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JPH1049029A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH1049029A
JPH1049029A JP8199239A JP19923996A JPH1049029A JP H1049029 A JPH1049029 A JP H1049029A JP 8199239 A JP8199239 A JP 8199239A JP 19923996 A JP19923996 A JP 19923996A JP H1049029 A JPH1049029 A JP H1049029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image forming
paper
document
copy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8199239A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoto Tsujihara
清人 辻原
Tatsuya Eguchi
達也 江口
Hideyuki Toriyama
秀之 鳥山
Hiroshi Otsuka
博司 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP8199239A priority Critical patent/JPH1049029A/ja
Publication of JPH1049029A publication Critical patent/JPH1049029A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1回の画像形成動作で複数の画像を形成でき
ると共に、紙詰まりの除去が容易な画像形成装置を提供
する。 【解決手段】 感光体ドラム47表面の2つの画像形成
位置Sa,Sbに対応させて、帯電チャージャ50a、
50b、現像器51a、51b、および転写チャージャ
54a、54bからなる画像形成プロセス部をそれぞれ
配設し、当該感光体27の画像形成位置Sa,Sbに露
光走査して形成した静電潜像を当該画像形成プロセス部
で現像して、各搬送路に給紙された複写紙352a、3
52bに転写し画像を形成する。そして片側の搬送路し
か使用する必要がない場合には、必ず手前側の搬送路を
選択して画像形成を行う。この際、万一紙詰まりが発生
しても手前側なので、複写機本体前面のメンテナンス用
の開閉扉を開放して容易に搬送路の紙詰まりが除去でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、並列して給紙され
る複数の記録用シートに同時に画像を形成する複写機や
レーザプリンタなど画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、特にデジタル複写機の分野におい
ては、その普及に連れて、多くの枚数のコピーを短時間
で行うため、高速処理化の要請がある。このようにコピ
ーの高速処理化を実現するためには、特に内部の機械的
部分の動作、例えば、感光体ドラムの回転や複写紙の搬
送動作を高速化する必要があるが、印字精度やペーパー
ハンドリングの観点からこのような機械的部分の高速化
にも一定の限界がある。
【0003】そこで、例えば、特開平2ー24673号
公報には、2枚の複写紙を並行に搬送して、各複写紙に
同時に画像を形成する複写機が開示されている。図9
は、この複写機の画像形成部の要部を示す斜視図であ
る。光学系901による露光走査によって感光体ドラム
902の表面の画像形成位置Sa、Sbに同一の静電画
像が形成され、この静電画像が図示しない現像器によっ
て現像されて感光体ドラム902表面に2つのトナー像
が形成される。
【0004】一方、給紙カセット904には、複写紙9
04a、904bが並列してセットされており、これら
の複写紙が上記感光体ドラム902表面における画像の
形成動作に同期して、搬送ベルト903によって並列し
て給紙され、転写チャージャ905の静電力により上記
画像形成位置Sa、Sbのトナー像がそれぞれの複写紙
上に転写される。
【0005】その後、図示しない定着装置によりトナー
像が複写紙に定着され外部に排出される(このように各
複写紙の給紙から排出にいたるまでのそれぞれの搬送経
路を、以下「搬送路」という。)このような並列転写可
能な複写機においては、1回の画像形成動作において同
時に2枚の複写紙への転写が可能となるので、コピ−の
処理速度を2倍にすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複写紙の搬
送途中で紙詰まり(ジャム)が発生した場合には、通
常、複写機本体の前面に設けられたトナー交換等のメン
テナンス用の開閉扉を開放して、紙詰まりした複写紙を
取り除くようになっている(このような紙詰まりを取り
除く処理を以下、「ジャム処理」という。)。
【0007】しかしながら、上述した従来の並列転写可
能な複写機において、奇数枚のコピ−を行う場合におけ
る最後の一枚や最初から片側の搬送路のみを使用して複
