JPH11122417A - 画像形成システム及び該システムにおける情報処理装置とそれらの制御方法 - Google Patents
画像形成システム及び該システムにおける情報処理装置とそれらの制御方法Info
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- JPH11122417A JPH11122417A JP9283892A JP28389297A JPH11122417A JP H11122417 A JPH11122417 A JP H11122417A JP 9283892 A JP9283892 A JP 9283892A JP 28389297 A JP28389297 A JP 28389297A JP H11122417 A JPH11122417 A JP H11122417A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ネットワーク上に存在する機能モジュールを柔
軟に組み合わせて画像処理を行うことを可能とし、資源
の経済的かつ有効な利用を図る。 【解決手段】画像形成のための部分的な処理を実行する
複数の機能ユニット102〜115、121がネットワ
ーク100に接続された画像形成システムにおいて、シ
ステムコントローラ101は、上記複数の機能ユニット
に関して、各機能ユニットが提供可能な機能を示すプロ
ファイルを収集し、これを保持する。システムコントロ
ーラ101は、ユーザインターフェースを介して要求さ
れた機能と、システムコントローラ101に保持された
プロファイルに基づいて使用する機能ユニットを選択
し、その使用順序を決定する。そして、選択された機能
ユニットを、決定された使用順序に基づいて使用するこ
とで画像形成が実行される。
軟に組み合わせて画像処理を行うことを可能とし、資源
の経済的かつ有効な利用を図る。 【解決手段】画像形成のための部分的な処理を実行する
複数の機能ユニット102〜115、121がネットワ
ーク100に接続された画像形成システムにおいて、シ
ステムコントローラ101は、上記複数の機能ユニット
に関して、各機能ユニットが提供可能な機能を示すプロ
ファイルを収集し、これを保持する。システムコントロ
ーラ101は、ユーザインターフェースを介して要求さ
れた機能と、システムコントローラ101に保持された
プロファイルに基づいて使用する機能ユニットを選択
し、その使用順序を決定する。そして、選択された機能
ユニットを、決定された使用順序に基づいて使用するこ
とで画像形成が実行される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続された複数の装置で構成される画像形成システム及び
該システムにおける情報処理装置とそれらの制御方法に
関する。
続された複数の装置で構成される画像形成システム及び
該システムにおける情報処理装置とそれらの制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な画像形成システムにおいては、
原稿の処理、画像の読み取り、画像の転写等の機能は1
つの装置に組み込まれている。従って、ユーザは例え
ば、カラー原稿ならカラー出力のできる画像処理装置
を、両面原稿なら両面機能の付いた画像処理装置をとい
う具合に、自分の行いたい処理に合わせて画像処理装置
を選んでいた。
原稿の処理、画像の読み取り、画像の転写等の機能は1
つの装置に組み込まれている。従って、ユーザは例え
ば、カラー原稿ならカラー出力のできる画像処理装置
を、両面原稿なら両面機能の付いた画像処理装置をとい
う具合に、自分の行いたい処理に合わせて画像処理装置
を選んでいた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような複数の装置を有する画像形成システムを利用する
には、ユーザーは各装置毎に搭載されている機能につい
てある程度知っておく必要がある。近傍にこのような装
置が幾つか存在するような環境では、ユーザはこの知識
に基づいてその時の必要に応じた装置を選択しなければ
ならない。すなわち、ユーザは複数の装置のそれぞれが
有する機能を把握し、所望する機能の組み合わせを実現
可能な1つの装置を選択する必要がある。
ような複数の装置を有する画像形成システムを利用する
には、ユーザーは各装置毎に搭載されている機能につい
てある程度知っておく必要がある。近傍にこのような装
置が幾つか存在するような環境では、ユーザはこの知識
に基づいてその時の必要に応じた装置を選択しなければ
ならない。すなわち、ユーザは複数の装置のそれぞれが
有する機能を把握し、所望する機能の組み合わせを実現
可能な1つの装置を選択する必要がある。
【0004】また、近年の高画質化・多機能化に伴っ
て、上述の各画像処理装置には似通った機能を持つ部分
(例えば原稿読み取り部やある種の画像処理モジュール
など)が数多く存在している。更に、近年のネットワー
ク化によって、上述のような画像処理装置もネットワー
クへの接続を可能とするものが増えている。このような
装置が幾つかネットワークに接続されている状況におい
ては、同じ様な機能モジュールが幾つもネットワーク上
に存在することになる。すなわち、同じ機能モジュール
を重複して持つことになり、経済的でないことは明らか
である。
て、上述の各画像処理装置には似通った機能を持つ部分
(例えば原稿読み取り部やある種の画像処理モジュール
など)が数多く存在している。更に、近年のネットワー
ク化によって、上述のような画像処理装置もネットワー
クへの接続を可能とするものが増えている。このような
装置が幾つかネットワークに接続されている状況におい
ては、同じ様な機能モジュールが幾つもネットワーク上
に存在することになる。すなわち、同じ機能モジュール
を重複して持つことになり、経済的でないことは明らか
である。
【0005】本発明は上述した問題に鑑みてなされたも
のであり、ネットワーク上に存在する機能モジュールを
柔軟に組み合わせて画像処理を行うことを可能とし、資
源の経済的かつ有効な利用を可能とすることを目的とす
る。
のであり、ネットワーク上に存在する機能モジュールを
柔軟に組み合わせて画像処理を行うことを可能とし、資
源の経済的かつ有効な利用を可能とすることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の画像形成システムは、以下の構成を備え
る。すなわち、ネットワークを介して接続された、画像
形成のための処理を実行する複数の画像処理装置と、前
記複数の画像処理装置に関して、各画像処理装置が提供
可能な機能を示す機能情報を保持する保持手段と、要求
された機能と前記保持手段で保持された機能情報に基づ
いて使用する画像処理装置を選択し、その使用順序を決
定する決定手段と、前記決定手段で選択された画像処理
装置を、該決定手段で決定された使用順序に基づいて使
用し、画像形成を実行する実行手段とを備える。
めの本発明の画像形成システムは、以下の構成を備え
る。すなわち、ネットワークを介して接続された、画像
形成のための処理を実行する複数の画像処理装置と、前
記複数の画像処理装置に関して、各画像処理装置が提供
可能な機能を示す機能情報を保持する保持手段と、要求
された機能と前記保持手段で保持された機能情報に基づ
いて使用する画像処理装置を選択し、その使用順序を決
定する決定手段と、前記決定手段で選択された画像処理
装置を、該決定手段で決定された使用順序に基づいて使
用し、画像形成を実行する実行手段とを備える。
【0007】また、上記の目的を達成するための本発明
の情報処理装置は、画像形成のための処理を実行する複
数の画像処理装置がネットワークを介して接続された情
報処理装置における情報処理装置であって、前記ネット
ワークを介して前記複数の画像処理装置の各々より提供
可能な機能を示す機能情報を収集する収集手段と、前記
収集手段で収集された機能情報を保持する保持手段と、
画像形成に関して要求された機能と前記保持手段で保持
された機能情報に基づいて使用する画像処理装置を選択
し、その使用順序を決定する決定手段と、前記決定手段
で選択された画像処理装置を、該決定手段で決定された
