JPH11121569A - バーンイン装置 - Google Patents
バーンイン装置Info
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- JPH11121569A JPH11121569A JP28826297A JP28826297A JPH11121569A JP H11121569 A JPH11121569 A JP H11121569A JP 28826297 A JP28826297 A JP 28826297A JP 28826297 A JP28826297 A JP 28826297A JP H11121569 A JPH11121569 A JP H11121569A
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- Japan
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- cassette
- wafer
- burn
- integrated circuit
- connector
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- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 半導体ウェハにおける複数の半導体集積回路
素子を駆動する駆動回路から出力される電気信号に信号
劣化が生じないようにする。 【解決手段】 カセット補助基板16の上方の下部コネ
クタ17Aと対向する位置に下部コネクタ17Aと対を
なす上部コネクタ17Bが配設されたカセット支持板2
1が設けられている。カセット支持板21の両側部に
は、該カセット支持板21の支持面に垂直に貫通する貫
通孔が設けられ、該貫通孔には支持棒22が貫通すると
共に、下部コネクタ17Aと上部コネクタ17Bとの互
いの位置を規定する円筒部材23が設けられている。カ
セット支持板21における上部コネクタ17Bと反対側
には、上部コネクタ17Bと下部コネクタ17Aとを脱
着させる脱着手段24が設けられており、該脱着手段2
4の上側には、上部コネクタ17Bと電気的に接続され
たドライバーボード26が設けられている。
素子を駆動する駆動回路から出力される電気信号に信号
劣化が生じないようにする。 【解決手段】 カセット補助基板16の上方の下部コネ
クタ17Aと対向する位置に下部コネクタ17Aと対を
なす上部コネクタ17Bが配設されたカセット支持板2
1が設けられている。カセット支持板21の両側部に
は、該カセット支持板21の支持面に垂直に貫通する貫
通孔が設けられ、該貫通孔には支持棒22が貫通すると
共に、下部コネクタ17Aと上部コネクタ17Bとの互
いの位置を規定する円筒部材23が設けられている。カ
セット支持板21における上部コネクタ17Bと反対側
には、上部コネクタ17Bと下部コネクタ17Aとを脱
着させる脱着手段24が設けられており、該脱着手段2
4の上側には、上部コネクタ17Bと電気的に接続され
たドライバーボード26が設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウェハ上に
形成されたチップの複数の集積回路をウェハ状態で同時
に検査するために用いられるバーンイン装置に関する。
形成されたチップの複数の集積回路をウェハ状態で同時
に検査するために用いられるバーンイン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路装置を搭載した電
子機器の小型化及び低価格化の進歩は目ざましく、これ
に伴って、半導体集積回路装置に対する小型化及び低価
格化の要求が強くなっている。
子機器の小型化及び低価格化の進歩は目ざましく、これ
に伴って、半導体集積回路装置に対する小型化及び低価
格化の要求が強くなっている。
【0003】通常、半導体集積回路装置は、半導体チッ
プとリードフレームとがボンディングワイヤによって電
気的に接続された後、半導体チップが樹脂又はセラミク
スにより封止された状態で供給され、プリント基板に実
装される。ところが、電子機器の小型化の要求から、半
導体集積回路装置を半導体から切り出したままの状態
(以後、この状態の半導体集積回路装置をベアチップ又
は単にチップと呼ぶ。)で直接回路基板に実装する方法
が開発され、品質が保証されたベアチップを低価格で供
