JPH1085383A - 靴ホルダーユニット - Google Patents
靴ホルダーユニットInfo
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- JPH1085383A JPH1085383A JP9236833A JP23683397A JPH1085383A JP H1085383 A JPH1085383 A JP H1085383A JP 9236833 A JP9236833 A JP 9236833A JP 23683397 A JP23683397 A JP 23683397A JP H1085383 A JPH1085383 A JP H1085383A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- shock absorber
- shoe holder
- unit
- seat
- Prior art date
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63C—SKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
- A63C9/00—Ski bindings
- A63C9/08—Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings
- A63C9/0802—Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings other than mechanically controlled, e.g. electric, electronic, hydraulic, pneumatic, magnetic, pyrotechnic devices; Remote control
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 靴ホルダーエレメントに配設された液圧式シ
ョックアブソーバを装備した新規なスキービンドゥング
及びスノーボードビンドゥングを提供する。 【解決手段】 本発明は、ばね装置によってフレキシブ
ルに保持された靴ホルダーエレメント並びに前記ばね装
置に対して平行に配置されたピストン−シリンダユニッ
トの形態の液圧式ショックアブソーバを装備した形式の
スキービンドゥング又はスノーボードビンドゥング用の
靴ホルダーユニットに関し、ショックアブソーバ5が、
不作用状態ではペースト状の液圧媒体を内蔵しているこ
とを要旨とする。
ョックアブソーバを装備した新規なスキービンドゥング
及びスノーボードビンドゥングを提供する。 【解決手段】 本発明は、ばね装置によってフレキシブ
ルに保持された靴ホルダーエレメント並びに前記ばね装
置に対して平行に配置されたピストン−シリンダユニッ
トの形態の液圧式ショックアブソーバを装備した形式の
スキービンドゥング又はスノーボードビンドゥング用の
靴ホルダーユニットに関し、ショックアブソーバ5が、
不作用状態ではペースト状の液圧媒体を内蔵しているこ
とを要旨とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ばね装置によって
フレキシブルに保持された靴ホルダーエレメント並びに
前記ばね装置に対して平行に配置されたピストン−シリ
ンダユニットの形態の液圧式ショックアブソーバとを装
備した形式のスキービンドゥング又はスノーボードビン
ドゥング用の靴ホルダーユニットに関する。
フレキシブルに保持された靴ホルダーエレメント並びに
前記ばね装置に対して平行に配置されたピストン−シリ
ンダユニットの形態の液圧式ショックアブソーバとを装
備した形式のスキービンドゥング又はスノーボードビン
ドゥング用の靴ホルダーユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】スキービンドゥング用の前記形式の靴ホ
ルダーユニットはドイツ連邦共和国特許第374396
6号明細書に記載されている。当該特許明細書によれ
ば、解離可能な靴ホルダーエレメントと連結されたばね
受け座は付加的に、圧縮コイルばねに対して平行に配置
された液圧式ショックアブソーバの一端と結合されてい
る。前記圧縮コイルばねの他方のばね受け座は、ケーシ
ングに固着した軸を中心として旋回可能な二腕レバーの
一方のレバー腕、しかも常態において定置のケーシング
エレメントに支持されている方のレバー腕によって形成
され、他方のレバー腕はショックアブソーバの他端部と
連結されている。衝撃的な力が靴ホルダーエレメントに
作用すると、最初に挙げた方のばね受け座は衝撃的に動
かされる。その結果、ショックアブソーバは二腕レバー
に衝撃を及ぼし、これによって先ず二腕レバーが圧縮コ
イルばねの力に抗して旋回させられて圧縮コイルばねの
ばね張力を一時的に著しく高めることになる。或る程度
の時間的遅れをとって始めてショックアブソーバの可縮
機能が働くので、こうして二腕レバーはやっと戻り旋回
し、かつ圧縮コイルばねを支持する方のレバー腕が再び
定置のケーシングエレメントに当接することができる。
ルダーユニットはドイツ連邦共和国特許第374396
6号明細書に記載されている。当該特許明細書によれ
ば、解離可能な靴ホルダーエレメントと連結されたばね
受け座は付加的に、圧縮コイルばねに対して平行に配置
された液圧式ショックアブソーバの一端と結合されてい
る。前記圧縮コイルばねの他方のばね受け座は、ケーシ
ングに固着した軸を中心として旋回可能な二腕レバーの
一方のレバー腕、しかも常態において定置のケーシング
エレメントに支持されている方のレバー腕によって形成
され、他方のレバー腕はショックアブソーバの他端部と
連結されている。衝撃的な力が靴ホルダーエレメントに
作用すると、最初に挙げた方のばね受け座は衝撃的に動
かされる。その結果、ショックアブソーバは二腕レバー
に衝撃を及ぼし、これによって先ず二腕レバーが圧縮コ
イルばねの力に抗して旋回させられて圧縮コイルばねの
ばね張力を一時的に著しく高めることになる。或る程度
の時間的遅れをとって始めてショックアブソーバの可縮
機能が働くので、こうして二腕レバーはやっと戻り旋回
