JP2975236B2 - 浴室のカウンター取付構造 - Google Patents
浴室のカウンター取付構造Info
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- JP2975236B2 JP2975236B2 JP5144053A JP14405393A JP2975236B2 JP 2975236 B2 JP2975236 B2 JP 2975236B2 JP 5144053 A JP5144053 A JP 5144053A JP 14405393 A JP14405393 A JP 14405393A JP 2975236 B2 JP2975236 B2 JP 2975236B2
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- support
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴室に設けられたカウ
ンターの取付構造に関するものである。
ンターの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカウンター付きユニットバスにお
いて、カウンターの取付けは例えばビス留め、ボルト留
め、シリコン留め等の固定方法によって浴室の壁面から
突出した支持具に固定される場合が多い。このため、カ
ウンターを工具を用いて支持具に取付ける必要があり、
その取付け方法、施工方法が複雑であり、施工面で問題
があると共に、施工後の配管等のメンテナンスの際に
は、カウンターの脱着が困難であり、メンテナンス面に
おいても問題があった。
いて、カウンターの取付けは例えばビス留め、ボルト留
め、シリコン留め等の固定方法によって浴室の壁面から
突出した支持具に固定される場合が多い。このため、カ
ウンターを工具を用いて支持具に取付ける必要があり、
その取付け方法、施工方法が複雑であり、施工面で問題
があると共に、施工後の配管等のメンテナンスの際に
は、カウンターの脱着が困難であり、メンテナンス面に
おいても問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、カウンターの取付け施工を容易とし、省施工化を図
ることができると共に、施工後のメンテナンスの際のカ
ウンターの脱着を容易に行なうことができるようにした
浴室のカウンター取付構造を提供することにある。
課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、カウンターの取付け施工を容易とし、省施工化を図
ることができると共に、施工後のメンテナンスの際のカ
ウンターの脱着を容易に行なうことができるようにした
浴室のカウンター取付構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、浴室の壁面9aから突出した支持具2に
よりカウンター1が支持され、上記カウンター1の奥側
Aの端縁には、切欠部5を有する垂下部6が設けられる
と共に、浴室におけるカウンター1の奥側Aに面する壁
面9aには、上記切欠部5に上方から挿脱自在に挿入さ
れて上記カウンター1の奥側Aに面する壁面9aと直交
する方向Bにカウンター1を係止する第1の係止具7が
固定され、上記カウンター1を支持する支持具2には、
水平方向Eに向けて突出する突出片28が設けられると
共に、カウンター1の裏側Fには、上記突出片28に上
方から挿脱自在に係合してカウンター1を支持具2に係
止する第2の係止具29が固定され、上記支持具2に
は、カウンター1の側端縁1aに接離自在に当接して上
記カウンター1の水平方向Eへの移動を阻止する阻止具
19が設けられていることを特徴とする。
め、本発明は、浴室の壁面9aから突出した支持具2に
よりカウンター1が支持され、上記カウンター1の奥側
Aの端縁には、切欠部5を有する垂下部6が設けられる
と共に、浴室におけるカウンター1の奥側Aに面する壁
面9aには、上記切欠部5に上方から挿脱自在に挿入さ
れて上記カウンター1の奥側Aに面する壁面9aと直交
する方向Bにカウンター1を係止する第1の係止具7が
固定され、上記カウンター1を支持する支持具2には、
水平方向Eに向けて突出する突出片28が設けられると
共に、カウンター1の裏側Fには、上記突出片28に上
方から挿脱自在に係合してカウンター1を支持具2に係
止する第2の係止具29が固定され、上記支持具2に
は、カウンター1の側端縁1aに接離自在に当接して上