給することが望まれている。
プとリードフレームとがボンディングワイヤによって電
気的に接続された後、半導体チップが樹脂又はセラミク
スにより封止された状態で供給され、プリント基板に実
装される。ところが、電子機器の小型化の要求から、半
導体集積回路装置を半導体から切り出したままの状態
(以後、この状態の半導体集積回路装置をベアチップ又
は単にチップと呼ぶ。)で直接回路基板に実装する方法
が開発され、品質が保証されたベアチップを低価格で供
給することが望まれている。
【0004】ベアチップに対して品質保証を行なうため
には、半導体集積回路装置をウェハ状態でバーンインす
る必要がある。
には、半導体集積回路装置をウェハ状態でバーンインす
る必要がある。
【0005】しかしながら、半導体ウェハ状態で一括に
行なうバーンイン(以下、ウェハ・バーンインと呼
ぶ。)は、半導体ウェハの取り扱いが非常に複雑になる
ので、低価格化の要求に応えられない。また、一の半導
体ウェハ上に形成されている複数のベアチップを1個又
は数個ずつ何度にも分けてバーンインを行なうのは、多
くの時間を要するので、時間的にもコスト的にも現実的
でないので、すべてのベアチップをウェハ状態で一括し
て同時にバーンインを行なうことが要求される。
行なうバーンイン(以下、ウェハ・バーンインと呼
ぶ。)は、半導体ウェハの取り扱いが非常に複雑になる
ので、低価格化の要求に応えられない。また、一の半導
体ウェハ上に形成されている複数のベアチップを1個又
は数個ずつ何度にも分けてバーンインを行なうのは、多
くの時間を要するので、時間的にもコスト的にも現実的
でないので、すべてのベアチップをウェハ状態で一括し
て同時にバーンインを行なうことが要求される。
【0006】ここで、特開平8−5666号公報に開示
されたウェハ・バーンインが行なえるバーンイン装置を
説明する。
されたウェハ・バーンインが行なえるバーンイン装置を
説明する。
【0007】図6は従来のウェハ・バーンイン装置の概
観を示し、図6に示すように、ウェハ・バーンイン装置
100は、ウェハトレイ101とプローブカード102
とが減圧され圧着されてなるウェハカセット103を複
数収納できるラック110と、ウェハカセット103の
減圧状態を維持する真空ポンプ111と、ウェハカセッ
ト103に保持されている半導体ウェハに形成されてい
る複数の半導体集積回路素子をそれぞれ電気的に駆動す
る駆動回路112とから構成されている。
観を示し、図6に示すように、ウェハ・バーンイン装置
100は、ウェハトレイ101とプローブカード102
とが減圧され圧着されてなるウェハカセット103を複
数収納できるラック110と、ウェハカセット103の
減圧状態を維持する真空ポンプ111と、ウェハカセッ
ト103に保持されている半導体ウェハに形成されてい
る複数の半導体集積回路素子をそれぞれ電気的に駆動す
る駆動回路112とから構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のウェハ・バーンイン装置は、駆動回路112から出
力される種々の電気信号が、波形の鈍り(なまり)、オ
ーバーシュート及びアンダーシュート等の信号劣化を起
こしやすいという問題を有している。
来のウェハ・バーンイン装置は、駆動回路112から出
力される種々の電気信号が、波形の鈍り(なまり)、オ
ーバーシュート及びアンダーシュート等の信号劣化を起
こしやすいという問題を有している。
【0009】本発明は、前記従来の問題を解決し、半導
体ウェハにおける複数の半導体集積回路素子を駆動する
駆動回路から出力される電気信号に信号劣化が生じない
ようにすることを目的とする。
体ウェハにおける複数の半導体集積回路素子を駆動する
駆動回路から出力される電気信号に信号劣化が生じない
ようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係るバーンイン装置は、複数の半導体集積
回路素子が形成されている半導体ウェハを保持するウェ
ハトレイと、該ウェハトレイのウェハ保持面と対向する
ように設けられ、複数の半導体集積回路素子の各電極と
対応する位置にプローブ端子を有するプローブカード
と、該プローブカードに設けられ、プローブ端子に電気
信号を印加する外部電極とを有するウェハカセットを用
いて、複数の半導体集積回路素子の電気的特性をウェハ
レベルで一括して検査するバーンイン装置であって、バ
ーンイン装置が、ウェハカセットを収納するカセット収
