JPH1086612A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
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- JPH1086612A JPH1086612A JP9196208A JP19620897A JPH1086612A JP H1086612 A JPH1086612 A JP H1086612A JP 9196208 A JP9196208 A JP 9196208A JP 19620897 A JP19620897 A JP 19620897A JP H1086612 A JPH1086612 A JP H1086612A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
得ることのできる空気入りタイヤを提供すること。 【解決手段】 サイプの一方のサイプ側壁面20Aに、
断面矩形状の細溝22を一定角度傾斜させて複数本形成
する。タイヤ負荷時において、サイプが閉じてしまって
も、細溝22の形成されている部分は接触しないので、
氷路面24の水26を細溝22によって吸収して除水す
ることができる。一方が踏面部18Aに開口し他方が側
面18Bに開口している細溝22は、吸収した水をブロ
ック18の外へと順次排出することができるため、氷路
面24の水26をより多く除水することができる。サイ
プを多用しなくても除水できるため、サイプ多用による
ブロック剛性の低下がない。
Description
陸部をトレッドに備え、その陸部にサイプが形成されて
いる空気入りタイヤに係り、特に、氷雪上性能を向上さ
せた空気入りタイヤに関するものである。
係数)の低下により、従来以上にスタッドレスタイヤの
アイスブレーキ性向上が望まれている。
には、複数のブロックが形成されており、それらのブロ
ックにはサイプが複数本形成されている。
は、接地表面積(ポジティブ)を増やすことによる摩擦
力アップ、また、サイプの本数(密度)を増やし、エッ
ジ成分を増やすことによる掘り起こし効果向上がある。
面にわき出る水膜を除去することが氷上性向上に重要な
ことが判っている。
の密度を上げることが有効だが、密度を上げすぎるとサ
イプの厚みによる陸部内のサイプのボリューム増加とブ
ロック剛性の低下により接地面積の低下を招く問題があ
る。
くする方法も考えられるが、負荷時にサイプが閉じてし
まい、接地面内にわき出る水膜の除去効果が減少してし
まう。詳述すると、図19(A),(B)に示すように
路面と接触していないブロック18は、サイプ20が所
定の厚さを有しているが、氷路面と接触して負荷が作用
すると図20(B)に示すようにブロック18が変形し
て図20(A),(B)に示すようにサイプ20は閉じ
てしまい、氷路面24に発生した水(水膜)26を除去
する効果が薄れるのである。
させることなく高い氷上性能を得ることのできる空気入
りタイヤを提供することが目的である。
状に着目し、ブロックエッジ効果、ブロック剛性を確保
したなかで、サイプによる接地面内の水を除去する効果
を向上させ、氷上性を向上できるサイプ形状を見いだし
た。
なされたものであって、トレッドに少なくとも1本のサ
イプが形成された陸部を備えた空気入りタイヤであっ
て、前記サイプは、その厚さがサイプ長手方向に沿って
大小と交互に変化していることを特徴としている。
明する。請求項1に記載の空気入りタイヤでは、陸部に
形成されたサイプの厚さが、サイプ長手方向に沿って大
小と交互に変化しているため、タイヤ負荷時において厚
み小の部分が互いに接触して閉じてしまっても、厚み大
の部分の接触を回避できるので、その分踏面部と氷上面
間の水をより多く除水することが可能となる。
も摩耗末期においても消えないようにすることが望まし
く、サイプ底まで到達させることが好ましい。
剛性を確保するためにサイプの厚みをかなり薄くして
も、サイプの厚みが大小と交互に変化しているため、常
に水膜除去のための流路を確保することが可能となる。
水をより多く除水することができるため、サイプの多用
による陸部の剛性低下がない。これにより、陸部の過大
な変形を防止でき、十分な接地面積及びエッジ成分を確
保できる。
の空気入りタイヤにおいて、前記サイプの厚さ大の部分
は、サイプ底へ向けて実質上直線状に延びていることを
特徴としている。
明する。請求項2に記載の空気入りタイヤでは、サイプ
の厚さが大の部分がサイプ底へ向けて実質上直線状に延