数枚のコピ−を行う場合において、奥側の搬送路が選択
されて給紙された場合には、当該詰まった紙を取り出す
ため、狭い内部の奥の方まで手を挿入しなければなら
ず、ジャム処理の作業効率が大変悪くなる。その上、紙
詰まりの場所によっては手前側の搬送路のトナーが腕に
付着する恐れもあり、これによりますますジャム処理が
困難になり、事務作業の効率に支障をきたす結果にな
る。
【0008】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、一回の画像形成動作において複数の画
像を形成できる画像形成装置において、全ての搬送路を
用いて画像形成を行わない場合に、ジャム処理などのメ
ンテナンスが容易な画像形成装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、入力された画像データに基づき、記録用
シートの搬送方向と略直交する方向にN個(N=2、3
・・・)の画像を並列して形成する画像形成手段と、必
要な枚数の記録用シートを前記各画像の形成位置に合わ
せて形成された搬送路に沿って供給する給紙手段とを備
え、一回の画像形成動作で複数の記録用シート上に画像
形成が可能な画像形成装置において、装置本体前面にメ
ンテナンス用の開閉扉を備え、前記給紙手段は、一回の
画像形成動作における画像形成枚数がN枚未満である場
合に、その数だけの搬送路を前記メンテナンス用開閉扉
に近い方から順に選択して給紙すると共に、前記画像形
成手段は、当該搬送路に給紙された記録用シートに画像
を形成するようにしたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
の実施の形態を、デジタル複写機を例にして説明する。 (1)デジタル複写機全体の構成と機能 図1は、当該デジタル複写機(以下、単に「複写機」と
いう。)の全体の構成を示す図である。
【0011】同図に示すように、当該複写機は、原稿画
像を読み取る画像読取部30とこの読み取った画像を再
現するプリンタ部40とからなる複写機本体500と、
この複写機本体500の上部に装着され、原稿の並列搬
送が可能な原稿自動搬送装置10とから構成される。こ
の原稿自動搬送装置10は、2束の原稿を並列して載置
できる原稿給紙トレイ11と、給紙ローラ12と、捌き
ローラ13、捌きパッド14、ガイド15、レジストロ
ーラ16、搬送ベルト17、排紙ローラ18、切換爪2
0および反転ローラ21、各ローラを駆動するための駆
動モータM3および原稿排紙トレイ19などからなり、
原稿給紙トレイ11に並列に載置された、例えば最大A
4サイズの原稿を縦方向に並列して2枚搬送することが
できるようになっている。
【0012】原稿給紙トレイ11には、原稿の搬送方向
と平行して3つの原稿ガイド11a、11b、11cが
この順に手前から奥へ立設されており、その中央の原稿
ガイド11bを挟んで2つの原稿束を載置し、両端の2
つの原稿ガイド11a、11cによりそれぞれの原稿束
の外側の縁をガイドする。また、この両端の原稿ガイド
11a、11cは、載置される各原稿のサイズに応じて
原稿の搬送方向に直交する方向に移動させることができ
るようになっている。
【0013】原稿給紙トレイ11の各原稿束が載置され
る位置には当該原稿の有無を検知するための原稿検知セ
ンサSE4a、SE4bが設けられている。この原稿検
知センサSE4a、SE4bは、例えば、発光素子と光
電変換素子の組合せからなる反射式の光電センサであっ
て、原稿給紙トレイ11の各位置に原稿が載置される
と、発光素子からの光が当該原稿面に反射して光電変換
素子に検出され、制御部100は、その検出信号により
原稿の有無を判断する。
【0014】そして、2つの原稿束が原稿給紙トレイ1
1の手前側と奥側に載置されると、各原稿束の1番下に
位置する原稿が、それぞれ給紙ローラ12、捌きローラ
13、捌きパッド14によりガイド15に沿って下方に
送られ、さらにレジストローラ16および搬送ベルト1
7によって、プラテンガラス35上に設定された所定の
原稿読取位置まで搬送される。
【0015】原稿読取位置に搬送された各原稿は、画像
読取部30のスキャナ31によって1度にスキャンされ
た後、再び、搬送ベルト17により図1の右方向に送ら
れ、排紙ローラ18を経て原稿排紙トレイ19上に排出
される。原稿の裏面も読み取る場合には、切換爪20に
より原稿の搬送経路を反転ローラ21方向に切り換え、
当該反転ローラ21により原稿を反転させて再びプラテ
ンガラス35方向へ移送し、さらに搬送ベルト17によ
りプラテンガラス35の上記原稿読取位置まで搬送さ
れ、画像読取部30で読み取られた後、次の原稿が上述
と同様にして搬送されてくる。
【0016】画像読取部30には、スキャナモータM2
の駆動により図1の矢印方向に移動するスキャナ31が
設置される。このスキャナ31は、原稿を照射する露光
ランプ32と、当該原稿からの反射光を集光するロッド
レンズアレー33と、集光された光を電気信号に変換す
る密着型のCCDイメージセンサ(以下、単に「CCD
センサ」という。)34を備えている。
【0017】スキャナ31の露光ランプ32で照射され
た原稿の画像は、CCDセンサ34において光電変換さ
れて電気信号となり、これにより得られた画像データ
は、後述するように制御部100においてA/D変換さ