納部と、ウェハカセットにおける外部電極と電気的に接
続され、半導体ウェハにおける複数の半導体集積回路素
子を駆動する駆動回路部とを備え、駆動回路部はウェハ
カセットの表裏方向側に設けられている。
め、本発明に係るバーンイン装置は、複数の半導体集積
回路素子が形成されている半導体ウェハを保持するウェ
ハトレイと、該ウェハトレイのウェハ保持面と対向する
ように設けられ、複数の半導体集積回路素子の各電極と
対応する位置にプローブ端子を有するプローブカード
と、該プローブカードに設けられ、プローブ端子に電気
信号を印加する外部電極とを有するウェハカセットを用
いて、複数の半導体集積回路素子の電気的特性をウェハ
レベルで一括して検査するバーンイン装置であって、バ
ーンイン装置が、ウェハカセットを収納するカセット収
納部と、ウェハカセットにおける外部電極と電気的に接
続され、半導体ウェハにおける複数の半導体集積回路素
子を駆動する駆動回路部とを備え、駆動回路部はウェハ
カセットの表裏方向側に設けられている。
【0011】本発明のバーンイン装置によると、半導体
ウェハにおける複数の半導体集積回路素子を駆動する駆
動回路部とを備え、該駆動回路部はウェハカセットの表
裏方向側に設けられているため、駆動回路部がウェハカ
セットの後方側に配置される場合に比べて、駆動回路部
とウェハカセットとの距離が短縮される。
ウェハにおける複数の半導体集積回路素子を駆動する駆
動回路部とを備え、該駆動回路部はウェハカセットの表
裏方向側に設けられているため、駆動回路部がウェハカ
セットの後方側に配置される場合に比べて、駆動回路部
とウェハカセットとの距離が短縮される。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態について図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【0013】図1は本発明の一実施形態に係るバーンイ
ン装置の外観を示している。図1に示すように、バーン
イン装置1は、該装置の正面に向かって右側に、検査デ
ータの送受信及び温度制御等を行なう制御部2が設けら
れ、向かって左側に、複数のウェハカセット4をカセッ
ト単位で挿入するための開口部3aを有するカセット収
納部3が設けられている。
ン装置の外観を示している。図1に示すように、バーン
イン装置1は、該装置の正面に向かって右側に、検査デ
ータの送受信及び温度制御等を行なう制御部2が設けら
れ、向かって左側に、複数のウェハカセット4をカセッ
ト単位で挿入するための開口部3aを有するカセット収
納部3が設けられている。
【0014】図2はウェハカセット4に収納されるカセ
ット本体の構成を示している。図2に示すように、ガラ
ス基板からなり、主面に多層配線層を有するプローブカ
ード11には、その主面に半導体ウェハ12上の集積回
路素子の検査用の各電極と対応する位置に設けられたプ
ローブ端子となる複数のバンプが形成されており、これ
らのバンプは、プローブカード11の周縁部に設けられ
ている外部電極と、多層配線層のうちのいずれかの配線
層を通じて電気的に接続されている。
ット本体の構成を示している。図2に示すように、ガラ
ス基板からなり、主面に多層配線層を有するプローブカ
ード11には、その主面に半導体ウェハ12上の集積回
路素子の検査用の各電極と対応する位置に設けられたプ
ローブ端子となる複数のバンプが形成されており、これ
らのバンプは、プローブカード11の周縁部に設けられ
ている外部電極と、多層配線層のうちのいずれかの配線
層を通じて電気的に接続されている。
【0015】このプローブカード11を用いてウェハ・
バーンインを行なうには、該プローブカード11の各バ
ンプと半導体ウェハ12上に形成された集積回路素子の
各電極とを完全に接触させる必要がある。そのための治
具として、アルミニウム等の金属からなり、半導体ウェ
ハ12を保持するウェハトレイ13を設けている。
バーンインを行なうには、該プローブカード11の各バ
ンプと半導体ウェハ12上に形成された集積回路素子の
各電極とを完全に接触させる必要がある。そのための治
具として、アルミニウム等の金属からなり、半導体ウェ
ハ12を保持するウェハトレイ13を設けている。
【0016】ウェハトレイ13におけるプローブカード
11の主面と対向する面(=主面)の周縁部には、プロ
ーブカード11の主面とウェハトレイ13の主面と共に
密閉空間を形成するためのシリコンゴム等からなるシー
