JPH11167529A - 高速シリアルリンクのバッファをパージする方法、及び該方法を実施する装置 - Google Patents
高速シリアルリンクのバッファをパージする方法、及び該方法を実施する装置Info
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- JPH11167529A JPH11167529A JP10213995A JP21399598A JPH11167529A JP H11167529 A JPH11167529 A JP H11167529A JP 10213995 A JP10213995 A JP 10213995A JP 21399598 A JP21399598 A JP 21399598A JP H11167529 A JPH11167529 A JP H11167529A
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F11/00—Error detection; Error correction; Monitoring
- G06F11/07—Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
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- G06F11/1402—Saving, restoring, recovering or retrying
- G06F11/1415—Saving, restoring, recovering or retrying at system level
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-
- G—PHYSICS
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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- G06F13/38—Information transfer, e.g. on bus
- G06F13/40—Bus structure
- G06F13/4004—Coupling between buses
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- G06F13/405—Coupling between buses using bus bridges where the bridge performs a synchronising function
- G06F13/4059—Coupling between buses using bus bridges where the bridge performs a synchronising function where the synchronisation uses buffers, e.g. for speed matching between buses
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 停止した高速シリアルリンクを再起動する方
法及び装置を提供する。 【解決手段】 少なくとも二つのチャンネル(400、
401)により移動要求とこれに続く応答の返送、又は
要求の肯定応答からなるデータ移動操作を行うムーバ回
路(MOVER)(4)と、少なくとも二つのメモリと
の間で使用される高速シリアルリンクのバッファをパー
ジする方法が提供される。応答は、肯定応答の構成され
る要求と同じシリアルチャンネルの対(400、40
1)を通過する。「吸収」と呼ばれる到着順と無関係に
応答を受け入れる動作モードにムーバ(4)をセットす
るステップと、要求に先行するかあるいは要求に続く制
御文字内に含まれる「バリア」マーカーと呼ばれるマー
カーを含む特定の書き込み要求と特定の読み出し要求と
を生成するステップと、受信された応答を蓄積するステ
ップと、受信された応答を生成された特定要求と比較す
るステップとを含む。
法及び装置を提供する。 【解決手段】 少なくとも二つのチャンネル(400、
401)により移動要求とこれに続く応答の返送、又は
要求の肯定応答からなるデータ移動操作を行うムーバ回
路(MOVER)(4)と、少なくとも二つのメモリと
の間で使用される高速シリアルリンクのバッファをパー
ジする方法が提供される。応答は、肯定応答の構成され
る要求と同じシリアルチャンネルの対(400、40
1)を通過する。「吸収」と呼ばれる到着順と無関係に
応答を受け入れる動作モードにムーバ(4)をセットす
るステップと、要求に先行するかあるいは要求に続く制
御文字内に含まれる「バリア」マーカーと呼ばれるマー
カーを含む特定の書き込み要求と特定の読み出し要求と
を生成するステップと、受信された応答を蓄積するステ
ップと、受信された応答を生成された特定要求と比較す
るステップとを含む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速シリアルリン
クのバッファをパージする方法、及び該方法を実施する
装置に関する。より詳細には本発明は、パラレル−シリ
アルポート及びシリアル−パラレルポートを含む、一つ
の集積回路内あるいは二つの集積回路間のシリアルリン
クのバッファをパージする方法及び装置に関する。
クのバッファをパージする方法、及び該方法を実施する
装置に関する。より詳細には本発明は、パラレル−シリ
アルポート及びシリアル−パラレルポートを含む、一つ
の集積回路内あるいは二つの集積回路間のシリアルリン
クのバッファをパージする方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明は、妨害の影響を受けないパラレ
ルリンクにより構成される論理ユニットの内部リンクを
形成するために、例えば10-15から10-17程度のエラ
ー率が0ではないギガビットシリアルリンクを使用する
場合に特に用いられる。このような高速シリアルリンク
は多くの利点を有するために用いられる。例えば、高速
シリアルリンクは高い密度を有し、同じ通過帯域で接続
することが容易であり、標準の内部論理リンクでは不可
能な例えば10メートルまでの長いリンクを可能にす
る。
ルリンクにより構成される論理ユニットの内部リンクを
形成するために、例えば10-15から10-17程度のエラ
ー率が0ではないギガビットシリアルリンクを使用する
場合に特に用いられる。このような高速シリアルリンク
は多くの利点を有するために用いられる。例えば、高速
シリアルリンクは高い密度を有し、同じ通過帯域で接続
することが容易であり、標準の内部論理リンクでは不可
能な例えば10メートルまでの長いリンクを可能にす
る。
【0003】シリアルリンクが1ギガボーシリアルリン
クである場合、同種の二つのポートがシリアルリンクに
より相互に通信し、メッセージの変質、キャリブレーシ
ョンの損失及び/又はプロトコルのコヒーレンスの不備
によりエラー率が10-17程度である装置が、これらポ
ートにより相互に通信すると仮定すると、シリアルリン
クの伝送速度とユニットのエラー率とを考慮した場合、
一見低いように思われるこのエラー率により、二日ごと
に大きなエラー及びユニットの機能異常が発生し得る。
クである場合、同種の二つのポートがシリアルリンクに
より相互に通信し、メッセージの変質、キャリブレーシ
ョンの損失及び/又はプロトコルのコヒーレンスの不備
によりエラー率が10-17程度である装置が、これらポ
ートにより相互に通信すると仮定すると、シリアルリン
クの伝送速度とユニットのエラー率とを考慮した場合、
一見低いように思われるこのエラー率により、二日ごと
に大きなエラー及びユニットの機能異常が発生し得る。
【0004】本発明は、エラーの検出によりシリアルリ
ンクの活動が停止し、従って再起動が必要であり、これ
によりユーザからは妨害が見えなくなる時に適用するこ
とができる。シリアルリンク上のエラーの検出に関して
は、本出願人が1997年6月26日付で出願したフラ
ンス特許出願9707997号を参照することができ
る。
ンクの活動が停止し、従って再起動が必要であり、これ
によりユーザからは妨害が見えなくなる時に適用するこ
とができる。シリアルリンク上のエラーの検出に関して
は、本出願人が1997年6月26日付で出願したフラ
ンス特許出願9707997号を参照することができ
る。
【0005】パラレルバスとシリアルバスとの間にイン
タフェースを含む集積回路が知られているが、それら
は、通信はシリアルリンクに係わるエラーを含まず、ま
た、仮にシリアルリンクがエラーを含むとしても、エラ
ーの検出及びエラーの修復は、ソフトウェアのレベルに
おいてより高い層(キャリブレーションの損失)で行わ
れるという原理に基づいており、通常、集積回路は、エ
ラー検出及び修復の装置及び方法を有さない。
タフェースを含む集積回路が知られているが、それら
は、通信はシリアルリンクに係わるエラーを含まず、ま
た、仮にシリアルリンクがエラーを含むとしても、エラ
ーの検出及びエラーの修復は、ソフトウェアのレベルに
おいてより高い層(キャリブレーションの損失)で行わ
れるという原理に基づいており、通常、集積回路は、エ
ラー検出及び修復の装置及び方法を有さない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第一の目的
は、例えば妨害によって停止したリンクを起動又は再起
動することを可能にする方法を提供することである。
は、例えば妨害によって停止したリンクを起動又は再起
動することを可能にする方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的は、データ移動
操作、即ち読み出し及び書き込みを行うムーバ回路(M
OVER)と少なくとも二つのメモリとの間で使用され
る高速シリアルリンクのバッファをパージする方法であ
って、ムーバ(MOVER)が少なくとも二つのチャン
ネルにより各メモリに接続され、データ移動操作が、移
動要求とこれに続く応答の戻し、即ち要求の肯定応答と
から成り、ムーバが、ある同一の操作について、インタ
ーリーブにより巡回的にムーバをメモリに接続する少な
くとも二つの双方向チャンネルを使用し、各チャンネル
セクションが、同じ要求列同じ応答列の要求及び応答の
送信順序を保持し、応答が、肯定応答の構成される要求
と同じシリアルチャンネルの対を通過し、 − 応答が受け入れられる「吸収」と呼ばれる動作モー
ドにムーバをセットするステップと、 − シリアルリンクのチャンネルの全体又は一部に、特
定の書き込み要求と特定の読み出し要求とを生成するス
テップであって、該特定の要求の各々が、メモリに対し
ては影響を及ぼさず、要求に先行し、且つ/又は要求に
続く制御文字内に含まれる「バリア」と呼ばれるマーカ
ーを含み、バリアマーカーが、各特定の要求に対応する
応答に結合された制御文字内にも存在するステップと、 − バリアマーカーを含む受信された応答を蓄積するス
テップと、 − バリアマーカーを含む受信された応答を生成された
特定の要求と比較し、あるバリアマーカーに関して予期
されている応答がない場合、発生し得る故障を検出する
か、あるいはバリアマーカーを有する予期されていた応
答が受信された場合、チャンネル全体のパージが行われ
たことを認識することを可能にするステップとを含むこ
とを特徴とする方法によって達成される。
操作、即ち読み出し及び書き込みを行うムーバ回路(M
OVER)と少なくとも二つのメモリとの間で使用され
る高速シリアルリンクのバッファをパージする方法であ
って、ムーバ(MOVER)が少なくとも二つのチャン
ネルにより各メモリに接続され、データ移動操作が、移
動要求とこれに続く応答の戻し、即ち要求の肯定応答と
から成り、ムーバが、ある同一の操作について、インタ
ーリーブにより巡回的にムーバをメモリに接続する少な
くとも二つの双方向チャンネルを使用し、各チャンネル
セクションが、同じ要求列同じ応答列の要求及び応答の
送信順序を保持し、応答が、肯定応答の構成される要求
と同じシリアルチャンネルの対を通過し、 − 応答が受け入れられる「吸収」と呼ばれる動作モー
ドにムーバをセットするステップと、 − シリアルリンクのチャンネルの全体又は一部に、特
定の書き込み要求と特定の読み出し要求とを生成するス
テップであって、該特定の要求の各々が、メモリに対し
ては影響を及ぼさず、要求に先行し、且つ/又は要求に
続く制御文字内に含まれる「バリア」と呼ばれるマーカ
ーを含み、バリアマーカーが、各特定の要求に対応する
応答に結合された制御文字内にも存在するステップと、 − バリアマーカーを含む受信された応答を蓄積するス
テップと、 − バリアマーカーを含む受信された応答を生成された
特定の要求と比較し、あるバリアマーカーに関して予期
されている応答がない場合、発生し得る故障を検出する
か、あるいはバリアマーカーを有する予期されていた応
答が受信された場合、チャンネル全体のパージが行われ
たことを認識することを可能にするステップとを含むこ
とを特徴とする方法によって達成される。
【0008】別の特徴によれば、バリアマーカーを含む
受信された応答を生成された特定の要求と比較するステ
ップは、バリアマーカーを有する受信された応答の数を
生成された特定の要求の数と比較するステップを含む。
受信された応答を生成された特定の要求と比較するステ
ップは、バリアマーカーを有する受信された応答の数を
生成された特定の要求の数と比較するステップを含む。
【0009】別の特徴によれば、要求及び応答にそれぞ
れ結合される一つ又は複数の制御文字は、送信元、なら
びに要求及び応答が通過したパスに関する情報を含み、
バリアマーカーを含む受信された応答を生成された特定
の要求と比較するステップは、バリアマーカーを有する
応答の制御文字内に含まれる、送信元及び通過したパス