記カウンター1の水平方向Eへの移動を阻止する阻止具
19が設けられていることを特徴とする。
【0005】また、上記阻止具19は、浴室内の浴槽フ
ランジ18aよりも下方に位置しているのが好ましい。
ランジ18aよりも下方に位置しているのが好ましい。
【0006】
【作用】本発明によれば、カウンター1を支持具2に上
方から載置して水平方向Eにスライドさせることによ
り、カウンター1の奥側Aの垂下部6に形成した切欠部
5に、壁面9aに固定した第1の係止具7を挿入させて
カウンター1を壁面9aと直交する方向Bに係止させる
ことができ、支持具2の突出片28に、カウンター1の
裏側Fに固定した第2の係止具29を挿入させてカウン
ター1を上下方向Pに係止させることができる。この状
態で、支持具2に設けた阻止具19を、カウンター1の
側端縁1aに当接させると、カウンター1の水平方向E
への移動が阻止され、カウンター1を支持具2にスライ
ド方式で固定することができる。
方から載置して水平方向Eにスライドさせることによ
り、カウンター1の奥側Aの垂下部6に形成した切欠部
5に、壁面9aに固定した第1の係止具7を挿入させて
カウンター1を壁面9aと直交する方向Bに係止させる
ことができ、支持具2の突出片28に、カウンター1の
裏側Fに固定した第2の係止具29を挿入させてカウン
ター1を上下方向Pに係止させることができる。この状
態で、支持具2に設けた阻止具19を、カウンター1の
側端縁1aに当接させると、カウンター1の水平方向E
への移動が阻止され、カウンター1を支持具2にスライ
ド方式で固定することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例に用いるカウンター1は、図2及び図3
に示すように、浴室の洗い場の壁面9aから突出して設
置される支持具2により支持されるものであって、例え
ば合成樹脂製にて成形されたカウンター天板3とカウン
ター前板4とから成る。図2中、91は水栓機器、92
は洗い場である。上記カウンター天板3の奥側Aの端縁
には、図4に示すように、下方に垂下する垂下部6が設
けられ、この垂下部6には、複数の切欠部5が横方向に
間隔をあけて切欠形成され、この切欠部5に後述する第
1の係止具7が挿脱自在に挿入されるようになってい
る。なお、カウンター天板3は、例えば合成木から成
り、後述の支持具2の上面に載置された状態で滑り易く
してある。また、カウンター天板3の裏面の一部には補
強材8が積層されている。補強材8は、カウンター天板
3の裏面全体にはオーバーレイはされず、カウンター天
板3の裏面に部分的に積層されることにより、カウンタ
ー天板3の滑り易さを確保しながら、カウンター天板3
を補強できるようになっている。
する。本実施例に用いるカウンター1は、図2及び図3
に示すように、浴室の洗い場の壁面9aから突出して設
置される支持具2により支持されるものであって、例え
ば合成樹脂製にて成形されたカウンター天板3とカウン
ター前板4とから成る。図2中、91は水栓機器、92
は洗い場である。上記カウンター天板3の奥側Aの端縁
には、図4に示すように、下方に垂下する垂下部6が設
けられ、この垂下部6には、複数の切欠部5が横方向に
間隔をあけて切欠形成され、この切欠部5に後述する第
1の係止具7が挿脱自在に挿入されるようになってい
る。なお、カウンター天板3は、例えば合成木から成
り、後述の支持具2の上面に載置された状態で滑り易く
してある。また、カウンター天板3の裏面の一部には補
強材8が積層されている。補強材8は、カウンター天板
3の裏面全体にはオーバーレイはされず、カウンター天
板3の裏面に部分的に積層されることにより、カウンタ
ー天板3の滑り易さを確保しながら、カウンター天板3
を補強できるようになっている。
【0008】一方、浴室のカウンター1の奥側Aに面す
る壁面9aには、板ばねから成る第1の係止具7がビス
留めにより固定されている。第1の係止具7は、図12
に示すように、上記壁面9aにビス10にて固定される
固定部7aと、固定部7aから水平方向Eに略L字状に
突出した挿入部7bとが一体形成されており、上記挿入
部7bが、カウンター1の奥側Aの垂下部6に形成され
た切欠部5に上方から挿脱自在に挿入されてカウンター
1を上記壁面9aと直交する方向B(前後方向)に係止
する働きをする。尚、第1の係止具7による係止だけで
は、カウンター1は該壁面9aと平行な方向にはスライ
ド可能である。
る壁面9aには、板ばねから成る第1の係止具7がビス
