JPH1083097A - 熱定着型電子写真用現像材およびワックス - Google Patents
熱定着型電子写真用現像材およびワックスInfo
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- JPH1083097A JPH1083097A JP9143705A JP14370597A JPH1083097A JP H1083097 A JPH1083097 A JP H1083097A JP 9143705 A JP9143705 A JP 9143705A JP 14370597 A JP14370597 A JP 14370597A JP H1083097 A JPH1083097 A JP H1083097A
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Abstract
て、熱定着時の離型性、特に低温定着時の離型性、耐ブ
ロッキング性に優れたトナーが得られ、オフセット現象
がなく、またキャリア、感光体、加熱ローラー等を汚染
することがない熱定着型電子写真用現像材を提供するこ
とである。 【解決手段】特定の分子量、融点及び組成分布を有する
プロピレン系共重合体ワックス、該ワックスを含有する
熱定着型電子写真用現像材。
Description
現像材に関し、特に静電トナーの主成分として用いて、
熱定着時の離型性、耐ブロッキング性に優れたトナーが
得られ、オフセット現像がなく、またキャリア、感光
体、加熱ローラー等を汚染することがない熱定着型電子
写真用現像材に関するものである。
は、静電的電子写真において、帯電露光により形成され
た潜像を現像し、可視画像を形成するために用いられ
る。この静電トナーは、樹脂中にカーボンブラック、顔
料等の着色剤を分散させてなる帯電微粉末である。ま
た、この静電トナーは、鉄粉、ガラス粒子等のキャリヤ
ーと共に用いられる乾式二成分系トナー、イソパラフィ
ン等の有機溶媒を用いて分散系とした湿式トナー、さら
には磁性微粉末が分散された乾式一成分系トナーに大別
される。
像されて得られた画像は、紙に転写された後、また感光
層を形成された紙において直接現像により得られた画像
はそのままで、熱や溶媒蒸気によって定着される。中で
も、加熱ローラーによる定着は、接触型の定着法である
ため、熱効率が高く、比較的低温の熱源によっても確実
に画像を定着することができ、さらに高速複写に適して
いるなどの長所を有している。
せて画像を定着させる場合、従来の静電トナーは加熱体
にその一部が付着して後続の画像部分に転写される現
象、いわゆるオフセット現象が生ずるおそれがある。特
に、高速で複写する場合、定着効果および定着速度を上
げるために、加熱体を高温にする必要があり、これがオ
フセット現象を引き起こし易くなる原因となる問題があ
る。そのため、例えば、一成分系の静電トナーにより形
成された画像を加熱ローラーにより定着する場合には、
ローラー表面にシリコーンオイルを含浸させたり、シリ
コーンオイルをローラー表面に供給するなどして、オフ
セット現象の解消を図っている。しかしこの場合、逆に
ロールが汚れる等の問題が生じることがある。オフセッ
ト現象の解消として、WO93/16416号公報に記
載の発明では、高分子量成分を用いてトナーの紙に対す
る画像の定着性(強度)をあげつつ、高分子量になると
軟化点が高くなり低温定着性が劣る点を、XR =1.8
0〜2.50と高く規定して、コモノマーリッチの低融
点成分を多く生成させて高分子量でありながら軟化点の
上昇を抑えて高分子量で低軟化点を特徴とするワックス
を用いる静電トナーを開示している。しかしこの場合で
は高分子量による画像の定着性は比較的優れているが、
融点、軟化点が比較的高い傾向にあるため低温オフセッ
ト消滅温度も高いという問題がある。また、XR =1.
