JPH1092015A - 光ディスク - Google Patents
光ディスクInfo
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- JPH1092015A JPH1092015A JP8267961A JP26796196A JPH1092015A JP H1092015 A JPH1092015 A JP H1092015A JP 8267961 A JP8267961 A JP 8267961A JP 26796196 A JP26796196 A JP 26796196A JP H1092015 A JPH1092015 A JP H1092015A
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- Japan
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- disk
- optical disk
- substrates
- curable resin
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、ディスク基板の貼り合わせのため
の紫外線硬化型樹脂がディスク基板のセンターホール内
にはみだすことなく、ディスク基板が確実に貼り合わさ
れるようにした、光ディスクを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 その中心にクランピング用センターホー
ル11a,13aを備えた、複数のディスク基板11,
13と、各ディスク基板の表面にて、上記センターホー
ルの周囲のクランピングゾーン11b,13bと外縁と
の間の領域に、形成された記録層12,14と、各ディ
スク基板を貼り合わせる紫外線硬化型樹脂15と、を含
んでいる、光ディスク10において、上記各ディスク基
板11,13が、その貼り合わせ面にて、センターホー
ルとクランピングゾーンとの間の領域に、接着剤溜り1
6,17を備えるように、光ディスク10を構成する。
の紫外線硬化型樹脂がディスク基板のセンターホール内
にはみだすことなく、ディスク基板が確実に貼り合わさ
れるようにした、光ディスクを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 その中心にクランピング用センターホー
ル11a,13aを備えた、複数のディスク基板11,
13と、各ディスク基板の表面にて、上記センターホー
ルの周囲のクランピングゾーン11b,13bと外縁と
の間の領域に、形成された記録層12,14と、各ディ
スク基板を貼り合わせる紫外線硬化型樹脂15と、を含
んでいる、光ディスク10において、上記各ディスク基
板11,13が、その貼り合わせ面にて、センターホー
ルとクランピングゾーンとの間の領域に、接着剤溜り1
6,17を備えるように、光ディスク10を構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば高密度情報
記録用の複数のディスク基板を貼り合わせることにより
構成された光ディスクに関するものである。
記録用の複数のディスク基板を貼り合わせることにより
構成された光ディスクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高密度情報記録用の光ディスク
は、図2に示すように、二枚のディスク基板を、貼り合
わせることにより構成されている。図2において、光デ
ィスク1は、例えばポリカーボネイト等の透明合成樹脂
から成る円板状の第一のディスク基板2の表面が、情報
を表わす形状に形成された後、例えばアルミニウム薄膜
による反射膜が形成されることにより、記録層3が形成
され、さらにその上に、第一のディスク基板2と同様に
記録層5を備えた第二のディスク基板4が、接着剤とし
ての紫外線硬化型樹脂6を介して載置され、紫外線照射
によって上記紫外線硬化型樹脂6を硬化させることによ
り、ディスク基板2,4を貼り合わせるようにして、構
成されている。
は、図2に示すように、二枚のディスク基板を、貼り合
わせることにより構成されている。図2において、光デ
ィスク1は、例えばポリカーボネイト等の透明合成樹脂
から成る円板状の第一のディスク基板2の表面が、情報
を表わす形状に形成された後、例えばアルミニウム薄膜
による反射膜が形成されることにより、記録層3が形成
され、さらにその上に、第一のディスク基板2と同様に
記録層5を備えた第二のディスク基板4が、接着剤とし
ての紫外線硬化型樹脂6を介して載置され、紫外線照射
によって上記紫外線硬化型樹脂6を硬化させることによ
り、ディスク基板2,4を貼り合わせるようにして、構
成されている。
【0003】各ディスク基板2,4は、それぞれ、その
中心に、光ディスク1の記録または再生時に、光ディス
ク1を固定保持するためのクランピング用センターホー
ル2a,4aを備えていると共に、このセンターホール
2a,4aの周囲に、所謂クランピングゾーン2b,4
bを備えている。上記センターホール2a,4aは、例
えば光ディスク1が直径120mmの場合、直径15m