し、かつ圧縮コイルばねを支持する方のレバー腕が再び
定置のケーシングエレメントに当接することができる。
【0003】圧縮コイルばねに対して同軸的に、ばねワ
インディングの内部にショックアブソーバを配置した形
式の、機能的に類似したビンドゥングがドイツ連邦共和
国特許出願公開第3935551号明細書に基づいて公
知になっている。
インディングの内部にショックアブソーバを配置した形
式の、機能的に類似したビンドゥングがドイツ連邦共和
国特許出願公開第3935551号明細書に基づいて公
知になっている。
【0004】靴ホルダーエレメントを液圧式ショックア
ブソーバと連結した形式のスキービンドゥングは、これ
までの所その地歩を確立して汎用されるまでには至って
いない。
ブソーバと連結した形式のスキービンドゥングは、これ
までの所その地歩を確立して汎用されるまでには至って
いない。
【0005】先ずその第1の要因として挙げれば、ピス
トン−シリンダユニットとして構成されたショックアブ
ソーバは、不使用期間が過度に長くなると、比較的漏れ
易くなり、ひいては殆ど使用不能になることである。ス
キー板は原則として年間ごく短い期間にわたってしか使
用されない。スキ板ーはどこかの物置に放置されている
のが圧倒的であり、しかも往々にして極端な温度に曝さ
れている場合がある。同等のことは、スキー板上に装着
されたビンドゥングについても当て嵌まる。
トン−シリンダユニットとして構成されたショックアブ
ソーバは、不使用期間が過度に長くなると、比較的漏れ
易くなり、ひいては殆ど使用不能になることである。ス
キー板は原則として年間ごく短い期間にわたってしか使
用されない。スキ板ーはどこかの物置に放置されている
のが圧倒的であり、しかも往々にして極端な温度に曝さ
れている場合がある。同等のことは、スキー板上に装着
されたビンドゥングについても当て嵌まる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、靴ホルダーエレメントに配設された液圧式ショック
アブソーバを装備した新規なスキービンドゥング及びス
ノーボードビンドゥングを提供することである。
は、靴ホルダーエレメントに配設された液圧式ショック
アブソーバを装備した新規なスキービンドゥング及びス
ノーボードビンドゥングを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の構成手段は、ショックアブソーバが、不作用
状態ではペースト状の液圧媒体を内蔵している点にあ
る。
の本発明の構成手段は、ショックアブソーバが、不作用
状態ではペースト状の液圧媒体を内蔵している点にあ
る。
【0008】本発明の依拠する一般的な思想は、如何な
るクリープ傾向も有さず、或いは事実上全くクリープ傾
向を有していず、従って長い休止期間の場合でもショッ
クアブソーバのシールエレメントに流出することのあり
得ない液圧媒体を使用することである。この使用に当た
って本発明は、液圧媒体が不作用状態(使用休止状態)
ではペースト状であっても、ショックアブソーバのスト
ローク時に液圧媒体の通過すべき絞り経路が適正に設計
されていれば、ショックアブソーバが申し分なく動作で
きるという事実を有効視して活用するものである。ペー
スト状の液圧媒体は本来、周辺温度が極度に高い場合に
使用するために設けられている。ペースト状の粘稠度で
あることに基づいて該液圧媒体は軽微な気化傾向しか有
さず、従って高い周辺温度の場合でも(しかも万一気化
が生じたとしても)気化損失は所望のように微々たるも
のである。ところで本発明では、外力の作用を受けない
限り、前記液圧媒体には塑性流れ傾向もクリープ傾向も
発現しないという認識が役立てられる。更に驚くべきこ
とには、このような液圧媒体は、周辺温度が低温であっ
ても負荷を受ければ充分な流動能力を有していることが
判明したのである。
るクリープ傾向も有さず、或いは事実上全くクリープ傾
向を有していず、従って長い休止期間の場合でもショッ
クアブソーバのシールエレメントに流出することのあり
得ない液圧媒体を使用することである。この使用に当た
って本発明は、液圧媒体が不作用状態(使用休止状態)
ではペースト状であっても、ショックアブソーバのスト
ローク時に液圧媒体の通過すべき絞り経路が適正に設計
されていれば、ショックアブソーバが申し分なく動作で
きるという事実を有効視して活用するものである。ペー
スト状の液圧媒体は本来、周辺温度が極度に高い場合に
使用するために設けられている。ペースト状の粘稠度で
あることに基づいて該液圧媒体は軽微な気化傾向しか有
さず、従って高い周辺温度の場合でも(しかも万一気化
が生じたとしても)気化損失は所望のように微々たるも
のである。ところで本発明では、外力の作用を受けない
限り、前記液圧媒体には塑性流れ傾向もクリープ傾向も
発現しないという認識が役立てられる。更に驚くべきこ
とには、このような液圧媒体は、周辺温度が低温であっ
ても負荷を受ければ充分な流動能力を有していることが
判明したのである。
【0009】本発明の有利な構成では、ショックアブソ
ーバは、同期ユニットとして構成されている。すなわち
ショックアブソーバの、液圧媒体によって充填された2
つの作動室(しかもストローク時には両作動室間で液圧
媒体が絞り経路を介して交換されるようになっている)
はショックアブソーバのストローク位置には関わり無
く、一定の容積を有している。これによって長い休止期
においても、シールエレメントを通して液圧媒体を通過
駆逐しようとする顕著な加圧力を液圧媒体に作用させ得
ないことが保証される。
ーバは、同期ユニットとして構成されている。すなわち
ショックアブソーバの、液圧媒体によって充填された2
つの作動室(しかもストローク時には両作動室間で液圧
媒体が絞り経路を介して交換されるようになっている)
はショックアブソーバのストローク位置には関わり無
く、一定の容積を有している。これによって長い休止期
においても、シールエレメントを通して液圧媒体を通過
駆逐しようとする顕著な加圧力を液圧媒体に作用させ得
ないことが保証される。
【0010】環境の温度変動に基づいて、両液圧室の容
積の不均等な変化と液圧媒体の体積の不均等な変化とを
予期しておく必要がある限り、本発明の有利な構成で
は、ショックアブソーバの液圧媒体の体積及び/又は液