80〜2.50と高いので低分子量領域にα−オレフィ
ン(コモノマー)含有率が高く、これがベタ成分として
作用し、トナーの耐ブロッキング性が劣る。
ては、各種の熱可塑性樹脂が用いられているが、特に、
低分子量のスチレン・(メタ)アクリル酸エステル共重
合体が、帯電性が良い、適当な軟化点(100℃前後)
を有するため定着性が良い、感光体の洗浄が容易で汚染
が少ない、吸湿性が小さい、着色剤であるカーボンブラ
ックとの混合性が良い、また粉砕し易い等の特長を有す
る。しかしながら、低分子量のスチレン・(メタ)アク
リル酸エステル共重合体等を用いる前記従来の静電トナ
ーも、高速複写においてはオフセット現象を生じ易い問
題があった。このような問題を解決するため、静電トナ
ーにポリオレフィンワックスを離型剤として加えること
が提案されている。(特公昭52−3304号公報、同
52−3305号公報、同57−52574号公報、同
58−58664号公報、特開昭58−59455号公
報)
2−3304号公報等に記載されている技術を用いた場
合、オフセット現象とは別の問題が生ずる場合がある。
すなわち、ポリオレフィンワックスを添加したトナーは
耐ブロッキング性が低下し、トナーカートリッジ内でト
ナーがブロッキングを起こし、トナーカートリッジから
感光体上へトナーが供給されなくなる場合がある。ま
た、ワックス中に含まれる低結晶性物質がキャリア、感
光体、加熱ローラー等の表面に付着する、いわゆるフィ
ルミング現象が起こり、感光体上への静電潜像の形成
や、トナーの帯電に悪影響を及ぼし画像が著しく乱れる
場合がある。
成分として用いて、熱定着時の離型性、特に低温定着時
の離型性、耐ブロッキング性に優れたトナーが得られ、
オフセット現象がなく、またキャリア、感光体、加熱ロ
ーラー等を汚染することがない熱定着型電子写真用現像
材を提供することである。
題を解決すべく鋭意検討の結果、特定の分子量、融点及
び組成分布を有するプロピレン系共重合体ワックスを使
用することによって、上記課題が解決することを見いだ
し、本発明に至った。
w)が3000〜50000であり、融点が120℃〜
140℃であり、かつ組成分布CMn/CMwが1.0〜
2.0または低分子量部分の平均エチレン含有率
(XL ) と、残りの高分子量部分の平均エチレン含有率
(XH ) との比(XR =XL /XH )が、1.0〜1.
5のプロピレン系共重合体ワックス(A)、結着剤
(B)、および着色剤(C)を含むことを特徴とする熱
定着型電子写真用現像材に係わるものである。また本発
明は該熱定着型電子写真用現像材の成分として好適なプ
ロピレン系共重合体ワックス(A)に係わるものであ
る。以下、本発明の熱定着型電子写真用現像材(以下、
「本発明の現像材」という)について詳細に説明する。
(A)としては、プロピレン・エチレン共重合体、ある
いはプロピレン・エチレン・炭素数4〜12のα−オレ
フィン共重合体が例示される。炭素数4以上のα−オレ
フィンとしては炭素数4〜12のα−オレフィンが好ま
しく、具体例としては、ブテン−1,ペンテン−1,2
−メチルブテン−1,3−メチルブテン−1,ヘキセン
−1,3−メチルペンテン−1,4−メチルペンテン−
1,3,3−ジメチルブテン−1,ヘプテン−1,メチ
ルヘキセン−1,ジメチルペンテン−1,トリメチルブ
テン−1,エチルペンテン−1,オクテン−1,メチル
ペンテン−1,ジメチルヘキセン−1,トリメチルペン
テン−1,エチルヘキセン−1,メチルエチルペンテン
−1,ジエチルブテン−1,プロピルペンテン−1,デ
セン−1,メチルノネン−1,ジメチルオクテン−1,
トリメチルヘプテン−1,エチルオクテン−1,メチル
エチルヘプテン−1,ジエチルヘキセン−1,ドデセン
−1,ヘキサドデセン−1等が挙げられる。
(A)としては、特にプロピレン・エチレン共重合体、
プロピレン・エチレン・ブテン共重合体が好ましい。プ
ロピレン含量は通常90モル%以上、好ましくは91〜
97モル%である。
(A)は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー
(GPC)で測定した重量平均分子量(Mw)が300
0〜50000、好ましくは5000〜40000であ