ルリング14が設けられ、また、側部に密閉空間と外部
空間とを導通させ且つ減圧状態を維持する真空バルブ1
5が設けられている。
11の主面と対向する面(=主面)の周縁部には、プロ
ーブカード11の主面とウェハトレイ13の主面と共に
密閉空間を形成するためのシリコンゴム等からなるシー
ルリング14が設けられ、また、側部に密閉空間と外部
空間とを導通させ且つ減圧状態を維持する真空バルブ1
5が設けられている。
【0017】図3は本実施形態に係るバーンイン装置1
のカセット収納部3における開口部3aの近傍部の正面
構成を示している。図3に示すように、ウェハカセット
4は、プローブカード11とウェハトレイ13とからな
るカセット本体と、該カセット本体の搬送を容易にする
方形のカセット補助基板16とから構成されている。カ
セット補助基板16における上面の周縁部にはソケット
方式を用いた下部コネクタ17Aが設けられており、カ
セット補助基板16の下面はプローブカード11の主面
と反対側の面(=裏面)と密着して該プローブカード1
1と電気的に接続されている。
のカセット収納部3における開口部3aの近傍部の正面
構成を示している。図3に示すように、ウェハカセット
4は、プローブカード11とウェハトレイ13とからな
るカセット本体と、該カセット本体の搬送を容易にする
方形のカセット補助基板16とから構成されている。カ
セット補助基板16における上面の周縁部にはソケット
方式を用いた下部コネクタ17Aが設けられており、カ
セット補助基板16の下面はプローブカード11の主面
と反対側の面(=裏面)と密着して該プローブカード1
1と電気的に接続されている。
【0018】カセット補助基板16の上方における下部
コネクタ17Aと対向する位置に下部コネクタ17Aと
対をなす上部コネクタ17Bが配設されたカセット支持
板21が設けられている。カセット支持板21の両側部
には、該カセット支持板21の支持面に垂直に貫通する
貫通孔が設けられ、該貫通孔には支持棒22が貫通する
ように設けられている。さらに、該貫通孔には、内側面
と支持棒22の外側面とが摺動することによって下部コ
ネクタ17Aと上部コネクタ17Bとの互いの位置を規
定する円筒部材23が設けられている。
コネクタ17Aと対向する位置に下部コネクタ17Aと
対をなす上部コネクタ17Bが配設されたカセット支持
板21が設けられている。カセット支持板21の両側部
には、該カセット支持板21の支持面に垂直に貫通する
貫通孔が設けられ、該貫通孔には支持棒22が貫通する
ように設けられている。さらに、該貫通孔には、内側面
と支持棒22の外側面とが摺動することによって下部コ
ネクタ17Aと上部コネクタ17Bとの互いの位置を規
定する円筒部材23が設けられている。
【0019】また、ウェハカセット4は、ウェハカセッ
ト4の下面の両側部がカセット支持板21の下面におけ
る上部コネクタ17Bと円筒部材23との間の領域に設
けられた懸架部に架け渡されるように支持されている。
ト4の下面の両側部がカセット支持板21の下面におけ
る上部コネクタ17Bと円筒部材23との間の領域に設
けられた懸架部に架け渡されるように支持されている。
【0020】カセット支持板21における上部コネクタ
17Bと反対側には、該上部コネクタ17Bとカセット
補助基板16における下部コネクタ17Aとを脱着させ
るために、例えば、モータ部24aと、該モータ部24
aの回転軸24bと、該回転軸24bに切られた雄ねじ
を用いて回転軸の回転運動を直線運動に変換する雌ねじ
部24cとからなり、カセット支持板21を上下させる
脱着手段24と、下部コネクタ17Aと上部コネクタ1
7Bとを抜去する際に、例えば、モータ部25aと、該
モータ部25aの回転軸に切られた雄ねじを用いて回転
軸の回転運動を直線運動に変換する雌ねじ部25bと、
中央部が雌ねじ部25bに固持されると共に両端部側が
クランク形状を持ち、カセット補助基板16における下
部コネクタ17Aの近傍を両端部を用いて押下する押下
部25cとからなり、下部コネクタ17Aと上部コネク
タ17Bとの抜去を容易にする脱着補助手段25とが設
けられている。
17Bと反対側には、該上部コネクタ17Bとカセット
補助基板16における下部コネクタ17Aとを脱着させ
るために、例えば、モータ部24aと、該モータ部24
aの回転軸24bと、該回転軸24bに切られた雄ねじ
を用いて回転軸の回転運動を直線運動に変換する雌ねじ
部24cとからなり、カセット支持板21を上下させる
