JPH11168639A - 映像表示装置 - Google Patents
映像表示装置Info
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- JPH11168639A JPH11168639A JP9331583A JP33158397A JPH11168639A JP H11168639 A JPH11168639 A JP H11168639A JP 9331583 A JP9331583 A JP 9331583A JP 33158397 A JP33158397 A JP 33158397A JP H11168639 A JPH11168639 A JP H11168639A
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- JP
- Japan
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- horizontal
- signal
- vertical
- circuit
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- Television Systems (AREA)
- Details Of Television Scanning (AREA)
Abstract
すこと無く、テレビジョン信号の水平周波数fH ならび
に走査線数を変換できるようにする。 【解決手段】 水平周波数が15.57KHzであるN
TSC方式のビデオ信号(図3A)が、その周波数に基
づくクロックでメモリへ書き込まれる。メモリからの読
み出しがハイビジョン方式に対応した変換後の水平周波
数(33.75KHz)のクロックに基づき行われ、水
平周波数の変換がなされる。変換された信号は、所定の
方法で走査線補間処理がなされる。水平周波数が変換前
の2倍よりも大きくされたために余った期間は、新たな
ブランキング期間VBLK ’とされる(図3B)。垂直偏
向は、同一有効領域に全映像が表示されるように制御さ
れる(図3C)。新たなブランキング期間VBLK ’は、
有効領域の外に移動される。
Description
方式の映像信号を、ハイビジョン方式に対応したCRT
表示装置により表示するのに適用可能な映像表示装置に
関する。
オ信号を表示させる映像表示装置は、より高解像度化へ
向けて開発が進められている。垂直解像度525本/5
9.94Hzである従来のNTSC方式に対して、例え
ば、ハイビジョン放送では、垂直解像度1125本/6
0Hzのシステムが採用されている。また、従来のNT
SC方式のテレビジョン信号を、所定のアルゴリズムに
より処理して画像の密度を縦横それぞれ2倍に高めるよ
うにした、DRC(ディジタル・リアリティ・クリエー
ション)と称される方式も実用化されている。このDR
Cでは、1050本/59.94Hzのシステムが適用
される。
は、現在CRT(Cathode Ray Tube)によるものが主流を
占め、奇数フィールドと偶数フィールドとを交互に表示
するインターレース方式が一般的である。水平周波数f
H は、各方式によって異なり、従来のNTSC方式でf
H ≒15.75KHz、ハイビジョン方式でfH =3
3.75KHzとされる。
ン受像機、すなわち、1つのCRTで表示させようとす
る場合がある。例えば、ハイビジョン方式に対応したテ
レビジョン受像機でNTSC方式のテレビジョン信号を
表示させる場合がこれに相当する。この場合、例えばN
TSC方式の水平周波数fH を2倍に変換して、fH=
31.5KHzとする。これにより、CRTを駆動する
ための水平偏向回路を15.75KHzで動作させる必
要が無くなり、偏向回路を安価に構成することが可能に
なる。
法でも、水平周波数fH は、31.5KHzと33.7
5KHzの2通り存在する。異なる2つの水平周波数f
H で出力回路を動作させる以上、単一の水平周波数fH
のみに対応した回路より、構成が複雑になってしまうと
いう問題点があった。
信号の、水平周波数fH を判別するための構成が必要と
なってしまうという問題点があった。
TSC方式によるテレビジョン信号を変換し、水平周波
数fH を、ハイビジョン方式と同じ33.75KHzに
する方法も考えられる。ところが、ハイビジョン方式に
よるテレビジョン信号は、走査線数が1125本であ
