JPH1040967A - 蓄電池容量推定法および蓄電池容量推定装置 - Google Patents
蓄電池容量推定法および蓄電池容量推定装置Info
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- JPH1040967A JPH1040967A JP8197612A JP19761296A JPH1040967A JP H1040967 A JPH1040967 A JP H1040967A JP 8197612 A JP8197612 A JP 8197612A JP 19761296 A JP19761296 A JP 19761296A JP H1040967 A JPH1040967 A JP H1040967A
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Abstract
つ実用上支障のない精度で蓄電池容量を推定できる蓄電
池容量推定法および蓄電池容量推定装置を提供すること
にある。 【解決手段】本発明は、蓄電池を短時間放電して該蓄電
池の端子電圧を測定し、測定電圧の変化から規定放電終
止電圧に到達するまでの電池容量あるいは放電時間を推
定する方法において、測定対象蓄電池と同種類の蓄電池
の放電特性から予め作成した放電基準式を該測定電圧の
時間変化に一致させるよう基準式の時間軸と基準式の係
数を補正して適用し、電池容量もしくは放電時間を推定
する方法における該基準式が、電池電圧を電池起電力と
電池内部抵抗とで示し、起電力は放電時間の一次式であ
り、内部抵抗は放電時間の指数式であることを特徴とす
る。
Description
ップ用蓄電池の容量を予測するための蓄電池容量推定法
および蓄電池容量推定装置に関するものである。
が進行し、同時に高信頼性も要求されている。これに伴
って多種多様な無停電給電システムが導入され、バック
アップ用蓄電池も大量に使用されるようになってきた。
該システムの信頼性確保のために、バックアップ用蓄電
池の保守と適切な取り替え時期の把握が必要となってき
た。
に示す。図14は、給電システムに組み込まれた蓄電池
の容量試験を実施する際の回路構成を示したものであ
り、1は交流、または直流電源であり、2は電力変換装
置であり、3はバックアップ用蓄電池であり、4は負荷
装置である。蓄電池3は、切替スイッチ5によりシステ
ムから切り離され、放電用定電流負荷装置6に接続され
て試験を行う。試験ではバックアップ用蓄電池3が放電
用定電流負荷装置6によって定電流放電され、端子電圧
が規定の放電終止電圧に到達するまでの時間を求める。
容量は正確に求めることができるが、長時間の測定とな
り、また、測定中に停電などのトラブルが生じると負荷
装置4への給電が不可能となるという欠点があった。
ための改良も行われている。図15には、バックアップ
用蓄電池3をシステムから切り離さないで容量推定する
方法の概念を示した。図15において、1〜6は図14
と同様の構成要素であり、7は最低電圧を示す蓄電池単
体であり、8は試験により放電した蓄電池を再充電する
ための充電器である。
蓄電池3の全ての電池単体についてあらかじめ端子電圧
を測定し、端子電圧が最も低い蓄電池単体7について放
電用定電流負荷装置6によって放電試験を行って規定の
放電終止電圧に到達した時の時間を求めるものである。
電池単体7のみをシステムから切り離せばよいため、複
数電池単体で構成されるバックアップ用蓄電池3の電圧
は最大で電池単体1個分の電圧が低下するだけで負荷装
置4への給電は可能となる。しかしながら、この方法で
は最も低い電圧を示す蓄電池単体7の放電試験は図14
と同様に長時間必要のうえ、あらかじめ電圧を測定する
稼働が新たに必要となるという欠点を有していた。
るために、蓄電池を短時間放電して、その放電特性か