脱着手段24と、下部コネクタ17Aと上部コネクタ1
7Bとを抜去する際に、例えば、モータ部25aと、該
モータ部25aの回転軸に切られた雄ねじを用いて回転
軸の回転運動を直線運動に変換する雌ねじ部25bと、
中央部が雌ねじ部25bに固持されると共に両端部側が
クランク形状を持ち、カセット補助基板16における下
部コネクタ17Aの近傍を両端部を用いて押下する押下
部25cとからなり、下部コネクタ17Aと上部コネク
タ17Bとの抜去を容易にする脱着補助手段25とが設
けられている。
【0021】脱着手段24のモータ部24a及び脱着補
助手段25のモータ部25aの上側には、上部コネクタ
17Bと電気的に接続された駆動回路を搭載したドライ
バーボード26が設けられており、また、支持棒22に
固持された基板27の上におけるウェハカセット4の下
側には、ウェハカセット4を所定温度に加熱するための
温度調整プレート28が設けられている。
助手段25のモータ部25aの上側には、上部コネクタ
17Bと電気的に接続された駆動回路を搭載したドライ
バーボード26が設けられており、また、支持棒22に
固持された基板27の上におけるウェハカセット4の下
側には、ウェハカセット4を所定温度に加熱するための
温度調整プレート28が設けられている。
【0022】このように、本実施形態によると、ウェハ
カセット4のカセット補助基板16には、ウェハトレイ
13に保持されている半導体ウェハにおける複数の半導
体集積回路素子の各電極と電気的に接続された下部コネ
クタ17Aが設けられており、ウェハカセット4のカセ
ット補助基板16を懸架して支持するカセット支持板2
1には、下部コネクタ17Aと対をなす上部コネクタ1
7Bが設けられている。また、これらのコネクタ17
A,17Bの自動脱着を行なえる脱着手段24及び脱着
補助手段25を有しているため、バーンイン装置の自動
運転が可能となる。
カセット4のカセット補助基板16には、ウェハトレイ
13に保持されている半導体ウェハにおける複数の半導
体集積回路素子の各電極と電気的に接続された下部コネ
クタ17Aが設けられており、ウェハカセット4のカセ
ット補助基板16を懸架して支持するカセット支持板2
1には、下部コネクタ17Aと対をなす上部コネクタ1
7Bが設けられている。また、これらのコネクタ17
A,17Bの自動脱着を行なえる脱着手段24及び脱着
補助手段25を有しているため、バーンイン装置の自動
運転が可能となる。
【0023】さらに、図6に示すような従来のドライバ
ーボードは、ラック110におけるウェハ収納部の開口
部の反対側にエクステンション(延長)ボードを介在さ
せるなどして、ウェハカセット103とドライバーボー
ドとを電気的に接続していたが、本実施形態におけるバ
ーンイン装置においては、ウェハカセット4の上方、す
なわち、表裏方向側にドライバーボード26が設けられ
ており、該ドライバーボード26は、カセット補助基板
16の下部コネクタ17A及びカセット支持板21の上
部コネクタ17Bを介して電気的に接続されているた
め、従来のドライバーボードに比べて信号線の配線長が
短くなるので、ドライバーボード26からプローブカー
ド11に出力される種々の電気信号に、波形の鈍り、オ
ーバーシュート及びアンダーシュート等の信号劣化が生
じにくくなる。このため、所定のバーンイン検査を確実
を行なうことができる。
ーボードは、ラック110におけるウェハ収納部の開口
部の反対側にエクステンション(延長)ボードを介在さ
せるなどして、ウェハカセット103とドライバーボー
ドとを電気的に接続していたが、本実施形態におけるバ
ーンイン装置においては、ウェハカセット4の上方、す
なわち、表裏方向側にドライバーボード26が設けられ
ており、該ドライバーボード26は、カセット補助基板
16の下部コネクタ17A及びカセット支持板21の上
部コネクタ17Bを介して電気的に接続されているた
め、従来のドライバーボードに比べて信号線の配線長が
短くなるので、ドライバーボード26からプローブカー
ド11に出力される種々の電気信号に、波形の鈍り、オ
ーバーシュート及びアンダーシュート等の信号劣化が生
じにくくなる。このため、所定のバーンイン検査を確実
を行なうことができる。
【0024】以下、本実施形態の第1変形例について図
面を参照しながら説明する。
面を参照しながら説明する。
【0025】図4は本実施形態に係るバーンイン装置1
のカセット収納部3における開口部3aの近傍部の正面