留めにより固定されている。第1の係止具7は、図12
に示すように、上記壁面9aにビス10にて固定される
固定部7aと、固定部7aから水平方向Eに略L字状に
突出した挿入部7bとが一体形成されており、上記挿入
部7bが、カウンター1の奥側Aの垂下部6に形成され
た切欠部5に上方から挿脱自在に挿入されてカウンター
1を上記壁面9aと直交する方向B(前後方向)に係止
する働きをする。尚、第1の係止具7による係止だけで
は、カウンター1は該壁面9aと平行な方向にはスライ
ド可能である。
【0009】上記浴室の壁面9aには、カウンターキャ
リアと称される複数の支持具2が固定されている。この
支持具2は、図8に示すように、例えばカウンター1の
両端側と中央の計3箇所を支持するものであって、カウ
ンター天板3の中央側を支持する中央の支持具2aは、
図8に示すように、箱形に形成され、その上面にはカウ
ンター1が載置される載置部14bが設けられると共
に、支持具2aの前面には、一対の水栓機器取付部26
が設けられており、これら水栓機器取付部26,26に
は一対の水栓固定金具24がネジ5にて個別に固定され
るものである。また水栓機器取付部26,26間、及び
水栓機器取付部26,26の両側には、前後左右に開口
した作業用の開口部21(本実施例では3個)が夫々形
成され、これら作業用の開口部21から支持具2a内に
手を挿入して配管作業が容易に行なえるようになってい
る。さらに支持具2aの後部には、上記水栓機器取付部
26,26の端縁よりも外方位置に壁面9aに取付けら
れる取付片23,23が夫々設けられ、各取付片23に
はネジ15が挿入する複数のネジ孔22が形成されてい
る。 一方、両側の支持具2b,2cは、略プレート状
に形成され、支持具2b,2cの上面には、カウンター
1が載置される載置部14aが設けられると共に、支持
具2b,2cの後部には、壁面9aにネジ15にて取付
けられる複数のネジ孔16を有する取付片17が設けら
れている。取付片17のネジ孔16は上下方向Pに長い
長孔状に形成され、これにより、両側の支持具2b,2
cは上下方向Pの高さレベルが調整自在とされている。
リアと称される複数の支持具2が固定されている。この
支持具2は、図8に示すように、例えばカウンター1の
両端側と中央の計3箇所を支持するものであって、カウ
ンター天板3の中央側を支持する中央の支持具2aは、
図8に示すように、箱形に形成され、その上面にはカウ
ンター1が載置される載置部14bが設けられると共
に、支持具2aの前面には、一対の水栓機器取付部26
が設けられており、これら水栓機器取付部26,26に
は一対の水栓固定金具24がネジ5にて個別に固定され
るものである。また水栓機器取付部26,26間、及び
水栓機器取付部26,26の両側には、前後左右に開口
した作業用の開口部21(本実施例では3個)が夫々形
成され、これら作業用の開口部21から支持具2a内に
手を挿入して配管作業が容易に行なえるようになってい
る。さらに支持具2aの後部には、上記水栓機器取付部
26,26の端縁よりも外方位置に壁面9aに取付けら
れる取付片23,23が夫々設けられ、各取付片23に
はネジ15が挿入する複数のネジ孔22が形成されてい
る。 一方、両側の支持具2b,2cは、略プレート状
に形成され、支持具2b,2cの上面には、カウンター
1が載置される載置部14aが設けられると共に、支持
具2b,2cの後部には、壁面9aにネジ15にて取付
けられる複数のネジ孔16を有する取付片17が設けら
れている。取付片17のネジ孔16は上下方向Pに長い
長孔状に形成され、これにより、両側の支持具2b,2
cは上下方向Pの高さレベルが調整自在とされている。
【0010】また、上記両側の支持具2b,2cのう
ち、浴槽18に最も近い支持具2bの上面には、阻止具
19が取付けられている。この阻止具19は、図12
(c)に示すように、カウンター1の側端縁1aに接離
自在に当接してカウンター1の水平方向Eへの移動を阻
止する働きをするものであって、蝶ボルト20にて支持
具2b側に固定されると共に、先端部にはコ字状片19
aが設けられ、蝶ボルト20を緩めた状態でコ字状片1
9aは蝶ボルト20を中心に上下に回転自在となってい
る。そして、阻止具19のコ字状片19aが支持具2b
の上面よりも上方に突出してカウンター1の側端縁1a
に当接することができる上向き位置において、蝶ボルト
20を締め付けて阻止具19を本固定することにより、
カウンター1の水平方向Eへのスライドを阻止できるよ
うになっている。さらに、上記阻止具19は、図1に示
