JPH11178894A - 錠剤の外観検査方法と錠剤の外観検査装置とブリスタシート包装機 - Google Patents
錠剤の外観検査方法と錠剤の外観検査装置とブリスタシート包装機Info
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- JPH11178894A JPH11178894A JP9350650A JP35065097A JPH11178894A JP H11178894 A JPH11178894 A JP H11178894A JP 9350650 A JP9350650 A JP 9350650A JP 35065097 A JP35065097 A JP 35065097A JP H11178894 A JPH11178894 A JP H11178894A
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Abstract
影響を受けることなく、濃淡画像の映像レベルを監視す
ることを実現した錠剤の外観検査方法と錠剤の外観検査
装置を提供すること。 【解決手段】 本実施の形態の錠剤の外観検査方法と錠
剤の外観検査装置30では、錠剤1を撮像したグラフィ
クメモリ27上の濃淡画像から取得される画像メモリ1
6上の2値画像に基づいて錠剤1の外観を検査するとと
もに、かかる濃淡画像の濃淡値のうち錠剤1の表面に対
応する画素のものを映像レベル基準値Qと比較すること
によって(S7)、その濃淡画像の映像レベルを監視し
ている(S8)。このとき、グラフィクメモリ27上の
濃淡画像において錠剤1の表面に対応する画素の位置を
特定する必要があるが、その特定は、グラフィクメモリ
27上の濃淡画像から取得される画像メモリ16上の2
値画像に基づいて行われる(S4、S5)。
Description
する錠剤の外観検査方法と外観検査装置に関し、特に、
ブリスタシート包装機内でブリスタシートのポケット部
に充填された錠剤の外観を検査するとともに、錠剤を撮
像した濃淡画像の映像レベルを監視するものに関する。
ブリスタシート包装機内では、錠剤を撮像した濃淡画像
から取得される2値画像に基づいて錠剤の外観を検査す
るとともに、錠剤の外観検査の精度を向上・維持させる
ために、その濃淡画像の映像レベルを監視している。
ば、特開平8−139986号公報に掲載された画像デ
ータ入力装置を使用することが考えられる。この画像デ
ータ入力装置は、デジタル画像データから所定時間単位
での平均濃度を求め、前回求められた平均濃度と今回の
平均濃度との差分に応じた補正量によって照明装置の光
量を補正することにより、照明装置の光量調整をリアル
タイムで自動的に行うことができるものである。これに
より、精度の良い画像データを供給することができるの
で、錠剤の外観検査の精度を向上・維持することに貢献
できると言える。
術の画像データ入力装置においては、デジタル画像デー
タから所定時間単位での平均濃度を求めていることか
ら、デジタル画像データの欠陥等がある場合には、その
影響を必ず受けていた。
シートのポケット部に充填された錠剤の外観を検査する
場合において、片面のみに捺印がなされているタイプの
錠剤を検査するときは、かかる錠剤の片面を揃えながら
ブリスタシートのポケット部に充填させることは困難で
あることから、従来技術の画像データ入力装置において
は、捺印部分の有無の影響をまともに受けて平均濃度が
常に変動することになり、照明装置の光量が本来安定し
ていてもその補正がなされるおそれがある。
み込んだり、錠剤の表面に異物が付着したり、錠剤の表
面の一部が欠けていたり、ブリスタシートの一部のポケ
ット部に錠剤が充填されていなかったり、あるいは、ブ
リスタシートの一部のポケット部に異なる錠剤が充填さ
れている場合など、検査対象の錠剤の外観に異常がある
と判断されるときにおいても、従来技術の画像データ入
力装置においては、それらの影響をまともに受けて平均
濃度が変動することになり、同様にして、照明装置の光
量が本来安定していてもその補正がなされるおそれがあ
る。
が安定している際に補正がなされること)を回避しよう
と、変動する平均濃度の許容範囲を拡大すれば、逆に、
照明装置の光量が不足していてもその補正がなされない
おそれがある。
を使用して、濃淡画像の映像レベルを監視しても、上述
した観点からすれば、錠剤の外観検査の精度を向上・維
持することに貢献できるとは言えない。
するためになされたものであり、検査対象の錠剤の捺印
部分や付着異物などの影響を受けることなく、濃淡画像
の映像レベルを監視することを実現した錠剤の外観検査
方法と錠剤の外観検査装置を提供することを目的とす
る。
に成された請求項1に係る錠剤の外観検査方法は、錠剤
を撮像した濃淡画像に基づいて前記錠剤の外観を検査す
るとともに、前記濃淡画像の濃淡値を映像レベル基準値
と比較することによって前記濃淡画像の映像レベルを監
