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JPH1052500A - 尿管用ステント - Google Patents

尿管用ステント

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Publication number
JPH1052500A
JPH1052500A JP9149930A JP14993097A JPH1052500A JP H1052500 A JPH1052500 A JP H1052500A JP 9149930 A JP9149930 A JP 9149930A JP 14993097 A JP14993097 A JP 14993097A JP H1052500 A JPH1052500 A JP H1052500A
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JP
Japan
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stent
bladder
kidney
fluid passage
side portion
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JP9149930A
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JP3786314B2 (ja
Inventor
Hrair-George O Mesrobian
オー．メスロビアン ライアージョージ
Frederick D Roemer
ディー．ローマー フレデリック
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Cook Urological Inc
Original Assignee
Vance Products Inc
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Publication date
Application filed by Vance Products Inc filed Critical Vance Products Inc
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    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M27/00—Drainage appliance for wounds or the like, i.e. wound drains, implanted drains
    • A61M27/002—Implant devices for drainage of body fluids from one part of the body to another
    • A61M27/008—Implant devices for drainage of body fluids from one part of the body to another pre-shaped, for use in the urethral or ureteral tract
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00—Catheters; Hollow probes
    • A61M25/0067—Catheters; Hollow probes characterised by the distal end, e.g. tips
    • A61M25/0068—Static characteristics of the catheter tip, e.g. shape, atraumatic tip, curved tip or tip structure

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  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Biomedical Technology (AREA)
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  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 膀胱と腎臓の間の尿管内に移植される尿管用
ステントとして、特に、腎臓から膀胱への尿の排出を良
好にし、且つ尿が膀胱から腎臓に逆流することのない尿
管用ステントを提供する。 【解決手段】 尿管用ステント１０は、腎臓側部分１２
と膀胱側部分２０の２つの部分を有し、各部分に保持手
段１５，２２を有する細長管状部材１６からなる。腎臓
