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JPH10512738A - ブラシなし直流電動機 - Google Patents

ブラシなし直流電動機

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Publication number
JPH10512738A
JPH10512738A JP8522129A JP52212996A JPH10512738A JP H10512738 A JPH10512738 A JP H10512738A JP 8522129 A JP8522129 A JP 8522129A JP 52212996 A JP52212996 A JP 52212996A JP H10512738 A JPH10512738 A JP H10512738A
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JP
Japan
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teeth
tooth
motor
rotor
phase
Prior art date
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Ceased
Application number
JP8522129A
Other languages
English (en)
Inventor
ミカエル ジョン ワーソン
Original Assignee
オートモーティブ モーション テクノロジイ リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オートモーティブ モーション テクノロジイ リミテッド filed Critical オートモーティブ モーション テクノロジイ リミテッド
Publication of JPH10512738A publication Critical patent/JPH10512738A/ja
Ceased legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K29/00Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
    • H02K29/03Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with a magnetic circuit specially adapted for avoiding torque ripples or self-starting problems
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K21/00Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
    • H02K21/12Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets
    • H02K21/22Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating around the armatures, e.g. flywheel magnetos
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/04Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors
    • H02K3/28Layout of windings or of connections between windings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Control Of Multiple Motors (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 対向する面を持つロータ(20)およびステータ(22)を包含するブラシなし直流電動機。永久磁石(M)が対向面の一つに設けられ、しかも磁石は、ロータの回転軸(A-A)の周りに各磁石が軸(A-A)上に中心を持つ第1円(C1)の各極円弧(PA)の一部を占有する如く等しい角度間隔を隔て、しかも上記の極円弧は、夫々が軸に対し共通の極角αを抱く。歯(Tm)が対立面の他の面に設けられ、しかも歯は軸(A-A)の周りに各歯が軸に中心を持つ第2円(C2)の各歯円弧(TA)の一部を占有する如く互いに角度間隔を隔てており、しかも歯円弧は、夫々が軸に対し共通歯角βを抱く。捲線(40)は、歯(Tm)の周りに捲かれ、かつこれにより各相の電流を通電されることによりロータ(20)を回転させるトルクを作り出す。歯角βは、極角αにほぼ等しい。歯(Tm)は、偶数のセットで設置され、各セットは少なくとも一つの歯(Tm)を包含する。各別の歯(Ta)がかかる各セットの間に設けられ、各別の歯は、その上に捲線を持たず、又格別の歯は、第2円(C2)の各別の円弧の一部を占有し、別の円弧は、夫々軸(A-A)に対し相の数で除された上記の極角(α)の2倍にほぼ相当する共通角(γ)を抱く。

Description

【発明の詳細な説明】 ブラシなし直流電動機 本発明は、ブラシなし直流電動機に関するものである。 添付の図面の図1および2は、公知の形態を持つブラシなし直流電動機を示す 。図1および2のブラシなし直流電動機は、ロータと同軸的になる如く設けられ た円筒ステータ(固定子)12の中の軸A-Aの周りに回転する如く取り付けら れた円筒状ロータ(回転子)10を含む。ロータ10およびステータ12は、対 向する表面、即ちエアーギャップにより互いに間隔を隔てたロータの外面とステ ータの内面を持つ。バー(棒)の形の永久磁石Mが上記の対向面の一つ、即ちロ ータ10の外面上に取り付けられている。マグネットM(その内の2つが図1に 示されている)は、ロータ10の回転軸A-Aの周りに各マグネットが夫々の極 の円弧PAの一部(および出来ればそのほぼ全部)を占有する如く角度的に等間 隔を隔てている。各極円弧PAは、軸A-Aに中心を持ち、マグネットMを通過 する半径r1の第1円C1(図2)の各円弧である。各極円弧PAは、軸A-Aに 対し共通角(極角)αを抱き、これにより極円弧は互いに等しくなる。(図2は 線形的な展開であることの為に各極円弧PAは、図2に於いては弓型サイズより も直線サイズとして描かれている。同様にステータ12に向かい合うマグネット Mの表面は、弓型(凸型)よりも平坦に描かれている。) 図2の参照記号N(北極)とS(南極)により知ることの出来る如くマグネッ トMは、軸A-Aから放射方向に磁化されるのに対し隣接のマグネットは、反対 方向に磁化される。 