JPH11124067A - 建設機械のアイドラ支持構造 - Google Patents
建設機械のアイドラ支持構造Info
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- JPH11124067A JPH11124067A JP30812297A JP30812297A JPH11124067A JP H11124067 A JPH11124067 A JP H11124067A JP 30812297 A JP30812297 A JP 30812297A JP 30812297 A JP30812297 A JP 30812297A JP H11124067 A JPH11124067 A JP H11124067A
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- Japan
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- idler
- yoke
- piston
- shaft
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アイドラのトラックフレームへの組み付けが
容易であって、しかも走行中におけるアイドラの動きを
有効に規制できるようにする。 【構成】 ヨーク40の軸部40bにはアジャスタ18
を構成するシリンダ19から突出するピストン22の先
端に連結・固着した接合部材41と接合される。接合部
材41の端面は周囲の接合面41aの中央に突起41b
を形成したもので、ヨーク40の軸部40bの先端面は
円環状に形成した接合面42aとなり、その中央部に接
合部材41の突起41bを嵌合させる嵌合凹部42bが
形成されて、ヨーク40とピストン22に設けた接合部
材41とは、軸線方向以外には相対的な動きが規制され
るように凹凸嵌合されている。
容易であって、しかも走行中におけるアイドラの動きを
有効に規制できるようにする。 【構成】 ヨーク40の軸部40bにはアジャスタ18
を構成するシリンダ19から突出するピストン22の先
端に連結・固着した接合部材41と接合される。接合部
材41の端面は周囲の接合面41aの中央に突起41b
を形成したもので、ヨーク40の軸部40bの先端面は
円環状に形成した接合面42aとなり、その中央部に接
合部材41の突起41bを嵌合させる嵌合凹部42bが
形成されて、ヨーク40とピストン22に設けた接合部
材41とは、軸線方向以外には相対的な動きが規制され
るように凹凸嵌合されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベルその
他の建設機械において、下部走行体を構成するアイドラ
の支持構造に関するものである。
他の建設機械において、下部走行体を構成するアイドラ
の支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建設機械の一例として、図5に示したよ
うな油圧ショベルがある。同図において、1は下部走行
体を示し、この下部走行体1には旋回装置2を介して上
部旋回体3が旋回可能に設置されている。上部旋回体3
には、運転室4が設けられると共に、ブーム5a,アー
ム5b及びバケット5cからなるフロント作業機構5が
設けられており、このフロント作業機構5により土砂の
掘削等の作業を行うことができるようになっている。
うな油圧ショベルがある。同図において、1は下部走行
体を示し、この下部走行体1には旋回装置2を介して上
部旋回体3が旋回可能に設置されている。上部旋回体3
には、運転室4が設けられると共に、ブーム5a,アー
ム5b及びバケット5cからなるフロント作業機構5が
設けられており、このフロント作業機構5により土砂の
掘削等の作業を行うことができるようになっている。
【0003】下部走行体1は図示しない走行体フレーム
の左右両側にトラックフレーム11を設け、これら各ト
ラックフレーム11の一端側(通常は走行方向後方側)
に油圧モータ(図示せず)により回転駆動されるスプロ
ケット12を装着し、他端側(走行方向前方側)にはア
イドラ13を設けて、これらスプロケット12とアイド
ラ13との間には履帯14が巻回して設けられる。この
ように、左右のトラックフレーム11に設けたスプロケ
ット12,アイドラ13及び履帯14とにより左右の走
行ユニットが形成されて、それぞれのスプロケット12
を油圧モータにより独立に回転駆動することによって車
両を走行させるようになっている。
の左右両側にトラックフレーム11を設け、これら各ト
ラックフレーム11の一端側(通常は走行方向後方側)
に油圧モータ(図示せず)により回転駆動されるスプロ
ケット12を装着し、他端側(走行方向前方側)にはア
イドラ13を設けて、これらスプロケット12とアイド
ラ13との間には履帯14が巻回して設けられる。この
ように、左右のトラックフレーム11に設けたスプロケ
ット12,アイドラ13及び履帯14とにより左右の走
