JPH11135809A - 誘電体膜の形成方法 - Google Patents
誘電体膜の形成方法Info
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- JPH11135809A JPH11135809A JP9295903A JP29590397A JPH11135809A JP H11135809 A JPH11135809 A JP H11135809A JP 9295903 A JP9295903 A JP 9295903A JP 29590397 A JP29590397 A JP 29590397A JP H11135809 A JPH11135809 A JP H11135809A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】半導体光素子に対する誘電体膜の形成方法にお
いて、誘電体膜を必要な面にのみ形成する。また、設計
通りの誘電体膜を確実に形成する。 【解決手段】先ず、GaAsからなる基板1の上に、プ
ラズマCVD法によりTiO2 膜2とSiO2 膜3を順
次成膜する(a)。次に、この成膜板5のSiO 2 膜3
面と、半導体光素子10の光入出射面(劈開面)11と
を対向させて、オプティカルコンタクトにより接合する
(b)。次に、半導体光素子10に接合した基板1を、
硫酸を含む溶剤で除去して、TiO2 膜2を露出させる
(c)。
いて、誘電体膜を必要な面にのみ形成する。また、設計
通りの誘電体膜を確実に形成する。 【解決手段】先ず、GaAsからなる基板1の上に、プ
ラズマCVD法によりTiO2 膜2とSiO2 膜3を順
次成膜する(a)。次に、この成膜板5のSiO 2 膜3
面と、半導体光素子10の光入出射面(劈開面)11と
を対向させて、オプティカルコンタクトにより接合する
(b)。次に、半導体光素子10に接合した基板1を、
硫酸を含む溶剤で除去して、TiO2 膜2を露出させる
(c)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子に対す
る誘電体膜の形成方法に関し、特に、光通信、光計測、
および種々の光信号処理等に用いられる半導体光素子の
光入出射面に対する誘電体多層膜の形成方法として有用
な方法に関する。
る誘電体膜の形成方法に関し、特に、光通信、光計測、
および種々の光信号処理等に用いられる半導体光素子の
光入出射面に対する誘電体多層膜の形成方法として有用
な方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体光素子の光入出射面における反射
率あるいは透過率は、半導体光素子の特性を決める重要
な要素となっている。そのため、従来より、半導体光素
子の光入出射面に誘電体多層膜を形成して、反射率ある
いは透過率を制御することが行われている。
率あるいは透過率は、半導体光素子の特性を決める重要
な要素となっている。そのため、従来より、半導体光素
子の光入出射面に誘電体多層膜を形成して、反射率ある
いは透過率を制御することが行われている。
【0003】そして従来は、図2に示すように、半導体
光素子10の光入出射面11に直接、例えばSiO2 膜
3とTiO2 膜2からなる2層の誘電体膜を成膜してい
る。成膜方法としては、電子ビーム蒸着法やプラズマC
VD(Chemical Vaper Deposition )法が採用されてい
る。
光素子10の光入出射面11に直接、例えばSiO2 膜
3とTiO2 膜2からなる2層の誘電体膜を成膜してい
る。成膜方法としては、電子ビーム蒸着法やプラズマC
VD(Chemical Vaper Deposition )法が採用されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来法によれば、誘電体膜を成膜する際に、半導体光素子
の光入出射面以外の面(光入出射面に隣接する面)にも
誘電体膜が形成される。例えば図3に示すような半導体
レーザでは、半導体基板12の上に、バッファ層、クラ
ッド層、ガイド層、活性層等の各層を堆積して、その最
上面14には所定形状の電極15を設け、基板12の下
面には電極層16を設けており、基板面に垂直な面(図
3の正面)を光入出射面11としている。このような場
合に、電極15が設けてある最上面14に回り込んで誘
電体膜が成膜されると、電極15による電気的なコンタ
クトが十分に取れなくなるという問題がある。
来法によれば、誘電体膜を成膜する際に、半導体光素子
の光入出射面以外の面(光入出射面に隣接する面)にも
誘電体膜が形成される。例えば図3に示すような半導体
レーザでは、半導体基板12の上に、バッファ層、クラ
ッド層、ガイド層、活性層等の各層を堆積して、その最
上面14には所定形状の電極15を設け、基板12の下
面には電極層16を設けており、基板面に垂直な面(図
3の正面)を光入出射面11としている。このような場
合に、電極15が設けてある最上面14に回り込んで誘
電体膜が成膜されると、電極15による電気的なコンタ
クトが十分に取れなくなるという問題がある。
【0005】実際に、電子ビーム蒸着法により図3の半
導体レーザの光入出射面11に直接、SiO2 膜とTi
O2 膜からなる2層の誘電体膜を成膜し、その時の基板
面に平行な最上面14を顕微鏡で観察したところ、誘電
体膜が形成されていることが確認された。図4は、その
顕微鏡写真を模式的に示す模式図である。この図から、
電極15を設けた最上面14に、光入出射面11に隣接
する縁から中央部分までの範囲に、ほぼ一定幅で誘電体
膜17が回り込んで成膜されている様子が分かる。
導体レーザの光入出射面11に直接、SiO2 膜とTi
O2 膜からなる2層の誘電体膜を成膜し、その時の基板
面に平行な最上面14を顕微鏡で観察したところ、誘電
体膜が形成されていることが確認された。図4は、その
顕微鏡写真を模式的に示す模式図である。この図から、
電極15を設けた最上面14に、光入出射面11に隣接
する縁から中央部分までの範囲に、ほぼ一定幅で誘電体
膜17が回り込んで成膜されている様子が分かる。
【0006】また、誘電体多層膜を直接、半導体光素子
に成膜すると、誘電体多層膜が設計通りに成膜されてい
るかどうかが確認できないため、所定の誘電体多層膜に
より半導体光素子にもたらされるべき作用が得られない
ことがある。その結果として、半導体光素子の性能が劣
化するという問題もある。また、半導体光素子を成膜雰
囲気に曝すことにより、半導体光素子の特性を低下させ
る恐れもある。
に成膜すると、誘電体多層膜が設計通りに成膜されてい
るかどうかが確認できないため、所定の誘電体多層膜に
より半導体光素子にもたらされるべき作用が得られない
ことがある。その結果として、半導体光素子の性能が劣
化するという問題もある。また、半導体光素子を成膜雰
囲気に曝すことにより、半導体光素子の特性を低下させ
る恐れもある。
【0007】なお、誘電体膜の光入出射面以外の面への
回り込みを防止する対策としては、成膜時に半導体光素
子を挟持する挟持部材の幅を大きくして、成膜装置内で
光入出射面以外の面を可能な限り露出させないようにす
ること等が行われているが、このような方法によっても
回り込みを完全に防ぐことはできなかった。そのため、
従来は、光入出射面以外の面に付着した誘電体膜を成膜
後に除去する工程を行っており、生産性の点でも問題が
あった。
回り込みを防止する対策としては、成膜時に半導体光素
子を挟持する挟持部材の幅を大きくして、成膜装置内で
光入出射面以外の面を可能な限り露出させないようにす
ること等が行われているが、このような方法によっても
回り込みを完全に防ぐことはできなかった。そのため、
従来は、光入出射面以外の面に付着した誘電体膜を成膜
後に除去する工程を行っており、生産性の点でも問題が
あった。
【0008】本発明は、このような従来技術の問題点に
着目してなされたものであり、半導体光素子に対する誘
電体膜の形成方法において、誘電体膜を必要な面にのみ
形成することができるとともに、設計通りの誘電体膜が
確実に形成されるようにすることのできる方法を提供す
ることを課題とする。
着目してなされたものであり、半導体光素子に対する誘
電体膜の形成方法において、誘電体膜を必要な面にのみ
形成することができるとともに、設計通りの誘電体膜が
確実に形成されるようにすることのできる方法を提供す
ることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、予め所定の基板上に誘電体
膜を成膜して成膜板を形成する成膜工程と、この成膜板
の誘電体膜面と半導体素子の誘電体膜形成面とを対向さ
せて半導体素子と成膜板とを接合する接合工程と、接合
された成膜板の基板を除去して誘電体膜を露出させる基
板除去工程とを有することを特徴とする誘電体膜の形成
方法を提供する。
に、請求項1に係る発明は、予め所定の基板上に誘電体