視する錠剤の外観検査方法であって、前記映像レベル基
準値と比較される前記濃淡画像の濃淡値は、前記錠剤の
表面に対応する位置の画素のものであることを特徴とす
る。また、請求項2に係る錠剤の外観検査方法は、請求
項1に記載する錠剤の外観検査方法であって、前記錠剤
の表面に対応する位置の画素とは、前記錠剤の表面の捺
印又は異物に対応する位置のものを除いたものであるこ
とを特徴とする錠剤の外観検査方法。
は、請求項1又は請求項2に記載する錠剤の外観検査方
法であって、前記映像レベル基準値と比較される前記濃
淡画像の濃淡値の画素の位置を、前記濃淡画像から取得
される2値画像に基づいて特定することを特徴とする。
また、請求項4に係る錠剤の外観検査方法は、請求項3
に記載する錠剤の外観検査方法であって、前記2値画像
に表示された錠剤の領域内に連結領域が存在する場合に
は、前記映像レベル基準値と比較される前記濃淡画像の
濃淡値は、前記2値画像の連結領域に対応する位置の画
素のものを除いたものであることを特徴とする。
は、請求項3に記載する錠剤の外観検査方法であって、
前記2値画像に表示された錠剤の領域内に連結領域が複
数存在する場合には、前記連結領域のX座標・Y座標の
それぞれの最大値・最小値に基づいて、前記映像レベル
基準値と比較される前記濃淡画像の濃淡値の画素の位置
を特定することを特徴とする。
は、請求項3乃至請求項5のいずれか一つに記載する錠
剤の外観検査方法であって、前記2値画像に表示された
錠剤の領域内に連結領域が存在しない場合には、前記映
像レベル基準値と比較される前記濃淡画像の濃淡値は、
前記錠剤の表面の重心に基づいて特定される位置の画素
のものであることを特徴とする。
は、請求項1乃至請求項6のいずれか一つに記載する錠
剤の外観検査方法であって、明るさが一定である照明手
段を備えたことを特徴とする。
は、請求項1乃至請求項7のいずれか一つに記載する錠
剤の外観検査方法であって、ブリスタシート包装機内で
搬送中のブリスタシートのポケット部に充填された錠剤
の外観を検査することを特徴とする。
は、請求項1乃至請求項8のいずれか一つに記載する錠
剤の外観検査方法を実施することを特徴とする。また、
請求項10に係るブリスタシート包装機は、請求項9に
記載する錠剤の外観検査装置を備えたことを特徴とす
る。
観検査方法と錠剤の外観検査装置では、錠剤を撮像した
濃淡画像に基づいて錠剤の外観を検査するとともに、か
かる濃淡画像の濃淡値のうち錠剤の表面に対応する画素
のものを映像レベル基準値と比較することによって、そ
の濃淡画像の映像レベルを監視している。このとき、濃
淡画像において錠剤の表面に対応する画素の位置を特定
する必要があるが、その特定は、例えば、濃淡画像から
取得される2値画像に基づいて行われる。
り、異物が付着したりすれば、2値画像に表示された錠
剤の領域内に連結領域が存在することになる。そこで、
2値画像に表示された錠剤の領域内に連結領域が存在す
ると判断した場合には、2値画像におけるその連結領域
の画素の位置を介して、濃淡画像における錠剤の捺印部
分や付着異物などの位置を認識する。これにより、濃淡
画像に映し出された錠剤の領域内において、かかる連結
領域に対応する位置を排除することによって、濃淡画像
における錠剤の表面に対応する画素の位置を特定するこ
とが可能となる。
錠剤の外観検査装置では、濃淡画像の濃淡値のうち錠剤
の表面に対応する画素のものを映像レベル基準値と比較
することによって、濃淡画像の映像レベルを監視するこ
とができるので、検査対象の錠剤の捺印部分や付着異物
などの影響を受けることなく、濃淡画像の映像レベルを
監視することが実現できる。
連結領域の画素の位置を介して、濃淡画像における錠剤
の捺印部分や付着異物などを認識しているので、濃淡画
像において錠剤の表面に対応する画素の位置を確実に特
定することができる。
付着異物などが存在する場合には、2値画像に表示され
た錠剤の領域内に連結領域が複数存在することになる
が、それらの連結領域のX座標・Y座標のそれぞれの最
大値・最小値に基づいて、濃淡画像における錠剤の表面
に対応する画素の位置を特定すれば、その処理を高速に
行うことができる。
ち映像データとして最も信頼性の高いものは、濃淡値の
差が大きな部分(エッジ)から遠く離れた錠剤の表面の
重心及びその周辺に対応する位置の画素の濃淡値である
が、2値画像に表示された錠剤の領域内に連結領域が存
在しない場合には、錠剤の表面の重心及びその周辺には
捺印部分や付着異物などが存在しないことから、この場
合には、濃淡画像における錠剤の表面の重心に基づいて
画素の位置を特定することによって、最も信頼性の高い
映像データを映像レベル基準値と比較させることができ
る。
多くが照明手段の光量の劣化以外のもの(例えば、位
置、外光、方向などの照明条件の変化、照明手段の汚
れ、カメラのレンズの汚れや絞りのずれなど)にあるこ
とから、明るさが一定である照明手段を備えれば、照明
