 1998-11-25 AU AU16967/99A patent/AU737023B2/en not_active Ceased
- 1998-11-27 ZA ZA9810871A patent/ZA9810871B/xx unknown
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4521785B1 (ja) * | 2009-07-30 | 2010-08-11 | 清 野口 | 回転ピストン機械 |
WO2011013184A1 (ja) * | 2009-07-30 | 2011-02-03 | Noguchi Kiyoshi | 回転ピストン機械 |
JP2011032877A (ja) * | 2009-07-30 | 2011-02-17 | Kiyoshi Noguchi | 回転ピストン機械 |
JP5065532B1 (ja) * | 2012-02-10 | 2012-11-07 | 泰朗 横山 | 3サイクル気体燃料エンジン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ZA9810871B (en) | 1999-05-27 |
EP1034374A4 (en) | 2001-01-31 |
AU1696799A (en) | 1999-06-16 |
EP1034374A1 (en) | 2000-09-13 |
AU737023B2 (en) | 2001-08-09 |
WO1999028629A1 (en) | 1999-06-10 |
TW362127B (en) | 1999-06-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010424 |