れてデジタル信号となり、画質向上のための必要な補正
を加えられた後、制御部100内のメモリユニット部3
00(図5参照)に格納され、その後必要に応じて読み
出されてレーザダイオード41の駆動信号として出力さ
れる。
【0018】レーザダイオード41から出力されたレー
ザ光は、コリメータレンズ42を通過して平行光線にな
った後、ポリゴンモータ44により定速で回転されるポ
リゴンミラー43のミラー面で反射されてfθレンズ4
5を通過し、さらに、折り返しミラー46a、46bに
反射されて、感光体ドラム47の表面をその長手方向
(主走査方向)に露光走査し、その画像形成位置Sa、
Sb(図2参照)にそれぞれ静電画像を書き込む。
【0019】図2は、上記複写機における感光体ドラム
47と、その周辺の要部の構成を示す斜視図であり、説
明の便宜上、折り返しミラー46a、46bやクリーナ
48、イレーサランプ49、搬送ベルト53などは省略
されており、ポリゴンミラー43もその反射面のみが示
されている。同図に示すように感光体ドラム47におけ
る2つの画像形成位置Sa、Sbに対応して、各画像形
成開始位置の走査角度より少し小さな走査角度でレーザ
光が入射したときに、これを検出する2つのSOSセン
サ58a、58bが設けられている。このSOSセンサ
58a、58bは、フォトダイオードなどの光電変換素
子からなり、ポリゴンミラー43で反射したレーザ光が
fθレンズ45を通過後、ハーフミラー59に反射され
て、当該SOSセンサ58a、58bに入射されると、
これを電気信号に変換し、それぞれSOS信号として制
御部100に送る。制御部100では、各SOS信号を
受けて後述するように画像形成位置Sa、Sbにおける
それぞれの画像書き込み開始のタイミングを決定する。
【0020】また、図に示すように帯電チャージャ50
a、50b、現像器51a、51b、転写チャージャ5
4a、54bは、それぞれ、感光体ドラム47周囲の、
上記画像形成位置Sa、Sbに対応した位置に設けられ
て制御部100からの制御により独立して動作可能とな
っており、これによりそれぞれの搬送路におけるプロセ
ス条件を最適に設定して各再現画像の質を向上させるこ
とができる。
【0021】なお、これらの帯電チャージャ、現像器、
転写チャージャは、複写機における電子写真の画像形成
プロセスを形成するものであり、以下、これらをまとめ
て、「画像形成プロセス部」と称する。感光体ドラム4
7は、上記露光を受ける前にクリーナ48(図1参照)
で感光体表面の残留トナーを除去され、さらにイレーサ
ランプ49により照射されて除電された後、上記画像形
成位置Sa、Sbに対応して手前側と奥側に配置された
帯電チャージャ50a、50bにより一様に帯電されて
おり、このように一様に帯電した状態で露光を受ける
と、感光体ドラム47表面に静電潜像が形成される。
【0022】各静電潜像は、現像器51a、51bによ
り現像され、感光体ドラム47表面の画像形成位置S
a、Sbにそれぞれトナー像が形成される。この現像器
51a、51bは、例えば、二成分式の現像器であっ
て、内部に収納されたトナーとキャリアを攪拌してトナ
ーに電荷を与え、このトナーを現像ローラ511a、5
11bを介して感光体ドラム47表面に供給して現像す
るようになっている。
【0023】用紙カセット52a、52bには、例えば
A4サイズの複写紙352aと352bが収納されてお
り、各複写紙352a、352bは、それぞれ給紙ロー
ラ353a、353bとタイミングローラ354によっ
て並列に給紙され、搬送ベルト53(図1)により感光
体ドラム47の下方の転写位置に搬送される。搬送ベル
ト53の感光体ドラム47に接触する部分の裏側には、
画像形成位置Sa、Sbに対応して転写チャージャ54
a、54bが設置されており、それぞれ電荷を発生して
その静電力により感光体ドラム47に形成されたトナー
像を各複写紙上に転写する。
【0024】各複写紙352a、352bに転写された
トナー像は、触れるとすぐに剥がれる不安定な状態であ
るので、それぞれ搬送ベルト55(図1)により定着装
置56(図1)まで搬送される。定着装置56は、各複
写紙352a、352bをヒータが内蔵された定着ロー
ラ356で加熱しながら押圧することによりトナーを紙
の繊維の間に固定して定着させ、排紙トレイ57上に排
紙して一連のコピー動作が完了する。
【0025】なお、図2におけるSE1a、1b、SE
2a、2bおよび図1のSE3a、3bは、上述の原稿
検知センサSE4a、4bと同様な反射式の光電センサ
からなるジャム検知センサであって、それぞれ各搬送路
に搬送されてきた複写紙を検出し、その前方の縁の検出
から所定時間経っても後方の縁が検出されない場合に
は、制御部100において紙詰まり(ジャム)と判定さ
れるようになっている。これらのセンサは、各搬送路ご
とに設置され独立に動作することができ、これにより2
つの画像形成位置におけるそれぞれのペーパハンドリン
グを的確に管理することが可能なようになっている。
【0026】また、用紙カセットは、上記用紙カセット
52a、52bの他に、用紙サイズや収納方向の違う複
写紙、例えば、B5縦置きやB5横置きの複写紙が収納
された用紙カセット52c〜h(図1参照)が設置され
ており、給紙ローラ353c〜353hの駆動により必