側部分には、細長管状部材の長さ方向に沿って流体通路
１４が形成されるが、膀胱側部分は、流体通路のない閉
鎖状態にある。ステントは、フレキシブルな材料から形
成され、特に様々なエラストマー材料から形成されるの
が好ましい。ステントを膀胱内または腎臓内あるいはそ
の両方の内部に確実に配置するために、任意の数の保持
手段を設けることができる。膀胱側部分のＪ型保持手段
２２は、挿入後にその場所にロックされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、腎臓と膀胱との間
に埋め込まれる尿管用ステントあるいは体液廃液チュー
ブに関し、特に、敗血症，痛みあるいは尿管からの洩れ
のリスクを低減させるために、膀胱から腎臓への逆流を
阻止しながら腎臓と膀胱との間の排出機能を強化するよ
うなステントに関する。
【０００２】
【従来の技術】埋め込み型の尿管用ステントは、現在で
は一般的に用いられている。これらの尿管用ステント
は、腎臓と膀胱との間の尿管内に配置され、腎臓から膀
胱への尿の流れを確保し、維持するために用いられてい
る。このような尿管用ステントを配置する主な適応症
は、外因性の圧迫症、外傷に起因する尿管の損傷、閉塞
性尿道症、および尿管の外科手術である。通常、ステン
トは、患者の体内に挿入するために直線上に維持できる
よう比較的柔軟性があり、一旦その場所に配置された場
合には所定の形状を維持するような、十分な記憶性を有
するフレキシブルな材料から構成されている。
【０００３】この埋め込み型尿管用ステントは、様々な
手順、例えば、経皮的配置、尿道を介した膀胱鏡による
逆配置等により、さらにまた、直接目視しながらの尿管
内における尿管造ろう術あるいは外科的開腹手術によ
り、尿管内に配置される。このような尿管用ステントの
配置は、いくつかの方法により行うことができる。１つ
の方法は、ワイヤガイドを膀胱内の尿管に挿入し、膀胱
尿道鏡を用いて直接目視しながら行うものである。
【０００４】この方法においては、ワイヤガイドのフレ
キシブルな先端が腎臓内の腎臓骨内に配置されたことが
Ｘ線あるいは蛍光線によって確認されるまで、ワイヤガ
イドを尿管内で前進させる。そして、両端が開口した管
状ステントをこのワイヤガイドの露出部分に導入し、こ
の管状ステントを、ステントの一部が膀胱鏡の外で見え
るようになるまで手作業によってワイヤガイド上で前進
させる。
【０００５】その後、プッシャーカテーテル、「ポジシ
ョナー」すなわちある長さの管状部材をワイヤガイドの
露出した部分に挿入し、このポジショナーを、ステント
に当接するまで手作業によってワイヤガイド上で前進さ
せる。ワイヤガイドを固定してポジショナーをワイヤガ
イド上で滑らせて前進させ、管状ステントを腎臓骨まで
押す。ステントの解剖用根元部が腎臓骨内に到達する
と、ポジショナーがその場所に保持される一方で、ワイ
ヤガイドはステントとポジショナーから徐々に引き抜か
れる。
【０００６】ワイヤガイドが管状ステントの根元部から
引き出されると、ステントの根元部の保持部材は、この
ステントを腎臓の腎臓骨に保持するような形状となる。
そして、ワイヤガイドがステントの先端部から引き抜か
れると、先端部の保持用フックすなわちカーブ部分が形
成され、その結果ステントは膀胱内に止まる。この時点
で、ポジショナーとワイヤガイドは完全に引き抜かれ、
ステントのみが尿管と膀胱と腎臓内に残される。
【０００７】尿管用ステントを配置する別の方法は、先
端が閉鎖した尿管用ステントをワイヤガイド内に押し戻
すものである。この押し戻し方法においては、ワイヤガ
イドの先端部は、尿管用ステントの閉鎖先端部に接触
し、そしてこの閉鎖先端部は膀胱鏡を介して直接目視す
ることにより膀胱内の尿管内に導入される。このステン
トは、蛍光鏡制御の元で尿管内を進み、ステントの先端
部が腎臓骨内におさまるまで前進する。ポジショナーの
カテーテルすなわち管状部材がこのワイヤガイドの外側
端部に挿入され、ステントの開放した先端部に当接する
まで手作業によってワイヤガイド上で前進する。他の方
法として、例えば尿管内に１本の侵襲性の入口が導入さ
れる方法は、米国特許公報第４，９５７，４７９号に開
示されている。
【０００８】前述のステントの導入方法の手順における
問題点の１つは、膀胱内に大きな圧力が発生し、尿が逆
流して腎臓内に入り込むことがある点である。感染症あ
るいは発熱性の有機体が存在しない場合には、このこと
は問題にはならない。その理由は、尿は人体の中では無
菌流体と通常考えられているからである。感染症あるい
は発熱性の有機体が存在する場合には、尿の逆流の結
果、敗血症となる。この敗血症は潜在的に致命傷であ
り、特に老人には起こり易い。この敗血症の危険性は、
尿管室用ステントあるいはカテーテルが腎臓と膀胱の間
の尿管に配置された場合に特に大きくなる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、膀胱と腎臓の間の尿管内に移植される尿管用ス
