[go: up one dir, main page]

JPH1071980A - 自動二輪車のフロントカウリング装置 - Google Patents

自動二輪車のフロントカウリング装置

Info

Publication number
JPH1071980A
JPH1071980A JP8231125A JP23112596A JPH1071980A JP H1071980 A JPH1071980 A JP H1071980A JP 8231125 A JP8231125 A JP 8231125A JP 23112596 A JP23112596 A JP 23112596A JP H1071980 A JPH1071980 A JP H1071980A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cowling
headlamp
stay
fixed
front cowling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8231125A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kawai
浩行 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP8231125A priority Critical patent/JPH1071980A/ja
Publication of JPH1071980A publication Critical patent/JPH1071980A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J17/00Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for
    • B62J17/02Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for shielding only the rider's front
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J6/00Arrangement of optical signalling or lighting devices on cycles; Mounting or supporting thereof; Circuits therefor
    • B62J6/02Headlights
    • B62J6/022Headlights specially adapted for motorcycles or the like
    • B62J6/027Supporting means therefor, e.g. mounting brackets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ヘッドランプの形状に左右されることなく自由
にフロントカウリングの形状をデザインできるようにす
る。 【解決手段】本発明に係る自動二輪車のフロントカウリ
ング装置10は、ヘッドランプ7の周囲を取り囲むように
形成されたフロントカウリング37と、このフロントカウ
リング37を支持するカウリングステー39とを備えてなる
自動二輪車のフロントカウリング装置において、上記フ
ロントカウリング37を、ヘッドランプ開口部40を挟んで
上下に分割される上下2分割式に構成し、このフロント
カウリング37を構成する上下のカウリング構成部材37
A,37Bのどちらか一方にヘッドランプ開口部40を形作
る環状枠部41を設け、この環状枠部41にヘッドランプ7
の光漏洩防止部材63を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドランプ付近
のみをカバーするよう小形に構成された自動二輪車のフ
ロントカウリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11および図12は、自動二輪車のヘッド
ランプ付近のみをカバーする小形のフロントカリング装
置の正面図および左側面図である。このフロントカリン
グ装置100 は、ヘッドランプ101 の周囲を取り囲むよう
に形成された合成樹脂製のフロントカウリング102 と、
このフロントカウリング102 の上部に設けられた透明な
ウインドスクリーン103 と、フロントカウリング102 を
支持する図示しないカウリングステーとを備えて構成さ
れている。
【0003】従来、この種のフロントカリング装置100
において、フロントカウリング102は1ピース構造にな
っており、その正面中央部にヘッドランプ開口部104 が
形成されていた。このヘッドランプ開口部は104 ヘッド
ランプ101 の形状に沿って円形に形成されており、後方
に延びる略円筒状の環状枠部105 が設けられている。そ
して、この環状枠部105 の後縁にモールやクッション状
の光漏洩防止部材106が設けられ、この光漏洩防止部材1
06 をヘッドランプ101 のレンズ101A周囲に当接させる
ことによってヘッドランプ101 の光がフロントカリング
102 の内側に漏洩することを防止していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フロン
