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JPH10509576A - 符号化ディジタル・ビデオ信号復号方法および装置 - Google Patents

符号化ディジタル・ビデオ信号復号方法および装置

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JPH10509576A
JPH10509576A JP9512526A JP51252697A JPH10509576A JP H10509576 A JPH10509576 A JP H10509576A JP 9512526 A JP9512526 A JP 9512526A JP 51252697 A JP51252697 A JP 51252697A JP H10509576 A JPH10509576 A JP H10509576A
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macroblock
frame
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Pending
Application number
JP9512526A
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ペーター フベルタス フレンケン
Original Assignee
フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 従来慣用のMPEG復号器は、入力バッファ、慣用の2個の基準フレームおよびB情報を含めるために約16メガビットの外部メモリを必要とする。さきに提案されたように、そのメモリ容量の約2.8メガビットは、B情報の蓄積を省略することによって節約することができる。本発明によれば、メモリに蓄積した基準フレームを1個だけ用いるMPEG復号によりメモリ容+と内部処理とのさらなる交換が提案され、メモリからは直接に取戻し得ない表示情報の再構成に要するBおよびPの全情報が即時に復号される。この提案の方法および装置には、つぎの2復号副過程、すなわち、マクロブロック・パラメータに対する第1の復号副過程、即時復号の原理による画像要素に対する第2の復号副過程および後続基準フレームの復号処理後に先行基準フレームを更新するための第3の復号副過程が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】 符号化ディジタル・ビデオ信号復号方法および装置 本発明は、マクロブロックと呼ぶ固定サイズの画像領域に副分割した映像に対 応し、それぞれ、他のフレームからの情報を用いずに符号化し、もしくは、先行 基準フレームおよび関連した動き情報からの動き補正予測によって予測したI型 もしくはP型のフレームと、I型もしくはP型の前後の基準フレームおよび関連 した動き情報から双方向に補間したB型のフレームとのいずれかに対応した符号 化データの形で伝送乃至蓄積されたディジタル信号の復号方法であって、マクロ ブロックの復号処理のために、各マクロブロック毎に、関連したパラメータおよ び画像要素に対応するI型,P型もしくはB型の符号化マクロブロック・データ の入力ビット流を蓄積し、それぞれの型に応じて符号化データを復号し、そのよ うにして得た復号データにより再構成した画像を表示する各過程を備えたディジ タル信号復号方法に関するものである。 本発明は、この方法を実施するために、マクロブロックと呼ぶ固定サイズの画 像領域に副分割した映像に対応し、それぞれ、他のフレームからの情報を用いず に符号化し、もしくは、先行基準フレームおよび関連した動き情報からの動き補 正予測によって予測したI型もしくはP型のフレームと、I型もしくはP型の前 後の基準フレームおよび関連した動き情報から双方向に補間したB型のフレーム とのいずれかに対応した符号化データの形で伝送乃至蓄積されたディジタル信号 の復号装置であって、I型,P型もしくはB型の符号化マクロブロック・データ の入力ビット流を復号する手段、各型に応じて前記符号化マクロブロック・デー タを復号する手段、少なくとも前記先行基準フレームを蓄積する手段、様式変換 の後にこのようにして得た復号データに従って再構成した画像を表示する手段、 並びに、前記蓄積手段、前記復号手段および前記表示手段相互間の接続のための バス手段を備えたディジタル信号復号装置に関するものでもある。 