JPH11153344A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH11153344A JPH11153344A JP9321232A JP32123297A JPH11153344A JP H11153344 A JPH11153344 A JP H11153344A JP 9321232 A JP9321232 A JP 9321232A JP 32123297 A JP32123297 A JP 32123297A JP H11153344 A JPH11153344 A JP H11153344A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- evaporator
- heat exchanger
- fan
- air conditioner
- indoor unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】熱交換器を通る風の速度を均一にし、騒音の増
大を抑制する空気調和機を提供すること。 【解決手段】ほぼ矩形をなすキャビネット16にファン
31と円形の熱交換器11を配し、前記ファン31の外
周と前記熱交換器11との間隔を概ね均一にした。
大を抑制する空気調和機を提供すること。 【解決手段】ほぼ矩形をなすキャビネット16にファン
31と円形の熱交換器11を配し、前記ファン31の外
周と前記熱交換器11との間隔を概ね均一にした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井埋込み型の四
方向吹出し空気調和機に関する。
方向吹出し空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の天井埋込み型四方向吹き
出し空気調和機の構成を示す図である。室内ユニット1
は配管21,22を介して室外ユニット2に接続されて
いる。室外ユニット2は、バネにより支持された圧縮機
23、モーター24により回転するファン25、及び室
外熱交換器26を備えている。
出し空気調和機の構成を示す図である。室内ユニット1
は配管21,22を介して室外ユニット2に接続されて
いる。室外ユニット2は、バネにより支持された圧縮機
23、モーター24により回転するファン25、及び室
外熱交換器26を備えている。
【0003】図3は、室内ユニット1の断面図である。
室内ユニット1は、電動モータ32によって駆動される
ターボファン31、エバポレータ(熱交換器)12及び
ドレンパン13により構成されている。空気の流れを矢
印で示したが、室内空気は室内ユニット1の吸込口14
から吸入され、ターボファン31に送風され、エバポレ
ータ12で冷却されて、吹出し口15から吐出される。
室内ユニット1は、電動モータ32によって駆動される
ターボファン31、エバポレータ(熱交換器)12及び
ドレンパン13により構成されている。空気の流れを矢
印で示したが、室内空気は室内ユニット1の吸込口14
から吸入され、ターボファン31に送風され、エバポレ
ータ12で冷却されて、吹出し口15から吐出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図4は、図3に示した
室内ユニット1の平面図である。ほぼ矩形のキャビネッ
ト16内では、エバポレータ12が図4に示すように矩
形に曲げられており、円形のターボファン31と矩形の
エバポレータ12とのなす距離が均一でない。このた
め、ターボファン31から吹出された風がエバポレータ
12に入る角度が不均一となるため、エバポレータ12
の箇所によって流入抵抗が異なり、エバポレータ12を
通る風の速度が不均一になる。また、風の速度の乱れに
より騒音が大きくなるという問題がある。本発明の目的
は、熱交換器を通る風の速度を均一にし、騒音の増大を
抑制する空気調和機を提供することにある。
室内ユニット1の平面図である。ほぼ矩形のキャビネッ
ト16内では、エバポレータ12が図4に示すように矩
形に曲げられており、円形のターボファン31と矩形の
エバポレータ12とのなす距離が均一でない。このた
め、ターボファン31から吹出された風がエバポレータ
12に入る角度が不均一となるため、エバポレータ12
の箇所によって流入抵抗が異なり、エバポレータ12を
通る風の速度が不均一になる。また、風の速度の乱れに
より騒音が大きくなるという問題がある。本発明の目的
は、熱交換器を通る風の速度を均一にし、騒音の増大を
抑制する空気調和機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の空気調和機は以下の如く構成
されている。本発明の空気調和機は、ほぼ矩形をなすキ
ャビネットにファンと円形の熱交換器を配し、前記ファ
ンの外周と前記熱交換器との間隔を概ね均一にしてい
る。
達成するために、本発明の空気調和機は以下の如く構成
されている。本発明の空気調和機は、ほぼ矩形をなすキ
ャビネットにファンと円形の熱交換器を配し、前記ファ
ンの外周と前記熱交換器との間隔を概ね均一にしてい
る。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態に係
る天井埋込み型の四方向吹き出し空気調和機における室
内ユニットを示す図である。図1において図3,図4と
同一な部分には同一符号を付してある。図4に示したよ
うに、従来のエバポレータ12は矩形状に曲げられ、円
形のターボファン31の外側に配置されているため、タ
ーボファン31の外周とエバポレータ12とのなす距離
は不均一である。
る天井埋込み型の四方向吹き出し空気調和機における室
内ユニットを示す図である。図1において図3,図4と
同一な部分には同一符号を付してある。図4に示したよ
うに、従来のエバポレータ12は矩形状に曲げられ、円
形のターボファン31の外側に配置されているため、タ
ーボファン31の外周とエバポレータ12とのなす距離
は不均一である。
【0007】これに対し図1に示す室内ユニット10で
は、熱交換器であるエバポレータ11(熱交換器として
機能する)が円形(丸形)に成形されており、ターボフ
ァン31の外側にターボファン31の外周に沿って配置
されているため、ターボファン31の外周とエバポレー
タ11とのなす距離がほぼ均一または全く均一になる。
