JPH1078481A - 航空機搭載用レーダ装置 - Google Patents
航空機搭載用レーダ装置Info
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- JPH1078481A JPH1078481A JP8232065A JP23206596A JPH1078481A JP H1078481 A JPH1078481 A JP H1078481A JP 8232065 A JP8232065 A JP 8232065A JP 23206596 A JP23206596 A JP 23206596A JP H1078481 A JPH1078481 A JP H1078481A
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Landscapes
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 目標の運動により発生するドップラ周波数に
より、目標の位置ずれ及び画像のぼけが生じ、さらに目
標のドップラ周波数がレーダの帯域よりも大きかった場
合、周波数軸上で折り返しが発生し画像化できない。 【解決手段】 移動目標を検出するためにPRFを高く
した送信信号に対し、受信時にサンプリング周波数を低
くするアジマス方向プリサム処理器を設け高分解能画像
化処理を行うのと同時に、チャープ信号の帯域を制限し
分解能を低くするためのレンジ方向プリサム処理器を設
け移動目標を検出し、検出した移動目標を高分解能画像
上に表示する重ね合わせ処理器を設ける。
より、目標の位置ずれ及び画像のぼけが生じ、さらに目
標のドップラ周波数がレーダの帯域よりも大きかった場
合、周波数軸上で折り返しが発生し画像化できない。 【解決手段】 移動目標を検出するためにPRFを高く
した送信信号に対し、受信時にサンプリング周波数を低
くするアジマス方向プリサム処理器を設け高分解能画像
化処理を行うのと同時に、チャープ信号の帯域を制限し
分解能を低くするためのレンジ方向プリサム処理器を設
け移動目標を検出し、検出した移動目標を高分解能画像
上に表示する重ね合わせ処理器を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パルス圧縮により
レンジ方向の分解能を向上させ、自機の移動によりアン
テナの開口面を合成しアジマス方向の分解能を向上させ
る航空機搭載用レーダ装置に関するものである。
レンジ方向の分解能を向上させ、自機の移動によりアン
テナの開口面を合成しアジマス方向の分解能を向上させ
る航空機搭載用レーダ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の航空機搭載用レーダ装置の
構成を示した図であり、図中1は一定の周波数の連続波
を発生する励振器、2は励振器から出力された信号を増
幅し一定のパルス繰り返し周波数(Pulse Rep
etition Frequency:以下PRF)で
信号を送信する送信機、3は送信と受信を切り替える送
受信切換器、4は信号を目標に向けて放射するととも
に、その反射信号を受信するアンテナ、5は受信した信
号を増幅し位相検波を行う受信機、6は変調された信号
を復調し狭パルスを発生するパルス圧縮器、7はパルス
圧縮後の信号に対し目標の移動によって生じる距離変化
を補正するレンジ移動補正処理器、8は自機の移動及び
動揺を感知する慣性基準装置、9はレンジ移動補正後の
データを備えておくバッファメモリ、10はバッファメ
モリから読み出されたデータを処理する高速フーリエ変
換(Fast Fourier Transform:
以下FFT)演算器、11は慣性基準装置8から出力さ
れる自機の移動及び動揺データをもとにアジマス圧縮処
理を行うための参照関数を作成する参照関数作成器、1
2はFFT処理後の結果と参照関数との複素乗算を行う
複素乗算器、13は複素乗算後の結果を処理する逆高速
フーリエ変換(Inverse FFT:以下IFF
T)演算器、14はIFFT処理された結果の振幅を検
波する検波器、15はスペックル雑音低減するために検
波後の合成開口レーダ画像を足し合わせるマルチルック
処理器である。
構成を示した図であり、図中1は一定の周波数の連続波
を発生する励振器、2は励振器から出力された信号を増
幅し一定のパルス繰り返し周波数(Pulse Rep
etition Frequency:以下PRF)で
信号を送信する送信機、3は送信と受信を切り替える送
受信切換器、4は信号を目標に向けて放射するととも
に、その反射信号を受信するアンテナ、5は受信した信
号を増幅し位相検波を行う受信機、6は変調された信号
を復調し狭パルスを発生するパルス圧縮器、7はパルス
圧縮後の信号に対し目標の移動によって生じる距離変化
を補正するレンジ移動補正処理器、8は自機の移動及び
動揺を感知する慣性基準装置、9はレンジ移動補正後の
データを備えておくバッファメモリ、10はバッファメ
モリから読み出されたデータを処理する高速フーリエ変
換(Fast Fourier Transform:
以下FFT)演算器、11は慣性基準装置8から出力さ
れる自機の移動及び動揺データをもとにアジマス圧縮処
理を行うための参照関数を作成する参照関数作成器、1
2はFFT処理後の結果と参照関数との複素乗算を行う
複素乗算器、13は複素乗算後の結果を処理する逆高速
フーリエ変換(Inverse FFT:以下IFF
T)演算器、14はIFFT処理された結果の振幅を検
波する検波器、15はスペックル雑音低減するために検
波後の合成開口レーダ画像を足し合わせるマルチルック
処理器である。
【0003】次に、動作について説明する。励振器1で
一定のPRFで周波数変調を施された信号が発生され、
送信機2にて増幅及び位相検波される。この信号は送受
信切換器3を介しアンテナ4から目標に向けて放射され
る。目標からの反射信号はアンテナ4で受信され、受信
機5にて増幅、位相検波される。パルス圧縮器6におい
て、周波数変調をかけられた信号は復調され、狭パルス
が生成される。これにより観測領域がレンジ方向に細か
く分解される。レンジ移動補正処理器7において慣性基
準装置8から出力される自機の移動及び動揺データをも
とに、自機の移動により生じる目標までの距離変化すな
わちレンジ移動を補正する。補正後のデータをバッファ
メモリ9に蓄積しておき、FFTを行うために必要なデ
ータが蓄積されたら、データをFFT演算器10に出力
する。参照関数作成器11において、慣性基準装置8か
らの自機の移動及び動揺データをもとに参照関数を作成
する。作成された参照関数とFFT演算器10で行われ
たFFT処理後のデータとが複素乗算器12で複素乗算
される。複素乗算された結果はIFFT演算器13にて
IFFT処理され、アジマス方向の圧縮が行われる。ア
ジマス圧縮後のデータは検波器14で振幅検出され、画
像が生成される。生成された画像はスペックル雑音を低
減するために、マルチルック処理器15で重ね合わさ
れ、高い分解能を持った合成開口レーダ(Synthe
