JPH11122512A - 画質補償装置 - Google Patents
画質補償装置Info
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- JPH11122512A JPH11122512A JP9284982A JP28498297A JPH11122512A JP H11122512 A JPH11122512 A JP H11122512A JP 9284982 A JP9284982 A JP 9284982A JP 28498297 A JP28498297 A JP 28498297A JP H11122512 A JPH11122512 A JP H11122512A
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- signal
- scanning speed
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の目的は、CRTのブルーミングを低
減させて高輝度表示で鮮明な画像表示と走査速度変調に
よる白信号の細りを低減できる画質補償装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 受像ガンマ特性と利用して、映像信号の
振幅レベルが大きい時に、走査速度変調による補償量を
増加させかつ、電気的輪郭補償による補償量を減少させ
るように、相反するように補償量の制御や、補償信号を
波形変換して走査速度変調手段を備えたことを特徴とす
るものであり、CRTのブルーミングを低減させて、高
輝度表示での走査速度変調の効果を大きくすることによ
り、常に最適な鮮明画像が表示できるとともに、走査速
度変調による白信号の細りを解消して忠実で鮮鋭度の高
い画像表示が実現できる。
減させて高輝度表示で鮮明な画像表示と走査速度変調に
よる白信号の細りを低減できる画質補償装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 受像ガンマ特性と利用して、映像信号の
振幅レベルが大きい時に、走査速度変調による補償量を
増加させかつ、電気的輪郭補償による補償量を減少させ
るように、相反するように補償量の制御や、補償信号を
波形変換して走査速度変調手段を備えたことを特徴とす
るものであり、CRTのブルーミングを低減させて、高
輝度表示での走査速度変調の効果を大きくすることによ
り、常に最適な鮮明画像が表示できるとともに、走査速
度変調による白信号の細りを解消して忠実で鮮鋭度の高
い画像表示が実現できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受像
機において、映像の輝度変化部分で映像信号の波形変化
特性を変化させて輪郭補償するとともに、電子ビームの
走査速度を映像の輝度変化部分で変調することにより、
鮮鋭度を向上させる画質補償装置に関する。
機において、映像の輝度変化部分で映像信号の波形変化
特性を変化させて輪郭補償するとともに、電子ビームの
走査速度を映像の輝度変化部分で変調することにより、
鮮鋭度を向上させる画質補償装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機において、一般的に
はCRT上に映出される映像は映像信号は受像機などの
周波数特性によって、輝度変化部分で緩慢な波形応答と
なり不鮮鋭な画像となる。そこで鮮鋭度を向上させる第
1の方法として、映像信号の2次微分信号を映像信号に
加算して急峻な波形応答の映像信号を得る、電気的な輪
郭補償量調整回路(以降画質調整回路と略す)がある。
はCRT上に映出される映像は映像信号は受像機などの
周波数特性によって、輝度変化部分で緩慢な波形応答と
なり不鮮鋭な画像となる。そこで鮮鋭度を向上させる第
1の方法として、映像信号の2次微分信号を映像信号に
加算して急峻な波形応答の映像信号を得る、電気的な輪
郭補償量調整回路(以降画質調整回路と略す)がある。
【0003】しかしながら、この方法では信号のピーク
の部分でビーム電流がより増加することによってビーム
スポットサイズが一層大きくなり、いわゆるブルーミン
グ現象を起こし鮮鋭度はそれぼど向上されない。
の部分でビーム電流がより増加することによってビーム
スポットサイズが一層大きくなり、いわゆるブルーミン
グ現象を起こし鮮鋭度はそれぼど向上されない。
【0004】これに対し、映像信号の波形を直接補正す
ることなく鮮鋭度の低下を補償する第2の方法として、
特開昭52−54322号広報の走査速度変調回路が、
また電気的な輪郭補償と走査速度を変調による輪郭補償
を併用して画質改善を行う方法として、特開昭63−1
64765号公報の画質補償装置が提案されている。
ることなく鮮鋭度の低下を補償する第2の方法として、
