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JPH10500716A - 出発洗剤成分からの高密度洗剤組成物の製造法 - Google Patents

出発洗剤成分からの高密度洗剤組成物の製造法

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JPH10500716A
JPH10500716A JP7530281A JP53028195A JPH10500716A JP H10500716 A JPH10500716 A JP H10500716A JP 7530281 A JP7530281 A JP 7530281A JP 53028195 A JP53028195 A JP 53028195A JP H10500716 A JPH10500716 A JP H10500716A
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detergent
speed mixer
compressor
density
agglomerates
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JP7530281A
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ウイリアム カペシ,スコット
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Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
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Publication date
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Publication of JPH10500716A publication Critical patent/JPH10500716A/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D17/00Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C11D17/06Powder; Flakes; Free-flowing mixtures; Sheets
    • C11D17/065High-density particulate detergent compositions

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Abstract

(57)【要約】 密度が少なくとも650g/リットルである高密度凝集物の製造法が提供される。この方法は、(a)洗剤用界面活性剤ペーストと乾燥した出発洗剤成分とを高速ミキサー/圧縮装置(densifier)中で混合して洗剤凝集物を得て、界面活性剤ペースト対乾燥した洗剤材料との割合が約1:10〜約10:1となるようにして、(b)中速ミキサー/圧縮装置中で洗剤凝集物を混合して、洗剤凝集物を更に圧縮および凝集させ、(c)この洗剤凝集物を乾燥して高密度洗剤組成物を形成させる段階を含んでなる。この方法は、中速ミキサー/圧縮装置の後にコーティング剤を加えるなどの1以上の追加の加工段階を含み、凝集を促進しかつ制御することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 出発洗剤成分からの高密度洗剤組成物の製造法 発明の分野 本発明は、総体的には高密度洗剤組成物の製造法に関する。更に詳細には、本 発明は、界面活性剤ペーストおよび乾燥した出発洗剤材料を2個の順次に配置し たミキサー/圧縮装置(densifier)中に供給することによって、高密度洗剤凝集 物を生成させる連続法に関する。この方法は、低投与量または「コンパクト」洗 剤組成物として発売することができる自由流動性の高密度洗剤組成物を生成する 。 発明の背景 近年、「コンパクト」であり従って投与体積が少ない洗濯洗剤が洗剤産業界に おいてかなり注目を集めてきている。これらのいわゆる低投与量洗剤の製造を促 進するため、例えば密度が600g/リットル以上の高嵩密度の洗剤を製造する ため、多くの試みがなされてきた。低投与量洗剤は、資源を保存しかつ消費者に とって一層好都合な小さな包装で販売することができるので、現在強く求められ ている。 一般的には、洗剤顆粒または粉末を製造することができる2つの主要な型の方 法がある。第一の型の方法は、噴霧乾燥塔で水性洗剤スラリーを噴霧乾燥して高 多孔性の洗剤顆粒を生産することを含んでいる。第二の型の方法では、各種の洗 剤成分を乾燥混合した後、これらをノニオン性またはアニオン性界面活性剤のよ うな結合剤を用いて凝集する。いずれの方法でも、生成する洗剤顆粒の密度を決 定する最も重要な要因は、各種の出発材料の密度、多孔度および表面積、および それらのそれぞれの化学的組成である。しかしながら、これらのパラメーターは 、限定された範囲内でしか変化させることができない。従って、実質的な嵩密度 は、 洗剤顆粒の高密度化を生じる追加の加工段階によってしか達成することができな い。 当該技術分野では、洗剤顆粒または粉末の密度を増加させる方法を提供するた め多くの試みが行なわれてきた。