トカウリング102 が1ピース構造であるため、そのヘッ
ドランプ開口部104 に光漏洩防止部材106 を設けるに
は、ヘッドランプ開口部104 の形状を否応なくヘッドラ
ンプ101 の形状(丸形ヘッドランプなら円形)に合わせ
なければならず、フロントカウリング102 のデザイン面
での自由度が非常に制約されていた。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、ヘッドランプの形状に左右される
ことなく自由にフロントカウリングの形状をデザインす
ることのできる自動二輪車のフロントカウリング装置を
提供することを目的とする。
【0006】また、本発明に係る自動二輪車のフロント
カウリング装置のもう一つの目的は、フロントカウリン
グの剛性を高く確保することにある。
【0007】さらに、本発明に係る自動二輪車のフロン
トカウリング装置のもう一つの目的は、フロントカウリ
ングの着脱およびヘッドランプの角度調整を容易にする
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る自動二輪車のフロントカウリング装置
は、請求項1に記載したように、ヘッドランプの周囲を
取り囲むように形成されたフロントカウリングと、この
フロントカウリングを支持するカウリングステーとを備
えてなる自動二輪車のフロントカウリング装置におい
て、上記フロントカウリングを、ヘッドランプ開口部を
挟んで上下に分割される上下2分割式に構成し、このフ
ロントカウリングを構成する上下のカウリング構成部材
のどちらか一方にヘッドランプ開口部を形作る環状枠部
を設け、この環状枠部にヘッドランプの光漏洩防止部材
を設けたことを特徴とする。
【0009】また、請求項2に記載したように、前記上
下のカウリング構成部材をスクリューで直接固定すると
ともに、前記カウリングステーを上下のカウリング構成
部材に跨がらせて固定し、このカウリングステーをフロ
ントフォークのロアーブラケットとヘッドランプステー
とに着脱可能に固定した。
【0010】さらに、請求項3に記載したように、フロ
ントカウリングの左右側面に前方へ湾入する湾入部を形
成し、前記カウリンググステーがヘッドランプステーに
固定される部分が側面視で上記湾入部の範囲内に位置す
るようにした。
【0011】請求項1の構成のように、上下分割式に構
成したフロントカウリングの一方のカウリング構成部材
にヘッドランプ開口部を形作る環状枠部を設ければ、他
方のカウリング構成部材をヘッドランプ開口部の形状に
左右されることなく自由にデザインすることができるの
で、フロントカウリング全体のデザイン自由度が大きく
向上する。しかも、環状枠部によってヘッドランプの全
周が囲まれ、環状枠部自体が強度部材となるため、フロ
ントカリングの剛性が高められる。
【0012】また、請求項2の構成では、スクリューで
直接固定された上下のカウリング構成部材がカウリング
ステーでさらに連結されるため、フロントカウリングの
剛性を高く確保することができる。しかも、このカウリ
ングステーがフロントフォークのロアーブラケットとヘ
ッドランプステーとに着脱可能に固定されるので、フロ
ントカウリングをカウリングステーと共に車体に対して
容易に着脱することができ、フロントカウリングの着脱
性が良好になる。
【0013】さらに、請求項3の構成により、カウリン
ググステーがヘッドランプステーに固定される部分を側
面から見ることができるので、カウリンググステー即ち
フロントカウリングの着脱と、ヘッドランプの角度調整
を容易に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る
フロントカウリング装置が設置された自動二輪車の前頭
部を示す左側面図である。
【0015】この自動二輪車1は、他の多くの自動二輪
車と同様に、その車体フレーム2の前頭部に位置するヘ
ッドパイプ3にフロントフォーク4が左右回動自在に支
持され、このフロントフォーク4の下端に図示しない前
輪が軸支されている。そして、フロントフォーク4の上
部に操舵用のハンドルバー5と計器類6、さらにヘッド
ランプ7やウィンカーランプ8といった灯火類が回動一
体に設けられ、ヘッドランプ7と計器類6を覆うように
フロントカウリング装置10が設けられている。
【0016】ところで、フロントフォーク4は、図2お
よび図3にも示すように、左右一対のフォークチューブ
11がアッパーブラケット12とロアーブラケット13とにク
ランプされて平行に固定され、アッパーブラケット12と
ロアーブラケット13との間に架設されたステアリングコ
ラム14が車体フレーム2のヘッドパイプ3に回転自在に
軸支される構造となっている。
【0017】そして、このフロントフォーク4にヘッド
ランプフレーム16を介してヘッドランプ7とウィンカー
ランプ8が取り付けられる。まず、ヘッドランプフレー
ム16の構造について説明する。
【0018】ヘッドランプフレーム16は、図2〜図6に
示すように、例えば丸棒材を屈曲させて略「U」字形に
形成したフレーム本体17と、このフレーム本体17の最上
部に固着されて車幅方向の内側に折れ曲がる左右一対の
上部締着片18L,18Rと、その下方に固着されて前方に
延びる左右一対のステー台座19L,19Rとを備えて構成
されている。
【0019】ステー台座19L,19Rには左右一対のヘッ
ドランプステー20L,20Rがリベット21等により固定さ
