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JPH11165450A - 印刷制御装置 - Google Patents

印刷制御装置

Info

Publication number
JPH11165450A
JPH11165450A JP9332718A JP33271897A JPH11165450A JP H11165450 A JPH11165450 A JP H11165450A JP 9332718 A JP9332718 A JP 9332718A JP 33271897 A JP33271897 A JP 33271897A JP H11165450 A JPH11165450 A JP H11165450A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
board
transfer
image data
printing
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9332718A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Yoshinari
敏明 吉成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP9332718A priority Critical patent/JPH11165450A/ja
Publication of JPH11165450A publication Critical patent/JPH11165450A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シングルエンジン方式印刷装置及びタンデム
エンジン方式印刷装置の何れに対しても適合できる拡張
性及び部品の共通性を備えた印刷制御装置を構成する。 【解決手段】 CPUボード21上には複数のスロット
が形成され、印刷装置における印刷エンジンの個数と同
数の転送ボード14がスロットに接続される。各転送ボ
ードは、対応する印刷エンジンからの同期信号に基づい
て画像データの転送を実行する。ジョブ管理部26は、
画像データを特定するデータ特定情報のキューイングを
実行する。そのキューイングにより、画像データが画像
データ記憶部28から特定の転送ボード14に転送され
る。シングルエンジン方式の場合、1つの転送ボード1
4のみが利用され、タンデムエンジン方式の場合、エン
ジン個数と同数の転送ボード14が利用される。CPU
ボードは何れの方式においても共通利用可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、コピー
機、ファクシミリ装置などの画像出力装置(IOT)に
画像データを供給する印刷制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像出力装置としては、シングルエンジ
ン方式の印刷装置やタンデムエンジン方式の印刷装置な
どが知られている。シングルエンジン方式の印刷装置に
おいて、電子写真方式に従ってカラー印刷を行う場合、
一例をあげると、1つの印刷エンジンによって転写ドラ
ム上の用紙に像が順次形成され、その転写ドラムが4回
転することによりCMYKの各色で1枚のカラー画像が
印刷される。
【0003】一方、4連タンデムエンジン方式の印刷装
置では、4つのエンジンが用紙パスに沿って設けられ、
用紙を搬送するだけで4色の印刷が行える。よって、こ
のタンデムエンジン方式によれば印刷時間を大幅に短縮
できるが、その反面、装置が複雑化する。なお、2つの
印刷エンジンをもつ装置や5つ以上の印刷エンジンをも
つ装置なども考えられる。ちなみに、白黒印刷の場合、
一般に1つの印刷エンジンを備えた印刷装置が利用され
る。
【0004】ところで、上述のような各種の印刷装置を
制御する装置として印刷制御装置が知られている。その
印刷制御装置から画像データが印刷装置へ供給され、こ
れによって画像データの印刷が行われる。ここで、印刷
制御装置は、例えば、ページ記述言語で記述された印刷
ジョブを各ページのイメージデータに展開する手段を備
えたプリントサーバーである。
【0005】上述のように印刷装置の仕様は、印刷エン
ジンの個数によって様々であり、また解像度や動作速度
などによっても様々であり、従来においては、一般に、
接続される各印刷装置ごとに、それが有する方式に応じ
て専用の印刷制御装置が設計・製品化されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来において
は、印刷制御装置あるいはその主要部品の共通化は図ら
れておらず、各印刷装置ごとに個別に印刷制御装置を開
発する必要があることから、開発コストの増大を招いて
いた。
【0007】ちなみに、特開平5−147272号公報
には、印刷制御装置に接続される所定モジュール内に画
像データを選択するセレクタとその画像データを遅延さ
せる遅延回路とを組み込み、印刷エンジンの個数に対応
して画像データの供給を行う装置が開示されている。す
なわち、シングルエンジン方式の場合にはそれぞれの色
の画像データを所定の遅延時間をもってシリアルに伝送
し、一方、タンデムエンジン方式の場合には各色の画像
データをパラレル出力するものである。しかし、各方式
に常に対応する構成となっているため、ある特定の印刷
装置に接続された場合に、回路上あるいは性能上、無駄
