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JPH1047344A - 転がり運動案内装置 - Google Patents

転がり運動案内装置

Info

Publication number
JPH1047344A
JPH1047344A JP12624197A JP12624197A JPH1047344A JP H1047344 A JPH1047344 A JP H1047344A JP 12624197 A JP12624197 A JP 12624197A JP 12624197 A JP12624197 A JP 12624197A JP H1047344 A JPH1047344 A JP H1047344A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rolling
rolling element
deflector
main body
end plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12624197A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeki Shirai
井 武 樹 白
Hiroaki Mochizuki
月 廣 昭 望
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THK Co Ltd
Original Assignee
THK Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by THK Co Ltd filed Critical THK Co Ltd
Priority to JP12624197A priority Critical patent/JPH1047344A/ja
Publication of JPH1047344A publication Critical patent/JPH1047344A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】移動部材本体の両端に設けられるエンドプレー
ト部を新規な構成として、転動体をさらに円滑に循環さ
せ得る転がり運動案内装置を提供する。 【解決手段】エンドプレート部7をインサート成形によ
って移部ブロック本体6端面に一体成形し、このエンド
プレート部7に設けた凹部16にデフレクタ17を挿入
固定して方向転換路14を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直線運動案内装
置,ボールスプライン,ボールブッシュ,ボールねじ等
の転動体を介して案内軸に移動部材が移動自在に組み付
けられる転がり運動案内装置に関し、特に転動体の方向
転換部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の転がり運動案内装置は、
案内軸と、案内軸に多数の転動体を介して移動部材が移
動自在に組み付けられている。移動部材は、案内軸の負
荷転動体転走部に対応する負荷転動体転走部と転動体を
負荷転動体転走部の一端から他端に戻す転動体戻し通路
とを備えた移動部材本体と、移動部材本体の両端部に設
けられ負荷転動体転走部から転動体をすくい上げて転動
体戻し通路に案内する転動体方向転換路を構成するエン
ドプレート部とを備えた構成となっている。
【0003】この移動部材の負荷転動体転走部および転
動体戻し通路と転動体方向転換路接続部の段差を無くし
て転動体を円滑に転動移行させるために、従来は転動体
方向転換路の内周案内部を移動部材本体と一体成形して
いた(特開平7―317762号公報参照)。
【0004】一方、方向転換路外周案内部が形成された
エンドプレート部は移動部材本体とは別体構成であり、
移動部材本体の両端にボルトによって締結するようにな
っていた。このエンドプレート部の外周案内部と移動部
材本体に一体成形された内周案内部とによって転動体方
向転換路が構成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
従来技術の場合には、方向転換路内周案内部を移動部材
本体と一体成形することによって方向転換路内周案内部
の両端と負荷転動体転走部および転動体戻し通路両端の
段差が解消されるものの、エンドプレート部の締結時の
組み付け誤差やエンドプレート部自体の変形等によっ
て、方向転換路外周案内部の両端位置と移動部材本体の
負荷転動体転走部および転動体戻し通路の端部位置との
間に誤差がでやすい。
【0006】特に、この方向転換路外周案内部の端部は
