JPH11119803A - 冗長系装置 - Google Patents
冗長系装置Info
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- JPH11119803A JPH11119803A JP28197797A JP28197797A JPH11119803A JP H11119803 A JPH11119803 A JP H11119803A JP 28197797 A JP28197797 A JP 28197797A JP 28197797 A JP28197797 A JP 28197797A JP H11119803 A JPH11119803 A JP H11119803A
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- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 6
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 4
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 4
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 2
- 238000004092 self-diagnosis Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Safety Devices In Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 待機二重系や並列二重系の冗長系装置を低コ
ストに実現する。 【解決手段】 独自に同種の所定の処理機能を有する複
数の処理機器と、前記複数の処理機器の処理状態をそれ
ぞれ検出する検出手段と、前記複数の処理機器と同種の
所定の処理機能を有する一個の共通処理機器と、処理状
態の異常が検出された前記処理機器を前記共通処理機器
に切替える切替手段とからなる。
ストに実現する。 【解決手段】 独自に同種の所定の処理機能を有する複
数の処理機器と、前記複数の処理機器の処理状態をそれ
ぞれ検出する検出手段と、前記複数の処理機器と同種の
所定の処理機能を有する一個の共通処理機器と、処理状
態の異常が検出された前記処理機器を前記共通処理機器
に切替える切替手段とからなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動列車制御装置
(ATC)や列車位置検知装置(TD)等のように、高
信頼性の要求される装置に組込まれる冗長系装置に関す
る。
(ATC)や列車位置検知装置(TD)等のように、高
信頼性の要求される装置に組込まれる冗長系装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、ATCやTDのように、
高信頼性や保安性を要求される装置は、その装置を形成
する主要機器を二重に構成した待機二重系、あるいは、
並列二重系等の多重系に構成している。
高信頼性や保安性を要求される装置は、その装置を形成
する主要機器を二重に構成した待機二重系、あるいは、
並列二重系等の多重系に構成している。
【0003】図3は、従来の列車制御用の信号を図示し
ない複数(この例ではn個)の軌道回路にそれぞれ送出
するときの待機二重系に構成された送信装置を示してい
る。
ない複数(この例ではn個)の軌道回路にそれぞれ送出
するときの待機二重系に構成された送信装置を示してい
る。
【0004】この図3において、Aは、各軌道回路に対
して送出するための所定の列車制御用信号を生成する論
理部であり、この倫理部Aからの信号は、1系と2系と
からなる二重に構成された送信器a1 ,a1 ′〜an ,
an ′にそれぞれ入力されるように構成されている。
して送出するための所定の列車制御用信号を生成する論
理部であり、この倫理部Aからの信号は、1系と2系と
からなる二重に構成された送信器a1 ,a1 ′〜an ,
an ′にそれぞれ入力されるように構成されている。
【0005】各送信器a1 ,a1 ′〜an ,an ′は、
図示しないフィルタ回路、変調回路及び増幅回路等を含
んで同一に構成され、このうち、初段の送信器a1 ,a
1 ′は、第1の軌道回路に、また、最終段の送信器an
,an ′は、第nの軌道回路に所定の列車制御用信号
をそれぞれ送出できるように構成されている。
図示しないフィルタ回路、変調回路及び増幅回路等を含
んで同一に構成され、このうち、初段の送信器a1 ,a
1 ′は、第1の軌道回路に、また、最終段の送信器an
,an ′は、第nの軌道回路に所定の列車制御用信号
をそれぞれ送出できるように構成されている。
【0006】各段の送信器a1 ,a1 ′〜an ,an ′
は、自己診断用の監視リレーの接点で構成される切替ス
イッチS1 〜Sn …により、いずれか一方の送信器a1
(又はa1 ′)〜an (又はan ′)が各軌道回路へ所
定の列車制御用信号を送出できるように構成されてい
