JPH11152320A - イミノオキサジアジンジオン基を有するポリイソシアネートおよびその製造方法 - Google Patents
イミノオキサジアジンジオン基を有するポリイソシアネートおよびその製造方法Info
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Abstract
生成物をもたらすジ−およびポリ−イソシアネートのオ
リゴマー化方法を開発すること。 【解決手段】 式I (OCN−CH2)X (I) [式中、XはモノマーポリイソシアネートからOCN−
CH2 基を除去して得られる残基を示し、この残基は3
〜20個の炭素原子と少なくとも1個のNCO基とを有
する]に対応するイソシアネートを式II Mn+n[F-・(HF)m] (II) [式中、Mはn価カチオンを示し、mは≧0.1であ
る]に対応する水素ポリ弗化物オリゴマー化触媒の存在
下にオリゴマー化させることによるポリイソシアネート
の製造方法。さらに、この方法により得られるポリイソ
シアネートにも向けられる。
Description
ジンジオン基を有するポリイソシアネートを弗素含有触
媒の存在下に製造する方法および得られるポリイソシア
ネートに関するものである。
造を生成するイソシアネートのオリゴマー化および重合
は新規でない。これらオリゴマーおよびポリマーが必要
に応じ封鎖剤で封鎖しうる遊離NCO基を含有すれば、
これらは多数のポリウレタン樹脂および被覆剤を製造す
るための極めて高品質の出発物質となる。これらポリイ
ソシアネートを製造するための多くの工業的方法が公知
であって、たとえばH.J.ラース等、ジャーナル・プ
ラクチカル・ケミストリー(1994)、第336巻、
第185頁以降に見ることができる。上記イソシアネー
ト改変の大半は、各種触媒の使用により相当加速され或
いはその使用によってのみ可能となる。同時に、多くの
触媒は異なる数種のオリゴマー化反応物の生成を触媒す
る。これは、種々異なる構造を有するオリゴマーの混合
物の製造が望ましければ有利である。しかしながら、そ
の反対もしばしば生ずる。オリゴマー化すべきイソシア
ネート基の他にNCO−反応性の反応相手が同時に存在
すれば、しばしば所望のオリゴマー化反応に対し或いは
得られる生成物の性質に対し悪作用をもたらす。さら
に、純NCOオリゴマーとは異なる構造基の同時的生成
は必ずしも所望の基の生成の最適条件下で円滑かつ完全
に生じない。
(HDI)のテトラアルキルアンモニウムヒドロキシド
−触媒三量化におけるCO2 の存在は透明かつ高品質の
生成物の生成を妨げる(DE−A 3,806,276
号)。オリゴマー化触媒の溶剤としては、しばしばアル
コールが使用される。これらはこの触媒によっても触媒
されてオリゴマー化すべきイソシアネートと反応し、中
間ウレタン段階を介してアロファネート基を形成する。
しばしば追加量のアルコールが、より高いアロファネー
ト含有量を有する生成物を所望する際に添加される。一
官能性アルコールから誘導されるアロファネート基は低
粘度を有し、ウレトジオンと同様に低VOC含有量を有
する被覆組成物の製造につき反応性シンナーとして有用
である。VOCは揮発性有機加工物であり、すなわち硬
化に際しガス状にて塗料もしくはコーチングから放出さ
れる化合物である。上記アルコールのアロファネート化
は三量化と同時に生じ、たとえばテトラアルキルアンモ
ニウム水酸化物、カルボン酸塩もしくは炭酸塩のような
典型的三量化触媒により触媒される。しかしながら、対
応アルコールから生成される残留ウレタン基はしばしば
生成物に残留してNCO官能価を低下させ、したがって
得られる樹脂の品質を低下させる。
ンおよびアロファネートの利点は、しばしば最終生成物
における品質低下をもたらすような低いNCO官能価に
よって相殺される。たとえば、得られる塗装フィルムは
不充分な耐溶剤性しか持たない。最小分子量のオリゴマ
ーでさえ架橋剤となる(すなわち3のNCO官能価を有
する)ので、トライマーの利点は明かである。望ましい
反応生成物と望ましくない反応生成物との混合物を生成
すると言う欠点をも有する他の方法の例は、脂肪族ジイ
ソシアネートのホスフィン触媒オリゴマー化である。空
気に対するアルキルホスフィンの感受性、その不快な生
理学的性質、およびオリゴマー化の際に比較的高濃度に
より操作する必要性の他に、各種のイソシアネートオリ
ゴマーの混合物が生成される。これらオリゴマーは使用
する出発イソシアネートおよび後記実施例1に示したよ
うに選択される反応条件に大きく依存して、その組成の
点で著しく相違する[H.J.ラース等、ジャーナル・
プラクチカル・ケミストリー(1994)、第336
巻、第196頁以降参照]。
二量化を必要とする一方、高NCO官能価を有する生成
物は三量化により得られる。ホスフィン触媒反応では、
ダイマー[(NCO)2 として計算、分子量84]に対
するトライマー[(NCO)3 として計算、分子量12
6]の5:1未満のモル比は、ウレトンイミンの同時的
生成なしには、より高いトライマーの比まで移行しえな
いことが今回明かとなった。ウレトンイミンは脂肪族ポ
リイソシアネート化学にて望ましくない種類の化合物で
ある。何故なら、これらは解離して構造上同様なウレト
ジオンよりもずっと低い温度にて出発イソシアネートを
生成するからである。これらウレトンイミンはイソシア
ネート基とカルボジイミド基との反応により生成され
る。ウレトンイミンは、室温にてカルボジイミドと動的
平衡にて存在することができる。モノマーイソシアネー
トからのイソシアネート基がカルボジイミド基と反応し
てウレトンイミン基を生成すれば、ウレトンイミン基の
解離は潜在的な残留モノマーの問題をもたらす。衛生上
の理由から、ウレトンイミン基を有する生成物はポリウ
レタンコーチングの製造につき使用することができな
い。何故なら、(特許)刊行物にはモノマージイソシア
ネートのホスフィン触媒オリゴマー化をできるだけ低い
温度で実施することが反復して言及されているからであ
る[H.J.ラース等、ジャーナル・プラクチカル・ケ
ミストリー、(1994)第336巻、第196頁参