圧室の容積の、温度に起因した変化をそれ相応に補償す
るために、液圧室容積の増大下で撓み可能なシールエレ
メントが配置されている。
積の不均等な変化と液圧媒体の体積の不均等な変化とを
予期しておく必要がある限り、本発明の有利な構成で
は、ショックアブソーバの液圧媒体の体積及び/又は液
圧室の容積の、温度に起因した変化をそれ相応に補償す
るために、液圧室容積の増大下で撓み可能なシールエレ
メントが配置されている。
【0011】更に本発明は、特に冒頭で述べられた形式
の靴ホルダーユニットの構成部分として配置されてお
り、かつスキービンドゥングの戻し力又は解離力を発生
させるために使用されるばねユニットであって、圧縮コ
イルばねと、該圧縮コイルばねの一端に配置された可動
ばね受け座と、前記圧縮コイルばねの他端に配置されて
おりかつ該圧縮コイルばねのばね軸線に対して同軸の調
整ねじによって軸方向に調節可能な固定ばね受け座とを
備え、しかもこの固定ばね受け座が、前記調整ねじを支
承しかつ前記圧縮コイルばねの圧縮力に抗して軸方向で
支持するケーシングに、回動不能かつ軸方向可動に支持
かつ保持されている形式のばねユニットに関する。
の靴ホルダーユニットの構成部分として配置されてお
り、かつスキービンドゥングの戻し力又は解離力を発生
させるために使用されるばねユニットであって、圧縮コ
イルばねと、該圧縮コイルばねの一端に配置された可動
ばね受け座と、前記圧縮コイルばねの他端に配置されて
おりかつ該圧縮コイルばねのばね軸線に対して同軸の調
整ねじによって軸方向に調節可能な固定ばね受け座とを
備え、しかもこの固定ばね受け座が、前記調整ねじを支
承しかつ前記圧縮コイルばねの圧縮力に抗して軸方向で
支持するケーシングに、回動不能かつ軸方向可動に支持
かつ保持されている形式のばねユニットに関する。
【0012】この形式のばねユニットに液圧式ショック
アブソーバを組込むために本発明では、ピストン−シリ
ンダユニットとして構成された液圧式ショックアブソー
バが、シリンダと、可動ばね受け座に連結されたピスト
ン棒とを有し、かつ前記シリンダの一部が、雄ねじ山を
備え、該雄ねじ山は固定ばね受け座用の調整ねじを形成
している。
アブソーバを組込むために本発明では、ピストン−シリ
ンダユニットとして構成された液圧式ショックアブソー
バが、シリンダと、可動ばね受け座に連結されたピスト
ン棒とを有し、かつ前記シリンダの一部が、雄ねじ山を
備え、該雄ねじ山は固定ばね受け座用の調整ねじを形成
している。
【0013】要するに、従来慣用の調整ねじに代えて本
発明ではショックアブソーバのシリンダが採用され、か
つ該シリンダ自体に雄ねじ山が設けられている。この構
成では、可動ばね受け座に対して衝撃的な外力が作用し
た際にショックアブソーバがばね張力に反作用を及ぼす
ことのない、圧縮コイルばねとショックアブソーバとの
並列配置が得られる。従って圧縮コイルばねとショック
アブソーバとは、充分再現可能な仕方で協働し、しかも
ショックアブソーバは動応力ピークを吸収し、かつ圧縮
コイルばねは、可動ばね受け座の緩慢な運動(スキービ
ンドゥングの場合には要するに、スキーヤーの「緩慢
な」転倒時に所望される解離抵抗)に対抗作用する抵抗
に専ら相応して設計することができる。
発明ではショックアブソーバのシリンダが採用され、か
つ該シリンダ自体に雄ねじ山が設けられている。この構
成では、可動ばね受け座に対して衝撃的な外力が作用し
た際にショックアブソーバがばね張力に反作用を及ぼす
ことのない、圧縮コイルばねとショックアブソーバとの
並列配置が得られる。従って圧縮コイルばねとショック
アブソーバとは、充分再現可能な仕方で協働し、しかも
ショックアブソーバは動応力ピークを吸収し、かつ圧縮
コイルばねは、可動ばね受け座の緩慢な運動(スキービ
ンドゥングの場合には要するに、スキーヤーの「緩慢
な」転倒時に所望される解離抵抗)に対抗作用する抵抗
に専ら相応して設計することができる。
【0014】更にショックアブソーバは付加的に、可動
ばね受け座の保持機能を引き受けることができ、その場
合、該可動ばね受け座の最大ストロークは必然的に、シ
ョックアブソーバのピストンの最大ストロークに適合さ
れている。
ばね受け座の保持機能を引き受けることができ、その場
合、該可動ばね受け座の最大ストロークは必然的に、シ
ョックアブソーバのピストンの最大ストロークに適合さ
れている。
【0015】固定ばね受け座の調整が、ショックアブソ
ーバの可能ストローク運動距離を決して変化させないよ
うにするのが有利である。
ーバの可能ストローク運動距離を決して変化させないよ
うにするのが有利である。
【0016】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説す
る。
る。
【0017】特に図1から判るように図示のばねユニッ
トは、1つの端壁を介してU字形に結合された2つの縦
方向側壁を有するケーシング1を備え、前記の各縦方向
側壁は、前記の端壁から離反した方の端部域において斜
め外向きに屈曲されかつ内向きのフランジ2を夫々備え
ており、各フランジは、縦方向側壁に対して垂直な平面
内で延び、かつ2本のスタッドピン4(図7にのみ図
示)を受容するための、図示例では楕円形状の開口3を
有している。
トは、1つの端壁を介してU字形に結合された2つの縦
方向側壁を有するケーシング1を備え、前記の各縦方向
側壁は、前記の端壁から離反した方の端部域において斜
め外向きに屈曲されかつ内向きのフランジ2を夫々備え
ており、各フランジは、縦方向側壁に対して垂直な平面
内で延び、かつ2本のスタッドピン4(図7にのみ図
示)を受容するための、図示例では楕円形状の開口3を
有している。
【0018】ケーシング1の端壁は中央開口を有し、該
中央開口を貫通して、ピストン−シリンダユニットとし
て構成された油圧式のショックアブソーバ5のシリンダ
5′の、端面に十字スリットを有する端部が突出してい
る。ショックアブソーバ5のシリンダ5′にはフランジ
6が一体成形されており、該フランジによってショック
アブソーバ5のシリンダ5′がケーシング端壁の内面に
軸方向で支持されている。前記フランジ6に続いてショ
ックアブソーバ5のシリンダ5′の周面には雄ねじ山が
切られており、該雄ねじ山には、雌ねじ山を有するナッ
トの形式で螺合して軸方向にねじ調整可能な固定ばね受