びているため、踏面部と氷上面間の水はサイプ底へ向け
て順次除水される。また、厚さ大の部分を水が流れる際
の抵抗を低く抑えることができる。
ヤ法線方向(踏面部に対して90度方向)に沿っていて
も良く、タイヤ法線方向に対して傾斜していても良い。
ここで、実質上直線状とは、完全に一直線状のものの他
に、多少曲がっているものも含まれる。
法線方向に対して傾斜させると、一端が踏面部に、他端
が陸部の側面に開口する厚さが大の部分が形成されるこ
とになり、踏面部と氷上面間の間の水を除水した後、陸
部の側面から陸部の外側へ順次排水することが可能とな
る。
の空気入りタイヤにおいて、前記サイプの厚さ大の部分
は、サイプ底へ向けて実質上円弧状に延びていることを
特徴としている。
明する。請求項3に記載の空気入りタイヤでは、サイプ
の厚さが大の部分がサイプ底へ向けて実質上円弧状に延
びているため、踏面部と氷上面間の水はサイプ底へ向け
て実質上円弧状に流れて順次除水される。
方向に除々に変化しているものを言い、楕円の一部分の
形状や放物線形状でも良い。
実質上円弧状に延びると、一端が踏面部に、他端が陸部
の側面に開口する厚さが大の部分が形成されることにな
り、踏面部と氷上面間から取り込んだ水を陸部の側面か
ら排水することが可能となる。
求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、
前記サイプの厚さ大の部分の厚さを、0.1〜1.5mm
としたことを特徴としている。
明する。請求項4に記載の空気入りタイヤでは、サイプ
の厚みが大の部分の厚さを0.1〜1.5mmとしたの
で、効率よく水を除水することができる。なお、この範
囲外では、除水効果が低下する。
求項4の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、
前記サイプの厚さ小の部分の厚さを、厚さ大の部分の厚
さの10〜80%としたことを特徴としている。
明する。請求項5に記載の空気入りタイヤでは、サイプ
の厚みが小の部分の厚さを厚みが大の部分の厚さの10
〜80%としたので、効率よく水を除水することができ
る。なお、この範囲外では、除水効果が低下する。
求項5の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、
前記サイプの厚さ大の部分のサイプ長手方向の総長さ
を、全サイプ長さの20〜80%としたことを特徴とし
ている。
明する。請求項6に記載の空気入りタイヤでは、厚みが
大の部分のサイプ長手方向の総長さを、全サイプ長さの
20〜80%としたので、効率よく水を除水することが
できる。なお、この範囲外では、除水効果が低下する。
求項6の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、
前記サイプの厚さ小の部分は負荷時接触接地面下におい
て互いに対向するサイプ壁面同士が実質上接触し、厚さ
大の部分は負荷時接触接地面下で互いに対向するサイプ
壁面同士が実質上接触しないことを特徴としている。
明する。請求項7に記載の空気入りタイヤでは、厚みが
小の部分は負荷時接触接地面下において互いに対向する
サイプ壁面が実質上接触し、厚みが大の部分は負荷時接
触接地面下で互いに対向するサイプ壁面が実質上接触し
ないので、厚みが大の部分によって確実に水を除水する
ことができる。
求項7の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、
前記サイプの厚さ大の部分の間隔を、0.1〜5.0mm
としたことを特徴としている。
明する。請求項8に記載の空気入りタイヤでは、幅が大
の部分の間隔を0.1〜5.0mmとしたので、効率よく
水を除水することができる。なお、この範囲外では、除
水効果が低下する。
求項8の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、
前記サイプの厚さ大の部分は、前記サイプの一方のサイ
プ壁面に形成された第1の溝状凹部と、他方のサイプ壁
面に形成された第2の溝状凹部とから構成されており、
前記第1の溝状凹部と前記第2の溝状凹部とは互いに交
差していることを特徴としている。
明する。請求項9に記載の空気入りタイヤでは、第1の
溝状凹部と第2の溝状凹部とによって除水が行われる。
第1の溝状凹部と第2の溝状凹部とは交差しているの
で、第1の溝状凹部及び第2の溝状凹部の端部が陸部の
側面に開口していれば、陸部の両側面側へ、即ち、陸部