る。また、低温定着性及びトナー流動性に優れる熱定着
型電子写真用現像材が得られる点で、GPC−FTIR
によって測定した組成分布(CMn/CMw)が、1.0〜
2.0の範囲好ましくは1.0〜1.8の範囲または低
分子量部分の平均エチレン含有率(XL ) と、残りの高
分子量部分の平均エチレン含有率(XH ) との比(XR
=XL /XH )が、1.0〜1.5の範囲好ましくは
1.0〜1.4の範囲にあるものである。
ピレン系共重合体を、高温ゲルパーミエーションクロマ
トグラフィー(GPC)で分子量分別し、得られる分子
量分別試料を連続的にフローセル中に流しながら、フー
リエ変換赤外分光(FTIR)スペクトルを測定して、
分子量別のエチレン含有率を連続して測定する。この測
定によって得られるGPCのクロマトグラムから数平均
分子量に対応する点を平均エチレン含量(CMn)、重量
平均分子量に対応する点を平均エチレン含量(CMw)と
して求めそれらの比を組成分布(CMn/CMw)とする。
の平均エチレン含有率(XL )と、残りの高分子量部分
の平均エチレン含有率(XH )との比であり、上述のよ
うにしてGPCのクロマトグラムによって得られたエチ
レン含有率の分子量別測定結果によって、低分子量部分
をクロマトグラムの全面積の30%の面積を占める部分
とし、この低分子量部分の平均エチレン含有率(XL )
を求めるとともに、残りの全面積の70%を占める部分
を高分子量部分とし、この高分子量部分の平均エチレン
含有率(XH )を求め、XL /XH の比XR を求めるこ
とができる。CMn/CMwとXL /XH との間の関係は必
ずしも一定のものではないが、本発明のプロピレン系共
重合体に限っていえばCMn/CMw×0.50+0.50
≒X L /XH の関係がある。したがってCMn/CMw=
1.0〜2.0はXL /XH =1.0〜1.5に対応す
る。
の密度(JIS K6760により測定)は0.88〜
0.92であり、軟化点(JIS K2207により測
定)は125〜160℃であることが好ましい。これら
のプロピレン系共重合体ワックスは単独でも、または2
種類以上を混合して使用しても良い。
(A)の製造は、例えばプロピレン・エチレンまたはプ
ロピレン・エチレン・炭素数4〜12のα−オレフィン
を共重合させ製造する方法、あるいは高分子量プロピレ
ン系共重合体を加熱減成する方法の何れの方法によって
も行うことが出来る。特に加熱減成による方法が高収率
で効率良く製造できるため好ましい。
チレン・炭素数4〜12のα−オレフィンを共重合させ
る方法としては、公知の方法が用いられる。例えば、チ
ーグラー触媒、メタロセン触媒の如き各種遷移金属化合
物触媒の存在下に行なわれる中・低圧重合法等を挙げる
ことができる。
熱減成する方法としては、例えば、高分子量プロピレン
系共重合体を加熱分解する方法が挙げられる。加熱分解
を行う際の加熱温度は、300〜460℃、好ましくは
350〜450℃である。この様な加熱分解を行うため
の装置は、いずれのものでも良く、特に制限されない。
例えば、管型反応器、槽型反応器、1軸あるいは2軸の
押出機などの装置が挙げられるが、高温の加熱が容易な
ことから、管型反応器を用いることが好ましい。加熱減
成を行う高分子量プロピレン系共重合体としては、プロ
ピレン・エチレン及びプロピレン・エチレン・炭素数4
〜12のα−オレフィンの共重合体が挙げられる。
(B)成分である結着剤は、この種の現像材に配合され
る熱可塑性樹脂からなるものであれば、いずれのもので
もよく、特に制限されない。例えば、スチレン系重合
体、ケトン樹脂、マレイン酸樹脂、ポリエスエル脂肪族
樹脂、ポリエステル芳香族樹脂、クマロン樹脂、フェノ
ール樹脂、エポキシ樹脂、テルペン樹脂、ポリビニルブ
チラール、ポリプチルメタクリレート、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエン、
エチレン−酢酸ビニル共重合体等からなるものが挙げら
れる。これらの中では、適当な軟化点(100℃前後)
で定着性が良いスチレン系重合体が好ましい。
スチレン系単量体のみからなる重合体、あるいはスチレ