け座7が配置されている。該固定ばね受け座7は図示例
では、プレート状部材によって形成されており、該プレ
ート状部材は肩7′(図1参照)でもって、ケーシング
1の縦方向側壁の縦方向縁に沿って軸方向でガイドされ
ており、従ってケーシング1に対しては相対回動不能に
保持される。ショックアブソーバ5のピストン棒5″は
可動ばね受け座8を保持し、該可動ばね受け座の形状は
スタンプに類似している。固定ばね受け座7と可動ばね
受け座8との間には、ショックアブソーバ5に同心的な
圧縮コイルばね9が締め込まれている。
中央開口を貫通して、ピストン−シリンダユニットとし
て構成された油圧式のショックアブソーバ5のシリンダ
5′の、端面に十字スリットを有する端部が突出してい
る。ショックアブソーバ5のシリンダ5′にはフランジ
6が一体成形されており、該フランジによってショック
アブソーバ5のシリンダ5′がケーシング端壁の内面に
軸方向で支持されている。前記フランジ6に続いてショ
ックアブソーバ5のシリンダ5′の周面には雄ねじ山が
切られており、該雄ねじ山には、雌ねじ山を有するナッ
トの形式で螺合して軸方向にねじ調整可能な固定ばね受
け座7が配置されている。該固定ばね受け座7は図示例
では、プレート状部材によって形成されており、該プレ
ート状部材は肩7′(図1参照)でもって、ケーシング
1の縦方向側壁の縦方向縁に沿って軸方向でガイドされ
ており、従ってケーシング1に対しては相対回動不能に
保持される。ショックアブソーバ5のピストン棒5″は
可動ばね受け座8を保持し、該可動ばね受け座の形状は
スタンプに類似している。固定ばね受け座7と可動ばね
受け座8との間には、ショックアブソーバ5に同心的な
圧縮コイルばね9が締め込まれている。
【0019】この圧縮コイルばね9は、ティルティング
レバー10の、図3で見てT字形の端部に向かって可動
ばね受け座8をばね負荷している。前記ティルティング
レバー10は2つのフック状のサイド突起10′を有し
ており(図3参照)、ティルティングレバー10が図1
〜図5に示した標準位置を占めている場合、前記サイド
突起10′は、ティルティングレバー10のティルティ
ング軸を形成するスタッドピン4に、可動ばね受け座8
寄りのピン側で係合している。
レバー10の、図3で見てT字形の端部に向かって可動
ばね受け座8をばね負荷している。前記ティルティング
レバー10は2つのフック状のサイド突起10′を有し
ており(図3参照)、ティルティングレバー10が図1
〜図5に示した標準位置を占めている場合、前記サイド
突起10′は、ティルティングレバー10のティルティ
ング軸を形成するスタッドピン4に、可動ばね受け座8
寄りのピン側で係合している。
【0020】ティルティングレバー10は、スタンプ状
の可動ばね受け座8の端面側スロット11(図4参照)
内に受容されている。換言すれば前記可動ばね受け座8
は、図1から判るように上側では付設部8′でもって、
また図5から判るように下側では付設部8″でもってテ
ィルティングレバー10にオーバーラップしている。両
方の付設部8′と8″は、それ自体互いに整合する縦方
向スロット12を夫々有し、両縦方向スロットは、互い
に対面する側もしくはティルティングレバー10に対面
する側で開かれていると共に、ティルティングレバー1
0の自由端部の方向に向いた方の端部で開かれている。
前記縦方向スロット12はピン13を受容し、該ピン1
3は、フック状の両サイド突起10′間でティルティン
グレバー10内に穿設された対応孔を貫通している。前
記ピン13によって可動ばね受け座8とティルティング
レバー10との間には、スタッドピン4に対して平行な
ジョイント軸線をもったヒンジ状の枢着継手が形成され
る。
の可動ばね受け座8の端面側スロット11(図4参照)
内に受容されている。換言すれば前記可動ばね受け座8
は、図1から判るように上側では付設部8′でもって、
また図5から判るように下側では付設部8″でもってテ
ィルティングレバー10にオーバーラップしている。両
方の付設部8′と8″は、それ自体互いに整合する縦方
向スロット12を夫々有し、両縦方向スロットは、互い
に対面する側もしくはティルティングレバー10に対面
する側で開かれていると共に、ティルティングレバー1
0の自由端部の方向に向いた方の端部で開かれている。
前記縦方向スロット12はピン13を受容し、該ピン1
3は、フック状の両サイド突起10′間でティルティン
グレバー10内に穿設された対応孔を貫通している。前
記ピン13によって可動ばね受け座8とティルティング
レバー10との間には、スタッドピン4に対して平行な
ジョイント軸線をもったヒンジ状の枢着継手が形成され
る。
【0021】図1〜図6に示した装置の機能は次の通り
である。すなわち:ばね受け座8並びにショックアブソ
ーバ5のシリンダ5′及びフランジ6を介してケーシン
グ1の端壁に支持された圧縮コイルばね9は、可動ばね
受け座8をピン13に向かってばね負荷し、これによっ
てティルティングレバー10をそのフック状のサイド突
起10′でもってスタッドピン4と係合させる。圧縮コ
イルばね9のばね張力は、ショックアブソーバ5のシリ
ンダ5′の周面に設けた固定ばね受け座7のねじ調整に
よって変化させることができる。このねじ調整のため
に、ショックアブソーバ5のシリンダ5′が、ケーシン
グ1の端壁から突出するシリンダ5′の端部に設けた十
字スリットに工具を嵌合させることによって適当に回動
される。横方向分力もしくは、ピン4の1つを中心とし
てティルティングレバー10を旋回させるトルクが、該
ティルティングレバー10に作用すると、可動ばね受け
座8は、圧縮コイルばね9の力に抗して、並びに該圧縮
コイルばねに対して並行に作用するショックアブソーバ
5の抵抗に抗して、固定ばね受け座7の方向にシフトさ
れる。その場合ショックアブソーバ5の抵抗は、ティル
ティングレバー10の旋回運動が衝撃的に、つまり急速
に行われるに応じて、それだけ効果的に働く。このこと
は取りも直さず、強い動応力ピークが先ず第1にショッ
クアブソーバによって吸収される一方、圧縮コイルばね
9が、ティルテイングレバー10の旋回速度には無関係
な抵抗並びに戻し力を生ぜしめることを意味している。
である。すなわち:ばね受け座8並びにショックアブソ