塔後(post tower)処理による噴霧乾燥顆粒の高 密度化が、特に注目されてきている。例えば、一つの試みは、トリポリリン酸ナ トリウムおよび硫酸ナトリウムを含む噴霧乾燥したまたは造粒した洗剤粉末を 装置は、実質的に垂直で滑らかな壁で囲まれたシリンダーの内部および基部に配 置された実質的に水平なざらざらした回転可能なテーブルを含んでなる。しかし ながら、この方法は本質的に回分法であるため、洗剤粉末の大規模生産には余り 適さない。更に近年、「塔後(post-tower)」または噴霧乾燥した洗剤顆粒の密度 を増加するための連続法を提供するため他の試みが行なわれてきた。典型的には 、このような方法は、顆粒を微粉化しまたは粉砕する第一の装置と、微粉化した 顆粒の密度を凝集によって増加する第二の装置とを必要とする。これらの方法は 、「塔後」または噴霧乾燥した顆粒を処理または高密度化することによってしか 所望な密度増加を達成することができない。 しかしながら、上記の方法はいずれも、主として噴霧乾燥した顆粒の高密度化 或いは加工に関するものである。現在では、洗剤顆粒の生産において噴霧乾燥法 を施す材料の相対量および種類は、限定されてしまっている。例えば、低投与量 洗剤の生産を容易にする特徴である生成する洗剤組成物での界面活性剤の濃度を 高くすることは困難であった。従って、従来の噴霧乾燥法によって制限を加えら れることなく洗剤組成物を生産することができる方法を有することが望ましい。 このため、当該技術分野では、洗剤組成物の凝集を伴う方法も多数開示されて いる。例えば、ゼオライトおよび/または層状ケイ酸塩をミキサー中で混合して 自由流動凝集物を形成することによって洗剤ビルダーを凝集させることが試みら れてきた。このような試みは、その方法を用いて洗剤凝集物を生産することがで きるが、ペースト、液体および乾燥材料の形態の出発洗剤材料を効果的に凝集さ せて、高密度のさらさらした自由流動性洗剤凝集物とすることができる機構は提 供されていない。 従って、当該技術分野では、出発洗剤成分から直接高密度洗剤組成物を連続的 に生産する方法を得る必要がある。また、低投与量または圧縮した洗剤の大規模 生産を容易にする一層効率的かつ経済的な方法も求められている。 背景技術 下記の文献は、噴霧乾燥した顆粒の高密度化に関するものである。Appelら、 米国特許第5,133,924号明細書(Lever);Bortolottiら、米国特許第5 ,160,657号明細書(Lever);Johnsonら、英国特許第1,517,713 号明細書(Unilever);およびCurtis、欧州特許出願第451,894号明細書。 下記の文献は、凝集による洗剤の生産に関するものである。Beerseら、米国特許 第5,108,646号明細書(Procter & Gamble);Hollingsworthら、欧州特 許出願第351,937号明細書(Unilever);およびSwatlingら、米国特許第5 ,205,958号明細書。 発明の概要 本発明は、出発洗剤成分から直接高密度洗剤組成物を連続的に生産する方法に より当該技術分野における上記要望に適うものである。従って、この方法によっ て、噴霧乾燥法および比較的高い操作温度などいずれも製造コストを増加させる 不必要な工程パラメーターなしで所望の高密度洗剤組成物を得ることができる。 本明細書で用いられる「凝集物」という用語は、典型的には形成された凝集物よ り平均粒度が小さい一層多孔性の出発洗剤成分(粒子)を凝集させることによっ て形成される粒子を表す。本明細書で用いられる総ての百分率および比率は、特 に断らない限り(無水状態での)重量百分率として表される。総ての文献の内容 は、その開示の一部として本明細書に引用される。本明細書に示される総ての粘 度は、70℃(±5℃)および約10〜100秒-1の剪断速度で測定される。 本発明の一態様によれば、さらさらした(crisp)自由粒度性の高密度洗剤組 成物の製造法が提供される。この方法は、(a)洗剤用界面活性剤ペーストと乾燥 した出発洗剤成分とを高速ミキサー/圧縮装置(densifier)中で混合して洗剤凝 集物を得て、ここで界面活性剤ペースト対乾燥した洗剤材料との割合が約1:1 0〜約10:1となるようにして、(b)中速ミキサー/圧縮装置中で洗剤凝集物 を混合して、洗剤凝集物を更に圧縮および凝集させ、(c)洗剤凝集物を乾燥して 高密度洗剤組成物を形成させる段階を含んでいる。 一態様では、乾燥した出発材料は、アルミノケイ酸塩、結晶性層状ケイ酸塩、 炭酸ナトリウム、およびそれらの混合物からなる群から選択されたビルダーを含 んでなる。もう一つの態様では、凝集物を加工しで、洗剤組成物の密度が少なく とも650g/リットルとなるようにすることを含んでいる。好ましい態様では 、この方法は、更に中速ミキサー/圧縮装置の後(例えば、中速ミキサー/圧縮 装置と乾燥装置との間、中速ミキサー/圧縮装置中または中速ミキサー/圧縮装 置と乾燥装置との間)にコーティング剤を添加する段階であって、コーティング 剤がアルミノケイ酸塩、炭酸塩、ケイ酸塩およびそれらの混合物からなる群から 選択される段階も含んでいる。 他の態様としては、更に洗剤凝集物の冷却、高速ミキサー/圧縮装置での洗剤 凝集物の平均滞在時間を約2秒〜約45秒の範囲に保持しおよび/または中速ミ キサー/圧縮装置での洗剤凝集物の平均滞在時間を約0.5分〜約15分の範囲 に保持することが挙げられる。