る。通常、各段の主系の送信器a1 〜an のうちのいず
れかが故障しても、従系の正常な送信器a1 ′〜an ′
を介して列車制御用信号を送出でき、列車制御装置全体
の信頼性を高めることができる。
は、自己診断用の監視リレーの接点で構成される切替ス
イッチS1 〜Sn …により、いずれか一方の送信器a1
(又はa1 ′)〜an (又はan ′)が各軌道回路へ所
定の列車制御用信号を送出できるように構成されてい
る。通常、各段の主系の送信器a1 〜an のうちのいず
れかが故障しても、従系の正常な送信器a1 ′〜an ′
を介して列車制御用信号を送出でき、列車制御装置全体
の信頼性を高めることができる。
【0007】図4は、従来の列車制御用信号を図示しな
い複数(この例ではn個)の軌道回路から受信するとき
の並列二重系に構成された受信装置を示している。
い複数(この例ではn個)の軌道回路から受信するとき
の並列二重系に構成された受信装置を示している。
【0008】各受信器b1 ,b1 ′〜bn ,bn ′は、
図示しないフィルタ回路、増幅回路及び復調回路等を含
んで同一に構成され、このうち、初段の受信器b1 ,b
1 ′は第1の軌道回路からの信号を、また、最終段の受
信器bn ,bn ′は第nの軌道回路からの信号を入力で
きるように構成されている。そして、各段の受信器b1
,b1 ′〜bn ,bn ′で受信された信号は、図示し
ない信号処理機により取込まれて列車位置が検出された
り、あるいは、列車番号(列番)の解析等が行われるよ
うに構成されている。
図示しないフィルタ回路、増幅回路及び復調回路等を含
んで同一に構成され、このうち、初段の受信器b1 ,b
1 ′は第1の軌道回路からの信号を、また、最終段の受
信器bn ,bn ′は第nの軌道回路からの信号を入力で
きるように構成されている。そして、各段の受信器b1
,b1 ′〜bn ,bn ′で受信された信号は、図示し
ない信号処理機により取込まれて列車位置が検出された
り、あるいは、列車番号(列番)の解析等が行われるよ
うに構成されている。
【0009】各段の受信器b1 ,b1 ′〜bn ,bn ′
は、それぞれ同時に受信処理しているので、仮に、一方
の受信器b1 (又はb1 ′)〜bn (又はbn ′)が故
障していても、他方の正常な受信器b1 ′(又はb1 )
〜bn ′(又はbn )で受信されるので、列車制御装置
全体の信頼性等を高めることができる。
は、それぞれ同時に受信処理しているので、仮に、一方
の受信器b1 (又はb1 ′)〜bn (又はbn ′)が故
障していても、他方の正常な受信器b1 ′(又はb1 )
〜bn ′(又はbn )で受信されるので、列車制御装置
全体の信頼性等を高めることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の待機二重系、あるいは、並列二重系等からなる冗長
系装置は、各段の機器構成が多重に構成されるために、
設備費がかさむ欠点があった。
来の待機二重系、あるいは、並列二重系等からなる冗長
系装置は、各段の機器構成が多重に構成されるために、
設備費がかさむ欠点があった。
【0011】特に、近年、機器を構成する回路素子等の
部品の品質が高まったことや、保守管理の質が向上した
こと等により、多重系を構成する機器の故障する頻度が
低下し、システム全体が新たなシステムに更新されるま
で、待機している他方の機器が一度も使用されないこと
があり、結果的に過剰設備状態を呈することがあった。
部品の品質が高まったことや、保守管理の質が向上した
こと等により、多重系を構成する機器の故障する頻度が
低下し、システム全体が新たなシステムに更新されるま
で、待機している他方の機器が一度も使用されないこと
があり、結果的に過剰設備状態を呈することがあった。
【0012】このような不都合を回避するために、機器
構成の冗長系を廃止して一重系の機器構成にすることも
考えられるが、ATCやTD等の高信頼性,高保安性の
要求される装置においては、冗長系を廃止することがで
きないという性質を有している。
構成の冗長系を廃止して一重系の機器構成にすることも
考えられるが、ATCやTD等の高信頼性,高保安性の
要求される装置においては、冗長系を廃止することがで
きないという性質を有している。
【0013】そこで、本発明は、上記課題を解決するた
めになされたものであって、その目的は、低コストに冗
長系を構成することのできる冗長系装置を提供すること
にある。
めになされたものであって、その目的は、低コストに冗
長系を構成することのできる冗長系装置を提供すること
にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る冗長系装置
は、上記目的を達成するために、独自に同種の所定の処
理機能を有する複数の処理機器と、前記複数の処理機器
の処理状態をそれぞれ検出する検出手段と、前記複数の
処理機器と同種の所定の処理機能を有する一個の共通処
理機器と、処理状態の異常が検出された前記処理機器を
前記共通処理機器に切替える切替手段と、からなること
を特徴としている。
は、上記目的を達成するために、独自に同種の所定の処