行ユニットが形成されて、それぞれのスプロケット12
を油圧モータにより独立に回転駆動することによって車
両を走行させるようになっている。
【0004】アイドラ13はトラックフレーム11に回
転自在に支持され、かつこのアイドラ13により履帯1
4の張り調整が行われ、また走行中に障害物に衝突した
時、衝撃の緩衝作用を発揮させる機構を備えている。そ
こで、図6乃至図8にアイドラ13の支持構造を示す。
これらの図から明らかなように、アイドラ13の軸15
はヨーク16に連結して設けた左右一対の軸受17に回
転自在に支持されている。
転自在に支持され、かつこのアイドラ13により履帯1
4の張り調整が行われ、また走行中に障害物に衝突した
時、衝撃の緩衝作用を発揮させる機構を備えている。そ
こで、図6乃至図8にアイドラ13の支持構造を示す。
これらの図から明らかなように、アイドラ13の軸15
はヨーク16に連結して設けた左右一対の軸受17に回
転自在に支持されている。
【0005】ヨーク16は、図8から明らかなように、
略U字状の形状をした支持部16aに軸部16bを連設
してなるものであり、支持部16aの先端に軸受17が
連結固定される。トラックフレーム11には上下に鋼板
を略L字状に曲成してなるガイド部11a,11bが溶
接等の手段で固着して設けられている。ガイド部11
a,11bは上下に所定の間隔をもって配置されてお
り、その間には水平方向に向けて所定の長さに及ぶスペ
ースが形成される。ヨーク16の支持部16aに連結し
た軸受17は、このガイド部11a,11b間に挾持さ
れて、水平方向に移動可能となっている。ヨーク16の
支持部16aには軸受17が設けられ、この軸受17に
はアイドラ13の軸15が装着されている。アイドラ1
3には履帯14が巻回して設けられているから、ヨーク
16はアイドラ13に履帯14が巻回されることによ
り、トラックフレーム11から突出する方向への動きが
規制される。一方、ヨーク16の反対方向に対しては、
履帯14の張り調整機能を発揮するアジャスタ18によ
り規制される。
略U字状の形状をした支持部16aに軸部16bを連設
してなるものであり、支持部16aの先端に軸受17が
連結固定される。トラックフレーム11には上下に鋼板
を略L字状に曲成してなるガイド部11a,11bが溶
接等の手段で固着して設けられている。ガイド部11
a,11bは上下に所定の間隔をもって配置されてお
り、その間には水平方向に向けて所定の長さに及ぶスペ
ースが形成される。ヨーク16の支持部16aに連結し
た軸受17は、このガイド部11a,11b間に挾持さ
れて、水平方向に移動可能となっている。ヨーク16の
支持部16aには軸受17が設けられ、この軸受17に
はアイドラ13の軸15が装着されている。アイドラ1
3には履帯14が巻回して設けられているから、ヨーク
16はアイドラ13に履帯14が巻回されることによ
り、トラックフレーム11から突出する方向への動きが
規制される。一方、ヨーク16の反対方向に対しては、
履帯14の張り調整機能を発揮するアジャスタ18によ
り規制される。
【0006】アジャスタ18の概略構成を図9に示す。
アジャスタ18は、シリンダ19と緩衝用のばね20と
から構成される。ばね20はトラックフレーム11に固
着して設けたばね受け21とシリンダ19のフランジ部
19aとの間に弾装されており、またシリンダ19には
ピストン22が摺動可能に挿嵌されている。シリンダ1
9と、それに挿入したピストン22とにより作動室23
が形成され、この作動室23内には、高粘度流体とし
て、例えばグリース等が充填されている。従って、この
作動室23内に充填される高粘度流体の量を増減させる
と、ピストン22がシリンダ19に対して伸長または縮
小することになるから、ヨーク16をガイド部11a,
11bに沿って摺動して、アイドラ13を履帯14に圧
接する方向に押し出したり、履帯14から離間する方向
に変位させたりすることによって、履帯14の張り調整
を行えるようになる。さらに、連結ロッド24にはシリ
ンダ19内にグリースを供給するための給脂部27が設
けられており、また連結ロッド24には給脂部27から
作動室23に至る通路が穿設されている。
アジャスタ18は、シリンダ19と緩衝用のばね20と
から構成される。ばね20はトラックフレーム11に固
着して設けたばね受け21とシリンダ19のフランジ部
19aとの間に弾装されており、またシリンダ19には
ピストン22が摺動可能に挿嵌されている。シリンダ1
9と、それに挿入したピストン22とにより作動室23
が形成され、この作動室23内には、高粘度流体とし
て、例えばグリース等が充填されている。従って、この
作動室23内に充填される高粘度流体の量を増減させる
と、ピストン22がシリンダ19に対して伸長または縮
小することになるから、ヨーク16をガイド部11a,
11bに沿って摺動して、アイドラ13を履帯14に圧
接する方向に押し出したり、履帯14から離間する方向
に変位させたりすることによって、履帯14の張り調整
