JPH11139114A - 氷雪路用空気入りタイヤ - Google Patents
氷雪路用空気入りタイヤInfo
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- 230000001012 protector Effects 0.000 claims description 10
- 239000004575 stone Substances 0.000 abstract description 10
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 3
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000010426 asphalt Substances 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/12—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
- B60C11/1272—Width of the sipe
- B60C11/1281—Width of the sipe different within the same sipe, i.e. enlarged width portion at sipe bottom or along its length
-
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-
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- B60C2011/1268—Depth of the sipe being different from sipe to sipe
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ラグ溝に噛み込んだ小石を抜け易くする。
【解決手段】トレッド面1にタイヤ周方向Tに延びる主
溝2を設けると共に、タイヤ幅方向に延びるラグ溝3を
タイヤ周方向Tに所定のピッチで配置し、それら主溝2
とラグ溝3により多数のブロック4を区画形成し、各ブ
ロック4にタイヤ幅方向に延びる少なくとも3本のサイ
プ5a,5b,5cを設けた氷雪路用空気入りタイヤで
ある。各サイプ5a,5b,5cはブロック表面4aか
ら溝底側に向けて延びる幅広部5a1,5b2,5c3をそれ
ぞれ有している。幅広部5a1,5b2,5c3は、その深さ
がタイヤ周方向両側のサイプ5a,5cに設けたものよ
りも中央部側のサイプ5bに設けたものの方が深くなっ
ている。
溝2を設けると共に、タイヤ幅方向に延びるラグ溝3を
タイヤ周方向Tに所定のピッチで配置し、それら主溝2
とラグ溝3により多数のブロック4を区画形成し、各ブ
ロック4にタイヤ幅方向に延びる少なくとも3本のサイ
プ5a,5b,5cを設けた氷雪路用空気入りタイヤで
ある。各サイプ5a,5b,5cはブロック表面4aか
ら溝底側に向けて延びる幅広部5a1,5b2,5c3をそれ
ぞれ有している。幅広部5a1,5b2,5c3は、その深さ
がタイヤ周方向両側のサイプ5a,5cに設けたものよ
りも中央部側のサイプ5bに設けたものの方が深くなっ
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主溝とラグ溝によ
り区分されたブロックにサイプを設けた氷雪路用空気入
りタイヤに関し、更に詳しくは、ラグ溝の石抜け性を改
善するようにした氷雪路用空気入りタイヤに関する。
り区分されたブロックにサイプを設けた氷雪路用空気入
りタイヤに関し、更に詳しくは、ラグ溝の石抜け性を改
善するようにした氷雪路用空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、氷雪路に用いられる空気入りタ
イヤは、トレッド面にタイヤ周方向に延びる主溝を設け
ると共に、タイヤ幅方向に延びるラグ溝をタイヤ周方向
に所定のピッチで配置し、該主溝とラグ溝により多数の
ブロックを区画形成し、そのブロックにタイヤ幅方向に
延びる複数のサイプを設けるようにしている。このよう
な構成の空気入りタイヤにおいて、従来、より氷上性能
を発揮させるため、上記ラグ溝の幅を比較的狭く設定し
て実接地面積を大きく確保する手法が採られている。
イヤは、トレッド面にタイヤ周方向に延びる主溝を設け
ると共に、タイヤ幅方向に延びるラグ溝をタイヤ周方向
に所定のピッチで配置し、該主溝とラグ溝により多数の
ブロックを区画形成し、そのブロックにタイヤ幅方向に
