JPH11111317A - 燃料電池の水供給装置 - Google Patents
燃料電池の水供給装置Info
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- JPH11111317A JPH11111317A JP9271351A JP27135197A JPH11111317A JP H11111317 A JPH11111317 A JP H11111317A JP 9271351 A JP9271351 A JP 9271351A JP 27135197 A JP27135197 A JP 27135197A JP H11111317 A JPH11111317 A JP H11111317A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 安定して確実に燃料電池本体の電解質に水を
供給したり、燃料電池本体を冷却することができる燃料
電池の水供給装置を提供すること。 【解決手段】 ケース中に燃料ガスボンベと、燃料ガス
および酸化剤の供給を受け、かつ燃料ガスの流通経路に
燃料ガスとともに水を流通させて発電する燃料電池本体
を備える電源部と、制御装置などを収納した燃料電池の
前記燃料電池本体に水を循環して供給するための水タン
クなどを前記ケース中に設けた水供給装置であって、前
記水タンクを前記燃料電池本体よりも下方に配設するな
どにより前記燃料電池本体からの燃料ガスが水循環用管
路を経て前記水タンクに入らないようにする。
供給したり、燃料電池本体を冷却することができる燃料
電池の水供給装置を提供すること。 【解決手段】 ケース中に燃料ガスボンベと、燃料ガス
および酸化剤の供給を受け、かつ燃料ガスの流通経路に
燃料ガスとともに水を流通させて発電する燃料電池本体
を備える電源部と、制御装置などを収納した燃料電池の
前記燃料電池本体に水を循環して供給するための水タン
クなどを前記ケース中に設けた水供給装置であって、前
記水タンクを前記燃料電池本体よりも下方に配設するな
どにより前記燃料電池本体からの燃料ガスが水循環用管
路を経て前記水タンクに入らないようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃料電池の水供給装
置に関するものである。
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、燃料電池本体、蓄電池、燃料
供給源、制御器等を備え、燃料電池本体で発生した電力
を外部負荷に供給した後の余剰電力を蓄電池に蓄え、燃
料電池本体で発生した電力が不足の場合に蓄電池から電
力を補って外部負荷に供給する燃料電池が知られてい
る。このような燃料電池の中には、ケース内部に上記の
燃料電池本体、蓄電池、燃料供給源及び種々の制御器等
を搭載した移動式のものも知られている。かかる移動式
燃料電池は、可搬性に優れるため、土木建築工事用電
源、家庭用非常電源等として多くの期待が集められてい
る。
供給源、制御器等を備え、燃料電池本体で発生した電力
を外部負荷に供給した後の余剰電力を蓄電池に蓄え、燃
料電池本体で発生した電力が不足の場合に蓄電池から電
力を補って外部負荷に供給する燃料電池が知られてい
る。このような燃料電池の中には、ケース内部に上記の
燃料電池本体、蓄電池、燃料供給源及び種々の制御器等
を搭載した移動式のものも知られている。かかる移動式
燃料電池は、可搬性に優れるため、土木建築工事用電
源、家庭用非常電源等として多くの期待が集められてい
る。
【0003】燃料電池には酸性型燃料電池とアルカリ型
燃料電池があるが、酸性型燃料電池の1つである固体高
分子型燃料電池の特徴を次に説明する。固体高分子型燃
料電池は、図6に示すように、電解質01に高分子イオ
ン交換膜(例えば、スルホン酸基を持つフッ素樹脂系イ
オン交換膜)を用い、その両側に触媒電極(例えば、白
金等)02,03及び集電体04,05を具備した電極
接合体06の構成からなっている。
燃料電池があるが、酸性型燃料電池の1つである固体高
分子型燃料電池の特徴を次に説明する。固体高分子型燃
料電池は、図6に示すように、電解質01に高分子イオ
ン交換膜(例えば、スルホン酸基を持つフッ素樹脂系イ
オン交換膜)を用い、その両側に触媒電極(例えば、白
金等)02,03及び集電体04,05を具備した電極
接合体06の構成からなっている。
【0004】そして、アノード極側に供給された加湿燃
料中の水素は、触媒電極(アノード極)02上で水素イ
オン化され、この水素イオンは電解質01中を水の介在
のもとH+ ・xH2 Oとして、カソード極側へ水と共に
移動する。この移動した水素イオンは、触媒電極(カソ
ード極)03上で酸化剤(例えば、空気)中の酸素及び
外部回路07を流通してきた電子と反応して水を生成す
る。この生成水はカソード極03,05より残存酸化剤
に搬送されて燃料電池外へ排出されることになる。この
時、外部回路07を流通した電子の流れを直流の電気エ
ネルギーとして利用することができる。
料中の水素は、触媒電極(アノード極)02上で水素イ
オン化され、この水素イオンは電解質01中を水の介在
のもとH+ ・xH2 Oとして、カソード極側へ水と共に
移動する。この移動した水素イオンは、触媒電極(カソ
ード極)03上で酸化剤(例えば、空気)中の酸素及び
外部回路07を流通してきた電子と反応して水を生成す
る。この生成水はカソード極03,05より残存酸化剤
に搬送されて燃料電池外へ排出されることになる。この
時、外部回路07を流通した電子の流れを直流の電気エ
ネルギーとして利用することができる。
【0005】なお、電解質01となる高分子イオン交換
膜において、前述のような水素イオン透過性を実現させ
るためには、この高分子イオン交換膜を常に充分なる保
水状態に保持しておく必要があり、例えば燃料又は酸化
剤に燃料電池の運転温度(常温〜100℃程度)近傍相
当の飽和水蒸気を含ませて、すなわち加湿して燃料及び
酸化剤を電極接合体06に供給し、膜の保水状態を保つ
ようにしている。また燃料電池は運転中に発熱するので
冷却する必要がある。
膜において、前述のような水素イオン透過性を実現させ
るためには、この高分子イオン交換膜を常に充分なる保
水状態に保持しておく必要があり、例えば燃料又は酸化
剤に燃料電池の運転温度(常温〜100℃程度)近傍相