ら、あらかじめ作成しておいた2次関数以上の高次関
数、あるいは指数関数を使用して、規定の放電終止電圧
に達する時間を求める方法が発明された(特願平7−2
38363号)。同方法では、短時間の放電を行えばよ
く、測定時間が短縮され、かつ蓄電池についても給電を
行うに必要な一定以上の残存容量を有することができる
反面、測定精度が大幅に低下するという新たな欠点が生
じていた。
鑑みてなされたもので、比較的短時間で測定でき、かつ
実用上支障のない精度で蓄電池容量を推定できる蓄電池
容量推定法および蓄電池容量推定装置を提供することを
目的とする。
に本発明は、あらかじめ蓄電池と同種の新品電池の特性
から作成した基準式を、試験蓄電池を一定容量(一定放
電時間)放電してその端子電圧の時間変化に適合させ、
規定の放電終止電圧に到達した時間を推定する方法にお
いて、電池起電力と電池内部抵抗の因子を含んでなり、
起電力は放電時間の一次式であり、内部抵抗は放電時間
の指数式である高精度の新規な基準式を用いることを特
徴とした蓄電池容量推定法と、データを管理するコンピ
ュータと、該蓄電池の試験条件をコントロールする充放
電器とから構成され、該蓄電池容量推定法における適用
基準式を演算する回路または機能を該コンピュータに内
蔵して上記に記載する手順に従って蓄電池、または蓄電
池群の容量推定を行うことを特徴とする容量推定装置
と、既存の無停電給電システムや蓄電池充放電自動試験
装置に組み込み、蓄電池の容量推定を行うための、試験
データを収集管理し、かつ、上記に記載する蓄電池容量
推定法に従って容量推定値を求めるために演算を行うコ
ンピュータと、必要ならば、該蓄電池の試験放電条件を
制御する放電電流制御器、または充放電制御器とから構
成されるか、または、既設コンピュータに上記に記載し
た蓄電池容量推定法の手順を行う演算回路、または機能
とを増設し搭載してなり、必要ならば、該放電電流制御
器、または充放電制御器とから構成される容量推定装置
を提案するものである。
で容量推定可能な理由は、放電の進行によって電解液濃
度が低下し、電池の起電力低下をきたすこと、また放電
の進行によって正極活物質が反応して鉛が硫酸鉛に変化
することにより内部抵抗が上昇すること、また、電池が
劣化すると電解液の枯渇や正極格子腐食が進行し、内部
抵抗が増大することが知られており、電池の放電特性が
起電力、内部抵抗と密接に関係しているため、この2つ
の因子で構成される本推定法の基準式が電池の放電特性
をより正確に表現できるためと考えられる。
の形態例を詳細に説明する。本発明になる蓄電池容量推
定法では、試験対象となる蓄電池、または直列に接続さ
れた複数個の蓄電池群を短時間放電してその端子電圧の
時間変化を測定する。
だけ短時間が好ましいが、電池容量の10%未満の放電
量(時間)では、フロート、またはトリクル充電状態や
充電時間、あるいは環境温度、湿度などによって、蓄電
池内部の電極状態などが影響され、放電電圧、および放
電電圧の時間による変化が大きく異なり、精度よく電池
容量を推定する妨げとなる恐れがある。一方、定格容量
の50%を越える放電量(時間)では、精度と測定時間
との兼ね合いから、短時間の利点が大幅に損なわれ、む
しろ完全放電から容量を判断するほうが有効である場合
さえ生じる。また、容量推定に使用する放電データは、
推定誤差率を最大10%程度に押さえるために、少なく
とも定格容量の10%の時間分必要である。従って、蓄
電池の定格容量の20%以上、50%以下の放電を行っ
て、そのうち定格容量の10%以上、50%以下の放電
電圧データを使用して容量を推定することが好ましい。
て差し支えない場合には、定格容量の20%以上、30
%未満の放電を行い10%以上、30%以下の放電デー
タを使用して容量推定を行うことができる。無停電給電
システムに適用されている蓄電池、または蓄電池群の容
