JPH11105731A - リーチ型フォークリフト - Google Patents
リーチ型フォークリフトInfo
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- JPH11105731A JPH11105731A JP27300297A JP27300297A JPH11105731A JP H11105731 A JPH11105731 A JP H11105731A JP 27300297 A JP27300297 A JP 27300297A JP 27300297 A JP27300297 A JP 27300297A JP H11105731 A JPH11105731 A JP H11105731A
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- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 11
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 5
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 5
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 5
- 230000008859 change Effects 0.000 abstract description 6
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 2
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66F—HOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
- B66F9/00—Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes
- B66F9/06—Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes movable, with their loads, on wheels or the like, e.g. fork-lift trucks
- B66F9/075—Constructional features or details
- B66F9/07568—Steering arrangements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Civil Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geology (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車感覚で操縦しうるリーチ型フォークリ
フトを提供する。 【解決手段】 車体本体部2に設けられたドライブホー
ル6と、左右のストラドルアームに操舵自在に取り付け
られたロードホイール4、5と、このロードホイール
4、5の操舵角を制御する制御手段とを具えたリーチ型
フォークリフト1であって、ドライブホイール6を、車
体中心線と平行な直進方向に固定し、かつハンドルHの
操作に基づいて前記左右のロードホイール4、5を操舵
することにより車体の向きを変えることを特徴とする。
フトを提供する。 【解決手段】 車体本体部2に設けられたドライブホー
ル6と、左右のストラドルアームに操舵自在に取り付け
られたロードホイール4、5と、このロードホイール
4、5の操舵角を制御する制御手段とを具えたリーチ型
フォークリフト1であって、ドライブホイール6を、車
体中心線と平行な直進方向に固定し、かつハンドルHの
操作に基づいて前記左右のロードホイール4、5を操舵
することにより車体の向きを変えることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車感覚で操縦
しうるリーチ型フォークリフトに関する。
しうるリーチ型フォークリフトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリーチ型フォークリフトは、図8
に示すように、車体本体部aに設けられ例えば電気モー
タ等により回転駆動しうるドライブホイールeと、前記
車体本体部aから突出する左右のストラドルアームb、
bに操舵不能に取り付けられたロードホイールc、cと
を具えている。前記ドライブホイールeは、ハンドルh
の操作によって操舵自在とされる。
に示すように、車体本体部aに設けられ例えば電気モー
タ等により回転駆動しうるドライブホイールeと、前記
車体本体部aから突出する左右のストラドルアームb、
bに操舵不能に取り付けられたロードホイールc、cと
を具えている。前記ドライブホイールeは、ハンドルh
の操作によって操舵自在とされる。
【0003】このようなリーチ型フォークリフトは、前
記ハンドルhを操作すると、ドライブホイールeを操舵
でき、このドライブホイールeの回転軸の延長線e1
と、左右のロードホイールc、cの回転軸の延長線c1
との交点が旋回中心点dとなり、この旋回中心点dの回
りで車体の向きを変えることができる。