要なサイズの複写紙が給紙される。なお、各用紙カセッ
ト52a〜52hには、例えば、光電センサやリミット
スイッチからなる用紙サイズ検出センサ(図示せず)が
設けられおり、その検出信号に基づいて制御部100
は、操作者から指示されたサイズの複写紙が設置されて
いる用紙カセットを選択し給紙動作を実行させる。
【0027】また、図3は、上記複写機上部の外観斜視
図であり、同図に示すように原稿自動搬送装置10は、
その奥側の一辺を軸として上方に開放可能となってお
り、原稿をマニュアルでもプラテンガラス35上に設置
できるようになっている。複写機本体500の前面(手
前側)には、開閉扉440が設けられており、この開閉
扉440を開放してトナー交換やジャム処理などのメン
テナンス作業が行われる。
【0028】さらに、複写機本体500前面の上部の操
作しやすい位置には、操作パネル36が設置されてお
り、これにより操作者が必要な入力を行うようになって
いる。図4は、当該操作パネル36の構成の一例を示す
図である。この操作パネル36には、各種のモードを表
示する液晶タッチパネル361、コピー枚数やコピー倍
率などを入力するためのテンキー362、コピー動作を
開始させるスタートキー363、設定されたコピー枚数
を標準値「1」に戻すクリアキー364、複写機内部に
設定された諸条件を標準値に戻すパネルリセットキー3
65、印字動作を中止させるストップキー366、印字
動作中に割り込みコピーを実行させるための割込みキー
367などが設けられ、さらに、両搬送路を使用し必要
に応じて自動的に片側の搬送路を選択してコピーを行う
「Autoモード」か、最初から片側の搬送路のみでコ
ピーを行う「片側モード」かの給紙モードの設定をする
ための給紙モード設定キー368を備え、その設定状態
がランプ表示部369に表示されるようになっている。
【0029】液晶タッチパネル361は、液晶表示板の
表面にタッチパネルを設けたものであって、図4に示す
ようにコピー枚数のほか、コピー濃度、コピー倍率およ
び用紙サイズなどのコピー条件の表示の他に、紙詰まり
(ジャム)の発生、複写紙の不足(ペーパーエンプテ
ィ)などの複写機の各種の異常状態を表示すると共に、
所定の表示画面にタッチすることにより、目的の入力操
作が可能なようになっている。 (2)制御部100の構成 次に、上記複写機本体500の内部に設置される制御部
100の構成を図5のブロック図により説明する。
【0030】同図に示すように制御部100は、7つC
PU101〜107を中心として構成され、各CPU1
01〜107には、それぞれの制御に必要なプログラム
を格納したROM111〜117およびプログラム実行
時のワークエリアとなるRAM121〜127が設けら
れると共に、CPU101〜107同士は、データバス
やシリアルI/Oを介して接続され、割り込み制御によ
り相互にデータやコマンドの授受を行うようになってい
る。
【0031】また、各CPU101〜107は、装置本
体に電源が投入されると、それぞれのROMの初期化プ
ログラムを読み出して、内部のレジスターや各RAM1
21〜127を初期化することにより初期状態に設定さ
れると共に、内部タイマにより計時を開始して、各部で
の処理ルーチンの時間が所定時間内となるように監視す
るようになっている。
【0032】以下、制御部100各部の構成およびその
動作を、操作者のキー入力を受け付けて、原稿を読取
り、当該画像データを処理して印字に到るまでの順に従
って説明していく。まず、CPU101は、操作パネル
36からの指示内容を他のCPUに伝えると共に、操作
パネル36の表示内容を制御する。すなわち、ROM1
11には、パネル表示プログラムや初期表示モードのデ
ータが保存されており、操作者が、例えば、液晶タッチ
パネル361の「用紙サイズ」の部分に触れると、CP
U101は、上記表示プログラム基づき、用紙カセット
に収納されている用紙サイズのリストを図4の初期画面
に代わって表示させる。操作者がタッチパネルに触れて
目的の用紙サイズを指定すると、その指定内容がRAM
121に格納されると共にCPU102に送られる。
【0033】このようにして操作パネル36から必要な
コピーモードが設定されてスタートキー363によりコ
ピー開始の操作がなされると、CPU103はこれを受
けて、まず、原稿検出センサSE4a、SE4b(図
1)からの検出信号に基づき原稿給紙トレイ11の奥側
と手前側の原稿の有無を確認し、少なくともどちらかに
原稿があれば、原稿自動搬送装置10の動作を制御し、
上述のようにして画像読取部30のプラテンガラス35
上の原稿読取位置まで搬送する。
【0034】原稿が原稿読取位置まで送られると、CP
U105は、画像読取部30各部の動作を制御して原稿
読取り走査を実行させる。すなわち、ROM115に
は、上記制御に必要なプログラムが格納されており、C
PU105は、当該制御プログラムを読み出して、これ
に基づきタイミングを取りながら各種の制御信号を発す
る。これにより、露光ランプ32がオンにされると共に
スキャナモータM2が駆動制御されてスキャナ31が移
動し、当該CCDセンサ34により読み取られた原稿の
画像データが、画像信号処理部200に送られる。
【0035】この画像信号処理部200は、A/Dコン
バータ、シェーディング補正部、MTF補正部や、変倍