かかる本発明は、(通常の精細度もしくは高精細度のテレビジョンである)デ ィジタル・テレビジョンの分野で、特にその特性をここで論ずるテレビジョン信 号がディジタル動き画像の復号用のMPEG標準と両立し得る場合に適用される 。 国際規格標準化機構、いわゆるISOは、ここ数年間に、ディジタル・データ 圧縮のアルゴリズム、特にMPEG標準(MPEGは動き画像専門家グループの 略)を開発して来た。この標準は、圧縮装置と減圧装置との両立性を達成し、ビ デオ信号の符号化ディジタル表現と復号方法との両方を特定する限りにおいて、 二つの主要技術、すなわち、各画像内の空間的冗長性を除去し得る圧縮すべき信 号の正当な変形と画像系列の時間的冗長性を除去し得る画像間の動き補正とに基 づいている。 動き補正は、符号化済み画像群とその画像群に関する動きを代表するデータと の結合に含まれる技術である。動き補正予測とも呼ばれるこの技術は、現下の画 像は、以前の時点における画像の移行として局部的に模し得る、とするものであ る。この「局部的」という語は、移行の大きさと方向とは、画像のどの部分にお いても同じである必要がない、ことを意味する。画像をブロック群、もしくは、 複数のブロックを含むマクロブロック群に副分割すると、(例えば)先行画像の 1マクロブロックから現行画像のマクロブロックへの移行は、かかるマクロブロ ック群間の変位を表わすベクトルによって説明される。したがって、符号化過程 は、最早マクロブロック自体には関係せず、先行および現下のマクロブロック間 の差引きによって得られる誤差マクロブロックに関係する。逆復号過程は、原画 像の再構成を可能にする。MPEG標準のもとでは、画像は、それぞれ多数のマ クロブロックを含む一連の切片群に分割される。各マクロブロックは、16×1 6個の画像要素すなわち画素群の領域をカバーし、それぞれ、8×8画素群の輝 度ブロック4個と8×8画素群の色度ブロック2個とを備え、動き補正が16× 16画素群のマクロブロック間で行なわれ(画素レベルよりも寧ろ動きベクトル によるマクロブロック全体の動きの符号化により、データ圧縮の増大が達成され )る。 (「内部」、「予測」および「補間」と呼ぶ)3種類の画像がMPEG標準で 考えられ、I型画像、いわゆる内部画像は、他の画像からの情報を何ら用いずに 符号化される(かかるI画像は、最も稀に用いられても、符号化画像の系列の例 えばランダム・アクセスを可能にし、)P型画像、いわゆる予測画像は、I型も しくはP型の先行画像からの動き補正によって予測され(直前の画像からの画素 値の増分変化のみが符号化され)、B型画像、いわゆる補間画像は、先行もしく は後続のI型もしくはP型両画像からの双方向動き補正補間によって得られる。 対応する動きベクトルの発生は、つぎのとおりである。予測画像については、 (先行画像のフィールドを参照して)1個の前方動きベクトルが、各フィールド のマクロブロック毎に、先行した予測もしくは内部画像の同じ順位のフィールド に関して(すなわち、現下の画像がそれぞれ奇数もしくは偶数フィールドであれ ば、予測もしくは内部の先行画像のそれぞれ奇数もしくは偶数フィールドに関し て)計算される。双方向補間画像については、先行および後続の予測もしくは内 部画像の同じ順位のフィールドに関して前方および後方の動きベクトルが計算さ れ(特に直近の予測もしくは内部画像の反対順位のフィールドに関して第3の変 位ベクトルが計算され)る。 米国特許台5294974号は、MPEG標準による構文を有するディジタル ・データ流を得るために設けた符号化装置の構成を示しており、一方、かかるM PEGディジタル・データ流を復号するために設けた復号器は、例えば、文書I SCAS94,ロンドン,1994年5月3.22章「MPEG復号器のVLS I実施」に記載されている。この文書に記載のような復号器の構成は、図1を参 照して想起される。入力符号化信号は、復号副組立10で受信され、その出力信 号は、表示すべき画素群の輝度(および色度)に対応している。蓄積副組立20 にバス30を介して接続された復号副組立10は、復号装置11および表示装置 12を備えている。復号装置11から取出した復号信号は、16×16画素群の マクロブロックの形で、いわゆる4:2:0様式による蓄積副組立20に蓄積さ れる。ついで、蓄積されたマクロブロック群は、そのマクロブロック群を所望の 出力インターレース・モード4:2:2に適応させる(とともに欠落した色度情 報を再構成する)表示装置12に向けて送り出す。 