ン系単量体と他のビニル系単量体との共重合体などが挙
げられる。スチレン系単量体としては、スチレン、p−
クロルスチレン、ビニルナフタレン等が挙げられる。ま
た、他のビニル系単量体としては、例えば、エチレン、
プロピレン、1−ブテン、イソブテン等のエチレン性不
飽和モノオレフィン類;塩化ビニル、臭化ビニル、フッ
化ビニル等のハロゲン化ビニル類;酢酸ビニル、プロピ
オン酸ビニル、安息香酸ビニル、酢酸ビニル等のビニル
エステル類;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、ア
クリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル
酸n−オクチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸2−
クロル−エチル、アクリル酸フェニル、α−クロルアク
リル酸メチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸ブチル等のα−メチレン脂肪族モノカ
ルボン酸のエステル類;アクリロニトリル、メタアクリ
ロニトリル、アクリルアミド等のニトリル類またはアミ
ド類;ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、
ビニルプロピルエーテル、ビニルイソブチルエーテル等
のビニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルヘキ
シルケトン、メチルイソプロペニルケトン等のビニルケ
トン類;N−ビニルピロール、N−ビニルカルバゾー
ル、N−ビニルインドール、N−ビニルピロリドン等の
N−ビニル化合物などが挙げられる。また、このスチレ
ン系重合体の中でも、数平均分子量(Mn)が2000
以上のものが好ましく、特に数平均分子量(Mn)が3
000〜30000のものが好ましい。さらに、このス
チレン系重合体は、スチレン含有量が25重量%以上で
あるものが好ましい。
は、この種の現像材に配合されるものならばいずれのも
のでもよく、特に制限されない。例えば、カーボンブラ
ック、フタロシアニンブルー、アニリンブルー、アルコ
オイルブルー、クロムイエロー、ウルトラマリンブル
ー、キノリンイエロー、ランプブラック、ローズベンガ
ル、ジアゾイエロー、ローダミンBレーキ、カーミン6
B、キナクリドン誘導体等の顔料または染料が挙げら
れ、これらは1種単独でも2種以上を組合わせても用い
られる。また、着色剤(C)には、補色や荷電制御を目
的として、アジン系ニグロシン、インジュリン、アゾ系
染料、アントラキノン系染料、トリフェニルメタン系染
料、キサンテン系染料、フタロシアニン系染料等の油溶
性染料を配合してもよい。本発明の現像材において、前
記プロピレン系共重合体ワックス(A)、結着剤(B)
および着色剤(C)の配合割合は、通常、プロピレン系
共重合体ワックス(A)/結着剤(B)/着色剤(C)
の比が、重量比で1〜20/100/1〜20程度であ
り、好ましくは1〜10/100/1〜10程度であ
る。
共重合体ワックス(A)、結着剤(B)および着色剤
(C)以外に、本発明の効果を損なわない範囲で他の成
分を配合してもよい。例えば、荷電制御材、可塑剤等を
適宜配合してもよい。
一成分系静電トナー等のいずれの静電トナーの主成分と
しても用いられる。本発明の現像材を二成分系静電トナ
ーの主成分として用いる場合、この二成分系静電トナー
は、前記プロピレン系共重合体ワックス(A)、結着剤
(B)、着色剤(C)、および必要に応じて、その他の
成分を、ボールミル、アトライタ等を用いる公知の方法
で混合した後、加熱二本ロール、加熱ニーダー、押出機
等を用いて混練し、冷却固化する。さらに得られた固化
物を、ハンマーミル、クラッシャー等を用いて粗砕した
後、ジェットミル、振動ミルで、あるいは水を加えてボ
ールミル、アトライタ等で微粉砕し、平均粒径5〜35
μmにしたものにキャリヤーを加えて調製することがで
きる。用いられるキャリヤーは、公知のものでよく、特
に制限されない。例えば、粒径200〜700μmの硅
砂、ガラスビーズ、鉄球、あるいは鉄、ニッケル、コバ