を区画している両側の主溝へ水を排水することが可能な
る。
請求項9の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおい
て、前記サイプがその深さ方向端部に拡大部を有するこ
とを特徴としている。
説明する。請求項10に記載の空気入りタイヤでは、サ
イプがその深さ方向端部に拡大部を有しているので、除
水した水を拡大部を介して陸部側方へ全て排出すること
が可能となる。
請求項10の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおい
て、前記サイプは、一端が前記陸部の側壁に開口し、他
端が前記陸部内で終端しており、前記他端に拡大部を有
することを特徴としている。
説明する。請求項11に記載の空気入りタイヤでは、他
端部に形成された拡大部によって踏面部と氷上面間の水
を除水することができる。また、サイプが陸部を完全に
横断していないので、陸部の剛性の低下を抑えることが
でき、偏摩耗の発生を抑制することができる。さらに、
サイプの他端に作用する応力を拡大部で分散できるの
で、他端からの亀裂発生を防止することができる。
11に記載の空気入りタイヤにおいて、前記サイプの深
さ方向端部に形成された拡大部と、前記サイプの他端部
に形成された拡大部とは連結していることを特徴として
いる。
説明する。請求項12に記載の空気入りタイヤでは、サ
イプの他端部に設けられた拡大部によって吸収された水
を、サイプ底部に設けられた拡大部を介して陸部外へ排
出することができる。
1の実施形態を図1乃至図9にしたがって説明する。
タイヤ10(タイヤサイズ:185/70R14)のト
レッド12は、タイヤ周方向(矢印X方向)に沿って延
びる複数の周方向主溝14と、タイヤ軸方向(矢印Y方
向)に沿って延びる複数の横溝16によって区画された
矩形のブロック18が複数設けられており、いわゆるブ
ロックパターンとなっている。
て直線状にブロック18を横切るサイプ20が4本平行
に形成されている。
サイプ底部には拡大部30が形成されている。
一方のサイプ側壁面20Aには、断面矩形状の細溝22
が複数本形成されており、サイプ底部に到達する細溝2
2には拡大部30が連結している。
は、タイヤ法線方向(矢印Z方向)に対して一定方向に
一定の角度で傾斜しており、一定の間隔で形成されてい
る。
8の周方向主溝14側の側面18Bには、細溝22の端
部が開口しており、これら複数本の細溝22の内の何本
かは、一端が踏面部18Aに開口し他端が側面18Bに
開口している。
ク18が路面と接触していない場合には、一方のサイプ
側壁面20Aとこれに対向する他方のサイプ側面20B
とが所定寸法離間しており、図6に示すように負荷時に
ブロック18が路面と接触する接地面下においては実質
上互いに接触するように形成されている。なお、同じく
接地面下において、細溝22の溝底は、対向する他方の
サイプ側面20Bには接触しないように、即ち、細溝2
2が所定の断面積を有するような大きさに形成されてい
る。
厚み大部の厚さt1 、厚み小部の厚さt2 と厚み大部の
厚さt1 との比率t2 /t1 、厚み大部の間隔P1 、厚
み大部の比率(P2 (踏面部18Aの厚み大部の幅)/
P1 )、サイプ間隔L、サイプ深さd、厚み大部の総長
(ΣP2 )/サイプ長W、厚み大部のタイヤ法線方向に
対する傾斜角度θは、図9の表(実施例1)に示す通り
である。
施形態の空気入りタイヤ10では、サイプ20のサイプ
側面20Aに細溝22を複数本設けたため、タイヤ負荷
時において、図6及び図7に示すようにサイプ20の厚
さが小の部分(細溝22の形成されていない部分)が接
触して閉じてしまっても、厚さが大の部分(細溝22の
形成されている部分)は接触しないので、図8に示すよ
うに、氷路面24の水(水膜)26を細溝22によって
吸収して除水することができる。
が側面18Bに開口している細溝22は、吸収した水を
ブロック18の外、即ち周方向主溝14へと順次排出す
ることができるため、氷路面24の水26をより多く除
水することができる。
おいても、サイプ20のエッジ効果による氷上性能は確
保されている。
サイプ本数を増やし、かつブロック剛性を確保するため
にサイプ20の厚さを全体的にかなり狭くしても、サイ
プ20の厚さを大小と交互に変化させているため、負荷
時においても常に水膜除去のための間隙を確保すること
が可能となる。 [第2の実施形態]本発明の第2の実施形態を図10乃
