JPH1089867A - ループ型細管ヒートパイプ - Google Patents
ループ型細管ヒートパイプInfo
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Abstract
型細管ヒートパイプおよび熱輸送を一層効率よく行える
ヒートパイプの使用方法を提供する。 【解決手段】ループ型細管25内に熱輸送用の作動流体
を収容し、ループ型細管25の一部を吸熱部Aとして用
い、ループ型細管25の一部で吸熱部A以外の部分を放
熱部Bとして用いるループ型細管ヒートパイプ21にお
いて、前記細管の吸熱部Aの熱交換長さをl、この吸熱
部Aにおける細管25の内径をdとした場合、このl及
びdは、15d<l<882dの条件を満たしており、
ラプラス定数LをL=[σ/{(ρl −ρv )g}]
0.5 としたとき、内径dが、L<d<3Lの条件を満た
している。
Description
た冷凍機によって放熱側に設けられた冷却対象物を冷却
するループ型細管ヒートパイプに関するものである。
がゼロという顕著な特性を持っており、この特性を電力
機器などに応用することにより、電力機器の省エネルギ
化が期待されている。
かの手段で超電導材料を臨界温度以下に冷却する必要が
ある。この冷却手段としては、一般に超電導材料を液体
ヘリウムや液体窒素等の極低温液体中に浸漬して冷却す
る方式が採用されている。しかし、このような浸漬冷却
方式では扱い難い液体ヘリウムや液体窒素を直接取扱う
必要があるので運転コストの上昇を免れ得ない。
超電導材料とを熱伝導部材で熱的に接続して超電導材料
を冷却する冷凍機直結冷却方式も考えられている。しか
し、電力用超電導機器では、大電流を流すこと、商用周
波数の交流を使用することなどから、直流超電導機器に
比べて大量の熱が発生する。また、電力用超電導機器で
は、大型化や耐電圧の問題などから、冷凍機と被冷却物
の距離を十分に離す必要が生じている。このため、大量
の熱を長距離に亙って運ぶ必要が生じ、これは冷凍機と
被冷却物との間に大きな温度差がつくことになり、シス
テムの効率を著しく低下させる。
を伝える長距離熱輸送素子の開発が必要となっている。
このような素子のうち、期待されているものとして、ヒ
ートパイプやドリームパイプ等の流体の動きを利用して
能動的に熱を運ぶものを挙げることができる。これらの
中でも特にループ型細管ヒートパイプは、格別な流体駆
動源を必要としないので簡便性に富んでいること、全体
を柔軟構造にすることができるので設置自由度に富んで
いることなどの優れた面を備えている。
プ1が示されている。ループ型細管ヒートパイプ1は、
たとえば細い銅管などでループ状に形成された細管2の
中に作動流体を封入したものとなっている。
ときには、細管2の一部を吸熱部3として吸熱対象であ
るたとえば被冷却物に熱的に接続し、また細管2の他の
一部を放熱部4として放熱対象であるたとえば冷却源に
熱的に接続する。これらの接続には良熱伝導材で形成さ
れたブロックなどを用いる場合が多い。
域に存在している作動流体が加熱されると、この作動流
体内で気泡が発生する。このとき、この気泡が周辺の液
体を押し退ける。この押し退ける力は吸熱部3を境にし
てループの両側方向に働くが、構成の微妙なアンバラン
ス等によって、一方向への力が強くなる。この結果、液
体の一方向への流れの成分が増してループ内を作動流体
が循環移動する。この循環する作動流体が吸熱部3と放
熱部4との間の熱交換に寄与して熱輸送が行われる。特
に、吸熱部3で蒸発したガスが放熱部4で凝縮すること
による蒸発潜熱を利用できるので、多量の熱を運ぶこと
ができる。このため、同じ断面積の銅材を熱伝導素子と
して用いた場合の10〜100 倍以上の熱を伝えることがで
きる。
しているループ型細管ヒートパイプにあっても、その一
方では細管2の寸法が動作条件を外れると作動しなくな
るという問題があった。このため、ループ型細管ヒート
パイプを設計するに当っては十分な検討が必要となり、
たとえば細管2の内径を決定するのに、試行錯誤により
実験的に求めているのが実状である。しかも、動作させ
る温度領域が異なると、この温度領域に適した種類の作
動流体を用いる必要があるが、作動流体の種類による物
性の違いによって最適な細管内径も異なるため、再び同
じ試行錯誤を繰り返す必要があった。
設計するには、逐一、作動条件において試験を行う必要
があり、この問題がループ型細管ヒートパイプの応用を
阻害しているのが実情である。
ープ型細管ヒートパイプでは、細管の内径を決定するた
めに、温度や作動流体などの使用条件に対して最適化の
ための試験を個別に行う必要があり、これが原因して応
用性に欠ける問題があった。
熱輸送を行うことができるループ型細管ヒートパイプお
よび熱輸送を一層効率よく行うことができるループ型細
管ヒートパイプの使用方法を提供することを目的として
いる。
に、この発明の第1の手段は、ループ状に形成されたル
ープ型細管内に熱輸送用の作動流体を収容し、上記ルー