ステータ12は、強磁性材料を使用しそれ自体公知の方法で軸A-Aに沿って 間隔を持つ同様のラミネーション(図示されていない)を重ね合わせ、互いに固 定され電気絶縁されることにより形成される。ラミネーションを適切にスタンピ ングすることにより歯14が上記の対向面の別のもの、即ちステータ12の内面 に設けられている。歯14は、ロータ10の回転軸A-Aの周りに各歯が該当の 歯円弧TAの一部(および出来れば下記の捲線(巻線)の形成を可能にするギャ ップを残す制約を条件としてそのほぼ全体を)を占有する如く互いに角度的に等 間隔を隔てている。各歯円弧TAは、軸A-Aに中心を持ち歯14を通過する半 径r2の 第2円C2(図2)の該当の円弧である。各歯円弧TAは、軸A-Aに対して共 通角(歯角)βを抱き、これにより歯円弧は互いに等しくなる。(図2は線型の 展開であることの事実の為に各歯円弧TAは、図2では弓型のサイズでなく直線 サイズとして描かれている。同様にロータ10に対面する歯14の表面は、弓型 (凹型)でなく平坦に描かれている)。 歯14は、ほぼT-型を為し、Tの垂直部分はロータ10の回転の軸A-Aから 放射方向に延び、Tのクロスバーは、エアーギャップ(空隙)を横切って永久磁 石Mに対面している。 一般的にブラシなし直流電動機と呼ばれるものは、ピッチ型捲線、又は歯型捲 線を用いることが出来る。下記に於いては、歯型捲線(これは銅の利用度を高め ることの出来る利点を持つ)が用いられる。 図2に示される如くそれぞれの捲線16は、歯14の各々のTの垂直部分の周 りに捲付けられている。図1には示されていないが歯14は、ステータ12の全 軸長に沿って軸方向に延び、これにより捲線16も同様に延びる。 捲線16は、セットで互いに電気的に接続され、かつこの場合各セットは、電 動機の相を代表する。各捲線セットは、隣り合う歯14のグループの捲線16を 互いに接続することにより形成されることが出来る。或いは各捲線セットは、ス テータ12の周りに分布し別の1、又は複数のセットに属する捲線を持つ歯によ り間隔を隔てている歯14上の捲線16を互いに結合することにより形成される ことが出来る。捲線16の接続の方法は、マグネットMの数、相の数および相毎 の歯14の数によって決まる。簡単の為に下記の記述は(例により)、各相に対 する捲線セットを形成する捲線16が隣り合う歯のグループ上に在り、各隣り合 う歯上で反対方向に捲かれると仮定する。 電動機の使用に当たり捲線の相セットは、ロータ10とステータ12の相対角 度位置と同期的に通電され、電流はそれぞれの相に流れ、隣り合う捲線には反対 方向に流れる。捲線16を通って流れる電流は、マグネットMにより形成される 磁界と相互に作用することによりロータ10を回転させるトルクを作り出す。更 に詳述すれば或る特定の捲線16に於いて図2の16/1および16/2の記号を 持つもの(この両者は相の特別のものに所属する)が通電されると仮定する。M 1お よびM2の記号を持つマグネットは、反対の極を持つ為に、磁束は、マグネット M1からエアーギャップを横切り歯14/1を下方に通り、ステータ12の本体 を通り、更に歯14/2を上方に通り、エアーギャップを横切ってマグネットM 2に戻る如く流れる。この磁束は、捲線16/1、および16/2の電流と相互に 作用することにより図2に於いて側方(横方向)に向く、即ちロータ10から接 線方向に向くトルク成分を作り出す。フラックス(磁束)は、歯14/1および 14/2を対向方向に流れ、又電流は、捲線16/1および16/2を対向方向に 流れるからトルク成分は同じ方向に作用し、電動機は回転する。 或る時点に各相により生じるトルクは、各通電された捲線16のターン数(巻 数)、通電電流および捲線を通る磁束変化率の積に比例する。磁束の変化率は、 各相により作り出される各瞬間のトルクが電動機の角度位置により如何に変わる かをあらわすトルク特性を定める。この特性は、以下ではNormalised Instant aneous Torgue Constant(正規化瞬時トルク定数)(“NITC”)と呼ばれ る。電動機のトルクの発生にとって鍵となるNITCは、マグネットMと歯14 の形状によって決まる。更に詳しくは極円弧PAと歯円弧TAとの間の関係が重 要である。 原則的に極円弧PAは、歯円弧TAに等しい場合がある。(更に正確には極の 角度αは歯の角度βに等しいことがあり、かつこれは、半径r1とr2との間の差 に関係する極円弧PAと歯円弧TAとの間の僅かな差を含む。然し半径r1とr2 の間の差は小さいから極円弧PAを歯の円弧TAに等しいと称しても実際状は差 し支えない。) 極円弧PAと歯円弧TAとが等しいことは利点を持つ。この利点は、最大平均 トルクがPA=TAの時に生じることである。この条件下では歯14における磁 束の変化率は(歯が非飽和と仮定して)、理想的に一定である反面、2つの隣り 合うマグネット(極)の間のインターフェース(ジャンクション)は、歯を横切 って移動する。この様にこの場合の(理想的な)NITCは、図3Aに示されて いる通りであり、又この図は、マグネットM1とM2の間のインターフェースが 電動機の回転と共に歯14/1を横切って動く時に、NITCが如何に変わるか を示すものである。(図3Aを更に判り易いものとする為に、図3AのNITC の夫々の3つの位置に相当するM1/M2インターフェースと歯14/1の3つの 相互位置が図3Bに示 されている。)実際には隣り合う歯14の間にスロットが必要である故に、隣り 合う極の間の磁束の変化は、瞬時的でなく(図3Aに示された如く)、小さい角 度を占有する。従って実際にはNITCは、図3Cに示された通りとなる。 歯14の中心に関するマグネットインターフェースの角度位置は、(PA=TA )の場合にはすべての歯14に対して同じである故に、各歯に対するNITCは 、他のものに対して各捲線相セットの捲線方向によって同じ位相に在るか、又は 逆位相に在る。従ってPA=TAの時には、電動機は単相、又は2相運転の為の デザインが可能であるに過ぎない。然し単相、又は2相電動機が使用出来る用途 の数は限られたものでしかない。実際には3、4、又は以上の相数が大抵の用途 には必要となる。この様に考えると極円弧PAと歯円弧TAとの間の同一性は、 トルクを作り出す上で利点となる反面、それは用途を限定する短所ともなる。何 故ならば、それは単相、又は2相電動機に於いて用いることが出来るに過ぎない からである。 いわゆるchorded winding(協和接続された捲線)を用いる電動機、即ち一つ の捲線が幾つかの歯の周りに捲付けられている(又は個々の歯の個々の捲線が相 互接続されている)電動機を用いる時には、相歯は各極(マグネット)の下に分 布することにより相間の正しい相関係を保障する。歯に捲かれた捲線を有する電 動機にとっては、これは許容し得る解法ではない、何故ならばNITCは、極角 度の可成りの部分にとってはゼロであるからである。