JPH11147709A - 粒状シリカの製造方法 - Google Patents
粒状シリカの製造方法Info
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- JPH11147709A JPH11147709A JP31239397A JP31239397A JPH11147709A JP H11147709 A JPH11147709 A JP H11147709A JP 31239397 A JP31239397 A JP 31239397A JP 31239397 A JP31239397 A JP 31239397A JP H11147709 A JPH11147709 A JP H11147709A
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- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B19/00—Other methods of shaping glass
- C03B19/10—Forming beads
- C03B19/1005—Forming solid beads
- C03B19/106—Forming solid beads by chemical vapour deposition; by liquid phase reaction
- C03B19/1065—Forming solid beads by chemical vapour deposition; by liquid phase reaction by liquid phase reactions, e.g. by means of a gel phase
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 テトラアルコキシシランからゾル−ゲル法に
より粒状シリカを製造する方法として、界面活性剤等の
添加剤を使用することなく、また機械的な粉砕を行うこ
となく、任意のゲル化条件でゲル化が可能で、且つ凝集
のない、滑らかな表面形状を有する粒状シリカを高収率
で製造する方法を提供する。 【解決手段】 本発明は、テトラアルコキシシランを加
水分解してゾル水溶液とし、これをゲル化し、乾燥して
乾燥ゲルとし、次いで焼成する粒状シリカの製造方法に
おいて、テトラアルコキシシランを加水分解して得たゾ
ル水溶液と、水に相溶しない有機溶媒とを混合、攪拌し
てW/O型懸濁液とし、次いで攪拌しながらゾル水溶液
をゲル化させることを特徴とする粒状シリカの製造方法
であり、本発明により、粉砕工程を経ることなしに40
〜500μm程度の粒状シリカを効率よく製造すること
が出来る。
より粒状シリカを製造する方法として、界面活性剤等の
添加剤を使用することなく、また機械的な粉砕を行うこ
となく、任意のゲル化条件でゲル化が可能で、且つ凝集
のない、滑らかな表面形状を有する粒状シリカを高収率
で製造する方法を提供する。 【解決手段】 本発明は、テトラアルコキシシランを加
水分解してゾル水溶液とし、これをゲル化し、乾燥して
乾燥ゲルとし、次いで焼成する粒状シリカの製造方法に
おいて、テトラアルコキシシランを加水分解して得たゾ
ル水溶液と、水に相溶しない有機溶媒とを混合、攪拌し
てW/O型懸濁液とし、次いで攪拌しながらゾル水溶液
をゲル化させることを特徴とする粒状シリカの製造方法
であり、本発明により、粉砕工程を経ることなしに40
〜500μm程度の粒状シリカを効率よく製造すること
が出来る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粒状シリカの製造方法
に関し、さらに詳しくは光ファイバー、シリコン単結晶
引き上げ用坩堝、LSIの封止剤等半導体関連分野等に
適した高純度合成石英ガラス製品製造用の粒状シリカを
高収率で得るための製造方法に関する。
に関し、さらに詳しくは光ファイバー、シリコン単結晶
引き上げ用坩堝、LSIの封止剤等半導体関連分野等に
適した高純度合成石英ガラス製品製造用の粒状シリカを
高収率で得るための製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体産業、光通信分野等に使用される
石英ガラス製品用原料の粒状シリカは、従来、天然石英
を粉砕して得た粉末が原料として用いられてきたが、天
然石英は良質のものでも種々の金属不純物を含有してお
り、純度、均一性の点で十分満足できるものではなかっ
た。これに対し、特に純度を向上させる手段として四塩
化珪素の酸水素炎中での分解で生じたヒュームを基体に