部、γ補正部などを備えており、入力された原稿の画像
データは、CPU106の制御の下に、A/Dコンバー
タでデジタルの多値信号に変換され、シェーディング補
正部で露光ランプ32の照度ムラや当該CCDセンサ3
4の感度ムラが補正された後、MTF補正部でエッジ強
調などの画質改善のための処理を受け、さらに変倍部や
γ補正部でそれぞれ変倍処理、γ補正処理を加えられた
後に、メモリユニット部300に転送される(画像デー
タD1)。
【0036】メモリユニット部300は、図6のブロッ
ク図に示すように、2値化処理部301、画像メモリ3
02、符号処理部303、符号メモリ304、多値化処
理部305およびこれらを制御するCPU104、その
制御プログラムを格納するROM114およびワークエ
リアとなるRAM124とから構成される。上記画像信
号処理部200から2値化処理部301に入力された多
値の画像データD1は、予めCPU104から与えられ
たパラメータに基づいて2値データに変換されて画像メ
モリ302に書き込まれる。
【0037】しかし、上述のように原稿が2枚並列搬送
された場合には、2枚分の原稿の画像データが1つの画
像データとして画像メモリ302に書き込まれることに
なるので、これを原稿1枚ごとの画像データに切り分け
る必要がある。そこで、CPU104は次のようにして
画像メモリ302からの読出しを制御する。すなわち、
CPU104には、CPU103を介して原稿検出セン
サSE4a、SE4bの原稿検出信号が入力されてお
り、これにより上記画像メモリ302に書き込まれた画
像データが、並列原稿の2枚分かあるいは手前側もしく
は奥側のみの1枚分かを判断する。そして、それぞれの
場合に応じて画像メモリ302上の各原稿領域の境界を
示すアドレス情報に基づき当該画像データをページ単位
で読み出して符号処理部303の圧縮器306に送るよ
うに制御する。この原稿領域の境界を示すアドレス情報
は、例えば、読み取った原稿サイズに対応して予めテー
ブルとしてROM114に格納されており、CPU10
4は、このテーブルを参照しながら上述のメモリ読出し
の制御を行うようになっている。
【0038】このようにして画像メモリ302から読み
出された画像データは、圧縮器306で圧縮処理されて
ページ単位で符号メモリ304に書き込まれる。この
際、原稿の各ページごとの符号データのメモリ領域を示
す管理テーブルが作成されてRAM124内に格納さ
れ、読出し時には、この管理テーブルを参照して目的の
ページの符号データを読み出す。
【0039】上記メモリユニット部300からの各画像
データの読出し動作においては、まず、CPU107か
らCPU104に対して目的のページの画像データに対
する伸長要求が出され、これを受けて、CPU104
は、上記管理テーブルを参照して、目的のページの画像
データを符号メモリ304から読み出して伸長するよう
に伸長器307に指示し、これにより伸長処理された画
像データが、画像メモリ302に書き込まれる。
【0040】その後、CPU107からCPU104お
よびCPU102に対して印字要求が出されると、CP
U104で、画像メモリ302から該当する画像データ
(この段階ではまだ2値データ)が読み出されて多値化
処理部305で多値データに変換され、画像データD2
としてレーザダイオード駆動回路142に送られ、CP
U102の制御のもとに画像形成が行われる。
【0041】なお、上述の画像メモリ302と符号メモ
リ304は、それぞれマルチポートを有しており、ま
た、符号処理部303は圧縮処理と伸長処理を独立して
同時に行うことが可能なので、画像メモリ302から画
像データを読み出して圧縮して符号メモリ304に格納
する動作と、符号メモリ304から読み出して伸長して
画像メモリ302に格納する動作を同時に行うことが可
能であり、データ処理を迅速に行うことができる。
【0042】CPU102は、上記メモリユニット部3
00から送られてきた画像データD2について、ROM
112に格納された制御プログラムに基づいてプリンタ
部40各部の動作を制御して印字を実行する。すなわ
ち、ポリゴンモータ制御回路132を介して、ポリゴン
モータ44の起動、停止の制御の他、レーザ光走査時に
一定の回転速度を維持するように制御すると共に、クロ
ックパルス回路152から発生されるクロックパルスを
カウントしながら、レーザダイオード駆動回路142か
らレーザダイオード41への駆動信号の出力のタイミン
グを制御し、感光体ドラム47の画像形成位置Sa、S
bに画像を書き込ませる。
【0043】図7は、当該書込みのタイミングを示すタ
イミングチャートであって、まず、奥側のSOSセンサ
58b(図2)にレーザ光が入射すると、SOSセンサ
58bからSOS信号が出力され、CPU102はこれ
を受けて、クロックパルス回路152からのクロックパ
ルスをカウントし、カウントT1後に、すでにメモリユ
ニット部300から転送されRAM122に書き込まれ
ている1枚の原稿の1ライン分の画像データの書込み開
始をレーザダイオード駆動回路142に指示する。
【0044】レーザダイオード駆動回路142は、RA
M122の当該画像データを読み出してレーザダイオー
ド41の出力を制御して感光体ドラム47の画像形成位
置Sbに画像を書き込ませ、カウントT1’後に1走査