従って今迄の標準的なアプ ローチは、3相、又は4相電動機に対して異なる公知の(公開されている)比に 従ってマグネット(極)の数を歯の数と相違させることである。マグネットの数 は歯の数と異なるから、極円弧は歯円弧とは異なることになる。従ってマグネッ トインターフェースが歯を横切って動かず、従って歯の中の磁束は変化せず、従 ってNITCのゼロレベル、即ちゼロトルクとなるNITC時間の部分が存在す る。 例えば夫々2および4に等しい標準の極(マグネット)と歯の数を持つ4相電 動機の場合を考える。マグネットインターフェースM1/M2は、歯14/1を横 切って動く為に、図4Aに示された如き(理想的な)NITCが得られる。(図 4Aを更に判り易くする為に、図4AのNITCの夫々の部分に相当するM1/ M2インターフェースおよび歯14/1の各種の相対位置が図4Bに示されてい る。)各相は、単一の歯/極の周りに捲かれて形成され、結果的に得られるNI TCは、トルクがそ の時間の半分に対してのみ作られることを示す。3相、又は3相以上の電動機に 対しても同様の結果が得られる。極および歯の数を多くすることによりNITC 曲線の或る程度の改善は可能となるが、極円弧PAが歯円弧TAに等しいケース でのトルク特性を最適化することは何人にも出来ない。 本発明によれば、 対向面を持つムーバー(可動子)およびステータ(固定子)、しかもムーバー は、予め定められた通路に沿ってステータに相対的に動くことが可能であり; 上記の対向面の一つに設けられた複数の永久磁石、しかもこれらの磁石(マグ ネット)は、上記の通路に沿って上記の各磁石が上記の通路の各セクション(極 セクション)の一部を占有する形で等間隔に設けられ、しかも上記の極セクショ ンは相互に等しく; かつ、 上記の対向面の他のものに設けられた複数の歯、しかもこれらの歯は、上記の 通路に沿って各上記の歯が上記の歯の各セクション(歯セクション)の一部を占 有する形で互いに間隔を隔てており、しかも上記の歯セクションは、互いに等し く;かつ、 上記の歯の周りに捲かれた捲線、これにより捲線への各相での通電により電動 機を動かすトルクが得らる構成であって、 さらに、 上記の歯セクションが上記の極セクションに実質的に等しく; 上記の歯は、偶数セットで配置され、各セットは、少なくとも一つの上記の歯 を含み;かつ、 上記の歯のセットにより占有される歯セクションのセットは、上記の通路に沿 って測定された場合、相数により除された上記の極セクションの2倍に実質的に 等しい領域だけ隔てて配置されている ことを特徴とするブラシなし直流電動機が提供される。 下記に開示される発明の実施の特に好ましい形態によれば、本発明の電動機は 、ラジアルタイプロータリー電動機(放射型回転電動機)として図1および図2 に関して上記に似た形で実施される。この場合には、ムーバー(可動子)はロー タ (回転子)であり、ロータとステータの一つは、全体が円筒状であり相手の中に 嵌入しており、上記のマグネットと上記の歯は共にロータの回転軸に平行に延び 、ロータとスタータとの間の円筒状のエアーギャップの中に在る。この場合には 、従って通路の極と歯のセクションは夫々極円弧と歯円弧となる。 かかる電動機の構造は、下記の利点をもたらす。歯の角度(従って捲かれた歯 の歯円弧)は、極角度に実質的に等しくなる為に、歯角が極角に等しい上記の公 知のデザインにより可能となる優れたNITCに実質的に等しい良好なNITC を実現することが可能である。然し歯セットは、相数により除された2倍の極角 に実質的に等しい共通角により隔てられている故に、一つの歯セットに於けるマ グネットインターフェースと歯との角度関係と、もう一つの歯セットとの同じ関 係との間には角度上の変位(電動機の特定の角度位置に対し)が存在する。即ち 公知のデザインとは異なり、歯に相当するマグネットインターフェースの角度位 置は、すべての歯に対して同じであることは最早当てはまらない。従って各歯に 対するNITCは、各他の歯に対するNITCとは同位相、又は逆位相であるこ とも最早当てはまらない;従って電動機は、単相、又は2相として実施し得るに 過ぎぬことも最早当てはまらない。逆に電動機は、3、4、又はそれ以上の相数 に対しても容易に実現されることが出来る。この様に等角度デザインの利点(ト ルク特性に関する)は、単相、又は2相に実施が制限されることの短所を伴うこ となく実現されることが出来る。 歯セットの間の間隔は、デテントトルク(回転止めトルク)を作り出すことに なる場合がある。デテントトルクを最小に抑えるには、その上に捲線を持たぬ別 の各歯を、上記の歯のセットにより占有される歯セクションの上記のセットの間 の各スペースに配置することが可能であり、このようにすることが好ましい。別 の(捲かれていない)歯は、捲かれた歯セットの間の上記の対向面の上記の他の ものの一部に於ける磁気の連続性を維持し、これによりデテントトルクを最小に することに役立つ。 歯のデザインを適切にすることにより、別の(捲かれていない)歯を設けるこ とは、効率の低下を招くことが回避される、何故ならば−後述の如く−歯の周り のスペースは、捲かれた歯の捲線を容れる為に使用出来るからである。 4つの上記の歯のセットがあり、又電動機は、4相電動機であることが望まし い。4相電動機は、直流ブラシなし電動機に通常用いられる3相構造よりもシリ コン(捲線に通電するための回路における)をより有効に用いることを可能にす ることが出来ると同時に、電流をパルス幅変調法でコントロールすることを依然 として可能に保つ。 アキシヤルタイプロータリ電動機(軸型回転電動機)として発明の実施の特に 好ましい形態は、各種の方法で実施することが出来る。下記に詳述されている特 に好ましい実施例に於いて:複数の永久磁石がロータの上記の対向面に設けられ 、かつ歯がステータの上記の対向面に設けられ;ロータは、ステータの外側に配 置され;ロータは、円筒体で永久磁石をその内側に取付けられており;そして、 その上に上記の捲線を持つ上記の歯と上記の別の歯は、T字型を為し、Tの垂直 部分は、ロータの回転軸から放射方向に延び、Tのクロスバーは永久磁石に対面 する。 後述の如く本発明は、ラジアルタイプロータリ電動機として実施されることに 限定されることはない。例えば、アキシャルタイプロータリ電動機およびリニア 電動機として実施することが出来る。 