JPH11148761A - 冷蔵庫 - Google Patents
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- JPH11148761A JPH11148761A JP31549497A JP31549497A JPH11148761A JP H11148761 A JPH11148761 A JP H11148761A JP 31549497 A JP31549497 A JP 31549497A JP 31549497 A JP31549497 A JP 31549497A JP H11148761 A JPH11148761 A JP H11148761A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2600/00—Control issues
- F25B2600/25—Control of valves
- F25B2600/2511—Evaporator distribution valves
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、冷蔵室、冷凍室をそれぞれ最適温
度内に制御するとともに省エネを図ることを目的とす
る。 【解決手段】 冷蔵室7と冷凍室8に配置した各蒸発器
15,17への冷媒流路を切り替えて冷蔵室7と冷凍室
8を交互に冷却する冷蔵庫であって、冷蔵室7と冷凍室
8の各検出温度及び各設定温度から圧縮機20の回転数
を変えて所要の冷蔵室温度と冷凍室温度に対応した蒸発
温度になるように各蒸発器15,17の蒸発温度を制御
することを特徴とする。
度内に制御するとともに省エネを図ることを目的とす
る。 【解決手段】 冷蔵室7と冷凍室8に配置した各蒸発器
15,17への冷媒流路を切り替えて冷蔵室7と冷凍室
8を交互に冷却する冷蔵庫であって、冷蔵室7と冷凍室
8の各検出温度及び各設定温度から圧縮機20の回転数
を変えて所要の冷蔵室温度と冷凍室温度に対応した蒸発
温度になるように各蒸発器15,17の蒸発温度を制御
することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵室と冷凍室の
異なる2温度帯空間にそれぞれ蒸発器を備えた冷蔵庫に
関する。
異なる2温度帯空間にそれぞれ蒸発器を備えた冷蔵庫に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に冷蔵庫は、圧縮機から吐出された
冷媒が凝縮器→絞り弁→蒸発器を通り、再び圧縮機に戻
る冷凍サイクルを構成し、冷蔵室と冷凍室の異なる2温
度空間を1つの蒸発器と1つの冷気循環ファンからなる
冷却システムで冷却している。通常、蒸発器と冷気循環
ファンからなる冷却システムは、冷凍室に配置され、蒸
発器で熱交換された冷気は、冷気循環ファンで冷気ダク
トや流路切り替え用のダンパを介して各部屋に供給さ
れ、それぞれの所定温度に冷却している。
冷媒が凝縮器→絞り弁→蒸発器を通り、再び圧縮機に戻
る冷凍サイクルを構成し、冷蔵室と冷凍室の異なる2温
度空間を1つの蒸発器と1つの冷気循環ファンからなる
冷却システムで冷却している。通常、蒸発器と冷気循環
ファンからなる冷却システムは、冷凍室に配置され、蒸
発器で熱交換された冷気は、冷気循環ファンで冷気ダク
トや流路切り替え用のダンパを介して各部屋に供給さ
れ、それぞれの所定温度に冷却している。
【0003】これに対し、冷蔵室と冷凍室に各々直列に
接続された蒸発器と冷気循環ファンを配置し、各区画室
の温度に基づいて各冷気循環ファンを制御し、冷媒の使
用量、消費電力を減少せしめ、各区画室の急速冷却を実
現しようという考えがある。このような従来の冷蔵庫の
例を図9を用いて説明する(特開平8−210753号
公報)。図9(a)において、冷蔵庫30は、相互間の
冷気混合が起こらないように、区画された冷凍室31と
冷蔵室32を有し、冷凍室31には第1蒸発器33及び
第1ファン34が設置され、冷蔵室32には第2蒸発器
35及び第2ファン36が設置されている。図9(b)
は、その冷凍サイクルであり、圧縮機37、凝縮器3
8、毛細管39、第1蒸発器33及び第2蒸発器35が
冷媒管40によって順次連結されて閉回路を形成してい
る。このように、第1蒸発器33と第2蒸発器35は直
列に連結されており、第1蒸発器33を通過した冷媒が
第2蒸発器35を通過する。したがって、圧縮機37に
おいて圧縮され、凝縮器38において凝縮され、毛細管
39において膨張した冷媒は、第1蒸発器33を通過し
ながら一部が蒸発し、第2蒸発器35を通過しながら残
りが蒸発して各区画室における熱交換機能を成す。この
後、冷媒はガス状態で再び圧縮機37に吸入されること
により冷凍サイクルを完了する。この冷凍サイクルは、
圧縮機37が駆動されるにしたがって繰り返される。ま
た、第1ファン34が第1蒸発器33の作動と共に回転
され、第2ファン36が第2蒸発器35の作動と共に回
転されて、冷凍室31及び冷蔵室32の空気が各々強制
送風され、各蒸発器33、35において熱交換される。
この冷蔵庫では、冷気ダクトや流路切り替え用のダンパ
等の構造を単純化することができる。
接続された蒸発器と冷気循環ファンを配置し、各区画室
の温度に基づいて各冷気循環ファンを制御し、冷媒の使
用量、消費電力を減少せしめ、各区画室の急速冷却を実
現しようという考えがある。このような従来の冷蔵庫の
例を図9を用いて説明する(特開平8−210753号
公報)。図9(a)において、冷蔵庫30は、相互間の
冷気混合が起こらないように、区画された冷凍室31と
冷蔵室32を有し、冷凍室31には第1蒸発器33及び
第1ファン34が設置され、冷蔵室32には第2蒸発器
35及び第2ファン36が設置されている。図9(b)
は、その冷凍サイクルであり、圧縮機37、凝縮器3
8、毛細管39、第1蒸発器33及び第2蒸発器35が
冷媒管40によって順次連結されて閉回路を形成してい
る。このように、第1蒸発器33と第2蒸発器35は直
列に連結されており、第1蒸発器33を通過した冷媒が
第2蒸発器35を通過する。したがって、圧縮機37に
おいて圧縮され、凝縮器38において凝縮され、毛細管
39において膨張した冷媒は、第1蒸発器33を通過し
ながら一部が蒸発し、第2蒸発器35を通過しながら残
りが蒸発して各区画室における熱交換機能を成す。この
後、冷媒はガス状態で再び圧縮機37に吸入されること
により冷凍サイクルを完了する。この冷凍サイクルは、
圧縮機37が駆動されるにしたがって繰り返される。ま
た、第1ファン34が第1蒸発器33の作動と共に回転
され、第2ファン36が第2蒸発器35の作動と共に回
転されて、冷凍室31及び冷蔵室32の空気が各々強制
送風され、各蒸発器33、35において熱交換される。
この冷蔵庫では、冷気ダクトや流路切り替え用のダンパ
等の構造を単純化することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
冷蔵庫では、冷蔵室及び冷凍室に配置される蒸発器は、
直列に接続されているため、どちらか一方の部屋のみを
冷却するときでも両方の蒸発器を冷却することになり、
エネルギ消費の点で問題がある。また、圧縮機運転中は
両方の蒸発器温度がほぼ同一の温度となるため、冷蔵室
への吹出し冷気温度は低く、冷蔵室内の食品へ悪影響を
及ぼすことが考えられる。さらに、圧縮機及び冷気循環
用のファンはオン・オフを繰り返す断続運転を行うた
め、各部屋の庫内温度変動が大きく、最適温度制御には
限界があった。
冷蔵庫では、冷蔵室及び冷凍室に配置される蒸発器は、
直列に接続されているため、どちらか一方の部屋のみを
冷却するときでも両方の蒸発器を冷却することになり、
エネルギ消費の点で問題がある。また、圧縮機運転中は
両方の蒸発器温度がほぼ同一の温度となるため、冷蔵室
への吹出し冷気温度は低く、冷蔵室内の食品へ悪影響を
及ぼすことが考えられる。さらに、圧縮機及び冷気循環
用のファンはオン・オフを繰り返す断続運転を行うた
め、各部屋の庫内温度変動が大きく、最適温度制御には
限界があった。
【0005】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
第1に冷蔵室、冷凍室をそれぞれ最適温度内に制御する
ことができ、第2に省エネを図ることができ、第3にサ
イクルロスを低減することができ、第4に庫内食品への
温度的影響を最小限に抑えることができる冷蔵庫を提供
することを目的とする。
第1に冷蔵室、冷凍室をそれぞれ最適温度内に制御する
ことができ、第2に省エネを図ることができ、第3にサ
イクルロスを低減することができ、第4に庫内食品への
温度的影響を最小限に抑えることができる冷蔵庫を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、冷蔵庫本体に、開閉扉をそ
れぞれ備えた庫内を多段構成し、この多段構成した庫内
を断熱仕切壁により冷蔵室と冷凍室に仕切り、この冷蔵
室と冷凍室には蒸発器及び冷気循環ファンをそれぞれ配
置するとともに前記両蒸発器は並列に接続し、その各蒸
発器への冷媒流路を切り替えて前記冷蔵室と冷凍室を交
互に冷却する冷蔵庫であって、前記冷蔵室と冷凍室の各
検出温度及び各設定温度から圧縮機の回転数を変えて所
要の冷蔵室温度と冷凍室温度に対応した蒸発温度になる
ように前記各蒸発器の蒸発温度を制御するように構成し
てなることを要旨とする。この構成により、冷蔵室と冷
凍室の各蒸発器が、その各部屋の検出温度及び設定温度
に基づいて何れか一方のみが作動するとともに、圧縮機
が各部屋の状況に合った回転数に制御されて各部屋が最
適な温度に保たれる。
に、請求項1記載の発明は、冷蔵庫本体に、開閉扉をそ
れぞれ備えた庫内を多段構成し、この多段構成した庫内
を断熱仕切壁により冷蔵室と冷凍室に仕切り、この冷蔵
室と冷凍室には蒸発器及び冷気循環ファンをそれぞれ配
置するとともに前記両蒸発器は並列に接続し、その各蒸
発器への冷媒流路を切り替えて前記冷蔵室と冷凍室を交
互に冷却する冷蔵庫であって、前記冷蔵室と冷凍室の各
検出温度及び各設定温度から圧縮機の回転数を変えて所
要の冷蔵室温度と冷凍室温度に対応した蒸発温度になる
ように前記各蒸発器の蒸発温度を制御するように構成し
てなることを要旨とする。この構成により、冷蔵室と冷
凍室の各蒸発器が、その各部屋の検出温度及び設定温度