すように、浴室内の浴槽フランジ18aよりも下方に位
置しており、浴室内から阻止具19が見えない構造とな
っている。
ち、浴槽18に最も近い支持具2bの上面には、阻止具
19が取付けられている。この阻止具19は、図12
(c)に示すように、カウンター1の側端縁1aに接離
自在に当接してカウンター1の水平方向Eへの移動を阻
止する働きをするものであって、蝶ボルト20にて支持
具2b側に固定されると共に、先端部にはコ字状片19
aが設けられ、蝶ボルト20を緩めた状態でコ字状片1
9aは蝶ボルト20を中心に上下に回転自在となってい
る。そして、阻止具19のコ字状片19aが支持具2b
の上面よりも上方に突出してカウンター1の側端縁1a
に当接することができる上向き位置において、蝶ボルト
20を締め付けて阻止具19を本固定することにより、
カウンター1の水平方向Eへのスライドを阻止できるよ
うになっている。さらに、上記阻止具19は、図1に示
すように、浴室内の浴槽フランジ18aよりも下方に位
置しており、浴室内から阻止具19が見えない構造とな
っている。
【0011】さらに、上記3つの支持具2a,2b,2
cのうち、中央の支持具2a、及び浴槽18から最も離
れた支持具2cの夫々の上面には、図8に示すように、
浴槽18側に向けて水平方向Eに向けて突出する突出片
28が夫々屈曲形成されている。一方、カウンター1の
裏側Fには、図5及び図6に示すように、支持具2a,
2c側の突出片28に上方から挿脱自在に係合してカウ
ンター1を上下方向Pに係止するための第2の係止具2
9がビス留めにより固定されている。この第2の係止具
29は板ばねから成り、カウンター天板3に固定される
と共に、先端部には水平方向Eに沿って略L字状に屈曲
した屈曲片29aが形成され、屈曲片29aが上記支持
具2a,2cの突出片28に挿脱自在に挿入されること
により、カウンター1が上下方向Pに係止されるように
なっている。
cのうち、中央の支持具2a、及び浴槽18から最も離
れた支持具2cの夫々の上面には、図8に示すように、
浴槽18側に向けて水平方向Eに向けて突出する突出片
28が夫々屈曲形成されている。一方、カウンター1の
裏側Fには、図5及び図6に示すように、支持具2a,
2c側の突出片28に上方から挿脱自在に係合してカウ
ンター1を上下方向Pに係止するための第2の係止具2
9がビス留めにより固定されている。この第2の係止具
29は板ばねから成り、カウンター天板3に固定される
と共に、先端部には水平方向Eに沿って略L字状に屈曲
した屈曲片29aが形成され、屈曲片29aが上記支持
具2a,2cの突出片28に挿脱自在に挿入されること
により、カウンター1が上下方向Pに係止されるように
なっている。
【0012】さらに、上記各支持具2a,2b,2cの
下端部には、図9に示すように、化粧ネジ30が螺合可
能とされ、カウンター前板4の下端部は上記化粧ネジ3
0によって各支持具2a,2b,2cの下端部に夫々ネ
ジ留めされると共に、カウンター前板4の下端部と洗い
場92との間には蹴込み用空間が確保されている。さら
に、カウンター前板4の上端部は後述のように支持具2
a,2b,2cの前面上面とカウンター天板3の前縁部
3aとの隙間に下方から差し込まれ、カウンター天板3
の前縁部3aにてカウンター前板4の上端部が覆い隠さ
れる構造となっている。
下端部には、図9に示すように、化粧ネジ30が螺合可
能とされ、カウンター前板4の下端部は上記化粧ネジ3
0によって各支持具2a,2b,2cの下端部に夫々ネ
ジ留めされると共に、カウンター前板4の下端部と洗い
場92との間には蹴込み用空間が確保されている。さら
に、カウンター前板4の上端部は後述のように支持具2
a,2b,2cの前面上面とカウンター天板3の前縁部
3aとの隙間に下方から差し込まれ、カウンター天板3
の前縁部3aにてカウンター前板4の上端部が覆い隠さ
れる構造となっている。
【0013】次に、カウンター1の取付け作業の一例を
説明する。先ず、図7に示すように、中央の支持具2a
に水栓固定金具24を皿ネジ32とナット33を用いて
取付ける。また、浴室におけるカウンター1の奥側Aに
面する壁面9aには、図8(a)に示すように、板ばね
から成る第1の係止具7をネジ10にて取付け、さらに
該壁面9aに、カウンター1を支持するための各支持具
2a,2b,2cをネジ15にて夫々取付ける。このと
き、両側の支持具2b,2cを取付けるネジ15は、長
孔状のネジ孔16のほぼ中央で取付けるようにする(図