は、熱交換器であるエバポレータ11(熱交換器として
機能する)が円形(丸形)に成形されており、ターボフ
ァン31の外側にターボファン31の外周に沿って配置
されているため、ターボファン31の外周とエバポレー
タ11とのなす距離がほぼ均一または全く均一になる。
【0008】このような構成によれば、エバポレータ1
1を構成するファンとターボファン31の角度は円周に
沿って一定であり、エバポレータ11とターボファン3
1との距離も円周に沿って一定であることから、エバポ
レータ11への風の速度をエバポレータ11全体に亘っ
て均一にすることが可能である。これにより、エバポレ
ータ11全体に亘って熱伝達率を均一に良くすることが
でき、エバポレータ11を小形化することが可能であ
る。また同時に、風速及び風の流れ方向の不均一に起因
する騒音の増大を抑制することができる。
1を構成するファンとターボファン31の角度は円周に
沿って一定であり、エバポレータ11とターボファン3
1との距離も円周に沿って一定であることから、エバポ
レータ11への風の速度をエバポレータ11全体に亘っ
て均一にすることが可能である。これにより、エバポレ
ータ11全体に亘って熱伝達率を均一に良くすることが
でき、エバポレータ11を小形化することが可能であ
る。また同時に、風速及び風の流れ方向の不均一に起因
する騒音の増大を抑制することができる。
【0009】なお、本発明は上記実施の形態のみに限定
されず、要旨を変更しない範囲で適時変形して実施でき
る。例えば、エバポレータ11は多角形や楕円形を含む
ほぼ円形のものを適用することができる。
されず、要旨を変更しない範囲で適時変形して実施でき
る。例えば、エバポレータ11は多角形や楕円形を含む
ほぼ円形のものを適用することができる。
【0010】(実施の形態のまとめ)実施の形態に示さ
れた構成及び作用効果をまとめると次の通りである。実
施の形態に示された空気調和機は、ほぼ矩形をなすキャ
ビネット16にファン31と円形の熱交換器11を配
し、前記ファン31の外周と前記熱交換器11との間隔
を概ね均一にした。
れた構成及び作用効果をまとめると次の通りである。実
施の形態に示された空気調和機は、ほぼ矩形をなすキャ
ビネット16にファン31と円形の熱交換器11を配
し、前記ファン31の外周と前記熱交換器11との間隔
を概ね均一にした。
【0011】したがって上記空気調和機によれば、熱交
換器11への風の速度を前記熱交換器11全体に亘って
均一にすることができ、風速及び風の流れ方向の不均一
に起因する騒音の増大を抑制することができる。また、
熱交換器11全体に亘って熱伝達率を均一に良くするこ
とができ、前記熱交換器11を小形化することが可能に
なる。
換器11への風の速度を前記熱交換器11全体に亘って
均一にすることができ、風速及び風の流れ方向の不均一
に起因する騒音の増大を抑制することができる。また、
熱交換器11全体に亘って熱伝達率を均一に良くするこ
とができ、前記熱交換器11を小形化することが可能に
なる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、熱交換器への風の速度
を前記熱交換器全体に亘って均一にすることができ、風
速及び風の流れ方向の不均一に起因する騒音の増大を抑
制することができる。また、熱交換器全体に亘って熱伝
達率を均一に良くすることができ、前記熱交換器を小形
化することが可能になる。
を前記熱交換器全体に亘って均一にすることができ、風
速及び風の流れ方向の不均一に起因する騒音の増大を抑
制することができる。また、熱交換器全体に亘って熱伝
達率を均一に良くすることができ、前記熱交換器を小形
化することが可能になる。
【図1】本発明の実施の形態に係る天井埋込み型の四方
向吹き出し空気調和機における室内ユニットを示す図。
向吹き出し空気調和機における室内ユニットを示す図。
【図2】従来例に係る天井埋込み型四方向吹き出し空気
調和機の構成を示す図。
調和機の構成を示す図。
【図3】従来例に係る室内ユニットの断面図。
【図4】従来例に係る室内ユニットの平面図。
【符号の説明】 1…室内ユニット 2…室外ユニット 10…室内ユニット 11…エバポレータ(熱交換器) 12…エバポレータ(熱交換器) 13…ドレンパン 14…吸込口 15…吹出し口 16…キャビネット 21…配管 22…配管 23…圧縮機 24…モーター 25…ファン 26…室外熱交換器 31…ターボファン 32…電動モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 進 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町3丁目 1番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内
Claims (1)
- 【請求項1】ほぼ矩形をなすキャビネットにファンと円
形の熱交換器を配し、前記ファンの外周と前記熱交換器
との間隔を概ね均一にしたことを特徴とする空気調和
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9321232A JPH11153344A (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9321232A JPH11153344A (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11153344A true JPH11153344A (ja) | 1999-06-08 |
Family
ID=18130298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9321232A Pending JPH11153344A (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11153344A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002295891A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-09 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機 |