を行えるようになる。さらに、連結ロッド24にはシリ
ンダ19内にグリースを供給するための給脂部27が設
けられており、また連結ロッド24には給脂部27から
作動室23に至る通路が穿設されている。
【0007】履帯14の張り調整を行った状態では、ヨ
ーク16は、その軸部16bがピストン22と当接して
おり、このピストン22はシリンダ19に連結されてい
るから、履帯14に張りを持たせることにより生じる反
力はシリンダ19に作用する。そこで、シリンダ19に
は連結ロッド24の先端が連結されており、この連結ロ
ッド24はスペーサ25に嵌合されて、その他端はばね
受け21にナット26で固定されている。ばね受け21
はトラックフレーム11に固着されているから、履帯1
4の反力はシリンダ19,連結ロッド24及びばね受け
21を介してトラックフレーム11に受承される。
ーク16は、その軸部16bがピストン22と当接して
おり、このピストン22はシリンダ19に連結されてい
るから、履帯14に張りを持たせることにより生じる反
力はシリンダ19に作用する。そこで、シリンダ19に
は連結ロッド24の先端が連結されており、この連結ロ
ッド24はスペーサ25に嵌合されて、その他端はばね
受け21にナット26で固定されている。ばね受け21
はトラックフレーム11に固着されているから、履帯1
4の反力はシリンダ19,連結ロッド24及びばね受け
21を介してトラックフレーム11に受承される。
【0008】シリンダ19内の高粘度流体は封じ込めら
れ、シリンダ19はばね20によりヨーク16に当接す
る方向に付勢されているから、アイドラ13とヨーク1
6及びアジャスタ18は、前後方向には一体物として機
能する。ばね20は車両の走行中に障害物と衝突した時
に、緩衝作用を発揮させるために設けられている。車両
の走行時には、通常、アイドラ13側が進行方向の前方
に位置させた状態にする。これによって、車両が凹凸が
あり走行条件の劣悪な地面を走行する際に、ばね20の
緩衝作用により乗り心地を向上させるようにしている。
れ、シリンダ19はばね20によりヨーク16に当接す
る方向に付勢されているから、アイドラ13とヨーク1
6及びアジャスタ18は、前後方向には一体物として機
能する。ばね20は車両の走行中に障害物と衝突した時
に、緩衝作用を発揮させるために設けられている。車両
の走行時には、通常、アイドラ13側が進行方向の前方
に位置させた状態にする。これによって、車両が凹凸が
あり走行条件の劣悪な地面を走行する際に、ばね20の
緩衝作用により乗り心地を向上させるようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ヨーク16
とアジャスタ18とは固着されておらず、ヨーク16の
軸部16bとシリンダ19から突出するピストン22の
端面とが当接した状態に保たれている。この状態では、
何等の外力も作用しない限り、アイドラ13に設けた軸
15からヨーク16,ピストン22及びシリンダ19、
さらに連結ロッド24及びばね受け21はすべて車両の
前後方向の中心軸線A(図9)にアライメントされた状
態に保持される。
とアジャスタ18とは固着されておらず、ヨーク16の
軸部16bとシリンダ19から突出するピストン22の
端面とが当接した状態に保たれている。この状態では、
何等の外力も作用しない限り、アイドラ13に設けた軸
15からヨーク16,ピストン22及びシリンダ19、
さらに連結ロッド24及びばね受け21はすべて車両の
前後方向の中心軸線A(図9)にアライメントされた状
態に保持される。
【0010】車両の走行時には様々な方向の外力がアイ
ドラ13に作用する。ばね20の付勢力によりアイドラ
13は前後方向には弾性的に圧接保持されているから、
中心軸線Aと平行な方向の外力の作用は、ばね20を圧
縮する方向、即ち、図9の矢印H方向の力しか作用しな
いので、相互に固着しなくても、この方向に大きな荷重
が作用して当接部がずれるというおそれはない。しかし
ながら、ヨーク16の軸部16bとピストン22との接
合部では中心軸線A方向以外には何等の規制もなされて
いないから、任意の方向の外力が作用すると、接合面が
ずれたり、相互に傾いたりする動きが発生する。
ドラ13に作用する。ばね20の付勢力によりアイドラ
13は前後方向には弾性的に圧接保持されているから、
中心軸線Aと平行な方向の外力の作用は、ばね20を圧
縮する方向、即ち、図9の矢印H方向の力しか作用しな
いので、相互に固着しなくても、この方向に大きな荷重
が作用して当接部がずれるというおそれはない。しかし
ながら、ヨーク16の軸部16bとピストン22との接
合部では中心軸線A方向以外には何等の規制もなされて
いないから、任意の方向の外力が作用すると、接合面が
ずれたり、相互に傾いたりする動きが発生する。
【0011】特に、油圧ショベルは未整地や瓦礫等の凹
凸のある場所で作業を行う関係からその走行条件は極め
て過酷であり、また下部走行体1の接地部である履帯1
4は広い幅を有することから、上下に激しく振動した
り、左右方向に大きく傾く。従って、アイドラ13が突
き上げられたり、傾けられたり、捩られたりする方向に
過大な外力が作用することになり、ヨーク16の軸部1
6bとピストン22との接合部に様々な方向の力が作用
する。この結果、アイドラ13,軸15,軸受17や、
ヨーク16及びこのヨーク16が当接しているトラック
フレーム11のガイド部11a,11bを変形させた
り、損傷させたりするおそれがある。また、甚だしい場
合には、これらの変形,損傷に起因してアイドラ13の
回転不良に至る不具合が発生することもある。
凸のある場所で作業を行う関係からその走行条件は極め
て過酷であり、また下部走行体1の接地部である履帯1
4は広い幅を有することから、上下に激しく振動した
り、左右方向に大きく傾く。従って、アイドラ13が突
き上げられたり、傾けられたり、捩られたりする方向に
過大な外力が作用することになり、ヨーク16の軸部1
6bとピストン22との接合部に様々な方向の力が作用
する。この結果、アイドラ13,軸15,軸受17や、
ヨーク16及びこのヨーク16が当接しているトラック
フレーム11のガイド部11a,11bを変形させた
り、損傷させたりするおそれがある。また、甚だしい場
合には、これらの変形,損傷に起因してアイドラ13の
回転不良に至る不具合が発生することもある。
【0012】シリンダ19は連結ロッド24によりトラ
ックフレーム11に連結・固定されているから、前述し
た動きを抑制するには、図10に示したように、アイド
ラ13の軸15を装着した軸受30に連結・固定したヨ
ーク31をシリンダ32内に挿入したロッド33に連結
・固定する構成とすることが考えられる。
ックフレーム11に連結・固定されているから、前述し
た動きを抑制するには、図10に示したように、アイド
ラ13の軸15を装着した軸受30に連結・固定したヨ
ーク31をシリンダ32内に挿入したロッド33に連結
・固定する構成とすることが考えられる。
【0013】同図から明らかなように、ロッド33の先
端にねじ部を設けると共にスペーサ34を取り付けてい
る。これに対して、ヨーク31には凹部31aを形成す
ると共にロッド33を挿通させる軸挿通部35を形成す
る。ロッド33の一端にはストッパ33aが設けられ
て、このストッパ33aをシリンダ32内に配置するこ
とによって、ロッド33とシリンダ32との間を所定の
位置に固定的に保持させる。また、シリンダ32内に挿
入したピストン36をトラックフレーム11に固定する
ように構成する。そして、緩衝作用を発揮するばね37
は、ヨーク31の端面と、シリンダ32に設けたフラン
ジ部32aとの間に弾装する。
端にねじ部を設けると共にスペーサ34を取り付けてい
る。これに対して、ヨーク31には凹部31aを形成す
ると共にロッド33を挿通させる軸挿通部35を形成す
る。ロッド33の一端にはストッパ33aが設けられ
て、このストッパ33aをシリンダ32内に配置するこ
とによって、ロッド33とシリンダ32との間を所定の
位置に固定的に保持させる。また、シリンダ32内に挿
入したピストン36をトラックフレーム11に固定する
ように構成する。そして、緩衝作用を発揮するばね37
は、ヨーク31の端面と、シリンダ32に設けたフラン
ジ部32aとの間に弾装する。
【0014】以上のように構成すれば、アイドラ13の
軸15からヨーク31,ロッド33,シリンダ32及び
ピストン36の中心軸線は一定の状態に保持されるよう
になり、アイドラ13にどの方向から外力等が作用して
も、このアイドラ13の動きを規制することができる。
従って、これら各部が変形したり、損傷したりするのを
防止できる。
軸15からヨーク31,ロッド33,シリンダ32及び
ピストン36の中心軸線は一定の状態に保持されるよう
になり、アイドラ13にどの方向から外力等が作用して
も、このアイドラ13の動きを規制することができる。
従って、これら各部が変形したり、損傷したりするのを
防止できる。
【0015】このようにシリンダ32とヨーク31とを
ロッド33を介して連結・固定すると、アイドラ13を
安定的に保持できるようになる。しかしながら、アイド
ラ13にはヨーク31だけでなく、ロッド33及びシリ
ンダ32をアセンブルした状態でアイドラ13を組み付
けなければならない。このために、アセンブリ全体が重
量化してトラックフレーム11へのアイドラ13の組み
付けが困難になるという欠点がある。
ロッド33を介して連結・固定すると、アイドラ13を
安定的に保持できるようになる。しかしながら、アイド
ラ13にはヨーク31だけでなく、ロッド33及びシリ
ンダ32をアセンブルした状態でアイドラ13を組み付
けなければならない。このために、アセンブリ全体が重
量化してトラックフレーム11へのアイドラ13の組み
付けが困難になるという欠点がある。
【0016】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、アイドラのトラック
フレームへの組み付けが容易であって、しかも走行中に
おけるアイドラの動きを有効に規制できるようにするこ
とにある。
あって、その目的とするところは、アイドラのトラック
フレームへの組み付けが容易であって、しかも走行中に
おけるアイドラの動きを有効に規制できるようにするこ
とにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、左右一対からなるトラックフレーム
に、スプロケットとアイドラとの間に履帯を巻回してな
る走行ユニットを装着し、これら各履帯の張り調整を行
うために、前記アイドラの回転軸を水平方向に移動可能
に支持するヨークと、このヨークを押動するピストンを
シリンダ内に摺動可能に装着することにより構成される
アジャスタとを前記トラックフレームに装着したもので
あって、前記ヨークに軸部を設けて、この軸部を前記ア
ジャスタのピストンと当接させると共に、これら軸部と
ピストンとの間の当接部に凹凸嵌合部を形成する構成と
したことをその特徴とするものである。
ために、本発明は、左右一対からなるトラックフレーム
に、スプロケットとアイドラとの間に履帯を巻回してな
る走行ユニットを装着し、これら各履帯の張り調整を行
うために、前記アイドラの回転軸を水平方向に移動可能
に支持するヨークと、このヨークを押動するピストンを
シリンダ内に摺動可能に装着することにより構成される
アジャスタとを前記トラックフレームに装着したもので
あって、前記ヨークに軸部を設けて、この軸部を前記ア
ジャスタのピストンと当接させると共に、これら軸部と
ピストンとの間の当接部に凹凸嵌合部を形成する構成と
したことをその特徴とするものである。
【0018】ここで、凹凸嵌合部は、ヨークの軸部とピ
ストンとの接合部のいずれか一方側に突起を設け、他方
には凹部を形成する構成とすることができる。また、ピ
ストンに直接ヨークの軸部と当接及び凹凸嵌合される部
位を形成しても良いが、ピストンに接合部材を連結して
設け、この接合部材に当接及び凹凸嵌合される部位を形
成することもできる。
ストンとの接合部のいずれか一方側に突起を設け、他方
には凹部を形成する構成とすることができる。また、ピ
ストンに直接ヨークの軸部と当接及び凹凸嵌合される部
位を形成しても良いが、ピストンに接合部材を連結して
設け、この接合部材に当接及び凹凸嵌合される部位を形
成することもできる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。まず、図1及び図2は本発明の第1の実施
の形態を示し、また図3及び図4は第2の実施の形態を
示す。これら各実施の形態においは、アイドラの支持構
造の全体の概略構成は図9に示したものと格別の差異は
ないので、同図に示した構成要素と同一または均等なも
のについては、同一の符号を付してその説明を省略す
る。
て説明する。まず、図1及び図2は本発明の第1の実施
の形態を示し、また図3及び図4は第2の実施の形態を
示す。これら各実施の形態においは、アイドラの支持構
造の全体の概略構成は図9に示したものと格別の差異は
ないので、同図に示した構成要素と同一または均等なも
のについては、同一の符号を付してその説明を省略す
る。
【0020】而して、図1及び図2において、40はヨ
ークを示し、ヨーク40は、左右一対の支持部40a,
40aを有し、この支持部40aにはアイドラ13の軸
15を装着した軸受17が連結・固定されている。そし
て、これら両支持部40a,40aには軸部40bが連
設されている。一方、アジャスタ18を構成するシリン
ダ19から突出するピストン22の先端には接合部材4
1が連結されて、圧入等の手段で固着されている。接合
部材41の端面は周囲の接合面41aの中央に突起41
bが形成されている。また、ヨーク40の軸部40bの
先端面は円環状に形成した接合面42aとなっており、
その中央部には接合部材41の突起41bを嵌合させる
嵌合凹部42bが形成されている。従って、ヨーク40
はピストン22と直接接合されるのではなく、このピス
トン22に連結・固着して設けられ、このピストン22
と一体物を構成する接合部材41に接合されることにな
る。そして、軸部40bの接合面42aが接合部材41
の接合面41aに当接させた状態で、この軸部40bの
中央の嵌合凹部42bに接合部材41の突起41bが嵌
合される。ここで、嵌合凹部42bと突起41bとの嵌
合は、僅かな隙間が生じるように遊嵌されて、嵌合及び
嵌合の離脱を容易に行えるようにしている。しかも、嵌
合凹部42b及び突起41bは共にほぼ裁頭円錐形状と
なっており、このようにテーパ形状とすることにより、
両者の嵌合時における呼び込み部として機能することに
なる。
ークを示し、ヨーク40は、左右一対の支持部40a,
40aを有し、この支持部40aにはアイドラ13の軸
15を装着した軸受17が連結・固定されている。そし
て、これら両支持部40a,40aには軸部40bが連
設されている。一方、アジャスタ18を構成するシリン
ダ19から突出するピストン22の先端には接合部材4
1が連結されて、圧入等の手段で固着されている。接合