図2は、復号装置11がMPEG標準に従って機能する態様を示す。MPEG データ流の復号信号は、まずバッファメモリ110に蓄積されて、画像系列およ びその画像系列中の各画素グループからなるヘッダが読取られる。各画素の始端 とその型とが識別された後に、各マクロブロックの復号過程が可変長復号回路1 20によって行なわれる。(個別余弦逆変換回路140における)正常な逆変換 が後続する(逆量子化回路130における)各データブロックもしくはマクロブ ロックの逆量子化の後に、動き補正回路150は、変位ベクトル群と(符号化モ ードによる内部もしくは相互間の)各マクロブロックの型を示す信号群とを受信 して、予測のマクロブロック群を得る。内部モードのものを除き、かかるマクロ ブロックは、ついで、加算器160により復号信号に加算され、その出力端に、 画像群の再構成を見込んで表示される信号群をもたらす。かかる画像群がI型も しくはP型であれば、B画像の再構成に有用であるから、基準メモリに蓄積され る。かかる画像群は、(かかるB画像の再構成を見込んで)表示されるときの順 序とは異なる順序で伝送乃至蓄積されているので、表示される前に並べ直さなけ ればならない。 MPEG復号器の多くは、通例、16.8メガビット(1メガビット=220ビ ット)の外部メモリを備えている。例えば720×576画素群の画像サイズに ついては、このメモリ容量がつぎに示すように副分割される。 (a)入力バッファ・メモリ110:約2.5メガビット; (b)基準画像用基準メモリ(かかる先行および後続の画像がB画像のマクロ ブロック群の双方向補間に必要なことはすでに述べてある):画素当たり720 ×576×8×1.5メガビットすなわち5メガビット; (c)各B画像用メモリ:約3.8メガビット。 総メモリ容量は、16.3(2.5+2×5+3.8)メガビットの値となり 、したがって、他の用途(例えば、テレテキスト、グラフィック、オンスクリー ン表示等)に用い得るのは500キロビットに過ぎず、かかる用途に用いるには 不充分である。 1994年11月25日出願の優先権を有するが未公告の同一出願人による欧 州特許出願第94402708.5号は、かかる欠点を直して上述の他の用途に も備え得るようにしたMPEG信号の復号方法を提案している。しかしながら、 その方法を説明する前に、図3乃至図9を参照して、MPEG符号器のバッファ メモリを用いる態様を想起するのが有用である。 図3は、12画像の全群(GOP)用のかかる復号器の入力符号化データ流を 示し、その画像群はI型、P型もしくはB型である(双方向予測を用いるために 、その画像群のもとの順番B-10123456789101112は 修正されて、I1-10423756108913----になっている) 。かかる入力データは、ここではFIF0型(第1入力、第1出力)とするメモ リ110に引渡され、そのFIF0メモリにおける蓄積過程の展開を図4に示す 。所定の画像に関する全データがそのメモリに納まると、MPEG復号器は、つ ぎのタイム・スケジュールに従って、その画像(図5)を復号することができる 。 (a)内部画像I1を復号して、その内部画像I1を他の画像(予測画像P7) に置き換え得るまで、すなわち、6画像期間だけ、第1基準メモリ(図6)に蓄 積する: (b)引続く2画像期間に、画像I1に引続く符号化画像B-1およびB0を双方 向に補間し、かかる画像の各フィールド(奇数フィールド+偶数フィールド)の 表示(図9)を見込んで表示メモリ(図8)内に蓄積する: (c)画像I1については、予測画像P4を同様に復号し、その予測画像P4を 他の画像(予測画像P10)に置き換え得るまで第2基準メモリ(図7)内に蓄積 する: (d)画像I1を表示する(奇数フィールドおよび偶数フィールド): (e)符号化画像B2およびB3を補間し、かかる画像の両フィールドの表示( 図9)を見込んで表示メモリ(図8)に蓄積する: (f)画像P4以下を順次に表示する:復号過程および表示過程を、前者は伝 送の順番で、また、後者はもとの順番でそれぞれ実行する。 