照]。解離に対し安定であるが3より高い最適NCO官
能価を有する高品質の低粘度生成物を得るための多くの
試みが存在する。
が3分子のジイソシアネートで構成されたトライマーと
なるよう低変換三量化法により得ることができる。さら
にトライマーは、これをその副生物から抽出もしくは蒸
留により分離することにより高変換法から得ることもで
きる。経済的観点からは、いずれの方法も有利でない。
前者の方法においては、低変換割合が樹脂収率における
巨大な損失をもたらすと共に、三量化後に必要とされる
モノマー分離により主として生ずる高いエネルギー要求
をもたらす。後者の方法においては、抽出および蒸留過
程が高コストおよび高粘度フラクションの生成をもたら
す。最適官能価を有する低粘度脂肪族ポリイソシアネー
トは代案反応によって、たとえばシリル化アルコールと
イソシアナトアルカン酸クロライドとの反応によっても
作成することができる[Ch.ツビナー、L.シュマル
スチーグ、M.ゾンターク、K.ナハトキャンプおよび
J.ペデイン、ファルベ・ウント・ラック(199
1)、第1052〜1057頁およびそこに引用された
刊行物]。この方法の欠点は、イソシアネートアルカン
酸クロライドが工業的に入手しえずかつ取扱い困難にな
りうる点である。この方法は、予想の生成物の利点(す
なわちポリイソシアネートの実質的に低い粘度)により
合理化しえないような高い装置経費によってしか実施す
ることができない。先の検討に基づき、上記欠点を持た
ないイソシアネートオリゴマー化の方法を開発すること
が極めて望ましい。
題は、高いNCO官能価を有する解離耐性の低粘度生成
物をもたらすジ−およびポリ−イソシアネートのオリゴ
マー化方法を開発することにある。
る本発明の方法により解決することができる。本発明
は、式I (OCN−CH2)X (I) [式中、XはモノマーポリイソシアネートからOCN−
CH2 基を除去して得られる残基を示し、この残基は3
〜20個の炭素原子と少なくとも1個のNCO基とを有
する]に対応するイソシアネートを式II Mn+n[F-・(HF)m] (II) [式中、Mはn価カチオンを示し、nは1、2、3……
6であり、好ましくは1および2であり、mは≧0.1
である]に対応する水素ポリ弗化物オリゴマー化触媒(h
ydrogen-polyfluoride oligomerization catalysts) の
存在下にオリゴマー化させることによるポリイソシアネ
ートの製造方法に関するものである。さらに本発明は、
この方法により得られるポリイソシアネートにも向けら
れる。
る水素(ポリ)弗化物触媒は、mが≧0.1、好ましく
は≧0.5、より好ましくはm≧1であり、Mがn価カ
チオンもしくはカチオン混合物を示し、n=1、2、3
……6、好ましくは1および2であり、好ましくはアン
モニウムもしくはホスホニウムカチオン、より好ましく
はテトラアルキルアンモニウムカチオンを示す式IIに
対応するものである。本発明による方法を実施するのに
好適な触媒は式III R4 E+[F-・(HF)m] (III) [式中、EはNもしくはPを示し、Rは1〜25個の炭
素原子を有すると共に必要に応じO、Nもしくはハロゲ
ンで置換しうる同一もしくは異なる脂肪族、脂環式、芳
香脂肪族もしくは芳香族基を示し、mは上記の意味を有
する]に対応するテトラオルガニル−アンモニウムもし
くはホスホニウム水素ポリ弗化物である。
な触媒は、EがNを示し、Rが1〜20個の炭素原子を
有すると共に必要に応じO、Nもしくはハロゲンにより
適宜置換しうる同一もしくは異なる脂肪族、脂環式もし
くは芳香脂肪族基を示し、mが上記の意味を有する式I
IIに対応するテトラアルキルアンモニウム水素ポリ弗
化物である。これら触媒の例は、式IV C6 H5 CH2(CH3)3 N+[F-・(HF)m] (IV) に対応するベンジルトリメチルアンモニウム水素ポリ弗
化物および、式V R4 N+[F-・(HF)m] (V) [式中、Rは1〜20個の炭素原子を有する同一もしく
は異なる脂肪族もしくは脂環式の基を示し、mは上記の
意味を有する]に対応するテトラアルキルアンモニウム
水素ポリ弗化物である。特に好適に使用される触媒は、
式VI R3(R′) N+[F-・(HF)m] (VI) [式中、Rは1〜15個の炭素原子を有する同一もしく
は異なる脂肪族基を示し、R′は1〜4個の炭素原子を
有する脂肪族基を示し、mは上記の意味を有する]に対
応するテトラアルキルアンモニウム水素ポリ弗化物であ
る。
な「停止剤」であることは多くの文献例から公知である
ため[H.J.ラース等、ジャーナル・プラクチカル・
ケミストリー(1994)、第336巻、第185頁以
降、およびそこの他の引例]、触媒の触媒活性が鉱酸
(HF)をたとえば第四アンモニウムもしくはホスホニ
ウム弗化物に添加しても破壊されないことは驚異的であ
る。水素(ポリ)弗化物は、或る場合には工業的に得る
ことができ或いは適する弗化物を所望量のHFと混合し
て化学量論的に容易に作成することができる。弗化水素
を添加する形態は重要でない。これは純粋型、すなわち
液状もしくはガス状の凝集状態とすることができる。た
とえばプロトン性もしくは非プロトン性の有機溶剤にお
けるHF溶液も取扱い容易である。たとえばトリエチル
アミン、ピリジンもしくはメラミンのようなアミンとの
HF−アミン複合体も工業的に入手しうると共に比較的
取扱い安全である。生理学上不快な性質を有する遊離弗
化水素とは異なり、水素ポリ弗化物は問題がない。生理
学的有害性は、本発明による生成物に存在しうるHF残
基から除去される。何故なら、HFはG.D.バックレ
ー、H.A.ピゴットおよびA.J.E.ウェルヒ、ジ
ャーナル・ケミカル・ソサエティ(1945)、第86
4〜865頁に記載されたようにイソシアネートと反応
してカルバモイル弗化物を生成するからである。
ることができる。すなわち、HFが二弗化一水素(式I
においてm=n=1)形態、三弗化二水素式Iにおいて
n=1、m=2)の形態などで存在するか、或いはその
適する化学量論量によるカリウム塩[ホールマン−ビベ
ルグ、レールブーフ・デル・アンオーガニッシエン・ヘ
