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JPH11178982A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

Info

Publication number
JPH11178982A
JPH11178982A JP9348124A JP34812497A JPH11178982A JP H11178982 A JPH11178982 A JP H11178982A JP 9348124 A JP9348124 A JP 9348124A JP 34812497 A JP34812497 A JP 34812497A JP H11178982 A JPH11178982 A JP H11178982A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
symbol
mode
concentrated
skull
won
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9348124A
Other languages
English (en)
Inventor
Masateru Kawahara
雅輝 川原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikoku Denki Co Ltd
Original Assignee
Daikoku Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikoku Denki Co Ltd filed Critical Daikoku Denki Co Ltd
Priority to JP9348124A priority Critical patent/JPH11178982A/ja
Publication of JPH11178982A publication Critical patent/JPH11178982A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 集中役モードの終了を遊技性を確保しながら
遊技客に確実に報知する。 【解決手段】 スロットマシン1のCPU12は、集中
役モード開始図柄を当選したときは小役の当選確率を高
める。そして、集中役モードの終了図柄を当選したとき
は、どくろ図柄の引込み停止動作を実行し、その引込み
停止動作によりどくろ図柄を揃えて停止表示できたとき
は集中役モードを終了し、どくろ図柄を揃えて停止表示
できなかったときはどくろ図柄の当選を無効とする。こ
れにより、遊技客は、どくろ図柄が2つ揃ってテンパイ
する毎に緊張すると共に、どくろ図柄が3つ揃うことに
より集中役モードの終了を確認することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集中役モードを当
選したときはコインの出玉率を高めるスロットマシンに
関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、スロットマ
シンとして、集中約モードを当選したときは、出玉率
(ベース)を通常よりも高くする集中役モードを設定す
るものが供されている。つまり、スタートボタンの操作
時に所定確率(例えば1/500)で集中役モードを当
選したかを判断し、集中役モードを当選したときは小役
の当選確率を高めたり、シングルボーナスの当選確率を
高めることにより出玉率を高めに設定するものである。
【0003】また、スロットマシンとしては、集中役モ
ードの一種であるチャンスタイムを当選したときは、リ
ールのすべりコマ数を零に設定してスロットマシンによ
る技術介入をなくすことにより、遊技技術の高い遊技客
にとってはコインの出玉率を高くすることが可能なもの
も供されている。これらの集中役モードは、ビッグボー
ナスを当選したり、或いは集中役モードの終了に当選し
た時点で終了するようになっている。
【0004】ところで、この種のスロットマシンは、集
中役モードを当選したことを遊技客に報知しないように
なっている。これは、集中役モードを当選したことを遊
技客自身が判断することによりスロットマシンの遊技性
を高めるためである。
【0005】同様の理由から、集中役モードの終了を当
選したことも遊技客に報知しないようにしている。この
ため、遊技客は、集中役モードの当選中であると判断し
ている場合において、小役或いはシングルボーナスが揃
いにくくなると、集中役モードが終了したかどうかと不
安になると共に、遊技を終了したいときは、まだ集中役
モード中かもしれないと思い、なかなか遊技を終了する