膜を成膜して成膜板を形成する成膜工程と、この成膜板
の誘電体膜面と半導体素子の誘電体膜形成面とを対向さ
せて半導体素子と成膜板とを接合する接合工程と、接合
された成膜板の基板を除去して誘電体膜を露出させる基
板除去工程とを有することを特徴とする誘電体膜の形成
方法を提供する。
【0010】請求項2に係る発明は、予め所定の基板上
に誘電体膜を成膜して成膜板を形成する成膜工程と、こ
の成膜板の誘電体膜面と半導体光素子の光入出射面、光
入射面、または光出射面とを対向させて半導体光素子と
成膜板とを接合する接合工程と、接合された成膜板の基
板を除去して誘電体膜を露出させる基板除去工程とを有
することを特徴とする誘電体膜の形成方法を提供する。
に誘電体膜を成膜して成膜板を形成する成膜工程と、こ
の成膜板の誘電体膜面と半導体光素子の光入出射面、光
入射面、または光出射面とを対向させて半導体光素子と
成膜板とを接合する接合工程と、接合された成膜板の基
板を除去して誘電体膜を露出させる基板除去工程とを有
することを特徴とする誘電体膜の形成方法を提供する。
【0011】予め誘電体膜を成膜しておく基板の材料と
しては、後から溶剤等により容易に除去可能な材料、例
えば、GaAs、InP等が挙げられる。本発明によれ
ば、半導体素子の誘電体膜形成面(例えば、半導体光素
子では、光入射面と光出射面を兼ねた光入出射面、また
は光入射面と光出射面が異なる面の場合はいずれかの
面)に直接誘電体膜を成膜しないで、別の基板に成膜さ
れた誘電体膜を誘電体膜形成面に接合するため、誘電体
膜形成面以外に誘電体膜が形成されることはない。ま
た、誘電体膜の特性を接合前に独立に測定できるため、
誘電体膜が設計通りに成膜されているかどうかを確認で
きる。
しては、後から溶剤等により容易に除去可能な材料、例
えば、GaAs、InP等が挙げられる。本発明によれ
ば、半導体素子の誘電体膜形成面(例えば、半導体光素
子では、光入射面と光出射面を兼ねた光入出射面、また
は光入射面と光出射面が異なる面の場合はいずれかの
面)に直接誘電体膜を成膜しないで、別の基板に成膜さ
れた誘電体膜を誘電体膜形成面に接合するため、誘電体
膜形成面以外に誘電体膜が形成されることはない。ま
た、誘電体膜の特性を接合前に独立に測定できるため、
誘電体膜が設計通りに成膜されているかどうかを確認で
きる。
【0012】また、半導体(光)素子と成膜板との接合
方法としてはオプティカルコンタクトが挙げられ、オプ
ティカルコンタクトによる接合を行う場合には、誘電体
膜の成膜は最表面が光学的に平坦となるように行い、素
子側の誘電体膜接合面は半導体結晶の劈開面とすること
が好ましい。
方法としてはオプティカルコンタクトが挙げられ、オプ
ティカルコンタクトによる接合を行う場合には、誘電体
膜の成膜は最表面が光学的に平坦となるように行い、素
子側の誘電体膜接合面は半導体結晶の劈開面とすること
が好ましい。
【0013】なお、オプティカルコンタクトによる接合
では、誘電体膜と素子側の誘電体膜接合面の間に接着剤
が介装されないため、誘電体膜の構成を、素子側の誘電
体膜接合面に直接成膜を行う場合と同一にすることがで
きる。
では、誘電体膜と素子側の誘電体膜接合面の間に接着剤
が介装されないため、誘電体膜の構成を、素子側の誘電
体膜接合面に直接成膜を行う場合と同一にすることがで
きる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は、本発明の方法の一実施形態を工程別
に示す説明図である。
説明する。図1は、本発明の方法の一実施形態を工程別
に示す説明図である。
【0015】先ず、(a)に示すように、GaAsから
なる基板1の上に、プラズマCVD法により、膜厚12
1.077nmのTiO2 (屈折率2.243)膜2
と、膜厚195.029nmのSiO2 (屈折率1.4
49)膜3を順次成膜した。図中符号4は、プラズマC
VD装置内で発生させた原料ガスのプラズマである。こ
れが本発明の成膜工程に相当する。
なる基板1の上に、プラズマCVD法により、膜厚12
1.077nmのTiO2 (屈折率2.243)膜2
と、膜厚195.029nmのSiO2 (屈折率1.4
49)膜3を順次成膜した。図中符号4は、プラズマC
VD装置内で発生させた原料ガスのプラズマである。こ
れが本発明の成膜工程に相当する。
【0016】次に、(b)に示すように、前記成膜工程
で得られた成膜板5のSiO2 膜3面と、半導体光素子
10の光入出射面(InP結晶の劈開面、屈折率3.