に基づいて何れか一方のみが作動するとともに、圧縮機
が各部屋の状況に合った回転数に制御されて各部屋が最
適な温度に保たれる。
【0007】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の冷蔵庫において、前記冷蔵室と冷凍室に設けた各冷気
循環ファンは能力可変であり、その時の各部屋の検出温
度又は前記圧縮機回転数の少なくとも何れかに応じて回
転数が制御されるように構成してなることを要旨とす
る。この構成により、冷蔵室と冷凍室の各冷気循環ファ
ンが、圧縮機の能力変動等に応じて回転数が制御され、
各部屋はさらに最適な温度に保たれる。
の冷蔵庫において、前記冷蔵室と冷凍室に設けた各冷気
循環ファンは能力可変であり、その時の各部屋の検出温
度又は前記圧縮機回転数の少なくとも何れかに応じて回
転数が制御されるように構成してなることを要旨とす
る。この構成により、冷蔵室と冷凍室の各冷気循環ファ
ンが、圧縮機の能力変動等に応じて回転数が制御され、
各部屋はさらに最適な温度に保たれる。
【0008】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の冷蔵庫において、通常冷却モードでは、前記冷蔵室の
冷却運転と前記冷凍室の冷却運転の切り替えは、現在冷
却を行っている部屋の設定下限温度又は他方の部屋の設
定上限温度で行うように構成してなることを要旨とす
る。この構成により、通常冷却モードでは、冷蔵室と冷
凍室の各庫内温度は、常にその設定温度内に保たれる。
の冷蔵庫において、通常冷却モードでは、前記冷蔵室の
冷却運転と前記冷凍室の冷却運転の切り替えは、現在冷
却を行っている部屋の設定下限温度又は他方の部屋の設
定上限温度で行うように構成してなることを要旨とす
る。この構成により、通常冷却モードでは、冷蔵室と冷
凍室の各庫内温度は、常にその設定温度内に保たれる。
【0009】請求項4記載の発明は、上記請求項3記載
の冷蔵庫において、前記冷却運転の切り替えを判定する
各部屋の温度検出は、扉閉状態が1分以上経過を確認し
てから行い、扉開放時又は開放直後は行わないように構
成してなることを要旨とする。この構成により、通常冷
却モードにおいて、一時的な温度変動が冷却運転の切り
替えに悪影響を及ぼすことがなくなる。
の冷蔵庫において、前記冷却運転の切り替えを判定する
各部屋の温度検出は、扉閉状態が1分以上経過を確認し
てから行い、扉開放時又は開放直後は行わないように構
成してなることを要旨とする。この構成により、通常冷
却モードにおいて、一時的な温度変動が冷却運転の切り
替えに悪影響を及ぼすことがなくなる。
【0010】請求項5記載の発明は、上記請求項3記載
の冷蔵庫において、前記通常冷却モードの圧縮機運転周
波数は、前記冷蔵室及び冷凍室毎の前回の冷却時又は非
冷却時における庫内検出温度の下降・上昇率を含む運転
データから決定し、前記冷却運転の切り替え時に圧縮機
回転数の見直しを行うように構成してなることを要旨と
する。この構成により、通常冷却モードにおいて、その
時の冷却負荷等による異なった庫内温度状況に応じて圧
縮機運転周波数が決定され、最適な冷却運転が行われ
て、庫内の内容量が変わっても各部屋は最適な温度に保
たれる。
の冷蔵庫において、前記通常冷却モードの圧縮機運転周
波数は、前記冷蔵室及び冷凍室毎の前回の冷却時又は非
冷却時における庫内検出温度の下降・上昇率を含む運転
データから決定し、前記冷却運転の切り替え時に圧縮機
回転数の見直しを行うように構成してなることを要旨と
する。この構成により、通常冷却モードにおいて、その
時の冷却負荷等による異なった庫内温度状況に応じて圧
縮機運転周波数が決定され、最適な冷却運転が行われ
て、庫内の内容量が変わっても各部屋は最適な温度に保
たれる。
【0011】請求項6記載の発明は、上記請求項3記載
の冷蔵庫において、通常冷却モードの圧縮機運転周波数
は、冷蔵室及び冷凍室毎の前回の冷却運転が停止したと
きの庫内温度と設定下限温度の差又は冷却運転を開始す
るときの庫内温度と設定上限温度の差の何れかにより決
定し、前記冷却運転の切り替え時に圧縮機回転数の見直
しを行うように構成してなることを要旨とする。この構
成により、通常冷却モードにおいて、その時の冷却の必
要性に応じて圧縮機運転周波数が決定され、各部屋は最
適な温度に保たれる。
の冷蔵庫において、通常冷却モードの圧縮機運転周波数
は、冷蔵室及び冷凍室毎の前回の冷却運転が停止したと
きの庫内温度と設定下限温度の差又は冷却運転を開始す
るときの庫内温度と設定上限温度の差の何れかにより決
定し、前記冷却運転の切り替え時に圧縮機回転数の見直
しを行うように構成してなることを要旨とする。この構
成により、通常冷却モードにおいて、その時の冷却の必
要性に応じて圧縮機運転周波数が決定され、各部屋は最
適な温度に保たれる。
【0012】請求項7記載の発明は、上記請求項3記載
の冷蔵庫において、前記冷蔵室又は冷凍室の何れかの庫
内温度が設定上限温度に達したときには、その部屋の冷
却運転に切り替えるとともに前記圧縮機は最大周波数で
運転を開始するように構成してなることを要旨とする。
この構成により、通常冷却モードにおいて、設定上限温
度に達した部屋の庫内温度が、最適な温度に向かって早
急に冷却される。
の冷蔵庫において、前記冷蔵室又は冷凍室の何れかの庫
内温度が設定上限温度に達したときには、その部屋の冷
却運転に切り替えるとともに前記圧縮機は最大周波数で
運転を開始するように構成してなることを要旨とする。
この構成により、通常冷却モードにおいて、設定上限温
度に達した部屋の庫内温度が、最適な温度に向かって早
急に冷却される。
【0013】請求項8記載の発明は、上記請求項3記載
の冷蔵庫において、前記冷蔵室及び冷凍室毎に前記設定
上限温度より高く庫内温度として許容できる許容温度を
設け、この許容温度を超えた場合、許容温度を超えた側
の部屋を優先して冷却するように構成してなることを要
旨とする。この構成により、通常冷却モードにおいて、
例えば、熱容量が大きく温度の高いもの等が投入されて
許容温度を超えた場合、その部屋が優先冷却されて、各
部屋が設定温度内に保たれる。
の冷蔵庫において、前記冷蔵室及び冷凍室毎に前記設定
上限温度より高く庫内温度として許容できる許容温度を
設け、この許容温度を超えた場合、許容温度を超えた側
の部屋を優先して冷却するように構成してなることを要
旨とする。この構成により、通常冷却モードにおいて、
例えば、熱容量が大きく温度の高いもの等が投入されて
許容温度を超えた場合、その部屋が優先冷却されて、各
部屋が設定温度内に保たれる。
【0014】請求項9記載の発明は、上記請求項8記載
の冷蔵庫において、前記冷蔵室の冷却時間と前記冷凍室
の冷却時間に最小冷却時間を設け、前記冷蔵室と冷凍室
が共に前記許容温度を超えた場合、前記最小冷却時間毎
に冷却室を切り替えるように構成してなることを要旨と
する。この構成により、通常冷却モードにおいて、両部
屋が許容温度を超えた時は、設定された最小冷却時間毎
に冷却運転が切り替えられて各部屋が設定温度になるよ
うに制御される。
の冷蔵庫において、前記冷蔵室の冷却時間と前記冷凍室
の冷却時間に最小冷却時間を設け、前記冷蔵室と冷凍室
が共に前記許容温度を超えた場合、前記最小冷却時間毎
に冷却室を切り替えるように構成してなることを要旨と
する。この構成により、通常冷却モードにおいて、両部
屋が許容温度を超えた時は、設定された最小冷却時間毎
に冷却運転が切り替えられて各部屋が設定温度になるよ
うに制御される。
【0015】請求項10記載の発明は、上記請求項3記
載の冷蔵庫において、前記冷蔵室の冷却時間と前記冷凍
室の冷却時間に最大冷却時間を設け、前記冷蔵室と冷凍
室が共に設定温度内にあるとき、前記最大冷却時間が経
過したら冷却室を切り替えるように構成してなることを
要旨とする。この構成により、通常冷却モードにおい
て、圧縮機の運転周波数が非常に低い場合など、ある長
時間経過しても両部屋が設定温度内にあるときは、設定
された最大冷却時間毎に冷却運転の切り替えが実行さ
れ、圧縮機に連動する冷気循環ファンが運転されて両部
屋内の温度むら発生が防止される。
載の冷蔵庫において、前記冷蔵室の冷却時間と前記冷凍
室の冷却時間に最大冷却時間を設け、前記冷蔵室と冷凍
室が共に設定温度内にあるとき、前記最大冷却時間が経
過したら冷却室を切り替えるように構成してなることを
要旨とする。この構成により、通常冷却モードにおい
て、圧縮機の運転周波数が非常に低い場合など、ある長
時間経過しても両部屋が設定温度内にあるときは、設定
された最大冷却時間毎に冷却運転の切り替えが実行さ
れ、圧縮機に連動する冷気循環ファンが運転されて両部
屋内の温度むら発生が防止される。
【0016】請求項11記載の発明は、上記請求項1記
載の冷蔵庫において、電源投入時は前記冷凍室から冷却
を開始し、冷凍室温度が設定下限温度に到達した時点か
ら通常冷却モードに移行するように構成してなることを
要旨とする。この構成により、まず、冷却負荷の大きな
冷凍室用の蒸発器に冷媒が流れて圧縮機への液バックが
なくなり、効率のよい冷却運転が行われる。また、冷凍
室温度が所定の温度まで早急に下げられて、食品への温
度的悪影響が抑えられる。
載の冷蔵庫において、電源投入時は前記冷凍室から冷却
を開始し、冷凍室温度が設定下限温度に到達した時点か
ら通常冷却モードに移行するように構成してなることを
要旨とする。この構成により、まず、冷却負荷の大きな
冷凍室用の蒸発器に冷媒が流れて圧縮機への液バックが
なくなり、効率のよい冷却運転が行われる。また、冷凍
室温度が所定の温度まで早急に下げられて、食品への温
度的悪影響が抑えられる。
【0017】請求項12記載の発明は、上記請求項1記
載の冷蔵庫において、電源投入時は前記冷凍室から冷却
を開始するとともに、各室毎に段階的に設けた設定温度
到達時に前記冷蔵室と冷凍室の冷却を交互に切り替える
電源投入モードで運転するように構成してなることを要
旨とする。この構成により、上記と同様に、圧縮機への
液バックがなくなって効率のよい冷却運転が行われると
ともに、両部屋が徐々に冷却されて食品への温度的悪影
響が最小限に抑えられる。
載の冷蔵庫において、電源投入時は前記冷凍室から冷却
を開始するとともに、各室毎に段階的に設けた設定温度
到達時に前記冷蔵室と冷凍室の冷却を交互に切り替える
電源投入モードで運転するように構成してなることを要