ミー、第91〜100版、W.デ・グリイター・フェア
ラーク、ベルリン、ニューヨーク(1985)、第40
8頁、脚註50]で存在するか、或いは一方ではこれと
過剰量の弗化物および他方ではHFとの混合物として存
在するかどうかは重要でない。ポリ弗化物触媒の最適設
計は特定の要件およびオリゴマー化すべきイソシアネー
トに応じて変化しうるが、この最適化は予備試験により
容易に決定することができる。触媒がオリゴマー化すべ
きモノ−もしくはポリ−イソシアネートに対し可溶性
(均質触媒反応)であるか或いは不溶性(不均質触媒反
応)であるかは、本発明の方法を実施するのに重要でな
い。たとえばアミン、アルコール、フェノール、触媒お
よび/またはイソシアネートの溶剤、酸化防止剤、並び
に触媒の吸着もしくは共有結合のためのマトリックスな
ど他の物質を触媒反応に際し添加することもできる。水
素(ポリ)弗化物の生成に必要とされる弗化水素は、必
要に応じ溶解型にて三量化の前またはその際に出発イソ
シアネートに対し別途に添加することもできる。さら
に、触媒反応の条件下で弗化水素を生成する任意の物質
を使用して本発明による生成物を作成することもでき
る。たとえば弗化カルバモイルがHFの供給原料として
適し、好ましくはオリゴマー化すべきイソシアネートへ
のHFの添加により発生しうるものが適している。
つ極めて貴重なポリウレタン用途のためのポリイソシア
ネートがポリ弗化物触媒を使用することにより簡単に入
手しうるようになった。さらに二酸化炭素の存在は、微
量にのみ存在するか或いは比較的高濃度で存在するかど
うかに拘らず、後記実施例4に示すように本発明による
方法に影響を与えない。ポリ弗化物触媒反応がイミノオ
キサジアジンジオン基を有する式VIIに対応するポリ
イソシアネート(「不整トライマー」)
ポリイソシアネートからイソシアネート基を除去して得
られる同一もしくは異なる基を示す]の作成に適するこ
とは特に驚異的である。
なかった。第1の代表例3,5−ジメチル−2−メチル
イミノ−4,6−ジケト−1,3,5−オキサジアジン
(式VIIにおいてR1 =R2 =R3 =Me)は、スロ
ッタおよびチェシェによる異性体イソシアヌレートの他
にメチルイソシアネートのトリエチルホスフィン触媒三
量化により得られる[ケミカル・デリヒテ(192
7)、第60巻、第295頁]。A.エチエネ、G.ロ
ンチャンボン、P.ギロウドーおよびG.ジュランド、
C.R.アカデミー・サイエンス・シリーズ、C第27
7巻(1973)、第795頁]によれば、1,2−ジ
クロルエタンにおける同じ触媒での三量化により一層良
好な収率で得られると言われる。5−メチル−2−メチ
ルイミノ−3−フェニル−4,6−ジケト−1,3,5
−オキサジアジンは、メチルイミノ炭酸ジフェニルエス
テルとトシルイソシアネートとの反応に際し他の生成物
の他に副生物として31%収率で得られる[E.シャウ
マン、J.ジエツ、E.カウシおよびG.C.シュメル
セ、ケミカル・ベリヒテ(1987)、第120巻、第
339頁]。構造的にイミノオキサジアジンジオンに関
連するオキサジアジニウム塩はメチル−およびイソプロ
ピル−イソシアネートと五塩化アンチモンおよび塩化オ
キサリル、塩化エチルオキサリルおよびクロル蟻酸メチ
ルとの反応から副生物として得られる[A.ヘイムド、
A.イスメイル、M.G.ヒッツラーおよびJ.C.ジ
ョチムス、ジャーナル・プラクチカル・ケミストリー
(1995)、第337巻、第385〜390頁]。
予想しえなかったように、本発明によりHDIから得ら
れる液体イミノオキサジアジンジオンの特に驚異的な特
徴は、対応のイソシアヌレート異性体と比較して顕著に
低い粘度である。同じことが、室温にて固体であるポリ
イソシアネートの溶融物および溶液の粘度、たとえば後
記実施例8に示すような脂環式ジイソシアネートから作
成されたものにも言える。脂肪族イソシアネートの触媒
オリゴマー化に際し、少量の第2反応生成物としてのイ
ミノオキサジアジンジオンの生成に関し引例が存在す
る。しかしながら、イミノオキサジアジンジオン構造を
有するポリイソシアネートの物理的および化学的性質は
従来未知である。DE−A 1,670,720号(第
5頁、第1〜5行)には、脂肪族ジイソシアネートのホ
スフィン触媒ウレトジオン生成(「二量化」)に際し、
「たとえばアルキルアミノ−ジアルキルオキサジアジン
ジオン、カルボジイミドおよびウレトンイミンのような
他の副生物が、イソシアヌレートの他に比較的高温度か
つ主として高温度への比較的長時間の露出により低い触
媒濃度にて増加量で生成される」ことが開示されてい
る。これら副生物の量に関する一層正確な詳細について
は、この特許公報に見ることができない。
トライマー(イソシアヌレート、イミノオキサジアジン
ジオン)も調節作成がホスフィン触媒反応により可能で
あると共に、比較的高温度におけるカルボジイミド/ウ
レトンイミンの生成が回避しえないことを突き止めた。
生成物におけるイミノオキサジアジンジオンのモル比率
およびイソシアヌレートとイミノオキサジアジンジオン
との比は、後記実施例1に示したような反応条件とは無
関係に、ほぼ一定に留まる。したがって、DE−A 1
670,720号に示された記載は部分的にしか正確で
ない。カルボジイミドおよびウレトンイミンが脂肪族ポ
リイソシアネート化学における望ましくない種類の化合
物であるという事実が従来説明されている。DE−A
3,902,078号は二酸化炭素の存在下で第四アン
モニウムおよび弗化ホスホニウムを用いる(シクロ)脂
肪族ジイソシアネートの三量化方法を記載しており、こ
の場合はイミノオキサジアジンジオンもオキサジアジン
トリオンおよびイソシアヌレートの他に少量で生成され
る(第4頁、第51〜52行)。トライマー含有量に対
するその比率は25モル%以下である。同じ触媒系およ
びイソシアヌレート基を有するポリイソシアネートの作
成に関するその使用がEP−A 0,355,479号
に記載されている。しかしながら、この引例には、イミ
ノオキサジアジンジオンの比例的生成または低粘度を有
する生成物のいずれについても記載がない。