れ、このヘッドランプステー20L,20Rの先端に穿設さ
れた孔22(図3、図10参照)にヘッドランプ8がスクリ
ュー23で固定され、ヘッドランプステー20L,20Rの中
間部に穿設された孔24(図2および図3参照)にウィン
カーランプ8が固定される。なお、例えば右側のヘッド
ランプステー20Rの下方には回動規制用ステー25が設け
られており、この回動規制用ステー25にヘッドランプ8
から延びる図示しないアームが連結されることによって
上記スクリュー23を中心とするヘッドランプ8の回動が
規制される。
【0020】また、フレーム本体17の下端部は、フロン
トフォーク4のロアーブラケット13に平行するように水
平に延びており、その幅方向の中央部に筒状のゴムクッ
ション26が環装されている。
【0021】一方、図2および図3に示すように、フロ
ントフォーク4のロアーブラケット13には、その車幅方
向中央部に前方へ延びる形状の延出部28が一体に設けら
れており、この延出部28の上面に車幅方向へ延びる嵌合
溝29が形成されている。そして、この嵌合溝29にヘッド
ランプフレーム16の下端部に設けられたゴムクッション
26が嵌合される。このため、ヘッドランプフレーム16の
下部がロアーブラケット13に対して浮動的(防振的)に
固定されることになる。
【0022】また、フロントフォーク4のアッパーブラ
ケット12には、図2に示すように下方に延びる固定アー
ム30が左右一対に設けられており、この固定アーム30の
先端部下面に、ヘッドランプフレーム16の上部締着片18
L,18Rが下方からあてがわれてボルト31およびナット
32で固定され、これによってヘッドランプフレーム16の
上部がアッパーブラケット12に固定される。ボルト31は
スペーサ33およびゴムブッシュ34を介して固定アーム30
に挿通されているため、ヘッドランプフレーム16の上部
もアッパーブラケット12に対して浮動的に固定される。
【0023】このようにヘッドランプフレーム16が設け
られたフロントフォーク4に設置されるフロントカウリ
ング装置10は、合成樹脂製のフロントカウリング37と、
このフロントカウリング37の上部に設けられる透明なウ
インドスクリーン38と、フロントカウリング37を支持す
るカウリングステー39とを備えて構成されている。
【0024】図1および図7〜図10に示すように、フロ
ントカウリング37は、ヘッドランプ7の周囲を取り囲む
流線形状に形成されており、その正面にヘッドランプ7
が覗くヘッドランプ開口部40が形成されている。このヘ
ッドランプ開口部40は、ヘッドランプ7の形状に合わせ
て円形に形成されているが、例えば角型のヘッドランプ
の場合にはヘッドランプ開口部40の形状も角型になる。
【0025】また、フロントカウリング37は、ヘッドラ
ンプ開口部40を挟んで上下に分割される上下2分割式に
構成されており、上側のカウリング構成部材37Aと、下
側のカウリング構成部材37Bとを備えて構成されてい
る。この上下のカウリング構成部材37A,37Bのどちら
か一方、例えば下側のカウリング構成部材37Bには、ヘ
ッドランプ開口部40を形作る環状枠部41が一体に形成さ
れており、この環状枠部41の両側と上部に合計3か所の
締結片42が形成されている。なお、下側のカウリング構
成部材37Bの最下部にはスクリュー孔が形成された締結
部43が設けられている。
【0026】一方、上側のカウリング構成部材37Aは、
その最上部に略「U」字形の湾曲部45が形成されてお
り、この湾曲部45に前述のウインドスクリーン38が数個
のスクリューやリベット等46で固定される。また、上側
のカウリング構成部材37Aの下部には、下側のカウリン
グ構成部材37Bの環状枠部41に対応する半円状の切欠部
47が形成されており(図10参照)、この切欠部47には後
方へ延びるひさし部のフランジ48が形成され、このフラ
ンジ48の左右両側と上部に合計3か所の締結ボス49が形
成されている。さらに、上側のカウリング構成部材37A
の左右両側にはスクリュー孔が形成された締結部50が設
けられている。なお、51はエアダクトである。
【0027】上側のカウリング構成部材37Aと下側のカ
ウリング構成部材37Bとの組み付けは、上側のカウリン
グ構成部材37Aの3か所の締結ボス49に下側のカウリン
グ構成部材37Bの3か所の締結片42を後方からあてが
い、3本のスクリュー52を締め付けることによって行
う。上下のカウリング構成部材37A,37Bが組み付けら
れると、上側のカウリング構成部材37Aの下端部両側の
部分37AL,37ARが、下側のカウリング構成部材37B
の左右側面上端の外側の部分37BL,37BRに外側から
重なる(図10参照)。また、上側のカウリング構成部材
37Aのフランジ48は下側のカウリング構成部材37Bの環
状枠部41の内周側に重なる(図9参照)。
【0028】そして、前記カウリングステー39が上下の
カウリング構成部材37A,37Bに跨がるように固定され
る。このカウリングステー39は、図2および図10に示す
ように、略「コ」字形に屈曲した金属パイプ製のステー
本体53を主体に構成されており、このステー本体53の底
辺部には後方に延びる左右一対の固定アーム54と、前方
に延びる1個の締着ブラケット55とが固着されている。
また、ステー本体53の左右両側辺部には後方に延びる左
右一対の締着ブラケット56が固着され、さらにステー本
体53の上端は平たく潰されて締着部57が形成されてい
