JPH11121892A - 可撓性回路基板 - Google Patents
可撓性回路基板Info
- Publication number
- JPH11121892A JPH11121892A JP28078197A JP28078197A JPH11121892A JP H11121892 A JPH11121892 A JP H11121892A JP 28078197 A JP28078197 A JP 28078197A JP 28078197 A JP28078197 A JP 28078197A JP H11121892 A JPH11121892 A JP H11121892A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connection terminal
- pattern
- circuit board
- flexible circuit
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/11—Printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
- H05K1/117—Pads along the edge of rigid circuit boards, e.g. for pluggable connectors
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/321—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by conductive adhesives
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/36—Assembling printed circuits with other printed circuits
- H05K3/361—Assembling flexible printed circuits with other printed circuits
Landscapes
- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
- Combinations Of Printed Boards (AREA)
Abstract
電性と接着強度を大きくすることができ、回路の短絡も
生じない可撓性回路基板を得る。 【解決手段】 接続端子パターン4a、4bを有する被
接続基板3に接続する可撓性回路基板1の接続端子パタ
ーン2a、2b間のパターンのない領域9に電気的接続
に関与しないダミーパターン11a、11b、11cを
設け接着剤保持空間12を形成する。
Description
示装置(LCD)、プリント配線基板等の電気・電子機
器に接続して使用するための可撓性回路基板、特に異方
導電性接着剤(異方導電性接着剤フィルムを含む)によ
り接続して使用される可撓性回路基板に関するものであ
る。
をLCDのガラス基板に接続する場合のように、可撓性
回路基板をプリント配線基板などの電気・電子機器に接
続する場合、異方導電性接着剤が用いられている。異方
導電性接着剤は接着性の樹脂中に導電性粒子を分散させ
た接着剤である。この異方導電性接着剤は電気・電子機
器と可撓性回路基板の接続端子間に介在させて熱圧着す
ることにより、端子の存在する部分では導電性粒子が圧
着して導電性を確保し、端子の存在しない部分では導電
性粒子が分散するため、非導通状態で樹脂の接着性によ
り接着を確保するようになっている。
端子部の平面図、(b)は被接続体であるLCDのガラ
ス基板に接続した理想的な状態を示すA−A断面図、
(c)はB−B断面図である。図4において、1は可撓
性回路基板であって、可撓性絶縁フィルムからなる基材
1aの表面に接続端子パターン2a、2b…が形成され
ている。3はLCDのガラス基板やプリント配線基板等
の被接続基板であって、ガラス等の絶縁材からなる基材
3aの表面に接続端子パターン4a、4b…が形成され
ている。5は異方導電性接着剤であって、接着性樹脂5
a中に導電性粒子5bを分散させたものである。異方導
電性接着剤5は接合領域6における可撓性回路基板1と
被接続基板3間に介在し、両者を接着するとともに端子
2a、4a間および2b、4b間を導通させるようにな
っている。
(a)のA−A断面図、(b)は接合中の状態を示すA
−A断面図、(c)は実際の接合状態を示すA−A断面
図であり、7はプレスヘッド、8はクッション用のラバ
ーである。
それぞれ対向位置に接続端子パターン2a、2b・・・お
よび4a、4b・・・が形成されているので、図4(a)
に示すようにこれらを対向させた状態で、接合領域6に
おける両者の中間に異方導電性接着剤5を介在させ、可
撓性回路基板1側からラバー8を介してプレスヘッド7
を矢印Y方向に前進させて加圧および加熱し、異方導電
性接着剤5の接着性樹脂5aを硬化させて接合される。
4a間と2b、4b間では接着性樹脂5aが流出して導
電性粒子5bが接続端子パターン2aと4aまたは2b
と4bに接触して導電性を確保する。接続端子パターン
2a、2bおよび4a、4bが存在しない領域9、すな
わち端子パターン2aまたは4aと2bまたは4b間で
は導電性粒子5bは接着性樹脂5a中に分散した状態で