ことができず遊技に熱中することができなかった。
【0006】この場合、集中役モード中にビッグボーナ
スが開始したときは、ビッグボーナスの開始により集中
役モードが終了したと判断することができるのものの、
通常の場合においては遊技客が集中役モードの終了を確
実に判断することはできなかった。
【0007】そこで、スロットマシンの前面にランプを
備え、集中役モード中はランプを点灯することが考えら
れるが、それでは集中役モードの終了によりランプが突
然消灯して集中役モードの終了となってしまうので、集
中役モード時の遊技性が失われてしまう。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、集中役モードを当選したときはコイン
の出玉率を高める構成において、集中役モードの終了を
遊技性を確保しながら遊技客に確実に報知することがで
きるスロットマシンを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、集中役モード
を当選したときはコインの出玉率を高めるスロットマシ
ンにおいて、前記集中役モードを終了することを示す特
定図柄を表示可能に構成し、前記集中役モードの終了を
当選したときは前記特定図柄の引込み停止動作を実行
し、その引込み停止動作により前記特定図柄を表示でき
たときは前記集中役モードを終了する制御手段を設けた
ものである(請求項1)。
【0010】このような構成によれば、集中役モードを
当選したときは、コインの出玉率が高くなるので、遊技
客の手持ちコインは増加傾向となる。ここで、制御手段
は、集中役モードの終了を当選したときは特定図柄の引
込み停止動作を実行し、特定図柄を表示できたときは集
中役モードを終了する。これにより、遊技客は、特定図
柄が表示されることにより集中役モードの終了を確認す
ることができるので、集中役モードの終了にまごつくこ
とはなくなり、遊技に熱中することができる。
【0011】上記構成において、前記制御手段は、前記
特定図柄の引込み停止動作にかかわらず当該特定図柄を
表示できなかったときは集中役モードの終了当選を継続
して有効とするようにしてもよい(請求項2)。
【0012】このような構成によれば、制御手段は、集
中役モードの終了を当選させた場合は特定図柄の引込み
停止動作を実行する。ところが、遊技客によるリールの
停止タイミングによっては特定図柄の引込み停止動作に
かかわらず特定図柄を表示することはできないので、こ
のような場合は、集中役モードの終了当選を有効とす
る。従って、集中役モードを確実に終了することができ
るので、遊技客の遊技技術により集中役モード中におけ
るコインの獲得枚数に不公平が生じてしまうことを防止
できる。
【0013】また、前記制御手段は、前記特定図柄の引
込み停止動作にかかわらず当該特定図柄を表示できなか
ったときは集中役モードの終了当選を無効とするように
してもよい(請求項3)。
【0014】このような構成によれば、制御手段は、集
中役モードの終了を当選させた場合は特定図柄の引込み
停止動作を実行する。ところが、遊技客によるリールの
停止タイミングによっては特定図柄の引込み停止動作に
かかわらず特定図柄を表示することはできないので、こ
のような場合は、集中役モードの終了当選を無効とす
る。従って、遊技客の遊技技術に応じて集中役モード期
間が変化するので、遊技客の遊技技術によりスロットマ
シンの遊技性が変化して趣向性を高めることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
参照して説明する。図2はスロットマシンの前面を示し
ている。この図2において、スロットマシン1の正面に
は表示窓2が形成されており、その表示窓2を通じて停
止図柄を視認可能となっている。この場合、停止図柄は
内部に配置した3個のリール3a,3b,3cの円周面
に描かれており、リール3a,3b,3cの停止状態で
は表示窓2の上段、中段、下段に対応して図柄が表示さ
れるようになっている。また、表示窓2の上方にはボー
ナス中におけるコインの払出し進捗状態を示す複数のラ
ンプ4が設けられている。
【0016】表示窓2の下方に設けられた操作パネル5
には払出しコインのクレジットボタン6、クレジットコ
インの返却ボタン7、コイン投入口8が設けられている
と共に、スタートレバー9、左側ストップボタン10
a、中央ストップボタン10b、右側ストップボタン1
0cが配置されている。
【0017】そして、スロットマシン1の前面下部には
払出しコイン用の受皿11が設けられている。
【0018】図1はスロットマシン1の構成を概略的に
示している。この図1において、CPU12(制御手段