当の飽和水蒸気を含ませて、すなわち加湿して燃料及び
酸化剤を電極接合体06に供給し、膜の保水状態を保つ
ようにしている。また燃料電池は運転中に発熱するので
冷却する必要がある。
【0006】一方、アルカリ型燃料電池の場合は、電解
質中を水酸イオンが移動してアノード極上で燃料ガス
(水素ガス)と反応して水を生成する。この生成水はア
ノード極より残存燃料ガスに搬送されて燃料電池外へ排
出されることになる。
質中を水酸イオンが移動してアノード極上で燃料ガス
(水素ガス)と反応して水を生成する。この生成水はア
ノード極より残存燃料ガスに搬送されて燃料電池外へ排
出されることになる。
【0007】特開平6−310166号公報に開示され
た従来の燃料電池は、例えば図7に示すように、燃料ボ
ンベ1と、この燃料ボンベ1から噴出されるメタノール
水溶液を水素成分に改質する燃料改質装置2と、この水
素主成分ガスを燃料として発電を行う燃料電池本体3と
これらを収納するケース5とからなり、燃料ボンベ1は
燃料改質装置2に着脱自在に接続されている。4は制御
装置である。
た従来の燃料電池は、例えば図7に示すように、燃料ボ
ンベ1と、この燃料ボンベ1から噴出されるメタノール
水溶液を水素成分に改質する燃料改質装置2と、この水
素主成分ガスを燃料として発電を行う燃料電池本体3と
これらを収納するケース5とからなり、燃料ボンベ1は
燃料改質装置2に着脱自在に接続されている。4は制御
装置である。
【0008】一方、特開平9−171842号公報に開
示された従来の燃料電池は、例えば図8に示すように、
ケース5の内部を空間A、B、C、Dに分割し、ケース
5の左側部のA空間に収納された水素ボンベ1と、この
水素ボンベ1から供給される水素を燃料として発電を行
うケース5の右側部の上部のB空間に収納された燃料電
池本体3と、ケース5の右側部のC空間に収納された蓄
電池6と、ケース5の右側部のD空間に収納されたDC
/ACインバータなどの電力変換器や制御装置4から構
成されており、ケース5の上部には閉塞蓋7が設けられ
ている。
示された従来の燃料電池は、例えば図8に示すように、
ケース5の内部を空間A、B、C、Dに分割し、ケース
5の左側部のA空間に収納された水素ボンベ1と、この
水素ボンベ1から供給される水素を燃料として発電を行
うケース5の右側部の上部のB空間に収納された燃料電
池本体3と、ケース5の右側部のC空間に収納された蓄
電池6と、ケース5の右側部のD空間に収納されたDC
/ACインバータなどの電力変換器や制御装置4から構
成されており、ケース5の上部には閉塞蓋7が設けられ
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように燃料電池
は安定に連続して発電を行うために、燃料電池本体の高
分子イオン交換膜やその他の電解質に水を供給したり、
燃料電池本体を冷却する必要があるが、特開平6−31
0166号公報や特開平9−171842号公報に開示
された従来の燃料電池には電解質に水を供給したり、燃
料電池本体を冷却するための工夫がなされておらず、示
唆する記載もない。本発明の目的は安定して連続的に発
電を行うために、燃料電池中に収納され、燃料電池本体
の電解質に水を供給したり、燃料電池本体を冷却するた
めの水供給装置を提供することである。
は安定に連続して発電を行うために、燃料電池本体の高
分子イオン交換膜やその他の電解質に水を供給したり、
燃料電池本体を冷却する必要があるが、特開平6−31
0166号公報や特開平9−171842号公報に開示
された従来の燃料電池には電解質に水を供給したり、燃
料電池本体を冷却するための工夫がなされておらず、示
唆する記載もない。本発明の目的は安定して連続的に発
電を行うために、燃料電池中に収納され、燃料電池本体
の電解質に水を供給したり、燃料電池本体を冷却するた
めの水供給装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、上記課題を解
決するため請求項1の発明は、ケース中に燃料ガスボン
ベと、燃料ガスおよび酸化剤の供給を受け、かつ燃料ガ
スの流通経路に燃料ガスとともに水を流通させて発電す
る燃料電池本体を備える電源部と、制御装置などを収納
した燃料電池の前記燃料電池本体に水を循環して供給す
るための水タンクなどを前記ケース中に設けた水供給装
置であって、前記水タンクを前記燃料電池本体よりも下
方に配設するとともに大気へ連通する連通管を設けて、
燃料電池運転停止時はこの連通管中の液面が前記燃料電
池本体の底面以下となり、そして燃料電池運転中はこの
連通管中の液面と前記燃料電池本体と前記水タンクを連
結する水循環用管路中の液面との差が、燃料電池本体出
口部の燃料ガス圧力と大気圧の差に相当する液面差にな
るように維持し、かつ前記水循環用管路中の液面がこの
水循環用管路の最下部よりも上方に維持できるように前
記連通管および前記水循環用管路の管路長を設定すると
ともに、前記水タンクおよび前記連通管内の水量を調節
して、前記燃料電池本体からの燃料ガスが前記水循環用
管路を経て前記水タンクに入らないようにしたことを特
徴とするものである。
決するため請求項1の発明は、ケース中に燃料ガスボン
ベと、燃料ガスおよび酸化剤の供給を受け、かつ燃料ガ
スの流通経路に燃料ガスとともに水を流通させて発電す
る燃料電池本体を備える電源部と、制御装置などを収納
した燃料電池の前記燃料電池本体に水を循環して供給す
るための水タンクなどを前記ケース中に設けた水供給装
置であって、前記水タンクを前記燃料電池本体よりも下
方に配設するとともに大気へ連通する連通管を設けて、
燃料電池運転停止時はこの連通管中の液面が前記燃料電
池本体の底面以下となり、そして燃料電池運転中はこの
連通管中の液面と前記燃料電池本体と前記水タンクを連
結する水循環用管路中の液面との差が、燃料電池本体出
口部の燃料ガス圧力と大気圧の差に相当する液面差にな
るように維持し、かつ前記水循環用管路中の液面がこの
水循環用管路の最下部よりも上方に維持できるように前
記連通管および前記水循環用管路の管路長を設定すると
ともに、前記水タンクおよび前記連通管内の水量を調節
して、前記燃料電池本体からの燃料ガスが前記水循環用
管路を経て前記水タンクに入らないようにしたことを特
徴とするものである。
【0011】本発明においては、燃料ガスボンベと、水
素ガスやメタンガスなどの燃料ガスおよび空気などの酸