手段の明るさを自動的に補正して濃淡画像の映像レベル
を正常に戻す場合と異なり、異常原因を本質的に解明す
ることができるので、かかる異常原因を根絶することに
よって、濃淡画像の映像レベルの異常が発生する確率を
大幅に減少させることができる。
スタシート包装機に備えられること等によって、ブリス
タシートのポケット部に充填された錠剤の外観を検査す
る際においては、ブリスタシート包装機内のブリスタシ
ートは多少その搬送方向に揺れながら移動し、ブリスタ
シートのポケット部に充填された錠剤の位置も多少ばら
つくけれども、映像レベル基準値と比較される濃淡画像
の濃淡値として、錠剤の表面に対応する位置の画素のも
のを使用すれば、ブリスタシートの搬送方向の揺れや錠
剤の位置のばらつきの影響を受けることなく、濃淡画像
の映像レベルを監視することを実現することができる。
を参照にして説明する。本実施の形態では、図4に示す
ように、錠剤の外観検査装置である外観検査装置10を
ブリスタシート包装機30に装備することよって、ブリ
スタシート包装機30内で錠剤の外観検査方法を実施し
ている。
した濃淡画像から取得される2値画像に基づいて錠剤の
外観を検査するとともに、かかる濃淡画像の濃淡値のう
ち錠剤の表面に対応する画素のものを映像レベル基準値
と比較することによって、その濃淡画像の映像レベルを
監視するものである。
リスタシート包装機30について、簡単に説明する。ブ
リスタシート包装機30は、錠剤などをブリスタシート
に自動的に包装するものである。具体的には、まず、P
P、PVCなどの容器フィルム40を、フィルム送りロ
ール33とテンションロール31、32で、加熱板50
と成形板51に送り込み、錠剤などが充填されるポケッ
ト部44(図5参照)を容器フィルム40に成形する。
4(図5参照)が成形されたもの41が、錠剤投入シャ
ッター52の下にまで搬送されてくると、錠剤投入シャ
ッター52が各ポケット部44(図5参照)に錠剤1
(図5参照)を自動的に充填する。さらに、各ポケット
部44(図5参照)に錠剤1が充填された容器フィルム
41の上に、アルミ製の蓋フィルム42をテンションロ
ール34、35を介して送り込み、一対のシールロール
36で熱圧着させる。
に充填された(図5参照)、フィルム状のブリスタシー
ト43が製造される。かかるフィルム状のブリスタシー
ト43はシート状に裁断された後に、図示しない不良シ
ート排出機構やブリスタシート集積機構などへ順に送ら
れる。
検査装置10について、図6のブロック図を用いて説明
する。外観検査装置10は、A/D変換器13、コンパ
レータ14、画像メモリ16、シェーディング補正テー
ブル18、CPU20、判定用メモリ22、入出力イン
ターフェース23、カメラタイミング制御手段26、グ
ラフィックメモリ27、蛍光灯一定光量制御手段28な
どから構成される。
撮像した1次元の濃淡画像を、アナログ信号からデジタ
ル信号に変換するものである。ここで、CCDカメラ1
1について説明すると、図5に示すように、照明手段で
ある蛍光灯12の光9でブリスタシート43を一様に照
らし、搬送中のブリスタシート43をその幅方向に1次
元撮像すること繰り返して行うものである。そのため、
ここでは、ブリスタシート43のシート部45、その幅
方向に1列に成形された5個のポケット部44及び、各
ポケット部44に充填された錠剤1を同時に撮像するこ
とができる。
のブリスタシート43を撮像しているので、フィルム状
のブリスタシート43の搬送方向に対する垂直方向の揺
れを考慮する必要はない。尚、CCDカメラ11と蛍光
灯12は、図4と図6では、ブリスタシート包装機30
内に描かれているが、それぞれ外観検査装置10を構成
するものの一つである。
信号に置き換えられた1次元の濃淡画像を、しきい値で
2値化処理するものである。かかる1次元の濃淡画像は
CCDカメラ11で撮像されたものであるから、CCD
カメラ11の画素ごとに2値化処理する。
い値は、明るいほど濃淡値が大きくなる条件において
は、錠剤1の表面の濃淡値よりも小さく、かつ、ブリス
タシート43のシート部45や錠剤1の表面の付着異物
や捺印部分などのそれぞれの濃淡値よりも大きい値に設
定される。他方、明るいほど濃淡値が小さくなる条件に
おいては、錠剤1の表面の濃淡値よりも大きく、かつ、
ブリスタシート43のシート部45や錠剤1の表面の付
着異物や捺印部分などのそれぞれの濃淡値よりも小さい
値に設定される。
次に2値化処理された1次元の2値画像を、同期させな
がら2次元の2値画像(以下、単に「2値画像」とい
う)として記憶するものである。ここで記憶された2値
画像を画像処理することによって、錠剤1の外観検査が
行われる。シェーディング補正テーブル18は、コンパ
レータ14で使用するしきい値などが記憶されるもので
ある。
ートが示す処理などを実行するものであり、判定用メモ
リ22、グラフィックメモリ27などを使用して実行す
る。判定用メモリ22は、映像レベル基準値Qなどが記