に相当)は、クロック回路13からのクロック信号に基
づいてROM14に記憶されたプログラムを実行するよ
うになっており、その実行に応じてワークデータをRA
M15に記憶する。
【0019】検出回路は16は、コイン投入口8に投入
されたコインを検出してCPU12に通知する。CPU
12は、検出回路16からコインが投入されたことを通
知されたときは、投入されたコイン枚数に応じて有効表
示ラインを設定する。
【0020】検出回路17は、スタートレバー9が操作
されたことを検出してCPU12に通知する。CPU1
2は、検出回路17からスタートレバー9が操作された
ことを通知されたときは乱数回路18から乱数値を獲得
して抽選図柄を決定する。この場合、抽選図柄として
は、ビッグボーナス図柄、レギュラボーナス図柄、10
枚小役図柄、2枚小役図柄、リプレイ図柄、集中役モー
ド開始図柄、集中役モード終了図柄、外れ図柄などが設
定されている。
【0021】CPU12は、上述した3個のリール3a
〜3cの回転及び停止を制御するようになっている。つ
まり、CPU12は、スタートレバー9が操作されたと
きは、ドライバ19a〜19cに駆動パルスを出力す
る。パルスモータ20a〜20cはドライバ19a〜1
9cを通じて駆動パルスを受けると、リール3a〜3c
を駆動パルス数に対応した角度だけ回転する。この場
合、リール3a〜3cの基準回転位置に対応して位置セ
ンサ21a〜21cが設けられており、検出回路22は
位置センサ21a〜21cの検出状態をCPU12に通
知する。CPU12は、検出回路22の検出状態となっ
たタイミングでリール3a〜3cが基準回転位置となっ
たことを検出する。
【0022】ここで、リール3a〜3cに対応してカウ
ンタ23a〜23cが設けられており、CPU12は、
パルスモータ20a〜20cに駆動パルスを出力したと
きは対応するカウンタ23a〜23cを駆動パルス数だ
けインクリメントすると共に位置センサ21a〜21c
がリール3a〜3cの基準回転位置を検出したときはカ
ウンタ23a〜23cをリセットするようなっている。
従って、CPU12は、カウンタ23a〜23cのカウ
ント値に基づいてリール3a〜3cの基準回転位置から
の現在の回転位置を判断することができる。
【0023】検出回路24は、各ストップボタン10a
〜10cに対する操作を検出してCPU12に通知す
る。CPU12は、検出回路24からストップボタン1
0a〜10cが操作されたことを通知されたときは抽選
図柄の引込み停止動作を実行する。つまり、図柄テーブ
ル25にはリール3a〜3cの回転位置と図柄との関係
が記憶されており、CPU12は、リール3a〜3cの
現在の回転位置に基づいて現在表示中の図柄を判断する
ことができる。
【0024】出玉設定部26はコインの出玉率を決定す
るためのもので、6段階の出玉率を任意に設定すること
ができる。この場合、CPU12は、出玉設定部26に
設定された出玉率に基づいてボーナス図柄或いは小役図
柄などの当選確率を決定するようになっている。払出機
構27は、CPU12からの指令に応じたドライバ28
の駆動により所定枚数のコインを払出す。
【0025】図3は各リール3a〜3cに描かれた図柄
を示している。この図3において、左リール3a、中リ
ール3b、右リール3cのそれぞれの所定位置には
「7」、「BAR」、プラム図柄、オレンジ図柄、チェ
リー図柄、「REPLAY」、どくろ図柄などが描かれ
ている。
【0026】ここで、CPU12は、抽選図柄に応じて
以下の動作を実行するようになっている。 (1)抽選図柄としてビッグボーナス図柄を当選したと
きは、ビッグボーナスフラグを成立してから「7」の引
込み停止動作を実行し、有効表示ラインに「7」を揃え
て停止表示できたときは周知のビッグボーナスモードを
スタートする。この場合、ビッグボーナスを当選したゲ
ームにおいて「7」を揃えて停止表示できなかったとき
はビッグボーナスフラグの成立を継続して有効とするよ
うになっている。
【0027】(2)抽選図柄としてレギュラーボーナス
図柄を当選したときは、レギュラーボーナスフラグを成
立してから「BAR」の引込み停止動作を実行し、有効
表示ラインに「BAR」を揃えて停止表示できたときは
周知のレギュラーボーナスモードをスタートする。この
場合、レギュラーボーナスを当選したゲームにおいて
「BAR」を揃えて停止表示できなかったときはレギュ
ラーボーナスフラグの成立を継続して有効とするように
なっている。
【0028】(3)抽選図柄として10枚小役図柄を当
選したときは、プラム図柄或いはオレンジ図柄などの小
役図柄の引込み停止動作を実行し、有効表示ラインに小
役図柄を揃えて停止表示できたときはコインを10枚払
出す。この場合、10枚小役図柄を当選したゲームにお