付着・成長させて得られたヒュームの固まりを用いる酸
水素炎法、テトラアルコキシシラン等の有機珪素化合物
を原料として得られたゲルを用いる、ゾル−ゲル法等が
検討されている。酸水素炎法は、気相反応であるため不
純物の混入は極めて低くできるが、多くのエネルギーを
要し、製造コストが高いという難点がある。一方、ゾル
−ゲル法は低温での液相反応であり、安価に高純度品が
得られるという利点がある。
石英ガラス製品用原料の粒状シリカは、従来、天然石英
を粉砕して得た粉末が原料として用いられてきたが、天
然石英は良質のものでも種々の金属不純物を含有してお
り、純度、均一性の点で十分満足できるものではなかっ
た。これに対し、特に純度を向上させる手段として四塩
化珪素の酸水素炎中での分解で生じたヒュームを基体に
付着・成長させて得られたヒュームの固まりを用いる酸
水素炎法、テトラアルコキシシラン等の有機珪素化合物
を原料として得られたゲルを用いる、ゾル−ゲル法等が
検討されている。酸水素炎法は、気相反応であるため不
純物の混入は極めて低くできるが、多くのエネルギーを
要し、製造コストが高いという難点がある。一方、ゾル
−ゲル法は低温での液相反応であり、安価に高純度品が
得られるという利点がある。
【0003】しかし、ゾル−ゲル法においても、得られ
たゲルを粉砕する工程、或いはゲル破砕体やこれを焼成
して得た粒状シリカが装置、配管等の内壁を削り取るこ
とに由来する不純物の混入を完全に防ぐことは出来な
い。そこで、特に高純度を要する目的には、上記ゾル−
ゲル法における粉砕工程を省略し、かつ装置、配管等の
内壁を削り取ることの無いよう、粒状で、滑らかな表面
形状を有する粒状シリカを製造する方法が望まれてい
た。かかる目的には、テトラアルコキシシランを加水分
解して得たゾル水溶液のゲル化の段階でゲルを粒状化
し、乾燥して凝集のない粒状の乾燥ゲルを効率よく得、
さらにこれを焼成して粒状シリカとすることが必要とな
る。
たゲルを粉砕する工程、或いはゲル破砕体やこれを焼成
して得た粒状シリカが装置、配管等の内壁を削り取るこ
とに由来する不純物の混入を完全に防ぐことは出来な
い。そこで、特に高純度を要する目的には、上記ゾル−
ゲル法における粉砕工程を省略し、かつ装置、配管等の
内壁を削り取ることの無いよう、粒状で、滑らかな表面
形状を有する粒状シリカを製造する方法が望まれてい
た。かかる目的には、テトラアルコキシシランを加水分
解して得たゾル水溶液のゲル化の段階でゲルを粒状化
し、乾燥して凝集のない粒状の乾燥ゲルを効率よく得、
さらにこれを焼成して粒状シリカとすることが必要とな
る。
【0004】なお、上記の目的で使用される粒状シリカ
は、ハンドリング性等の点から、数十〜数百μm程度の
粒径のものが好適に用いられている。即ち、本発明の目
的とするところは、数十〜数百μm程度の高純度粒状シ
リカを高収率で得ることである。
は、ハンドリング性等の点から、数十〜数百μm程度の
粒径のものが好適に用いられている。即ち、本発明の目
的とするところは、数十〜数百μm程度の高純度粒状シ
リカを高収率で得ることである。
【0005】テトラアルコキシシランからゾル−ゲル法
により粒状シリカを製造する方法としては、 水に不溶の有機溶媒とゾル水溶液を界面活性剤の存在
下にW/Oエマルジョンとし、ゲル化反応を行う方法
(特開平01−103904)、 ゾル水溶液を振動流動乾燥機中で乾燥させながら粉砕
する方法(特開平01−234318)、等が知られて
いる。
により粒状シリカを製造する方法としては、 水に不溶の有機溶媒とゾル水溶液を界面活性剤の存在
下にW/Oエマルジョンとし、ゲル化反応を行う方法
(特開平01−103904)、 ゾル水溶液を振動流動乾燥機中で乾燥させながら粉砕
する方法(特開平01−234318)、等が知られて
いる。
【0006】これらのうち、は、安定したW/Oエマ
ルジョンを得るためには、界面活性剤の添加が必要であ
る。かかる界面活性剤は、得られたゲルを乾燥・焼成し
て粒状シリカとする課程で、カーボン成分として残留す
る可能性があり、高純度の粒状シリカの製造方法として
適切ではない。またW/O型エマルジョンとするため、
得られる粒状シリカの粒径は通常、0.1〜数μmであ
り、本発明の目的とする用途には、粒径が小さすぎる。
一方の方法は、ゲル化の段階で機械的な粉砕を行うも
のであり、やはり不純物の混入を完全に防ぐことが出来
ない。
ルジョンを得るためには、界面活性剤の添加が必要であ
る。かかる界面活性剤は、得られたゲルを乾燥・焼成し
て粒状シリカとする課程で、カーボン成分として残留す
る可能性があり、高純度の粒状シリカの製造方法として
適切ではない。またW/O型エマルジョンとするため、