化剤の供給を受け、かつ燃料ガスの流通経路に燃料ガス
とともに水を流通させて発電し、そして高温の排酸化剤
や排燃料ガスをだす燃料電池本体やこの燃料電池で発電
した直流電力を交流に変換するDC/ACインバータな
どの電力変換器などを備える電源部と、この燃料電池本
体に水を循環して供給するための水タンクなどを備えた
水供給装置と、これらを制御するための制御装置などが
ケースの中にコンパクトに収納されている。
素ガスやメタンガスなどの燃料ガスおよび空気などの酸
化剤の供給を受け、かつ燃料ガスの流通経路に燃料ガス
とともに水を流通させて発電し、そして高温の排酸化剤
や排燃料ガスをだす燃料電池本体やこの燃料電池で発電
した直流電力を交流に変換するDC/ACインバータな
どの電力変換器などを備える電源部と、この燃料電池本
体に水を循環して供給するための水タンクなどを備えた
水供給装置と、これらを制御するための制御装置などが
ケースの中にコンパクトに収納されている。
【0012】上記水タンクは燃料電池の例えば後部の中
段に収納した燃料電池本体よりも下方の、例えば燃料電
池の後部の下段に収納してポンプなどにより燃料電池本
体に供給し、そして循環して使用することが好ましい。
この水タンクには大気へ連通する連通管を設けて、電源
停止などによる燃料電池運転停止時はこの連通管中の液
面が常に前記燃料電池本体の底面以下となるようにする
ことにより、水タンク内の水が燃料電池本体に逆流せ
ず、燃料電池本体が水没することを避けることができ
る。
段に収納した燃料電池本体よりも下方の、例えば燃料電
池の後部の下段に収納してポンプなどにより燃料電池本
体に供給し、そして循環して使用することが好ましい。
この水タンクには大気へ連通する連通管を設けて、電源
停止などによる燃料電池運転停止時はこの連通管中の液
面が常に前記燃料電池本体の底面以下となるようにする
ことにより、水タンク内の水が燃料電池本体に逆流せ
ず、燃料電池本体が水没することを避けることができ
る。
【0013】そして、燃料電池を運転して、安定して発
電を行うためには燃料電池本体と水タンクを連結する水
循環用管路を水シールして、燃料電池本体からの燃料ガ
スが水循環用管路を経て水タンクに入らないようにする
ことが肝要である。水循環用管路を水シールするために
は、連通管中の液面と水循環用管路中の液面との差が、
燃料電池本体出口部の燃料ガス圧力と大気圧の差に相当
する液面差になるように維持して、しかも水循環用管路
中の液面がこの水循環用管路の最下部よりも上方に維持
できるように連通管および水循環用管路の管路長を設定
すること、および水タンクおよび連通管内の水量を調節
することが必要である。
電を行うためには燃料電池本体と水タンクを連結する水
循環用管路を水シールして、燃料電池本体からの燃料ガ
スが水循環用管路を経て水タンクに入らないようにする
ことが肝要である。水循環用管路を水シールするために
は、連通管中の液面と水循環用管路中の液面との差が、
燃料電池本体出口部の燃料ガス圧力と大気圧の差に相当
する液面差になるように維持して、しかも水循環用管路
中の液面がこの水循環用管路の最下部よりも上方に維持
できるように連通管および水循環用管路の管路長を設定
すること、および水タンクおよび連通管内の水量を調節
することが必要である。
【0014】本発明の請求項2の発明は、請求項1記載
の燃料電池の水供給装置において、前記水タンクに通じ
る管路により前記水タンクと連結された補助水タンクを
前記水タンクより上方に配設して、前記水タンク中の水
が所定の水面以下になった時、この補助水タンクから水
を前記管路を経て前記水タンクに補給することを特徴と
する。補助水タンクを配設する位置は前記水タンクより
上方であればよく、燃料電池本体と並設しても、燃料電
池本体よりさらに上方に配設してもよく、例えば燃料電
池の後部の上段に配設することもできる。前記水タンク
中の水が消費されて所定の水面以下になった時に水を補
給する補助水タンクを配設することにより、さらに安全
に、安定して、連続的に発電を行うことができる。
の燃料電池の水供給装置において、前記水タンクに通じ
る管路により前記水タンクと連結された補助水タンクを
前記水タンクより上方に配設して、前記水タンク中の水
が所定の水面以下になった時、この補助水タンクから水
を前記管路を経て前記水タンクに補給することを特徴と
する。補助水タンクを配設する位置は前記水タンクより
上方であればよく、燃料電池本体と並設しても、燃料電
池本体よりさらに上方に配設してもよく、例えば燃料電
池の後部の上段に配設することもできる。前記水タンク
中の水が消費されて所定の水面以下になった時に水を補
給する補助水タンクを配設することにより、さらに安全
に、安定して、連続的に発電を行うことができる。
【0015】本発明の請求項3の発明は、請求項2記載
の燃料電池の水供給装置において、前記水タンクに通じ
る前記管路に開閉弁を設けるとともに、前記水タンク中
の液面を検出するセンサを設け、このセンサからの信号
により前記開閉弁を開閉することを特徴とする。前記水
タンク中の液面が低下して下限に到った時、前記センサ
がそれを検知して信号を制御装置へ送り、それに基づい
てこの制御装置から電磁弁などの前記開閉弁に信号を送
り、前記開閉弁を開けて前記補助水タンクから所定量の
水を水タンクに補給するようにする。そして前記水タン
ク中の液面が上がって上限に到った時は、前記センサが
それを検知して信号を制御装置へ送り、それに基づいて
この制御装置から前記開閉弁に信号を送り、前記開閉弁
を閉じるようにする。
の燃料電池の水供給装置において、前記水タンクに通じ
る前記管路に開閉弁を設けるとともに、前記水タンク中
の液面を検出するセンサを設け、このセンサからの信号
により前記開閉弁を開閉することを特徴とする。前記水
タンク中の液面が低下して下限に到った時、前記センサ
がそれを検知して信号を制御装置へ送り、それに基づい
てこの制御装置から電磁弁などの前記開閉弁に信号を送
り、前記開閉弁を開けて前記補助水タンクから所定量の
水を水タンクに補給するようにする。そして前記水タン
ク中の液面が上がって上限に到った時は、前記センサが
それを検知して信号を制御装置へ送り、それに基づいて
この制御装置から前記開閉弁に信号を送り、前記開閉弁
を閉じるようにする。
【0016】本発明の請求項4の発明は請求項2あるい
は請求項3に記載の燃料電池の水供給装置において、前