場合によっては、この方法は、高速ミキサー/圧 縮装置にもう一つの結合剤(バインダー)材料を連続的に噴霧する段階を含むこ とができる。この結合剤は、水、アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤 、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリレート、クエン 酸、 およびそれらの混合物からなる群から選択される。 本発明の他の態様では、界面活性剤ペースト対乾燥した洗剤材料の割合は約1 :4〜約4:1であり、界面活性剤ペーストの粘度は約5,000cps〜約1 00,000cpsであり、界面活性剤ペーストは、水と、アニオン性、ノニオ ン性、双性イオン性、両性およびカチオン性界面活性剤およびそれらの混合物と を含んでいる。本発明の方法の任意の態様は、高速および中速ミキサー/圧縮装 置が全体として約5×1010エルグ/kg〜約2×1012エルグ/kgのエネル ギーを約3×108エルグ/kg・秒〜約3×109エルグ/kg・秒の割合で与 えることを意図している。 本発明の他の態様は、中速ミキサー/圧縮装置にコーティング剤を添加する段 階および/または混合段階と乾燥段階との間のコーティング剤を添加する段階に 関する。 本発明の特に好ましい態様では、この方法は、(a)洗剤用界面活性剤ペースト と、アルミノケイ酸塩、結晶性の層状ケイ酸塩、炭酸ナトリウム、およびそれら の混合物からなる群から選択されるビルダーを含んでなる乾燥した出発洗剤材料 とを高速ミキサー/圧縮装置中で混合して洗剤凝集物を得て(但し界面活性剤ペ ースト対乾燥した洗剤材料との比率は約1:10〜約10:1である)、(b)中 速ミキサー/圧縮装置中で洗剤凝集物を混合して、洗剤凝集物を更に高密度化お よび凝集させ、(c)洗剤凝集物を乾燥し、(d)コーティング剤を添加して、密度が 少なくとも650g/リットルの高密度洗剤組成物を得て、但しコーティング剤 はアルミノケイ酸塩、炭酸塩、ケイ酸塩、およびそれらの混合物からなる群から 選択される段階を含んでなる。本発明は、本発明の方法およびその各種の態様に よって作成される高密度洗剤組成物も提供する。 従って、本発明の目的は、出発洗剤成分から直接高密度洗剤組成物を連続的に 生産する方法を提供することである。また、本発明の目的は、噴霧乾燥法または それから生産される顆粒の使用および操作温度などの不必要な工程パラメーター によって制限されない方法を提供することによって、低投与量または圧縮洗剤の 大規模生産を一層経済的かつ効率的にすることである。本発明のこれらおよび他 の目的、特徴、付随する利点は、下記の図面、好ましい態様の詳細な説明および 添付の請求の範囲を読むことにより当業者には明らかになるであろう。 図面の簡単な説明 第1図は、2個の凝集用ミキサー/圧縮装置、流動床乾燥機、流動床冷却機、 および整粒装置が本発明に従って順次配置されている好ましい工程を示す工程図 である。 好ましい態様の詳細な説明 本発明の方法は、従来の「塔後」洗剤顆粒ではなく出発洗剤成分から直接に低 投与量洗剤凝集物を生産するのに用いられる。「塔後」洗剤顆粒とは、従来の噴 霧乾燥塔または同様な装置を通って加工された洗剤顆粒を意味する。本発明の方 法は、典型的には塔または煙突を通って大気中へ汚染物質を放出するは噴霧乾燥 法などの使用は除かれている点において、環境に配慮したやり方で低投与量洗剤 の製造を行なうことができる。本発明のこの特徴は、大気中への汚染物質の放出 に特に敏感な地域では極めて望ましい。 方法 本発明の方法およびその様々な態様を例示する工程図である第1図について説 明する。この方法の第一段階では、本発明は、界面活性剤ペースト流12および 乾燥した出発洗剤材料流14を含む出発洗剤成分の数本の流れを高速ミキサー/ 圧縮装置10中で連続的に混合することを伴う。界面活性剤ペースト12は、水 性ペーストの形態で洗剤用界面活性剤を約25%〜約65%、好ましくは約35 %〜約55%、最も好ましくは約38%〜約44%含んでなるのが好ましい。乾 燥した洗剤材料14は、アルミノケイ酸塩またはゼオライトビルダーを約20% 〜約50%、好ましくは約25%〜約45%、最も好ましくは約30%〜約40 %、および炭酸ナトリウムを約10%〜約40%、好ましくは約15%〜約30 %、最も好ましくは約15%〜約25%含んでなるのが好ましい。追加の出発洗 剤成分は、その幾つかについては後で説明するが、発明の範囲から離反すること なく高速ミキサー/圧縮装置10中で混合することができることを理解すべきで ある。 しかしながら、意外なことには、界面活性剤ペースト12および乾燥した出発 洗剤材料14を本明細書記載の比率範囲内で連続的に混合することにより、所望 の自由流動性のさらさらした高密度洗剤組成物が生産されるようになることを見 いだした。界面活性剤ペースト12体乾燥した出発洗剤材料14の比率は、好ま しくは約1:10〜約10:1であり、更に好ましくは約1:4〜約4:1であ り、最も好ましくは約2:1〜約2:3である。 第一の加工段階は、好ましくはLodige CBミキサーまたは同種類のミキサーで ある高速ミキサー/圧縮装置10で、本明細書に記載の工程パラメーターの下で 良好に完結することができることを見いだした。これらの種類のミキサーは、本 質的には、中心に配設された回転軸を有し、この軸の回りに数個の鋤形の羽根が 取り付けられている水平式の中空静止シリンダーからなっている。