延びる複数のサイプを設けるようにしている。このよう
な構成の空気入りタイヤにおいて、従来、より氷上性能
を発揮させるため、上記ラグ溝の幅を比較的狭く設定し
て実接地面積を大きく確保する手法が採られている。
【0003】しかし、このようにラグ溝の幅を狭くする
と、石噛みが多く発生すると共に噛んだ小石が抜け難
く、それに起因して溝底にクラックの発生を招くという
問題があった。
と、石噛みが多く発生すると共に噛んだ小石が抜け難
く、それに起因して溝底にクラックの発生を招くという
問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ラグ
溝に噛み込んだ小石を抜け易くすることが可能な氷雪路
用空気入りタイヤを提供することにある。
溝に噛み込んだ小石を抜け易くすることが可能な氷雪路
用空気入りタイヤを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、トレッド面にタイヤ周方向に延びる主溝を設ける
と共に、タイヤ幅方向に延びるラグ溝をタイヤ周方向に
所定のピッチで配置し、該主溝とラグ溝により多数のブ
ロックを区画形成し、各ブロックにタイヤ幅方向に延び
る少なくとも3本のサイプを設けた氷雪路用空気入りタ
イヤにおいて、各サイプを前記ブロックの表面から溝底
側に向けて延びる幅広部をそれぞれ有する構成にし、か
つ該幅広部の深さをタイヤ周方向両側のサイプよりも中
央部側のサイプの方を深くしたことを特徴とする。
明は、トレッド面にタイヤ周方向に延びる主溝を設ける
と共に、タイヤ幅方向に延びるラグ溝をタイヤ周方向に
所定のピッチで配置し、該主溝とラグ溝により多数のブ
ロックを区画形成し、各ブロックにタイヤ幅方向に延び
る少なくとも3本のサイプを設けた氷雪路用空気入りタ
イヤにおいて、各サイプを前記ブロックの表面から溝底
側に向けて延びる幅広部をそれぞれ有する構成にし、か
つ該幅広部の深さをタイヤ周方向両側のサイプよりも中
央部側のサイプの方を深くしたことを特徴とする。
【0006】このようにブロックにタイヤ幅方向に設け
た各サイプにブロック表面から溝底側に向けて延びる幅
広部を設け、その幅広部の深さを両側よりも中央部側を
深くするので、ラグ溝に小石が噛み込むと、サイプによ
り区分された小ブロック部において、深い幅広部に面す
る小ブロック部が幅広部に沿って底部側の方まで変形す
る。その結果、小石に対する反力が斜め外側に向けて作
用し、噛み込んだ小石を押し出すようになる。従って、
ラグ溝に石噛みが発生しても深さを変えた幅広部の吐き
出し効果により噛み込んだ小石を抜け易くすることが可
能になる。
た各サイプにブロック表面から溝底側に向けて延びる幅
広部を設け、その幅広部の深さを両側よりも中央部側を
深くするので、ラグ溝に小石が噛み込むと、サイプによ
り区分された小ブロック部において、深い幅広部に面す
る小ブロック部が幅広部に沿って底部側の方まで変形す
る。その結果、小石に対する反力が斜め外側に向けて作
用し、噛み込んだ小石を押し出すようになる。従って、
ラグ溝に石噛みが発生しても深さを変えた幅広部の吐き
出し効果により噛み込んだ小石を抜け易くすることが可
能になる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について図に
示す実施形態を参照して具体的に説明する。図1は、本
発明の氷雪路用空気入りタイヤのトレッド面要部の一例
を示す。トレッド面1には、タイヤ周方向Tに沿って延
びる複数の主溝2が設けられる共に、タイヤ幅方向に沿
って延びるラグ溝3がタイヤ周方向Tに沿って所定のピ
ッチで配置され、これら主溝2とラグ溝3により多数の
ブロック4が区画形成されている。このラグ溝3はラグ
パターンタイヤ(夏)のラグ溝幅10〜20mmに対して
比較的狭く設定(溝幅が5〜8mm) されており、ブロッ
ク4の実接地面積を大きくして、高い氷上性能を発揮さ
せるようにしている。
示す実施形態を参照して具体的に説明する。図1は、本
発明の氷雪路用空気入りタイヤのトレッド面要部の一例
を示す。トレッド面1には、タイヤ周方向Tに沿って延
びる複数の主溝2が設けられる共に、タイヤ幅方向に沿
って延びるラグ溝3がタイヤ周方向Tに沿って所定のピ
ッチで配置され、これら主溝2とラグ溝3により多数の
ブロック4が区画形成されている。このラグ溝3はラグ
パターンタイヤ(夏)のラグ溝幅10〜20mmに対して
比較的狭く設定(溝幅が5〜8mm) されており、ブロッ
ク4の実接地面積を大きくして、高い氷上性能を発揮さ
せるようにしている。
【0008】各ブロック4の表面4aには、タイヤ幅方
向に沿ってストレート状に延びる3本のサイプ5a,5