使用順序に基づいて使用し、画像形成を実行する実行手
段とを備える。
の情報処理装置は、画像形成のための処理を実行する複
数の画像処理装置がネットワークを介して接続された情
報処理装置における情報処理装置であって、前記ネット
ワークを介して前記複数の画像処理装置の各々より提供
可能な機能を示す機能情報を収集する収集手段と、前記
収集手段で収集された機能情報を保持する保持手段と、
画像形成に関して要求された機能と前記保持手段で保持
された機能情報に基づいて使用する画像処理装置を選択
し、その使用順序を決定する決定手段と、前記決定手段
で選択された画像処理装置を、該決定手段で決定された
使用順序に基づいて使用し、画像形成を実行する実行手
段とを備える。
【0008】また、上記の目的を達成する本発明の画像
形成システムの制御方法は、画像形成のための処理を実
行する複数の画像処理装置がネットワークを介して接続
された画像形成システムの制御方法であって、前記複数
の画像処理装置に関して、各画像処理装置が提供可能な
機能を示す機能情報を保持する保持工程と、要求された
機能と前記保持工程で保持された機能情報に基づいて使
用する画像処理装置を選択し、その使用順序を決定する
決定工程と、前記決定工程で選択された画像処理装置
を、該決定工程で決定された使用順序に基づいて使用
し、画像形成を実行する実行工程とを備える。
形成システムの制御方法は、画像形成のための処理を実
行する複数の画像処理装置がネットワークを介して接続
された画像形成システムの制御方法であって、前記複数
の画像処理装置に関して、各画像処理装置が提供可能な
機能を示す機能情報を保持する保持工程と、要求された
機能と前記保持工程で保持された機能情報に基づいて使
用する画像処理装置を選択し、その使用順序を決定する
決定工程と、前記決定工程で選択された画像処理装置
を、該決定工程で決定された使用順序に基づいて使用
し、画像形成を実行する実行工程とを備える。
【0009】更に、上記の目的を達成する本発明の情報
処理装置の制御方法は、画像形成のための処理を実行す
る複数の画像処理装置がネットワークを介して接続され
た画像形成システムにおける情報処理装置の制御方法で
あって、前記ネットワークを介して前記複数の画像処理
装置の各々より提供可能な機能を示す機能情報を収集す
る収集工程と、前記収集工程で収集された機能情報を保
持する保持工程と、画像形成に関して要求された機能と
前記保持工程で保持された機能情報に基づいて使用する
画像処理装置を選択し、その使用順序を決定する決定工
程と、前記決定工程で選択された画像処理装置を、該決
定工程で決定された使用順序に基づいて使用し、画像形
成を実行する実行工程とを備える。
処理装置の制御方法は、画像形成のための処理を実行す
る複数の画像処理装置がネットワークを介して接続され
た画像形成システムにおける情報処理装置の制御方法で
あって、前記ネットワークを介して前記複数の画像処理
装置の各々より提供可能な機能を示す機能情報を収集す
る収集工程と、前記収集工程で収集された機能情報を保
持する保持工程と、画像形成に関して要求された機能と
前記保持工程で保持された機能情報に基づいて使用する
画像処理装置を選択し、その使用順序を決定する決定工
程と、前記決定工程で選択された画像処理装置を、該決
定工程で決定された使用順序に基づいて使用し、画像形
成を実行する実行工程とを備える。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、添付の図面を参照して、
本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0011】まず、本実施形態の概要を説明すると次の
通りである。本実施形態では、機能毎に分割された装置
(画像読取装置、画像処理装置、画像出力装置など)を
ネットワークを介して接続し、これらの機能を自由に組
み合わせることを可能とする。すなわち、ネットワーク
上に接続された複数の装置の機能を組み合わせて利用す
ることを可能とし、そのときそのときの必要に応じた機
能を実現する画像形成システムを構成することを可能と
するものである。
通りである。本実施形態では、機能毎に分割された装置
(画像読取装置、画像処理装置、画像出力装置など)を
ネットワークを介して接続し、これらの機能を自由に組
み合わせることを可能とする。すなわち、ネットワーク
上に接続された複数の装置の機能を組み合わせて利用す
ることを可能とし、そのときそのときの必要に応じた機
能を実現する画像形成システムを構成することを可能と
するものである。
【0012】図1は、本実施形態による画像形成システ
ムの構成の概念を示す図である。101及び120はシ
ステムコントローラであり、本画像形成システムの全体
を制御する。システムコントローラ101、120は、
CPU、記憶部、及びネットワークと通信を行うための
通信部を有している。また、本画像形成システムには、
画像読取装置102、121、原稿処理装置103、画
像メモリ112〜113、画像処理装置114〜11
5、プリンタ104〜107、出力処理装置105〜1
11がネットワーク100に接続されている。なお、こ
れらの各装置(102〜115、121)も装置自体の
制御用CPU、記憶部、ネットワーク100を介しての
通信を行うための通信部を有している。
ムの構成の概念を示す図である。101及び120はシ
ステムコントローラであり、本画像形成システムの全体
を制御する。システムコントローラ101、120は、
CPU、記憶部、及びネットワークと通信を行うための
通信部を有している。また、本画像形成システムには、
画像読取装置102、121、原稿処理装置103、画
像メモリ112〜113、画像処理装置114〜11
5、プリンタ104〜107、出力処理装置105〜1
11がネットワーク100に接続されている。なお、こ
れらの各装置(102〜115、121)も装置自体の
制御用CPU、記憶部、ネットワーク100を介しての
通信を行うための通信部を有している。
【0013】上記画像形成システムでは、まずシステム
コントローラ101において、図示しない操作部から動
作を指定されて処理を開始する。処理が始まると原稿処
理装置103で処理された原稿が画像読取装置102に
送られ、画像読取装置102で読み取られた画像情報が
画像メモリ112あるいは113に送られて記憶され
る。なお、原稿処理装置103としては、例えば原稿束
から原稿を1枚ずつ画像読取装置102に給送する、い
わゆるドキュメントフィーダがあげられる。
コントローラ101において、図示しない操作部から動
作を指定されて処理を開始する。処理が始まると原稿処
理装置103で処理された原稿が画像読取装置102に
送られ、画像読取装置102で読み取られた画像情報が
画像メモリ112あるいは113に送られて記憶され
る。なお、原稿処理装置103としては、例えば原稿束
から原稿を1枚ずつ画像読取装置102に給送する、い
わゆるドキュメントフィーダがあげられる。
【0014】画像メモリ112あるいは113に記憶さ
れた画像情報は画像処理装置114及び/あるいは画像
処理装置115に送られて処理され、さらにプリンタ1
04〜107のいずれかに送られる。プリンタ104〜
107で用紙などの記録媒体に画像が記録され、出力処
理装置105から111で記録媒体に処理が施される。
なお、出力装置105〜111における処理とは、例え
ば、出力された記録媒体を1つに束ねるステイプル処理
や、製本処理を指している。
れた画像情報は画像処理装置114及び/あるいは画像
処理装置115に送られて処理され、さらにプリンタ1
04〜107のいずれかに送られる。プリンタ104〜
107で用紙などの記録媒体に画像が記録され、出力処
理装置105から111で記録媒体に処理が施される。
なお、出力装置105〜111における処理とは、例え
ば、出力された記録媒体を1つに束ねるステイプル処理
や、製本処理を指している。
【0015】図2は、本実施形態の画像形成システムに
おける各処理装置の構成を説明するブロック図である。
システムコントローラ101は、全体を制御するCPU
101a、制御プログラムや各種データを保持するメモ
リ101b、ネットワーク100との通信を実現するた
めの通信I/F101cを備える。メモリ101bは、