記ハンドルhを操作すると、ドライブホイールeを操舵
でき、このドライブホイールeの回転軸の延長線e1
と、左右のロードホイールc、cの回転軸の延長線c1
との交点が旋回中心点dとなり、この旋回中心点dの回
りで車体の向きを変えることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動車の操
縦に際しては、図9に示すように、ハンドル操作により
前輪iを操舵するとともに、後輪jの回転軸の延長線j
1上と、前輪iの回転軸の延長線i1、i2とが交わる
点である旋回中心点Pで車体の向き換えを行う。このた
め、旋回中心点dがロードホイールc(前輪)の回転軸
c1上に並ぶリーチ型フォークリフトは、自動車の運転
フィーリングとは全く異なるものとなり、車体の向き換
えなどその操縦が難しく、特別の技能を必要とする他、
特に自動車の運転に慣れた者では、リーチ型フォークリ
フトの運転フィーリングを体得するまでには多くの時間
を必要とするなどの問題があった。
縦に際しては、図9に示すように、ハンドル操作により
前輪iを操舵するとともに、後輪jの回転軸の延長線j
1上と、前輪iの回転軸の延長線i1、i2とが交わる
点である旋回中心点Pで車体の向き換えを行う。このた
め、旋回中心点dがロードホイールc(前輪)の回転軸
c1上に並ぶリーチ型フォークリフトは、自動車の運転
フィーリングとは全く異なるものとなり、車体の向き換
えなどその操縦が難しく、特別の技能を必要とする他、
特に自動車の運転に慣れた者では、リーチ型フォークリ
フトの運転フィーリングを体得するまでには多くの時間
を必要とするなどの問題があった。
【0005】本発明は以上のような問題に鑑み案出され
たもので、自動車感覚で操縦しうるリーチ型フォークリ
フトを提供することを目的としている。
たもので、自動車感覚で操縦しうるリーチ型フォークリ
フトを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載の発明は、車体本体部に設けられかつ原動機により回
転駆動しうるドライブホイールと、前記車体本体部から
突出する左右のストラドルアームを有しこのストラドル
アームに操舵自在に取り付けられたロードホイールと、
前記ロードホイールの操舵角を制御する制御手段とを具
えたリーチ型フォークリフトであって、前記ドライブホ
イールを、車体中心線と平行な直進方向に固定し、かつ
ハンドルの操作に基づいて前記左右のロードホイールを
操舵することにより車体の向きを変えることを特徴とす
る。
載の発明は、車体本体部に設けられかつ原動機により回
転駆動しうるドライブホイールと、前記車体本体部から
突出する左右のストラドルアームを有しこのストラドル
アームに操舵自在に取り付けられたロードホイールと、
前記ロードホイールの操舵角を制御する制御手段とを具
えたリーチ型フォークリフトであって、前記ドライブホ
イールを、車体中心線と平行な直進方向に固定し、かつ
ハンドルの操作に基づいて前記左右のロードホイールを
操舵することにより車体の向きを変えることを特徴とす
る。
【0007】また請求項2記載の発明は、前記ハンドル
は、前記ドライブホイールと機械的に切り離された非連
係状態を有し、かつこのハンドルの操作に対応した操舵
指令値を出力するハンドルセンサを具えるとともに、前
記制御手段は、この操舵指令値に基づいて前記左右のロ
ードホイールを操舵することを特徴とする請求項1記載
のリーチ型フォークリフトである。
は、前記ドライブホイールと機械的に切り離された非連
係状態を有し、かつこのハンドルの操作に対応した操舵
指令値を出力するハンドルセンサを具えるとともに、前
記制御手段は、この操舵指令値に基づいて前記左右のロ
ードホイールを操舵することを特徴とする請求項1記載
のリーチ型フォークリフトである。
【0008】また請求項3記載の発明は、前記制御手段
は、リーチ型フォークリフト上に固定された仮想の平面
座標の任意の位置に予め設定された仮想の操舵輪を前記
ハンドルの操作に基づいて操舵させる仮想操舵処理と、
前記操舵された仮想の操舵輪の回転軸の延長線と前記ド
ライブホイールの回転軸の延長線とが交わる旋回中心点
を演算する旋回中心点演算処理と、この旋回中心点に前
記左右のロードホイールの回転軸の延長線が交わる左右
のロードホイールの目標操舵角を演算する処理と、前記
左右のロードホイールをこの目標操舵角に操舵するロー
ドホイール操舵処理とを行うことを特徴とする請求項1
又は2記載のリーチ型フォークリフトである。
は、リーチ型フォークリフト上に固定された仮想の平面
座標の任意の位置に予め設定された仮想の操舵輪を前記
ハンドルの操作に基づいて操舵させる仮想操舵処理と、
前記操舵された仮想の操舵輪の回転軸の延長線と前記ド
ライブホイールの回転軸の延長線とが交わる旋回中心点
を演算する旋回中心点演算処理と、この旋回中心点に前
記左右のロードホイールの回転軸の延長線が交わる左右
のロードホイールの目標操舵角を演算する処理と、前記
左右のロードホイールをこの目標操舵角に操舵するロー
ドホイール操舵処理とを行うことを特徴とする請求項1
又は2記載のリーチ型フォークリフトである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づき説明する。図1に示すように、本実施形態の
リーチ型フォークリフト1は、車体本体部2から前方に