が生じるという問題がある。また、それゆえ高価な製品
となってしまうという問題がある。更に、想定されてい
ない例えば5連のタンデムエンジン方式には対応できな
いという問題もある。よって拡張性、汎用性に乏しいと
いう問題がある。
【0008】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、印刷制御装置の構成に当たっ
て、無駄な部分をなくすことができ、また印刷装置の方
式に柔軟に対応できるようにすることにある。
【0009】本発明の他の目的は、拡張性及び部品に共
通性がある印刷制御装置を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、汎用CPUボードを
有効利用でき、経済性に優れる印刷制御装置を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、印刷を実行する1又は複数の印刷エンジ
ンを備えた印刷装置に対して接続され、前記1又は複数
の印刷エンジンへ画像データを供給する印刷制御装置で
あって、前記印刷装置における印刷エンジンの個数と同
じ個数だけ用いられ、対応する印刷エンジンからの同期
信号に従って、その対応する印刷エンジンに画像データ
を転送する少なくとも1つの転送ボードと、前記転送ボ
ードが接続される複数のスロットと、接続された転送ボ
ードの個数に応じて前記接続された転送ボードに画像デ
ータを配給するための制御を行う制御部と、を備えた制
御ボードと、を含むことを特徴とする。
【0012】上記構成によれば、接続される印刷装置の
個数と同数の転送ボード(転送モジュール)が制御ボー
ド(プラットフォーム)のスロット(I/Oスロット)
に差し込まれ、各転送ボードにおいて、印刷装置の印刷
エンジンから提供される同期信号に従って個別的に画像
データの転送が行われる。すなわち、印刷制御装置にお
いて画像データの転送タイミング(例えば各色間のタイ
ミング)を制御する必要がなくなり、その結果、転送ボ
ード間における相互依存性をなくすことができる。
【0013】本発明によれば、接続される印刷装置の構
成に対して合理的に印刷制御装置を構築できる。つま
り、印刷方式にかかわらず制御ボードを共通化でき、ま
た転送ボードは必要最小限の数だけ使用すればよい。こ
こで、転送ボードとしては、例えば画像の圧縮アルゴリ
ズムの種類などに応じて各種のものを構成することが可
能であるが、いずれにしてもその入出力仕様を規格化で
きるので、個々の転送ボードを汎用製品として構成する
ことができる。
【0014】以上の説明から明らかなように、本発明に
よれば、例えば、シングルエンジン方式の印刷装置に対
しては1枚の転送ボードが使用され、4連タンデムエン
ジン方式の印刷装置に対しては4枚の転送ボードが使用
される。もちろん、2連や5連のタンデムエンジン方式
にも柔軟に対応できる。
【0015】本発明の好適な態様では、前記接続された
転送ボードごとに、転送ボード制御プロセスを相互に独
立して実行させる手段を含むことを特徴とする。
【0016】この構成によれば、ハードウエア的にもソ
フトウエア的にも画像データ転送処理に当たって相互独
立性が保たれ、制御負荷の集中を避けることができる。
このため、制御ボードに性能上の過度の要求がなくな
り、市販のCPUボードを流用してシステムを設計する
ことなどが可能となる。なお、転送ボード制御プロセス
は、転送ボードを制御するソフトウエアであり、例えば
制御部による転送ボード個数の自動認識に従って、必要
な個数の当該プロセスが並列的に起動される。その起動
は制御ボード内の制御部により管理させてもよい。転送
制御はソフトウエア的に行われ、かつ印刷装置側からの
同期信号に同期して転送が行われるので、従来例であげ
た遅延回路などが不要となる。また、そのようなソフト
ウエア制御に当たって各転送ボードの制御は相互に独立
しているため、タイミング的な問題も生じない。
【0017】本発明の好適な態様では、前記制御部は、
前記接続された転送ボードごとに、前記画像データの特
定情報をキューイングすためのキューを形成し、前記各
転送ボード制御プロセスによって、対応するキューから
前記特定情報が取得されることを特徴とする。
【0018】上記構成によれば、制御部が特定情報のキ
ューイングのみを行うだけで、各転送ボードが同期信号
に従って能動的に特定情報の取得を行い、その特定情報
で特定される画像データが転送される。キューは印刷エ
ンジンの個数すなわち転送ボードの個数と同数だけ形成
される。上記キューイングによれば、各転送ボード間に
おける転送タイミングのずれに関係なく各転送ボードへ
画像データの配給を行える。
【0019】本発明の望ましい態様では、前記画像デー
タがカラーデータである場合に、前記特定情報は各ペー
ジかつ各色ごとに生成される。上記のキューイングに当
たって、各キューには印刷エンジンの担当色に対応した
画像データ特定情報が入れ込まれる。
【0020】本発明において、望ましくは、前記制御ボ
ードは1個のCPUボートで構成されるが、例えば、そ
れだけではスロット数が不足するような場合あるいは内
部バスに要求される転送レートを下げる要請などから、
以下のような構成を採用することもできる。
【0021】すなわち、制御ボードを、前記制御部が搭
載された第1のボードと、前記第1のボードとは別体に
構成され前記複数のスロットが形成された少なくとも1
つの第2のボードと、で構成し、前記第1及び第2のボ
ード間を通信手段で接続してもよい。また、前記制御ボ