異方導電性接着剤5が硬化して基板1、3間に固着し、
非導通状態で接着力を確保する。
想的な状態であり、接続端子パターン2aまたは4aと
2bまたは4bとの間隔が小さいときはこれに近い状態
となり、導電性と接着性は確保されるが、上記間隔が大
きいときは接着剤の流出により接着性を確保することが
困難になりやすい。
態を示しており、パターンが存在しない領域9ではラバ
ー8の弾性と被接続基板3の可撓性により被接続基板3
が変形して異方導電性接着剤5が図4(a)に示す端部
10a、10bから流出しやすい。このため接合後は図
5(c)に示すように、パターンが存在しない領域9に
おける接着剤の量が少なくなって、接着強度が小さくな
る場合があるという問題点がある。
0bから流出する際、端部10a、10b付近で導電性
粒子5bが架橋状態となって集合し、接着性樹脂5aの
みが流出することがあり、導電性粒子5bが集合する
と、接続端子パターン2a(4a)と2b(4b)間が
短絡する場合があり、信頼性が低下することがあるとい
う問題点がある。
端子パターンの間隔が広い場合でも、導電性と接着強度
を大きくすることができ、回路の短絡も生じない可撓性
回路基板を得ることである。
基板である。 (1) 電気・電子機器に異方導電性接着剤により接続
される可撓性回路基板であって、可撓性絶縁フィルムか
らなる基材と、電気・電子機器に形成された接続端子に
対応して、基材の表面に間隔をおいて形成された接続端
子パターンと、上記接続端子パターン間に形成されたダ
ミーパターンとを有する可撓性回路基板。 (2) 接続端子パターンに接着剤収容凹部が形成され
た上記(1)記載の可撓性回路基板。 (3) 接続端子パターンおよびダミーパターン間に形
成される間隔が0.3mm以下とされた上記(1)また
は(2)記載の可撓性回路基板。
いて接続端子が形成されたものであればよく、例えばL
CDのガラス基板やプリント配線基板などのプリント基
板が一般的であるが、ICチップのような素子あるいは
これを保持するためのホルダなどでもよい。このような
電気・電子機器に形成される接続端子としては、プリン
ト基板の場合は接続端子パターンであるが素子、ホルダ
等の場合はリードがそのまま接続端子となる。
撓性回路基板としては、LCDの駆動回路のような電気
・電子機器の付属回路を導体回路パターンとして形成し
た可撓性回路基板があげられ、電気・電子機器に接続し
て用いられるものである。このような可撓性回路基板は
可撓性絶縁フィルムからなる基材の表面に電気・電子機
器の接続端子に対応して、間隔をおいて接続端子パター
ンが形成される。
絶縁性を有するフィルムであり、ポリイミド、ポリエス
テル、アラミド、ポリカーボネート等のフィルムが好ま
しいが、他のプラスチックその他の材質からなるフィル
ムでもよい。基材は10〜100μm、好ましくは15
〜75μmの厚さのものが好ましい。
導体回路パターンが形成されるが、この回路パターンの
接続端子パターンを被接続体である電気・電子機器の接
続端子に対応した位置に形成する。電気・電子機器の接
続端子はその機器の形状、構造あるいは回路基板の設計
上の点から端子間の間隔は一定ではなく、広い間隔の端
子も形成される。従って可撓性回路基板に形成する接続
端子もこれに対応して広い間隔を有するものを形成す
る。接続端子の幅は0.02〜1mm、好ましくは0.
04〜0.7mmとされ、この幅が0.3mmを超える
場合は後述のように接着剤収容凹部を形成するのが好ま
しい。
を超える場合、前述のように接合の際異方導電性接着剤
が流出して接着強度が低下するので本発明では間隔の広
い接続端子パターン間にダミーパターンを形成する。ダ
ミーパターンは接続端子パターンとほぼ同様の形状に形
成されるが、導体回路パターンから独立して接続端子部
またはその近辺にのみ形成されるもので、電気的接続に
は関与しない構成とされる。
ことができるが、接着強度を確保するためには接続端子
とほぼ同等の形状、大きさとするのが好ましい。接続端
子パターンとダミーパターン間、および接続端子間また
はダミーパターン間の間隔は0.3mm以下とするのが
好ましい。接続端子間にダミーパターンを形成すること
により接続端子とダミーパターン間の間隔が狭くなりす
ぎる場合はダミーパターンの幅を狭くすることができる
が、間隔が広い場合は複数のダミーパターンを形成する
のが好ましい。ダミーパターンの幅は0.02〜0.8
mm、好ましくは0.04〜0.5mmとするのが好ま
しい。
端子と同じ材料により、これらと同時に形成される。す
なわち基材に形成される導体回路パターンは、端部に接
続端子パターンを有するように、基材の少なくとも片面
に複数の細条形に形成されるが、このとき接続端子間に
ダミーパターンを形成する。これらの導体パターンはメ
タライジングおよびメッキにより形成された導体層のエ
ッチングにより形成されているのが好ましい。
は、真空蒸着、スパッタリング、イオンプレーティング
など、基材の表面に厚さ0.1〜0.5μmの金属薄膜
を形成する方法である。これにより形成された薄膜上に
電解メッキにより金属を1〜10μmの厚さで電着する
ことにより導体層が形成される。導体としては銅が一般
的であるが、銅合金、銀、アルミニウムなどの他の導体
でもよい。
ーンおよびダミーパターン等の導体パターンを形成する
ためのエッチングは、まず導体パターンに対応する形状
のエッチングレジストを導体層に形成してエッチング液