プ型細管の一部を吸熱部として用い、上記ループ型細管
の一部で上記吸熱部以外の部分を放熱部として用いるル
ープ型細管ヒートパイプにおいて、前記細管の吸熱部の
熱交換長さをl、この吸熱部における細管の内径をdと
した場合、このl及びdは、 15d<l<882d
の条件を満たしていることを特徴とするループ型細管ヒ
ートパイプを提供する。
いては、前記作動流体の表面張力をσ、上記作動流体の
液状態下における密度をρl 、上記作動流体のガス状態
下における密度をρv 、重力加速度をg、ラプラス定数
LをL=[σ/{(ρl −ρv )g}]0.5 としたと
き、前記ループ型細管の内径dが、L<d<3Lの条件
を満たしていることが好ましい。
る細管内で発生した気泡により作動流体が駆動され、こ
の作動流体が放熱部と吸熱部とで熱交換を行いながらル
ープ型細管内を循環する。そして、前記吸熱部の伝熱面
積をヒートパイプが作動する最小面積より大きく設定で
きるから、このループ型細管ヒートパイプを良好に作動
させることが可能になる。また、内径を適宜に設定する
ことで、高い熱湯輸送能力を有するループ型細管ヒート
パイプを得ることができる。
させる温度領域に応じて、へリウム、水素、ネオン、窒
素、酸素、アルゴンの中から選ばれた1種または複数種
の混合物を使用できる。
て、へリウム、水素、ネオンの中から選ばれた1種また
は複数種の混合物を用い、作動流体の表面張力をσ、上
記作動流体の液状態下における密度をρl 、上記作動流
体のガス状態下における密度をρv 、重力加速度をg、
ラプラス定数LをL=[σ/{(ρl −ρv )g}]
0.5 としたとき、前記ループ型細管の内径dが、L<d
<3Lの条件を満たしていることを特徴とするループ型
細管ヒートパイプを提供する。
l、この吸熱部における細管の内径をdとした場合、こ
のl及びdは、15d<l<882dの条件を満たして
いることが好ましい。
定することで、高い熱湯輸送能力を有するループ型細管
ヒートパイプを得ることができる。また、前記吸熱部の
伝熱面積をヒートパイプが作動する最小面積より大きく
設定できるから、このループ型細管ヒートパイプを良好
に作動させることが可能になる。
は、前記ループ型細管は、前記吸熱部と前記放熱部とが
管軸方向に交互に到来するに形成されていることが好ま
しい。
ぞれ複数設けられていても良い。また、第1、第2の手
段においては、前記放熱部の位置が前記吸熱部の位置よ
りも高く設けられていることが好ましい。
浮力が作動流体の駆動力に加味されるから、高い熱輸送
能力が期待できる。さらに、前記細管は、吸熱部におい
て、水平に対して所定角度以上傾斜して設けられている
ことが好ましく、ほぼ鉛直方向に延出されていればさら
に好ましい。
て細管内で発生した気泡の浮力が作動流体の駆動力に加
味されるから高い熱輸送能力が発揮される。また、前記
細管は、並設された複数のループ型細管から構成されて
いることが好ましい。また、複数回巻回されコイル状に
形成されたループ型細管から構成されていることが好ま
しい。
巻回数に応じて熱輸送能力を高めることが可能である。
また、前記ループ型細管は、前記作動流体の流れ方向を
基準にして、一部に断熱壁によって仕切られて往路部分
と復路部分とを構成する二重管部が形成されているもの
であっても良好に作用する。
で、熱負荷によって伝熱面から離脱する気泡の直径であ
り、各種のガスにおいて上述の式によりほぼ定式化され
ている。
泡と内壁との間に液体が存在せず、気泡が管内を移動す
るときに内壁との間に表面張力による抵抗が発生し、細
管内の流体を駆動する力が減り、この結果として熱輸送
量が急減する。
あると、全体の液量に対して気泡の移動により押し退け
られる液体の量の割合が小さくなり、同様に細管内の流
体を駆動する力が減る。
d<3Lにすることによってループ型細管内の液体を駆
動するループ駆動力が最適化され、熱輸送量を大幅に増
加させることができる。
は、上述の如く伝熱面から離脱した気泡の大きさを重要
視している。多量の気泡が発生する場含には気泡同士が
結合して大きな気泡になる場合がある。気泡の発生割合
は単位面積当たりの伝熱量に依存し、単位面積当たりの
伝熱量が増加するにしたがって気泡も増加する。これは
試験的にも確認されている。このことは、伝熱面積にル
ープ型細管ヒートパイプが作動する最小面積が存在する
ことを意味する。したがって、仕様として与えられる伝
熱量を加味して吸熱部と放熱部との伝熱面積をヒートパ
イプが作動する最小面積よりも大きくすることが必要が
ある。
際に使用する際に、吸熱部の高さ位置を放熱部の高さ位
置より低くすると、吸熱部で発生した気泡の浮力がルー
プ駆動力を補助する役割を果たし、熱輸送量を一層増加
させることができる。
数存在するとともに冷凍機等の放熱対象が1つだけの系
や、吸熱対象が1つで放熱対象が独立して複数存在する
系や、吸熱対象が独立して複数存在するとともに放熱対
象も独立して複数存在する系にこのループ型細管ヒート
パイプを組込み、ループ型細管が一巡する間に吸熱対象
に熱的に接続される前記吸熱部と放熱対象に熱的に接続