いてプラム図柄或いはオレンジ図柄を揃えて停止表示で
きなかったときは、10枚小役の当選を無効とするよう
になっている。
【0029】(4)抽選図柄として2枚小役図柄を当選
したときは、左リール3aに設けられたチェリー図柄の
引込み停止動作を実行し、チェリー図柄を停止表示でき
たときはコインを2枚払出す。この場合、小役図柄を当
選したゲームにおいてチェリー図柄を停止表示できなか
ったときは、小役図柄の当選を無効とするようになって
いる。
【0030】(5)集中役モード開始図柄を当選したと
きは、上記小役図柄の当選確率を高めに設定する。
【0031】この場合、集中役モード開始図柄は遊技性
を高める観点からリール3a〜3cには設定されておら
ず、CPU12が集中役モード開始図柄の引込み停止動
作を実行することはない。
【0032】(6)集中役モード終了図柄を当選したと
きは、どくろ図柄の引込み停止動作を実行し、有効表示
ラインにどくろ図柄を揃えて停止表示できたときは集中
役モードを終了する。この場合、集中役モード終了図柄
を当選したゲームにおいてどくろ図柄を揃えて停止表示
できなかったときは、集中役モード終了図柄の当選を無
効とするようになっている。
【0033】(7)抽選図柄としてリプレイ図柄を当選
したときは、「REPLAY」図柄の引込み停止動作を
実行し、有効表示ラインに「REPLAY」図柄を揃え
て停止表示できたときは次のゲームをコインの非投入で
実行可能とする。 (8)抽選図柄として外れ図柄を当選したときは、外れ
図柄の引込み停止動作を実行する。
【0034】次に上記構成の作用について説明する。図
4乃至図6はCPU12の動作を示している。まず、図
4において、CPU12は、コインが投入されたときは
(S101)、コインの投入枚数に応じて有効表示ライ
ンを設定する(S102)。つまり、コインが1枚投入
されたときは中段の横ラインを有効とし、コインが2枚
投入されたときは中段の横ラインに加えて上段,下段の
横ラインを有効とし、コインが3枚投入されたときは上
段、中段、下段の3本の横ラインに加えて、2本の斜め
ラインを有効とする。
【0035】そして、遊技客がスタートレバー9を操作
したときは(S103:YES)、抽選処理を実行する
(S104)。つまり、乱数回路18による乱数値に基
づいてビッグボーナス図柄、レギュラーボーナス図柄、
10枚小役図柄、2枚小役図柄、集中役モード開始図
柄、集中役モード終了図柄、外れ図柄を決定する。この
場合、以前における抽選処理によりビッグボーナスフラ
グ或いはレギュラーボーナスフラグが成立しているとき
は、ビッグボーナス図柄或いはレギュラーボーナス図柄
を抽選図柄とする。
【0036】続いて、パルスモータ20a〜20cに駆
動パルスを出力することにより全てのリール3a〜3c
を回転する(S105)。このとき、CPU12は、出
力した駆動パルス数に応じてリール3a〜3cに対応す
るカウンタ23a〜23cをインクリメントする。
【0037】そして、遊技客がストップボタン10a〜
10cを操作すると(S106:YES)、CPU12
は、リール3a〜3cの引込み停止処理を実行する(S
107)。
【0038】図5はリールの引込み停止処理を示してい
る。この図5において、CPU12は、停止すべきリー
ル3a〜3cに対応したカウンタ23a〜23cの記憶
値を読込む(S201)。このとき、カウンタ23a〜
23cにはリール3a〜3cの現在の回転位置を示す数
値が記憶されている。
【0039】続いて、CPU12は、図柄テーブルを読
込む(S202)。この図柄テーブルにはリール3a〜
3cの回転位置とリール3a〜3cに描かれた図柄との
対応関係が記憶されているので、カウンタ23a〜23
cの記憶値に基づいて有効表示ラインに位置する現在の
表示図柄を判断することができる。
【0040】そして、ストップボタン10a〜10cが
操作されたタイミングで有効表示ラインに位置する図柄
から所定の引込数(有効表示ラインに位置する図柄を0
として4コマ)内に抽選図柄が位置しているかを判断
し、抽選図柄が位置しているときは当該抽選図柄を引込
んで停止し、抽選図柄が位置していないときはそのまま
停止する。従って、ストップボタン10a〜10cが操
作されたタイミングで有効表示ラインに抽選図柄が位置
しているときはそのまま停止すると共に、有効表示ライ
ンに抽選図柄が位置していない場合であっても、有効表
示ラインへの引込み可能な位置に抽選図柄が位置してい
るときは抽選図柄が有効表示ラインに停止表示される。
【0041】尚、上述した引込み停止動作において抽選
図柄を引込むことができずにそのまま停止した場合にお
いて停止図柄が抽選図柄以外の図柄となってしまうよう