tic Aperture Radar:以下SAR)
画像として出力される。
一定のPRFで周波数変調を施された信号が発生され、
送信機2にて増幅及び位相検波される。この信号は送受
信切換器3を介しアンテナ4から目標に向けて放射され
る。目標からの反射信号はアンテナ4で受信され、受信
機5にて増幅、位相検波される。パルス圧縮器6におい
て、周波数変調をかけられた信号は復調され、狭パルス
が生成される。これにより観測領域がレンジ方向に細か
く分解される。レンジ移動補正処理器7において慣性基
準装置8から出力される自機の移動及び動揺データをも
とに、自機の移動により生じる目標までの距離変化すな
わちレンジ移動を補正する。補正後のデータをバッファ
メモリ9に蓄積しておき、FFTを行うために必要なデ
ータが蓄積されたら、データをFFT演算器10に出力
する。参照関数作成器11において、慣性基準装置8か
らの自機の移動及び動揺データをもとに参照関数を作成
する。作成された参照関数とFFT演算器10で行われ
たFFT処理後のデータとが複素乗算器12で複素乗算
される。複素乗算された結果はIFFT演算器13にて
IFFT処理され、アジマス方向の圧縮が行われる。ア
ジマス圧縮後のデータは検波器14で振幅検出され、画
像が生成される。生成された画像はスペックル雑音を低
減するために、マルチルック処理器15で重ね合わさ
れ、高い分解能を持った合成開口レーダ(Synthe
tic Aperture Radar:以下SAR)
画像として出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の合成開口レーダ
画像を作成するための航空機搭載用レーダ装置はこのよ
うに構成されており、自機の移動及び動揺による補正を
行い、固定目標の高分解能画像を作成することは可能で
ある。しかし、図10(a)のように移動目標が存在し
た場合、図10(b)にのようにドップラ周波数がシフ
トする。このときのSAR画像への影響を図11に示
す。図11(a)に示すようにドップラ周波数がシフト
している場合、図11(b)に示した参照関数をかけあ
わせると、図11(c)のように移動目標の自機に対す
る速度分だけずれが生じる。また、実際には目標の移動
速度は一定ではないため、ドップラ周波数に広がりをも
っており、画像化処理を行うとぼけてしまう。このよう
に、目標の移動により発生するドップラ周波数により、
目標の位置がずれたり、画像にぼけが生じたりし、さら
に、目標のドップラ周波数がレーダの帯域よりも広かっ
た場合、周波数軸上で折り返しが発生し、画像化できな
いといった課題があった。また、移動目標検出処理を行
おうとしても、SARの信号処理で用いるPRFと、移
動目標を検出するために必要なPRFは大きく異なるた
め、同一の信号を用いて処理することができなかった。
画像を作成するための航空機搭載用レーダ装置はこのよ
うに構成されており、自機の移動及び動揺による補正を
行い、固定目標の高分解能画像を作成することは可能で
ある。しかし、図10(a)のように移動目標が存在し
た場合、図10(b)にのようにドップラ周波数がシフ
トする。このときのSAR画像への影響を図11に示
す。図11(a)に示すようにドップラ周波数がシフト
している場合、図11(b)に示した参照関数をかけあ
わせると、図11(c)のように移動目標の自機に対す
る速度分だけずれが生じる。また、実際には目標の移動
速度は一定ではないため、ドップラ周波数に広がりをも
っており、画像化処理を行うとぼけてしまう。このよう
に、目標の移動により発生するドップラ周波数により、
目標の位置がずれたり、画像にぼけが生じたりし、さら
に、目標のドップラ周波数がレーダの帯域よりも広かっ
た場合、周波数軸上で折り返しが発生し、画像化できな
いといった課題があった。また、移動目標検出処理を行
おうとしても、SARの信号処理で用いるPRFと、移
動目標を検出するために必要なPRFは大きく異なるた
め、同一の信号を用いて処理することができなかった。
【0005】この発明は上記の課題を解消するためにな
されたもので、SARにおいて移動目標の検出を行い、
その位置を算出し、SAR画像上に移動目標を表示する
ことを目的とする。
されたもので、SARにおいて移動目標の検出を行い、
その位置を算出し、SAR画像上に移動目標を表示する
ことを目的とする。
【0006】また、この発明は移動目標検出を行った結
果を用いることにより、構成品をほとんど変えることな
く移動目標の逆合成開口レーダ(Inverse SA
R:以下ISAR)画像を得ることを目的としている。
果を用いることにより、構成品をほとんど変えることな
く移動目標の逆合成開口レーダ(Inverse SA
R:以下ISAR)画像を得ることを目的としている。
【0007】また、この発明は移動目標のISAR画像
のドップラ周波数で表されるクロスレンジ方向の座標を
距離に変換することを目的としている。
のドップラ周波数で表されるクロスレンジ方向の座標を
距離に変換することを目的としている。
【0008】また、この発明はXバンドのレーダにおい
て、自機速度170〜190m/s、マルチルック〔数
3〕〜〔数4〕で分解能3mの性能を実現するアンテナ
サイズ及びPRFを得ることを目的としている。
て、自機速度170〜190m/s、マルチルック〔数
3〕〜〔数4〕で分解能3mの性能を実現するアンテナ
サイズ及びPRFを得ることを目的としている。
【0009】また、この発明は機体と電波的に干渉する
ことなく大きなアンテナを搭載することを目的としてい
る。
ことなく大きなアンテナを搭載することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明による航空機
搭載用レーダ装置は、移動目標を検出するためにPRF
を高くして送信した信号に対し、受信機、サンプリング
周波数を低くするアジマス方向プリサム処理器を設け、
高分解能画像を作成するための信号処理を行う。同時
に、受信した信号の帯域を制限して分解能を低くするた
めのレンジ方向プリサム処理器を設け、目標の反射信号
が分解されないようにする。また、受信信号のΣ信号及
びΔ信号を出力するモノパルスアンテナと、このΣ信号
とΔ信号のそれぞれに対しパルス圧縮、クラッタ抑圧、
周波数分析及び検波を行う演算器を設ける。Σ信号を用
いて検出した移動目標に対してモノパルス演算を行い角
度を算出する。算出された角度から、移動目標をSAR
画像上に重ね合わせて表示するための演算器を設ける。
搭載用レーダ装置は、移動目標を検出するためにPRF
を高くして送信した信号に対し、受信機、サンプリング
周波数を低くするアジマス方向プリサム処理器を設け、
高分解能画像を作成するための信号処理を行う。同時
に、受信した信号の帯域を制限して分解能を低くするた
めのレンジ方向プリサム処理器を設け、目標の反射信号
が分解されないようにする。また、受信信号のΣ信号及
びΔ信号を出力するモノパルスアンテナと、このΣ信号
とΔ信号のそれぞれに対しパルス圧縮、クラッタ抑圧、