8(b)の状態)。これにより、カウンター1が中央の
支持具2aに当接した状態で、両側の支持具2b,2c
の高さレベル調整が可能となり、結果的に中央及び両側
の各支持具2a,2b,2cにてカウンター1を夫々支
持できるようになる。また、浴槽18に最も近い支持具
2bの上面には、蝶ボルト20を緩めて阻止具19を下
向きの状態で仮固定しておく。また、浴槽18から最も
離れた支持具2cは、浴槽18と対向する壁面9bに固
定しておく。
説明する。先ず、図7に示すように、中央の支持具2a
に水栓固定金具24を皿ネジ32とナット33を用いて
取付ける。また、浴室におけるカウンター1の奥側Aに
面する壁面9aには、図8(a)に示すように、板ばね
から成る第1の係止具7をネジ10にて取付け、さらに
該壁面9aに、カウンター1を支持するための各支持具
2a,2b,2cをネジ15にて夫々取付ける。このと
き、両側の支持具2b,2cを取付けるネジ15は、長
孔状のネジ孔16のほぼ中央で取付けるようにする(図
8(b)の状態)。これにより、カウンター1が中央の
支持具2aに当接した状態で、両側の支持具2b,2c
の高さレベル調整が可能となり、結果的に中央及び両側
の各支持具2a,2b,2cにてカウンター1を夫々支
持できるようになる。また、浴槽18に最も近い支持具
2bの上面には、蝶ボルト20を緩めて阻止具19を下
向きの状態で仮固定しておく。また、浴槽18から最も
離れた支持具2cは、浴槽18と対向する壁面9bに固
定しておく。
【0014】一方、図11(a)に示すように、壁面9
aの配管部25にニップル35を取付けた後に、パッキ
ン36を介してS字状に曲げたフレキシブル管34の基
端部をニップル35に仮付けする。フレキシブル管34
の先端部は、パッキン37を介して中央の支持具2aに
取付けた水栓固定金具24に仮付けする。その後、フレ
キシブル管34のナットを締め付ける(図11(b)の
状態)。このとき、支持具2aには作業用の開口部21
が設けられており、カウンター前板4を取付ける前に、
その開口部21を利用して配管作業を行なうことができ
る。
aの配管部25にニップル35を取付けた後に、パッキ
ン36を介してS字状に曲げたフレキシブル管34の基
端部をニップル35に仮付けする。フレキシブル管34
の先端部は、パッキン37を介して中央の支持具2aに
取付けた水栓固定金具24に仮付けする。その後、フレ
キシブル管34のナットを締め付ける(図11(b)の
状態)。このとき、支持具2aには作業用の開口部21
が設けられており、カウンター前板4を取付ける前に、
その開口部21を利用して配管作業を行なうことができ
る。
【0015】次に、カウンター天板3を図1に示すよう
に各支持具2a,2b,2cの上方から嵌め込むのであ
るが、この場合、先ず浴槽18に最も近い支持具2bと
浴槽フランジ18aとの間に、カウンター天板3の一端
部を差し込み、この状態で、カウンター天板3を各支持
具2a,2b,2cの上面に載せる。このとき、カウン
ター天板3を各支持具2a,2b,2c上でスライドさ
せながら、カウンター1の奥側Aに面する壁面9aに予
め固定した第1の係止具7に、カウンター天板3の垂下
部6に形成した切欠部5を挿入すると共に、ウンター1
の裏側Fに固定した第2の係止具29を各支持具2a,
2b,2cに設けた水平方向Eに向けて突出する突出片
28に夫々挿入する。
に各支持具2a,2b,2cの上方から嵌め込むのであ
るが、この場合、先ず浴槽18に最も近い支持具2bと
浴槽フランジ18aとの間に、カウンター天板3の一端
部を差し込み、この状態で、カウンター天板3を各支持
具2a,2b,2cの上面に載せる。このとき、カウン
ター天板3を各支持具2a,2b,2c上でスライドさ
せながら、カウンター1の奥側Aに面する壁面9aに予
め固定した第1の係止具7に、カウンター天板3の垂下
部6に形成した切欠部5を挿入すると共に、ウンター1
の裏側Fに固定した第2の係止具29を各支持具2a,
2b,2cに設けた水平方向Eに向けて突出する突出片
28に夫々挿入する。
【0016】その後、浴槽18に最も近い支持具2bに
仮固定しておいた阻止具19の向きを上向きに直して、
阻止具19のコ字状片20aをカウンター天板3の側端
縁1aに当接させる。その後、蝶ボルト20で阻止具1
9を本固定する。これにより、カウンター1は阻止具1
9と第1の係止具7とによって水平方向Eへのスライド
が阻止され、また第2の係止具29によって上方に浮き
上がるのが阻止される。
仮固定しておいた阻止具19の向きを上向きに直して、
