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JPH1084879A - 肝臓中性脂肪合成抑制作用を有する粗大豆レシチン分画物 - Google Patents

肝臓中性脂肪合成抑制作用を有する粗大豆レシチン分画物

Info

Publication number
JPH1084879A
JPH1084879A JP8243124A JP24312496A JPH1084879A JP H1084879 A JPH1084879 A JP H1084879A JP 8243124 A JP8243124 A JP 8243124A JP 24312496 A JP24312496 A JP 24312496A JP H1084879 A JPH1084879 A JP H1084879A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fraction
soybean lecithin
crude soybean
liver
neutral fat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8243124A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Murozaki
伸二 室▲崎▼
Yoshihiro Yamamoto
佳弘 山本
Kotaro Muroyama
幸太郎 室山
Sanae Sumitani
早苗 墨谷
Hiroshi Harada
宏 原田
Yutaka Otani
豊 大谷
Kazuya Ikuta
一哉 幾田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honen Corp
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Honen Corp
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honen Corp, Takeda Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Honen Corp
Priority to JP8243124A priority Critical patent/JPH1084879A/ja
Publication of JPH1084879A publication Critical patent/JPH1084879A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 大豆から油脂を製造する工程で生じる粗
大豆レシチンを、有機溶剤、吸着剤、イオン交換樹脂等
により分画して得られる、肝臓中性脂肪合成抑制作用を
有する粗大豆レシチン分画物。当該粗大豆レシチン分画
物を公知の原材料に配合して飲食物、動物用飼料もしく
は医薬製剤となす。 【効果】 本発明により、副作用の懸念がなく安全な肝
臓中性脂肪合成抑制作用を有する飲食物等が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、肝臓中性脂肪合成
抑制作用を有する粗大豆レシチン分画物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、食生活に起因する肝疾患が大きな
問題となっている。とりわけ、アルコールの多飲や栄養
過剰、栄養障害によって引き起こされる脂肪肝は、肝硬
変の原因となることが知られている。脂肪肝の治療に
は、その原因を取り除くことが重要であり、禁酒や食事
療法が基本となる。しかし、禁酒や食事療法など食習慣
を変えることは難しいことから、脂肪肝を予防および治
療する有効かつ簡便な方法が求められている。
【0003】これらの問題を解決する技術として、脂肪
肝の薬物療法が開発されており、総合ビタミン剤、ポリ
エンホスファチジルコリン、パンテチンなどが使われて
いる。しかしながら、総合ビタミン剤はビタミン補給、
ポリエンホスファチジルコリンは高脂血症の改善、パン
テチンは肝細胞の脂質代謝の改善を目的にそれぞれ使わ
れており、脂肪肝の治療としてはあくまでも補助療法で
ある。また、これらの薬剤は一般に高価であり、脂肪肝
の予防という観点から日常的に用いることは困難であ
る。
【0004】通常の脂肪肝では、蓄積される脂質の大部
分は中性脂肪であり、したがって肝臓における中性脂肪
の合成を抑制することができれば、脂肪肝を予防および
治療する有効な手段となる。肝臓中性脂肪合成抑制作用
を持つ薬剤として、高脂血症治療薬のニコチン酸製剤と
フィヴラート系薬剤があるが、いずれの薬剤も副作用に
肝機能障害を持ち、脂肪肝の治療には適していない。一
方、食品成分では大豆タンパク質をはじめとする植物性
タンパク質に肝臓中性脂肪合成抑制作用が報告されてい
るが、大量の摂取を必要とし、実際的な肝臓中性脂肪合
成抑制剤ではない。
【0005】本発明の課題は、これらの点に鑑みて、安
価で日常的に用いることができ、かつ副作用がなく安全
に脂肪肝の予防や治療に利用できるような、肝臓中性脂
肪合成抑制作用を有する組成物を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的に対し、本発明
者らは種々の植物成分と肝臓中性脂肪合成抑制効果との
関係について鋭意研究を重ねた結果、粗大豆レシチンの
分画物に極めて強い肝臓中性脂肪合成抑制効果のあるこ
とを見い出し、本発明を完成するに至った。すなわち、
本発明は大豆から油脂を製造する工程で生ずる粗レシチ
ンを分画して得られる肝臓中性脂肪合成抑制作用を有す
る粗大豆レシチン分画物である。
【0007】
【発明の実施の形態】粗大豆レシチン分画物としては、
大豆油を製造する工程で発生する粗レシチンを有機溶
剤、吸着剤、イオン交換樹脂等により分画すればよく、
特に、粗大豆レシチンをメタノール、アセトン等で処理
して得られる不溶画分が好ましく、また、クロロホルム
−メタノールで処理して得られる可溶画分が好ましい。
このほか、粗大豆レシチンの熱メタノールによる可溶画
分も使用できる。さらに、本発明の分画物としては、前
記画分から精製したホスファチジルコリンやホスファチ
ジルエタノールアミン単独でもよい。
【0008】本発明の分画物としてホスファチジルコリ
ンあるいはホスファチジルエタノールアミンを用いる場
合は、大豆より得られる粗レシチンをイオン交換カラム
クロマトグラフィー、シリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー、薄層クロマトグラフィー等により分離精製するこ
とによって得ることができる。また、ホスファチジルエ
タノールアミンは酵素を用いた塩基交換反応によりホス
ファチジルコリンから合成してもよい。常用名としてホ
スファチジルコリンをレシチン、ホスファチジルエタノ
ールアミンをケファリンと呼ぶことがあるが、ここでい
うレシチンとは、数種類のリン脂質の混合物のことであ
り、ホスファチジルコリンとは区別して用いている。
【0009】レシチンは従来から食品用乳化剤として幅