憶されるメモリである。また、グラフィックメモリ27
は、CCDカメラ11で繰り返し撮像された1次元の濃
淡画像を、同期させながら2次元の濃淡画像(以下、単
に「濃淡画像」という)として記憶するメモリである。
れた濃淡画像と、上述した画像メモリ16上の2値画像
は共に、CCDカメラ11で繰り返し撮像された同一の
1次元の濃淡画像から作成されているので、上述した画
像メモリ16上の2値画像は、グラフィックメモリ27
上の濃淡画像を原画として取得したものと言える。これ
により、グラフィックメモリ27上の濃淡画像と、上述
した画像メモリ16上の2値画像は、位置的に相関関係
にある。
クメモリ27上の濃淡画像と、上述した画像メモリ16
上の2値画像は共に、同じ大きさの画像として記憶さ
れ、それぞれのX座標・Y座標も一致するものとする。
上の濃淡画像(上述した画像メモリ16上の2値画像に
ついても同様である)は、図7に示すように、ブリスタ
シート43の幅方向の2列のポケット部44に充填され
た合計10個の錠剤1を、1シート分のブリスタシート
43として、一つの濃淡画像70で記憶される。尚、図
7の濃淡画像70は、横向きに図示されている。
ハ」という捺印部分があるが、ブリスタシート包装機3
0においては、ブリスタシート43のポケット部44に
錠剤1の片面を揃えながら充填することは困難であるの
で、一つの濃淡画像70に映し出された10個の錠剤1
には、捺印部分である「イロハ」が濃度差で明確に表示
されたものと、捺印部分である「イロハ」が表示されな
いものがある。
は、ブリスタシート43のポケット部44に錠剤1の捺
印部分である「イロハ」の方向を揃えながら充填するこ
とも困難であるので、濃淡画像70において濃度差で明
確に表示された捺印部分の「イロハ」は、あらゆる方向
を向いている。
シート包装機30に検査データ及び制御信号などを送信
又は受信するためのものである。かかる検査データ及び
制御信号などに基づいて、例えば、ブリスタシート包装
機30の不良シート排出機構などを制御することができ
る。また、モニタ25に表示データを送信するためのも
のでもあり、グラフィックメモリ27上の濃淡画像7
0、画像メモリ16上の2値画像、外観検査結果などを
モニタ25に表示させることができる。尚、モニタ25
は、図6では、外観検査装置10外に描かれているが、
外観検査装置10を構成するものの一つである。
カメラ11が撮像する1次元の濃淡画像を、A/D変換
器13に取り込むタイミングを制御するものである。か
かるタイミングは、ブリスタシート包装機30に設けら
れたエンコーダ(図示せず)からの信号に基づいて行わ
れる。これにより、CCDカメラ11は繰り返して1次
元の濃淡画像を撮像することができる。
2の光9の明るさを一定に制御するものである。具体的
には、蛍光灯12の光量や温度を計測するセンサー(図
示せず)を蛍光灯12付近に設置し、ここで検出される
光量と温度から、蛍光灯12の光量を一定に保つよう
に、コントローラー(図示せず)から高周波点灯装置
(図示せず)又は、蛍光灯12に設置されているファン
モーター(図示せず)やヒーター(図示せず)を制御す
ることにより行う。
ーチャート図に基づいて説明する。かかる濃淡画像の監
視は、画像メモリ16上の2値画像を介して、グラフィ
ックメモリ27上の濃淡画像70に対して行われるもの
である。また、画像メモリ16上の2値画像を処理して
行われれる錠剤の外観検査と同時に実施されるものであ
る。
る)1により、画像メモリ16上の2値画像において、
所定の錠剤1の領域内の連結領域Aに対するラベリング
処理を行う。ここでは、説明の便宜上、所定の錠剤1と
は、画像メモリ16上の2値画像の左上隅に表示された
ものとする。また、かかる錠剤1の領域内には合計n個
の連結領域Aが存在するものとする。
判定用メモリ22に作成される。すなわち、番号付けさ
れた合計n個の連結領域Aの各々について、X座標の最
小値XMIN、X座標の最大値XMAX、Y座標の最小
値YMIN、Y座標の最大値YMAXがそれぞれ求めら
れ記憶される。さらに、各X座標の最小値XMINのう
ち最小のものX1、各X座標の最大値XMAXのうち最
大のものX2、各Y座標の最小値YMINのうち最小の
ものY1、各Y座標の最大値YMAXのうち最大のもの
Y2がそれぞれ求められ記憶される。
域内に連結領域Aが存在するか否かが判断される。ここ
では、所定の錠剤1の領域内に連結領域Aがn個存在す
ることから、所定の錠剤1の領域内に連結領域Aが存在
すると判断され(S3:Yes)、S4へ進む。
像とは位置的に相関関係にあるグラフィックメモリ27
上の濃淡画像70において、画像メモリ16上の2値画
像のX座標・Y座標が(X2、(Y1+Y2)/2)で
ある画素に対応する位置を特定し、その位置の画素の濃
淡値を映像レベル基準値Qと比較されるもの(以下、
「サンプリング映像データP」という)とする。
クメモリ27上の濃淡画像70の左上隅に映し出された