特開昭52−54322号広報の走査速度変調回路が、
また電気的な輪郭補償と走査速度を変調による輪郭補償
を併用して画質改善を行う方法として、特開昭63−1
64765号公報の画質補償装置が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、CRTのブルーミングを低減させて鮮明画
像を得ることができるが、受像ガンマ特性に応じて最適
条件をその都度設定しなければならないという問題点を
有していた。さらにアナログ的な信号処理で行っている
ため、安定性や回路規模は大きくなるという問題点を有
していた。
の構成では、CRTのブルーミングを低減させて鮮明画
像を得ることができるが、受像ガンマ特性に応じて最適
条件をその都度設定しなければならないという問題点を
有していた。さらにアナログ的な信号処理で行っている
ため、安定性や回路規模は大きくなるという問題点を有
していた。
【0006】本発明はかかる点に鑑み、映像信号の受像
ガンマ補正した信号で電気的な輪郭補償を行い、補正前
の信号で走査速度変調を行うとともに、補償信号を波形
変換した信号で走査速度変調を行うことにより、常に最
適な鮮明画像が表示でき、かつ安定で回路規模が小さい
画質補償装置を提供することを目的とする。
ガンマ補正した信号で電気的な輪郭補償を行い、補正前
の信号で走査速度変調を行うとともに、補償信号を波形
変換した信号で走査速度変調を行うことにより、常に最
適な鮮明画像が表示でき、かつ安定で回路規模が小さい
画質補償装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本願発明は、入力映像信号を受像ガンマ補正するガン
マ補正手段と、前記ガンマ補正手段からの輝度変化部分
の波形変化特性を変化させて、映像の輪郭を電気的に補
償する電気的輪郭補償手段と、前記入力映像信号の輝度
変化部分で発生させた輪郭補償偏向電流を陰極線管に設
けた補助偏向コイルに流して電子ビームの速度変調を変
調することにより、映像の輪郭を補償する走査速度変調
手段を備えたものである。
に本願発明は、入力映像信号を受像ガンマ補正するガン
マ補正手段と、前記ガンマ補正手段からの輝度変化部分
の波形変化特性を変化させて、映像の輪郭を電気的に補
償する電気的輪郭補償手段と、前記入力映像信号の輝度
変化部分で発生させた輪郭補償偏向電流を陰極線管に設
けた補助偏向コイルに流して電子ビームの速度変調を変
調することにより、映像の輪郭を補償する走査速度変調
手段を備えたものである。
【0008】また本発明は、入力映像信号の輝度変化部
分から走査速度変調を行うための補償信号を作成する補
償信号作成手段と、前記補償信号作成手段からの補償信
号から三角波状の波形に変換する波形変換手段と、前記
波形変換手段からの輪郭補償電流を陰極線管に設けた補
助偏向ヨークに流して電子ビームの速度変調を変調する
走査速度変調手段を備えたものである。
分から走査速度変調を行うための補償信号を作成する補
償信号作成手段と、前記補償信号作成手段からの補償信
号から三角波状の波形に変換する波形変換手段と、前記
波形変換手段からの輪郭補償電流を陰極線管に設けた補
助偏向ヨークに流して電子ビームの速度変調を変調する
走査速度変調手段を備えたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、受像ガンマ特性と利用
して、映像信号の振幅レベルが大きい時に、走査速度変
調による補償量を増加させかつ、電気的輪郭補償による
補償量を減少させるように、相反するように補償量の制
御や、補償信号を波形変換して走査速度変調手段を備え
たことを特徴とするものであり、CRTのブルーミング
を低減させて、高輝度表示での走査速度変調の効果を大
きくすることにより、常に最適な鮮明画像が表示できる
とともに、走査速度変調による白信号の細りを解消して
忠実で鮮鋭度の高い画像表示ができる画質補償装置を実
現できるという作用を有する。
して、映像信号の振幅レベルが大きい時に、走査速度変
調による補償量を増加させかつ、電気的輪郭補償による
補償量を減少させるように、相反するように補償量の制
御や、補償信号を波形変換して走査速度変調手段を備え
たことを特徴とするものであり、CRTのブルーミング
を低減させて、高輝度表示での走査速度変調の効果を大
きくすることにより、常に最適な鮮明画像が表示できる
とともに、走査速度変調による白信号の細りを解消して
忠実で鮮鋭度の高い画像表示ができる画質補償装置を実
現できるという作用を有する。
【0010】以下、本発明の一実施の形態について、図
を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の画質補償装置における
ブロック図を示し、図1において、1は入力映像信号の
入力端子と、2は陰極線管(以降CRTと略す)などの