化物の使用が従来技術の方法と比較して若干大きい程度
にイミノオキサジアジンジオンの生成を促進することは
未知である。これに反し、DE−A 3,982,07
8号の教示は、イミノオキサジアジンジオンの生成が反
応に際しCO2 の存在および/したがってオキサジアジ
ントリオンの同時生成(2モルのNCOおよび1モルの
CO2 )に関連することを示唆する。HDI三量化に関
連するEP−A 0,355,479号の実施例により
示されるように2000、35,000および2,50
0mPa.sの動粘度(23℃にて測定)を、それぞれ
22%、60%および25%の樹脂収率を有するHDI
三量化につき記載された弗化物触媒系を用いて得ること
ができる。DE−A3,806,276号の開示に従う
第四アンモニウム水酸化物を用いた触媒反応により得ら
れるイソシアヌレートポリイソシアネートは、それぞれ
32〜52%のHDIトライマー収率にて23℃で約1
500および9,800 mPa.sの粘度値を有する
(DE−A 3,806,276号のそれぞれ実施例1
1および9を比較)。したがってEP−A 0,35
5,479号による弗化物触媒反応により得られるHD
Iトライマーは粘度に関し改善を示さない。トライマー
混合物におけるイミノオキサジアジンジオンの量と弗化
物触媒反応と樹脂の粘度との間の関係は当業者により予
測しえなかった。
イミノオキサジアジンジオン比率の顕著な増大が可能と
なって、前記生成物の粘度の著しい減少をもたらすこと
は驚異的である。上記弗化物触媒系を用いるHDI三量
化に関する本発明者の検討により示されるように、トラ
イマー混合物におけるイミノオキサジアジンジオン比率
は決して25%を越えず、ポリイソシアネートの製造条
件(助触媒、温度、カチオンなど)を後記実施例2に示
すように変化させても一般に20%未満である。極めて
一般的なレベルにて、他の種類の化合物の構造またはN
CO官能価に基づき或る種の化合物の粘度に関し有意の
結論を得ることは実質的に不可能である。たとえば一官
能性アルコールから作成されるウレトジオンもしくはア
ロファネートのような比較的低いNCO官能価を有する
ポリイソシアネートは一般にかなり高い官能価を有する
たとえばイソシアヌレートのようなポリイソシアネート
よりも低い粘度を有するが、この関係は逆転することも
ある。たとえば23℃にて約700 mPa.sの粘度
を有する1,3,5−トリス(6−イソシアナトヘキシ
ル)イソシアヌレートは、構造的に関連するが23℃に
て約1200 mPa.sの粘度を有するNCO二官能
性3,5−ビス(6−イソシアナトヘキシル)−1−オ
キサジアジントリオンよりも実質的に低い動粘度を有す
る(実施例3)。
本発明によるポリイソシアネートの他の利点は、高温度
に比較的長時間にわたり露出した場合もこれらがその基
礎となるモノマー構造成分(一般にジイソシアネート)
まで解離する傾向を全く示さない点である。したがって
N,N′,N″−トリス(6−イソシアナトヘキシル)
イミノオキサジアジンジオンのような高沸点化合物でさ
え、異性体イソシアヌレートへの分解または転位を受け
ることなく蒸留および抽出の両者により本発明のHDI
トライマー混合物の高分子量副生物から分離することが
できる。本発明による生成物は後記実施例6に示すよう
に23℃にて700 mPa.sの粘度を有し、1,
3,5−トリス(6−イソシアナトヘキシル)イソシア
ヌレートよりも実質的に低い粘度を有する。したがって
N,N′,N″−トリス(6−イソシアナトヘキシル)
イミノオキサジアジンジオンは最低粘度を有するヘキサ
メチレンジイソシアネートのNCO三官能性オリゴマー
である。同じことが、他のジ−およびポリ−イソシアネ
ートの不整トライマー(イミノオキサジアジンジオン)
についても言える。出発イソシアネートの重量および弗
素イオンの重量に対し0.1重量%未満、好ましくは
0.05重量%未満の触媒濃度を用いて本発明の方法を
実施する。NCO基含有の線状脂肪族ジイソシアネート
(たとえばHDI)をオリゴマー化するには、弗素アニ
オンおよびジイソシアネートの使用重量に対し50 p
pm未満にて充分である。
くは20〜180℃、より好ましくは40〜120℃の
温度にて凝縮相または気相で行うことができる。この方
法は出発イソシアネートにおけるイソシアネート基の定
量的変換が生ずるまで持続することができ、或いは工程
を任意の変換度にて(好ましくは10〜90%、より好
ましくは20〜60%のモノマージイソシアネートがオ
リゴマー化された後に)停止させることもできる。全て
公知の従来技術による方法を用いて反応を停止させ、す
なわち触媒系を失活させることができる。これらの方法
は化学量論量までの酸もしくは酸誘導体(たとえば塩化
ベンゾイル、燐もしくは硫黄を含有する酸の酸エステ
ル、これら酸自身(HFを除く))の添加;触媒の吸収
結合に続く濾過による分離;および熱失活を包含する。
ホスフィン触媒反応と比較し、本発明によるポリ弗化物
触媒の重要な利点は、オリゴマー化に必要とされる実質
的に低い触媒濃度の他に、高温度でさえカルボジイミド
および/またはウレトジオン基を生成する傾向が存在し
ない点である。
塩、炭酸塩および弗化物による触媒反応と比較し、本発
明による方法は幾つかの利点を有する。実質的に一層濃
縮された触媒溶液および純粋なポリ弗化物を用いてさ
え、均質触媒反応にて操作することができる。何故な
ら、これら触媒は液体またはオリゴマー化すべきイソシ
アネートに対し可溶性であるからである。したがって、
触媒溶剤との副反応は問題とならない。発熱反応および
自然な過度の架橋に基づく上記触媒反応の使用に際しし
ばしば観察されると共に取扱い困難である濁りが殆ど生
じない。ポリ弗化物触媒およびその溶液の高められた温
度における貯蔵安定性も改善される。本発明の特定連続
法の具体例によれば、オリゴマー化はチューブ反応器に
て行うことができる。この場合、ゲル粒子を生成物中に
自然に生成するポリ弗化物触媒の傾向が、高濃度溶液で
の或いは純粋な活性物質としての使用にも拘らず減少す
るので有利である。
発化合物は式I (OCN−CH2)X [式中、XはモノマーポリイソシアネートからOCN−