記補助水タンクにフロートスイッチを設け、前記補助水
タンク中の水が所定の水面以下になった時、このフロー
トスイッチからの信号により燃料電池を停止するか、あ
るいは水位低下の信号を出力することを特徴とする。前
記補助水タンク中の液面が低下して下限に到った時、前
記フロートスイッチからの信号を制御装置へ送り、それ
に基づいてこの制御装置から信号を送って燃料電池を停
止するか、あるいは水位低下の信号を出力するようにす
れば、安全性が向上する。
は請求項3に記載の燃料電池の水供給装置において、前
記補助水タンクにフロートスイッチを設け、前記補助水
タンク中の水が所定の水面以下になった時、このフロー
トスイッチからの信号により燃料電池を停止するか、あ
るいは水位低下の信号を出力することを特徴とする。前
記補助水タンク中の液面が低下して下限に到った時、前
記フロートスイッチからの信号を制御装置へ送り、それ
に基づいてこの制御装置から信号を送って燃料電池を停
止するか、あるいは水位低下の信号を出力するようにす
れば、安全性が向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。図1は、本発明に係わる燃料電池
の一実施例の外観を示す斜視図である。図2は、図1に
示した燃料電池の内部を示す側面説明図である。図3
は、図1に示した燃料電池の構成部間における、電気信
号経路(図中1点鎖線で表示)、水素ガス経路(図中3
点鎖線で表示)、空気経路(図中実線で表示)、電力経
路(図中太実線で表示)、水経路(図中破線で表示)を
示す説明図である。
実施形態を説明する。図1は、本発明に係わる燃料電池
の一実施例の外観を示す斜視図である。図2は、図1に
示した燃料電池の内部を示す側面説明図である。図3
は、図1に示した燃料電池の構成部間における、電気信
号経路(図中1点鎖線で表示)、水素ガス経路(図中3
点鎖線で表示)、空気経路(図中実線で表示)、電力経
路(図中太実線で表示)、水経路(図中破線で表示)を
示す説明図である。
【0018】図1〜図3において、本発明に係わる燃料
電池10は、隔壁11により一体構造のケース12中が
前部イと後部ロに仕切られた構造となっている。前部イ
に燃料ガスボンベ1が2本起立状態で収納してある。後
部ロは上段13、中段14、下段15に区画されて電源
部および水タンク19や補助水タンク17などが収納さ
れている。すなわち上段13には2次電池44やDC/
DCコンバータ46を備えた制御装置16および補助水
タンク17が収納されており、中段14には燃料と酸化
剤としての空気が供給されて電気化学反応させることに
より発電する燃料電池本体3が収納されており、下段1
5にはDC/ACインバータ18および前記補助水タン
ク17と通じる管路70により連結されている水タンク
19が収納されている。
電池10は、隔壁11により一体構造のケース12中が
前部イと後部ロに仕切られた構造となっている。前部イ
に燃料ガスボンベ1が2本起立状態で収納してある。後
部ロは上段13、中段14、下段15に区画されて電源
部および水タンク19や補助水タンク17などが収納さ
れている。すなわち上段13には2次電池44やDC/
DCコンバータ46を備えた制御装置16および補助水
タンク17が収納されており、中段14には燃料と酸化
剤としての空気が供給されて電気化学反応させることに
より発電する燃料電池本体3が収納されており、下段1
5にはDC/ACインバータ18および前記補助水タン
ク17と通じる管路70により連結されている水タンク
19が収納されている。
【0019】20は可動輪である。21は移動時に使用
する把手、22、22は別個に回転可能な補助腕棒であ
る。可動輪20や把手21などを用いて一人で燃料電池
10を容易に移動することができる。
する把手、22、22は別個に回転可能な補助腕棒であ
る。可動輪20や把手21などを用いて一人で燃料電池
10を容易に移動することができる。
【0020】ケース12は、前面にL字型の扉23と操
作盤24を備え、両側面25、26、背面27、底面2
8、上面29、前記前部イを覆蓋する開閉自在な蓋本体
30から構成されている。31は扉23の上部に設けた
排気口であり、32は後部ロ内の空気などを排気するた
めの側面排気口である。
作盤24を備え、両側面25、26、背面27、底面2
8、上面29、前記前部イを覆蓋する開閉自在な蓋本体
30から構成されている。31は扉23の上部に設けた
排気口であり、32は後部ロ内の空気などを排気するた
めの側面排気口である。
【0021】ここで、ケース12の高さは、燃料ガスボ
ンベ1の高さより若干高く設定されている。前部イの幅
は燃料ガスボンベ1の2本の径の和、排気ダクト33の
幅、操作盤24の幅の合計より若干広く、前部イの奥行
は燃料ガスボンベ1の径より若干広く設定されている。
後部ロの幅および奥行は配置される各部材の幅および奥
行よりも若干広く設定されている。このようにしてケー
ス12は例え屋外に設置されても水が侵入しにくく、コ
ンパクトなサイズとすることができる。
ンベ1の高さより若干高く設定されている。前部イの幅
は燃料ガスボンベ1の2本の径の和、排気ダクト33の
幅、操作盤24の幅の合計より若干広く、前部イの奥行
は燃料ガスボンベ1の径より若干広く設定されている。
後部ロの幅および奥行は配置される各部材の幅および奥
行よりも若干広く設定されている。このようにしてケー
ス12は例え屋外に設置されても水が侵入しにくく、コ
ンパクトなサイズとすることができる。
【0022】燃料ガスボンベ1は、例えば市販のもの
(10L容器、水素量1.5m3 )を用いることができ
る。燃料ガスボンベ1のそれぞれの上端には水素送出バ
ルブ34が設けられており、この水素送出バルブ34と
燃料電池本体3とが水素供給管35によって連結される
ようになっている。さらに、この水素供給管35の所定
の位置には、燃料ガスボンベ1内の圧力を表示する圧力
計51及びレギュレータ47、電磁弁48が挿入されて
いる。
(10L容器、水素量1.5m3 )を用いることができ
る。燃料ガスボンベ1のそれぞれの上端には水素送出バ
ルブ34が設けられており、この水素送出バルブ34と
燃料電池本体3とが水素供給管35によって連結される
ようになっている。さらに、この水素供給管35の所定
の位置には、燃料ガスボンベ1内の圧力を表示する圧力
計51及びレギュレータ47、電磁弁48が挿入されて
いる。
【0023】前記操作盤24には、デジタル表示部3
6、運転・停止ボタン37、表示切り替えボタン38な
どが設置されており、運転・停止ボタン37を押すこと
により燃料電池10の運転をスタートさせたり、停止さ
せることができる。表示切り替えボタン38を押すこと
によりデジタル表示部36に表示される内容を例えば、
AC出力としたり、燃料圧力としたり、あるいはその他
の表示に切り替えることができる。39は耐水性のコン
セントである。操作盤24には過負荷状態や燃料ガスボ
ンベ1の交換などを警告する警報ランプ類やエラーなど
を表示する表示部を設けてもよい。
6、運転・停止ボタン37、表示切り替えボタン38な
どが設置されており、運転・停止ボタン37を押すこと
により燃料電池10の運転をスタートさせたり、停止さ
せることができる。表示切り替えボタン38を押すこと
によりデジタル表示部36に表示される内容を例えば、
AC出力としたり、燃料圧力としたり、あるいはその他
の表示に切り替えることができる。39は耐水性のコン
セントである。操作盤24には過負荷状態や燃料ガスボ
ンベ1の交換などを警告する警報ランプ類やエラーなど
を表示する表示部を設けてもよい。
【0024】前記前部イ内には、前記燃料電池本体3か
らでる排空気をケース12外へ放出するための排気ダク
ト33が設けてある。この排気ダクト33の一端は前記
燃料電池本体3の排空気出口60側に固定されており前
記排空気出口60近傍において前記隔壁11に固定して
装着してあり、他端は例えばその先端部に備えたパッキ
ンを介して扉23に設けた排気口31と密着して連通す
るようにしてある。したがって、排空気が前部イ内に漏
洩することがない。前部イ内の排気ダクト33の位置は
特に限定されないが、燃料電池本体3になるべく近い位
置に設けるのが好ましい。
らでる排空気をケース12外へ放出するための排気ダク
ト33が設けてある。この排気ダクト33の一端は前記
燃料電池本体3の排空気出口60側に固定されており前
記排空気出口60近傍において前記隔壁11に固定して
装着してあり、他端は例えばその先端部に備えたパッキ
ンを介して扉23に設けた排気口31と密着して連通す
るようにしてある。したがって、排空気が前部イ内に漏
洩することがない。前部イ内の排気ダクト33の位置は
特に限定されないが、燃料電池本体3になるべく近い位
置に設けるのが好ましい。
【0025】前記排気ダクト33の内部には複数の邪魔
板61が配設されており、白矢印で示したように流れる
高温の排空気はこの邪魔板61に接触して、含まれた水
分(生成水および循環水の一部を含む)が前記排気ダク
ト33の内面や邪魔板61の表面に結露し、水分を分離
された排空気はケース12外に排出されるようになって
いる。分離された水分は矢印で示したように前記排気ダ
クト33に設けた勾配により下部に設けた排水管62中
に集落して、この排水管62に連結して設けられた排水
タンク41内に一旦蓄えられる。この排水管62の下部
は排水タンク41の一部として用いられる。この排水タ
ンク41および排水管62の下部が水で一杯になった
ら、例えば排水タンク41の先端に設けた開閉弁63を
手動で開くことにより前記ケース12外に排水したり、
あるいは図示しないセンサでそれを検知して信号を制御
装置16に送り、制御装置16からの信号により前記開
閉弁63を開くことにより前記ケース12外に排水する
ことができる。生成水は排水せずに循環使用することも
できる。
板61が配設されており、白矢印で示したように流れる
高温の排空気はこの邪魔板61に接触して、含まれた水
分(生成水および循環水の一部を含む)が前記排気ダク
ト33の内面や邪魔板61の表面に結露し、水分を分離
された排空気はケース12外に排出されるようになって
いる。分離された水分は矢印で示したように前記排気ダ
クト33に設けた勾配により下部に設けた排水管62中
に集落して、この排水管62に連結して設けられた排水
タンク41内に一旦蓄えられる。この排水管62の下部
は排水タンク41の一部として用いられる。この排水タ
ンク41および排水管62の下部が水で一杯になった
ら、例えば排水タンク41の先端に設けた開閉弁63を
手動で開くことにより前記ケース12外に排水したり、
あるいは図示しないセンサでそれを検知して信号を制御
装置16に送り、制御装置16からの信号により前記開
閉弁63を開くことにより前記ケース12外に排水する
ことができる。生成水は排水せずに循環使用することも
できる。
【0026】40は、図3に示すように水タンク19か
ら水を汲み上げて燃料ガス流通経路に供給して燃料ガス
とともに流通させて燃料電池本体3の高分子イオン交換
膜に供給して常に保水状態に保ち、かつ、燃料電池本体
3を冷却するための循環ポンプであり、水は循環して使
用するようになっている。
ら水を汲み上げて燃料ガス流通経路に供給して燃料ガス
とともに流通させて燃料電池本体3の高分子イオン交換
膜に供給して常に保水状態に保ち、かつ、燃料電池本体
3を冷却するための循環ポンプであり、水は循環して使
用するようになっている。
【0027】42は、反応空気をケース12内に取り入
れて燃料電池本体3に送るファンである。図3に示すよ
うに、燃料ガスボンベ1からレギュレータ47、電磁弁
48を経て燃料電池本体3のアノード極に供給された水
素ガスは、ファン42により外部から反応空気取入口4
3を経てケース12内に取り入れて燃料電池本体3のカ
ソード極に送られた空気と燃料電池本体3内で前記電気
化学反応を行って発電し、反応しなかった少量の残水素
と排空気は混合器50を経て前記のようにしてケース1
2の外部に排出される。なお、燃料電池10は、燃料電
池本体3がケース12の反応空気取入口43近傍に位置
されており外部からの吸気をスムーズに行うことができ
るようになっている。
れて燃料電池本体3に送るファンである。図3に示すよ
うに、燃料ガスボンベ1からレギュレータ47、電磁弁
48を経て燃料電池本体3のアノード極に供給された水
素ガスは、ファン42により外部から反応空気取入口4
3を経てケース12内に取り入れて燃料電池本体3のカ
ソード極に送られた空気と燃料電池本体3内で前記電気
化学反応を行って発電し、反応しなかった少量の残水素
と排空気は混合器50を経て前記のようにしてケース1
2の外部に排出される。なお、燃料電池10は、燃料電
