JPH11118558A - 空気流量測定装置 - Google Patents
空気流量測定装置Info
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- JPH11118558A JPH11118558A JP9278758A JP27875897A JPH11118558A JP H11118558 A JPH11118558 A JP H11118558A JP 9278758 A JP9278758 A JP 9278758A JP 27875897 A JP27875897 A JP 27875897A JP H11118558 A JPH11118558 A JP H11118558A
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- Measuring Volume Flow (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成でバイパス流路内の空気流れの乱
れを低減し、高精度に空気流量を測定する空気流量測定
装置を提供する。 【解決手段】 バイパス流路34は、吸気入口31dか
ら流入した空気が空気流路2の一方の径方向に流れる上
流流路34aと、上流流路34aの下流側に上流流路3
4aと平行に設けられ上流流路34aと反対の径方向に
空気が流れる下流流路34bと、上流流路34aと下流
流路34bとを連通する連通流路34cとを有する。上
流流路34aと連通流路34cとの接続部に面する角部
35は断面円弧状の滑らかな凹曲面に形成されている。
角部35近傍に配設される感温抵抗体25および発熱抵
抗体26を通過する空気流れに渦流や空気の疎密等の乱
れが生じることを抑制できるので、感温抵抗体25およ
び発熱抵抗体26で検出される空気流量の出力の変動幅
が小さく、空気流量を高精度に検出できる。
れを低減し、高精度に空気流量を測定する空気流量測定
装置を提供する。 【解決手段】 バイパス流路34は、吸気入口31dか
ら流入した空気が空気流路2の一方の径方向に流れる上
流流路34aと、上流流路34aの下流側に上流流路3
4aと平行に設けられ上流流路34aと反対の径方向に
空気が流れる下流流路34bと、上流流路34aと下流
流路34bとを連通する連通流路34cとを有する。上
流流路34aと連通流路34cとの接続部に面する角部
35は断面円弧状の滑らかな凹曲面に形成されている。
角部35近傍に配設される感温抵抗体25および発熱抵
抗体26を通過する空気流れに渦流や空気の疎密等の乱
れが生じることを抑制できるので、感温抵抗体25およ
び発熱抵抗体26で検出される空気流量の出力の変動幅
が小さく、空気流量を高精度に検出できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気流路内にバイ
パス流路を設け、バイパス流路を流れる空気流量を測定
することにより空気流路を流れる空気流量を測定する空
気流量測定装置に関する。
パス流路を設け、バイパス流路を流れる空気流量を測定
することにより空気流路を流れる空気流量を測定する空
気流量測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気流路内にバイパス流路を
設け、バイパス流路内に配設した流量測定素子部により
バイパス流路を流れる空気流量を測定することにより空
気流路を流れる空気流量を測定する空気流量測定装置が
知られている。このようにバイパス流路内に配設した流
量測定素子部により間接的に空気流路の空気流量を測定
するものでは、バイパス流路の形状によっては流量測定
素子部近傍に渦流や空気の疎密等の空気流れの乱れが生
じることにより、流量測定素子部で検出する空気流量の
変動幅が大きくなることがある。実際に空気流路を流れ
る空気流量とバイパス流路内に配設された流量測定素子
部で検出した空気流量との差が大きいと、例えば測定し
た空気流量が制御要因となっている燃料噴射量をエンジ
ン運転状態に応じて最適に制御することができなくな
り、排気ガス中に排出される有害物質が増加するという
問題が生じる。特に、流量測定素子部に発熱抵抗体を用
いる熱式流量測定装置では、発熱抵抗体が微小で流量変
動に対する応答が早いため空気流れの乱れに敏感に応答
する。したがって、空気流れの乱れにより測定流量が変