旨とする。この構成により、上記と同様に、圧縮機への
液バックがなくなって効率のよい冷却運転が行われると
ともに、両部屋が徐々に冷却されて食品への温度的悪影
響が最小限に抑えられる。
【0018】請求項13記載の発明は、上記請求項12
記載の冷蔵庫において、前記電源投入モードで前記冷蔵
室と冷凍室を交互に冷却中にそれぞれの室温が設定温度
に到達した時点から通常冷却モードに移行するように構
成してなることを要旨とする。この構成により、冷却し
ている部屋の設定下限温度又は冷却していない部屋の設
定上限温度によって運転の切り替えが行われ、電源投入
モードから通常冷却モードに移行して各部屋が設定温度
内に保たれる。
記載の冷蔵庫において、前記電源投入モードで前記冷蔵
室と冷凍室を交互に冷却中にそれぞれの室温が設定温度
に到達した時点から通常冷却モードに移行するように構
成してなることを要旨とする。この構成により、冷却し
ている部屋の設定下限温度又は冷却していない部屋の設
定上限温度によって運転の切り替えが行われ、電源投入
モードから通常冷却モードに移行して各部屋が設定温度
内に保たれる。
【0019】請求項14記載の発明は、上記請求項11
記載の冷蔵庫において、前記電源投入時の圧縮機は、最
大周波数で運転を開始するように構成してなることを要
旨とする。この構成により、冷凍室温度が所定の温度ま
で一層早急に下げられて、食品への温度的悪影響が確実
に抑えられる。
記載の冷蔵庫において、前記電源投入時の圧縮機は、最
大周波数で運転を開始するように構成してなることを要
旨とする。この構成により、冷凍室温度が所定の温度ま
で一層早急に下げられて、食品への温度的悪影響が確実
に抑えられる。
【0020】請求項15記載の発明は、上記請求項11
記載の冷蔵庫において、前記電源投入時の圧縮機運転周
波数は、外気温度に応じて設定するように構成してなる
ことを要旨とする。この構成により、外気温度が高いと
きの圧縮機への負荷の増加が抑えられて効率のよい冷却
運転が保証される。
記載の冷蔵庫において、前記電源投入時の圧縮機運転周
波数は、外気温度に応じて設定するように構成してなる
ことを要旨とする。この構成により、外気温度が高いと
きの圧縮機への負荷の増加が抑えられて効率のよい冷却
運転が保証される。
【0021】請求項16記載の発明は、上記請求項1記
載の冷蔵庫において、前記冷蔵室と冷凍室がそれぞれ設
定温度内にあって、かつ一定時間扉開放がないとき、前
記冷蔵室の冷却と前記冷凍室の冷却の切り替えを所定の
設定時間で行う省エネモードに移行するように構成して
なることを要旨とする。この構成により、一定時間扉の
開放がないとき、庫内温度上昇は少なく、圧縮機は最低
周波数で運転される。このとき、冷却の切り替えを設定
時間で行うことで、冷却運転の切り替え回数や圧縮機停
止回数を少なくすることが可能となる。
載の冷蔵庫において、前記冷蔵室と冷凍室がそれぞれ設
定温度内にあって、かつ一定時間扉開放がないとき、前
記冷蔵室の冷却と前記冷凍室の冷却の切り替えを所定の
設定時間で行う省エネモードに移行するように構成して
なることを要旨とする。この構成により、一定時間扉の
開放がないとき、庫内温度上昇は少なく、圧縮機は最低
周波数で運転される。このとき、冷却の切り替えを設定
時間で行うことで、冷却運転の切り替え回数や圧縮機停
止回数を少なくすることが可能となる。
【0022】請求項17記載の発明は、上記請求項1記
載の冷蔵庫において、前記圧縮機の運転周波数が最低周
波数であって、前記冷蔵室と冷凍室がそれぞれ設定下限
温度に達したとき、圧縮機停止モードに移行して前記圧
縮機を停止し、その後、前記冷蔵室或いは冷凍室の何れ
かが設定温度上限を超えた場合に前記圧縮機を起動して
設定温度上限を超えた側から冷却を行うように構成して
なることを要旨とする。この構成により、両部屋が十分
に冷却され、圧縮機の運転周波数が最低周波数であると
いう条件が成り立つとき圧縮機を停止して圧縮機停止モ
ードに移行する。
載の冷蔵庫において、前記圧縮機の運転周波数が最低周
波数であって、前記冷蔵室と冷凍室がそれぞれ設定下限
温度に達したとき、圧縮機停止モードに移行して前記圧
縮機を停止し、その後、前記冷蔵室或いは冷凍室の何れ
かが設定温度上限を超えた場合に前記圧縮機を起動して
設定温度上限を超えた側から冷却を行うように構成して
なることを要旨とする。この構成により、両部屋が十分
に冷却され、圧縮機の運転周波数が最低周波数であると
いう条件が成り立つとき圧縮機を停止して圧縮機停止モ
ードに移行する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0024】図1乃至図7は、本発明の第1の実施の形
態を示す図である。本実施の形態は、冷蔵室用の蒸発器
を庫内上部に配置した例である。まず、図1、図2を用
いて、冷蔵庫の構成を説明する。図1において、1は冷
蔵庫本体であり、上より冷蔵室2、低温室3、第1冷凍
室4及び第2冷凍室5を有し、冷蔵庫本体1の庫内は上
下に仕切る断熱仕切り壁6によって、冷蔵室2と低温室
3からなる冷蔵温度帯空間7と、第1冷凍室4と第2冷
凍室5からなる冷凍温度帯空間8に区画され、さらに冷
蔵室2と低温室3は冷蔵室仕切板9で区画され、第1冷
凍室4と第2冷凍室5は冷凍室仕切板10で区画されて
いる。したがって、冷蔵室2、低温室3、第1冷凍室4
及び第2冷凍室5は、それぞれ異なる温度に冷却するこ
とが可能であり、各部屋はそれぞれの開閉扉11,1
2,13,14の開閉により食品の出し入れが行え、冷
蔵温度帯空間7と冷凍温度帯空間8は完全に独立し、各
空間の冷気が混合することがない構造となっている。冷
蔵室用蒸発器15と冷蔵室用冷気循環ファン16は冷蔵
室2の最上段奥の使い勝手の悪いとされるデッドスペー
スに配置され、冷凍室用蒸発器17と冷凍室用冷気循環
ファン18は第2冷凍室5の背面壁側に配置されてい
る。また、冷蔵庫本体1の背面側下部の機械室19に
は、能力可変圧縮機20、凝縮器21及び絞り弁22が
配置されている。図2の流路に示すように、圧縮機2
0から吐出された冷媒が、凝縮器21→絞り弁22→冷
凍室用蒸発器17を通り圧縮機20に戻る、或いは流
路に示すように、圧縮機20から吐出された冷媒が、凝
縮器21→絞り弁23→冷蔵室用蒸発器15を通り圧縮
機20に戻るという冷凍サイクルを構成している。ここ
で、との流路の切り替えは切替弁24によって行わ
れ、これにより冷凍温度帯空間8と冷蔵温度帯空間7は
交互に切り替え冷却される。このとき、能力可変圧縮機
20はそれぞれの冷却空間に応じた蒸発器温度となるよ
う運転回転数が制御される。
態を示す図である。本実施の形態は、冷蔵室用の蒸発器
を庫内上部に配置した例である。まず、図1、図2を用
いて、冷蔵庫の構成を説明する。図1において、1は冷
蔵庫本体であり、上より冷蔵室2、低温室3、第1冷凍
室4及び第2冷凍室5を有し、冷蔵庫本体1の庫内は上
下に仕切る断熱仕切り壁6によって、冷蔵室2と低温室
3からなる冷蔵温度帯空間7と、第1冷凍室4と第2冷
凍室5からなる冷凍温度帯空間8に区画され、さらに冷
蔵室2と低温室3は冷蔵室仕切板9で区画され、第1冷
凍室4と第2冷凍室5は冷凍室仕切板10で区画されて
いる。したがって、冷蔵室2、低温室3、第1冷凍室4
及び第2冷凍室5は、それぞれ異なる温度に冷却するこ
とが可能であり、各部屋はそれぞれの開閉扉11,1
2,13,14の開閉により食品の出し入れが行え、冷
蔵温度帯空間7と冷凍温度帯空間8は完全に独立し、各
空間の冷気が混合することがない構造となっている。冷
蔵室用蒸発器15と冷蔵室用冷気循環ファン16は冷蔵
室2の最上段奥の使い勝手の悪いとされるデッドスペー
スに配置され、冷凍室用蒸発器17と冷凍室用冷気循環
ファン18は第2冷凍室5の背面壁側に配置されてい
る。また、冷蔵庫本体1の背面側下部の機械室19に
は、能力可変圧縮機20、凝縮器21及び絞り弁22が
配置されている。図2の流路に示すように、圧縮機2
0から吐出された冷媒が、凝縮器21→絞り弁22→冷
凍室用蒸発器17を通り圧縮機20に戻る、或いは流
路に示すように、圧縮機20から吐出された冷媒が、凝
縮器21→絞り弁23→冷蔵室用蒸発器15を通り圧縮
機20に戻るという冷凍サイクルを構成している。ここ
で、との流路の切り替えは切替弁24によって行わ
れ、これにより冷凍温度帯空間8と冷蔵温度帯空間7は
交互に切り替え冷却される。このとき、能力可変圧縮機
20はそれぞれの冷却空間に応じた蒸発器温度となるよ
う運転回転数が制御される。
【0025】上述したように、本実施の形態の冷蔵庫
は、冷蔵室用の蒸発器15と冷凍室用の蒸発器17とは
並列に接続されており、切替弁24によってどちらか一
方のみが冷却される。このため、冷却すべき蒸発器15
又は17の体積は小さく、圧縮機20は能力の小さいも
のでよいため小型化が図れ、省エネにつながる。圧縮機
20は能力可変であるため、冷却する部屋の検出温度と
設定温度に基づきそれぞれの状況に合った回転数に制御
される。
は、冷蔵室用の蒸発器15と冷凍室用の蒸発器17とは
並列に接続されており、切替弁24によってどちらか一
方のみが冷却される。このため、冷却すべき蒸発器15
又は17の体積は小さく、圧縮機20は能力の小さいも
のでよいため小型化が図れ、省エネにつながる。圧縮機
20は能力可変であるため、冷却する部屋の検出温度と
設定温度に基づきそれぞれの状況に合った回転数に制御
される。
【0026】次に、上述のように構成された冷蔵庫の各
制御法及びその効果を(A)〜(Q)の順に説明する。
制御法及びその効果を(A)〜(Q)の順に説明する。
【0027】(A)冷蔵温度帯空間7と冷凍温度帯空間
8の各検出温度と各設定温度から圧縮機20の回転数を
変えて冷蔵温度帯空間7と冷凍温度帯空間8に適した蒸
発温度になるよう各蒸発器15,17の蒸発温度を制御
する。
8の各検出温度と各設定温度から圧縮機20の回転数を
変えて冷蔵温度帯空間7と冷凍温度帯空間8に適した蒸
発温度になるよう各蒸発器15,17の蒸発温度を制御
する。
【0028】冷蔵室用の蒸発器15と冷凍室用の蒸発器
17が、その各部屋の検出温度と設定温度に基づいて何
れか一方のみが作動するとともに圧縮機20が各部屋の
状況に合った回転数に制御される。このため、各部屋は
最適な温度に保たれる。また、能力可変の圧縮機20を
用い低回転数で運転できるため、圧縮機運転時間が長く
なり、断続の回数が減ることによってサイクルロスを低