ードを、前記制御部及び少なくとも1つの前記スロット
が形成された第1のボードと、少なくとも1つの前記ス
ロットが形成された少なくとも1つの第2のボードと、
で構成し、前記第1及び第2のボード間を通信手段で接
続してもよい。更に必要であれば、前記第1のボードと
前記第2のボードは互いに異なる性能を有するものであ
ってもよい。
【0022】すなわち、本発明によれば、制御ボードに
対する要求性能(印刷制御装置内部のCPUに要求され
る性能など)を従来よりも引き下げることができ、その
結果、制御ボード自体を市販のCPUボート(プラット
フォーム)を利用して構成でき、それゆえ複数の市販の
プラットフォームを適当に組み合わせて印刷制御装置を
構成できる。その結果、簡単にスロットの個数を増大で
き、また性能の異なるボードを利用してより多様なサー
ビスを行えるシステムを簡単に設計できる。
【0023】特に、印刷エンジンの個数の増加、印刷の
高速化・高画質化・高解像度化、周辺I/Oの追加・高
性能化などを背景として、内部バスを流れる画像データ
の転送レートが高くなったような場合、プラットフォー
ムを追加して画像データの転送負荷を分散できる。
【0024】よって、本発明によれば、印刷制御装置に
おける各部品(ソフトウエアを含む)を共通化を進めて
その設計コスト、製品化コスト、メンテナンス・コスト
を大幅に引き下げることができるという利点がある。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。
【0026】図1及び図2には、本発明に係る印刷制御
装置を利用した印刷システムの概念が示されている。印
刷制御装置10においては、プリンタ、ファクシミリ装
置、コピー装置などの印刷装置を制御するコントローラ
として機能するものである。すなわち、外部の装置から
印刷ジョブを受信し、その印刷ジョブにしたがって画像
データを印刷装置に供給する機能を有する。
【0027】本実施形態の印刷制御装置10は、印刷装
置が有する印刷エンジン18の個数に応じて、その構成
を自在に構築することができる。すなわち、印刷制御装
置10には後に詳述する複数のスロットが形成されてお
り、それらのスロットに必要個数の転送ボード14を接
続して印刷制御装置10を構成することができる。ここ
で、後に詳述するように、転送ボード14は印刷装置か
ら出力される同期信号102にしたがって画像データ1
04を転送する機能を有するものである。
【0028】図1には、シングルエンジン方式の印刷装
置12に対して印刷制御装置10を接続した場合のシス
テム構成例が示されている。また、図2には、4連タン
デムエンジン方式の印刷装置に対して印刷制御装置10
を接続した場合のシステム構成例が示されている。
【0029】図1において、印刷装置12には、1つの
印刷エンジン18が設けられており、この印刷エンジン
18によって転写ドラム上の用紙に対して印刷が実行さ
れる。制御部16は、その印刷エンジン18の動作を制
御する手段である。印刷エンジン18は、印刷の実行時
に所定のタイミングで同期信号102を出力する。その
同期信号102は転送ボード14にて受信され、その同
期信号102が得られたタイミングで転送ボード14か
ら画像データ104が出力される。ここで、印刷装置1
2においてカラー印刷が実行される場合、転送ボード1
4から各色の画像データ104が同期信号102にした
がって順次出力され、そのように供給される各画像デー
タ104に基づいて用紙上にカラー画像が印刷される。
【0030】一方、図2に示すシステム構成例では、印
刷装置20に4つの印刷エンジン18が設けられてい
る。この4つの印刷エンジン18は用紙のパス(プロセ
ス方向)に並んで配置されている。印刷制御装置10に
おいては4つのスロットに4つの転送ボード14が接続
されている。すなわち、印刷エンジン18と転送ボード
14とが1対1の関係で設けられている。印刷エンジン
18から同期信号102が出力されると、それに対応す
る転送ボード14から画像データ104が当該印刷エン
ジン18へ出力される。したがって、各転送ボード14
間においてはタイミング的な一括制御を行う必要はな
く、印刷制御装置10においては各転送ボード14に適
切な順番で画像データを配給するだけでよい。この結
果、従来装置で設けられていたような遅延回路あるいは
遅延制御といった管理が不要となる。
【0031】図1及び図2に示したように、本実施形態
に係る印刷制御装置10においては、印刷装置が有する
印刷エンジン18の個数に応じてそれにそれに相当する
個数だけ転送ボード14を組み込めばよいので、必要最
小限の構成で印刷制御装置10を構築することができ
る。また、その際にスロットが形成された制御ボード
(CPUボード)はシングルエンジン方式及びタンデム
エンジン方式の何れにおいても共用することが可能とな
る。ちなみに、転送ボード14を管理する転送ボード制
御プロセス(ソフトウエア)も各転送ボード14間にお
いて相互独立して実行されており、ソフトウエアによる
タイミング制御に当たっても従来のようなタイミング上
の問題は生じない。
【0032】なお、印刷制御装置10と印刷装置との間
では所定の情報100が交換されており、そのような情
報に基づいて印刷制御装置10は印刷制御を実行し、ま
た、印刷装置が有する制御部16はそのような情報に基
づいて各印刷エンジン18の管理を行う。
【0033】上述した印刷制御装置10の具体的な構成
例について、図3及び図4を用いて説明する。図3に示