池本体3がケース12の反応空気取入口43近傍に位置
されており外部からの吸気をスムーズに行うことができ
るようになっている。
【0028】2次電池44は、例えば正極にニッケル電
極を用い負極にカドミウム電極を用いたNi−Cd2次
電池(12V−40Ah)であり、この例では制御装置
16内に設置されている。なお、2次電池44は、通常
は燃料電池10の余剰電力によって自動的に充電される
ようになっているが、図示しない電力取出端子部に設け
られた充電用入力端子45と外部交流電源(AC100
V)とを接続させることにより、外部から強制的に充電
させることもできる。DC/DCコンバータ46は、燃
料電池10からの直流電力の電圧(DC24〜50V)
を所定の電圧(例えばDC100V)に変換するもので
あり、DC/ACインバータ18は、直流(DC100
V)から交流(AC100V)に変換する働きをするも
のである。
極を用い負極にカドミウム電極を用いたNi−Cd2次
電池(12V−40Ah)であり、この例では制御装置
16内に設置されている。なお、2次電池44は、通常
は燃料電池10の余剰電力によって自動的に充電される
ようになっているが、図示しない電力取出端子部に設け
られた充電用入力端子45と外部交流電源(AC100
V)とを接続させることにより、外部から強制的に充電
させることもできる。DC/DCコンバータ46は、燃
料電池10からの直流電力の電圧(DC24〜50V)
を所定の電圧(例えばDC100V)に変換するもので
あり、DC/ACインバータ18は、直流(DC100
V)から交流(AC100V)に変換する働きをするも
のである。
【0029】制御装置16は各種制御を司るものであ
り、外部出力のON/OFF、図示しない可燃性ガスセ
ンサーからの信号処理、電磁弁48や電磁弁49への開
閉信号の送信、燃料電池本体3からの異常信号の受信及
びDC/ACインバータ18へのON/OFF信号の送
信等を行う。また、図示しない圧力センサーにより測定
された一次圧力値を取り込み、水素ガス残量に換算して
デジタル表示部36に送信して表示させることもでき
る。また、デジタル表示部36に、外部に出力している
電力のデータや2次電池44の充電量のデータを送り、
これを表示させることもできる。
り、外部出力のON/OFF、図示しない可燃性ガスセ
ンサーからの信号処理、電磁弁48や電磁弁49への開
閉信号の送信、燃料電池本体3からの異常信号の受信及
びDC/ACインバータ18へのON/OFF信号の送
信等を行う。また、図示しない圧力センサーにより測定
された一次圧力値を取り込み、水素ガス残量に換算して
デジタル表示部36に送信して表示させることもでき
る。また、デジタル表示部36に、外部に出力している
電力のデータや2次電池44の充電量のデータを送り、
これを表示させることもできる。
【0030】水素供給管35は、燃料ガスボンベ1と、
燃料電池本体3とを連結するように配されている。さら
に、燃料ガスボンベ1と燃料電池本体3との間には、上
記のようにレギュレータ47及び電磁弁48が挿入され
ており、電磁弁48の開閉により燃料ガスボンベ1から
の水素ガス送出のON/OFFがなされる。
燃料電池本体3とを連結するように配されている。さら
に、燃料ガスボンベ1と燃料電池本体3との間には、上
記のようにレギュレータ47及び電磁弁48が挿入され
ており、電磁弁48の開閉により燃料ガスボンベ1から
の水素ガス送出のON/OFFがなされる。
【0031】制御装置16は、燃料電池本体3、2次電
池44、DC/DCコンバータ46、DC/ACインバ
ータ18、電磁弁48、ファン42、循環ポンプ40、
図示しない可燃性ガスセンサーおよび主水タンク水位
計、充電用入力端子45および補助水タンク用電磁弁4
9と接続され、これらと電気信号を授受するようになっ
ている。例えば、図示しない可燃性ガスセンサーが規定
濃度以上の水素ガスを検知した場合には、その信号を受
け電磁弁48を閉じて水素ガスの供給を停止させ燃料電
池本体3の運転を停止させたり、図示しない警報ランプ
類で警報を発したり、燃料電池10全体の運転を停止さ
せたりする。
池44、DC/DCコンバータ46、DC/ACインバ
ータ18、電磁弁48、ファン42、循環ポンプ40、
図示しない可燃性ガスセンサーおよび主水タンク水位
計、充電用入力端子45および補助水タンク用電磁弁4
9と接続され、これらと電気信号を授受するようになっ
ている。例えば、図示しない可燃性ガスセンサーが規定
濃度以上の水素ガスを検知した場合には、その信号を受
け電磁弁48を閉じて水素ガスの供給を停止させ燃料電
池本体3の運転を停止させたり、図示しない警報ランプ
類で警報を発したり、燃料電池10全体の運転を停止さ
せたりする。
【0032】燃料電池本体3及び2次電池44は、互い
に電気的に並列接続されており、燃料電池3からの電力
が十分でない起動時において、2次電池44から電力を
補うことにより、制御装置16や水ポンプ40などの補
機類に対して一定した電力供給ができるようになってい
る。
に電気的に並列接続されており、燃料電池3からの電力
が十分でない起動時において、2次電池44から電力を
補うことにより、制御装置16や水ポンプ40などの補
機類に対して一定した電力供給ができるようになってい
る。
【0033】図4(イ)は燃料電池停止時における本発
明の燃料電池の水供給装置を示す説明図であり、(ロ)
は燃料電池運転時における本発明の燃料電池の水供給装
置を示す説明図である。図4(イ)、(ロ)において、
本発明の燃料電池の水供給装置71は、ケース12内に
収納された燃料電池本体3に水を供給するための水タン
ク19と、水を循環するための循環ポンプ40と、水循
環用管路72、73、74などから構成されており、燃
料電池の下段15に収納された水タンク19中の水を循
環ポンプ40により燃料電池の上段13に収納された燃
料電池本体3に供給して、矢印で示したように循環使用
するようになっている。水タンク19には大気へ連通す
る連通管75が設けてあり、図4(イ)に示したように
燃料電池運転停止時はこの連通管75中の液面76が燃
料電池本体3の底面83以下となるようにすると、水タ
ンク19内の水が燃料電池本体3に逆流せず、燃料電池
本体3が水没することを避けることができる。78は燃
料ガス入口、79は排燃料ガス出口を示す。
明の燃料電池の水供給装置を示す説明図であり、(ロ)