減することができる。
17が、その各部屋の検出温度と設定温度に基づいて何
れか一方のみが作動するとともに圧縮機20が各部屋の
状況に合った回転数に制御される。このため、各部屋は
最適な温度に保たれる。また、能力可変の圧縮機20を
用い低回転数で運転できるため、圧縮機運転時間が長く
なり、断続の回数が減ることによってサイクルロスを低
減することができる。
【0029】(B)冷蔵室用冷気循環ファン16及び冷
凍室用冷気循環ファン18は能力可変であり、その時の
各部屋の検出温度や圧縮機20の回転数に応じて回転数
が制御される。
凍室用冷気循環ファン18は能力可変であり、その時の
各部屋の検出温度や圧縮機20の回転数に応じて回転数
が制御される。
【0030】冷蔵室用冷気循環ファン16と冷凍室用冷
気循環ファン18はそれぞれ能力可変であり、例えば圧
縮機20の能力変動に合わせて回転数を変えることや、
急速冷凍運転・省エネ運転など、必要に応じて回転数が
変えられる。したがって、庫内の最適温度制御を図るこ
とや省エネを図ることができる。
気循環ファン18はそれぞれ能力可変であり、例えば圧
縮機20の能力変動に合わせて回転数を変えることや、
急速冷凍運転・省エネ運転など、必要に応じて回転数が
変えられる。したがって、庫内の最適温度制御を図るこ
とや省エネを図ることができる。
【0031】(C)通常冷却モードでは、冷蔵温度帯空
間7の冷却運転と冷凍温度帯空間8の冷却運転の切り替
えは、現在冷却を行っている部屋の設定下限温度又は他
方の部屋の設定上限温度で行う。
間7の冷却運転と冷凍温度帯空間8の冷却運転の切り替
えは、現在冷却を行っている部屋の設定下限温度又は他
方の部屋の設定上限温度で行う。
【0032】図3に示すように、冷蔵温度帯空間7及び
冷凍温度帯空間8に、それぞれ目標とする温度に対し、
ある幅を持たせた温度帯を設定し、その温度帯を設定温
度帯とする。両室の庫内温度は常にその設定温度内に保
つことが望ましい。通常冷却時は、冷蔵温度帯空間7と
冷凍温度帯空間8のうち冷却運転を行っている部屋の温
度が設定温度帯の下限温度に達したときに、もう一方の
部屋の冷却運転に切り替える(t1 )。又は、冷却運転
を行っていない部屋の温度が設定温度帯の上限温度に達
したときは、冷却中の部屋の温度が設定下限温度に達し
ていなくても、上限温度に達した部屋の冷却運転に切り
替える(t2 )。この制御により、通常冷却モードで冷
却運転を行っているとき、冷蔵温度帯空間7、冷凍温度
帯空間8ともに設定温度からずれることなく、常に目的
とする温度を保つことができる。そして庫内の温度変動
は小さく、食品への温度的悪影響がない。
冷凍温度帯空間8に、それぞれ目標とする温度に対し、
ある幅を持たせた温度帯を設定し、その温度帯を設定温
度帯とする。両室の庫内温度は常にその設定温度内に保
つことが望ましい。通常冷却時は、冷蔵温度帯空間7と
冷凍温度帯空間8のうち冷却運転を行っている部屋の温
度が設定温度帯の下限温度に達したときに、もう一方の
部屋の冷却運転に切り替える(t1 )。又は、冷却運転
を行っていない部屋の温度が設定温度帯の上限温度に達
したときは、冷却中の部屋の温度が設定下限温度に達し
ていなくても、上限温度に達した部屋の冷却運転に切り
替える(t2 )。この制御により、通常冷却モードで冷
却運転を行っているとき、冷蔵温度帯空間7、冷凍温度
帯空間8ともに設定温度からずれることなく、常に目的
とする温度を保つことができる。そして庫内の温度変動
は小さく、食品への温度的悪影響がない。
【0033】(D)冷却運転の切り替えを判定する庫内
の温度検出は扉閉状態が1分以上経過を確認してから行
い、扉開放時又は開放直後は行わない。
の温度検出は扉閉状態が1分以上経過を確認してから行
い、扉開放時又は開放直後は行わない。
【0034】各部屋とも扉の開閉直後は庫外の空気が入
り込み、一時的に庫内温度は上昇する。しかし、これは
一瞬であり、冷蔵庫本体1や中の食品等の熱容量が大き
いために直ぐに元の庫内温度に戻る。この一瞬の温度の
上昇変化が冷却運転の切り替えに影響を与えないため
に、扉を閉めて約1分経過までは、また扉開放中は、運
転切り替えのための庫内温度検出を行わない。この制御
により、一時的な温度変動が冷却運転の切り替えに悪影
響を及ぼすことなく、安定した庫内温度制御を行うこと
ができる。
り込み、一時的に庫内温度は上昇する。しかし、これは
一瞬であり、冷蔵庫本体1や中の食品等の熱容量が大き
いために直ぐに元の庫内温度に戻る。この一瞬の温度の
上昇変化が冷却運転の切り替えに影響を与えないため
に、扉を閉めて約1分経過までは、また扉開放中は、運
転切り替えのための庫内温度検出を行わない。この制御
により、一時的な温度変動が冷却運転の切り替えに悪影
響を及ぼすことなく、安定した庫内温度制御を行うこと
ができる。
【0035】(E)通常冷却モードの圧縮機運転周波数
は、冷蔵温度帯空間7及び冷凍温度帯空間8毎の前回の
冷却時又は非冷却時における庫内検出温度の下降・上昇
率等の運転データから決定し、冷却運転の切り替え時に
圧縮機回転数の見直しを行う。
は、冷蔵温度帯空間7及び冷凍温度帯空間8毎の前回の
冷却時又は非冷却時における庫内検出温度の下降・上昇
率等の運転データから決定し、冷却運転の切り替え時に
圧縮機回転数の見直しを行う。
【0036】庫内温度の下降・上昇率に対応した圧縮機
運転周波数を予め決定しておき、その時の温度データに
よりそれに応じた圧縮機運転周波数が選択される。冷却
運転の切り替えと同時にその周波数での圧縮機運転が開
始される。冷却時の温度下降や非冷却時の温度上昇カー
ブは、庫内の内容量によって異なる。例えば、熱容量が
大きく温度の高いものが投入されると、その部屋の温度
は急激に上昇し、冷却運転が行われる。しかし、投入さ
れたものの熱容量が大きいために、前回までの圧縮機周
波数で冷却運転を行っても所定の温度まで冷却するには
大変時間がかかることが予想される。このとき、温度上
昇率の大きさから圧縮機20の運転周波数を大きくする
必要があると判断し、高回転数での冷却運転を行う。こ
の制御により、その時の冷却負荷により異なる庫内温度
状況に応じて圧縮機回転数が決定されるため、無駄のな
い最適な冷却運転が行われ、省エネを図ることができ
る。また、庫内の温度変動を低減することができる。
運転周波数を予め決定しておき、その時の温度データに
よりそれに応じた圧縮機運転周波数が選択される。冷却
運転の切り替えと同時にその周波数での圧縮機運転が開
始される。冷却時の温度下降や非冷却時の温度上昇カー
ブは、庫内の内容量によって異なる。例えば、熱容量が
大きく温度の高いものが投入されると、その部屋の温度
は急激に上昇し、冷却運転が行われる。しかし、投入さ
れたものの熱容量が大きいために、前回までの圧縮機周
波数で冷却運転を行っても所定の温度まで冷却するには
大変時間がかかることが予想される。このとき、温度上
昇率の大きさから圧縮機20の運転周波数を大きくする
必要があると判断し、高回転数での冷却運転を行う。こ
の制御により、その時の冷却負荷により異なる庫内温度
状況に応じて圧縮機回転数が決定されるため、無駄のな
い最適な冷却運転が行われ、省エネを図ることができ
る。また、庫内の温度変動を低減することができる。
【0037】(F)通常冷却モードの圧縮機運転周波数
は、冷蔵温度帯空間7及び冷凍温度帯空間8毎の前回の
冷却運転が停止したときの庫内温度と設定下限温度の
差、或いは冷却運転を開始するときの庫内温度と設定上
限温度の差により決定し、冷却運転の切り替え時に圧縮
機回転数の見直しを行う。
は、冷蔵温度帯空間7及び冷凍温度帯空間8毎の前回の
冷却運転が停止したときの庫内温度と設定下限温度の
差、或いは冷却運転を開始するときの庫内温度と設定上
限温度の差により決定し、冷却運転の切り替え時に圧縮
機回転数の見直しを行う。
【0038】通常冷却モードでは、冷却中の部屋の庫内
温度が設定下限温度に達したとき、或いは冷却を行って
いない部屋の庫内温度が設定上限温度に達したときに冷
却室の切り替えを行うが、どちらか一方の部屋が設定温
度に達して運転が切り替わった時点で、もう一方の部屋
は別の設定温度には達していない。この時の上限又は下
限設定温度までの差により次の冷却運転時の圧縮機周波
数を決定する。即ち、例えば図4に示すように、ある一
方の部屋を冷却中に庫内温度が設定下限温度に達したと
きに冷却運転が切り替わるが、これから冷却を行うもう
一方の部屋の庫内温度はまだ設定上限温度には達しては
いない(t3 )。この時の庫内温度と設定上限温度との
差(R)の大きさによりその後の冷却運転時の圧縮機周
波数を決める。設定上限温度と現在の庫内温度の差が大
きいときは早急な冷却は必要ないと判断し、圧縮機回転
数は小さく、差が小さいときは早急な冷却が必要と判断
し、圧縮機回転数は大きくなる。この温度差の大きさに
より、段階的に圧縮機回転数を予め決定しておく。この
制御により、その時の冷却の必要性に応じた冷却が行わ
れる。早急な冷却が必要ないときは、圧縮機20は低回
転で無駄のない運転となり、省エネを図ることができ
る。また、大きな冷却力を必要とするときは、圧縮機2
0は高回転で運転し、庫内温度上昇を抑え、温度変動を
低減できる。
温度が設定下限温度に達したとき、或いは冷却を行って
いない部屋の庫内温度が設定上限温度に達したときに冷
却室の切り替えを行うが、どちらか一方の部屋が設定温
度に達して運転が切り替わった時点で、もう一方の部屋
は別の設定温度には達していない。この時の上限又は下
限設定温度までの差により次の冷却運転時の圧縮機周波
数を決定する。即ち、例えば図4に示すように、ある一
方の部屋を冷却中に庫内温度が設定下限温度に達したと
きに冷却運転が切り替わるが、これから冷却を行うもう
一方の部屋の庫内温度はまだ設定上限温度には達しては
いない(t3 )。この時の庫内温度と設定上限温度との
差(R)の大きさによりその後の冷却運転時の圧縮機周
波数を決める。設定上限温度と現在の庫内温度の差が大
きいときは早急な冷却は必要ないと判断し、圧縮機回転
数は小さく、差が小さいときは早急な冷却が必要と判断
し、圧縮機回転数は大きくなる。この温度差の大きさに
より、段階的に圧縮機回転数を予め決定しておく。この
制御により、その時の冷却の必要性に応じた冷却が行わ
れる。早急な冷却が必要ないときは、圧縮機20は低回
転で無駄のない運転となり、省エネを図ることができ