錠剤1内において(図7参照)、X座標・Y座標が(X
2、(Y1+Y2)/2)の位置T(×印)にある画素
の濃淡値が、サンプリング映像データPとされる。
や捺印部分である「イロハ」などは、画像メモリ16上
の2値画像においては、連結領域Aの一つとしてそれぞ
れ認識されていることから、X座標のX2は、かかる錠
剤1の表面の付着異物や捺印部分である「イロハ」など
のX座標のうち最大の値であることを意味する。同様
に、Y座標のY1は、かかる錠剤1の表面の付着異物や
捺印部分である「イロハ」などのY座標のうち最小の値
であることを意味し、Y座標のY2は、かかる錠剤1の
表面の付着異物や捺印部分である「イロハ」などのY座
標のうち最大の値であることを意味する。
画像70の左上隅に映し出された錠剤1内において(図
7参照)、X座標・Y座標が(X2、(Y1+Y2)/
2)の位置T(×印)に、かかる錠剤1の表面の付着異
物や捺印部分である「イロハ」などが存在する可能性は
限りなく小さい。すなわち、図3に示すように、X座標
・Y座標が(X2、(Y1+Y2)/2)の位置T(×
印)には、かかる錠剤1の表面が映し出されていると言
える。これにより、グラフィックメモリ27上の濃淡画
像70において、錠剤1の表面に対応する画素の位置が
特定される。
が存在しないと判断された場合には(S3:No)、S
5へ進む。次のS5では、画像メモリ16上の2値画像
とは位置的に相関関係にあるグラフィックメモリ27上
の濃淡画像において、画像メモリ16上の2値画像の左
上隅の錠剤1の重心に対応する位置を特定し、その位置
の画素の濃淡値をサンプリング映像データPとする。
像において、所定の錠剤1の領域内に連結領域Aが存在
しないのであるから、かかる錠剤1の表面には付着異物
や捺印部分である「イロハ」などは存在しない。従っ
て、グラフィックメモリ27上の濃淡画像の左上隅に映
し出された錠剤1内において、かかる錠剤1の重心に
は、その表面が映し出されていると言える。
データPが決定された後は、S6において、サンプリン
グ映像データPと映像レベル基準値Qとの差Rを求め
る。そして、次のS7では、かかる差Rの絶対値が許容
差H内にあるか否かを判断する。尚、許容差Hは予め設
定されており、判定用メモリ22に記憶されている。
判断されれば(S7:Yes)、グラフィックメモリ2
7上の濃淡画像は最適な映像レベルにあるとして、図1
の濃淡画像の監視手順を終了する。一方、かかる差Rの
絶対値が許容差H内にないと判断されれば(S7:N
o)、グラフィックメモリ27上の濃淡画像は最適な映
像レベルにないとして、S8において、ブリスタシート
包装機30に警告信号を出力した後に、図1の濃淡画像
の監視手順を終了する。
手順は、1シート分のブリスタシート43がグラフィッ
クメモリ27に一つの濃淡画像として新たに記憶される
度に行われる。
の錠剤の外観検査方法と錠剤の外観検査装置30では、
錠剤1を撮像したグラフィクメモリ27上の濃淡画像に
基づいて錠剤1の外観を検査するとともに、かかる濃淡
画像の濃淡値のうち錠剤1の表面に対応する画素のもの
を映像レベル基準値Qと比較することによって(S
7)、その濃淡画像の映像レベルを監視している(S
8)。このとき、グラフィクメモリ27上の濃淡画像に
おいて錠剤1の表面に対応する画素の位置を特定する必
要があるが、その特定は、グラフィクメモリ27上の濃
淡画像から取得される画像メモリ16上の2値画像に基
づいて行われる(S4、S5)。
像70の左上隅に映し出された錠剤1にように(図
7)、かかる錠剤1の表面に捺印部分「イロハ」があっ
たり、異物が付着したりすれば、画像メモリ16上の2
値画像の左上隅に表示された錠剤1の領域内には連結領
域Aが存在することになる。そこで、画像メモリ16上
の2値画像の左上隅に表示された錠剤1の領域内に連結
領域Aが存在すると判断した場合には(S3:Ye
s)、画像メモリ16上の2値画像におけるその連結領
域Aの画素の位置を介して、グラフィクメモリ27上の
濃淡画像70の左上隅に映し出された錠剤1の捺印部分
「イロハ」や付着異物などの位置を認識する。
淡画像70の左上隅に映し出された錠剤1の領域内にお
いて、画像メモリ16上の2値画像におけるその連結領
域Aに対応する位置を排除することによって、グラフィ
クメモリ27上の濃淡画像70における錠剤1の表面に
対応する画素の位置を特定することが可能となる(S
4)。
方法と錠剤の外観検査装置10では、グラフィクメモリ
27上の濃淡画像の濃淡値のうち錠剤1の表面に対応す
る画素のものを映像レベル基準値Qと比較することによ
って(S4〜S7)、グラフィクメモリ27上の濃淡画
像の映像レベルを監視することができるので、検査対象
の錠剤1の捺印部分「イロハ」や付着異物などの影響を
受けることなく、グラフィクメモリ27上の濃淡画像の
映像レベルを監視することが実現できる。
から取得される画像メモリ16上の2値画像の連結領域