ルト等の磁性材料粉末などが挙げられる。
ン系共重合体ワックス(A)の配合量は、結着剤(B)
を含めた熱可塑性樹脂100重量部に対して1〜20重
量部、好ましくは1〜10重量部の割合となる量であ
る。
ーとして用いる場合、この一成分系静電トナーは、プロ
ピレン系共重合体ワックス(A)、結着剤(B)および
着色剤(C)、その他必要に応じて配合される添加剤、
他の熱可塑性樹脂および磁性材料粉末とを、前記二成分
系静電トナーの調製と同様の方法にしたがって処理して
調製することができる。
ン系共重合体ワックス(A)の配合量は、結着剤(B)
100重量部に対して、1〜20重量部、好ましくは1
〜10重量部の配合となる量である。
る磁性材料粉末としては、通常、粒径1μm以下のマグ
タイト微粉末が用いられるが、コバルト、鉄、ニッケル
等の金属、それらの合金、酸化物、フェライトおよびこ
れらの混合物等の粉末なども使用することができる。こ
の一成分系静電トナーにおける磁性材料粉末の配合量
は、得られる静電トナーの電気抵抗が下がる事なく静電
トナーの電荷保持性が良好で、画像が滲むことがなく、
しかも軟化点が適度な範囲に保持されるため定着を好適
に行なうことができ、さらに所要の帯電値が得られ、飛
散もし難い点で、通常、結着剤(B)と磁性材料粉末の
合計100重量部に対して磁性材料粉末40〜120重
量部の割合となる量である。前記二成分系静電トナーま
たは一成分系静電トナーには、必要に応じて公知の荷電
制御剤を添加してもよい。
本発明を具体的に説明するが、これらの実施例はいかな
る点においても本発明の範囲を限定するものではない。
ピレン・エチレン・ブテン共重合体(単量体としてプロ
ピレン、エチレン及びブテンを用い、塩化マグネシウム
上にチタン及び電子供与体を担持した固体状チタン触媒
存在下共重合を行ったプロピレン・エチレン・ブテン共
重合体。メルトインデックス5、プロピレン含量93モ
ル%、融点130℃、CMn/CMw=1.40。以下PO
−1と略す。)を二軸押出機(スクリュー径30mm
φ)に供給し、スクリュー回転数25rpmで押し出し
ながら400℃で加熱減成させて、プロピレン・エチレ
ン・ブテン共重合体ワックスを製造した(以下PW−1
と略す)。得られたプロピレン・エチレン・ブテン共重
合体ワックスの性状を表1に示す。
布(CMn/CMw)、XR =XL /X H の測定は以下の方
法によって行った。重量平均分子量 ウォータース社製GPC150Cを用い、温度140
℃、溶媒o−ジクロルベンゼン、測定流量1.0ml/
minで濃度0.1wt%で測定した。試料の分子量算
出にあたっては、単分散ポリスチレン標準試料により作
成した検量線を使用した。カラムとして、東ソー(株)
製GMH−HT(60cm)とGMH−HTL(60c
m)を連結したものを用いた。融点 示差走査熱量計(DSC)を用い、サンプルを200℃
まで昇温し、10分間保った後、昇温速度10℃/分で
30℃まで下げ5分保った。その後昇温速度10℃/分
で昇温しこのとき観察される吸熱ピークを融点とした。
wt%の試料を調製した。この試料をカラムとして、東
ソー(株)製GMH−HT(60cm)を用いたGPC
装置(東ソー(株)製昇温溶出分別装置のオーブン使
用)によって、温度140℃、測定流量1.0ml/m
inの条件で分子量分別を行い、得られた分子量分別試
料を、連続的にフローセル中に流しながら、フーリエ変
換赤外分光光度計(FTIR)によりエチレン含量(モ
ル%)を連続的に測定した。なおエチレンの含量は、赤
外吸収の波長3400〜2500cm-1に出現したピー
クの形状から測定した。この測定によって得られるGP
Cクロマトグラムから、数平均分子量(Mn)に対応す
る点を平均エチレン含量(CMn)、重量平均分子量(M
w)に対応する点を平均エチレン含量(CMw)として求
め、CMn/CMwの比を得ることができる。分子量算出に
あたっては、単分散ポリスチレン標準試料により作成し
た検量線を使用した。XR =XL /XH 上記CMn/CMwのを求める時に得られるエチレン含有率
の分子量別測定結果によって、低分子量部分をクロマト
グラムの全面積の30%の面積を占める部分とし、この
低分子量部分の平均エチレン含有率(XL )を求めると