b,5cが両側の主溝2に連通するように形成されてい
る。各サイプ5a,5b,5cは、図2に示すように、
ブロック表面4aから溝底側に向けて略同じ幅で延びる
幅広部5a1,5b2,5c3をそれぞれ有している。その幅
広部5a1,5b2,5c3は、深さがタイヤ周方向両側のサ
イプ5a,5cよりも中央部側のサイプ5b2に設けたも
のの方が深くなっている。
向に沿ってストレート状に延びる3本のサイプ5a,5
b,5cが両側の主溝2に連通するように形成されてい
る。各サイプ5a,5b,5cは、図2に示すように、
ブロック表面4aから溝底側に向けて略同じ幅で延びる
幅広部5a1,5b2,5c3をそれぞれ有している。その幅
広部5a1,5b2,5c3は、深さがタイヤ周方向両側のサ
イプ5a,5cよりも中央部側のサイプ5b2に設けたも
のの方が深くなっている。
【0009】このようにサイプ5a,5b,5cにブロ
ック表面4aからサイプより溝幅を大きくした幅広部5
a1,5b2,5c3をそれぞれ設け、その幅広部5a1,5
b2,5c3の深さを中央部側を深く、両側を浅くするた
め、図3に示すように、ラグ溝3に噛み込んだ小石sに
より深い幅広部5b2の方がその底部側の方まで大きく変
形するため、その反力として噛んだ小石sに対し斜め外
側に向いた矢印方向に押し出す力が作用する。この小石
sを押し出そうとする吐き出し効果により、石抜けを容
易にすることができる。従って、噛んだ小石に起因して
発生する溝底のクラックの抑制が可能になる。
ック表面4aからサイプより溝幅を大きくした幅広部5
a1,5b2,5c3をそれぞれ設け、その幅広部5a1,5
b2,5c3の深さを中央部側を深く、両側を浅くするた
め、図3に示すように、ラグ溝3に噛み込んだ小石sに
より深い幅広部5b2の方がその底部側の方まで大きく変
形するため、その反力として噛んだ小石sに対し斜め外
側に向いた矢印方向に押し出す力が作用する。この小石
sを押し出そうとする吐き出し効果により、石抜けを容
易にすることができる。従って、噛んだ小石に起因して
発生する溝底のクラックの抑制が可能になる。
【0010】本発明において、サイプ5a,5b,5c
の深さとしては、ラグ溝3の溝深さGDに対して、0.
5GD〜1.0GDの範囲にすることができる。それに
対して、中央部側の幅広部5b2の深さd2 としては、ラ
グ溝3の溝深さGDに対して0.5GD〜1.0GDの
範囲にするのがよい。両側の幅広部5a1,5c3の深さd
1,d3 としては、幅広部5b2の深さd2 に対して50%
〜80%の深さとするのがが好ましい。
の深さとしては、ラグ溝3の溝深さGDに対して、0.
5GD〜1.0GDの範囲にすることができる。それに
対して、中央部側の幅広部5b2の深さd2 としては、ラ
グ溝3の溝深さGDに対して0.5GD〜1.0GDの
範囲にするのがよい。両側の幅広部5a1,5c3の深さd
1,d3 としては、幅広部5b2の深さd2 に対して50%
〜80%の深さとするのがが好ましい。
【0011】サイプ5a,5b,5cの幅wとしては
0.5mm〜1mm、幅広部5a1,5b2,5c3の幅w’とし
てはサイプ5a,5b,5cの幅wよりも0.5mm以上
大きくかつ2mm以下にするのがよい。幅広部5a1,5
b2,5c3は、図2に示すように、内側の幅が狭いサイプ
部分に対して左右両側に幅が広がる形状や、また、図4
に示す幅広部5a1のように、一方側にのみ幅が広がる形
状であってもよい。
0.5mm〜1mm、幅広部5a1,5b2,5c3の幅w’とし
てはサイプ5a,5b,5cの幅wよりも0.5mm以上
大きくかつ2mm以下にするのがよい。幅広部5a1,5
b2,5c3は、図2に示すように、内側の幅が狭いサイプ
部分に対して左右両側に幅が広がる形状や、また、図4
に示す幅広部5a1のように、一方側にのみ幅が広がる形
状であってもよい。
【0012】サイプの本数としては、上記実施形態では
3本設けた例を示したが、ブロックの大きさにより、そ
れ以上設けたものであってもよく、少なくとも3本設け
たものであればよい。また、5本以上設ける場合には、
中央部側の幅広部の深さ程深くなるようにするのが好ま
しい。上限値としては、ブロックの大きさにより異なる
が、氷雪路用空気入りタイヤとしては一般に最大7本/
1ブロックにすることができる。
3本設けた例を示したが、ブロックの大きさにより、そ
れ以上設けたものであってもよく、少なくとも3本設け
たものであればよい。また、5本以上設ける場合には、
中央部側の幅広部の深さ程深くなるようにするのが好ま
しい。上限値としては、ブロックの大きさにより異なる
が、氷雪路用空気入りタイヤとしては一般に最大7本/