理機能を有する複数の処理機器と、前記複数の処理機器
の処理状態をそれぞれ検出する検出手段と、前記複数の
処理機器と同種の所定の処理機能を有する一個の共通処
理機器と、処理状態の異常が検出された前記処理機器を
前記共通処理機器に切替える切替手段と、からなること
を特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、列車制御用の信号を図示
しない複数(この例ではn個)の軌道回路にそれぞれ送
出するときの送信装置を冗長系に構成したときの概略構
成図である。なお、上記図3と同一構成要素には、同一
符号を付して説明する。
に基づいて説明する。図1は、列車制御用の信号を図示
しない複数(この例ではn個)の軌道回路にそれぞれ送
出するときの送信装置を冗長系に構成したときの概略構
成図である。なお、上記図3と同一構成要素には、同一
符号を付して説明する。
【0016】この図1において、Aは、各軌道回路に対
する所定の列車制御用信号を生成するCPUを中心に構
成される論理部であり、この倫理部Aからの信号は、1
系のみからなる一重に構成された送信器a1 ,a2 …a
n にそれぞれ入力されるように構成されている。
する所定の列車制御用信号を生成するCPUを中心に構
成される論理部であり、この倫理部Aからの信号は、1
系のみからなる一重に構成された送信器a1 ,a2 …a
n にそれぞれ入力されるように構成されている。
【0017】各送信器a1 ,a2 …an は、図示しない
がフィルタ回路、変調回路及び増幅回路等を含んで同一
に構成され、このうち、初段の送信器a1 は、第1の軌
道回路に、また、最終段の送信器an は、第nの軌道回
路に所定の列車制御用信号をそれぞれ送出できるように
構成されている。
がフィルタ回路、変調回路及び増幅回路等を含んで同一
に構成され、このうち、初段の送信器a1 は、第1の軌
道回路に、また、最終段の送信器an は、第nの軌道回
路に所定の列車制御用信号をそれぞれ送出できるように
構成されている。
【0018】図1中、a0 は、上記各送信器a1 ,a2
…an と同様に構成された共通送信器であり、各送信器
a1 ,a2 …an のいずれにも代り得る機能を有してい
る。また、Bは切替部であって、論理部Aからの切替信
号により共通送信器a0 を各送信器a1 ,a2 …an の
いずれかに切替えることができるように構成されてい
る。
…an と同様に構成された共通送信器であり、各送信器
a1 ,a2 …an のいずれにも代り得る機能を有してい
る。また、Bは切替部であって、論理部Aからの切替信
号により共通送信器a0 を各送信器a1 ,a2 …an の
いずれかに切替えることができるように構成されてい
る。
【0019】各段の送信器a1 ,a2 …an には、送信
器からの出力状態を監視して行うような周知の自己診断
機能が設けられており、その自己診断用の監視リレーの
接点で構成されるスイッチS1 ,S2 …Sn 、及びその
自己診断により切替わる切替部Bを介して共通送信器a
0 が故障した送信器に代えられるように構成されてい
る。図1は、送信器a1 のスイッチSが落下して、共通
送信器a0 が送信器a1 に切替わっている状態を示して
いる。
器からの出力状態を監視して行うような周知の自己診断
機能が設けられており、その自己診断用の監視リレーの
接点で構成されるスイッチS1 ,S2 …Sn 、及びその
自己診断により切替わる切替部Bを介して共通送信器a
0 が故障した送信器に代えられるように構成されてい
る。図1は、送信器a1 のスイッチSが落下して、共通
送信器a0 が送信器a1 に切替わっている状態を示して
いる。
【0020】上記構成の送信装置において、各送信器a
1 ,a2 …an が正常であれば、各送信器a1 ,a2 …
an のスイッチS1 ,S2 …Sn が扛上しているので、
各軌道回路へ各送信器a1 ,a2 …an から所定の列車
制御用信号がそれぞれ送出される。
1 ,a2 …an が正常であれば、各送信器a1 ,a2 …
an のスイッチS1 ,S2 …Sn が扛上しているので、
各軌道回路へ各送信器a1 ,a2 …an から所定の列車
制御用信号がそれぞれ送出される。
【0021】ところで、今、仮に送信器a1 に故障が発
生してスイッチS1 が落下すると、図1では省略されて
いるが、その故障信号が論理部Aにも入力されるので、
切替部Bは、共通送信器a0 を第1の軌道回路に接続す
るように切替わり、また、共通送信器a0 も送信器a1
と同様の第1の軌道回路用の信号を生成して出力するよ
うに選択される。
生してスイッチS1 が落下すると、図1では省略されて
いるが、その故障信号が論理部Aにも入力されるので、
切替部Bは、共通送信器a0 を第1の軌道回路に接続す
るように切替わり、また、共通送信器a0 も送信器a1
と同様の第1の軌道回路用の信号を生成して出力するよ
うに選択される。
【0022】したがって、送信器a1 が故障しても共通
送信器a0 で補完されるので、送信装置全体がダウンし
て列車の運行に支障を来たす事態を回避することができ