至図11にしたがって説明する。なお、前述した実施形
態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略す
る。
形状が矩形状であったが、本実施形態の細溝22は、略
半円形状とされている。したがって、図10及び図11
に示すようにブロック18の踏面部18A及び側面18
Bに表れる細溝22の開口部分の形状は略半楕円形状で
ある。
の厚み大部の厚さt1 、厚み小部の厚さt2 と厚み大部
の厚さt1 との比率t2 /t1 、厚み大部の間隔P1 、
厚み大部の比率(P2 (踏面部18Aの厚み大部の幅)
/P1 )、サイプ間隔L、サイプ深さd、厚み大部の総
長(ΣP2 )/サイプ長W、厚み大部のタイヤ法線方向
に対する傾斜角度θは、図9の表(実施例2)に示す通
りである。 [第3の実施形態]本発明の第3の実施形態を図12乃
至図14にしたがって説明する。なお、前述した実施形
態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略す
る。
プ側面20Aのみに形成されていたが、本実施形態で
は、図14に示すようにサイプ側面20Bにも細溝22
が形成されている。
プ側面20Bの細溝22とは、傾斜方向が法線方向に対
して反対となっている。また、図12及び図13に示す
ように、ブロック18の踏面部18A及び側面18Bで
は、サイプ側面20Aの細溝22の端部とサイプ側面2
0Bの細溝22の端部同士が対向している。
の厚み大部の厚さt1 、厚み小部の厚さt2 と厚み大部
の厚さt1 との比率t2 /t1 、厚み大部の間隔P1 、
厚み大部の比率(P2 (踏面部18Aの厚み大部の幅)
/P1 )、サイプ間隔L、サイプ深さd、厚み大部の総
長(ΣP2 )/サイプ長W、厚み大部のタイヤ法線方向
に対する傾斜角度θは、図9の表(実施例3)に示す通
りである。 [第4の実施形態]本発明の第4の実施形態を図15乃
至図17にしたがって説明する。なお、前述した実施形
態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略す
る。
あったが、本実施形態の細溝22は、図15乃至図17
に示すように一方のブロック端近傍を曲率中心とする円
弧形状であり、これら複数本の細溝22の内の何本か
は、一端が踏面部18Aに開口し他端が側面18Bに開
口している。
の厚み大部の厚さt1 、厚み小部の厚さt2 と厚み大部
の厚さt1 との比率t2 /t1 、厚み大部の間隔P1 、
厚み大部の比率(P2 (踏面部18Aの厚み大部の幅)
/P1 )、サイプ間隔L、サイプ深さd、厚み大部の総
長(ΣP2 )/サイプ長W、厚み大部のタイヤ法線方向
に対する傾斜角度θは、図9の表(実施例4)に示す通
りである。
に、両方のブロック端に細溝22の曲率中心を持たせて
も良い。 [第5の実施形態]本発明の第5の実施形態を図22及
び図23にしたがって説明する。なお、前述した実施形
態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略す
る。
は、矢印L方向側から矢印R方向へ向かって延びるサイ
プ34と、矢印R方向側から矢印L方向へ向かって延び
るサイプ36とが交互に形成されている。これらのサイ
プ34及びサイプ36は、何れも長手方向一端が周方向
主溝14に開口し、長手方向他端がブロック18内で終
端している。
向他端には、各々拡大部38が形成されている。本実施
形態の拡大部38は丸穴形状である。
拡大部38はサイプ底部の拡大部30と連結している。
36の拡大部38はサイプ底部の拡大部30と連結して
いる。
を細溝22と拡大部38とによって吸収する。また、拡
大部38に吸収された水は、サイプ底部に設けられた拡
大部30を介してブロック18の外へ排出することがで
きる。
4及びサイプ36がブロック18を完全に横断していな
いので、例えば、図1に示すようなブロック18を完全
に横断するサイプ20を設けたブロック18に対してブ
ロック剛性の低下を抑えることができ、偏摩耗の発生を
抑制することができる。
拡大部38を設けたので、他端に作用する応力を分散で
き、他端からの亀裂発生を防止することができる。 [試験例]実施例のタイヤ4種(なお、実施例1,2,
3,4は第1,2,3,4の実施形態にそれぞれ対応す
る。)及び従来例のタイヤ1種を用意し、以下の方法に
より氷上ブレーキ性能及び氷上トラクション性能を調べ
た。 (試験方法) 氷上ブレーキ性能:テストタイヤを実車に装着し、氷盤