す構成例は図1に示した印刷制御装置10に相当し、図
4に示す構成例は図2に示した印刷制御装置10に相当
するものである。
【0034】図3において、この実施形態においては、
制御ボードをなすCPUボード21に5つのスロットが
形成されている。このスロットはI/Oスロットであ
り、転送ボード14の他に各種のボードを組み込むこと
が可能である。図3に示す例では、印刷装置12におい
て印刷エンジン18が1つのみ設けられており、すなわ
ちシングルエンジン方式に対応して1つの転送ボード1
4のみがスロットに接続されている。内部バス22に
は、各スロットが接続されると共に、ジョブ管理部26
及び画像データ記憶部28が接続されている。ジョブ管
理部26は例えばCPU及び所定のソフトウエアで構成
され、画像データ記憶部28はメモリあるいはハードデ
ィスクなどの記憶装置で構成される。
【0035】ジョブ管理部26には、この実施形態で
は、直接的に通信部24が接続されているが、もちろん
内部バス22を介してジョブ管理部26と通信部24と
を接続してもよい。その通信部24を介して所定の情報
100が印刷装置の制御部16との間で交換される。例
えば、印刷制御装置10から印刷装置12へコマンドが
送信され、一方、印刷装置12から印刷制御装置10へ
は当該印刷装置のステータス情報や後に説明するページ
番号の情報などが送られる。
【0036】ジョブ管理部26は、外部から印刷ジョブ
を受け取って当該印刷ジョブにしたがって印刷制御を実
行するものである。外部から入力される画像データは画
像データ記憶部28内に格納され、ジョブ管理部26に
よって実行されるキューイングなどの管理の下、必要な
画像データが画像データ記憶部28から読み出されて、
転送ボード14へ供給される。転送ボード14は、同期
信号102が得られたタイミングで、対応する印刷エン
ジン18へ画像データを出力する。
【0037】この場合、印刷装置においてカラー印刷が
行われる場合、この実施形態ではK,Y,M,Cの各色
の画像データの順番でデータ転送が行われる。
【0038】上記の転送ボード14は、例えば、同期信
号に基づくデータ転送を制御する制御ロジック、インタ
ーフェイス回路、転送レート緩衝用のバッファなどが搭
載された基板であり、更にその転送ボード14には必要
に応じて画像データの復号回路などが搭載される。すな
わち、転送ボード14はドライバあるいはインターフェ
イスカードとして機能するものである。例えば上記の内
部バス22は汎用PCIバスであり、各スロットはその
内部バス上に接続されるコネクタを含み、そのコネクタ
には転送ボードの端子板が着脱自在に挿入されて電気的
及び物理的な接続がなされる。ちなみに、そのような着
脱自在の構成を採用せずに、製品製造時に転送ボード1
4を内部バス22に固定的に接続することも可能であ
る。この場合にはその接続部分が実質的にスロットとし
て位置付けられる。
【0039】図4には、上述したように図2に示したシ
ステム構成例における印刷制御装置10の具体的な構成
例が示されている。CPUボード21は図3に示したも
のと同様のものを用いることが可能であり、また、転送
ボード14としても図3に示したものと同じものを用い
ることができる。
【0040】図4に示す構成例では、印刷装置20に4
つの印刷エンジン18が設けられていることに対応し
て、4つの転送ボード14がそれぞれのスロットに接続
されている。そして、スロットAに接続された転送ボー
ド14においては、K色の印刷を実行する印刷エンジン
18からのK同期信号にしたがって、K色の画像データ
を転送している。これと同様に、その他の転送ボードに
おいてもそれが担当する色についての同期信号を受け入
れて、その色の画像データを出力している。
【0041】したがって、上述したように、各転送ボー
ド14間におけるタイミング的な調整は何ら行われず、
各転送ボード14は印刷エンジンからの要求に応じて従
動的に動作を行っている。このため、ジョブ管理部26
が各画像データの転送時にタイミング制御を行うことが
なくなり、そのような意味で、ジョブ管理における負荷
が大幅に軽減されている。
【0042】ちなみに、上述したように、各転送ボード
14は、転送ボード制御プロセスによってその動作が制
御されており、かかるプロセスはジョブ管理部26によ
って、接続された転送ボード14ごとに起動されてい
る。そして、それらのプロセスは並列的、多重的に実行
される。したがって、ハードウエア的及びソフトウエア
的の両面において、画像データ転送処理がそれぞれ独立
化されている。
【0043】次に、図5を用いて、ジョブ管理部26に
よって実行されるキューイングについて説明する。図5
には、図4に示した構成例に対応するキューイングの処
理が概念的に示されている。
【0044】図5において、印刷装置においてある頁の
印刷を実行する場合、当該印刷装置からまず印刷制御装
置10に対して要求ページ情報106が送信される。こ
の要求ページ情報は印刷を実行するページ番号を表す情
報である。この要求ページ情報106は上記の通信部2
4を介してジョブ管理部26で受信され、ジョブ管理部
26は、その要求ページ情報106に基づいて、キュー
イングを実行するために各色の画像データを識別・特定
するためのデータ特定情報108を生成する。このデー
タ特定情報108が各キュー110C〜110Kに格納
される。ここで、4連タンデムエンジン方式が適用され
ている場合には、4つの転送ボード14が利用され、か
つ4つの転送ボード制御プロセス102C〜102Kが