量推定を行う場合には、蓄電池、または蓄電池群の給電
可能な残存容量と測定時間との兼ね合いから好ましくは
定格容量の30%以下の放電に留め、定格容量の10%
を経過し、30%に至るまでの電圧変化を測定する。
端に劣化し通常は劣化電池として使用されないような、
放電可能な容量が定格容量の30%に満たないような状
態であることがあらかじめ想定される場合には、例外的
に部分放電量を30%より小さくなるようにして試験す
ることもできるが、判定誤差は極めて大きくなってしま
うことが避けられない。
電流負荷装置による定電流放電が最も好ましいが、電流
流動が大きくない場合には無停電給電システム等の負荷
による実負荷放電でもかまわない。また、試験中の温度
は室温で、しかも温度変化のない状態が最も好ましい
が、温度モニタ等を用いて温度測定をし、さらにあらか
じめ容量と温度の関係が把握されており、かつ測定中の
温度変化が著しく大きくない状態でも実用上さしつかえ
ない。
計などデータ取得に必要な装置類を揃えて行うが、無停
電給電システムに一定期間ごとに試験を行うよう指示す
る自動試験回路を設け、試験の指示、端子電圧、電流、
さらには温度などのデータ収集を自動で行うことが可能
なソフトウェアを搭載して行うこともできる。後者に示
した自動試験機能には、さらに規定容量以下になると警
告を発する機能も付与できる。
タ、すなわち端子電圧の時間変化に対し、あらかじめ作
成した基準式を適用して規定の放電終止電圧に到達した
時の時間を推定し、さらに必要ならば、この値に電流値
を乗じて電池容量の推定値を求める。
準式は以下のように作成する。図1は本発明になる蓄電
池容量推定法に用いる基準式の作成手順を示したフロー
チャートである。作成の手順をこの図1に示すフローに
従って説明する。 すなわち、図1の手順1において、
試験対象の蓄電池と同種類の新品蓄電池の放電特性を前
もって測定し、あるいは該蓄電池製造メーカなどから開
示された放電特性を入手して、これを基準式作成のため
の基礎データとする。
る電流値(以下、放電率と称す。)における電圧変化が
明確になっていることが好ましい。この放電特性データ
をもとに、端子電圧Vを電池起電力Eと内部抵抗Rで示
した近似方程式(1)を作成して基準式とする。
は、放電終止電圧に到達した時の時間を求める必要があ
るため、放電時間tの関数にする。
ータから、一定の放電容量における電圧値を求める。図
2は、図1の手順2における操作を説明するために、各
放電率における放電特性を示した図である。図2におい
て、I1,I2,Inの3つの曲線は放電率がそれぞれ
I1,I2,Inでの放電曲線である。図2に示すよう
に、電池電圧の放電容量に伴う変化において、放電量が
C1,C2,Cnの一定容量における各放電率での電圧
を求める。
1の手順3において、一定放電容量における各電池電圧
を放電電流に対してプロットする。図3は、図1の手順
3における操作を説明するために作成した、放電電流値
と電池電圧の関係を示す図であり、図2において抽出し
たそれぞれC1,C2,Cnの放電容量における電圧を
放電電流率に対してプロットした概念図である。図3に
おいて、各値を直線近似し、y軸切片の値E1,E2,
Enを各容量における起電力Eとして、各直線の傾きR
1,R2,Rnを内部抵抗Rとして求める。
た手順3によって求めた起電力Eの放電容量との関係を
求める。手順4および後述する手順5において、求めよ
うとする基準式は各放電率への適用を目的としており、
かつ実際の使用においては放電時間を判断の要素とする
から、容量は規格化時間Tとする。
ために作成した図であり、起電力Eと該規格化時間Tと
の関係を示した図である。図4において、起電力E
(V)と規格化時間T(h)との関係を直線で近似し、 E=aT+b (a,bは定数) (2) とした式(2)に関わる定数aおよびbの値を求める。