4)11とを対向させて、オプティカルコンタクトによ
り接合した。これが本発明の接合工程に相当する。
で得られた成膜板5のSiO2 膜3面と、半導体光素子
10の光入出射面(InP結晶の劈開面、屈折率3.
4)11とを対向させて、オプティカルコンタクトによ
り接合した。これが本発明の接合工程に相当する。
【0017】次に、半導体光素子10に接合された成膜
板5の基板1を、硫酸を含む溶剤に浸漬して除去するこ
とにより、TiO2 膜2を露出させた。(c)はこの状
態を示している。これが本発明の基板除去工程に相当す
る。
板5の基板1を、硫酸を含む溶剤に浸漬して除去するこ
とにより、TiO2 膜2を露出させた。(c)はこの状
態を示している。これが本発明の基板除去工程に相当す
る。
【0018】これにより、半導体光素子10の光入出射
面11上のみに、SiO2 膜3とTiO2 膜2からなる
2層の誘電体膜が形成され、この光入出射面11以外の
面に誘電体膜が形成されることはない。したがって、図
3に示す半導体レーザの場合に、電極15が設けてある
最上面14に回り込んで誘電体膜が成膜されるというこ
とがないため、電極15による電気的なコンタクトが十
分に取れなくなるということがない。
面11上のみに、SiO2 膜3とTiO2 膜2からなる
2層の誘電体膜が形成され、この光入出射面11以外の
面に誘電体膜が形成されることはない。したがって、図
3に示す半導体レーザの場合に、電極15が設けてある
最上面14に回り込んで誘電体膜が成膜されるというこ
とがないため、電極15による電気的なコンタクトが十
分に取れなくなるということがない。
【0019】また、半導体光素子の光入出射面の反射率
を0.01%以下とするための誘電体多層膜(反射防止
膜)を、先ず、所定の基板上に形成した後に、この誘電
体多層膜の特性を測定して、設計通りに成膜されている
かどうかを確認した後に、この誘電体多層膜を前述のよ
うにして半導体光素子の光入出射面に接合したところ、
反射率0.01%以下を再現性良く得ることができた。
これに対して、従来法により、同一の半導体光素子の光
入出射面に直接、同一構成の誘電体多層膜を成膜した場
合には、反射率は0.1%以下となり、膜設計通りの性
能を得ることができなかった。
を0.01%以下とするための誘電体多層膜(反射防止
膜)を、先ず、所定の基板上に形成した後に、この誘電
体多層膜の特性を測定して、設計通りに成膜されている
かどうかを確認した後に、この誘電体多層膜を前述のよ
うにして半導体光素子の光入出射面に接合したところ、
反射率0.01%以下を再現性良く得ることができた。
これに対して、従来法により、同一の半導体光素子の光
入出射面に直接、同一構成の誘電体多層膜を成膜した場
合には、反射率は0.1%以下となり、膜設計通りの性
能を得ることができなかった。
【0020】なお、基板1上への誘電体膜2,3の成膜
方法は、前述のプラズマCVD法に限定されず、電子ビ
ーム蒸着法等であってもよい。ただし、オプティカルコ
ンタクトで接合する場合には、表面の面精度をオプティ
カルコンタクトが可能な程度に高くすることができる方
法を採用する必要がある。
方法は、前述のプラズマCVD法に限定されず、電子ビ
ーム蒸着法等であってもよい。ただし、オプティカルコ
ンタクトで接合する場合には、表面の面精度をオプティ
カルコンタクトが可能な程度に高くすることができる方
法を採用する必要がある。
【0021】また、本発明の誘電体膜の形成方法は、前
述のような、半導体光素子の入出射面に対する誘電体多
層膜の形成方法に限定されず、形成する誘電体膜は1層
のみであってもよい。半導体光素子の光入射面と光出射
面が異なる面の場合は、両方の面に対して本発明の方法
が採用されていることが好ましい。また、誘電体膜の被
形成素子としては全ての半導体素子が含まれる。
述のような、半導体光素子の入出射面に対する誘電体多
層膜の形成方法に限定されず、形成する誘電体膜は1層
のみであってもよい。半導体光素子の光入射面と光出射
面が異なる面の場合は、両方の面に対して本発明の方法
が採用されていることが好ましい。また、誘電体膜の被
形成素子としては全ての半導体素子が含まれる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の誘電体膜
の形成方法によれば、誘電体膜を必要な面にのみ形成す
ることができるとともに、設計通りの誘電体膜が確実に
形成されるようにすることができる。その結果、半導体
素子の性能および生産性を向上させることができる。
の形成方法によれば、誘電体膜を必要な面にのみ形成す