突出する左右のストラドルアーム3L、3Rに操舵角を
制御可能に取り付けられた操舵自在な左右のロードホイ
ール4、5と、前記車体本体部2に設けられたドライブ
ホイール6と、前記ストラドルアーム3L、3Rに沿っ
て前後に移動しかつ本例では荷役具としてのフォークF
を有するマスト装置Mとを具えている。
面に基づき説明する。図1に示すように、本実施形態の
リーチ型フォークリフト1は、車体本体部2から前方に
突出する左右のストラドルアーム3L、3Rに操舵角を
制御可能に取り付けられた操舵自在な左右のロードホイ
ール4、5と、前記車体本体部2に設けられたドライブ
ホイール6と、前記ストラドルアーム3L、3Rに沿っ
て前後に移動しかつ本例では荷役具としてのフォークF
を有するマスト装置Mとを具えている。
【0010】前記左右のロードホイール4、5は、それ
ぞれ旋回ギヤケース8B、8Cに支持されるとともに、
これらの各旋回ギヤケース8B、8Cには、ベルトなど
の伝導具7を介してサーボモータ9L、9Rが連係して
いる。したがって、左右の各ロードホイール4、5は、
サーボモータ9L、9Rを駆動することによりそれぞれ
個別に操舵角を制御できかつその位置を保持しうる。ま
た各ロードホイール4、5の操舵中心点は、本例ではホ
イールの巾方向及び周方向の中央位置L、Rに設定した
ものを例示している。
ぞれ旋回ギヤケース8B、8Cに支持されるとともに、
これらの各旋回ギヤケース8B、8Cには、ベルトなど
の伝導具7を介してサーボモータ9L、9Rが連係して
いる。したがって、左右の各ロードホイール4、5は、
サーボモータ9L、9Rを駆動することによりそれぞれ
個別に操舵角を制御できかつその位置を保持しうる。ま
た各ロードホイール4、5の操舵中心点は、本例ではホ
イールの巾方向及び周方向の中央位置L、Rに設定した
ものを例示している。
【0011】前記ドライブホイール6は、バッテリを駆
動源とする原動機としての電気モータM(図3に示す)
と連係している。このドライブホイール6の回転駆動力
は、運転席に設けられたアクセル装置ACの操作により
調節しうる。
動源とする原動機としての電気モータM(図3に示す)
と連係している。このドライブホイール6の回転駆動力
は、運転席に設けられたアクセル装置ACの操作により
調節しうる。
【0012】また、ドライブホイール6は、本実施形態
ではハンドルHの操作により操舵することができる。前
記ハンドルHは、本例では、図3に示すように、ドライ
ブホイール6と機械的に切り離された非連係状態を有
し、いわゆるフライ・バイ・ワイヤ方式によって前記ド
ライブホイール6を操舵するものを例示している。すな
わち前記ハンドルHは、このハンドルHの操作に対応し
た操舵指令値を出力するハンドルセンサ16を有し、こ
のハンドルセンサ16のに出力に応じてドライブホイー
ル6を操舵するサーボモータ9Dを回転駆動することに
より、ドライブホイール6を操舵することができる。な
お、本例ではドライブホイール6の操舵中心点が図1に
示すようにDであるものを例示している。
ではハンドルHの操作により操舵することができる。前
記ハンドルHは、本例では、図3に示すように、ドライ
ブホイール6と機械的に切り離された非連係状態を有
し、いわゆるフライ・バイ・ワイヤ方式によって前記ド
ライブホイール6を操舵するものを例示している。すな
わち前記ハンドルHは、このハンドルHの操作に対応し
た操舵指令値を出力するハンドルセンサ16を有し、こ
のハンドルセンサ16のに出力に応じてドライブホイー
ル6を操舵するサーボモータ9Dを回転駆動することに
より、ドライブホイール6を操舵することができる。な
お、本例ではドライブホイール6の操舵中心点が図1に
示すようにDであるものを例示している。
【0013】また前記ドライブホイール6は、図3に示
すように、本例では、車体本体部2に旋回自在に取り付
けられかつその上部に回転駆動用の電気モータMが直結
された旋回ギヤケース8Aに枢支されている。この旋回
ギヤケース8Aには、操舵用のサーボモータ9Dが減速
機Gを介して取り付けられる。またサーボモータ9D
は、制御装置17からの駆動信号によって駆動される。
なおこの駆動信号は、前記ハンドルの操作に基づく操舵
指令値に基づき定めうる。
すように、本例では、車体本体部2に旋回自在に取り付
けられかつその上部に回転駆動用の電気モータMが直結
された旋回ギヤケース8Aに枢支されている。この旋回
ギヤケース8Aには、操舵用のサーボモータ9Dが減速
機Gを介して取り付けられる。またサーボモータ9D
は、制御装置17からの駆動信号によって駆動される。
なおこの駆動信号は、前記ハンドルの操作に基づく操舵
指令値に基づき定めうる。
【0014】なお前記ハンドルセンサ16は、例えばハ
ンドルHの回転角を検知しうるポテンショメータなどを
用いることができ、また、単位時間内のハンドルHの回
転角の変化を検出して、ハンドルHの角速度ωをも操舵
指令値に含ませることができる。なお本例のように、ハ
ンドルHとドライブホイール6との機械的な非連係状態
を有する場合には、ハンドルHまたはドライブホイール
6の回転角を所定範囲に制限するストッパなどを機械的
に又は電気的に付設することが望ましい。
ンドルHの回転角を検知しうるポテンショメータなどを
用いることができ、また、単位時間内のハンドルHの回