RAM及びROMで構成され、後述のプロファイルデー
タ101fやシーケンスデータ101gも格納する。
おける各処理装置の構成を説明するブロック図である。
システムコントローラ101は、全体を制御するCPU
101a、制御プログラムや各種データを保持するメモ
リ101b、ネットワーク100との通信を実現するた
めの通信I/F101cを備える。メモリ101bは、
RAM及びROMで構成され、後述のプロファイルデー
タ101fやシーケンスデータ101gも格納する。
【0016】101dは表示器であり、各種操作入力の
ためのユーザインターフェースを表示する。表示器10
1dは、タッチパネル101eを備え、表示器101d
上に表示したスイッチをユーザが指で触れることによ
り、ユーザの指示を検出できるようになっている。
ためのユーザインターフェースを表示する。表示器10
1dは、タッチパネル101eを備え、表示器101d
上に表示したスイッチをユーザが指で触れることによ
り、ユーザの指示を検出できるようになっている。
【0017】なお、システムコントローラ101は、例
えばパーソナルコンピュータで構成されていてもよく、
ユーザの指示入力を行うデバイスとしては、タッチパネ
ル101eの代わりにマウス等のポインティングデバイ
スを用いてもよい。なお、システムコントローラ120
も上記と同様の構成を有する。
えばパーソナルコンピュータで構成されていてもよく、
ユーザの指示入力を行うデバイスとしては、タッチパネ
ル101eの代わりにマウス等のポインティングデバイ
スを用いてもよい。なお、システムコントローラ120
も上記と同様の構成を有する。
【0018】201は画像入力部であり、画像読取装置
102、原稿処理装置103等を備える。ただし、原稿
処理装置103はオプションである。画像読取装置10
2は、ネットワーク100との通信を実現するための通
信I/F102a、当該画像読取装置を制御するCPU
102b、CPU102bが実行する各種制御プログラ
ムや各種データを格納するメモリ102cを備える。な
お、画像読取装置121も画像読取装置102と同様の
構成を有する。
102、原稿処理装置103等を備える。ただし、原稿
処理装置103はオプションである。画像読取装置10
2は、ネットワーク100との通信を実現するための通
信I/F102a、当該画像読取装置を制御するCPU
102b、CPU102bが実行する各種制御プログラ
ムや各種データを格納するメモリ102cを備える。な
お、画像読取装置121も画像読取装置102と同様の
構成を有する。
【0019】202は画像出力部であり、プリンタ10
4と出力処理装置108を備える。出力処理装置108
はオプションであり、省略してもかまわない。プリンタ
104は、ネットワーク100との通信を実現するため
の通信I/F104a、プリンタの全体を制御するCP
U104b、CPU104bが実行する制御プログラム
等を格納するメモリ104cを備える。なお、プリンタ
105〜107の構成も、プリンタ104に準ずる。
4と出力処理装置108を備える。出力処理装置108
はオプションであり、省略してもかまわない。プリンタ
104は、ネットワーク100との通信を実現するため
の通信I/F104a、プリンタの全体を制御するCP
U104b、CPU104bが実行する制御プログラム
等を格納するメモリ104cを備える。なお、プリンタ
105〜107の構成も、プリンタ104に準ずる。
【0020】画像メモリ112は、メモリコントローラ
112aとメモリ112dを有する。メモリコントロー
ラ112aは、ネットワーク100との通信を実現する
通信I/F112bと、CPU112cを有し、ネット
ワークを介して送信された画像データを、メモリ112
dに格納すべく制御する。画像メモリ113も上記画像
メモリ112と同様の構成を有する。
112aとメモリ112dを有する。メモリコントロー
ラ112aは、ネットワーク100との通信を実現する
通信I/F112bと、CPU112cを有し、ネット
ワークを介して送信された画像データを、メモリ112
dに格納すべく制御する。画像メモリ113も上記画像
メモリ112と同様の構成を有する。
【0021】画像処理装置114は、通信I/F114
a、フィルタ処理部114b、パラメータ114cを備
える。通信I/F114aはネットワーク100との通
信を実現し、入力された画像データをフィルタ処理部1
14bへ転送する。また、通信I/F114aを介して
入力されたデータが設定パラメータであれば、フィルタ
処理部114bは、パラメータ114cのパラメータを
変更して、所望のフィルタリング処理を行う。画像処理
装置115は、通信I/F115a、γ処理部115
b、γテーブル115cを備える。通信I/F115a
はネットワーク100との通信を実現し、入力された画
像データをγ処理部115bへ転送する。また、通信I
/F115aを介して入力されたデータが設定パラメー
タであれば、γテーブル115cのパラメータを変更し
て、所望のγ処理を行う。なお、上述の構成は一例であ
り、他の構成、画像処理を採用してもよいことはいうま
でもない。
a、フィルタ処理部114b、パラメータ114cを備
える。通信I/F114aはネットワーク100との通
信を実現し、入力された画像データをフィルタ処理部1
14bへ転送する。また、通信I/F114aを介して
入力されたデータが設定パラメータであれば、フィルタ
処理部114bは、パラメータ114cのパラメータを
変更して、所望のフィルタリング処理を行う。画像処理
装置115は、通信I/F115a、γ処理部115
b、γテーブル115cを備える。通信I/F115a
はネットワーク100との通信を実現し、入力された画
像データをγ処理部115bへ転送する。また、通信I
/F115aを介して入力されたデータが設定パラメー
タであれば、γテーブル115cのパラメータを変更し
て、所望のγ処理を行う。なお、上述の構成は一例であ
り、他の構成、画像処理を採用してもよいことはいうま
でもない。
【0022】なお、通信I/F101c、102a、1
04a、112b、114a、115aにより、上述の
各ユニットは所定の通信プロトコルを用いた通信が可能
である。すなわち、各ユニットは、ネットワーク100
を経由して相互に通信を行うことが可能である。例え
ば、システムコントローラ101が画像読取装置102
に対して、「画像を読み取り、画像データを画像メモリ
112へ転送する(すなわち、システムコントローラ1
01は、画像読取装置102に対して、画像読み取りの
指示を与えると共に、その転送先アドレスも与える)」
旨の要求を通信I/F101c、102aに発行した場
合、画像読取装置102は次のような動作を実行する。
画像読取装置102は、まず、原稿画像を読み取り、画
像データを得る。そして、得られた画像データを、通信
I/F102a、112bを介して、指定された転送ア
ドレス、すなわち画像メモリ112へ送信する。
04a、112b、114a、115aにより、上述の
各ユニットは所定の通信プロトコルを用いた通信が可能
である。すなわち、各ユニットは、ネットワーク100
を経由して相互に通信を行うことが可能である。例え
ば、システムコントローラ101が画像読取装置102
に対して、「画像を読み取り、画像データを画像メモリ
112へ転送する(すなわち、システムコントローラ1
01は、画像読取装置102に対して、画像読み取りの
指示を与えると共に、その転送先アドレスも与える)」
旨の要求を通信I/F101c、102aに発行した場
合、画像読取装置102は次のような動作を実行する。
画像読取装置102は、まず、原稿画像を読み取り、画
像データを得る。そして、得られた画像データを、通信
I/F102a、112bを介して、指定された転送ア
ドレス、すなわち画像メモリ112へ送信する。
【0023】図3は、図1で説明したネットワーク上に
接続された各構成ユニットが有する機能を表現したリス
ト(プロファイル)を示す図である。このリストを以
後、プロファイルと称する。300は画像入力部プロフ
ァイルであり、例えば上記画像入力部201のプロファ
イルを示す。また、301は画像メモリプロファイルで