得られる粒状シリカの粒径は通常、0.1〜数μmであ
り、本発明の目的とする用途には、粒径が小さすぎる。
一方の方法は、ゲル化の段階で機械的な粉砕を行うも
のであり、やはり不純物の混入を完全に防ぐことが出来
ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、テトラアルコ
キシシランからゾル−ゲル法により粒状シリカを製造す
る方法として、界面活性剤等の添加剤を使用することな
く、また機械的な粉砕を行うことなくゲル化が可能で、
且つ凝集のない、滑らかな表面形状を有する粒状シリカ
を高収率で製造する方法が望まれていた。
キシシランからゾル−ゲル法により粒状シリカを製造す
る方法として、界面活性剤等の添加剤を使用することな
く、また機械的な粉砕を行うことなくゲル化が可能で、
且つ凝集のない、滑らかな表面形状を有する粒状シリカ
を高収率で製造する方法が望まれていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
の解決のために鋭意検討を重ねた結果、テトラアルコキ
シシランを加水分解して得たゾル水溶液に、特定の有機
溶媒を混合、攪拌しながらゲル化を行うことにより、上
記課題を解決できることを見いだし、本発明を完成する
に至った。
の解決のために鋭意検討を重ねた結果、テトラアルコキ
シシランを加水分解して得たゾル水溶液に、特定の有機
溶媒を混合、攪拌しながらゲル化を行うことにより、上
記課題を解決できることを見いだし、本発明を完成する
に至った。
【0009】即ち、本発明は、テトラアルコキシシラン
を加水分解してゾル水溶液とし、これをゲル化し、乾燥
して乾燥ゲルとし、次いで焼成する粒状シリカの製造方
法において、テトラアルコキシシランを加水分解して得
たゾル水溶液と、水に相溶しない有機溶媒とを混合、攪
拌してW/O型懸濁液とし、次いで攪拌しながらゾル水
溶液をゲル化させることを特徴とする粒状シリカの製造
方法である。
を加水分解してゾル水溶液とし、これをゲル化し、乾燥
して乾燥ゲルとし、次いで焼成する粒状シリカの製造方
法において、テトラアルコキシシランを加水分解して得
たゾル水溶液と、水に相溶しない有機溶媒とを混合、攪
拌してW/O型懸濁液とし、次いで攪拌しながらゾル水
溶液をゲル化させることを特徴とする粒状シリカの製造
方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に使用するテトラアルコキシシランは、テトラメ
トキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラプロポキ
シシラン、テトラブトキシシラン、テトラペントキシシ
ラン、テトラヘキシロキシシラン等が挙げられるが、好
ましくは炭素数1〜4のアルコキシ基を有するものであ
り、特にテトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン
が反応速度が大きいため好ましい。
本発明に使用するテトラアルコキシシランは、テトラメ
トキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラプロポキ
シシラン、テトラブトキシシラン、テトラペントキシシ
ラン、テトラヘキシロキシシラン等が挙げられるが、好
ましくは炭素数1〜4のアルコキシ基を有するものであ
り、特にテトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン
が反応速度が大きいため好ましい。
【0011】本発明において、テトラアルコキシシラン
を加水分解してゾル水溶液を得る方法としては、テトラ
アルコキシシランと水、及び必要に応じて触媒、アルコ
ールを添加した混合物を5〜50℃、好ましくは20〜
40℃の一定温度に保ち、攪拌すればよい。水は、テト
ラアルコキシシランに対し1倍当量から20倍当量程度
仕込み、静置もしくは攪拌下、加水分解反応を進行さ
せ、ゾル水溶液とする。なお、加水分解反応の進行に伴
い、水が消費されるので、反応途中に水を追加しても良
い。また高純度の粒状シリカを製造する目的に対して
は、水はイオン交換水、或いは超純水を用いることが好
ましい。また触媒は、反応を促進する目的で適宜添加し
ても良い。かかる触媒としては、金属を含まない触媒が
好ましく、塩酸、炭酸、酢酸、又はアンモニア水等が好
ましい。またアルコールは、テトラアルコキシシランと
水との相溶化のために適宜添加しても良いが、テトラア
ルコキシシランの加水分解反応が進行するにつれてアル
コールが生成するので、必ずしも添加する必要はない。