実行され、これに対応してキューイングにおいては4つ
のキュー110C〜110Kが形成される。そして、各
キューにはそれぞれ対応する色のデータ特定情報108
が格納されることになる。
【0045】各転送ボード制御プロセス102C〜10
2Kは、対応するキューから所定のタイミングでデータ
特定情報108を取り出し、そのデータ特定情報108
で特定される画像データが画像データ記憶部28から当
該転送ボード14に配給される。
【0046】したがって、このようなキューイングによ
って各転送ボード14及びその制御プロセス間における
相互独立性を完全に保つことができ、上述したようにジ
ョブ管理部26における制御負荷も軽減される。
【0047】上記のキューイングにおいて、カラー印刷
を行う印刷装置へ白黒のデータを送る場合には、Kデー
タ以外のCMYデータ(レベルはゼロ)が存在していれ
ば上記同様のキューイング処理を行えばよい。その一
方、Kデータ以外のCMYデータが存在していなけれ
ば、それらを表すダミーのデータを生成してそれらをキ
ューに送ればよい。そのような処理によればカラーデー
タと白黒データとが混在するような場合においても、適
正な印字結果を得ることが可能となる。
【0048】ちなみに、ジョブ管理部26は、CPUボ
ード21に設けられた複数のスロットの中で転送ボード
14が接続されたスロットを常に把握しており、接続さ
れた転送ボードの個数に応じてキューの形成を行ってい
る。図3に示した構成例ではジョブ管理部26によって
1つのキューのみが形成される。この場合、そのキュー
内には、各色のデータ特定情報108が所定の順番で格
納されることになる。なお、各色の印刷を実行する印刷
エンジンと転送ボードとの接続関係は、印刷装置からの
情報及びジョブの内容などに基づいてジョブ管理部26
が自動判定してもよい。あるいはユーザーによって転送
ボードと色の関係が入力されるようにしてもよい。ある
いは、ソフトウエア的に設定できるように構成してもよ
い。いずれにしても、印刷エンジン18の配列に基づい
て適切なキューイングが行われる。
【0049】次に、図6〜図8に基づいて、画像データ
の転送タイミングについて説明する。
【0050】図6には、図1及び図3に示した構成例に
おける画像データのタイミングが示されている。
【0051】図1及び図3に示したように、印刷装置の
制御部16から印刷制御装置のジョブ管理部26へペー
ジ情報が出力される。ジョブ管理部26によるキューイ
ングを経て、印刷エンジンからの同期信号に従って、図
6に示すようなスタートタイミング及びエンドタイミン
グで各色の画像データが転送ボード14からシリアルに
伝送される。もちろん、各画像データは同期信号にした
がって転送される。ちなみに、同期信号間におけるいわ
ゆるペーパーギャップ内において、全画像データの転送
終了処理と次画像データの転送開始処理を完了できるの
で、1つの転送ボード14によってシングルエンジン方
式に十分対応できる。
【0052】図7には、比較例が示されている。この比
較例においては、ジョブ管理部自体が全ての画像データ
の転送を管理する場合あるいは1つの転送ボードで全画
像データの転送を行う場合のタイミングが示されてい
る。この図7に示す例では4連タンデムエンジン方式に
したがって、4つの同期信号が入力されており、各同期
信号に従って各色の画像データが所定のタイミングで転
送される。しかしながら、図7に示すように各画像デー
タの転送開始タイミングと転送終了タイミングは複雑に
絡み合っており、各画像データの転送タイミングの制御
は複雑なものとなる。
【0053】しかも、ペーパーホールなどが発生する
と、それによる影響により各タイミングは微妙に変化す
る。このような制御をジョブ管理部のみに行わせると、
その制御における負荷が大きいという問題がある。その
結果、従来例で示したようにハードウエア的な遅延制御
を利用せざるを得ないという問題が生じる。
【0054】本実施形態の印刷制御装置によれば、図8
に示すように、4連タンデムエンジン方式に対してもそ
れぞれの転送ボードが相互に非依存関係にありながら転
送を行うので、ジョブ管理における負荷は大幅に軽減さ
れる。
【0055】図8には、図2及び図4に示した印刷制御
装置に対応した画像データのタイミングが示されてい
る。各転送ボードにおいては同期信号が入力され、その
同期信号にしたがって各画像データが転送されている。
それぞれの色のデータ転送処理に当たっては、図6に示
したタイミングと同様のタイミングで処理がなされてお
り、複雑なタイミング制御が不要となる。
【0056】以上のように、本実施形態の印刷制御装置
によれば、第1にシングルエンジン方式及びタンデムエ
ンジン方式の何れに対しても転送ボードやプラットホー
ムの共通化を図って、装置設計あるいは製品化おけるコ
ストを大幅に低減することが可能となる。また、画像デ
ータの転送に当たって、ハードウエア的及びソフトウエ
ア的の両面から並列化・多重化を実現したので、ジョブ
管理部におけるキューイングと相まってタイミング的な
制御を大幅に軽減できる。
【0057】次に、各図を参照しながら、本実施形態の
印刷制御装置の動作について説明する。
【0058】なお、以下の説明は一例であって、上記の
利点を得られる限りにおいて各種の動作方式で本発明を
実現できる。
【0059】ジョブ管理部26によって、図示されてい
ないクライアントからのプリントジョブが受信される
と、まず、そのジョブ管理部26は画像データ記憶部2
8を参照して、当該プリントジョブによって出力すべき