により余分な導体層を溶解する。エッチングレジストの
形成は印刷法、写真法など任意の方法によることができ
る。エッチングはエッチングレジストを形成した基板を
エッチング液に浸漬することにより余分な導体層を除去
し、エッチングレジストに対応する形状の導体回路パタ
ーンを形成する。その後溶剤または強アルカリ液等と接
触させて、エッチングレジストを除去すると、導体パタ
ーンが露出する。
は、その表面に電解半田メッキ、電解スズメッキ、また
はニッケルメッキを施した上にさらに金メッキなどを施
して、金属皮膜を形成することができ、これによりパタ
ーンの耐久性がより向上する。ダミーパターンにはこの
ような処理をする必要はないが、形成してもよい。こう
して導体回路パターンを形成した基材に対し、接続端子
部以外の部分の導体回路パターンを覆うように保護層を
形成するのが好ましい。
熱硬化性樹脂中に導電性粒子が分散した接着剤であり、
一般的にはフィルム状に形成した異方導電性接着剤フィ
ルムの形で使用される。このような異方導電性接着剤と
しては熱圧着前は導電性はないが、熱圧着により接続端
子間では導電性粒子が圧着し、その他の部分では導電性
粒子が分散した状態で熱硬化性樹脂が硬化して導電性と
接着性を付与するものが使用される。
ール樹脂、水酸基含有ポリエステル樹脂、水酸基含有ア
クリル樹脂などの熱硬化性樹脂が好ましいが、熱可塑性
樹脂でもよい。熱硬化性樹脂を用いる場合は、常温にお
ける製造、保存ならびに比較的低温(40〜100℃)
による乾燥時には硬化反応が起きず、硬化温度における
加熱加圧(熱圧着)により硬化反応が起きる熱活性潜在
性硬化剤により硬化させるものが好ましい。
ニッケル、錫、パラジウム、ハンダ等の金属粉末、ニッ
ケル、金等によりメッキした樹脂、金属その他の粉末な
ど導電性を有する任意の粉末が使用できる。この導電性
粒子は粒径1〜50μm、好ましくは3〜20μmのも
のが使用できる。この異方導電性接着剤はフィルム状に
成形して、異方導電性接着剤フィルムの形で使用される
場合が多い。これらの接着性樹脂および導電性粒子は適
当な溶剤に分散または溶解させて異方導電性接着剤が形
成される。この異方導電性接着剤はフィルム状に成形し
て、異方導電性接着剤フィルムの形で使用される場合が
多い。
ンを被接続体である電気・電子機器の接続端子に対向さ
せるように、両者の接合領域を重ね、熱圧着することに
より接続を行う。このとき被接続体の接続端子と、可撓
性回路基板の接続端子パターン間では樹脂が流出して導
電性粒子が圧着して接続性が確保され、パターンのない
領域では導電性粒子を分散した状態で樹脂が硬化して接
着性を保つ。
分にはダミーパターンが形成されているため、ラバーを
介してプレスヘッドで加圧すると、ダミーパターンが基
材の変形を抑制し、接続端子パターンとの間に接着剤保
持空間を保ち、接着強度を高くすることができる。被接
続体の接続端子がない分だけ被接続体と可撓性回路基板
の間隔が狭くなるが、接着剤保持空間は形成でき、接着
強度は高くなる。
ターンの幅が広くなると接着強度が低下しやすいが、接
続端子パターンに接着剤収容凹部を形成すると、接着剤
を保持して接着強度を高くすることができる。接着剤収
容凹部としては溝状、円形、角形など、任意の形状とす
ることができる。
ターンを形成したので、接続端子パターンの間隔が広い
場合でも、導電性と接着強度を大きくすることができ、
回路の短絡も生じない可撓性回路基板が得られる。
により説明する。図1(a)は実施形態の可撓性回路基
板の接続端子部の平面図(b)は被接続体であるLCD
のガラス基板に接続した状態を示すC−C断面図、
(c)はD−D断面図であり、図4および図5と同一符
号は同一または相当部分を示す。
絶縁フィルムからなる基材1aの表面に導体回路パター
ン(図示せず)およびこれに接続する接続端子パターン
2a、2bが形成されている。そしてこの接続端子パタ
ーン2a、2b間に、ダミーパターン11a、11b、
11c…が形成されている。ダミーパターン11a、1
1b、11c…は導体回路パターンおよび接続端子パタ
ーン2a、2bと同じ材質により、エッチングにより同
時に形成されるが、これらと電気的に接続しないよう
に、独立した状態で形成される。
にガラス基板等の絶縁基材からなる基材3aの表面に接
続端子パターン4a、4bが形成されている。異方導電
性接着剤5は接着性樹脂5a中に導電性粒子5bを分散
させたものである。異方導電性接着剤5は接合領域6に
おける可撓性回路基板1と被接続基板3間に介在し、両
者を接着するとともに端子2a、4a間および2b、4
b間を導通させるようになっている。
(b)の場合と同様に、被接続基板3の上に接合領域6
を重ね、クッション用のラバー8を介してプレスヘッド
7により加圧、加熱して熱圧着し、接続する。この場合
可撓性回路基板1および被接続基板3にはそれぞれ対向
位置に接続端子パターン2a、2b…および4a、4b
が形成されているので、これらを対向させた状態で、接
合領域6における両者の中間に異方導電性接続剤5を介
在させ、可撓性回路基板1側からラバー8を介してプレ
スヘッド7を矢印Y方向に前進させて加圧および加熱
し、異方導電性接着剤5の接着性樹脂5aを硬化させて
接合させる。
4a間と2b、4b間では接着性樹脂5aが流出して導
電性粒子5bが接続端子パターン2aと4aまたは2b