かかるアルコールとしては、メタノール、エタノール、
プロパノール、ブタノール等が挙げられる。
を加水分解してゾル水溶液を得る方法としては、テトラ
アルコキシシランと水、及び必要に応じて触媒、アルコ
ールを添加した混合物を5〜50℃、好ましくは20〜
40℃の一定温度に保ち、攪拌すればよい。水は、テト
ラアルコキシシランに対し1倍当量から20倍当量程度
仕込み、静置もしくは攪拌下、加水分解反応を進行さ
せ、ゾル水溶液とする。なお、加水分解反応の進行に伴
い、水が消費されるので、反応途中に水を追加しても良
い。また高純度の粒状シリカを製造する目的に対して
は、水はイオン交換水、或いは超純水を用いることが好
ましい。また触媒は、反応を促進する目的で適宜添加し
ても良い。かかる触媒としては、金属を含まない触媒が
好ましく、塩酸、炭酸、酢酸、又はアンモニア水等が好
ましい。またアルコールは、テトラアルコキシシランと
水との相溶化のために適宜添加しても良いが、テトラア
ルコキシシランの加水分解反応が進行するにつれてアル
コールが生成するので、必ずしも添加する必要はない。
かかるアルコールとしては、メタノール、エタノール、
プロパノール、ブタノール等が挙げられる。
【0012】本発明において、ゾル水溶液をゲル化させ
る際、水に相溶しない有機溶媒をゾル水溶液に混合、攪
拌することが特に重要である。具体的には、20℃にお
ける水に対する溶解度が5w/w%以下のものが特に好
ましく使用できる。水に対する溶解度が5w/w%以下
の場合は、ゾル水溶液と混合してゲル化させる際、容易
にW/O型の懸濁液を得ることができ、収率よく粒状ゲ
ルとすることができる。また得られるゲルに含まれる溶
剤成分が少ないため、続いて行われる乾燥・焼成工程の
後にカーボン成分として残留する可能性が小さく、好ま
しい。
る際、水に相溶しない有機溶媒をゾル水溶液に混合、攪
拌することが特に重要である。具体的には、20℃にお
ける水に対する溶解度が5w/w%以下のものが特に好
ましく使用できる。水に対する溶解度が5w/w%以下
の場合は、ゾル水溶液と混合してゲル化させる際、容易
にW/O型の懸濁液を得ることができ、収率よく粒状ゲ
ルとすることができる。また得られるゲルに含まれる溶
剤成分が少ないため、続いて行われる乾燥・焼成工程の
後にカーボン成分として残留する可能性が小さく、好ま
しい。
【0013】また、本発明の方法により得られる粒状シ
リカの粒径制御、或いは収率向上の目的には、以下に述
べる有機溶媒を使用することが特に好ましい。
リカの粒径制御、或いは収率向上の目的には、以下に述
べる有機溶媒を使用することが特に好ましい。
【0014】即ち、本発明に使用する有機溶媒は、表面
張力が33dyn/cm以下である事が好ましい。ゾル
水溶液の表面張力は35〜45dyn/cm程度である
ため、ゾル水溶液よりも低い表面張力の有機溶媒と混合
すればゾル水溶液は液滴になりやすく、W/O型の懸濁
液を容易に得ることができる。従って、表面張力が33
dyn/cm以下の有機溶媒を用いることで、高収率
で、シャープな粒度分布を持つ粒状ゲルを得ることがで
きる。また、ゾル水溶液との表面張力の差が大きいほ
ど、得られるゲルの粒径を小さくすることができる。
張力が33dyn/cm以下である事が好ましい。ゾル
水溶液の表面張力は35〜45dyn/cm程度である
ため、ゾル水溶液よりも低い表面張力の有機溶媒と混合
すればゾル水溶液は液滴になりやすく、W/O型の懸濁
液を容易に得ることができる。従って、表面張力が33
dyn/cm以下の有機溶媒を用いることで、高収率
で、シャープな粒度分布を持つ粒状ゲルを得ることがで
きる。また、ゾル水溶液との表面張力の差が大きいほ
ど、得られるゲルの粒径を小さくすることができる。
【0015】また、本発明に使用する有機溶媒は、ポリ
マーハンドブック 3rd.Ed.,ジョン ワイリィ
アンド サンズ.インク.,1989,VII.ソル
ビリティ パラメーター バリューズ(Poymer Handboo
k 3rd.Ed.,John Wiley & Sons.Inc.,1989,VII.SOLUBILI
TY PARAMETER VALUES)の項に記載されている水素結合
強度が『medium』である溶剤が好ましく、具体的
に例示すると、ケトン類、エステル類、エーテル類の有
機溶媒の中から選ばれた1種又は2種類以上の有機溶媒
である。なお、水素結合強度とは、化合物の分子構造、
すなわち官能基の種類に起因する水素結合による分子間
相互作用の強弱を示したものであり、分子の凝集エネル
ギーの1/2乗で定義される溶解度パラメータと併せ
て、異種化合物間の相溶性の尺度として用いられるもの