CH2 基を除去して得られる残基を示し、ここで残基は
3〜20個の炭素原子と少なくとも1個のNCO基とを
有する]に対応するモノマージイソシアネートおよびポ
リイソシアネートを包含する。この残基は3〜20個の
炭素原子および少なくとも1個のNCO基を持たねばな
らないが、必要に応じたとえばN、OおよびSのような
異原子をも有することができる。
−イソシアナト−プロピル、−ブチル、−ペンチル[た
とえば(OCN−CH2 )X=ヘキサメチレンジイソシ
アネート(HDI)、2−メチルペンタン−1,5−ジ
イソシアネートなど]、−ヘキシル、−オクチル[たと
えば(OCN−CH2 X=4−イソシアナトメチル−
1,8−オクタンジイソシアネート]、−ノニル、−デ
シル、−アルコキシアルキル、−シクロヘキシル、−
(メチル)シクロヘキシル[たとえば(OCN−CH
2 )X=3(4)−イソシアナトチメル−1−メチルシ
クロヘキシル−イソシアネート(IMCI)]、−(ジ
メチル)シクロヘキシル、(トリメチル)シクロヘキシ
ル[たとえば(OCN−CH2 X=イソホロンジイソシ
アネート(IPDI)]、−エチルシクロヘキシル、−
プロピル−シクロヘキシル、(−メチル)フェニル、
(−メチル)シクロヘキシルおよび−メチル−イソシア
ナトシクロヘキシルのレジオ異性体および立体異性体を
包含する。これらポリイソシアネートの製造方法は本発
明によるその使用につき臨界的でなく、すなわちこれら
はホスゲンを用いて或いは用いずに製造することができ
る。
ソシアネートの混合物を使用して適切な生成物もしくは
生成混合物の要件の範囲に最適に順応しうることも有利
である。たとえば自動車(特にOEM)のコーチングの
ような多くの用途には、線状脂肪族ジイソシアネート
(たとえばHDI)および脂環式ジイソシアネート(た
とえばIPDIもしくはH12MDI(デスモジュール
W、バイエルAG社の市販製品)に基づくイソシアヌレ
ートポリイソシアネートの混合物が使用される。これら
混合物は一般に、個々のイソシアヌレートポリイソシア
ネートを混合して作成される。しかしながら、これらを
対応のモノマー成分の混合物から同時的共三量化により
作成しうることも有利である(EP−A 0,047,
452号)。脂環式ジイソシアネートに基づく或る種の
従来技術のイソシアヌレートポリイソシアネートは室温
条件下に固体であり、しばしば薄膜蒸留によるモノマー
分離が困難となるような高い溶融粘度を有し、薄膜蒸留
に際し溶剤および/または流れ向上剤の使用を必要とす
る。低い変換度(樹脂収率)および/または減少したN
CO官能価が許容しえなければ、約70%の固形物含有
量を有すると共に脂環式ジイソシアネートから作成され
た市販のイソシアヌレートポリイソシアネートは一般に
23℃で測定して1000〜10,000 mPa.s
の粘度を有する。
ト(たとえばHDI)と脂環式ジイソシアネート(たと
えばIPDI)との混合物を本発明の方法によりイミノ
オキサジアジンジオンの(部分)生成を伴いながら三量
化させれば、室温においてさえ自由流動性の生成物(2
3℃にて100 000 mPa.s未満の粘度)が得
られる。これら生成物も、溶剤を添加すれば後記実施例
7に示したように対応の従来技術の生成物と比較して一
層劇的に早い粘度低下を示す。対応する従来技術の生成
物は、同一もしくは類似のNCO官能価とジイソシアネ
ートベースと平均分子量とを有するものである。
宜発泡されるプラスチック、塗料、コーチング、接着剤
および添加剤を作成するための貴重な出発物質である。
主としてイソシアヌレートポリイソシアネートに基づく
生成物と比較したその減少した溶液粘度および溶融粘度
に鑑み、本発明による生成物は溶剤フリー、溶剤含有ま
たは水分散性の1−成分および2−成分ポリウレタン被
覆組成物(ここでイソシアネート基は封鎖型で存在する
ことができる)の作成に特に適する。得られるコーチン
グは、従来技術の生成物と比較し同等に良好または向上
した範囲の性質を有する。HDIに基づく本発明による
生成物は、塗料溶剤における高希釈率においてさえ凝集
の発生または濁りに対し、主としてイソシアヌレート基
を有する対応の従来技術の生成物よりも一層安定であ
る。大気水分の作用(開口容器におけるスキン形成)に
対する耐性も従来技術の生成物より良好である。本発明
による生成物は純粋型で或いは他の従来技術のイソシア
ネート誘導体、たとえばウレトジオン基、ビウレット
基、アロファネート基、イソシアヌレート基および/ま
たはウレタン基を有するポリイソシアネート(ここで遊
離NCO基は必要に応じ封鎖されても或いは封鎖剤で失
活されてもよい)と組み合わせて使用することができ
る。
さらに説明し、ここで部数および%は全て特記しない限
り重量による。モル%の詳細はNMR分光光度法により
測定し、これは特記しない限り常にNCO副生成物の合
計に関連する。各測定は、ブルツカーにより作成された
DPX400装置にて約5%( 1H−NMR)および約
50%(13C−NMR)試料につき乾燥CDCl3 中で
400 MHz( 1H−NMR)および100 MHz
(13C−NMR)にてそれぞれ行った。ppm尺度にて
選択した比較は、0 ppm( 1H−NMR)の 1H−
化学シフトを有する溶剤における少量のテトラメチルシ
ランおよび77.0 ppm(13C−NMR)のシフト
を有する溶剤自身(CDCl3 )とした。適する化合物
の化学シフトのデータは、刊行物[D.ウェンディッシ
ュ、H.ライフおよびD.ディトリッヒ、アンゲバンテ
・マクロモレキュラ・ヘミー、第141巻(198
6)、第173〜183頁およびそこに引用された刊行
物]から、およびモデル物質の測定により得た。スロッ
タおよびチェシェによりケミカル・ベリヒテ(192
7)、第60巻、第295頁に記載された方法に従い約
3%のトリ−n−ブチルホスフィンでの触媒反応により
メチルイソシアネートから約70%収率にて得られる
3,5−ジメチル−2−メチルイミノ−4,6−ジケト
−1,3,5−オキサジアジンは次のNMR−化学シフ
ト(ppm)を有する:3.09;3.08および2.