される前記放熱部とが管軸方向に交互に到来するように
して用いると、吸熱と放熱とのバランスをとることがで
き、安定した熱輸送動作を行わせることができる。
の発明の実施形態を説明する。まず、図1〜図12を参
照してこの発明の第1の実施形態を説明する。図1には
本発明の一実施形態に係るループ型細管ヒートパイプを
組込んだ冷却装置の例が示されている。
素温度レベルに冷却されることが望まれる被冷却物を示
している。この被冷却物11は断熱容器として機能する
真空容器12内に配置されている。
の冷凍機13は蓄冷器を備えた、たとえばギフォード・
マクマホン冷凍機によって構成されている。この冷凍機
13は、第1段冷却ステージ14と、この第1段冷却ス
テージ14より低温で、液体窒素温度レベルより若干低
い温度に冷却される第2段冷却ステージ15とを備えて
いる。そして、第1段冷却ステージ14と第2段冷却ス
テージ15とは、外気から断熱隔離されるように断熱容
器として機能する真空容器16内に位置している。
とには、それぞれ連絡口17,18が形成されており、
これら連絡口17,18は真空容器16側から真空容器
12側に冷凍機13の振動が伝わるのを抑制するフレキ
シブルな接続管、具体的にはベローズ構成の接続管19
を介して気密に接続されている。そして、この接続管1
9内を通して被冷却物11と冷凍機13の第2段冷却ス
テージ15とがループ型細管ヒートパイプ装置20によ
って熱的に接続されている。
ープ型細管ヒートパイプ21と、銅のブロックなどで形
成されて各ループ型細管ヒートパイプ21の一部分を被
冷却物11に熱的に接続する熱伝導部材22と、同じく
銅のブロックなどで形成されて各ループ型細管ヒートパ
イプ21の上記一部分とは別の一部分を冷凍機13の第
2段冷却ステージ15に熱的に接続する熱伝導部材2
3,24とで構成されている。
キシブルな細いたとえば銅チューブを図中A位置(以
後、吸熱部Aと称する)およびB位置(以後、放熱部B
と称する)で折返してループ状に形成し、その両端を接
続封止してなるループ型細管25を有する。このループ
型細管25内には熱輸送媒体として機能する作動流体、
この例では窒素(N2 )が封入されている。
である吸熱部Aにおいて、図2に示すように熱伝導部材
22に設けられた孔22aに鉛直方向に挿通され、この
熱伝導部材22に対してロウ付けされている。また同様
に、このループ型配管25は、他方の折返し点である放
熱部Bにおいて熱伝導部材23に設けられた孔(図示し
ない)に挿通され、この熱伝導部材23に対してロウ付
けされている。
次の範囲に入る銅チューブで形成されている。すなわ
ち、作動流体の表面張力をσ、作動流体の液状態下にお
ける密度(液相の密度)をρl 、作動流体のガス状態下
における密度(気相の密度)をρv 、重力加速度をg、
ラプラス定数LをL=[σ/{(ρl −ρv )g}]
0.5 としたとき、内径dが、 L<d<3L …(1) の条件を満たしている銅チューブで各ループ型細管25
が形成されている。
れるように、前記細管25の内面(伝熱面)から離脱す
る気泡26の直径に相当する。なお、ループ型細管25
は、吸熱部Aと放熱部Bに対応する部分は熱伝導性に優
れた材料(良熱伝導材)、例えば銅などの金属で形成す
る必要があるが、他の部分は熱交換の必要がないことか
ら金属である必要は無く、例えば樹脂などで形成しても
良い。
量との関係を調べた実験結果を示すものである。この図
から判るように、内径dがラプラス定数L以上である場
合から熱輸送の効果が確認され、内径d=2Lの時最大
の熱輸送量が得られ、内径d=3L以降は熱輸送の効果
は低値で推移する。従って、式(1)を満たす場合に、
良好な熱輸送効果が得られることが確認される。
用いているので、前記細管25の内面(伝熱面)から離
脱する気泡26の直径、つまりラプラス定数LはL=1
(mm)となる。したがって、前記式(1)及び図3より、
前記細管25の内径dは1(mm)〜3(mm)のいずれかの寸
法、特に2(mm)に選択されていることが好ましい。
径dのみで決定されるものではない。細管25内におい
て、駆動力を得られるような気泡26を良好に発生させ
るには、前記吸熱部Aにおける伝熱面積(吸熱部Aにお
ける前記細管25の内面積)が所定の値に設定されてい
る必要がある。
に対するコンダクタンスQ/ΔTの変化を調べた結果を
示すものである。ここで、コンダクタンスとは、前記熱
伝導部材22と作動流体との間で交換される熱量Qの単
位温度変化ΔT当たりの変化量を示すものである。
当たりの熱輸送量を示すものであるから、熱輸送の総量
を一定に保った状態で、吸熱部Aにおける細管25の内
周面積、すなわち伝熱面積を小さくすると熱流束qは増
大する。いいかえれば、前記細管25の内径dあるいは
伝熱長さl又はその両方を小さくするとこの熱流束qは
増大する。
定に保った状態で細管25の伝熱面積を小さくすること
で前記熱流束qを変化させ、これに対するコンダクタン
スの変化を調べたものである。