本発明は、添付の図面を参照し解説的で限定を意味せぬ実施例の形で詳述され 、しかも図では同じ部材には同じ記号が用いられるものとする: 図1は、公知のブラシなし直流電動機の模式的な側面図で、そのステータは断 面で示されている; 図2は、図1の矢印IIの方向に沿って作られた図1の電動機の部分端面の線型 展開図である; 図3Aは、公知の電動機の極円弧と歯円弧とが互いに等しい理想的なNormali sed Instantanous Torque Constant(正規化瞬時トルク定数、NITC)を示 す; 図3Bは、図3Aに示されたNITCの夫々の位置に対応するマグネットイン ターフェースと歯の相対位置を示す: 図3Cは、図3Aに示された理想的なNITCの実際上の形状を示す; 図4Aは、公知の電動機の4相バージョンの理想的なNITCで、極円弧と歯 円 弧が互いに異なっている場合を示す; 図4Bは、図4Aに示されたNITCの夫々の位置に対応するマグネットイン ターフェースと歯の相対位置を示す; 図5は、本発明の実施例としてのラジアルタイプロータリー4相ブラシなし直 流電動機の端面図である; 図6は、本発明の実施例としての電動機のロータの図5に於けるラインV1- V1に沿って作られた断面を示す; 図7は、本発明の実施例としての電動機のステータのラミネーション(積み重 ね)を示す; 図8は、本発明の実施例の電動機のステータであって、ロータの中にステータ が取付られた時の図5に対応する端面図である; 図9は、本発明の実施例の電動機の捲線に通電する為に用いることの出来る或 る形態の切替え、又はドライブ回路の模式回路図である; 図10は、公知の3相ブラシなし直流電動機の捲線に通電する為に用いること の出来る公知の形態の切替回路の模式回路図である; 図11は、各相に対する捲線がステータの主歯の対を為す交互のセットの歯の 間に分布する図5から図8の電動機の変形例(本発明の実施)を用いて使用する 為の図9の回路の変形例を示す; 図12は、変形された電動機のステータをその挿入側から見た図を示す; 図13は、挿入側とは反対の側から見た変形された電動機のステータを示す; 図14Aは、捲線がその歯の周りに捲かれる前の挿入側から見た変形された電 動機のステータを示す; 図14Bおよび14Cは、図14Aに関連して捲線の作られる方法を示すテー ブルである; 図15は、図5から図8の電動機の別の変形例(本発明の実施)によるステー タの一部の線型展開の模式図である; 図16は、本発明を実施するアキシャルタイプロータリー4相ブラシなし直流 電動機のロータのエアーギャップ(空隙)面から見た図である; 図17は、図16の電動機のステータのエアーギャップ面から見た図である; 図18は、図17のステータの先端図である;そして、 図19は、本発明を実施するリニアー4相ブラシなし直流電動機の模式部分図 である。 発明を具現する4相ブラシなし直流電動機に関し、図5から図8を参照して次 に詳述する。図5から図8のブラシなし直流電動機は、多くの点で図1および図 2のそれに似ているので図5から図8の電動機の記述は、或る程度それが図1お よび図2のそれと異なる点にのみ限定されるものとする。 図5から図8のブラシなし直流電動機は、軸A-Aの周りに回転する如く取り 付けられた円筒状のロータ20とこのロータの中に組み込まれる形でロータと同 軸的に取り付けられた円筒状のステータ22を包含する。ロータ20とステータ 22は、対向する表面、即ち円筒状のエアーギャップ(空隙)により隔てられた ロータの内面とステータの外面を持つ。 ロータ20は、その一端26(図6)を閉じられた円筒状の軟鋼体24を包含 する。ロータ20は、又バー状(棒状)の長いメンバーの形の永久磁石Mを円筒 体24の内面に接合されており、しかもその内面は、上記の対向面の一つを形成 する。マグネットM(14個がこの実施例では用いられている)が、ロータ20 の回転軸A-Aの周りに各マグネットが夫々の極円弧PAの一部(および出来れ ばそのほぼ全部)を占有する如く等角度を隔てて設けられている。各極円弧PA は、軸A-Aに中心を持ちマグネットMを通過する半径r1の第1円C1(図5) の夫々の円弧である。各極円弧PAは、軸A-Aに対し共通角(極角)を抱き、 従って極円弧は互いに等しくなる。この実施例に於いては、マグネットの数が1 4である為に極角αは(360°/14)=25.71°に等しい。 図5の参照記号N(北極)とS(南極)により知ることの出来る如くマグネッ トMは、軸A-Aから放射方向に磁化されるのに対し隣接のマグネットは反対方 向に磁化される。 ロータ20の円筒体24の閉鎖端26は、その中にソケット28が形成されて いる。円筒体24の中のソケット28の端末は、図6に仮想的に示されているス ピンドル(軸)30を支持し(図8をも参照)、これによりロータ20は、電動 機が組立てられる時に回転し得る如く支持される。円筒体24の外のソケット2 8の端末は、出力シャフト(図示されず)を支持し、これは電動機の外側ケーシ ング(図示されぬ)の外側に延びる。 ステータ22は、その中に穴34を持つフォーマ(形成体)32を持ち、かつ これは電動機が組立てられた時にロータ20のスピンドル30を支持する。フォ ーマ32の外側には、それ自体公知の方法で(電動機が組み立てられる時の)軸 A-Aに沿って間隔を隔てた同じ形のラミネーション36(その一例が図7に示 されている)を重ね合わせ互いに固定され、互いに電気的に絶縁される強磁性体 が取付けられている。ラミネーション36の適切な形成(例えばスタンピング) により16の歯Tm、Taが上記の対向面の他の面、即ちステータ22の外側面に 設けられる。 歯Tm、Taは、12の主歯Tmと4つの補助歯Taから成る。図7および図8か ら知ることの出来る如く歯Tm、Taは、ロータ20の回転軸A-Aの周りに(電 動機が組立てられる時に)互いに角度間隔を隔てており、主歯Tmは、3つの隣 り合う歯の4セットとして設けられ、又各補助歯Taは、3つの主歯Tmからなる 各セットの間に設けられている。 各主歯Tmは、各歯円弧TAの一部(および後述の捲線の形成を可能にする為 のギャップ(間隙)を残すことの制約を条件として、出来ればそのほぼ全部)を 占有する。各歯円弧TAは、軸A-A-に中心を持ち歯Tm(および歯Ta)を通過 する半径r2の第2円C2(図8)の各円弧である。各歯円弧TAは、軸A-Aに 対し共通角(歯角)βを抱き、この為に歯円弧TAは互いに等しい。電動機は、 主歯Tmに対する歯角βがマグネットMに対する極角α、即ち(360°/14) =25.71°に等しくなる如き構造を持つ。従って主歯Tmに対する歯円弧TA は、マグネットMに対して極円弧PAに実質的に等しい。 各補助歯Taは、各歯円弧TAaの一部(および後述の捲線の形成を可能にする 為のギャップを残すことの制約を条件として出来ればそのほぼ全部)を占有する 。各歯円弧TAaは、第2円C2と同等の各円弧である。各歯円弧TAaは、軸A -A-に対し共通角(歯角)γを抱き、これにより歯円弧TAaは、互いに等しく なる。電動機は、補助歯Taに対する歯角γが主歯Tmに対する歯角βの半分に実 質的に等しく、この歯角βは上述の如くマグネットMに対する極角α(360° /14) =25.71°に実質的に等しい。即ち、補助歯Taに対する歯角γは、(360 °/14/2)=12.86°に等しい。 主歯Tmおよび補助歯Taの両者は、ほぼT字型を為し、Tの垂直部分は、ロー タ20の回転軸から放射方向に延び、Tのタロスバーはエアーギャップを横切り 永久磁石Mに対面する。 