JPH11105896A - 逆止弁付きチューブ容器 - Google Patents
逆止弁付きチューブ容器Info
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Abstract
とともに、エアバックがない内容物保存性がよいプラス
チックチューブの提供を課題とする。 【解決手段】熱可塑性樹脂を含むラミネートチューブ容
器あるいは溶融押出し成形チューブにおいて、口頸部1
の最先端部2に線状の交差形状で設けた打ち抜きシート
に形成した逆止弁3が一体とされている逆止弁付きチュ
ーブ容器10を構成する。
Description
芳香成分などを含む医薬品、化粧品、工業薬品などをチ
ューブ容器に充填・使用するもので、内容物を絞り出し
た後に、チューブの口頸部から逆流した空気が、チュー
ブ内に入り内容物を変質したり、次に内容物を絞り出す
ときに空気のみが最初に出たり、空気とともに少量の内
容物が飛び出したりする現象(以下、エアバックと記載
する。)を防止する逆止弁をもつチューブ容器に属す
る。
容器は、ペースト状のものを少量づつ使用するエンドユ
ースの容器として、古くから広く使用されてきた。これ
らの金属チューブは、バリア性に優れ、内容物を絞り出
す適性のよいものではあった。しかしながら、軟質の金
属を比較的薄膜で製造したチューブ容器は、弾性が小さ
く内容物を絞り出した後のエアバックもないものではあ
るが、絞り出した後の筒部のしわが残ったり、内容物を
すべて取出したりできず、折曲部でピンホールが発生し
易いという問題点があった。また、通常の金属には避け
られない酸、アルカリ成分や、ある種の塩などの無機薬
品又は有機薬品による腐食が発生するなどの問題点があ
った。
面に耐薬品性ワニスなどを塗工したり、熱可塑性樹脂の
粉末を溶融コートしたりすることも行われてはいた。し
かしながら、耐薬品性ワニスの塗工は、塗工膜のピンホ
ールを完全に防止することは難しく、また熱可塑性樹脂
の溶融コートは、膨大な溶融設備と費用の面から用途が
限定されるものであった。
に、少なくともポリオレフィン系の熱可塑性樹脂を主体
とする各種の成形法によるプラスチックチューブ容器が
開発された。そして、プラスチック(ポリオレフィン)
の欠点であるガスバリア性の欠如はポリアミドやエチレ
ン・酢酸ビニル共重合体ケン化物と、ポリオレフィン系
樹脂との積層体、更には紙やアルミニウム箔、金属又は
金属酸化物を蒸着したプラスチックフィルムなどとの積
層シートを用いたラミネートチューブ容器(以下、本明
細書では、特に断らない限り、プラスチックを主要構成
要素とするラミネートチューブ容器、溶融押出し成形チ
ューブ容器などを総合して単にチューブ容器と記載す
る。)が作成されていた。これらのチューブ容器は、内
容物を絞り出すときにも破れ難く、且つ弾性に優れ、そ
して使用後の復元性がよいために、容器としてはしわが
入り難い、変形し難い、破損し難く、そして内容物を完
全に絞り出せるという長所がある。
れることから、絞り出した後、エアバックを起こし易い
という問題点があった。これを防ぐ目的でチューブ容器
においては、アルミニウム箔をより厚くしたり、紙を構
成要素とするなどを試みられてはきた。アルミニウム箔
を厚くすることはエアバックの防止には効果は認められ
るが、コスト面、廃棄物の処理面からは好ましいもので
はない。紙の使用は、チューブの層間剥離(紙間で剥離
する)ために外観上の欠点を発生したり、極端な場合に
は、その剥離が拡大してチューブの破壊にいたるまでに
なることもあった。
てきたが、従来の逆止弁は、別工程で成形したものを口
頸部に『嵌合』するものであり、製造工程が多くコスト