あり、例えば画像メモリ112のプロファイルを示す。
302は画像出力部プロファイルであり、例えば画像出
力部202のプロファイルを示す。303は画像処理プ
ロファイルであり、例えば画像処理装置114のプロフ
ァイルを示す。
接続された各構成ユニットが有する機能を表現したリス
ト(プロファイル)を示す図である。このリストを以
後、プロファイルと称する。300は画像入力部プロフ
ァイルであり、例えば上記画像入力部201のプロファ
イルを示す。また、301は画像メモリプロファイルで
あり、例えば画像メモリ112のプロファイルを示す。
302は画像出力部プロファイルであり、例えば画像出
力部202のプロファイルを示す。303は画像処理プ
ロファイルであり、例えば画像処理装置114のプロフ
ァイルを示す。
【0024】まず、画像入力部プロファイル300の詳
細を説明する。
細を説明する。
【0025】主走査解像度は画像読取装置が原稿画像を
読み込む際の解像度を表している。通常、400dpi
や600dpiといった解像度があり、これらのうち、
当該画像読取装置の読み取り部分が出力可能な解像度を
プロファイルに設定する。副走査解像度は上限と下限で
決められる。原稿に光を照射して反射光を光電変換素子
に入力して画像信号として取り出す仕組みの画像読取装
置では、副走査方向に原稿照射用の光源を移動させる構
成を取っている。よって、光学系の移動速度を変更する
ことにより光電変換素子に読み込ませる画像信号の密
度、すなわち解像度を変更することが可能なので、この
上限及び下限をプロファイルとして設定する。
読み込む際の解像度を表している。通常、400dpi
や600dpiといった解像度があり、これらのうち、
当該画像読取装置の読み取り部分が出力可能な解像度を
プロファイルに設定する。副走査解像度は上限と下限で
決められる。原稿に光を照射して反射光を光電変換素子
に入力して画像信号として取り出す仕組みの画像読取装
置では、副走査方向に原稿照射用の光源を移動させる構
成を取っている。よって、光学系の移動速度を変更する
ことにより光電変換素子に読み込ませる画像信号の密
度、すなわち解像度を変更することが可能なので、この
上限及び下限をプロファイルとして設定する。
【0026】また、読取色は光学系が読み取ることので
きる色の種類である。通常の画像読み込み装置では、フ
ルカラー(RGB)読み込み、白黒読み込み等があるの
で、どの読み込み方法が可能かをプロファイルに設定す
る。画像出力モードには、読み込んだ画像データをどの
ような方法で出力するかが設定されている。例えばフル
カラー読み込みの場合には、原稿を1回走査するだけで
3色分を同時に出力することができるのか、それとも3
回に分けて走査して順次出力するのか、などである。原
稿読み取りモードは、原稿処理部103によってどのよ
うな原稿処理を加えるかを示す。例えば原稿の表、裏の
両方の画像をよみとるのか、それとも片面だけなのか、
またはA3サイズの画像を半分毎に順次分けて読み込む
のか、等が示される。読取可能サイズは原稿読取装置が
読み込み得る最大の原稿サイズを示している。ここで、
各画像読取装置は、接続されている原稿処理ユニットの
機能を認識しており、その内容をシステムコントローラ
に通知する。
きる色の種類である。通常の画像読み込み装置では、フ
ルカラー(RGB)読み込み、白黒読み込み等があるの
で、どの読み込み方法が可能かをプロファイルに設定す
る。画像出力モードには、読み込んだ画像データをどの
ような方法で出力するかが設定されている。例えばフル
カラー読み込みの場合には、原稿を1回走査するだけで
3色分を同時に出力することができるのか、それとも3
回に分けて走査して順次出力するのか、などである。原
稿読み取りモードは、原稿処理部103によってどのよ
うな原稿処理を加えるかを示す。例えば原稿の表、裏の
両方の画像をよみとるのか、それとも片面だけなのか、
またはA3サイズの画像を半分毎に順次分けて読み込む
のか、等が示される。読取可能サイズは原稿読取装置が
読み込み得る最大の原稿サイズを示している。ここで、
各画像読取装置は、接続されている原稿処理ユニットの
機能を認識しており、その内容をシステムコントローラ
に通知する。
【0027】次に画像メモリプロファイル301の詳細
を説明する。使用可能容量は画像メモリ中、画像を受け
入れ可能な残存容量である。画像受取モードは受け取る
ことが可能な画像出力モードを示している。上述のよう
に画像読取装置102から送られてくる画像の出力モー
ドによっては、本画像メモリでは受け取れない場合も考
えられる。特に上述のような3色分の画像データを同時
に出力するようなモードに対応できるかどうか等が示さ
れる。
を説明する。使用可能容量は画像メモリ中、画像を受け
入れ可能な残存容量である。画像受取モードは受け取る
ことが可能な画像出力モードを示している。上述のよう
に画像読取装置102から送られてくる画像の出力モー
ドによっては、本画像メモリでは受け取れない場合も考
えられる。特に上述のような3色分の画像データを同時
に出力するようなモードに対応できるかどうか等が示さ
れる。
【0028】保存機能とは記憶した画像データを出力し
た後に、その画像データを保存する機能を有しているか
どうかである。画像メモリによっては、画像データの出
力後に当該画像データを保存するのに適さない構成を取
っている場合もあり得るので、本実施形態ではこのよう
な機能を明示的に知らせられるようにしている。
た後に、その画像データを保存する機能を有しているか
どうかである。画像メモリによっては、画像データの出
力後に当該画像データを保存するのに適さない構成を取
っている場合もあり得るので、本実施形態ではこのよう
な機能を明示的に知らせられるようにしている。
【0029】次に、画像出力部プロファイルの構成を説
明する。このプロファイルは、プリンターユニット(1
04〜106)の他に、出力処理ユニット(107〜1
09)の情報をも合わせ持った形式になっている。「主
走査解像度」「副走査解像度」は、そのプリンタの出力
画像の主走査・副走査それぞれの解像度を表す。「出力
可能サイズ」は、そのプリンタの持っている用紙サイズ
の一覧である。「出力可能モード」は、両面ユニットの
有り無しやソーターなどのアプリケーションによって実
現できる出力形態を表し、「両面出力モード」や「ソー
トモード」「ステイプルモード」などがこれに含まれ
る。ここで、各プリンタユニットは接続されている出力
処理装置の有する機能を認識しており、システムコント
ローラ101へその機能を通知する。
明する。このプロファイルは、プリンターユニット(1
04〜106)の他に、出力処理ユニット(107〜1
09)の情報をも合わせ持った形式になっている。「主
走査解像度」「副走査解像度」は、そのプリンタの出力
画像の主走査・副走査それぞれの解像度を表す。「出力
可能サイズ」は、そのプリンタの持っている用紙サイズ
の一覧である。「出力可能モード」は、両面ユニットの
有り無しやソーターなどのアプリケーションによって実
現できる出力形態を表し、「両面出力モード」や「ソー
トモード」「ステイプルモード」などがこれに含まれ
る。ここで、各プリンタユニットは接続されている出力
処理装置の有する機能を認識しており、システムコント
ローラ101へその機能を通知する。
【0030】「色モード」は、そのプリンタの扱える色
に対する情報で、「白黒」「カラー」「2値」「多値」
などの情報がこれに含まれる。「画像受取モード」は、
そのプリンタがどのような画像インターフェースをもっ
て画像データを受け取ることができるかを表していて、
例えば1ドラム系のカラープリンタは4色の画像データ
を4回に分けて受け取るのに対し、4ドラム系のカラー
プリンタは各4色のデータをそれぞれ独立のタイミング
で同時に受け取るなどの違いを、この「画像受取モー
ド」を用いて記述する。
に対する情報で、「白黒」「カラー」「2値」「多値」
などの情報がこれに含まれる。「画像受取モード」は、
そのプリンタがどのような画像インターフェースをもっ
て画像データを受け取ることができるかを表していて、
例えば1ドラム系のカラープリンタは4色の画像データ
を4回に分けて受け取るのに対し、4ドラム系のカラー
プリンタは各4色のデータをそれぞれ独立のタイミング