阻止具19のコ字状片20aをカウンター天板3の側端
縁1aに当接させる。その後、蝶ボルト20で阻止具1
9を本固定する。これにより、カウンター1は阻止具1
9と第1の係止具7とによって水平方向Eへのスライド
が阻止され、また第2の係止具29によって上方に浮き
上がるのが阻止される。
【0017】このようにカウンター天板3を支持具2
a,2b,2cにスライドして固定した後に、図9に示
すように、各支持具2の下端部に化粧ネジ30を仮付け
する。その後、図10に示すように、カウンター前板4
の上面を支持具2a,2b,2cの前面上部とカウンタ
ー天板3の前縁部3aとの間に下方から挿入した状態
で、カウンター天板3を回転させてその下端部を化粧ネ
ジ30でネジ止めする(図10(b)の状態)。このと
き、カウンター前板4の裏面側に所定厚みの補強材40
を接着しておき、この補強材40を支持具2aの前面と
締結リング31との間に挟み込むことにより、カウンタ
ー天板3の上部側の隙間Gの幅を均一に調整できるよう
になる。最後に水栓固定金具24をカウンター前板4の
表面側においてパッキン41を介して締結リング31に
て固定する。
a,2b,2cにスライドして固定した後に、図9に示
すように、各支持具2の下端部に化粧ネジ30を仮付け
する。その後、図10に示すように、カウンター前板4
の上面を支持具2a,2b,2cの前面上部とカウンタ
ー天板3の前縁部3aとの間に下方から挿入した状態
で、カウンター天板3を回転させてその下端部を化粧ネ
ジ30でネジ止めする(図10(b)の状態)。このと
き、カウンター前板4の裏面側に所定厚みの補強材40
を接着しておき、この補強材40を支持具2aの前面と
締結リング31との間に挟み込むことにより、カウンタ
ー天板3の上部側の隙間Gの幅を均一に調整できるよう
になる。最後に水栓固定金具24をカウンター前板4の
表面側においてパッキン41を介して締結リング31に
て固定する。
【0018】上記のように、浴槽18の壁面9aから突
出した支持具2(2a,2b,2c)に対して、カウン
ター天板3をスライド方式で固定できるものであるか
ら、従来のようなビス留め、ボルト留め、シリコン留め
等の固定方法によるカウンターの取付け作業と異なり、
カウンター1(カウンター天板3)は工具なしで脱着可
能となり、取付けが非常に簡単になり、省施工化が図ら
れる。しかも、施工後のメンテナンスの際には、蝶ボル
ト20を緩めて、カウンター天板3を前後にスライドさ
せるだけで、第1の係止具7と切欠部5との係合状態、
及び第2の係止具29と突出片28との係合状態を夫々
解除でき、カウンター1の脱着を容易に行なうことがで
き、従って、カウンター1を取外した後の開口の上部か
ら配管等のメンテナンスを容易に行なうことができ、し
かも下部からのメンテナンスを必要としなくなるので、
カウンター前板4の高さ寸法、つまり配管スペースの高
さ寸法を高くとることが可能となり、例えばポンプタイ
プシャンプー等の大型収納物の収納が可能なカウンター
付き浴室を得ることができる。
出した支持具2(2a,2b,2c)に対して、カウン
ター天板3をスライド方式で固定できるものであるか
ら、従来のようなビス留め、ボルト留め、シリコン留め
等の固定方法によるカウンターの取付け作業と異なり、
カウンター1(カウンター天板3)は工具なしで脱着可
能となり、取付けが非常に簡単になり、省施工化が図ら
れる。しかも、施工後のメンテナンスの際には、蝶ボル
ト20を緩めて、カウンター天板3を前後にスライドさ
せるだけで、第1の係止具7と切欠部5との係合状態、
及び第2の係止具29と突出片28との係合状態を夫々
解除でき、カウンター1の脱着を容易に行なうことがで
き、従って、カウンター1を取外した後の開口の上部か
ら配管等のメンテナンスを容易に行なうことができ、し
かも下部からのメンテナンスを必要としなくなるので、
カウンター前板4の高さ寸法、つまり配管スペースの高
さ寸法を高くとることが可能となり、例えばポンプタイ
プシャンプー等の大型収納物の収納が可能なカウンター
付き浴室を得ることができる。
【0019】また、阻止具19は浴槽フランジ18aの
下方に位置しているのが、阻止具19は浴室内に露出し
なくなり、見栄えが良くなる。さらに、カウンター天板
3の取付けをビス無しとしたり、カウンター天板3の前
縁部3aにてカウンター前板4の上端部を覆い隠すこと
により、仕上がりの見栄えを一層良くすることができ
る。
下方に位置しているのが、阻止具19は浴室内に露出し