である。かかる有機溶媒は、ゾル水溶液に対し適度な親
和性を有するため、ゾル水溶液と混合した際、安定した
W/O型懸濁液が生成すると考えられる。かかる有機溶
媒を混合、攪拌することで、ゾル水溶液と有機溶媒のW
/O型懸濁液を容易に得ることができ、ゾル水溶液を液
滴状のままゲル化することで、ゾル水溶液を高収率で、
所望の粒径の、凝集のない、かつ滑らかな表面形状を有
する粒状ゲルとすることが出来る。
マーハンドブック 3rd.Ed.,ジョン ワイリィ
アンド サンズ.インク.,1989,VII.ソル
ビリティ パラメーター バリューズ(Poymer Handboo
k 3rd.Ed.,John Wiley & Sons.Inc.,1989,VII.SOLUBILI
TY PARAMETER VALUES)の項に記載されている水素結合
強度が『medium』である溶剤が好ましく、具体的
に例示すると、ケトン類、エステル類、エーテル類の有
機溶媒の中から選ばれた1種又は2種類以上の有機溶媒
である。なお、水素結合強度とは、化合物の分子構造、
すなわち官能基の種類に起因する水素結合による分子間
相互作用の強弱を示したものであり、分子の凝集エネル
ギーの1/2乗で定義される溶解度パラメータと併せ
て、異種化合物間の相溶性の尺度として用いられるもの
である。かかる有機溶媒は、ゾル水溶液に対し適度な親
和性を有するため、ゾル水溶液と混合した際、安定した
W/O型懸濁液が生成すると考えられる。かかる有機溶
媒を混合、攪拌することで、ゾル水溶液と有機溶媒のW
/O型懸濁液を容易に得ることができ、ゾル水溶液を液
滴状のままゲル化することで、ゾル水溶液を高収率で、
所望の粒径の、凝集のない、かつ滑らかな表面形状を有
する粒状ゲルとすることが出来る。
【0016】本発明に使用する有機溶媒は、上記の各条
件を満足するものが特に好ましく、これらを具体的に例
示すると、イソプロピルエーテル、n−ブチルエーテ
ル、ジエチルカーボネート、ジエチルケトン、メチルn
−ブチルケトン、ジn−プロピルケトン、メチルイソブ
チルケトン、ジイソブトルケトン、n−プロピルアセテ
ート、n−ブチルアセテート、n−アミルアセテート、
イソブチルアセテート、イソプロピルアセテート、イソ
アミルアセテート、エチルプロピオネート、n−ブチル
プロピオネート、イソアミルプロピオネート、メチルブ
チレート、エチルブチレート、イソアミルブチレート、
イソホロン等が挙げられる。なお、ゲル化後の乾燥、焼
成により上記溶剤を完全に除去するためには、揮発性、
及び熱分解性の良好なジエチルカーボネート或いはジエ
チルケトンが特に好ましい。
件を満足するものが特に好ましく、これらを具体的に例
示すると、イソプロピルエーテル、n−ブチルエーテ
ル、ジエチルカーボネート、ジエチルケトン、メチルn
−ブチルケトン、ジn−プロピルケトン、メチルイソブ
チルケトン、ジイソブトルケトン、n−プロピルアセテ
ート、n−ブチルアセテート、n−アミルアセテート、
イソブチルアセテート、イソプロピルアセテート、イソ
アミルアセテート、エチルプロピオネート、n−ブチル
プロピオネート、イソアミルプロピオネート、メチルブ
チレート、エチルブチレート、イソアミルブチレート、
イソホロン等が挙げられる。なお、ゲル化後の乾燥、焼
成により上記溶剤を完全に除去するためには、揮発性、
及び熱分解性の良好なジエチルカーボネート或いはジエ
チルケトンが特に好ましい。
【0017】本発明において、かかる有機溶媒の混合量
は特に制限されないが、ゾル水溶液100容量部に対
し、50〜200容量部程度用いるのが好ましい。有機
溶媒の混合量が前記範囲内であれば、ゲル化前後の攪拌
に要する動力の変動が小さく、粒状ゲル粒子の粒径制御
が容易である。
は特に制限されないが、ゾル水溶液100容量部に対
し、50〜200容量部程度用いるのが好ましい。有機
溶媒の混合量が前記範囲内であれば、ゲル化前後の攪拌
に要する動力の変動が小さく、粒状ゲル粒子の粒径制御
が容易である。
【0018】本発明において使用する容器及び攪拌装置
は、ゾル水溶液を液滴状に維持してゲル化させる目的か
ら、少なくともその表面がポリエチレン、ポリプロピレ
ン、テフロン等の疎水性材料により構成されていること
が好ましい。また前記有機溶媒を混合した後の攪拌条件
は、ゲル化を行う反応容器及び攪拌機構により異なる
が、安定したW/O型懸濁液を形成する程度の攪拌、例
えば、200〜600rpmの範囲から採用すればよ
い。1例を挙げれば、内径90mmφ、高さ150mm
の円筒型容器、及び75×20mmの長方形の羽根が2
枚付いた撹拌羽根を用い、ゾル水溶液と有機溶媒の合計
量が約300gである場合は、250〜350rpm程