軌道軸側の負荷転動体転走部に近接して転動体をすくい
上げるすくい上げ部となるので、転動体のさらなる円滑
な循環を図るためには、この誤差を最小限に押さえる必
要がある。
【0007】そのためにはエンドプレート部の製作精度
を高め、さらに取付精度をさらに高める必要があるが、
エンドプレート部の成形は通常型成形で行うために、材
料の成形時の引け等によって変形するために精密に製作
することが非常に困難であり、また、取付け精度を高め
るにも限界があった。
【0008】特に、エンドプレート部が、水平部と、水
平部の両端から垂下する左右の脚部を有する形状の場合
には、脚部が内側に倒れる方向の変形が生じやすく、方
向転換路外周部両端位置と負荷転動体転走部両端位置と
の誤差が大きくなる。
【0009】本発明は上記した従来技術の問題点を解決
するためになされたもので、その目的とするところは、
移動部材本体の両端に設けられるエンドプレート部を新
規な構成として、転動体をさらに円滑に循環させ得る転
がり運動案内装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、案内軸と、該案内軸に多数の転
動体を介して移動自在に設けられる移動部材と、を備
え、前記移動部材は、前記案内軸の負荷転動体転走部に
対応する負荷転動体転走部と前記転動体を該負荷転動体
転走部の一端から他端に戻す転動体戻し通路とを備えた
移動部材本体と、該移動部材本体の両端部に設けられ前
記負荷転動体転走部から転動体をすくい上げて転動体戻
し通路に案内する転動体方向転換路を構成するエンドプ
レート部とを備えた転がり運動案内装置において、前記
エンドプレート部を前記移動部材本体を成形型内に挿入
して型成形を行うインサート成形によって移動部材本体
と一体成形し、このエンドプレート部の前記転動体方向
転換路に対応する部位には前記転動体方向転換路の内周
案内部が設けられる凹部が形成され、該凹部に転動体方
向転換路の外周案内部が形成されたデフレクタを嵌合
し、前記内周案内部と外周案内部によって転動体方向転
換路を構成したことを特徴とする。
【0011】本発明によれば、エンドプレート部を移動
部材本体と一体成形することによって、成形材料の成形
時の引け等によるエンドプレート部の変形が一体的に接
合されている移動部材本体によって規制されるので、方
向転換路に対応する凹部の位置は負荷転動体転走部の端
部位置および転動体戻し通路の端部位置に正確に形成さ
れる。この凹部にデフレクタを嵌合することによって、
デフレクタに設けられた方向転換路の外周案内部の両端
を負荷転動体転走部および転動体戻し通路の端部と正確
に位置合わせすることができる。
【0012】また、ボール,ローラ等の転動体の組み込
み作業についても、凹部から容易に挿入することがで
き、転動体組込み作業時間の短縮化を図ることができ
る。
【0013】また、転動体方向転換路内周案内部につい
ては、型成形されたエンドプレート部とは必ずしも一体
成形する必要はなく、別体構成として凹部に挿入する構
成としてもよいが、一体成形しておくことが好ましい。
一体成形とすれば、負荷転動体転走部との間に段差等が
生じることがなく連続面に成形できるので、方向転換路
の外周案内部の端部が正確に位置決めされることと相挨
って、転動体をより一層円滑に転動移行させることがで
きる。
【0014】また、案内軸と移動部材の間に介装される
転動体は複数列設けられている場合にも、移動部材本体
の両端に一体成形されたエンドプレート部の複数の凹部
間の位置関係が正確に定まるので、凹部に嵌合される複
数のデフレクタ間の位置関係も正確に定まり、各転動体
列の方向転換路外周案内部の両端と負荷転動体転走部お
よび転動体戻し通路の端部とを正確に位置合わせするこ
とができる。
【0015】また、複数列の転動体に対応する複数の転
動体方向転換路が互いに近接している場合に、一つのデ
フレクタに対応する複数の方向転換路外周案内部を設け
ることにより、デフレクタの装着作業を複数の方向転換
路について同時に行うことができ、作業性の一層の向上
を図ることができる。
【0016】さらに、移動部材が軌道レールを挟む一対
の脚部を有する変形しやすい形状であっても、脚部は移
動部材本体に一体的に接合されているので変形が規制さ
れ、方向転換路外周案内部の位置、特に移動部材本体の
負荷転動体転走部との接続位置は正確に位置決めされ
る。
【0017】また、案内軸および移動部材本体に設けら
れる負荷転動体転走部は案内軸の長手方向に直線的に延
びており、移動部材本体の負荷転動体転走部の側縁には
転動体を保持するリテーナ部が設けられ、該リテーナ部
についても、移動部材本体両端のエンドプレート部と共