なときは、リール3a〜3cをさらにすべり制御を行う
ことにより上位の当り図柄とならないようにしている。
【0042】上述のようにしてストップボタン10a〜
10cに対する操作に応じてリール3a〜3cを順に停
止したときは(S108:YES)、CPU12は、停
止図柄判定処理を実行する(S109)。
【0043】図6は停止図柄判定処理を示している。こ
の図6において、CPU12は、カウンタ23a〜23
cの記憶値を読込むと共に図柄テーブル25を読込むこ
とにより(S301、S302)、有効表示ラインへの
停止図柄を判断する(S303)。続いて、払出処理を
実行する(S110)。つまり、停止図柄が当り図柄で
あったときは、その当り図柄に応じて所定枚数のコイン
を払出す。
【0044】続いて、停止図柄が特別モード図柄であっ
たときは(S111:YES)、特別モード処理を実行
する(S112)。つまり、ビッグボーナスモードの場
合は停止図柄として所定図柄(例えば「REPLA
Y」)を引込み停止表示により揃えると共にコインを1
5枚払出すもので、このような払出し動作を24回実行
したところで終了する。また、レギュラーボーナスモー
ドの場合は、ビッグボーナスモードと同様の払出し動作
を8回実行したところで終了する。従って、遊技客は、
ビッグボーナスにより360枚のコインを獲得すること
ができると共に、レギュラーボーナスにより120枚の
コインを獲得することができる。また、停止図柄が小役
図柄であったときは、小役図柄に応じた枚数のコインを
払出す。
【0045】一方、上述の抽選処理において抽選図柄が
集中役モード開始図柄であった場合は、集中役モードを
スタートする。この場合、集中役モード開始図柄はリー
ル3a〜3cには設定されておらず、集中役モード開始
図柄が停止図柄として表示されることはない。これは、
遊技客に集中役モードの開始を報知しないことにより、
集中役モードの遊技性を高めるためである。
【0046】この集中役モードにおいては小役の当選確
率を通常よりも高く設定するので、所謂出玉率(ベー
ス)が高い状態となる。この場合、集中役モード開始図
柄が停止図柄として表示されることはないものの、小役
図柄が通常よりも揃いやすくなるので、遊技客は、集中
役モードとなったと判断することができる。
【0047】ところで、ビッグボーナスモード或いはレ
ギュラーボーナスモードの終了はスロットマシンに設け
られたランプの報知により確認することができるもの
の、集中役モードに関しては、従来においては遊技性を
高めるために遊技客に報知されていなかった。このた
め、集中役モードがスタートしたと判断した遊技客は、
小役図柄が揃いにくくなると、集中役モードが終了した
かどうかと不安になると共に、遊技を終了したい場合
も、まだ集中役モード中かもしれないと思い、なかなか
遊技を終了することができなかった。
【0048】そこで、本実施例では、集中役モードの終
了を示すどくろ図柄をリール3a〜3cに設け、抽選処
理により集中役モード終了図柄を当選したときは、どく
ろ図柄が揃うように引込み停止処理を行い、有効表示ラ
インにどくろ図柄を揃えて停止表示できたときは集中役
モードを終了するようにした。
【0049】ここで、CPU12がどくろ図柄を揃える
ときの技術介入について説明する。尚、ゲームの開始時
の投入コイン数は3枚であり、全ての表示ラインが有効
となっているものする。また、最初の停止リールと次の
停止リールのすべり幅は4コマに設定され、最後の停止
リールのすべり幅は2コマに設定されているものとす
る。
【0050】即ち、左リール3aにはどくろ図柄の間に
最大6コマの他の図柄が設定されていると共に、最初の
停止リールのすべり幅は4コマに設定されていることか
ら、CPU12による技術介入により左図柄としてどく
ろ図柄を確実に停止表示することができる。
【0051】また、中央リール3bにはどくろ図柄の間
に4コマの他の図柄が設定されていると共に、2番目の
停止リールのすべり幅は4コマに設定されていることか
ら、左図柄としてのどくろ図柄の停止位置にかかわらず
CPU12による技術介入により中図柄としてどくろ図
柄を確実に揃えて表示することができる。
【0052】そして、右リール3cにはどくろ図柄の間
に4コマの他の図柄が設定されていると共に、最後の停
止リールのすべり幅は2コマに設定されていることか
ら、CPU12による技術介入によりどくろ図柄を揃え
れる確率は60%となる。
【0053】尚、左リール3aが最終の停止リールとな
るようにストップボタン10a〜10cが操作された場
合は、どくろ図柄を揃えれる確率はさらに低下する。
【0054】また、左側リール3aにあってはどくろ図
柄の手前位置にチェリー図柄が設けられている事情か