ることができるとともに、設計通りの誘電体膜が確実に
形成されるようにすることができる。その結果、半導体
素子の性能および生産性を向上させることができる。
【図1】本発明の方法の一実施形態を工程別に示す説明
図である。
図である。
【図2】半導体光素子の光入出射面に対する誘電体膜の
形成方法の従来例を示す説明図である。
形成方法の従来例を示す説明図である。
【図3】誘電体膜が形成される半導体光素子の一例(半
導体レーザ)を示す概略斜視図である。
導体レーザ)を示す概略斜視図である。
【図4】従来法により図3の半導体光素子の光入射面に
誘電体膜を形成した場合の、光入射面に隣接する面の状
態を写した顕微鏡写真を模式的に示す模式図である。
誘電体膜を形成した場合の、光入射面に隣接する面の状
態を写した顕微鏡写真を模式的に示す模式図である。
1 基板 2 TiO2 膜 3 SiO2 膜 5 成膜板 10 半導体光素子(半導体素子) 11 光入出射面
Claims (3)
- 【請求項1】 予め所定の基板上に誘電体膜を成膜して
成膜板を形成する成膜工程と、この成膜板の誘電体膜面
と半導体素子の誘電体膜形成面とを対向させて半導体素
子と成膜板とを接合する接合工程と、接合された成膜板
の基板を除去して誘電体膜を露出させる基板除去工程と
を有することを特徴とする誘電体膜の形成方法。 - 【請求項2】 予め所定の基板上に誘電体膜を成膜して
成膜板を形成する成膜工程と、この成膜板の誘電体膜面
と半導体光素子の光入出射面、光入射面、または光出射
面とを対向させて半導体光素子と成膜板とを接合する接
合工程と、接合された成膜板の基板を除去して誘電体膜
を露出させる基板除去工程とを有することを特徴とする
誘電体膜の形成方法。 - 【請求項3】 誘電体膜の成膜は最表面が光学的に平坦
となるように行い、素子側の誘電体膜接合面は半導体結
晶の劈開面とし、オプティカルコンタクトにより接合を
行うことを特徴とする請求項1または2記載の誘電体膜
の形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9295903A JPH11135809A (ja) | 1997-10-28 | 1997-10-28 | 誘電体膜の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9295903A JPH11135809A (ja) | 1997-10-28 | 1997-10-28 | 誘電体膜の形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11135809A true JPH11135809A (ja) | 1999-05-21 |
Family
ID=17826652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9295903A Pending JPH11135809A (ja) | 1997-10-28 | 1997-10-28 | 誘電体膜の形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11135809A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100364539B1 (ko) * | 2000-05-18 | 2002-12-16 | 엘지전자 주식회사 | 솔리드 스테이트 디스플레이 제조방법 |
KR100998401B1 (ko) | 2008-12-30 | 2010-12-03 | 고려대학교 산학협력단 | 티타니아/카드뮴설파이드 이종구조를 갖는 태양전지용 기판제조 방법, 이를 이용한 태양전지 제조 방법 및 그 방법으로 제조된 태양전지 |
-
1997
- 1997-10-28 JP JP9295903A patent/JPH11135809A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100364539B1 (ko) * | 2000-05-18 | 2002-12-16 | 엘지전자 주식회사 | 솔리드 스테이트 디스플레이 제조방법 |
KR100998401B1 (ko) | 2008-12-30 | 2010-12-03 | 고려대학교 산학협력단 | 티타니아/카드뮴설파이드 이종구조를 갖는 태양전지용 기판제조 방법, 이를 이용한 태양전지 제조 방법 및 그 방법으로 제조된 태양전지 |
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