画像データの存在を確認する。その後、通信部24を介
して印刷装置に対して起動命令を与えると共に、印刷装
置から送られるステータス情報や印刷装置の仕様情報な
どを取得する。
【0060】一方、起動命令を受けた印刷装置では、そ
の制御部16によって各印刷エンジン18に対する立ち
上げを行うと共に、当該印刷装置全体の立ち上げを行
う。その結果、印刷装置がアイドル状態からスタンバイ
状態に移行することになる。
【0061】印刷制御装置10内のジョブ管理部26は
画像データの出力の準備が整い、かつ印刷装置がスタン
バイ状態になったことを確認した後に、通信部24を介
して印刷動作を開始するために必要な情報(例えば、出
力すべき総ページ数等の情報)を印刷装置に対して提供
する。その動作開始の情報は、印刷装置における制御部
16によって受信され、その制御部16は、例えば、用
紙のフィードを開始させる制御を実行した後に、その用
紙に形成される画像を特定する情報(要求ページ情報1
06)を印刷制御装置に対して送信する。
【0062】その要求ページ情報106は、ジョブ管理
部26によって受信され、図5に示したように、当該要
求ページ情報106に基づいてキューイングで必要なデ
ータ特定情報108が生成される。具体的には、CMY
Kの各色でフルカラー印刷が行われる場合、各色毎にデ
ータ特定情報108が生成される。これと共に、ジョブ
管理部26は、各キューにそれぞれのデータ特定情報1
08を分配する。なお、各キューは転送ボード制御プロ
セスの起動時に形成される。
【0063】各転送ボードを管理する転送ボード制御プ
ロセスは、キューイングされたデータ特定情報108を
取得し、その特定情報108で特定される画像データを
画像データ記憶部28から転送ボード14に取り込む制
御を実行する。
【0064】例えばシングルエンジン方式の場合、1つ
の転送ボード14のみが用いられるが、その場合には当
該転送ボード14にK、Y、M、Cの順で、あるページ
の画像データが転送されることになる。また、4連タン
デムエンジン方式の場合、各色に対応して設けられた4
つの転送ボードのそれぞれに各色の画像データが分配さ
れることになる。例えば、K同期信号102Kが入力さ
れる転送ボード14にはK色の画像データの転送が行わ
れる。
【0065】さて、印刷装置内において用紙が所定の位
置までフィードされると、所定のタイミングで印刷エン
ジン18から同期信号が転送ボード14へ出力される。
転送ボード14では、同期信号が入力された時点で、直
ちに画像データを転送する処理を実行する。その画像デ
ータは印刷エンジン18に供給され、その結果、いずれ
かの色の画像が用紙上に形成される。
【0066】印刷装置内においてあるページについての
画像形成の処理が完了すると、印刷エンジン18から出
力される同期信号はネゲートされる。この同期信号のネ
ゲートが転送ボード制御プロセスによって検出される
と、そのプロセスによって転送ボード14における画像
データの転送の処理が終了する。この場合、必要に応じ
てジョブ管理部24による画像データ記憶部28におけ
る終了処理も実行される。
【0067】上述の各転送ボード制御プロセスによって
キューから要求ページ情報を取得される処理から上記の
画像データの転送の終了処理までの一連の処理が全画像
形成サイクルが終了するまで繰り返される。その画像形
成サイクルが終了した段階では用紙上にフルカラーの画
像が転写されているので、印刷装置ではその画像の定着
処理を施すことが行われ、その結果最終的な印刷物が出
力される。
【0068】さらに印刷を行うべきページが存在する場
合、上述したように要求ページ情報の転送が行われ、そ
れに対応して上述した各処理が繰り返し実行されること
になる。
【0069】ちなみに、印刷ジョブで指定された全ペー
ジの処理が終了した段階では、ジョブ管理部26によっ
てプリントの終了が印刷装置へ通知され、その結果、印
刷装置の制御部16は当該印刷装置をアイドル状態に戻
し、自らもアイドル状態となる。
【0070】なお、シングルエンジン方式において、特
定の用紙サイズが選択されて二丁がけと呼ばれる特殊な
画像形成サイクルが行われる場合においても上記の制御
プロセスによって十分対応可能である。すなわち、その
ような特殊な画像形成サイクルであってもページ順や色
の順の関係が変わるだけで上述の処理をそのまま適用可
能である。
【0071】次に、他の実施形態について説明する。
【0072】上述したジョブ管理部26が要求ページ情
報を受けても、各印刷エンジンに用紙がフィードされる
まで各画像データの転送は始まらない。このため、要求
ページ情報の受信タイミングから転送ボードのおける画
像データ転送開始までの時間はタンデムエンジン方式の
場合、プロセスの後段に位置する印刷エンジンほど大き
くなる。したがって、そのような後段に位置する印刷エ
ンジンに対応する1又は複数の転送ボード14について
はそれに画像データを供給する際に時間的なゆとりが大
きいと言える。
【0073】そこで、時間的な問題がない限りにおい
て、図9に示すような実施形態を採用してもよい。
【0074】図9において、図1に示した制御ボードで
あるCPUボードは分割され、第1CPUボード21A
及び第2CPUボード21Bとして構成されている。そ
して、各CPUボード間が通信手段によって接続されて
いる。具体的に説明すると、第1CPUボード21A上
には、上述した通信部24,ジョブ管理部26及び画像
データ記憶部28が形成されており、さらに複数のスロ
ットが形成されている。これらのスロットには1あるい