熱流束qを増大させることで次第にコンダクタンスも増
大する。これは、細管25内の作動流体を良好に加熱で
きることを意味し、加熱された作動流体は細管25の内
面付近で気化(核沸騰)して気泡26となり、図2に示
されるように、熱輸送の駆動源となる。
約9(kW/m2 ) 以上になると、コンダクタンスが急減す
る。これは、細管25の内面付近で気化した気泡が互い
に連結し、膜沸騰の状態となり、作動流体の加熱が行え
なくなったことを示す。このような状態では、良好な気
泡が得られないので、熱輸送は困難となる。
効果に非常に大きな影響を及ぼす。以下、この伝熱面積
と熱輸送量との関係を検証する。今、Crygenics, Heat
Transfer During Liquid Nitrogen Cooling of High Te
mperature Superconductors, 1991, Vol. 31, P. 979に
よれば、細管内における自然体流において限界熱流束q
max は式(2)で与えられる。
熱流束であり、dは細管25の内径、lは吸熱部Aにお
ける細管25の長さ(伝熱長さ)である。一方、伝熱面
積Sは、S=πdlで表される。また、式(2)の分母
は、この伝熱面積に影響されないものであるから、これ
を定数aとおくと、式(2)は、次式(3)のように変
形できる。
qmax であるから、式(3)を変形し、次式(4)が得
られる。
d及び伝熱長さlとの関係を表すものである。次に、式
(4)の極大点を求めるために、式(4)を一回微分し
てこれを0とおくと(式(5))、以下のように極大点
lpeakが求められる。
値、すなわちピーク最大熱輸送量Qpeakは、 lpeak=82.245d …(6) の位置に得られることがわかり、このときのピーク最大
熱輸送量は Qpeak=25.130πad2 となる。 …(7) となる。
(4)を縦軸に最大熱輸送量Qmax 、横軸に伝熱長さl
をとってグラフに示すと、図5に示すようになる。ここ
で、細管1本あたりの好ましい熱輸送量を前記最大熱輸
送量Qpeakの1/2以上とおくと、好ましい設計伝熱長
さlは、図6においてl1 とl2 の間となる。このl1
とl2 を計算で求めるには、まず、1/2Qpeakを計算
し、これを最大熱輸送量Qmax として式(4)を解く。
は、前記吸熱部Aにおいて、細管25の内径dと伝熱長
さlを、次式(10)の範囲で設計して、伝熱面積を決
定すれば良い。
たす必要があり、窒素の場合、 1(mm)<d<3(mm) であり、さらに好ましくはd=2L=2(mm)であ
る。
径dを2mmとした場合の、式(4)の計算結果を図6
に示す。この結果によれば、好ましい伝熱長さlとして
31.08mm〜1762.18mmが得られる。
機13を運転開始すると、被冷却物11の熱がループ型
細管ヒートパイプ装置20を介して冷凍機13によって
吸収される。すなわち、被冷却物11の熱は熱伝導部材
22に伝わり、この熱伝導部材22から各ループ型細管
25の管壁を伝熱面として吸熱部Aにおける各ループ型
細管25内の作動流体に伝わる。
管25内の作動留置中に気泡26が発生し、この気泡に
よる液体の押退け力及び浮力によって各ループ型細管ヒ
ートパイプ21内に作動流体の循環流(矢印α)が発生
する。そして、この循環流に乗って気泡26が放熱部B
に到達することになる。
の管壁は作動流体の凝縮温度レベル(液体窒素レベル)
以下に冷却されている。このため、到達した気泡26は
凝縮する。したがって、被冷却物11の熱がループ型細
管ヒートパイプ装置20を介して冷凍機13に吸収され
ることになる。すなわち、各ループ型細管ヒートパイプ
21の吸熱部Aが被冷却物11から熱を吸取るように機
能し、放熱部Bが吸取った熱を冷凍機13に向けて放出
するように機能し、この両機能によって被冷却部11が
凝縮温度レベル以下の温度に冷却されて冷却装置として
の機能が発揮される。
と、放熱部Bで液化した作動流体が重力により下降する
方向(矢印β)と、吸熱部Aで発生した気泡26が浮力
により上昇する方向(矢印α)とをループ経路上で一致
させることができるので、作動流体の循環駆動力を大き
くすることができ、熱輸送量を一層向上させることがで
きる。
管25として式(1)で示した内径dでかつ、式(1
0)で示される伝熱長さlのものを用いているので、各
ループ型細管25内の作動流体に与える循環駆動力を最
適に設定でき、熱輸送量を大きくとることができる。
作動流体として窒素を用いた場合に限らず、作動流体と
して水、アルゴン、酸素、ネオン、水素、へリウムやこ
れらの混合物を用いた場合にも適用できる。
を対象とする低温工学において重要な意味を持つヘリウ
ム、水素、ネオン、窒素の温度とラプラス定数との関係
を図7に示す。また、図8には横軸に温度を、縦軸に作
動流体の液状態下における密度ρl と作動流体のガス状
態下における密度ρv との比を示す。
用いる場合には、沸点4.2(k)で、ラプラス定数L
=0.31であるから、好ましい細管25の内径d=2
L=0.62mmとして吸熱部Aの伝熱面積の条件を求