なくなり、見栄えが良くなる。さらに、カウンター天板
3の取付けをビス無しとしたり、カウンター天板3の前
縁部3aにてカウンター前板4の上端部を覆い隠すこと
により、仕上がりの見栄えを一層良くすることができ
る。
【0020】また、本実施例では、蝶ボルト20を用い
て阻止具19を固定するので、阻止具18の固定操作及
び固定解除操作が簡単になる。また、中央の支持具2a
を箱形に形成したことにより、支持具2a自体の強度が
高くなる。また、カウンター前板4の上部裏面に補強材
40を設けたことにより、カウンター前板4自体の強度
も高くなる。さらに、支持具2aには作業用の開口部2
1を設けたので、その開口部21を利用して配管作業を
容易に行なうことができ、その後にカウンター前板4の
取付けを行なうことができるという利点がある。
て阻止具19を固定するので、阻止具18の固定操作及
び固定解除操作が簡単になる。また、中央の支持具2a
を箱形に形成したことにより、支持具2a自体の強度が
高くなる。また、カウンター前板4の上部裏面に補強材
40を設けたことにより、カウンター前板4自体の強度
も高くなる。さらに、支持具2aには作業用の開口部2
1を設けたので、その開口部21を利用して配管作業を
容易に行なうことができ、その後にカウンター前板4の
取付けを行なうことができるという利点がある。
【0021】
【発明の効果】上述のように本発明は、浴室の壁面から
突出した支持具によりカウンターが支持され、上記カウ
ンターの奥側の端縁には、切欠部を有する垂下部が設け
られると共に、浴室におけるカウンターの奥側に面した
壁面には、上記切欠部に上方から挿脱自在に挿入されて
上記カウンターの奥側に面した壁面と直交する方向にカ
ウンターを係止する第1の係止具が固定され、上記カウ
ンターを支持する支持具には、水平方向に向けて突出す
る突出片が設けられると共に、カウンターの裏側には、
上記突出片に上方から挿脱自在に係合してカウンターを
支持具に係止する第2の係止具が固定され、上記支持具
には、カウンターの側端縁に接離自在に当接して上記カ
ウンターの水平方向への移動を阻止する阻止具が設けら
れているから、カウンターを支持具に対してスライド方
式で固定できるので、カウンターの取付け方法、施工方
法が簡単になり、省施工化が図られると共に、施工後の
メンテナンスの際のカウンターの脱着も簡単であるの
で、施工性及びメンテナンス性に富んだ浴室のカウンタ
ー取付構造を提供することができる。
突出した支持具によりカウンターが支持され、上記カウ
ンターの奥側の端縁には、切欠部を有する垂下部が設け
られると共に、浴室におけるカウンターの奥側に面した
壁面には、上記切欠部に上方から挿脱自在に挿入されて
上記カウンターの奥側に面した壁面と直交する方向にカ
ウンターを係止する第1の係止具が固定され、上記カウ
ンターを支持する支持具には、水平方向に向けて突出す
る突出片が設けられると共に、カウンターの裏側には、
上記突出片に上方から挿脱自在に係合してカウンターを
支持具に係止する第2の係止具が固定され、上記支持具
には、カウンターの側端縁に接離自在に当接して上記カ
ウンターの水平方向への移動を阻止する阻止具が設けら
れているから、カウンターを支持具に対してスライド方
式で固定できるので、カウンターの取付け方法、施工方
法が簡単になり、省施工化が図られると共に、施工後の
メンテナンスの際のカウンターの脱着も簡単であるの
で、施工性及びメンテナンス性に富んだ浴室のカウンタ
ー取付構造を提供することができる。
【図1】本発明の一実施例の正面断面図である。
【図2】同上の浴室の平面断面図である。
【図3】同上の浴室の正面断面図である。
【図4】同上のカウンター天板を示し、(a)は正面
図、(b)は平面図、(c)は側面図である。
図、(b)は平面図、(c)は側面図である。
【図5】図4のG−G線断面図である。
【図6】図4のH−H線断面図である。
【図7】同上の支持具と水栓固定金具の分解斜視図であ
る。
る。
【図8】(a)は支持具と第1の係止具と阻止具との分
解斜視図、(b)は両側の支持具のネジ孔付近の正面図
である。
解斜視図、(b)は両側の支持具のネジ孔付近の正面図
である。
【図9】(a)はカウンター天板とカウンター前板の分
解斜視図、(b)はカウンター前板の下端部付近の分解
斜視図である。
解斜視図、(b)はカウンター前板の下端部付近の分解
斜視図である。
【図10】同上のカウンター前板の取付け状態を示し、
(a)は取付け途中の側面図、(b)は取付け後の側面
図である。
(a)は取付け途中の側面図、(b)は取付け後の側面