かかる従来慣用のMPEG復号器に比べると、前述の欧州特許出願は、B画像 に対応する復号データが表示過程を見込んで要請された時点でB画像の復号過程 を実施することを提案しており、したがって、B画像は、「即時復号」原理に従 って(対応する復号データは最早表示メモリ内に蓄積されていない)複合され、 この目的に関する限り、インターレース・フィールドを有する映像に対応し、そ の映像を分割するとともに、それぞれ輝度ブロックおよび色度ブロックを含んだ マクロブロック群の順次符号化に基づいたデータ圧縮の後に、それぞれ、他の画 像フレームからの情報を用いずに符号化され、もしくは、Iフレームあるいは他 のPフレームからの動き補正予測によって予測されたI型もしくはP型のフレー ムと、先行もしくは後続のI型もしくはP型のフレームを見込んで双方向に補間 されたB型のフレームとのいずれかに対応する符号化データで伝送乃至蓄積され ているディジタル信号を復号する方法を提案している。この方法は、すでに復号 され、もしくは、復号されて表示されるはずのフレーム群を蓄積するために外部 メモリのメモリ領域を使用し、Bフレームの各マクロブロックの少なくとも輝度 ブロック群の復号過程のために、つぎの連続した2副過程を備えている。 (1)マクロブロックに対する全符号化データのうち、マクロブロック・パラ メータのみを復号するための正常速度での第1副過程であり、得られた復号デー タは、ついで、外部メモリの「補助メモリ」と呼ばれる部分に蓄積される。 (2)前記全符号化データのうち、画像要素に対応するデータのみを復号する ための第2副過程であり、この第2副過程は、復号データが表示側で要求された 時点で、画像要素に関連した復号データの蓄積過程はすべて排除する「即時復号 」原理に従って実行される。 通常の変換は第1副過程に含まれないのであるから、その実行は、従来慣用の 可変長復号過程より簡単であり、また、関連したマクロブロック・パラメータは 、すべて補助メモリから取出し得るのであるから、極めて急速な第2副過程とな し得ることになる。かかる2段階の復号処理により3メガビット程度メモリ容量 を節約し得ることになる。 かかるメモリ容量のさらなる縮減を達成するのは極めて魅力的であるが、メモ リ帯域幅に大きく影響することなしには実施不可能であるように見える。 しかしながら、本発明の目的は、より大きいメモリ容量を節約するために、ビ デオ復号の変形を提案することにある。 この目的のために、本発明は、説明の前文に規定したとおりのディジタル信号 の復号方法であって、前記復号過程がつぎの各副過程、すなわち、(1)符号化 したマクロブロック・データのうち、関連したマクロブロック・パラメータのみ を復号して、得られた復号信号を補助データとして蓄積するための第1復号副過 程、(2)前記復号したマクロブロック・データのうち、画像要素に対応するデ ータのみを復号するために、予測もしくは補間したマクロブロックの画像要素に 関連した復号データの蓄積過程をすべて排除した即時復号の原理に従って表示過 程に復号データを必要とする速度で行なう第2復号副過程、(3)後続基準フレ ームの復号処理の後に当該後続基準フレームで置換する先行基準フレームの更新 を行なうための第3復号副過程を備えたディジタル・ビデオ信号復号方法に関す るものである。 内部処理の複雑性のさらなる増大を許せば、基準メモリを1個だけ用いるかか るMPEG復号方法は、画像の型がI,P,Bのいずれであっても可能であり、 前述したMPEG復号に比べて、50ヘルツ地域で約1.6メガビット、60ヘ ルツ地域で約0.8メガビットの付加的節約を暗示している。 本発明の他の目的は、かかる方法を実施し得る復号装置を提案することにある 。 この目的のために、本発明は、説明の前文に規定したとおりの復号装置であっ て、各マクロブロックの関連パラメータのみに対応した復号データを蓄積する補 助手段、並びに、前記蓄積手段、前記バス手段および前記表示手段を制御すると ともに、(a)各マクロブロックの関連したパラメータのみに対応する符号化デ ータを復号するとともに、このようにして得た復号データを補助蓄積手段に蓄積 し、(b)予測もしくは補間したマクロブロックの画像要素に関連した復号デー タの蓄積過程をすべて排除した即時復号の原理に従って前記表示手段に復号デー タを必要とする速度で画像要素のみに対応する符号化データを復号し、(c)後 続基準フレームの復号処理の後に当該後続フレームによる前記先行基準フレーム の置換を行なうためにそれぞれ設けた3連続副過程に従って前記符号化マクロブ ロック・データの復号動作を処理する手段を備えたディジタル・ビデオ信号復号 装置に関するものである。 本発明の特殊性と利点とは、以下の説明およびつぎの添付図面から、何らの限 定を加えることなく、明らかになろう。 図1 MPEG復号器の構成を示すブロック線図である。 