84( 1H−NMR、CH3 )並びに148.3;14
4.6および137.3(13C−NMR、C=O/C=
N)。イミノオキサジアジンジオン構造を有する本発明
による生成物はC=O/C=N原子の極めて類似した13
C−NMR化学シフトを有し、疑いなく他のイソシアネ
ート副生成物とは区別できた。HDI系オキサジアジン
トリオンを、環−C=O原子につき147.8 ppm
および143.9 ppmにおける2つの信号により13
C−NMRスペクトルにて同定した。測定した市販製品
はバイエルAG社からのバイミクロンOxa WM 0
6とした。ハーケ社により作成されたVT550粘度計
を用いて動粘度を23℃にて測定した。各測定は、上記
本発明によるポリイソシアネート混合物の流動特性およ
び比較生成物の流動特性が理想ニュートン流体に一致す
るよう確保すべく種々異なる剪断速度で行った。したが
って、剪断速度については説明しない。残留モノマー含
有量はガスクロマトグラフィーにより測定した。全ての
反応は窒素雰囲気下で行った。
明によらない) 3種の試料を作成した。それぞれの場合、200g
(1.19モル)の新たに蒸留したHDIを先ず最初に
減圧(0.1ミリバール)下に60℃で1時間撹拌して
溶解ガスを除去し、次いで乾燥窒素を通過させ、さらに
3g(14.8ミリモル)のトリ−n−ブチルホスフィ
ン(アクロス社)を次の温度で添加した。 (a)60℃ (b)120℃、および (c)180℃ 次いで、これを表1に示した粗製溶液の屈折率に達する
まで窒素雰囲気下で反応させた。反応をそれぞれ4g
(26ミリモル)のp−トルエンスルホン酸メチルエス
テル(メクル社)の添加により停止させ、80℃にて1
時間にわたり撹拌し続けた。次いで未反応モノマーを薄
膜蒸留により120℃/0.1ミリバールにてショート
パス蒸発器で粗製生成物から除去した。生成物組成を次
いでNMR分光光度法により測定し、残留モノマー含有
量をガスクロマトグラフィーにより測定した。後者を2
0〜25℃(室温)における3週間の貯蔵および/次い
で乾燥キャビネット内での50℃における2週間の貯蔵
の後に再び測定した。分析結果を全て表1に要約する。
よらない) 4種の試料を作成した。それぞれの場合、200g
(1.19モル)の新たに蒸留したHDIを先ず最初に
減圧(0.1ミリバール)下に60℃で1時間撹拌して
溶解ガスを除去し、次いで乾燥窒素を通過させ、さらに
混合物を次のように処理した: (a) 使用した触媒およびHDIの重量に対し約90
0 ppm(これは約44 ppmの弗化物F- に対応
する)の2−エチル−1,3−ヘキサンジオールにおけ
るメチル(トリアルキル)アンモニウムフルオライド
(アルキル基はC8〜C10である)[DE−A 39
02 078号、すなわち米国特許第5,013,83
8号の実施例1またはS.デルメイクおよびY.サソ
ン、ジャーナル・オーガニック・ケミストリー、第54
巻(1989)、第4827〜4829頁およびそこに
示された刊行物に記載されたように作成]の約8%触媒
溶液を80℃にて添加した。温度は最高105℃まで上
昇し、撹拌を41.2%のNCO含有量が得られるまで
行った。次いで反応を0.9gの燐酸ジ−n−ブチルエ
ステルの添加により停止させ、撹拌をさらに1時間にわ
たり60℃にて続け、次いで未反応モノマーを薄膜蒸留
によりショートパス蒸発器で除去した(120℃/0.
1ミリバール)。次いで分析を例1に記載したように行
った。その結果を表2に示す。
たが、ただし触媒およびHDIの重量に対し110 p
pmの量(これは約18 ppmの弗化物F- に対応す
る)の量のn−ブタノールにおけるテトラメチルアンモ
ニウムフルオライド四水塩[Me4 N+ F- xH2 O]
(アルドリッチ社)の約5%溶液を触媒として使用し
た。三量化反応をNCO含有量が39.1%になるまで
60〜70℃の温度にて行い、0.132gの燐酸ジ−
n−ブチルエステルの添加により停止させた。 (c) 上記(a)に記載した手順に従ったが、ただし
触媒およびHDIの重量に対し約190 ppm(これ
は約22 ppmの弗化物F- に対応する)の量のn−
ブタノールにおけるテトラエチルアンモニウムフルオラ
イド水和物[Et 4 N+ F- xH2 O](アルドリッチ
社)の約8%溶液を触媒として使用した。三量化をNC
O含有量が39.9%になるまで70〜150℃の温度
で行い、次いで0.312gの燐酸ジ−n−ブチルエス
テルの添加により停止させた。
たが、ただし触媒およびHDIの重量に対し約160
ppm(これは約16 ppmの弗化物F- に対応す
る)の量の2−エチル−1,3−ヘキサンジオールにお
けるベンジルトリメチルアンモニウムフルオラセイド水
和物(アルドリッチ社)[Bz(Me)3 N+ F- xH
2O]の約5%溶液(ヤンセン社)を触媒として使用し
た。三量化をNCO含有量が35.1%になるまで行
い、0.03gの燐酸ジ−n−ブチルエステルの添加に
より停止させた。表2から見られるように、トライマー
混合物(イソシアヌレートとイミノオキサジアジンジオ
ンとの合計)におけるイミノオキサジアジンジオンのモ
ル比率はまだ充分30%未満であった。
a.sの粘度とを有する1500gのHDI−イソシア
ヌレートポリイソシアネートをDE−A 3,806,
276号(カナダ特許第 1,335,990号)に記
載されたように作成した。この生成物を薄膜蒸留により
ショートパス蒸発器にて0.05ミリバールの圧力およ
び220℃の加熱媒体の温度で処理した。364gの蒸
留液が得られ、そこから次いでモノマーHDIを120
℃/0.05ミリバールでの薄膜蒸留により除去した。
得られた無色液体はIR、NMRおよびGPCの組合せ
分析法に基づき少なくとも98%の理想的イソシアヌレ
ートトライマー、すなわちHDIの3分子(1,3,5
−トリス(6−イソシアナトヘキシル)イソシアヌレー
トを含有した。この生成物は23℃にて700±10
mPa.sの粘度を有した。この粘度は、刊行物から公
知であると共にWO−A 93/07 183号に示さ
れたデータと一致する。これら試料においては、粘度を
大して純粋でない「理想的イソシアヌレート」フラクシ
ョンにつき25℃で測定した。
60 mPa.sの粘度とを有する1500gのHDI
オキサジアジントリオンポリイソシアネート(バイエル
AG社からの市販製品、バイミクロンOxa WM 0
6)をDE−A 1,670,666号(米国特許第