ライン分の書き込みが終了する。次にSOSセンサ58
aからのSOS信号を受信すると、その受信からカウン
トT2後に、上記RAM122から別の原稿の1走査ラ
イン分の画像データの書込みをレーザダイオード駆動回
路142に指示し、これにより画像形成位置Saにおけ
る画像の書き込みが開始され、カウントT2’後に当該
書き込みが終了する。この間、RAM122には、次の
1走査ライン分の画像データが書き込まれており、上と
同様にしてSOSセンサ58a、SOSセンサ58bか
らSOS信号に基づき、次の走査ラインについて書き込
み開始位置が決定されて、画像形成位置Sa、Sbでの
画像書き込みが繰り返され、この動作がそれぞれの原稿
の1頁分の画像データを書き込むまで続けられる。
【0045】このように、本実施の形態においては画像
形成位置に対応して、その書き込み開始位置に近い走査
角度を検出する位置にSOSセンサを2つ設けているの
で、それぞれのSOS信号発生時から短いカウントで各
画像開始位置を決定でき、双方の画像の書き込み開始位
置が安定し、1走査分ラインごとに書き込み開始位置が
乱れることがなくなり、各再生画像において画像ムラ
(ジッタ)が生じにくいという利点がある。
【0046】さて、CPU102は、上述のようにして
感光体ドラム47への画像書込みのタイミングを制御す
る一方、各種センサからの検出信号の入力を受け、これ
らのセンサに対するON/OFFの指示や、後述する給
紙動作の制御、すなわち、手前側と奥側給紙機構(給紙
ローラ353a、353bおよびタイミングローラ35
4などがそれぞれ回転駆動されて、並列配置された各複
写紙を給紙する機構、図1、2では図示していないが、
例えば、それぞれ個別にモータを設置したり、メインモ
ータM1の回転をベルトとクラッチ機構などにより伝達
することにより達成される。)の制御や、これに合わせ
た手前側、奥側の画像形成プロセス部(帯電チャージャ
50a、50b、現像器51a、51b、転写チャージ
ャ54a、54b)の動作の制御を行い、その他メイン
モータM1の動作や、各種動力伝達用のクラッチのON
/OFF動作などを制御することにより、転写紙への画
像形成動作を遂行させる。
【0047】なお、上述した各CPU101〜106に
おける制御動作は、全てCPU107によってタイミン
グを取りながら制御されるようになっており、CPU1
07は、当該ROM117から必要な制御プログラムを
読み出して、内部タイマーにより時間を管理しながら、
全体を統一的に制御することにより、コピー動作が円滑
に行えるように制御する。
【0048】(3)CPU102による給紙動作の制御 次に、CPU102における給紙モードごとの具体的な
給紙動作の制御内容について説明する。給紙モードの設
定は、上述したように操作パネル36の給紙モード設定
キー368(図4)により行うが、初期設定の段階で
は、給紙モードは「Autoモード」に設定されてお
り、操作パネル36の給紙モード設定キー368(図
4)を1回押すと、手前側の複写紙の給紙が選択されて
片側のみの搬送路に給紙してコピーする片側給紙モード
となり、さらにもう一度押すと最初の「Autoモー
ド」の設定に戻るようになっている。
【0049】図8は、「Autoモード」が設定されて
いる場合の、CPU102による給紙制御の内容を示す
フローチャートである。操作者が、操作パネル36から
コピー枚数や倍率などのコピーモードを指定し、ランプ
表示部369の表示により「Autoモード」が設定さ
れているのを確認してスタートキー363を押下する
と、CPU102は、まず、上述の原稿検知センサSE
4a、4bからの検出信号により、原稿給紙トレイ11
上の原稿の有無を確認し(ステップS1)、原稿の存在
を確認すると、さらに原稿給紙トレイ11の手前側と奥
側の双方に載置されているか否かを確認する(ステップ
S2)。
【0050】どちらか片側のみに原稿が載置されている
場合には、上記設定されたコピー枚数から1つの原稿に
対して複数枚のコピーを行う(マルチコピー)か否かを
判断し(ステップS3)、マルチコピーでない場合、す
なわち1部のみのコピーの場合には手前側の搬送路を選
択して所定サイズの複写紙を給紙し、これにコピーして
(ステップS4、S5)、リターンされる。
【0051】一方、ステップS3においてマルチコピ−
が指示されていた場合には、手前側と奥側の双方の搬送
路を選択してこれらに給紙し、それぞれに同じ画像のコ
ピーを行う(ステップS6、S7)。そして、目的の枚
数だけコピーが完了した場合にはそのままリターンされ
(ステップS8)、目的の枚数のコピーが完了しておら
ず、しかも残り枚数が2枚以上の場合には再度並列搬送
によるコピーを実行する(ステップS9、S6)。ま
た、ステップS9での残り枚数が1枚の場合には、もは
や並列搬送の必要はないので、ステップ4に移って手前
側の搬送路のみ選択して給紙を行ってコピーを実行し、
リターンされる。
【0052】また、ステップS2において、原稿給紙ト
レイ11の手前側・奥側の双方に原稿が載置されている
ことが確認された場合には、手前側・奥側双方の搬送路
を選択して並列搬送による給紙を行い、各搬送路におい
てそれぞれ対応する原稿のコピーがなされる(ステップ
S10、S11)。そして、それがマルチコピーである
場合には、その指定された枚数が終了するまで上記並列