ら、チェリー図柄を当選していない状態でどくろ図柄と
チェリー図柄が表示されるような場合は、さらに左側リ
ール3aに対するすべり制御によりどくろ図柄とチェリ
ー図柄とを同時に表示しないようになっている。
【0055】上記構成のものによれば、集中役モードの
終了を示すどくろ図柄を表示可能に構成し、集中役モー
ド状態で集中役モード終了図柄を当選したときは、どく
ろ図柄を揃えて表示するように技術介入するようにした
ので、遊技客はどくろ図柄が表示されたときは集中役モ
ードが終了したことを確認することができる。従って、
集中役モードの終了を確認することができない従来構成
のものと違って、遊技客は安心して遊技に熱中すること
ができる。
【0056】また、どくろ図柄が2つ揃ってテンパスす
るにしても、遊技客による技術介入により最後の停止リ
ールの図柄がどくろ図柄とならないように目押しするこ
とが可能であるので、遊技客の遊技技術により集中役モ
ード期間を延長することが可能となり、趣向性を高める
ことができる。
【0057】また、遊技客は、どくろ図柄が2つ揃って
テンパイする毎に集中役モードが終了するのではないか
と思い緊張するので、例えばランプにより集中役モード
中であることを報知する構成と比較して、遊技客が遊技
に熱中するようになりスロットマシン1の遊技性を高め
ることができる。
【0058】本発明は、上記実施例にのみ限定されるも
のではなく、次のように変形または拡張できる。集中役
モード終了図柄を当選した場合にどくろ図柄の引込み停
止処理にかかわらずどくろ図柄を揃えて停止表示できな
かったときは、どくろ図柄の当選を次のゲームに持ち越
すようにしてもよい。この場合、集中役モード終了図柄
が当選した場合は、スロットマシン1による技術介入に
よりどくろ図柄を揃えて停止表示することができるの
で、遊技客の遊技技術にかかわらず集中役モード期間が
同じになり、コインを公平に分配することができる。
【0059】リールのすべりコマ数が零に設定されるチ
ャンスタイムを有するスロットマシンの場合は、特定図
柄を表示することによりチャンスタイムの終了を報知す
るようにしてもよい。特定図柄としては、どくろ図柄が
揃うことに限らず、通常の図柄を組合わせてもよい。
【0060】
【発明の効果】以上の説明から明らかにように、本発明
のスロットマシンによれば、集中役モードを終了するこ
とを示す特定図柄を表示可能に構成し、集中役モードの
終了を当選したときは特定図柄の引込み停止動作を実行
し、その引込み停止動作により特定図柄を表示できたと
きは集中役モードを終了するようにしたので、集中役モ
ードの終了を遊技性を確保しながら遊技客に確実に報知
することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における電気的構成を示す概
略図
【図2】スロットマシンの正面図
【図3】リールの展開図
【図4】CPUの動作を示すフローチャート
【図5】CPUのリール停止処理動作を示すフローチャ
ート
【図6】CPUの停止図柄判定処理を示すフローチャー
【符号の説明】
1はスロットマシン、3a〜3cはリール、9はスター
トレバー、10a〜10cはストップボタン、12はC
PU(制御手段)、18は乱数回路、20a〜20cは
パルスモータ、23a〜23cはカウンタ、25は図柄
テーブル、26は出玉設定部、27は払出機構である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集中役モードを当選したときはコインの
    出玉率を高めるスロットマシンにおいて、 前記集中役モードを終了することを示す特定図柄を表示
    可能に構成し、 前記集中役モードの終了を当選したときは前記特定図柄
    の引込み停止動作を実行し、その引込み停止動作により
    前記特定図柄を表示できたときは前記集中役モードを終
    了する制御手段を備えたことを特徴とするスロットマシ
    ン。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記特定図柄の引込み
    停止動作にかかわらず当該特定図柄を表示できなかった
    ときは集中役モードの終了当選を継続して有効とするこ
    とを特徴とする請求項1記載のスロットマシン。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記特定図柄の引込み
    停止動作にかかわらず当該特定図柄を表示できなかった
    ときは集中役モードの終了当選を無効とすることを特徴
    とする請求項1記載のスロットマシン。
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