mに形成されている。
中心に、光ディスク1の記録または再生時に、光ディス
ク1を固定保持するためのクランピング用センターホー
ル2a,4aを備えていると共に、このセンターホール
2a,4aの周囲に、所謂クランピングゾーン2b,4
bを備えている。上記センターホール2a,4aは、例
えば光ディスク1が直径120mmの場合、直径15m
mに形成されている。
【0004】これに対して、上記記録層3,5は、ディ
スク基板2,4の表面にて、上記クランピングゾーン2
bとディスク基板2,4の外周縁との間の領域に、形成
されている。
スク基板2,4の表面にて、上記クランピングゾーン2
bとディスク基板2,4の外周縁との間の領域に、形成
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな光ディスク1においては、紫外線硬化型樹脂6は、
比較的粘度の低いことから、ディスク基板2,4の貼り
合わせの際には、厚さの管理が困難である。
うな光ディスク1においては、紫外線硬化型樹脂6は、
比較的粘度の低いことから、ディスク基板2,4の貼り
合わせの際には、厚さの管理が困難である。
【0006】このため、紫外線硬化型樹脂6の塗布量が
少ないと、図2に示すように、紫外線硬化型樹脂6が、
ディスク基板2,4の間にて全面に行き渡らず、紫外線
硬化型樹脂6により接着されない領域Aが生じてしま
う。このため、使用に伴って、ディスク基板2,4が互
いに剥がれてしまうことがあるという問題があった。
少ないと、図2に示すように、紫外線硬化型樹脂6が、
ディスク基板2,4の間にて全面に行き渡らず、紫外線
硬化型樹脂6により接着されない領域Aが生じてしま
う。このため、使用に伴って、ディスク基板2,4が互
いに剥がれてしまうことがあるという問題があった。
【0007】また、紫外線硬化型樹脂6の塗布量が多い
と、紫外線硬化型樹脂6が、図3にて符号Bで示すよう
に、ディスク基板2,4のセンターホール2a,4aの
内側にはみだしてしまい、光ディスク1の記録または再
生の際に、光ディスク1が正しくクランピングされなく
なってしまい、記録・再生特性が劣化してしまうという
問題があった。
と、紫外線硬化型樹脂6が、図3にて符号Bで示すよう
に、ディスク基板2,4のセンターホール2a,4aの
内側にはみだしてしまい、光ディスク1の記録または再
生の際に、光ディスク1が正しくクランピングされなく
なってしまい、記録・再生特性が劣化してしまうという
問題があった。
【0008】本発明は、以上の点に鑑み、ディスク基板
の貼り合わせのための紫外線硬化型樹脂がディスク基板
のセンターホール内にはみだすことなく、ディスク基板
が確実に貼り合わされるようにした、光ディスクを提供
することを目的としている。
の貼り合わせのための紫外線硬化型樹脂がディスク基板
のセンターホール内にはみだすことなく、ディスク基板
が確実に貼り合わされるようにした、光ディスクを提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、その中心にクランピング用センターホールを備え
た、複数のディスク基板と、各ディスク基板の表面に
て、上記センターホールの周囲のクランピングゾーンと
外縁との間の領域に、形成された記録層と、各ディスク
基板を貼り合わせて成る光ディスクにおいて、上記各デ
ィスク基板が、その貼り合わせ面にて、センターホール
とクランピングゾーンとの間の領域に、接着剤溜りを備
えていることを特徴とする、光ディスクにより、達成さ
れる。
れば、その中心にクランピング用センターホールを備え
た、複数のディスク基板と、各ディスク基板の表面に
て、上記センターホールの周囲のクランピングゾーンと
外縁との間の領域に、形成された記録層と、各ディスク
基板を貼り合わせて成る光ディスクにおいて、上記各デ
ィスク基板が、その貼り合わせ面にて、センターホール
とクランピングゾーンとの間の領域に、接着剤溜りを備
えていることを特徴とする、光ディスクにより、達成さ
れる。
【0010】上記構成によれば、二枚のディスク基板を
紫外線硬化型樹脂により貼り合わせる際、紫外線硬化型
樹脂が、その塗布量が多めである場合に、センターホー
ルに向かって内側に流れたとしても、紫外線硬化型樹脂
が、凹状溝内に流入することにより、センターホール内
にはみだすことが阻止されることになる。
紫外線硬化型樹脂により貼り合わせる際、紫外線硬化型
樹脂が、その塗布量が多めである場合に、センターホー
ルに向かって内側に流れたとしても、紫外線硬化型樹脂
が、凹状溝内に流入することにより、センターホール内
にはみだすことが阻止されることになる。
【0011】これにより、紫外線硬化型樹脂の塗布量が
多めにしておけば、その塗布量にバラツキがあったとし
ても、ディスク基板の貼り合わせの際に紫外線硬化型樹
脂が、凹状溝内に吸収されることにより、ディスク基板
のセンターホール内にはみだすことがない。従って、デ
ィスク基板が確実に貼り合わされると共に、貼り合わせ
により形成された光ディスクは、光ディスク装置のクラ
ンプ部材によって正しくクランピングされることにな