ーバ5のシリンダ5′及びフランジ6を介してケーシン
グ1の端壁に支持された圧縮コイルばね9は、可動ばね
受け座8をピン13に向かってばね負荷し、これによっ
てティルティングレバー10をそのフック状のサイド突
起10′でもってスタッドピン4と係合させる。圧縮コ
イルばね9のばね張力は、ショックアブソーバ5のシリ
ンダ5′の周面に設けた固定ばね受け座7のねじ調整に
よって変化させることができる。このねじ調整のため
に、ショックアブソーバ5のシリンダ5′が、ケーシン
グ1の端壁から突出するシリンダ5′の端部に設けた十
字スリットに工具を嵌合させることによって適当に回動
される。横方向分力もしくは、ピン4の1つを中心とし
てティルティングレバー10を旋回させるトルクが、該
ティルティングレバー10に作用すると、可動ばね受け
座8は、圧縮コイルばね9の力に抗して、並びに該圧縮
コイルばねに対して並行に作用するショックアブソーバ
5の抵抗に抗して、固定ばね受け座7の方向にシフトさ
れる。その場合ショックアブソーバ5の抵抗は、ティル
ティングレバー10の旋回運動が衝撃的に、つまり急速
に行われるに応じて、それだけ効果的に働く。このこと
は取りも直さず、強い動応力ピークが先ず第1にショッ
クアブソーバによって吸収される一方、圧縮コイルばね
9が、ティルテイングレバー10の旋回速度には無関係
な抵抗並びに戻し力を生ぜしめることを意味している。
【0022】図7によればケーシング1は、ショックア
ブソーバ5と圧縮コイルばね9とをスキー板長手方向に
ほぼ平行に方位づけるように、例えばスタッドピン4に
よってスキー板14上に固定的に配置されている。ティ
ルティングレバー10は靴ホルダー15を保持し、該靴
ホルダーはスキー靴の靴底の一端を、中立位置では上か
ら及び両側とから囲み、かつ、該スキー靴を側方へ圧迫
してティルティングレバー10並びに靴ホルダー15を
旋回させるに足る妨害力がスキー靴に作用した場合には
該スキー靴を解放する。
ブソーバ5と圧縮コイルばね9とをスキー板長手方向に
ほぼ平行に方位づけるように、例えばスタッドピン4に
よってスキー板14上に固定的に配置されている。ティ
ルティングレバー10は靴ホルダー15を保持し、該靴
ホルダーはスキー靴の靴底の一端を、中立位置では上か
ら及び両側とから囲み、かつ、該スキー靴を側方へ圧迫
してティルティングレバー10並びに靴ホルダー15を
旋回させるに足る妨害力がスキー靴に作用した場合には
該スキー靴を解放する。
【0023】次に図7に基づいてショックアブソーバ5
の構造を説明する。シリンダ5′を段付き軸方向孔16
が貫通しており、該段付き軸方向孔の、図7で見て左手
孔域は小さな直径を有し、かつ該段付き軸方向孔の中央
域で前記直径に対比して拡径された右手孔域は雌ねじ山
区分を備えている。段付き軸方向孔16の左手小径孔域
は、ピストン棒5″の一端を摺動可能に受容し、また該
ピストン棒の他端は、段付き軸方向孔16の雌ねじ山区
分に螺入されたボトム部材17の中心孔を貫通してい
る。段付き軸方向孔16の中央区分において、ピストン
棒5″のピストン18によって2つの液圧室16′,1
6″が画成され、両液圧室は、ピストン18の外周面と
段付き軸方向孔16の中央区分の内周面との間に開けら
れている絞りギャップを介して互いに連通している。両
液圧室16′,16″は外部に対して封隙されている
が、この場合、ピストン棒5″の左端部分と、該ピスト
ン棒5″の端部を案内する段付き軸方向孔16のガイド
部分との間のギャップは、2つのシールリング19によ
って封隙されており、該シールリングは、ピストン棒
5″の前記左端部分に形成された環状溝の内部に、或る
程度軸方向シフト可能に配置されている。ボトム部材1
7の中心孔と、該中心孔を貫通しているピストン棒5″
の部分との間の環状ギャップはシールリング20によっ
て封隙されており、該シールリングを受容するためにボ
トム部材17は、ピストン18寄りの側に、中心孔のリ
ング段状の拡径部を有している。該拡径部内にシールリ
ング20はリングディスク21によって軸方向で確保さ
れ、該リングディスクは、シリンダ5′の段付き軸方向
孔16の雌ねじ山区分と中央区分との間のリング段部と
ボトム部材17との間に軸方向で緊締されている。更に
またボトム部材17と段付き軸方向孔16との間のギャ
ップはシールリング22によって封止されており、該シ
ールリングは、ボトム部材17の外側端面の外周縁に形
成されたリング段状の凹所内に収容されており、かつ段
付き軸方向孔16の雌ねじ山区分に軸方向で続く、該軸
方向孔16の滑らかな内周面区分に接触している。前記
シールリング22を軸方向で確保するために、ボトム部
材17の外側端面寄りに、前記シールリング22に鉤状
に係合する複数の突起を設けておくことも可能である。
の構造を説明する。シリンダ5′を段付き軸方向孔16
が貫通しており、該段付き軸方向孔の、図7で見て左手
孔域は小さな直径を有し、かつ該段付き軸方向孔の中央
域で前記直径に対比して拡径された右手孔域は雌ねじ山
区分を備えている。段付き軸方向孔16の左手小径孔域
は、ピストン棒5″の一端を摺動可能に受容し、また該
ピストン棒の他端は、段付き軸方向孔16の雌ねじ山区
分に螺入されたボトム部材17の中心孔を貫通してい
る。段付き軸方向孔16の中央区分において、ピストン
棒5″のピストン18によって2つの液圧室16′,1
6″が画成され、両液圧室は、ピストン18の外周面と
段付き軸方向孔16の中央区分の内周面との間に開けら
れている絞りギャップを介して互いに連通している。両
液圧室16′,16″は外部に対して封隙されている
が、この場合、ピストン棒5″の左端部分と、該ピスト
ン棒5″の端部を案内する段付き軸方向孔16のガイド
部分との間のギャップは、2つのシールリング19によ
って封隙されており、該シールリングは、ピストン棒
5″の前記左端部分に形成された環状溝の内部に、或る
程度軸方向シフト可能に配置されている。ボトム部材1
7の中心孔と、該中心孔を貫通しているピストン棒5″
の部分との間の環状ギャップはシールリング20によっ
て封隙されており、該シールリングを受容するためにボ
トム部材17は、ピストン18寄りの側に、中心孔のリ
ング段状の拡径部を有している。該拡径部内にシールリ
ング20はリングディスク21によって軸方向で確保さ