に移動部材本体と一体成形されていることが好ましい。
【0018】さらに、移動部材本体の無負荷転動体戻し
通路を構成する戻し通路構成部材についても、移動部材
本体両端のエンドプレート部と共に移動部材本体と一体
成形することが好ましい。
【0019】このように、負荷転動体転走部の転動体を
保持するリテーナ部や戻し通路構成部材についても、移
動部材本体両端のエンドプレート部と共に移動部材本体
と一体成形することによって、転動体の循環路全周にわ
たって段差無く接続することができ、より一層転動体を
円滑に循環移動させることができる。
【0020】また、デフレクタはエンドプレート部端面
に取り付けられるプレート状のデフレクタ基板に固定さ
れていることを特徴とする。
【0021】このようにすれば、エンドプレート部端面
にデフレクタをデフレクタ基板を介して簡単に取り付け
ることができる。またデフレクタ基板によってデフレク
タの抜け止めが図られるので、デフレクタ自身の固定手
段の必要が無くなる。
【0022】また、デフレクタ基板をエンドプレート部
端面にボルト等によって強固に固定できるので、デフレ
クタを安定して固定できる。
【0023】デフレクタは一つでもよいが、特に複数の
デフレクタを一つのデフレクタ基板に固定すれば、デフ
レクタの組み付けが一度にできる。この場合、複数のデ
フレクタを所定数づつまとめて一組とし、組数分のデフ
レクタ基板を用意し、各組のデフレクタを各デフレクタ
基板に固定してまとめてエンドプレート部に取り付ける
ようにしてもよい。
【0024】各デフレクタが嵌合される凹部は、上記し
たようにエンドプレート部を移動部材本体と一体成形す
ることによってその位置関係が正確に定められるので、
この凹部の位置に対応してデフレクタ基板上の各デフレ
クタの配分が確保できる。
【0025】また、デフレクタ基板が金属板を備えてい
る場合には、金属板によってデフレクタ基板の歪みが規
制されてデフレクタの位置精度を維持できる。
【0026】デフレクタ基板が金属板を備えているとい
う意味は、デフレクタ基板が金属板のみで構成されてい
る場合と、デフレクタ基板が樹脂製あるいはゴム製で心
材として金属板を備えている場合とが含まれている。
【0027】また、デフレクタ基板の案内軸の少なくと
も負荷転動体転走部との接触部には、シール部が設けら
れていることを特徴とする。
【0028】このようにデフレクタを固定するデフレク
タ基板にシール部を設ければ、シール部材とデフレクタ
の組立を同時に行うことができ、組立の容易化を図るこ
とができる。
【0029】デフレクタ基板の反エンドプレート側端面
の各デフレクタ対応部には各デフレクタの外周案内部に
連通する潤滑剤穴が設けられると共に、前記デフレクタ
基板の反エンドプレート側端面には案内軸の少なくとも
負荷転動体転走部との接触部にシール部が設けられたシ
ールプレートが重ねて取り付けられ、シールプレートと
デフレクタ基板の接触面間には、シールプレートに設け
られた潤滑剤供給ポートと各潤滑剤穴とを連通する潤滑
剤供給溝を設けたことを特徴とする。
【0030】このように潤滑をデフレクタ基板とシール
プレート間で行うと潤滑剤の密閉性がよい。また、デフ
レクタに設けたデフレクタの外周案内溝に油等の潤滑剤
穴を設けることで、直接転動体に潤滑剤を供給すること
ができる。
【0031】デフレクタはデフレクタ基板と型成形によ
って一体成型されていることを特徴とする。
【0032】デフレクタ基板が樹脂板の場合には、デフ
レクタとデフレクタ基板は同一の樹脂材によって一体成
型される。樹脂板に心材として金属板が挿入されている
場合には、金属板を金型にインサートし、金属板の所定
位置にデフレクタを成型するためのキャビティを形成し
てデフレクタがインサート成型される。
【0033】このようにデフレクタとデフレクタ基板を
一体成形すれば、成型がきわわめて容易となる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。
【0035】図1は本発明の一実施の形態に係る転がり
運動案内装置を示している。
【0036】図において、1は転がり運動案内装置全体
を示すもので、この転がり運動案内装置1は、概略、案
内軸としての軌道レール2と、この軌道レール2に多数
の転動体としてのボール3aよりなるボール列3を介し
て移動自在に設けられる移動部材としての移動ブロック
4と、を備えている。
【0037】軌道レール2は断面略4角形状の長尺部材
で、その上面に2列,左右側面に1列づつ計4列のボー
ル列3,3,3,3を介して移動ブロック4を案内する
ようになっており、上面および左右側面には、4列のボ
ール列3,3,3,3に対応して負荷転動体転走部とし