図である。
【図11】同上のフレキシブル管の配管方法を示し、
(a)は配管前の分解斜視図、(b)は配管後の側面図
である。
(a)は配管前の分解斜視図、(b)は配管後の側面図
である。
【図12】(a)は第1の係止具と切欠部との係止状態
を示す正面図、(b)は突出片と第2の係止具との係止
状態を示す正面図、(c)は阻止具とカウンター天板と
の係止状態を示す正面図である。
を示す正面図、(b)は突出片と第2の係止具との係止
状態を示す正面図、(c)は阻止具とカウンター天板と
の係止状態を示す正面図である。
1 カウンター 1a 側端縁 2 支持具 5 切欠部 6 垂下部 7 第1の係止具 9a 壁面 18a 浴槽フランジ 19 阻止具 28 突出片 29 第2の係止具 A 奥側 E 水平方向 F 裏側
Claims (2)
- 【請求項1】 浴室の壁面から突出した支持具によりカ
ウンターが支持され、上記カウンターの奥側の端縁に
は、切欠部を有する垂下部が設けられると共に、浴室に
おけるカウンターの奥側に面した壁面には、上記切欠部
に上方から挿脱自在に挿入されて上記カウンターの奥側
に面した壁面と直交する方向にカウンターを係止する第
1の係止具が固定され、上記カウンターを支持する支持
具には、水平方向に向けて突出する突出片が設けられる
と共に、カウンターの裏側には、上記突出片に上方から
挿脱自在に係合してカウンターを支持具に係止する第2
の係止具が固定され、上記支持具には、カウンターの側
端縁に接離自在に当接して上記カウンターの水平方向へ
の移動を阻止する阻止具が設けられていることを特徴と
する浴室のカウンター取付構造。 - 【請求項2】 上記阻止具は、浴室内の浴槽フランジよ
りも下方に位置していることを特徴とする請求項1記載
の浴室のカウンター取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5144053A JP2975236B2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 浴室のカウンター取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5144053A JP2975236B2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 浴室のカウンター取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH074081A JPH074081A (ja) | 1995-01-10 |
JP2975236B2 true JP2975236B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=15353224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5144053A Expired - Fee Related JP2975236B2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 浴室のカウンター取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2975236B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3641610B2 (ja) * | 2001-12-18 | 2005-04-27 | ヤマハリビングテック株式会社 | カウンターの取付構造及びカウンター |
JP4991491B2 (ja) * | 2007-11-12 | 2012-08-01 | 株式会社Lixil | カウンター取付構造 |
CN102363976B (zh) * | 2011-11-14 | 2014-01-22 | 张家港日新通运物流装备有限公司 | 带有防止下垂装置的建筑物单元 |
-
1993
- 1993-06-15 JP JP5144053A patent/JP2975236B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH074081A (ja) | 1995-01-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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