主歯Tmの第1セットのみに対して図8に示されている如く各捲線40は、1 2個の主歯Tmの各々のTの垂直部分の周りに捲き付けられる。(然し捲線は、 補助歯Taの周りには捲き付けられていないことが重要である。)図面に示され てはいないが主歯Tm(および補助歯Taも)は、ステータ22の軸方向の全長に 沿って長く延び、これにより捲線40も同様に延びる。ステータ22の軸方向の 長さは、実際にロータ20の永久磁石Mの軸方向の長さに実質的に等しく、この 為にステータがロータの中に組み込まれる時にステータの反対側の端部は、マグ ネットの反対側の端部に整合する。捲線40に通電する為の回路(後述の)は、 ステータ22の端部に固定されることが可能であり、ステータの端部は、電動機 が組立てられる時にロータ20の円筒体24の閉鎖端26(図6を参照)に近い 位置に在り、ステータの端部はステータとロータの閉鎖端26との間の空間を占 有する。 電動機の使用に当たっては捲線40は、ロータ20およびステータ22の相対 角度位置と同期的にマグネットMにより作られる磁界と相互作用する電流を通電 されることによりロータ20を回転させるトルクを作り出す。通電の方法を以下 に詳述することとする。 上述の如く本実施例の電動機は、4相電動機である。このために、捲線40を 持つ3つの主歯Tmが4セット存在する。簡単の為に主歯Tmの4セットの内の各 一つのセットの捲線40が、4相の各一つの捲線であると仮定する。然し、後述 の如くこの事は必ずしも必要なことではない:各相の捲線40は、主歯Tmの各 セットの間に分配されることがある。 それぞれ3つの主歯Tmからなる4セット上に捲かれた3つの捲線を有する4 つのセットは、4相の各相を通じて通電される。即ち当該相中4つの主歯セット のうち各一つのセットの3つの捲線40が、同時に通電される(3つの捲線の隣 り合う捲線の電流は反対の方向に流れる)。この場合、各主歯セット(各相)の 3つの捲線40は、直列に相互接続されている。(或いは上記の代わりにそれら は並列、又は直/並列に相互接続されているか;又は3つの主歯のすべての周り に唯一つの捲線を捲くことも出来るであろう。) 図9は、捲線40を通電する為に使用することの出来る一つのスイッチング回 路の回路図を示す。図9では単一コイルW1として示されるものは、実際には図 8に示されている3つの捲線40の直列接続から成る捲線アセンブリ(相1に対 する)、即ち3つの主歯Tmの最初のセットの上に捲かれたものである。単一コ イルW2として示されたものは、実際には3つの主歯Tmの4セットの2番目の セット、即ち図8の(例えば)時計方向に続く最初のセットの3つの捲線の直列 接続から成る捲線アセンブリ(相2に対する)(図8に示されていない)である 。同様に単一コイルW3およびW4として示されているものは、実際には3つの 主歯Tmの4セットの第3および第4セット、即ち図8の時計方向に第2セット に次々と続くセットの第3および第4セットの3つの捲線(図8に示されていな い)の直列接続から成る捲線アセンブリ(夫々相3および4に対する)である。 各相1から4に対する捲線アセンブリW1からW4の各々は、各スイッチS1 からS4と直列に直流電源42を跨いで接続される(例えばパワーFETの如き 半導体スイッチ)。スイッチS1からS4のオペレーションは、コミュテーショ ンロジック回路(整流論理回路)44によりコントロールされ、しかもこの回路 の状態は、ロータ位置センサ(例えばホール(Hall)効果センサ、4相電動機の 場合には2つ)46により電動機の各1回転中ロータ20とステータ22の予め 定められた相対角度位置から始まりスイッチの一つのみが次々とS1、S2、S 3およびS4の順番で回転(サイクル)の各25%だけ、即ち4つの相の各一つ だけ閉じられる。この為に捲線アセンブリW1からW4は、次々とW1、W2、 W3およびW4の順序で回転(サイクル)の各25%だけ、即ち4相の各一つに 対して通電される。図9に示された如く捲線W1からW4に隣接する点(ドット )による従来の方法で、捲線アセンブリW3およびW4は、捲線アセンブリW1 およびW2とは反対の方向(センス)に通電されることに留意し、又上記に照ら して図8の示すものを考慮した場合に、電動機の正しい4相通電が果たされるこ とは、この分野での熟練者には明らかである。(図8はその間に相1、即ちその 間に捲線W1(図8に示 された3つの捲線40の直列接続から成るもの)が通電されるロータ20とステ ータ22の相対角度位置を示す。) 4相ブラシなし直流電動機の使用上の利点が、公知の3相ブラシなし直流電動 機の捲線を通電する為に使用することの出来る公知の形態のスイッチング回路の 回路図(図9に似た形態の)である図10を参照して記載することとする。図1 0に於いては、勿論3つの捲線アセンブリ、即ち3相の各々に対して一つ宛の捲 線アセンブリ3個がある。3つの捲線アセンブリは、6つの半導体スイッチによ りコントロールされる。3つのロータ位置センサ46が必要である。図9の4相 回路は、図10の3相回路に比較して後者が銅をより効率的に使用しているだけ 効率的に劣る。即ち図9の4相回路では、各捲線アセンブリはサイクル(回転) の25%に於いてのみ通電されるのに対し、図10の3相回路では各捲線アセン ブリは、サイクルの2/3にわたり通電される。然し、図9の4相回路は、図1 0の3相回路よりも後者のシリコンの使用効率が低いことの為に、その分だけ高 い効率を示す:図10の3相回路は、6つの(4つではなく)半導体スイッチを 必要とする。シリコン(半導体装置の形での)は、銅よりも高価であるから、総 合的には4相構造が商用的には優れている。更に図9の4相回路は、下記の2つ の点で図10の3相回路に比較して技術的に優れている。第1に、図9の4相回 路のスイッチのすべては、(図10の3相回路のものと異なり)共通の回路節点 に接続され、この事が捲線を通電する為のドライブ回路の構造を簡単にする。第 2に、図9の4相回路では、スイッチS1からS4の何れかの短絡故障の後にイ ンダクタンス(捲線アセンブリの一つ)が直流電源を跨いで残る。同じことは図 10の3相回路には当てはまらない。 上述の如く本発明を具現する機構、即ち各相が主歯Tmのセットの各一つに捲 かれている機構にも各相に於いて、各相の捲線がスイッチオフされる時に問題が 起きる。この時点で捲線電流による蓄えられた磁気エネルギーは、スイッチS1 からS4の1つに関連するスイッチオフ電圧を高める為に、スイッチは電子雪崩 (アバランシェ)、又はツエナー(Zener)効果により通電される。スイッチイン グ装置を正しく選択することにより、この通電モードは、装置の故障を伴うこと なく維持されることが出来る。然し、生じる電力損失は、電動機および通電 (ドライブ)機構の効率を低下させる。 この問題は、捲線アセンブリを相互に結合することにより、少なくとも一部は 克服することが出来る。