受像ガンマ補正するガンマ補正回路、3はガンマ補正後
の映像信号を2次微分する2次微分波形作成回路と、4
は前記2次微分信号と映像信号を加算する加算回路と、
6はCRT8のカソード電極を駆動するための映像増幅
回路と、9はガンマ前の映像信号を1次微分する1次微
分波形作成回路と、10は補助偏向ヨーク7に走査速度
変調電流を流すための増幅回路である。また5は2次微
分波形作成回路と加算回路4とで構成された電気的輪郭
補償回路、11は1次微分波形作成回路9と増幅回路1
0とで構成された走査速度変調回路である。
を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の画質補償装置における
ブロック図を示し、図1において、1は入力映像信号の
入力端子と、2は陰極線管(以降CRTと略す)などの
受像ガンマ補正するガンマ補正回路、3はガンマ補正後
の映像信号を2次微分する2次微分波形作成回路と、4
は前記2次微分信号と映像信号を加算する加算回路と、
6はCRT8のカソード電極を駆動するための映像増幅
回路と、9はガンマ前の映像信号を1次微分する1次微
分波形作成回路と、10は補助偏向ヨーク7に走査速度
変調電流を流すための増幅回路である。また5は2次微
分波形作成回路と加算回路4とで構成された電気的輪郭
補償回路、11は1次微分波形作成回路9と増幅回路1
0とで構成された走査速度変調回路である。
【0011】以上のように構成された本実施例の画質補
償装置について、以下その動作を図2のガンマ特性図と
図3の動作波形図を用いて説明する。
償装置について、以下その動作を図2のガンマ特性図と
図3の動作波形図を用いて説明する。
【0012】入力端子1には図3(a)に示す映像信号が
入力され、その信号は図2の入出力特性(γ=0.7)
を有したガンマ補正回路2で図3(b)に示す信号にガン
マ補正される。ガンマ補正回路2からの信号は2次微分
波形作成回路3に供給され、図3(c)に示す2次微分信
号が作成される。前記ガンマ補正回路2からの映像信号
(図3(b))と2次微分波形作成回路3からの2次微分
信号(図3(c))は加算回路4で加算された後、映像増
幅回路6で増幅してCRT8を駆動している。
入力され、その信号は図2の入出力特性(γ=0.7)
を有したガンマ補正回路2で図3(b)に示す信号にガン
マ補正される。ガンマ補正回路2からの信号は2次微分
波形作成回路3に供給され、図3(c)に示す2次微分信
号が作成される。前記ガンマ補正回路2からの映像信号
(図3(b))と2次微分波形作成回路3からの2次微分
信号(図3(c))は加算回路4で加算された後、映像増
幅回路6で増幅してCRT8を駆動している。
【0013】またガンマ補正前の入力端子1からの映像
信号は1次微分波形作成回路9に供給され、図3(d)に
示す1次微分信号が作成される。この1次微分信号は増
幅回路10で増幅して、CRにネック部に設けた補助偏
向ヨーク7を駆動し、この1次微分の補助偏向電流によ
り電子ビームの走査速度を変化させることにより、走査
速度変調による輪郭補償を行っている。
信号は1次微分波形作成回路9に供給され、図3(d)に
示す1次微分信号が作成される。この1次微分信号は増
幅回路10で増幅して、CRにネック部に設けた補助偏
向ヨーク7を駆動し、この1次微分の補助偏向電流によ
り電子ビームの走査速度を変化させることにより、走査
速度変調による輪郭補償を行っている。
【0014】このように、ガンマ補正後の信号を用いた
電気的輪郭補償回路5と、ガンマ補正前の信号を用いた
走査速度変調による輪郭補償を行うことにより、図3
(e)に示すように、入力レベルが低い状態では電気的輪
郭補償量を大きくし、反対に入力レベルが高い状態では
走査速度変調による補償量を大きくしている。このこと
は、CRTのブルーミングを低減させて高輝度表示での
走査速度変調の効果を大きくすることにより、輪郭が充
分に鮮鋭が画像を得ることができる。
電気的輪郭補償回路5と、ガンマ補正前の信号を用いた
走査速度変調による輪郭補償を行うことにより、図3
(e)に示すように、入力レベルが低い状態では電気的輪
郭補償量を大きくし、反対に入力レベルが高い状態では
走査速度変調による補償量を大きくしている。このこと
は、CRTのブルーミングを低減させて高輝度表示での
走査速度変調の効果を大きくすることにより、輪郭が充
分に鮮鋭が画像を得ることができる。
【0015】次に、走査速度変調が高輝度ほど効果が大
きくことについて述べるため、以下その理由を数式を用
いて説明する。
きくことについて述べるため、以下その理由を数式を用
いて説明する。
【0016】遅延回路の終端を短絡してその反射を利用
して1次微分する場合、入力された映像信号は終端で反
射され、再び入力端に逆極性で2τ遅れて帰還される。
して1次微分する場合、入力された映像信号は終端で反