JP2008232448A (ja) * | 2007-03-16 | 2008-10-02 | Daikin Ind Ltd | フィンチューブ型熱交換器および空気調和装置 |
KR101297602B1 (ko) * | 2013-01-21 | 2013-08-19 | 신우공조 주식회사 | 에너지 효율을 향상시키기 위한 모터부와 코일부를 갖는 팬코일 유니트 |
JP2014228223A (ja) * | 2013-05-24 | 2014-12-08 | 日立アプライアンス株式会社 | 空気調和機 |
KR20180081777A (ko) * | 2015-12-16 | 2018-07-17 | 그리 일렉트릭 어플라이언시즈, 인코포레이티드 오브 주하이 | 에어컨 실내기 |
WO2020039547A1 (ja) * | 2018-08-23 | 2020-02-27 | 三菱電機株式会社 | 熱交換器ユニット及び冷凍サイクル装置 |
-
1997
- 1997-11-21 JP JP9321232A patent/JPH11153344A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002295891A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-09 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機 |
JP4724939B2 (ja) * | 2001-03-30 | 2011-07-13 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機 |
JP2008232448A (ja) * | 2007-03-16 | 2008-10-02 | Daikin Ind Ltd | フィンチューブ型熱交換器および空気調和装置 |
KR101297602B1 (ko) * | 2013-01-21 | 2013-08-19 | 신우공조 주식회사 | 에너지 효율을 향상시키기 위한 모터부와 코일부를 갖는 팬코일 유니트 |
JP2014228223A (ja) * | 2013-05-24 | 2014-12-08 | 日立アプライアンス株式会社 | 空気調和機 |
KR20180081777A (ko) * | 2015-12-16 | 2018-07-17 | 그리 일렉트릭 어플라이언시즈, 인코포레이티드 오브 주하이 | 에어컨 실내기 |
WO2020039547A1 (ja) * | 2018-08-23 | 2020-02-27 | 三菱電機株式会社 | 熱交換器ユニット及び冷凍サイクル装置 |
CN112567178A (zh) * | 2018-08-23 | 2021-03-26 | 三菱电机株式会社 | 热交换器单元及制冷循环装置 |
JPWO2020039547A1 (ja) * | 2018-08-23 | 2021-05-13 | 三菱電機株式会社 | 熱交換器ユニット及び冷凍サイクル装置 |
CN112567178B (zh) * | 2018-08-23 | 2022-04-08 | 三菱电机株式会社 | 热交换器单元及制冷循环装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US2822674A (en) | Air conditioning unit | |
US11578877B2 (en) | Air conditioner having fan module with installation space and stabilizer modifier spaced apart from the fan module | |
JPH11153344A (ja) | 空気調和機 | |
JPH11148711A (ja) | 天井埋込型空気調和機 | |
CN106524297A (zh) | 空调机及其室内机 | |
JPS63135730A (ja) | 空調用室内機 | |
JP3081525B2 (ja) | 天井埋込型空気調和機 | |
JP3530044B2 (ja) | 横流ファン及びそれを用いた流体送り装置 | |
JP2015068561A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
US20240369255A1 (en) | Polymer duct for air conditioner unit | |
KR20050064963A (ko) | 덕트형 공기조화기의 배관 지지구조 | |
JP2019086003A (ja) | シロッコファン、及び空気搬送装置 | |
EP1617154A2 (en) | Blowing fan and air conditioner | |
CN222479034U (zh) | 离心风机及空气处理装置 | |
JP3110216B2 (ja) | 空気調和機の室外ユニット | |
JPS637769Y2 (ja) | ||
JP2002188854A (ja) | 空気調和機 | |
KR100335082B1 (ko) | 창문형 에어컨의 실외기 | |
KR100925585B1 (ko) | 액자형 공기조화기용 실내기 | |
JPH0749290Y2 (ja) | 天井設置形空気調和機 | |
JP2005164206A (ja) | 空調用室内機および空気調和装置 | |
JPH0236009Y2 (ja) | ||
JPH01260236A (ja) | 一体型空気調和機 | |
JPH0623846Y2 (ja) | 輻射パネル付き空気調和機 | |
KR200264200Y1 (ko) | 실외기 일체형 냉난방기의 열교환기용 송풍기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040922 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20051205 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060509 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060912 |