転角の変化を検出して、ハンドルHの角速度ωをも操舵
指令値に含ませることができる。なお本例のように、ハ
ンドルHとドライブホイール6との機械的な非連係状態
を有する場合には、ハンドルHまたはドライブホイール
6の回転角を所定範囲に制限するストッパなどを機械的
に又は電気的に付設することが望ましい。
【0015】また前記各ホイール4、5、6を支持する
旋回ギヤケース8A、8B、8Cには、各ホイール4、
5、6の操舵角をそれぞれ検知しうるポテンショメータ
10L、10R、10Dが取り付くことにより、常に現
在の操舵角を検知しうるよう構成されている。
旋回ギヤケース8A、8B、8Cには、各ホイール4、
5、6の操舵角をそれぞれ検知しうるポテンショメータ
10L、10R、10Dが取り付くことにより、常に現
在の操舵角を検知しうるよう構成されている。
【0016】次に、図2にはこのようなリーチ型フォー
クリフトの制御装置17の一例を示している。図におい
て制御装置17は、中央演算装置であるCPUと、CP
Uの処理手順や既知データなどが予め記憶される記憶手
段としてのROMと、作業用の一時記憶メモリであるR
AMと、入、出力ポートI/Oと、これらを適宜結ぶデ
ータバスと、前記左右のロードホイール4、5に取り付
くサーボモータ9L、9R及びドライブホイール6を操
舵するサーボモータ9Dを駆動制御するモータコントロ
ーラ20L、20R、20Dとから構成されているもの
を例示している。
クリフトの制御装置17の一例を示している。図におい
て制御装置17は、中央演算装置であるCPUと、CP
Uの処理手順や既知データなどが予め記憶される記憶手
段としてのROMと、作業用の一時記憶メモリであるR
AMと、入、出力ポートI/Oと、これらを適宜結ぶデ
ータバスと、前記左右のロードホイール4、5に取り付
くサーボモータ9L、9R及びドライブホイール6を操
舵するサーボモータ9Dを駆動制御するモータコントロ
ーラ20L、20R、20Dとから構成されているもの
を例示している。
【0017】前記入力用のI/Oポートには、前記各ポ
テンショメータ10D、10L、10Rの操舵角θD、
θL、θRの信号と、前記ハンドルセンサ16の操舵指
令値θHが、また本例ではモード切換装置19からの切
換信号mdなどが入力される(モード切換装置19につ
いては後述する)。またCPUでは、前記各信号をRO
Mに記憶されている処理手順に従って用いることによ
り、本例では左右の各ロードホイール4、5及びドライ
ブホイール6の目標操舵角θLO、θRO、θDOなど
を演算し、この目標操舵角などを出力ポートI/Oを介
してモータコントローラ20L、20R、20Dへと出
力するように構成されている。
テンショメータ10D、10L、10Rの操舵角θD、
θL、θRの信号と、前記ハンドルセンサ16の操舵指
令値θHが、また本例ではモード切換装置19からの切
換信号mdなどが入力される(モード切換装置19につ
いては後述する)。またCPUでは、前記各信号をRO
Mに記憶されている処理手順に従って用いることによ
り、本例では左右の各ロードホイール4、5及びドライ
ブホイール6の目標操舵角θLO、θRO、θDOなど
を演算し、この目標操舵角などを出力ポートI/Oを介
してモータコントローラ20L、20R、20Dへと出
力するように構成されている。
【0018】また、本実施形態のリーチ型フォークリフ
ト1は、運転席近傍に配されたモード切換装置19によ
り2以上の走行モードから1つを選択して切換えでき
る。本例では図7(a)に示すように、左右のロードホ
イール4、5の操舵角θL、θRをドライブホイール6
の操舵角θDに一致させ車体の向きを一定に保持したま
ま縦横斜めに移動する平行移動走行モードや、図7
(b)に示すように、左右のロードホイール4、5を直
進状態に操舵固定し、ドライブホイール6のみを操舵す
ることにより車体の向きを変化させるノーマルモード、
さらには図7(c)に示すように、各ホイールを最小の
旋回半径で旋回しうる角度とするその場旋回モードなど
の複数種類の走行モードで走行できる。
ト1は、運転席近傍に配されたモード切換装置19によ
り2以上の走行モードから1つを選択して切換えでき
る。本例では図7(a)に示すように、左右のロードホ
イール4、5の操舵角θL、θRをドライブホイール6
の操舵角θDに一致させ車体の向きを一定に保持したま
ま縦横斜めに移動する平行移動走行モードや、図7
(b)に示すように、左右のロードホイール4、5を直
進状態に操舵固定し、ドライブホイール6のみを操舵す
ることにより車体の向きを変化させるノーマルモード、
さらには図7(c)に示すように、各ホイールを最小の
旋回半径で旋回しうる角度とするその場旋回モードなど
の複数種類の走行モードで走行できる。
【0019】そして、本例のリーチ型フォークリフト1
においては、前記各走行モードの他、図4に示すよう
に、前記ドライブホイール6を、車体中心線CLと平行
な直進方向に固定し、かつハンドルHの操作に基づいて
前記左右のロードホイール4、5を操舵することにより
車体の向きを変えること(以下、単に「自動車走行モー
ド」ということがある。)を特徴としている。
においては、前記各走行モードの他、図4に示すよう
に、前記ドライブホイール6を、車体中心線CLと平行
な直進方向に固定し、かつハンドルHの操作に基づいて
前記左右のロードホイール4、5を操舵することにより