周波数分析及び検波を行う演算器を設ける。Σ信号を用
いて検出した移動目標に対してモノパルス演算を行い角
度を算出する。算出された角度から、移動目標をSAR
画像上に重ね合わせて表示するための演算器を設ける。
【0011】また、第2の発明による航空機搭載用レー
ダ装置は、検出された移動目標のドップラ周波数から、
目標のレンジ移動量及びドップラ変化量を算出し補正す
るレンジ移動補正処理器及びドップラ補正処理器を設
け、移動目標の2次元画像を作成するための周波数分析
器及び検波器を設けたものである。
ダ装置は、検出された移動目標のドップラ周波数から、
目標のレンジ移動量及びドップラ変化量を算出し補正す
るレンジ移動補正処理器及びドップラ補正処理器を設
け、移動目標の2次元画像を作成するための周波数分析
器及び検波器を設けたものである。
【0012】また、第3の発明による航空機搭載用レー
ダ装置は、受信信号のΣ信号及びΔ信号を出力するモノ
パルスアンテナと、このΣ信号とΔ信号のそれぞれに対
し処理を行うレンジ移動補正処理器、ドップラ補正処理
器、周波数分析器及び検波器を設け、角度検出器により
移動目標のISAR画像における2つの点の角度を求
め、その角度をもとにISAR画像のクロスレンジ方向
をドップラ周波数から距離に変換する座標変換器を設け
たものである。
ダ装置は、受信信号のΣ信号及びΔ信号を出力するモノ
パルスアンテナと、このΣ信号とΔ信号のそれぞれに対
し処理を行うレンジ移動補正処理器、ドップラ補正処理
器、周波数分析器及び検波器を設け、角度検出器により
移動目標のISAR画像における2つの点の角度を求
め、その角度をもとにISAR画像のクロスレンジ方向
をドップラ周波数から距離に変換する座標変換器を設け
たものである。
【0013】また、第4の発明による航空機搭載用レー
ダ装置は、2つのアンテナを並べ、それぞれのアンテナ
から受信した信号に対しプリサム処理器、パルス圧縮処
理器、クラッタ抑圧処理器、周波数分析器、検波器及び
目標検出器を設け、目標を検出する。2つの信号で検出
した目標の位相から目標の角度を求めるための演算器を
設ける。同様にして、2つの信号に対してレンジ移動補
正処理器、ドップラ補正処理器、周波数分析器及び検波
器を設け2つのISAR画像を作成する。2つのISA
R画像から、目標の各点の角度を算出する演算器を設
け、ISAR画像のドップラ周波数成分を距離に変換す
る。
ダ装置は、2つのアンテナを並べ、それぞれのアンテナ
から受信した信号に対しプリサム処理器、パルス圧縮処
理器、クラッタ抑圧処理器、周波数分析器、検波器及び
目標検出器を設け、目標を検出する。2つの信号で検出
した目標の位相から目標の角度を求めるための演算器を
設ける。同様にして、2つの信号に対してレンジ移動補
正処理器、ドップラ補正処理器、周波数分析器及び検波
器を設け2つのISAR画像を作成する。2つのISA
R画像から、目標の各点の角度を算出する演算器を設
け、ISAR画像のドップラ周波数成分を距離に変換す
る。
【0014】また、第5の発明による航空機搭載用レー
ダ装置は、X帯の周波数を用い、1.5m〜2mのアン
テナを用い、送信時のPRFを2000Hz以上とし、
受信後、高分解能画像化処理を行う際にプリサム処理を
行いリサンプリング後のレートを260〜380Hzに
する。
ダ装置は、X帯の周波数を用い、1.5m〜2mのアン
テナを用い、送信時のPRFを2000Hz以上とし、
受信後、高分解能画像化処理を行う際にプリサム処理を
行いリサンプリング後のレートを260〜380Hzに
する。
【0015】また、第6の発明による航空機搭載用レー
ダ装置は、アンテナボアサイト方向から自機の機体の最
短距離にあるエッジに対する角度ψが、ビーム幅の1/
2以上になるように、アンテナを機体の上部又は下部に
横向きに取り付けたものである。
ダ装置は、アンテナボアサイト方向から自機の機体の最
短距離にあるエッジに対する角度ψが、ビーム幅の1/
2以上になるように、アンテナを機体の上部又は下部に
横向きに取り付けたものである。
【0016】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1を示す構
成図であり、図において1〜3及び5〜15は従来の装
置と同一のものである。16は、送信、受信を行うため
のモノパルスアンテナである。アジマス方向プリサム処
理器17は移動目標を検出するために必要なPRFでサ
ンプリングされたデータをSARの処理を行うのに必要
なだけのPRFにサンプリングし直すものである。18
はレンジ方向プリサム処理器であり、高い分解能をもつ
SAR画像を作成するためにかけられた周波数変調の帯
域を移動目標検出に必要な分解能に対応する帯域に制限
するためのものである。19はクラッタ抑圧処理器であ
り固定目標からの反射信号を低減するものである。20
は周波数分析器であり、FFT処理により移動目標のド
ップラ周波数を検出するものである(10のFFT演算
器と同一の動作を行う)。21は一定誤警報確率(CF
AR)により目標を検出する目標検出器である。22は
目標位置修正器であり、SAR画像上でオフセットして
表示される目標の正しい位置を算出するものである。2
3は重ね合わせ処理器であり、SAR画像上に移動目標
のシンボルを重ねて表示するものである。
成図であり、図において1〜3及び5〜15は従来の装
置と同一のものである。16は、送信、受信を行うため
のモノパルスアンテナである。アジマス方向プリサム処
理器17は移動目標を検出するために必要なPRFでサ
ンプリングされたデータをSARの処理を行うのに必要
なだけのPRFにサンプリングし直すものである。18
はレンジ方向プリサム処理器であり、高い分解能をもつ
SAR画像を作成するためにかけられた周波数変調の帯
域を移動目標検出に必要な分解能に対応する帯域に制限
するためのものである。19はクラッタ抑圧処理器であ
り固定目標からの反射信号を低減するものである。20
は周波数分析器であり、FFT処理により移動目標のド
ップラ周波数を検出するものである(10のFFT演算
器と同一の動作を行う)。21は一定誤警報確率(CF
AR)により目標を検出する目標検出器である。22は
目標位置修正器であり、SAR画像上でオフセットして
表示される目標の正しい位置を算出するものである。2
3は重ね合わせ処理器であり、SAR画像上に移動目標
のシンボルを重ねて表示するものである。
【0017】次に、動作について説明する。送信機2か
ら出力された信号はモノパルスアンテナ16で外部に送
信される。また、目標からの反射信号は同じモノパルス
アンテナ16で受信される。受信後、Σ信号及びΔ信号
の2の信号は受信機5に送られ、増幅、位相検波され
る。このΣ信号とΔ信号の振幅の関係を図2(a)に示
す。SAR画像化処理にはΣ信号が送られる。移動目標
検出処理にはΣ信号とΔ信号の両方が送られる。移動し
ている目標の速度を検出するためには、レーダのPRF
が目標のドップラ周波数よりも大きくなければならな
い。そのため、移動目標検出処理においては、PRFを