ともに、残りの全面積の70%を占める部分を高分子量
部分とし、この高分子量部分の平均エチレン含有率(X
H )を求め、XL /XH の比XR を求める。
n−ブチルメタクリレート共重合体(三洋化成工業製、
ハイマーSEM−73F)85重量部、PW−1 4重
量部、カーボンブラック(三菱化成工業製、ダイヤブラ
ックSH)9重量部および含金染料(BASF社製、ザ
ボンファーストブラックB)2重量部を、ボールミルに
供給して24時間混合した。次に、熱ロールで混練し、
冷却後、粉砕して分級し平均粒径13〜15μmの現像
剤を調製した。
ヤーとして平均粒径50〜80μmの鉄粉を100重量
部の割合で配合して二成分系静電トナーを調製した。こ
の二成分系静電トナーを用いて、以下の方法で複写テス
トを行った。結果を表2に示す。
電子写真法によりセレン感光体上にテスト画像を複写、
現像させ、得られた画像を転写紙に転写し、表面をポリ
テトラフルオロエチレン(デュポン社製)で形成した定
着ローラーと表面をシリコンゴムKE−1300RTV
(信越化学(株)製)で形成した圧着ローラーとを用い
て定着ローラーの温度を200℃にして画像を定着させ
た。ついで、得られた定着画像上を、500gの荷重を
載せた底面が15mm×7.5mmの砂消しゴムで5回
こすり、その前後でマクベス社の反射濃度計にて光学反
射密度を測定し、下記式の定義により定着画像の定着性
を算出した。 定着性(%)=(試験後の画像濃度)/(試験前の画像
濃度)×100
ポリビンに入れ、タッピング後60℃で50Hr静置し
た後室温に戻し、ブロッキングの状態を調べた。ブロッ
キングの状態は以下の評価基準によって目視判定で行っ
た。 ◎ 全くブロッキングしていない。 ○ 簡単に手でほぐれる程度のブロッキングが少し起こ
っている。 △ 簡単に手でほぐれる程度のブロッキングがかなり多
い。 × 手で完全にはほぐせない塊が多数存在する。
感光体上にテスト画像を複写、現像させ、得られた画像
を転写紙に転写し、表面をポリテトラフルオロエチレン
(デュポン社製)で形成した定着ローラーと、表面をシ
リコンゴム(信越化学(株)製、KE−1300RT
V)で形成した圧着ローラーとを用い、定着ローラーの
温度を種々変化させて画像を定着させた。次いで、トナ
ー画像を有していない転写紙を、前記と同様の条件で定
着ローラーに圧着し、低温オフセット現象が消滅する定
着ローラーの温度を低温オフセット消滅温度とした。
体、加熱ローラー汚染性 製造例に従って製造した二成分系静電トナーを用いて、
電子写真法によりセレン感光体上にテスト画像を複写、
現像させ、得られた画像を転写紙に転写し、表面をポリ
テトラフルオロエチレン(デュポン社製)で形成した2
00℃の定着ローラーと表面をシリコンゴムKE−13
00RTV(信越化学(株)製)で形成した圧着ローラ
ーを用いて画像を定着させる複写工程を繰り返し行なっ
た。5000回複写工程を繰り返した後に、オフセット
現象の有無、画像の乱れの有無、及び感光体・定着ロー
ラー表面の汚染性を調べた。オフセット現象の有無、画
像の乱れの有無は、以下の表面基準によって目視判定で
行った。 ○ 全く問題がない。 △ 極僅かにオフセット現象あるいは画像の乱れが生じ
る。 × オフセット現象あるいは画像の乱れがかなりひど
い。
下の評価基準によって目視判定で行った。 ◎ 全く汚れていない。 ○ 非常に僅かな汚れしか見られない。 × かなり汚れている。
ン・ブテン共重合体(PO−1)を、425℃で加熱減
成した以外は実施例1と同様にして、プロピレン・エチ
レン共重合体ワックス(PW−2)を製造した。PW−
2の性状を表1に示す。次に、PW−1の代わりに、P
W−2を用いた以外は、実施例1と同様にして静電トナ
ーを調製し、複写テストを行った。結果を表2に示す。
ン・ブテン共重合体(PO−1)を、390℃で加熱減
成した以外は実施例1と同様にして、プロピレン・エチ
レン・ブテン共重合体ワックス(PW−3)を製造し
た。PW−3の性状を表1に示す。次に、PW−1の代
わりに、PW−3を用いた以外は、実施例1と同様にし
て静電トナーを調製し、複写テストを行った。結果を表
2に示す。
ン・ブテン共重合体(PO−1)の代わりに、高分子量