車体の向きを変えること(以下、単に「自動車走行モー
ド」ということがある。)を特徴としている。
【0020】これによって、リーチ型フォークリフト1
の前進走行、後進走行での車体の向き換えが、自動車と
同一のフィーリングによって行うことができるため、自
動車の運転に慣れた者であれば、運転操作性が格段に向
上し、短時間で運転技術を習得できる。
の前進走行、後進走行での車体の向き換えが、自動車と
同一のフィーリングによって行うことができるため、自
動車の運転に慣れた者であれば、運転操作性が格段に向
上し、短時間で運転技術を習得できる。
【0021】このような、リーチ型フォークリフト1の
制御方法の一例について図5に示すフローチャートに基
づき説明する。先ず、自動車走行モードが選択される
と、CPUは、サーボモータ9Dを駆動し、ドライブホ
イールを車体中心線と平行な直進方向、つまりドライブ
ホイールの目標操舵角θDOを0としてモータコントロ
ーラ20Dへ出力し、操舵固定する(ステップS1)。
制御方法の一例について図5に示すフローチャートに基
づき説明する。先ず、自動車走行モードが選択される
と、CPUは、サーボモータ9Dを駆動し、ドライブホ
イールを車体中心線と平行な直進方向、つまりドライブ
ホイールの目標操舵角θDOを0としてモータコントロ
ーラ20Dへ出力し、操舵固定する(ステップS1)。
【0022】次に、CPUは、ハンドルセンサ16から
操舵指令値θHをRAMに読み込むとともに(ステップ
S2)、図4に示すようにリーチ型フォークリフト上に
固定された仮想の平面座標X−Yの任意の位置に予め設
定された仮想の操舵輪Vを前記ハンドルHの操作に基づ
いて操舵させる仮想操舵処理を行う(ステップS3)。
本例では、ハンドルセンサ16の操舵指令値θHで仮想
操舵輪Vを操舵するものを例示している。なおこのと
き、ハンドルセンサ16の出力に各種のゲインを与えて
も良いことは言うまでもない。
操舵指令値θHをRAMに読み込むとともに(ステップ
S2)、図4に示すようにリーチ型フォークリフト上に
固定された仮想の平面座標X−Yの任意の位置に予め設
定された仮想の操舵輪Vを前記ハンドルHの操作に基づ
いて操舵させる仮想操舵処理を行う(ステップS3)。
本例では、ハンドルセンサ16の操舵指令値θHで仮想
操舵輪Vを操舵するものを例示している。なおこのと
き、ハンドルセンサ16の出力に各種のゲインを与えて
も良いことは言うまでもない。
【0023】このように、本実施形態では、前記ハンド
ルHがドライブホイール6と機械的に非連係状態を有し
ているため、自動車走行モードにおいては、このハンド
ルHの操舵指令値θHを仮想線舵論V、ひいては後述す
る左右のロードホイール4、5を操舵するための情報と
して用いている。他方、このハンドルHの操舵指令値θ
Hは、例えば前記ノーマルモードなどにおいては、ドラ
イブホイール6の操舵するための情報として用いること
ができるから、一つのハンドルHにて、ドライブホイー
ル6又は左右のロードホイール4、5に操舵指令を与え
ることができ、操舵指令手段を共用しうる点で好まし
い。
ルHがドライブホイール6と機械的に非連係状態を有し
ているため、自動車走行モードにおいては、このハンド
ルHの操舵指令値θHを仮想線舵論V、ひいては後述す
る左右のロードホイール4、5を操舵するための情報と
して用いている。他方、このハンドルHの操舵指令値θ
Hは、例えば前記ノーマルモードなどにおいては、ドラ
イブホイール6の操舵するための情報として用いること
ができるから、一つのハンドルHにて、ドライブホイー
ル6又は左右のロードホイール4、5に操舵指令を与え
ることができ、操舵指令手段を共用しうる点で好まし
い。
【0024】本実施形態では、前記平面座標X−Yは、
リーチ型フォークリフト1の車体中心線CLを通るY
軸、ドライブホイール6の操舵中心点Dを通るX軸とに
より構成されるとともに、前記仮想操舵輪VをこのY軸
上かつ前記左右のロードホイール4、5の操舵中心点
L、Rを結ぶ直線N上に操舵中心点Cを有するものとし
て設けるものを例示している。
リーチ型フォークリフト1の車体中心線CLを通るY
軸、ドライブホイール6の操舵中心点Dを通るX軸とに
より構成されるとともに、前記仮想操舵輪VをこのY軸
上かつ前記左右のロードホイール4、5の操舵中心点
L、Rを結ぶ直線N上に操舵中心点Cを有するものとし
て設けるものを例示している。
【0025】ここで、仮想操舵輪Vとは、前記ハンドル
Hの操舵指令値θHを与えてやることによりリーチ型フ
ォークリフトの旋回中心点Pを仮想的に決定するために
設定される操舵輪であってリーチ型フォークリフト上に
固定された仮想の平面座標X−Yの任意の位置に設ける
ことができる。なお仮想操舵輪Vの操舵中心点Cを車体
中心線上に設けたときには、同じハンドル操作量であれ
ば、左、右の旋回において操舵フィーリングが同一とな
り、さらに操縦性が向上する。また平面座標X−Yの原
点0から仮想操舵輪の操舵中心点Cまでの距離Bを種々
設定することにより、いわゆるハンドル切れ感を鋭く又
は鈍くしうる。
Hの操舵指令値θHを与えてやることによりリーチ型フ
ォークリフトの旋回中心点Pを仮想的に決定するために
設定される操舵輪であってリーチ型フォークリフト上に
固定された仮想の平面座標X−Yの任意の位置に設ける
ことができる。なお仮想操舵輪Vの操舵中心点Cを車体