動しやすい。
設け、バイパス流路内に配設した流量測定素子部により
バイパス流路を流れる空気流量を測定することにより空
気流路を流れる空気流量を測定する空気流量測定装置が
知られている。このようにバイパス流路内に配設した流
量測定素子部により間接的に空気流路の空気流量を測定
するものでは、バイパス流路の形状によっては流量測定
素子部近傍に渦流や空気の疎密等の空気流れの乱れが生
じることにより、流量測定素子部で検出する空気流量の
変動幅が大きくなることがある。実際に空気流路を流れ
る空気流量とバイパス流路内に配設された流量測定素子
部で検出した空気流量との差が大きいと、例えば測定し
た空気流量が制御要因となっている燃料噴射量をエンジ
ン運転状態に応じて最適に制御することができなくな
り、排気ガス中に排出される有害物質が増加するという
問題が生じる。特に、流量測定素子部に発熱抵抗体を用
いる熱式流量測定装置では、発熱抵抗体が微小で流量変
動に対する応答が早いため空気流れの乱れに敏感に応答
する。したがって、空気流れの乱れにより測定流量が変
動しやすい。
【0003】そこで特開平8−5428号公報に開示さ
れる空気流量測定装置では、軸方向バイパスと半径方向
バイパスとの接続部において、ボディの角部を円弧状に
形成することにより、バイパス流路内を流れる空気流れ
に渦流や空気の疎密等の乱れが生じることを低減し、測
定流量の変動幅を低減しようとしている。
れる空気流量測定装置では、軸方向バイパスと半径方向
バイパスとの接続部において、ボディの角部を円弧状に
形成することにより、バイパス流路内を流れる空気流れ
に渦流や空気の疎密等の乱れが生じることを低減し、測
定流量の変動幅を低減しようとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−5428号公報に開示される空気流量測定装置で
は、軸方向バイパスに配設した流量測定素子部としての
発熱抵抗体および感温抵抗体に空気流路内の空気が直接
衝突する。したがって、空気流路内の付着力のある異物
が直接発熱抵抗体および感温抵抗体に衝突し各抵抗体に
付着するので、各抵抗体の制御電流が変化し測定流量が
経時変化するという問題がある。
8−5428号公報に開示される空気流量測定装置で
は、軸方向バイパスに配設した流量測定素子部としての
発熱抵抗体および感温抵抗体に空気流路内の空気が直接
衝突する。したがって、空気流路内の付着力のある異物
が直接発熱抵抗体および感温抵抗体に衝突し各抵抗体に
付着するので、各抵抗体の制御電流が変化し測定流量が
経時変化するという問題がある。
【0005】また、種々の吸気管に搭載される空気流量
測定装置を汎用的に用いるには、流速が安定しているダ
クト中心付近にバイパス流路入口があることが望まし
い。L字状のバイパス流路は、バイパス流路入口をダク
ト中心に配置することが困難である。本発明の目的は、
簡単な構成でバイパス流路内の空気流れの乱れを低減
し、高精度に空気流量を測定する空気流量測定装置を提
供することにある。
測定装置を汎用的に用いるには、流速が安定しているダ
クト中心付近にバイパス流路入口があることが望まし
い。L字状のバイパス流路は、バイパス流路入口をダク
ト中心に配置することが困難である。本発明の目的は、
簡単な構成でバイパス流路内の空気流れの乱れを低減
し、高精度に空気流量を測定する空気流量測定装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
空気流量測定装置によると、U字状に形成されたバイパ
ス流路において、上流流路と連通流路との連通部、なら
びに下流流路と連通流路との連通部の少なくともいずれ
か一方に面するバイパス部材の角部を曲面状に形成して
いる。したがって、バイパス流路を流れる空気流れが円
滑化され、空気流れに渦流や空気の疎密等の乱れが生じ
ることを低減する。したがって、流量測定素子部におい
て高精度に空気流量を検出し、この検出信号に基づき高
精度に空気流量を測定できる。
空気流量測定装置によると、U字状に形成されたバイパ
ス流路において、上流流路と連通流路との連通部、なら
びに下流流路と連通流路との連通部の少なくともいずれ
か一方に面するバイパス部材の角部を曲面状に形成して
いる。したがって、バイパス流路を流れる空気流れが円
滑化され、空気流れに渦流や空気の疎密等の乱れが生じ