上を20km/hの速度で走行中にフル制動したときの制動
距離を測定した。
の距離での発進からの加速タイムを計測した。
る。結果は従来例のタイヤを100とする指数表示で示
しており、数値が大きいほど性能が良いことを示す。
ロック18を有する空気入りタイヤであり、ブロック寸
法は実施例のタイヤと同一である。なお、サイプ寸法は
図9の表に示す通りである。
用された実施例1〜4のタイヤが従来例のタイヤに比較
して氷上ブレーキ性能及び氷上トラクション性能に優れ
ていることは明らかである。
の両壁面に交差させるかたちで設けたため、片面のみに
設けたものよりも氷上ブレーキ性能及び氷上トラクショ
ン性能が向上している。
例4のタイヤは、細溝が直線状に形成されている実施例
1,2のタイヤよりも氷上ブレーキ性能及び氷上トラク
ション性能が向上している。
レートサイプであったが、本発明はこれに限らず、サイ
プ20は従来公知の他の形状であっても良く、細溝(サ
イプの厚さ大の部分)は、他形状のサイプと自由に組み
合わせることができる。但し、サイプ20をジグザグサ
イプ等の屈曲の多い形状にすると、傾斜した細溝では、
溝内の水流れの抵抗が大きくなる。
て傾斜していても良く、ブロック18以外の陸部、例え
ば、リブ等に形成されているものでも良い。
の側面に開口していることが最も好ましいが、一端がブ
ロック18の側面に開口していればある程度の排水効果
はある。
に、サイプ20の深さ方向端部にフラスコ状等の拡大部
30を設けても良い。これにより、除水した水を拡大部
30を介してブロック18側方へ全て排出することがで
き、氷上性能をさらに高めることができる。
るにしたがって断面形状や大きさが変化しても良く、ブ
ロック18が摩耗するにしたがって本数が増加(又は減
少)するように設けても良い。これにより、摩耗初期と
摩耗末期の吸水力に変化を持たせることも可能である。
形以外の形状、例えば、台形、三角形等であっても良
く、水の抵抗が少ない断面形状であれば良い。例えば、
サイプ20のサイプ側面20A及びサイプ側面20Bに
断面形状が各々半楕円形の細溝22を同方向に形成し、
厚さ大の部分の全体形状を実質上楕円形としても良い。
空気入りタイヤは上記の構成としたので、他性能を低下
させることなく接地面の除水を行って高い氷上性能を得
ることができる、という優れた効果を有する。また、サ
イプ本数を増やし、かつブロック剛性を確保するために
サイプの厚みをかなり薄くしても、サイプの厚みが大小
と交互に変化しているため、常に水膜除去のための流路
を確保することが可能となる。
構成としたので、除水した水をサイプ底へ向けて真っ直
ぐに排水できるので、厚さ大の部分を水が流れる際の抵
抗を低く抑えることができる、という優れた効果を有す
る。
プの厚さ大の部分がサイプ底へ向けて実質上円弧状に延
びているので、実質上直線状に延びているものよりも陸
部の外側への排水効果を向上でき、除水能力を高めるこ
とができ、これによって氷上性能をさらに高めることが
できる、という優れた効果を有する。
プの厚みが大の部分の厚さを0.1〜1.5mmとしたの
で、効率良く除水できる、という優れた効果を有する。
プの厚みが小の部分の厚さを厚みが大の部分の厚さの1
0〜80%としたので、効率良く除水でき、高い氷上性
能を維持できる、という優れた効果を有する。
が大の部分のサイプ長手方向の総長さを、全サイプ長さ
の20〜80%としたので、効率よく水を除水すること
ができ、高い氷上性能を維持できる、という優れた効果
を有する。
が大の部分は負荷時接触接地面下で実質上互いに対向す
るサイプ壁面が接触しないので、厚みが大の部分によっ
て確実に水を除水することができる、という優れた効果
を有する。
大の部分の間隔を0.1〜5.0mmとしたので、効率よ
く水を除水することができ、高い氷上性能を維持でき
る、という優れた効果を有する。
の溝状凹部と第2の溝状凹部とを交差させたので、陸部
の外側への排水効果を向上でき、除水能力を高めること
ができ、これによって氷上性能をさらに高めることがで
きる、という優れた効果を有する。
イプの深さ方向端部に拡大部を有しているので、排水性
をさらに向上でき、これにより氷上性能をさらに高める
ことができる、という優れた効果を有する。
イプが陸部を完全に横断していないので、陸部の剛性の
低下を抑えることができ、偏摩耗の発生を抑制すること
ができる、という優れた効果を有する。また、サイプの
他端に作用する応力を拡大部で分散でき、他端からの亀