高くする必要がある。しかし、PRFを高くすると、S
AR画像化処理において扱うデータ量が多くなってしま
い、データ収集時間内に処理を終えることができなくな
る。そのためアジマス方向プリサム処理器17で受信信
号のサンプリング周波数を下げ、SAR画像化処理に必
要なだけのPRFにデータを減らす処理を行う。これ以
降のSAR画像化処理に関しては、従来装置と同一の処
理を行う。また、移動目標検出処理においてレンジ方向
の高分解能化処理を行ってしまうと、その分解能よりも
大きい目標からの反射信号はレンジ方向に分割されてし
まい反射電力が小さくなり探知距離が低下してしまう。
そこで、レンジ方向プリサム処理器18において帯域制
限を行い、レンジ分解能を低くし目標の信号が分割され
ることを防ぐ。また、図1に示すようにSAR信号処理
と移動目標検出処理を並列に機能させることにより、S
AR信号処理時間中に移動目標検出処理を行う。そし
て、プリサム処理後の信号は6のパルス圧縮器を通り、
狭パルス(プリサムを行ったため、SAR画像化処理に
おける狭パルスよりも幅は広い)が生成される。この圧
縮後の信号からクラッタ抑圧処理器19により固定目標
からの反射信号を低減し、移動目標の信号のみを出力す
る。出力された信号は周波数分析器20において、ドッ
プラ周波数の分析が行われ、検波器14により振幅検出
が行われる。振幅検出を行った後、Σ信号を用い、目標
検出器21で目標の検出を行う。角度検出器22におい
て、検出された目標のレンジビンにおけるΣ信号とΔ信
号の比から誤差電圧を求めることにより(図2
(b))、アンテナのボアサイト方向からの目標の角度
を算出する。目標位置算出器23において、検出された
移動目標の距離及び角度からSAR画像上における目標
の位置を計算し、24の重ね合わせ処理器においてSA
R画像上に移動目標の正しい位置にシンボルを重ねて表
示する。
ら出力された信号はモノパルスアンテナ16で外部に送
信される。また、目標からの反射信号は同じモノパルス
アンテナ16で受信される。受信後、Σ信号及びΔ信号
の2の信号は受信機5に送られ、増幅、位相検波され
る。このΣ信号とΔ信号の振幅の関係を図2(a)に示
す。SAR画像化処理にはΣ信号が送られる。移動目標
検出処理にはΣ信号とΔ信号の両方が送られる。移動し
ている目標の速度を検出するためには、レーダのPRF
が目標のドップラ周波数よりも大きくなければならな
い。そのため、移動目標検出処理においては、PRFを
高くする必要がある。しかし、PRFを高くすると、S
AR画像化処理において扱うデータ量が多くなってしま
い、データ収集時間内に処理を終えることができなくな
る。そのためアジマス方向プリサム処理器17で受信信
号のサンプリング周波数を下げ、SAR画像化処理に必
要なだけのPRFにデータを減らす処理を行う。これ以
降のSAR画像化処理に関しては、従来装置と同一の処
理を行う。また、移動目標検出処理においてレンジ方向
の高分解能化処理を行ってしまうと、その分解能よりも
大きい目標からの反射信号はレンジ方向に分割されてし
まい反射電力が小さくなり探知距離が低下してしまう。
そこで、レンジ方向プリサム処理器18において帯域制
限を行い、レンジ分解能を低くし目標の信号が分割され
ることを防ぐ。また、図1に示すようにSAR信号処理
と移動目標検出処理を並列に機能させることにより、S
AR信号処理時間中に移動目標検出処理を行う。そし
て、プリサム処理後の信号は6のパルス圧縮器を通り、
狭パルス(プリサムを行ったため、SAR画像化処理に
おける狭パルスよりも幅は広い)が生成される。この圧
縮後の信号からクラッタ抑圧処理器19により固定目標
からの反射信号を低減し、移動目標の信号のみを出力す
る。出力された信号は周波数分析器20において、ドッ
プラ周波数の分析が行われ、検波器14により振幅検出
が行われる。振幅検出を行った後、Σ信号を用い、目標
検出器21で目標の検出を行う。角度検出器22におい
て、検出された目標のレンジビンにおけるΣ信号とΔ信
号の比から誤差電圧を求めることにより(図2
(b))、アンテナのボアサイト方向からの目標の角度
を算出する。目標位置算出器23において、検出された
移動目標の距離及び角度からSAR画像上における目標
の位置を計算し、24の重ね合わせ処理器においてSA
R画像上に移動目標の正しい位置にシンボルを重ねて表
示する。
【0018】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2を示す構成図であり、図において1〜3,5〜24
は実施の形態1と同一のものである。25はドップラ補
正処理器であり、これは目標の移動により発生するドッ
プラ周波数の変化を補正するものである。
態2を示す構成図であり、図において1〜3,5〜24
は実施の形態1と同一のものである。25はドップラ補
正処理器であり、これは目標の移動により発生するドッ
プラ周波数の変化を補正するものである。
【0019】次に動作について説明する。移動目標検出
処理において、周波数分析器20で算出された移動目標
のドップラ周波数を用いて、目標検出器21で検出され
た目標のレンジ移動量を算出する。なお、目標の速度
は、ドップラ周波数fd 及び波長λを用い、〔数1〕に
より求められる。
処理において、周波数分析器20で算出された移動目標
のドップラ周波数を用いて、目標検出器21で検出され
た目標のレンジ移動量を算出する。なお、目標の速度
は、ドップラ周波数fd 及び波長λを用い、〔数1〕に
より求められる。
【0020】
【数1】
【0021】得られた目標の速度と観測時間から目標の
移動量の平均を求め、それを補正量とし、レンジ移動補
正処理器7にて、目標のレンジ移動の補正を行う。ま
た、周波数分析器20で求められた目標のドップラ周波
数に基づき観測時間中の目標のドップラ周波数の変化量
を求める。それを補正量とし、ドップラ補正処理器25
にて、目標のドップラ周波数変化の補正を行う。これら
の処理により、目標はあたかも止まっているようになる
(直進の運動成分がない)。この補正後のデータを用い
周波数分析器20において目標の周波数分析を行うと、
目標の回転運動成分により発生するドップラ周波数を抽
出することができる。これを検波器14により振幅検出
し、目標の2次元(レンジ−ドップラ)画像を作成す
る。
移動量の平均を求め、それを補正量とし、レンジ移動補
正処理器7にて、目標のレンジ移動の補正を行う。ま
た、周波数分析器20で求められた目標のドップラ周波
数に基づき観測時間中の目標のドップラ周波数の変化量
を求める。それを補正量とし、ドップラ補正処理器25
にて、目標のドップラ周波数変化の補正を行う。これら
の処理により、目標はあたかも止まっているようになる
(直進の運動成分がない)。この補正後のデータを用い
周波数分析器20において目標の周波数分析を行うと、
目標の回転運動成分により発生するドップラ周波数を抽
出することができる。これを検波器14により振幅検出
し、目標の2次元(レンジ−ドップラ)画像を作成す
る。