る。また、大きな冷却力を必要とするときは、圧縮機2
0は高回転で運転し、庫内温度上昇を抑え、温度変動を
低減できる。
【0039】(G)冷蔵温度帯空間7又は冷凍温度帯空
間8の何れかの庫内温度が設定上限温度に達したときに
は、その部屋の冷却運転に切り替え、この時、圧縮機2
0は最大周波数で運転を開始する。
間8の何れかの庫内温度が設定上限温度に達したときに
は、その部屋の冷却運転に切り替え、この時、圧縮機2
0は最大周波数で運転を開始する。
【0040】通常冷却モードでは、冷却中の部屋の庫内
温度が設定下限温度に達したとき、或いは、冷却を行っ
ていない部屋の庫内温度が設定上限温度に達したときに
冷却運転の切り替えを行うが、このうち、庫内温度が設
定上限温度に達してその部屋の冷却運転に切り替わる場
合、その部屋の冷却を早急に行う必要があるため、圧縮
機は最大周波数で運転を開始する。この制御により、設
定上限温度に達してしまった高い庫内温度を早急に冷却
できるため、より早く目的の庫内温度にすることができ
る。
温度が設定下限温度に達したとき、或いは、冷却を行っ
ていない部屋の庫内温度が設定上限温度に達したときに
冷却運転の切り替えを行うが、このうち、庫内温度が設
定上限温度に達してその部屋の冷却運転に切り替わる場
合、その部屋の冷却を早急に行う必要があるため、圧縮
機は最大周波数で運転を開始する。この制御により、設
定上限温度に達してしまった高い庫内温度を早急に冷却
できるため、より早く目的の庫内温度にすることができ
る。
【0041】(H)冷蔵温度帯空間7及び冷凍温度帯空
間8毎に、設定温度の上限値より高く、庫内温度として
許容できる許容温度を設け、許容温度を超えた場合、許
容温度が超えた側を優先して冷却する。
間8毎に、設定温度の上限値より高く、庫内温度として
許容できる許容温度を設け、許容温度を超えた場合、許
容温度が超えた側を優先して冷却する。
【0042】通常冷却モードでは、冷却している部屋の
庫内温度が設定下限温度に達したとき、或いは、冷却し
ていない部屋の庫内温度が設定上限温度に達したとき
に、冷却する部屋を切り替える。しかし、例えば、両室
に熱容量が大きく温度の高いものが投入されると両室と
もその設定上限温度を超えることがある。このため、図
5に示すように、設定上限温度よりもさらに高い許容温
度を部屋毎に設定しておき、庫内検出温度がこの許容温
度を超えたときにはその部屋の冷却運転を優先して行
う。この制御により、早急な冷却運転の必要性に応じて
冷却運転を優先的に行うため、庫内温度変動を抑えるこ
とができる。
庫内温度が設定下限温度に達したとき、或いは、冷却し
ていない部屋の庫内温度が設定上限温度に達したとき
に、冷却する部屋を切り替える。しかし、例えば、両室
に熱容量が大きく温度の高いものが投入されると両室と
もその設定上限温度を超えることがある。このため、図
5に示すように、設定上限温度よりもさらに高い許容温
度を部屋毎に設定しておき、庫内検出温度がこの許容温
度を超えたときにはその部屋の冷却運転を優先して行
う。この制御により、早急な冷却運転の必要性に応じて
冷却運転を優先的に行うため、庫内温度変動を抑えるこ
とができる。
【0043】(I)冷蔵温度帯空間7の冷却時間と冷凍
温度帯空間8の冷却時間に最小冷却時間を設け、冷蔵温
度帯空間7と冷凍温度帯空間8がともに許容温度を超え
た場合、最小冷却時間毎に冷却運転を切り替える。
温度帯空間8の冷却時間に最小冷却時間を設け、冷蔵温
度帯空間7と冷凍温度帯空間8がともに許容温度を超え
た場合、最小冷却時間毎に冷却運転を切り替える。
【0044】冷蔵温度帯空間7、冷凍温度帯空間8とも
に許容温度を超えたとき、両室を冷却する必要がある
が、切り替え冷却運転のため、どちらか一方の冷却とな
る。このとき、両室の庫内温度とも許容温度近傍にある
場合、冷却運転の切り替えが頻繁に起こることになり、
ハンチングを起こしたり、切り替えの際にはサイクルロ
スが生じるが、これが増大することとなる。これらを防
止するため、図6に示すように、運転を切り替えてから
例えば10分間はその運転を継続する、といった最小冷
却時間(Tmin )を設け、両室を早急に冷却する必要が
ある場合は、最小冷却時間毎に冷却運転を切り替える。
この制御により、冷却運転切り替えの制御がハンチング
を起こすことを防止し、安定した切り替え制御を行うこ
とができ、また、冷却運転切り替えの際に生じるサイク
ルロスを最小限に抑えることができる。
に許容温度を超えたとき、両室を冷却する必要がある
が、切り替え冷却運転のため、どちらか一方の冷却とな
る。このとき、両室の庫内温度とも許容温度近傍にある
場合、冷却運転の切り替えが頻繁に起こることになり、
ハンチングを起こしたり、切り替えの際にはサイクルロ
スが生じるが、これが増大することとなる。これらを防
止するため、図6に示すように、運転を切り替えてから
例えば10分間はその運転を継続する、といった最小冷
却時間(Tmin )を設け、両室を早急に冷却する必要が
ある場合は、最小冷却時間毎に冷却運転を切り替える。
この制御により、冷却運転切り替えの制御がハンチング
を起こすことを防止し、安定した切り替え制御を行うこ
とができ、また、冷却運転切り替えの際に生じるサイク
ルロスを最小限に抑えることができる。
【0045】(J)冷蔵温度帯空間7の冷却時間と冷凍
温度帯空間8の冷却時間に最大冷却時間を設け、冷蔵温
度帯空間7と冷凍温度帯空間8がともに設定温度内にあ
るとき、最大冷却時間が経過したら冷却運転を切り替え
る。
温度帯空間8の冷却時間に最大冷却時間を設け、冷蔵温
度帯空間7と冷凍温度帯空間8がともに設定温度内にあ
るとき、最大冷却時間が経過したら冷却運転を切り替え
る。
【0046】圧縮機20の運転周波数が非常に低いと
き、長時間経過しても冷却室側の庫内温度が設定下限温
度に達しなかったり、他方の部屋の温度上昇が小さく設
定上限温度に達しないために、冷却運転が切り替わらな
いことがある。このため、図7に示すように、各部屋の
冷却時間に最大冷却時間(Tmax )を受け、その時間が
経過したときには、冷却室の庫内温度が設定下限温度に
達していなくても、又は他方の庫内温度が設定上限温度
に達していなくても、冷却運転を切り替える。この制御
により、冷気循環ファンは圧縮機20に連動して運転し
ているが、長時間冷却が行われない部屋はその間、冷気
の循環が止まっている。庫内のある部分に設けた庫内温
度検出装置によって庫内温度を検出しているが、非冷却
時の部屋内は長時間冷気の循環がないことにより、温度
むらが生じている可能性がある。例えば、冷凍温度帯空
間8の冷却が長時間行われた場合、その間、冷蔵温度帯
空間7内の冷気の循環は止まり、自然対流によって冷気
は下降し、最上段の温度は目的とする温度からずれてし
まうことがある。ある一定時間で冷却運転を切り替える
ことにより、これらの庫内の温度むらが生じることを防
止し、庫内の温度上昇を抑えることができる。また、小
さい回転数で圧縮機20を運転し過ぎると潤滑油が圧縮
機20内に行き渡らず、圧縮機20の故障の原因となる
が、ある一定時間で冷却運転を切り替えることにより、
圧縮機20の運転状況が変わるため、低回転での長時間
運転は防止され、圧縮機20の故障を防止できる。
き、長時間経過しても冷却室側の庫内温度が設定下限温
度に達しなかったり、他方の部屋の温度上昇が小さく設
定上限温度に達しないために、冷却運転が切り替わらな
いことがある。このため、図7に示すように、各部屋の
冷却時間に最大冷却時間(Tmax )を受け、その時間が
経過したときには、冷却室の庫内温度が設定下限温度に
達していなくても、又は他方の庫内温度が設定上限温度
に達していなくても、冷却運転を切り替える。この制御
により、冷気循環ファンは圧縮機20に連動して運転し
ているが、長時間冷却が行われない部屋はその間、冷気
の循環が止まっている。庫内のある部分に設けた庫内温
度検出装置によって庫内温度を検出しているが、非冷却
時の部屋内は長時間冷気の循環がないことにより、温度
むらが生じている可能性がある。例えば、冷凍温度帯空
間8の冷却が長時間行われた場合、その間、冷蔵温度帯
空間7内の冷気の循環は止まり、自然対流によって冷気
は下降し、最上段の温度は目的とする温度からずれてし
まうことがある。ある一定時間で冷却運転を切り替える
ことにより、これらの庫内の温度むらが生じることを防
止し、庫内の温度上昇を抑えることができる。また、小
さい回転数で圧縮機20を運転し過ぎると潤滑油が圧縮
機20内に行き渡らず、圧縮機20の故障の原因となる
が、ある一定時間で冷却運転を切り替えることにより、
圧縮機20の運転状況が変わるため、低回転での長時間
運転は防止され、圧縮機20の故障を防止できる。
【0047】(K)電源投入時は冷凍温度帯空間8から
冷却を開始し、冷凍温度帯空間8の温度が設定下限温度
に到達した時点から通常冷却モードに移行する。
冷却を開始し、冷凍温度帯空間8の温度が設定下限温度
に到達した時点から通常冷却モードに移行する。
【0048】冷蔵庫購入時、或いは停電直後などの電源
投入時は、まず冷凍温度帯空間8から冷却運転を始め
る。その後、冷凍温度帯空間8の温度が設定下限温度に
到達するまで切り替えは行わず冷凍温度帯空間8の冷却
を行い、設定下限温度に到達したときに冷却運転を冷蔵
温度帯空間7に切り替え、これにより通常冷却モードに
よる運転を行う。この制御により、冷蔵庫起動は、冷凍
温度帯空間8の冷却から運転を開始することで、冷却負
荷の大きな冷凍室用蒸発器17に冷媒が流れることにな
り、液の状態で冷媒が圧縮機20に戻るといったことが
なくなり、良好な効率の冷却運転が得られる。また、冷
凍室と冷蔵室に保存された食品への温度上昇の影響を考
慮すると、冷凍温度帯空間8の庫内温度を所定の温度ま
で早急に下げることが望ましい。冷凍温度帯空間8を優
先して冷却することにより、食品への温度的悪影響を最
小限に抑えることができる。
投入時は、まず冷凍温度帯空間8から冷却運転を始め
る。その後、冷凍温度帯空間8の温度が設定下限温度に
到達するまで切り替えは行わず冷凍温度帯空間8の冷却
を行い、設定下限温度に到達したときに冷却運転を冷蔵
温度帯空間7に切り替え、これにより通常冷却モードに
よる運転を行う。この制御により、冷蔵庫起動は、冷凍
温度帯空間8の冷却から運転を開始することで、冷却負
荷の大きな冷凍室用蒸発器17に冷媒が流れることにな
り、液の状態で冷媒が圧縮機20に戻るといったことが