アップの原因となるものであった。
ク固有の耐薬品性と剛性をもつとともにエアバックのな
い内容物保存性のよいチューブ容器の提供を課題とする
ものである。
めに、本発明のチューブ容器は、その口頸部の最端部に
線状の交差形状で設けた打ち抜きシートで形成した逆止
弁と一体に成形されたチューブ容器である。そして、プ
ラスチックシートで作製した逆止弁が、ヒートシールで
口頸部の最端部に設けられたものである。また、逆止弁
のチューブ容器との反対面に、更に易剥離性バリアフィ
ルムを積層したチューブ容器である。
示すように、熱可塑性樹脂層を主要構成要素とするチュ
ーブ容器10において、該チューブの口頸部1の最端部
2に線状に交差した逆止弁3を一体化して設けたチュー
ブ容器10である。そして、上記逆止弁3は、プラスチ
ックシートにチューブの口頸部1に合せて線状にクロス
して打ち抜いた逆止弁3を口頸部の最端部2にヒートシ
ールしたものである。また、図2に示すように、上記逆
止弁3のチューブ容器10との反対面に、更に易剥離性
バリアフィルム4を積層したチューブ容器10である。
なお、チューブ容器容器の場合の筒部6は、多層の積層
シートからなる筒状の成形物6に熱可塑性樹脂の口頸部
1と肩部5とを設けた積層チューブ10である。
うにクロスした2本の線を十字状に打ち抜くものである
が、その他にも図3(B)に示すように(図では4本)
2本以上の線をクロスして打ち抜いた形状でも構わな
い。また、クロスした中央部を円状に打ち抜いたり、図
3(C)に示すように線がクロスしなくても、中央部に
集中する例えば星状であってもよい。いずれにしても、
内容物を所定量を押しだした後、チューブのキャップを
閉める前に、口頸部2に残存する内容物が口頸部2から
肩部5又は筒部6に逆流しない程度の抵抗をもつ形状の
逆止弁であればよい。
10は、筒部6の端部に肩部5と口頸部1とを射出成形
法、あるいは圧縮成形法で取り付け、更に口頸部1の最
端部2からシートから打ち抜いた逆止弁3を成形と同時
に接着したり、ヒートシールや、接着剤を介して一体化
するものである。筒部6は、単層又は積層体からなり、
積層シートを筒状に加工しても、単層あるいは多層溶融
押出し成形によって筒状体としても構わない。ブロー成
形で口頸部と筒部とを同時に成形することもできる。
は、ポリエチレンなどのポリオレフィン系樹脂が使用さ
れ、更に特殊な内容物によっては、それらの成分を選択
的に吸着あるいは透過が少ない非吸着性樹脂、アルミニ
ウム箔、ポリアクリロニトリル、エチレン・酢酸ビニル
共重合体ケン化物、ポリカーボネート、ポリアミド、ポ
リビニルアルコール、金属あるいは金属酸化物の蒸着フ
ィルムなどから選択して多層構成のバリア層とで構成で
きる。そして、その積層に使用する接着剤は、内容物に
より侵されたり、溶解したりしないものから選択する。
また、場合によっては、金属と反応するカルボキシル基
を含むポリオレフィン系樹脂を、アルミニウム箔とポリ
オレフィンとの接着性樹脂として使用することも行われ
る。また、特殊な性能をもつ樹脂層、例えば、ポリ塩化
ビニリデン、ポリビニルアルコール、紫外線吸収剤など
を延伸フィルムなどに塗工してバリアフィルムとして使
用することもできる。
は、溶融樹脂の押出しインジェクション成形、押出しブ
ロー成形で形成される。その材質は、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリアミド、エチレン・酢酸ビニル共重
合体ケン化物、アクリロニトリル系樹脂、エチレン・酢
酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エ