射され、再び入力端に逆極性で2τ遅れて帰還される。
【0017】したがっていま入力信号Einが、第2の実
施の形態の動作を説明するための詳細なブロック図、 Ein=Acosωt (A:振幅、ω=2πf、f:入力周
波数) であった時、遅延回路入力端でのETは、 ET=Acosωt−Acosω(t−2t) =2AsinAωt・sin(τ−t) …………………(1) となる。
施の形態の動作を説明するための詳細なブロック図、 Ein=Acosωt (A:振幅、ω=2πf、f:入力周
波数) であった時、遅延回路入力端でのETは、 ET=Acosωt−Acosω(t−2t) =2AsinAωt・sin(τ−t) …………………(1) となる。
【0018】信号波形は走査速度変調電流とのタイミン
グ関係からだけ遅れた信号にする必要がある。したがっ
て信号波形はAcosω(t−τ)である。
グ関係からだけ遅れた信号にする必要がある。したがっ
て信号波形はAcosω(t−τ)である。
【0019】主偏向ヨーク及び補助偏向ヨークによって
生じる偏向波形Wdは式(1)を用いて、 Wd=αt+2Asinτ・sin(τ−t) で示される。
生じる偏向波形Wdは式(1)を用いて、 Wd=αt+2Asinτ・sin(τ−t) で示される。
【0020】但し、αは水平偏向速度である。画面上の
輝度は映像信号に比例し、偏向速度に反比例するため、
輝度Lは、 L=[K+Acosω(t−τ)]/(d/dt)Wd =[K+Acosω(t−τ)]/[α−2Aωsinωτ・cosω(t−τ)] …………………(2) (但し、Kは信号の直流バイアス)となる。一般にα≫
Aωsinωτが成立するため、式(2)のテーラー展開の一
次項をとって、
輝度は映像信号に比例し、偏向速度に反比例するため、
輝度Lは、 L=[K+Acosω(t−τ)]/(d/dt)Wd =[K+Acosω(t−τ)]/[α−2Aωsinωτ・cosω(t−τ)] …………………(2) (但し、Kは信号の直流バイアス)となる。一般にα≫
Aωsinωτが成立するため、式(2)のテーラー展開の一
次項をとって、
【0021】
【数1】
【0022】となる。−1≦cosω(t−τ)≦1であ
るから、 Lmax=(K+A)(α+2Aωsinωτ) Lmin=(K+A)(α−2Aωsinωτ) Lmax−Lmin=4KAωsinωτ …………………(3) となり、画面上での輝度変化は[Lmax−Lmin]はKは
比例して大きくなる。すなわち走査速度変調は高輝度ま
たビームスポットが小さいほどその効果が大きいことに
なる。
るから、 Lmax=(K+A)(α+2Aωsinωτ) Lmin=(K+A)(α−2Aωsinωτ) Lmax−Lmin=4KAωsinωτ …………………(3) となり、画面上での輝度変化は[Lmax−Lmin]はKは
比例して大きくなる。すなわち走査速度変調は高輝度ま
たビームスポットが小さいほどその効果が大きいことに
なる。
【0023】次に、より一層の向上を図るための補償量
の制御方法について説明するため、図4の詳細なブロッ
ク図と図5の動作特性図を用いる。
の制御方法について説明するため、図4の詳細なブロッ
ク図と図5の動作特性図を用いる。
【0024】ディジタル的な映像信号は図5(a)実線の
入出特性を有したガンマ補正用ROM1と、図5(a)波
線の入出力特性を有したガンマ補正用ROM2に供給さ
れ、相反する入出力特性でガンマ補正される。ガンマ補
正用ROM1からの図5(a)実線に示す入出特性でガン
マ補正された信号はD/A変換器14でアナログ信号に
変換された後、前記と同様の電気的輪郭補償回路で輪郭
補償を行っている。
入出特性を有したガンマ補正用ROM1と、図5(a)波
線の入出力特性を有したガンマ補正用ROM2に供給さ
れ、相反する入出力特性でガンマ補正される。ガンマ補
正用ROM1からの図5(a)実線に示す入出特性でガン
マ補正された信号はD/A変換器14でアナログ信号に
変換された後、前記と同様の電気的輪郭補償回路で輪郭
補償を行っている。
【0025】一方、ガンマ補正用ROM2からの図(a)
波線に示す入出力特性でガンマ補正された信号はD/A
変換器15でアナログ信号に変換された後、同様に走査
速度変調回路で輪郭補償を行っている。この時の入力信
号レベルと補償量の関係を図5(b)に示すように、入力
レベルが低い状態では電気的輪郭補償量をより大きく
し、反対に入力レベルが高い状態では走査速度変調によ
る補償量をより大きくして、CRTのブルーミングをよ
り一層低減させて高輝度表示での走査速度変調の効果を
大きくすることにより、より一層の鮮鋭度向上を図るこ
とができる。
波線に示す入出力特性でガンマ補正された信号はD/A
変換器15でアナログ信号に変換された後、同様に走査
速度変調回路で輪郭補償を行っている。この時の入力信