上記の結合は、各相の捲線アセンブリを作る捲線40を それらが主歯Tmのセットの一つ置きのセット(対向した対)の歯の周りに(主 歯の一つのセットのみの歯の周りに捲く代わりに)捲かれる如く施すことにより 果たすことが出来る。これに関しては、相1と相3のNITC波型の間に180 °の相のシフトが生じる。同様に相2と相4のNITC波型の間にも180°の 移相が生じる。従って、主歯Tmの各セットの捲線が、一つの相(例えば相1) の捲線の半分および対向相(例えば相3)の捲線の半分を含む如く捲線40を設 けることにより、対向相の間で相互の磁束の結合が成立し、これにより上記の問 題が減少し、又はほぼ解消することも考えられる。(結合は必要があれば対向相 の両対を同時に捲くことにより、更にその度合いを高めることが可能であり、従 ってコンダクタ(導体)を歯の間のスロットを均等に横切る形で分布させることに よりなる。) 図11は、上記の効果を果たすことを可能にする図9のドライブ回路に関して 改善されたドライブ回路の図である。図11の場合には、相1に対する捲線アセ ンブリおよび相3に対する捲線アセンブリの両者は、主歯Tmのセットの一つ置 きの対(対角的に対向する)の両者の周りに捲かれ、これにより相1および3に 対する捲線アセンブリが相互に結合される。同様に相2に対する捲線アセンブリ W2および相4に対する捲線アセンブリは、主歯Tmのセットの他の一つ置きの 対(対角的に対向する)の両者の周りに捲かれることにより、相2および相4に 対する捲線アセンブリは相互に結合される。図11に於いて、クランピングダイ オードD1からD4は、夫々スイッチS1からS4を跨いで接続されている。 図11の機構の動作が次に記載される。相1が(一例として)スイッチS1が 開くことによりスイッチオフされると、相1の捲線アセンブリW1に誘発される 電圧(正)は、誘発された負の電圧(供電電圧に関して)により相3との相互結 合により補完される。クランピングダイオードにより蓄えられた磁気エネルギー は、安全に除去される。同じ効果は、相2、3および4が(夫々)スイッチオフ される時にクランプダイオードD4、D1およびD2により果たされる。この結 果、上記の形態を用いる時には、図10の3相機構とほぼ同じ有効性を以て4相 電動機とドライブ機構は、蓄えられたエネルギーを処理することが出来る。 相捲線の上記の相互結合を果たすことの出来る一つの方法を、図12から図1 4を参照して記載することが出来る。図12は、ステータ22を挿入側から示す か、又はスイッチS1からS4に接続されている捲線アセンブリW1からW4の 端末φ1Cからφ4C(図11を参照)の現れる端部から示している。図13は 、ステータ22を挿入側の反対側から示すか、又は一体的に接続される捲線アセ ンブリW1からW4の端末φ1Sからφ4S(図11を参照)の現れる端部から 示している。図14Aは、捲付の前の挿入側から見たステータ22を示し、図1 4Bおよび図14Cは、捲線の実施法、および歯TmとTaとの間のスロット(1 から16)の図14の番号に対応する番号を示す表である。 例えば相1を考えると、これは図14Bに従って捲かれる。従って相1は、挿 入側でスロット2に始まり(φ1C)、スロット1に現れ、スロット2に戻り、 スロット3に現れ、スロット4に行き、次に挿入側のスロット3から現れる。( これ迄のところ相1は、図14の頂部の主歯のセットの周りに捲き付けられてい る。)次に捲線は(挿入側に於いて)、ステータ22の外周を周ってスロット9 に、即ち捲線の始まったセットと一つ置きの関係にある(対角的に対向する)主 歯Tmのセットに向けられる。相1は、次にスロット9、10、11、10、1 1および12を通過し、挿入側とは反対のステータ22の側のスロット12にて 終わる(φ1S)。 相3は、相1と同じルートで捲き付けられるが(図14Bを参照)、この場合 には挿入側と反対の側で始まり(φ3C)、挿入側で終わる(φ3S)。 図12、13および14Cから明らかな様に相2および相4は、相1および相 3と同様の方法で捲かれる。但しこの場合には、それらは図14Aの左と右の主 歯Tmのセット、即ち別の2つの一つ置きの(対角的に対向する)セットに捲付 けられる。 好ましい実施例に於いては、各相の捲線は8つの系線を持ち、各該当の主歯T mの周りに5回捲付けられる。 上述の如き捲線アセンブリの相互結合は、上述の如く本発明を実施する4相ブ ラシなし直流電動機に対する改善の意味合いで示されたものである。然し、相互 結合機能およびその利点は、一般の4相ブラシなし直流電動機、例えばラジアル タイプロータリ電動機(図1および図2の如き)、アキシャルタイプロータリ電 動機、又はリニア電動機の何れの形で実施されるかには関係なく、上述の如く公 知の不等円弧構造にも適用することが出来る。従って、例えば捲線および通電は 、図11から図14Cを参照して上記の如く行われるが、捲線は、例えば図1お よび図2に基づいて説明した電動機の歯14に行われることが条件である。この 場合(図1および図2の場合)の歯は、多数のセットに配置されていると考える ことが可能であり(補助歯により分離されていない)、セットの数は、4の倍数 (例えば4、8、12等)であり、各セットは、少なくとも一つの歯を持つ。相 互結合は、図11から図14Cに関して、上述の如く歯14のセットの一つ置き のセットの周りに第1と第3相の捲線16を、又歯14のセットの別の一つ置き のセットの周りに第2および第4相の捲線16を設置することにより果たされる 。 上述の如く本発明を具現化する電動機は、セット当たり3つの主歯Tmを持つ 4相電動機である。然し、上述の如き本発明を具現化する電動機は、他の数のセ ット当たりの主歯Tmと他の相数を持つ如く変形されることにも留意が必要であ る。 セット当たりの主歯の数の変形例を先ず考えるとき、この数は一つ、又は3つ 以外の任意の複数であることが出来る。例えば、上述の如く4相電動機は、セッ ト当たり一つの主歯を持つ如く変形されることが出来るが、この場合には4つの 主歯Tm、4つの補助歯Taおよび6つのマグネットMを持つことになる。(この 場合の4つの主歯Tmに対する歯角β(これはマグネットMに対する極角αに実 質的に等しいことが上記から導出することが出来る)は、(360°/6)=60 °であり、4つの補助歯Taに対する歯角γは、その1/2、即ち(360°/6/ 2)=30°である。 相の数は、4以外であることが可能である。この場合には、補助歯Taの歯角 γ(歯円弧TAa)と極角α(極円弧PA)との比は1:2以外の値である。例 えば、3相電動機に対しては、γ=2α/3の関係式が適用される。一般的に言え ば、n-相電動機に対する関係式は、γ=2α/nと言える。 上述の機構に於いて、主歯Tmのセットの数(4)は、相の数に等しいが、主 歯のセットの数が相の数を上回るようにすることも出来る。主歯のセットの数は 、 2の倍数(即ち偶数でなければならず)、又相数の倍数でなければならない。