3,748,329号)に記載されたように作成した。
この生成物を薄膜蒸留によりショートパス蒸発器にて
0.05ミリバールの圧力および220℃の加熱媒体の
温度で処理した。1092gの蒸留液が得られ、そこか
ら次いでモノマーHDIを120℃/0.05ミリバー
ルでの薄膜蒸留により除去した。得られた無色液体はI
R、NMRおよびGPCの組合せ分析法に基づき少なく
とも98%の3,5−ビス(6−イソシアナトヘキシ
ル)−1−オキサジアジントリオン(これは2分子のH
DIと1分子のCO2 とで構成される)を含有した。こ
の生成物は23℃にて1200±20 mPa.sの粘
度を有した。このオキサジアジントリオン生成物につ
き、匹敵しうるデータは刊行物から入手しえない。
2.3g(49ミリモル)の弗化カリウムに、上記と同
じ品質の50gのメタノールに溶解された16g(4
7.6ミリモル)のアリカット(商標)336(フルカ
社)を添加した。この混合物を室温にて24時間撹拌
し、次いで濾過した。さらに2.3gの弗化カリウムを
濾液に添加し、撹拌をさらに24時間にわたり続けた。
無機塩を濾去し、濾液を室温にて減圧(0.1トール)
下にロタバップにて、もはや溶剤(メタノール)が留去
されなくなるまで濃縮し、次いで再び濾過した。残留す
る透明かつ淡黄色の液体の弗化物含有量は2.7%であ
る(イオン感受性電極にて検出)。残留塩素含有量は
0.2%である(元素分析)。イソプロパノールにおけ
る30%HF溶液の0.95モル(14.2ミリモル)
を撹拌および0℃まで冷却しながら10g(14.2ミ
リモル弗化物)の第四アンモニウム弗化物溶液(上記)
に滴下した。弗化物含有量(F- 、最終触媒溶液の全弗
素ではない(!))は2.5%であり、これは約50〜
60%の式R3(ME)N+ [HF2 ]- の触媒を意味
し、Rはフルカ社カタログを参照してC8 〜C10であ
り、C8 が好適である。この溶液を下記する三量化反応
の触媒として使用する。
の新たに蒸留されたHDIに二酸化炭素を室温(20〜
25℃)にて、HDIにCO2 の流れを1時間にわたり
激しく通過させることにより飽和させた。HDIを60
℃まで加熱し、次いで触媒およびHDIの重量に対し約
400 ppm(これは約19 ppmの弗化物F- に
対応する)の上記触媒溶液を添加した。温度は最高80
℃まで上昇し、41.2%のNCO含有量が得られるま
で撹拌を続けた。反応を0.9gの燐酸ジ−n−ブチル
エステルの添加により停止させ、撹拌を60℃にてさら
に1時間にわたり続け、未反応モノマーを最終的に薄膜
蒸留によりショートパス蒸発器(120℃/0.1ミリ
バール)にて除去した。無色透明な樹脂が得られ、これ
は22.8%のNCO含有量を有し、NMR分光光度法
による分析に従い次の組成を有した。約4モル%のウレ
トジオン、約6モル%のオキサジアジントリオン、約5
4モル%のイソシアヌレートおよび約36モル%のイミ
ノオキサジアジンジオン。カルボジイミドおよびウレト
ンイミンは検出しえなかった。
に記載された第四アンモニウム水酸化物でのHDI三量
化とは異なり本発明によればCO2 の存在下で困難なく
操作しうることを示し、ただし樹脂中の少量のオキサジ
アジントリオンの存在は対応用途につき面倒にならな
い。この例を、アルコール溶液における水酸化ベンジル
トリメチルアンモニウムを用いると共に同一の上記第四
アンモニウム弗化物を用いるがHF添加を省略して反復
した場合、或る種の場合はゲル粒子を含有する濁った溶
液が触媒の添加直後に得られた。これら溶液は高品質の
透明HDI系ポリイソシアネート樹脂の作成には適さな
かった。
に予備処理した。例4からの触媒(使用HDIの重量に
対し12 ppmの弗化物の量)を次いで少しづつ85
℃の内部温度で90分間かけて滴下して、内部温度が6
5℃を越えないようにした。混合物のNCO含有量が4
3.0%になった際、0.3gの燐酸ジブチルを添加
し、混合物を50℃にてさらに1時間撹拌し、次いで例
4に記載したように仕上処理した。26%の樹脂収率に
対応する520gの次の性質を有する無色トライマー混
合物が得られた: NCO含有量: 23.6% 粘度: 1050 mPa.s 残留モノマー含有量: 0.17% HDI DIN 53 409によるハーゼン色度指数: 56APHA イミノオキサジアジンジオンとイソシアヌレート基とのモル比: 0.8:1 カルボジイミドおよびウレトンイミンは検出しえなかっ
た。 (b) 例(5a)を150℃の反応温度(HDIオリ
ゴマー化用のホスフィン触媒を用いた際にカルボジイミ
ドおよびウレトンイミンの生成をもたらす温度)にて反
復すると共に、39.0%の粗生成物のNCO含有量が
得られた後に停止させた。得られた生成物は22.1%
のNCO含有量と0.1%の残留モノマー含有量と19
00 mPa.sの粘度とを有し、約41%の樹脂収率
で得られた。カルボジイミドおよびウレトンイミンは検
出しえなかった。
と共に例3に示したと同じ条件下で精製した。180g
の混合物が得られ、これは98%より多い純HDIトラ
イマー、すなわち1,3,5−トリス(6−イソシアナ
トヘキシル)イソシアヌレートおよびN,N′,N″−
トリス(6−イソシアナトヘキシル)イミノオキサジア
ジンジオンを含有し、これは出発オリゴマー混合物と同
じイソシアヌレートとイミノオキサジアジンジオンとの
比を有した。この混合物の粘度は23℃にて390 m
Pa.sであり、そのNCO含有量は25.0%であっ
た。この混合物の粘度は23℃にて390 mPa.s
であり、そのNCO含有量は25.0%であった。残留
モノマー含有量は0.1%であり、これは乾燥キャビネ
ット内で50℃にて3週間にわたり貯蔵した後に極く僅
かしか変化しなかった(0.18%)。カルボジイミド
およびウレトンイミンは検出しえなかった。
ル)のイソホロンジイソシアネート(IPDI)との混
合物を、内部温度計と攪拌器と還流凝縮器とガス入口管
と触媒溶液用の計量装置とが装着された250mLの4
つ口フラスコに添加した。混合物からジイソシアネート
混合物中に溶解されたガスを最初に室温および約0.1
ミリバールの圧力にて1時間にわたり除去し、次いで6
0℃の内部温度まで加熱すると共に弱い窒素流を混合物
に通過させた。5.6gの2−エチル−1,3−ヘキサ
ンジオールにおける0.5gの弗化テトラエチルアンモ
ニウム水和物(アルドリッチ社)および0.2gの弗化
水素の溶液1.614gを次いで少しづつ約20分間か
けて前記温度で添加して、内部温度が70℃を越えない