Aの画素の位置を介して(S4)、グラフィクメモリ2
7上の濃淡画像における錠剤1の捺印部分「イロハ」や
付着異物などを認識しているので、グラフィクメモリ2
7上の濃淡画像において錠剤1の表面に対応する画素の
位置を確実に特定することができる。
70の左上隅に映し出された錠剤1のように、複数の捺
印部分「イ」「ロ」「ハ(2つの部分に分かれる)」や
付着異物などが存在する場合には(S3:Yes)、画
像メモリ16上の2値画像の左上隅に表示された錠剤1
の領域内に連結領域Aが複数存在することになるが、そ
れらの連結領域AのX座標・Y座標のそれぞれの最大値
・最小値であるXMIN、XMAX、YMIN、YMA
Xに基づいて、グラフィクメモリ27上の濃淡画像70
の左上隅に映し出された錠剤1の表面に対応する画素の
位置を特定しているので(S4)、その処理を高速に行
うことができる。
における錠剤1の濃淡値のうち映像データとして最も信
頼性の高いものは、濃淡値の差が大きな部分(エッジ)
である錠剤1の輪郭から遠く離れた錠剤1の表面の重心
及びその周辺に対応する位置の画素の濃淡値であるが、
画像メモリ16上の2値画像の左上隅に表示された錠剤
1の領域内に連結領域Aが存在しない場合には(S3:
No)、かかる錠剤1の表面の重心及びその周辺には捺
印部分「イロハ」や付着異物などが存在しないことか
ら、この場合には、グラフィクメモリ27上の濃淡画像
の左上隅に映し出された錠剤1の表面の重心に基づいて
画素の位置を特定することによって(S5)、最も信頼
性の高い映像データを映像レベル基準値Qと比較させる
ことができる。
の映像レベルの異常原因の多くが蛍光灯12の光量の劣
化以外のもの(例えば、位置、外光、方向などの照明条
件の変化、蛍光灯12の汚れ、CCDカメラ11のレン
ズの汚れや絞りのずれなど)にあることから、蛍光灯一
定光量制御手段28によって明るさが一定となる蛍光灯
12を備えることにより、蛍光灯12の明るさを自動的
に補正してグラフィクメモリ27上の濃淡画像の映像レ
ベルを正常に戻す場合とは異なって、異常原因を本質的
に解明することができるので、かかる異常原因を根絶す
ることによって、グラフィクメモリ27上の濃淡画像の
映像レベルの異常が発生する確率を大幅に減少させるこ
とができる。
10がブリスタシート包装機30に備えられることによ
って、ブリスタシート43のポケット部44に充填され
た錠剤1の外観を検査する際においては、ブリスタシー
ト包装機30内のブリスタシート43は多少その搬送方
向に揺れながら移動し、ブリスタシート43のポケット
部44に充填された錠剤1の位置も多少ばらつくけれど
も、映像レベル基準値Qと比較されるグラフィクメモリ
27上の濃淡画像の濃淡値として、錠剤1の表面に対応
する位置の画素のものを使用しているので(S4、S
5)、ブリスタシート43の搬送方向の揺れや錠剤1の
位置のばらつきの影響を受けることなく、グラフィクメ
モリ27上の濃淡画像の映像レベルを監視することを実
現することができる。
ものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が
可能である。例えば、本実施の形態の濃淡画像の監視手
順において、所定の錠剤1として、画像メモリ16上の
2値画像の左上隅に表示されたもの(グラフィクメモリ
27上の濃淡画像の左上隅に映し出されたもの)を使用
しているが、それ以外のものを使用しもよい。
を使用しているが、数カ所のものを使用してもよい。こ
のとき、例えば、画像メモリ16上の2値画像の左上隅
及び右下隅に表示されたもの(グラフィクメモリ27上
の濃淡画像の左上隅及び右下隅に映し出されたもの)を
使用すれば、画像メモリ16上の2値画像に表示された
全てのもの(グラフィクメモリ27上の濃淡画像に映し
出された全てのもの)を使用したときと同等の効果が簡
単に得ることができる。また、画像メモリ16上の2値
画像の左下隅及び右上隅に表示されたもの(グラフィク
メモリ27上の濃淡画像の左下隅及び右上隅に映し出さ
れたもの)を使用しても、同様である。
(画像メモリ16上の2値画像)には、1シート分のブ
リスタシート43しか映し出されないが、数シート分の
ブリスタシート43が映し出されるときは、所定の錠剤
1として、各シート上の錠剤を使用すると良い。
においては、サンプリング映像データPと映像レベル基
準値Qの差Rの絶対値が許容差H内にないと判断されれ
ば(S7:No)、すぐに、ブリスタシート包装機30
に警告信号が出力されるが(S8)、一時的な外乱など
の影響をなくすために、かかる差Rの絶対値が許容差H
内にないと判断されるケースが所定回数連続して起きた
ときに、はじめて、ブリスタシート包装機30に警告信
号を出力させてもよい。尚、このときの所定回数は、判
定用メモリ22に予め記憶させておく。
においては、サンプリング映像データPと映像レベル基
準値Qの差Rの絶対値を許容差Hと比較させており(S