なくなり、良好な効率の冷却運転が得られる。また、冷
凍室と冷蔵室に保存された食品への温度上昇の影響を考
慮すると、冷凍温度帯空間8の庫内温度を所定の温度ま
で早急に下げることが望ましい。冷凍温度帯空間8を優
先して冷却することにより、食品への温度的悪影響を最
小限に抑えることができる。
【0049】(L)電源投入時は冷凍温度帯空間8から
冷却を開始し、各室毎に段階的に設けた設定温度到達時
に冷蔵温度帯空間7と冷凍温度帯空間8の冷却を交互に
切り替える電源投入モードで運転する。
冷却を開始し、各室毎に段階的に設けた設定温度到達時
に冷蔵温度帯空間7と冷凍温度帯空間8の冷却を交互に
切り替える電源投入モードで運転する。
【0050】電源投入時は、まず冷凍温度帯空間8から
冷却運転を始める。設定温度に到達するまでの間にいく
つかの運転切り替えのための温度を部屋毎に段階的に設
けておき、その温度に到達していく度に他方への冷却運
転を切り替えて、両室を徐々に冷却していく。この制御
により、冷蔵庫起動は、冷凍温度帯空間8の冷却運転か
ら開始することで、冷却負荷の大きな冷凍室用蒸発器1
7に冷媒が流れることになり、液の状態で冷媒が圧縮機
20の戻るといったことがなくなり、良好な効率の冷却
運転が得られる。冷却運転は、両室の温度を徐々に下げ
ていくために、どちらか一方の部屋が暫くの間全く冷え
ないといった問題を防止できる。
冷却運転を始める。設定温度に到達するまでの間にいく
つかの運転切り替えのための温度を部屋毎に段階的に設
けておき、その温度に到達していく度に他方への冷却運
転を切り替えて、両室を徐々に冷却していく。この制御
により、冷蔵庫起動は、冷凍温度帯空間8の冷却運転か
ら開始することで、冷却負荷の大きな冷凍室用蒸発器1
7に冷媒が流れることになり、液の状態で冷媒が圧縮機
20の戻るといったことがなくなり、良好な効率の冷却
運転が得られる。冷却運転は、両室の温度を徐々に下げ
ていくために、どちらか一方の部屋が暫くの間全く冷え
ないといった問題を防止できる。
【0051】(M)電源投入モードで冷蔵温度帯空間7
と冷凍温度帯空間8を交互に冷却中にそれぞれの室温が
設定温度に到達した時点から通常冷却モードに移行す
る。
と冷凍温度帯空間8を交互に冷却中にそれぞれの室温が
設定温度に到達した時点から通常冷却モードに移行す
る。
【0052】制御法(L)に示した電源投入モードで冷
却運転を行い、両室は徐々に冷却が進み、それぞれの庫
内温度は設定温度に達する。この時点より、冷却してい
る部屋の設定下限温度又は、冷却していない部屋の設定
上限温度によって冷却運転の切り替えを行う通常冷却モ
ードにより運転を行う。この制御により、設定温度に達
したところで通常冷却モードに切り替えることにより、
両室を良好な庫内温度に保つことができる。
却運転を行い、両室は徐々に冷却が進み、それぞれの庫
内温度は設定温度に達する。この時点より、冷却してい
る部屋の設定下限温度又は、冷却していない部屋の設定
上限温度によって冷却運転の切り替えを行う通常冷却モ
ードにより運転を行う。この制御により、設定温度に達
したところで通常冷却モードに切り替えることにより、
両室を良好な庫内温度に保つことができる。
【0053】(N)電源投入時の圧縮機20は、最大周
波数で運転を開始する。
波数で運転を開始する。
【0054】冷蔵庫本体1の起動は、能力可変圧縮機2
0を最大回転数で運転する。この制御により、冷蔵庫本
体1の起動時は、圧縮機20を最大回転数で運転するこ
とで、早急に冷却を行うことができる。
0を最大回転数で運転する。この制御により、冷蔵庫本
体1の起動時は、圧縮機20を最大回転数で運転するこ
とで、早急に冷却を行うことができる。
【0055】(O)電源投入時の圧縮機運転周波数は、
外気温度に応じて設定する。
外気温度に応じて設定する。
【0056】冷蔵庫本体1の起動時、特に冷蔵庫が設置
された外気の温度が高いときには、冷却負荷が大きく、
圧縮機20の温度が急激に上昇する。このため、外気温
度が設定外気温度よりも高いときには、最大周波数より
も低い周波数で圧縮機20の運転を行う。この制御によ
り、圧縮機20の負荷を小さくすることで、圧縮機温度
が起動時に急激に上昇し過ぎることがなくなり、圧縮機
20の故障を防止できる。
された外気の温度が高いときには、冷却負荷が大きく、
圧縮機20の温度が急激に上昇する。このため、外気温
度が設定外気温度よりも高いときには、最大周波数より
も低い周波数で圧縮機20の運転を行う。この制御によ
り、圧縮機20の負荷を小さくすることで、圧縮機温度
が起動時に急激に上昇し過ぎることがなくなり、圧縮機
20の故障を防止できる。
【0057】(P)冷蔵温度帯空間7と冷凍温度帯空間
8がそれぞれ設定温度内にあって、かつ一定時間扉開放
がないとき、冷蔵温度帯空間7の冷却と冷凍温度帯空間
8の冷却の切り替えを設定時間で行う省エネモードに移
行する。
8がそれぞれ設定温度内にあって、かつ一定時間扉開放
がないとき、冷蔵温度帯空間7の冷却と冷凍温度帯空間
8の冷却の切り替えを設定時間で行う省エネモードに移
行する。
【0058】外気温度がある温度以下で、冷蔵温度帯空
間7と冷凍温度帯空間8の庫内温度は設定温度以内にあ
り、かつ一定時間扉の開放がないときは、庫内温度の上
昇は少なく、圧縮機20は最低周波数で運転される。こ
の条件が満たされないとき、これまでの通常冷却モード
から省エネモードに移行し冷却運転を行う。省エネモー
ドでは、設定上限温度や設定下限温度による冷却運転の
切り替えは行わず、予め設定した設定時間で冷却運転の
切り替えを行う。圧縮機周波数はその時の外気温度によ
って異なる予め設定された周波数で運転される。この制
御により、扉開閉のないときは庫内の温度変動が小さい
ため、圧縮機20の運転回転数を小さくして省エネを図
る。また、圧縮機20の回転数が小さく、設定時間で運
転切り替えを行うため、冷却運転の切り替え回数や、圧
縮機停止回数が少なくなり、冷媒流路切り替えに伴うサ
イクルロスが低減できる。
間7と冷凍温度帯空間8の庫内温度は設定温度以内にあ
り、かつ一定時間扉の開放がないときは、庫内温度の上
昇は少なく、圧縮機20は最低周波数で運転される。こ
の条件が満たされないとき、これまでの通常冷却モード
から省エネモードに移行し冷却運転を行う。省エネモー
ドでは、設定上限温度や設定下限温度による冷却運転の
切り替えは行わず、予め設定した設定時間で冷却運転の
切り替えを行う。圧縮機周波数はその時の外気温度によ
って異なる予め設定された周波数で運転される。この制
御により、扉開閉のないときは庫内の温度変動が小さい
ため、圧縮機20の運転回転数を小さくして省エネを図
る。また、圧縮機20の回転数が小さく、設定時間で運
転切り替えを行うため、冷却運転の切り替え回数や、圧
縮機停止回数が少なくなり、冷媒流路切り替えに伴うサ
イクルロスが低減できる。
【0059】(Q)圧縮機運転周波数が最低周波数であ
って、冷蔵温度帯空間7と冷凍温度帯空間8がそれぞれ
設定下限温度に達したとき、圧縮機停止モードに移行し
て圧縮機20を停止し、その後、冷蔵温度帯空間7或い
は冷凍温度帯空間8の何れかが設定温度上限を超えた場
合に圧縮機20を起動して設定温度上限を超えた側から
冷却を行う。
って、冷蔵温度帯空間7と冷凍温度帯空間8がそれぞれ
設定下限温度に達したとき、圧縮機停止モードに移行し
て圧縮機20を停止し、その後、冷蔵温度帯空間7或い
は冷凍温度帯空間8の何れかが設定温度上限を超えた場
合に圧縮機20を起動して設定温度上限を超えた側から
冷却を行う。
【0060】冷蔵温度帯空間7と冷凍温度帯空間8の庫
内温度が双方とも十分に冷却され設定下限温度に達し、
そのときの圧縮機運転周波数が最低周波数であるときは
圧縮機20を停止する。圧縮機停止後は、双方の部屋と
も徐々に庫内温度は上昇していくが、どちらかの庫内温
度が設定上限温度に達したときに圧縮機20の運転を開
始し、設定上限温度に達した部屋から冷却運転を行う。
この制御により、冷蔵温度帯空間7と冷凍温度帯空間8
の双方とも十分に冷却され、圧縮機周波数が最小である
という条件が成り立って初めて圧縮機20が停止する。
このため、圧縮機20の停止回数が少なくなり、サイク
ルロスが低減できる。
内温度が双方とも十分に冷却され設定下限温度に達し、
そのときの圧縮機運転周波数が最低周波数であるときは
圧縮機20を停止する。圧縮機停止後は、双方の部屋と
も徐々に庫内温度は上昇していくが、どちらかの庫内温
度が設定上限温度に達したときに圧縮機20の運転を開
始し、設定上限温度に達した部屋から冷却運転を行う。
この制御により、冷蔵温度帯空間7と冷凍温度帯空間8
の双方とも十分に冷却され、圧縮機周波数が最小である
という条件が成り立って初めて圧縮機20が停止する。
このため、圧縮機20の停止回数が少なくなり、サイク
ルロスが低減できる。
【0061】図8には、本発明の第2の実施の形態を示
す。本実施の形態は、冷蔵室用蒸発器15及び冷蔵室用
冷気循環ファン16を冷蔵温度帯空間7内の最も低温度
となる底部に配置したものである。冷凍サイクルの構成
及び作用、効果は、上記第1の実施の形態と略同様であ
る。
す。本実施の形態は、冷蔵室用蒸発器15及び冷蔵室用
冷気循環ファン16を冷蔵温度帯空間7内の最も低温度
となる底部に配置したものである。冷凍サイクルの構成
及び作用、効果は、上記第1の実施の形態と略同様であ
る。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、各蒸発器への冷媒流路を切り替えて冷蔵室
と冷凍室を交互に冷却する冷蔵庫であって、前記冷蔵室
と冷凍室の各検出温度及び各設定温度から圧縮機の回転
数を変えて所要の冷蔵室温度と冷凍室温度に対応した蒸
発温度になるように前記各蒸発器の蒸発温度を制御する
ようにしたため、冷蔵室と冷凍室の各蒸発器の何れか一
方のみが作動するとともに、圧縮機が各部屋の状況に合
った回転数に制御されて各部屋を最適な温度に保つこと
ができる。各蒸発器は一方の部屋のみを冷却するので体
積は小さいものでよく、圧縮機も能力の小さいものでよ
いので省エネを図ることができる。また、圧縮機は低回
転数で運転できるため、運転時間が長くなり、断続の回
数が減ることでサイクルロスを低減することができる。
明によれば、各蒸発器への冷媒流路を切り替えて冷蔵室
と冷凍室を交互に冷却する冷蔵庫であって、前記冷蔵室
と冷凍室の各検出温度及び各設定温度から圧縮機の回転