テントとして、特に、腎臓から膀胱への尿の排出を良好
にし、且つ尿が膀胱から腎臓に逆流することのない尿管
用ステントを提供することである。そして、このような
尿管用ステントにより、患者の膀胱が感染症にかかって
いる場合における敗血症の発生を防止することである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明の尿管用ステント
は、腎臓側部分と膀胱側部分の２つの部分を有し、各部
分に保持手段を有する細長管状部材からなる。この腎臓
側部分には、細長管状部材の長さ方向に沿って流体通路
が形成されるが、膀胱側部分はこのような流体用通路を
有さず、閉鎖された状態にある。
【００１１】これに対し、従来のステントは、両端が開
放されているため、尿管が閉鎖した場合における腎臓か
ら膀胱への尿の排出には有効であるが、膀胱内の圧力が
高くなった場合には尿管を通して腎臓への尿の逆流を阻
止することはできなかった。尿は、人体内にある時に
は、無菌流体と通常考えられるが、ステントを導入する
患者が膀胱感染症あるいは他の病的症状を有している場
合には、膀胱から尿管そして腎臓への尿の逆流により患
者は敗血症を引き起こし、老人や幼児を時には死に至ら
しめることがある。
【００１２】本発明のステントは、フレキシブルな材料
から形成され、特に様々なエラストマー材料から形成さ
れるのが好ましい。そして本発明のステントは、様々な
長さ、そして様々なルーメンの内径を有する。
【００１３】また、本発明のステントにおいては、ステ
ントが膀胱内または腎臓内あるいはその両方の内部に確
実に配置されるようにするために、任意の数の保持手段
を設けることができる。さらに、膀胱側部分内の保持手
段は、「Ｊ」の字の形状をしており、様々なメカニズム
によって、挿入後にその場所にロックされる。
【００１４】さらにまた、本発明のステントは、ステン
トをワイヤガイドの上にかぶせるよう配置し、続いて膀
胱鏡を用いてカテーテルを配置するような様々な公知の
技術により、患者の体内に挿入され、それによりステン
トを膀胱と尿管、および腎臓内に配置する。
【００１５】
【発明の実施の形態】図１に、本発明の尿管用ステント
１０の斜視図を示す。この本発明の尿管用ステント１０
は、膀胱側部位２０と腎臓側部位１２を有する細長管状
部材である。このうち、腎臓側部位１２はピグテール状
保持手段１５と流体通路１４を有する。一方、膀胱側部
位２０はＪ型保持手段２２を有し、このＪ型保持手段２
２は先端部２３を有する。また、本発明の尿管用ステン
ト１０は直線状部分１６を有し、この直線状部分１６の
長さ方向に沿ってスパイラル状に流体通路１８が形成さ
れている。この本発明の尿管用ステント１０は、フレキ
シブルな材料から形成される。
【００１６】このようなフレキシブルな材料は、好まし
くはエラストマー材料あるいは形状記憶材料で形成され
ており、それによって、尿管用ステント１０のあらゆる
湾曲状部分は、患者への挿入手術中に直線状に伸ばされ
た場合に、元の形状に戻ることができる。ステントを形
成するポリマーあるいはエラストマーは、放射線不透過
材料であり、好ましくは、Ｃ−ＦＬＥＸ（登録商標）−
ＴＰＥ、Concept Polymer Technology社から市販されて
いるスチレン−エチレン−ブタジエン−スチレンのター
ポリマー、硬質ポリウレタン、Ｓｏｆ−Ｆｌｅｘ（登録
商標）、軟質ポリウレタン、およびシリコンベースのポ
リマーである。
【００１７】本発明の尿管用ステント１０は、好ましく
は、その長さが約８ｃｍ〜３０ｃｍの範囲内で、その外
径が約１ｍｍ〜４ｍｍの範囲内である。さらに好ましい
例としては、尿管用ステント１０は、その外径が約１．
５ｍｍ〜３ｍｍの範囲内で、その壁厚が約０．２５ｍｍ
〜１ｍｍの範囲内である。
【００１８】図１において、腎臓側部位１２は患者の腎
臓内に配置され、膀胱側部位２０は患者の膀胱内に配置
される。この膀胱側部位２０は閉鎖されており、すなわ
ち流体通路（１８）が形成されていないかあるいは膀胱
側部位２０の先端部２３を固定するリード（２６）が通
過する流体通路が形成されており、ステントを患者の体
内に挿入する際にはこの流体通路は閉鎖される。流体通
路１４，１８の直径は、ステントのルーメン（内径）の
直径以下で、好ましくはその形状は円形である。
【００１９】本発明の一実施例によれば、流体通路は、
腎臓側部位からステントの全長の約２／３の距離から約
３／４の距離の間に配置される。例えば、２０ｃｍの長
さのステントは、その直線部分に沿って、約１３ｃｍ〜
１５ｃｍの間に流体通路が形成され、残りの部分すなわ
ち膀胱側部位２０の約５ｃｍ〜７ｃｍの部分にはこのよ
うな流体通路は形成されない。
【００２０】図２に示す本発明の他の実施例において
は、膀胱側部位２０は、ステントの直線状部分に、Ｊ型
保持手段２２の先端部２３と整合する１個の流体通路２