で同時に受け取るなどの違いを、この「画像受取モー
ド」を用いて記述する。
【0031】画像処理部プロファイル303は、画像処
理装置(114〜115)のプロファイルの項目を示し
ている。「画像処理グループ」はそのユニットの持つ画
像処理を表していて、「フィルター処理」「γテーブル
処理」などをこれで表現する。「受取可能パラメータ」
は、システムコントローラに接続されたユーザインタフ
ェース部(図示しない)から入力された設定パラメータ
の中でどれを入力パラメータとして受け取ることができ
るかや、その画像処理ユニットに内蔵記憶されているデ
ータテーブルの種類などを示している。例えば、「フィ
ルター処理」では原稿タイプ(文字/写真/地図)やシ
ャープネスの調整値などのユーザ設定パラメータであ
り、「γテーブル処理」では濃度補正やカラーバランス
の調整値などのユーザー設定パラメータやこのユニット
内に内蔵されている非線形のデータテーブルの種類など
を表している。
理装置(114〜115)のプロファイルの項目を示し
ている。「画像処理グループ」はそのユニットの持つ画
像処理を表していて、「フィルター処理」「γテーブル
処理」などをこれで表現する。「受取可能パラメータ」
は、システムコントローラに接続されたユーザインタフ
ェース部(図示しない)から入力された設定パラメータ
の中でどれを入力パラメータとして受け取ることができ
るかや、その画像処理ユニットに内蔵記憶されているデ
ータテーブルの種類などを示している。例えば、「フィ
ルター処理」では原稿タイプ(文字/写真/地図)やシ
ャープネスの調整値などのユーザ設定パラメータであ
り、「γテーブル処理」では濃度補正やカラーバランス
の調整値などのユーザー設定パラメータやこのユニット
内に内蔵されている非線形のデータテーブルの種類など
を表している。
【0032】以上説明したプロファイルは、各画像入力
部、画像出力部、画像処理部といった処理単位毎に生成
され、プロファイルデータ101fとしてシステムコン
トローラ101のメモリ101bに格納される。
部、画像出力部、画像処理部といった処理単位毎に生成
され、プロファイルデータ101fとしてシステムコン
トローラ101のメモリ101bに格納される。
【0033】図4は本実施形態におけるプロファイルデ
ータのうちの静的情報を収集するための手順を表すフロ
ーチャートである。このフローチャートは、例えばシス
テムコントローラ101が電源を投入されたときに実行
され、ネットワーク100に接続されている各装置のプ
ロファイルが収集される。情報の収集に際しては、図1
のネットワーク100に接続された各装置102〜11
1(以下、これらを総称して機能ユニットという)に対
して一意に割り振られたネットワークアドレスが用いら
れる。ここで、静的情報は、装置の構成、能力を示す。
例えば、プリンタユニットは紙カセットを2段有すると
いった、装置に固定の情報である。
ータのうちの静的情報を収集するための手順を表すフロ
ーチャートである。このフローチャートは、例えばシス
テムコントローラ101が電源を投入されたときに実行
され、ネットワーク100に接続されている各装置のプ
ロファイルが収集される。情報の収集に際しては、図1
のネットワーク100に接続された各装置102〜11
1(以下、これらを総称して機能ユニットという)に対
して一意に割り振られたネットワークアドレスが用いら
れる。ここで、静的情報は、装置の構成、能力を示す。
例えば、プリンタユニットは紙カセットを2段有すると
いった、装置に固定の情報である。
【0034】ステップS301では、各機能ユニットに
対して機能の問い合わせを行う。すなわち、ネットワー
クアドレスを用いてある1つの機能ユニットに対して機
能を問い合わせる。各機能ユニット(102〜111)
は、それぞれのプロファイルデータを有しており、シス
テムコントローラからの機能の問い合わせに対してプロ
ファイルデータを返送する。システムコントローラは、
ステップS302において、ステップS301の問い合
わせの結果得られたプロファイルをシステムコントロー
ラ101内部のメモリ101bにプロファイルデータ1
01fとして記憶する。
対して機能の問い合わせを行う。すなわち、ネットワー
クアドレスを用いてある1つの機能ユニットに対して機
能を問い合わせる。各機能ユニット(102〜111)
は、それぞれのプロファイルデータを有しており、シス
テムコントローラからの機能の問い合わせに対してプロ
ファイルデータを返送する。システムコントローラは、
ステップS302において、ステップS301の問い合
わせの結果得られたプロファイルをシステムコントロー
ラ101内部のメモリ101bにプロファイルデータ1
01fとして記憶する。
【0035】ステップS303では、全てのアドレス、
即ちネットワーク100に接続された全ての機能ユニッ
トに対して、機能の問い合わせが終了したかどうかを判
断する。終了していないと判定された場合は、ステップ
S301に戻り、次のネットワークアドレスについて処
理を行う。終了したと判定された場合は本処理を終了す
る。
即ちネットワーク100に接続された全ての機能ユニッ
トに対して、機能の問い合わせが終了したかどうかを判
断する。終了していないと判定された場合は、ステップ
S301に戻り、次のネットワークアドレスについて処
理を行う。終了したと判定された場合は本処理を終了す
る。
【0036】なお、上記収集処理は、電源投入後にネッ
トワーク100に新しく機能ユニットが追加された際に
も実行される。この場合、新しく追加された機能ユニッ
トがシステムコントローラ101に静的情報の更新要求
を出し、それを受けたシステムコントローラ101が図
4に示すような収集処理を実行して静的情報の更新を行
う。
トワーク100に新しく機能ユニットが追加された際に
も実行される。この場合、新しく追加された機能ユニッ
トがシステムコントローラ101に静的情報の更新要求
を出し、それを受けたシステムコントローラ101が図
4に示すような収集処理を実行して静的情報の更新を行
う。
【0037】この画像形成システムにおいて、コピー処
理の開始が指示された場合に各プロファイルがどのよう
に利用されるかを図5を用いて説明する。
理の開始が指示された場合に各プロファイルがどのよう
に利用されるかを図5を用いて説明する。
【0038】まず、ステップS400において、画像形
成システムに接続されている各機能ユニットに対して再
度プロファイルの収集(動的情報の収集)を行う。これ
はプロファイルに含まれる内容に、動的に変化するもの
が存在するからである。例えば、画像メモリ(112、
113)などは、その時点での記憶可能な容量は動的に
変化するので、当該コピー処理の開始に先立って確認す
る必要がある。また、システム立ち上げ時に接続されて
いた機能ユニットがこの時点でも利用可能かどうかを確
認することもできる。動的情報とは、装置の状態を表
す。例えば、先の紙カセットを2段有するという静的情
報に対して、動的情報では現在の各紙カセットの装着状
況を示すことになる。「1段目の紙カセットはA4であ
り、A4用紙がある。2段目の紙カセットはA3であ
り、用紙が無い」といったような情報である。
成システムに接続されている各機能ユニットに対して再
度プロファイルの収集(動的情報の収集)を行う。これ
はプロファイルに含まれる内容に、動的に変化するもの
が存在するからである。例えば、画像メモリ(112、
113)などは、その時点での記憶可能な容量は動的に
変化するので、当該コピー処理の開始に先立って確認す
る必要がある。また、システム立ち上げ時に接続されて
いた機能ユニットがこの時点でも利用可能かどうかを確
認することもできる。動的情報とは、装置の状態を表
す。例えば、先の紙カセットを2段有するという静的情
報に対して、動的情報では現在の各紙カセットの装着状
況を示すことになる。「1段目の紙カセットはA4であ
り、A4用紙がある。2段目の紙カセットはA3であ
り、用紙が無い」といったような情報である。
【0039】次に、ステップS401において、ステッ
プS400で収集したプロファイルに基づいて操作パネ
ルを表示する。本実施形態ではシステムコントローラ1
01が有する表示器101dに図6或いは図7に示すよ