軸は、約10 0rpm〜約2500rpmの速度で回転するのが好ましく、更に好ましくは約 300rpm〜約1600rpmの速度で回転する。洗剤成分の高速ミキサー/ 圧縮装置10での平均滞留時間は、好ましくは約2秒〜約45秒の範囲であり、 最も好ましくは約5秒〜約15秒である。 高速ミキサー/圧縮装置10中で形成された生成する洗剤凝集物を、次に低速 または中速ミキサー/圧縮装置16に供給し、その間に更に凝集および高密度化 を行なう。本発明の方法で用いられるこの特定の中速ミキサー/圧縮装置16と しては、液体分布および凝集装置を含み、これら両手法を同時に行なうことがで きるものが挙げられる。中速ミキサー/圧縮装置16は、例えばLodige KM ーとするのが好ましい。中速ミキサー/圧縮装置16での滞留時間は、好ましく は約0.5分〜約15分であり、最も好ましくは滞留時間は約1〜約10分間で ある。液体分布は、通常は回転軸より小型のカッターによって行ない、これは約 3600rpmで作動する。 本発明の方法によれば、高速ミキサー/圧縮装置10および中速ミキサー/圧 縮装置16が連動したものが、好ましくは所望な凝集物を形成するのに必要な量 のエネルギーを与える。更に詳細には、中速ミキサー/圧縮装置は約5×1010 エルグ/kg〜約2×1012エルグ/kgのエネルギーを約3×108エルグ/ kg・秒〜約3×109エルグ/kg・秒の割合で与えて、自由流動性の高密度 洗剤凝集物を形成する。エネルギー入力および入力の割合は、顆粒の入っている または入っていない中速ミキサー/圧縮装置に対する動力の読み、ミキサー/圧 縮装置における顆粒の滞留時間、およびミキサー/圧縮装置における顆粒の質量 から計算によって決定することができる。このような計算は、熟練した技術者の 範囲内では明らかである。 中速ミキサー/圧縮装置16から出てくる生成する洗剤凝集物の密度は、少な くとも650g/リットルであり、更に好ましくは約700g/リットル〜約8 00g/リットルである。その後、洗剤凝集物を流動床乾燥機18または同様な 装置で乾燥して、低投与量の圧縮した洗剤生成物としてこの時点で包装および販 売の準備のできた高密度顆粒状洗剤組成物を得る。この組成物の生成する洗剤凝 集物の粒子の細孔度は、好ましくは約5%〜約20%の範囲であり、更に好まし くは約10%である。当業者であれば容易に理解されるように、低細孔度の洗剤 凝集物は稠密なまたは低投与量の洗剤生成物を提供するのであり、このことに本 発明の方法が主として向けられているのである。また、稠密なまたは高密度 化した洗剤凝集物の属性は、相対的な粒度である。本発明の方法は、典型的には 平均粒度が約400ミクロン〜約700ミクロン、更に好ましくは約450ミク ロン〜約500ミクロンの凝集体を提供する。本明細書に用いられる「平均粒度 」という用語は、個々の凝集物を指すものであり、個々の粒子または洗剤顆粒を 表すものではない。上記の細孔度と粒度との組み合わせにより、密度の値が65 0g/リットル以上の凝集物が生じる。このような特徴は、低投与量の洗濯洗剤 並びに食器洗浄組成物などの他の顆粒状組成物の生産に特に有用である。 任意工程段階 本発明の方法の任意段階では、流動床乾燥機18から出てくる洗剤凝集物は、 流動床冷却機20または当該技術分野で周知の同様な装置で凝集物を冷却するこ とによって更にコンディショニングを行なう。もう一つの任意工程段階は、コー ティング剤を添加して、本発明の方法の下記の部位、すなわち(1)コーティング 剤の流れ22(好ましい)によって示されるように流動床冷却機20の後にコー ティング剤を直接添加することができる、(2)コーティング剤の流れ24によっ て示されるように流動床乾燥機18と流動床冷却機20との間にコーティング剤 を加えることができる、(3)流れ26によって示されるように流動床乾燥機18 と中速ミキサー/圧縮装置16との間にコーティング剤を加えることができる、 および/または(4)流れ28によって示されるように中速ミキサー/圧縮装置1 6と流動床乾燥機18とにコーティング剤を直接添加することができる、部位の 1カ所以上の洗剤組成物の流動性を改良しおよび/または過剰凝集(over agglom eration)を最小限することを含んでいる。コーティング剤は、第1図に示される ように、流れ22、24、26および28のいずれの1個または組み合わせで添 加することもできることを理解すべきである。コーティング剤流22は、本発明 の方法において最も好ましい。コーティング剤は、好ましくはアルミノケイ酸塩 、ケイ酸塩、炭酸塩、およびそれらの混合物からなる群から選択 される。コーティング剤は、使用の際に洗剤を容易に取り出すことができる点で 消費者に望まれる生成する洗剤組成物の自由流動性を大きくするだけでなく、特 に中速ミキサー/圧縮装置16に直接添加するときに過剰凝集を防止しまたは最 小限にすることによって凝集を調節するのにも役立つ。当業者であれば知悉して いるように、過剰凝集は、最終洗剤生成物の流動特性および美的特性を極めて望 ましくないものとすることがある。 場合によっては、本発明の方法は、ミキサー圧縮装置10および16の一方ま たは両方で追加の結合剤を噴霧する段階を含んでなることができる。結合剤は、 洗剤成分に「結合」または「増粘」剤を提供することによって凝集を増進する目 的で添加される。