度の撹拌速度で撹拌すれば良い。
は、ゾル水溶液を液滴状に維持してゲル化させる目的か
ら、少なくともその表面がポリエチレン、ポリプロピレ
ン、テフロン等の疎水性材料により構成されていること
が好ましい。また前記有機溶媒を混合した後の攪拌条件
は、ゲル化を行う反応容器及び攪拌機構により異なる
が、安定したW/O型懸濁液を形成する程度の攪拌、例
えば、200〜600rpmの範囲から採用すればよ
い。1例を挙げれば、内径90mmφ、高さ150mm
の円筒型容器、及び75×20mmの長方形の羽根が2
枚付いた撹拌羽根を用い、ゾル水溶液と有機溶媒の合計
量が約300gである場合は、250〜350rpm程
度の撹拌速度で撹拌すれば良い。
【0019】本発明において、ゲル化の条件は任意に選
択でき、一般的には20〜80℃で10分〜6時間程度
の条件でゲル化すれば良い。また、高純度の粒状シリカ
を得るためには、焼成段階で完全に残留アルコキシ基を
揮発させるのに十分な大きさの細孔径を持つ粒状ゲルを
得ることが好ましい。かかる目的に対しては、アンモニ
ア水等のアルカリ触媒を用い、ゲル化を40〜60℃で
30〜60分程度行うことが特に好ましい。
択でき、一般的には20〜80℃で10分〜6時間程度
の条件でゲル化すれば良い。また、高純度の粒状シリカ
を得るためには、焼成段階で完全に残留アルコキシ基を
揮発させるのに十分な大きさの細孔径を持つ粒状ゲルを
得ることが好ましい。かかる目的に対しては、アンモニ
ア水等のアルカリ触媒を用い、ゲル化を40〜60℃で
30〜60分程度行うことが特に好ましい。
【0020】本発明において、粒状ゲルの粒径は、ゾル
水溶液の調製に用いる水の添加量、ゲル化の際に用いる
有機溶媒の種類、及び攪拌条件等により制御でき、乾燥
後の粒径が80〜700μm程度の粒径の粒状ゲルを得
ることが出来る。
水溶液の調製に用いる水の添加量、ゲル化の際に用いる
有機溶媒の種類、及び攪拌条件等により制御でき、乾燥
後の粒径が80〜700μm程度の粒径の粒状ゲルを得
ることが出来る。
【0021】本発明により得られた粒状ゲルは、粉砕工
程を経ることなく、乾燥、焼成を行えば粒状シリカを得
ることが出来る。かかる乾燥は、残留溶剤及び水分を除
去する目的で行われ、減圧機構と加熱機構を備えた装置
であれば特に制限されず使用できる。具体的な乾燥機を
例示すれば、バッチ式の真空乾燥機、コニカルドライヤ
ー、円筒型乾燥機等が挙げられる。
程を経ることなく、乾燥、焼成を行えば粒状シリカを得
ることが出来る。かかる乾燥は、残留溶剤及び水分を除
去する目的で行われ、減圧機構と加熱機構を備えた装置
であれば特に制限されず使用できる。具体的な乾燥機を
例示すれば、バッチ式の真空乾燥機、コニカルドライヤ
ー、円筒型乾燥機等が挙げられる。
【0022】本発明により得られた粒状の乾燥ゲルは、
続いて焼成を行い、残留シラノール基及び水分を完全に
除去し、閉孔させ粒状シリカとする。焼成炉は、静置
式、流動層式、又は移動層式のいずれの方法でも良く、
必要に応じ空気、窒素、アルゴン、ヘリウム等のガスを
流通させながら、1000〜1300℃の温度下で焼成
すれば良い。なお、焼成によりゲルは収縮するため、本
発明の方法で得られる粒状シリカの粒径は、40〜50
0μm程度となる。
続いて焼成を行い、残留シラノール基及び水分を完全に
除去し、閉孔させ粒状シリカとする。焼成炉は、静置
式、流動層式、又は移動層式のいずれの方法でも良く、
必要に応じ空気、窒素、アルゴン、ヘリウム等のガスを
流通させながら、1000〜1300℃の温度下で焼成
すれば良い。なお、焼成によりゲルは収縮するため、本
発明の方法で得られる粒状シリカの粒径は、40〜50
0μm程度となる。
【0023】
【効果】本発明は、テトラアルコキシシランを加水分解
して得たゾル水溶液に、水に相溶しない有機溶媒を混
合、撹拌してW/O型懸濁液とし、ゾル水溶液をゲル化
させることを特徴とする粒状シリカの製造方法であり、
ゲル化の段階で粒状化を行い、凝集のない粒径80〜7
00μm程度の、滑らかな表面形状を有する粒状ゲルが
得られるため、粉砕工程を必要とせず、そのまま焼成を
行い粒径40〜500μm程度の粒状シリカを得ること
が出来る。また、界面活性剤等の添加剤を使用したり、
機械的な粉砕をする必要がなく、製造工程での不純物の
混入をほぼ完全に除去することが可能であり、且つ高収
率で粒状シリカを製造できる。
して得たゾル水溶液に、水に相溶しない有機溶媒を混
合、撹拌してW/O型懸濁液とし、ゾル水溶液をゲル化
させることを特徴とする粒状シリカの製造方法であり、
ゲル化の段階で粒状化を行い、凝集のない粒径80〜7