構成を示している。図4において、図3に示す構成部材
と同一の構成部材には同一の符号を付すことにより説明
を省略する。
のカセット収納部3における開口部3aの近傍部の正面
構成を示している。図4において、図3に示す構成部材
と同一の構成部材には同一の符号を付すことにより説明
を省略する。
【0026】前記の実施形態においては、ドライバーボ
ード26とウェハカセット4のカセット補助基板16と
の電気的な接続をソケット方式によるコネクタを用いた
が、本変形例においては、カセット支持板21に設けら
れた複数のポゴピン32を用いることによって、ドライ
バーボード26とカセット補助基板16との電気的な接
続を得ている。
ード26とウェハカセット4のカセット補助基板16と
の電気的な接続をソケット方式によるコネクタを用いた
が、本変形例においては、カセット支持板21に設けら
れた複数のポゴピン32を用いることによって、ドライ
バーボード26とカセット補助基板16との電気的な接
続を得ている。
【0027】すなわち、カセット補助基板16の上面の
周縁部にあらかじめ外部電極を設けておき、ポゴピン3
2の内部に装填されたバネの弾性力を用いて先端部を外
部電極に押し当てることにより電気的な接続を得る。
周縁部にあらかじめ外部電極を設けておき、ポゴピン3
2の内部に装填されたバネの弾性力を用いて先端部を外
部電極に押し当てることにより電気的な接続を得る。
【0028】本変形例によると、モータ部24aと該モ
ータ部24aの回転軸24bと該回転軸24bに切られ
た雄ねじを用いて回転軸の回転運動を直線運動に変換す
る雌ねじ部24cとからなり、カセット支持板21を上
下させる脱着手段24には、下部コネクタ17Aと上部
コネクタ17Bとを抜去する際の脱着補助手段25が不
要となる。
ータ部24aの回転軸24bと該回転軸24bに切られ
た雄ねじを用いて回転軸の回転運動を直線運動に変換す
る雌ねじ部24cとからなり、カセット支持板21を上
下させる脱着手段24には、下部コネクタ17Aと上部
コネクタ17Bとを抜去する際の脱着補助手段25が不
要となる。
【0029】なお、図5の第2変形例に示すように、カ
セット補助基板16の下面の周縁部にあらかじめ外部電
極を設けておき、ポゴピン32の先端部を外部電極に押
し当てることにより電気的な接続を得ることもできる。
この場合は、支持棒22に固持された基板27の下面側
にドライバーボード26を設けて、信号線の配線長の短
縮化を図ることになる。
セット補助基板16の下面の周縁部にあらかじめ外部電
極を設けておき、ポゴピン32の先端部を外部電極に押
し当てることにより電気的な接続を得ることもできる。
この場合は、支持棒22に固持された基板27の下面側
にドライバーボード26を設けて、信号線の配線長の短
縮化を図ることになる。
【0030】
【発明の効果】本発明に係るバーンイン装置によると、
半導体ウェハにおける複数の半導体集積回路素子を駆動
する駆動回路部とを備え、該駆動回路部はウェハカセッ
トの表裏方向側に設けられているため、駆動回路部がウ
ェハカセットの後方側に配置される場合に比べて、駆動
回路部とウェハカセットとの距離が短縮される。このた
め、駆動回路部とウェハカセットのプローブカードとを
接続する信号線の配線長が短くなるので、駆動回路部か
らプローブカードに出力される電気信号及びプローブカ
ードから駆動回路部に入力される電気信号に、波形の鈍
り、オーバーシュート及びアンダーシュート等の信号劣
化が生じにくくなり、その結果、所定の検査を確実を行
なうことができる。
半導体ウェハにおける複数の半導体集積回路素子を駆動
する駆動回路部とを備え、該駆動回路部はウェハカセッ
トの表裏方向側に設けられているため、駆動回路部がウ
ェハカセットの後方側に配置される場合に比べて、駆動
回路部とウェハカセットとの距離が短縮される。このた
め、駆動回路部とウェハカセットのプローブカードとを
接続する信号線の配線長が短くなるので、駆動回路部か
らプローブカードに出力される電気信号及びプローブカ
ードから駆動回路部に入力される電気信号に、波形の鈍
り、オーバーシュート及びアンダーシュート等の信号劣
化が生じにくくなり、その結果、所定の検査を確実を行
なうことができる。
【図1】本発明の一実施形態に係るバーンイン装置を示
す外観図である。
す外観図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るバーンイン装置に投