結合剤は、好ましくは水、アニオン性界面活性剤、ノニオン性 界面活性剤、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリレー ト、クエン酸、およびそれらの混合物からなる群から選択される。本明細書に示 したものを包含する他の好適な結合剤材料は、Beerseら、米国特許第5,108 ,646号明細書(Procter & Gamble Co.)に記載されており、上記特許明細書の 内容は、その開示の一部として本明細書に引用される。 本発明の方法によって意図される他の任意の段階としては、完成した洗剤生成 物の所望な粒度に対して選択された従来のスクリーンに限定されない様々な形態 を採ることができる整粒装置30における過剰粒度の洗剤凝集物のスクリーニン グが挙げられる。他の任意段階としては、凝集物を更に乾燥することによる洗剤 凝集物のコンディショニングが挙げられる。 本発明の方法のもう一つの任意段階は、第1図に仕上げ段階32として一纏め にして示されている他の従来の洗剤成分の噴霧および/または混合などの各種工 程による生成する洗剤凝集物の仕上げを伴う。例えば、この仕上げ段階は、完成 した凝集物に香料、増白剤および酵素を噴霧して更に完全な洗剤組成物を提供す ることを包含する。このような技法および成分は、当該技術分野で周知である。 洗剤用界面活性剤ペースト 本発明の方法に用いられる洗剤用界面活性剤ペーストは、好ましくは水性の粘 稠なペーストの形態であるが、本発明により様々な形態が考えられる。このいわ ゆる粘稠な界面活性剤ペーストは、粘度が約5,000cps〜約100,00 0cpsであり、更に好ましくは約10,000cps〜約80,000cps であり、少なくとも約10%の水、更に好ましくは少なくとも約20%の水を含 む。この粘度は、70℃および約10〜100秒-1の剪断速度で測定される。更 に、この界面活性剤ペーストを用いる場合には、上記の量の洗剤用界面活性剤と 残りの水および他の従来の洗剤成分を含んでなるのが好ましい。 界面活性剤自身は、粘稠な界面活性剤ペースト中では、アニオン性、ノニオン 性、双性イオン性、両性、およびカチオン性の種類、およびそれらの適合する混 合物から選択するのが好ましい。本発明で用いられる洗剤用界面活性剤は、19 72年5月23日発行のNorrisの米国特許第3,664,961号明細書および 1975年12月30日発行のLaughlinらの米国特許第3,919,678号明 細書に記載されており、上記特許明細書の内容はいずれも、その開示の一部とし て本明細書に引用される。また、有用なカチオン性界面活性剤としては、198 0年9月16日発行のCockrellの米国特許第4,222,905号明細書、およ び1980年12月16日発行のMurphyの米国特許第4,239,659号明細 書に記載されており、上記特許明細書の内容はいずれも、その開示の一部として 本明細書に引用される。これらの界面活性剤の内、アニオン性およびノニオン性 界面活性剤が好ましく、アニオン性界面活性剤が最も好ましい。 界面活性剤ペーストに用いられる好ましいアニオン性界面活性剤の非制限的例 としては、従来のC11〜C18アルキルベンゼンスルホン酸塩(「LAS」)、第 一、分岐鎖およびランダムなC10〜C20アルキル硫酸塩(「AS」)、式 CH3(CH2x(CHOSO3 -+)CH3およびCH3(CH2y(CHOSO3 -+)CH2CH3(式中、xおよび(y+1)は少なくとも約7、好ましくは 少なくとも約9の整数であり、Mは水和性カチオン、特にナトリウムである)を 有する第二(2,3)アルキル硫酸塩、オレイル硫酸塩のような不飽和硫酸塩、 およびC10〜C18アルキルアルコキシ硫酸塩(「AExS」、特にEO1〜7の エトキシ硫酸塩)が挙げられる。 場合によっては、本発明のペーストに有用な他の典型的な界面活性剤としては 、C10〜C18アルキルアルコキシカルボン酸塩(特にEO1〜5のエトキシカル ボン酸塩)、C10 〜18グリセロールエーテル、C10〜C18アルキルポリグリコシ ドおよびそれらの相当する硫酸化ポリグリコシド、およびC12〜C18α−スルホ ン化脂肪酸エステルが挙げられる。所望ならば、従来のノニオン性および両性界 面活性剤、例えばいわゆる狭ピークを有するアルキルエトキシレートなどのC12 〜C18アルキルエトキシレート(「AE」)およびC6〜C12アルキルフェノー ルアルコキシレート(特に、エトキシレートおよび混合エトキシ/プロポキシ) 、C12〜C18ベタイン、およびスルホベタイン(「スルタイン」)、C10〜C18 アミンオキシドなどを、総ての組成物に包含させることもできる。C10〜C18N −アルキルポリヒドロキシ脂肪酸アミドを用いることもできる。典型的な例とし ては、C12〜C18N−メチルグルカミドが挙げられる。WO9,206,154 号明細書を参照されたい。他の糖由来の界面活性剤としては、C10〜C18N−( 3−メトキシプロピル)グルカミドのようなN−アルコキシポリヒドロキシ脂肪 酸アミドが挙げられる。N−プロピル〜N−ヘキシルC12〜C18N−グルカミド は、低起泡性のものに用いることができる。C10〜C20の従来の石鹸を用いるこ ともできる。高起泡性が所望であれば、分岐鎖状のC10〜C16石鹸を用いること ができる。アニオン性およびノニオン性界面活性剤の混合物は、特に有用である 。他の従来の有用な界面活性剤は、標準的な教科書に記載されている。 