チレン・アクリル酸エステル共重合体、アイオノマー、
エチレン・酢酸ビニル共重合体ケン化物などの単層ある
いは、これらを用いた多層共押出し成形で形成できる。
た筒部に肩部、口頸部を圧縮成形法又は射出成形法で構
成することもできる。多層の押出し成形は、酸素ガス
や、フレーバなどのバリア性をもたせるために行うもの
であり、ポリアミド、エチレン・酢酸ビニル共重合体ケ
ン化物、アクリロニトリル系樹脂が、ポリオレフィン系
樹脂とともに使用される。そして、必要に応じて接着性
の樹脂をポリオレフィン系樹脂とバリア性樹脂との中間
層として設けることができる。
力に熱接着する樹脂から選択して使用される。通常は、
成形加工性に優れたポリオレフィン系樹脂が使用され
る。しかしながら、筒部6の最内層に非吸着性材料が使
用されるようなときは、最端部2と逆止弁3とを接着剤
を用いて接合することもできる。接着剤を使用するとき
は、最端部2をコロナ放電処理やガスフレーム処理によ
り接着強度を安定化することが好ましい。
6を装着しておき、キャビティ又はマンドレルの先端の
コアに所定量の溶融した熱可塑性樹脂を押出し、キヤビ
テイとコアを圧縮することにより口頸部1を成形し、そ
して、その最先端部2逆止弁3を熱で接着させる。
部5及び口頸部1を予め成形し、筒部6の端部に高周波
シールや、ホットエアシール法で接着する。あるいは、
コア側に筒部6を装着しておき、型締め時にコア内に筒
部の一端を挿入し、肩部5と口頸部1との射出成形と同
時に接着するインサートインジェクション成形を行うこ
ともできる。
部6に肩部5及び口頸部1を成形で設けるときに、『肩
部5及び口頸部1』を形成する金型の口頸部1の最端部
2に相当する部分に逆止弁の接着面積が広くなるよう
に、ある程度の巾をもつ周縁部を形成することが好まし
い。周縁部の巾は口頸部の口径、内容物の粘度などによ
り接着強度が要求されるものである。内容物を絞り出す
ときに、その内圧により逆止弁が脱落しない接着強度を
確保するためにも、0.3〜2mmの巾を目処とするこ
とが好ましい。
シール方法の利点は、図3に示すプラスチックシートに
形成した逆止弁をもつシートを、口頸部1の最端部2に
生産性がよいヒートシール装着できることである。シー
トに形成した逆止弁3の装着は、上記のインジェクショ
ン成形、又はコンプレッション成形のいずれの成形品に
おいても、金型の口頸部最端部に載置して行うことがで
きる。
る材質とヒートシールできるものであれば、その材質と
厚みを自由に変えて、剛性を調整できる利点にある。ま
た、口頸部に用いる材質とヒートシールできない材質で
あれば、ヒートシールできる材質を積層して、その性能
をもたせることもできる。シート成形による逆止弁は、
該部分の剛性を自由にできるばかりでなく、打ち抜き部
の精度を向上することができ、チューブからの内容物の
流出量と、エアバックの発生の程度を調整できる。 ま
た、ヒートシールができない逆止弁との組合せのとき
は、口頸部の最端部と接着剤を介して逆止弁とを接合す
ることができる。
性があり、内容物に侵されず、チューブ容器の口頸部の
最端部とヒートシール又は接着剤を介して接着できるも
のであればより好ましい。例えば、ポリエステル、ポリ
カーボネート、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリア
ミドなどの延伸又は未延伸のフィルムを単層又は、積層
して使用できる。この他に、合成紙、防湿セロハン、ア
ルミニウム箔、金属蒸着フィルムなどを単層あるいは他
のフィルムと積層して使用できる逆止弁の厚みは、材質
がもつ剛性にもよるが15〜200μmのものから選定
する。