1ブロックにすることができる。
【0013】また、本発明では、図1,2に示すよう
に、ラグ溝3に面する各ブロック4のタイヤ周方向前後
の壁面4b,4cに、ブロック表面4aから溝底にかけ
て延びる凸状のプロテクター6を設けるのがよい。この
プロテクター6の幅Yとしては、プロテクター6が設け
られたブロック壁面の幅Wに対して0.4W〜0.6W
の範囲、突出量hとしては1mm以上でかつ対面するラグ
溝3の平均溝幅の0.25倍以下にすることができる。
このようなプロテクター6をブロック壁面に突設するこ
とにより、小石をラグ溝3内に入り難くすることができ
るため、石噛みの発生を抑えることができる。
に、ラグ溝3に面する各ブロック4のタイヤ周方向前後
の壁面4b,4cに、ブロック表面4aから溝底にかけ
て延びる凸状のプロテクター6を設けるのがよい。この
プロテクター6の幅Yとしては、プロテクター6が設け
られたブロック壁面の幅Wに対して0.4W〜0.6W
の範囲、突出量hとしては1mm以上でかつ対面するラグ
溝3の平均溝幅の0.25倍以下にすることができる。
このようなプロテクター6をブロック壁面に突設するこ
とにより、小石をラグ溝3内に入り難くすることができ
るため、石噛みの発生を抑えることができる。
【0014】このプロテクター6は、上記実施形態で
は、壁面4b,4cの幅方向中央部に対面するように設
けているが、それに代えて、図5に示すように、壁面4
b,4cの幅方向左右の端部側にオフセットするように
して設けるようにしてもよい。また、上記サイプは、上
述した直線状のサイプに代えて、図5のようなジグザグ
状のサイプであってもよい。
は、壁面4b,4cの幅方向中央部に対面するように設
けているが、それに代えて、図5に示すように、壁面4
b,4cの幅方向左右の端部側にオフセットするように
して設けるようにしてもよい。また、上記サイプは、上
述した直線状のサイプに代えて、図5のようなジグザグ
状のサイプであってもよい。
【0015】
【実施例】タイヤサイズを185R148PRで共通に
し、各ブロックに設けた3本のサイプをブロック表面か
ら溝底側に向けて延びる幅広部をそれぞれ有する構成に
し、その幅広部の深さをタイヤ周方向両側のサイプより
も中央部側のサイプの方を深くした図1に示すブロック
パターンを有する本発明タイヤと、本発明タイヤにおい
て幅広部を設けていない従来タイヤとをそれぞれ作製し
た。
し、各ブロックに設けた3本のサイプをブロック表面か
ら溝底側に向けて延びる幅広部をそれぞれ有する構成に
し、その幅広部の深さをタイヤ周方向両側のサイプより
も中央部側のサイプの方を深くした図1に示すブロック
パターンを有する本発明タイヤと、本発明タイヤにおい
て幅広部を設けていない従来タイヤとをそれぞれ作製し
た。
【0016】これら各試験タイヤをリムサイズ14×5
1/2JJのリムに装着し、空気圧を450kPa にして2
000ccの車両に装着し、以下に示す測定条件により、
石噛み発生評価試験を行ったところ、表1に示す結果を
得た。 石噛み発生評価試験 平坦なアスファルト舗装路面に7mm程度の大きさの小石
を一様に敷きつめた評価路面を50m走行させ、タイヤ
のラグ溝部に噛んでいた小石の数を比較した。その結果
を従来タイヤを100とする指数値で評価した。その値
が小さい程、石噛みの発生が少ない。
1/2JJのリムに装着し、空気圧を450kPa にして2
000ccの車両に装着し、以下に示す測定条件により、
石噛み発生評価試験を行ったところ、表1に示す結果を
得た。 石噛み発生評価試験 平坦なアスファルト舗装路面に7mm程度の大きさの小石
を一様に敷きつめた評価路面を50m走行させ、タイヤ
のラグ溝部に噛んでいた小石の数を比較した。その結果
を従来タイヤを100とする指数値で評価した。その値
が小さい程、石噛みの発生が少ない。
【0017】
【表1】
【0018】表1から明らかなように、本発明タイヤ
は、石噛みの発生頻度が低く、噛み込んだ小石が抜け易
いことが判る。
は、石噛みの発生頻度が低く、噛み込んだ小石が抜け易
いことが判る。
【0019】
【発明の効果】上述したように本発明は、ブロックにタ
イヤ幅方向に延びる少なくとも3本のサイプを設けた氷
雪路用空気入りタイヤにおいて、各サイプをブロック表
面から溝底側に向けて延びる幅広部をそれぞれ有する構
成にし、かつ該幅広部の深さをタイヤ周方向両側のサイ
プよりも中央部側のサイプの方を深くしたので、そのサ
イプの幅広部による吐き出し効果により、ラグ溝の石抜
けを良好にすることができる。
イヤ幅方向に延びる少なくとも3本のサイプを設けた氷
雪路用空気入りタイヤにおいて、各サイプをブロック表