裂発生を防止することができる、という優れた効果を有
する。
イプの他端部に設けられた拡大部によって吸収された水
を、サイプ底部に設けられた拡大部を介して陸部外へ排
出することができる、という優れた効果を有する。
のトレッドの平面図である。
面図である。
ックの平面図である。
ックの側面図である。
ックの平面図である。
ックの側面図である。
である。
ックのサイプに沿った断面図である。
ックの平面図である。
ックの側面図である。
クのサイプに沿った断面図である。
の平面図であり、(B)は図19(A)に示すブロック
の側面図である。
が接地したときの平面図であり、(B)は図20(A)
に示すブロックの側面図である。
ブロックの側面図である。
ッドの平面図である。
−23(A)線断面図であり、(B)はは図22に示す
ブロックの23(B)−23(B)線断面図である。
溝状凹部) 30 拡大部 38 拡大部
Claims (12)
- 【請求項1】 トレッドに少なくとも1本のサイプが形
成された陸部を備えた空気入りタイヤであって、 前記サイプは、その厚さがサイプ長手方向に沿って大小
と交互に変化していることを特徴とする空気入りタイ
ヤ。 - 【請求項2】 前記サイプの厚さ大の部分は、サイプ底
へ向けて実質上直線状に延びていることを特徴とする請
求項1に記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項3】 前記サイプの厚さ大の部分は、サイプ底
へ向けて実質上円弧状に延びていることを特徴とする請
求項1に記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項4】 前記サイプの厚さ大の部分の厚さを、
0.1〜1.5mmとしたことを特徴とする請求項1乃至
請求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項5】 前記サイプの厚さ小の部分の厚さを、厚
さ大の部分の厚さの10〜80%としたことを特徴とす
る請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の空気入り
タイヤ。 - 【請求項6】 前記サイプの厚さ大の部分のサイプ長手
方向の総長さを、全サイプ長さの20〜80%としたこ
とを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記
載の空気入りタイヤ。 - 【請求項7】 前記サイプの厚さ小の部分は負荷時接触
接地面下において互いに対向するサイプ壁面同士が実質
上接触し、厚さ大の部分は負荷時接触接地面下で互いに
対向するサイプ壁面同士が実質上接触しないことを特徴
とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の空気
入りタイヤ。 - 【請求項8】 前記サイプの厚さ大の部分の間隔を、
0.1〜5.0mmとしたことを特徴とする請求項1乃至
請求項7の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項9】 前記サイプの厚さ大の部分は、前記サイ
プの一方のサイプ壁面に形成された第1の溝状凹部と、
他方のサイプ壁面に形成された第2の溝状凹部とから構
成されており、前記第1の溝状凹部と前記第2の溝状凹
部とは互いに交差していることを特徴とする請求項1乃
至請求項8の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項10】 前記サイプがその深さ方向端部に拡大
部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項9の何
れか1項に記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項11】 前記サイプは、一端が前記陸部の側壁
に開口し、他端が前記陸部内で終端しており、前記他端
に拡大部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項
10の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項12】 前記サイプの深さ方向端部に形成され
た拡大部と、前記サイプの他端部に形成された拡大部と
は連結していることを特徴とする請求項11に記載の空
気入りタイヤ。
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