【0022】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3を示す構成図であり、図中1〜25は実施の形態
1,2と同一のものである。26は座標変換器であり、
移動目標のISAR画像におけるクロスレンジ方向の座
標をドップラ周波数から距離に変換するものである。
態3を示す構成図であり、図中1〜25は実施の形態
1,2と同一のものである。26は座標変換器であり、
移動目標のISAR画像におけるクロスレンジ方向の座
標をドップラ周波数から距離に変換するものである。
【0023】次に、動作について説明する。1〜3,5
〜25までのSAR画像化処理及び移動目標検出処理は
実施の形態1〜3と同一である。受信機から出力された
Σ信号及びΔ信号に対しアジマス方向プリサム処理器1
7でサンプリング周波数を低くし、パルス圧縮処理器6
で狭パルスを作成する。その後、ISAR画像化処理レ
ンジ移動補正処理器7で目標のレンジ移動の補正を行
い、ドップラ補正処理器25で目標のドップラ周波数変
化の補正を行う。Σ信号及びΔ信号の結果それぞれにつ
いて周波数分析を行い、2つのISAR画像が作成され
る。2つにISAR画像から、ある2つ点の誤差電圧
(Δ/Σ)を求め、角度を算出する。2点間の角度θと
目標までの距離Rから〔数2〕により、その2点間の距
離rを求めることができる。
〜25までのSAR画像化処理及び移動目標検出処理は
実施の形態1〜3と同一である。受信機から出力された
Σ信号及びΔ信号に対しアジマス方向プリサム処理器1
7でサンプリング周波数を低くし、パルス圧縮処理器6
で狭パルスを作成する。その後、ISAR画像化処理レ
ンジ移動補正処理器7で目標のレンジ移動の補正を行
い、ドップラ補正処理器25で目標のドップラ周波数変
化の補正を行う。Σ信号及びΔ信号の結果それぞれにつ
いて周波数分析を行い、2つのISAR画像が作成され
る。2つにISAR画像から、ある2つ点の誤差電圧
(Δ/Σ)を求め、角度を算出する。2点間の角度θと
目標までの距離Rから〔数2〕により、その2点間の距
離rを求めることができる。
【0024】
【数2】
【0025】ある2点間のドップラ周波数差と距離は比
例していることから、先に求められた2点間の距離を基
準とし、ISAR画像のクロスレンジ方向の座標をドッ
プラ周波数からレンジ(距離)に変換することができ
る。座標変換器26においてこの処理を行い、レンジ−
ドップラからレンジ−レンジの画像に変換する。
例していることから、先に求められた2点間の距離を基
準とし、ISAR画像のクロスレンジ方向の座標をドッ
プラ周波数からレンジ(距離)に変換することができ
る。座標変換器26においてこの処理を行い、レンジ−
ドップラからレンジ−レンジの画像に変換する。
【0026】実施の形態4.図5は実施の形態4を示す
ものであり、上記の実施の形態3のモノパルスアンテナ
の代わりに27のアンテナ1と、28のアンテナ2の2
つのアンテナを取り付けたものである。送信時は片方の
アンテナを用い、受信時には2つのアンテナを用いる。
この2つのアンテナから得られた受信信号の信号1をS
AR処理に出力し、信号1及び信号2を移動目標検出処
理、ISAR処理に出力する。SAR処理に関しては実
施の形態1〜3と同一である。移動目標検出処理に出力
された信号1及び信号2はそれぞれレンジ方向プリサム
処理器18、パルス圧縮器6、クラッタ抑圧処理器1
9、周波数分析器20、検波器14において処理され
る。その後、信号1は目標検出器21において目標の検
出が行われる。検出された目標における信号1及び信号
2の位相差を利用し、角度検出器25において目標の角
度を求める。原理について説明する。図6に示すよう
に、2つのアンテナの距離をd、目標の角度をθとする
と、2つのアンテナで受信した信号の位相差Δφは各ア
ンテナまでの距離の差Xを用い〔数3〕により求められ
る。
ものであり、上記の実施の形態3のモノパルスアンテナ
の代わりに27のアンテナ1と、28のアンテナ2の2
つのアンテナを取り付けたものである。送信時は片方の
アンテナを用い、受信時には2つのアンテナを用いる。
この2つのアンテナから得られた受信信号の信号1をS
AR処理に出力し、信号1及び信号2を移動目標検出処
理、ISAR処理に出力する。SAR処理に関しては実
施の形態1〜3と同一である。移動目標検出処理に出力
された信号1及び信号2はそれぞれレンジ方向プリサム
処理器18、パルス圧縮器6、クラッタ抑圧処理器1
9、周波数分析器20、検波器14において処理され
る。その後、信号1は目標検出器21において目標の検
出が行われる。検出された目標における信号1及び信号
2の位相差を利用し、角度検出器25において目標の角
度を求める。原理について説明する。図6に示すよう
に、2つのアンテナの距離をd、目標の角度をθとする
と、2つのアンテナで受信した信号の位相差Δφは各ア
ンテナまでの距離の差Xを用い〔数3〕により求められ
る。
【0027】
【数3】
【0028】これより、信号1及び信号2の位相差が得
られれば目標の角度が検出できることがわかる。同様
に、信号1及び信号2のそれぞれに対しレンジ移動補正
処理器7、ドップラ補正処理器23、周波数分析器19
及び検波器14で処理を行い、2つのISAR画像を作
成する。作成されたISAR画像から、2つの点A,B
の位相を求める(図8(a))。同様にして、もう1つ
のISAR画像からもA’,B’の位相を求める。(図
8(b))。A−A’間及びB−B’間の位相差は〔数
4〕、〔数5〕で表される。
られれば目標の角度が検出できることがわかる。同様
に、信号1及び信号2のそれぞれに対しレンジ移動補正
処理器7、ドップラ補正処理器23、周波数分析器19
及び検波器14で処理を行い、2つのISAR画像を作
成する。作成されたISAR画像から、2つの点A,B
の位相を求める(図8(a))。同様にして、もう1つ
のISAR画像からもA’,B’の位相を求める。(図
8(b))。A−A’間及びB−B’間の位相差は〔数
4〕、〔数5〕で表される。
【0029】
【数4】
【0030】
【数5】
【0031】これにより、A点、B点の角度θA 及びθ
B は〔数6〕、〔数7〕により求めることができる。
B は〔数6〕、〔数7〕により求めることができる。
【0032】
【数6】
【0033】
【数7】
【0034】A、Bの角度と距離Rから、〔数8〕によ
りAB間の距離rABを求めることができる。
りAB間の距離rABを求めることができる。
【0035】
【数8】
【0036】ある2点間のドップラ周波数差とその2点
間の距離は比例していることから、先に求めた2点間の
距離rABを基準とし、ISAR画像のクロスレンジ方向
の座標をドップラ周波数からレンジに変換することがで
きる。座標変換器26において、いくつかの孤立反射点
に対しこの処理を行い、その平均値を基準としてドップ
ラ周波数からレンジへの変換を行う。
間の距離は比例していることから、先に求めた2点間の
距離rABを基準とし、ISAR画像のクロスレンジ方向
の座標をドップラ周波数からレンジに変換することがで