ることを低減する。したがって、流量測定素子部におい
て高精度に空気流量を検出し、この検出信号に基づき高
精度に空気流量を測定できる。
【0007】また、バイパス流路がU字状に形成されて
いるため、空気流路から流入する空気が流量測定素子部
に衝突する前にバイパス部材の内壁に衝突し、付着力の
ある空気中の異物が内壁に付着して除去される。これに
より、空気流路内の異物が流量測定素子部に直接衝突し
て流量測定素子部に付着することを低減するので、測定
流量が経時変化することを防止できる。
いるため、空気流路から流入する空気が流量測定素子部
に衝突する前にバイパス部材の内壁に衝突し、付着力の
ある空気中の異物が内壁に付着して除去される。これに
より、空気流路内の異物が流量測定素子部に直接衝突し
て流量測定素子部に付着することを低減するので、測定
流量が経時変化することを防止できる。
【0008】さらに、U字状に形成されたバイパス流路
は、バイパス流路入口をダクトの中心近くに配設できる
ので安定した流れを測定することができ、高精度に空気
流量を測定することができる。本発明の請求項2記載の
空気流量測定装置によると、連通流路の上流側および下
流側に形成される角部の両方を曲面状に形成することに
より、バイパス流路を流れる空気流れがさらに円滑化さ
れ、空気流れに渦流や空気の疎密等の乱れが生じること
を低減する。
は、バイパス流路入口をダクトの中心近くに配設できる
ので安定した流れを測定することができ、高精度に空気
流量を測定することができる。本発明の請求項2記載の
空気流量測定装置によると、連通流路の上流側および下
流側に形成される角部の両方を曲面状に形成することに
より、バイパス流路を流れる空気流れがさらに円滑化さ
れ、空気流れに渦流や空気の疎密等の乱れが生じること
を低減する。
【0009】本発明の請求項3記載の空気流量測定装置
によると、曲面状に形成されたいずれかの角部近傍に流
量測定素子部を配設することにより、バイパス部材に囲
まれたバイパス流路の奥に流量測定素子部が配設される
ので、空気内の異物が流量測定素子部に付着しにくい。
さらに、空気流れ方向が変わる角部近傍に流量測定素子
部を配設しても、角部が曲面状に形成されているので角
部近傍の空気流れに渦流や空気の疎密等の乱れが生じる
ことを低減している。したがって、高精度に空気流量を
測定することができる。
によると、曲面状に形成されたいずれかの角部近傍に流
量測定素子部を配設することにより、バイパス部材に囲
まれたバイパス流路の奥に流量測定素子部が配設される
ので、空気内の異物が流量測定素子部に付着しにくい。
さらに、空気流れ方向が変わる角部近傍に流量測定素子
部を配設しても、角部が曲面状に形成されているので角
部近傍の空気流れに渦流や空気の疎密等の乱れが生じる
ことを低減している。したがって、高精度に空気流量を
測定することができる。
【0010】本発明の請求項4記載の空気流量測定装置
によると、流量測定素子部が発熱抵抗体および感温抵抗
体で構成されているので、空気流量の変動に素早く対応
し高精度に空気流量を測定できる。
によると、流量測定素子部が発熱抵抗体および感温抵抗
体で構成されているので、空気流量の変動に素早く対応
し高精度に空気流量を測定できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
複数の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例による空気流量測定
装置を内燃機関の吸気管に取付けた例を図1および図2
に示す。
複数の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例による空気流量測定
装置を内燃機関の吸気管に取付けた例を図1および図2
に示す。
【0012】図2に示すように、空気流量測定装置10
は、回路モジュール20およびバイパス部材30からな
る。バイパス部材30は吸気管1に設けた取付孔1aに
挿入され、空気流路2内に配設されている。回路モジュ
ール20は吸気管1にボルト29で取付けられている。
回路モジュール20とバイパス部材30とは接着または
溶着で結合されている。
は、回路モジュール20およびバイパス部材30からな
る。バイパス部材30は吸気管1に設けた取付孔1aに
挿入され、空気流路2内に配設されている。回路モジュ
