JPH104182A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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- JPH104182A JPH104182A JP8175507A JP17550796A JPH104182A JP H104182 A JPH104182 A JP H104182A JP 8175507 A JP8175507 A JP 8175507A JP 17550796 A JP17550796 A JP 17550796A JP H104182 A JPH104182 A JP H104182A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 周辺素子領域部分20bに形成される素子の
耐圧性に優れた半導体装置10を製造工程の複雑化を招
くことなく製造する。 【解決手段】 基板11への不純物イオンの注入によ
り、第1のウエル部14を形成し、第1のウエル部の表
面を含む基板の表面に複数の活性領域20を区画すべく
フィールド酸化膜19を形成し、第1のウエル部14に
不純物イオンを注入してメモリアレイ領域部分20aお
よび周辺素子領域部分20bを構成する複数の活性領域
20を備える第2のウエル部22を形成し、両領域部分
20a、20bに対応する領域を露出させ、該領域以外
の領域を覆うマスク23を形成し、マスク23から露出
する第2のウエル部22にフィールド酸化膜19を透過
するエネルギーでチャンネルストップイオン24a、2
4bを注入する。
耐圧性に優れた半導体装置10を製造工程の複雑化を招
くことなく製造する。 【解決手段】 基板11への不純物イオンの注入によ
り、第1のウエル部14を形成し、第1のウエル部の表
面を含む基板の表面に複数の活性領域20を区画すべく
フィールド酸化膜19を形成し、第1のウエル部14に
不純物イオンを注入してメモリアレイ領域部分20aお
よび周辺素子領域部分20bを構成する複数の活性領域
20を備える第2のウエル部22を形成し、両領域部分
20a、20bに対応する領域を露出させ、該領域以外
の領域を覆うマスク23を形成し、マスク23から露出
する第2のウエル部22にフィールド酸化膜19を透過
するエネルギーでチャンネルストップイオン24a、2
4bを注入する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば不揮発性半
導体素子を含むメモリ装置のような半導体装置に好適な
半導体装置およびその製造方法に関し、特に、半導体基
板内に互いに異極の2重ウエル構造を有する半導体基板
を備える半導体装置およびその製造方法に関する。
導体素子を含むメモリ装置のような半導体装置に好適な
半導体装置およびその製造方法に関し、特に、半導体基
板内に互いに異極の2重ウエル構造を有する半導体基板
を備える半導体装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばEP−ROMあるいはEEP−R
OMのような不揮発性半導体素子を含むメモリ装置ある
いはnチャンネルMOSおよびpチャンネルMOSを組
み合わせたCMOSを含むメモリ装置の製造には、1枚
の基板内に相互に異極の基板領域が必要になることがあ
る。このような場合、例えばp型半導体基板の表面に露
出して形成され、この基板の極性と異なるn極性を有す
る第1のウエル部と、第1のウエル部内で半導体基板の
表面に露出して形成され、前記半導体基板の極性と同一
極性を有する第2のウエル部とが設けられた2重ウエル
構造を有する半導体基板が用いられている。
OMのような不揮発性半導体素子を含むメモリ装置ある
いはnチャンネルMOSおよびpチャンネルMOSを組
み合わせたCMOSを含むメモリ装置の製造には、1枚
の基板内に相互に異極の基板領域が必要になることがあ
る。このような場合、例えばp型半導体基板の表面に露
出して形成され、この基板の極性と異なるn極性を有す
る第1のウエル部と、第1のウエル部内で半導体基板の
表面に露出して形成され、前記半導体基板の極性と同一
極性を有する第2のウエル部とが設けられた2重ウエル
構造を有する半導体基板が用いられている。
【0003】この2重ウエル構造の形成には、例えばp
型半導体基板内に不純物イオンを注入して、第1のウエ
ル部が形成され、活性領域を区画するフィールド酸化膜
の形成に先立ち、このフィールド酸化膜下にチャンネル
を構成する反転層が形成されることを抑制するためのチ
ャンネルストッパイオンが第1のウエル部を除く基板領
域に注入される。フィールド酸化膜の形成により、第1
のウエル部は、多数の活性領域に区画され、さらにこの
第1のウエル部内に第2のウエル部が不純物イオンの注
入により形成される。
型半導体基板内に不純物イオンを注入して、第1のウエ
ル部が形成され、活性領域を区画するフィールド酸化膜
の形成に先立ち、このフィールド酸化膜下にチャンネル
を構成する反転層が形成されることを抑制するためのチ
ャンネルストッパイオンが第1のウエル部を除く基板領
域に注入される。フィールド酸化膜の形成により、第1
のウエル部は、多数の活性領域に区画され、さらにこの
第1のウエル部内に第2のウエル部が不純物イオンの注
入により形成される。
【0004】この第2のウエル部には、複数の活性領域
が含まれ、その一部が例えば浮遊ゲートを有するMOS
型トランジスタのような不揮発性記憶素子のためのメモ
リアレイ領域部分として利用され、他の一部がこの記憶
素子の制御用トランジスタのような周辺回路のための周
辺素子領域部分として利用される。
が含まれ、その一部が例えば浮遊ゲートを有するMOS
型トランジスタのような不揮発性記憶素子のためのメモ
リアレイ領域部分として利用され、他の一部がこの記憶
素子の制御用トランジスタのような周辺回路のための周
辺素子領域部分として利用される。
【0005】第2のウエル部は、チャンネルストッパイ
オンが注入されていない第1のウエル部内に形成されて