と4bに接触して導電性を確保する。接続端子パターン
2a、2bおよび4a、4bが存在しない領域9、すな
わち接続端子パターン2aまたは4aと2bまたは4b
間では導電性粒子5bは接着性樹脂5a中に分散した状
態で異方導電性接着剤5が硬化して基板1、3間に固着
し、非導通状態で接着力を確保する。
ダミーパターン11a、11b、11cが形成されてい
るため、ダミーパターン11a、11b、11cが基材
1aの変形を抑制し、パターンが存在しない領域9に接
着剤保持空間12を確保し、これにより接着性樹脂5a
の流出を抑制して接着強度を大きくすることができる。
ダミーパターン11a、11b、11cの対向する被接
続基板3の部分には接続端子パターン4a、4bが存在
しないため、その分だけ基材1aが変形するが、必要な
接着剤保持空間には維持することが可能である。
に保存被膜等の被膜を形成しておくと、ダミーパターン
の厚さが厚くなり、接着剤保持空間12を大きくして接
着強度を高くすることができる。
着剤の流出が少なくなるため、図4(a)に示すような
端部10a、10bにおける導電性粒子5bの集合がな
くなり、回路の短絡は防止される。
路基板の平面図、(b)は接合状態を示すE−E断面図
である。この実施形態では、接合領域6における可撓性
回路基板1の接続端子パターン2a、2bに接着剤収容
凹部13a、13bが形成されている。この接着剤収容
凹部13a、13bは接続端子パターン2a、2bを接
合領域6において分割した形状になっているが、円形ま
たは角形その他の形状の凹部であってもよい。
様に被接続基板3に接合されるが、接着剤収容凹部13
a、13bが形成されているため、この部分に異方導電
性接着剤5が保持され、接続端子パターン4a、4bの
幅が広い場合でも接着強度を大きくすることができる。
説明する。 実施例1 図1に示す可撓性回路基板1として、厚さ25μmのポ
リイミドからなる基材1aの上下両側の表面に厚さ8μ
mの銅パターンを形成し、その上にニッケル−金メッキ
を行い、導体回路パターン、接続端子パターンおよびダ
ミーパターンを形成した。被接続基板3としてLCD用
のガラス基板3aに接続端子パターン4a、4bとして
ITOパターンを形成した基板を使用し、上記の可撓性
回路基板1を接続した。異方導電性接着剤としてはエポ
キシ樹脂に導電性粒子としてニッケル・金メッキ被覆樹
脂粒子(直径5μm)が分散した熱硬化タイプの接着剤
を用いた。
3の接続端子パターン2a、2b、4a、4bの幅は
0.45mm、これらの端子パターン間の間隔は0.4
5mm(すなわちパターンピッチ0.9mm)で、可撓
性回路基板1の上記間隔の中央に幅0.15mmのダミ
ーパターン11a、11b、11cを形成し、ラバー8
としてシリコンラバーを使用し、180℃−30kgf
/cm2−10秒の圧着条件で圧着した。
−500時間でエージング後の接着強度およびショート
の発生回数を測定した結果を表1に示す。接着強度は接
続部を引張り速度が50mm/分にて90°方向に引剥
した時の強度を1cm幅当りに換算して求めた。ショー
トの発生はパターン100本における隣接パターン間の
ショートした部分の個数を分数で表した。
接続端子パターン2a、2bの中央部に幅0.15mm
の接着剤収容凹部13a、13bを形成し、同様に測定
した結果を表1に示す。
つき同様に測定した結果を表1に示す。
つき同様に測定した結果を表1に示す。
ラス繊維強化エポキシ樹脂基板の両面に厚さ35μmの
銅パターンを形成し、ニッケル−金メッキを施した基板
を用いて同様に試験した。可撓性回路基板1および被接
続基板3の接続端子パターンの幅が0.6mm、間隔が
0.6mm(すなわちパターンピッチ1.2mm)であ
り、間隔の中央部に幅0.2mmのダミーパターンを形
成し、同様に測定した結果を表2に示す。
ンの中央部に幅0.2mmの接着剤収容凹部を形成し、
同様に測定した結果を表2に示す。
つき、同様に測定した結果を表2に示す。
つき、同様に測定した結果を表2に示す。
ンを形成することにより、初期およびエージング後の接
着強度が大きくなり、接着剤保持空間を形成することに
より、その傾向が大きくなり、いずれの場合もショート
の発生がなくなることがわかる。
着強度(ピール強度)の変化を図3に示す。図3より接
着強度800gf/cmを得るためには、パターン間の
間隔が0.3mm以下であればよいことがわかる。
(b)は接続状態を示すC−C断面図、(c)はD−D
断面図である。
図、(b)は接続状態を示すE−E断面図である。
(b)は理想的な接続状態を示すA−A断面図、(c)
はC−C断面図である。
A断面図、(b)は接合中の状態を示すA−A断面図、
(c)は実際の接合状態を示すA−A断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 電気・電子機器に異方導電性接着剤によ
り接続される可撓性回路基板であって、 可撓性絶縁フィルムからなる基材と、 電気・電子機器に形成された接続端子に対応して、基材
の表面に間隔をおいて形成された接続端子パターンと、 上記接続端子パターン間に形成されたダミーパターンと
を有する可撓性回路基板。 - 【請求項2】 接続端子パターンに接着剤収容凹部が形
成された請求項1記載の可撓性回路基板。 - 【請求項3】 接続端子パターンおよびダミーパターン
間に形成される間隔が0.3mm以下とされた請求項1