号レベルと補償量の関係を図5(b)に示すように、入力
レベルが低い状態では電気的輪郭補償量をより大きく
し、反対に入力レベルが高い状態では走査速度変調によ
る補償量をより大きくして、CRTのブルーミングをよ
り一層低減させて高輝度表示での走査速度変調の効果を
大きくすることにより、より一層の鮮鋭度向上を図るこ
とができる。
【0026】図5(c)に電気的輪郭補償のみで行った場
合と、走査速度変調と併用した場合の空間周波数レスポ
ンスを示す。図5(c)の一点波線はビーム電流が少ない
低輝度時、実線はビーム電流が多い高輝度時のレスポン
スを示すように、電気的輪郭補償のみでは高輝度になれ
ばレスポンスが低下するのに対し、併用方式では従来の
電気的輪郭補償に比べより鮮鋭度は向上するとともに、
高輝度ほどレスポンスが向上することが分かる。
合と、走査速度変調と併用した場合の空間周波数レスポ
ンスを示す。図5(c)の一点波線はビーム電流が少ない
低輝度時、実線はビーム電流が多い高輝度時のレスポン
スを示すように、電気的輪郭補償のみでは高輝度になれ
ばレスポンスが低下するのに対し、併用方式では従来の
電気的輪郭補償に比べより鮮鋭度は向上するとともに、
高輝度ほどレスポンスが向上することが分かる。
【0027】なお、相反するガンマ特性の作成は1個の
ROMで容易に実現できるため、回路規模も小さく実現
できる。
ROMで容易に実現できるため、回路規模も小さく実現
できる。
【0028】また補償量の制御はガンマ特性を任意に可
変することにより容易に実現できるため、簡単な構成で
実現できる。さらに最近のディジタル信号処理による高
画質化技術への対応も容易である。
変することにより容易に実現できるため、簡単な構成で
実現できる。さらに最近のディジタル信号処理による高
画質化技術への対応も容易である。
【0029】また本実施例ではガンマ補正前の信号を用
いて走査速度変調を行い、ガンマ補正後の信号を用いて
電気的な輪郭補償を行う場合について述べたが、特にM
USE−ハイビジョン方式に非常に適した構成となって
いることは言うまでもない。また本実施例では走査速度
変調の補償波形は1次微分処理を行って作成するため位
相遅れが発生することになる、その点を考慮しても走査
速度変調の信号をガンマ補正前の信号で作成することは
有利である。
いて走査速度変調を行い、ガンマ補正後の信号を用いて
電気的な輪郭補償を行う場合について述べたが、特にM
USE−ハイビジョン方式に非常に適した構成となって
いることは言うまでもない。また本実施例では走査速度
変調の補償波形は1次微分処理を行って作成するため位
相遅れが発生することになる、その点を考慮しても走査
速度変調の信号をガンマ補正前の信号で作成することは
有利である。
【0030】以上のように本実施に形態によれば、受像
ガンマ特性と利用して、映像信号の振幅レベルが大きい
時に、走査速度変調による補償量を増加させかつ、電気
的輪郭補償による補償量を減少させるように、相反する
ように補償量の制御して、CRTのブルーミングを低減
させて、高輝度表示での走査速度変調の効果を大きくす
ることにより、常に最適な鮮明画像の表示が実現でき
る。
ガンマ特性と利用して、映像信号の振幅レベルが大きい
時に、走査速度変調による補償量を増加させかつ、電気
的輪郭補償による補償量を減少させるように、相反する
ように補償量の制御して、CRTのブルーミングを低減
させて、高輝度表示での走査速度変調の効果を大きくす
ることにより、常に最適な鮮明画像の表示が実現でき
る。
【0031】(実施の形態2)次に本発明の第2の実施
の形態について図面を参照しつつ説明する。
の形態について図面を参照しつつ説明する。
【0032】図6は第2の実施の形態の画質補償装置の
ブロック図である。図6において第1の実施の形態と同
一部分は同一の符号を付け、詳細な説明は省略する。図
6において、16は入力端子1からの映像信号を1次微
分する1次微分波形作成回路と、10は補助偏向ヨーク
7に走査速度変調電流を流すための増幅回路である。1
7は前記1次微分信号のレベルと期間から三角波状の波
形に変換する波形変換回路である。
ブロック図である。図6において第1の実施の形態と同
一部分は同一の符号を付け、詳細な説明は省略する。図
6において、16は入力端子1からの映像信号を1次微
分する1次微分波形作成回路と、10は補助偏向ヨーク
7に走査速度変調電流を流すための増幅回路である。1
7は前記1次微分信号のレベルと期間から三角波状の波
形に変換する波形変換回路である。
【0033】以上のように構成された本実施例の映像信
号処理装置について、以下その動作を図7の動作波形図
を用いて説明する。
号処理装置について、以下その動作を図7の動作波形図
を用いて説明する。
【0034】入力端子1には図7(a)に示す映像信号が
入力され、その信号は1次微分波形作成回路16に供給