いる。この第2のウエル部に形成された周辺素子領域部
分では、第2ウエル部の形成時に、この第2のウエル部
の形成のために注入された不純物イオンによって、この
周辺素子領域部分内に形成されるトランジスタのソース
・ドレイン間の耐圧性が充分に確保できると考えられて
いた。そのため、この第2のウエル部の形成後、そのメ
モリアレイ領域部分にのみ、寄生チャンネルの発生原因
となる反転層の形成を抑制するためのチャンネルストッ
パイオンが注入されていた。
オンが注入されていない第1のウエル部内に形成されて
いる。この第2のウエル部に形成された周辺素子領域部
分では、第2ウエル部の形成時に、この第2のウエル部
の形成のために注入された不純物イオンによって、この
周辺素子領域部分内に形成されるトランジスタのソース
・ドレイン間の耐圧性が充分に確保できると考えられて
いた。そのため、この第2のウエル部の形成後、そのメ
モリアレイ領域部分にのみ、寄生チャンネルの発生原因
となる反転層の形成を抑制するためのチャンネルストッ
パイオンが注入されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第2の
ウエル部の形成のために注入された不純物イオンの拡散
制御を行うための、イオン注入に関連して行われるドラ
イブインと呼ばれる熱処理工程によって、注入された不
純物イオンがフィールド酸化膜中に拡散することから、
周辺素子領域部分におけるフィールド酸化膜直下部分の
不純物濃度が低下する。そのため、周辺素子領域部分に
形成されるトランジスタのソース・ドレイン間の耐圧性
の確保が困難になることがあった。この耐圧性の低下
は、暗電流の増大による閾値の低下およびこれらに起因
する種々の電気特性の低下を招く。
ウエル部の形成のために注入された不純物イオンの拡散
制御を行うための、イオン注入に関連して行われるドラ
イブインと呼ばれる熱処理工程によって、注入された不
純物イオンがフィールド酸化膜中に拡散することから、
周辺素子領域部分におけるフィールド酸化膜直下部分の
不純物濃度が低下する。そのため、周辺素子領域部分に
形成されるトランジスタのソース・ドレイン間の耐圧性
の確保が困難になることがあった。この耐圧性の低下
は、暗電流の増大による閾値の低下およびこれらに起因
する種々の電気特性の低下を招く。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の点を解
決するために、次の構成を採用する。 〈構成〉本発明に係る半導体製造装置は、互いに極性を
異にする第1のウエル部と該ウエル部内に形成された第
2のウエル部とからなる2重ウエル構造を有し、両ウエ
ル部の表面を含む表面がフィールド酸化膜により複数の
活性領域に区画された半導体基板を含む半導体装置であ
って、第2のウエル部には、メモリアレイ領域部分およ
び周辺素子領域部分として利用される複数の活性領域が
形成され、これらメモリアレイ領域部分および周辺素子
領域部分の両領域部分に、反転層の発生を抑制するため
のイオン注入によるチャンネルストッパ領域が形成され
ていることを特徴とする。
決するために、次の構成を採用する。 〈構成〉本発明に係る半導体製造装置は、互いに極性を
異にする第1のウエル部と該ウエル部内に形成された第
2のウエル部とからなる2重ウエル構造を有し、両ウエ
ル部の表面を含む表面がフィールド酸化膜により複数の
活性領域に区画された半導体基板を含む半導体装置であ
って、第2のウエル部には、メモリアレイ領域部分およ
び周辺素子領域部分として利用される複数の活性領域が
形成され、これらメモリアレイ領域部分および周辺素子
領域部分の両領域部分に、反転層の発生を抑制するため
のイオン注入によるチャンネルストッパ領域が形成され
ていることを特徴とする。
【0008】また、本発明に係る半導体装置の製造方法
は、基本的には、相互に異なる極性を有する第1のウエ
ル部および第2のウエル部が設けられた2重ウエル構造
からなる半導体基板を備える半導体装置の製造方法にお
いて、半導体基板の所定領域への不純物イオンの注入に
より、第1のウエル部を形成すること、この第1のウエ
ル部の表面を含む半導体基板の表面に複数の活性領域を
区画すべくフィールド酸化膜を形成すること、第1のウ
エル部の複数の活性領域を含む所定領域に不純物イオン
を注入してメモリアレイ領域部分および周辺素子領域部
分を構成する複数の活性領域を備える第2のウエル部を
形成すること、半導体基板の表面における第2のウエル
部のメモリアレイ領域部分および周辺素子領域部分に対
応する領域を露出させ、該領域以外の領域を覆うマスク
を形成すること、このマスクから露出する第2のウエル
部にフィールド酸化膜を透過するエネルギーでチャンネ
ルストップイオンを注入すること、とを含むことを特徴
とする。
は、基本的には、相互に異なる極性を有する第1のウエ
ル部および第2のウエル部が設けられた2重ウエル構造
からなる半導体基板を備える半導体装置の製造方法にお
いて、半導体基板の所定領域への不純物イオンの注入に
より、第1のウエル部を形成すること、この第1のウエ
ル部の表面を含む半導体基板の表面に複数の活性領域を
区画すべくフィールド酸化膜を形成すること、第1のウ
エル部の複数の活性領域を含む所定領域に不純物イオン
を注入してメモリアレイ領域部分および周辺素子領域部
分を構成する複数の活性領域を備える第2のウエル部を
形成すること、半導体基板の表面における第2のウエル
部のメモリアレイ領域部分および周辺素子領域部分に対
応する領域を露出させ、該領域以外の領域を覆うマスク
を形成すること、このマスクから露出する第2のウエル
部にフィールド酸化膜を透過するエネルギーでチャンネ
ルストップイオンを注入すること、とを含むことを特徴
とする。
【0009】〈作用〉本発明に係る半導体装置では、第
2のウエル部のメモリアレイ領域部分に加えて、周辺素
子領域部分にも、反転層の発生を抑制するためのイオン
注入によるチャンネルストッパ領域が形成されているこ
とから、周辺素子領域部分のチャンネル発生防止領域が
フィールド酸化膜下で発生する正の固定電荷に起因する
寄生チャンネルの発生を抑制し、周辺素子領域部分の素
子の耐圧性の低下、暗電流の増大による閾値の低下およ
びこれらに起因する種々の電気特性の低下が防止され
る。
2のウエル部のメモリアレイ領域部分に加えて、周辺素
子領域部分にも、反転層の発生を抑制するためのイオン
注入によるチャンネルストッパ領域が形成されているこ
とから、周辺素子領域部分のチャンネル発生防止領域が
フィールド酸化膜下で発生する正の固定電荷に起因する
寄生チャンネルの発生を抑制し、周辺素子領域部分の素
子の耐圧性の低下、暗電流の増大による閾値の低下およ
びこれらに起因する種々の電気特性の低下が防止され
る。
【0010】また、本発明に係る半導体製造の製造方法
では、第2ウエル部の形成後、この第2ウエル部に含ま
れる活性領域のメモリアレイ領域部分に加えて、周辺素
子領域部分にも、マスクを用いたイオン注入法により、
フィールド酸化膜を透過するエネルギーでチャンネルス
トップイオンが注入される。従って、周辺素子領域部分
へのイオン注入のための格別な工程を付加することな
く、メモリアレイ領域部分へのチャンネルストップイオ
ンの打ち込みと同時に、周辺素子領域部分へも一括的に
チャンネルストップイオンを注入することができる。
では、第2ウエル部の形成後、この第2ウエル部に含ま
れる活性領域のメモリアレイ領域部分に加えて、周辺素
子領域部分にも、マスクを用いたイオン注入法により、
フィールド酸化膜を透過するエネルギーでチャンネルス
トップイオンが注入される。従って、周辺素子領域部分
へのイオン注入のための格別な工程を付加することな
く、メモリアレイ領域部分へのチャンネルストップイオ
ンの打ち込みと同時に、周辺素子領域部分へも一括的に
チャンネルストップイオンを注入することができる。
【0011】第2のウエル部へのチャンネルストップイ
オンの注入に用いられるマスクに、第2のウエル部内の
活性領域を覆い該活性領域に隣接するフィールド酸化膜
の縁部に至る補助マスク部を設けることができる。この
補助マスク部により、チャンネルストップイオンの活性
領域の中央部への注入を防止し、これにより活性領域の
不純物濃度を過剰に高めることを防止した状態で第2の
ウエル部におけるフィールド酸化膜下にのみ選択的にチ
ャンネルストップイオンを注入することができる。
オンの注入に用いられるマスクに、第2のウエル部内の
活性領域を覆い該活性領域に隣接するフィールド酸化膜
の縁部に至る補助マスク部を設けることができる。この
補助マスク部により、チャンネルストップイオンの活性
領域の中央部への注入を防止し、これにより活性領域の
不純物濃度を過剰に高めることを防止した状態で第2の
ウエル部におけるフィールド酸化膜下にのみ選択的にチ
ャンネルストップイオンを注入することができる。
【0012】また、前記マスクの第1のウエル部を除く
半導体基板領域にチャンネルストップイオンの注入を許
す開口部を設けることにより、チャンネルストップイオ
ンの注入を、第2のウエル部におけるメモリアレイ領域
部分および周辺素子領域部分を含む活性領域に加えて、
半導体基板へもこれと同時的に行うことができることか
ら、半導体装置の製造工程の一層の簡素化を図ることが
可能となる。
半導体基板領域にチャンネルストップイオンの注入を許
す開口部を設けることにより、チャンネルストップイオ
ンの注入を、第2のウエル部におけるメモリアレイ領域
部分および周辺素子領域部分を含む活性領域に加えて、
半導体基板へもこれと同時的に行うことができることか
ら、半導体装置の製造工程の一層の簡素化を図ることが
可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る半導体装置の
製造方法を図示の具体例に示す実施の形態に沿って詳細
に説明する。 〈具体例1の構成〉図1は、本発明に係る半導体装置の
製造方法の第1具体例を示す工程図である。半導体メモ
リ装置10の基板として、図1(a)に示されているよ
うに、例えばp型のシリコン半導体基板11が用いられ
る。半導体基板11の表面はマスク用の例えば約500
0A゜の厚さの酸化膜12で覆われる。この酸化膜12
の、半導体基板11の第1のウエル部の形成領域となる
所定の領域を覆う部分が、フォトリソグラフィおよびエ
ッチングにより除去され、この酸化膜12が部分的に除
去された半導体基板11の露出部分には、引き続くイオ
ン注入から表面の保護を図るための例えば1000A゜
の厚さの酸化膜13が形成される。
製造方法を図示の具体例に示す実施の形態に沿って詳細
に説明する。 〈具体例1の構成〉図1は、本発明に係る半導体装置の
製造方法の第1具体例を示す工程図である。半導体メモ
リ装置10の基板として、図1(a)に示されているよ
うに、例えばp型のシリコン半導体基板11が用いられ
る。半導体基板11の表面はマスク用の例えば約500
0A゜の厚さの酸化膜12で覆われる。この酸化膜12
の、半導体基板11の第1のウエル部の形成領域となる
所定の領域を覆う部分が、フォトリソグラフィおよびエ
ッチングにより除去され、この酸化膜12が部分的に除
去された半導体基板11の露出部分には、引き続くイオ
ン注入から表面の保護を図るための例えば1000A゜
の厚さの酸化膜13が形成される。
【0014】部分的に酸化膜12が除去され、酸化膜1
3により表面が保護された半導体基板11には、ドナー
となるリンのイオンが、180keVの加速電圧、10
13個/cm2 のイオン濃度で、酸化膜12をマスクとし
て選択的に打ち込まれる。このイオンの打ち込み後、こ
の不純物の拡散距離の制御のために、例えば1150
℃、窒素ガス雰囲気下で約60分のドライブイン処理が
施される。この熱処理により、半導体基板11の酸化膜
12から露出した領域には、半導体基板11の極性とは
異なるn型極性の第1のウエル部14が形成される。
3により表面が保護された半導体基板11には、ドナー
となるリンのイオンが、180keVの加速電圧、10
13個/cm2 のイオン濃度で、酸化膜12をマスクとし
て選択的に打ち込まれる。このイオンの打ち込み後、こ
の不純物の拡散距離の制御のために、例えば1150
℃、窒素ガス雰囲気下で約60分のドライブイン処理が
施される。この熱処理により、半導体基板11の酸化膜
12から露出した領域には、半導体基板11の極性とは
異なるn型極性の第1のウエル部14が形成される。
【0015】第1のウエル部14の形成後、図1(b)
に示されているように、マスク用酸化膜12および保護
用酸化膜13が除去され、半導体基板11の表面には、
パッド用酸化膜15およびシリコン窒化膜16が形成さ
れる。シリコン窒化膜16は、LOCOS法として従来
よく知られているように、後述する半導体基板11の酸
化によるフィールド酸化膜の形成に際し、この酸化を抑
制することにより、半導体基板11の選択的な酸化を可
能とする。また、パッド用酸化膜15は、窒化膜16と
半導体基板11との熱膨張差を吸収して半導体基板11
の熱歪みを緩和する作用をなす。従って、パッド用酸化
膜15は、半導体基板11の全表面を覆うように形成さ
れ、窒化膜16は、このパッド用酸化膜15を介して、
フィールド酸化膜を形成すべき領域を除く部分を選択的
に覆うように、形成される。
に示されているように、マスク用酸化膜12および保護
用酸化膜13が除去され、半導体基板11の表面には、
パッド用酸化膜15およびシリコン窒化膜16が形成さ
れる。シリコン窒化膜16は、LOCOS法として従来
よく知られているように、後述する半導体基板11の酸
化によるフィールド酸化膜の形成に際し、この酸化を抑
制することにより、半導体基板11の選択的な酸化を可
能とする。また、パッド用酸化膜15は、窒化膜16と
半導体基板11との熱膨張差を吸収して半導体基板11
の熱歪みを緩和する作用をなす。従って、パッド用酸化
膜15は、半導体基板11の全表面を覆うように形成さ
れ、窒化膜16は、このパッド用酸化膜15を介して、
フィールド酸化膜を形成すべき領域を除く部分を選択的
に覆うように、形成される。
【0016】パッド用酸化膜15および窒化膜16の形
成後、第1のウエル部14を覆うようにチャンネルスト
ッパイオン用マスク17が形成され、その後、アクセプ
タとなるボロンのイオンがチャンネルストッパイオンと
して、30keVの加速電圧、7×1013個/cm2 の
イオン濃度で、半導体基板11に打ち込まれる。チャン
ネルストッパイオンは、マスク17から露出した半導体
基板11の第1のウエル部14を除く領域のうち、窒化
膜16から露出した部分に選択的に注入される。この注
入されたボロン18は、窒化膜16から露出する領域
で、フィールド酸化膜の形成時に寄生チャンネルの発生
源となる反転層が発生することを抑制する作用をなす。
成後、第1のウエル部14を覆うようにチャンネルスト
ッパイオン用マスク17が形成され、その後、アクセプ
タとなるボロンのイオンがチャンネルストッパイオンと
して、30keVの加速電圧、7×1013個/cm2 の
イオン濃度で、半導体基板11に打ち込まれる。チャン
ネルストッパイオンは、マスク17から露出した半導体
基板11の第1のウエル部14を除く領域のうち、窒化
膜16から露出した部分に選択的に注入される。この注
入されたボロン18は、窒化膜16から露出する領域
で、フィールド酸化膜の形成時に寄生チャンネルの発生
源となる反転層が発生することを抑制する作用をなす。
【0017】マスク17をアッシングにより除去した
後、パッド用酸化膜15および窒化膜16を残して、半
導体基板11は、高温水蒸気雰囲気下で、酸化処理を施
される。この酸化処理により、図1(c)に示されてい
るように、半導体基板11の窒化膜16で覆われていな
い部分が例えば5000A゜の厚さを有するフィールド
酸化膜19として成長する。フィールド酸化膜19は、
半導体基板11上を多数の区画された活性領域20(2
0a、20b、20c、20d)に区画する。
後、パッド用酸化膜15および窒化膜16を残して、半
導体基板11は、高温水蒸気雰囲気下で、酸化処理を施
される。この酸化処理により、図1(c)に示されてい
るように、半導体基板11の窒化膜16で覆われていな
い部分が例えば5000A゜の厚さを有するフィールド
酸化膜19として成長する。フィールド酸化膜19は、
半導体基板11上を多数の区画された活性領域20(2
0a、20b、20c、20d)に区画する。
【0018】フィールド酸化膜19の形成後、図1
(c)に示したように、パッド用酸化膜15および窒化
膜16が除去され、各活性領域20は、窒化物を除去す
るためのシリコン酸化膜21で覆われる。その後、図示
しないが、マスク17と同様なマスクが、半導体基板1
1の第1のウエル部14内における所定領域を露出させ
るように形成され、このマスクを選択パターンマスクと
して、第1のウエル部14内の所定領域に、アクセプタ
となるボロンのイオンが、200keVの加速電圧、1
013個/cm2 のイオン濃度で、選択的に打ち込まれ
る。このイオンの打ち込み後、この不純物の拡散距離の
制御のために、例えば1150℃、窒素ガス雰囲気下で
約60分のドライブイン処理が施される。この熱処理に
より、第1のウエル部14内には、半導体基板11に露
出し、第1のウエル部14の極性とは異なる極性すなわ
ち半導体基板11の極性と同一極性のp型極性を有する
第2のウエル部22が形成される。
(c)に示したように、パッド用酸化膜15および窒化
膜16が除去され、各活性領域20は、窒化物を除去す
るためのシリコン酸化膜21で覆われる。その後、図示
しないが、マスク17と同様なマスクが、半導体基板1
1の第1のウエル部14内における所定領域を露出させ
るように形成され、このマスクを選択パターンマスクと
して、第1のウエル部14内の所定領域に、アクセプタ
となるボロンのイオンが、200keVの加速電圧、1
013個/cm2 のイオン濃度で、選択的に打ち込まれ
る。このイオンの打ち込み後、この不純物の拡散距離の
制御のために、例えば1150℃、窒素ガス雰囲気下で
約60分のドライブイン処理が施される。この熱処理に
より、第1のウエル部14内には、半導体基板11に露
出し、第1のウエル部14の極性とは異なる極性すなわ
ち半導体基板11の極性と同一極性のp型極性を有する
第2のウエル部22が形成される。
【0019】図示の例では、第2のウエル部22には、
2つの活性領域20aおよび20bが含まれ、第1のウ
エル部14には、2つの活性領域20cおよび20cが
含まれ、半導体基板11の基板部には、2つの活性領域
20dおよび20dが含まれている。半導体メモリ装置
10では、第2のウエル部22の一方の活性領域20a
がメモリアレイ領域部分として利用され、このメモリア
レイ領域部分20aには、例えばnMOS型メモリ素子
が形成される。また、第2のウエル部22の他方の活性
領域20bがこれらメモリ素子の周辺回路素子のための
周辺素子領域部分20bとして利用され、この周辺素子
領域部分20bには、例えばスイッチング作用をなすn
型MOS等が形成される。また、第1のウエル部14の
活性領域20cには、必要に応じて、p型MOSのよう
な半導体素子あるいは回路素子等が形成される。
2つの活性領域20aおよび20bが含まれ、第1のウ
エル部14には、2つの活性領域20cおよび20cが
含まれ、半導体基板11の基板部には、2つの活性領域
20dおよび20dが含まれている。半導体メモリ装置
10では、第2のウエル部22の一方の活性領域20a
がメモリアレイ領域部分として利用され、このメモリア
レイ領域部分20aには、例えばnMOS型メモリ素子
が形成される。また、第2のウエル部22の他方の活性
領域20bがこれらメモリ素子の周辺回路素子のための
周辺素子領域部分20bとして利用され、この周辺素子
領域部分20bには、例えばスイッチング作用をなすn
型MOS等が形成される。また、第1のウエル部14の
活性領域20cには、必要に応じて、p型MOSのよう
な半導体素子あるいは回路素子等が形成される。
【0020】このような素子の形成に先立って、第2の
ウエル部22のメモリアレイ領域部分20aおよび周辺
素子領域部分20bには、一括的にチャンネルストッパ
イオンが注入される。このメモリアレイ領域部分20a
および周辺素子領域部分20bへの選択的ストッパイオ
ンの注入のために、図1(d)に示されているように、
メモリアレイ領域部分20aおよび周辺素子領域部分2
0bを露出させ、その他の部分を覆うマスク23が形成
される。このマスク23をパターンマスクとして、メモ
リアレイ領域部分20aおよび周辺素子領域部分20b
に選択的にチャンネルストッパイオンが注入される。
ウエル部22のメモリアレイ領域部分20aおよび周辺
素子領域部分20bには、一括的にチャンネルストッパ
イオンが注入される。このメモリアレイ領域部分20a
および周辺素子領域部分20bへの選択的ストッパイオ
ンの注入のために、図1(d)に示されているように、
メモリアレイ領域部分20aおよび周辺素子領域部分2
0bを露出させ、その他の部分を覆うマスク23が形成
される。このマスク23をパターンマスクとして、メモ
リアレイ領域部分20aおよび周辺素子領域部分20b
に選択的にチャンネルストッパイオンが注入される。
【0021】このチャンネルストッパイオンとして、ボ
ロンのイオンが用いられ、ボロンイオンにフィールド酸
化膜19を透過して第2のウエル部22に到達するに充
分なエネルギーを与えるために、ボロンイオンが200
keVの加速電圧で加速された。そのときのイオン濃度
は、1013個/cm2 である。このチャンネルストッパ
イオンの注入により、第2のウエル部22におけるフィ
ールド酸化膜19下、メモリアレイ領域部分20aおよ
び周辺素子領域部分20bには、ボロン24(24aお
よび24b)が打ち込まれる。
ロンのイオンが用いられ、ボロンイオンにフィールド酸
化膜19を透過して第2のウエル部22に到達するに充
分なエネルギーを与えるために、ボロンイオンが200
keVの加速電圧で加速された。そのときのイオン濃度
は、1013個/cm2 である。このチャンネルストッパ
イオンの注入により、第2のウエル部22におけるフィ
ールド酸化膜19下、メモリアレイ領域部分20aおよ
び周辺素子領域部分20bには、ボロン24(24aお
よび24b)が打ち込まれる。
【0022】このチャンネルストップイオンの打ち込み
後、シリコン酸化膜21が除去され、活性領域20aお
よび20b上に新たに図示しないゲート酸化膜が形成さ
れた後、このゲート酸化膜上に従来と同様な、よく知ら
れた方法により、メモリアレイ領域部分20aにはメモ
リ素子が形成され、また周辺素子領域部分20bには周
辺トランジスタのような周辺回路素子が形成される。
後、シリコン酸化膜21が除去され、活性領域20aお
よび20b上に新たに図示しないゲート酸化膜が形成さ
れた後、このゲート酸化膜上に従来と同様な、よく知ら
れた方法により、メモリアレイ領域部分20aにはメモ
リ素子が形成され、また周辺素子領域部分20bには周
辺トランジスタのような周辺回路素子が形成される。
【0023】メモリ素子および周辺回路素子がそれぞれ
形成される活性領域であるメモリアレイ領域部分20a
および周辺素子領域部分20bには、第2のウエル部2
2におけるフィールド酸化膜19下を含む部分にボロン
24が注入されていることから、この注入ボロンが第2
のウエル部22形成時に注入されたボロンのうち、フィ
ールド酸化膜19に吸収された分を補償する作用をな
す。また第2のウエル部22におけるフィールド酸化膜
19下の注入ボロン24aは、チャンネルストッパ領域
を構成し、フィールド酸化膜19での反転層の発生を効
果的に抑制する。
形成される活性領域であるメモリアレイ領域部分20a
および周辺素子領域部分20bには、第2のウエル部2
2におけるフィールド酸化膜19下を含む部分にボロン
24が注入されていることから、この注入ボロンが第2
のウエル部22形成時に注入されたボロンのうち、フィ
ールド酸化膜19に吸収された分を補償する作用をな
す。また第2のウエル部22におけるフィールド酸化膜
19下の注入ボロン24aは、チャンネルストッパ領域
を構成し、フィールド酸化膜19での反転層の発生を効
果的に抑制する。
【0024】このことから、第2のウエル部22内のメ
モリアレイ領域部分20aおよび周辺素子領域部分20
bに形成されるトランジスタのソース・ドレイン間の耐
圧性の向上を図ることができ、また第2のウエル部22
内での反転層の形成を確実に防止して、閾値の低下を招
く寄生チャンネルの発生を抑制することができる。従っ
て、本発明の方法によれば、メモリアレイ領域部分20
aおよび周辺素子領域部分20bに一括的にチャンネル
ストッパイオンの注入が可能となり、製造工程の複雑化
を招くことなく、電気特性に優れた半導体装置を比較容
易に製造することが可能となる。
モリアレイ領域部分20aおよび周辺素子領域部分20
bに形成されるトランジスタのソース・ドレイン間の耐
圧性の向上を図ることができ、また第2のウエル部22
内での反転層の形成を確実に防止して、閾値の低下を招
く寄生チャンネルの発生を抑制することができる。従っ
て、本発明の方法によれば、メモリアレイ領域部分20
aおよび周辺素子領域部分20bに一括的にチャンネル
ストッパイオンの注入が可能となり、製造工程の複雑化
を招くことなく、電気特性に優れた半導体装置を比較容
易に製造することが可能となる。
【0025】第1具体例では、メモリアレイ領域部分2
0aおよび周辺素子領域部分20bの中央部にもボロン
24bが打ち込まれる例を示したが、このメモリアレイ
領域部分20aおよび周辺素子領域部分20bに形成さ
れる素子の特性によっては、このボロン24bによっ
て、第2のウエル部22内のボロン濃度の増大が望まし
くないことがある。
0aおよび周辺素子領域部分20bの中央部にもボロン
24bが打ち込まれる例を示したが、このメモリアレイ
領域部分20aおよび周辺素子領域部分20bに形成さ
れる素子の特性によっては、このボロン24bによっ
て、第2のウエル部22内のボロン濃度の増大が望まし
くないことがある。
【0026】〈第2具体例〉図2は、第2のウエル部2
2の不純物濃度の大きな増大を招かない例を示す第2具
体例についての図1(d)と同様な図面である。図2に
示す例では、第2のウエル部22への選択的なチャンネ
ルストップイオンの打ち込みに使用されるマスク23に
は、メモリアレイ領域部分20aおよび周辺素子領域部
分20bをそれぞれ覆う補助マスク部23aが設けられ
ている。
2の不純物濃度の大きな増大を招かない例を示す第2具
体例についての図1(d)と同様な図面である。図2に
示す例では、第2のウエル部22への選択的なチャンネ
ルストップイオンの打ち込みに使用されるマスク23に
は、メモリアレイ領域部分20aおよび周辺素子領域部
分20bをそれぞれ覆う補助マスク部23aが設けられ
ている。
【0027】各補助マスク部23aは、活性領域である
メモリアレイ領域部分20aあるいは周辺素子領域部分
20bを覆い、それぞれの活性領域に隣接するフィール
ド酸化膜19の縁部に重なるように、フィールド酸化膜
19の縁部に至る。この重なりの程度は、約0.2μm
以上とすることが望ましい。
メモリアレイ領域部分20aあるいは周辺素子領域部分
20bを覆い、それぞれの活性領域に隣接するフィール
ド酸化膜19の縁部に重なるように、フィールド酸化膜
19の縁部に至る。この重なりの程度は、約0.2μm
以上とすることが望ましい。
【0028】補助マスク部23aにより、第2のウエル
部22内には、フィールド酸化膜19部分にのみチャン
ネルストッパイオンの打ち込みを許す開口部25が規定
されている。従って、この開口部25に対応するフィー
ルド酸化膜19の中央部直下へのチャンネルストッパイ
オンの注入(24a)が許されるが、メモリアレイ領域
部分20aおよび周辺素子領域部分20bの中央部への
チャンネルストッパイオンの打ち込みが防止される。
部22内には、フィールド酸化膜19部分にのみチャン
ネルストッパイオンの打ち込みを許す開口部25が規定
されている。従って、この開口部25に対応するフィー
ルド酸化膜19の中央部直下へのチャンネルストッパイ
オンの注入(24a)が許されるが、メモリアレイ領域
部分20aおよび周辺素子領域部分20bの中央部への
チャンネルストッパイオンの打ち込みが防止される。
【0029】このことから、第2具体例では、第2のウ
エル部22内のボロン濃度の増大による第2のウエル部
22上の素子のドレインあるいはソースと、第2のウエ
ル部22との接合部における耐圧性の低下を招くことな
く、第2のウエル部22内のメモリアレイ領域部分20
aおよび周辺素子領域部分20bに形成されるトランジ
スタのソース・ドレイン間の耐圧性の向上を図ることが
でき、また第2のウエル部22内での反転層の形成を確
実に防止して、閾値の低下を招く寄生チャンネルの発生
を抑制することができる電気特性に優れた半導体装置を
効率的に製造することができる。
エル部22内のボロン濃度の増大による第2のウエル部
22上の素子のドレインあるいはソースと、第2のウエ
ル部22との接合部における耐圧性の低下を招くことな
く、第2のウエル部22内のメモリアレイ領域部分20
aおよび周辺素子領域部分20bに形成されるトランジ
スタのソース・ドレイン間の耐圧性の向上を図ることが
でき、また第2のウエル部22内での反転層の形成を確
実に防止して、閾値の低下を招く寄生チャンネルの発生
を抑制することができる電気特性に優れた半導体装置を
効率的に製造することができる。
【0030】〈第3具体例〉図3は、第2具体例におけ
るチャンネルストッパイオンの注入に際し、半導体基板
11へのチャンネルストッパイオンの注入をも同時的に
行う第3の具体例についての図1(d)と同様な図面で
ある。図3に示す例では、第2のウエル部22への選択
的なチャンネルストップイオンの打ち込みに使用される
マスク23には、メモリアレイ領域部分20aおよび周
辺素子領域部分20bをそれぞれ覆い第2のウエル部2
2内のフィールド酸化膜19部分にイオンの打ち込みを
許す開口部25が設けられた補助マスク部23aに加え
て、半導体基板11の基板部分におけるフィールド酸化
膜19部分へのイオンの打ち込みを許す開口部26が設
けられている。
るチャンネルストッパイオンの注入に際し、半導体基板
11へのチャンネルストッパイオンの注入をも同時的に
行う第3の具体例についての図1(d)と同様な図面で
ある。図3に示す例では、第2のウエル部22への選択
的なチャンネルストップイオンの打ち込みに使用される
マスク23には、メモリアレイ領域部分20aおよび周
辺素子領域部分20bをそれぞれ覆い第2のウエル部2
2内のフィールド酸化膜19部分にイオンの打ち込みを
許す開口部25が設けられた補助マスク部23aに加え
て、半導体基板11の基板部分におけるフィールド酸化
膜19部分へのイオンの打ち込みを許す開口部26が設
けられている。
【0031】従って、第3具体例では、第2のウエル部
22へのチャンネルストッパイオンの注入および半導体
基板11の基板部分へのチャンネルストッパイオンの注
入を同時に行うことができることから、第1具体例で図
1(b)に沿って説明した半導体基板11の基板部分へ
の単独のチャンネルストッパイオンの打ち込み工程を不
要とすることができる。このことから、第3具体例によ
れば、電気特性に優れた半導体装置を一層効率的に製造
することが可能となる。
22へのチャンネルストッパイオンの注入および半導体
基板11の基板部分へのチャンネルストッパイオンの注
入を同時に行うことができることから、第1具体例で図
1(b)に沿って説明した半導体基板11の基板部分へ
の単独のチャンネルストッパイオンの打ち込み工程を不
要とすることができる。このことから、第3具体例によ
れば、電気特性に優れた半導体装置を一層効率的に製造
することが可能となる。
【0032】各具体例に述べたイオンの種類、あるいは
加速エネルギーおよびイオン濃度等の数値は、例示に過
ぎず、必要に応じてこれらを適宜選択することができ
る。また、以上に述べたところでは、本発明の方法を不
揮発性半導体素子が形成される半導体基板について説明
したが、これに限らず、例えばキャパシタとMOSFE
Tとを組み合わせた揮発性半導体素子が形成される半導
体基板の2重ウエル構造の形成等にも適用することがで
きる。
加速エネルギーおよびイオン濃度等の数値は、例示に過
ぎず、必要に応じてこれらを適宜選択することができ
る。また、以上に述べたところでは、本発明の方法を不
揮発性半導体素子が形成される半導体基板について説明
したが、これに限らず、例えばキャパシタとMOSFE
Tとを組み合わせた揮発性半導体素子が形成される半導
体基板の2重ウエル構造の形成等にも適用することがで
きる。
【0033】
【発明の効果】本発明に係る半導体装置によれば、以上
に説明したように、第2ウエル部に形成される周辺素子
領域部分での寄生チャンネルの発生をも効果的に防止す
ることができることから、この周辺素子領域に形成され
る周辺素子の耐圧性の低下、暗電流の増大による閾値の
低下およびこれらに起因する種々の電気特性の低下が防
止され、半導体装置の電気特性の向上を図ることができ
る。
に説明したように、第2ウエル部に形成される周辺素子
領域部分での寄生チャンネルの発生をも効果的に防止す
ることができることから、この周辺素子領域に形成され
る周辺素子の耐圧性の低下、暗電流の増大による閾値の
低下およびこれらに起因する種々の電気特性の低下が防
止され、半導体装置の電気特性の向上を図ることができ
る。
【0034】また、本発明に係る製造方法では、以上に
説明したように、第2ウエル部の形成後、この第2ウエ
ル部に含まれる活性領域のメモリアレイ領域部分に加え
て、周辺素子領域部分にも、一括的にチャンネルストッ
プイオンを注入することができることから、格別な付加
工程を追加することなく、周辺素子領域部分における寄
生チャンネルの発生をも効果的に抑制することができ
る。
説明したように、第2ウエル部の形成後、この第2ウエ
ル部に含まれる活性領域のメモリアレイ領域部分に加え
て、周辺素子領域部分にも、一括的にチャンネルストッ
プイオンを注入することができることから、格別な付加
工程を追加することなく、周辺素子領域部分における寄
生チャンネルの発生をも効果的に抑制することができ
る。
【0035】従って、本発明に係る方法によれば、製造
工程に格別な付加工程を施すことなく、2重ウエル構造
における周辺素子領域部分での寄生チャンネルの発生を
確実に防止することができ、この周辺素子領域部分に形
成される素子のリーク電流の増大、暗電流の閾値の低下
等による電気特性の低下を確実に防止することができ、
これにより電気特性に優れた半導体装置を製造工程の複
雑化を招くことなく、比較的効率的に製造することが可
能となる。
工程に格別な付加工程を施すことなく、2重ウエル構造
における周辺素子領域部分での寄生チャンネルの発生を
確実に防止することができ、この周辺素子領域部分に形
成される素子のリーク電流の増大、暗電流の閾値の低下
等による電気特性の低下を確実に防止することができ、
これにより電気特性に優れた半導体装置を製造工程の複
雑化を招くことなく、比較的効率的に製造することが可
能となる。
【図1】本発明に係る半導体装置の製造方法の第1具体
例を示す工程図である。
例を示す工程図である。
【図2】本発明に係る半導体装置の製造方法の第2具体
例を示す図1(d)と同様な図面である。
例を示す図1(d)と同様な図面である。
【図3】本発明に係る半導体装置の製造方法の第3具体
例を示す図1(d)と同様な図面である。
例を示す図1(d)と同様な図面である。
10 半導体メモリ装置 11 半導体基板 14 第1のウエル部 18、24a、24b チャンネルストップイオン 19 フィールド酸化膜 20(20a、20b、20c、20d) 活性領域 20a メモリアレイ領域部分 20b 周辺素子領域部分 22 第2のウエル部 23 マスク 23a 補助マスク部 26 開口部
Claims (4)
- 【請求項1】 互いに極性を異にする第1のウエル部と
該ウエル部内に形成された第2のウエル部とからなる2
重ウエル構造を有し、両ウエル部の表面を含む表面がフ
ィールド酸化膜により複数の活性領域に区画された半導
体基板を含む半導体装置であって、 前記第2のウエル部には、メモリアレイ領域部分および
周辺素子領域部分として利用される複数の前記活性領域
が形成され、該両領域部分には反転層の発生を抑制する
ためのイオン注入によるチャンネルストッパ領域が形成
されていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 互いに極性を異にする第1のウエル部と
該ウエル部内に形成された第2のウエル部とからなる2
重ウエル構造を有し、両ウエル部の表面を含む表面がフ
ィールド酸化膜により複数の活性領域に区画された半導
体基板を備える半導体装置の製造方法であって、 半導体基板の所定領域への不純物イオンの注入により、
第1のウエル部を形成すること、 該第1のウエル部の表面を含む前記半導体基板の表面に
複数の活性領域を区画すべくフィールド酸化膜を形成す
ること、 前記第1のウエル部の複数の活性領域を含む所定領域に
不純物イオンを注入してメモリアレイ領域部分および周
辺素子領域部分を構成する複数の活性領域を備える第2
のウエル部を形成すること、 前記半導体基板の表面における前記第2のウエル部の前
記メモリアレイ領域部分および周辺素子領域部分に対応
する領域を露出させ、該領域以外の領域を覆うマスクを
形成すること、 該マスクから露出する第2のウエル部に前記フィールド
酸化膜を透過するエネルギーでチャンネルストップイオ
ンを注入することを含む、半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 前記マスクは、第2のウエル部内の前記
活性領域を覆い該活性領域に隣接する前記フィールド酸
化膜の縁部に至る補助マスク部を備え、前記チャンネル
ストップイオンの注入が前記第2のウエル部におけるフ
ィールド酸化膜下に選択的に施される請求項2記載の、
半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記マスクは、前記第1のウエル部を除
く半導体基板領域において、前記フィールド酸化膜の縁
部を除く中央部へのチャンネルストップイオンの注入を
許す開口部を備え、前記チャンネルストップイオンの注
入が、前記第2のウエル部と同時に前記半導体基板へも
施される、請求項2記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8175507A JPH104182A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 半導体装置およびその製造方法 |
TW086104999A TW476154B (en) | 1996-06-14 | 1997-04-17 | Semiconductor device and method of manufacturing the same |
US08/851,080 US6124623A (en) | 1996-06-14 | 1997-05-05 | Semiconductor device having channel stop regions |
KR1019970020197A KR980006292A (ko) | 1996-06-14 | 1997-05-23 | 반도체 장치 및 그 제조방법 |
DE69729242T DE69729242T2 (de) | 1996-06-14 | 1997-06-11 | Halbleiterbauelement mit einer Isolationsdoppelwanne und deren Herstellungsmethode |
EP97109492A EP0813249B1 (en) | 1996-06-14 | 1997-06-11 | Semiconductor device with an insulation double well and method of manufacturing the same |
CN97113622A CN1171630A (zh) | 1996-06-14 | 1997-06-12 | 半导体器件及其制造方法 |
US09/243,471 US6180455B1 (en) | 1996-06-14 | 1999-02-03 | Semiconductor device and method of manufacturing the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8175507A JPH104182A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 半導体装置およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH104182A true JPH104182A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15997263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8175507A Pending JPH104182A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6124623A (ja) |
EP (1) | EP0813249B1 (ja) |
JP (1) | JPH104182A (ja) |
KR (1) | KR980006292A (ja) |
CN (1) | CN1171630A (ja) |
DE (1) | DE69729242T2 (ja) |
TW (1) | TW476154B (ja) |
Cited By (1)
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