状、星状などの任意の形状に打ち抜いて逆止弁を形成す
る。また、内容物を絞りだすときの逆止弁3は、図1に
示すとおり内容物の圧力で、3aのように上方に押し上
げられることになる。そして、絞り出しを停止したとき
の逆止弁3aは、旧の位置にもどるまでの時間があり、
そして、逆止弁に口頸部から押し出されている内容物が
付着しているため、口頸部1又は肩部5に空気が入り込
むことを防ぐことができ、空気が容器の内部に逆流する
ことを防ぐ効果を奏するものである。
逆止弁の面に、未開封の証左や、パッキング効果及びバ
リア効果とを兼ねて易開封性のフィルムをバージンシー
ルの意味を含めて更に積層することができる。
及び/又は酸素ガスのバリア性をもつとともに、逆止弁
の非口頸部側と易開封(剥離)性やクッション効果をも
つ材料から、単層又は複合フィルムで構成できる。
ートでも行うことができるが、特に精巧な印刷絵柄を要
望するときは、印刷適性にすぐれた材料をその構成要素
に加えることができる。例えば、延伸ポリエステルフィ
ルム、延伸ナイロンフィルム、合成紙、乳白プラスチッ
クフィルムなどから適宜選択できる。そして、その印刷
は、輪転印刷の場合は、グラビア、フレキソ印刷、転写
印刷がある。そして、シート状の枚葉印刷では、平版に
よるオフセット印刷の他活版、凹版、転写印刷などいず
れの方法をも採用でき、印刷ロットと絵柄の精度に応じ
た印刷方法を採用できる。押出し成形チューブ容器の筒
部の印刷は、通常の曲面印刷法を適用できる。例えば、
凸版、凹版からのドライオフセット方式の印刷や、タン
ポ印刷又は転写印刷などいずれの方法をも採用できる。
用いる熱可塑性樹脂は、筒部の材料と成形時の熱でヒー
トシールできる加工性と同時に、所望のバリア性をもつ
ものであれば特に問うものではない。そして、所望のバ
リア性を確保できる厚みで設けることが好ましい。
は、肩部及び口頸部に用いる熱可塑性樹脂と易剥離性を
もつ層をもつ多層フィルムが使用できる。例えば、ポリ
エステル、ポリアミド、アクリロニトリル系樹脂、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、エチレ
ン・酢酸ビニル共重合体ケン化物、アルミニウム箔、エ
チレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共
重合体、エチレン・アクリル酸エステル共重合体、アイ
オノマーなどの延伸あるいは未延伸フィルムを単体ある
いは複合フィルムとし、易剥離性ヒートシール層を設け
て構成することができる。または、上記のフィルムに特
殊な性能をもつ、塩化ビニル・酢酸ビニル系共重合体、
ポリ塩化ビニリデン、線状ポリエステルなどを塗工した
フィルムをヒートシーラント層及び/又はバリア層とし
て使用することもできる。
に説明をする。 (実施例1)被印刷フィルム11として図4に示すよう
に厚み12μm延伸ポリエステルフィルムにグラビア印
刷で絵柄層12を設け、絵柄層12に2液反応硬化型の
接着剤層13を介して厚み15μmのエチレン・酢酸ビ
ニル共重合体ケン化物フィルムのバリアフィルム14を
積層した。更に上記接着剤と同一組成の接着剤層15を
介して厚み130μmの低密度ポリエチレンフィルムの
ポリオレフィンフィルム16をバリアフィルム14に積
層した。そして、上記ポリエステル11の絵柄層を設け
ていない側に、上記接着剤と同一組成の2液反応硬化型
の接着剤層17介して厚み130μmの透明ポリエチレ
ンフィルムからなる透明樹脂層18を積層して、筒部用
積層シート20を作成した。次いで、上記積層シート2
0を所望の幅に断裁し、ポリエチレンフィルム16と1
8とが相接するようにしてヒートシールして直径25.