され、図7(d)に示す1次微分信号が作成される。この
1次微分信号は波形変換回路17に供給され、1次微分
信号の振幅及び極性(以降レベルと略す)と期間の情報
に基づいて図7(c)に示す三角波状の信号に変換され
る。この変換信号は増幅回路10で増幅して、CRTの
ネック部に設けた補助偏向ヨーク7を駆動し、この1次
微分の補助偏向電流により電子ビームの走査速度を変化
させることにより、走査速度変調による輪郭補償を行っ
ている。
入力され、その信号は1次微分波形作成回路16に供給
され、図7(d)に示す1次微分信号が作成される。この
1次微分信号は波形変換回路17に供給され、1次微分
信号の振幅及び極性(以降レベルと略す)と期間の情報
に基づいて図7(c)に示す三角波状の信号に変換され
る。この変換信号は増幅回路10で増幅して、CRTの
ネック部に設けた補助偏向ヨーク7を駆動し、この1次
微分の補助偏向電流により電子ビームの走査速度を変化
させることにより、走査速度変調による輪郭補償を行っ
ている。
【0035】走査速度変調の原理は、図7(b)S1に示
す画面上でのビームの走査速度は映像信号の立ち上がり
始めた直後の位置では遅くなるため画面上に対応する点
での発光量は急激に増加し、その後ビームの走査速度が
早くなるため画面上に対応する点での発光量は少なく抑
えられる。一方、図7(b)S2に示す映像信号の立ち下
がり側ではこれと対称な形になるため、結局画面上の水
平方向における発光量は図7(d)に示すように変化し、
水平方向の鮮鋭度が向上させることができる。
す画面上でのビームの走査速度は映像信号の立ち上がり
始めた直後の位置では遅くなるため画面上に対応する点
での発光量は急激に増加し、その後ビームの走査速度が
早くなるため画面上に対応する点での発光量は少なく抑
えられる。一方、図7(b)S2に示す映像信号の立ち下
がり側ではこれと対称な形になるため、結局画面上の水
平方向における発光量は図7(d)に示すように変化し、
水平方向の鮮鋭度が向上させることができる。
【0036】しかし、従来の図7(b)に示す波形変換
前の1次微分信号で走査速度変調を行った場合のCRT
管面上での水平方向の発光量を図7(d)に示すように、
図7(a)に示す入力映像信号の白信号の幅に比べて細く
なる、いわゆる白信号の細り現象が発生する。
前の1次微分信号で走査速度変調を行った場合のCRT
管面上での水平方向の発光量を図7(d)に示すように、
図7(a)に示す入力映像信号の白信号の幅に比べて細く
なる、いわゆる白信号の細り現象が発生する。
【0037】そのため、図7(c)に示す波形変換後の三
角波状の信号で走査速度変調を行うことにより、CRT
管面上での水平方向の発光量を図7(e)に示すように、
白信号の細り現象を低減できることになる。
角波状の信号で走査速度変調を行うことにより、CRT
管面上での水平方向の発光量を図7(e)に示すように、
白信号の細り現象を低減できることになる。
【0038】次に、波形変換の動作について説明するた
め、図8の詳細なブロック図と図9の動作波形図を用い
る。
め、図8の詳細なブロック図と図9の動作波形図を用い
る。
【0039】図9(c)に示すディジタル的な映像信号
は、図9(a)の周波数特性を有した帯域通過フィルタ
(以降BPFと略す)で1次微分処理されて、図9(c)
に示す周波数成分f1とf2を含む1次微分波形が作成さ
れる。BPF18からの信号は期間検出回路19とレベ
ル検出回路20に供給される。期間検出回路19では図
9(c)に示す1次微分信号から、例えば基準電位Vref1
とVref2の比較を行って、正極性の期間t1、負極性の
期間t2が検出される。レベル検出回路20では図9
(c)に示す1次微分信号の最大値を検出して、極性とレ
ベルV1とV2が検出される。
は、図9(a)の周波数特性を有した帯域通過フィルタ
(以降BPFと略す)で1次微分処理されて、図9(c)
に示す周波数成分f1とf2を含む1次微分波形が作成さ
れる。BPF18からの信号は期間検出回路19とレベ
ル検出回路20に供給される。期間検出回路19では図
9(c)に示す1次微分信号から、例えば基準電位Vref1
とVref2の比較を行って、正極性の期間t1、負極性の
期間t2が検出される。レベル検出回路20では図9
(c)に示す1次微分信号の最大値を検出して、極性とレ
ベルV1とV2が検出される。
【0040】前記期間検出回路19とレベル検出回路2
0からの各検出信号は三角波発生回路21に供給され波
形変換され、図9(c)に示す1次微分信号が図9(d)に
示す三角波形に変換される。三角波発生回路21からの
波形変換された信号はD/A変換器22でアナログ信号
に変換された後、増幅回路10を通して補助偏向ヨーク
7を駆動して、図9(e)に示す補助偏向電流を発生させ
て走査速度変調が行われる。
0からの各検出信号は三角波発生回路21に供給され波
形変換され、図9(c)に示す1次微分信号が図9(d)に
示す三角波形に変換される。三角波発生回路21からの
波形変換された信号はD/A変換器22でアナログ信号
に変換された後、増幅回路10を通して補助偏向ヨーク
7を駆動して、図9(e)に示す補助偏向電流を発生させ
て走査速度変調が行われる。
【0041】次に、アナログ的な処理での波形変換につ
いて説明するため、図10の詳細なブロック図を用い
る。動作波形は図9と同様であるため、図9を用いて説
明する。
いて説明するため、図10の詳細なブロック図を用い
る。動作波形は図9と同様であるため、図9を用いて説
明する。
【0042】映像信号(図9(b))は遅延回路23の供給
され、遅延回路の終端を短絡しその反射を利用して1次
微分信号(図9(c))が作成される。1次微分信号は比較
回路25、26に供給され基準電位Vref1とVref2(図
9(c))の比較を行って、期間t1、t2が検出される。
され、遅延回路の終端を短絡しその反射を利用して1次
微分信号(図9(c))が作成される。1次微分信号は比較
回路25、26に供給され基準電位Vref1とVref2(図
9(c))の比較を行って、期間t1、t2が検出される。
【0043】比較回路25、26からの信号は加算回路
27に供給され合成信号が作成され、この信号はミラー
積分などで構成された積分回路28に供給される。積分
回路28では上記検出期間のみノコギリ波状の波形が発
生される。一方1次微分信号はピーク値検出回路24に
供給され、ピーク値V1、V2(図9(c))が検出して振幅
制御回路28に供給される。振幅制御回路28では前記
積分回路28からのノコギリ波形とピーク値検出回路2
4からのレベル検出信号で振幅制御され、図9(d)に示
す三角波形に変換される。
27に供給され合成信号が作成され、この信号はミラー
積分などで構成された積分回路28に供給される。積分
回路28では上記検出期間のみノコギリ波状の波形が発
生される。一方1次微分信号はピーク値検出回路24に
供給され、ピーク値V1、V2(図9(c))が検出して振幅
制御回路28に供給される。振幅制御回路28では前記
積分回路28からのノコギリ波形とピーク値検出回路2
4からのレベル検出信号で振幅制御され、図9(d)に示
す三角波形に変換される。
【0044】なお、本実施例では波形変換する方法とし
てディジタル的に行う場合とアナログ的な積分処理で行
う場合について述べたが、それ以外の処理で波形変換を
行っても良い。
てディジタル的に行う場合とアナログ的な積分処理で行
う場合について述べたが、それ以外の処理で波形変換を
行っても良い。
【0045】以上のように本実施の形態によれば、映像
信号を1次微分波形を三角波状の波形に波形変換して走
査速度変調を行うことにより、走査速度変調による白信
号の細りを解消して、忠実で鮮鋭度の高い画像表示が実
現できる。
信号を1次微分波形を三角波状の波形に波形変換して走
査速度変調を行うことにより、走査速度変調による白信
号の細りを解消して、忠実で鮮鋭度の高い画像表示が実
現できる。
【0046】なお、本実施の形態において、理解を容易
にするためCRTを用いたテレビジョン受像機を用いた
画質補償について述べてきたが、それ以外の表示デバイ
スについても有効であることは言うまでもない。
にするためCRTを用いたテレビジョン受像機を用いた
画質補償について述べてきたが、それ以外の表示デバイ
スについても有効であることは言うまでもない。
【0047】
【発明の効果】本発明の画質補償装置によれば、受像ガ
ンマ特性と利用して、映像信号の振幅レベルが大きい時
に、走査速度変調による補償量を増加させかつ、電気的
輪郭補償による補償量を減少させるように、相反するよ
うに補償量の制御して、CRTのブルーミングを低減さ
せて、高輝度表示での走査速度変調の効果を大きくする
ことにより、常に最適な鮮明画像の表示が実現できる。
また、ディジタル的な信号処理が容易なため簡単な構成
で実現できる。
ンマ特性と利用して、映像信号の振幅レベルが大きい時
に、走査速度変調による補償量を増加させかつ、電気的
輪郭補償による補償量を減少させるように、相反するよ
うに補償量の制御して、CRTのブルーミングを低減さ
せて、高輝度表示での走査速度変調の効果を大きくする
ことにより、常に最適な鮮明画像の表示が実現できる。
また、ディジタル的な信号処理が容易なため簡単な構成
で実現できる。
【0048】さらに、他の発明の画質補償装置によれ
ば、映像信号を1次微分波形を三角波状の波形に波形変
換して走査速度変調を行うことにより、走査速度変調に
よる白信号の細りを解消して、忠実で鮮鋭度の高い画像
表示が実現でき、その実用的効果は大きい。
ば、映像信号を1次微分波形を三角波状の波形に波形変
換して走査速度変調を行うことにより、走査速度変調に
よる白信号の細りを解消して、忠実で鮮鋭度の高い画像