部材41の端面は周囲の接合面41aの中央に突起41
bが形成されている。また、ヨーク40の軸部40bの
先端面は円環状に形成した接合面42aとなっており、
その中央部には接合部材41の突起41bを嵌合させる
嵌合凹部42bが形成されている。従って、ヨーク40
はピストン22と直接接合されるのではなく、このピス
トン22に連結・固着して設けられ、このピストン22
と一体物を構成する接合部材41に接合されることにな
る。そして、軸部40bの接合面42aが接合部材41
の接合面41aに当接させた状態で、この軸部40bの
中央の嵌合凹部42bに接合部材41の突起41bが嵌
合される。ここで、嵌合凹部42bと突起41bとの嵌
合は、僅かな隙間が生じるように遊嵌されて、嵌合及び
嵌合の離脱を容易に行えるようにしている。しかも、嵌
合凹部42b及び突起41bは共にほぼ裁頭円錐形状と
なっており、このようにテーパ形状とすることにより、
両者の嵌合時における呼び込み部として機能することに
なる。
【0021】ピストン22は、シリンダ19内にグリー
ス等の高粘度流体が充填されないと、シリンダ19内に
引き込まれた状態になるから、ヨーク40と、シリンダ
19及び先端に接合部材41を組み込んだピストン22
とはそれぞれ別々にトラックフレーム11に組み付ける
ことができる。そして、組み付け完了後に給脂部27か
らシリンダ19内にグリース等を供給すると、ピストン
22が突出してその先端の接合部材41の接合面41a
がヨーク40の軸部40bの接合面42aに当接すると
共に、軸部40b側の嵌合凹部42bと接合部材41の
突起41bとが凹凸嵌合することになる。ここで、嵌合
凹部42b及び突起41bの嵌合部には僅かな隙間が形
成され、かつ呼び込み部が設けられているから、ピスト
ン22の突出によって、確実に接合部材41の突起41
bが軸部40bの嵌合凹部42bに嵌合して、その外側
の部分は相互に面接触した状態になる。これによって、
アイドラ13及びその支持機構がトラックフレーム11
に装着される。
ス等の高粘度流体が充填されないと、シリンダ19内に
引き込まれた状態になるから、ヨーク40と、シリンダ
19及び先端に接合部材41を組み込んだピストン22
とはそれぞれ別々にトラックフレーム11に組み付ける
ことができる。そして、組み付け完了後に給脂部27か
らシリンダ19内にグリース等を供給すると、ピストン
22が突出してその先端の接合部材41の接合面41a
がヨーク40の軸部40bの接合面42aに当接すると
共に、軸部40b側の嵌合凹部42bと接合部材41の
突起41bとが凹凸嵌合することになる。ここで、嵌合
凹部42b及び突起41bの嵌合部には僅かな隙間が形
成され、かつ呼び込み部が設けられているから、ピスト
ン22の突出によって、確実に接合部材41の突起41
bが軸部40bの嵌合凹部42bに嵌合して、その外側
の部分は相互に面接触した状態になる。これによって、
アイドラ13及びその支持機構がトラックフレーム11
に装着される。
【0022】以上によって、アイドラ13に設けた軸1
5からヨーク40,接合部材41を連結したピストン2
2及びシリンダ19、さらに連結ロッド24及びばね受
け21はすべて車両の前後方向の中心軸線Aにアライメ
ントされた状態に保持される。そして、この状態では、
ヨーク40と接合部材41との間以外は全て固定的に連
結されている。ヨーク40と接合部材41との間は嵌合
凹部42bと突起41bとで凹凸嵌合している。従っ
て、ヨーク40と接合部材41とが相互に近接離間する
方向は自由に動けることになる。ただし、シリンダ19
はばね20で付勢されており、ヨーク40が連結されて
いるアイドラ13は履帯14の張力が作用しているか
ら、ヨーク40は接合部材41に圧接する方向の力が常
時作用している。従って、この方向への外力が作用して
も、即ちヨーク40の軸部40bにおける接合面42a
が接合部材41の接合面41aから離間する方向の外力
が作用しても、嵌合凹部42bと突起41bとの嵌合状
態が安定的に保持される。また、この方向以外は嵌合凹
部42bと突起41bとの嵌合により、相対的な動きが
規制されることになる。この結果、悪路を走行する際
に、地面の凹凸等を乗り越える際に、履帯14を介して
アイドラ13に様々な方向の力が作用しても、アイドラ
13及びこのアイドラ13に連結したヨーク40の動き
が有効に規制される。従って、アイドラ13,軸15,
軸受17や、ヨーク40及びこのヨーク40が当接して
いるトラックフレーム11のガイド部11a,11bを
変形させたり、損傷させたりするおそれはない。
5からヨーク40,接合部材41を連結したピストン2
2及びシリンダ19、さらに連結ロッド24及びばね受
け21はすべて車両の前後方向の中心軸線Aにアライメ
ントされた状態に保持される。そして、この状態では、
ヨーク40と接合部材41との間以外は全て固定的に連
結されている。ヨーク40と接合部材41との間は嵌合
凹部42bと突起41bとで凹凸嵌合している。従っ
て、ヨーク40と接合部材41とが相互に近接離間する