ようにした。次いで三量化を、混合物のNCO含有量が
34.2%になるまで60〜70℃にて行った。0.1
81gの燐酸ジ−n−ブチルを添加すると共に60℃に
て1時間撹拌することにより反応を停止させた。次いで
未反応モノマージイソシアネートを薄膜蒸留によりショ
ートパス蒸発器で0.1ミリバールおよび170℃の加
熱媒体の温度にて除去した。62.4gの透明かつ実質
的に無色の樹脂が得られた(32%の収率に対応)。こ
の純生成物は26500 mPa.sの粘度と18.8
%のNCO含有量と0.13%のHDIおよび0.27
%のIPDIの残留モノマー含有量とを有した。イミノ
オキサジアジンジオンとイソシアヌレートとのモル比は
約1:1であった。カルボジイミドおよびウレトンイミ
ンは検出しえなかった。
ソシアナトメチル)シクロヘキサン(アルドリッチ社)
を先ず最初に例2に記載したように予備処理し、次いで
例4に記載した触媒(全部で42 ppmの弗化物)の
順次の添加により36.5%のNCO含有量まで58〜
60℃にて3時間にわたり三量化させた。反応を100
mgの燐酸ジ−n−オクチルの添加により停止させ、撹
拌を60℃にてさらに1時間にわたり続け、未反応1,
3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサンを薄膜
蒸留によりショートパス蒸発器にて0.2ミリバールお
よび140℃の加熱媒体の温度で除去した。33.8g
の透明かつ実質的に無色の樹脂が得られた(33.8%
の収率に対応)。この純生成物は19.8%のNCO含
有量を有し、室温(20〜25℃)にてまだ自由流動性
であった。酢酸n−ブチルにおける80%溶液の粘度は
1670 mPa.sであり、NCO含有量は15.8
%であった。残留モノマー含有量は0.13の%1,3
−ビス−イソシアナトメチル)シクロヘキサンであっ
た。NMR分光光度法による固体樹脂の分析は次の組成
を示した:約8モル%のウレトジオン、約44モル%の
イソシアヌレートおよび約48モル%のイミノオキサジ
アジンジオン。カルボジイミドおよびウレトンイミンは
検出しえなかった。
100%固形分触媒および出発ジイソシアネートの重量
に対し240 ppmの水酸化ベンジルトリメチルアン
モニウムの溶液(アルドリッチ社によりメタノール中の
40%溶液として供給されると共にn−ブタノールによ
り10%活性物質まで希釈)を触媒として使用した。イ
ミノオキサジアジンジオン基を持たない得られた生成物
は次の性質を有した: 樹脂収率: 34.0% NC含有量: 19.3% 酢酸n−ブチルにおける80%溶液の粘度: 2800 mPa.s 残留モノマー含有量: 0.2%の1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロ ヘキサン NMR分光光度法による固体樹脂の分析は次の組成を示
した:約4モル%のウレトジオン、約1モル%のウレタ
ン、約4モル%のアロファネートおよび約91モル%の
イソシアヌレート。
たが、この詳細は単に例示の目的に過ぎず、本発明の思
想および範囲を逸脱することなく種々の改変をなしうる
ことが当業者には了解されよう。
Claims (18)
- 【請求項1】 式I (OCN−CH2)X (I) [式中、XはモノマーポリイソシアネートからOCN−
CH2 基を除去して得られる残基を示し、この残基は3
〜20個の炭素原子と少なくとも1個のNCO基とを有
する]に対応する化合物を式II Mn+n[F-・(HF)m] (II) [式中、Mはn価カチオンを示し、mは≧0.1であ
る]に対応する水素ポリ弗化物オリゴマー化触媒の存在
下にオリゴマー化させることを特徴とするイミノオキサ
ジアジンジオン基を有するポリイソシアネートの製造方
法。 - 【請求項2】 オリゴマー化触媒が、式III R4 E+[F-・(HF)m] (III) [式中、EはNもしくはPを示し、Rは1〜25個の炭
素原子を有すると共に必要に応じO、Nもしくはハロゲ
ンで置換しうる同一もしくは異なる脂肪族、脂環式、芳
香脂肪族もしくは芳香族基を示す]に対応するテトラオ
ルガニル−アンモニウムもしくはホスホニウム水素ポリ
弗化物である請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 EがNを示し、Rは1〜20個の炭素原
子を有すると共に必要に応じO、Nもしくはハロゲンで
置換しうる同一もしくは異なる脂肪族、脂環式、芳香脂
肪族もしくは芳香族基を示す請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 オリゴマー化触媒が、式IV C6 H5 CH2(CH3)3 N+[F-・(HF)m] (IV) に対応するベンジル−トリメチルアンモニウム水素ポリ
弗化物である請求項1に記載の方法。 - 【請求項5】 オリゴマー化触媒が、式V R4 N+[F-・(HF)m] (V) [式中、Rは1〜20個の炭素原子を有する同一もしく
は異なる脂肪族もしくは脂環式基を示す]に対応するテ
トラ−アルキルアンモニウム水素ポリ弗化物である請求
項1に記載の方法。 - 【請求項6】 オリゴマー化触媒が、式VI R3(R′) N+[F-・(HF)m] (VI) [式中、Rは1〜15個の炭素原子を有する同一もしく
は異なる脂肪族基を示し、R′は1〜4個の炭素原子を
有する脂肪族基を示す]に対応するテトラ−アルキルア
ンモニウム水素ポリ弗化物である請求項1に記載の方
法。 - 【請求項7】 mが≧0.5である請求項1に記載の方
法。 - 【請求項8】 mが≧1.0である請求項1に記載の方
法。 - 【請求項9】 mが≧0.5である請求項2に記載の方
法。 - 【請求項10】 mが≧1.0である請求項2に記載の
方法。 - 【請求項11】 mが≧0.5である請求項3に記載の
方法。 - 【請求項12】 mが≧1.0である請求項3に記載の
方法。 - 【請求項13】 mが≧0.5である請求項4に記載の
方法。 - 【請求項14】 mが≧1.0である請求項4に記載の
方法。 - 【請求項15】 mが≧0.5である請求項5に記載の
方法。 - 【請求項16】 mが≧1.0である請求項5に記載の
方法。 - 【請求項17】 mが≧0.5である請求項6に記載の
方法。 - 【請求項18】 mが≧1.0である請求項6に記載の
方法。
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