図2 図1の復号器をMPEG標準に従って実施する詳細な態様を示すブロック線図 である。 図3乃至図9 MPEG復号器のバッファ・メモリを使用する態様をそれぞれ示す線図である 。 図10 Bフレームの再構成の従来慣用の態様を示す線図である。 図11および図12 本発明による復号方法の第1および第2の復号副過程のタイミングをそれぞれ 示す線図である。 図13 本発明により(過去の基準フレームのみを蓄積した場合に)行なう後方動き補 正を説明する線図である。 図14および図15 本発明による3復号副過程相互間の時間的関係および双方向補間マクロブロッ クの復号原理の概要をそれぞれ示す線図およびブロック線図である。 図11乃至図15を参照して説明した改良復号方法は、基準フレームメモリを 1個のみ用いたMPEG信号の復号を目指したものである。過去の基準フレーム のみが完全に復号した形で蓄積されるが、予測のPフレームに対しては、それで 十分であり、双方向に予測したBフレームの再構成も単一の基準フレームのみに よって達成される。 図10は、Bフレームの再構成が一般に行なわれる態様を示したものである。 Bフレームの8×8画素からなるブロック群を備えた部分が同図の中間部に表わ してあり、その左側には(FPと表示した)前方予測に用いた過去のI(もしく はP)フレームの一部、また、その右側には(BPと表示した)後方予測に用い た未来のPフレームの一部がそれぞれ表わしてある。この再構成は、B予測誤差 信号の復号、過去および未来の基準フレームからする双方向予測およびかかる動 作1,2,3の相加(前方および後方の予測の和の半分を復号した予測誤差に相 加する)を必要とする。 本発明によれば、前方予測のみが、そのBフレームに対応した前方動きベクト ルの助けを借りて、メモリから直接になされる。最早メモリで利用し得ない未来 のフレームからの情報を必要とする後方予測については、そのフレームを「即時 に」再構成する。この復号方法を以下に詳細に説明する。 この復号方法は、各マクロブロックに対応する完全符号化データのうち、関連 のあるマクロブロック・パラメータ(すなわち、マクロブロック・オーバヘッド 、および、そのアドレス、量子化ステップ・サイズ、ブロック長、マクロブロッ ク当たりの動きベクトル等)のみを復号するための公称速度の(すなわち、フレ ーム周波数の)復号副過程を備えている。得られた復号データは、補助データと 呼ばれ、復号器の外部メモリの補助メモリと呼ばれる部分に蓄積される。I,P およびBの各フレームに関するこの第1復号副過程は、図11のタイミング図を 参照すれば一層よく理解されよう。この図は、つぎの情報をライン1および2上 に順次に示す。 (1)入力FIF0メモリの内容: (2)FIF0メモリ内の読取り動作および補助メモリ内の書込み動作が関連 するフレーム群(第1復号副過程は全フレーム群に関係するのであるから、関連 したマクロブロック・パラメータはフレーム群のそれぞれに対して蓄積される) :連続した2フレームの補助データはメモリに保持される。 この第1復号副過程には、表示すべきフィールド群の予測誤差信号の「即時」 復号を実施するために設けた第2復号副過程が後続する。この予測誤差信号は、 表示過程が直接に必要とするのであるから、この復号副過程は、その表示過程に 揃えられ、表示速度で(フィールド群の周波数で)行なわれ、最早公称速度では 行なわれない。したがって、全マクロブロック群(復号が50ヘルツもしくは6 0ヘルツの地域で行なわれる、という事実によれば1620個もしくは1350 個のマクロブロック群)がフィールド当たりに復号される。PおよびBのフレー ム群に関係する第2復号副過程は、図12のタイミング図を参照すれば、さらに よく理解されよう。この図は、1乃至6の線上につぎの情報を順次に示している 。 (1)入力FIF0メモリの内容: (2)当該FIF0メモリ内の読取り動作が関係するフレーム群: (3)補助メモリ内の読取り動作が関係するフレーム群: (4)基準メモリにおける(Pフレーム群の前方予測に対する)読取り動作が関 係するフレーム群: (5)基準メモリにおけるメモリ内容の更新のための書込み動作が関係するフレ ーム群: (6)情報として表示されるフレーム群。 関係のあるフレーム群もしくはマクロブロック群によれば、つぎのいくつかの 状態を識別しなければならない。 (a)Bフレーム群の内部符号化フレーム群および内部符号化マクロブロック 群はさらなる予測を必要としない:したがって、復号の結果は、図12の線6に 示すように、直接に表示に用いることができ、入力FIFOメモリ(線2)およ び同じフレーム期間中の補助メモリ(線3)の読取りの後にフレームI1(奇数 および偶数のフレーム群)が表示されることを示している: (b)予測の符号化フレーム群およびBフレーム群の予測の符号化マクロブロ ックについては、過去の基準フレームからの動きの予測が復号予測誤差になお加 算されなければならず:その基準フレームは、完全に復号された形でメモリ内に 存在している、と(第3復号副過程の説明中に見れるように)想像される(例え ば、単一の蓄積符号化フレームI1および対応する動きベクトルを用いた前方予 測(線4のFWP)の後に、予測の符号化フレームP4が復号される(線6): (c)各双方向予測Bフレームについては、過去および未来の基準フレームか らの予測を用いた動き補正が行われなければならないが、((b)項に見られるよ うな)前方予測のみは、そのBフレームに関連した前方ベクトルの助けを借りて 基準メモリから直接に行なうことができ:後方予測は、メモリでは利用し得ず( この未来のフレームは蓄積されていない)、「即時に」再構成されなければなら ない情報を未来のフレームから必要とする。 双方向補間マクロブロック群については、未来の基準フレームの「即時」復号 を行なうために、第3復号副過程が設けられる。この未来のフレームは蓄積され ていないので、蓄積された基準フレームのみが用いられる。予測誤差信号の復号 は、前方予測ともども、以前に示したようにして得られる。反対に、後方予測は 、図13を参照してここに示すようにして行なわれる。 後方Bベクトルの助けを借りて、未来のPフレームのいずれの16×16領域 が予測のために必要であるかが、マクロブロック毎にまず判定される。一般に、 包含された領域は、マクロブロックの境界と一致しない。したがって、未来のフ レームにおけるその領域内の復号情報を得るには、9輝度ブロックと4色度ブロ ックとを完全に復号しなければならない(1マクロブロック内の輝度ブロック群 は、それぞれ独立に復号することができ、そうでなければ16輝度ブロックを復 号しなければならないものとする:かかる個別の復号は、第1復号副過程の期間 中に、入力バッファ内のなお圧縮されているマクロブロックの位置における情報 が判定されている場合、すなわち、その位置の情報が、その第1副過程の期間中 に正常の速度で復号される関連したマクロブロック・パラメータのリストに含ま れている場合には、可能である)。復号の後に、復号情報は、復号された予測誤 差信号およびすでに得られている前方予測の結果に加算することができる。 この加算の結果にさらに加算されるべき後方予測は、適切な動きベクトルが用 いられるものとすれば、蓄積された基準フレームから直接に行なうことができ: この予測のためのベクトルは、Pフレーム内の前方ベクトルとBフレーム内の後 方ベクトルとを合計することによって得られる。しかしながら、その加算につい ては、図13に示すように、包含されたマクロブロックのそれぞれの動きの型を 考慮に入れなければならず:マクロブロック毎に、主に外部メモリを正しくアド レスすることに基づき、マクロブロック毎に、Bフレームの1後方ベクトルとP フレームの4前方ベクトルと(動きの型と)がその予測過程に含まれる。 この蓄積された基準フレームから後方予測が行なわれるや否や、基準フレーム の更新がこの第3副過程によって行なわれることに注目すべきである。例えば、 フレームI1は、新たな単一の蓄積基準フレームとなるフレームP4に置換され る。第3副過程全体は、図14に摘要を示したタイミング図を参照すれば、一層 よく理解され、このタイミング図により、この副過程を先行過程と比較すること が可能となり、線1乃至10上のつぎのような情報が順次に示される。 (1)入力FIFOメモリの内容; (2,3,4)第1、第2および第3の副過程期間中に入力メモリ内の読取り 動作がそれぞれ関係するフレーム群; (5,6,7)つぎの各項(a),(b),(c)がそれぞれ関係するフレーム群; (a)(修正した伝送順の系列中の順次の全画像I1,B−1,B0,P4,B2 ,B3,P7,B5,B6--- に関係がある)第1復号副過程の期間中における補助 メモリ内の補助データ(関連したマクロブロック・パラメータ群)の書込み動作 ; (b)I1(奇数フィールドおよび引続く偶数フィールド)、P4(3フレー ム周期遅れ)、P7等の表示動作を正当化(最終線10参照)するための、第2 「即時」復号副過程期間中の補助メモリ内の補助データ(関連したマクロブロッ ク・パラメータ)の読取り動作; (c)前方動き補正FW−MC(線9参照)および未来の基準フレームの「即 時」復号の後に、なお蓄積されている過去の基準フレーム(対応するベクトルは 、過去のフレームに関係するPフレーム内の前方ベクトルと、未来のフレームに 関係するBフレーム内の後方ベクトルとを合計することによって得られる)から 直接になされる後方動き補正BW−MC(線4参照)および基準フレームの更新 を正当化するために、第3復号副過程の期間中の補助メモリ内における補助デー タの読取り動作: (8)次の予測フレームの前方予測および第3復号副過程による双方向の次のB フレームの補間を許すフレームの基準メモリ内における基準フレーム更新(すな わち書込み動作)が関係するフレーム群; (9)(次のBフレームの補間を見込んだ)動き補正FW−MC用および予測フ レームの予測を見込んだ)前方予測FWP用に用いられたとおりの更新した基準 フレーム群; (10)(もとの順番と同じ順番で)表示されるフレーム群。 この概略のタイミング図に加えて、図15に示すようなブロック線図が双方向 に予測したマクロブロック群の復号の原理を一層良く理解するのに有用となり得 る。その図に現われた過程はつぎのとおりである。 (a)符号化したI,PもしくはBの各フレームに対応する入力符号化データ が入力FIFOメモリIMに蓄積される; (b)第1復号副過程(1ST DSS)が、補助メモリAM(=AM(P) +AM(B))内のBフレームおよびPフレームの関連したマクロブロック・パ ラメータを蓄積することを許容する; (c)第2復号副過程(2ND DSS)が、表示すべきフィールド(Bフレ ームに対するBdec、未来のPフレームに対するPdec)の予測誤差の「即時」復 号および(基準メモリRMに蓄積した)過去の基準フレームPRFからの前方予 測FWPを行なうことを許容する; (d)第3復号副過程(3RD DSS)が、復号した予測誤差Pdec および (Pフレームにおける前方ベクトルFWPおよびBフレームにおける後方ベクト ルBWPを合計することにより、蓄積した基準フレームから行なわれる)後方予 測Bpredを、復号した予測誤差Bdec および前方予測FWPに加算するとともに 、(Bdec、Pdec、FPWおよびBpredの加算を行なう加算器の出力が前記基準 メモリRMの更新入力端に向けて送り返される)基準メモリ更新を取扱うことを 許容する; (e)前記加算器の出力が、走査変換器SCに向けて送られ、表示過程DSの 前に、マクロブロックから走査線への変換を行なう。 したがって、3段階過程の復号方法が、従来周知の諸方法に比して格別のメモ リ容量節約を可能にすることを説明して来た。この方法を実施するために、本発 明による復号方法は、まず復号すべきデイジタル信号の入力ビット流を蓄積する ためにFIFOメモリのような記憶手段を備える。記憶手段は、先行基準フレー ムを蓄積するためにも設けられる。したがって、復号手段は、一方では(I型、 P型もしくはB型の)各マクロブロックの符号化関連パラメータを備え、他方で はかかるマクロブロックのそれぞれの画像要素に対応した符号化信号を備えた蓄 積信号を復号するために働かされる。復号装置の他の部分全てを制御するととも に符号化マクロブロック・データの復号動作を処理する手段の監督のもとに、か かる復号手段は、補助手段に復号した補助データの形で蓄積してあるマクロブロ ック毎の関連パラメータのみに対応する符号化データの復号副過程を行ない、引 続いて、「即時復号」原理による画像要素のみに対応する符号化データの復号副 過程を行ない、最後に、(後続基準フレームの復号処理の後に)先行基準フレー ムの後続基準フレームによる置換により記憶手段の内容の更新を行なう。復号デ ータに従って再構成した画像を表示するための、画素周波数で動作する手段が、 その復号データを適切な様式に変換するとともに、その変換した復号データおよ び関連のある映像同期信号を表示スクリーンに送るために、つぎに設けられる。 本発明は、明らかに、以上に説明した実施例に限られるものではなく、本発明 の範囲を逸脱することなく、変形もしくは改良を考え得るものである。例えば、 一般に単一のチップ・ビデオ復号器の形で構成される上述の復号装置は、3段階 復号動作を行なうために設けられ、したがって、従来周知のプロセッサに比べて 変更されている制御・処理手段を除き主要部分は従来周知の装置に対応している ことに留意することができる。