れ、該リングディスクは、シリンダ5′の段付き軸方向
孔16の雌ねじ山区分と中央区分との間のリング段部と
ボトム部材17との間に軸方向で緊締されている。更に
またボトム部材17と段付き軸方向孔16との間のギャ
ップはシールリング22によって封止されており、該シ
ールリングは、ボトム部材17の外側端面の外周縁に形
成されたリング段状の凹所内に収容されており、かつ段
付き軸方向孔16の雌ねじ山区分に軸方向で続く、該軸
方向孔16の滑らかな内周面区分に接触している。前記
シールリング22を軸方向で確保するために、ボトム部
材17の外側端面寄りに、前記シールリング22に鉤状
に係合する複数の突起を設けておくことも可能である。
【0024】前記の両液圧室16′及び16″には、応
力作用時には良好に流動可能であるにも拘わらず不作用
状態ではペースト状の粘稠度を有する液圧媒体が充填さ
れている。このような媒体には、不作用状態でシール部
材の表面にクリープ漏れを惹起する傾向は全くない。こ
れが重要であるのは、ショックアブソーバ5の静止時に
おけるシールリング19,20,22の圧着力が比較的
小さく、かつ例えばスキーの年間使用期間が著しく短期
間であり、従ってショックアブソーバ5の運動も稀だか
らである。
力作用時には良好に流動可能であるにも拘わらず不作用
状態ではペースト状の粘稠度を有する液圧媒体が充填さ
れている。このような媒体には、不作用状態でシール部
材の表面にクリープ漏れを惹起する傾向は全くない。こ
れが重要であるのは、ショックアブソーバ5の静止時に
おけるシールリング19,20,22の圧着力が比較的
小さく、かつ例えばスキーの年間使用期間が著しく短期
間であり、従ってショックアブソーバ5の運動も稀だか
らである。
【0025】ショックアブソーバ5が同期装置として構
成されており、つまりピストン棒5″がピストン18の
両側で等しい横断面を有しているので、ピストン18の
摺動時における両液圧室16′及び16″の総容積は一
定である。従って押し退けられた液圧媒体を収容するた
めに特別の室を配置する必要はない。
成されており、つまりピストン棒5″がピストン18の
両側で等しい横断面を有しているので、ピストン18の
摺動時における両液圧室16′及び16″の総容積は一
定である。従って押し退けられた液圧媒体を収容するた
めに特別の室を配置する必要はない。
【0026】強い温度変化によって、液圧媒体の体積及
び液圧室16′,16″の容積に不均等な変動が発生す
る場合には、シールリング19,20,22、特にシー
ルリング19のフレキシビリティによって充分な補償が
得られる。
び液圧室16′,16″の容積に不均等な変動が発生す
る場合には、シールリング19,20,22、特にシー
ルリング19のフレキシビリティによって充分な補償が
得られる。
【0027】ピストン棒5″と可動ばね受け座8との連
結は、図3及び図4から判るように解離可能に構成する
ことができる。可動ばね受け座8寄りのピストン棒5″
の端部は環状溝を有し、該環状溝内にばねリング23が
締め込まれている。可動ばね受け座8内には、側面開口
と端面側開口とを有するU字形横断面の凹設部24が該
可動ばね受け座8の端面を起点として配置されている。
該凹設部24の壁内にスリット25が配置されており、
かつピストン棒5″を横方向にシフトさせつつ前記凹設
部24内に挿入する場合には、ばねリング23は、ピス
トン棒5″の縦軸線に対して横方向に前記スリット25
内に挿入することができる。
結は、図3及び図4から判るように解離可能に構成する
ことができる。可動ばね受け座8寄りのピストン棒5″
の端部は環状溝を有し、該環状溝内にばねリング23が
締め込まれている。可動ばね受け座8内には、側面開口
と端面側開口とを有するU字形横断面の凹設部24が該
可動ばね受け座8の端面を起点として配置されている。
該凹設部24の壁内にスリット25が配置されており、
かつピストン棒5″を横方向にシフトさせつつ前記凹設
部24内に挿入する場合には、ばねリング23は、ピス
トン棒5″の縦軸線に対して横方向に前記スリット25
内に挿入することができる。
【図1】本発明によるばねユニットの斜視図である。
【図2】図1の矢印IIの方向に見たばねユニットの側
面図である。
面図である。
【図3】図2のIII−III断面線に沿ったばねユニ
ットの縦断面図である。
ットの縦断面図である。
【図4】図3のIV−IV断面線に沿ったばねユニット
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図5】図2の矢印Vに相当するばねユニットの下面図
である。
である。
【図6】図1の矢印VIに相当するばねユニットの端面
図である。
図である。
【図7】スキービンドゥングの構成部分として構成され
かつ靴ホルダーユニットを制御する異なった実施形態に
よるばねユニットの図3相当の縦断面図である。
かつ靴ホルダーユニットを制御する異なった実施形態に
よるばねユニットの図3相当の縦断面図である。
1 ケーシング、 2 フランジ、 3 開口、
4 スタッドピン、 5 油圧式のショックアブ
ソーバ、 5′ シリンダ、 5″ ピストン棒、
6 フランジ、 7 固定ばね受け座、 7′
肩、 8可動ばね受け座、 8′,8″ 付設部、
9 圧縮コイルばね、 10ティルティングレバ
ー、 10′ フック状のサイド突起、 11 端
面側スロット、 12 縦方向スロット、 13
ピン、 14 スキー板、 15 靴ホルダー、
16 段付き軸方向孔、 16′,16″ 液圧
室、 17 ボトム部材、 18 ピストン、 1
9,20 シールリング、 21 リングディス
ク、 22 シールリング、 23 ばねリング、
24 凹設部、 25 スリット
4 スタッドピン、 5 油圧式のショックアブ
ソーバ、 5′ シリンダ、 5″ ピストン棒、
6 フランジ、 7 固定ばね受け座、 7′
肩、 8可動ばね受け座、 8′,8″ 付設部、
9 圧縮コイルばね、 10ティルティングレバ
ー、 10′ フック状のサイド突起、 11 端
面側スロット、 12 縦方向スロット、 13
ピン、 14 スキー板、 15 靴ホルダー、
16 段付き軸方向孔、 16′,16″ 液圧
室、 17 ボトム部材、 18 ピストン、 1
9,20 シールリング、 21 リングディス