ール20は吸気管1にボルト29で取付けられている。
回路モジュール20とバイパス部材30とは接着または
溶着で結合されている。
【0013】回路モジュール20は回路部および流量測
定素子部を有する。この他に回路モジュール20は、空
気流路2の空気温度を測定する空気温度測定素子として
のサーミスタ27を備えている。回路部は、ハウジング
21、制御回路22、放熱板23、コネクタ24および
カバー28を有し、流量測定素子部は、図1に示す感温
抵抗体25および発熱抵抗体26を有する。
定素子部を有する。この他に回路モジュール20は、空
気流路2の空気温度を測定する空気温度測定素子として
のサーミスタ27を備えている。回路部は、ハウジング
21、制御回路22、放熱板23、コネクタ24および
カバー28を有し、流量測定素子部は、図1に示す感温
抵抗体25および発熱抵抗体26を有する。
【0014】図2に示すように、制御回路22は樹脂製
のハウジング21内に収容されており、制御回路22か
ら発生する熱を放熱する放熱部材としてのアルミ製の放
熱板23に保持されている。アルミではなく他の金属材
で放熱板23を形成してもよい。放熱板23に設けた取
付部23aをボルト29で吸気管1に締付けることによ
り回路モジュール20は吸気管1に取付けられる。回路
モジュール20およびバイパス部材30はモジュール化
されているので、吸気管1に回路モジュール20を取付
けることにより、空気流量測定装置10が吸気管1に取
付けられる。
のハウジング21内に収容されており、制御回路22か
ら発生する熱を放熱する放熱部材としてのアルミ製の放
熱板23に保持されている。アルミではなく他の金属材
で放熱板23を形成してもよい。放熱板23に設けた取
付部23aをボルト29で吸気管1に締付けることによ
り回路モジュール20は吸気管1に取付けられる。回路
モジュール20およびバイパス部材30はモジュール化
されているので、吸気管1に回路モジュール20を取付
けることにより、空気流量測定装置10が吸気管1に取
付けられる。
【0015】図1および図2に示すように、制御回路2
2は感温抵抗体25、発熱抵抗体26およびサーミスタ
27と支持部材25a、26a、27aを介して電気的
に接続している。制御回路22は、感温抵抗体25およ
び発熱抵抗体26への通電を制御するとともに、後述す
るバイパス流路34を流れる空気流量に応じて感温抵抗
体25および発熱抵抗体26で検出した空気流量の検出
信号、ならびにサーミスタ27で検出した空気温度の検
出信号をコネクタ24から出力する。
2は感温抵抗体25、発熱抵抗体26およびサーミスタ
27と支持部材25a、26a、27aを介して電気的
に接続している。制御回路22は、感温抵抗体25およ
び発熱抵抗体26への通電を制御するとともに、後述す
るバイパス流路34を流れる空気流量に応じて感温抵抗
体25および発熱抵抗体26で検出した空気流量の検出
信号、ならびにサーミスタ27で検出した空気温度の検
出信号をコネクタ24から出力する。
【0016】感温抵抗体25および発熱抵抗体26は、
バイパス流路34の上流流路34aと後述する連通流路
34cとの連通部近傍に配設されている。感温抵抗体2
5は、発熱抵抗体26に触れる空気の温度を測定するた
め、発熱抵抗体26の放熱の影響を受けない範囲で発熱
抵抗体26の近くに設置することが好ましい。バイパス
部材30は、外管31と、外管31と一体に成形された
ベンチュリ管32とを有する。外管31およびベンチュ
リ管32は空気流れに平行に配置されている。ベンチュ
リ管32は外管31の回路モジュール20と反対側の底
部に位置し、ベンチュリ管32から回路モジュール20
に向かって隔壁33が延びている。隔壁33は、後述す
る上流流路34aと下流流路34bとを仕切っている。
バイパス流路34の上流流路34aと後述する連通流路
34cとの連通部近傍に配設されている。感温抵抗体2
5は、発熱抵抗体26に触れる空気の温度を測定するた
め、発熱抵抗体26の放熱の影響を受けない範囲で発熱
抵抗体26の近くに設置することが好ましい。バイパス
部材30は、外管31と、外管31と一体に成形された
ベンチュリ管32とを有する。外管31およびベンチュ
リ管32は空気流れに平行に配置されている。ベンチュ
リ管32は外管31の回路モジュール20と反対側の底
部に位置し、ベンチュリ管32から回路モジュール20