て求めた内部抵抗Rの規格化時間Tとの関係を求める。
図5は図1の手順5における操作を説明するために作成
した図であり、内部抵抗R(Ω)と規格化時間T(h)
との関係を示した図である。
との関係を指数関数によって近似し 、 R=cTd +f (c,d,fは定数) (3) とした式(3)に関わる定数c,d,fを求める。
る操作によって求めた起電力Eと内部抵抗Rに関する上
記の式(2),(3)を式(1)に代入すれば、式
(4)に示される基準式が導出できることになる。
記基準式(4)の定数b、およびfと、規格化時間Tを
補正し、この補正操作を行った基準式、すなわち判定式
に規定の放電終止電圧の値を代入して放電時間、あるい
は容量を推定する。
(4)を蓄電池の部分放電データに適用し定数bとf、
および規格化時間Tを補正する手順は幾通りか考えられ
るがその一例を図6を用いて以下に説明する。ただし、
本発明になる蓄電池容量推定法は何らこれに限定される
ものではない。
分放電データに適用し、該基準式(4)の定数bおよび
fと規格化時間Tを補正して放電時間、または容量を推
定する手順の一例を示したフローチャートである。
部分放電して求めた端子電圧のうちから、少なくとも3
点の放電時間における電圧を選定する。次に、図6の手
順2に示すように、選定した時間、電圧のうちの最も初
期の時間t1における電圧V1を起電力とみなして、基
準式(4)の第1項である起電力を示す式(2)に代入
し、定数bをBに補正する。その補正操作概念を図7に
示した。すなわち、図7において、基準式起電力を試験
対象の電池の起電力への合わせ込みのために、基準式
(4)の定数bを補正する。この場合、式(2)におい
て、 B=a(t1)−V1 (5) として補正定数Bを求める。
たデータのうち中間の時間t2での電圧V2に関して、
R2=(V2)/Iを試験対象電池の内部抵抗初期値と
みなし、基準式(4)の内部抵抗Rを表す式(3)に代
入し、定数fをFに補正する。その操作概念を図8に示
す。図8において、基準式内部抵抗を示す曲線を試験対
象電池の内部抵抗R2へ縦軸方向に移動して合わせ込
み、定数fを補正する。この場合、式(3)より、 F=R2−c(t2)d ={[a(t2)+B]−V2}/I−c(t2)d (6) として補正定数Fが求まる。
したデータのうち、最も遅い放電時間t3での電圧V3
に関して、試験対象電池の内部抵抗R3をR3=V3/
Iとして求め、補正後の内部抵抗R=cTd +Fを示す
曲線をこれに代入して規格化時間Tを(T+G)に補正
する。その操作概念を図9に示す。すなわち、図9に示
すように、新品電池に比べ、使用電池では内部抵抗が上
昇するからその上昇分を考慮して式(6)より、時間軸
補正を行う。即ち、t3における内部抵抗R3は、 R3={[a(t3)+B]−V3}/I=c(t3+G)d +F (7) として時間を規格化のTから(T+G)へと補正する。
時間(T+G)を用いて、図6の手順5に示すように、
式(5),(6),(7)より基準式(4)から判定式
(8)が導出される。
出された判定式(8)に規定の放電終止電圧を代入すれ
ば終止電圧に到達した際の時間Tが求められる。容量は
この時間Tに電流値Iを乗ずれば求められる。
とも3点のデータは、明らかに容量判定誤差を拡大する
と考えられる放電初期の領域以外は特に規定されない
が、精度向上のため、好ましくは定格容量の最低10%
より最大30%以上50%以内の範囲において取得し、
さらに好ましくは少なくとも3点の放電時間と電圧のデ
ータをできる限り時間の等間隔に設定して選択するのが
よい。
容量推定を行う装置は、データを管理するコンピュータ
と、蓄電池の試験条件をコントロールする充放電器とか
ら構成され、該蓄電池容量推定法における適用基準式を
演算する回路または機能を該コンピュータに内蔵して上