広く用いられており、安全性については問題のないもの
である。また、レシチンは動脈硬化の原因となる血中の
コレステロールや、肝臓中のコレステロールを低下させ
る等、種々の生理機能があることが知られており、粗大
豆レシチンを分画することにより粗レシチンの持つ風味
やハンドリング性を改善し、さらに肝臓中性脂肪合成抑
制作用を増強させた粗大豆レシチン分画物として用いる
ことができれば、極めて有意義なことといえる。
【0010】
【実施例】以下に実施例を示す。 粗大豆レシチン製造例 大豆油の製造工程において、原料大豆からヘキサン抽出
することにより得られる粗油に対して、2重量%の温水
を加えて攪拌し、生じたレシチン水和物を遠心分離によ
って回収した。得られたガム状のレシチン水和物を脱水
することによって、粗大豆レシチン(アセトン不溶部約
60重量%)を得た。得られた粗大豆レシチンを以下の
参考例で用いて、各画分を得た。
【0011】参考例1 粗大豆レシチンに10倍容のメタノールを加え、十分に
攪拌したのち、メタノール不溶部を回収した。ロータリ
ーエバポレーターでメタノールを留去したのち、10倍
容の冷アセトンを加え、乳鉢の中で十分に粉砕、分散さ
せ、静置した。上澄を捨て、再び10倍容の冷アセトン
を加えて、同様の操作を2回繰り返した。得られたアセ
トン不溶部をクロロホルムに溶解し、さらにメタノール
および蒸留水を加えて攪拌し、分液ロートにより下層部
を回収した。ロータリーエバポレーターで残留溶剤を留
去し、減圧下で乾燥させることにより、クロロホルム−
メタノール可溶部(以下、AY3という)を得た。
【0012】参考例2 一方、リン脂質単独での作用を調べるために、リン脂質
の精製を行った。粗大豆レシチンに5倍容の熱メタノー
ル(60℃)を加え十分に攪拌したのち、10℃に冷却
静置し、不溶物を除去した。このようにして得たメタノ
ール抽出液を酢酸型の塩基性イオン交換樹脂に通液さ
せ、最初に溶出するリン脂質画分を回収した。ロータリ
ーエバポレーターで残留溶剤を留去し、減圧下で乾燥さ
せることにより、純度97.4%のホスファチジルコリ
ン(PC)を得た。
【0013】参考例3 さらに、参考例2で得られたホスファチジルコリンをジ
エチルエーテルに溶解し、高濃度のエタノールアミン塩
酸塩を含むクエン酸緩衝液と混合し、ホスホリパーゼD
を加えて常温で激しく攪拌した。反応終了後、しばらく
静置してからジエチルエーテル層を回収し、これを蒸留
水で3回洗浄した。ロータリーエバポレーターで残留エ
ーテルを留去し、減圧下で乾燥させることにより、純度
96.5%のホスファチジルエタノールアミン(PE)
を得た。
【0014】試験例1 6週齢の雄性KKマウスを使用し、水と表1に記載の合
成飼料を自由摂取させた。全群を高カロリー食で2週間
飼育した後、3群(1群6匹あるいは7匹)に分け、低
カロリー食を対照群、この低カロリー食に参考例2に記
載のPC、あるいは参考例3に記載のPEを0.04重
量%添加したものを与えた群をそれぞれ試験群とし、さ
らに2週間飼育した。また、これとは別に同様にマウス
を飼育し、低カロリー食に参考例1に記載のAY3を
0.04重量%添加したもので試験を行った。高カロリ
ー食および低カロリー食の飼料組成を表1に示す。
【0015】
【表1】 注)ミネラルミックスおよびビタミンミックスはオリエンタル酵母工業(株)製 。
【0016】飼育試験終了後、解剖して各群マウスの肝
臓組織の重量を測定し、また中性脂肪、総コレステロー
ルを常法により分析した。PCおよびPE投与群の結果
を表2に、AY3投与群の結果を表3に示す。PC群の
中性脂肪および総コレステロール濃度は、有意差はみら
れないものの対照群に比べて低値傾向を示した。PE群
の中性脂肪および総コレステロール濃度は、対照群と比
べて有意に低値を示した(表2)。AY3群の中性脂肪
は、対照群に比べて有意に低値を示した(表3)。これ
らの結果から、本発明の粗大豆レシチン分画物は、それ
ぞれ極めて低用量の配合により肝臓中性脂肪を低下させ
ることが明らかになった。また、本発明の粗大豆レシチ
ン分画物は低脂肪食に混餌しており、マウスの肝臓での
食餌由来の脂肪の利用はわずかであることから、本発明
の粗大豆レシチン分画物が肝臓における中性脂肪合成を
抑制したことが示された。AY3群の結果から、AY3
を得る前の粗大豆レシチンをメタノールまたはアセトン
で処理して得られる不溶画分も同様の結果が得られるこ
とが推測できる。
【0017】
【表2】 注)各値は平均値±標準偏差で示した。 1)危険率5%以下で、対照群と有意な差がある。 2)危険率1%以下で、対照群と有意な差がある。
【0018】
【表3】 注)各値は平均値±標準偏差で示した。 1)危険率5%以下で、対照群と有意な差がある。
【0019】試験例2 本発明の粗大豆レシチン分画物の肝臓における中性脂肪
合成抑制作用を、肝臓における中性脂肪の合成が亢進す
る絶食−再給餌系で調べた。8週齢の雄性KKマウスを
使用し、全群を2日間絶食させた後、3群(1群6匹あ
るいは7匹)に分け、高炭水化物食を対照群とし、この
高炭水化物食に参考例2に記載のPC、あるいは参考例
3に記載のPEを0.4重量%添加したものをそれぞれ
試験群として3日間再給餌した。高炭水化物食の飼料組
成を表4に示す。
【0020】
【表4】 1)ミネラルミックスおよびビタミンミックスはオリエンタル酵母工業(株)製 。
【0021】飼育試験終了後、解剖して各群マウスの肝
臓組織の重量を測定し、また中性脂肪、総コレステロー
ルを常法により分析した。その結果を表5に示す。対照
群では肝臓での中性脂肪の合成が亢進し、中性脂肪濃度
が増加しているのに対し、PC群の中性脂肪濃度は増加
が抑えられており、対照群と比べて有意に低値を示し
た。さらにPE群では、中性脂肪および総コレステロー
ル濃度の増加が顕著に抑えられており、対照群と比べて
有意に低値を示した(表5)。これらの結果から、本発
明の粗大豆レシチン分画物は肝臓における中性脂肪合成
抑制作用を持つことが示された。
【0022】
【表5】 注)各値は平均値±標準偏差で示した。 1)危険率5%以下で、対照群と有意な差がある。 2)危険率1%以下で、対照群と有意な差がある。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の粗大豆レ
シチン分画物は、肝臓における中性脂肪の合成を抑制す
る効果を有し、従来から脂肪肝の治療に用いられている
種々の薬剤よりも安価であり、食品として摂取すること
により、脂肪肝などの肝疾患を予防および治療する効果
が期待される。当該粗大豆レシチン分画物は、公知の原
材料に配合して飲食物、動物用飼料もしくは医薬製剤と
なすことができ、副作用がなく安全に使用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 室山 幸太郎 兵庫県伊丹市鋳物師2丁目69 メゾン・ ド・オーク303号 (72)発明者 墨谷 早苗 兵庫県神戸市東灘区住吉山手3−9−20 (72)発明者 原田 宏 静岡県清水市追分1丁目7−40 (72)発明者 大谷 豊 静岡県磐田郡浅羽町松原1055番地 コット ンフィールドA202号 (72)発明者 幾田 一哉 静岡県清水市追分1丁目7−40