中心線上に設けたときには、同じハンドル操作量であれ
ば、左、右の旋回において操舵フィーリングが同一とな
り、さらに操縦性が向上する。また平面座標X−Yの原
点0から仮想操舵輪の操舵中心点Cまでの距離Bを種々
設定することにより、いわゆるハンドル切れ感を鋭く又
は鈍くしうる。
【0026】次に、制御装置17は、前記操舵された仮
想の操舵輪Vの回転軸の延長線V1と前記ドライブホイ
ールの回転軸の延長線、即ち前記平面座標のX軸とが交
わる旋回中心点Pを演算する旋回中心点演算処理を行う
(ステップS4)。
想の操舵輪Vの回転軸の延長線V1と前記ドライブホイ
ールの回転軸の延長線、即ち前記平面座標のX軸とが交
わる旋回中心点Pを演算する旋回中心点演算処理を行う
(ステップS4)。
【0027】本実施形態の場合、自動車走行モードで
は、旋回中心点Pは前記X軸上に並ぶこととなるため、
その旋回中心点P(Xp、0)のX座標値を演算すれば
良い。ここで、前記旋回中心点PのX座標値Xpは、前
記仮想操舵輪Vの操舵角をθH、前記仮想操舵輪Vの操
舵中心点Cから原点までのY方向距離をBとすると、こ
れらの幾何学的関係により下記式で求めることができ
る。 Xp=B/tan-1(θH) …
は、旋回中心点Pは前記X軸上に並ぶこととなるため、
その旋回中心点P(Xp、0)のX座標値を演算すれば
良い。ここで、前記旋回中心点PのX座標値Xpは、前
記仮想操舵輪Vの操舵角をθH、前記仮想操舵輪Vの操
舵中心点Cから原点までのY方向距離をBとすると、こ
れらの幾何学的関係により下記式で求めることができ
る。 Xp=B/tan-1(θH) …
【0028】次に、旋回中心点Pが求まると、この旋回
中心点Pに前記左右のロードホイール4、5の回転軸の
延長線L1、R1が夫々交わる左右のロードホイール
4、5の目標操舵角θLO、θROを演算する処理を行
う(ステップS5)。これらの左右のロードホイール
4、5の目標操舵角θLO、θROは、この左右のロー
ドホイール4、5の操舵中心点L、R間のX方向距離を
Aとすると、下記式、から求めることができる。な
お左右のロードホイール4、5の操舵中心点L、Rの位
置は、Y軸について対称位置に設けられている。 θLO=tan-1{B/(Xp−0.5A)} … θRO=tan-1{B/(Xp+0.5A)} …
中心点Pに前記左右のロードホイール4、5の回転軸の
延長線L1、R1が夫々交わる左右のロードホイール
4、5の目標操舵角θLO、θROを演算する処理を行
う(ステップS5)。これらの左右のロードホイール
4、5の目標操舵角θLO、θROは、この左右のロー
ドホイール4、5の操舵中心点L、R間のX方向距離を
Aとすると、下記式、から求めることができる。な
お左右のロードホイール4、5の操舵中心点L、Rの位
置は、Y軸について対称位置に設けられている。 θLO=tan-1{B/(Xp−0.5A)} … θRO=tan-1{B/(Xp+0.5A)} …
【0029】次に、前記左右のロードホイール4、5を
この目標操舵角θLO、θROに操舵するロードホイー
ル操舵処理を行う(ステップS6)。この処理では、上
記式、により求まった左右のロードホイール4、5
の各目標操舵角θLO、θROが前記モータコントロー
ラ20L、20Rへと出力され、該モータコントローラ
20L、20Rが現在の操舵角θL、θRと前記目標操
舵角θLO、θROとの偏差をゼロとなるように前記サ
ーボモータ9L、9Rを駆動しうる。
この目標操舵角θLO、θROに操舵するロードホイー
ル操舵処理を行う(ステップS6)。この処理では、上
記式、により求まった左右のロードホイール4、5
の各目標操舵角θLO、θROが前記モータコントロー
ラ20L、20Rへと出力され、該モータコントローラ
20L、20Rが現在の操舵角θL、θRと前記目標操
舵角θLO、θROとの偏差をゼロとなるように前記サ
ーボモータ9L、9Rを駆動しうる。
【0030】このような制御手順を行うことにより、リ
ーチ型フォークリフト1は、ドライブホイール6及び左
右のロードホイール4、5の回転軸の延長線が一つの旋
回中心点Pに交わって旋回するいわゆるアッカーマンジ
ャントの理論を満たしうるため、各ホイールのスリップ
を最小とし、円滑な旋回動作を実現しうる利点がある。
ーチ型フォークリフト1は、ドライブホイール6及び左
右のロードホイール4、5の回転軸の延長線が一つの旋
回中心点Pに交わって旋回するいわゆるアッカーマンジ
ャントの理論を満たしうるため、各ホイールのスリップ
を最小とし、円滑な旋回動作を実現しうる利点がある。
【0031】図6には本発明の他の実施形態を示してい
る。本例では、前記ハンドルHと、ドライブホイール6
との間を機械的に係脱しうるクラッチ手段24を設けた
ものを例示している。前記クラッチ手段24の入力側2
4iには、ハンドルHの回転がチェーン25を介して伝
達される入力軸27が接続されている。なおハンドルセ
ンサ16は、例えばチェーン25に連係させる。またク
ラッチ手段24の出力側24oには、自在継手Uを介し
て減速機Gの出力軸29に連結される。なお減速機Gに
は、前記実施形態同様、フライ・バイ・ワイヤ操舵時の
操舵用のサーボモータ9Dが取り付く。
る。本例では、前記ハンドルHと、ドライブホイール6
との間を機械的に係脱しうるクラッチ手段24を設けた
ものを例示している。前記クラッチ手段24の入力側2