記に記載する手順に従って蓄電池、または蓄電池群の容
量推定を行うことを特徴とする。該容量推定装置の構成
概念の一例を図10に示すが、試験制御、データ収集、
蓄電池容量推定の実行機能が満足されれば、構成は何ら
これに限定されるものではない。
り、9は試験電池を試験するために一定電流で放電させ
たり、必要ならば容量推定の部分放電をする前に一定電
流や一定電圧で充電を行うなど具体的な試験実行を行う
充放電器であり、10はこの充放電器の制御や記憶、記
録を行うコンピュータである。
定電圧電源11と、スイッチS1,S2とから構成され
ている。定電流負荷装置6は、試験対象蓄電池3から供
給される電流が一定の設定値に維持されるように負荷を
変動させるものである。定電流定電圧電源11は充電、
放電が一定の時間で規定されている場合に設定電圧に達
するまでの間、定電流電源として動作し、設定電圧に達
した後は定電圧電源として動作する。
CPU12、充放電制御とデータ記録、さらには本発明
の蓄電池容量推定法に関する基準式のプログラムがあら
かじめ収納されているROM13の他、さらに該基準式
を記載した手順によって試験データに適用して判定式を
作成し、容量推定を行う作業用RAM14、およびプリ
ンタ15、キーボード16、充放電状態や試験結果を表
示する表示器17から構成される。
従って、CPU12が充放電器9の定電流定電圧電源1
1、定電流負荷装置6、スイッチS1,S2の装置全体
を制御する。個々の特性試験に必要な設定値などはキー
ボード16によって入力される。
設定された条件において試験の制御を行いながら、試験
対象蓄電池3の端子電圧、電流、さらに必要に応じて温
度、湿度、電池歪みなどのデータを所定の時間間隔で測
定し、記憶し、さらに記録する。また、得られた試験デ
ータに基準式を適用し、判定式を作成して蓄電池の容量
推定を行う演算機能、さらに必要ならば試験データを一
定時間毎にプロットする特性作成機能を具備している。
かつ、上記に記載する蓄電池容量推定法に従って容量推
定値を求めるために演算を行うコンピュータと、必要な
らば、該蓄電池の試験放電条件を制御する放電電流制御
器、または充放電制御器とから構成されるか、または、
既設コンピュータに上記に記載した蓄電池容量推定法の
手順を行う演算回路、または機能とを増設し搭載してな
り、必要ならば、放電電流制御器、または充放電制御器
とから構成される容量推定機能は、既存の無停電給電シ
ステムや蓄電池充放電自動試験装置に組み込んで、従来
の機能に加えて対象蓄電池の容量推定を可能にする機能
を付与することを特徴とするものである。
能は、できるだけ、既存装置、あるいはシステム本来の
機能を損なったり、低下させないことで、容量推定をお
こなう。そのために、既存の機能に応じて、蓄電池の部
分放電試験は、定電流でなく一定の条件で電圧制御され
て実際の負荷を利用して行われる場合が生じる。実負荷
放電による容量推定を行い、かつ高精度の推定値を求め
る場合には、できる限り実負荷変動が起こらない、すな
わちできる限り一定電流になるような条件を選択して試
験を行うことが必要である。
なる蓄電池容量推定機能を付与した構成概念を図11に
示す。図11は本発明になる蓄電池容量推定機能のコン
ピュータ制御部を電力変換装置の外部に配置し、接続し
て構成された無停電給電システムの構成概念の一例を示
したものである。
源であり、2は電力変換装置であり、3は蓄電池であ
り、4は負荷装置であり、これらによって無停電給電シ
ステムの基本構成をなしている。電力変換装置2内に
は、主変換回路18が搭載されて、交流、または直流電
源1の交流、または直流電力を変換する。
ンピュータ10と定電圧制御回路19で構成され、定電
圧制御回路19は電力変換装置2内に、コンピュータ部
10は電力変換装置2の外側に配置される。この例にお