４を有しており、Ｊ型保持手段２２がＪカーブを描いて
完全に曲がった場合に先端部２３がこの流体通路２４内
に挿入し、固定されるようになっている。同図におい
て、Ｊ型保持手段２２のコイルが解放された場合には、
このエラストマー材料の記憶性により、Ｊ型保持手段２
２の閉鎖した先端部２３は自動的に流体通路２４内に挿
入される。また、Ｊ型保持手段２２の先端部２３は、好
ましくは、この先端部２３が流体通路２４に良好に挿入
されるように先細に形成される。この流体通路２４はま
た、ガイドワイヤ上にステントを挿入し、配置するため
にも用いることができる。
【００２１】膀胱側部位２０のＪ型保持手段２２の他の
実施例を図３に示す。同図においては、先端部２３は糸
状体２６を有しており、この糸状体２６は、先端部２３
が流体通路２４内に引き込まれてそこに固定されるよう
に、この閉鎖した膀胱側部位２０を貫通し、ステントの
長さに沿って配置されており、腎臓側部位１２から出て
いる。
【００２２】さらに、本発明の他の実施例を図４に示
す。同図において、膀胱側部位２０内の流体通路２４
は、ストッパ２８により閉塞された状態になっており、
これは先端部２３を流体通路２４に挿入する代わりに行
われる。さらに、本発明の別の実施例を図５に示す。同
図においては、Ｊ型保持手段２２の先端部２３は永久磁
石３０を有し、流体通路２４を含む直線部分もまた永久
磁石３２を有する。あるいは、ポリマーマトリクス内に
磁性材料を含有させ、これにより、先端部２３を流体通
路２４の方向に強制的に引き付けて閉鎖した膀胱側部位
２０を提供することもできる。
【００２３】膀胱側部位２０のＪ型保持手段２２を形成
する別の例は、例えば、超エラスティックニチノール
（図示せず）のような高記憶材料からＪ型保持手段２２
を形成し、これによりすぐに元の形状を取り戻し、そし
て強力に元の形状を保持するようにするものである。あ
るいは、流体通路に一方向性のバルブを設け、流体が流
体通路２４から流出しないようにすることもできる。
【００２４】膀胱側部位２０と腎臓側部位１２の保持手
段は、様々な形状に形成可能であり、例えば、図８に示
すような「４」の字の形状、あるいは、図７に示すよう
な螺旋形状に形成することもできる。
【００２５】前述したように、本発明のステントは、様
々な技術、あるいは手術により尿管内に挿入され、配置
される。好ましい実施例としては、本発明の尿管用ステ
ント１０をガイドワイヤ上に配置し、その後、ステント
を膀胱鏡を介して尿管内に配置することもできる。他の
実施例としては、ワイヤガイドをまず膀胱鏡を介して尿
管内に配置し、さらに腎臓内に配置することもできる。
その後、本発明の尿管用ステント１０をガイドワイヤ上
に配置して、このステントを、ピグテール状保持手段１
５が腎臓内に形成されるまでワイヤガイドに沿って挿入
する。
【００２６】配置用カテーテルを用いて本発明の尿管用
ステント１０を配置し、膀胱内にこのステントを安定化
させた後、ワイヤガイドをステントから取り除くことも
できる。そしてその後、配置用カテーテルをこのガイド
ワイヤに沿って取り除くこともできる。本発明に従って
適切に配置された尿管用ステントを図６に示す。同図に
おいては、膀胱側部位２０は膀胱３８内に配置され、腎
臓側部位１２は腎臓３４内に配置され、そして直線状部
分１６は尿管３６内に配置される。
【００２７】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、膀
胱と腎臓の間の尿管内に移植される尿管用ステントとし
て、特に、腎臓から膀胱への尿の排出を良好にし、且つ
尿が膀胱から腎臓に逆流することのない尿管用ステント
を提供することができる。このような本発明の尿管用ス
テントを使用することにより、患者の膀胱が感染症にか
かっている場合でも、敗血症の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による尿管用ステントを表す図
【図２】本発明による尿管用ステントの膀胱側部分を表
す図
【図３】本発明による尿管用ステントの膀胱側部分用の
チップの固定状態を表す図
【図４】本発明による尿管用ステントの膀胱側部分に組
み込まれた流体通路を閉塞した状態を表す図
【図５】本発明による尿管用ステントの膀胱側部分の係
合機構の他の実施例を表す部分断面図
【図６】患者の腎臓と尿管と膀胱の中に埋め込まれた状
態の本発明による尿管用ステントを表す図
【図７】本発明による保持手段の一実施例に係る腎臓側
部分を表す図
【図８】本発明による保持手段の他の実施例に係る腎臓
側部分を表す図
【符号の説明】 １０ 本発明の尿管用ステント １２ 腎臓側部位 １４，１８，２４ 流体通路 １５ ピグテール状保持手段 １６ 直線状部分 ２０ 膀胱側部位 ２２ Ｊ型保持手段 ２３ 先端部 ２６ 糸状体 ２８ ストッパ ３０，３２ 永久磁石 ３４ 腎臓 ３６ 尿管 ３８ 膀胱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フレデリック ディー．ローマー アメリカ合衆国 47404 インディアナ ブルーミントン タングルウッド ロード 4406