は複数の転送ボード14が接続される。ジョブ管理部2
6には通信部30が接続されており、その通信部30は
通信回線あるいはネットワークを介して第2CPUボー
ド21Bの通信部32と接続されている。第2CPUボ
ード21Bでは、データ転送がCPU34によって管理
されている。CPU34は実際にはジョブ管理部26と
同等の機能を果たすものである。第2CPUボード21
Bにおいては、内部バス22を介してCPU34に画像
データ記憶部28が接続され、さらに1又は複数のスロ
ットが接続されている。それらのスロットには1又は複
数の転送ボード14が接続される。
【0075】図9に示す構成例では、4連タンデムエン
ジン方式に対応して第1CPUボード21Aには2つの
転送ボード14が接続され、一方、第2CPUボード2
1Bには2つの転送ボード14が接続されている。
【0076】ここで、図5に示したキューイングは、ジ
ョブ管理部26によって行われる。また、各ページの画
像データの内、K画像データ及びY画像データのみが第
1CPUボード21Aが有する画像データ記憶部28に
格納され、一方、M画像データ及びC画像は第2CPU
ボード21Bの画像データ記憶部28に格納される。こ
の結果、内部バス22におけるデータ転送レートを下げ
ることができる。
【0077】このように、本実施形態の印刷制御装置に
よれば、例えばスロット数が不足したり、あるいは内部
バスの帯域が不足したような場合に、適宜別のCPUボ
ードを組み合わせて装置を構成できるという利点があ
る。すなわち、拡張性及び汎用性に富む印刷制御装置を
構成できる。
【0078】なお、上述した画像データの管理を実現す
るため、ジョブ管理部26は画像データが入力された段
階で、各画像データ記憶部28に各色の画像データを振
り分ける制御も行っている。
【0079】図10には、他の実施形態が示されてい
る。この実施形態においては、制御ボードとして第1C
PUボード21Cと第2CPUボード21Dとが利用さ
れている。ここで、第1CPUボード21Cにおいては
ジョブ管理が行われ、第2CPUボード21Dにおいて
は転送ボードの接続が行われる。そして、ジョブ管理部
26によって図5に示したキューイングが実行され、こ
のキューイングによって画像データ記憶部28からイン
ターフェイス36,38を介して所定の転送ボードへ画
像データの転送が行われる。もちろん、そのようなキュ
ーイングに先立って画像データ記憶部28からメモリ4
2へ画像データの転送を行い、キューイングの後に、そ
のようなメモリ42から画像データを取り出してもよ
い。ちなみに、インターフェイス36,38は図9に示
した通信部30,32に相当するものである。CPU4
0は第2CPUボード21Dにおけるデータ転送を管理
している。
【0080】ちなみに、図9に示すような構成例が採用
される場合、各転送ボード制御プロセスは一括してジョ
ブ管理部26によって実行されてもよいが、より負荷を
分散化するため、ジョブ管理部26及びCPU34にそ
れぞれ2つずつ転送ボード管理プロセスを実行させるよ
うにしてもよい。図10に示す構成例においては、ジョ
ブ管理部26によって各転送ボードの制御プロセスを実
行させてもよいが、その一部又は全部を第2CPUボー
ド21DにおけるCPU40に実行させるようにしても
よい。
【0081】上述した図9及び図10に示す実施形態に
示したように、本実施形態の印刷制御装置は拡張性に富
み、各種の方式の印刷装置に対応できると共に、その印
刷装置において高速化や高解像度化などが行われた場合
にも、それに対して十分な性能を発揮できる装置を構成
することが可能である。
【0082】図11に示す他の実施形態においては、印
刷装置54に対して2つの制御装置50,52が接続さ
れている。印刷装置54は上述した4連タンデムエンジ
ン方式が適用されたものであり、これに対応して制御装
置50には2つの転送ボード14が接続された印刷制御
部60が設けられ、一方、制御装置52には2つの転送
ボード14が接続された印刷制御部64が設けられてい
る。そして、これらの印刷制御部60及び64によって
図9に示した構成と同等のデータ転送処理が実現されて
いる。
【0083】さらに、制御装置50には画像処理部56
及びPDL解釈部58等の他の処理部も搭載されてお
り、これらの処理部によって印刷ジョブに対して付加的
な処理を行うことができる。制御装置52においても上
記と同様であり、PDL解釈部62が搭載されている。
ここで、PDL解釈部58とPDL解釈部62はそれぞ
れ同一機能又は異なる機能を有する。例えば、ジョブの
種類やジョブ処理に要求される内容に応じて適当なPD
L解釈部を選択的にあるいは並列的に利用することが可
能である。すなわち、図11に示す実施形態によれば、
必要に応じて、種類が異なるプラットホームを通信手段
で接続することによって、図9に示したような画像デー
タ転送処理に加えて他のサービスをクライアントに提供
することが可能となる。ここで、制御装置50及び52
は例えばコンピュータシステムであり、そのシステムに
はそれぞれ各プラットホームに適合した各種のアプリケ
ーションを搭載して必要に応じてそれを利用することが
可能である。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
印刷制御装置の構成に当たって、無駄な部分を極力排除
でき、また印刷装置における方式に柔軟に対応すること
が可能となる。また、本発明によれば、例えば汎用のC