いて、容量推定のための放電試験は、定電流放電ではな
く、実負荷放電によることになる。なお、既存の電力変
換装置2に安定化制御回路が定電圧制御回路19に変わ
って搭載されていれば、これを使用して容量推定を行う
ことができる。
ータ10は、容量推定のための放電試験全体を制御する
CPU12、試験制御とデータ記録、さらには本発明の
蓄電池容量推定法に関する基準式のプログラムがあらか
じめ収納されているROM13の他、さらに該基準式を
上記に記載した手順によって試験データに適用して判定
式を作成し、容量推定を行う作業用RAM14、および
プリンタ15、キーボード16、放電状態や試験結果を
表示する表示器17から構成される。表示器17は、使
用上の利便性を考慮して該コンピュータ10の他に、電
力変換装置2の壁面の作業者の認識しやすい部位にも取
り付けることができる。
なる蓄電池容量推定機能を付与した構成概念の別の一例
を示した。図12は本発明になる蓄電池容量推定機能の
コンピュータ10を電力変換装置2の外部に配置し、さ
らに個々の電力変換装置2に接続される蓄電池(群)3
の情報を独立して保持するため、ROM13′とRAM
14′と表示器17′で構成されるコンピュータ部1
0′を電力変換装置2内にも設置してなる無停電給電シ
ステムの構成概念の例である。
ンピュータ10は、図11におけるコンピュータ10と
同様の機能を行うが、さらに、電力変換装置2内に設置
されたコンピュータ部10′のROM13′とRAM1
4′と交信し、コンピュータ部10′の設置された電力
変換装置2に接続されている蓄電池(群)3に関する放
電データ、容量推定値などの情報を演算し記憶するよう
に制御する。
る蓄電池容量推定法を搭載した無停電給電システムにお
いては、試験対象蓄電池(群)3を試験のために取り外
さず、そのままの状態で試験を行う。CPU12より、
通常の電圧を低下させると、主変換回路18を経過して
負荷装置4に供給さされる電圧を補うように試験対象蓄
電池(群)3の放電が開始される。この場合、放電は、
主変換回路18を経過して供給される電力の電圧と試験
対象蓄電池(群)3の電圧との差が解消されるまで放電
は継続されるが、放電電流と電圧、時間をモニタしなが
ら、容量推定の操作に必要な試験データを過不足なく取
得できるようCPU12から制御する。試験終了の後
は、実使用に耐えられるよう、試験放電量に相当する電
気量を速やかに充電するような制御を行なうことが好ま
しい。
概念はあくまで具体的な一例であって、上述した容量推
定の機能を保持し、構成要素を完備していれば、無停電
給電システム、あるいはそれ以外の装置に該容量推定機
能を付与する構成は何らこれに限定されることはない。
ついて実施例によって説明するが、本発明は何らこれら
に限定されるものではない。 [実施例1]製造メーカが異なる定格容量200Ahの
シール鉛電池を5個用意し、基準式作成のための電池特
性測定に用いた。
圧電源と定電流負荷装置を組み合わせて使用した。該電
池を放電電流率0.1Cで終止電圧1.86Vまで放電
し、放電特性を測定した。その後、該電池を満充電し、
次に放電電流率0.23Cで、同様に1.86Vまで放
電し放電特性を測定した。さらに満充電した後今度は放
電電流率を0.6Cにして同様の条件にて放電特性を測
定した。
合は1分ごと、その他の電流率の場合には5分ごとの各
電池の端子電圧を平均し、各放電電流率での平均放電曲
線を作成した。この平均放電曲線、定格容量(200A
h)の、それぞれ10,20,30%となる時間におけ
る端子電圧を使用して、本発明になる蓄電池容量推定法
に用いる基準式作成を行った。
れ、 E=−0.239 ×10-4T+2.078 (9) R=1.72×10-10 T3.682 +7.176 ×10-1 (10) となり、基準式は V= [−0.239 ×10-4T+2.078]−[1.72 ×10-10 T3.682 +7.176 ×10-1] (11) となった。