数を変えて所要の冷蔵室温度と冷凍室温度に対応した蒸
発温度になるように前記各蒸発器の蒸発温度を制御する
ようにしたため、冷蔵室と冷凍室の各蒸発器の何れか一
方のみが作動するとともに、圧縮機が各部屋の状況に合
った回転数に制御されて各部屋を最適な温度に保つこと
ができる。各蒸発器は一方の部屋のみを冷却するので体
積は小さいものでよく、圧縮機も能力の小さいものでよ
いので省エネを図ることができる。また、圧縮機は低回
転数で運転できるため、運転時間が長くなり、断続の回
数が減ることでサイクルロスを低減することができる。
【0063】請求項2記載の発明によれば、前記冷蔵室
と冷凍室に設けた各冷気循環ファンは能力可変であり、
その時の各部屋の検出温度又は前記圧縮機回転数の少な
くとも何れかに応じて回転数が制御されるようにしたた
め、両部屋の各冷気循環ファンは、圧縮機の能力変動等
に応じて回転数が制御されるので、さらに各部屋の最適
温度制御を図ることができるとともに省エネを図ること
ができる。
と冷凍室に設けた各冷気循環ファンは能力可変であり、
その時の各部屋の検出温度又は前記圧縮機回転数の少な
くとも何れかに応じて回転数が制御されるようにしたた
め、両部屋の各冷気循環ファンは、圧縮機の能力変動等
に応じて回転数が制御されるので、さらに各部屋の最適
温度制御を図ることができるとともに省エネを図ること
ができる。
【0064】請求項3記載の発明によれば、通常冷却モ
ードでは、前記冷蔵室の冷却運転と前記冷凍室の冷却運
転の切り替えは、現在冷却を行っている部屋の設定下限
温度又は他方の部屋の設定上限温度で行うようにしたた
め、通常冷却モードでは、冷蔵室と冷凍室の各庫内温度
を、常に、目標とするその設定温度内に保つことができ
る。
ードでは、前記冷蔵室の冷却運転と前記冷凍室の冷却運
転の切り替えは、現在冷却を行っている部屋の設定下限
温度又は他方の部屋の設定上限温度で行うようにしたた
め、通常冷却モードでは、冷蔵室と冷凍室の各庫内温度
を、常に、目標とするその設定温度内に保つことができ
る。
【0065】請求項4記載の発明によれば、前記冷却運
転の切り替えを判定する各部屋の温度検出は、扉閉状態
が1分以上経過を確認してから行い、扉開放時又は開放
直後は行わないようにしたため、通常冷却モードにおい
て、一時的な温度変動が冷却運転の切り替えに悪影響を
及ぼすことがなく、安定した庫内温度制御をすることが
できる。
転の切り替えを判定する各部屋の温度検出は、扉閉状態
が1分以上経過を確認してから行い、扉開放時又は開放
直後は行わないようにしたため、通常冷却モードにおい
て、一時的な温度変動が冷却運転の切り替えに悪影響を
及ぼすことがなく、安定した庫内温度制御をすることが
できる。
【0066】請求項5記載の発明によれば、前記通常冷
却モードの圧縮機運転周波数は、前記冷蔵室及び冷凍室
毎の前回の冷却時又は非冷却時における庫内検出温度の
下降・上昇率を含む運転データから決定し、前記冷却運
転の切り替え時に圧縮機回転数の見直しを行うようにし
たため、通常冷却モードにおいて、無駄のない最適な冷
却運転を行うことができて、省エネを図ることができる
とともに庫内の温度変動を低減することができる。
却モードの圧縮機運転周波数は、前記冷蔵室及び冷凍室
毎の前回の冷却時又は非冷却時における庫内検出温度の
下降・上昇率を含む運転データから決定し、前記冷却運
転の切り替え時に圧縮機回転数の見直しを行うようにし
たため、通常冷却モードにおいて、無駄のない最適な冷
却運転を行うことができて、省エネを図ることができる
とともに庫内の温度変動を低減することができる。
【0067】請求項6記載の発明によれば、通常冷却モ
ードの圧縮機運転周波数は、冷蔵室及び冷凍室毎の前回
の冷却運転が停止したときの庫内温度と設定下限温度の
差又は冷却運転を開始するときの庫内温度と設定上限温
度の差の何れかにより決定し、前記冷却運転の切り替え
時に圧縮機回転数の見直しを行うようにしたため、通常
冷却モードにおいて、その時の冷却の必要性に応じた冷
却運転を行うことができて、省エネを図ることができる
とともに庫内の温度変動を低減することができる。
ードの圧縮機運転周波数は、冷蔵室及び冷凍室毎の前回
の冷却運転が停止したときの庫内温度と設定下限温度の
差又は冷却運転を開始するときの庫内温度と設定上限温
度の差の何れかにより決定し、前記冷却運転の切り替え
時に圧縮機回転数の見直しを行うようにしたため、通常
冷却モードにおいて、その時の冷却の必要性に応じた冷
却運転を行うことができて、省エネを図ることができる
とともに庫内の温度変動を低減することができる。
【0068】請求項7記載の発明によれば、前記冷蔵室
又は冷凍室の何れかの庫内温度が設定上限温度に達した
ときには、その部屋の冷却運転に切り替えるとともに前
記圧縮機は最大周波数で運転を開始するようにしたた
め、通常冷却モードにおいて、設定上限温度に達した部
屋の庫内温度を、より早く目的の庫内温度にすることが
できる。
又は冷凍室の何れかの庫内温度が設定上限温度に達した
ときには、その部屋の冷却運転に切り替えるとともに前
記圧縮機は最大周波数で運転を開始するようにしたた
め、通常冷却モードにおいて、設定上限温度に達した部
屋の庫内温度を、より早く目的の庫内温度にすることが
できる。
【0069】請求項8記載の発明によれば、前記冷蔵室
及び冷凍室毎に前記設定上限温度より高く庫内温度とし
て許容できる許容温度を設け、この許容温度を超えた場
合、許容温度を超えた側の部屋を優先して冷却するよう
にしたため、通常冷却モードにおいて、例えば、熱容量
が大きく温度の高いもの等が投入されて許容温度を超え
た場合、その部屋を優先冷却することで、庫内の温度変
動を抑えることができる。
及び冷凍室毎に前記設定上限温度より高く庫内温度とし
て許容できる許容温度を設け、この許容温度を超えた場
合、許容温度を超えた側の部屋を優先して冷却するよう
にしたため、通常冷却モードにおいて、例えば、熱容量
が大きく温度の高いもの等が投入されて許容温度を超え
た場合、その部屋を優先冷却することで、庫内の温度変
動を抑えることができる。
【0070】請求項9記載の発明によれば、前記冷蔵室
の冷却時間と前記冷凍室の冷却時間に最小冷却時間を設
け、前記冷蔵室と冷凍室が共に前記許容温度を超えた場
合、前記最小冷却時間毎に冷却室を切り替えるようにし
たため、通常冷却モードにおいて、両部屋が許容温度を
超えた時、ハンチングを起こすことなく安定した冷却運
転の切り替え制御を行うことができるとともに冷却運転
の切り替えの際に生じるサイクルロスを最小限に抑える
ことができる。
の冷却時間と前記冷凍室の冷却時間に最小冷却時間を設
け、前記冷蔵室と冷凍室が共に前記許容温度を超えた場
合、前記最小冷却時間毎に冷却室を切り替えるようにし
たため、通常冷却モードにおいて、両部屋が許容温度を
超えた時、ハンチングを起こすことなく安定した冷却運
転の切り替え制御を行うことができるとともに冷却運転
の切り替えの際に生じるサイクルロスを最小限に抑える
ことができる。
【0071】請求項10記載の発明によれば、前記冷蔵
室の冷却時間と前記冷凍室の冷却時間に最大冷却時間を
設け、前記冷蔵室と冷凍室が共に設定温度内にあると
き、前記最大冷却時間が経過したら冷却室を切り替える
ようにしたため、通常冷却モードにおいて、ある長時間
経過しても両部屋が設定温度内にあるとき、設定された
最大冷却時間毎に冷却運転の切り替えが実行され、圧縮
機に連動する冷気循環ファンが運転されて両部屋内の温
度むらの発生を防止することができる。
室の冷却時間と前記冷凍室の冷却時間に最大冷却時間を
設け、前記冷蔵室と冷凍室が共に設定温度内にあると
き、前記最大冷却時間が経過したら冷却室を切り替える
ようにしたため、通常冷却モードにおいて、ある長時間
経過しても両部屋が設定温度内にあるとき、設定された
最大冷却時間毎に冷却運転の切り替えが実行され、圧縮
機に連動する冷気循環ファンが運転されて両部屋内の温
度むらの発生を防止することができる。
【0072】請求項11記載の発明によれば、電源投入
時は前記冷凍室から冷却を開始し、冷凍室温度が設定下
限温度に到達した時点から通常冷却モードに移行するよ
うにしたため、電源投入時に冷却負荷の大きな冷凍室用
の蒸発器に冷媒が流れて圧縮機への液バックがなく、効
率のよい冷却運転により各部屋を最適な温度に保つこと
ができる。また、冷凍室温度が所定の温度まで早急に下
げられて、食品への温度的悪影響を抑えることができ
る。
時は前記冷凍室から冷却を開始し、冷凍室温度が設定下
限温度に到達した時点から通常冷却モードに移行するよ
うにしたため、電源投入時に冷却負荷の大きな冷凍室用
の蒸発器に冷媒が流れて圧縮機への液バックがなく、効
率のよい冷却運転により各部屋を最適な温度に保つこと
ができる。また、冷凍室温度が所定の温度まで早急に下
げられて、食品への温度的悪影響を抑えることができ
る。
【0073】請求項12記載の発明によれば、電源投入
時は前記冷凍室から冷却を開始するとともに、各室毎に
段階的に設けた設定温度到達時に前記冷蔵室と冷凍室の
冷却を交互に切り替える電源投入モードで運転するよう
にしたため、上記と同様に、効率のよい冷却運転によ
り、両部屋を徐々に冷却して最適な温度に保つことがで
きる。また食品への温度的悪影響を最小限に抑えること
ができる。
時は前記冷凍室から冷却を開始するとともに、各室毎に
段階的に設けた設定温度到達時に前記冷蔵室と冷凍室の
冷却を交互に切り替える電源投入モードで運転するよう
にしたため、上記と同様に、効率のよい冷却運転によ
り、両部屋を徐々に冷却して最適な温度に保つことがで
きる。また食品への温度的悪影響を最小限に抑えること
ができる。
【0074】請求項13記載の発明によれば、前記電源
投入モードで前記冷蔵室と冷凍室を交互に冷却中にそれ
ぞれの室温が設定温度に到達した時点から通常冷却モー
ドに移行するようにしたため、各部屋を良好に設定温度
内に保つことができる。
投入モードで前記冷蔵室と冷凍室を交互に冷却中にそれ
ぞれの室温が設定温度に到達した時点から通常冷却モー
ドに移行するようにしたため、各部屋を良好に設定温度
内に保つことができる。
【0075】請求項14記載の発明によれば、前記電源
投入時の圧縮機は、最大周波数で運転を開始するように
したため、効率のよい冷却運転により各部屋を最適な温
度に保つことができるとともに、冷凍室温度が所定の温