る。
【0029】このカウリングステー39は、その締着ブラ
ケット55と締着部57が、それぞれ下側のカウリング構成
部材37Bの締結部43と上側のカウリング構成部材37Aの
締結部50とにスクリュー59,60 で固定されることによっ
て上下のカウリング構成部材37A,37Bに跨がるように
固定される。
【0030】そして、カウリングステー39の固定アーム
54がフロントフォーク4のロアーブラケット13下面にス
クリュー61で着脱可能に固定され、締着ブラケット56が
ヘッドランプフレーム16のヘッドランプステー20L,20
Rにヘッドランプ7と共にスクリュー23で着脱可能に固
定される。これにより、フロントカウリング37がカウリ
ングステー39およびヘッドランプ7と共にフロントフォ
ーク4に取り付けられる。
【0031】ところで、図9に示すように、下側のカウ
リング構成部材37Bの環状枠部41には後方へ延びるフラ
ンジ62が全周に亘って形成されており、このフランジ62
にはゴムやビニール等の弾性材料でなるモール状の光漏
洩防止部材63が嵌合され、この光漏洩防止部材63の内周
部がヘッドランプ7のレンズ7Aの周囲に当接するよう
にされている。これにより、ヘッドランプ7の光がフロ
ントカリング37の内側に漏洩することが防止される。
【0032】また、図1および図8に示すように、フロ
ントカウリング37の左右側面には前方へ湾入する湾入部
64が形成されている。この湾入部64の形状は、カウリン
ググステー39の締着ブラケット56がヘッドランプステー
20L,20Rに固定される部分(スクリュー23の部分)が
側面視で湾入部64の範囲内に位置するように設定されて
いる。
【0033】フロントカリング装置10は以上のように構
成されている。このフロントカリング装置10のように、
フロントカウリング37をヘッドランプ開口部40を挟んで
上下分割式に構成し、このフロントカウリング37の下側
のカウリング構成部材37Bにヘッドランプ開口部40を形
作る環状枠部41を設けたことにより、上側のカウリング
構成部材37Aをヘッドランプ開口部40の形状に左右され
ることなく自由にデザインすることができるようになっ
た。したがって、フロントカウリング37全体のデザイン
自由度が大きく向上している。
【0034】しかも、環状枠部41によってヘッドランプ
7の全周が囲まれる構造となっており、この環状枠部41
には分割部が存在しないため、環状枠部41自体が強度部
材となってフロントカリング37の剛性を高めている。
【0035】なお、本実施形態では上側のカウリング構
成部材37Aにもヘッドランプ開口部40の上部輪郭に沿う
半円状の切欠部47が形成されているが、このように上側
のカウリング構成部材37Aの形状を必ずしもヘッドラン
プ開口部40の輪郭に合わせなくても良い。また、本実施
形態ではヘッドランプ開口部40を形作る環状枠部41を下
側のカウリング構成部材37B側に設けたが、例えば上側
のカウリング構成部材37A側に環状枠部41を設けてもよ
い。要するに、上下のカウリング構成部材37A,37Bの
どちらか一方にヘッドランプ開口部40を形作る環状枠部
41を設け、この環状枠部41を他方のカウリング構成部材
が外側から覆うように構成すればよい。
【0036】また、このフロントカリング装置10では、
上下のカウリング構成部材37A,37Bをスクリュー52で
直接固定した上、これらのカウリング構成部材37A,37
Bに跨がるようにカウリングステー39を固定しているの
で、フロントカウリング37の剛性を高く確保することが
でき、しかも、このカウリングステー39がフロントフォ
ーク4のロアーブラケット13とヘッドランプステー20
L,20Rとに着脱可能に固定されるので、フロントカウ
リング37をカウリングステー39と共に車体に対して容易
に着脱することができる。
【0037】さらに、このフロントカリング装置10の構
成によれば、カウリンググステー39およびヘッドランプ
7をヘッドランプステー20L,20Rに固定するスクリュ
ー23を、フロントカウリング37の左右側面に形成した湾
入部64から見ることができるので、カウリンググステー
39即ちフロントカウリング37の着脱と、ヘッドランプ7
の角度調整を容易に行うことができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
二輪車のフロントカウリング装置は、ヘッドランプの周
囲を取り囲むように形成されたフロントカウリングと、
このフロントカウリングを支持するカウリングステーと
を備えてなる自動二輪車のフロントカウリング装置にお
いて、上記フロントカウリングを、ヘッドランプ開口部
を挟んで上下に分割される上下2分割式に構成し、この
フロントカウリングを構成する上下のカウリング構成部
材のどちらか一方にヘッドランプ開口部を形作る環状枠
部を設け、この環状枠部にヘッドランプの光漏洩防止部
材を設けたことを特徴とするものである。
【0039】このように、上下分割式に構成したフロン
トカウリングの一方のカウリング構成部材にヘッドラン
プ開口部を形作る環状枠部を設ければ、他方のカウリン
グ構成部材をヘッドランプ開口部の形状に左右されるこ
となく自由にデザインすることができるので、フロント
カウリング全体のデザイン自由度を向上させることがで
きる。しかも、環状枠部自体が強度部材としてヘッドラ
ンプの全周を囲むため、フロントカリングの剛性を高め
ることができる。