に向かって隔壁33が延びている。隔壁33は、後述す
る上流流路34aと下流流路34bとを仕切っている。
【0017】バイパス流路34は、外管31の内壁およ
び隔壁33で画成されている。外管31の内壁面は、空
流流路2の横断面方向に広がる上流側平面31aと、上
流側平面31aの下流側に位置し空流流路2の横断面方
向に広がる下流側平面31bと、バイパス流路34の底
に位置し、上流側平面31aと上流側平面31aとのそ
れぞれに垂直な底平面31cとを有する。上流側平面3
1aと底平面31cとを接続する角部35は断面円弧状
の滑らかな凹曲面に形成されており、下流側平面31b
と底平面31cとが交差する角部36は直角に形成され
ている。滑らかな凹曲面であれば、角部35の断面形状
は円弧状に限るものではない。隔壁33は薄板状に形成
されており、連通流路34c側の端部は凸曲面状に丸め
られている。
び隔壁33で画成されている。外管31の内壁面は、空
流流路2の横断面方向に広がる上流側平面31aと、上
流側平面31aの下流側に位置し空流流路2の横断面方
向に広がる下流側平面31bと、バイパス流路34の底
に位置し、上流側平面31aと上流側平面31aとのそ
れぞれに垂直な底平面31cとを有する。上流側平面3
1aと底平面31cとを接続する角部35は断面円弧状
の滑らかな凹曲面に形成されており、下流側平面31b
と底平面31cとが交差する角部36は直角に形成され
ている。滑らかな凹曲面であれば、角部35の断面形状
は円弧状に限るものではない。隔壁33は薄板状に形成
されており、連通流路34c側の端部は凸曲面状に丸め
られている。
【0018】バイパス流路34は、吸気入口31dから
流入した空気が空気流路2の一方の径方向に流れる上流
流路34aと、上流流路34aの下流側に上流流路34
aと平行に設けられ上流流路34aと反対の径方向に空
気が流れる下流流路34bと、上流流路34aと下流流
路34bとを連通するバイパス流路34の屈曲部として
の連通流路34cとを有する。上流流路34aから下流
流路34bに向かう空気流れは、連通流路34cで流れ
方向が変わる。
流入した空気が空気流路2の一方の径方向に流れる上流
流路34aと、上流流路34aの下流側に上流流路34
aと平行に設けられ上流流路34aと反対の径方向に空
気が流れる下流流路34bと、上流流路34aと下流流
路34bとを連通するバイパス流路34の屈曲部として
の連通流路34cとを有する。上流流路34aから下流
流路34bに向かう空気流れは、連通流路34cで流れ
方向が変わる。
【0019】上流流路34aの流路面積は下流流路34
bの流路面積よりも小さいので、上流流路34aを流れ
る空気流れの流速は下流流路34bを流れる空気流れの
流速よりも速い。前述したように、感温抵抗体25およ
び発熱抵抗体26は上流流路34aと連通流路34cと
の連通部近傍、すなわちバイパス流路34内の流速が速
い箇所に配設されているので、感温抵抗体25および発
熱抵抗体26で高精度に空気流量を検出し、この検出信
号に基づいて高精度に空気流量を測定できる。
bの流路面積よりも小さいので、上流流路34aを流れ
る空気流れの流速は下流流路34bを流れる空気流れの
流速よりも速い。前述したように、感温抵抗体25およ
び発熱抵抗体26は上流流路34aと連通流路34cと
の連通部近傍、すなわちバイパス流路34内の流速が速
い箇所に配設されているので、感温抵抗体25および発
熱抵抗体26で高精度に空気流量を検出し、この検出信
号に基づいて高精度に空気流量を測定できる。
【0020】次に、空気流量測定装置10の作動につい
て図1に基づいて説明する。吸気流路2から外管31の
吸気入口31dに流入した空気は、バイパス流路34の
上流流路34aに向かう流れと、ベンチュリ管32内の
ベンチュリ流路32aに向かう流れとに別れる。上流流
路34aを流れる空気流れは、凹曲面状の角部35に沿
って滑らかに連通流路34cに流れる。連通流路34c
から下流流路34bに流れる空気流れは、ベンチュリ管
32の下流側でベンチュリ流路32aを通過した空気と
合流し、吸気出口31eから空気流路2に流出する。ベ
ンチュリ管32の下流側は空気の流速が増加するので負
圧が発生する。この負圧によりバイパス流路34の空気
が吸引されバイパス流路34内の空気の流速が速くな
る。
て図1に基づいて説明する。吸気流路2から外管31の