うな操作画面を表示する。ユーザが、表示された操作ボ
タンのうちの所望のものを指で指示すると、タッチパネ
ル101eによって指示位置が検出され、どのボタンが
操作されたかが認識される。なお、マウス等のポインテ
ィングデバイスによって各種操作ボタン等を指示するよ
うにしてもかまわない。
プS400で収集したプロファイルに基づいて操作パネ
ルを表示する。本実施形態ではシステムコントローラ1
01が有する表示器101dに図6或いは図7に示すよ
うな操作画面を表示する。ユーザが、表示された操作ボ
タンのうちの所望のものを指で指示すると、タッチパネ
ル101eによって指示位置が検出され、どのボタンが
操作されたかが認識される。なお、マウス等のポインテ
ィングデバイスによって各種操作ボタン等を指示するよ
うにしてもかまわない。
【0040】図6及び図7は本実施形態による操作画面
の表示例を示す図である。収集されたプロファイル情報
は、システムコントローラ101が表示する操作画面に
反映される。例えば、画像形成システムに両面出力可能
なプリンタが接続された場合、「両面」に関する設定が
可能になり、図6に示すように、片面原稿2枚を両面出
力する「片面→両面」モードと、1枚の片面原稿から両
面出力する「ページ連写両面」モードの設定を行うこと
ができる操作画面が表示される。更に、このシステム中
に両面原稿が扱える自動原稿供給装置(原稿処理部10
3に含まれる)を有する画像読取装置が接続されている
場合には、両面原稿を扱うことが可能となり、図7に示
すような操作画面となる。すなわち、両面原稿を両面出
力する「両面→両面」モードと、両面原稿を片面2枚に
出力する「両面→片面」モードの設定を行うための操作
ボタンが追加される。
の表示例を示す図である。収集されたプロファイル情報
は、システムコントローラ101が表示する操作画面に
反映される。例えば、画像形成システムに両面出力可能
なプリンタが接続された場合、「両面」に関する設定が
可能になり、図6に示すように、片面原稿2枚を両面出
力する「片面→両面」モードと、1枚の片面原稿から両
面出力する「ページ連写両面」モードの設定を行うこと
ができる操作画面が表示される。更に、このシステム中
に両面原稿が扱える自動原稿供給装置(原稿処理部10
3に含まれる)を有する画像読取装置が接続されている
場合には、両面原稿を扱うことが可能となり、図7に示
すような操作画面となる。すなわち、両面原稿を両面出
力する「両面→両面」モードと、両面原稿を片面2枚に
出力する「両面→片面」モードの設定を行うための操作
ボタンが追加される。
【0041】次に、ステップS402では、表示されて
いる操作画面に対して行なわれたユーザの指示を蓄積す
る。この蓄積処理は、操作画面に表示されたOKボタン
が指示されるまで行われる(ステップS403)。
いる操作画面に対して行なわれたユーザの指示を蓄積す
る。この蓄積処理は、操作画面に表示されたOKボタン
が指示されるまで行われる(ステップS403)。
【0042】OKボタンが指示されると、ステップS4
04において、システムコントローラの有するユーザイ
ンタフェースから入力された設定パラメータを解析し、
各機能ユニットに対する設定情報に分解する。例えば、
図7に示したような操作画面を用いて、「写真から構成
されたA3両面カラー原稿を等倍でやや明るめに濃度調
整してフルカラーA3両面に出力する」というユーザ設
定を行った場合、これらの設定内容は、「A3原稿」
「写真モード」「カラー原稿読み取り」「RDF」「主
走査変倍率100%」「副査変倍率100%」「濃度調
整値」「フルカラー出力」「A3両面出力」に分解され
る。
04において、システムコントローラの有するユーザイ
ンタフェースから入力された設定パラメータを解析し、
各機能ユニットに対する設定情報に分解する。例えば、
図7に示したような操作画面を用いて、「写真から構成
されたA3両面カラー原稿を等倍でやや明るめに濃度調
整してフルカラーA3両面に出力する」というユーザ設
定を行った場合、これらの設定内容は、「A3原稿」
「写真モード」「カラー原稿読み取り」「RDF」「主
走査変倍率100%」「副査変倍率100%」「濃度調
整値」「フルカラー出力」「A3両面出力」に分解され
る。
【0043】更に、ステップS404において、収集済
みのプロファイル中の機能によって、上記処理で設定さ
れた機能を実現可能であるか否かをチェックする。例え
ば、上記設定例に関していえば、 「A3原稿」は画像読取ユニット102と画像メモリ
112,113のプロファイルをチェックし、 「写真モード」はフィルター処理機能ユニット114
とγテーブル処理ユニット115のプロファイルをチェ
ックし、 「カラー原稿読み取り」「RDF」「主走査変倍率1
00%」「副査変倍率100%」などは画像読取ユニッ
ト102とプリンターユニット104〜106のプロフ
ァイルをチェックし、 「濃度調整値」はγテーブル処理ユニット115をチ
ェックし、 「フルカラー出力」「A3両面出力」はプリンターユ
ニット104〜106のプロファイルをチェックする、 というように各プロファイルをチェックし、上記の設定
内容を実現することが可能であるかを判断する。
みのプロファイル中の機能によって、上記処理で設定さ
れた機能を実現可能であるか否かをチェックする。例え
ば、上記設定例に関していえば、 「A3原稿」は画像読取ユニット102と画像メモリ
112,113のプロファイルをチェックし、 「写真モード」はフィルター処理機能ユニット114
とγテーブル処理ユニット115のプロファイルをチェ
ックし、 「カラー原稿読み取り」「RDF」「主走査変倍率1
00%」「副査変倍率100%」などは画像読取ユニッ
ト102とプリンターユニット104〜106のプロフ
ァイルをチェックし、 「濃度調整値」はγテーブル処理ユニット115をチ
ェックし、 「フルカラー出力」「A3両面出力」はプリンターユ
ニット104〜106のプロファイルをチェックする、 というように各プロファイルをチェックし、上記の設定
内容を実現することが可能であるかを判断する。
【0044】処理の遂行に必要な機能ユニットが何らか
の理由で(他の作業で使用中であるとか)一時的に使用
不能であり代替えが存在しないか、または設定された処
理が実現不可能であると判断された場合は、ステップS
405からステップS408へ進む。ステップS408
では、例外処理として当該コピー処理を中断し、システ
ムコントローラに接続されたユーザーインタフェース部
(本例では表示器101d)に図8のような表示を行う
ことにより、その旨を通知する。
の理由で(他の作業で使用中であるとか)一時的に使用
不能であり代替えが存在しないか、または設定された処
理が実現不可能であると判断された場合は、ステップS
405からステップS408へ進む。ステップS408
では、例外処理として当該コピー処理を中断し、システ
ムコントローラに接続されたユーザーインタフェース部
(本例では表示器101d)に図8のような表示を行う
ことにより、その旨を通知する。
【0045】一方、設定された内容が実現可能である場
合は、ステップS405からステップS406へ進む。
ステップS406では、設定内容を実現するために使用
する機能ユニットを選択してその使用順序を決定すると
ともに、選択した機能ユニットに設定すべきパラメータ
を決定する。
合は、ステップS405からステップS406へ進む。
ステップS406では、設定内容を実現するために使用
する機能ユニットを選択してその使用順序を決定すると
ともに、選択した機能ユニットに設定すべきパラメータ
を決定する。
【0046】先の設定例に対しては、画像読取ユニット
102とプリンタ104がその条件を満たしており、ス
テップS406で選択されるものとする。また、フィル
タ処理機能を有する画像処理装置114とγ変換処理機
能を有する画像処理装置115を選択し、それぞれのユ
ニットに設定内容に応じたパラメータを決定する。ま
た、選択された画像読取装置ユニット102とプリンタ
ユニット104のそれぞれの扱う画像解像度が400d
piあるとすると、400dpiでA3画像が記憶でき
る容量を持つ画像メモリユニットが選択される。本例で
は、画像メモリ112がその条件を満たしているものと
して選択されるものとする。