【0040】また、本発明に係る自動二輪車のフロント
カウリング装置は、前記上下のカウリング構成部材をス
クリューで直接固定するとともに、前記カウリングステ
ーを上下のカウリング構成部材に跨がらせて固定したの
で、フロントカウリングの剛性を非常に高めることがで
き、しかも、上記カウリングステーをフロントフォーク
のロアーブラケットとヘッドランプステーとに着脱可能
に固定する構造としたので、フロントカウリングをカウ
リングステーと共に車体に対して容易に着脱でき、フロ
ントカウリングの着脱性を良好にすることができる。
【0041】さらに、本発明に係る自動二輪車のフロン
トカウリング装置は、フロントカウリングの左右側面に
前方へ湾入する湾入部を形成し、前記カウリンググステ
ーがヘッドランプステーに固定される部分が側面視で湾
入部の範囲内に位置するようにしたので、カウリンググ
ステーがヘッドランプステーに固定される部分を側面か
ら見ることができ、カウリンググステー即ちフロントカ
ウリングの着脱と、ヘッドランプの角度調整を容易に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフロントカウリング装置が設置さ
れた自動二輪車の前頭部を示す左側面図。
【図2】フロントフォークおよびヘッドランプフレー
ム、カウリンググステー等を拡大した左側面図。
【図3】図2の III-III矢視図。
【図4】ヘッドランプフレームの平面図。
【図5】ヘッドランプフレームの正面図。
【図6】ヘッドランプフレームの左側面図。
【図7】フロントカウリング装置の正面図。
【図8】フロントカウリング装置の左側面図。
【図9】図7の IX-IX線に沿うフロントカウリング装置
の縦断面図。
【図10】本発明の一実施形態を示すフロントカウリン
グ装置の分解斜視図。
【図11】従来の技術を示すフロントカウリング装置の
正面図。
【図12】従来の技術を示すフロントカウリング装置の
左側面図。
【符号の説明】
1 自動二輪車 4 フロントフォーク 7 ヘッドランプ 10 フロントカウリング装置 13 ロアーブラケット 16 ヘッドランプフレーム 20L,20R ヘッドランプステー 37 フロントカウリング 37A 上側のカウリング構成部材 37B 下側のカウリング構成部材 38 ウインドスクリーン 39 カウリングステー 40 ヘッドランプ開口部 41 環状枠部 52 スクリュー 63 光漏洩防止部材 64 湾入部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドランプ7の周囲を取り囲むように
    形成されたフロントカウリング37と、このフロントカウ
    リング37を支持するカウリングステー39とを備えてなる
    自動二輪車のフロントカウリング装置において、上記フ
    ロントカウリング37を、ヘッドランプ開口部40を挟んで
    上下に分割される上下2分割式に構成し、このフロント
    カウリング37を構成する上下のカウリング構成部材37
    A,37Bのどちらか一方にヘッドランプ開口部40を形作
    る環状枠部41を設け、この環状枠部41にヘッドランプ7
    の光漏洩防止部材63を設けたことを特徴とする自動二輪
    車のフロントカリング装置10。
  2. 【請求項2】 前記上下のカウリング構成部材37A,37
    Bをスクリュー52で直接固定するとともに、前記カウリ
    ングステー39を上下のカウリング構成部材37A,37Bに
    跨がらせて固定し、このカウリングステー39をフロント
    フォーク4のロアーブラケット13とヘッドランプステー
    20L,20Rとに着脱可能に固定した請求項1に記載の自
    動二輪車のフロントカウリング装置10。
  3. 【請求項3】 フロントカウリング37の左右側面に前方
    へ湾入する湾入部64を形成し、前記カウリンググステー
    39がヘッドランプステー20L,20Rに固定される部分が
    側面視で上記湾入部64の範囲内に位置するようにした請
    求項2に記載の自動二輪車のフロントカウリング装置1
    0。
JP8231125A 1996-08-30 1996-08-30 自動二輪車のフロントカウリング装置 Pending JPH1071980A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8231125A JPH1071980A (ja) 1996-08-30 1996-08-30 自動二輪車のフロントカウリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8231125A JPH1071980A (ja) 1996-08-30 1996-08-30 自動二輪車のフロントカウリング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1071980A true JPH1071980A (ja) 1998-03-17

Family

ID=16918683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8231125A Pending JPH1071980A (ja) 1996-08-30 1996-08-30 自動二輪車のフロントカウリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1071980A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008247056A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車のカウル構造