面から溝底側に向けて延びる幅広部をそれぞれ有する構
成にし、かつ該幅広部の深さをタイヤ周方向両側のサイ
プよりも中央部側のサイプの方を深くしたので、そのサ
イプの幅広部による吐き出し効果により、ラグ溝の石抜
けを良好にすることができる。
【図1】本発明の氷雪路用空気入りタイヤの一例を示す
トレッド面の要部展開図である。
トレッド面の要部展開図である。
【図2】図1のA−A矢視拡大断面図である。
【図3】本発明の作用を示す拡大断面図である。
【図4】本発明の氷雪路用空気入りタイヤにおいて、幅
広部を有するサイプの他の例を示す要部拡大断面図であ
る。
広部を有するサイプの他の例を示す要部拡大断面図であ
る。
【図5】本発明の氷雪路用空気入りタイヤの他の例を示
すブロックの拡大平面図である。
すブロックの拡大平面図である。
1 トレッド面 2 主溝 3 ラグ溝 4 ブロック 4a 表面 4b,4c 壁面 5a,5b,5c サイプ 5a1,5b2,5c3
幅広部 6 プロテクター GD ラグ溝の深
さ T タイヤ周方向 W ブロック壁面
の幅 d1,d2,d3 幅広部の深さ h プロテクター
の突出量 s 小石 w サイプの幅 w’幅広部の幅
幅広部 6 プロテクター GD ラグ溝の深
さ T タイヤ周方向 W ブロック壁面
の幅 d1,d2,d3 幅広部の深さ h プロテクター
の突出量 s 小石 w サイプの幅 w’幅広部の幅
Claims (3)
- 【請求項1】 トレッド面にタイヤ周方向に延びる主溝
を設けると共に、タイヤ幅方向に延びるラグ溝をタイヤ
周方向に所定のピッチで配置し、該主溝とラグ溝により
多数のブロックを区画形成し、各ブロックにタイヤ幅方
向に延びる少なくとも3本のサイプを設けた氷雪路用空
気入りタイヤにおいて、 各サイプを前記ブロックの表面から溝底側に向けて延び
る幅広部をそれぞれ有する構成にし、かつ該幅広部の深
さをタイヤ周方向両側のサイプよりも中央部側のサイプ
の方を深くした氷雪路用空気入りタイヤ。 - 【請求項2】 前記中央部側のサイプの幅広部の深さを
前記ラグ溝の深さGDに対して0.5GD〜1.0GD
にした請求項1に記載の氷雪路用空気入りタイヤ。 - 【請求項3】 前記ラグ溝に面するブロックのタイヤ周
方向前後の壁面に、ブロック表面から溝底にかけて延在
する凸状のプロテクターを設け、該プロテクターの幅Y
をそのプロテクターが設けられたブロック壁面の幅Wに
対して0.4W〜0.6W、突出量hを1mm以上かつ対
面するラグ溝の平均溝幅の0.25倍以下にした請求項
1または2に記載の氷雪路用空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9312952A JPH11139114A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 氷雪路用空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9312952A JPH11139114A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 氷雪路用空気入りタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11139114A true JPH11139114A (ja) | 1999-05-25 |
Family
ID=18035459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9312952A Pending JPH11139114A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 氷雪路用空気入りタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11139114A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001187517A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-07-10 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
JP2003182313A (ja) * | 2001-12-21 | 2003-07-03 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
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