きる。座標変換器26において、いくつかの孤立反射点
に対しこの処理を行い、その平均値を基準としてドップ
ラ周波数からレンジへの変換を行う。
【0037】実施の形態5.このような航空機搭載用レ
ーダ装置において、長距離で高分解能の画像を得ようと
すると、距離のアンビギュイティ及び周波数のアンビギ
ュイティが問題となる。長距離で目標を観測しようとす
ると、PRFを〔数9〕で示す条件にしなければならな
い。
ーダ装置において、長距離で高分解能の画像を得ようと
すると、距離のアンビギュイティ及び周波数のアンビギ
ュイティが問題となる。長距離で目標を観測しようとす
ると、PRFを〔数9〕で示す条件にしなければならな
い。
【0038】
【数9】
【0039】ここで、Rは目標の距離、cは光速であ
る。また、アジマス方向を高分解能化しようとすると、
アジマス方向のビーム幅θaz、自機速度v及び波長λか
ら〔数10〕に示す条件が導かれる。
る。また、アジマス方向を高分解能化しようとすると、
アジマス方向のビーム幅θaz、自機速度v及び波長λか
ら〔数10〕に示す条件が導かれる。
【0040】
【数10】
【0041】ここで、係数1.5は周波数の折り返しを
防ぐためのオーバーサンプリングである。また、アンテ
ナの長さLは分解能Xa 、マルチルック数Nを用い、
〔数11〕により求められる。
防ぐためのオーバーサンプリングである。また、アンテ
ナの長さLは分解能Xa 、マルチルック数Nを用い、
〔数11〕により求められる。
【0042】
【数11】
【0043】これらの条件から、一般の航空機搭載レー
ダに用いられるX帯の周波数を用いた場合で、レンジ1
60NM以上、分解能3m、マルチルック数3〜4、自
機速度170〜190m/sを満たすために、SAR画
像化処理におけるサンプリング周波数は260〜380
Hz、送信時のPRFは500Hz以下となり、アンテ
ナの長さ1.5〜2mとなる。また、高速の移動目標と
して60ノット以上の移動目標を探知する場合、送信時
のPRFは2000Hz以上が必要となる(この時の最
大探知距離は40NM)。
ダに用いられるX帯の周波数を用いた場合で、レンジ1
60NM以上、分解能3m、マルチルック数3〜4、自
機速度170〜190m/sを満たすために、SAR画
像化処理におけるサンプリング周波数は260〜380
Hz、送信時のPRFは500Hz以下となり、アンテ
ナの長さ1.5〜2mとなる。また、高速の移動目標と
して60ノット以上の移動目標を探知する場合、送信時
のPRFは2000Hz以上が必要となる(この時の最
大探知距離は40NM)。
【0044】実施の形態6.実施の形態5のような大き
さのアンテナは航空機の機首に搭載することが困難であ
るため、航空機の下部または上部に横向きに取り付ける
必要がある。その際に機体との電波の干渉を避けるた
め、図8に示すようにアンテナを取り付ける。アンテナ
ボアサイト方向から自機の機体のエッジに対する角度ψ
がビーム幅の1/2以上になるように取り付けることに
より、機体との電波の干渉をなくすことができる。
さのアンテナは航空機の機首に搭載することが困難であ
るため、航空機の下部または上部に横向きに取り付ける
必要がある。その際に機体との電波の干渉を避けるた
め、図8に示すようにアンテナを取り付ける。アンテナ
ボアサイト方向から自機の機体のエッジに対する角度ψ
がビーム幅の1/2以上になるように取り付けることに
より、機体との電波の干渉をなくすことができる。
【0045】
【発明の効果】この発明は以上のように構成されている
ので、以下のような効果を有する。
ので、以下のような効果を有する。
【0046】第1の発明によれば、アジマス方向プリサ
ム処理を用いサンプリング周波数を制御すること及びレ
ンジ方向プリサム処理を用い帯域を制限することによ
り、1つの送信信号から、分解能、探知距離性能及び信
号処理速度を低下させることなくSAR信号処理と移動
目標検出処理を行うことができる。
ム処理を用いサンプリング周波数を制御すること及びレ
ンジ方向プリサム処理を用い帯域を制限することによ
り、1つの送信信号から、分解能、探知距離性能及び信
号処理速度を低下させることなくSAR信号処理と移動
目標検出処理を行うことができる。
【0047】また、第2の発明によれば、移動目標検出
処理で得られた情報を用いることにより、処理を1つ追
加するだけでISAR信号処理を行うことができる。
処理で得られた情報を用いることにより、処理を1つ追
加するだけでISAR信号処理を行うことができる。
【0048】また、第3の発明によれば、モノパルスア
ンテナから得られるΣ信号及びΔ信号を用いることによ
り、移動目標のISAR画像におけるクロスレンジ方向
の座標をドップラ周波数からレンジに変換することがで
きる。
ンテナから得られるΣ信号及びΔ信号を用いることによ
り、移動目標のISAR画像におけるクロスレンジ方向
の座標をドップラ周波数からレンジに変換することがで
きる。
【0049】また、第4の発明によれば、2つのアンテ
ナから得られる信号の位相差を用いることにより、移動
目標の測角精度を向上でき、さらに、移動目標のISA
R画像におけるクロスレンジ方向の座標をドップラ周波
数から距離に変換することができる。
ナから得られる信号の位相差を用いることにより、移動
目標の測角精度を向上でき、さらに、移動目標のISA
R画像におけるクロスレンジ方向の座標をドップラ周波
数から距離に変換することができる。
【0050】また、第5の発明によれば、送信パルスの
PRFを2000Hz以上、アジマス方向のプリサム処
理後のレートを260〜380Hzとし、アンテナの長
さ1.5〜2mとすることにより、X帯のレーダにおい
て、自機速度170〜190m/s、マルチルック数3
〜4で分解能3mの性能を満足することができる。
PRFを2000Hz以上、アジマス方向のプリサム処
理後のレートを260〜380Hzとし、アンテナの長
さ1.5〜2mとすることにより、X帯のレーダにおい
て、自機速度170〜190m/s、マルチルック数3
〜4で分解能3mの性能を満足することができる。
【0051】また、第6の発明によれば、アンテナボア
サイト方向から自機の機体の最短距離にあるエッジに対
する角度ψが、ビーム幅の1/2以上になるように、ア
ンテナを機体の上部又は下部に横向きに取り付けること
により、機体と電波的に干渉することなく大きなアンテ
ナを搭載することができる。
サイト方向から自機の機体の最短距離にあるエッジに対
する角度ψが、ビーム幅の1/2以上になるように、ア
ンテナを機体の上部又は下部に横向きに取り付けること
により、機体と電波的に干渉することなく大きなアンテ
ナを搭載することができる。
【図1】 この発明の実施の形態1を示す構成図であ
る。
る。
【図2】 モノパルスによる測角の基本原理を示す概念
図である。
図である。
【図3】 この発明の実施の形態2を示す構成図であ
る。
る。
【図4】 この発明の実施の形態3を示す構成図であ
る。
る。
【図5】 この発明の実施の形態4を示す構成図であ
る。