ク、 22 シールリング、 23 ばねリング、
24 凹設部、 25 スリット
Claims (6)
- 【請求項1】 ばね装置によってフレキシブルに保持さ
れた靴ホルダーエレメント並びに前記ばね装置に対して
平行に配置されたピストン−シリンダユニットの形態の
液圧式ショックアブソーバとを装備した形式のスキービ
ンドゥング又はスノーボードビンドゥング用の靴ホルダ
ーユニットにおいて、ショックアブソーバ(5)が、不
作用状態ではペースト状の液圧媒体を内蔵していること
を特徴とする、靴ホルダーユニット。 - 【請求項2】 ショックアブソーバ(5)が、同期ユニ
ットとして構成されている、請求項1記載の靴ホルダー
ユニット。 - 【請求項3】 ショックアブソーバ(5)の液圧媒体の
体積及び/又は液圧室(16′,16″)の容積の、温
度に起因した変化を補償するために、液圧室容積の増大
下で撓み可能なシールエレメント(19,20,22)
が配置されている、請求項1又は2記載の靴ホルダーユ
ニット。 - 【請求項4】 ばねユニットであって、圧縮コイルばね
と、該圧縮コイルばねの一端に配置された可動ばね受け
座と、前記圧縮コイルばねの他端に配置されておりかつ
該圧縮コイルばねのばね軸線に対して同軸の調整ねじに
よって軸方向に調節可能な固定ばね受け座とを備え、し
かもこの固定ばね受け座が、前記調整ねじを支承しかつ
前記圧縮コイルばねの圧縮力に抗して軸方向で支持する
ケーシングに、回動不能かつ軸方向可動に支持かつ保持
されている形式のものにおいて、ピストン−シリンダユ
ニットとして構成された液圧式ショックアブソーバ
(5)が、シリンダ(5′)と、可動ばね受け座(8)
に連結されたピストン棒(5″)とを有し、かつ前記シ
リンダ(5′)の一部が、雄ねじ山を備え、該雄ねじ山
は固定ばね受け座(7)用の調整ねじを形成しているこ
とを特徴とする、靴ホルダーユニット用のばねユニッ
ト。 - 【請求項5】 ピストン棒(5″)が可動ばね受け座
(8)を保持している、請求項4記載のばねユニット。 - 【請求項6】 可動ばね受け座(8)が、該可動ばね受
け座と連結されたティルティングレバー(10)を2本
のティルティング軸(4)に対して負荷し、該ティルテ
ィング軸のためにフック状のサイド突起(10′)がテ
ィルティングレバー(10)に配置されている、請求項
4又は5記載のばねユニット。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19635681A DE19635681A1 (de) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | Schuhhalteraggregat |
DE19635681.4 | 1996-09-03 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1085383A true JPH1085383A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=7804474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9236833A Pending JPH1085383A (ja) | 1996-09-03 | 1997-09-02 | 靴ホルダーユニット |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5957481A (ja) |
EP (1) | EP0829280B1 (ja) |
JP (1) | JPH1085383A (ja) |
AT (1) | ATE261749T1 (ja) |
DE (2) | DE19635681A1 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19828010A1 (de) * | 1998-06-24 | 1999-12-30 | Marker Deutschland Gmbh | Schuhhalteraggregat |
FR2808454B1 (fr) | 2000-05-04 | 2002-08-02 | Salomon Sa | Element de retenue de l'avant d'une chaussure sur un ski |
FR2833851B1 (fr) * | 2001-12-20 | 2004-02-27 | Look Fixations Sa | Dispositif de reglage de la position d'une fixation de chaussure sur une planche de glisse |
FR2927818B1 (fr) * | 2008-02-26 | 2011-09-09 | Salomon Sa | Dispositif de declenchement pour fixation d'une chaussure sur un engin de glisse |
DE102012209339B4 (de) | 2012-06-01 | 2018-03-15 | Marker Deutschland Gmbh | Schuhhalteaggregat mit Dämpfung |
DE202013000380U1 (de) | 2013-01-16 | 2013-01-29 | Marker Deutschland Gmbh | Schuhhalteaggregat mit Dämpfung |
Family Cites Families (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1198203B (de) * | 1960-07-01 | 1965-08-05 | Linde Eismasch Ag | Steuerspiegel einer Druckfluessigkeits-Axial- oder Radialkolbenmaschine und dessen Anwendung bei hydrostatischen Getrieben |