7)、サンプリング映像データPの許容範囲は、映像レ
ベル基準値Qを基準にして正側・負側ともに許容差Hの
半分の大きさの幅を有しているが、錠剤の外観検査装置
10の固有の特性を鑑みて、かかる正側・負側の幅の大
きさを異にしてもよい。尚、このときの正側・負側の幅
の大きさも、判定用メモリ22に予め記憶させておく。
においては、S1でラベリング処理された全ての連結領
域Aを対象として、所定の錠剤1の領域内に連結領域A
が存在するか否かが判断されるが(S3)、連結領域A
の中にはノイズなどから発生した微小なものが含まれる
もこともある。
には、番号付けされた合計n個の連結領域Aの各々につ
いて、それぞれの面積Bをも求め(図2参照)、面積B
が所定面積に満たない連結領域Aについては、画像メモ
リ16上の2値画像や判定用メモリ22のテーブル80
から消去し、その後において、S3に進むようにしても
よい。このようにすれば、ノイズなどから発生した微小
な連結領域Aを、錠剤1の捺印部分「イロハ」や付着異
物などと誤って認識することはない。尚、このときの所
定面積も、判定用メモリ22に予め記憶させておく。
においては、映像レベル基準値Qは判定用メモリ22に
予め記憶させたものを使用しているが、蛍光灯12の光
量を計測するセンサーが示した値を基にして算出したも
のを使用してもよい。また、グラフィクメモリ27上の
ある濃淡画像を基にして決定したものを使用してもよ
い。さらに、濃淡画像の監視手順の一つのステップとし
て、映像レベル基準値Qを自動的に決定させてもよい。
においては、グラフィックメモリ27上の濃淡画像70
において、錠剤1の表面に対応する画素の位置を特定す
るX座標・Y座標として、(X2、(Y1+Y2)/
2)を使用しているが、錠剤1の表面に対応する画素の
位置を特定できるX座標・Y座標であれば、どんなもの
でもよい。例えば、X1、X2、Y1、Y2を使用した
関係式で表したX座標・Y座標のほとんどの位置には、
かかる錠剤1の表面が映し出されていると言える。尚、
X座標のX1は、かかる錠剤1の表面の付着異物や捺印
部分である「イロハ」などのX座標のうち最小の値であ
ることを意味する。
においては、画像メモリ16上の2値画像の左上隅に表
示された錠剤1の領域内に連結領域Aが存在しない場合
には(S3:No)、グラフィクメモリ27上の濃淡画
像の左上隅に映し出された錠剤1の表面の重心に対応す
る画素の位置を特定することによって(S5)、最も信
頼性の高い映像データを映像レベル基準値Pと比較させ
ることができたが、かかる錠剤1の表面の重心の周辺な
ど他の画素の位置の濃淡値も、最も信頼性の高い映像デ
ータとして扱うことができる。
観検査装置では、濃淡画像の濃淡値のうち錠剤の表面に
対応する画素のものを映像レベル基準値と比較すること
によって、濃淡画像の映像レベルを監視することができ
るので、検査対象の錠剤の捺印部分や付着異物などの影
響を受けることなく、濃淡画像の映像レベルを監視する
ことが実現できる。
連結領域の画素の位置を介して、濃淡画像における錠剤
の捺印部分や付着異物などを認識しているので、濃淡画
像において錠剤の表面に対応する画素の位置を確実に特
定することができる。
付着異物などが存在する場合には、2値画像に表示され
た錠剤の領域内に連結領域が複数存在することになる
が、それらの連結領域のX座標・Y座標のそれぞれの最
大値・最小値に基づいて、濃淡画像における錠剤の表面
に対応する画素の位置を特定すれば、その処理を高速に
行うことができる。
ち映像データとして最も信頼性の高いものは、濃淡値の
差が大きな部分(エッジ)から遠く離れた錠剤の表面の
重心及びその周辺に対応する位置の画素の濃淡値である
が、2値画像に表示された錠剤の領域内に連結領域が存
在しない場合には、錠剤の表面の重心及びその周辺には
捺印部分や付着異物などが存在しないことから、この場
合には、濃淡画像における錠剤の表面の重心に基づいて
画素の位置を特定することによって、最も信頼性の高い
映像データを映像レベル基準値と比較させることができ
る。
多くが照明手段の光量の劣化以外のもの(例えば、位
置、外光、方向などの照明条件の変化、照明手段の汚
れ、カメラのレンズの汚れや絞りのずれなど)にあるこ
とから、明るさが一定である照明手段を備えれば、照明
手段の明るさを自動的に補正して濃淡画像の映像レベル
を正常に戻す場合と異なり、異常原因を本質的に解明す
ることができるので、かかる異常原因を根絶することに
よって、濃淡画像の映像レベルの異常が発生する確率を
大幅に減少させることができる。
スタシート包装機に備えられること等によって、ブリス
タシートのポケット部に充填された錠剤の外観を検査す
る際においては、ブリスタシート包装機内のブリスタシ
ートは多少その搬送方向に揺れながら移動し、ブリスタ
シートのポケット部に充填された錠剤の位置も多少ばら
つくけれども、映像レベル基準値と比較される濃淡画像
の濃淡値として、錠剤の表面に対応する位置の画素のも
のを使用すれば、ブリスタシートの搬送方向の揺れや錠
剤の位置のばらつきの影響を受けることなく、濃淡画像
の映像レベルを監視することを実現することができる。
像の監視手順を示したフローチャート図である。
した図である。
た所定の錠剤内において、かかる錠剤の表面の付着異物
や捺印部分などと、X座標・Y座標が(X2、(Y1+
Y2)/2)である位置との関係を示した図である。
ブロック図である。
あり、搬送中のブリスタシートのポケット部に充填され
た錠剤の外観を撮像する部分を示す図である。
ブロック図である。
像の一例を示した図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 錠剤を撮像した濃淡画像に基づいて前記
錠剤の外観を検査するとともに、前記濃淡画像の濃淡値
を映像レベル基準値と比較することによって前記濃淡画
像の映像レベルを監視する錠剤の外観検査方法におい
て、 前記映像レベル基準値と比較される前記濃淡画像の濃淡
値は、前記錠剤の表面に対応する位置の画素のものであ
ることを特徴とする錠剤の外観検査方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載する錠剤の外観検査方法
において、 前記錠剤の表面に対応する位置の画素とは、前記錠剤の
表面の捺印又は異物に対応する位置のものを除いたもの
であることを特徴とする錠剤の外観検査方法。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載する錠剤の
外観検査方法において、 前記映像レベル基準値と比較される前記濃淡画像の濃淡
値の画素の位置を、前記濃淡画像から取得される2値画
像に基づいて特定することを特徴とする錠剤の外観検査
方法。 - 【請求項4】 請求項3に記載する錠剤の外観検査方法
において、 前記2値画像に表示された錠剤の領域内に連結領域が存
在する場合には、前記映像レベル基準値と比較される前
記濃淡画像の濃淡値は、前記2値画像の連結領域に対応
する位置の画素のものを除いたものであることを特徴と
する錠剤の外観検査方法。 - 【請求項5】 請求項3に記載する錠剤の外観検査方法
において、 前記2値画像に表示された錠剤の領域内に連結領域が複
数存在する場合には、前記連結領域のX座標・Y座標の
それぞれの最大値・最小値に基づいて、前記映像レベル
基準値と比較される前記濃淡画像の濃淡値の画素の位置
を特定することを特徴とする錠剤の外観検査方法。 - 【請求項6】 請求項3乃至請求項5のいずれか一つに
記載する錠剤の外観検査方法において、 前記2値画像に表示された錠剤の領域内に連結領域が存
在しない場合には、前記映像レベル基準値と比較される
前記濃淡画像の濃淡値は、前記錠剤の表面の重心に基づ
いて特定される位置の画素のものであることを特徴とす
る錠剤の外観検査方法。 - 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれか一つに
記載する錠剤の外観検査方法において、 明るさが一定である照明手段を備えたことを特徴とする
錠剤の外観検査方法。 - 【請求項8】 請求項1乃至請求項7のいずれか一つに
記載する錠剤の外観検査方法において、 ブリスタシート包装機内で搬送中のブリスタシートのポ
ケット部に充填された錠剤の外観を検査することを特徴
とする錠剤の外観検査方法。 - 【請求項9】 請求項1乃至請求項8のいずれか一つに
記載する錠剤の外観検査方法を実施することを特徴とす
る錠剤の外観検査装置。 - 【請求項10】 請求項9に記載する錠剤の外観検査装
置を備えたことを特徴とするブリスタシート包装機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35065097A JP3761313B2 (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | 錠剤の外観検査方法と錠剤の外観検査装置とブリスタシート包装機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11178894A true JPH11178894A (ja) | 1999-07-06 |
JP3761313B2 JP3761313B2 (ja) | 2006-03-29 |
Family
ID=18411929
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JP35065097A Expired - Lifetime JP3761313B2 (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | 錠剤の外観検査方法と錠剤の外観検査装置とブリスタシート包装機 |
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