る。
【図6】 2つのアンテナによる測角の基本原理を示す
概念図である。
概念図である。
【図7】 信号1,2の画像における孤立反射点A,
B,A’及びB’を示す概念図である。
B,A’及びB’を示す概念図である。
【図8】 この発明の実施の形態6を示す図である。
【図9】 従来の航空機搭載用レーダ装置の構成図であ
る。
る。
【図10】 目標の移動によるドップラ周波数のシフト
を示す概念図である。
を示す概念図である。
【図11】 目標の移動によるSAR画像のずれを示す
概念図である。
概念図である。
1 励振器、2 送信機、3 送受信切換器、4 アン
テナ、5 受信機、6パルス圧縮器、8 慣性基準装
置、9 バッファメモリ、10 FFT演算器、11
参照関数作成器、12 複素乗算器、13 IFFT演
算器、14 検波器、15 マルチルック処理器、16
モノパルスアンテナ、17 アジマス方向プリサム処
理器、18 レンジ方向プリサム処理器、19 クラッ
タ抑圧処理器、20 周波数分析器、21 目標検出
器、22 角度検出器、23 目標位置算出器、24
重ね合わせ処理器、25 ドップラ補正処理器、26
座標変換器、27 アンテナ1、28 アンテナ2、2
9 自機の機体、30 固定目標、31 移動目標。
テナ、5 受信機、6パルス圧縮器、8 慣性基準装
置、9 バッファメモリ、10 FFT演算器、11
参照関数作成器、12 複素乗算器、13 IFFT演
算器、14 検波器、15 マルチルック処理器、16
モノパルスアンテナ、17 アジマス方向プリサム処
理器、18 レンジ方向プリサム処理器、19 クラッ
タ抑圧処理器、20 周波数分析器、21 目標検出
器、22 角度検出器、23 目標位置算出器、24
重ね合わせ処理器、25 ドップラ補正処理器、26
座標変換器、27 アンテナ1、28 アンテナ2、2
9 自機の機体、30 固定目標、31 移動目標。
Claims (6)
- 【請求項1】 一定の周波数の連続波を発生する励振器
と、周波数変調を施した送信パルス信号を一定のパルス
繰り返し周波数で発生する送信機と、送信パルス信号を
目標に向けて放射するとともに目標からの反射信号を受
信し、受信信号のΣ信号及びΔ信号を出力するモノパル
スアンテナと、送信と受信の切り換えを行う送受信切換
器と、受信信号を増幅及び位相検波してビデオ信号を得
る受信機と、受信信号のサンプリング周波数を低くする
演算器と、サンプリングし直された信号における周波数
変調を復調して狭パルスを発生するパルス圧縮器と、パ
ルス圧縮後の信号における自機の移動により生じる目標
までの距離の変化を補正する演算器と、受信信号のデー
タを一時的に蓄積しておくバッファメモリと、バッファ
メモリから読み出された受信信号に対して高速フーリエ
変換を行う演算器と、自機の移動及び動揺を感知する慣
性基準装置と、慣性基準装置から出力される自機の移動
及び動揺データによりアジマス圧縮するための参照関数
を作成する演算器と、高速フーリエ変換された結果と参
照関数とを複素乗算する演算器と、複素乗算された結果
に対して逆高速フーリエ変換を行う演算器と、逆高速フ
ーリエ変換された信号の振幅検出を行い画像を作成する
検波器と、振幅検出された画像のスペックル雑音を低減
するためのマルチルック処理を行う演算器と、受信機か
ら出力された信号の帯域制限を行う演算器と、帯域制限
後の信号を復調し狭パルスを発生するパルス圧縮器と、
パルス圧縮後の信号におけるクラッタの信号を低減し移
動目標の信号だけを抽出する演算器と、クラッタ抑圧後
の信号のドップラ周波数を分析する演算器と、周波数分
析後の信号の振幅を検出する検波器と、振幅検出した信
号から一定誤警報確率により目標を検出する目標検出器
と、検出した目標のΣ信号及びΔ信号を用い目標の角度
を検出する演算器と、検出された角度をもとに合成開口
レーダ画像における移動目標の位置を算出する演算器
と、マルチルック処理した合成開口レーダ画像上に移動
目標のシンボルを重ね合わせる演算器とを備えたことを
特徴とする航空機搭載用レーダ装置。 - 【請求項2】 一定の周波数の連続波を発生する励振器
と、周波数変調を施した送信パルス信号を一定のパルス
繰り返し周波数で発生する送信機と、送信パルス信号を
目標に向けて放射するとともに目標からの反射信号を受
信し、受信信号のΣ信号及びΔ信号を出力するモノパル
スアンテナと、送信と受信の切り換えを行う送受信切換
器と、受信信号を増幅及び位相検波してビデオ信号を得
る受信機と、受信信号のサンプリング周波数を低くする
演算器と、サンプリングし直された信号における周波数
変調を復調して狭パルスを発生するパルス圧縮器と、パ
ルス圧縮後の信号における自機の移動により生じる目標
までの距離の変化を補正する演算器と、受信信号のデー
タを一時的に蓄積しておくバッファメモリと、バッファ
メモリから読み出された受信信号に対して高速フーリエ
変換を行う演算器と、自機の移動及び動揺を感知する慣
性基準装置と、慣性基準装置から出力される自機の移動
及び動揺データによりアジマス圧縮するための参照関数
を作成する演算器と、高速フーリエ変換された結果と参
照関数とを複素乗算する演算器と、複素乗算された結果
に対して逆高速フーリエ変換を行う演算器と、逆高速フ
ーリエ変換された信号の振幅検出を行い画像を作成する
検波器と、振幅検出された画像のスペックル雑音を低減
するためのマルチルック処理を行う演算器と、受信機か
ら出力された信号の帯域制限を行う演算器と、帯域制限
後の信号を復調し狭パルスを発生するパルス圧縮器と、
パルス圧縮後の信号におけるクラッタの信号を低減し移
動目標の信号だけを抽出する演算器と、クラッタ抑圧し
た信号のドップラ周波数を分析する演算器と、周波数分
析後の信号の振幅を検出する検波器と、振幅検出した信
号から一定誤警報確率により目標を検出する目標検出器
と、検出した目標のΣ信号及びΔ信号を用い目標の角度
を検出する演算器と、検出された角度をもとに合成開口
レーダ画像における移動目標の位置を算出する演算器
と、マルチルック処理した合成開口レーダ画像上に移動
目標のシンボルを重ね合わせる演算器と、目標検出器で
検出された目標の移動によって生じる目標までの距離変
化を周波数分析結果を用いて補正する演算器と、目標の
移動によって生じるドップラ周波数の変化を補正するた
めの演算器と、目標の周波数を分析し目標の回転による
ドップラ周波数の差を得るための演算器と、出力された
信号の振幅を検出し移動目標の逆合成開口レーダ画像を
作成する検波器とを備えたことを特徴とする航空機搭載
用レーダ装置。 - 【請求項3】 一定の周波数の連続波を発生する励振器
と、周波数変調を施した送信パルス信号を一定のパルス
繰り返し周波数で発生する送信機と、送信パルス信号を
目標に向けて放射するとともに目標からの反射信号を受
信し受信信号のΣ信号及びΔ信号を出力するモノパルス
アンテナと、送信と受信の切り換えを行う送受信切換器
と、受信信号を増幅及び位相検波してビデオ信号を得る
受信機と、受信信号のサンプリング周波数を低くする演
算器と、サンプリングし直された信号における周波数変