FR1531420A (fr) * | 1967-03-07 | 1968-07-05 | Eurotechni Office | Glissière de sécurité pour routes et autoroutes |
DE1703787A1 (de) * | 1968-07-11 | 1972-02-24 | Rudolf Brunner | Skisicherheitsbindung |
DE1934060C3 (de) * | 1969-07-04 | 1980-04-17 | Marker, Hannes, 8100 Garmisch-Partenkirchen | Sicherheits-Skibindung |
CH570816A5 (ja) * | 1972-11-15 | 1975-12-31 | Gertsch Ag Zug | |
DE2303543A1 (de) * | 1973-01-25 | 1974-08-01 | Schoen Christel | Stossdaempfer |
AT323618B (de) * | 1973-05-30 | 1975-07-25 | Smolka & Co Wiener Metall | Sicherheitsskibindung |
FR2246612A1 (en) * | 1973-10-08 | 1975-05-02 | Neocolle Sa | Mastic compsn for universal use - comprising butyl rubber, filler, liquid rubber, plasticiser and wax |
DE2634649C2 (de) * | 1976-08-02 | 1982-06-24 | Bernhard 5500 Trier Kirsch | Auslösevorrichtung für Sicherheitsbindungen |
US4298213A (en) * | 1978-01-23 | 1981-11-03 | Vereinigte Baubeschlagfabriken Gretsch & Co. Gmbh | Ski safety binding of the diagonal release type |
AT360399B (de) * | 1978-04-27 | 1980-01-12 | Tyrolia Freizeitgeraete | Sicherheitsskibindung, insbesondere vorder- backen |
DE2948275A1 (de) * | 1979-11-30 | 1981-06-11 | Geze Gmbh, 7250 Leonberg | Plattensicherheitsskibindung |
FR2587278B1 (fr) * | 1985-09-19 | 1987-12-24 | Lucas France | Organe de suspension a bras oscillant, pour vehicules |
DE3605313C2 (de) * | 1986-02-19 | 1994-12-08 | Geze Sport | Seitenauslösbare Sicherheitsskibindung |
FR2610841B1 (fr) | 1987-02-18 | 1989-10-27 | Salomon Sa | Fixation de securite a energie amortie |
FR2633994B1 (fr) * | 1988-07-08 | 1991-05-31 | Salomon Sa | Amortisseur hydraulique |
FR2642657B1 (fr) * | 1989-02-09 | 1991-05-17 | Salomon Sa | Fixation de securite pour ski destinee a maintenir l'avant d'une chaussure sur un ski |
FR2669236B1 (fr) * | 1990-11-15 | 1993-01-22 | Salomon Sa | Fixation de securite de ski alpin. |
JPH0771500A (ja) * | 1993-09-03 | 1995-03-17 | Keihin Seiki Mfg Co Ltd | 緩衝装置 |
US5695210A (en) * | 1996-07-26 | 1997-12-09 | Goss; Bruce R. | Releasable snowboard binding |
-
1996
- 1996-09-03 DE DE19635681A patent/DE19635681A1/de not_active Withdrawn
-
1997
- 1997-08-01 DE DE59711408T patent/DE59711408D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1997-08-01 EP EP97113376A patent/EP0829280B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-08-01 AT AT97113376T patent/ATE261749T1/de not_active IP Right Cessation
- 1997-09-02 JP JP9236833A patent/JPH1085383A/ja active Pending
- 1997-09-03 US US08/923,038 patent/US5957481A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0829280B1 (de) | 2004-03-17 |
DE59711408D1 (de) | 2004-04-22 |
DE19635681A1 (de) | 1998-03-05 |
EP0829280A1 (de) | 1998-03-18 |
ATE261749T1 (de) | 2004-04-15 |
US5957481A (en) | 1999-09-28 |
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