る。また、送信器a2 …an のいずれかの送信器が故障
しても、上述の送信器a1 のときと同様に、共通送信器
a0 により補完される。
送信器a0 で補完されるので、送信装置全体がダウンし
て列車の運行に支障を来たす事態を回避することができ
る。また、送信器a2 …an のいずれかの送信器が故障
しても、上述の送信器a1 のときと同様に、共通送信器
a0 により補完される。
【0023】図2は、列車制御用信号を図示しない複数
(この例ではn個)の軌道回路から受信するときの受信
装置を冗長系に構成したときの概略構成図である。な
お、上記図4と同一構成要素には、同一符号を付して説
明する。
(この例ではn個)の軌道回路から受信するときの受信
装置を冗長系に構成したときの概略構成図である。な
お、上記図4と同一構成要素には、同一符号を付して説
明する。
【0024】各受信器b1 ,b2 …bn は、図示しない
フィルタ回路、増幅回路及び復調回路等を含んで同一に
構成され、このうち、初段の受信器b1 ′は第1の軌道
回路からの信号を、また、最終段の受信器bn は第nの
軌道回路からの信号をそれぞれ入力できるように構成さ
れている。そして、各段の受信器b1 ,b2 …bn で受
信された信号は、図示しない信号処理機に取込まれて列
車位置が検出されたり、あるいは、列車番号(列番)の
解析等が行われるように構成されている。
フィルタ回路、増幅回路及び復調回路等を含んで同一に
構成され、このうち、初段の受信器b1 ′は第1の軌道
回路からの信号を、また、最終段の受信器bn は第nの
軌道回路からの信号をそれぞれ入力できるように構成さ
れている。そして、各段の受信器b1 ,b2 …bn で受
信された信号は、図示しない信号処理機に取込まれて列
車位置が検出されたり、あるいは、列車番号(列番)の
解析等が行われるように構成されている。
【0025】図2中、b0 は、上記各受信器b1 ,b2
…bn と同様に構成された共通受信器であり、各受信器
b1 ,b2 …bn のいずれにも代り得る機能を有してい
る。また、処理部Cは、各受信器b1 ,b2 …bn の受
信機能が正常に行われているか否かを検出する機能を有
し、異常が検出された受信器を切替部Dを介して共通受
信器b0 に切替ることができるように構成されている。
なお、図2は、共通受信器b0 が受信器b1 に切替えら
れている状態を示している。
…bn と同様に構成された共通受信器であり、各受信器
b1 ,b2 …bn のいずれにも代り得る機能を有してい
る。また、処理部Cは、各受信器b1 ,b2 …bn の受
信機能が正常に行われているか否かを検出する機能を有
し、異常が検出された受信器を切替部Dを介して共通受
信器b0 に切替ることができるように構成されている。
なお、図2は、共通受信器b0 が受信器b1 に切替えら
れている状態を示している。
【0026】上記構成の受信装置において、各受信器b
1 ,b2 …bn が正常であれば、各受信器b1 ,b2 …
bn は、各軌道回路から所定の信号を入力して処理し、
図示しない信号処理器にそれぞれ出力することができる
用に構成されている。
1 ,b2 …bn が正常であれば、各受信器b1 ,b2 …
bn は、各軌道回路から所定の信号を入力して処理し、
図示しない信号処理器にそれぞれ出力することができる
用に構成されている。
【0027】ところで、今、仮に受信器b1 に故障が発
生したとすると、その故障が処理部Cにより検出される
とともに、その故障した受信器b1 に共通受信器b0 が
切替わるように切替部Dが駆動される。
生したとすると、その故障が処理部Cにより検出される
とともに、その故障した受信器b1 に共通受信器b0 が
切替わるように切替部Dが駆動される。
【0028】したがって、受信器b1 が故障しても共通
受信器b0 で補完されるので、受信装置全体がダウンし
て列車の運行に支障を来たす事態を回避することができ
る。また、受信器b2 …bn のいずれかの受信器が故障
しても、上述の受信器b1 のときと同様に、共通受信器
b0 により補完される。
受信器b0 で補完されるので、受信装置全体がダウンし
て列車の運行に支障を来たす事態を回避することができ
る。また、受信器b2 …bn のいずれかの受信器が故障
しても、上述の受信器b1 のときと同様に、共通受信器
b0 により補完される。
【0029】なお、上述の例では、処理機器として列車
制御用の送受信装置を示したが、他の処理機能を有する
処理機器としてもよいことはもちろんである。
制御用の送受信装置を示したが、他の処理機能を有する
処理機器としてもよいことはもちろんである。
【0030】
【発明の効果】本発明に係る冗長系装置は、独自に同種
の所定の処理機能を有する複数の処理機器と、前記複数
の処理機器の処理状態をそれぞれ検出する検出手段と、
前記複数の処理機器と同種の所定の処理機能を有する一
個の共通処理機器と、処理状態の異常が検出された前記
処理機器を前記共通処理機器に切替える切替手段とから
なるので、少ない機器数で冗長系を構成することがで
き、設備コストを低減することができる。
の所定の処理機能を有する複数の処理機器と、前記複数