める。ヘリウムを用いた場合、最大熱輸送量Qmax と伝
熱長さlとの関係は、図9に示すようになり、好ましい
熱輸送量として最大熱輸送量Qpeakの1/2以上を得る
ためには、前式(10)でd=0.62(mm)とし、
細管25の伝熱長さlを以下の範囲で設計すれば良い。
は、沸点27.1(k)で、ラプラス定数L=0.63
であるから、好ましい細管25の内径d=2L=1.2
6mmとして吸熱部Aの伝熱面積の条件を求める。ネオ
ンを用いた場合、最大熱輸送量Qmax と伝熱長さlとの
関係は、図10に示すようになり、好ましい熱輸送量と
して最大熱輸送量Qpeakの1/2以上を得るためには、
前式(10)でd=1.26(mm)とし、細管25の
伝熱長さlを以下の範囲で設計すれば良い。
0.3(k)で、ラプラス定数L=1.66であるか
ら、好ましい細管25の内径d=2L=2.32mmと
して吸熱部Aの伝熱面積の条件を求める。ヘリウムを用
いた場合、最大熱輸送量Qmax と伝熱長さlとの関係
は、図11に示すようになり、好ましい熱輸送量として
最大熱輸送量Qpeakの1/2以上を得るためには、前式
(10)でd=2.32(mm)とし、細管25の伝熱
長さlを以下の範囲で設計すれば良い。
最大熱輸送量Qpeakの1/2以上として式(10)を導
いたが、さらに好ましくは熱輸送量を最大熱輸送量Q
peakの2/3以上として式(11)、さらに好ましくは
熱輸送量を最大熱輸送量Qpeakの3/4以上として式
(12)、さらに好ましくは定格熱輸送量を最大熱輸送
量Qpeakと等しくして式(13)がそれぞれ与えられ
る。
パイプ21を使用しているが、このような構成に限定さ
れるものではなく、1ターン式のループ型ヒートパイプ
21を複数併設して用いるようにしても良く、また、1
本のループ型細管を複数回巻回してなるコイル状のルー
プ型細管ヒートパイプを用いることもできる。
に前記配管25が複数回(n回)通されることになる
が、この場合、このヒートパイプの最大熱輸送量は、n
・Qmax となる。
いて、各細管25は鉛直方向に延出されているから、前
記気泡26の押しのけ力及び浮力によって作動流体が駆
動されていたが、前記吸熱部Aにおける細管25が前記
鉛直方向から傾くと、前記気泡26の浮力によって生じ
る駆動力が小さくなる。具体的には、吸熱部Aにおける
配管25の水平面に対する傾斜角度をθとすると、その
傾き角度での最大熱輸送量Q(θ)max は、Qmax =c
osθとなる。
ラプラス定数1.05)よりも作動温度(沸点温度)が
低い動作流体の場合、配管25の傾き角度θが小さいと
充分な駆動力が得られない場合がある。このような場
合、作動流体の動きが遅くなるため、その間に、前記吸
熱部Aにおいて細管25内部の作動流体が全て気化して
「乾き」が生じる場合がある。このような現象は、細管
25の傾き角度を5〜10°以下にした場合に生じるこ
とが確かめられている。例えば、作動流体として水素、
ネオンあるいはヘリウムを使用する場合には、前記傾き
角度は5°以上である必要がある。
合の、平均パイプ温度(横軸)と限界熱輸送量(縦軸)
との関係を示すものである。図12では、一例として傾
き角度はヘリウムは5度、水素は10度、ネオンは5
度、窒素は0度の場合を示しているが、本発明者の種々
の実験によれば、ヘリウムの場合は5〜90度、水素の
場合は5〜90度、ネオンの場合は5〜90度、窒素の
場合は0〜90度の範囲においていずれも動作すること
が確かめられている。
の実施形態を説明する。図13(a)、(b)には本発
明に係るループ型細管ヒートパイプの好ましい一使用例
が第2の実施形態として示されている。なお、この図で
は前記第1の実施形態(図1)と同一機能を有する構成
要素が同一符号で示されている。したがって、重複する
部分の詳しい説明は省略する。
25を水平面内でループ状に形成してなる1ターン式の
ループ型ヒートパイプ21を上下方向に複数並設してな
る構成を採用している。また、この例では、吸熱部Aと
放熱部Bが同じ高さに設けられ、前記ヒートパイプの傾
きはほぼ0°となっている。従って、動作流体として窒
素を用いる場合には、良好に作動する。
3(a)に示した例において、吸熱部Aよりも放熱部B
の側が高くなるように構成し、前記ヒートパイプを傾け
たものである。
ら吸熱部Aへは、液化した作動流体が重力によって吸熱
部A側に流れ込み、吸熱部Aから放熱部Bへは吸熱部A
で発生した気泡の浮力を作動流体の駆動力として働かせ
ることができるので、循環駆動力が発生し、熱輸送量を
向上させることができる。
及びネオンを作動流体として用いることができる。な
お、第2の実施形態は、1ターン式のヒートパイプ21
を上下方向に複数並設してなる構成であるが、1本の細
管25を螺旋状に複数回巻回してコイル状に成形してな
る構成であっても良い。また、1ターン式のヒートパイ
プ21を1組だけ使用するものであっても良い。
るループ型細管ヒートパイプの別の使用例を第3の実施
形態として示す。なお、この実施形態においても、第1