り、光ディスクの記録または再生が正しく行なわれるこ
とになる。
多めにしておけば、その塗布量にバラツキがあったとし
ても、ディスク基板の貼り合わせの際に紫外線硬化型樹
脂が、凹状溝内に吸収されることにより、ディスク基板
のセンターホール内にはみだすことがない。従って、デ
ィスク基板が確実に貼り合わされると共に、貼り合わせ
により形成された光ディスクは、光ディスク装置のクラ
ンプ部材によって正しくクランピングされることにな
り、光ディスクの記録または再生が正しく行なわれるこ
とになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図1を参照しながら、詳細に説明する。尚、以下に述
べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技
術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の
範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の
記載がない限り、これらの態様に限られるものではな
い。
を図1を参照しながら、詳細に説明する。尚、以下に述
べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技
術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の
範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の
記載がない限り、これらの態様に限られるものではな
い。
【0013】図1は、本発明による光ディスクの一実施
形態を示している。図1において、光ディスク10は、
例えばポリカーボネイト等の透明合成樹脂から成る円板
状の第一のディスク基板11の表面が、情報を表わす形
状に形成された後、例えばアルミニウム薄膜による反射
膜が形成されることにより、記録層12が形成され、さ
らにその上に、第一のディスク基板11と同様に記録層
14を備えた第二のディスク基板13が、接着剤として
の紫外線硬化型樹脂15を介して載置され、紫外線照射
によって上記紫外線硬化型樹脂15を硬化させることに
より、ディスク基板11,13を貼り合わせるようにし
て、構成されている。
形態を示している。図1において、光ディスク10は、
例えばポリカーボネイト等の透明合成樹脂から成る円板
状の第一のディスク基板11の表面が、情報を表わす形
状に形成された後、例えばアルミニウム薄膜による反射
膜が形成されることにより、記録層12が形成され、さ
らにその上に、第一のディスク基板11と同様に記録層
14を備えた第二のディスク基板13が、接着剤として
の紫外線硬化型樹脂15を介して載置され、紫外線照射
によって上記紫外線硬化型樹脂15を硬化させることに
より、ディスク基板11,13を貼り合わせるようにし
て、構成されている。
【0014】各ディスク基板11,13は、それぞれ、
その中心に、光ディスク10の記録または再生時に、光
ディスク10を固定保持するためのクランピング用セン
ターホール11a,13aを備えていると共に、このセ
ンターホール11a,13aの周囲に、所謂クランピン
グゾーン11b,13bを備えている。上記センターホ
ール2a,4aは、例えば光ディスク1が直径120m
mの場合、直径15mmに形成されている。
その中心に、光ディスク10の記録または再生時に、光
ディスク10を固定保持するためのクランピング用セン
ターホール11a,13aを備えていると共に、このセ
ンターホール11a,13aの周囲に、所謂クランピン
グゾーン11b,13bを備えている。上記センターホ
ール2a,4aは、例えば光ディスク1が直径120m
mの場合、直径15mmに形成されている。
【0015】これに対して、上記記録層12,14は、
ディスク基板11,13の表面にて、上記クランピング
ゾーン2bとディスク基板11,13の外周縁との間の
領域に、形成されている。
ディスク基板11,13の表面にて、上記クランピング
ゾーン2bとディスク基板11,13の外周縁との間の
領域に、形成されている。
【0016】以上の構成は、図2に示した従来の光ディ
スク1と同様の構成であるが、本発明の実施の形態によ
る光ディスク10においては、上記二つのディスク基板
11,13が、その貼り合わせ面にて、センターホール
11a,13aの周縁とクランピングゾーン11b,1
3bの内周縁との間の領域に、環状の接着剤溜りとして
の凹状溝16,17を備えているこの凹状溝16,17
は、例えば、光ディスク10が直径120mmの場合、
直径16mmから17mmの領域に形成されている。
スク1と同様の構成であるが、本発明の実施の形態によ
る光ディスク10においては、上記二つのディスク基板
11,13が、その貼り合わせ面にて、センターホール
11a,13aの周縁とクランピングゾーン11b,1
3bの内周縁との間の領域に、環状の接着剤溜りとして
の凹状溝16,17を備えているこの凹状溝16,17
は、例えば、光ディスク10が直径120mmの場合、