乾燥した洗剤材料 本発明の方法の乾燥した出発洗剤材料は、好ましくはアルミノケイ酸塩イオン 交換材料および炭酸ナトリウムとして表される洗剤用アルミノケイ酸塩ビルダー を含んでなる。本明細書で洗剤ビルダーとして用いられるアルミノケイ酸塩イオ ン交換材料は、高カルシウムイオン交換容量および高交換速度を両方共有するの が好ましい。理論によって制限しようとするものではないが、このような高カル シウムイオン交換速度および容量は、アルミノケイ酸塩イオン交換材料を製造す る方法から生じる数個の相互関連した因子の関数である。この点に関して、本明 細書で用いられるアルミノケイ酸塩イオン交換材料は、好ましくはCorkillら、 米国特許第4,605,509号明細書(Procter & Gamble)に従って製造され、 上記特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用される。 本発明のアルミノケイ酸塩のカリウムおよび水素型はナトリウム型二よって提 供されるほど高い交換速度および容量を示さないので、アルミノケイ酸塩イオン 交換材料は「ナトリウム」型であるのが好ましい。また、アルミノケイ酸塩イオ ン交換材料は、過剰乾燥した形態であって、本明細書に記載のさらさらした洗剤 凝集物の製造が容易になるようになっているのが好ましい。本明細書で用いられ るアルミノケイ酸塩イオン交換材料は、洗剤用ビルダーとしてのそれらの有効性 を最適にする粒径を有するのが好ましい。本明細書で用いられる「粒径」という 用語は、顕微鏡測定および走査型電子顕微鏡(SEM)のような従来の分析法に よって測定される背負いてのアルミノケイ酸塩イオン交換材料の平均粒径を表す 。アルミノケイ酸塩の好ましい粒径は、約0.1ミクロン〜約10ミクロン、更 に好ましくは約0.5ミクロン〜約9ミクロンである。最も好ましくは、粒径は 約1ミクロン〜約8ミクロンである。 好ましくは、アルミノケイ酸塩イオン交換材料は、下記の式を有する。 Naz[(AlO2z・(SiO2y]xH2O (式中、zおよびyは少なくとも6の整数であり、z対yのモル比は約1〜約5 であり、xは約10〜約264である。)更に好ましくは、アルミノケイ酸塩は 、下記の式を有する。 Na12[(AlO212・(SiO212]xH2O (式中、xは約20〜約30であり、好ましくは約27である。)これらの好ま しいアルミノケイ酸塩は、例えばZeolite A、Zeolite BおよびZeolite Xの名称 で市販されている。或いは、本明細書で用いるのに好適な天然に存在するまたは 合成により誘導されるアルミノケイ酸塩イオン交換材料は、Krummelら、米国特 許第3,985,669号明細書に記載の方法で製造することができ、上記特許 明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用される。 本明細書で用いられるアルミノケイ酸塩は、そのイオン交換容量が無水状態で 計算したCaCO3硬度/gの少なくとも約200mg当量であり、かつ好まし くはCaCO3硬度/gの約300〜352mg当量の範囲であることも特徴と する。また、本発明のアルミノケイ酸塩イオン交換材料は、そのカルシウムイオ ン交換速度が少なくとも約2グレインCa++/ガロン/分/−g/ガロンであり 、更に好ましくは約2グレインCa++/ガロン/分/−g/ガロン〜約6グレイ ンCa++/ガロン/分/−g/ガロンの範囲であることも特徴とする。 補助洗剤成分 本発明の方法における乾燥した出発洗剤材料としては、追加の洗剤成分を挙げ ることができ、および/または任意の数の追加成分を本発明の方法の続いて起こ る段階中に洗剤組成物に配合することができる。これらの補助成分としては、他 の洗浄力ビルダー、漂白剤、漂白活性剤、起泡増進剤または起泡抑制剤、防曇剤 および腐蝕防止剤、汚れ懸濁剤、汚れ放出剤、殺菌剤、pH調節剤、非ビルダー 性アルカリ度供給源、キレート化剤、スメクタイト粘土、酵素、酵素安定剤、お よび香料が挙げられる。1976年2月3日にBaskerville,Jr.らに発行された 米国特許第3,936,537号明細書を参照されたい。上記特許明細書の内容 は、その開示の一部として本明細書に引用される。 他のビルダーは、一般的には各種の水溶性アルカリ金属、アンモニウムまたは 置換アンモニウムリン酸塩、ポリリン酸塩、ホスホン酸塩、ポリホスホン酸塩、 炭酸塩、ホウ酸塩、ポリヒドロキシスルホン酸塩、ポリ酢酸塩、カルボン酸塩、 およびポリカルボン酸塩から選択することができる。これらのアルカリ金属塩、 特にナトリウム塩が好ましい。ここで用いるのに好ましいものは、リン酸塩、炭 酸塩、C10-18脂肪酸、ポリカルボン酸塩およびそれらの混合物である。更に好 ましいものは、トリポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸四ナトリウム、クエン酸 塩、酒石酸モノ−およびジ−スクシネート、およびそれらの混合物である(下記 を参照されたい)。 非晶質ケイ酸ナトリウムと比較して、結晶性の層状ケイ酸ナトリウムは、明ら かに増加したカルシウムおよびマグネシウムイオン交換容量を示す。また、層状 ケイ酸ナトリウムはカルシウムイオンよりもマグネシウムイオンを好み、実質的 に総ての「硬度」を洗浄水から除去するのに必要な特徴である。これらの結晶性 の層状ケイ酸ナトリウムは、一般的に非晶質ケイ酸塩並びに他のビルダーより高 価である。