の実施形態と同一機能部分が同一符号で示されている。
したがって、重複する部分の詳しい説明は省略する。
13で独立した2個の被冷却物11a,11bを1つの
ループ型細管ヒートパイプ装置20aを介して冷却して
いる。
ループ型細管25には周方向の2箇所に亘って吸熱部A
a,Abが設定されている。そして、吸熱部Aaは熱伝
導部材22aを介して被冷却物11aに熱的に接続され
ており、吸熱部Abは熱伝導部材22bを介して被冷却
物11bに熱的に接続されている。また、各ループ型細
管25の吸熱部Aaと吸熱部Abとの間に位置する部分
には放熱部Ba,Bbが設定されており、これら放熱部
Ba,Bbは熱伝導部材23a,23bを介して冷凍機
13の第2段冷却ステージ15に共通に熱的に接続され
ている。
を通った作動流体は放熱部Baで冷却された後に吸熱部
Abを通り、次に放熱部Bbで冷却された後に再び吸熱
部Aaを通って一巡する(この逆の経路で流れることも
ある)。このようにすることで、吸熱と放熱とのバラン
スをとることができ、安定して作動流体を循環駆動する
ことができる。
示す例において、放熱部Ba、Bbを、吸熱部Aa、A
bよりも高い位置に設けて、前記細管25を傾斜させて
いるものである。
から吸熱部Aaへ、および放熱部Bbから吸熱部Abへ
は、液化した作動流体が重力によって吸熱部側に流れ込
み、吸熱部Aaから放熱部Bb、吸熱部Abから放熱部
Baへは発生した気泡の浮力を作動流体の駆動力として
働かせることができるので、循環駆動力が発生し、熱輸
送量を向上させることができる。
を作動流体として用いることができる。なお、第3の実
施形態は、1ターン式のヒートパイプ21を上下方向に
複数並設してなる構成であるが、1本の細管25を螺旋
状に複数回巻回してコイル状に成形してなる構成であっ
ても良い。また、1ターン式のヒートパイプ21を1組
だけ使用するものであっても良い。
にもループ型細管の管軸方向に吸熱部と放熱部が交互に
到来するようにすることによって適用できる。次に、図
15(a)、(b)に、本発明に係るループ型細管ヒー
トパイプのさらに別の使用例が、第4の実施形態として
示されている。なお、この図では図1と同一機能部分が
同一符号で示されている。したがって、重複する部分の
詳しい説明は省略する。
凍機13a,13bで1個の被冷却物11を1つのルー
プ型細管ヒートパイプ装置20bを介して冷却してい
る。ループ型細管ヒートパイプ装置20bの各ループ型
細管25には周方向の2箇所に亘って放熱部Ba,Bb
が設定されている。そして、放熱部Baは熱伝導部材2
3a,24aを介して冷凍機13aの第2段冷却ステー
ジ15に熱的に接続されており、放熱部Bbは熱伝導部
材23b,24bを介して冷凍機13bの第2段冷却ス
テージ15に熱的に接続されている。また、各ループ型
細管25の放熱部Baと放熱部Bbとの間に位置する部
分には吸熱部Aa,Abが設定されており、これら吸熱
部Aa,Abは熱伝導部材22a,22bを介して被冷
却物11に共通に熱的に接続されている。
を通った作動流体は放熱部Baで冷却された後に吸熱部
Abを通り、次に放熱部Bbで冷却された後に再び吸熱
部Aaを通って一巡する(この逆の経路で流れることも
ある)。このようにすることで、吸熱と放熱とのバラン
スをとることができ、安定して作動流体を循環駆動する
ことができる。
示す例において、放熱部Ba、Bbを、吸熱部Aa、A
bよりも高い位置に設けて、前記細管25を傾斜させた
ものである。
形態と同様に、発生した気泡の浮力を作動流体の駆動力
として働かせることができるので、循環駆動力が発生
し、熱輸送量を向上させることができる。
及びネオンを作動流体として用いることができる。な
お、第4の実施形態は、1ターン式のヒートパイプ21
を上下方向に複数並設してなる構成であるが、1本の細
管25を螺旋状に複数回巻回してコイル状に成形してな
る構成であっても良い。また、1ターン式のヒートパイ
プ21を1組だけ使用するものであっても良い。
の場合にも適用できる。次に、図16(a)、(b)に
は、本発明に係るループ型細管ヒートパイプのさらに別
の使用例が第5の実施形態として示されている。なお、
この図においても、第1の実施形態を示した図1と同一
の機能を奏する構成要素については同一符号で示し、そ
の詳しい説明は省略する。
a,13bで2個の独立した被冷却物11a,11bを
1つのループ型細管ヒートパイプ装置20cを介して冷
却している。
ループ型細管25には周方向の2箇所に亘って放熱部B
a,Bbが設定されている。そして、放熱部Baは熱伝
導部材23a,24aを介して冷凍機13aの第2段冷
却ステージ15に熱的に接続されており、放熱部Bbは
熱伝導部材23b,24bを介して冷凍機13bの第2
段冷却ステージ15に熱的に接続されている。また、各
ループ型細管25の放熱部Baと放熱部Bbとの間に位
置する部分には吸熱部Aa,Abが設定されている。吸
熱部Aaは図示しない熱伝導部材を介して被冷却物11
aに熱的に接続されており、吸熱部Abは図示しない熱