の処理機器の処理状態をそれぞれ検出する検出手段と、
前記複数の処理機器と同種の所定の処理機能を有する一
個の共通処理機器と、処理状態の異常が検出された前記
処理機器を前記共通処理機器に切替える切替手段とから
なるので、少ない機器数で冗長系を構成することがで
き、設備コストを低減することができる。
【図1】一実施の形態に係る冗長系装置を列車制御用の
送信装置に適用したときの概略構成図である。
送信装置に適用したときの概略構成図である。
【図2】一実施の形態に係る冗長系装置を列車制御用の
受信装置に適用したときの概略構成図である。
受信装置に適用したときの概略構成図である。
【図3】従来の待機二重系装置を列車制御用の送信装置
に適用したときの概略構成図である。
に適用したときの概略構成図である。
【図4】従来の並列二重系装置を列車制御用の受信装置
に適用したときの概略構成図である。
に適用したときの概略構成図である。
a1 〜an 送信器(処理機器) a0 共通送信器(共通処理機器) b1 〜bn 受信器(処理機器) b0 共通受信器(共通処理機器) A 論理部 B,D 切替部 C 処理部
フロントページの続き (72)発明者 沢田 康夫 埼玉県浦和市上木崎1丁目13番8号 日本 信号株式会社与野事業所内 (72)発明者 菅原 淳 埼玉県浦和市上木崎1丁目13番8号 日本 信号株式会社与野事業所内
Claims (1)
- 【請求項1】 独自に同種の所定の処理機能を有する複
数の処理機器と、 前記複数の処理機器の処理状態をそれぞれ検出する検出
手段と、 前記複数の処理機器と同種の所定の処理機能を有する一
個の共通処理機器と、 処理状態の異常が検出された前記処理機器を前記共通処
理機器に切替える切替手段と、 からなることを特徴とする冗長系装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28197797A JPH11119803A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 冗長系装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28197797A JPH11119803A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 冗長系装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11119803A true JPH11119803A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17646543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28197797A Pending JPH11119803A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 冗長系装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11119803A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITMI20082088A1 (it) * | 2008-11-21 | 2010-05-22 | Sirti Spa | Metodo e sistema per la protezione di una linea elettrica per segnali ferroviari |
-
1997
- 1997-10-15 JP JP28197797A patent/JPH11119803A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITMI20082088A1 (it) * | 2008-11-21 | 2010-05-22 | Sirti Spa | Metodo e sistema per la protezione di una linea elettrica per segnali ferroviari |
WO2010058271A3 (en) * | 2008-11-21 | 2011-08-04 | Sirti S.P.A. | Method and system for the protection of an electric line for railway signals |
CN102224053A (zh) * | 2008-11-21 | 2011-10-19 | 希尔帝股份公司 | 用于保护用于铁路信号的输电线的方法和系统 |
US8644958B2 (en) | 2008-11-21 | 2014-02-04 | Sirti S.P.A. | Method and system for the protection of an electric line for railway signals |
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