り、NTSC方式の525本の2倍よりも多い。したが
って、従来行われていたような、テレビジョン信号を一
旦メモリに蓄え、変換の際に増加(あるいは減少)した
走査線を前後の関係から作り出すという、簡単な走査線
補間方法では、画質がさらに劣化してしまうという問題
点があった。さらに、この画質の劣化を抑えるために、
複雑な信号処理を行うと、回路が高価になってしまうと
いう問題点があった。
成で、且つ、画質の劣化を引き起こすこと無く、異なる
水平周波数を有するテレビジョン信号をCRTに映出で
きるような映像表示装置を提供することにある。
題を解決するために、入力されたビデオ信号をCRTに
表示するような映像表示装置において、第1の水平周波
数で水平偏向を行うようにされたCRTと、第1の水平
周波数の1/2以下の周波数である第2の水平周波数を
有する入力ビデオ信号の水平周波数を、第2の水平周波
数から第1の水平周波数へと変換する周波数変換手段
と、1フィールド内で、周波数変換手段で変換される前
の走査線数の2以上の整数倍の走査線数で以て全映像を
表示する手段と、1フィールドの内で、全映像を表示す
る走査線以外の残りの走査線に対してブランキングをか
けるブランキング手段と、残りの期間の水平走査をCR
Tの有効表示領域外に移動させる垂直偏向制御手段とを
有することを特徴とする映像表示装置である。
信号の水平周波数を2以上の整数倍の周波数の第2の水
平周波数に変換すると共に、1フィールド内で、周波数
変換手段で変換される前の走査線数の2以上の整数倍の
走査線数で以て全映像を表示する。そして、1フィール
ド内で、全映像を表示する走査線以外の残りの走査線に
対してブランキングをかけるようにされ、さらに、残り
の期間の水平走査をCRTの有効表示領域外に移動させ
る。そのため、水平偏向周波数が限定され水平偏向回路
をシンプルに構成することができると共に、CRTの表
示において、垂直方向に画像の歪がない映像を得ること
ができる。
を、図面を参照しながら説明する。図1は、この発明を
適用できるテレビジョン受像機の、出力部分の構成を概
略的に示す。このテレビジョン受像機は、1125本/
60Hz、水平周波数fH =33.75KHzのシステ
ムであるハイビジョン方式のテレビジョン信号を映出す
るようにされたものである。そのため、CRT4を駆動
するための偏向回路は、水平周波数fH が33.75K
Hzに適応するように設計される。
するような所定の信号処理を行うことにより、525本
/59.94Hz、水平周波数fH =15.75KHz
のシステムであるNTSC方式のテレビジョン信号を、
CRT4の偏向回路に変更を加えること無く映出できる
ようにされている。
ビデオ信号として信号処理部1に供給される。入力ビデ
オ信号は、信号処理部1で所定の処理により例えばR,
G,Bの三原色からなる色信号とされる。それと共に、
信号をハイビジョン方式に対応させるために、信号処理
部1に含まれる周波数変換部で、水平周波数fH がその
周波数の2倍よりも高い周波数に変換される。すなわ
ち、水平周期が1/2よりも短く変換される。この例で
は、水平周波数fH は、NTSC方式の15.75KH
zからハイビジョン方式の33.75KHzへと変換さ
れる。水平周波数fH を、15.75KHzの2倍の3
1.5KHzではなく、ハイビジョン方式の33.75
KHzへと変換することで、水平偏向系の構成を簡易に
することができる。
て走査線補間処理が行われることによって、走査線数が
例えば2倍の本数にされる。上述のDRCによる処理を
行うようにしてもよい。さらに、最も簡易的な方法とし
ては、同一の走査線信号を2度ずつメモリから読み出す
ようにしてもよい。走査線数の増加を2倍乃至は2以上
の整数倍とすることで、この信号処理を簡易に行うこと
ができる。こうして信号処理部1で処理されたビデオ信
号は、CRT4の電子銃に供給される。
ない同期検出回路で、入力ビデオ信号から垂直同期信号
VDおよび水平同期信号HDとが抽出される。それと共
に、図示されない信号生成回路で、出力側の垂直同期信
号VD’および水平同期信号HD’とが生成される。
路2に供給される。垂直偏向回路2および垂直偏向コイ
ルVDYにおいて、この供給された垂直同期信号VD’
に基づく垂直偏向電流が発生される。垂直偏向回路2で
発生される垂直偏向電流は、信号処理部1でなされた変
換処理に対応するような電流とされる。
偏向回路3に供給される。水平偏向回路3および水平偏
向コイルHDYにおいて、この供給された水平同期信号
HD’に基づく水平偏向電流が発生される。この水平偏
向電流は、上述の垂直偏向電流と同様に、信号処理部1
でなされた変換処理に対応するような電流とされる。
向コイルHDYによって発生される偏向磁界によって、
CRT4における電子ビームの走査が制御される。この
ような偏向動作は、NTSC方式,ハイビジョン方式の
何れの信号を表示する際も、基本的に同一である。
を示す。図3Aは、入力アナログビデオ信号としてのN
TSC方式のテレビジョン信号を概略的に示す。垂直ブ
ランキング期間VBLK の先頭から次の期間VBLK の先頭
までが、1垂直周期(1V)である。垂直ブランキング
期間VBLK には、例えばペデスタルレベルとされた垂直
ブランキング信号が供給される。垂直ブランキング期間
VBLK に続けて、有効画像領域の画像信号が供給され
る。この例では、480/2ライン分の信号が供給さ
れ、1垂直周期が完結される。
号HDおよび垂直同期信号VDがPLL回路102に供
給される。PLL回路102では、供給されたこれらの
同期信号に基づき、所定の周波数のクロック信号を生成
する。PLL回路102で生成されるクロックは、例え
ば、入力ビデオ信号の水平同期信号HDに同期され、水
平周波数fH の864倍、乃至は920倍の周波数を有
する。
00に供給される。ここでは、三原色信号のうちの1つ
に対応する構成を代表して示す。A/D変換回路100
では、PLL回路102で生成されたクロックを基準ク
ロックとして、入力ビデオ信号を例えば8ビットのディ
ジタルビデオ信号に変換する。A/D変換回路100で
用いられるクロックは、PLL回路102で、水平同期
信号HDに同期して生成されたクロック信号である。デ
ィジタル信号に変換された映像信号は、周波数変換回路
101に供給される。周波数変換回路101に供給され
たディジタルビデオ信号は、一旦、1フィールド分がメ
モリ103に書き込まれる。
力側の水平同期信号HD’および垂直同期信号VD’と
が供給される。メモリ103に書き込まれたデジタルビ
デオ信号は、これら同期信号HD’およびVD’とに基
づき読み出される。
に1フィールド分のビデオ信号を書き込み可能な2バン
ク構成とされる。これら2つのバンクはフィールド毎に
交互に切り替えられ、一方のバンクに書き込みが行われ
ている間、他方のバンクから読み出しが行われる。読み
出しは、出力側の1水平周波数33.75KHzに、1
水平周期で必要とされる画素数を乗じて得られる周波数
のクロックで以てなされる。例えば、書き込みに対応
し、出力側の水平周波数fH ’の864倍、乃至は91
0倍の周波数を有するクロックに基づき読み出しがなさ
れる。
103から読み出されることによって水平周波数が変換
される。周波数変換されたディジタルビデオ信号は、周
波数変換回路101から出力される。この出力がD/A
変換回路104に供給され、アナログビデオ信号に変換
され、出力回路105を介してCRT4の電子銃107
に供給される。
07に供給され、電子ビームとして照射される。この電
子ビームは、水平偏向回路3および水平偏向コイルHD
Yにより生成される水平偏向電流によって水平偏向さ
れ、水平走査がなされる。それと共に、垂直偏向回路2
および垂直偏向コイルVDYにより生成される垂直偏向
電流により垂直偏向され、垂直走査がなされる。
号を概略的に示す。垂直ブランキング期間VBLK に続け
て、960/2ライン分の有効ラインが配される。1ラ
イン分の水平周期(1H)は、図3Aに示される周期よ
りも、周波数変換の比率に応じて短い。有効ラインに続
けて、CRT4管面上をスキャンしても表示されないよ
うに、例えばペデスタルレベルの信号になるように制御
された期間VBLK ’が付加される。このブランキング期
間VBLK ’については後述する。図3Aおよび図3Bに
示されるように、周波数変換後も垂直周期Vは変わらな
い。
平周波数fH =33.75KHzのテレビジョン信号
は、1フィールドが(1125/2)本の走査線で構成
される。しかしながら、周波数変換される前の走査線一
本からもう一本の走査線を作り出すようにするため、
(525/2)×2=525本分しかテレビジョン信号
が存在しない。したがって、変換後には、1125/2
−525=37.5本だけ走査線が足りないことにな
る。
分の期間を、図3Bにおいて期間VBLK ’として示すよ
うに、垂直ブランキング期間の中に入れてしまう。そし
て、画面(ラスタ)の縦サイズを調整する事によって、
画面上の映像の表示範囲を従来のものと同じにできる。
有効ラインとして表示される走査線数は、変換前の2倍
とされているため、信号処理を簡易に行うことができ
る。
施の一形態における垂直偏向回路2の構成の一例を示
す。また、図5は、この回路による各信号のタイムチャ
ートの一例を示す。垂直偏向制御用IC(集積回路)2
00は、垂直カウンタ201,垂直発振器202,およ
びゲイン/リニアリティコントロール回路203を含
む。垂直カウンタ201に対して、垂直同期信号VD’
および2倍にされた水平同期信号2fH ’とが供給され
る。
fH ’がカウントされる。垂直同期信号VD’でカウン
トがリセットされ、垂直周期でのロックがかけられる。
このリセット位置から、図5Aに示されるリセットパル
スが生成される。このリセットパルスが垂直発振器20
2に供給され、垂直偏向のためののこぎり波が生成され
る。リセットパルスの幅が垂直偏向の際のリトレース期
間とされる。垂直発振器202の出力がゲイン/リニア
リティコントロール回路203に供給される。
03では、供給されたのこぎり波の波形を、p−p(pea
k to peak)のレベルおよび垂直同期信号VD’の周期を
変えずに変更することができる。この変更は、例えばI
C200の外部から設定可能である。例えば、図5Aに
点線で示されるようなパルス信号を、IC200に設け
られた、所定の設定用端子に入力することによって、出
力電圧を一定とする期間を設定することができる。
リティコントロール回路203の出力信号波形の例を示
す。このように、このゲイン/リニアリティコントロー
ル回路203からは、信号VSAW +およびVSAW −の、
対称な2系統の信号が出力される。図5B,図5Cにお
いて、実線で示される波形が変更が施されないオリジナ
ルと同一の波形であり、点線が変更された波形である。
この実施の一形態では、ゲイン/リニアリティコントロ
ール回路203で、p−p間の変化時間をp−pのレベ
ルを変えずに変更する。また、垂直周期も変更されな
い。
差動アンプ204の対応する入力端に供給される。差動
アンプ204の出力が垂直偏向コイルVDY205に供
給される。図5Dは、垂直偏向コイルVDY205の両
端の電圧を示す。また、図5Eは、垂直偏向コイルVD
Y205に流れる垂直偏向電流を示す。このように、垂
直偏向電流は、IC200から出力された信号波形と相
似した波形とされる。ただし、垂直偏向電流において、
電圧VDYのピークパルスのタイミングに対応してリト
レース期間が変更される。
1フィールド当たり1125/2ラインに対応し、点線
で示される変更後の波形は、1フィールド当たり105
0/2ラインに対応する。両者の間でp−p値が一定で
あるため、CRT上でのスキャン範囲の上限および下限
は、互いに等しい。1フィールド当たり1050/2ラ
インの場合において、1フィールド当たり1125/2
ラインとの差分の37.5ライン/フィールド分は、垂
直偏向電流が一定であるため、この期間では垂直走査が
停止される。この発明では、この37.5ライン分の信
号を、従来のブランキング期間と同様に扱う。すなわ
ち、この期間の信号に対してブランキングをかける。
偏向電流を概念的に示す。図3Aに対応する電流波形を
点線で、図3Bに対応する電流波形を実線でそれぞれ示
す。変換前後で同様に、垂直ブランキング期間VBLK が
帰線期間とされる。点線および実線の制御共に、垂直偏
向電流のp−p、すなわち、VSIZEが同一とされ、垂直
方向の画像の歪は生じない。
3Cに示されるように、期間VBLK’では垂直走査が停
止され、有効領域において端部、例えば下端部の同一ラ
インが重ねてスキャンされることになる。それと共に、
ブランキング期間VBLK ’を有効領域外に移動させる。
ンの後ろに設けられるとして説明したが、これはこの例
に限定されない。例えば、図3Dに期間VBLK ”として
示されるように、垂直ブランキング期間VBLK の直後に
設けることもできる。この場合には、図3Eに示される
ように、有効領域VSIZEの上端部が重ねてスキャンされ
ることになる。
よる垂直走査周波数、すなわちフィールド周波数の違い
が考慮されていない。例えば、上述で取り上げられてい
る例では、フィールド周波数がNTSC方式では59.
94Hz、ハイビジョン方式では60Hzと、互いに異
なる。垂直ブランキング期間VBLK は、変換された水平
周期の倍数に設定される。そのため、変換する前後でフ
ィールド周波数が僅かでも異なると、メモリ103にお
いて信号の追い越しが起きてしまい、例えば現フィール
ドの画面の上端に、次フィールドのラインが現れてしま
うといった現象が生じる。これを防ぐためには、さらに
多くのメモリを用いて、複雑な信号処理を行う必要があ
る。
ールド周波数を元(例えば59.94Hz)のままで、
水平周波数fH と走査線数との関係を変えて、信号の追
い越しが起きないようにするのが好ましい。水平周波数
fH と走査線数との関係は、水平周波数fH が変換後の
周波数である33.75KHzに近い周波数とすると共
に、走査線数が自然数あるいは端数が0.5本になるよ
うに設定するのが好ましい。例えば、水平周波数fH =
33.98598KHzとすれば、走査線数は、567
本/フィールドとなる。この水平周波数fH と走査線数
との組み合わせで、フィールド周波数が59.94Hz
となる。
路3の構成の一例を示す。この水平偏向回路3は、第1
のループ300と第2のループ301との、2つのPL
Lから構成される。
に、水平同期信号HD’が供給されると共に、分周回路
306の出力が供給される。位相比較回路302におい
て、これら水平同期信号HDと分周回路306の出力と
が比較される。位相比較回路302の比較出力は、ロー
パスフィルタ303を介してVCO(Voltage Controlle
d Oscillater) 304に供給される。VCO304に
は、水晶発振子305によって、例えば33.75KH
zに対応する基準周波数が与えられる。この基準周波数
がこの第1のループ300のフリーラン周波数とされ
る。VCO304において、供給された比較出力の電圧
値に対応した周波数の信号が出力される。この出力が分
周回路306に供給される。すなわち、この第1のルー
プ300では、供給された水平同期信号HD’に対して
位相がロックされる。
な周波数は、水晶発振子305によって決められるフリ
ーラン周波数に対して、通常、±数%の幅を有する。上
述の33.98598KHzと33.75KHzとで
は、凡そ0.7%の差異しかないので、この第1のルー
プ300だけで位相ロックが可能である。したがって、
この第1のループ300において、水平周波数fH =3
3.98598KHzに引き込まれる。
のループ301の位相比較回路307にも供給される。
この分周出力は、水平同期信号HD’に同期している。
この第2のループ301は、水平出力回路311をルー
プに含んだPLLを構成している。第2のループ301
では、位相比較回路307において、分周回路306の
分周出力と水平出力回路311から得られるリトレース
パルスとが比較される。そして、分周回路306からの
分周出力と、水平偏向電流との同期が取られる。
スフィルタ308および位相シフト回路309を介し
て、水平ドライブパルス回路310に供給される。水平
ドライブパルス回路310では、水平出力回路311で
水平偏向電流を生成するための矩形波が水平出力として
得られる。この水平出力が水平出力回路311に供給さ
れる。
タ312,ダンパーダイオード313や、コンデンサ3
14,315および水平偏向コイル316からなる共振
回路により、水平偏向電流であるのこぎり波電流が水平
偏向コイル316において生成される。また、出力トラ
ンジスタ312のコレクタ電圧は、容量分割され、リト
レースパルスとして位相比較回路307に供給される。
入力信号と水平偏向電流との位相がロックし、CRT4
の管面上で画像が流れずに表示される。
テムでは、水平周波数によって高圧値が変わってしまう
ことになる。しかしながら、この例では、周波数の差異
は、上述したように0.7%であるので、問題にならな
い。高圧安定化回路を上述の回路にさらに設けると、同
期回路の引き込み範囲内での問題が無くなり、より好ま
しい。
レビジョン信号をハイビジョン方式のテレビジョン信号
に変換する場合について説明したが、これはこの例に限
定されない。
ば、入力ビデオ信号の水平周波数fH を、その周波数の
2倍よりも高い水平周波数の信号に変換する場合、1 フ
ィールドのうち、走査線数を、変換される前の2倍の本
数として全映像を表示し、その余った走査線に当たる期
間にブランキングをかけるようにしている。そのため、
簡単な処理で画面の垂直方向の歪を無くし、画質の劣化
を抑えることができる効果がある。
で、偏向回路を簡単に構成できるという効果がある。
垂直周期を変換前と同一にして、変換後の走査線数が自
然数か、端数が0.5本になるように水平周期を決める
ことで、さらに信号処理を簡単にできる効果がある。
力部分の構成を概略的に示すブロック図である。
ある。
略線図である。
例を示すブロック図である。
のタイムチャートの一例を示す
例を示すブロック図である。
・水平偏向回路、4・・・CRT、102・・・PL
L、103・・・メモリ、200・・・垂直偏向制御用
IC、201・・・垂直カウンタ、203・・・ゲイン
/リニアリティコントローラ、300・・・第1のルー
プ、301・・・第2のループ、302,307・・・
位相比較回路、306・・・分周回路、311・・・水
平出力回路、VDY・・・垂直偏向コイル、HDY・・
・水平偏向コイル
Claims (3)
- 【請求項1】 入力されたビデオ信号をCRTに表示す
るような映像表示装置において、 第1の水平周波数で水平偏向を行うようにされたCRT
と、 上記第1の水平周波数の1/2以下の周波数である第2
の水平周波数を有する上記入力ビデオ信号の水平周波数
を、上記第2の水平周波数から上記第1の水平周波数へ
と変換する周波数変換手段と、 1フィールド内で、上記周波数変換手段で変換される前
の走査線数の2以上の整数倍の走査線数で以て全映像を
表示する手段と、 1フィールドの内で、上記全映像を表示する走査線以外
の残りの走査線に対してブランキングをかけるブランキ
ング手段と、 上記残りの期間の水平走査を上記CRTの有効表示領域
外に移動させる垂直偏向制御手段とを有することを特徴
とする映像表示装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の映像表示装置におい
て、 上記周波数変換手段によって上記変換されたビデオ信号
の垂直周波数を、上記周波数変換手段による上記変換前
の垂直周波数と略同一になるように、上記周波数変換手
段によって上記第1の水平周波数と走査線数との組み合
わせを設定するようにしたことを特徴とする映像表示装
置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の映像表示装置におい
て、 1フィールド内で、上記周波数変換手段で変換される前
の走査線数の2倍の走査線数で以て全映像を表示するよ
うにしたことを特徴とする映像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9331583A JPH11168639A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | 映像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9331583A JPH11168639A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | 映像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11168639A true JPH11168639A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=18245282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9331583A Pending JPH11168639A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | 映像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11168639A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2826220A1 (fr) * | 2001-06-18 | 2002-12-20 | St Microelectronics Sa | Procede d'affichage d'une image avec une synchronisation horizontale modifiee |
JP2005099516A (ja) * | 2003-09-25 | 2005-04-14 | Sony Corp | 画像処理回路および画像表示装置 |
US7271842B2 (en) | 2001-06-14 | 2007-09-18 | Sony Corporation | Video signal processing circuit and method for converting number of scan lines and image display device using the same |
-
1997
- 1997-12-02 JP JP9331583A patent/JPH11168639A/ja active Pending
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A02 | Decision of refusal |
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