ての4条の負荷ボール転走溝5,5,5,5が全長にわ
たって設けられている。
【0038】移動ブロック4は、移動部材本体としての
移動ブロック本体6と、この移動ブロック本体6の両端
に設けられるエンドプレート部7と、から構成されてい
る。移動ブロック本体6は、軌道レール2の上面と対向
する水平部8と、軌道レール2の左右側面と対向する一
対の支持脚部9,9とを備えた断面コ字形状のブロック
体で、水平部8下面に前記軌道レール2に設けられた2
条の負荷ボール転走溝5,5に対応する負荷ボール転走
溝10,10が、左右の支持脚部9,9の内側面に軌道
レール2の左右側面に設けられた負荷ボール転走溝5,
5に対応する負荷ボール転走溝10,10が設けられて
いる。また、水平部8および各支持脚部9,9の中実部
には、各負荷ボール転走溝10,10,10,10の一
端から他端に戻す転動体戻し通路としての軸方向に延び
る4列のボール戻し通路11,11,11,11が設け
られている。
【0039】一方、エンドプレート部7も移動ブロック
本体6の断面形状に倣ったコ字形状で、移動ブロック本
体6の水平部8と対応する水平部12と、移動ブロック
本体6の支持脚部9,9と対応する脚部13,13とを
備えており、これら水平部12および左右の支持脚部1
3,13に移動ブロック本体6の両端部に設けられ前記
各負荷ボール転走溝10,10,10,10からボール
3aをすくい上げてボール戻し通路11,11,11,
11に案内するボール方向転換路14,14,14,1
4が設けられている。
【0040】このエンドプレート部7は、移動ブロック
本体6を成形型内に挿入して型成形を行うインサート成
形によって移動ブロック本体6と一体成形されており、
このエンドプレート部7のボール方向転換路14に対応
する部位にはボール方向転換路14の内周案内部14a
が設けられる凹部16が形成されている。このエンドプ
レート部7は樹脂成形だけでなく、アルミ等のダイカス
ト成形品でもよい。
【0041】この凹部16にボール方向転換路14の外
周案内部14bが形成されたデフレクタ17が嵌合さ
れ、内周案内部14aと外周案内部14bとによってボ
ール方向転換路14が構成されるようになっている。ボ
ール方向転換路14は略円弧状あるいはU字形状で、内
周案内部14aは方向転換路14の曲率中心側の周面
部、外周案内部14aは曲率中心側とは反対側の周面部
である。
【0042】さらに、エンドプレート部7の端面には、
エンドプレート部7の外形に倣ったコ字形状の板状のシ
ール部材20が不図示のねじ等の固着具によって取り付
けられる。このシール部材20を利用して上記デフレク
タ7の抜け止めを図ることが効果的である。
【0043】凹部16は一つのボール列3の方向転換路
14に対して1つずつ設けられており、水平部12に2
箇所、左右脚部13,13に1箇所ずつ設けられてい
る。デフレクタ17は凹部16に対応して4つ設けられ
ている。デフレクタ17の外周壁17aが凹部16の内
周壁16aに密嵌してデフレクタ17の位置決めがなさ
れる。場合によっては、この4つのデフレクタ17を連
結部を介して連結し、4つまとめて嵌合させるようにす
れば組み付け作業が簡略化される。
【0044】本発明によれば、エンドプレート部7を移
動ブロック本体6と一体成形することによって、成形時
の成形材料の引け等によるエンドプレート部7の変形が
一体的に接合されている移動ブロック本体6によって規
制されるので、ボール方向転換路14,14,14,1
4に対応する4箇所の凹部16,16,16,16の位
置は負荷ボール転走溝10,10,10,10の端部位
置およびボール戻し通路11,11,11,11の端部
位置に正確に形成される。この凹部16,16,16,
16にデフレクタ17,17,17,17を嵌合するこ
とによって、デフレクタ17,17,17,17に設け
られた方向転換路14,14,14,14の外周案内部
14a,14a,14a,14aの両端を、負荷ボール
転走溝10,10,10,10およびボール戻し通路1
1,11,11,11の端部位置と正確に位置合わせす
ることができる。
【0045】特に、本実施の形態では、エンドプレート
部7が移動ブロック本体6に対応して一対の脚部13,
13を有するために脚部13,13が内側に倒れる方向
に変形しやすい形状であるが、脚部13,13は移動ブ
ロック本体本体6の端面に一体的に接合されているので
変形が規制される。
【0046】また、ボール3aやローラ等の転動体の組
み込み作業についても、凹部16から容易に挿入するこ
とができ、ボール3aの組み込み作業時間の短縮化を図
ることができる。
【0047】ボール方向転換路14の内周案内部14a