または2記載の可撓性回路基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28078197A JP3219140B2 (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 電気・電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28078197A JP3219140B2 (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 電気・電子機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11121892A true JPH11121892A (ja) | 1999-04-30 |
JP3219140B2 JP3219140B2 (ja) | 2001-10-15 |
Family
ID=17629873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28078197A Expired - Fee Related JP3219140B2 (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 電気・電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3219140B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000058536A (ko) * | 2000-06-12 | 2000-10-05 | 권원현 | 고집적 회로용 혼성 세라믹 인쇄회로기판 |
US7006190B2 (en) * | 2002-11-29 | 2006-02-28 | Lg Electronics Inc. | Liquid crystal display for home appliance and printed circuit board thereof |
JP2006190755A (ja) * | 2005-01-05 | 2006-07-20 | Hitachi Chem Co Ltd | 回路基板の接続方法及び接続構造体 |
JP2008129397A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | Hitachi Displays Ltd | 表示装置および平面型表示装置 |
JP2009004614A (ja) * | 2007-06-22 | 2009-01-08 | Panasonic Corp | 電極接合構造体 |
JP2010009594A (ja) * | 2008-05-16 | 2010-01-14 | Apple Inc | 片面ルート及び両面取り付けのフレックス回路 |
JP2011055005A (ja) * | 2010-12-09 | 2011-03-17 | Sony Chemical & Information Device Corp | 接合体、及び接合体の製造方法 |
JP2021007138A (ja) * | 2019-06-28 | 2021-01-21 | エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド | 電子デバイス及びその作製方法、並びに表示装置及びその作製方法 |
-
1997
- 1997-10-14 JP JP28078197A patent/JP3219140B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000058536A (ko) * | 2000-06-12 | 2000-10-05 | 권원현 | 고집적 회로용 혼성 세라믹 인쇄회로기판 |
US7006190B2 (en) * | 2002-11-29 | 2006-02-28 | Lg Electronics Inc. | Liquid crystal display for home appliance and printed circuit board thereof |
JP2006190755A (ja) * | 2005-01-05 | 2006-07-20 | Hitachi Chem Co Ltd | 回路基板の接続方法及び接続構造体 |
JP2008129397A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | Hitachi Displays Ltd | 表示装置および平面型表示装置 |
JP2009004614A (ja) * | 2007-06-22 | 2009-01-08 | Panasonic Corp | 電極接合構造体 |
JP2010009594A (ja) * | 2008-05-16 | 2010-01-14 | Apple Inc | 片面ルート及び両面取り付けのフレックス回路 |
US8456851B2 (en) | 2008-05-16 | 2013-06-04 | Apple Inc. | Flex circuit with single sided routing and double sided attach |