表示が実現でき、その実用的効果は大きい。
【図1】本発明の第1の実施の形態による画質補償装置
のブロック図
のブロック図
【図2】第1の実施の形態の動作を説明するための動作
特性図
特性図
【図3】第1の実施の形態の動作を説明するための動作
波形図
波形図
【図4】第1の実施の形態の動作を説明するための詳細
なブロック図
なブロック図
【図5】第1の実施の形態の動作を説明するための動作
特性図
特性図
【図6】本発明の第2の実施の形態による画質補償装置
のブロック図
のブロック図
【図7】第2の実施の形態の動作を説明するための動作
波形図
波形図
【図8】第2の実施の形態の動作を説明するための詳細
なブロック図
なブロック図
【図9】第2の実施の形態の動作を説明するための動作
特性図と動作波形図
特性図と動作波形図
【図10】第2の実施の形態の動作を説明するための詳
細なブロック図
細なブロック図
2 ガンマ補正回路 5 電気的輪郭補償回路 11 走査速度変調回路 7 補助偏向ヨーク 8 CRT 16 1次微分波形作成回路 17 波形変換回路
Claims (4)
- 【請求項1】 入力映像信号を受像ガンマ補正するガン
マ補正手段と、前記ガンマ補正手段からの輝度変化部分
の波形変化特性を変化させて、映像の輪郭を電気的に補
償する電気的輪郭補償手段と、前記入力映像信号の輝度
変化部分で発生させた輪郭補償偏向電流を陰極線管に設
けた補助偏向コイルに流して電子ビームの速度変調を変
調することにより、映像の輪郭を補償する走査速度変調
手段を備え、映像信号の振幅レベルが大きい時に、走査
速度変調による補償量を増加させかつ、電気的輪郭補償
による補償量を減少させるように、相反するように補償
量を制御したことを特徴とする画質補償装置。 - 【請求項2】 ガンマ補正手段が、受像ガンマ補正した
信号で電気的輪郭補償を行い、逆受像ガンマ補正した信
号で走査速度変調による輪郭補償を行うようにしたこと
を特徴とする請求項1記載の画質補償装置。 - 【請求項3】 入力映像信号の輝度変化部分から走査速
度変調を行うための補償信号を作成する補償信号作成手
段と、前記補償信号作成手段からの補償信号から三角波
状の波形に変換する波形変換手段と、前記波形変換手段
からの輪郭補償電流を陰極線管に設けた補助偏向コイル
に流して電子ビームの速度変調を変調する走査速度変調
手段を備えたことを特徴とする画質補償装置。 - 【請求項4】 波形変換手段が、映像信号を一次微分し
た補償信号のレベルと期間から三角波状の波形に変換す
るようにしたことを特徴とする請求項3記載の画質補償
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9284982A JPH11122512A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 画質補償装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9284982A JPH11122512A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 画質補償装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11122512A true JPH11122512A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17685609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9284982A Pending JPH11122512A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 画質補償装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11122512A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100635953B1 (ko) * | 1999-05-26 | 2006-10-19 | 톰슨 라이센싱 | 다중 모드 동작을 구비한 주사 속도 변조 회로 |
-
1997
- 1997-10-17 JP JP9284982A patent/JPH11122512A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100635953B1 (ko) * | 1999-05-26 | 2006-10-19 | 톰슨 라이센싱 | 다중 모드 동작을 구비한 주사 속도 변조 회로 |
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