方向は自由に動けることになる。ただし、シリンダ19
はばね20で付勢されており、ヨーク40が連結されて
いるアイドラ13は履帯14の張力が作用しているか
ら、ヨーク40は接合部材41に圧接する方向の力が常
時作用している。従って、この方向への外力が作用して
も、即ちヨーク40の軸部40bにおける接合面42a
が接合部材41の接合面41aから離間する方向の外力
が作用しても、嵌合凹部42bと突起41bとの嵌合状
態が安定的に保持される。また、この方向以外は嵌合凹
部42bと突起41bとの嵌合により、相対的な動きが
規制されることになる。この結果、悪路を走行する際
に、地面の凹凸等を乗り越える際に、履帯14を介して
アイドラ13に様々な方向の力が作用しても、アイドラ
13及びこのアイドラ13に連結したヨーク40の動き
が有効に規制される。従って、アイドラ13,軸15,
軸受17や、ヨーク40及びこのヨーク40が当接して
いるトラックフレーム11のガイド部11a,11bを
変形させたり、損傷させたりするおそれはない。
【0023】次に、図3及び図4に示した第2の実施の
形態では、ヨーク50を構成する左右の支持部50a,
50aに連設した軸部50b側には周囲に接合面51a
が形成され、この接合面51aの中央位置には裁頭円錐
形状の突起51bが形成されている。これに対して、ピ
ストン22の先端に圧入等の手段で連結・固着されて、
このピストン22と一体化された接合部材52には外周
部に接合面52aが、また中央部には嵌合凹部52bが
形成されている。このように構成することによっても、
ヨーク50は接合部材52を介してピストン22と凹凸
嵌合されるから、前述した第1の実施の形態と同様、ヨ
ーク50とシリンダ19及びピストン22とを別々にト
ラックフレーム11に組み込んだ後に相互に連結するこ
とができ、また連結状態では凹凸嵌合部によって、アイ
ドラ13の動きを規制して安定的に保持できるようにな
る。
形態では、ヨーク50を構成する左右の支持部50a,
50aに連設した軸部50b側には周囲に接合面51a
が形成され、この接合面51aの中央位置には裁頭円錐
形状の突起51bが形成されている。これに対して、ピ
ストン22の先端に圧入等の手段で連結・固着されて、
このピストン22と一体化された接合部材52には外周
部に接合面52aが、また中央部には嵌合凹部52bが
形成されている。このように構成することによっても、
ヨーク50は接合部材52を介してピストン22と凹凸
嵌合されるから、前述した第1の実施の形態と同様、ヨ
ーク50とシリンダ19及びピストン22とを別々にト
ラックフレーム11に組み込んだ後に相互に連結するこ
とができ、また連結状態では凹凸嵌合部によって、アイ
ドラ13の動きを規制して安定的に保持できるようにな
る。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ヨーク
に軸部を設けて、この軸部とアジャスタのピストンとを
当接させると共に、その間に凹凸嵌合部を設ける構成と
したので、アイドラのトラックフレームへの組み付けが
容易であって、しかも走行中におけるアイドラの動きを
有効に規制できる等の効果を奏する。
に軸部を設けて、この軸部とアジャスタのピストンとを
当接させると共に、その間に凹凸嵌合部を設ける構成と
したので、アイドラのトラックフレームへの組み付けが
容易であって、しかも走行中におけるアイドラの動きを
有効に規制できる等の効果を奏する。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すアイドラ支持
機構の構成をアジャスタを断面にして示す平面図であ
る。
機構の構成をアジャスタを断面にして示す平面図であ
る。
【図2】要部を断面にして示す図1の側面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示すアイドラ支持
機構の構成をアジャスタを断面にして示す平面図であ
る。
機構の構成をアジャスタを断面にして示す平面図であ
る。
【図4】要部を断面にして示す図3の側面図である。
【図5】建設機械の一例としての油圧ショベルの外観図
である。
である。
【図6】従来技術のアイドラのトラックフレームへの支
持構造を示す側面図である。
持構造を示す側面図である。
【図7】図6のX−X断面図である。
【図8】アイドラの支持機構の要部平面図である。
【図9】従来技術によるアイドラ支持機構をアジャスタ
の部分を断面にして示す平面図である。
の部分を断面にして示す平面図である。
【図10】他の従来技術によるアイドラ支持機構をアジ
ャスタの部分を断面にして示す平面図である。
ャスタの部分を断面にして示す平面図である。
1 下部走行体 10 センタ
フレーム 11 トラックフレーム 11a ガイ
ド部 12 スプロケット 13 アイド
ラ 14 履帯 18 アジャ
スタ 19 シリンダ 20 ばね 21 ばね受け 22 ロッド 23 作動室 24 連結ロ
ッド 40,50 ヨーク 40a,50