入するウェハカセットに収納されるカセット本体を示す
構成図である。
入するウェハカセットに収納されるカセット本体を示す
構成図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るバーンイン装置のカ
セット収納部における開口部近傍を示す正面図である。
セット収納部における開口部近傍を示す正面図である。
【図4】本発明の一実施形態の第1変形例に係るバーン
イン装置のカセット収納部における開口部近傍を示す正
面図である。
イン装置のカセット収納部における開口部近傍を示す正
面図である。
【図5】本発明の一実施形態の第2変形例に係るバーン
イン装置のカセット収納部における開口部近傍を示す正
面図である。
イン装置のカセット収納部における開口部近傍を示す正
面図である。
【図6】従来のウェハ・バーンイン装置の概観図であ
る。
る。
1 バーンイン装置 2 制御部 3 カセット収納部 4 ウェハカセット 11 プローブカード 12 半導体ウェハ 13 ウェハトレイ 14 シールリング 15 真空バルブ 16 カセット補助基板 17A 下部コネクタ 17B 上部コネクタ 21 カセット支持板 22 支持棒 23 円筒部材 24 脱着手段 24a モータ部 24b 回転軸 24c 雌ねじ部 25 脱着補助手段 25a モータ部 25b 雌ねじ部 25c 押下部 26 ドライバーボード(駆動回路部) 27 基板 28 温度調整プレート 32 ポゴピン
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の半導体集積回路素子が形成されて
いる半導体ウェハを保持するウェハトレイと、該ウェハ
トレイのウェハ保持面と対向するように設けられ、前記
複数の半導体集積回路素子の各電極と対応する位置にプ
ローブ端子を有するプローブカードと、該プローブカー
ドに設けられ、前記プローブ端子に電気信号を印加する
外部電極とを有するウェハカセットを用いて、前記複数
の半導体集積回路素子の電気的特性をウェハレベルで一
括して検査するバーンイン装置であって、 前記バーンイン装置は、 前記ウェハカセットを収納するカセット収納部と、前記
ウェハカセットにおける前記外部電極と電気的に接続さ
れ、前記半導体ウェハにおける前記複数の半導体集積回
路素子を駆動する駆動回路部とを備え、 前記駆動回路部は前記ウェハカセットの表裏方向側に設
けられていることを特徴とするバーンイン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28826297A JPH11121569A (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | バーンイン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28826297A JPH11121569A (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | バーンイン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11121569A true JPH11121569A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17727917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28826297A Pending JPH11121569A (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | バーンイン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11121569A (ja) |
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1997
- 1997-10-21 JP JP28826297A patent/JPH11121569A/ja active Pending
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---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031202 |