に関する情報を読み出し、シリアルリンクに発生し得る
故障の検出を可能にする。
れ結合される一つ又は複数の制御文字は、送信元、なら
びに要求及び応答が通過したパスに関する情報を含み、
バリアマーカーを含む受信された応答を生成された特定
の要求と比較するステップは、バリアマーカーを有する
応答の制御文字内に含まれる、送信元及び通過したパス
に関する情報を読み出し、シリアルリンクに発生し得る
故障の検出を可能にする。
【0010】別の特徴によれば、ムーバを「吸収」モー
ドにするステップは、シリアルリンクの接続が切断され
ている時に行われ、ムーバを「吸収」モードにした後に
シリアルリンクが再起動される。
ドにするステップは、シリアルリンクの接続が切断され
ている時に行われ、ムーバを「吸収」モードにした後に
シリアルリンクが再起動される。
【0011】別の特徴によれば、パージの際、ユニット
の状態を変えないようにするために、特定の書き込み要
求は、マスクが零である部分的書き込み要求で構成され
る。
の状態を変えないようにするために、特定の書き込み要
求は、マスクが零である部分的書き込み要求で構成され
る。
【0012】別の特徴によれば、ムーバは、例えば最大
で4Kバイトのパケットでデータ転送を行い、リンクの
故障があった点からデータ転送を再開することができる
ようにするために転送中のデータブロック及び転送すべ
き次のデータブロックに関する情報を内部レジスタに保
存する。
で4Kバイトのパケットでデータ転送を行い、リンクの
故障があった点からデータ転送を再開することができる
ようにするために転送中のデータブロック及び転送すべ
き次のデータブロックに関する情報を内部レジスタに保
存する。
【0013】別の特徴によれば、バリアマーカーを含む
受された応答を発生された特定の要求と比較するステッ
プがチャンネル全体のパージが行われたとの認識に到達
すると、ムーバは、インターリーブにより巡回的にムー
バをメモリに接続するチャンネルを使用する通常モード
に戻される。
受された応答を発生された特定の要求と比較するステッ
プがチャンネル全体のパージが行われたとの認識に到達
すると、ムーバは、インターリーブにより巡回的にムー
バをメモリに接続するチャンネルを使用する通常モード
に戻される。
【0014】別の特徴によれば、高速シリアルリンクの
バッファをパージする方法は、例えば電気的妨害などの
リンクの故障があった場合、シリアルリンクの再起動又
は再初期化後、進行中のアプリケーションを直前の再起
動位置から再起動する前に、システム全体を再初期化す
ることなく使用される。
バッファをパージする方法は、例えば電気的妨害などの
リンクの故障があった場合、シリアルリンクの再起動又
は再初期化後、進行中のアプリケーションを直前の再起
動位置から再起動する前に、システム全体を再初期化す
ることなく使用される。
【0015】別の特徴によれば、高速シリアルリンクの
バッファをパージする方法は、メモリをムーバに相互接
続するネットワークのサブユニットの走査によるセルフ
テストのために使用され、発生し得る故障を検出するこ
とにより、故障中の一つ又は複数のチャンネルを無視す
る低レベルモードでのリンクの再構成が可能である。
バッファをパージする方法は、メモリをムーバに相互接
続するネットワークのサブユニットの走査によるセルフ
テストのために使用され、発生し得る故障を検出するこ
とにより、故障中の一つ又は複数のチャンネルを無視す
る低レベルモードでのリンクの再構成が可能である。
【0016】別の特徴によれば、シリアルリンクの双方
向の各チャンネルは各々、データ伝送方向が反対の二本
の単一方向伝送ケーブルで構成される。
向の各チャンネルは各々、データ伝送方向が反対の二本
の単一方向伝送ケーブルで構成される。
【0017】本発明の別の目的は、本方法を実施するこ
とが可能な装置を提供することである。
とが可能な装置を提供することである。
【0018】この目的は、高速シリアルリンクが、少な
くとも二つのメモリとの間で、データ移動操作、即ち読
み出し及び書き込みを行うムーバ回路によって使用さ
れ、ムーバが少なくとも二つの双方向チャンネルにより
各メモリに接続され、データ移動操作が、移動要求とこ
れに続く応答の返送、即ち要求の肯定応答とから成り、
ムーバが、ある同一の操作について、インターリーブに
より巡回的にムーバをメモリに接続する少なくとも二つ
の双方向チャンネルを使用し、各チャンネルセクション
が、同じ要求列及び同じ応答列の要求及び応答の送信順
序を保持し、応答が、肯定応答の構成される要求と同じ
シリアルチャンネルの対を通過する、高速シリアルリン
クのバッファをパージする方法を実施する装置であっ
て、 − チャンネルへの到着順とは無関係に応答が受け入れ
られ、ムーバによって無視される「吸収」と呼ばれる動
作モードにムーバをセットする手段と、 − シリアルリンクの各チャンネルに、メモリに対して
は影響を及ぼさない特定の書き込み要求と特定の読み出
し要求とを生成する手段と、要求に先行し、且つ/又は
要求に続く制御文字内に含まれる「バリア」と呼ばれる
マーカーをこれら要求内に生成する手段と、特定の要求
に対応する応答に結合された制御文字内にバリアマーカ
ーを生成する手段と、バリアマーカーを含む受信された
応答を蓄積する手段と、バリアマーカーを含む受信され
た応答を生成された特定の要求と比較し、あるバリアマ
ーカーを有する予期されている応答がない場合、発生し
得る故障を検出するか、あるいはバリアマーカーを有す
る予期されていた応答が受信された場合、チャンネル全
体のパージが行われたことを認識することを可能にする
手段とを含むことを特徴とする装置によって達成され
る。
くとも二つのメモリとの間で、データ移動操作、即ち読
み出し及び書き込みを行うムーバ回路によって使用さ
れ、ムーバが少なくとも二つの双方向チャンネルにより
各メモリに接続され、データ移動操作が、移動要求とこ
れに続く応答の返送、即ち要求の肯定応答とから成り、
ムーバが、ある同一の操作について、インターリーブに
より巡回的にムーバをメモリに接続する少なくとも二つ
の双方向チャンネルを使用し、各チャンネルセクション
が、同じ要求列及び同じ応答列の要求及び応答の送信順
序を保持し、応答が、肯定応答の構成される要求と同じ
シリアルチャンネルの対を通過する、高速シリアルリン
クのバッファをパージする方法を実施する装置であっ
て、 − チャンネルへの到着順とは無関係に応答が受け入れ
られ、ムーバによって無視される「吸収」と呼ばれる動
作モードにムーバをセットする手段と、 − シリアルリンクの各チャンネルに、メモリに対して
は影響を及ぼさない特定の書き込み要求と特定の読み出
し要求とを生成する手段と、要求に先行し、且つ/又は
要求に続く制御文字内に含まれる「バリア」と呼ばれる
マーカーをこれら要求内に生成する手段と、特定の要求
に対応する応答に結合された制御文字内にバリアマーカ
ーを生成する手段と、バリアマーカーを含む受信された
応答を蓄積する手段と、バリアマーカーを含む受信され
た応答を生成された特定の要求と比較し、あるバリアマ
ーカーを有する予期されている応答がない場合、発生し
得る故障を検出するか、あるいはバリアマーカーを有す
る予期されていた応答が受信された場合、チャンネル全
体のパージが行われたことを認識することを可能にする
手段とを含むことを特徴とする装置によって達成され
る。
【0019】別の特徴によれば、高速シリアルリンクの
バッファのパージ装置は、バリアマーカーを有する受信
された応答の数を発生された特定の要求の数と比較する
手段を含む。
バッファのパージ装置は、バリアマーカーを有する受信
された応答の数を発生された特定の要求の数と比較する
手段を含む。
【0020】別の特徴によれば、高速シリアルリンクの
バッファのパージ装置は、送信元、ならびに要求及び応
答が通過したパスに関する情報を、要求及び応答にそれ
ぞれ結合される一つ又は複数の制御文字に発生する手段
を含み、バリアマーカーを有する応答の制御文字内に含
まれる、送信元及び通過したパスに関する情報を読み出
す手段を含み、シリアルリンクに発生し得る故障の検出
を可能にする。
バッファのパージ装置は、送信元、ならびに要求及び応
答が通過したパスに関する情報を、要求及び応答にそれ
ぞれ結合される一つ又は複数の制御文字に発生する手段
を含み、バリアマーカーを有する応答の制御文字内に含
まれる、送信元及び通過したパスに関する情報を読み出
す手段を含み、シリアルリンクに発生し得る故障の検出
を可能にする。
【0021】別の特徴によれば、高速シリアルリンクの
バッファのパージ装置は、シリアルリンクの再初期化
と、これに続くムーバを「吸収」と呼ばれる運転モード
にするデータ処理手段を含む。
バッファのパージ装置は、シリアルリンクの再初期化
と、これに続くムーバを「吸収」と呼ばれる運転モード
にするデータ処理手段を含む。
【0022】別の特徴によれば、データ処理手段は特定
の書き込み及び読み出し要求の生成を行い、特定の要求
に対するバリアマーカーを有する応答は該データ処理手
段により考慮される。
の書き込み及び読み出し要求の生成を行い、特定の要求
に対するバリアマーカーを有する応答は該データ処理手
段により考慮される。
【0023】別の特徴によれば、データ処理手段は、各
ビットが特定の要求が生成されたことを示す少なくとも
一つの蓄積レジスタを含み、処理手段によって受信され
るバリアマーカーを有する各応答により、バリアマーカ
ーを有する受信された応答の数を生成された特定の要求
の数と比較することができるようにするために蓄積レジ
スタに「バリア」と呼ばれるビットが書き込まれる。
ビットが特定の要求が生成されたことを示す少なくとも
一つの蓄積レジスタを含み、処理手段によって受信され
るバリアマーカーを有する各応答により、バリアマーカ
ーを有する受信された応答の数を生成された特定の要求
の数と比較することができるようにするために蓄積レジ
スタに「バリア」と呼ばれるビットが書き込まれる。
【0024】別の特徴によれば、データ処理手段は、バ
リアマーカーを有する予期されている応答が一定時間経
過後も得られない場合に故障の検出メッセージを発生す
ることを可能にするタイマ手段を含む。
リアマーカーを有する予期されている応答が一定時間経
過後も得られない場合に故障の検出メッセージを発生す
ることを可能にするタイマ手段を含む。
【0025】本発明の他の特徴及び利点は、添付の図面
を参照して行う以下の説明により、より明らかになろ
う。
を参照して行う以下の説明により、より明らかになろ
う。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に説明する本発明方法は、実
施するのに、図3Aに示すようなポートの利用が必要で
ある。
施するのに、図3Aに示すようなポートの利用が必要で
ある。
【0027】シリアルリンク制御SLCブロックと呼ば
れるポート100は、例えば図3Bに示す種類の集積回
路に内蔵される。この集積回路(1)は図3Aと同じ種
類の複数のポート100、101、102、103を含み、
これらポートは、例えば33MHzの周波数で、入力バ
スL2CB(6)及び出力バスC2LB(7)の二つの
72ビットデータパラレルバスと通信を行う。これらの
パラレルバスは、論理回路(3、4、5)、即ち64ビ
ットバス(30)を介してマイクロプロセッサとのイン
タフェース機能を実現する回路(3)と、集積回路がデ
ータ型カード内に内蔵されている時、集積回路について
移動機能(MOVER)を実現する回路(4)と、メモ
リコントローラ(スレーブ制御)機能を実現する回路
(5)と通信を行う。これらの回路(3、4、5)は、
二つの72ビットデータバスM2CB(9)、C2MB
(8)により、図4に示すように、主メモリMMU(図
4の12a)又は拡張メモリEMU(12c)から出て
いる36ビットバスとの通信が可能な二つの入出力イン
タフェースIOBX20、21とも通信を行う。制御バス
CPBにより、集積回路(1)と通信を行うマイクロプ
ロセッサは、集積回路内にある種々の回路(3、4、
5、2、10)の状態(Status)チェックレジス
タにアクセスすることができる。この集積回路(1)
は、主メモリ(12a)、複数のシステムで共有が可能
な拡張メモリ(12c)を含む装置で使用される。本発
明による第一マスター集積回路(1a)は、バス(30
a)により第一プロセッサ(11a)と、またインタフ
ェースIOBXによりメモリ(12a)と通信を行う
が、第二スレーブ集積回路(1c)は、第一回路(11
a)と通信を行うとともに、バス(30a)により、第
二プロセッサ(11c)及び拡張メモリ(12c)とも
通信を行う。回路(1a)のパラレル−シリアル送信及
びシリアル−パラレル受信ポート(10a)は、送信部
(図3Aの40)として、送信バスC2LBに接続され
た一対の8×72ビットデータバッファTDBUFを含
む。マルチプレクサ(103)により、二つのバッファ
TDBUFのうちのいずれか、又はヘッダを含む制御信
号の二つのバッファTCBUFのうちのいずれかを選択
することができる。バッファTCBUF及びバッファT
DBUFを統合してバッファTBUFを形成することが
可能である。マルチプレクサ(103)から出される情
報は分離回路(105)に送られ、分離回路は、送信す
べき文字を構成する9ビット文字列を生成する。この分
離回路(105)は、巡回冗長制御文字CRCの生成回
路(106T)にも接続される。第二マルチプレクサ
(107)により、制御ビットを9ビットバイト(none
t)で形成される通常文字に関連付け、スタートビット
及びストップビットを12ビットに付加することによ
り、送信情報を9/12符号化することが可能な符号器
(108T)に送信された信号を選択することができ
る。マルチプレクサ(107)は、ユニット(1021
T)から、トークンとなる各ビットが結合されたバッフ
ァの使用可能性を示す少なくとも一つの2ビットトーク
ンカウンタを含むシリアルリンクの送信状態についての
信号を受信する。マルチプレクサ(107)は、ユニッ
トから、置換状態についての信号(1022T)を受信
し、ポートの初期化状態についての信号(1023T)
を受信する。符号器(108T)の出力部は直列化回路
(109T)に接続され、その出力は、例えば1ギガビ
ット/秒の速度で信号を送信するシリアルライン(12
0)を構成する。直列化回路は、再ループシリアルリン
ク(1090)により、受信回路、又はポート(1
00)の受信部(41)の非直列化器(109R)にも接
続される。この再ループシリアルリンク(1090)
は、信号(Ict03)により非直列化器(109R)
上で有効化される。各送信バッファは、送信バッファ管
理状態ユニット(101T)により制御され、ユニット
は、Istatus0:6、Istrw0:3を受信
し、信号Inrdyを送信する。受信部(41)では、
非直列化器(109R)は、送信回路の符号器(10
8T)と同じ原理で動作する復号器(108R)に接続さ
れる。受信回路のこの復号器は、各データの9ビットを
データ結合回路(104)に送り、シリアル受信され一
対のデータ受信バッファ(RDBUF)にロードされた
データを1×72、3×72、8×72、9×72ビッ
トのメッセージに変換する。この一対のデータ受信バッ
ファ(RDBUF)は、受信バッファ管理状態ユニット
(101R)により制御され、メッセージのヘッダを含
む一対の制御受信バッファ(RCBUF)に結合され
る。受信回路の復号器(108R)の出力は、比較のた
めの巡回制御文字CRC(106R)を生成するメッセ
ージ確認コード回路に結合される。9ビットのデータを
受信する毎に、16ビット上で、受信データDi及び前
回のCRCNのビットの値Riを基にして巡回置換アルゴ
リズムによりCRCを計算することにより、CRCN+1
が更新される。もちろん、16ビットの代わりに18ビ
ット上でCRCを計算するようにすることも可能であ
る。この復号器(108R)により送信される情報は、
履歴バッファ(1022R)を構成する状態ユニット、
受信ポート(1021R)の状態ユニット、、及びポー
トの初期化状態ユニット(1023R)にも送信され
る。受信バッファ管理状態ユニット(101R)は三つ
の信号(Connect、Outrdy、Status
0:10)を送信し、三つのラインの入力において情報
(Istrr0:3)を受信する。信号(Outrd
y)は、出力が準備完了であり、読み出し待機中の完全
なメッセージがあることを示す。信号Statusは、
割り込みの有無、分割可能な操作であるかどうか、メモ
リアクセス/アクセスレジスタへのアクセスか、ローカ
ル/リモート又はISCON/非ISCON、マイクロ
ソース/ムーバ−/スレーブ、逐次回答であるかどう
か、最終メッセージであるかどうか、データエラーであ
るかどうか、メモリ外アクセスであるかどうか、無意味
メッセージであるかどうかなどの出力の状態を示す。出
力Connectは、この出力がOFFにされた時、ポ
ートSLC(100)の接続が切断されることを示す。
入力IstrrによりFIFO(先入先出)順に受信ポ
ートを読むことが可能であり、メッセージの最新の二重
語を読む制御により、空になるバッファに結合されるス
トリーム制御文字(トークン)が生成される。このスト
リーム制御文字は、受信バッファ管理状態ユニット(1
01R)から送信管理状態ユニット(1021T)に送信
され、また、後者を介してマルチプレクサ(107)に
送信され、この情報は、直前に受信バッファ(RDBU
F)を読んだ受信ポート(109R)にシリアルリンク
で結合されたカード(1c)の入力ポート(10c)に
送信される。送信バッファ管理状態ユニット(10
1T)は、二つの入力Istatus及びIstrwと
一つの出力Inrdyを含む。この出力Inrdyは、
書き込み待機状態の空の送信バッファ(TDBUF)が
あることを示す。ラインIstatusにより、書き込
むべきメッセージの種類を明らかにし、状態ビットの最
初の二ビットの値に応じて、例えば、00は使用しな
い、データのみが対象となっている場合01、ヘッダが
対象となっている場合は10、ヘッダとデータの双方が
対象となっている場合は11というように意味を決定す
ることができる。Istatusの第三ビットは、最新
メッセージであるか否かを示す。第四ビットはデータエ
ラーであるか否かを示し、第五ビットはメモリに外部ア
クセスするか否かを示す。最後に、信号Istrwによ
り、FIFO(先入先出)順に送信バッファ(TDBU
F)に書き込むことが可能である。(例えばポート10
cからみて)遠隔の受信バッファ(RDBUF)が、シ
リアルリンク(120)に接続された受信ポートにより
空であると宣言され、同一のパラレル−シリアルポート
の送信バッファから別の現在進行中の送信がある場合そ
れが終了すると、メッセージの最新の二重語を書き込む
信号Istrwはメッセージの送信を初期化する。
れるポート100は、例えば図3Bに示す種類の集積回
路に内蔵される。この集積回路(1)は図3Aと同じ種
類の複数のポート100、101、102、103を含み、
これらポートは、例えば33MHzの周波数で、入力バ
スL2CB(6)及び出力バスC2LB(7)の二つの
72ビットデータパラレルバスと通信を行う。これらの
パラレルバスは、論理回路(3、4、5)、即ち64ビ
ットバス(30)を介してマイクロプロセッサとのイン
タフェース機能を実現する回路(3)と、集積回路がデ
ータ型カード内に内蔵されている時、集積回路について
移動機能(MOVER)を実現する回路(4)と、メモ
リコントローラ(スレーブ制御)機能を実現する回路
(5)と通信を行う。これらの回路(3、4、5)は、
二つの72ビットデータバスM2CB(9)、C2MB
(8)により、図4に示すように、主メモリMMU(図
4の12a)又は拡張メモリEMU(12c)から出て
いる36ビットバスとの通信が可能な二つの入出力イン
タフェースIOBX20、21とも通信を行う。制御バス
CPBにより、集積回路(1)と通信を行うマイクロプ
ロセッサは、集積回路内にある種々の回路(3、4、
5、2、10)の状態(Status)チェックレジス
タにアクセスすることができる。この集積回路(1)
は、主メモリ(12a)、複数のシステムで共有が可能
な拡張メモリ(12c)を含む装置で使用される。本発
明による第一マスター集積回路(1a)は、バス(30
a)により第一プロセッサ(11a)と、またインタフ
ェースIOBXによりメモリ(12a)と通信を行う
が、第二スレーブ集積回路(1c)は、第一回路(11
a)と通信を行うとともに、バス(30a)により、第
二プロセッサ(11c)及び拡張メモリ(12c)とも
通信を行う。回路(1a)のパラレル−シリアル送信及
びシリアル−パラレル受信ポート(10a)は、送信部
(図3Aの40)として、送信バスC2LBに接続され
た一対の8×72ビットデータバッファTDBUFを含
む。マルチプレクサ(103)により、二つのバッファ
TDBUFのうちのいずれか、又はヘッダを含む制御信
号の二つのバッファTCBUFのうちのいずれかを選択
することができる。バッファTCBUF及びバッファT
DBUFを統合してバッファTBUFを形成することが
可能である。マルチプレクサ(103)から出される情
報は分離回路(105)に送られ、分離回路は、送信す
べき文字を構成する9ビット文字列を生成する。この分
離回路(105)は、巡回冗長制御文字CRCの生成回
路(106T)にも接続される。第二マルチプレクサ
(107)により、制御ビットを9ビットバイト(none
t)で形成される通常文字に関連付け、スタートビット
及びストップビットを12ビットに付加することによ
り、送信情報を9/12符号化することが可能な符号器
(108T)に送信された信号を選択することができ
る。マルチプレクサ(107)は、ユニット(1021
T)から、トークンとなる各ビットが結合されたバッフ
ァの使用可能性を示す少なくとも一つの2ビットトーク
ンカウンタを含むシリアルリンクの送信状態についての
信号を受信する。マルチプレクサ(107)は、ユニッ
トから、置換状態についての信号(1022T)を受信
し、ポートの初期化状態についての信号(1023T)
を受信する。符号器(108T)の出力部は直列化回路
(109T)に接続され、その出力は、例えば1ギガビ
ット/秒の速度で信号を送信するシリアルライン(12
0)を構成する。直列化回路は、再ループシリアルリン
ク(1090)により、受信回路、又はポート(1
00)の受信部(41)の非直列化器(109R)にも接
続される。この再ループシリアルリンク(1090)
は、信号(Ict03)により非直列化器(109R)
上で有効化される。各送信バッファは、送信バッファ管
理状態ユニット(101T)により制御され、ユニット
は、Istatus0:6、Istrw0:3を受信
し、信号Inrdyを送信する。受信部(41)では、
非直列化器(109R)は、送信回路の符号器(10
8T)と同じ原理で動作する復号器(108R)に接続さ
れる。受信回路のこの復号器は、各データの9ビットを
データ結合回路(104)に送り、シリアル受信され一
対のデータ受信バッファ(RDBUF)にロードされた
データを1×72、3×72、8×72、9×72ビッ
トのメッセージに変換する。この一対のデータ受信バッ
ファ(RDBUF)は、受信バッファ管理状態ユニット
(101R)により制御され、メッセージのヘッダを含
む一対の制御受信バッファ(RCBUF)に結合され
る。受信回路の復号器(108R)の出力は、比較のた
めの巡回制御文字CRC(106R)を生成するメッセ
ージ確認コード回路に結合される。9ビットのデータを
受信する毎に、16ビット上で、受信データDi及び前
回のCRCNのビットの値Riを基にして巡回置換アルゴ
リズムによりCRCを計算することにより、CRCN+1
が更新される。もちろん、16ビットの代わりに18ビ
ット上でCRCを計算するようにすることも可能であ
る。この復号器(108R)により送信される情報は、
履歴バッファ(1022R)を構成する状態ユニット、
受信ポート(1021R)の状態ユニット、、及びポー
トの初期化状態ユニット(1023R)にも送信され
る。受信バッファ管理状態ユニット(101R)は三つ
の信号(Connect、Outrdy、Status
0:10)を送信し、三つのラインの入力において情報
(Istrr0:3)を受信する。信号(Outrd
y)は、出力が準備完了であり、読み出し待機中の完全
なメッセージがあることを示す。信号Statusは、
割り込みの有無、分割可能な操作であるかどうか、メモ
リアクセス/アクセスレジスタへのアクセスか、ローカ
ル/リモート又はISCON/非ISCON、マイクロ
ソース/ムーバ−/スレーブ、逐次回答であるかどう
か、最終メッセージであるかどうか、データエラーであ
るかどうか、メモリ外アクセスであるかどうか、無意味
メッセージであるかどうかなどの出力の状態を示す。出
力Connectは、この出力がOFFにされた時、ポ
ートSLC(100)の接続が切断されることを示す。
入力IstrrによりFIFO(先入先出)順に受信ポ
ートを読むことが可能であり、メッセージの最新の二重
語を読む制御により、空になるバッファに結合されるス
トリーム制御文字(トークン)が生成される。このスト
リーム制御文字は、受信バッファ管理状態ユニット(1
01R)から送信管理状態ユニット(1021T)に送信
され、また、後者を介してマルチプレクサ(107)に
送信され、この情報は、直前に受信バッファ(RDBU
F)を読んだ受信ポート(109R)にシリアルリンク
で結合されたカード(1c)の入力ポート(10c)に
送信される。送信バッファ管理状態ユニット(10
1T)は、二つの入力Istatus及びIstrwと
一つの出力Inrdyを含む。この出力Inrdyは、
書き込み待機状態の空の送信バッファ(TDBUF)が
あることを示す。ラインIstatusにより、書き込
むべきメッセージの種類を明らかにし、状態ビットの最
初の二ビットの値に応じて、例えば、00は使用しな
い、データのみが対象となっている場合01、ヘッダが
対象となっている場合は10、ヘッダとデータの双方が
対象となっている場合は11というように意味を決定す
ることができる。Istatusの第三ビットは、最新
メッセージであるか否かを示す。第四ビットはデータエ
ラーであるか否かを示し、第五ビットはメモリに外部ア
クセスするか否かを示す。最後に、信号Istrwによ
り、FIFO(先入先出)順に送信バッファ(TDBU
F)に書き込むことが可能である。(例えばポート10
cからみて)遠隔の受信バッファ(RDBUF)が、シ
リアルリンク(120)に接続された受信ポートにより
空であると宣言され、同一のパラレル−シリアルポート
の送信バッファから別の現在進行中の送信がある場合そ
れが終了すると、メッセージの最新の二重語を書き込む
信号Istrwはメッセージの送信を初期化する。
【0028】集積回路のムーバ部分(4)は各側にヘッ
ダ計算回路(40a、40b)を含む。第一ヘッダ計算
回路(40a)は、直列化回路SLCの送信バスC2L
B及びポートIOBXの送信バスC2MBに接続され
る。第二ヘッダ計算回路(40b)は、直列化回路SL
Cの送信バスC2LB及びポートIOBXの送信バスC
2MBに接続される。受信用のこのヘッダ計算回路(4
0a)はレジスタRLP、RPA、RIPA、RACか
らの情報を受信し、レジスタRLPはレジスタRNLP
から情報を受信する。レジスタRPAはレジスタRNP
Aから情報を受信し、これら二つのレジスタRPA及び
RNPAは28ビットのレジスタである。7ビットレジ
スタRACは7ビットレジスタRNACから情報を受信
する。レジスタRAC、RNAC、RIPA、RPA、
RLPはバスCPBのデータ部分からアクセスすること
ができ、レジスタRNLP、RNPAも同様である。
ダ計算回路(40a、40b)を含む。第一ヘッダ計算
回路(40a)は、直列化回路SLCの送信バスC2L
B及びポートIOBXの送信バスC2MBに接続され
る。第二ヘッダ計算回路(40b)は、直列化回路SL
Cの送信バスC2LB及びポートIOBXの送信バスC
2MBに接続される。受信用のこのヘッダ計算回路(4
0a)はレジスタRLP、RPA、RIPA、RACか
らの情報を受信し、レジスタRLPはレジスタRNLP
から情報を受信する。レジスタRPAはレジスタRNP
Aから情報を受信し、これら二つのレジスタRPA及び
RNPAは28ビットのレジスタである。7ビットレジ
スタRACは7ビットレジスタRNACから情報を受信
する。レジスタRAC、RNAC、RIPA、RPA、
RLPはバスCPBのデータ部分からアクセスすること
ができ、レジスタRNLP、RNPAも同様である。
【0029】レジスタスタックFIFO(41)は、受
信バスL2CB、M2CBと、送信バスC2LB、C2
MBとに接続される。この9ビット64バイトレジスタ
スタック(41)は、読み出し時、レジスタDSRPに
よりアドレスされ、書き込み時、レジスタDSWPによ
りアドレスされる。送信用のヘッダ計算回路(40b)
はレジスタWPA、WIPA、OVFB、WMSKB、
OVFE、WMSKEから情報を受信し、これら回路の
ユニットは、割り込み管理回路(42)、イベント管理
回路(43)、及び制御回路(44)により管理され
る。レジスタRIPAは6ビットに形成されるページの
内部アドレスを含み、レジスタRPAは28ビットに形
成されるページのアドレスを含むので、これにより4K
バイトの現在ページにアクセスすることが可能である。
7ビットレジスタRACにより、ページ内への64バイ
トのアクセスをカウントすることができる。レジスタR
LPは、現在ページが、アクセスすべき最終ページであ
るかどうかを示すマークとなる。
信バスL2CB、M2CBと、送信バスC2LB、C2
MBとに接続される。この9ビット64バイトレジスタ
スタック(41)は、読み出し時、レジスタDSRPに
よりアドレスされ、書き込み時、レジスタDSWPによ
りアドレスされる。送信用のヘッダ計算回路(40b)
はレジスタWPA、WIPA、OVFB、WMSKB、
OVFE、WMSKEから情報を受信し、これら回路の
ユニットは、割り込み管理回路(42)、イベント管理
回路(43)、及び制御回路(44)により管理され
る。レジスタRIPAは6ビットに形成されるページの
内部アドレスを含み、レジスタRPAは28ビットに形
成されるページのアドレスを含むので、これにより4K
バイトの現在ページにアクセスすることが可能である。
7ビットレジスタRACにより、ページ内への64バイ
トのアクセスをカウントすることができる。レジスタR
LPは、現在ページが、アクセスすべき最終ページであ
るかどうかを示すマークとなる。
【0030】28ビットレジスタRNPAは次ページの
アドレスを示し、7ビットレジスタRNACは次ページ
への64バイトのアクセスのカウントを含み、レジスタ
RNLPは、次ページが、アクセスすべき最終ページで
あるかどうかを示すマークとなる。レジスタRNVは、
先の三つのレジスタが有効な内容を有するかどうかを示
すマークとなる。これらの要素は全て、移動内のソース
メモリ用にアドレスを生成することができるリソースで
ある。
アドレスを示し、7ビットレジスタRNACは次ページ
への64バイトのアクセスのカウントを含み、レジスタ
RNLPは、次ページが、アクセスすべき最終ページで
あるかどうかを示すマークとなる。レジスタRNVは、
先の三つのレジスタが有効な内容を有するかどうかを示
すマークとなる。これらの要素は全て、移動内のソース
メモリ用にアドレスを生成することができるリソースで
ある。
【0031】同様に、送信先メモリ用のアドレス生成リ
ソースも三部分に分割することができる。第一のリソー
スは、移動の64バイトの最初及び最後のブロックへの
書き込みアクセスを管理するためのリソースとなる。こ
れら第一のリソースは、書き込むべき最初の移動ブロッ
クの下位ブロックの最初の8バイトを指定し、3ビット
レジスタWMSKBに含まれる第一マスクから成る。第
二マスクは、書き込むべき最後の移動ブロック内の最後
の8バイト下位ブロックを指定し、このマスクは3ビッ
トレジスタWMSKEに含まれる。レジスタOVFEは
移動の最初のブロック内への書き込むアクセスの表示を
含む。レジスタOVFEは移動の最後のブロック内への
書き込むアクセスの表示を含む。4Kバイトの現在ペー
ジにアクセスするための第二のリソースは、ページのア
ドレスを含む28ビットの第一アドレスレジスタWPA
と、ページ内にアドレスを含む6ビットのレジスタWI
PAとで構成される。第三のリソースは、アクセスすべ
き次ページについての情報を提供し、28ビットの次ペ
ージのアドレスを含むアドレスレジスタWNPAと、こ
れら先のレジスタが有効な内容を有するかどうかを示す
マークとなるレジスタWNVとで構成される。
ソースも三部分に分割することができる。第一のリソー
スは、移動の64バイトの最初及び最後のブロックへの
書き込みアクセスを管理するためのリソースとなる。こ
れら第一のリソースは、書き込むべき最初の移動ブロッ
クの下位ブロックの最初の8バイトを指定し、3ビット
レジスタWMSKBに含まれる第一マスクから成る。第
二マスクは、書き込むべき最後の移動ブロック内の最後
の8バイト下位ブロックを指定し、このマスクは3ビッ
トレジスタWMSKEに含まれる。レジスタOVFEは
移動の最初のブロック内への書き込むアクセスの表示を
含む。レジスタOVFEは移動の最後のブロック内への
書き込むアクセスの表示を含む。4Kバイトの現在ペー
ジにアクセスするための第二のリソースは、ページのア
ドレスを含む28ビットの第一アドレスレジスタWPA
と、ページ内にアドレスを含む6ビットのレジスタWI
PAとで構成される。第三のリソースは、アクセスすべ
き次ページについての情報を提供し、28ビットの次ペ
ージのアドレスを含むアドレスレジスタWNPAと、こ
れら先のレジスタが有効な内容を有するかどうかを示す
マークとなるレジスタWNVとで構成される。
【0032】64バイトのFIFOスタック(41)
は、MMU及びEMUの初期アドレスの非アラインメン
トを管理するための移動専用データバッファである。こ
のバッファ(41)は、3ビットの読み出しポインタD
SRPと3ビットの書き込みポインタDSWPとを有す
るFIFOである。制御回路(44)は、プロセッサ
(11)が移動を停止すること、及びシリアルリンクの
致命的エラーを処理するために特別な方法でムーバを構
成することを許容する。イベントレジスタ(43)は、
プロセッサインタフェース回路(3)のための割り込み
の発生源を記憶する。回路(1)に接続されたプロセッ
サ(11)は、EMUからMMUへの転送のために1に
置かれ、MMUからEMUへの転送のために0に置かれ
るビットE2Mにより転送方向を与えることにより、ソ
ースメモリの第一ページへの読み出しアクセスのための
情報を供給する。このプロセッサはアドレスRPA、R
IPA、アクセスレジスタRAC、及びレジスタRLP
もセットする。この初期化により、宛先メモリ内への書
き込みアクセスの送信が禁止される。
は、MMU及びEMUの初期アドレスの非アラインメン
トを管理するための移動専用データバッファである。こ
のバッファ(41)は、3ビットの読み出しポインタD
SRPと3ビットの書き込みポインタDSWPとを有す
るFIFOである。制御回路(44)は、プロセッサ
(11)が移動を停止すること、及びシリアルリンクの
致命的エラーを処理するために特別な方法でムーバを構
成することを許容する。イベントレジスタ(43)は、
プロセッサインタフェース回路(3)のための割り込み
の発生源を記憶する。回路(1)に接続されたプロセッ
サ(11)は、EMUからMMUへの転送のために1に
置かれ、MMUからEMUへの転送のために0に置かれ
るビットE2Mにより転送方向を与えることにより、ソ
ースメモリの第一ページへの読み出しアクセスのための
情報を供給する。このプロセッサはアドレスRPA、R
IPA、アクセスレジスタRAC、及びレジスタRLP
もセットする。この初期化により、宛先メモリ内への書
き込みアクセスの送信が禁止される。
【0033】プロセッサは、レジスタWPA、WIPA
内の開始アドレス、レジスタWMSKB及びWMSKE
内の最初及び最後の64バイト用の書き込みマスク、F
IFOの書き込みポインタ、FIFOの読み出しポイン
タ、及びレジスタOVFB、OVFEをセットすること
により、宛先メモリの第一ページへの書き込みアクセス
のための情報を供給する。この初期化により、宛先メモ
リ内への書き込みアクセスの送信が有効になる。同様
に、プロセッサ(11)は、ソースメモリに関してはレ
ジスタRNPA、RNLP、及びRNACをセットする
ことにより、宛先メモリに関してはレジスタWNPAを
セットすることにより、次ページについての情報を供給
する。レジスタRACが0でない時には、この回路によ
り、ソースメモリへの読み出しアクセスを発生させるこ
とが可能である。ソースメモリが図4のメモリEMUで
ある時には、EMUの読み出しアクセスは、偶数アドレ
スを有するブロックに関しては、シリアルリンク100
で送信され、奇数アドレスを有するブロックに関して
は、シリアルリンク101で送信される64バイトのブ
ロックにより二つのシリアルリンク上でインターリーブ
される。
内の開始アドレス、レジスタWMSKB及びWMSKE
内の最初及び最後の64バイト用の書き込みマスク、F
IFOの書き込みポインタ、FIFOの読み出しポイン
タ、及びレジスタOVFB、OVFEをセットすること
により、宛先メモリの第一ページへの書き込みアクセス
のための情報を供給する。この初期化により、宛先メモ
リ内への書き込みアクセスの送信が有効になる。同様
に、プロセッサ(11)は、ソースメモリに関してはレ
ジスタRNPA、RNLP、及びRNACをセットする
ことにより、宛先メモリに関してはレジスタWNPAを
セットすることにより、次ページについての情報を供給
する。レジスタRACが0でない時には、この回路によ
り、ソースメモリへの読み出しアクセスを発生させるこ
とが可能である。ソースメモリが図4のメモリEMUで
ある時には、EMUの読み出しアクセスは、偶数アドレ
スを有するブロックに関しては、シリアルリンク100
で送信され、奇数アドレスを有するブロックに関して
は、シリアルリンク101で送信される64バイトのブ
ロックにより二つのシリアルリンク上でインターリーブ
される。
【0034】読み出し要求が送信される毎に、アクセス
カウントレジスタRACは、要求の種類に応じて、1、
2、又は4ずつ減分され、アドレスレジスタRIPAは
1、2、又は4ずつ増分される。データ応答は、同じイ
ンタリーブ規則により64バイトのブロックにより二つ
のシリアルリンクを介して伝送される。同様に、MMU
への読み出しアクセスは二つのインタフェースIOBX
を介してインターリーブされる、即ち、偶数アドレスを
有する64バイトのブロックについては第一インタフェ
ース(20)であり、奇数アドレスを有する64バイト
のブロックについては第二インタフェース(21)であ
る。レジスタRAC及びRIPAは、アクセス毎に前者
は1ずつ減分し後者は増分する。移動回路は、最初の6
4バイトブロックが出された送信回路SLC又はIOB
Xの識別子を記憶する。
カウントレジスタRACは、要求の種類に応じて、1、
2、又は4ずつ減分され、アドレスレジスタRIPAは
1、2、又は4ずつ増分される。データ応答は、同じイ
ンタリーブ規則により64バイトのブロックにより二つ
のシリアルリンクを介して伝送される。同様に、MMU
への読み出しアクセスは二つのインタフェースIOBX
を介してインターリーブされる、即ち、偶数アドレスを
有する64バイトのブロックについては第一インタフェ
ース(20)であり、奇数アドレスを有する64バイト
のブロックについては第二インタフェース(21)であ
る。レジスタRAC及びRIPAは、アクセス毎に前者
は1ずつ減分し後者は増分する。移動回路は、最初の6
4バイトブロックが出された送信回路SLC又はIOB
Xの識別子を記憶する。
【0035】書き込み部の動作は、レジスタWPA、W
IPAの使用については同一であり、交換はインターリ
ーブモードでも行われる。ムーバ(4)は読み出し要求
をソースメモリにアドレスし、書き込みポインタDSW
Pを使用して応答データをFIFOスタック(41)に
書き込む。8ビットの下位ブロックが書き込まれる毎に
レジスタDSWPは1ずつ増分される。ムーバは、書き
込み要求を宛先メモリにアドレスする時には、読み出し
ポインタDSRPを使用してFIFOスタックのデータ
を読み出す。8バイトの下位ブロックが読み出される毎
にレジスタDSRPは1ずつ増分され、書き込み要求が
出される毎に、回路はレジスタWIPAを1ずつ増分す
る。
IPAの使用については同一であり、交換はインターリ
ーブモードでも行われる。ムーバ(4)は読み出し要求
をソースメモリにアドレスし、書き込みポインタDSW
Pを使用して応答データをFIFOスタック(41)に
書き込む。8ビットの下位ブロックが書き込まれる毎に
レジスタDSWPは1ずつ増分される。ムーバは、書き
込み要求を宛先メモリにアドレスする時には、読み出し
ポインタDSRPを使用してFIFOスタックのデータ
を読み出す。8バイトの下位ブロックが読み出される毎
にレジスタDSRPは1ずつ増分され、書き込み要求が
出される毎に、回路はレジスタWIPAを1ずつ増分す
る。
【0036】図3Bの集積回路は、例えばメモリ(M
o...Mi、mo...mj)を含む電子回路のカー
ドに内蔵され、ムーバ回路(4)により、メモリ[図1
の(Mo...Mi)]とメモリ[図1の(mo...
mj)]の間のデータ移動機能を実行する。メモリ
[(Mo...Mi)]及び(mo...mj)]は各
々、例えば図4の回路のMMU及びEMUの異なる二つ
のメモリ(12a、12c)に属する。ムーバ(4)は
複数の高速シリアルリンク(100、101、102、1
03)を使用することができ、例えば、二つのメモリ
(12a、12c)間でのデータの移動を実現するため
に、二つの双方向高速シリアルリンク(100、101)
を使用することができる。ムーバ(4)は例えば、主メ
モリMMU(12a)と拡張メモリEMU(12c)と
の間でデータ転送を行う。各シリアルリンク(100、
101)は例えば、それぞれ偶数又は奇数のチャンネル
又はパス(400、401)を構成する。各パス(40
0、401)又はチャンネルは、データ伝送方向が反対
の二本の単一方向伝送ケーブル(図2の1400A、1
400B)を使用する。二本の単一方向伝送ケーブル
(1400A、1400B)は各々、同一リンク又はパ
ス(400、401)の要求と応答の伝送を行う。各パ
ス(400)は、例えば、カード又はバスを通過するた
めの一時的保存ユニットを構成する種々のバッファ(図
2の200)を含む。シリアルリンクのチャンネル(4
00、401)を経由する操作は、基本的に、メモリゾ
ーン(12a、12c)の読み出し及び書き込み操作で
ある。各操作(読み出し又は書き込み)は、要求と、こ
れに続く応答の戻り、即ち要求の肯定応答とで構成され
る。メモリゾーンの読み出し操作の場合、読み出し要求
が発せられ、次に戻りでは、読み出し要求の肯定応答を
意味する応答が要求発信元に戻される。同様に、書き込
み操作は各々、書き込み要求と、これに続く書き込み要
求への応答又は肯定応答とから成る。応答は、肯定応答
の構成される要求と同じチャンネル(400、401)
を通る。また、所与のソースと所与のタイプの操作につ
いて、応答の順序は、肯定応答の構成される要求の順序
に一致する。即ち、各チャンネル(400、401)に
ついて、ある読み出し命令に対する応答列の順序は、肯
定応答が構成される読み出し要求列の順序と同じであ
る。書き込み操作に関しても同様である。従って、パス
(400、401)上では「オーバーフローあるいは追
い越し」は有りえない。しかしながら、読み出し操作と
書き込み操作との間の順序の一致は必ずしも保証されて
はいない。要求は使用可能カードに応じて処理される
が、その到着順に処理されるとは限らない。しかし、対
応する応答は要求順にその発信元に戻される。ムーバ
(4)は、その「通常」動作モードでは、インターリー
ブにより巡回的にチャンネル(400、401)即ちパ
スを使用する。データは、シリアルリンクの種々のチャ
ンネル(400、401)にインターリーブされる。前
述のようにシリアルリンクは、例えば、偶数のチャンネ
ル(400)と奇数のチャンネル(401)の二つのチ
ャンネルを含むことができる。応答又は要求のために偶
数チャンネル(400)を選択するか奇数チャンネルを
選択するかは、専らそのアドレスによって決まる。例え
ば256バイトの読み出しの場合、発信元はその要求を
偶数チャンネル(400)で送信する。読まれた最初の
64バイトをこの同一の偶数チャンネル(400)で、
次の64バイトを奇数チャンネル(401)で、第三の
64バイトを偶数チャンネル(400)で、最後の64
バイトを奇数チャンネル(401)でそれぞれ受信する
ことができる。要求及び応答など、チャンネル(40
0、401)を経由する各メッセージの前には、メッセ
ージの種類及び長さを示す制御文字がある。メッセージ
の後ろには第二の制御文字が続き、メッセージの状態に
ついての情報、即ち、このメッセージが、ある続きの最
終メッセージであるかどうか及び/又はメモリがエラー
メッセージを送出したかどうかの情報を含む。
o...Mi、mo...mj)を含む電子回路のカー
ドに内蔵され、ムーバ回路(4)により、メモリ[図1
の(Mo...Mi)]とメモリ[図1の(mo...
mj)]の間のデータ移動機能を実行する。メモリ
[(Mo...Mi)]及び(mo...mj)]は各
々、例えば図4の回路のMMU及びEMUの異なる二つ
のメモリ(12a、12c)に属する。ムーバ(4)は
複数の高速シリアルリンク(100、101、102、1
03)を使用することができ、例えば、二つのメモリ
(12a、12c)間でのデータの移動を実現するため
に、二つの双方向高速シリアルリンク(100、101)
を使用することができる。ムーバ(4)は例えば、主メ
モリMMU(12a)と拡張メモリEMU(12c)と
の間でデータ転送を行う。各シリアルリンク(100、
101)は例えば、それぞれ偶数又は奇数のチャンネル
又はパス(400、401)を構成する。各パス(40
0、401)又はチャンネルは、データ伝送方向が反対
の二本の単一方向伝送ケーブル(図2の1400A、1
400B)を使用する。二本の単一方向伝送ケーブル
(1400A、1400B)は各々、同一リンク又はパ
ス(400、401)の要求と応答の伝送を行う。各パ
ス(400)は、例えば、カード又はバスを通過するた
めの一時的保存ユニットを構成する種々のバッファ(図
2の200)を含む。シリアルリンクのチャンネル(4
00、401)を経由する操作は、基本的に、メモリゾ
ーン(12a、12c)の読み出し及び書き込み操作で
ある。各操作(読み出し又は書き込み)は、要求と、こ
れに続く応答の戻り、即ち要求の肯定応答とで構成され
る。メモリゾーンの読み出し操作の場合、読み出し要求
が発せられ、次に戻りでは、読み出し要求の肯定応答を
意味する応答が要求発信元に戻される。同様に、書き込
み操作は各々、書き込み要求と、これに続く書き込み要
求への応答又は肯定応答とから成る。応答は、肯定応答
の構成される要求と同じチャンネル(400、401)
を通る。また、所与のソースと所与のタイプの操作につ
いて、応答の順序は、肯定応答の構成される要求の順序
に一致する。即ち、各チャンネル(400、401)に
ついて、ある読み出し命令に対する応答列の順序は、肯
定応答が構成される読み出し要求列の順序と同じであ
る。書き込み操作に関しても同様である。従って、パス
(400、401)上では「オーバーフローあるいは追
い越し」は有りえない。しかしながら、読み出し操作と
書き込み操作との間の順序の一致は必ずしも保証されて
はいない。要求は使用可能カードに応じて処理される
が、その到着順に処理されるとは限らない。しかし、対
応する応答は要求順にその発信元に戻される。ムーバ
(4)は、その「通常」動作モードでは、インターリー
ブにより巡回的にチャンネル(400、401)即ちパ
スを使用する。データは、シリアルリンクの種々のチャ
ンネル(400、401)にインターリーブされる。前
述のようにシリアルリンクは、例えば、偶数のチャンネ
ル(400)と奇数のチャンネル(401)の二つのチ
ャンネルを含むことができる。応答又は要求のために偶
数チャンネル(400)を選択するか奇数チャンネルを
選択するかは、専らそのアドレスによって決まる。例え
ば256バイトの読み出しの場合、発信元はその要求を
偶数チャンネル(400)で送信する。読まれた最初の
64バイトをこの同一の偶数チャンネル(400)で、
次の64バイトを奇数チャンネル(401)で、第三の
64バイトを偶数チャンネル(400)で、最後の64
バイトを奇数チャンネル(401)でそれぞれ受信する
ことができる。要求及び応答など、チャンネル(40
0、401)を経由する各メッセージの前には、メッセ
ージの種類及び長さを示す制御文字がある。メッセージ
の後ろには第二の制御文字が続き、メッセージの状態に
ついての情報、即ち、このメッセージが、ある続きの最
終メッセージであるかどうか及び/又はメモリがエラー
メッセージを送出したかどうかの情報を含む。
【0037】図6は、ムーバ(4)をメモリ(12b)
に接続する二チャンネル(400、401)シリアル双
方向リンクと、第一チャンネル(400)上の書き込み
要求(rqj+1、rqj、rqj−1、rqj−2、
rqj−3、rqj−4...)及び第二チャンネル
(401)上の書き込み応答(...rps+5、rp
s+4、rps+3、rps+2、rps+1、rp
s)の列とインターリーブされた第一チャンネル(40
0)上の読み出し要求(rqt+1、rqt、rqt−
1、rqt−2、rqt−3、rqt−4...)及び
第二チャンネル(401)上の読み出し応答(...、
rpi+5、rpi+4、rpi+3、rpi+2、r
pi+1、rpi)の列のセクションの略図である。第
一チャンネルのリンク(400)上に発生する妨害
(P)はリンクをブロックする。実際、リンクの片側
(44A)でエラーが検出されると、リンクの反対側
(44B)でエラーが発生する。妨害(P)によりリン
クは分離される。エラーが検出されることにより、例え
ば本出願人により出願されている、「集積回路のシリア
ルリンク上のエラーを検出する方法、及び該方法を実施
する装置」との名称のフランス出願(第9707997
号)、「パラレル−シリアルポートを含む集積回路上の
エラーの検出装置及び方法」との名称のフランス出願
(第9701944号)、「パラレル−シリアルポート
を含む二つの集積回路間のシリアルリンクの初期化方
法、及び本方法を実施する装置」との名称のフランス出
願(第9702974号)に記載されているハード論理
回路によりリンクの自動再初期化が開始される。シリア
ルリンクコントローラによりエラーが検出されると、集
積回路(1)を管理するマイクロプロセッサ(図5の1
1)への割り込みが発生する。するとマイクロプロセッ
サ(11)はシリアルリンクの再初期化をトリガする。
このように、リンク上でエラーが検出されると、リンク
の両端に位置する二つのシリアルリンクコントローラ
(SLC)は外部から遮断され、マイクロプロセッサ
(11)を介して再初期化される。リンク(400)を
経由する読み出しメッセージ(rqj+1、rqj、r
qj−1、rqj−2;rpi+3、rpi+2、rp
i+1、rpi)及び書き込みメッセージ(rqt+
1、rqt、rqt−1、rqt−2;rps+3、r
ps+2、rps+1、rps)は、リンクの再初期化
時に消失する。妨害の前にメモリ(12b)に送信され
ていたメッセージは、双方向リンク(400)の再起動
を待ちながらリンクのバッファ(200)にブロックさ
れる。例えば待機メッセージはバッファ又はFIFOレ
ジスタにブロックされる。これは、例えばメモリ(12
b)に完全に送信された読み出し時の要求(rqj−3
及びrqj−4、...)及び応答(...、rpi+
5、rpi+4)は、書き込み時の要求(...、rq
t−3、rqt−4)及び応答(...、rps+5、
rps+4)と同様、リンク(400)の再起動を待ち
ながらブロックされることを意味する。シリアルリンク
の外部から見ると、即ちユニットの残りの部分にとって
は、妨害によって誤ったメッセージは発生せず、完全か
つ有効なメッセージのみが外部に送られることになる。
故障リンク(400)とインターリーブされるリンクも
機能が停止される。実際、ムーバ(4)は、インターリ
ーブされたリンク(400、401)上で巡回的に応答
を待ち受ける。これにより、ムーバ(4)は、故障リン
ク(400)からの応答を待ち受けながら、迅速なリン
ク(401)の機能を停止させる。妨害されたリンクが
再初期化後、再起動されると、バッファ内に保存されて
いる全てのメッセージ(rqj−3、rqj−4;rp
i+5、rpi+4;rqt−3、rqt−4;rps
+5、rps+4)は、再度リンクに流れ出す。従っ
て、妨害のために失敗に終わった操作の応答がリンク
(401)を通過することを防止するために、バッファ
にブロックされていたメッセージは全てパージ(flus
h)しなければならない。
に接続する二チャンネル(400、401)シリアル双
方向リンクと、第一チャンネル(400)上の書き込み
要求(rqj+1、rqj、rqj−1、rqj−2、
rqj−3、rqj−4...)及び第二チャンネル
(401)上の書き込み応答(...rps+5、rp
s+4、rps+3、rps+2、rps+1、rp
s)の列とインターリーブされた第一チャンネル(40
0)上の読み出し要求(rqt+1、rqt、rqt−
1、rqt−2、rqt−3、rqt−4...)及び
第二チャンネル(401)上の読み出し応答(...、
rpi+5、rpi+4、rpi+3、rpi+2、r
pi+1、rpi)の列のセクションの略図である。第
一チャンネルのリンク(400)上に発生する妨害
(P)はリンクをブロックする。実際、リンクの片側
(44A)でエラーが検出されると、リンクの反対側
(44B)でエラーが発生する。妨害(P)によりリン
クは分離される。エラーが検出されることにより、例え
ば本出願人により出願されている、「集積回路のシリア
ルリンク上のエラーを検出する方法、及び該方法を実施
する装置」との名称のフランス出願(第9707997
号)、「パラレル−シリアルポートを含む集積回路上の
エラーの検出装置及び方法」との名称のフランス出願
(第9701944号)、「パラレル−シリアルポート
を含む二つの集積回路間のシリアルリンクの初期化方
法、及び本方法を実施する装置」との名称のフランス出
願(第9702974号)に記載されているハード論理
回路によりリンクの自動再初期化が開始される。シリア
ルリンクコントローラによりエラーが検出されると、集
積回路(1)を管理するマイクロプロセッサ(図5の1
1)への割り込みが発生する。するとマイクロプロセッ
サ(11)はシリアルリンクの再初期化をトリガする。
このように、リンク上でエラーが検出されると、リンク
の両端に位置する二つのシリアルリンクコントローラ
(SLC)は外部から遮断され、マイクロプロセッサ
(11)を介して再初期化される。リンク(400)を
経由する読み出しメッセージ(rqj+1、rqj、r
qj−1、rqj−2;rpi+3、rpi+2、rp
i+1、rpi)及び書き込みメッセージ(rqt+
1、rqt、rqt−1、rqt−2;rps+3、r
ps+2、rps+1、rps)は、リンクの再初期化
時に消失する。妨害の前にメモリ(12b)に送信され
ていたメッセージは、双方向リンク(400)の再起動
を待ちながらリンクのバッファ(200)にブロックさ
れる。例えば待機メッセージはバッファ又はFIFOレ
ジスタにブロックされる。これは、例えばメモリ(12
b)に完全に送信された読み出し時の要求(rqj−3
及びrqj−4、...)及び応答(...、rpi+
5、rpi+4)は、書き込み時の要求(...、rq
t−3、rqt−4)及び応答(...、rps+5、
rps+4)と同様、リンク(400)の再起動を待ち
ながらブロックされることを意味する。シリアルリンク
の外部から見ると、即ちユニットの残りの部分にとって
は、妨害によって誤ったメッセージは発生せず、完全か
つ有効なメッセージのみが外部に送られることになる。
故障リンク(400)とインターリーブされるリンクも
機能が停止される。実際、ムーバ(4)は、インターリ
ーブされたリンク(400、401)上で巡回的に応答
を待ち受ける。これにより、ムーバ(4)は、故障リン
ク(400)からの応答を待ち受けながら、迅速なリン
ク(401)の機能を停止させる。妨害されたリンクが
再初期化後、再起動されると、バッファ内に保存されて
いる全てのメッセージ(rqj−3、rqj−4;rp
i+5、rpi+4;rqt−3、rqt−4;rps
+5、rps+4)は、再度リンクに流れ出す。従っ
て、妨害のために失敗に終わった操作の応答がリンク
(401)を通過することを防止するために、バッファ
にブロックされていたメッセージは全てパージ(flus
h)しなければならない。
【0038】本発明によるリンクのパージ方法は、ムー
バ(4)が「吸収」と呼ばれる動作モードにされる第一
ステップ(70)を含む。このモードでは、ムーバ
(4)は、要求に対する応答の種々のチャンネル(40
0、401)を介しての到着順の如何にかかわらず、こ
れら要求に対する応答を受け入れる。即ち「吸収」モー
ドでは、ムーバ(4)は応答を巡回的に待ち受けない。
さらに、「吸収」モードでは、ムーバ(4)は受信した
応答を無視する。図5に示すように、ムーバを「吸収」
モードに設定することは、64ビットバス(30)によ
り集積回路(1)とのインタフェースを行う回路(図3
B及び図5の3)を介して該集積回路(1)を管理する
マイクロプロセッサ(11)により行うことができる。
このようにして、集積回路(1)のムーバ(4)は、集
積回路(1)を管理するマイクロプロセッサ(11)に
より、インタフェース回路(3)内に置かれるムーバの
管理論理部(30)を介して「吸収」モードにすること
ができる。ムーバ(4)が「吸収」モードにある時に
は、シリアルリンクが再起動され、プロセスが一ステッ
プ(図7Aの71)進行する。このステップ中、特定の
書き込み要求及び特定の読み出し要求がシリアルリンク
の各チャンネル(400、401)内に生成される。各
特定の要求は、チャンネルに送信されるメッセージの最
後にある制御文字に含まれる「バリア」マーカーとよば
れるフラグを含む。バリアマーカーは、メッセージの最
初即ちヘッダにある制御文字にも現われる。即ち、リン
クの各チャンネル(400、401)について、各操作
の種類のバリアマーカーを有する特定の要求が生成され
る。同一操作についての要求及び応答の順序はリンクの
各チャンネル(400、401)、あるいはパスに厳密
に保持されることに留意されたい。特定の要求に対する
応答も、最初の制御文字即ちヘッダ内に、対応するバリ
アマーカーを含む。また、特定の要求はユニットの状態
を変えることはないので、メモリに対しては影響を及ぼ
さない。従って、書き込み時の特定の要求は、例えば、
書き込みを一切行わない、マスクを持たない部分的書き
込み要求であり得る。メモリの状態を変えることのない
特定の読み出し要求は例えば、メモリブロックの読み出
し操作であり得る。特定の要求の生成は、インタフェー
ス回路(3)内にあり、集積回路(1)を管理するマイ
クロプロセッサ(11)により制御される要求生成論理
部(31)によって行われる。インタフェース回路
(3)は、各要求のヘッダ制御文字内にバリアマーカー
を配置し、特定の要求の生成を行うためにマイクロプロ
セッサ(11)により制御される要求シーケンサを含
む。パージのプロセスは、バリアマーカーを含む受信さ
れた応答を蓄積するステップ(図7Aの72)で進行す
る。従って、バリアマーカーと共に、対応の要求の送信
元に戻される応答は、インタフェース回路(3)の蓄積
論理部(32)により収集される。この論理部(32)
は、バリアマーカーを有する応答の収集又は蓄積を行う
ものであり、各ビットが特定の要求が生成されたことを
示す蓄積レジスタrevstat(33)を含む。
バ(4)が「吸収」と呼ばれる動作モードにされる第一
ステップ(70)を含む。このモードでは、ムーバ
(4)は、要求に対する応答の種々のチャンネル(40
0、401)を介しての到着順の如何にかかわらず、こ
れら要求に対する応答を受け入れる。即ち「吸収」モー
ドでは、ムーバ(4)は応答を巡回的に待ち受けない。
さらに、「吸収」モードでは、ムーバ(4)は受信した
応答を無視する。図5に示すように、ムーバを「吸収」
モードに設定することは、64ビットバス(30)によ
り集積回路(1)とのインタフェースを行う回路(図3
B及び図5の3)を介して該集積回路(1)を管理する
マイクロプロセッサ(11)により行うことができる。
このようにして、集積回路(1)のムーバ(4)は、集
積回路(1)を管理するマイクロプロセッサ(11)に
より、インタフェース回路(3)内に置かれるムーバの
管理論理部(30)を介して「吸収」モードにすること
ができる。ムーバ(4)が「吸収」モードにある時に
は、シリアルリンクが再起動され、プロセスが一ステッ
プ(図7Aの71)進行する。このステップ中、特定の
書き込み要求及び特定の読み出し要求がシリアルリンク
の各チャンネル(400、401)内に生成される。各
特定の要求は、チャンネルに送信されるメッセージの最
後にある制御文字に含まれる「バリア」マーカーとよば
れるフラグを含む。バリアマーカーは、メッセージの最
初即ちヘッダにある制御文字にも現われる。即ち、リン
クの各チャンネル(400、401)について、各操作
の種類のバリアマーカーを有する特定の要求が生成され
る。同一操作についての要求及び応答の順序はリンクの
各チャンネル(400、401)、あるいはパスに厳密
に保持されることに留意されたい。特定の要求に対する
応答も、最初の制御文字即ちヘッダ内に、対応するバリ
アマーカーを含む。また、特定の要求はユニットの状態
を変えることはないので、メモリに対しては影響を及ぼ
さない。従って、書き込み時の特定の要求は、例えば、
書き込みを一切行わない、マスクを持たない部分的書き
込み要求であり得る。メモリの状態を変えることのない
特定の読み出し要求は例えば、メモリブロックの読み出
し操作であり得る。特定の要求の生成は、インタフェー
ス回路(3)内にあり、集積回路(1)を管理するマイ
クロプロセッサ(11)により制御される要求生成論理
部(31)によって行われる。インタフェース回路
(3)は、各要求のヘッダ制御文字内にバリアマーカー
を配置し、特定の要求の生成を行うためにマイクロプロ
セッサ(11)により制御される要求シーケンサを含
む。パージのプロセスは、バリアマーカーを含む受信さ
れた応答を蓄積するステップ(図7Aの72)で進行す
る。従って、バリアマーカーと共に、対応の要求の送信
元に戻される応答は、インタフェース回路(3)の蓄積
論理部(32)により収集される。この論理部(32)
は、バリアマーカーを有する応答の収集又は蓄積を行う
ものであり、各ビットが特定の要求が生成されたことを
示す蓄積レジスタrevstat(33)を含む。
【0039】特定の要求に対する各応答は、レジスタr
evstatの6ビットのうちの1つのビットをセット
し、ビット0から4は、応答がシリアルリンク100か
ら103を介して到着したものであるかどうかを示し、
ビット4から6は、応答が(20)又は(21)のIOB
Xからのものであるかどうかを示すので、要求及び応答
が通過したパスが決定される。インタフェース回路
(3)の蓄積論理部(32)によって受信されるバリア
マーカーを伴う各応答により、蓄積レジスタ(33)内
への「バリア」と呼ばれる対応のビットの書き込みが生
じる。集積回路(1)を管理するマイクロプロセッサ
(11)は、蓄積レジスタrevstat(33)を読
み、特定の要求の全てについてのバリアマーカーを伴う
応答が戻ってきたことを確認する。マイクロプロセッサ
(11)は、若干時間をずらして蓄積レジスタrevs
tat(33)からの読み出しを行う。このようにし
て、予期されているバリアマーカー付きの応答が受信さ
れない場合には、論理部(3)は次のステップ(73)
で、リンクに発生し得る故障を検出することができる。
実際、要求及び応答にそれぞれ結合される制御文字は、
送信元、ならびに要求及び応答が通過したパスに関する
情報を含む。応答蓄積論理部(32)はこのようにし
て、予期されている応答が帰って来なかったパスを決定
することにより、シリアルリンク内の一つ又は複数の故
障を検出することができる。インタフェース回路(3)
は、バリアマーカーを伴う応答の有効でないデータは無
視する。
evstatの6ビットのうちの1つのビットをセット
し、ビット0から4は、応答がシリアルリンク100か
ら103を介して到着したものであるかどうかを示し、
ビット4から6は、応答が(20)又は(21)のIOB
Xからのものであるかどうかを示すので、要求及び応答
が通過したパスが決定される。インタフェース回路
(3)の蓄積論理部(32)によって受信されるバリア
マーカーを伴う各応答により、蓄積レジスタ(33)内
への「バリア」と呼ばれる対応のビットの書き込みが生
じる。集積回路(1)を管理するマイクロプロセッサ
(11)は、蓄積レジスタrevstat(33)を読
み、特定の要求の全てについてのバリアマーカーを伴う
応答が戻ってきたことを確認する。マイクロプロセッサ
(11)は、若干時間をずらして蓄積レジスタrevs
tat(33)からの読み出しを行う。このようにし
て、予期されているバリアマーカー付きの応答が受信さ
れない場合には、論理部(3)は次のステップ(73)
で、リンクに発生し得る故障を検出することができる。
実際、要求及び応答にそれぞれ結合される制御文字は、
送信元、ならびに要求及び応答が通過したパスに関する
情報を含む。応答蓄積論理部(32)はこのようにし
て、予期されている応答が帰って来なかったパスを決定
することにより、シリアルリンク内の一つ又は複数の故
障を検出することができる。インタフェース回路(3)
は、バリアマーカーを伴う応答の有効でないデータは無
視する。
【0040】図7Bは、インタフェース論理部(3)に
よるリンクの有効パスの決定のプロセスの詳細図であ
る。有効パスのマスク(700)は、要求の生成(7
2)及び中断を伴う蓄積(72)のプロセスの比較によ
り生成される。ステップ(73)に示すように、発生し
得る故障を検出することにより、故障中の一つ又は複数
のチャンネルを無視する低レベルモードでのリンクの再
構成が可能である。
よるリンクの有効パスの決定のプロセスの詳細図であ
る。有効パスのマスク(700)は、要求の生成(7
2)及び中断を伴う蓄積(72)のプロセスの比較によ
り生成される。ステップ(73)に示すように、発生し
得る故障を検出することにより、故障中の一つ又は複数
のチャンネルを無視する低レベルモードでのリンクの再
構成が可能である。
【0041】予期されていたバリアマーカー付応答が全
て受信された場合、マイクロプロセッサ(11)はステ
ップ(74)で、シリアルリンクのクリーニング又はパ
ージが終了したことを確認し、現在実行中のアプリケー
ションは、ムーバ(4)内に記憶されている直前の再起
動ポイントから再起動することができる。例えばムーバ
(4)の直前の再起動ポイントは、インタフェース論理
部(3)の特定のレジスタ内で再初期化が起こる毎に、
自動的に記憶することが可能であり、このレジスタはマ
イクロプロセッサ(11)により読まれる。次にマイク
ロプロセッサはムーバ(4)を「通常」運転モードに戻
すことができるが、このモードでは、マイクロプロセッ
サは、巡回的にインターリーブによりマイクロプロセッ
サをメモリに接続するチャンネルを使用する。ムーバ
(4)は、例えば最大で4Kバイト毎に区切ってデータ
転送を行い、転送中のデータブロック及び転送すべき次
のデータブロックに関する情報を内部レジスタ内に保存
する。このようにしてムーバ(4)は、リンクの故障が
あったポイントからデータ転送を再開することができ
る。このためにムーバ(4)は、送信すべきデータブロ
ックの特徴を表わすこれらの情報を、再初期化毎に検索
する。図3B及び図3Cを参照して説明する非限定的実
施形態では、カードEMAは、図5に概略を示すような
回路SLC(100から103)を内蔵し、拡張メモリE
MU(12c)、即ち遠隔メモリのカードEMCに向か
う四つのチャンネル即ちパス(c0、c1、c2、c
3)と、主メモリMMU(12a)、即ち回路IOBX
(20及び21)を内蔵するローカルメモリに向かう二つ
のパス(a0、a1)を有する。この場合、パス全体の
パージプロセスは、バリアマーカーを有する六個の読み
出し特定要求と、バリアマーカーを有する六個の書き込
み特定要求とを発生する必要がある。従って、蓄積論理
部(32)の対応する蓄積レジスタ(revstat)
は12ビットを含む。この例では、シリアルリンクのパ
ージプロセスのステップは、マイクロプロセッサ(1
1)によって実行されるプログラムにより順序付けされ
るハードウェア論理回路により実施される。もちろん、
本発明の趣旨から逸脱することなく、完全なハードウェ
ア論理回路装置によりシリアルリンクのパージプロセス
のステップを実施することが可能である。
て受信された場合、マイクロプロセッサ(11)はステ
ップ(74)で、シリアルリンクのクリーニング又はパ
ージが終了したことを確認し、現在実行中のアプリケー
ションは、ムーバ(4)内に記憶されている直前の再起
動ポイントから再起動することができる。例えばムーバ
(4)の直前の再起動ポイントは、インタフェース論理
部(3)の特定のレジスタ内で再初期化が起こる毎に、
自動的に記憶することが可能であり、このレジスタはマ
イクロプロセッサ(11)により読まれる。次にマイク
ロプロセッサはムーバ(4)を「通常」運転モードに戻
すことができるが、このモードでは、マイクロプロセッ
サは、巡回的にインターリーブによりマイクロプロセッ
サをメモリに接続するチャンネルを使用する。ムーバ
(4)は、例えば最大で4Kバイト毎に区切ってデータ
転送を行い、転送中のデータブロック及び転送すべき次
のデータブロックに関する情報を内部レジスタ内に保存
する。このようにしてムーバ(4)は、リンクの故障が
あったポイントからデータ転送を再開することができ
る。このためにムーバ(4)は、送信すべきデータブロ
ックの特徴を表わすこれらの情報を、再初期化毎に検索
する。図3B及び図3Cを参照して説明する非限定的実
施形態では、カードEMAは、図5に概略を示すような
回路SLC(100から103)を内蔵し、拡張メモリE
MU(12c)、即ち遠隔メモリのカードEMCに向か
う四つのチャンネル即ちパス(c0、c1、c2、c
3)と、主メモリMMU(12a)、即ち回路IOBX
(20及び21)を内蔵するローカルメモリに向かう二つ
のパス(a0、a1)を有する。この場合、パス全体の
パージプロセスは、バリアマーカーを有する六個の読み
出し特定要求と、バリアマーカーを有する六個の書き込
み特定要求とを発生する必要がある。従って、蓄積論理
部(32)の対応する蓄積レジスタ(revstat)
は12ビットを含む。この例では、シリアルリンクのパ
ージプロセスのステップは、マイクロプロセッサ(1
1)によって実行されるプログラムにより順序付けされ
るハードウェア論理回路により実施される。もちろん、
本発明の趣旨から逸脱することなく、完全なハードウェ
ア論理回路装置によりシリアルリンクのパージプロセス
のステップを実施することが可能である。
【0042】これにより、例えば電気的妨害などのリン
クの故障があった場合、簡単に実施することの可能なシ
リアルリンクのバッファをパージする方法及び装置が得
られることが分る。このリンクのパージプロセスは、シ
リアルリンクの再起動又は再初期化後、進行中のアプリ
ケーションを直前の再起動位置から再起動する前に実施
することが可能であり、システム全体を再初期化する必
要はない。
クの故障があった場合、簡単に実施することの可能なシ
リアルリンクのバッファをパージする方法及び装置が得
られることが分る。このリンクのパージプロセスは、シ
リアルリンクの再起動又は再初期化後、進行中のアプリ
ケーションを直前の再起動位置から再起動する前に実施
することが可能であり、システム全体を再初期化する必
要はない。
【0043】もちろん、このパージ装置は、例えば図8
に概略を示す相互接続ネットワークのムーバ(4B)の
ようなムーバを有するメモリを相互接続するネットワー
クのサブユニットの走査によるセルフテストのためにも
使用することができる。図8の相互接続ネットワークは
四つのムーバ(4A、4B、4C及び4D)を含む。例
えば、四つのムーバ(4A、4B、4C及び4D)は、
四つの拡張メモリゾーン(m0、m1、m2、m3)と
二つの主メモリ(M0、M1)とのリンクをインターリ
ーブ方式で行う。最初の二つのムーバ(4A、4B)
は、二つの拡張メモリゾーン(m0、m1)と、二つの
主メモリゾーン(M0、M1)とに各々接続される。他
の二つのムーバ(4C、4D)は二つの第二の拡張メモ
リゾーン(m2、m3)と、上と同じ二つの主メモリゾ
ーン(M0、M1)とに各々接続される。ムーバ(4
B)から見える相互接続ネットワークのサブユニットの
四つのチャンネル内での特定要求の発生プロセスと受信
した対応の応答の処理とにより、パージ装置による故障
の検出が可能であり、従って、故障が検出された一つ又
は複数のチャンネルを無視する低レベルモードでのリン
クの再構成が可能である。
に概略を示す相互接続ネットワークのムーバ(4B)の
ようなムーバを有するメモリを相互接続するネットワー
クのサブユニットの走査によるセルフテストのためにも
使用することができる。図8の相互接続ネットワークは
四つのムーバ(4A、4B、4C及び4D)を含む。例
えば、四つのムーバ(4A、4B、4C及び4D)は、
四つの拡張メモリゾーン(m0、m1、m2、m3)と
二つの主メモリ(M0、M1)とのリンクをインターリ
ーブ方式で行う。最初の二つのムーバ(4A、4B)
は、二つの拡張メモリゾーン(m0、m1)と、二つの
主メモリゾーン(M0、M1)とに各々接続される。他
の二つのムーバ(4C、4D)は二つの第二の拡張メモ
リゾーン(m2、m3)と、上と同じ二つの主メモリゾ
ーン(M0、M1)とに各々接続される。ムーバ(4
B)から見える相互接続ネットワークのサブユニットの
四つのチャンネル内での特定要求の発生プロセスと受信
した対応の応答の処理とにより、パージ装置による故障
の検出が可能であり、従って、故障が検出された一つ又
は複数のチャンネルを無視する低レベルモードでのリン
クの再構成が可能である。
【0044】当業者にとって自明な他の変更も本発明に
含まれる。
含まれる。
【図1】本発明によるパージのプロセスが行われるデー
タ転送装置を介して二つのメモリを接続するシリアルリ
ンクシステムの略図である。
タ転送装置を介して二つのメモリを接続するシリアルリ
ンクシステムの略図である。
【図2】図1のシリアルパス又はリンクチェーンの詳細
部分を示す図である。
部分を示す図である。
【図3A】本発明による平行なシリアルインタフェース
ポートを構成する集積回路を示す図である。
ポートを構成する集積回路を示す図である。
【図3B】インタフェースポートを内蔵する集積回路の
全体略図である。
全体略図である。
【図3C】移動回路(ムーバ)を構成する回路の部分の
略図である。
略図である。
【図4】図3Bの集積回路を使用するユニットのアーキ
テクチャの略図である。
テクチャの略図である。
【図5】本発明によるシリアルリンクのバッファのパー
ジ装置を構成する図3Bの構造が使用する機能の略図で
ある。
ジ装置を構成する図3Bの構造が使用する機能の略図で
ある。
【図6】データ転送装置をメモリに接続しているリンク
チェーンの一部分の略図である。
チェーンの一部分の略図である。
【図7A】本発明によるシリアルリンクのパージプロセ
スのステップを示す簡略ブロック図である。
スのステップを示す簡略ブロック図である。
【図7B】図7Aに示すプロセスのステップの一部分を
詳細に示す簡略ブロック図である。
詳細に示す簡略ブロック図である。
【図8】本発明によるシリアルリンクのパージ方法が適
用される相互接続ネットワークの略図である。
用される相互接続ネットワークの略図である。
1 集積回路 1a 第一集積回路 1c 第二集積回路 3、4、5 論理回路 4 ムーバ回路 4A、4B、4C、4D ムーバ 7 出力バス 10a シリアル−パラレル受信ポート 10c 入力ポート 100、101、102、103 ポート 11 マイクロプロセッサ 11a 第一プロセッサ 11c 第二プロセッサ 12a、12b、12c メモリ 20、21 ヘッダ計算回路 30 64ビットバス 30a バス 31 要求生成論理部 32 蓄積論理部 33 蓄積レジスタ 40 送信部 40b ヘッダ計算回路 41 受信部 42 割り込み管理回路 43 イベント管理回路 44 制御回路 101T 送信バッファ管理状態ユニット 103 マルチプレクサ 104 データ結合回路 105 分離回路 106T 巡回冗長制御文字の生成回路 107 第二マルチプレクサ 108R 復号器 108T 符号器 109R 非直列化器 109T 直列化回路 200 バッファ 400、401 チャンネル 1090 再ループシリアルリンク 1021T 送信管理状態ユニット CPB 制御バス C2LB、C2MB 送信バス EMA、EMC カード EMU 拡張メモリ IOBX 入出力インタフェース L2CB、M2CB 受信バス Mi メモリ MMU、M0、M1 主メモリ m0...mj 拡張メモリ OVFB、OVFE、RNAC、RNLP、RNPA、
RNV、WMSKB、WMSKE、WNV、WPA レ
ジスタ RCBUF、RDBUF、TCBUF、TDBUF バ
ッファ SLC 直列化回路 1400A、1400B 単一方向伝送ケーブル
RNV、WMSKB、WMSKE、WNV、WPA レ
ジスタ RCBUF、RDBUF、TCBUF、TDBUF バ
ッファ SLC 直列化回路 1400A、1400B 単一方向伝送ケーブル
Claims (17)
- 【請求項1】 データ移動操作、即ち読み出し及び書き
込みを行うムーバ回路(MOVER)(4)と少なくと
も二つのメモリ(12a、12c)との間で使用される
高速シリアルリンクのバッファをパージする方法であっ
て、ムーバ(MOVER)が少なくとも二つのチャンネ
ル(400、401)により各メモリ(12a、12
c)に接続され、データ移動操作が、移動要求とこれに
続く応答の戻し、即ち要求の肯定応答とから成り、ムー
バが、ある同一の操作について、インターリーブにより
巡回的にムーバをメモリ(12a、12c)に接続する
少なくとも二つの双方向チャンネル(400、401)
を使用し、各チャンネルセクション(400、401)
が、同じ要求列及び同じ応答列の要求及び応答の送信順
序を保持し、応答が、肯定応答の構成される要求と同じ
シリアルチャンネル(400、401)の対を通過し、 ムーバ(4)によりチャンネル(400、401)への
到着順とは無関係に応答が受け入れられ無視される「吸
収」と呼ばれる動作モードにムーバ(4)をセットする
ステップと、 シリアルリンクのチャンネル(400、401)の全体
又は一部に、特定の書き込み要求と特定の読み出し要求
とを生成するステップであって、該特定の要求の各々
が、メモリ(12a、12c)に対しては影響を及ぼさ
ず、要求に先行し、且つ/又は要求に続く制御文字内に
含まれる「バリア」マーカーを含み、バリアマーカー
が、各特定の要求に対応する応答に結合された制御文字
内にも存在するステップと、 バリアマーカーを含む受信された応答を蓄積するステッ
プと、 バリアマーカーを含む受信された応答を生成された特定
の要求と比較し、あるバリアマーカーについての予期さ
れている応答がない場合、発生し得る故障を検出する
か、あるいはバリアマーカーを有する予期されていた応
答が受信された場合、チャンネル(400、401)全
体のパージが行われたことを認識することを可能にする
ステップとを含むことを特徴とする高速シリアルリンク
のバッファをパージする方法。 - 【請求項2】 バリアマーカーを含む受信された応答を
生成された特定の要求と比較するステップが、バリアマ
ーカーを有する受信された応答の数を生成された特定の
要求の数と比較するステップを含むことを特徴とする請
求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 要求及び応答にそれぞれ結合される一つ
又は複数の制御文字が、送信元、ならびに要求及び応答
が通過したパス(400、401)に関する情報を含
み、バリアマーカーを含む受信された応答を生成された
特定の要求と比較するステップが、バリアマーカーを有
する応答の制御文字内に含まれる、送信元及び通過した
パス(400、401)に関する情報を読み出し、シリ
アルリンクに発生し得る故障の検出を可能にすることを
特徴とする請求項1又は2に記載の方法。 - 【請求項4】 ムーバ(4)を「吸収」モードにするス
テップが、シリアルリンクの接続が切断されている時に
行われ、ムーバ(4)を「吸収」モードにした後にシリ
アルリンクが再起動されることを特徴とする請求項1か
ら3のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項5】 パージの間、ユニットの状態を変えない
ようにするために、特定の書き込み要求が、マスクが零
である部分的書き込み要求から構成されることを特徴と
する請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項6】 ムーバ(4)が、最大で4Kバイトのパ
ケットでデータ転送を行い、リンクの故障があった点か
らデータ転送を再開することを可能にするために転送中
のデータブロック及び転送すべき次のデータブロックに
関する情報を内部レジスタ内に保存することを特徴とす
る請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項7】 バリアマーカーを含む受信された応答を
発生された特定の要求と比較するステップが、チャンネ
ル(400、401)全体のパージが行われたとの認識
に到達すると、ムーバが、インターリーブにより巡回的
にムーバをメモリ(12a、12c)に接続するチャン
ネル(400、401)を使用する通常モードに戻され
ることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記
載の方法。 - 【請求項8】 電気的妨害などのリンクの故障があった
場合、シリアルリンクの再起動又は再初期化後、進行中
のアプリケーションを直前の再起動位置から再起動する
前に、システム全体を再初期化することなく使用される
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載
の方法。 - 【請求項9】 メモリをムーバ(4)に相互接続するネ
ットワークのサブユニットの走査によるセルフテストの
ために使用され、発生し得る故障を検出することによ
り、故障中の一つ又は複数のチャンネル(400、40
1)を無視する低レベルモードでのリンクの再構成が可
能になることを特徴とする請求項1から7のいずれか一
項に記載の方法。 - 【請求項10】 シリアルリンクの双方向の各チャンネ
ル(400、401)が、データ伝送方向が反対の二本
の単一方向伝送ケーブル(1400A、1400B)で
構成されることを特徴とする請求項1から9のいずれか
一項に記載の方法。 - 【請求項11】 高速シリアルリンクが、少なくとも二
つのメモリ(12a、12c)との間で、データ移動操
作、即ち、読み出し及び書き込みを行うムーバ回路(M
OVER)(4)によって使用され、ムーバ(MOVE
R)が少なくとも二つの双方向チャンネル(400、4
01)により各メモリに接続され、データ移動操作が、
移動要求とこれに続く応答の返送、即ち要求の肯定応答
とから成り、ムーバが、ある同一の操作について、イン
ターリーブにより巡回的にムーバをメモリ(12a、1
2c)に接続する少なくとも二つの双方向チャンネル
(400、401)を使用し、各チャンネルセクション
が、同じ要求列及び同じ応答列の要求及び応答の送信順
序を保持し、応答が、肯定応答の構成される要求と同じ
シリアルチャンネル(400、401)の対を通過す
る、請求項1から7のいずれか一項に記載の高速シリア
ルリンクのバッファをパージする方法を実施する装置で
あって、 ムーバ(4)によりチャンネル(400、401)への
到着順とは無関係に応答が受け入れられ無視される「吸
収」と呼ばれる動作モードにムーバ(4)をセットする
手段と、 シリアルリンクの各チャンネルに、メモリに対しては影
響を及ぼさない特定の書き込み要求と特定の読み出し要
求とを生成する手段と、要求に先行し、且つ/又は要求
に続く制御文字内に含まれる「バリア」と呼ばれるマー
カーをこれら要求内に生成する手段と、各特定の要求に
対応する応答に結合された制御文字内にバリアマーカー
を生成する手段と、 バリアマーカーを含む受信された応答を蓄積する手段
と、 バリアマーカーを含む受信された応答を生成された特定
の要求と比較し、あるバリアマーカーを有する予期され
ている応答がない場合、発生し得る故障を検出するかあ
るいは、バリアマーカーを有する予期されていた応答が
受信された場合、チャンネル全体のパージが行われたこ
とを認識することを可能にする手段とを含むことを特徴
とする高速シリアルリンクのバッファのパージ装置。 - 【請求項12】 バリアマーカーを有する受信された応
答の数を発生された特定の要求の数と比較する手段(1
1)を含むことを特徴とする請求項11に記載の装置。 - 【請求項13】 送信元、ならびに要求及び応答が通過
したパスに関する情報を、要求及び応答にそれぞれ結合
される一つ又は複数の制御文字内に発生する手段と、シ
リアルリンクに発生し得る故障の検出を可能にするため
にバリアマーカーを有する応答の制御文字内に含まれ
る、送信元及び通過したパスに関する情報を読み出す手
段とを含むことを特徴とする請求項11又は12に記載
の装置。 - 【請求項14】 シリアルリンクの再初期化後、ムーバ
(1)を「吸収」と呼ばれる運転モードにするデータ処
理手段(11)を含むことを特徴とする請求項11から
13のいずれか一項に記載の装置。 - 【請求項15】 データ処理手段(11)が特定の書き
込み及び読み出し要求の生成を行い、特定の要求に対す
るバリアマーカーを有する応答が該データ処理手段(1
1)により考慮されることを特徴とする請求項14に記
載の高速シリアルリンクのバッファのパージ装置。 - 【請求項16】 データ処理手段(11)が、各ビット
が特定の要求が生成されたことを示す少なくとも一つの
蓄積レジスタを含み、処理装置(11)によって受信さ
れたバリアマーカーを有する各応答により、バリアマー
カーを有する受信された応答の数を生成された特定の要
求の数と比較することを可能にするために蓄積レジスタ
に「バリア」と呼ばれるビットが書き込まれることを特
徴とする請求項15に記載の装置。 - 【請求項17】 データ処理手段(11)が、バリアマ
ーカーを有する予期されている応答が一定時間経過後も
得られない場合に故障の検出メッセージを発生すること
を可能にするタイマ手段を含むことを特徴とする請求項
15又は16に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9709817A FR2767001B1 (fr) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | Procede de purge des tampons de liaisons series a haut debit et dispositif de mise en oeuvre du procede |
FR9709817 | 1997-07-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11167529A true JPH11167529A (ja) | 1999-06-22 |
JP2972193B2 JP2972193B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=9509888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10213995A Expired - Lifetime JP2972193B2 (ja) | 1997-07-31 | 1998-07-29 | 高速シリアルリンクのバッファをパージする方法、及び該方法を実施する装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6125407A (ja) |
EP (1) | EP0895159B1 (ja) |
JP (1) | JP2972193B2 (ja) |
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FR (1) | FR2767001B1 (ja) |
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US9864772B2 (en) | 2010-09-30 | 2018-01-09 | International Business Machines Corporation | Log-shipping data replication with early log record fetching |
US9904688B2 (en) * | 2014-09-30 | 2018-02-27 | International Business Machines Corporation | Buffering and replicating data written to a distributed storage system |
US9916325B2 (en) | 2014-09-30 | 2018-03-13 | International Business Machines Corporation | Quick initialization of data regions in a distributed storage system |
US9563557B2 (en) | 2014-12-23 | 2017-02-07 | Intel Corporation | Instruction and logic for flush-on-fail operation |
KR102693311B1 (ko) | 2018-12-20 | 2024-08-09 | 삼성전자주식회사 | 스토리지 장치의 데이터 기입 방법 및 이를 수행하는 스토리지 장치 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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EP0306244B1 (en) * | 1987-09-04 | 1995-06-21 | Digital Equipment Corporation | Fault tolerant computer system with fault isolation |
FR2682201B1 (fr) * | 1991-10-04 | 1994-01-14 | Aerospatiale Ste Nationale Indle | Procede de discrimination temporelle de pannes dans un systeme hierarchise de traitement de donnees, et systeme hierarchise de traitement de donnees adapte a sa mise en óoeuvre. |
US5987618A (en) * | 1994-03-25 | 1999-11-16 | Packard Bell Nec | Programmable hardware timer including two programmable hardware downcounters wherein the second downcounter counts in multiples of the first downcounter |
US5838689A (en) * | 1995-07-11 | 1998-11-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd | Cell Receiver |
US5983382A (en) * | 1996-12-31 | 1999-11-09 | Lucent Technologies, Inc. | Automatic retransmission query (ARQ) with inner code for generating multiple provisional decodings of a data packet |
US6014761A (en) * | 1997-10-06 | 2000-01-11 | Motorola, Inc. | Convolutional interleaving/de-interleaving method using pointer incrementing across predetermined distances and apparatus for data transmission |
-
1997
- 1997-07-31 FR FR9709817A patent/FR2767001B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-07-21 DE DE69808570T patent/DE69808570T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-07-21 EP EP98401855A patent/EP0895159B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1998-07-29 JP JP10213995A patent/JP2972193B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1998-07-29 US US09/123,993 patent/US6125407A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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FR2767001A1 (fr) | 1999-02-05 |
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