給紙およびコピーの動作を繰り返し(ステップS12、
S13)、目的の枚数のコピーが完了すれば、リターン
される。
【0053】このように「Autoモード」の給紙制御
においては、原稿給紙トレイ11の手前側もしくは奥
側の一方のみに原稿が載置された場合において、そのコ
ピーがマルチコピーでない場合には、手前側の搬送路の
み給紙してコピーを実行し、同じく原稿給紙トレイ1
1の手前側もしくは奥側の一方のみに原稿が載置された
場合において、マルチコピーの場合には、残りが1枚に
なるまでは両搬送路に給紙して同一原稿のコピーを実行
し、残り1枚については手前側の搬送路に給紙してコピ
ーする。さらに、原稿給紙トレイ11の手前側・奥側
の双方に原稿が載置されている場合には、対応する搬送
路においてそれぞれの原稿のコピーを行い、どちらかの
原稿束が先になくなった場合には、残った方の原稿束に
ついて上記もしくはの動作を行うことになる。
【0054】これにより、残りが1枚になった場合には
必ず、手前側の搬送路に給紙してコピーを行うことにな
り、この場合に万一紙詰まりが生じた場合でも前面の当
該当該開閉扉440を開放して容易にジャム処理が行え
る。なお、上述のように画像形成プロセス部は、手前側
と奥側の搬送路に対応して2つ独立して設けられている
ので、CPU102は、上記給紙制御において選択され
た搬送路に対応する画像形成プロセス部のみを動作させ
るように制御し、他の給紙されない搬送路の画像プロセ
ス部は動作させない。ジャム検知センサなどの各種セン
サの動作についても同様である。
【0055】このように片方の画像形成位置のみで画像
が形成される場合には、他方の画像形成プロセス部やジ
ャム検知センサを動作させないようにすることにより、
電力やトナーなどの消耗品の節約となる。なお、レーザ
光による感光体ドラム47の露光走査についても、上記
画像形成プロセス部の動作されない部分について行う必
要はなく、画像を形成する必要のある画像形成位置にの
み、必要な画像データを読み出して画像を書き込めばよ
い。
【0056】また、上述の給紙制御は、給紙モードが
「Autoモード」に設定されている場合について述べ
たが、「片側給紙モード」が指定された場合には、CP
U102は、必ず手前側の搬送路を優先的に選択して給
紙を行うように制御すればよく、このようにすれば万一
紙詰まりが発生してもジャム処理が容易であることは上
述の通りである。 (4)変形例 以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、
本発明の内容が、上述の実施の形態に限定されないのは
勿論であり、以下のような変形例が考えられる。
【0057】(4−1)本実施の形態においては、2枚
の複写紙を並列給紙して、1回の画像形成動作で2枚の
同一の画像もしくは異なる画像をコピーするものについ
て述べたが、感光体ドラムの長さを軸方向に長くして、
画像の形成位置を3箇所以上とすれば、1回の画像形成
においてそれだけ多くのコピーができコピー処理のより
一層の高速化が可能である。また、その画像形成数と同
じ原稿枚数を同時に並列して供給できる原稿自動搬送装
置を設置してもよい。
【0058】これらの場合には、その画像形成位置の増
加に対応して搬送路も増加し、給紙機構、画像形成プロ
セス部、ジャム検知センサおよびSOSセンサも必要な
だけ増設されるが、一度に給紙される複写紙の枚数が画
像形成可能な数よりも少ない場合には、メンテナンス用
の開閉扉側に近い順にその数だけ搬送路を選択して給紙
するようにすれば、紙詰まりの処理が行いやすい。
【0059】また、この場合にも、給紙する搬送路のみ
に感光体ドラムに当該画像を形成し、その画像の形成さ
れた位置に該当する給紙機構、画像形成プロセス部、ジ
ャム検知センサのみを動作させれば、節電にもなる。 (4−2)上記の実施の形態では、A4サイズの原稿を
縦通しで2枚並列搬送する場合について説明したが、そ
の他のサイズの原稿を並列搬送させてもよいし、相互に
サイズ異なる原稿を搬送して読み取ることも可能であ
り、この場合には、それらの原稿サイズに応じて適切な
用紙カセットが選択されて給紙が実行される。
【0060】(4−3)また、上記実施の形態において
は、画像形成プロセス部を搬送路ごとに独立して設置し
たが、その代わりに、あるいはこれらと併せて当該感光
体ドラム47の長手方向と同じ幅の帯電チャージャ、現
像器、転写チャージャを設けると共に、原稿給紙トレイ
11の中央の原稿ガイド11bを移動もしくは着脱可能
とすることで、A3サイズ横通しのような大きな原稿1
枚を自動的に搬送してコピーすることも可能である。こ
の場合には、用紙カセットもA3サイズの複写紙を供給
するものに交換される。
【0061】もちろん、この場合には、上記メモリユニ
ット部300におけるメモリの読み出し制御において、
画像メモリ302に書き込まれた画像データをページ毎
に分割して読み出して圧縮する必要はなく、例えば、光
電センサなどで上記中央の原稿ガイド11bが所定の位
置から移動されるのを検知すると、CPU104が、画
像メモリ302に書き込まれた画像データをそのまま1
ページ分のデータとして圧縮して符号メモリ304に格
納するように制御することになる。
【0062】(4−4)また、排紙トレイ57を搬送路
に対応させて2つに分割し、双方のトレイ面に段差を設