従って、経済的に入手可能な洗濯洗剤を提供するには、用いられる結 晶性の層状ケイ酸ナトリウムの割合を慎重に決定しなければならない。 本明細書で用いるのに好適な結晶性の層状ケイ酸ナトリウムは、好ましくは下 記の式を有する NaMSix2x+1・yH2O (式中、Mはナトリウムまたは水素であり、xは約1.9〜約4であり、yは約 0〜約20である。)更に好ましくは、結晶性の層状ケイ酸ナトリウムは、下記 の式を有する。 NaMSi25・yH2O (式中、Mはナトリウムまたは水素であり、yは約0〜約20である。)これら および他の結晶性の層状ケイ酸ナトリウムは、Corkillら、米国特許第4,60 5,509号明細書に記載されており、上記特許明細書の内容は、前記において その開示の一部として引用されたものである。 無機リン酸塩ビルダーの具体例は、トリポリリン酸、ピロリン酸、重合度が約 6〜21のポリマー性メタリン酸、およびオルトリン酸ナトリウムおよびカリウ ムである。ポリホスホン酸塩ビルダーの例は、エチレンジホスホン酸のナトリウ ムおよびカリウム塩、エタン−1−ヒドロキシ−1,1−ジホスホン酸のナトリ ウムおよびカリウム塩、およびエタン−1,1,2−トリチルホスホン酸のナト リウムおよびカリウム塩である。他のリンビルダー化合物は、米国特許第3,1 59,581号、第3,213,030号、第3,422,021号、第3,4 22,137号、第3,400,176号および第3,400,148号明細書 に開示されており、上記特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に 引用される。 非リン系の無機ビルダーの例は、四ホウ酸塩十水和物およびSiO2対アルカ リ金属酸化物の重量比が約0.5〜約4.0、好ましくは約1.0〜約2.4の ケイ酸塩である。本発明で有用な水溶性の非リン系有機ビルダーとしては、各種 のアルカリ金属、アンモニウムおよび置換アンモニウムポリ酢酸塩、カルボン酸 塩、ポリカルボン酸塩、およびポリヒドロキシスルホン酸塩が挙げられる。ポリ 酢酸塩およびポリカルボン酸塩ビルダーの例は、エチレンジアミン四酢酸、ニト リロ三酢酸、オキシ二コハク酸、メリット酸、ベンゼンポリカルボン酸、および クエン酸のナトリウム、カリウムリチウム、アンモニウムおよび置換アンモニウ ム塩である。 ポリマー性のポリカルボン酸塩ビルダーは、1967年3月7日に発行された Diehlの米国特許第3,308,067号明細書に記載されており、上記特許明 細書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用される。このような材料と しては、マレイン酸、イタコン酸、メサコン酸、フマル酸、アコニット酸、シト ラコン酸およびメチレンマロン酸のような脂肪族カルボン酸のホモ−およびコポ リマーの水溶性塩が挙げられる。これらの材料の幾つかは、以下に記載される水 溶性のアニオン性ポリマーとして有用であるが、石鹸以外のアニオン性界面活性 剤との緊密な混合物においてのみである。 本明細書で用いられる他の好適なポリカルボン酸塩は、1979年3月13日 にCrutchfieldらに発行された米国特許第4,144,226号明細書、および 1979年3月27日にCrutchfieldらに発行された米国特許第4,246,4 95号明細書に記載のポリアセタールカルボン酸塩であり、上記の両特許明細書 の内容は、その開示の一部として本明細書に引用される。これらのポリアセター ルカルボン酸塩は、グリオキシル酸のエステルと重合開始剤とを一緒に重合条件 下におくことによって製造することができる。次に、生成するポリアセタールカ ルボン酸エステルを、化学的に安定な末端基に結合させてポリアセタールカルボ ン酸塩をアルカリ性溶液中での速やかな解重合に対して安定化させ、相当する塩 に転換し、洗剤組成物に添加する。特に好ましいポリカルボン酸塩ビルダーは、 1987年5月5日にBushらに発行された米国特許第4,663,071号明細 書に記載の酒石酸モノスクシネートおよび酒石酸ジスクシネートの組み合わせを 含んでなるエーテルカルボン酸塩ビルダー組成物であり、上記特許明細書の内容 は、その開示の一部として本明細書に引用される。 漂白剤および活性剤は、1983年11月1日発行のChungらの米国特許第4 ,412,934号明細書、および1984年11月20日発行のHartmanの米 国特許第4,483,781号明細書に記載されており、これらの特許明細書の 内容は、その開示の一部として本明細書に引用される。キレート化剤も、Bushら の米国特許第4,663,071号明細書の第17欄、54行目〜第18欄、 68行目に記載されており、この特許明細書の内容は、その開示の一部として本 明細書に引用される。起泡改質剤も任意成分であり、1976年1月20日にBa rtolettaらに発行された米国特許第3,933,672号明細書、および197 9年1月23日にGaultらに発行された第4,136,045号明細書に記載さ れており、これらの特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用 される。 本明細書で用いるのに好適なスメクタイト粘土は、1988年8月9日発行の Tucherらの米国特許第4,762,645号明細書の第6欄、3行目〜第7欄、 24行目に記載されており、この特許明細書の内容は、その開示の一部として本 明細書に引用される。