については、エンドプレート部7とは必ずしも一体成形
する必要はなく、別体構成として凹部16に挿入する構
成としてもよいが、一体成形しておくことが好ましい。
一体成形とすれば、負荷ボール転走溝10との間に段差
等が生じることがなく連続面に成形できるので、ボール
方向転換路14の外周案内部14bの端部が正確に位置
決めされることと相挨って、ボール3aをより一層円滑
に転動移行させることができる。
【0048】また、複数のボール列3,3に対応する複
数のボール方向転換路14,14が互いに近接している
場合には、図1(d)に示すように、一つのデフレクタ
17に対応する複数の方向転換路外周案内部14b,・
・を設けることにより、デフレクタ17の装着作業を複
数の方向転換路について同時に行うことができ、作業性
の一層の向上を図ることができる。
【0049】上記実施の形態では、軌道レール2および
移動ブロック本体6に設けられる負荷ボール転走溝10
は軌道レール2の長手方向に直線的に延びており、移動
ブロック本体6の負荷ボール転走溝10の側縁にはボー
ル3aを保持するリテーナ部18が設けられており、こ
のリテーナ部18についても、移動ブロック本体6両端
のエンドプレート部7と共に移動ブロック本体6と一体
成形されていることが好ましい。
【0050】さらに、移動ブロック本体6の無負荷ボー
ル戻し通路11を構成する戻し通路構成部材19につい
ても、移動ブロック本体6両端のエンドプレート部7と
共に移動ブロック本体6と一体成形することが好まし
い。
【0051】このように、負荷ボール転走溝10のボー
ル3aを保持するリテーナ部18や戻し通路構成部材1
9についても、移動ブロック本体6両端のエンドプレー
ト部7と共に移動ブロック本体6と一体成形することに
よって、ボール3の循環路全周にわたって段差無く接続
することができ、より一層ボール3を円滑に循環移動さ
せることができる。
【0052】図2には本発明の他の実施の形態が示され
ている。
【0053】この実施の形態においては、各デフレクタ
17をエンドプレート部7端面に取り付けられるデフレ
クタ基板20に固定したものである。デフレクタ基板2
0にはエンドプレート部7端面に設けられたねじ穴21
に対応する位置にボルト挿通孔22が設けられ、不図示
のボルトによってエンドプレート部7端面に固着され
る。
【0054】デフレクタ基板20はエンドプレート部7
の端面形状に倣ったコ字形状の板状部材で、心材として
の鉄板等の金属板23と、金属板23の反エンドプレー
ト部側の端面に一体に焼き付けられるシールゴム部24
とを備えており、シールゴム部24の内周(軌道レール
2側)には内周には軌道レール2の少なくとも負荷ボー
ル転走溝5,5,5,5に接触するシール部としてのシ
ールリップ部25を備えている。そして、この金属板2
3のエンドプレート部7側の端面に樹脂製のデフレクタ
17,17,17,17が、金属板23を不図示の金型
内にインサートして成型するインサート成型によって一
体成型されている。
【0055】すなわち、金型内に挿入した状態で金属板
23の所定位置にデフレクタ17,17,17,17を
成型するためのキャビティを形成し、キャビティ内に樹
脂材料を充填して金属板23と一体成型するようになっ
ている。図示しないが、この金属板23のエンドプレー
ト部7側の端面に薄肉樹脂部を被覆する構成とすれば接
着強度が高まると共に、型成形時に各デフレクタ17,
17,17,17へのゲートが一つで済み、成形が容易
となる。
【0056】もっとも、図2(c),(d)に示すように、
デフレクタ基板20を樹脂材単体、金属材単体あるいは
硬質ゴム材単体によって構成し、その内周側にゴム状弾
性材製のシールリップ部25を設け、デフレクタ基板2
0のエンドプレート部7側の端面に樹脂製のデフレクタ
17,17,17,17を一体成形するようにしてもよ
い。
【0057】デフレクタ基板20が樹脂材単体の場合に
は、デフレクタ17とデフレクタ基板20は同一の樹脂
材によって一体成型される。もちろん、この樹脂単体の
デフレクタ基板20内に心材として金属板を埋設するよ
うにしてもよい。
【0058】本実施の形態によれば、エンドプレート部
7端面に取り付ければデフレクタ基板20を介してデフ
レクタ17,17,17,17を簡単に取り付けること
ができる。またデフレクタ基板20によってデフレクタ
17,17,17,17の抜け止めが図られるので、デ
フレクタ17,17,17,17自身の固定手段の必要
が無くなる。また、デフレクタ基板20をエンドプレー
ト部7端面にボルト等によって強固に固定できるので、
デフレクタ17,17,17,17を安定して固定でき
る。
【0059】特に4つのデフレクタ17,17,17,