けると共に、高い方の排紙トレイに排紙された複写紙を
低い方の排紙トレイに移動させる移動機構を設けてお
き、これにより双方の搬送路から別々に排紙される複写
紙を必要に応じて一つの排紙トレイ(低い方のトレイ)
に揃えるようにすれば、後のコピー整理が容易となる。
【0063】(4−5)上記実施の形態においては、片
側の搬送路のみを使用する場合には必ず手前側の搬送路
を使用するようにしたが、万一、手前側の搬送路に、ト
ナー不足や用紙切れなどの異常が発生したときは、便宜
的に奥側の搬送路を使用できるようにしてもよい。 (4−6)なお、上記実施の形態においては、複写紙を
給紙する場合について述べたが、その他OHP用のフィ
ルムシートなど要するに複写機によって転写可能な記録
用シートであればよい。また、本発明は、上述のデジタ
ル複写機における画像形成のみならず、その他レーザプ
リンタなどの画像形成装置においても適用可能である。
【0064】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、1回の画像形成動作でN枚の複写紙上に画像を形成
することができる画像形成装置において、画像形成枚数
がN未満である場合には、メンテナンス用開閉扉に近い
順に搬送路を選択して給紙して画像を形成するので、そ
の際万一、当該搬送路で紙詰まりが発生しても、利用者
が画像形成装置の奥の方に手を入れなくて済み、搬送ベ
ルトや感光体ドラムが邪魔にならず、紙詰まりの処理を
行いやすくなる。また、これと共に手前側のトナーが腕
に付着することもなくなり、コピー作業などにおける事
務処理の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複写機の全体の構成を示す図であ
る。
【図2】上記複写機の要部の斜視図である。
【図3】上記複写機の上部の外観斜視図である。
【図4】上記複写機の操作パネルの例を示す図である。
【図5】上記複写機の制御部のブロック図である。
【図6】上記制御部におけるメモリユニット部のブロッ
ク図である。
【図7】SOS信号に基づき、2個の画像形成位置に画
像を書き込むタイミングの決定について説明するための
図である。
【図8】上記CPU102による給紙制御を示すフロー
チャートである。
【図9】従来の複写機における給紙部および転写部の構
成を示す図である。
【符号の説明】
10 原稿自動搬送装置 50a、50b 帯電チャージャ 31a、31b 現像器 54a、54b 転写チャージャ 58a、58b SOSセンサ 100 制御部 102 CPU 132 ポリゴンモータ制御回路 142 レーザダイオード駆動回路 152 クロックパルス回路 SE4a、4b 原稿検知センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 7/06 G03G 21/00 384 G03G 15/00 526 H04N 1/00 108M 21/00 384 B41J 3/00 D H04N 1/00 108 29/12 A (72)発明者 鳥山 秀之 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 大塚 博司 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像データに基づき、記録用
    シートの搬送方向と略直交する方向にN個(N=2、3
    ・・・)の画像を並列して形成する画像形成手段と、必
    要な枚数の記録用シートを前記各画像の形成位置に合わ
    せて形成された搬送路に沿って供給する給紙手段とを備
    え、一回の画像形成動作で複数の記録用シート上に画像
    形成が可能な画像形成装置において、 装置本体前面にメンテナンス用の開閉扉を備え、 前記給紙手段は、一回の画像形成動作における画像形成
    枚数がN枚未満である場合に、その数だけの搬送路を前
    記メンテナンス用開閉扉に近い方から順に選択して給紙
    すると共に、前記画像形成手段は、当該搬送路に給紙さ
    れた記録用シートに画像を形成するようにしたことを特
    徴とする画像形成装置。
JP8199239A 1996-07-29 1996-07-29 画像形成装置 Pending JPH1049029A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8199239A JPH1049029A (ja) 1996-07-29 1996-07-29 画像形成装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012179731A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Seiko Epson Corp 記録装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012179731A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Seiko Epson Corp 記録装置

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