プロピレン・エチレン共重合体(メルトインデックス2
0、融点139℃、CMn/CMw=1.47。以下PO−
2と略す。)を用いた以外は実施例1と同様にして、ポ
リプロピレンワックス(PW−4)を製造した。PW−
4の性状を表1に示す。次に、PW−1の代わりに、P
W−4を用いた以外は、実施例1と同様にして静電トナ
ーを調製し、複写テストを行った。結果を表2に示す。
2を用いた以外は実施例2と同様にして、ポリプロピレ
ンワックス(PW−5)を製造した。PW−5の性状を
表1に示す。次に、PW−1の代わりに、PW−5を用
いた以外は、実施例1と同様にして静電トナーを調製
し、複写テストを行った。結果を表2に示す。
2を用いた以外は実施例3と同様にして、ポリプロピレ
ンワックス(PW−6)を製造した。PW−6の性状を
表1に示す。次に、PW−1の代わりに、PW−6を用
いた以外は、実施例1と同様にして静電トナーを調製
し、複写テストを行った。結果を表2に示す。
レン・エチレン・ブテン共重合体(メルトインデックス
5、プロピレン含量90%、融点120℃、CMn/CMw
=2.20。以下PO−3と略す。)を用いた他は、実
施例1と同様にして、プロピレン・エチレン・ブテン共
重合体ワックス(PW−7)を製造した。PW−7の性
状を表1に示す。次に、PW−1の代わりに、PW−7
を用いた以外は、実施例1と同様にして静電トナーを調
製し、複写テストを行った。結果を表2に示す。
レン・エチレン共重合体(メルトインデックス20、プ
ロピレン含量93%、融点125℃、CMn/CMw=2.
25。以下PO−4と略す。)を用いた他は、実施例1
と同様にして、プロピレン・エチレン共重合体ワックス
(PW−8)を製造した。PW−8の性状を表1に示
す。次に、PW−1の代わりに、PW−8を用いた以外
は、実施例1と同様にして静電トナーを調製し、複写テ
ストを行った。結果を表2に示す。
成した他は、実施例1と同様にして、プロピレン・エチ
レン・ブテン共重合体ワックス(PW−9)を製造し
た。PW−9の性状を表1に示す。次に、PW−1の代
わりに、PW−9を用いた以外は、実施例1と同様にし
て静電トナーを調製し、複写テストを行った。結果を表
2に示す。
成した他は、実施例1と同様にして、プロピレン・エチ
レン・ブテン共重合体ワックス(PW−10)を製造し
た。PW−10の性状を表1に示す。次に、PW−1の
代わりに、PW−10を用いた以外は、実施例1と同様
にして静電トナーを調製し、複写テストを行った。結果
を表2に示す。
O93/16416の実施例1〜3および比較例1〜3
に対応する静電トナーを調整し前述の評価基準で評価し
た。結果を表2に示す。
低温熱定着時の離型性、耐ブロッキング性に優れ、オフ
セット現象がなく、またキャリア、感光体、加熱ローラ
ー等が汚染されることがないため、静電トナーの主成分
として好適なものである。
Claims (4)
- 【請求項1】ゲルパーミエーションクロマトグラフィー
(GPC)により求めた重量平均分子量(Mw)が30
00〜50000であり、示差走査熱量計(DSC)に
より測定した融点が120℃〜140℃であり、かつゲ
ルパーミエーションクロマトグラフィー・フーリエ変換
赤外分光光度計(GPC−FTIR)で求めた組成分布
CMn/CMw=1.0〜2.0または低分子量部分の平均
エチレン含有率(XL) と、残りの高分子量部分の平均
エチレン含有率(XH ) との比(XR =XL /XH )
が、1.0〜1.5であるプロピレン系共重合体ワック
ス(A)、結着剤(B)、および着色剤(C)を含むこ
とを特徴とする熱定着型電子写真用現像材。〔ここで、
CMnはGPC−FTIRで測定した数平均分子量におけ
るエチレンの含量(モル%)を、 CMwはGPC−FTIRで測定した重量平均分子量にお
けるエチレンの含量(モル%)を表す。〕 - 【請求項2】前記プロピレン系共重合体ワックス(A)
が、プロピレン・エチレン共重合体又はプロピレン・エ
チレンと炭素数4〜12のα−オレフィンとの共重合体
であることを特徴とする請求項1に記載の熱定着型電子
写真用現像材。 - 【請求項3】前記プロピレン系共重合体ワックス(A)