a 支持部 40b,50b 軸部 41,52
接合部材 41a,42a,51a,52a 接合面 41b,51b 突起 42b,52
b 嵌合凹部
フレーム 11 トラックフレーム 11a ガイ
ド部 12 スプロケット 13 アイド
ラ 14 履帯 18 アジャ
スタ 19 シリンダ 20 ばね 21 ばね受け 22 ロッド 23 作動室 24 連結ロ
ッド 40,50 ヨーク 40a,50
a 支持部 40b,50b 軸部 41,52
接合部材 41a,42a,51a,52a 接合面 41b,51b 突起 42b,52
b 嵌合凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関口 良明 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機エ ンジニアリング株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 左右一対からなるトラックフレームに、
スプロケットとアイドラとの間に履帯を巻回してなる走
行ユニットを装着し、これら各履帯の張り調整を行うた
めに、前記アイドラの回転軸を水平方向に移動可能に支
持するヨークと、このヨークを押動するピストンをシリ
ンダ内に摺動可能に装着することにより構成されるアジ
ャスタとを前記トラックフレームに装着したものにおい
て、前記ヨークに軸部を設けて、この軸部を前記アジャ
スタのピストンと当接させると共に、これら軸部とピス
トンとの間の当接部に凹凸嵌合部を形成する構成とした
ことを特徴とする建設機械のアイドラ支持構造。 - 【請求項2】 前記アジャスタのピストンには、フラン
ジ部とこのフランジ部から突出する突起とを設け、また
前記ヨークの軸部には、ピストンのフランジ部と当接す
る接合面と前記突起を遊嵌状に嵌合させる凹部とを設け
る構成としたことを特徴とする請求項1記載の建設機械
のアイドラ支持構造。 - 【請求項3】 前記ヨークの軸部には中央に突起を有す
る接合面を連結して設け、また前記アジャスタのピスト
ンには、前記接合面に接合されるフランジ部と前記突起
を遊嵌状に嵌合させる凹部とを設ける構成としたことを
特徴とする請求項1記載の建設機械のアイドラ支持構
造。 - 【請求項4】 前記ピストンの先端には接合部材を連結
して設け、この接合部材に前記ヨークの軸部との間で当
接及び凹凸嵌合させる構成としたことを特徴とする請求
項1、請求項2または請求項3のいずれかに記載の建設
機械のアイドラ支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30812297A JPH11124067A (ja) | 1997-10-23 | 1997-10-23 | 建設機械のアイドラ支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30812297A JPH11124067A (ja) | 1997-10-23 | 1997-10-23 | 建設機械のアイドラ支持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11124067A true JPH11124067A (ja) | 1999-05-11 |
Family
ID=17977154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30812297A Pending JPH11124067A (ja) | 1997-10-23 | 1997-10-23 | 建設機械のアイドラ支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11124067A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006199157A (ja) * | 2005-01-20 | 2006-08-03 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd | クローラ走行装置用トラック張り調整装置 |
-
1997
- 1997-10-23 JP JP30812297A patent/JPH11124067A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006199157A (ja) * | 2005-01-20 | 2006-08-03 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd | クローラ走行装置用トラック張り調整装置 |
JP4594752B2 (ja) * | 2005-01-20 | 2010-12-08 | キャタピラー エス エー アール エル | クローラ走行装置用トラック張り調整装置 |
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