17を一つのデフレクタ基板20に固定しているので、
デフレクタ17,17,17,17の組み付けが一度に
できる。
【0060】各デフレクタ17,17,17,17が嵌
合される凹部16,16,16,16は、上記したよう
にエンドプレート部7を移動ブロック本体6と一体成形
することによってその位置関係が正確に定められるの
で、この凹部16,16,16,16の位置に対応して
デフレクタ基板20上の各デフレクタ17,17,1
7,17の配分が確保できる。
【0061】また、デフレクタ基板20にシールリップ
部25を備えているので、シール部材とデフレクタの組
立を同時に行うことができ、組立の容易化を図ることが
できる。
【0062】この実施の形態では、デフレクタ17とデ
フレクタ基板20を一体成形としたが、デフレクタ17
とデフレクタ基板20を別体成形とし、接着剤、熱溶
着、超音波溶着等種々の方法で固定してもよい。
【0063】また、上記実施の形態では4つデフレクタ
を一つのデフレクタ基板に固定したが、デフレクタを2
つづつまとめて左右各一組とし、組数分の左右一対のデ
フレクタ基板を用意し、左右各組のデフレクタを左右の
デフレクタ基板に固定してまとめてエンドプレート部に
取り付けるようにしてもよい。
【0064】図3には本発明のさらに他の実施の形態が
示されている。
【0065】この実施の形態では、図3(a)に示すよう
に、デフレクタ基板20とシールプレート30が別体構
成となっている。
【0066】すなわち、デフレクタ基板20の反エンド
プレート側端面の各デフレクタ対応部には各デフレクタ
17,17,17,17の外周案内部14b,14b,
14b,14bに連通する潤滑油等の潤滑剤穴26,2
6,26,26が設けられている。
【0067】一方、デフレクタ基板20の反エンドプレ
ート側端面には軌道レール2の少なくとも負荷ボール転
走溝5,5,5,5との接触部にシール部としてのシー
ルリップ部31が設けられたシールプレート30が重ね
て取り付けられ、シールプレート30とデフレクタ基板
20の接触面間には、図3(b)に示すように、シールプ
レート30に設けられた潤滑剤供給ポート32と各潤滑
剤穴26,26,26,26とを連通する潤滑剤供給溝
33が設けられている。潤滑剤供給ポート32には不図
示のニップルが接続される。
【0068】この実施の形態では、シールプレート30
側に潤滑材供給溝33が設けられているが、デフレクタ
基板20側に潤滑材供給溝33を設けるようにしてもよ
い。
【0069】このように潤滑をデフレクタ基板20とシ
ールプレート30間で行うと潤滑剤の密閉性がよい。ま
た、デフレクタ基板20に潤滑剤穴26を設けること
で、直接ボール列3の各ボール3aに油等の潤滑剤を供
給することができる。
【0070】なお、図3に示すデフレクタ基板20は樹
脂製でデフレクタ17と一体成形されているが、デフレ
クタ基板20に心材として金属板を埋設してもよいし、
デフレクタ基板を金属板単体によって構成してもよい。
また、図2に示す形態と同様にシールリップ部25を一
体的に設け、シールプレート30と合わせてダブルシー
ルとしてもよく、図2で説明したデフレクタ基板20の
すべての形態が適用可能である。
【0071】なお、上記各実施の形態では転がり運動案
内装置として直線運動案内装置を例にとって説明した
が、これに限定されるものではなく、ボールスプライ
ン,ボールブッシュ,ボールねじ等の転動体を介して案
内軸に移動部材が移動自在に組み付けられる転がり運動
案内装置全般に適用できることはもちろんである。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来別体構成であったエンドプレート部を移動部材本体
と一体成形することによって、成形材料の成形時の引け
等によるエンドプレート部の変形が一体的に接合されて
いる移動部材本体によって規制されるので、方向転換路
に対応する凹部の位置は負荷転動体転走部の端部位置お
よび転動体戻し通路の端部位置に正確に形成され、この
凹部にデフレクタを嵌合することによって、デフレクタ
に設けられた方向転換路の外周案内部の両端を負荷転動
体転走部および転動体戻し通路の端部と正確に位置合わ
せすることができる。したがって、外周案内部によって
負荷転動体転走部を転動移行してくる転動体を方向転換
路に円滑にすくい上げ、さらに円滑に転動体戻し通路に
移行させることができる。
【0073】また、ボール,ローラ等の転動体の組み込
み作業についても、凹部から容易に挿入することがで
き、転動体組込み作業時間の短縮化を図ることができ
る。
【0074】また、転動体方向転換路内周案内部につい
てもエンドプレート部と一体成形とすれば、負荷転動体