102とプリンタ104がその条件を満たしており、ス
テップS406で選択されるものとする。また、フィル
タ処理機能を有する画像処理装置114とγ変換処理機
能を有する画像処理装置115を選択し、それぞれのユ
ニットに設定内容に応じたパラメータを決定する。ま
た、選択された画像読取装置ユニット102とプリンタ
ユニット104のそれぞれの扱う画像解像度が400d
piあるとすると、400dpiでA3画像が記憶でき
る容量を持つ画像メモリユニットが選択される。本例で
は、画像メモリ112がその条件を満たしているものと
して選択されるものとする。
【0047】以上の処理により、決定された機能ユニッ
トとその使用順序、各機能ユニットに設定すべきパラメ
ータはシーケンスデータ101gとして保持される。そ
して、ステップS407では、生成されたシーケンスデ
ータ101gに従って選択された機能ユニットを制御
し、所望の画像形成処理を行う。
トとその使用順序、各機能ユニットに設定すべきパラメ
ータはシーケンスデータ101gとして保持される。そ
して、ステップS407では、生成されたシーケンスデ
ータ101gに従って選択された機能ユニットを制御
し、所望の画像形成処理を行う。
【0048】上記の設定例で説明すれば、まず、選択さ
れた各機能ユニットに対してパラメータの設定を行う。
次に、システムコントローラ101は各機能ユニットを
次のように制御する。まず、画像読取装置102に、原
稿の読み取りを実行させ、得られた画像データを画像メ
モリ112に送信させる。次いで、画像メモリ112
に、画像読取装置102より送信された画像データを保
持させ、格納した画像データを画像処理装置114へ送
信させる。次いで、画像処理装置114に、画像メモリ
112より送信された画像データに所定の画像処理を行
わせ、得られた画像データを画像処理装置115へ送信
させる。次いで、画像処理装置115に、画像処理装置
114より送られてきた画像データに所定の処理を行わ
せ、得られたデータをプリンタ104へ送信させる。そ
して、プリンタ104に、画像処理装置105より送信
された画像データをA3サイズの両面に画像形成させ
る。
れた各機能ユニットに対してパラメータの設定を行う。
次に、システムコントローラ101は各機能ユニットを
次のように制御する。まず、画像読取装置102に、原
稿の読み取りを実行させ、得られた画像データを画像メ
モリ112に送信させる。次いで、画像メモリ112
に、画像読取装置102より送信された画像データを保
持させ、格納した画像データを画像処理装置114へ送
信させる。次いで、画像処理装置114に、画像メモリ
112より送信された画像データに所定の画像処理を行
わせ、得られた画像データを画像処理装置115へ送信
させる。次いで、画像処理装置115に、画像処理装置
114より送られてきた画像データに所定の処理を行わ
せ、得られたデータをプリンタ104へ送信させる。そ
して、プリンタ104に、画像処理装置105より送信
された画像データをA3サイズの両面に画像形成させ
る。
【0049】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、機能毎に分割された複数の機能ユニットの各々が、
システム全体がモードに応じて必要な機能を実現できる
装置を組み合わせるための装置同士の通信プロトコルを
持ち、伝達された情報に基づき各機能単位を組み合わせ
て制御する。このため、ユーザーはどの装置にどのよう
な機能が搭載されているかを気にすることなく、ネット
ワーク上に接続された複数の装置の機能を組み合わせて
利用することができ、所望の機能を持った装置をそのと
きの必要に応じて構成することが可能になる。
ば、機能毎に分割された複数の機能ユニットの各々が、
システム全体がモードに応じて必要な機能を実現できる
装置を組み合わせるための装置同士の通信プロトコルを
持ち、伝達された情報に基づき各機能単位を組み合わせ
て制御する。このため、ユーザーはどの装置にどのよう
な機能が搭載されているかを気にすることなく、ネット
ワーク上に接続された複数の装置の機能を組み合わせて
利用することができ、所望の機能を持った装置をそのと
きの必要に応じて構成することが可能になる。
【0050】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0051】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0052】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0053】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0054】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0055】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネットワーク上に存在する機能モジュールを柔軟に組み
合わせて画像処理を行うことが可能となり、資源の経済
的かつ有効な利用が可能となる。
ネットワーク上に存在する機能モジュールを柔軟に組み
合わせて画像処理を行うことが可能となり、資源の経済
的かつ有効な利用が可能となる。
【0057】
【図1】本実施形態による画像形成システムの構成の概
念を示す図である。
念を示す図である。
【図2】本実施形態の画像形成システムにおける各処理
装置の構成を説明するブロック図である。
装置の構成を説明するブロック図である。
【図3】図1で説明したネットワーク上に接続された各
構成ユニットが有する機能を表現したリスト(プロファ
イル)を示す図である。
構成ユニットが有する機能を表現したリスト(プロファ
イル)を示す図である。
【図4】本実施形態におけるプロファイルデータのうち
の静的情報を収集するための手順を表すフローチャート
である。
の静的情報を収集するための手順を表すフローチャート
である。
【図5】本実施形態におけるコピー処理時の手順を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図6】本実施形態による操作画面の表示例を示す図で
ある。
ある。
【図7】本実施形態による操作画面の表示例を示す図で
ある。
ある。
【図8】本実施形態による例外処理発生時の画面表示例
を示す図である。
を示す図である。
Claims (16)
- 【請求項1】 ネットワークを介して接続された、画像
形成のための処理を実行する複数の画像処理装置と、 前記複数の画像処理装置に関して、各画像処理装置が提
供可能な機能を示す機能情報を保持する保持手段と、 要求された機能と前記保持手段で保持された機能情報に
基づいて使用する画像処理装置を選択し、その使用順序
を決定する決定手段と、 前記決定手段で選択された画像処理装置を、該決定手段
で決定された使用順序に基づいて使用し、画像形成を実
行する実行手段とを備えることを特徴とする画像形成シ
ステム。 - 【請求項2】 前記保持手段は、前記複数の画像処理装
置に対して機能を問い合わせ、該問い合わせに対する応
答に基づいて前記機能情報を収集し、これを保持するこ
とを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。 - 【請求項3】 前記保持手段は、画像形成動作の開始に
先立って前記機能情報の収集を行い、収集された機能情
報を保持することを特徴とする請求項1に記載の画像形
成システム。 - 【請求項4】 前記保持手段は、前記ネットワーク上に
新たな画像処理装置が接続された場合に、前記機能情報
の収集を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形
成システム。 - 【請求項5】 前記保持手段によって保持されている機
能情報に基づいて、処理モード設定用のユーザインタフ
ェースを生成する生成手段を更に備えることを特徴とす
る請求項1に記載の画像形成システム。 - 【請求項6】 前記決定手段において、要求された機能
を満たす画像処理装置が存在しない場合は、その旨を通
知する通知手段を更に備えることを特徴とする請求項1