4iには、ハンドルHの回転がチェーン25を介して伝
達される入力軸27が接続されている。なおハンドルセ
ンサ16は、例えばチェーン25に連係させる。またク
ラッチ手段24の出力側24oには、自在継手Uを介し
て減速機Gの出力軸29に連結される。なお減速機Gに
は、前記実施形態同様、フライ・バイ・ワイヤ操舵時の
操舵用のサーボモータ9Dが取り付く。
【0032】そして、前記自動車走行モードにおいて
は、このクラッチ手段24を切ることにより、ハンドル
Hとドライブホイール6とが機械的に切り離された非連
係状態を形成し、前記のようにハンドルHの操作量に応
じた操舵指令値DHをドライブホイール6を操舵するこ
となく仮想操舵輪Vへの出力値として用いることができ
る。他方、通常のノーマルモードなどドライブホイール
を操舵する必要があるときには、前記クラッチ手段24
を噛み合わすことにより、ハンドルHとドライブホイー
ル6とを機械的に連係するようにも構成しうる。
は、このクラッチ手段24を切ることにより、ハンドル
Hとドライブホイール6とが機械的に切り離された非連
係状態を形成し、前記のようにハンドルHの操作量に応
じた操舵指令値DHをドライブホイール6を操舵するこ
となく仮想操舵輪Vへの出力値として用いることができ
る。他方、通常のノーマルモードなどドライブホイール
を操舵する必要があるときには、前記クラッチ手段24
を噛み合わすことにより、ハンドルHとドライブホイー
ル6とを機械的に連係するようにも構成しうる。
【0033】以上詳述したが、本発明は上記の実施形態
に限定されるものではなく、例えばハンドルHとして、
第1のハンドル、第2のハンドルを設け、第1のハンド
ルにてドライブホイール6を操舵するとともに、第2の
ハンドルを仮想操舵輪Vへの操舵角指令用として用いる
ことができ、この場合には、既存のフォークリフトに少
ない改造で自動車走行モードを実現しうる利点があるな
ど、本発明は種々の態様に変形しうる。
に限定されるものではなく、例えばハンドルHとして、
第1のハンドル、第2のハンドルを設け、第1のハンド
ルにてドライブホイール6を操舵するとともに、第2の
ハンドルを仮想操舵輪Vへの操舵角指令用として用いる
ことができ、この場合には、既存のフォークリフトに少
ない改造で自動車走行モードを実現しうる利点があるな
ど、本発明は種々の態様に変形しうる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明では、リーチ型フォークリフトにおいてドライブホイ
ールを、車体中心線と平行な直進方向に固定し、かつハ
ンドルの操作に基づいて左右のロードホイールを操舵し
て車体の向きを変えることにより、リーチ型フォークリ
フトの前進走行、後進走行での車体の向き換えが、自動
車の向き換えと同一のフィーリングによって行うことが
できる。そのため、自動車の運転をすることができる者
であれば、従来難しいとされていたリーチ型フォークリ
フトを容易に操縦することができ、また運転技能の向上
が短期間で行えるなど操縦性を飛躍的に高めうる。
明では、リーチ型フォークリフトにおいてドライブホイ
ールを、車体中心線と平行な直進方向に固定し、かつハ
ンドルの操作に基づいて左右のロードホイールを操舵し
て車体の向きを変えることにより、リーチ型フォークリ
フトの前進走行、後進走行での車体の向き換えが、自動
車の向き換えと同一のフィーリングによって行うことが
できる。そのため、自動車の運転をすることができる者
であれば、従来難しいとされていたリーチ型フォークリ
フトを容易に操縦することができ、また運転技能の向上
が短期間で行えるなど操縦性を飛躍的に高めうる。
【0035】また請求項2記載の発明では、ハンドル
は、ドライブホイールと機械的に切り離された非連係状
態を有し、かつこのハンドルの回転量に対応した信号を
出力する操舵指令値を出力するハンドルセンサを具える
ことにより、ドライブホイールを直進状態に固定したま
まハンドルを操作できるから、この操舵角指令値を左右
のロードホイールを操舵する際の信号として好適に用い
ることができる。
は、ドライブホイールと機械的に切り離された非連係状
態を有し、かつこのハンドルの回転量に対応した信号を
出力する操舵指令値を出力するハンドルセンサを具える
ことにより、ドライブホイールを直進状態に固定したま
まハンドルを操作できるから、この操舵角指令値を左右
のロードホイールを操舵する際の信号として好適に用い
ることができる。
【0036】また請求項3記載の発明では、リーチ型フ
ォークリフトのドライブホイール及び左右のロードホイ
ールの回転軸の延長線が一つの旋回中心点に交わって旋
回するいわゆるアッカーマンジャントの理論を満たしう
るため、各ホイールのスリップを最小とし、円滑な旋回
動作を実現しうる。
ォークリフトのドライブホイール及び左右のロードホイ
ールの回転軸の延長線が一つの旋回中心点に交わって旋
回するいわゆるアッカーマンジャントの理論を満たしう
るため、各ホイールのスリップを最小とし、円滑な旋回
動作を実現しうる。
【図1】本発明の実施形態を示すリーチ型フォークリフ
トの概略平面図である。
トの概略平面図である。
【図2】制御装置の一例を説明するブロック図である。
【図3】ドライブホイールとハンドルとの連係状態の一
例を示す概念図である。
例を示す概念図である。
【図4】リーチ型フォークリフトの自動車走行モードを