転走部との間に段差等が生じることがなく連続面に成形
できるので、方向転換路の外周案内部の端部が正確に位
置決めされることと相挨って、転動体をより円滑に転動
移行させることができる。
【0075】また、案内軸と移動部材の間に介装される
転動体は複数列設けられている場合にも、移動部材本体
の両端に一体成形されたエンドプレート部の複数の凹部
間の位置関係が正確に定まるので、凹部に嵌合される複
数のデフレクタ間の位置関係も正確に定まり、各転動体
列の方向転換路外周案内部の両端と負荷転動体転走部お
よび転動体戻し通路の端部とを正確に位置合わせするこ
とができる。
【0076】また、複数列の転動体に対応する複数の転
動体方向転換路が互いに近接している場合に、一つのデ
フレクタに対応する複数の方向転換路外周案内部を設け
ることにより、デフレクタの装着作業を複数の方向転換
路について同時に行うことができ、作業性の一層の向上
を図ることができる。
【0077】さらに、移動部材が軌道レールを挟む一対
の脚部を有する変形しやすい形状であっても、エンドプ
レート部は移動部材本体に一体的に接合されているので
成形時の材料の引け等による変形が規制され、方向転換
路の外周案内部の両端を負荷転動体転走部および転動体
戻し通路の端部と正確に位置合わせすることができる。
【0078】また、負荷転動体転走部の転動体を保持す
るリテーナ部や戻し通路構成部材についても、移動部材
本体両端のエンドプレート部と共に移動部材本体と一体
成形することによって、転動体の循環路全周にわたって
段差無く接続することができ、より一層転動体を円滑に
循環移動させることができる。
【0079】また、デフレクタをデフレクタ基板に固定
し、デフレクタ基板を介してエンドプレート部にデフレ
クタを取り付ければ、デフレクタを安定して簡単に固定
することができ、デフレクタ自身の固定手段の必要が無
くなる。
【0080】特に複数のデフレクタを一つのデフレクタ
基板に固定すれば、デフレクタの組み付けが一度にでき
る。特に、各デフレクタが嵌合される凹部は上記したよ
うにエンドプレート部を移動部材本体と一体成形するこ
とによってその位置関係が正確に定められるので、この
凹部の位置に対応してデフレクタ基板上の各デフレクタ
の配分が確保できる。
【0081】また、デフレクタ基板が金属板を備えてい
る場合には、金属板によってデフレクタ基板の歪みが規
制されてデフレクタの位置精度を維持できる。
【0082】また、デフレクタを固定するデフレクタ基
板にシール部を設ければ、シール部材とデフレクタの組
立を同時に行うことができ、組立の容易化を図ることが
できる。
【0083】さらに、デフレクタ基板のデフレクタ対応
部にはデフレクタの外周案内部に連通する潤滑剤穴を設
け、デフレクタ基板とシールプレートの接触面間に潤滑
剤供給溝を設ければ、転動体に直接潤滑剤を供給するこ
とができ、また密閉性にも優れている。
【0084】また、デフレクタとデフレクタ基板を一体
成形すれば、成型がきわわめて容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施の形態に係る転がり運動
案内装置を示すもので、同図(a)は移動ブロックの概
略斜視図、同図(b)は軌道レールと移動ブロックを組
み付けた状態の概略断面図、同図(c)はボール循環路
の構成を示す図、同図(d)は複列ボールのデフレクタ
の構成を示す図である。
【図2】図2(a)は本発明の他の実施の形態に係る転が
り運動案内装置の移動ブロックの概略分解斜視図、図2
(b)は同図(a)のデフレクタ基板の側面図、同図(c)は
同図(a)のデフレクタ基板の他の態様を示す斜視図、同
図(d)は同図(c)のデフレクタ基板の側面図である。
【図3】図3(a)は本発明のさらに他の実施の形態にデ
フレクタ基板とシールプレートの分解斜視図、同図(b)
はデフレクタ基板とシールプレート間の潤滑溝部の部分
断面図である。
【符号の説明】
1 転がり運動案内装置 2 軌道レール(案内軸) 3 ボール列 4 移動ブロック 5 負荷ボール転走溝(負荷転動体転走部) 6 移動ブロック本体(移動部材本体) 7 エンドプレート部 8 水平部 9 支持脚部 10 負荷ボール転走溝(負荷転動体転走溝) 11 ボール戻し通路(転動体戻し通路) 12 水平部 13 脚部 14 ボール方向転換路 14a 内周案内部 14b 外周案内部 16 凹部 17 デフレクタ 18 リテーナ部 19 無負荷ボール戻し通路構成部材 20 デフレクタ基板 21 ねじ穴 22 ボルト挿通孔 23 金属板 24 シールゴム部 25 シールリップ部(シール部) 26 潤滑剤穴 30 シールプレート 31 シールリップ部 32 潤滑剤供給ポート 33 潤滑剤供給溝

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】案内軸と、該案内軸に多数の転動体を介し
    て移動自在に設けられる移動部材と、を備え、 前記移動部材は、前記案内軸の負荷転動体転走部に対応
    する負荷転動体転走部と前記転動体を該負荷転動体転走
    部の一端から他端に戻す転動体戻し通路とを備えた移動
    部材本体と、該移動部材本体の両端部に設けられ前記負
    荷転動体転走部から転動体をすくい上げて転動体戻し通
    路に案内する転動体方向転換路を構成するエンドプレー
    ト部とを備えた転がり運動案内装置において、 前記エンドプレート部は、前記移動部材本体を成形型内
    に挿入して型成形を行うインサート成形によって移動部
    材本体と一体成形され、 前記エンドプレート部の前記転動体方向転換路に対応す
    る部位には前記転動体方向転換路の内周案内部が設けら
    れる凹部が形成され、 該凹部に転動体方向転換路の外周案内部が形成されたデ
    フレクタを嵌合し、前記内周案内部と外周案内部によっ
    て転動体方向転換路を構成したことを特徴とする転がり
    運動案内装置。
  2. 【請求項2】転動体方向転換路内周案内部がエンドプレ
    ート部と一体成形されている請求項1に記載の転がり運
    動案内装置。
  3. 【請求項3】案内軸と移動部材の間に介装される転動体
    は複数列設けられていることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の転がり運動案内装置。
  4. 【請求項4】複数列の転動体に対応する複数の転動体方
    向転換路が互いに近接している場合に、一つのデフレク
    タに対応する複数の方向転換路外周案内部を設けたこと
    を特徴とする請求項3に記載の転がり運動案内装置。
  5. 【請求項5】案内軸は軌道レールであり、移動部材は軌
    道レールと対向する水平部と、該水平部の両端から軌道
    レールの左右側面を挟むように設けられる支持脚部とを
    有し、少なくとも左右支持脚部と軌道レールの側面間に
    転動体が介装されている請求項1乃至4のいずれかの請
    求項に記載の転がり運動案内装置。
  6. 【請求項6】案内軸および移動部材本体に設けられる負
    荷転動体転走部は案内軸の長手方向に直線的に延びてお
    り、移動部材本体の負荷転動体転走部の側縁には転動体
    を保持するリテーナ部が設けられ、該リテーナ部につい
    ても、移動部材本体両端のエンドプレート部と共に移動
    部材本体と一体成形されている請求項1乃至5のいずれ
    かの項に記載の転がり運動案内装置。
  7. 【請求項7】移動部材本体の無負荷転動体戻し通路を構
    成する戻し通路構成部材についても、移動部材本体両端
    のエンドプレート部と共に移動部材本体と一体成形され
    ている請求項1乃至6のいずれかの項に記載の転がり運
    動案内装置。
  8. 【請求項8】デフレクタはエンドプレート部端面に取り
    付けられるデフレクタ基板に固定されている請求項1乃
    至7のいずれかの項に記載の転がり運動案内装置。
  9. 【請求項9】デフレクタ基板は金属板を備えていること
    を特徴とする請求項8に記載の転がり運動案内装置。
  10. 【請求項10】デフレクタ基板の案内軸の少なくとも負
    荷転動体転走部との接触部には、シール部が設けられて
    いることを特徴とする請求項8または9に記載の転がり
    運動案内装置。
  11. 【請求項11】デフレクタ基板の反エンドプレート側端
    面の各デフレクタ対応部には各デフレクタの外周案内部
    に連通する潤滑剤穴が設けられると共に、前記デフレク
    タ基板の反エンドプレート側端面には案内軸の少なくと
    も負荷転動体転走部との接触部にシール部が設けられた
    シールプレートが重ねて取り付けられ、 該シールプレートとデフレクタ基板の接触面間には、シ
    ールプレートに設けられた潤滑剤供給ポートと各潤滑剤
    穴とを連通する潤滑剤供給溝を設けたことを特徴とする
    請求項8または9に記載の転がり運動案内装置。
  12. 【請求項12】デフレクタはデフレクタ基板と型成形に
    よって一体成型されていることを特徴とする請求項8乃
    至11のいずれかの項に記載の転がり運動案内装置。
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