は燃料電池運転時における本発明の燃料電池の水供給装
置を示す説明図である。図4(イ)、(ロ)において、
本発明の燃料電池の水供給装置71は、ケース12内に
収納された燃料電池本体3に水を供給するための水タン
ク19と、水を循環するための循環ポンプ40と、水循
環用管路72、73、74などから構成されており、燃
料電池の下段15に収納された水タンク19中の水を循
環ポンプ40により燃料電池の上段13に収納された燃
料電池本体3に供給して、矢印で示したように循環使用
するようになっている。水タンク19には大気へ連通す
る連通管75が設けてあり、図4(イ)に示したように
燃料電池運転停止時はこの連通管75中の液面76が燃
料電池本体3の底面83以下となるようにすると、水タ
ンク19内の水が燃料電池本体3に逆流せず、燃料電池
本体3が水没することを避けることができる。78は燃
料ガス入口、79は排燃料ガス出口を示す。
【0034】そして、燃料電池を運転して、安定して発
電を行うためには燃料電池本体3と水タンク19を連結
する水循環用管路74を水シールして、燃料電池本体3
からの燃料ガスが水循環用管路74を経て水タンク19
に入らないようにする。水循環用管路74を水シールす
るためには、連通管75中の液面76と水循環用管路7
4中の液面77との差が、燃料電池本体出口部84の燃
料ガス圧力と大気圧の差に相当する液面差(図中、Hで
示す)になるように維持して、しかも水循環用管路74
中の液面77がこの水循環用管路74の最下部85より
も上方に維持できるように連通管75および水循環用管
路74の管路長を設定し、水タンク19および連通管7
5内の水量を調節する。
電を行うためには燃料電池本体3と水タンク19を連結
する水循環用管路74を水シールして、燃料電池本体3
からの燃料ガスが水循環用管路74を経て水タンク19
に入らないようにする。水循環用管路74を水シールす
るためには、連通管75中の液面76と水循環用管路7
4中の液面77との差が、燃料電池本体出口部84の燃
料ガス圧力と大気圧の差に相当する液面差(図中、Hで
示す)になるように維持して、しかも水循環用管路74
中の液面77がこの水循環用管路74の最下部85より
も上方に維持できるように連通管75および水循環用管
路74の管路長を設定し、水タンク19および連通管7
5内の水量を調節する。
【0035】図5(イ)は燃料電池停止時における本発
明の他の燃料電池の水供給装置を示す説明図であり、
(ロ)は燃料電池運転時における本発明の他の燃料電池
の水供給装置を示す説明図である。図5(イ)、(ロ)
に示した本発明の他の燃料電池の水供給装置80は、水
タンク19に通じる管路70により水タンク19と連結
された補助水タンク17を水タンク19より上方に配設
して、具体的には燃料電池の上段13に設置して、水タ
ンク19中の水が所定の水面以下になった時、この補助
水タンク17から水を管路70を経て水タンク19に補
給するようにした点、管路70の中途に電磁弁49を設
けるとともに、水タンク19中の液面を検出する液面セ
ンサ81を設けた点、補助水タンク17にフロートスイ
ッチ81を設けた点、以外は上記の図4(イ)、(ロ)
に示した本発明の燃料電池の水供給装置71と同様にな
っている。
明の他の燃料電池の水供給装置を示す説明図であり、
(ロ)は燃料電池運転時における本発明の他の燃料電池
の水供給装置を示す説明図である。図5(イ)、(ロ)
に示した本発明の他の燃料電池の水供給装置80は、水
タンク19に通じる管路70により水タンク19と連結
された補助水タンク17を水タンク19より上方に配設
して、具体的には燃料電池の上段13に設置して、水タ
ンク19中の水が所定の水面以下になった時、この補助
水タンク17から水を管路70を経て水タンク19に補
給するようにした点、管路70の中途に電磁弁49を設
けるとともに、水タンク19中の液面を検出する液面セ
ンサ81を設けた点、補助水タンク17にフロートスイ
ッチ81を設けた点、以外は上記の図4(イ)、(ロ)
に示した本発明の燃料電池の水供給装置71と同様にな
っている。
【0036】水タンク19中の液面が低下して下限に到
った時、液面センサ81がそれを検知して信号を制御装
置16へ送り、それに基づいてこの制御装置16から電
磁弁49に信号を送り、電磁弁49を開けて補助水タン
ク17から所定量の水を水タンク19に補給するように
する。そして、水タンク19中の液面が上がって上限に
到った時は、液面センサ81がそれを検知して信号を制
御装置16へ送り、それに基づいてこの制御装置16か
ら電磁弁49に信号を送り、電磁弁49を閉じる。補助
水タンク17中の水が所定の水面以下になった時、フロ
ートスイッチ18からの信号を制御装置16へ送り、そ
れに基づいてこの制御装置16から信号を送って燃料電
池を停止するか、あるいは水位低下の警報を出力する。
った時、液面センサ81がそれを検知して信号を制御装
置16へ送り、それに基づいてこの制御装置16から電
磁弁49に信号を送り、電磁弁49を開けて補助水タン
ク17から所定量の水を水タンク19に補給するように
する。そして、水タンク19中の液面が上がって上限に
到った時は、液面センサ81がそれを検知して信号を制
御装置16へ送り、それに基づいてこの制御装置16か
ら電磁弁49に信号を送り、電磁弁49を閉じる。補助
水タンク17中の水が所定の水面以下になった時、フロ
ートスイッチ18からの信号を制御装置16へ送り、そ
れに基づいてこの制御装置16から信号を送って燃料電
池を停止するか、あるいは水位低下の警報を出力する。
【0037】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸脱
しない範囲で各種の変形実施が可能である。
のではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸脱
しない範囲で各種の変形実施が可能である。
【0038】
【発明の効果】本発明の燃料電池の水供給装置は、確実
に燃料電池本体の電解質に水を供給したり、燃料電池本
体を冷却することができるので、この水供給装置を備え
た燃料電池は安定して連続して発電を行うことができ
る。
に燃料電池本体の電解質に水を供給したり、燃料電池本
体を冷却することができるので、この水供給装置を備え
た燃料電池は安定して連続して発電を行うことができ
る。