説明する平面図である。
説明する平面図である。
【図5】本実施形態の制御手順を説明するフローチャー
トである。
トである。
【図6】ドライブホイールとハンドルとの連係状態の他
の例を示す概念図である。
の例を示す概念図である。
【図7】(a)〜(c)は、リーチ型フォークリフトの
走行モードを説明するための平面図である。
走行モードを説明するための平面図である。
【図8】従来のリーチ型フォークリフトの旋回を説明す
るための平面図である。
るための平面図である。
【図9】自動車の旋回を説明するための平面図である。
1 リーチ型フォークリフト 2 車体本体部 3L、3R ストラドルレッグ 4、5 ロードホイール 6 ドライブホイール 16 ハンドルセンサ 17 制御装置 H ハンドル P 最小旋回中心点
Claims (3)
- 【請求項1】車体本体部に設けられかつ原動機により回
転駆動しうるドライブホイールと、前記車体本体部から
突出する左右のストラドルアームを有しこのストラドル
アームに操舵自在に取り付けられたロードホイールと、
前記ロードホイールの操舵角を制御する制御手段とを具
えたリーチ型フォークリフトであって、 前記ドライブホイールを、車体中心線と平行な直進方向
に固定し、かつハンドルの操作に基づいて前記左右のロ
ードホイールを操舵することにより車体の向きを変える
ことを特徴とするリーチ型フォークリフト。 - 【請求項2】前記ハンドルは、前記ドライブホイールと
機械的に切り離された非連係状態を有し、かつこのハン
ドルの操作に対応した操舵指令値を出力するハンドルセ
ンサを具えるとともに、 前記制御手段は、この操舵指令値に基づいて前記左右の
ロードホイールを操舵することを特徴とする請求項1記
載のリーチ型フォークリフト。 - 【請求項3】前記制御手段は、リーチ型フォークリフト
上に固定された仮想の平面座標の任意の位置に予め設定
された仮想の操舵輪を前記ハンドルの操作に基づいて操
舵させる仮想操舵処理と、 前記操舵された仮想の操舵輪の回転軸の延長線と前記ド
ライブホイールの回転軸の延長線とが交わる旋回中心点
を演算する旋回中心点演算処理と、 この旋回中心点に前記左右のロードホイールの回転軸の
延長線が交わる左右のロードホイールの目標操舵角を演
算する処理と、 前記左右のロードホイールをこの目標操舵角に操舵する
ロードホイール操舵処理とを行うことを特徴とする請求
項1又は2記載のリーチ型フォークリフト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27300297A JPH11105731A (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | リーチ型フォークリフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27300297A JPH11105731A (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | リーチ型フォークリフト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11105731A true JPH11105731A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=17521790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27300297A Pending JPH11105731A (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | リーチ型フォークリフト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11105731A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102010062289A1 (de) * | 2010-12-01 | 2012-06-21 | Zf Friedrichshafen Ag | Lenkbare Antriebsanordnung für ein Flurförderfahrzeug |
CN107600927A (zh) * | 2017-09-06 | 2018-01-19 | 天津朗誉科技发展有限公司 | 一种空间局限型凹字agv运输装置 |
-
1997
- 1997-10-06 JP JP27300297A patent/JPH11105731A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102010062289A1 (de) * | 2010-12-01 | 2012-06-21 | Zf Friedrichshafen Ag | Lenkbare Antriebsanordnung für ein Flurförderfahrzeug |
CN107600927A (zh) * | 2017-09-06 | 2018-01-19 | 天津朗誉科技发展有限公司 | 一种空间局限型凹字agv运输装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020625 |