調を復調して狭パルスを発生するパルス圧縮器と、パル
ス圧縮後の信号における自機の移動により生じる目標ま
での距離の変化を補正する演算器と、受信信号のデータ
を一時的に蓄積しておくバッファメモリと、バッファメ
モリから読み出された受信信号の高速フーリエ変換を行
う演算器と、自機の移動及び動揺を感知する慣性基準装
置と、慣性基準装置から出力される自機の移動及び動揺
データによりアジマス圧縮するための参照関数を作成す
る演算器と、高速フーリエ変換された結果と参照関数と
を複素乗算する演算器と、複素乗算された結果に対して
逆高速フーリエ変換を行う演算器と、逆高速フーリエ変
換された信号の振幅検出を行い画像を作成する検波器
と、振幅検出された画像のスペックル雑音を低減するた
めのマルチルック処理を行う演算器と、受信機から出力
された信号の帯域制限を行う演算器と、帯域制限後の信
号を復調し狭パルスを発生するパルス圧縮器と、パルス
圧縮後の信号におけるクラッタの信号を低減し移動目標
の信号だけを抽出する演算器と、クラッタ抑圧した信号
のドップラ周波数を分析する演算器と、周波数分析後の
信号の振幅を検出する検波器と、振幅検出した信号から
一定誤警報確率により目標を検出する目標検出器と、検
出した目標のΣ信号及びΔ信号を用い目標の角度を検出
する演算器と、検出された角度をもとに合成開口レーダ
画像における移動目標の位置を算出する演算器と、マル
チルック処理した合成開口レーダ画像上に移動目標のシ
ンボルを重ね合わせる演算器と、検出された目標の移動
によって生じる目標までの距離変化を周波数分析結果を
用いて補正する演算器と、目標の移動によって生じるド
ップラ周波数の変化を補正するための演算器と、目標の
周波数を分析し目標の回転によるドップラ周波数の差を
得るための演算器と、出力された信号の振幅を検出し移
動目標の逆合成開口レーダ画像を作成する検波器と、逆
合成開口レーダ画像の各点の角度をモノパルスにより検
出する角度検出器と、得られた各点の角度をもとに逆合
成開口レーダ画像のクロスレンジ方向の座標をドップラ
周波数から距離に変換する座標変換器とを備えたことを
特徴とする航空機搭載用レーダ装置。 - 【請求項4】 一定の周波数の連続波を発生する励振器
と、周波数変調を施した送信パルス信号を一定のパルス
繰り返し周波数で発生する送信機と、送信パルス信号を
目標に向けて放射するとともに目標からの反射信号を受
信する2つのアンテナと、送信と受信の切り換えを行う
送受信切換器と、受信信号を増幅及び位相検波してビデ
オ信号を得る受信機と、受信信号のサンプリング周波数
を低くする演算器と、サンプリングし直された信号にお
ける周波数変調を復調して狭パルスを発生するパルス圧
縮器と、パルス圧縮後の信号における自機の移動により
生じる目標までの距離の変化を補正する演算器と、受信
信号のデータを一時的に蓄積しておくバッファメモリ
と、バッファメモリから読み出された受信信号に対して
高速フーリエ変換を行う演算器と、自機の移動及び動揺
を感知する慣性基準装置と、慣性基準装置から出力され
る自機の移動及び動揺データによりアジマス圧縮するた
めの参照関数を作成する演算器と、高速フーリエ変換さ
れた結果と参照関数とを複素乗算する演算器と、複素乗
算された結果に対して逆高速フーリエ変換を行う演算器
と、逆高速フーリエ変換された信号の振幅検出を行い画
像を作成する検波器と、振幅検出された画像のスペック
ル雑音を低減するためのマルチルック処理を行う演算器
と、受信機から出力された信号の帯域制限を行う演算器
と、帯域制限後の信号を復調し狭パルスを発生するパル
ス圧縮器と、パルス圧縮後の信号におけるクラッタの信
号を低減し移動目標の信号だけを抽出する演算器と、ク
ラッタ抑圧した信号のドップラ周波数を分析する演算器
と、周波数分析後の信号の振幅を検出する検波器と、振
幅検出した信号から一定誤警報確率により目標を検出す
る目標検出器と、検出した目標の2つの信号を用い目標
の角度を検出する演算器と、検出された角度をもとに合
成開口レーダ画像における移動目標の位置を算出する演
算器と、マルチルック処理した合成開口レーダ画像上に
移動目標のシンボルを重ね合わせる演算器と、検出され
た目標の移動によって生じる目標までの距離変化を周波
数分析結果を用いて補正する演算器と、目標の移動によ
って生じるドップラ周波数の変化を補正するための演算
器と、目標の周波数を分析し目標の回転によるドップラ
周波数の差を得るための演算器と、出力された信号の振
幅を検出し移動目標の逆合成開口レーダ画像を作成する
検波器と、逆合成開口レーダ画像の各点の角度を2つの
アンテナから得られた逆合成開口レーダ画像の位相差に
より検出する角度検出器と、得られた各点の角度をもと
に逆合成開口レーダ画像のドップラ周波数で表されるク
ロスレンジ方向の座標を距離に変換する座標変換器とを
備えたことを特徴とする航空機搭載用レーダ装置。 - 【請求項5】 移動目標検出のため送信信号のパルス繰
り返し周波数を2000Hz以上、合成開口レーダ画像
化信号処理におけるサンプリング周波数を260〜38
0Hzとし、1.5m〜2mの長さのアンテナを用いた
X帯の周波数の請求項1〜4のいずれかに記載の航空機
搭載用レーダ装置。 - 【請求項6】 アンテナを航空機の下部又は上部に横向
きに取り付けたもので、アンテナボアサイト方向から自
機の機体の最短距離にあるエッジに対する角度がビーム
幅の1/2以上になるように取り付けた請求項1〜5の
いずれかに記載の航空機搭載用レーダ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8232065A JPH1078481A (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 航空機搭載用レーダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8232065A JPH1078481A (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 航空機搭載用レーダ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1078481A true JPH1078481A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16933441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8232065A Pending JPH1078481A (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 航空機搭載用レーダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1078481A (ja) |
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