従 って、4相電動機に関しては、主歯のセットの数は4(上述の如く、好ましい数 である)、8、12、16等となる。3相電動機に対しては、主歯のセットの数 は、6(好ましい)、12、18等となる。 上に簡単に示された如く上述の電動機に補助(捲かれていない)歯Taを設け ることにより、効率の低下を招くことは考えられない、何故ならば歯の周りのス ペースは、主歯Tmの捲線を容れるのに用いることが出来るからである。これは 、歯Tmのうちの或るもののTの垂直部分を中心から偏移させることにより、捲 線を容れる為のスペースを等しくすることが出来る。 図15は、これを如何に行うかを示している。図15は、捲線をより多く容れ る為に改善されたステータ22の一部の線型展開の模式図である。図15に於い ては、3つの主歯Tmのセットの一つを含むステータ22の一部が示される。図 から知ることの出来る如く、2つの外側の主歯TmのTの垂直部は、中心から各 対面方向に偏移している。偏移の量は、3つの主歯TmのTの垂直部の間の2つ のスペース、又はスロットの面積(2A)が、外側の2つの主歯TmのTの垂直 部と、それに隣り合う2つの補助歯TaのTの垂直部との間の2つのスペース、 又はスロットの面積(A)の2倍にほぼ等しくなる程度である。 上述の如く本発明を具現化する電動機は、図1および図2の公知の電動機の如 くラジアルタイプロータリ電動機である。然し、本発明は、この形での実施例に 限定されるものではない。本発明は、例えばアキシャルタイプロータリ電動機、 又はリニア電動機を提供する如く変形されることが出来る。 上述のラジアルタイプロータリ電動機のアキシャルタイプロータリ電動機の形 への変形を、下記に図16から図18を参照して示すこととする。図16から1 8の電動機は、それがアキシャルタイプであることを除き、図5から図8を参照 して記載されるラジアルタイプ電動機とほぼ同じ構造を持つ。従って図16から 図18の電動機は、図5から図8のそれとは異なっている点に就いてのみ、記載 することとする。又図5から図8の部材に相当する図16から図18の部材には 、図5から図8に示された同じ記号が与えられ、しかもこれに(′)が加えられ ることとする。 図16から図18の電動機は、ディスク状の軟鋼体24′から成るロータ20 ′(図16)を包含する。この場合には、14個のマグネットM′ディスク体の 片面(平坦面)に接合により固定される。マグネットM′は、楔形で本体24′ の中心から放射状に延び、中心は、電動機の回転軸A′-A′(図18)上に設 けられている。図5から図8の電動機のマグネットMの場合の如く、14個の同 じマグネットM′が軸A′-A′の周りに等間隔に配置されており、その各々は 、軸A′-A′に対し(360°/14)=25.71°に等しい極角αを抱く各極 円弧の一部(および出来ればほぼその全部)を占有する。 図16から図18の電動機のステータ22′は、12個の主歯Tm′および4 個の補助歯Ta′を持ち、これらは、図5から図8では電動機のステータ22の 歯に設けられるものと同様であり、これらがディスクの片面(平坦面)に設けら れている。歯Tm′およびTa′は、ディスクの中心から放射方向に延び、中心は 軸A′-A′上に設けられている。歯Tm′およびTa′は、図5から図8の電動 機の歯に類似の間隔と相対的なサイズを持つ、即ち各主歯Tm′は、軸A′-A′ に対し(360°/14)=25.71°に等しい共通の歯角βを抱く各歯円弧の 一部(および好ましくはほぼそのすべて)を占有し、又補助歯Ta′は、軸A′- A′に対して(360°/14/2)=12.86°に等しい共通の歯角γを抱く各 歯円弧の一部(および好ましくはほぼそのすべて)を占有することが出来る。 図18から知ることの出来る如く、主歯Tm′および補助歯Ta′は、ほぼT字 型を為すのが好ましく、Tの垂直部は、軸A′-A′から放射方向に延び、又T のクロスバーは、電動機が組み立てられた時にはロータ20′およびステータ2 2′はそれらの中心が軸A′-A′と同軸的となり、又そのフラット面が互いに 対向する為にマグネットM′は、歯Tm′、Ta′にエアーギャップ(空隙)を介 在させて対向する如く取付けられる時に形成されるディスク状のエアーギャップ を跨いで永久磁石M′に対面する。 捲線40′は、主歯Tm′の周りに捲かれる。 図16および図18のアキシャルタイプ電動機は、図5から図8のラジアルタ イプ電動機に同様の方法で通電され作動する。 上記に於いては、図5から図8のラジアルタイプ電動機のマグネットMの極円 弧PAは、主歯Tmの歯円弧TAとは極めて僅かではあるが相違することが説明 された。これは極円弧PAは、軸A-Aに中心を持つ第1円(マグネットMを通 る)に沿って測定されたのに対し、歯円弧は、軸A-Aに中心を持つ第2円(歯 を通過する)に沿って測定される故である。従ってα=βの場合に、PAとTA の値は僅かに異なる、何故ならば第1円と第2円は(円筒状の)、エアーギャッ プの対向する側に位置するからである。然し、図16から図18のアキシャルタ イプ電動機では、極円弧と歯円弧はマグネットM′と歯Tm′、Ta′との間のエ アーギャップ(ディスク状)の中に存在する共通の円の円弧であると考えること が出来るので、この場合にはα=βに対して歯円弧と極円弧は正確に同じである 。 図5から図8のラジアルタイプ電動機では、ロータ20は、軸A-Aに中心を 持つ円により限定され、円筒状のエアーギャップに存在する予め定められた通路 に沿ってステータ22に相対的に動くと考えることが出来る。従って、極円弧P Aは、その通路の各セクション(極セクション)、即ち円弧の1/14にそれぞ れ等しい円の円周の各セクションであると考えることが出来る。同様に主歯円弧 TAは、その通路の各セクション(歯セクション)、即ち円周の1/14にそれ ぞれが等しい円の円周の各セクションと考えることが出来る;又補助歯円弧TA aは、それの1/28にそれぞれが等しい円周のセクションと考えることが出来る 。 同様に図16から図18のアキシャルタイプ電動機に於いて、極円弧と主およ び補助歯円弧は、ステータ22′に相対的に動くロータ20′の予め定められた 通路の円周の同様のセクションと考えられ、しかも上記の通路は、軸A′-A′ に中心を持つ円により限定され、マグネットM′と歯Tm′、Ta′との間のディ スク状のエアーギャップの中に在る。 本発明は、ロータリ電動機としての実施に限定されていない。本発明は、リニ ア電動機の形で具現されることも出来る。電動機が如何に実施されるかに就いて 述べるならば、図8に示されたラジアルタイプロータリ電動機がその外周の周り の或る点で分割され、円筒状のロータ20およびステータ22が扁平な形に“延 ばされた”姿を想像することで容易に理解することが出来る。即ち、かかるリニ ア電動機は、図5から図8の電動機の現実的な(概念的ではなく)線型展開であ り、ロータ(ロータリムーバー)が直線ムーバー(可動子)であり、ステータに 対して直線的に動くことの出来るものと考えることが出来る。 