度まで一層早急に下げられて、食品への温度的悪影響を
確実に抑えることができる。
投入時の圧縮機は、最大周波数で運転を開始するように
したため、効率のよい冷却運転により各部屋を最適な温
度に保つことができるとともに、冷凍室温度が所定の温
度まで一層早急に下げられて、食品への温度的悪影響を
確実に抑えることができる。
【0076】請求項15記載の発明によれば、前記電源
投入時の圧縮機運転周波数は、外気温度に応じて設定す
るようにしたため、外気温度が高いときの圧縮機への負
荷の増加を抑えることができて効率のよい冷却運転を行
わせることができる。
投入時の圧縮機運転周波数は、外気温度に応じて設定す
るようにしたため、外気温度が高いときの圧縮機への負
荷の増加を抑えることができて効率のよい冷却運転を行
わせることができる。
【0077】請求項16記載の発明によれば、前記冷蔵
室と冷凍室がそれぞれ設定温度内にあって、かつ一定時
間扉開放がないとき、前記冷蔵室の冷却と前記冷凍室の
冷却の切り替えを所定の設定時間で行う省エネモードに
移行するようにしたため、冷却運転の切り替え回数や圧
縮機停止回数が少なくなってサイクルロスを低減するこ
とができる。
室と冷凍室がそれぞれ設定温度内にあって、かつ一定時
間扉開放がないとき、前記冷蔵室の冷却と前記冷凍室の
冷却の切り替えを所定の設定時間で行う省エネモードに
移行するようにしたため、冷却運転の切り替え回数や圧
縮機停止回数が少なくなってサイクルロスを低減するこ
とができる。
【0078】請求項17記載の発明によれば、前記圧縮
機の運転周波数が最低周波数であって、前記冷蔵室と冷
凍室がそれぞれ設定下限温度に達したとき、圧縮機停止
モードに移行して前記圧縮機を停止し、その後、前記冷
蔵室或いは冷凍室の何れかが設定温度上限を超えた場合
に前記圧縮機を起動して設定温度上限を超えた側から冷
却を行うようにしたため、圧縮機の停止回数が少なくな
ってサイクルロスを低減することができる。
機の運転周波数が最低周波数であって、前記冷蔵室と冷
凍室がそれぞれ設定下限温度に達したとき、圧縮機停止
モードに移行して前記圧縮機を停止し、その後、前記冷
蔵室或いは冷凍室の何れかが設定温度上限を超えた場合
に前記圧縮機を起動して設定温度上限を超えた側から冷
却を行うようにしたため、圧縮機の停止回数が少なくな
ってサイクルロスを低減することができる。
【図1】本発明に係る冷蔵庫の第1の実施の形態を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】上記第1の実施の形態の冷凍サイクルを示す図
である。
である。
【図3】上記第1の実施の形態において設定温度と冷蔵
室・冷凍室の庫内温度変化例を示す図である。
室・冷凍室の庫内温度変化例を示す図である。
【図4】上記第1の実施の形態において設定温度と冷蔵
室・冷凍室の庫内温度変化例を示す図である。
室・冷凍室の庫内温度変化例を示す図である。
【図5】上記第1の実施の形態において設定温度と冷蔵
室・冷凍室の許容温度及び庫内温度変化例を示す図であ
る。
室・冷凍室の許容温度及び庫内温度変化例を示す図であ
る。
【図6】上記第1の実施の形態において最小冷却時間に
よる冷却運転の切り替えの様子と冷蔵室・冷凍室の庫内
温度変化例を示す図である。
よる冷却運転の切り替えの様子と冷蔵室・冷凍室の庫内
温度変化例を示す図である。
【図7】上記第1の実施の形態において最大冷却時間に
よる冷却運転の切り替えの様子と冷蔵室・冷凍室の庫内
温度変化例を示す図である。
よる冷却運転の切り替えの様子と冷蔵室・冷凍室の庫内
温度変化例を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態を示す縦断面図であ
る。
る。
【図9】従来の冷蔵庫の縦断面図及び冷凍サイクルを示
す図である。
す図である。
1 冷蔵庫本体 6 断熱仕切壁 7 冷蔵温度帯空間 8 冷凍温度帯空間 15 冷蔵室用蒸発器 16 冷蔵室用冷気循環ファン 17 冷凍室用蒸発器 18 冷凍室用冷気循環ファン 20 圧縮機 24 切替弁
Claims (17)
- 【請求項1】 冷蔵庫本体に、開閉扉をそれぞれ備えた
庫内を多段構成し、この多段構成した庫内を断熱仕切壁
により冷蔵室と冷凍室に仕切り、この冷蔵室と冷凍室に
は蒸発器及び冷気循環ファンをそれぞれ配置するととも
に前記両蒸発器は並列に接続し、その各蒸発器への冷媒
流路を切り替えて前記冷蔵室と冷凍室を交互に冷却する
冷蔵庫であって、前記冷蔵室と冷凍室の各検出温度及び
各設定温度から圧縮機の回転数を変えて所要の冷蔵室温
度と冷凍室温度に対応した蒸発温度になるように前記各
蒸発器の蒸発温度を制御するように構成してなることを
特徴とする冷蔵庫。 - 【請求項2】 前記冷蔵室と冷凍室に設けた各冷気循環
ファンは能力可変であり、その時の各部屋の検出温度又
は前記圧縮機回転数の少なくとも何れかに応じて回転数
が制御されるように構成してなることを特徴とする請求
項1記載の冷蔵庫。 - 【請求項3】 通常冷却モードでは、前記冷蔵室の冷却
運転と前記冷凍室の冷却運転の切り替えは、現在冷却を
行っている部屋の設定下限温度又は他方の部屋の設定上
限温度で行うように構成してなることを特徴とする請求
項1記載の冷蔵庫。 - 【請求項4】 前記冷却運転の切り替えを判定する各部
屋の温度検出は、扉閉状態が1分以上経過を確認してか
ら行い、扉開放時又は開放直後は行わないように構成し
てなることを特徴とする請求項3記載の冷蔵庫。 - 【請求項5】 前記通常冷却モードの圧縮機運転周波数
は、前記冷蔵室及び冷凍室毎の前回の冷却時又は非冷却
時における庫内検出温度の下降・上昇率を含む運転デー
タから決定し、前記冷却運転の切り替え時に圧縮機回転
数の見直しを行うように構成してなることを特徴とする
請求項3記載の冷蔵庫。 - 【請求項6】 通常冷却モードの圧縮機運転周波数は、
冷蔵室及び冷凍室毎の前回の冷却運転が停止したときの
庫内温度と設定下限温度の差又は冷却運転を開始すると
きの庫内温度と設定上限温度の差の何れかにより決定
し、前記冷却運転の切り替え時に圧縮機回転数の見直し
を行うように構成してなることを特徴とする請求項3記
載の冷蔵庫。 - 【請求項7】 前記冷蔵室又は冷凍室の何れかの庫内温
度が設定上限温度に達したときには、その部屋の冷却運
転に切り替えるとともに前記圧縮機は最大周波数で運転
を開始するように構成してなることを特徴とする請求項
3記載の冷蔵庫。 - 【請求項8】 前記冷蔵室及び冷凍室毎に前記設定上限
温度より高く庫内温度として許容できる許容温度を設
け、この許容温度を超えた場合、許容温度を超えた側の
部屋を優先して冷却するように構成してなることを特徴
とする請求項3記載の冷蔵庫。 - 【請求項9】 前記冷蔵室の冷却時間と前記冷凍室の冷
却時間に最小冷却時間を設け、前記冷蔵室と冷凍室が共
に前記許容温度を超えた場合、前記最小冷却時間毎に冷
却室を切り替えるように構成してなることを特徴とする
請求項8記載の冷蔵庫。 - 【請求項10】 前記冷蔵室の冷却時間と前記冷凍室の
冷却時間に最大冷却時間を設け、前記冷蔵室と冷凍室が
共に設定温度内にあるとき、前記最大冷却時間が経過し
たら冷却室を切り替えるように構成してなることを特徴
とする請求項3記載の冷蔵庫。 - 【請求項11】 電源投入時は前記冷凍室から冷却を開
始し、冷凍室温度が設定下限温度に到達した時点から通
常冷却モードに移行するように構成してなることを特徴
とする請求項1記載の冷蔵庫。 - 【請求項12】 電源投入時は前記冷凍室から冷却を開
始するとともに、各室毎に段階的に設けた設定温度到達
時に前記冷蔵室と冷凍室の冷却を交互に切り替える電源
投入モードで運転するように構成してなることを特徴と
する請求項1記載の冷蔵庫。 - 【請求項13】 前記電源投入モードで前記冷蔵室と冷
凍室を交互に冷却中にそれぞれの室温が設定温度に到達
した時点から通常冷却モードに移行するように構成して
なることを特徴とする請求項12記載の冷蔵庫。 - 【請求項14】 前記電源投入時の圧縮機は、最大周波
数で運転を開始するように構成してなることを特徴とす
る請求項11記載の冷蔵庫。 - 【請求項15】 前記電源投入時の圧縮機運転周波数
は、外気温度に応じて設定するように構成してなること
を特徴とする請求項11記載の冷蔵庫。 - 【請求項16】 前記冷蔵室と冷凍室がそれぞれ設定温
度内にあって、かつ一定時間扉開放がないとき、前記冷
蔵室の冷却と前記冷凍室の冷却の切り替えを所定の設定
時間で行う省エネモードに移行するように構成してなる
ことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。 - 【請求項17】 前記圧縮機の運転周波数が最低周波数
であって、前記冷蔵室と冷凍室がそれぞれ設定下限温度
に達したとき、圧縮機停止モードに移行して前記圧縮機
を停止し、その後、前記冷蔵室或いは冷凍室の何れかが
設定温度上限を超えた場合に前記圧縮機を起動して設定
温度上限を超えた側から冷却を行うように構成してなる
ことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31549497A JPH11148761A (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31549497A JPH11148761A (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11148761A true JPH11148761A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18066055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31549497A Pending JPH11148761A (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11148761A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-11-17 JP JP31549497A patent/JPH11148761A/ja active Pending
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