伝導部材を介して被冷却物11bに熱的に接続されてい
る。
を通った作動流体は放熱部Baで冷却された後に吸熱部
Abを通り、次に放熱部Bbで冷却された後に再び吸熱
部Aaを通って一巡する(この逆の経路で流れることも
ある)。このようにすることで、吸熱と放熱とのバラン
スをとることができ、安定して作動流体を循環駆動する
ことができる。
示す例において、放熱部Ba、Bbを、吸熱部Aa、A
bよりも高い位置に設けて、前記細管25を傾斜させた
ものである。
形態と同様に、発生した気泡の浮力を作動流体の駆動力
として働かせることができるので、循環駆動力が発生
し、熱輸送量を向上させることができる。
及びネオンを作動流体として用いることができる。な
お、第5の実施形態は、1ターン式のヒートパイプ21
を上下方向に複数並設してなる構成であるが、1本の細
管25を螺旋状に複数回巻回してコイル状に成形してな
る構成であっても良い。また、1ターン式のヒートパイ
プ21を1組だけ使用するものであっても良い。
機と同じ個数の場合にも適用できる。なお、前記第1〜
第5の各実施形態では、放熱部をそれぞれ冷凍機の冷却
ステージに熱的に接続しているが、これに限定されるも
のではなく、たとえば冷媒液通路や冷媒液溜めや冷風通
路に熱的に接続するようにしてもよい。
管ヒートパイプを医療用冷却具に適用した例が第6の実
施形態として示されている。この医療用冷却具は、図中
Aで示す部分が吸熱部として機能し、図中Bで示す部分
が放熱部として機能する。そして、吸熱部Aと放熱部B
との間を構成するループ型細管25aは、一部に断熱壁
によって仕切られ、循環する作動流体の往路部分と復路
部分とを構成する二重管部27が形成されている。ま
た、この例では吸熱部Aと放熱部Bとの間の部分の外周
がフレキシブルな断熱チューブ28によって被覆され、
全体的にフレキシブルな構成となっている。また、吸熱
部Aには医療行為に適合した大きさおよび形状の吸熱片
29を着脱自在に取付けることができるようになってい
る。
部に対しての集中的な冷却を簡単に行うことができる。
なお、前記実施形態は、この発明の好ましい実施形態と
して挙げたにすぎないものであり、発明の要旨を変更し
ない範囲で一部の構成要素を削除したり、他の構成要素
を追加することは可能である。また、その用途を適宜変
更することも可能である。
使用する各種温度条件に応じて最適な熱輸送を行うこと
ができるループ型細管ヒートパイプを提供できる。ま
た、本発明の使用方法によれば、熱輸送量を一層向上さ
せることができる。
ートパイプを組込んだ冷却装置を示す模式図。
図。
ープ型細管の内径と熱輸送量との関係を示すグラフ。
の関係を示すグラフ。
すグラフ。
場合の最大熱輸送量と伝熱長さとの関係を示すグラフ、
(b)は(a)のグラフの一部を拡大して示すグラフ。
示すグラフ。
/ガス状態下の密度)との関係を示すグラフ。
いた場合の最大熱輸送量と伝熱長さとの関係を示すグラ
フ、(b)は(a)のグラフの一部を拡大して示すグラ
フ。
いた場合の最大熱輸送量と伝熱長さとの関係を示すグラ
フ、(b)は(a)のグラフの一部を拡大して示すグラ
フ。
た場合の最大熱輸送量と伝熱長さとの関係を示すグラ
フ、(b)は(a)のグラフの一部を拡大して示すグラ
フ。
界熱輸送量と平均ヒートパイプ温度との関係を示すグラ
フ。
模式図、(b)は、その変形例を示す模式図。
模式図、(b)は、その変形例を示す模式図。
模式図、(b)は、その変形例を示す模式図。
模式図、(b)は、その変形例を示す模式図。
するための模式図
イプ装置 21…ループ型細管ヒートパイプ 25…ループ型細管 26…気泡 A,Aa,Ab…吸熱部 B,Ba,Bb…放熱部
Claims (13)
- 【請求項1】 ループ状に形成されたループ型細管内に
熱輸送用の作動流体を収容し、上記ループ型細管の一部
を吸熱部として用い、上記ループ型細管の一部で上記吸
熱部以外の部分を放熱部として用いるループ型細管ヒー
トパイプにおいて、 前記細管の吸熱部の熱交換長さをl、この吸熱部におけ
る細管の内径をdとした場合、このl及びdは、15d
<l<882dの条件を満たしていることを特徴とする
ループ型細管ヒートパイプ。 - 【請求項2】 請求項1記載のループ型細管ヒートパイ
プにおいて、 前記作動流体の表面張力をσ、上記作動流体の液状態下
における密度をρl 、上記作動流体のガス状態下におけ
る密度をρv 、重力加速度をg、ラプラス定数LをL=
[σ/{(ρl −ρv )g}]0.5 としたとき、前記ル
ープ型細管の内径dが、L<d<3Lの条件を満たして
いることを特徴とするループ型細管ヒートパイプ。 - 【請求項3】 請求項1記載のループ型細管ヒートパイ
プにおいて、 前記熱輸送用の作動流体が、へリウム、水素、ネオン、
窒素、酸素、アルゴンの中から選ばれた1種または複数
種の混合物であることを特徴とするループ型細管ヒート
パイプ。 - 【請求項4】 ループ状に形成されたループ型細管内に
熱輸送用の作動流体を収容し、上記ループ型細管の一部