00μm程度の、滑らかな表面形状を有する粒状ゲルが
得られるため、粉砕工程を必要とせず、そのまま焼成を
行い粒径40〜500μm程度の粒状シリカを得ること
が出来る。また、界面活性剤等の添加剤を使用したり、
機械的な粉砕をする必要がなく、製造工程での不純物の
混入をほぼ完全に除去することが可能であり、且つ高収
率で粒状シリカを製造できる。
【0024】
【実施例】以下、本発明を具体的に説明するために実施
例を示すが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。
例を示すが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。
【0025】実施例1〜7、比較例1〜3 内径90mmφ、高さ150mmの円筒形ポリプロピレ
ン製容器に、テトラメトキシシラン60g、及びテトラ
メトキシシランに対し10倍当量の0.01%アンモニ
ア水を投入し、75×20mmのテフロン製攪拌羽根で
200rpmの速度で攪拌し、20℃、60分反応させ
てゾル水溶液を得た。続いて表1.に示した有機溶媒
を、ゾル水溶液と同量の容積分投入し、300rpm、
60℃、60分の条件でゲル化させた。得られた粒状の
シリカゲルを濾過し、真空乾燥機にて100℃8時間、
160℃2時間の条件で乾燥させた。得られた乾燥粒状
ゲルを、適当な開口径のメッシュで篩い、乾燥粒状ゲル
を分離して重量をはかり、収率を算出した。また乾燥粒
状ゲルを、ビデオマイクロスコープにて観察し、形状の
観察、凝集の有無、及び粒径の測定を行った。一連の測
定結果を表1.に併せて示した。実施例1〜5で得られ
た乾燥粒状ゲルは、90〜400μmの凝集のない、球
〜楕円状の滑らかな表面形状を有する粒状体であった。
また、実施例6,7で得られた乾燥粒状ゲルは、一部塊
状となり、乾燥粒状ゲルの収率は80〜72%となっ
た。また乾燥粒状ゲルの一部が凝集した状態で得られ
た。これらについては続いて焼成を行い、粒状シリカと
した。粒状化ができなかった比較例1〜3の乾燥ゲルに
ついては、焼成を行わなかった。実施例4の乾燥粒状ゲ
ルの形状を、図1.に示した。
ン製容器に、テトラメトキシシラン60g、及びテトラ
メトキシシランに対し10倍当量の0.01%アンモニ
ア水を投入し、75×20mmのテフロン製攪拌羽根で
200rpmの速度で攪拌し、20℃、60分反応させ
てゾル水溶液を得た。続いて表1.に示した有機溶媒
を、ゾル水溶液と同量の容積分投入し、300rpm、
60℃、60分の条件でゲル化させた。得られた粒状の
シリカゲルを濾過し、真空乾燥機にて100℃8時間、
160℃2時間の条件で乾燥させた。得られた乾燥粒状
ゲルを、適当な開口径のメッシュで篩い、乾燥粒状ゲル
を分離して重量をはかり、収率を算出した。また乾燥粒
状ゲルを、ビデオマイクロスコープにて観察し、形状の
観察、凝集の有無、及び粒径の測定を行った。一連の測
定結果を表1.に併せて示した。実施例1〜5で得られ
た乾燥粒状ゲルは、90〜400μmの凝集のない、球
〜楕円状の滑らかな表面形状を有する粒状体であった。
また、実施例6,7で得られた乾燥粒状ゲルは、一部塊
状となり、乾燥粒状ゲルの収率は80〜72%となっ
た。また乾燥粒状ゲルの一部が凝集した状態で得られ
た。これらについては続いて焼成を行い、粒状シリカと
した。粒状化ができなかった比較例1〜3の乾燥ゲルに
ついては、焼成を行わなかった。実施例4の乾燥粒状ゲ
ルの形状を、図1.に示した。
【0026】焼成は、実施例1〜7で得られた乾燥粒状
ゲルを石英製坩堝に入れ、室温から800℃までを2℃
/分、800℃から1250℃までを4℃/分で昇温
し,1250℃で2時間保持する条件で行った。焼成後
の粒状シリカの粒径、及び気泡の有無はビデオマイクロ
スコープによる観察により求め、黒点数は、焼成後の粒
状シリカ2.5gを白紙の上に広げ、目視により黒点数
をカウントして求めた。その結果、得られた粒状シリカ
は、粒径が40〜500μmであり、黒点として検出さ
れる異常粒子或いは気泡の混入は全くみられなかった。
また実施例4の粒状シリカについて、FT−IRによる
残留ヒドロキシ基の分析を行った結果、ヒドロキシ基は
80ppm以下であった。
ゲルを石英製坩堝に入れ、室温から800℃までを2℃
/分、800℃から1250℃までを4℃/分で昇温
し,1250℃で2時間保持する条件で行った。焼成後
の粒状シリカの粒径、及び気泡の有無はビデオマイクロ
スコープによる観察により求め、黒点数は、焼成後の粒
状シリカ2.5gを白紙の上に広げ、目視により黒点数
をカウントして求めた。その結果、得られた粒状シリカ