直径16mmから17mmの領域に形成されている。
【0017】本発明の実施の形態による光ディスク10
は、以上のように構成されており、光ディスク10は、
第一及び第二のディスク基板11,13を互いに紫外線
硬化型樹脂15を挟んで重ね合わせた後、紫外線照射に
よって、紫外線硬化型樹脂15を硬化させることによ
り、製造される。
は、以上のように構成されており、光ディスク10は、
第一及び第二のディスク基板11,13を互いに紫外線
硬化型樹脂15を挟んで重ね合わせた後、紫外線照射に
よって、紫外線硬化型樹脂15を硬化させることによ
り、製造される。
【0018】その際、図1に示すように、紫外線硬化型
樹脂15は、塗布量が多めであって、余分の紫外線硬化
型樹脂15がセンターホール11a,13aに向かって
内側に流れたとしても、この余分の紫外線硬化型樹脂1
5は、ディスク基板11,13の貼り合わせ面の内周縁
付近に設けられた上記凹状溝16,17内に流入するこ
とになる。これにより、余分の紫外線硬化型樹脂15
が、ディスク基板11,13のセンターホール11a,
13a内にはみだすことがない。
樹脂15は、塗布量が多めであって、余分の紫外線硬化
型樹脂15がセンターホール11a,13aに向かって
内側に流れたとしても、この余分の紫外線硬化型樹脂1
5は、ディスク基板11,13の貼り合わせ面の内周縁
付近に設けられた上記凹状溝16,17内に流入するこ
とになる。これにより、余分の紫外線硬化型樹脂15
が、ディスク基板11,13のセンターホール11a,
13a内にはみだすことがない。
【0019】従って、紫外線硬化型樹脂15が多めに塗
布されることにより、ディスク基板11,13の間の全
面に亘って、紫外線硬化型樹脂が回ることになり、ディ
スク基板11,13が互いに確実に接着され得ると共
に、センターホール11a,13a内には紫外線硬化型
樹脂15がはみださないので、光ディスク10の再生時
に、光ディスク10は、光ディスク装置のクランプ部材
によって確実に保持されるので、光ディスク10の再生
特性が損なわれるようなことはない。かくして、光ディ
スク10は、その再生が正しく行なわれることになる。
布されることにより、ディスク基板11,13の間の全
面に亘って、紫外線硬化型樹脂が回ることになり、ディ
スク基板11,13が互いに確実に接着され得ると共
に、センターホール11a,13a内には紫外線硬化型
樹脂15がはみださないので、光ディスク10の再生時
に、光ディスク10は、光ディスク装置のクランプ部材
によって確実に保持されるので、光ディスク10の再生
特性が損なわれるようなことはない。かくして、光ディ
スク10は、その再生が正しく行なわれることになる。
【0020】尚、上記実施形態においては、光ディスク
として、前以て記録層に情報が記録された状態の再生専
用光ディスクに関して説明したが、これに限らず、記録
及び再生可能な光ディスク、例えば光磁気ディスク等に
本発明を適用できることは明らかである。
として、前以て記録層に情報が記録された状態の再生専
用光ディスクに関して説明したが、これに限らず、記録
及び再生可能な光ディスク、例えば光磁気ディスク等に
本発明を適用できることは明らかである。
【0021】以上述べたように、本発明の実施の形態に
よれば、二枚のディスク基板11,13を紫外線硬化型
樹脂15により貼り合わせる際、紫外線硬化型樹脂15
が、その塗布量が多めである場合に、センターホール1
1a,13aに向かって内側に流れたとしても、紫外線
硬化型樹脂15が、凹状溝16,17内に流入すること
により、センターホール11a,13a内にはみだすこ
とが阻止されることになる。これにより、紫外線硬化型
樹脂15の塗布量が多めにしておけば、その塗布量にバ
ラツキがあったとしても、ディスク基板11,13の貼
り合わせの際に紫外線硬化型樹脂15が、凹状溝16,
17内に吸収されることにより、ディスク基板11,1
3のセンターホール11a,13a内にはみだすことが
ない。従って、ディスク基板11,13が確実に貼り合
わされると共に、貼り合わせにより形成された光ディス
ク10は、光ディスク装置のクランプ部材によって正し
くクランピングされることになり、光ディスクの記録ま
たは再生が正しく行なわれることになる。
よれば、二枚のディスク基板11,13を紫外線硬化型
樹脂15により貼り合わせる際、紫外線硬化型樹脂15
が、その塗布量が多めである場合に、センターホール1
1a,13aに向かって内側に流れたとしても、紫外線
硬化型樹脂15が、凹状溝16,17内に流入すること
により、センターホール11a,13a内にはみだすこ
とが阻止されることになる。これにより、紫外線硬化型
樹脂15の塗布量が多めにしておけば、その塗布量にバ
ラツキがあったとしても、ディスク基板11,13の貼
り合わせの際に紫外線硬化型樹脂15が、凹状溝16,
17内に吸収されることにより、ディスク基板11,1
3のセンターホール11a,13a内にはみだすことが
ない。従って、ディスク基板11,13が確実に貼り合
わされると共に、貼り合わせにより形成された光ディス
ク10は、光ディスク装置のクランプ部材によって正し