を吸熱部として用い、上記ループ型細管の一部で上記吸
熱部以外の部分を放熱部として用いるループ型細管ヒー
トパイプにおいて、 作動流体として、へリウム、水素、ネオンの中から選ば
れた1種または複数種の混合物を用い、 前記作動流体の表面張力をσ、上記作動流体の液状態下
における密度をρl 、上記作動流体のガス状態下におけ
る密度をρv 、重力加速度をg、ラプラス定数LをL=
[σ/{(ρl −ρv )g}]0.5 としたとき、前記ル
ープ型細管の内径dが、L<d<3Lの条件を満たして
いることを特徴とするループ型細管ヒートパイプ。 - 【請求項5】 請求項4記載のループ型細管ヒートパイ
プにおいて、 前記細管の吸熱部の熱交換長さをl、この吸熱部におけ
る細管の内径をdとした場合、このl及びdは、15d
<l<882dの条件を満たしていることを特徴とする
ループ型細管ヒートパイプ。 - 【請求項6】 請求項1あるいは請求項2記載のループ
型細管ヒートパイプにおいて、 前記ループ型細管は、前記吸熱部と前記放熱部とが管軸
方向に交互に到来するに形成されていることを特徴とす
るループ型細管ヒートパイプ。 - 【請求項7】 請求項6記載のループ型細管ヒートパイ
プにおいて、複数の吸熱部を有することを特徴とするル
ープ型細管ヒートパイプ。 - 【請求項8】 請求項6記載のループ型細管ヒートパイ
プにおいて、複数の放熱部を有することを特徴とするル
ープ型細管ヒートパイプ。 - 【請求項9】 請求項1あるいは請求項2記載のループ
型細管ヒートパイプにおいて、 前記放熱部の位置が前記吸熱部の位置よりも高いことを
特徴とするループ型細管ヒートパイプ。 - 【請求項10】 請求項1あるいは請求項2記載のルー
プ型細管ヒートパイプにおいて、 前記細管は、吸熱部において、水平面に対して所定角度
以上傾斜して設けられていることを特徴とするループ型
細管ヒートパイプ - 【請求項11】 請求項1あるいは請求項2記載のルー
プ型細管ヒートパイプにおいて、 前記ループ型細管は、並設された複数のループ型細管を
含むことを特徴とするループ型細管ヒートパイプ。 - 【請求項12】 請求項1あるいは請求項2記載のルー
プ型細管ヒートパイプにおいて、 前記ループ型細管は、複数回巻回されコイル状に形成さ
れたループ型細管を含むことを特徴とするループ型細管
ヒートパイプ。 - 【請求項13】 請求項1あるいは請求項2記載のルー
プ型細管ヒートパイプにおいて、 前記ループ型細管は、前記作動流体の流れ方向を基準に
して、一部に断熱壁によって仕切られて往路部分と復路
部分とを構成する二重管部が形成されていることを特徴
とするループ型細管ヒートパイプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12712897A JP3695892B2 (ja) | 1996-05-16 | 1997-05-16 | ループ型細管ヒートパイプ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12182096 | 1996-05-16 | ||
JP8-121820 | 1996-05-16 | ||
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1089867A true JPH1089867A (ja) | 1998-04-10 |
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Family
ID=26459089
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP12712897A Expired - Fee Related JP3695892B2 (ja) | 1996-05-16 | 1997-05-16 | ループ型細管ヒートパイプ |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3695892B2 (ja) |
Cited By (6)
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---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-05-16 JP JP12712897A patent/JP3695892B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN104662379B (zh) * | 2012-07-19 | 2017-03-08 | 牛津仪器纳米技术工具有限公司 | 例如用于磁共振成像系统的低温冷却装置和低温冷却方法 |
JP2019168188A (ja) * | 2018-03-26 | 2019-10-03 | 古河電気工業株式会社 | 極低温機器の冷却構造 |
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