4mm、長さ100mmの筒部6を形成した。更に低密
度ポリエチレンを用いて図1に示すようにコンプレッシ
ョン成形で肩部5と口頸部1とを設けたチューブ容器を
形成した。更に、延伸ポリエステルフィルム12μm/
接着剤層/ポリエチレンフィルム60μmよりなる(積
層シート)を図3(A)に示す十字型に打ち抜いた逆止
弁3を図1に示すチューブ容器の最端部2にヒートシー
ルで接着して一体化し、実施例1の積層シート20より
なる本発明のチューブ容器10を作製した。
容器に、実施例1で作製した逆止弁と同一の積層シート
で図3(B)に示す*型の逆止弁3を作製し、実施例1
と同様にチューブ容器にヒートシール・接着して一体化
し、実施例2の積層シートよりなるチューブ容器10を
作製した。
ブ容器に設けた逆止弁の面と、エチレンアクリル酸共重
合体フィルム20μm・アルミニウム箔9μm・接着剤
・延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム15μmの
構成よりなる易剥離性フィルムのエチレンアクリル酸共
重合体の面とをヒートシールで設けて実施例3の図2に
示すチューブ容器10を作製した。
さ100mm、内容量50ml、層厚み300〜500
μmの低密度ポリエチレンからなる実施例1と同形状の
肩部5及び口頸部1をもつプラスチックチューブ10を
ブロー成形した。上記チューブの口頸部1に、実施例1
と同一の逆止弁2をヒートシールで設けて実施例4のチ
ューブ容器10を作製した。
容器に逆止弁を設けずに比較例のチューブ容器とした。
練り歯磨きを50g充填し底部をヒートシールしてポリ
エチレン製のキャップを施して30℃の暗所で30日放
置した後、評価用試料とした。 評価方法 ・耐エアバック性:各試料を横置きし、その中央部に1
00gの分銅をのせて、5秒及び10秒後の練り歯磨き
の吐出量(g)及び分銅を除いて吐出した練り歯磨きを
取り除いた後、2秒後、5秒後のエアバックの状態を目
視で評価した。 ・フレーバーの保存性:各試料に練り歯磨きを充填し、
上記と同様に30日保存した後フレーバーの残香を、同
着色ガラス瓶で冷蔵庫保存した歯磨きを基準として比較
評価をした。 その結果を表1に示す。
チューブ容器は、逆止弁の作用により、内容物の絞り出
し量は、若干制約される程度ではあるが、実用に支障が
あるものではない。そして、使用量を絞り出した後キャ
プを装着するまでの2〜4秒の間に内容物が逆流するエ
アバックは防止でる。また、チューブ内にエアを介在さ
せることによる内容物の変質も防止する効果を奏する。
そして、逆止弁の上に更に積層した、易剥離性バリアフ
ィルムは開封前の内容物のフレーバーの放散を阻止する
効果を奏するものである。
る。
ーブ容器の断面を示す概略図である。
る。 (B) 逆止弁の他の形状の例を示す平面の図である。 (C) 逆止弁の他の形状の例を示す平面の図である。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも熱可塑性樹脂層を含むラミネ
ートチューブ容器、あるいは単層又は多層の溶融押出し
成形チューブ容器において、口頸部の最端部に線状の交
差形状で設けた打ち抜きシートで形成した逆止弁が一体
化されていることを特徴とする逆止弁付きチューブ容
器。 - 【請求項2】 プラスチックシートに形成して一体化す
る上記打ち抜き逆止弁が、ヒートシールで口頸部の最端
部に設けられたものであることを特徴とする請求項1記
載の逆止弁付きチューブ容器。 - 【請求項3】 上記打ち抜きシートで形成した逆止弁の
チューブ容器との反対面に、更に易剥離性バリアフィル
ムを積層したものであることを特徴とする請求項1乃至
2記載の逆止弁付きチューブ容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9281191A JPH11105896A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 逆止弁付きチューブ容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9281191A JPH11105896A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 逆止弁付きチューブ容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11105896A true JPH11105896A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=17635624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9281191A Pending JPH11105896A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 逆止弁付きチューブ容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11105896A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002059957A (ja) * | 2000-08-18 | 2002-02-26 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | シャワー噴出容器 |
JP2008001371A (ja) * | 2006-06-20 | 2008-01-10 | Dainippon Printing Co Ltd | 逆止弁付きチューブ容器 |
JP2008120426A (ja) * | 2006-11-14 | 2008-05-29 | Dainippon Printing Co Ltd | 逆止弁付きチューブ |
JP2012126445A (ja) * | 2010-12-17 | 2012-07-05 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 吐出容器 |
JP2017036054A (ja) * | 2015-08-07 | 2017-02-16 | 小林製薬株式会社 | 容器 |
JP2020179938A (ja) * | 2019-04-23 | 2020-11-05 | 凸版印刷株式会社 | チューブ容器 |
JP2021095149A (ja) * | 2019-12-13 | 2021-06-24 | 共同印刷株式会社 | スリットバルブ付きキャップ |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP9281191A patent/JPH11105896A/ja active Pending
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