吸気入口31dに流入した空気は、バイパス流路34の
上流流路34aに向かう流れと、ベンチュリ管32内の
ベンチュリ流路32aに向かう流れとに別れる。上流流
路34aを流れる空気流れは、凹曲面状の角部35に沿
って滑らかに連通流路34cに流れる。連通流路34c
から下流流路34bに流れる空気流れは、ベンチュリ管
32の下流側でベンチュリ流路32aを通過した空気と
合流し、吸気出口31eから空気流路2に流出する。ベ
ンチュリ管32の下流側は空気の流速が増加するので負
圧が発生する。この負圧によりバイパス流路34の空気
が吸引されバイパス流路34内の空気の流速が速くな
る。
【0021】発熱抵抗体26に供給する電流値から算出
される発熱抵抗体26の温度と感温抵抗体25で検出す
る空気温度との差が一定になるように制御回路22で発
熱抵抗体26に供給する電流値を制御し、制御回路22
からこの電流値を流量検出信号として出力する。ここ
で、第1実施例の空気流量測定装置10の効果を図4に
示す比較例と比較して説明する。
される発熱抵抗体26の温度と感温抵抗体25で検出す
る空気温度との差が一定になるように制御回路22で発
熱抵抗体26に供給する電流値を制御し、制御回路22
からこの電流値を流量検出信号として出力する。ここ
で、第1実施例の空気流量測定装置10の効果を図4に
示す比較例と比較して説明する。
【0022】比較例では、連通流路34cの上流側およ
び下流側に形成される二箇所の角部42、43がいずれ
も平面同士が交差した直角に形成されている。これ以外
の構成は第1実施例と同一である。したがって、感温抵
抗体25および発熱抵抗体26が配設されている角部4
2近傍において、空気流れに渦流や空気の疎密等の乱れ
が生じやすい。この空気流れの乱れにより、図3に示す
ように、空気流量が増加するにしたがい感温抵抗体25
および発熱抵抗体26で検出される空気流量の出力の変
動幅が大きくなる。
び下流側に形成される二箇所の角部42、43がいずれ
も平面同士が交差した直角に形成されている。これ以外
の構成は第1実施例と同一である。したがって、感温抵
抗体25および発熱抵抗体26が配設されている角部4
2近傍において、空気流れに渦流や空気の疎密等の乱れ
が生じやすい。この空気流れの乱れにより、図3に示す
ように、空気流量が増加するにしたがい感温抵抗体25
および発熱抵抗体26で検出される空気流量の出力の変
動幅が大きくなる。
【0023】これに対し第1実施例の空気流量測定装置
10では、感温抵抗体25および発熱抵抗体26が配設
されている近傍に位置する角部35が凹曲面状に形成さ
れているので、空気流れに生じる渦流や空気の疎密等の
乱れが抑制される。したがって、空気流量が増加しても
比較例に比べ感温抵抗体25および発熱抵抗体26で検
出される空気流量の出力の変動幅が小さいので、感温抵
抗体25および発熱抵抗体26で空気流量を高精度に検
出し、この検出信号に基づいて空気流量を高精度に測定
できる。
10では、感温抵抗体25および発熱抵抗体26が配設
されている近傍に位置する角部35が凹曲面状に形成さ
れているので、空気流れに生じる渦流や空気の疎密等の
乱れが抑制される。したがって、空気流量が増加しても
比較例に比べ感温抵抗体25および発熱抵抗体26で検
出される空気流量の出力の変動幅が小さいので、感温抵
抗体25および発熱抵抗体26で空気流量を高精度に検
出し、この検出信号に基づいて空気流量を高精度に測定
できる。
【0024】第1実施例では、空気流路2内の空気温度
を検出するサーミスタ27を備えているが、サーミスタ
を設置しない構成としてもよい。 (第2実施例)本発明の第2実施例を図5に示す。第1
実施例と実質的に同一構成部分には同一符号を付す。
を検出するサーミスタ27を備えているが、サーミスタ
を設置しない構成としてもよい。 (第2実施例)本発明の第2実施例を図5に示す。第1
実施例と実質的に同一構成部分には同一符号を付す。
【0025】第2実施例では、連通流路34cの上流側
に形成され近傍に感温抵抗体25および発熱抵抗体26
が配設される角部52だけでなく、連通流路34cの下
流側に形成される角部53も円弧状の凹曲面に形成され
ている。したがって、第1実施例よりもバイパス流路3
4内を流れる空気流れに渦流や空気の疎密等の乱れが生
じることが抑制されるので、感温抵抗体25および発熱