のプロピレン含量が、90モル%以上であることを特徴
とする請求項2に記載の熱定着型電子写真用現像材。 - 【請求項4】ゲルパーミエーションクロマトグラフィー
(GPC)により求めた重量平均分子量(Mw)が30
00〜50000であり、示差走査熱量計(DSC)に
より測定した融点が120℃〜140℃であり、かつゲ
ルパーミエーションクロマトグラフィー・フーリエ変換
赤外分光光度計(GPC−FTIR)で求めた組成分布
CMn/CMw=1.0〜2.0または低分子量部分の平均
エチレン含有率(XL) と、残りの高分子量部分の平均
エチレン含有率(XH ) との比(XR =XL /XH )
が、1.0〜1.5であるプロピレン系共重合体ワック
ス(A)。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP14370597A JP3657741B2 (ja) | 1996-06-04 | 1997-06-02 | 熱定着型電子写真用現像材およびワックス |
Applications Claiming Priority (3)
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JP14137796 | 1996-06-04 | ||
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1083097A true JPH1083097A (ja) | 1998-03-31 |
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Family
ID=26473620
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JP14370597A Expired - Lifetime JP3657741B2 (ja) | 1996-06-04 | 1997-06-02 | 熱定着型電子写真用現像材およびワックス |
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JP (1) | JP3657741B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000081728A (ja) * | 1998-06-25 | 2000-03-21 | Mitsui Chemicals Inc | 熱定着型電子写真用トナ―およびその製造方法 |
JP2001005233A (ja) * | 1999-06-24 | 2001-01-12 | Mitsubishi Chemicals Corp | 非磁性一成分系トナー |
JP2001005232A (ja) * | 1999-06-24 | 2001-01-12 | Mitsubishi Chemicals Corp | 非磁性一成分系トナー |
JP2001075312A (ja) * | 1999-07-07 | 2001-03-23 | Mitsubishi Chemicals Corp | 非磁性一成分系トナー |
JP2006316202A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-24 | Takashi Sawaguchi | 末端ビニリデン基を有する末端反応性オリゴマー |
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JP2018527434A (ja) * | 2015-07-30 | 2018-09-20 | ボレアリス エージー | ポリプロピレン系ホットメルト接着剤組成物 |
WO2023090308A1 (ja) * | 2021-11-16 | 2023-05-25 | 三井化学株式会社 | 樹脂組成物およびその用途 |
-
1997
- 1997-06-02 JP JP14370597A patent/JP3657741B2/ja not_active Expired - Lifetime
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