に記載の画像形成システム。 - 【請求項7】 前記決定手段は、更に、選択した画像処
理装置に対する設定パラメータを決定することを特徴と
する請求項1に記載の画像形成システム。 - 【請求項8】 画像形成のための処理を実行する複数の
画像処理装置がネットワークを介して接続された情報処
理装置における情報処理装置であって、 前記ネットワークを介して前記複数の画像処理装置の各
々より提供可能な機能を示す機能情報を収集する収集手
段と、 前記収集手段で収集された機能情報を保持する保持手段
と、 画像形成に関して要求された機能と前記保持手段で保持
された機能情報に基づいて使用する画像処理装置を選択
し、その使用順序を決定する決定手段と、 前記決定手段で選択された画像処理装置を、該決定手段
で決定された使用順序に基づいて使用し、画像形成を実
行する実行手段とを備えることを特徴とする情報処理装
置。 - 【請求項9】 前記収集手段は、画像形成動作の開始に
先立って前記機能情報の収集を行うことを特徴とする請
求項8に記載の情報処理装置。 - 【請求項10】 前記収集手段は、前記ネットワーク上
に接続された画像処理装置よりの要求によって機能情報
の収集を開始することを特徴とする請求項8に記載の情
報処理装置。 - 【請求項11】 前記保持手段によって保持されている
機能情報に基づいて、処理モード設定用のユーザインタ
フェースを生成する生成手段を更に備えることを特徴と
する請求項8に記載の情報処理装置。 - 【請求項12】 前記決定手段において、要求された機
能を満たす画像処理装置が存在しない場合は、その旨を
通知する通知手段を更に備えることを特徴とする請求項
8に記載の情報処理装置。 - 【請求項13】 前記決定手段は、更に、選択した画像
処理装置に対する設定パラメータを決定することを特徴
とする請求項8に記載の情報処理装置。 - 【請求項14】 画像形成のための処理を実行する複数
の画像処理装置がネットワークを介して接続された画像
形成システムの制御方法であって、 前記複数の画像処理装置に関して、各画像処理装置が提
供可能な機能を示す機能情報を保持する保持工程と、 要求された機能と前記保持工程で保持された機能情報に
基づいて使用する画像処理装置を選択し、その使用順序
を決定する決定工程と、 前記決定工程で選択された画像処理装置を、該決定工程
で決定された使用順序に基づいて使用し、画像形成を実
行する実行工程とを備えることを特徴とする画像形成シ
ステムの制御方法。 - 【請求項15】 画像形成のための処理を実行する複数
の画像処理装置がネットワークを介して接続された画像
形成システムにおける情報処理装置の制御方法であっ
て、 前記ネットワークを介して前記複数の画像処理装置の各
々より提供可能な機能を示す機能情報を収集する収集工
程と、 前記収集工程で収集された機能情報を保持する保持工程
と、 画像形成に関して要求された機能と前記保持工程で保持
された機能情報に基づいて使用する画像処理装置を選択
し、その使用順序を決定する決定工程と、 前記決定工程で選択された画像処理装置を、該決定工程
で決定された使用順序に基づいて使用し、画像形成を実
行する実行工程とを備えることを特徴とする情報処理装
置の制御方法。 - 【請求項16】 画像形成のための処理を実行する複数
の画像処理装置がネットワークを介して接続された画像
形成システムにおける制御プログラムを格納するコンピ
ュータ可読メモリであって、該制御プログラムが、 前記ネットワークを介して前記複数の画像処理装置の各
々より提供可能な機能を示す機能情報を収集する収集工
程のコードと、 前記収集工程で収集された機能情報を保持する保持工程
のコードと、 画像形成に関して要求された機能と前記保持工程で保持
された機能情報に基づいて使用する画像処理装置を選択
し、その使用順序を決定する決定工程のコードと、 前記決定工程で選択された画像処理装置を、該決定工程
で決定された使用順序に基づいて使用し、画像形成を実
行する実行工程のコードとを備えることを特徴とするコ
ンピュータ可読メモリ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9283892A JPH11122417A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 画像形成システム及び該システムにおける情報処理装置とそれらの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9283892A JPH11122417A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 画像形成システム及び該システムにおける情報処理装置とそれらの制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11122417A true JPH11122417A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17671542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9283892A Withdrawn JPH11122417A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 画像形成システム及び該システムにおける情報処理装置とそれらの制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11122417A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000187573A (ja) * | 1998-06-09 | 2000-07-04 | Canon Inc | マルチファンクションシステム及びその機能設定方法 |
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JP2008003808A (ja) * | 2006-06-21 | 2008-01-10 | Kyoto Univ | データ処理装置、計算機、及びデータ処理方法 |
US8150907B2 (en) | 2003-05-29 | 2012-04-03 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Composite service providing system for a plurality of communicatively connected electronic devices |
JP2012099122A (ja) * | 2011-12-05 | 2012-05-24 | Canon Inc | 画像処理システム、画像処理システムの制御方法およびプログラム |
JP2016122331A (ja) * | 2014-12-25 | 2016-07-07 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成システム、画像形成装置、遠隔制御方法および遠隔制御プログラム |
-
1997
- 1997-10-16 JP JP9283892A patent/JPH11122417A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
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US8682967B2 (en) | 2003-05-29 | 2014-03-25 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Composite service providing system |
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Legal Events
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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