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 膀胱と腎臓との間の尿管に配置され、尿
    が腎臓に戻るのを阻止する尿管用ステントにおいて、 （ａ）膀胱側部分（２０）と腎臓側部分（１２）とを有
    する細長い管状部材（１６）と、 （ｂ）前記各部分に設けられた保持手段（１２，２０）
    と、 （ｃ）前記腎臓側部分に、前記管状部材の少なくとも一
    部に沿って形成された流体通路（１４）と、 （ｄ）前記膀胱から腎臓への尿管を介した尿の逆流を阻
    止する逆流阻止手段（２３，２４）とからなることを特
    徴とする尿管用ステント。
  2. 【請求項２】 前記（ｄ）の逆流阻止手段は、前記膀胱
    側部分に流体通路を形成しない構成と、膀胱側部分ある
    いは管状部材に少なくとも１つのブロックされた流体通
    路を形成する構成の中から選択された構成を有すること
    を特徴とする請求項１のステント。
  3. 【請求項３】 前記膀胱側部分（２０）は、この膀胱側
    部分内あるいはその近傍に１個の流体通路を有し、 前記膀胱側部分の先端部は、膀胱側部分がコイル状に形
    成された場合に前記１個の流体通路内に挿入可能に構成
    されることを特徴とする請求項１または２のステント。
  4. 【請求項４】 前記膀胱側部分（２０）は、この膀胱側
    部分の先端部を前記１個の流体通路内に挿入し易くする
    ような糸状部材を有することを特徴とする請求項３のス
    テント。
  5. 【請求項５】 前記糸状部材は、前記ステントの全長に
    亘って配置され、 前記膀胱側部分（２０）の先端部を前記１個の流体通路
    に引き込む手段を提供することを特徴とする請求項４の
    ステント。
  6. 【請求項６】 前記１個の流体通路は、前記膀胱側部分
    内に形成され、 前記１個の流体通路は、一方向バルブあるいは前記膀胱
    用端部（２０）の先端（２３）の極性とは反対の極性を
    持つ永久磁石と引き合う永久磁石を有することを特徴と
    する請求項２のステント。
  7. 【請求項７】 前記ステントの長さは約８ｃｍ〜３０ｃ
    ｍの範囲内であり、その直径は約１ｍｍ〜４ｍｍの範囲
    内であり、その壁厚は約０．２５ｍｍ〜１ｍｍの範囲内
    であることを特徴とする請求項１〜６のいずれかに記載
    のステント。
  8. 【請求項８】 前記流体通路の直径は、前記ステントの
    内径の直径以下であり、 前記流体通路は、ステントの腎臓側部分から測定してス
    テントの長さの約２／３から約３／４の領域内に形成さ
    れることを特徴とする請求項１〜７のいずれかに記載の
    ステント。
  9. 【請求項９】 前記ステントは、スチレン−エチレン−
    ブタジエンのターポリマー、硬質ポリウレタン、軟質ポ
    リウレタン、およびシリコンベースのポリマーの中から
    選択されたフレキシブルなエラストマー材料から形成さ
    れることを特徴とする請求項１〜８のいずれかに記載の
    ステント。
  10. 【請求項１０】 前記フレキシブルなエラストマー材料
    は、放射線不透過材料であることを特徴とする請求項９
    のステント。
  11. 【請求項１１】 前記保持手段は、ピグテール状、コイ
    ル状、Ｊ字状あるいは曲げた人差し指（figure four）
    のいずれかの形状を有することを特徴とする請求項１の
    ステント。
JP14993097A 1996-05-24 1997-05-26 尿管用ステント Expired - Fee Related JP3786314B2 (ja)

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US08/653409 1996-05-24
US08/653,409 US5647843A (en) 1996-05-24 1996-05-24 Anti-reflux ureteral stent

Publications (2)

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JPH1052500A true JPH1052500A (ja) 1998-02-24
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US (1) US5647843A (ja)
EP (1) EP0808611B1 (ja)
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