かかるリニア電動機の一部が、図19に或る程度模式的に示されており、しか もこの図では図5から図8の部分に該当する部材は、図5から図8の記号に(″ )を付した記号を与えられている。 この場合には、ムーバー20″はムーバーとステータとの間の(ウエブ状の) エアーギャップ(空隙)に沿って図19の平面内で延びる直線により限定された 、予め定められた通路に沿ってステータ22″に対して相対的に動き、しかもマ グネットM″と歯Tm″、Ta″は、通路の対向する側に沿って線型的に配置され ている。 上述の如く本発明を具現するロータリタイプ電動機に於いては、ロータおよび ステータは、非限定の相対角度運動を行うことが出来る。然し、本発明はステー タおよびロータの相対角度運動が限定される電動機にも適用される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),UA(AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM ),AL,AM,AT,AU,AZ,BB,BG,BR ,BY,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE, ES,FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US ,UZ,VN 【要約の続き】 円弧は、夫々軸(A-A)に対し相の数で除された上記 の極角(α)の2倍にほぼ相当する共通角(γ)を抱 く。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.対向する面を持つムーバーおよびステータ、しかもムーバーは予め定められ た通路に沿ってステータに相対的に動き; 上記の対向面の一つに設けられた複数の永久磁石、しかもこれらの磁石は、上記 の通路に沿って上記の各磁石が上記の通路の各セクション(極セクション)の一 部を占有する如く等間隔に配置されており、しかも上記の極セクションは互いに 等しく; 上記の対向面の他のものに設けられた複数の歯、しかもこれらの歯は上記の通路 に沿って上記の歯の各々が上記の通路の各セクション(歯セクション)の一部を 占有する形で互いに間隔を隔てて設けられ、しかも上記の歯セクションが互いに 等しく;かつ、 上記の歯の周りに捲かれた捲線、これにより捲線が各相に於いて電流を流される ことによりムーバーを動かすトルクが生じるようにした構成であって、 さらに、 上記の歯セクションは、上記の極セクションに実質的に等しく; 上記の歯は、偶数のセットの形で設けられ、しかも各セットは少なくとも一つの 上記の歯を含み;かつ、 上記の歯のセットにより占有される歯のセクションのセットは、上記の通路に沿 って測られた場合に相の数により除された上記の極セクションの2倍の数に実質 的に等しい間隔を隔てて配置されている ことを特徴とするブラシなし直流電動機。 2.その上に捲線を持たない別の歯が、歯のセットにより占有される歯セクショ ンのセットの間の各スペースにそれぞれ配置されている請求項1記載のブラシな し直流電動機。 3.その上に捲線を持つ歯とその上に捲線を持たない別の歯の両者は、ほぼT型 でありTのクロスバーは、永久磁石に対面している請求項2記載のブラシなし直 流電動機。 4.歯のセットの数が4の倍数であり、かつ電動機は4相モータである請求項1 、2又は3記載のブラシなし直流電動機。 5.各歯セットが3つの歯を含む請求項4記載のブラシなし直流電動機。 6.第1相および第3相の捲線が相互に結合され、かつ第2相および第4相の捲 線が相互に結合されている請求項4又は5記載のブラシなし直流電動機。 7.第1相および第3相の捲線の相互結合は、第1相および第3相の両者の捲線 を歯のセットの一つ置きのセットの周りに設けることにより、かつ第2相および 第4相の捲線の相互結合は、第2相および第4相の両者の捲線を歯のセットの別 の一つ置きのセットの周りに設けることにより夫々果たされるようにした請求項 6記載のブラシなし直流電動機。 8.複数の永久磁石がムーバーの対向面に設けられ、かつ歯がステータの上記の 対向面に設けられている請求項1〜7のいずれかに記載のブラシなし直流電動機 。 9.電動機がラジアルタイプロータリ電動機であり、しかもムーバーがロータで あり、しかもロータとステータの一つは全体が円筒状であり相手の中に組み込ま れ、しかも磁石および歯は、共に長さ方向にロータの回転軸に平行に延び、かつ 通路は回転軸に中心を持ち、ロータとステータとの間の円筒状のエアーギャップ の中に在る円により限定されている請求項1〜8のいずれかに記載のブラシなし 直流電動機。 10.ロータがステータの外側に設けられている請求項9記載のブラシなし直流 電動機。 11.ロータがその内側に永久磁石を有している円筒体からなる請求項10記載 のブラシなし直流電動機。 12.電動機がアキシャルタイプロータリ電動機であり、ムーバーはロータであ り、しかもロータとステータは対向する面を持ち、しかも磁石が対向する面の一 つの上に設けられ、かつ歯が上記の対向面の別のものの上に設けられ、通路が、 ロータの回転軸に中心を持ち、ロータとステータとの間のディスク状のエアーギ ャップの中の磁石と歯との間に位置する円によって限定される請求項1〜8のい ずれかに記載のブラシなし直流電動機。 13.電動機がリニア電動機であり、ムーバーは、直線的に動くことが可能であ り、しかも磁石と歯は、磁石と歯との間に在る通路を限定する直線の対向側に沿 って線型的に配置されている請求項1〜8のいずれかに記載のブラシなし直流電 動 機。 14.対向面を持つムーバーおよびステータ、しかもムーバーは予め定められた 通路に沿ってステータと相対的に動くことが可能であり; 上記の対向面の一つに設けられ、上記の通路に沿って間隔を隔てている複数の永 久磁石; 上記の対向面の他の面に設けられ、上記の通路に沿って間隔を隔ている複数の歯 ;および 上記の歯の周りに捲かれた捲線、しかもこれにより捲線への各4つの相での通路 によりムーバーを動かすトルクが作り出されるようにした構成であって、 さらに、 上記の歯は、複数のセットの形で設けられ、しかもセットの数は、4の倍数で各 セットは少なくとも上記の一つの歯を包含し;および 第1相および第3相の捲線は、相互に結合され、又第2相および第4相の捲線も 相互に結合されることを特徴とするブラシなし直流電動機。 15.第1および第3相の捲線の相互結合は、歯のセットの一つ置きのセットの 周りに第1および第3相の両者の捲線を配置することにより、かつ第2および第 4相の捲線の相互結合は、上記の歯のセットの別の一つ置きのセットの周りに第 2および第4相の捲線を配置することにより果たされるようにした請求項14記 載のブラシなし直流電動機。
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