PUボードなどを有効利用して経済的に優れた印刷シス
テムを構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 シングルエンジン方式の印刷装置に印刷制御
装置が接続された場合を示すシステム構成図である。
【図2】 4連タンデムエンジン方式の印刷装置に印刷
制御装置が接続された場合のシステム構成例を示す図で
ある。
【図3】 図1に示す印刷制御装置の具体的な構成例を
示す図である。
【図4】 図2に示す印刷制御装置の具体的な構成例を
示す図である。
【図5】 ジョブ管理部におけるキューイングを表す概
念図である。
【図6】 1つの転送ボードを利用してシングルエンジ
ン方式に適合した画像データ転送を行う場合を示すタイ
ミングチャートである。
【図7】 比較例を示すタイミングチャートである。
【図8】 4つの転送ボードを利用して4連タンデムエ
ンジン方式に対応した画像データ転送を行う場合を示す
タイミングチャートである。
【図9】 他の実施形態の構成を示す図である。
【図10】 他の実施形態の構成を示す図である。
【図11】 他の実施形態の構成を示す図である。
【符号の説明】
10 印刷制御装置、12 シングルエンジン方式印刷
装置、14 転送ボード、16 制御部、18 印刷エ
ンジン、20 4連タンデムエンジン方式印刷装置、2
6 ジョブ管理部、28 画像データ記憶部、102
同期信号、104 画像データ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷を実行する1又は複数の印刷エンジ
    ンを備えた印刷装置に対して接続され、前記1又は複数
    の印刷エンジンへ画像データを供給する印刷制御装置で
    あって、 前記印刷装置における印刷エンジンの個数と同じ個数だ
    け用いられ、対応する印刷エンジンからの同期信号に従
    って、その対応する印刷エンジンに画像データを転送す
    る少なくとも1つの転送ボードと、 前記転送ボードが接続される複数のスロットと、接続さ
    れた転送ボードの個数に応じて前記接続された転送ボー
    ドに画像データを配給するための制御を行う制御部と、
    を備えた制御ボードと、 を含むことを特徴とする印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記接続された転送ボードごとに、転送ボード制御プロ
    セスを相互に独立して実行させる手段を含むことを特徴
    とする印刷制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の装置において、 前記制御部は、前記接続された転送ボードごとに、前記
    画像データの特定情報をキューイングするためのキュー
    を形成し、 前記各転送ボード制御プロセスによって、対応するキュ
    ーから前記特定情報が取得されることを特徴とする印刷
    制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の装置において、 前記画像データがカラーデータである場合に、前記特定
    情報は各ページかつ各色ごとに生成されることを特徴と
    する印刷制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の装置において、 前記制御ボードは、 前記制御部が搭載された第1のボードと、 前記第1のボードとは別体に構成され、前記複数のスロ
    ットが形成された少なくとも1つの第2のボードと、 で構成され、 前記第1及び第2のボード間が通信手段で接続されたこ
    とを特徴とする印刷制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の装置において、 前記制御ボードは、 前記制御部及び少なくとも1つの前記スロットが形成さ
    れた第1のボードと、少なくとも1つの前記スロットが
    形成された少なくとも1つの第2のボードと、 で構成され、 前記第1及び第2のボード間が通信手段で接続されたこ
    とを特徴とする印刷制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の装置において、 前記第1のボードと前記第2のボードは互いに異なる性
    能を有することを特徴とする印刷制御装置。
JP9332718A 1997-12-03 1997-12-03 印刷制御装置 Pending JPH11165450A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7116442B2 (en) 2000-03-27 2006-10-03 Minolta Co., Ltd. Image processing apparatus applicable to different copying types of color copying machines
CN100340413C (zh) * 2003-02-07 2007-10-03 佳能株式会社 数据传送方法
US8854646B2 (en) 2011-09-16 2014-10-07 Ricoh Company, Limited Printing device and control method of printing device

Cited By (3)

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