して使用中の定格容量200Ahのシール鉛電池を24
個用意し、試験電池とした。該試験電池についても、上
記の基準式作成に用いた電池と同様な条件で放電特性を
測定した。定格容量(200Ah)のそれぞれ10,2
0,30%となる時間における各試験電池を端子電圧か
ら上記に示した基準式を適用して放電時間を算定し、実
際の放電時間と比較して誤差率を求めた。基準式の放電
データへの合わせ込みは本文中に一例として記述した通
りに行った。
23C,0.6Cの各電流率における部分放電データか
ら本発明になる容量推定法に従って推定した放電時間
と、実際の放電時間との誤差率と、従来法の容量推定を
行った場合の誤差率とを示したものである。
ら推定した放電時間の実際の放電時間との誤差は0.1
C,0.23Cで最大10%程度に留まっており、放電
時間自体が30分未満と短く、少しの数値の違いも大き
な誤差となって反映しやすい0.6C放電率の場合でも
誤差率が20%程度に留まるという高い推定精度を示す
ことが判った。
量推定のための基準式と、容量判定の手順とを記憶さ
せ、放電電流率とデータサンプリングの時間とを自由に
設定できるようにして放電試験できるようにプログラム
を内蔵してなる図10に示した構造の蓄電池容量推定装
置を作製し、上記実施例1と同種類の定格容量200A
h蓄電池5個について、0.1Cの定電流で放電終止電
圧1.86Vまで放電試験を行い、一定時間ごとに電圧
のデータと、電流値とを測定した。
す各放電時間帯における時間等間隔で選定した、放電時
間(定格容量比で示す)とその時間における電圧とか
ら、該装置に内蔵した容量推定プログラムに従って容量
を推定した。この推定容量と実際の容量とを比較して誤
差率を求めた。
手順に従って、それぞれの放電時間帯において時間等間
隔に取得した3点のデータから推定した容量の、実際の
容量に対する誤差率を示したものである。
めに取得する放電データは、定格容量10%以下で取得
すると深刻な誤差率を生じ、このうち5%未満のデータ
を使用した場合には、電圧の急激な変動が起こり容量推
定が不可能であった。
いた、本発明になる蓄電池容量推定装置によって、サン
プリングデータを定格容量の10%以上で取得した場合
には良好な精度で容量推定が可能であった。
完全放電)の場合を除いて、その誤差率はそれほど変化
せず、データサンプリングの放電時間は定格容量の10
%を下限として、定格容量の30%を上限とすればよ
く、さらに好ましくは上限を定格容量の50%とすれば
極めて良好な精度で容量推定を行うことができた。
の50%を越えて80%を上限としてデータサンプリン
グを行っても誤差率には変化無く、試験の時間稼働のみ
が大きくなって効果が見られなかった。
改良して、これに定電圧制御回路とコンピュータとで構
成される本発明の図11に示した概念構成の蓄電池容量
機能を導入した容量推定機能付の無停電給電システムを
作製した。
載され使用中の定格容量200Ahのシール鉛電池72
個について放電率0.1Cで1.86Vの終止電圧まで
放電し、放電特性を求めた。
施例1と同様にして求めた基準式と、実施例1と同様の
手続きによって容量推定を自動で行う機能を付与して、
定格容量の10,20,30%時点の端子電圧を選定
し、放電時間推定を行った。推定した放電時間の実放電
時間に対する誤差を算定した。
は推定放電時間(分)、横軸は実放電時間(分)を示し
ており、個々の電池のデータがプロットされている。誤
差率は±10%に収まり、良好な判定精度であることが
明らかとなった。
なる蓄電池容量推定機能搭載の無停電給電システムを用
いて、実施例3と同様の、既に搭載され使用中の定格容
量200Ahのシール鉛電池72個について放電率0.