は、粒径が40〜500μmであり、黒点として検出さ
れる異常粒子或いは気泡の混入は全くみられなかった。
また実施例4の粒状シリカについて、FT−IRによる
残留ヒドロキシ基の分析を行った結果、ヒドロキシ基は
80ppm以下であった。
【0027】
【表1】
【図1】 図1は実施例4で得た乾燥ゲルをビデオマイ
クロスコープにより撮影した粒子形状を示す写真であ
る。
クロスコープにより撮影した粒子形状を示す写真であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】テトラアルコキシシランを加水分解してゾ
ル水溶液とし、これをゲル化し、乾燥して乾燥ゲルと
し、次いで焼成する粒状シリカの製造方法において、テ
トラアルコキシシランを加水分解して得たゾル水溶液
と、水に相溶しない有機溶媒とを混合、攪拌してW/O
型懸濁液とし、次いで攪拌しながらゾル水溶液をゲル化
させることを特徴とする粒状シリカの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31239397A JPH11147709A (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | 粒状シリカの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31239397A JPH11147709A (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | 粒状シリカの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11147709A true JPH11147709A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18028716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31239397A Pending JPH11147709A (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | 粒状シリカの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11147709A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016539903A (ja) * | 2013-11-26 | 2016-12-22 | メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングMerck Patent Gesellschaft mit beschraenkter Haftung | 無機粒子状材料を生成するためのプロセス |
RU2759942C2 (ru) * | 2017-01-18 | 2021-11-18 | Эвоник Оперейшенс ГмбХ | Гранулированный теплоизоляционный материал и способ его получения |
CN120097351A (zh) * | 2025-05-12 | 2025-06-06 | 中南大学 | 一种基于液液两相界面法制备二氧化硅的方法 |
-
1997
- 1997-11-13 JP JP31239397A patent/JPH11147709A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016539903A (ja) * | 2013-11-26 | 2016-12-22 | メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングMerck Patent Gesellschaft mit beschraenkter Haftung | 無機粒子状材料を生成するためのプロセス |
RU2759942C2 (ru) * | 2017-01-18 | 2021-11-18 | Эвоник Оперейшенс ГмбХ | Гранулированный теплоизоляционный материал и способ его получения |
CN120097351A (zh) * | 2025-05-12 | 2025-06-06 | 中南大学 | 一种基于液液两相界面法制备二氧化硅的方法 |
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