くクランピングされることになり、光ディスクの記録ま
たは再生が正しく行なわれることになる。
【0022】
【発明の効果】かくして、本発明によれば、ディスク基
板の貼り合わせのための紫外線硬化型樹脂がディスク基
板のセンターホール内にはみだすことなく、ディスク基
板が確実に貼り合わされるようにした、光ディスクを提
供することができる。
板の貼り合わせのための紫外線硬化型樹脂がディスク基
板のセンターホール内にはみだすことなく、ディスク基
板が確実に貼り合わされるようにした、光ディスクを提
供することができる。
【図1】本発明による光ディスクの一実施形態の構成を
示す概略断面図である。
示す概略断面図である。
【図2】従来の貼り合わせ式光ディスクの一例の構成を
示す概略断面図である。
示す概略断面図である。
【図3】図2の光ディスクにて紫外線硬化型樹脂がセン
ターホールにはみだした状態を示す概略断面図である。
ターホールにはみだした状態を示す概略断面図である。
【符号の説明】 10・・・光ディスク、11,13・・・ディスク基
板、11a,13a・・・センターホール、11b,1
3b・・・クランピングゾーン、12,14・・・記録
層、15・・・紫外線硬化型樹脂、16,17・・・凹
状溝(接着剤溜り)
板、11a,13a・・・センターホール、11b,1
3b・・・クランピングゾーン、12,14・・・記録
層、15・・・紫外線硬化型樹脂、16,17・・・凹
状溝(接着剤溜り)
Claims (2)
- 【請求項1】 その中心にクランピング用センターホー
ルを備えた、複数のディスク基板と、 各ディスク基板の表面にて、上記センターホールの周囲
のクランピングゾーンと外縁との間の領域に、形成され
た記録層と、 各ディスク基板を貼り合わせて成る光ディスクにおい
て、 上記各ディスク基板が、その貼り合わせ面にて、センタ
ーホールとクランピングゾーンとの間の領域に、接着剤
溜りを備えていることを特徴とする、光ディスク。 - 【請求項2】 上記接着剤溜りが凹状溝で形成されてお
り、かつ上記光ディスクが、直径120mmであって、
センターホールの直径が15mmのとき、この凹状溝
が、直径16乃至17mmの領域に配設されていること
を特徴とする、請求項1に記載の光ディスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8267961A JPH1092015A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 光ディスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8267961A JPH1092015A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 光ディスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1092015A true JPH1092015A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=17452005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8267961A Pending JPH1092015A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 光ディスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1092015A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6212159B1 (en) * | 1996-05-27 | 2001-04-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Laminated optical disc and turntable for the laminated optical disc |
WO2010116945A1 (ja) * | 2009-04-07 | 2010-10-14 | 太陽誘電株式会社 | 多層型光情報記録媒体 |
-
1996
- 1996-09-18 JP JP8267961A patent/JPH1092015A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6212159B1 (en) * | 1996-05-27 | 2001-04-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Laminated optical disc and turntable for the laminated optical disc |
WO2010116945A1 (ja) * | 2009-04-07 | 2010-10-14 | 太陽誘電株式会社 | 多層型光情報記録媒体 |
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