かかる制御・処理手段は、適切なメモリ・アドレ スの発生およびメモリ・アクセスのためのバス仲介を行なうために特に組織した 一連のプログラム化した指令を指導しており、そのメモリ・アクセスは、一般に 、8×8画像要素のブロックの大きさに対応した小さいバーストをなして行なわ れる。 以上に説明した復号装置においては、入力符号化データ、先行基準フレームお よび補助データにそれぞれ対する蓄積手段が互いに組合わされて、単一の物理的 メモリを形成し、上述の指示に従って前述の制御・処理手段により制御されてい る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.マクロブロックと呼ぶ固定サイズの画像領域に副分割した映像に対応し、そ れぞれ、他のフレームからの情報を用いずに符号化し、もしくは、先行基準フレ ームおよび関連した動き情報からの動き補正予測によって予測したI型もしくは P型のフレームと、I型もしくはP型の前後の基準フレームおよび関連した動き 情報から双方向に補間したB型のフレームとのいずれかに対応した符号化データ の形で伝送乃至蓄積されたディジタル信号の復号方法であって、マクロブロック の復号処理のために、各マクロブロック毎に、関連したパラメータおよび画像要 素に対応するI型,P型もしくはB型の符号化マクロブロック・データの入力ビ ット流を蓄積し、それぞれの型に応じて符号化データを復号し、そのようにして 得た復号データにより再構成した画像を表示する各過程を備えたディジタル信号 復号方法において、前記復号過程がつぎの各副過程、すなわち、(1)符号化し たマクロブロック・データのうち、関連したマクロブロック・パラメータのみを 復号して、得られた復号信号を補助データとして蓄積するための第1復号副過程 、(2)前記復号したマクロブロック・データのうち、画像要素に対応するデー タのみを復号するために、予測もしくは補間したマクロブロックの画像要素に関 連した復号データの蓄積過程をすべて排除した即時復号の原理に従って表示過程 に復号データを必要とする速度で行なう第2復号副過程、(3)後続基準フレー ムの復号処理の後に当該後続基準フレームで置換する先行基準フレームの更新を 行なうための第3復号副過程を備えたディジタル・ビデオ信号復号方法。 2.マクロブロックと呼ぶ固定サイズの画像領域に副分割した映像に対応し、そ れぞれ、他のフレームからの情報を用いずに符号化し、もしくは、先行基準フレ ームおよび関連した動き情報からの動き補正予測によって予測したI型もしくは P型のフレームと、I型もしくはP型の前後の基準フレームおよび関連した動き 情報から双方向に補間したB型のフレームとのいずれかに対応した符号化データ の形で伝送乃至蓄積されたディジタル信号の復号装置であって、I型,P型もし くはB型の符号化マクロブロック・データの入力ビット流を復号す る手段、各型に応じて前記符号化マクロブロック・データを復号する手段、少な くとも前記先行基準フレームを蓄積する手段、様式変換の後にこのようにして得 た復号データに従って再構成した画像を表示する手段、並びに、前記蓄積手段、 前記復号手段および前記表示手段相互間の接続のためのバス手段を備えたディジ タル信号復号装置において、各マクロブロックの関連パラメータのみに対応した 復号データを蓄積する補助手段、並びに、前記蓄積手段、前記バス手段および前 記表示手段を制御するとともに、(a)各マクロブロックの関連したパラメータ のみに対応する符号化データを復号するとともに、このようにして得た復号デー タを補助蓄積手段に蓄積し、(b)予測もしくは補間したマクロブロックの画像 要素に関連した復号データの蓄積過程をすべて排除した即時復号の原理に従って 前記表示手段に復号データを必要とする速度で画像要素のみに対応する符号化デ ータを復号し、(c)後続基準フレームの復号処理の後に当該後続フレームによ る前記先行基準フレームの置換を行なうためにそれぞれ設けた3連続副過程に従 って前記符号化マクロブロック・データの復号動作を処理する手段を備えたディ ジタル・ビデオ信号復号装置。 3.入力符号化データのための前記蓄積手段、先行基準フレームのための前記蓄 積手段、および、関連したパラメータに対応する復号データのための前記補助蓄 積手段が互いに組合わされて、前記制御手段によって制御される単一の物理的メ モリを形成する請求項2記載のディジタル・ビデオ信号復号装置。
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