JP2009262914A (ja) * 2008-04-03 2009-11-12 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車
EP2532574A1 (en) * 2011-06-10 2012-12-12 Honda Motor Co., Ltd. Front structure of straddle type vehicle
CN103407519A (zh) * 2013-08-14 2013-11-27 力帆实业(集团)股份有限公司 摩托车前照灯支架总成
US11407464B2 (en) * 2019-03-14 2022-08-09 Honda Motor Co., Ltd. Front structure of saddle riding vehicle
US11440604B2 (en) * 2020-11-02 2022-09-13 Randy Brewster Adapter bracket for a motorcycle headlamp
EP4488153A1 (en) * 2023-06-23 2025-01-08 Suzuki Motor Corporation Vehicle front structure

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008247056A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車のカウル構造
JP2009262914A (ja) * 2008-04-03 2009-11-12 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車
EP2532574A1 (en) * 2011-06-10 2012-12-12 Honda Motor Co., Ltd. Front structure of straddle type vehicle
CN103407519A (zh) * 2013-08-14 2013-11-27 力帆实业(集团)股份有限公司 摩托车前照灯支架总成
US11407464B2 (en) * 2019-03-14 2022-08-09 Honda Motor Co., Ltd. Front structure of saddle riding vehicle
US11440604B2 (en) * 2020-11-02 2022-09-13 Randy Brewster Adapter bracket for a motorcycle headlamp
EP4488153A1 (en) * 2023-06-23 2025-01-08 Suzuki Motor Corporation Vehicle front structure

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20040264204A1 (en) Motorcycle
US6203093B1 (en) Motorcycle fairing
US4356536A (en) Fairing and headlight assembly for a two-wheeled motor vehicle
JP4168713B2 (ja) 自動二輪車の車体前部構造
US20060181891A1 (en) Motorcycle type vehicle
JP5607016B2 (ja) 自動二輪車におけるガードパイプの取付け構造
EP2033886B1 (en) Motorcycle
JP2002096786A (ja) 自動二輪車における速度計の取付構造
JPH1071980A (ja) 自動二輪車のフロントカウリング装置
JP3893773B2 (ja) 車両用ヘッドランプ装置
JP2006069299A (ja) 自動二輪車のリヤビューミラー支持構造
JP2017052483A (ja) 鞍乗り型車両のステアリング構造
WO2021199067A1 (en) Cowl assembly of a saddle type vehicle
JP3629567B2 (ja) スクータ型自動二輪車
JP2003011719A (ja) 車両のヘッドランプ取付構造
JPH0616166A (ja) 自動二輪車のカウリング装置
US20220250702A1 (en) Front fairing for a scooter
CN100575174C (zh) 转向灯安装结构体
JP3149704B2 (ja) 自動二輪車の前照灯支持構造
JP6914890B2 (ja) 鞍乗型車両の方向指示器取付構造、および鞍乗型車両
JP2015039955A (ja) 自動二輪車のヘッドランプおよびメータの取付構造
JP6719524B2 (ja) 鞍乗型車両のウインカランプ取付構造
JPH058777A (ja) 自動二輪車
JP3288828B2 (ja) 自動二輪車等車両のヘッドライトの取付構造
JP4924258B2 (ja) 自動二輪車のヘッドランプ取付け構造