抵抗体26で検出される空気流量の出力の変動幅がさら
に減少し、空気流量を高精度に測定できる。
に形成され近傍に感温抵抗体25および発熱抵抗体26
が配設される角部52だけでなく、連通流路34cの下
流側に形成される角部53も円弧状の凹曲面に形成され
ている。したがって、第1実施例よりもバイパス流路3
4内を流れる空気流れに渦流や空気の疎密等の乱れが生
じることが抑制されるので、感温抵抗体25および発熱
抵抗体26で検出される空気流量の出力の変動幅がさら
に減少し、空気流量を高精度に測定できる。
【0026】以上説明した上記複数の実施例では、少な
くとも感温抵抗体25および発熱抵抗体26が近傍に配
設される角部を円弧状の凹曲面に形成したことにより、
感温抵抗体25および発熱抵抗体26を流れる空気流れ
に渦流や空気の疎密等の乱れが生じることが抑制され
る。したがって、バイス流路34内を流れる空気流量を
測定することにより空気流路2を流れる空気流量を高精
度に測定することができる。
くとも感温抵抗体25および発熱抵抗体26が近傍に配
設される角部を円弧状の凹曲面に形成したことにより、
感温抵抗体25および発熱抵抗体26を流れる空気流れ
に渦流や空気の疎密等の乱れが生じることが抑制され
る。したがって、バイス流路34内を流れる空気流量を
測定することにより空気流路2を流れる空気流量を高精
度に測定することができる。
【0027】さらに、バイス流路34がU字状に形成さ
れているので、空気流路2内に含まれる付着力のある異
物が感温抵抗体25および発熱抵抗体26に直接衝突せ
ず、隔壁33に衝突して付着するので、感温抵抗体25
および発熱抵抗体26に異物が付着することを低減でき
る。したがって、感温抵抗体25および発熱抵抗体26
に異物が付着することを抑制できるので、発熱温度が変
化し流量出力が経時変化することを低減できる。
れているので、空気流路2内に含まれる付着力のある異
物が感温抵抗体25および発熱抵抗体26に直接衝突せ
ず、隔壁33に衝突して付着するので、感温抵抗体25
および発熱抵抗体26に異物が付着することを低減でき
る。したがって、感温抵抗体25および発熱抵抗体26
に異物が付着することを抑制できるので、発熱温度が変
化し流量出力が経時変化することを低減できる。
【0028】さらに、バイパス流路入口をダクトの中心
近くに配設できるので安定した流れを測定することがで
き、高精度に空気流量を測定することができる。上記複
数の実施例では、連通流路34cの上流側に感温抵抗体
25および発熱抵抗体26を配設したが、連通流路34
cの下流側に配設してもよい。この場合、連通流路34
cの下流側に位置する角部は円弧状の滑らかな凹曲面に
形成される。連通流路34cの上流側に位置する角部は
直角または凹曲面状のいずれの形状に形成されていても
よい。
近くに配設できるので安定した流れを測定することがで
き、高精度に空気流量を測定することができる。上記複
数の実施例では、連通流路34cの上流側に感温抵抗体
25および発熱抵抗体26を配設したが、連通流路34
cの下流側に配設してもよい。この場合、連通流路34
cの下流側に位置する角部は円弧状の滑らかな凹曲面に
形成される。連通流路34cの上流側に位置する角部は
直角または凹曲面状のいずれの形状に形成されていても
よい。
【0029】また凹曲面状に形成された角部の近傍では
なく、バイパス流路内であればどの位置に感温抵抗体2
5および発熱抵抗体26を配設してもよい。また上記複
数の実施例では、薄板状の隔壁33の連通流路34c側
端部を丸めて凸曲面状に形成したが、隔壁の厚みが厚い
場合、隔壁の連通流路34c側端部の上流側および下流
側に形成される凸状の角部の内、感温抵抗体25および
発熱抵抗体26が近傍に配設される角部を凸曲面状に形
成することが望ましい。
なく、バイパス流路内であればどの位置に感温抵抗体2
5および発熱抵抗体26を配設してもよい。また上記複
数の実施例では、薄板状の隔壁33の連通流路34c側
端部を丸めて凸曲面状に形成したが、隔壁の厚みが厚い
場合、隔壁の連通流路34c側端部の上流側および下流
側に形成される凸状の角部の内、感温抵抗体25および
発熱抵抗体26が近傍に配設される角部を凸曲面状に形
成することが望ましい。
【0030】本発明は、内燃機関の空気流量を測定する
装置に限定されず、種々の空気流路を流れる空気流量を
測定する装置として利用できる。
装置に限定されず、種々の空気流路を流れる空気流量を
測定する装置として利用できる。
【図1】本発明の第1実施例による空気流量測定装置を
吸気管に取付けた状態を示す縦断面図である。
吸気管に取付けた状態を示す縦断面図である。
【図2】図1のII方向矢視図である。
【図3】第1実施例および比較例の流量と出力変動幅と
の関係を示す特性図である。
の関係を示す特性図である。
【図4】第1実施例の比較例を示す縦断面図である。
【図5】本発明の第2実施例による空気流量測定装置を
吸気管に取付けた状態を示す縦断面図である。
吸気管に取付けた状態を示す縦断面図である。
1 吸気管 2 空気流路 10 空気流量測定装置 20 回路モジュール 22 制御回路 23a 取付部 25 感温抵抗体 26 発熱抵抗体 27 サーミスタ 30 バイパス部材 31 外管 32 ベンチュリ管 33 隔壁 34 バイパス流路 34a 上流流路 34b 下流流路 34c 連通流路 35、36、52、53 角部
Claims (4)
- 【請求項1】 空気流路を流れる空気流量を測定する空
気流量測定装置であって、 前記空気流路内に配設されるバイパス部材であって、前
記空気流路内を流れる空気の一部が流入するU字状のバ
イパス流路を形成するバイパス部材と、 前記バイパス流路内に配設される流量測定素子部と、 前記流量測定素子部と電気的に接続し、前記流量測定素
子部で検出した空気流量の検出信号を出力する制御回路
とを備え、 前記バイパス流路は、前記空気流路の一方の径方向に空
気が流れる上流流路と、前記上流流路の下流側に設けら
れ前記上流流路と反対の径方向に空気が流れる下流流路
と、前記上流流路と前記下流流路とを連通する連通流路
とを有し、前記上流流路と前記連通流路との連通部、な
らびに前記下流流路と前記連通流路との連通部の少なく
ともいずれか一方に面する前記バイパス部材の角部を曲
面状に形成することを特徴とする空気流量測定装置。 - 【請求項2】 前記連通流路の上流側および下流側に位
置する前記角部の両方を曲面状に形成することを特徴と
する請求項1記載の空気流量測定装置。 - 【請求項3】 曲面状に形成されたいずれかの前記角部
近傍に前記流量測定素子部を配設することを特徴とする
請求項1または2記載の空気流量測定装置。 - 【請求項4】 前記流量測定素子部は、発熱抵抗体およ
び感温抵抗体を有することを特徴とする請求項1、2ま
たは3記載の空気流量測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9278758A JPH11118558A (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 空気流量測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9278758A JPH11118558A (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 空気流量測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11118558A true JPH11118558A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17601787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9278758A Pending JPH11118558A (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 空気流量測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11118558A (ja) |
-
1997
- 1997-10-13 JP JP9278758A patent/JPH11118558A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040113 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051216 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060406 |