本明細書で用いるのに好適な追加の洗浄力ビルダーは、Ba skervilleの特許明細書の第13欄、54行目〜第16欄、16行目、および1 987年5月5日発行のBushの米国特許第4,663,071号明細書に列挙さ れており、これらの特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用 される。 本発明の理解を更に容易にするため、下記の実施例について説明するが、これ らは単なる例示のためのものであり、範囲を制限することを意図するものではな い。 実施例I この実施例では、自由流動性のさらさらした高密度洗剤組成物を生産する本発 明の方法を説明する。各種の洗剤出発成分の2本の供給流を連続的に2800k g/時の割合でLodige CB-30ミキサー/圧縮装置に連続的に供給し、これらの一 方は界面活性剤と水とを含む界面活性剤ペーストを含んでなり、他方の流れはア ルミノケイ酸塩および炭酸ナトリウムを含む乾燥した出発洗剤材料を含んでいる 。Lodige CB-30ミキサー/圧縮装置の軸の回転速度は約1400rpmであり、 平均滞留時間は約10秒間である。Lodige CB-30ミキサー/圧縮装置からの内容 物をLodige KM 600ミキサー/圧縮装置に連続的に供給して、約6分の平均滞留 時間中に更に凝集を行なう。次に、生成する洗剤凝集物を、流動床乾燥機および 次に流動床冷却機に供給し、平均滞留時間はそれぞれ約10分および15分であ る。コーティング剤であるアルミノケイ酸塩を中速ミキサー/圧縮装置16の下 手のほぼ中ほどに供給して、過剰凝集を制御しかつ防止する。次いで、洗剤凝集 物を従来の整粒装置で整粒して、均一な粒度分布を生じる。流動床冷却機から出 てくる洗剤凝集物の組成を、下記の第1表に示す。 香料、酵素および他の微量成分などの追加の洗剤成分を、仕上げ段階で上記の 凝集物に噴霧して、完成した洗剤組成物を生じる。本発明の方法によって生成し た全体的な完成洗剤組成物の相対比を、下記の第II表に示す。 生成する洗剤組成物の密度は796g/リットルであり、平均粒度は613ミ クロンである。 実施例II この実施例は、本発明によるもう一つの方法であって、中速ミキサー/圧縮装 置とは異なり流動床冷却機の後で、コーティング剤であるアルミノケイ酸塩を加 えることを除いて、実施例1に記載の段階を行なう方法を説明する。コーティン グ剤を添加した後に流動床冷却機から出てくる洗剤凝集物の組成を、下記の第II I表に示す。 香料、増白剤および酵素などの追加の洗剤成分を、仕上げ段階において上記の 凝集物に噴霧して、完成した洗剤組成物を生じる。本発明の方法の工程によって 生成した全体的な完成洗剤組成物の相対比を、下記の第IV表に示す。 生成する洗剤組成物の密度は800g/リットルであり、平均粒度は620ミ クロンである。 本発明を上記のように詳細に説明してきたが、各種の変更を発明の範囲から離 反することなく行なうことができ、かつ本発明は明細書に記載されているものに 限定されるものと考えるべきではないことは、当業者には明らかになるであろう 。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 高密度洗剤組成物の連続的製造法であって、 (a) 洗剤用界面活性剤ペーストと乾燥した出発洗剤材料とを高速ミキサー/ 圧縮装置中で混合して洗剤凝集物を得て(但し、前記界面活性剤ペースト対前記 の乾燥した洗剤材料の比率は1:10〜10:1である)、 (b) 前記洗剤凝集物を中速ミキサー/圧縮装置中で混合して前記洗剤凝集物 を更に高密度化しかつ凝集させ、さらに (c) 前記洗剤凝集物を乾燥して、前記高密度洗剤組成物を形成するようにす る 工程を含むことを特徴とする、方法。 2. 前記の乾燥した出発材料が、アルミノケイ酸塩、結晶性層状ケイ酸塩、 炭酸ナトリウム、およびそれらの混合物によって特徴付けられる群から選択され るビルダーを特徴とする、請求の範囲第1項に記載の方法。 3. 前記洗剤組成物の密度が少なくとも650g/リットルである、請求の 範囲第1〜2項に記載の方法。 4. 前記の中速ミキサー/圧縮装置の後にコーティング剤を加える段階をさ らに含み、但し前記コーティング剤がアルミノケイ酸塩、炭酸塩、ケイ酸塩、お よびそれらの混合物を特徴とする群から選択される、請求の範囲第1〜3項のい ずれか1項に記載の方法。 5. 前記の洗剤凝集物を冷却する段階をさらに含む、請求の範囲第1〜4項 のいずれか1項に記載の方法。 6. 前記の洗剤凝集物の前記高速ミキサー/圧縮装置中での平均滞留時間が 2秒〜45秒の範囲である、請求の範囲第1〜5項のいずれか1項に記載の方法 。 7. 前記の洗剤凝集物の前記中速ミキサー/圧縮装置中での平均滞留時間が 0.5分〜15分の範囲である、請求の範囲第1〜6項のいずれか1項に記載の 方法。 8. コーティング剤を前記の中速ミキサー/圧縮装置に加える段階をさらに 含む、請求の範囲第1〜7項のいずれか1項に記載の方法。 9. コーティング剤を前記混合段階と前記乾燥段階との間に加える段階をさ らに含む、請求の範囲第1〜8項のいずれか1項に記載の方法。 10. 前記界面活性剤ペースト対前記乾燥した洗剤材料の比率が1:4〜4 :1である、請求の範囲第1〜9項のいずれか1項に記載の方法。
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