23C、および0.6Cで1.86Vの終止電圧まで放
電し、放電特性を求めた。
0,20,30%時点の端子電圧を選定し、放電時間推
定を行った。推定した放電時間の実放電時間に対する誤
差を算定した。
での放電曲線と、本実施例で求めた0.23C、および
0.6Cでの放電曲線から、特願平7−238363号
に示した従来法による、定格容量の10%から30%ま
での放電曲線部分に2次式の基準式を適用して係数補正
を行い容量推定を行った場合の実際の容量に対する誤差
率を求めた。
23C,0.6Cの各電流率における部分放電データか
ら本発明になる容量推定法に従って推定した放電時間
と、実際の放電時間との誤差率と、従来法の容量推定を
行った場合の誤差率とを比較して示したものである。
施例に従って求めた推定容量の実際容量に対する誤差率
は、従来法に従って求めた容量の実際容量に対する誤差
率に比べて小さく、本実施例の容量推定法で行うと優れ
た精度で容量推定が可能であることがわかった。
容量推定法によれば、比較的短時間の放電で容量、ある
いは放電時間が比較的高精度で推定でき、無停電給電シ
ステムの高信頼化とメンテナンス稼働削減が期待できる
ことになり構成要素の簡素化、経済化において大きな貢
献を果たすことになる。
作成手順の一例を示すフローチャートである。
作成手順の一段階として各放電率での放電曲線から一定
容量における端子電圧を採取する操作の一例を示す特性
図である。
作成手順の一段階として図2において採取した端子電圧
から切片と傾きを求め、それぞれ起電力、内部抵抗とす
る操作の一例を示す特性図である。
作成手順の一段階として図3において求めた起電力と規
格化時間との関係の一例を示す特性図である。
作成手順の一段階として図3において求めた内部抵抗と
規格化時間との関係の一例を示す特性図である。
ータに適用して容量を推定する手順の一例を示すフロー
チャートである。
から容量、あるいは放電時間を推定する手順の一段階と
して、起電力を測定対象電池の特性に合わせ込み、定数
を補正する操作の一例を示す特性図である。
から容量、あるいは放電時間を推定する手順の一段階と
して、内部抵抗を測定対象電池の特性に合わせ込み、定
数を補正する操作の一例を示す特性図である。
から容量、あるいは放電時間を推定する手順の一段階と
して、図8に続く操作として、内部抵抗を測定対象電池
の特性に合わせ込み、規格化時間を補正する操作の一例
を示す特性図である。
の一例を示す構成説明図である。
の一例を示す構成説明図である。
の他の例を示す構成説明図である。
の推定放電時間と実放電時間との関係の一例を示す特性
図である。
説明図である。
成説明図である。
電池、4…負荷装置、5…切替スイッチ、6…放電用定
電流負荷装置、7…最低電圧を示す蓄電池単体、8…放
電した試験蓄電池を再充電するための充電器、9…充放
電器、10…コンピュータ、10′…電力変換装置内に
設置されるコンピュータ部、11…定電流定電圧電源、
12…CPU、13…ROM、14…RAM、15…プ
リンタ、16…キーボード、17…表示器、18…主変
換回路、19…定電圧制御回路。
Claims (4)
- 【請求項1】 蓄電池、もしくは直列に複数個接続され
た蓄電池群を短時間放電して該蓄電池、もしくは蓄電池
群の端子電圧を測定し、測定電圧の変化から規定放電終
止電圧に到達するまでの電池容量、あるいは放電時間を
推定する方法において、 該測定対象蓄電池、もしくは蓄電池群と同種類の蓄電池
の放電特性から予め作成した放電基準式を該測定電圧の
時間変化に一致させるよう基準式の時間軸と基準式の係
数を補正して適用し、電池容量、もしくは放電時間を推
定する方法における該基準式が、 電池電圧を電池起電力と電池内部抵抗とで示し、起電力
は放電時間の一次式であり、内部抵抗は放電時間の指数
式であることを特徴とする蓄電池容量推定法。 - 【請求項2】 蓄電池の試験条件をコントロールする充
放電器と、請求項1に記載する蓄電池容量推定法におけ
る適用基準式を演算する回路もしくは機能を内蔵して上
記請求項1に記載する手順に従って蓄電池、もしくは蓄
電池群の容量推定を行うデータを管理するコンピュータ
とから構成されることを特徴とする蓄電池容量推定装
置。 - 【請求項3】 試験データを収集管理し、かつ、請求項
1に記載する蓄電池容量推定法に従って容量推定値を求
めるために演算を行うコンピュータと、蓄電池の試験放
電条件を制御する放電電流制御器、もしくは充放電制御
器とから構成されることを特徴とする蓄電池容量推定装
置。 - 【請求項4】 請求項1に記載した蓄電池容量推定法の
手順を行う演算回路、もしくは機能とを増設し搭載して
なるコンピュータと、蓄電池の試験放電条件を制御する
放電電流制御器、もしくは充放電制御器とから構成され
ることを特徴とする蓄電池容量推定装置。
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- 1996-07-26 JP JP19761296A patent/JP3632798B2/ja not_active Expired - Fee Related
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