【図1】 本発明に係わる燃料電池の一実施例の斜視図
である。
である。
【図2】 図1に示した燃料電池の内部を示す側面説明
図である。
図である。
【図3】 図1に示した燃料電池の構成部間における、
電気信号経路、水素ガス経路、空気経路、電力経路、水
経路を示す説明図である。
電気信号経路、水素ガス経路、空気経路、電力経路、水
経路を示す説明図である。
【図4】 (イ)は燃料電池停止時における本発明の燃
料電池の水供給装置を示す説明図であり、(ロ)は燃料
電池運転時における本発明の燃料電池の水供給装置を示
す説明図である。
料電池の水供給装置を示す説明図であり、(ロ)は燃料
電池運転時における本発明の燃料電池の水供給装置を示
す説明図である。
【図5】 (イ)は燃料電池停止時における本発明の他
の燃料電池の水供給装置を示す説明図であり、(ロ)は
燃料電池運転時における本発明の他の燃料電池の水供給
装置を示す説明図である。
の燃料電池の水供給装置を示す説明図であり、(ロ)は
燃料電池運転時における本発明の他の燃料電池の水供給
装置を示す説明図である。
【図6】 固体高分子型燃料電池の特徴を示す説明図で
ある。
ある。
【図7】 従来の燃料電池の説明図である。
【図8】 従来の他の燃料電池の説明図である。
1 燃料ガスボンベ 3 燃料電池本体 10 燃料電池 12 ケース 16 制御装置 17 補助水タンク 19 水タンク 40 循環ポンプ 70 管路 71、80 水供給装置 72、73、74 水循環用管路 75 連通管 76、77 液面 81 液面センサ 82 フロートスイッチ 83 底面 84 燃料電池本体出口部 85 最下部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畑山 龍次 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 進藤 浩二 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 河上 彰雄 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 ケース中に燃料ガスボンベと、燃料ガス
および酸化剤の供給を受け、かつ燃料ガスの流通経路に
燃料ガスとともに水を流通させて発電する燃料電池本体
を備える電源部と、制御装置などを収納した燃料電池の
前記燃料電池本体に水を循環して供給するための水タン
クなどを前記ケース中に設けた水供給装置であって、前
記水タンクを前記燃料電池本体よりも下方に配設すると
ともに大気へ連通する連通管を設けて、燃料電池運転停
止時はこの連通管中の液面が前記燃料電池本体の底面以
下となり、そして燃料電池運転中はこの連通管中の液面
と前記燃料電池本体と前記水タンクを連結する水循環用
管路中の液面との差が、燃料電池本体出口部の燃料ガス
圧力と大気圧の差に相当する液面差になるように維持
し、かつ前記水循環用管路中の液面がこの水循環用管路
の最下部よりも上方に維持できるように前記連通管およ
び前記水循環用管路の管路長を設定するとともに、前記
水タンクおよび前記連通管内の水量を調節して、前記燃
料電池本体からの燃料ガスが前記水循環用管路を経て前
記水タンクに入らないようにしたことを特徴とする燃料
電池の水供給装置。 - 【請求項2】 前記水タンクに通じる管路により前記水
タンクと連結された補助水タンクを前記水タンクより上
方に配設して、前記水タンク中の水が所定の水面以下に
なった時、この補助水タンクから水を前記管路を経て前
記水タンクに補給することを特徴とする請求項1記載の
燃料電池の水供給装置。 - 【請求項3】 前記水タンクに通じる前記管路に開閉弁
を設けるとともに、前記水タンク中の液面を検出するセ
ンサを設け、このセンサからの信号により前記開閉弁を
開閉することを特徴とする請求項2記載の燃料電池の水
供給装置。 - 【請求項4】 前記補助水タンクにフロートスイッチを
設け、前記補助水タンク中の水が所定の水面以下になっ
た時、このフロートスイッチからの信号により燃料電池
を停止するか、あるいは水位低下の信号を出力すること
を特徴とする請求項2あるいは請求項3記載の燃料電池
の水供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9271351A JPH11111317A (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 燃料電池の水供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9271351A JPH11111317A (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 燃料電池の水供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11111317A true JPH11111317A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17498865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9271351A Pending JPH11111317A (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 燃料電池の水供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11111317A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016100274A (ja) * | 2014-11-25 | 2016-05-30 | アイシン精機株式会社 | 燃料電池システム |
-
1997
- 1997-10-03 JP JP9271351A patent/JPH11111317A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016100274A (ja) * | 2014-11-25 | 2016-05-30 | アイシン精機株式会社 | 燃料電池システム |
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