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大豆から油脂を製造する工程で発生する
    粗大豆レシチンから分画して得られる肝臓中性脂肪合成
    抑制作用を有する粗大豆レシチン分画物。
  2. 【請求項2】 分画物の性質がメタノールに不溶である
    請求項1に記載の粗大豆レシチン分画物。
  3. 【請求項3】 分画物の性質がアセトンに不溶である請
    求項1または2に記載の粗大豆レシチン分画物。
  4. 【請求項4】 分画物の性質がクロロホルム−メタノー
    ルに可溶である請求項1ないし3のいずれか1項に記載
    の粗大豆レシチン分画物。
  5. 【請求項5】 分画物がホスファチジルコリンである請
    求項1に記載の粗大豆レシチン分画物。
  6. 【請求項6】 分画物がホスファチジルエタノールアミ
    ンである請求項1に記載の粗大豆レシチン分画物。
JP8243124A 1996-09-13 1996-09-13 肝臓中性脂肪合成抑制作用を有する粗大豆レシチン分画物 Pending JPH1084879A (ja)

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JP8243124A JPH1084879A (ja) 1996-09-13 1996-09-13 肝臓中性脂肪合成抑制作用を有する粗大豆レシチン分画物

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JPH1084879A true JPH1084879A (ja) 1998-04-07

Family

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JP8243124A Pending JPH1084879A (ja) 1996-09-13 1996-09-13 肝臓中性脂肪合成抑制作用を有する粗大豆レシチン分画物

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JP (1) JPH1084879A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006282655A (ja) * 2005-03-10 2006-10-19 Nof Corp 脂質代謝調整剤
JP2009167646A (ja) * 2008-01-15 2009-07-30 Snow Brand Milk Prod Co Ltd 肝機能保護剤
CN102940209A (zh) * 2011-08-15 2013-02-27 曾广宁 一种预防和清除肝脏中多余脂肪的保健食品及其制备方法

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