US8549738B2 (en) | 2008-05-16 | 2013-10-08 | Apple Inc. | Flex circuit with single sided routing and double sided attach |
KR101376459B1 (ko) * | 2008-05-16 | 2014-03-19 | 애플 인크. | 단일 사이딩된 라우팅 및 더블 사이딩된 부착을 가지는 플렉스 회로 |
JP2011055005A (ja) * | 2010-12-09 | 2011-03-17 | Sony Chemical & Information Device Corp | 接合体、及び接合体の製造方法 |
JP2021007138A (ja) * | 2019-06-28 | 2021-01-21 | エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド | 電子デバイス及びその作製方法、並びに表示装置及びその作製方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3219140B2 (ja) | 2001-10-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3379456B2 (ja) | 異方導電性接着フィルム | |
US6034331A (en) | Connection sheet and electrode connection structure for electrically interconnecting electrodes facing each other, and method using the connection sheet | |
US5624268A (en) | Electrical connectors using anisotropic conductive films | |
JP3530980B2 (ja) | 接着構造、液晶装置、及び電子機器 | |
KR100563890B1 (ko) | 전기적 접속 장치 및 전기적 접속 방법 | |
JPH09312176A (ja) | 接続部材および該接続部材を用いた電極の接続構造並びに接続方法 | |
JP3624818B2 (ja) | 異方性導電接続材料、接続体、およびその製造方法 | |
KR20010050963A (ko) | 이방성 도전 접속 재료 | |
JPH07157720A (ja) | 異方導電フィルム | |
JP3219140B2 (ja) | 電気・電子機器 | |
US7021946B2 (en) | Connector integrated with a LED element | |
JPH09198916A (ja) | 導電性微粒子 | |
KR20080070052A (ko) | 인쇄 회로 기판들의 접속 방법 | |
KR100251674B1 (ko) | 서로 마주보는 전극들을 상호접속하기 위한 접속시트, 및이 접속시트를 사용하는 전극접속구조 및 접속방법 | |
JP2008300360A (ja) | 電極の接続方法 | |
JPS63110506A (ja) | 異方性導電シ−ト | |
JP3092118B2 (ja) | 導電粒子転写型異方性導電フィルム及び電気的接続方法 | |
JP2001004700A (ja) | インターポーザ基板 | |
JPH09153516A (ja) | 半導体装置及びicチップの検査方法 | |
JPH09147928A (ja) | 接続部材 | |
KR101117768B1 (ko) | 이방성 도전필름 | |
CN217405124U (zh) | 新型异方性导电膜 | |
JPS62115679A (ja) | 電気接続体 | |
JP3793608B2 (ja) | 導電性微粒子 | |
JPH10189098A (ja) | ファインピッチコネクタ部材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080810 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090810 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090810 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110810 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110810 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120810 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120810 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130810 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130810 Year of fee payment: 12 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |