JPH11113776A - 浴室のカウンター取付装置 - Google Patents
浴室のカウンター取付装置Info
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- JPH11113776A JPH11113776A JP9303399A JP30339997A JPH11113776A JP H11113776 A JPH11113776 A JP H11113776A JP 9303399 A JP9303399 A JP 9303399A JP 30339997 A JP30339997 A JP 30339997A JP H11113776 A JPH11113776 A JP H11113776A
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- Japan
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- counter
- flange
- support member
- bathtub
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Abstract
(57)【要約】
【課題】浴室の壁と浴槽のフランジとの間にカウンター
を配置する場合において、そのカウンターと浴槽のフラ
ンジとの相対的な高さを適正な高さに調整可能なカウン
ター取付装置を提供する。 【解決手段】浴室の壁10Aに取付ブラケット26を固
定するとともに、取付ブラケット26に、カウンター2
2を載置状態に支持するカウンター支持部材36と、カ
ウンター支持部材36と別体を成し、浴槽12のフラン
ジ58を載置状態に支持するフランジ支持部材52とを
それぞれ設け、そのフランジ支持部材52の取付ブラケ
ット26への固定位置を上下に調整することで、カウン
ター22と浴槽12のフランジ58との相対高さを適正
に高さ調整できるようにする。
を配置する場合において、そのカウンターと浴槽のフラ
ンジとの相対的な高さを適正な高さに調整可能なカウン
ター取付装置を提供する。 【解決手段】浴室の壁10Aに取付ブラケット26を固
定するとともに、取付ブラケット26に、カウンター2
2を載置状態に支持するカウンター支持部材36と、カ
ウンター支持部材36と別体を成し、浴槽12のフラン
ジ58を載置状態に支持するフランジ支持部材52とを
それぞれ設け、そのフランジ支持部材52の取付ブラケ
ット26への固定位置を上下に調整することで、カウン
ター22と浴槽12のフランジ58との相対高さを適正
に高さ調整できるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は浴室のカウンター
の取付装置に関する。
の取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浴室の壁と浴槽との間にカウンタ
ーを配置し、これを所定の取付装置にて取り付けるとい
ったことが行われている。図8はその一例を示している
(実開平5−48784)。同図において200A,2
00B,200Cは浴室の壁で、これら壁200A,2
00B,200Cにて囲まれた空間に浴槽202が設置
されている。
ーを配置し、これを所定の取付装置にて取り付けるとい
ったことが行われている。図8はその一例を示している
(実開平5−48784)。同図において200A,2
00B,200Cは浴室の壁で、これら壁200A,2
00B,200Cにて囲まれた空間に浴槽202が設置
されている。
【0003】浴槽202は、隣接する二辺が壁200
B,200Cに接する状態で設置されていて、壁200
Aとの間に間隔が形成されており、そしてその壁200
Aと浴槽202との間の部分にカウンター204が配置
されている。尚206は浴槽エプロンである。
B,200Cに接する状態で設置されていて、壁200
Aとの間に間隔が形成されており、そしてその壁200
Aと浴槽202との間の部分にカウンター204が配置
されている。尚206は浴槽エプロンである。
【0004】図9はカウンター204の取付装置を具体
的に示したもので、図中208は取付ブラケットであっ
て、浴槽202の前後(洗い場側から見て前後)の両端
部において壁200Aに取付固定されている。
的に示したもので、図中208は取付ブラケットであっ
て、浴槽202の前後(洗い場側から見て前後)の両端
部において壁200Aに取付固定されている。
【0005】取付ブラケット208は、全体として略L
字状を成す部材であって、垂直下向きに延びる固定部2
10と水平な支持部212及びその先端の立上り形状の
掛止部214とを有しており、その固定部210におい
てビス216により壁200Aに固定され、そして水平
な支持部212において、カウンター204と浴槽20
2のフランジ220、具体的にはカウンター204の幅
方向両端部の立下り部218及びフランジ220周縁の
下向き折曲り形状の垂れ部222を共に載置状態に支持
している。
字状を成す部材であって、垂直下向きに延びる固定部2
10と水平な支持部212及びその先端の立上り形状の
掛止部214とを有しており、その固定部210におい
てビス216により壁200Aに固定され、そして水平
な支持部212において、カウンター204と浴槽20
2のフランジ220、具体的にはカウンター204の幅
方向両端部の立下り部218及びフランジ220周縁の
下向き折曲り形状の垂れ部222を共に載置状態に支持
している。
【0006】また掛止部214をフランジ220の垂れ
部222内面に掛止させ、浴槽202の水平方向位置、
詳しくは壁200Aと200Cとの間の浴槽長手方向の
位置を規定している。
部222内面に掛止させ、浴槽202の水平方向位置、
詳しくは壁200Aと200Cとの間の浴槽長手方向の
位置を規定している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの取付
装置の場合、取付ブラケット208自体が直接カウンタ
ー204と浴槽202のフランジ220とを共に載置状
態に支持するものであるため、カウンター204と浴槽
202、具体的にはフランジ220とを独立に高さ調整
することができないといった問題がある。
装置の場合、取付ブラケット208自体が直接カウンタ
ー204と浴槽202のフランジ220とを共に載置状
態に支持するものであるため、カウンター204と浴槽
202、具体的にはフランジ220とを独立に高さ調整
することができないといった問題がある。
【0008】また浴槽には垂れ部222の高さが種々異
なったものがあるが、上記取付装置の場合、垂れ部22
2の高さの変化に対して対応ができない問題があり、ま
た同様に垂れ部222の肉厚が変化した場合にも対応が
できないといった問題がある。
なったものがあるが、上記取付装置の場合、垂れ部22
2の高さの変化に対して対応ができない問題があり、ま
た同様に垂れ部222の肉厚が変化した場合にも対応が
できないといった問題がある。
【0009】例えば垂れ部222の肉厚が10mmのと
きにカウンター204とフランジ220とをほぼ隙間な
く接する状態に取り付けられるものである場合、垂れ部
222の肉厚が5mmのものに適用したときにカウンタ
ー204と垂れ部222との間に、若しくは垂れ部22
2と掛止部214との間に隙間を生ぜしめてしまい、カ
ウンター204側の浴槽フランジ220を良好に固定で
きないといった問題が生じる。
きにカウンター204とフランジ220とをほぼ隙間な
く接する状態に取り付けられるものである場合、垂れ部
222の肉厚が5mmのものに適用したときにカウンタ
ー204と垂れ部222との間に、若しくは垂れ部22
2と掛止部214との間に隙間を生ぜしめてしまい、カ
ウンター204側の浴槽フランジ220を良好に固定で
きないといった問題が生じる。
【0010】また掛止部214が取付ブラケット208
に一体形成され、その位置が固定であるために、カウン
ター204と浴槽202との間の隙間及び浴槽202と
壁200Cとの間の隙間を均等化することができず、隙
間が一方に偏ってしまうといった問題を生じる。
に一体形成され、その位置が固定であるために、カウン
ター204と浴槽202との間の隙間及び浴槽202と
壁200Cとの間の隙間を均等化することができず、隙
間が一方に偏ってしまうといった問題を生じる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものである。而して請求
項1のカウンター取付装置は、浴槽のフランジと浴室の
壁との間に配置されるカウンターの取付装置であって、
前記壁に取付ブラケットを固定するとともに該取付ブラ
ケットに、前記カウンターを載置状態に支持するカウン
ター支持部材を有するカウンター支持手段及び該カウン
ター支持部材と別体を成し、前記浴槽のフランジを載置
状態に支持するフランジ支持部材を有するフランジ支持
手段をそれぞれ設けたことを特徴とする。
課題を解決するためになされたものである。而して請求
項1のカウンター取付装置は、浴槽のフランジと浴室の
壁との間に配置されるカウンターの取付装置であって、
前記壁に取付ブラケットを固定するとともに該取付ブラ
ケットに、前記カウンターを載置状態に支持するカウン
ター支持部材を有するカウンター支持手段及び該カウン
ター支持部材と別体を成し、前記浴槽のフランジを載置
状態に支持するフランジ支持部材を有するフランジ支持
手段をそれぞれ設けたことを特徴とする。
【0012】請求項2のカウンター取付装置は、請求項
1において、前記カウンター支持手段又は前記フランジ
支持手段が、前記カウンター支持部材又はフランジ支持
部材の前記取付ブラケットへの取付位置を上下に調節す
る高さ調節手段を有していることを特徴とする。
1において、前記カウンター支持手段又は前記フランジ
支持手段が、前記カウンター支持部材又はフランジ支持
部材の前記取付ブラケットへの取付位置を上下に調節す
る高さ調節手段を有していることを特徴とする。
【0013】請求項3のカウンター取付装置は、請求項
2において、前記高さ調節手段が、前記カウンター支持
部材又はフランジ支持部材に形成した、上下に長孔状を
なす締結孔とボルト等締結具とで構成されていることを
特徴とする。
2において、前記高さ調節手段が、前記カウンター支持
部材又はフランジ支持部材に形成した、上下に長孔状を
なす締結孔とボルト等締結具とで構成されていることを
特徴とする。
【0014】請求項4のカウンター取付装置は、請求項
1において、前記カウンター支持部材又はフランジ支持
部材が、位置固定の主支持部材と高さ調節用の高さ調節
部材とを含んでおり、該高さ調節部材によって前記カウ
ンター又はフランジの支持高さが調節可能なものとされ
ていることを特徴とする。
1において、前記カウンター支持部材又はフランジ支持
部材が、位置固定の主支持部材と高さ調節用の高さ調節
部材とを含んでおり、該高さ調節部材によって前記カウ
ンター又はフランジの支持高さが調節可能なものとされ
ていることを特徴とする。
【0015】請求項5のカウンター取付装置は、請求項
1〜4の何れかにおいて、前記取付ブラケットが前記浴
槽の前記壁側の辺の両端部において該壁に取り付けられ
ており、且つ前記カウンター支持部材がそれら取付ブラ
ケット間にまたがる長さとされていることを特徴とす
る。
1〜4の何れかにおいて、前記取付ブラケットが前記浴
槽の前記壁側の辺の両端部において該壁に取り付けられ
ており、且つ前記カウンター支持部材がそれら取付ブラ
ケット間にまたがる長さとされていることを特徴とす
る。
【0016】請求項6のカウンター取付装置は、請求項
1〜5の何れかにおいて、前記取付ブラケットに、前記
フランジの周縁の下向き折曲り形状の垂れ部内面に掛止
する、前記カウンター支持部材及びフランジ支持部材と
は別体の掛止部材を有し、該フランジの前記壁と直角な
方向の位置決めを成す位置決手段を設けたことを特徴と
する。
1〜5の何れかにおいて、前記取付ブラケットに、前記
フランジの周縁の下向き折曲り形状の垂れ部内面に掛止
する、前記カウンター支持部材及びフランジ支持部材と
は別体の掛止部材を有し、該フランジの前記壁と直角な
方向の位置決めを成す位置決手段を設けたことを特徴と
する。
【0017】請求項7のカウンター取付装置は、請求項
6において、前記掛止部材が、前記垂れ部内面に直接掛
止する主掛止部材と、該主掛止部材の前記取付ブラケッ
トへの取付位置を水平方向に調節する水平調節部材とを
有していることを特徴とする。
6において、前記掛止部材が、前記垂れ部内面に直接掛
止する主掛止部材と、該主掛止部材の前記取付ブラケッ
トへの取付位置を水平方向に調節する水平調節部材とを
有していることを特徴とする。
【0018】請求項8のカウンター取付装置は、請求項
6〜7の何れかにおいて、前記位置決手段が、前記フラ
ンジの外面と前記カウンターの端面とで挾まれる被挾持
部材を有していることを特徴とする。
6〜7の何れかにおいて、前記位置決手段が、前記フラ
ンジの外面と前記カウンターの端面とで挾まれる被挾持
部材を有していることを特徴とする。
【0019】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1の取付装
置は、カウンター支持部材を有するカウンター支持手段
と、そのカウンター支持部材とは別体を成すフランジ支
持部材を有するフランジ支持手段とを取付ブラケットに
設けたもので、この取付装置の場合、カウンターと浴槽
フランジとを、カウンター支持手段及びフランジ支持手
段によってそれぞれ各別に支持するものであるため、カ
ウンターと浴槽フランジとの相対的な高さを適正に高さ
調整することができ、カウンターの取付状態を良好なも
のとなすことができる。
置は、カウンター支持部材を有するカウンター支持手段
と、そのカウンター支持部材とは別体を成すフランジ支
持部材を有するフランジ支持手段とを取付ブラケットに
設けたもので、この取付装置の場合、カウンターと浴槽
フランジとを、カウンター支持手段及びフランジ支持手
段によってそれぞれ各別に支持するものであるため、カ
ウンターと浴槽フランジとの相対的な高さを適正に高さ
調整することができ、カウンターの取付状態を良好なも
のとなすことができる。
【0020】本発明においては、上記カウンター支持手
段又はフランジ支持手段が、カウンター支持部材又はフ
ランジ支持部材の、取付ブラケットへの取付位置を上下
に調節する高さ調節手段を有するものとなすことができ
る(請求項2)。
段又はフランジ支持手段が、カウンター支持部材又はフ
ランジ支持部材の、取付ブラケットへの取付位置を上下
に調節する高さ調節手段を有するものとなすことができ
る(請求項2)。
【0021】この場合、カウンター支持部材又はフラン
ジ支持部材の取付ブラケットへの取付位置を上下調節す
ることで、容易にカウンターの支持高さ又は浴槽フラン
ジの支持高さを適正な支持高さに合わせることができ
る。
ジ支持部材の取付ブラケットへの取付位置を上下調節す
ることで、容易にカウンターの支持高さ又は浴槽フラン
ジの支持高さを適正な支持高さに合わせることができ
る。
【0022】更にその高さ調節手段は、カウンター支持
部材又はフランジ支持部材に形成した、上下に長孔状を
成す締結孔とボルト等締結具とから成るものとすること
ができる(請求項3)。
部材又はフランジ支持部材に形成した、上下に長孔状を
成す締結孔とボルト等締結具とから成るものとすること
ができる(請求項3)。
【0023】このようにした場合、カウンター支持部材
又はフランジ支持部材の締結位置を長孔状の締結孔にお
いて調整することで、簡単にカウンター支持部材又はフ
ランジ支持部材を高さ調節することができる。
又はフランジ支持部材の締結位置を長孔状の締結孔にお
いて調整することで、簡単にカウンター支持部材又はフ
ランジ支持部材を高さ調節することができる。
【0024】本発明においてはまた、別の手段として、
カウンター支持部材又はフランジ支持部材が、位置固定
の主支持部材と高さ調節部材とを含むようになすことが
できる(請求項4)。このようにした場合にも高さ調節
部材によって、カウンター又はフランジの支持高さを容
易に調整することが可能である。
カウンター支持部材又はフランジ支持部材が、位置固定
の主支持部材と高さ調節部材とを含むようになすことが
できる(請求項4)。このようにした場合にも高さ調節
部材によって、カウンター又はフランジの支持高さを容
易に調整することが可能である。
【0025】この場合においてその高さ調節部材はスペ
ーサ部材とすることができ、或いはまた主支持部材に螺
合されてカウンター又はフランジに当接し、これを支持
するアジャストボルトとすることができる。
ーサ部材とすることができ、或いはまた主支持部材に螺
合されてカウンター又はフランジに当接し、これを支持
するアジャストボルトとすることができる。
【0026】請求項5の取付装置は、浴槽における壁側
の辺の両端部において取付ブラケットを壁に固定し、そ
してそれら一対の取付ブラケットにまたがる長さのカウ
ンター支持部材を、それら取付ブラケットに固定してカ
ウンターを支持するようになしたもので、この取付装置
の場合、浴槽の壁側のフランジを実質上全長に亘ってカ
ウンター支持部材により支持することができ、カウンタ
ーの支持強度を強固なものとなすことができる。
の辺の両端部において取付ブラケットを壁に固定し、そ
してそれら一対の取付ブラケットにまたがる長さのカウ
ンター支持部材を、それら取付ブラケットに固定してカ
ウンターを支持するようになしたもので、この取付装置
の場合、浴槽の壁側のフランジを実質上全長に亘ってカ
ウンター支持部材により支持することができ、カウンタ
ーの支持強度を強固なものとなすことができる。
【0027】この場合において、上記カウンター支持部
材として断面く字状のアングル材を用いることができ、
これによってカウンター支持部材を高強度とすることが
でき、ひいてはカウンターをより強固に支持することが
可能となる。
材として断面く字状のアングル材を用いることができ、
これによってカウンター支持部材を高強度とすることが
でき、ひいてはカウンターをより強固に支持することが
可能となる。
【0028】本発明においては、フランジ周縁の下向き
折曲り形状の垂れ部内面に掛止する、上記カウンター支
持部材及びフランジ支持部材とは別体の掛止部材を有す
る位置決手段を上記取付ブラケットに設けることができ
る(請求項6)。
折曲り形状の垂れ部内面に掛止する、上記カウンター支
持部材及びフランジ支持部材とは別体の掛止部材を有す
る位置決手段を上記取付ブラケットに設けることができ
る(請求項6)。
【0029】この取付装置の場合、フランジの垂れ部に
対する掛止位置を、カウンターの支持及びフランジの支
持とは独立して水平方向に調整することが可能であり、
これによって浴槽全体の水平方向位置を調整することが
可能となる。従ってこの装置によれば、浴槽のカウンタ
ー側の端部とそのカウンターとの間の隙間及び浴槽の反
対側の端部と相手側、例えば反対側の壁等との間の隙間
を均等化することができる。またこの取付装置によれ
ば、浴槽フランジの垂れ部の肉厚が変化した場合にも対
応することが可能である。
対する掛止位置を、カウンターの支持及びフランジの支
持とは独立して水平方向に調整することが可能であり、
これによって浴槽全体の水平方向位置を調整することが
可能となる。従ってこの装置によれば、浴槽のカウンタ
ー側の端部とそのカウンターとの間の隙間及び浴槽の反
対側の端部と相手側、例えば反対側の壁等との間の隙間
を均等化することができる。またこの取付装置によれ
ば、浴槽フランジの垂れ部の肉厚が変化した場合にも対
応することが可能である。
【0030】この請求項6の装置において、上記掛止部
材を、上記垂れ部内面に直接掛止する主掛止部材と、そ
の主掛止部材の取付ブラケットへの取付位置を水平方向
に調節するスペーサ部材等の水平調節部材とを含むよう
になすことができる(請求項7)。このようにすればそ
のスペーサ部材等の水平調節部材によって、垂れ部内面
に対する掛止部材の掛止位置を容易に調整することがで
きる。
材を、上記垂れ部内面に直接掛止する主掛止部材と、そ
の主掛止部材の取付ブラケットへの取付位置を水平方向
に調節するスペーサ部材等の水平調節部材とを含むよう
になすことができる(請求項7)。このようにすればそ
のスペーサ部材等の水平調節部材によって、垂れ部内面
に対する掛止部材の掛止位置を容易に調整することがで
きる。
【0031】請求項8の取付装置は、上記位置決手段
を、フランジ外面とカウンター端面とで挾まれる被挾持
部材を含むように構成したもので、この取付装置の場
合、浴槽におけるカウンター側端部を固定状態とするこ
とができ、設置後において浴槽の水平方向のずれを良好
に防止することができる。
を、フランジ外面とカウンター端面とで挾まれる被挾持
部材を含むように構成したもので、この取付装置の場
合、浴槽におけるカウンター側端部を固定状態とするこ
とができ、設置後において浴槽の水平方向のずれを良好
に防止することができる。
【0032】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において10A,10B,10Cはそれ
ぞれ浴室の壁で、これら壁10A,10B,10Cで囲
まれた空間に浴槽12が設置されている。
説明する。図1において10A,10B,10Cはそれ
ぞれ浴室の壁で、これら壁10A,10B,10Cで囲
まれた空間に浴槽12が設置されている。
【0033】14は壁10Cに沿って且つ浴槽12と洗
い場16とにまたがって設けられた通しのカウンター
で、浴槽12側の上面にバス水栓18が、また洗い場1
6側の前面に洗い場水栓20がそれぞれ設けられてい
る。
い場16とにまたがって設けられた通しのカウンター
で、浴槽12側の上面にバス水栓18が、また洗い場1
6側の前面に洗い場水栓20がそれぞれ設けられてい
る。
【0034】浴槽12の背もたれ側端部と壁10Aとの
間には所定の間隔が形成されており、そこに浴槽12と
同じ前後方向長のカウンター22が配置され、後述の取
付装置によって取り付けられている。尚、図1において
24は浴槽エプロンである。
間には所定の間隔が形成されており、そこに浴槽12と
同じ前後方向長のカウンター22が配置され、後述の取
付装置によって取り付けられている。尚、図1において
24は浴槽エプロンである。
【0035】図2,図3,図4はカウンター22の取付
装置及び同装置による取付構造を具体的に示したもので
ある。これらの図において、26は取付ブラケットであ
って、これら一対の取付ブラケット26は、浴槽12の
壁10A側の辺の前後端部において壁10Aに取付固定
されている。
装置及び同装置による取付構造を具体的に示したもので
ある。これらの図において、26は取付ブラケットであ
って、これら一対の取付ブラケット26は、浴槽12の
壁10A側の辺の前後端部において壁10Aに取付固定
されている。
【0036】これら取付ブラケット26は、金属板を曲
げて構成したものであって、略三角形状を成す本体部2
8と、壁10A側端部の折曲形状の固定片30とを有し
ており、図2に示しているようにそれら固定片30にお
いてビス31により壁10Aに固定されている。
げて構成したものであって、略三角形状を成す本体部2
8と、壁10A側端部の折曲形状の固定片30とを有し
ており、図2に示しているようにそれら固定片30にお
いてビス31により壁10Aに固定されている。
【0037】取付ブラケット26は、上端部に水平な折
曲形状の載置片32と、垂直な第一締結片34とを有し
ており、後述の金属製且つアングル材から成るカウンタ
ー支持部材36の水平部38がその載置片32上に載置
され、且つ垂下部40がそれら第一締結片34に対し締
結具としてのビス42にて締結されている。
曲形状の載置片32と、垂直な第一締結片34とを有し
ており、後述の金属製且つアングル材から成るカウンタ
ー支持部材36の水平部38がその載置片32上に載置
され、且つ垂下部40がそれら第一締結片34に対し締
結具としてのビス42にて締結されている。
【0038】ここで一対のカウンター支持部材36は、
前後一対の取付ブラケット26にまたがって、それら取
付ブラケット26に固定されており、カウンター22を
前後方向の実質上全長に亘って支持するものとされてい
る。
前後一対の取付ブラケット26にまたがって、それら取
付ブラケット26に固定されており、カウンター22を
前後方向の実質上全長に亘って支持するものとされてい
る。
【0039】尚、第一締結片34には締結孔44が形成
されており、この締結孔44においてカウンター支持部
材36が締結片34にビス42にて締結されている。
されており、この締結孔44においてカウンター支持部
材36が締結片34にビス42にて締結されている。
【0040】上記カウンター22は、板状を成すカウン
ター本体46とその幅方向両端部の下向きの突出部48
とから成っており、そのカウンター本体46の裏面が、
図2に示しているように上記カウンター支持部材36の
水平部38上面に載置され、それらカウンター支持部材
36を介して支持されている。尚本例では、カウンター
支持部材36のみにてカウンター支持手段が構成されて
いる。
ター本体46とその幅方向両端部の下向きの突出部48
とから成っており、そのカウンター本体46の裏面が、
図2に示しているように上記カウンター支持部材36の
水平部38上面に載置され、それらカウンター支持部材
36を介して支持されている。尚本例では、カウンター
支持部材36のみにてカウンター支持手段が構成されて
いる。
【0041】図3において、52は金属製且つアングル
材から成るフランジ支持部材であって、水平部54と垂
下部56とを有しており、その垂下部56が、一方のカ
ウンター支持部材36における垂下部40と重ね合わせ
状態で、締結孔45において締結具としてのビス42に
より取付ブラケット26の上記第一締結片34に締結固
定されている。そしてこのフランジ支持部材52の水平
部54によって浴槽12のフランジ58、詳しくはその
フランジ58周縁の下向き折曲り形状の垂れ部60の下
端が載置状態に支持されている。
材から成るフランジ支持部材であって、水平部54と垂
下部56とを有しており、その垂下部56が、一方のカ
ウンター支持部材36における垂下部40と重ね合わせ
状態で、締結孔45において締結具としてのビス42に
より取付ブラケット26の上記第一締結片34に締結固
定されている。そしてこのフランジ支持部材52の水平
部54によって浴槽12のフランジ58、詳しくはその
フランジ58周縁の下向き折曲り形状の垂れ部60の下
端が載置状態に支持されている。
【0042】尚、フランジ支持部材52における上記締
結孔45は、図3の拡大図に示しているように上下方向
の長孔状とされており、取付ブラケット26への固定位
置が上下に調節可能とされている。
結孔45は、図3の拡大図に示しているように上下方向
の長孔状とされており、取付ブラケット26への固定位
置が上下に調節可能とされている。
【0043】本例においては、この長孔状の締結孔45
とビス42とが高さ調節手段を構成しており、そしてそ
の高さ調節手段とフランジ支持部材52とがフランジ支
持手段を構成している。
とビス42とが高さ調節手段を構成しており、そしてそ
の高さ調節手段とフランジ支持部材52とがフランジ支
持手段を構成している。
【0044】上記一対の取付ブラケット26のそれぞれ
には、第一締結片34に対して浴槽12側に突き出した
形態の第二締結片50が設けられている。
には、第一締結片34に対して浴槽12側に突き出した
形態の第二締結片50が設けられている。
【0045】ここで第一締結片34は互いに向き合う
側、つまり内側に曲げ返されているのに対し、第二締結
片50はそれぞれ互いに反対側の外側に曲げ返されてお
り、それら第二締結片50に対してプレート状の被挾持
部材62,スペーサ部材64及び主掛止部材66が、締
結具としてのビス42により各締結孔44において締結
固定されている。ここでスペーサ部材64及び主掛止部
材66は、それら全体が浴槽フランジ58の垂れ部60
の内面に掛止する掛止部材を構成するものである。
側、つまり内側に曲げ返されているのに対し、第二締結
片50はそれぞれ互いに反対側の外側に曲げ返されてお
り、それら第二締結片50に対してプレート状の被挾持
部材62,スペーサ部材64及び主掛止部材66が、締
結具としてのビス42により各締結孔44において締結
固定されている。ここでスペーサ部材64及び主掛止部
材66は、それら全体が浴槽フランジ58の垂れ部60
の内面に掛止する掛止部材を構成するものである。
【0046】主掛止部材66は、下部の固定部68と上
部の掛止爪70とを有しており、その固定部68におい
て取付ブラケット26に締結固定されている。一方上部
の掛止爪70は垂れ部60の内面に掛止され、以て垂れ
部60の図1中左右方向位置、即ち浴槽12の長手方向
位置を規定している。
部の掛止爪70とを有しており、その固定部68におい
て取付ブラケット26に締結固定されている。一方上部
の掛止爪70は垂れ部60の内面に掛止され、以て垂れ
部60の図1中左右方向位置、即ち浴槽12の長手方向
位置を規定している。
【0047】本例においては、スペーサ部材64と第二
締結片50との間に背の高いプレート状の被挾持部材6
2が介挿されており、この被挾持部材62の上部が、カ
ウンター22の端面と浴槽フランジ58の垂れ部60外
面とで挾持されている。
締結片50との間に背の高いプレート状の被挾持部材6
2が介挿されており、この被挾持部材62の上部が、カ
ウンター22の端面と浴槽フランジ58の垂れ部60外
面とで挾持されている。
【0048】換言すれば、フランジ58の垂れ部60が
被挾持部材62と主掛止部材66とによって内外両側か
ら挾み込まれており、これによって浴槽12におけるカ
ウンター22側の端部が水平方向、具体的には図1中左
右方向に固定状態とされている。
被挾持部材62と主掛止部材66とによって内外両側か
ら挾み込まれており、これによって浴槽12におけるカ
ウンター22側の端部が水平方向、具体的には図1中左
右方向に固定状態とされている。
【0049】本例では、主掛止部材66とスペーサ部材
64とから成る掛止部材及び被挾持部材62が浴槽フラ
ンジ58の壁10Aと直角の方向の位置決めをなす位置
決手段を構成している。
64とから成る掛止部材及び被挾持部材62が浴槽フラ
ンジ58の壁10Aと直角の方向の位置決めをなす位置
決手段を構成している。
【0050】また上記スペーサ部材64が主掛止部材6
6の取付ブラケット26への取付位置を水平方向に調節
する水平調節部材を成している。但し、被挾持部材62
は場合によって省略することも可能である。
6の取付ブラケット26への取付位置を水平方向に調節
する水平調節部材を成している。但し、被挾持部材62
は場合によって省略することも可能である。
【0051】本例のカウンター取付装置では、カウンタ
ー22を支持するカウンター支持部材36と、浴槽12
のフランジ58を支持するフランジ支持部材52とが別
体を成していて、それぞれが独立に取付ブラケット26
に取付固定されており、更にそのフランジ支持部材52
は、取付ブラケット26に対する固定位置が上下に調節
可能とされている。
ー22を支持するカウンター支持部材36と、浴槽12
のフランジ58を支持するフランジ支持部材52とが別
体を成していて、それぞれが独立に取付ブラケット26
に取付固定されており、更にそのフランジ支持部材52
は、取付ブラケット26に対する固定位置が上下に調節
可能とされている。
【0052】これにより浴槽12の支持高さを調節する
ことが可能であり、カウンター22と浴槽12との相対
的な高さを適正な高さに調節することができ、カウンタ
ー22の収まり、即ちその取付状態を良好なものとなす
ことができる。
ことが可能であり、カウンター22と浴槽12との相対
的な高さを適正な高さに調節することができ、カウンタ
ー22の収まり、即ちその取付状態を良好なものとなす
ことができる。
【0053】またフランジ支持部材52が上下に位置調
節可能とされているため、浴槽12におけるフランジ5
8の垂れ部60の垂れ長さが変化した場合においても容
易に対応することができ、垂れ部60の下端をフランジ
支持部材52によってしっかりと支持することができ
る。
節可能とされているため、浴槽12におけるフランジ5
8の垂れ部60の垂れ長さが変化した場合においても容
易に対応することができ、垂れ部60の下端をフランジ
支持部材52によってしっかりと支持することができ
る。
【0054】尚、本例ではフランジ支持部材52のみを
上下に位置調節可能としているが、場合によってカウン
ター支持部材36を上下に位置調節するといったことも
可能である。
上下に位置調節可能としているが、場合によってカウン
ター支持部材36を上下に位置調節するといったことも
可能である。
【0055】また本例の取付装置の場合、カウンター支
持部材36がカウンター22の実質上全長に亘ってその
下面を支持するものとされているため、カウンター22
を強固に支持することができる。更に本例では、フラン
ジ支持部材52もまた、浴槽12の壁10A側の辺を前
後方向全長に亘って支持するため、同フランジ58を強
固に支持することができる。
持部材36がカウンター22の実質上全長に亘ってその
下面を支持するものとされているため、カウンター22
を強固に支持することができる。更に本例では、フラン
ジ支持部材52もまた、浴槽12の壁10A側の辺を前
後方向全長に亘って支持するため、同フランジ58を強
固に支持することができる。
【0056】加えて本例ではそれらカウンター支持部材
36及びフランジ支持部材52としてアングル材が用い
られているため、それらカウンター支持部材36及びフ
ランジ支持部材52の強度を高強度とすることができ、
ひいてはカウンター22及びフランジ58の支持強度を
効果的に高めることができる。
36及びフランジ支持部材52としてアングル材が用い
られているため、それらカウンター支持部材36及びフ
ランジ支持部材52の強度を高強度とすることができ、
ひいてはカウンター22及びフランジ58の支持強度を
効果的に高めることができる。
【0057】本例の取付装置では、また、主掛止部材6
6のフランジ垂れ部60内面に対する掛止位置を、スペ
ーサ部材64を用いることによって、或いはそのスペー
サ部材64の厚みを変えることによって水平方向に調節
することが可能であり、これによって浴槽12の設置位
置を図1中左右方向に位置調整することが可能である。
6のフランジ垂れ部60内面に対する掛止位置を、スペ
ーサ部材64を用いることによって、或いはそのスペー
サ部材64の厚みを変えることによって水平方向に調節
することが可能であり、これによって浴槽12の設置位
置を図1中左右方向に位置調整することが可能である。
【0058】即ち本例の取付装置によれば、壁10C側
の通しのカウンター14と浴槽12との間の隙間、及び
浴槽12と壁10A側のカウンター22との間の隙間
を、それら隙間が均等となるように隙間調整することが
可能である。
の通しのカウンター14と浴槽12との間の隙間、及び
浴槽12と壁10A側のカウンター22との間の隙間
を、それら隙間が均等となるように隙間調整することが
可能である。
【0059】従って隙間が一方に偏ることによって見た
目が見苦しくなるといった問題を回避でき、浴槽12及
びカウンター22の設置及び取付状態の外観を良好なも
のとなすことができる。
目が見苦しくなるといった問題を回避でき、浴槽12及
びカウンター22の設置及び取付状態の外観を良好なも
のとなすことができる。
【0060】尚、本例において浴槽の床は防水パンにて
構成されており、その防水パン上に浴槽12が設置され
ている。従ってその隙間は必ずしも隠蔽状態とする必要
はない。
構成されており、その防水パン上に浴槽12が設置され
ている。従ってその隙間は必ずしも隠蔽状態とする必要
はない。
【0061】本例の取付装置では、また、浴槽12にお
ける壁10A側のフランジ58とカウンター22との間
に背の高いプレート状の被挾持部材62が介挿されてい
て、フランジ58の垂れ部60が主掛止部材66と被挾
持部材62とによって内外両側から挾み込まれており、
これにより浴槽12がカウンター22側においてしっか
りと固定状態とされていて浴槽12が水平方向、つまり
図1中左右方向に位置ずれするのが良好に防止されてい
る。
ける壁10A側のフランジ58とカウンター22との間
に背の高いプレート状の被挾持部材62が介挿されてい
て、フランジ58の垂れ部60が主掛止部材66と被挾
持部材62とによって内外両側から挾み込まれており、
これにより浴槽12がカウンター22側においてしっか
りと固定状態とされていて浴槽12が水平方向、つまり
図1中左右方向に位置ずれするのが良好に防止されてい
る。
【0062】図5及び図6は本発明の他の実施例を示し
たものである。この例は取付ブラケット26に水平な突
片72を形成して、その突片72の雌ねじ孔74にアジ
ャストボルト76を螺合し、そのアジャストボルト76
の上端を浴槽フランジ58の裏面に当接させて、これを
支持するようになしたものである。
たものである。この例は取付ブラケット26に水平な突
片72を形成して、その突片72の雌ねじ孔74にアジ
ャストボルト76を螺合し、そのアジャストボルト76
の上端を浴槽フランジ58の裏面に当接させて、これを
支持するようになしたものである。
【0063】本例では、これら突片72とアジャストボ
ルト76とがフランジ支持部材を構成しており、そして
突片72が位置固定の主支持部材を、またアジャストボ
ルト76が高さ調節部材をそれぞれ構成している。尚7
8はロックナットである。
ルト76とがフランジ支持部材を構成しており、そして
突片72が位置固定の主支持部材を、またアジャストボ
ルト76が高さ調節部材をそれぞれ構成している。尚7
8はロックナットである。
【0064】本例においても上記第一の実施例と同様の
効果を奏することができる。尚、図中他の部分は上記実
施例と同様であり、符号のみを示して、詳しい説明は省
略する。
効果を奏することができる。尚、図中他の部分は上記実
施例と同様であり、符号のみを示して、詳しい説明は省
略する。
【0065】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば本発明においては、上記図
2〜図4に示す第一の実施例のアングル状のフランジ支
持部材52を、図7に示しているように位置固定の主支
持部材82として用い、その上面にスペーサ部材80を
介して浴槽フランジ58の垂れ部60を載置状態に支持
するようになすこともできる。
くまで一例示である。例えば本発明においては、上記図
2〜図4に示す第一の実施例のアングル状のフランジ支
持部材52を、図7に示しているように位置固定の主支
持部材82として用い、その上面にスペーサ部材80を
介して浴槽フランジ58の垂れ部60を載置状態に支持
するようになすこともできる。
【0066】この場合主支持部材82とスペーサ部材8
0とによってフランジ支持部材が構成されることとな
る。またその際、スペーサ部材80の厚みを変えること
によってフランジ58の支持高さを調節することができ
る。
0とによってフランジ支持部材が構成されることとな
る。またその際、スペーサ部材80の厚みを変えること
によってフランジ58の支持高さを調節することができ
る。
【0067】その他本発明においては前述のように上記
被挾持部材62を省略することも可能であるし、またス
ペーサ部材64によってフランジ垂れ部60の内面に対
する掛止位置を調整するのに代えて、他の手段で垂れ部
60内面に対する掛止位置を調整するようになすことも
可能であるなど、本発明はその主旨を逸脱しない範囲に
おいて種々変更を加えた形態で構成可能である。
被挾持部材62を省略することも可能であるし、またス
ペーサ部材64によってフランジ垂れ部60の内面に対
する掛止位置を調整するのに代えて、他の手段で垂れ部
60内面に対する掛止位置を調整するようになすことも
可能であるなど、本発明はその主旨を逸脱しない範囲に
おいて種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である取付装置によってカウン
ターを取り付けた状態を浴槽とともに示す図である。
ターを取り付けた状態を浴槽とともに示す図である。
【図2】同実施例のカウンターの取付装置をカウンター
取付状態で示す図である。
取付状態で示す図である。
【図3】図2の取付装置を各部材に分解して示す斜視図
である。
である。
【図4】同じ実施例の取付装置を各部材に分解して示す
断面図である。
断面図である。
【図5】本発明の他の実施例の要部を示す図である。
【図6】図5の取付装置を各部材に分解して示す斜視図
である。
である。
【図7】本発明の他の実施例の要部を示す図である。
【図8】従来のカウンターの取付装置によりカウンター
を取り付けた状態の図である。
を取り付けた状態の図である。
【図9】図8の従来のカウンターの取付装置の要部を示
した図である。
した図である。
10A,10B,10C 壁 12 浴槽 22 カウンター 26 取付ブラケット 36 カウンター支持部材 42 ビス 44,45 締結孔 52 フランジ支持部材 58 フランジ 60 垂れ部 62 被挾持部材 64,80 スペーサ部材 66 主掛止部材 72 突片 74 雌ねじ孔 76 アジャストボルト 82 主支持部材
Claims (8)
- 【請求項1】 浴槽のフランジと浴室の壁との間に配置
されるカウンターの取付装置であって前記壁に取付ブラ
ケットを固定するとともに該取付ブラケットに、前記カ
ウンターを載置状態に支持するカウンター支持部材を有
するカウンター支持手段及び該カウンター支持部材と別
体を成し、前記浴槽のフランジを載置状態に支持するフ
ランジ支持部材を有するフランジ支持手段をそれぞれ設
けたことを特徴とする浴室のカウンター取付装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記カウンター支持
手段又は前記フランジ支持手段が、前記カウンター支持
部材又はフランジ支持部材の前記取付ブラケットへの取
付位置を上下に調節する高さ調節手段を有していること
を特徴とする浴室のカウンター取付装置。 - 【請求項3】 請求項2において、前記高さ調節手段
が、前記カウンター支持部材又はフランジ支持部材に形
成した、上下に長孔状をなす締結孔とボルト等締結具と
で構成されていることを特徴とする浴室のカウンター取
付装置。 - 【請求項4】 請求項1において、前記カウンター支持
部材又はフランジ支持部材が、位置固定の主支持部材と
高さ調節用の高さ調節部材とを含んでおり、該高さ調節
部材によって前記カウンター又はフランジの支持高さが
調節可能なものとされていることを特徴とする浴室のカ
ウンター取付装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4の何れかにおいて、前記取
付ブラケットが前記浴槽の前記壁側の辺の両端部におい
て該壁に取り付けられており、且つ前記カウンター支持
部材がそれら取付ブラケット間にまたがる長さとされて
いることを特徴とする浴室のカウンター取付装置。 - 【請求項6】 請求項1〜5の何れかにおいて、前記取
付ブラケットに、前記フランジの周縁の下向き折曲り形
状の垂れ部内面に掛止する、前記カウンター支持部材及
びフランジ支持部材とは別体の掛止部材を有し、該フラ
ンジの前記壁と直角な方向の位置決めを成す位置決手段
を設けたことを特徴とする浴室のカウンター取付装置。 - 【請求項7】 請求項6において、前記掛止部材が、前
記垂れ部内面に直接掛止する主掛止部材と、該主掛止部
材の前記取付ブラケットへの取付位置を水平方向に調節
する水平調節部材とを有していることを特徴とする浴室
のカウンター取付装置。 - 【請求項8】 請求項6〜7の何れかにおいて、前記位
置決手段が、前記フランジの外面と前記カウンターの端
面とで挾まれる被挾持部材を有していることを特徴とす
る浴室のカウンター取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9303399A JPH11113776A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 浴室のカウンター取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9303399A JPH11113776A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 浴室のカウンター取付装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11113776A true JPH11113776A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17920563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9303399A Pending JPH11113776A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 浴室のカウンター取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11113776A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014133068A (ja) * | 2013-01-14 | 2014-07-24 | Lixil Corp | 浴室用カウンター及びその取付方法 |
JP2016189997A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-10 | Toto株式会社 | 浴室用カウンタ |
-
1997
- 1997-10-17 JP JP9303399A patent/JPH11113776A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014133068A (ja) * | 2013-01-14 | 2014-07-24 | Lixil Corp | 浴室用カウンター及びその取付方法 |
JP2016189997A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-10 | Toto株式会社 | 浴室用カウンタ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20040304 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20040304 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 |